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技術 端末装置及びプログラム

出願人 NECモバイルコミュニケーションズ株式会社
発明者 岡部輝康
出願日 2008年4月16日 (13年4ヶ月経過) 出願番号 2008-106486
公開日 2009年11月5日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2009-258337
状態 特許登録済
技術分野 陰極線管以外の表示装置の制御 表示装置の制御、回路
主要キーワード 経過時間タイマ 受信感度表示 荷電体 ピクトエリア リフレッシュ効果 保持フラグ 回線遮断 発信出力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年11月5日)のものです。
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図面 (7)

課題

印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段に対して、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことで、その荷電体の凝集偏りを防止できるようにする。

解決手段

制御部1は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示部4に所定電圧印加することによってリフレッシュ動作を行うが、その際、現在の状態を検出し、この検出結果に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御する。

概要

背景

近年、電子ペーパなどのメモリ性を有する表示手段は、時間の経過と共に荷電粒子荷電体)が凝集したり、表示内容によっては一部分に偏ったりしてしまうことがある。このような凝集や偏りが発生すると、電圧印加しても充分に荷電粒子を移動させることができず、表示ムラコントラスト低下の原因となってしまう。
そこで、従来では、荷電粒子の凝集や偏りを解消するために、向きの異なる強めの電圧(交番電圧)を交互に印加することによってリフレッシュ動作を行うようにした技術が知られている。例えば、特許文献1では、前回の表示からの経過時間、前回のリフレッシュ動作からの経過時間、前回のリフレッシュ動作から表示された回数、周囲の温度に応じてリフレッシュ動作を制御するようにしている。
特開2007−187938号公報

概要

印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段に対して、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことで、その荷電体の凝集や偏りを防止できるようにする。制御部1は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示部4に所定電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行うが、その際、現在の状態を検出し、この検出結果に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御する。

目的

この発明の課題は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段において、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことで、その荷電体の凝集や偏りを防止できるようにすることである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段を有する端末装置であって、前記表示手段に所定電圧印加することによってリフレッシュ動作を行うリフレッシュ手段と、当該端末装置の現在の状態を検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御するリフレッシュ制御手段と、を具備したことを特徴とする端末装置。

請求項2

前記リフレッシュ手段は、単色表示によるリフレッシュ動作を前記表示手段の表示域全体に対して行う、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項3

前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記表示手段の向きを検出する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項4

使用者の顔を撮影する撮影手段を更に備え、前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記撮影手段によって使用者の顔が撮影されているか否かに基づいて前記表示手段の向きを検出する、ようにしたことを特徴とする請求項3記載の端末装置。

請求項5

前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記表示手段の周辺の明るさを検出する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項6

前記リフレッシュ動作中に前記検出手段による検出結果が変化した際に、前記リフレッシュ制御手段は、当該リフレッシュ動作を解除する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項7

前記リフレッシュ動作中に使用者による操作が行われた際に、前記リフレッシュ制御手段は、当該リフレッシュ動作を解除する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項8

前記リフレッシュ制御手段は、リフレッシュ動作を解除する際に、動作中の機能の状態を取得し、この状態に応じた表示情報を前記表示手段に表示させる、ようにしたことを特徴とする請求項6あるいは請求項7何れか記載の端末装置。

請求項9

前記リフレッシュ手段による前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計測する時間計測手段を更に備え、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段による検出結果及び前記時間計測手段による計測時間に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御する、ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。

請求項10

コンピュータに対して、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段に所定電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行う機能と、現在の状態を検出する機能と、この検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御する機能と、を実現させるためのプログラム

技術分野

0001

この発明は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段を有する端末装置及びプログラムに関する。

背景技術

0002

近年、電子ペーパなどのメモリ性を有する表示手段は、時間の経過と共に荷電粒子(荷電体)が凝集したり、表示内容によっては一部分に偏ったりしてしまうことがある。このような凝集や偏りが発生すると、電圧印加しても充分に荷電粒子を移動させることができず、表示ムラコントラスト低下の原因となってしまう。
そこで、従来では、荷電粒子の凝集や偏りを解消するために、向きの異なる強めの電圧(交番電圧)を交互に印加することによってリフレッシュ動作を行うようにした技術が知られている。例えば、特許文献1では、前回の表示からの経過時間、前回のリフレッシュ動作からの経過時間、前回のリフレッシュ動作から表示された回数、周囲の温度に応じてリフレッシュ動作を制御するようにしている。
特開2007−187938号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、上述した先行技術におけるリフレッシュ動作は、交番電圧を印加して荷電粒子を移動させるため、リフレッシュ動作中、使用者には表示の“ちらつき”として認識されてしまう。例えば、白黒の2色表示を行う表示手段のリフレッシュ動作として、全面黒表示を250ミリ秒間、行った後、全面白表示を250ミリ秒間、行う場合に、全面黒表示と全面白表示によって、使用者には表示全体がちらついて見えてしまうという不具合があった。

0004

この発明の課題は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段において、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことで、その荷電体の凝集や偏りを防止できるようにすることである。

課題を解決するための手段

0005

請求項1記載の発明は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段を有する端末装置であって、前記表示手段に所定電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行うリフレッシュ手段と、当該端末装置の現在の状態を検出する検出手段と、この検出手段による検出結果に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御するリフレッシュ制御手段と、を具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。

0006

なお、上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記リフレッシュ手段は、単色表示によるリフレッシュ動作を前記表示手段の表示域全体に対して行うようにしたことを特徴とする(請求項2記載の発明)。

0007

前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記表示手段の向きを検出するようにしたことを特徴とする(請求項3記載の発明)。

0008

請求項3記載の発明において、使用者の顔を撮影する撮影手段を更に備え、前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記撮影手段によって使用者の顔が撮影されているか否かに基づいて前記表示手段の向きを検出するようにしたことを特徴としてもよい(請求項4記載の発明)。

0009

前記検出手段は、当該端末装置の現在の状態として前記表示手段の周辺の明るさを検出するようにしたことを特徴とする(請求項5記載の発明)。

0010

前記リフレッシュ動作中に前記検出手段による検出結果が変化した際に、前記リフレッシュ制御手段は、当該リフレッシュ動作を解除する(請求項6記載の発明)。

0011

前記リフレッシュ動作中に使用者による操作が行われた際に、前記リフレッシュ制御手段は、当該リフレッシュ動作を解除する(請求項7記載の発明)。

0012

請求項6あるいは7記載の発明において、前記リフレッシュ制御手段は、リフレッシュ動作を解除する際に、動作中の機能の状態を取得し、この状態に応じた表示情報を前記表示手段に表示させる(請求項8記載の発明)

0013

前記リフレッシュ手段による前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計測する時間計測手段を更に備え、前記リフレッシュ制御手段は、前記検出手段による検出結果及び前記時間計測手段による計測時間に基づいて前記リフレッシュ動作を行うか否かを制御するようにしたことを特徴とする(請求項9記載の発明)。

発明の効果

0014

この発明によれば、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示手段において、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことで、その荷電体の凝集や偏りを適切に防止できるほか、荷電体の劣化を効果的に防止することもでき、実用効果の高いものとなる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、図1図6を参照して本発明の実施形態を説明する。
この実施形態は、端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置は、例えば、2つの筐体操作部筐体表示部筐体)が開閉可能に取り付けられた折り畳み自在なもので、図2は、操作部筐体と表示部筐体との折り畳みを開いた状態を示している。そして、この携帯電話装置には、通話機能音声通話機能テレビ電話機能)、電子メール機能カメラ機能などが備えられている。

0016

制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御するもので、この制御部1にはCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、内部メモリで、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3図5に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されている。なお、記憶部3としては、例えば、SDカードICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ記録メディア)を含む構成であってもよい。

0017

表示部4は、図2に示すように表示部筐体Aの内側の略全域に配置されており、数値文字待受画像撮影画像アニメーションなどを高精細表示可能なもので、その待受画面ピクトエリアには、時刻表示受信感度などが表示される。そして、この表示部4は、電気泳動現象を利用したマイクロカプセル方式の電子ペーパ(電気泳動ディスプレイの一例)によって構成されている。すなわち、表示部4は、対向する一対の電極の間に、着色された荷電粒子(荷電体)が充填された媒体が多数配置されてなる電子ペーパで、この一対の電極間に電圧が印加されると、この媒体内の荷電粒子が印加された電圧に応じた方向に移動することで表示を行う構成となっている。この表示部4に対しては、その荷電粒子の凝集や偏りを解消するために、その一対の電極の間に、所定電圧を印加することによって単色表示(全面黒表示あるいは全面白表示)によるリフレッシュ動作を行うようにしている。このリフレッシュ動作は、携帯電話装置の現在の状態、つまり、表示部4の向きとその周辺の明るさに応じて制御される。

0018

操作部5は、図2に示すように操作部筐体Bの内側の略全域に配置され、ダイヤル入力文字入力コマンド入力などを行うもので、制御部1は、操作部5からの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理など、各種の処理を実行する。通信部6は、無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能の動作時に最寄り基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号復調したのち、電話部7を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部7から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。

0019

向き検出部8は、例えば、振動センサ加速度センサ)によって構成され、当該携帯電話装置の現在の状態として、使用者に対する表示部4の向きを検出するもので、図2に示すように表示部筐体Aと操作部筐体Bとの折り畳みを開いている状態において、使用者に対して表示部4が対面しているか逆向きかの検出を行う。すなわち、向き検出部8は、装置本体に加わる振動を加速度センサが検知すると、その振動の強弱及びその変化の規則性などから表示部4の向きとして、使用者が表示部4を見ていない状態、つまり、使用者に対して表示部4が逆方向となっている逆向き状態を検出するようにしている。なお、向き検出部8は、使用者が表示部4を見ている状態、つまり、使用者に対して表示部4が対面している対面向きの状態かを検出するようにしてもよい。制御部1は、この向き検出部8によって検出された表示部4の向きに応じて表示部4のリフレッシュ動作を制御するようにしている。

0020

撮影部9は、テレビ電話機能などを構成するもので、撮影レンズミラー等のレンズミラーブロック撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ光量センサアナログ処理回路信号処理回路圧縮伸張回路などを備えている。図2に示すように表示部筐体Aと操作部筐体Bとの折り畳みを開いている状態において、表示部筐体Aの下側には撮影部9を構成する撮影レンズが配置され、この撮影レンズが使用者(ユーザ)に対面することによって撮影部9は、使用者の顔を撮影するようにしている。この撮影部9によって撮影された画像が顔検出部10に与えると、顔検出部10は、当該携帯電話装置の現在の状態として、撮影画像を解析して使用者の顔が含まれているかを検出するもので、使用者の顔が含まれていれば、表示部4が使用者に対面していると判断するようにしている。

0021

顔検出部10は、撮影された画像を取り込んで、人物顔部分に相当する画像部分を抽出すると共に、この抽出画像顔画像)と予め登録されている使用者の登録画像(顔画像)とを順次比較することによって撮影画像内に使用者の顔が含まれているかの検出を行う。この場合、制御部1は、顔検出部10によって使用者の顔が含まれているかの結果結果(表示部4が使用者に対面しているか否か)に応じて表示部4のリフレッシュ動作を制御するようにしている。すなわち、使用者の顔が含まれていて、表示部4が使用者に対面していると判断した際に、リフレッシュ動作を開始させるようにしている。

0022

明るさ検出部11は、当該携帯電話装置の現在の状態として、表示部4の周辺の明るさを検出する照度計であり、図2に示すように表示部筐体Aの下側には、明るさ検出部11を構成する光センサが配置されている。制御部1は、この明るさ検出部11によって検出された明るさに応じて表示部4のリフレッシュ動作を制御するようにしている。例えば、表示部4が机面などに伏せられている状態であったり、の引き出しなどに収納されていたり、夜などの暗闇であったりする場合には、表示部4のリフレッシュ動作を実行させる。なお、時計部12は、現在日時を計測するもので、現在日時は表示部4に表示される。

0023

次に、この実施形態における携帯電話装置の動作概念図3図5に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の動作を実行することもできる。

0024

図3図5は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、制御部1は、電源がオンされると、リフレッシュ保持フラグを“0”にリセットした後(図3のステップS1)、経過時間タイマクリアすると共に(ステップS2)、その計測動作を開始させる(ステップS3)。このリフレッシュ保持フラグは、表示部4のリフレッシュ動作を保持するか否かを示すフラグである。
図6は、リフレッシュ保持フラグを説明するための図で、その値が“0”のときには、“リフレッシュ状態を保持しない”ことを示し、“1”
のときには、“リフレッシュ状態を保持する”ことを示している。なお、電源オン時にはリフレッシュ保持フラグは“0”にリセットされる。経過時間タイマは、前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計測するもので、電源オン時に、この経過時間タイマはクリアスタートされる。

0025

この状態において、通信部6からの着信有無をチェックしたり(ステップS4)、表示時刻更新させるための時刻取得タイミングになったかをチェックしたり(ステップS9)、表示される受信感度を更新させるための受信感度取得タイミングになったかをチェックしたりする(ステップS14)。いま、着信を検出したときには(ステップS4でYES)、回線接続させるオフフック操作応答して(ステップS5でYES)、通話可能状態とする通話処理を実行し(ステップS6)、また、回線遮断させるオンフック操作に応答して(ステップS7でYES)、回線遮断処理を行う(ステップS8)。その後、上述のステップS4に戻る。

0026

また、時計部12から桁上げ信号を受け取って時刻取得タイミングになったことを検出すると(ステップS9でYES)、それが分単位を更新するタイミングでなければ(ステップS10でNO)、上述のステップS4に戻るが、分単位を更新するタイミングであれば(ステップS10でYES)、リフレッシュ保持フラグは“0”であるかを調べる(ステップS11)。いま、リフレッシュ保持フラグが“1”であれば、時刻表示を無効とするために上述のステップS4に戻るが、リフレッシュ保持フラグが“0”であれば(ステップS11でYES)、時刻表示中であることを条件に(ステップS12でYES)、その時刻表示を更新する処理を行う(ステップS13)。

0027

また、受信感度取得タイミングになったことを検出したときには(ステップS14でYES)、通信部6での受信感度に変化があったかを調べ(ステップS15)、受信感度が変化したときには、上述した時刻表示の場合と同様に、リフレッシュ保持フラグが“0”で(ステップS16でYES)、受信感度表示中であることを条件に(ステップS17でYES)、次のステップS18に移り、受信感度表示を今回取得した感度に更新する処理を行う。

0028

また、受信感度取得タイミングでなければ(ステップS14でNO)、図4のフローに移り、表示部4の向きを検出するタイミングとなったかをチェックしたり(ステップS19)、表示部4の周辺の明るさを検出するタイミングとなったかをチェックしたり(ステップS20)、使用者の顔を検出するタイミングとなったかをチェックしたりする(ステップS21)。いま、表示部4の向きを検出するタイミング(例えば、1分間隔)になったときには(ステップS19でYES)、向き検出部8からの検出結果に基づいて使用者が表示部4を見ていない状態、つまり、使用者に対して表示部4が逆向きの状態であるかを判別し(ステップS22)、表示部4が逆向きであれば、使用者が表示部4を見ていない状態であると判断して、ステップS23に移り、リフレッシュ保持フラグは“0”であるかを調べる。

0029

ここで、表示部4が逆向きの状態において、リフレッシュ保持フラグが“1”であれば(ステップS23でNO)、リフレッシュ動作中であるために、図3のステップS4に戻るが、リフレッシュ保持フラグが“0”であれば(ステップS23でYES)、経過時間タイマによって計測された時間は所定時間を越えたか、例えば、経過時間タイマが計測動作を開始してから30分が経過したかを調べる(ステップS24)。ここで、所定時間(30分)以下であれば、過剰なリフレッシュ動作を回避するために、図3のステップS4に戻るが、所定時間を越えている場合には、それを条件に(ステップS24でYES)、表示部4のリフレッシュ動作を開始させる(ステップS25)。

0030

すなわち、表示部4を構成する一対の電極の間に所定電圧を印加することによって単色表示(黒表示あるいは白表示)によるリフレッシュ動作を開始させる。この場合、表示画面全体が真っ黒あるいは真っ白となるような全面表示を行う。そして、制御部1は、リフレッシュ保持フラグを“1”に変更した後に(ステップS26)、経過時間タイマの計測動作を停止させて(ステップS27)、経過時間タイマの計測時間をクリアした後(ステップS28)、図3のステップS4に戻る。

0031

また、表示部4の周辺の明るさを検出するタイミングであれば(ステップS20でYES)、その明るさは所定値(例えば、10ルックス)未満かを調べ(ステップS34)、所定値未満の明るさで、表示部4の周辺が暗ければ、例えば、表示部4が机面などに伏せられている状態であったり、机の引き出しなどに収納されていたり、夜などの暗闇であると判断し(ステップS34でYES)、上述の場合と同様に、リフレッシュ保持フラグが“0”で(ステップS23でYES)、経過時間タイマの計測時間が所定時間を越えていることを条件に(ステップS24でYES)、リフレッシュ動作を開始させると共に(ステップS25)、リフレッシュ保持フラグを“1”に変更する(ステップS26)。そして、経過時間タイマの計測動作を停止させて(ステップS27)、経過時間タイマの計測時間をクリアした後(ステップS28)、図3のステップS4に戻る。

0032

また、顔検出タイミングであれば(ステップS21でYES)、撮影部9によって撮影された画像(モニタ画像)を取り込むと共に、顔検出部10を起動させて使用者の顔を認識したかを調べる(ステップS35)。この場合、顔検出部10は、撮影画像の中から顔部分の画像を抽出すると共に、この抽出画像(顔画像)と予め登録されている使用者の登録画像(顔画像)とを順次比較する。例えば、顔の輪郭、目、口、、額等の形、位置、大きさ、髪型メガネの有無と種類などを個別に比較するほか、それらを総合的に比較することによって顔画像比較を行い、使用者の顔を認識したかを調べる。

0033

いま、使用者の顔を認識することができない場合には(ステップS35でNO)、使用者に対して表示部4が逆向きの状態にあると判断し、上述の場合と同様に、リフレッシュ保持フラグが“0”で(ステップS23でYES)、経過時間タイマの計測時間が所定時間を越えていることを条件に(ステップS24でYES)、リフレッシュ動作を開始させると共に(ステップS25)、リフレッシュ保持フラグを“1”に変更する(ステップS26)。そして、経過時間タイマの計測動作を停止させて(ステップS27)、経過時間タイマの計測時間をクリアした後(ステップS28)、図3のステップS4に戻る。

0034

一方、表示部4が逆向きでない場合(ステップS22でNO)、あるいは表示部4の周辺が明るくて所定値以上の場合(ステップS34でNO)、もしくは使用者の顔を認識した場合(使用者に対して表示部4が逆向きの状態にあると判断した場合)には(ステップS35でYES)、リフレッシュ保持フラグは“0”であるかを調べる(ステップS29)。ここで、この保持フラグが“0”であれば、図3のステップS4に戻るが、リフレッシュ保持フラグが“1”であれば(ステップS29でNO)、つまり、リフレッシュ動作中であれば、それを解除する処理に移る(ステップS30〜S33)。

0035

すなわち、現在実行中の機能の状態を取得し(ステップS30)、この取得状態から表示情報(例えば、メール機能が実行中であれば、その状態に応じてメール作成画面などの表示情報)を生成して表示部4に表示させる(ステップS31)。これによって単色表示(全面黒表示あるいは全面白表示)によるリフレッシュ動作が解除され、現在、実行中の機能画面切り換えられる。そして、リフレッシュ保持フラグを“0”にリセットすると共に(ステップS32)、経過時間タイマの計測動作を再開させた後(ステップS33)、図3のステップS4に戻る。

0036

他方、向き検出タイミング、明るさ検出タイミング、顔検出タイミングの何れでもない場合には(ステップS21でNO)、図5のフローに移り、経過時間タイマの計測時間が所定時間(例えば、2時間)を越えているかことを条件に(ステップS36でYES)、表示部4のリフレッシュ動作を開始させる(ステップS37)。言い換えれば、向き検出タイミング、明るさ検出タイミング、顔検出タイミングにならなくても、所定時間毎にリフレッシュ動作を開始させる。そして、この経過時間タイマをクリアした後(ステップS38)、図3のステップS4に戻る。また、ユーザ操作が行われたときには(ステップS39でYES)、操作に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール送信処理などを行った後(ステップS40)、図4のステップS29に移り、リフレッシュ保持フラグが“1”でリフレッシュ動作中であれば(ステップS29でNO)、それを解除する処理に移る(ステップS30〜S33)。

0037

以上のように、この実施形態において制御部1は、印加電圧に応じて移動する荷電体を利用して表示動作を行う表示部4に所定電圧を印加することによってリフレッシュ動作を行うが、その際、現在の状態を検出し、この検出結果に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御するようにしたので、適切なタイミングでリフレッシュ動作を行うことができ、荷電体の凝集や偏りを適切に防止することができるほか、表示部4に交番電圧を印加する場合に比べて荷電体の劣化を効果的に防止することもでき、実用効果の高いものとなる。

0038

単色表示(例えば、真っ黒表示あるいは真っ白表示)によるリフレッシュ動作を表示部4の表示域全体に対して行うようにしたので、表示域全体にリフレッシュ効果を施すことができるほか、荷電体の劣化防止効果を更に向上させることができる。

0039

携帯電話装置の現在の状態として向き検出部8は、表示部4の向きを検出するようにしたので、使用者が表示部4を見ているか否かを容易に判断することができる。

0040

携帯電話装置の現在の状態として顔検出部10は、撮影部9によって使用者の顔が撮影されているか否かを検出して表示部4の向きを判断するようにしたので、撮影画像を解析するだけで、使用者が表示部4を見ているか否かを容易に判断することができる。

0041

携帯電話装置の現在の状態として明るさ検出部11は、表示部4の周辺の明るさを検出するようにしたので、表示部4の周辺が暗ければ、例えば、表示部4が机面などに伏せられていたり、机の引き出しなどに収納されていたり、夜などの暗闇の中にいる状態であると判断することができる。

0042

リフレッシュ動作中に携帯電話装置の現在の状態が変化した際に、リフレッシュ動作を解除するようにしたので、携帯電話装置の状態が変化するまでの間、リフレッシュ動作を保持することができるほか、特別な操作を行うことなく、リフレッシュ動作を解除することができる。

0043

リフレッシュ動作中に使用者による操作が行われた際に、リフレッシュ動作を解除するようにしたので、携帯電話装置の現在の状態が変化しなくても、例えば、メール作成などを指示する操作を行うだけで、リフレッシュ動作を解除することが可能となる。

0044

リフレッシュ動作を解除する際に、動作中の機能の状態を取得し、この状態に応じた表示情報を表示部4に表示させるようにしたので、例えば、メール作成などを指示する操作を行うだけで、リフレッシュ動作を解除するほか、メール作成画面を表示させることができる。

0045

携帯電話装置の現在の状態を検出した検出結果と前回のリフレッシュ動作からの経過時間を計測した計測時間に基づいてリフレッシュ動作を行うか否かを制御するようにしたので、携帯電話装置の現在の状態のほか、前回のリフレッシュ動作からの経過時間に応じてリフレッシュ動作を制御することができ、より効果的なものとなる。

0046

なお、上述した実施形態においては、表示部4を構成する一対の電極の間に、所定電圧を印加することによって単色表示(全面黒表示あるいは全面白表示)によるリフレッシュ動作を行うようにしたが、例えば、向きの異なる逆極性の強めのパルス電圧(交番電圧)を交互に印加することによって、全面黒表示と全面白表示とを交互に切り換えるリフレッシュ動作を行うようにしてもよい。

0047

また、上述した実施形態においては、携帯電話装置の現在の状態として、表示部4の向きやその周辺の明るさを検出するようにしたが、これに限らず、例えば、現在位置、現在時刻を現在の状態として検出し、この現在位置、現在時刻に応じて表示部4を使用しない可能性が高いか、使用者が表示部4を見ない可能性が高いかを判断して、リフレッシュ動作を制御するようにしてもよい。

0048

また、上述した実施形態においては、電子泳動ディスプレイとして、電子ペーパを例示したが、これに限らず、電子泳動現象を利用して表示動作を行う電子泳動ディスプレイであってもよい。

0049

また、表示部筐体Aの内側の略全域に配置された表示部(メイン表示部)4を電子泳動ディスプレイで構成する場合に限らず、表示部筐体Aの外側に配置され、現在日時や電池残量などを簡易表示する表示部(サブ表示部)を電子泳動ディスプレイで構成するようにしてもよい。

0050

その他、携帯電話装置に限らず、例えば、印加電圧に応じて移動する荷電粒子を使用して表示動作を行う表示画面を備えたPC・PDA・デジタルカメラ音楽再生機などの端末装置であっても同様に適用可能である。

図面の簡単な説明

0051

端末装置として適用した携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。
操作部筐体と表示部筐体との折り畳みを開いた状態を示した図。
電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。
図3に続く動作を示したフローチャート。
図4に続く動作を示したフローチャート。
リフレッシュ保持フラグを説明するための図。

符号の説明

0052

1 制御部
2電源部
3 記憶部
4 表示部
5 操作部
6通信部
7電話部
8 向き検出部
9撮影部
10顔検出部
11 明るさ検出部
12時計部

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