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技術 空気調和装置

出願人 パナソニック株式会社
発明者 竿山真毅竹山隆雄
出願日 2008年4月1日 (11年4ヶ月経過) 出願番号 2008-094686
公開日 2009年10月29日 (9年9ヶ月経過) 公開番号 2009-250448
状態 特許登録済
技術分野 加湿 ダクトの構成
主要キーワード 折曲リブ 逆流防止板 全送風量 補助開口 上吐出口 風向変化 エアリーク 風量調整ダンパー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年10月29日)のものです。
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図面 (11)

課題

空気清浄機能オールシーズン利用できるとともに、適正湿度を維持することができ、また空気清浄運転加湿運転切り替え運転する場合に、エアリークが生じないようにして、空気清浄効率、加湿効率を高く保つ空気調和装置を提供する。

解決手段

本体1に設けた空気清浄フィルタ5を備えた空気清浄風路3と、加湿フィルタ6を備えた加湿風路4と、空気清浄風路3と加湿風路4を接続するバイパス風路7と、空気清浄風路3、加湿風路4およびバイパス風路7に送風する両吸込送風機8を有し、両吸込送風機8は吐出側に上吐出口12と下吐出口11を備え、バイパス風路7は両吸込送風機8の下吐出口11から加湿風路4の加湿フィルタ6の上流側に接続することにより、加湿運転を行うときは空気清浄風路3の風量を加湿風路4に一部供給することができ、大容量の加湿運転を行なうことができる空気調和装置が得られる。

概要

背景

従来、この種の空気調和装置として、上流側に空気清浄部を設け、下流側に加湿部を設けた加湿機能付空気清浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。

以下、その加湿機能付空気清浄機について図9および図10を参照しながら説明する。

図に示すように、吸気口101と排気口102を設けた本体ケース103内の空気流路104にフィルター105と、フィルター105の下流側に配置される送風手段106と、本体ケース103の下方に配置され、フィルター105により浄化された空気流路104の空気の一部が選択的に取り込まれる加湿流路107と、加湿流路107に配置された加湿手段108と、加湿された空気を外部に吹出す吹出口109を設け、送風手段106のケーシング110の一部は案内板111により形成され、案内板111はリンク112を介して閉鎖する位置または開放する位置との間を移動し、加湿流路107を開閉するように構成されている。
特開2005−61655号公報

概要

空気清浄機能オールシーズン利用できるとともに、適正湿度を維持することができ、また空気清浄運転加湿運転切り替え運転する場合に、エアリークが生じないようにして、空気清浄効率、加湿効率を高く保つ空気調和装置を提供する。本体1に設けた空気清浄フィルタ5を備えた空気清浄風路3と、加湿フィルタ6を備えた加湿風路4と、空気清浄風路3と加湿風路4を接続するバイパス風路7と、空気清浄風路3、加湿風路4およびバイパス風路7に送風する両吸込送風機8を有し、両吸込送風機8は吐出側に上吐出口12と下吐出口11を備え、バイパス風路7は両吸込送風機8の下吐出口11から加湿風路4の加湿フィルタ6の上流側に接続することにより、加湿運転を行うときは空気清浄風路3の風量を加湿風路4に一部供給することができ、大容量の加湿運転を行なうことができる空気調和装置が得られる。

目的

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、空気清浄機能をオールシーズン利用できるとともに、冬季の乾燥シーズンにおいて大容量の加湿機能を発揮できる構成とすることにより、適正湿度を維持することができ、また空気清浄運転と加湿運転を切り替えて運転する場合に、気流風向変更度合いが少なく、空気抵抗の少ない風路を形成することにより、エアリークが生じないようにして、空気清浄効率および加湿効率を高く保つことのできる空気調和装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルタを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路とは別風路で、かつ前記吸込口と吹出口に連通する加湿フィルタを備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と加湿風路を接続するバイパス風路と、前記空気清浄風路、前記加湿風路および前記バイパス風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、加湿フィルタ、前記両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記バイパス風路は前記両吸込送風機の下吐出口から前記加湿風路の加湿フィルタの上流側に接続してなる空気調和装置

請求項2

両吸込送風機に設けた上吐出口と下吐出口を、送風ファンの中心に対して略対象位置に配置するとともに、加湿フィルタに面する下吐出口の開口面を略水平に設けた請求項1記載の空気調和装置。

請求項3

バイパス風路の下吐出口に風量調整ダンパーを設け、加湿風路への通風量を調整可能とした請求項1または2記載の空気調和装置。

請求項4

加湿フィルタの上流側に沿うように逆流防止板をバイパス風路と一体に形成し、前記バイパス風路からの気流が前記逆流防止板に沿うように回り込んで前記加湿フィルタに案内される請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和装置。

請求項5

逆流防止板の先端部を延設して、加湿フィルタの表面に近接させてなる請求項4記載の空気調和装置。

請求項6

加湿フィルタは円筒形状のフィルタ部と、このフィルタ部の内側で水平軸を中心に回転可能に支持するフィルタ枠と、このフィルタ枠の両端に設けた円板部を有し、この円板部の直径を前記フィルタ部の円筒外径より寸法大とするとともに、前記円板部の周縁には内側に突出するリーク防止リブを形成してなる請求項1〜5いずれかに記載の空気調和装置。

請求項7

下吐出口に設けた風量調整ダンパーは、前記下吐出口を横断して回動可能に設けた水平軸と、この水平軸を回動する小型モータと、この水平軸に固定された平板部からなり、前記小型モータは前記平板部を水平方向に回動して保持することにより前記下吐出口を閉鎖するとともに、前記平板部を垂直方向に回動して保持することにより前記下吐出口を開放してなる請求項3記載の空気調和装置。

請求項8

バイパス風路の壁面に風量調整ダンパーの平板部を収納するダンパー収納部を設け、前記平板部を垂直状態にして前記ダンパー収納部に収納するとき、前記ダンパー収納部に設けた段部に前記平板部の一端が当接してなる請求項7記載の空気調和装置。

請求項9

風量調整ダンパーの平板部の一端に設けた折曲リブと、他端に設けた当接端部と、ダンパー収納部に設けた段部を有し、前記平板部を水平方向に保持するときは前記折曲リブを前記ダンパー収納部の段部に当接し、前記平板部を垂直方向に保持するときは前記当接端部を前記ダンパー収納部の段部に当接してなる請求項8記載の空気調和装置。

請求項10

加湿フィルタの上流側と下流側を仕切仕切板補助開口部を設け、この補助開口部を通過する補助空気清浄風路を設け、この補助空気清浄風路は吸込口から空気清浄フィルタ、前記補助開口部、両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、空気清浄運転時のみ使用可能とした請求項1記載の空気調和装置。

請求項11

空気清浄運転時には補助開口部を開放し、加湿運転時には前記補助開口部を閉鎖する補助ダンパーを設けてなる請求項10記載の空気調和装置。

請求項12

風量調整ダンパーの平板部を回動可能に付設した水平軸に、補助ダンパーに設けた補助平板部を、併設してなる請求項11記載の空気調和装置。

技術分野

0001

本発明は、空気を浄化しながら加湿することのできる空気調和装置に関する。

背景技術

0002

従来、この種の空気調和装置として、上流側に空気清浄部を設け、下流側に加湿部を設けた加湿機能付空気清浄機が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

以下、その加湿機能付空気清浄機について図9および図10を参照しながら説明する。

0004

図に示すように、吸気口101と排気口102を設けた本体ケース103内の空気流路104にフィルター105と、フィルター105の下流側に配置される送風手段106と、本体ケース103の下方に配置され、フィルター105により浄化された空気流路104の空気の一部が選択的に取り込まれる加湿流路107と、加湿流路107に配置された加湿手段108と、加湿された空気を外部に吹出す吹出口109を設け、送風手段106のケーシング110の一部は案内板111により形成され、案内板111はリンク112を介して閉鎖する位置または開放する位置との間を移動し、加湿流路107を開閉するように構成されている。
特開2005−61655号公報

発明が解決しようとする課題

0005

このような従来の空気調和装置では、ケーシング110の一部を開放して形成された加湿流路107に加湿手段108が配置されているので、空気清浄部のフィルター105に圧損負荷のかかる送風手段106のケーシング110の一部により加湿流路107が設けられることなり、所定の送風量が得られないため加湿量が少なく、室内を適正な湿度に維持できないという課題がある。

0006

また、ケーシング110の一部を形成する案内板111を、リンク112を介して閉鎖または開放しているが、空気清浄運転加湿運転切り替える場合に、気流風向変化の少ない風路を形成するとともに、本体ケース103内の密閉度を確保しなければエアリークが生じやすくなり、空気清浄効率および加湿効率が低下するという課題がある。

0007

本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、空気清浄機能オールシーズン利用できるとともに、冬季の乾燥シーズンにおいて大容量の加湿機能を発揮できる構成とすることにより、適正湿度を維持することができ、また空気清浄運転と加湿運転を切り替えて運転する場合に、気流の風向変更度合いが少なく、空気抵抗の少ない風路を形成することにより、エアリークが生じないようにして、空気清浄効率および加湿効率を高く保つことのできる空気調和装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の空気調和装置は、上記目的を達成するために、本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルタを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路とは別風路で、かつ前記吸込口と吹出口に連通する加湿フィルタを備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と加湿風路を接続するバイパス風路と、前記空気清浄風路、前記加湿風路および前記バイパス風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、加湿フィルタ、前記両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記バイパス風路は前記両吸込送風機の下吐出口から前記加湿風路の加湿フィルタの上流側に接続したものである。

0009

また、他の手段は、両吸込送風機に設けた上吐出口と下吐出口を、送風ファンの中心に対して略対象位置に配置するとともに、加湿フィルタに面する下吐出口の開口面を略水平に設けたものである。

0010

また、他の手段は、バイパス風路の下吐出口に風量調整ダンパーを設け、加湿風路への通風量を調整可能としたものである。

0011

また、他の手段は、加湿フィルタの上流側に沿うように逆流防止板をバイパス風路と一体に形成し、前記バイパス風路からの気流が前記逆流防止板に沿うように回り込んで前記加湿フィルタに案内されるものである。

0012

また、他の手段は、逆流防止板の先端部を延設して、加湿フィルタの表面に近接させてなるものである。

0013

また、他の手段は、加湿フィルタは円筒形状のフィルタ部と、このフィルタ部の内側で水平軸を中心に回転可能に支持するフィルタ枠と、このフィルタ枠の両端に設けた円板部を有し、この円板部の直径を前記フィルタ部の円筒外径より寸法大とするとともに、前記円板部の周縁には内側に突出するリーク防止リブを形成してなるものである。

0014

また、他の手段は、下吐出口に設けた風量調整ダンパーは、前記下吐出口を横断して回動可能に設けた水平軸と、この水平軸を回動する小型モータと、この水平軸に固定された平板部からなり、前記小型モータは前記平板部を水平方向に回動して保持することにより前記下吐出口を閉鎖するとともに、前記平板部を垂直方向に回動して保持することにより前記下吐出口を開放してなるものである。

0015

また、他の手段は、バイパス風路の壁面に風量調整ダンパーの平板部を収納するダンパー収納部を設け、前記平板部を垂直状態にして前記ダンパー収納部に収納するとき、前記ダンパー収納部に設けた段部に前記平板部の一端が当接してなるものである。

0016

また、他の手段は、風量調整ダンパーの平板部の一端に設けた折曲リブと、他端に設けた当接端部と、ダンパー収納部に設けた段部を有し、前記平板部を水平方向に保持するときは前記折曲リブを前記ダンパー収納部の段部に当接し、前記平板部を垂直方向に保持するときは前記当接端部を前記ダンパー収納部の段部に当接してなるものである。

0017

また、他の手段は、加湿フィルタの上流側と下流側を仕切仕切板補助開口部を設け、この補助開口部を通過する補助空気清浄風路を設け、この補助空気清浄風路は吸込口から空気清浄フィルタ、前記補助開口部、両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、空気清浄運転時のみ使用可能としたものである。

0018

また、他の手段は、空気清浄運転時には補助開口部を開放し、加湿運転時には前記補助開口部を閉鎖する補助ダンパーを設けてなるものである。

0019

また、他の手段は、風量調整ダンパーの平板部を回動可能に付設した水平軸に、補助ダンパーに設けた補助平板部を、併設してなるものである。

0020

これにより、空気清浄機能をオールシーズン利用できるとともに、冬季の乾燥シーズンにおいて大容量の加湿機能を発揮できる構成とすることにより、適正湿度を維持することができ、また空気清浄運転と加湿運転を切り替えて運転する場合に、気流の風向変更の度合いが少なく、空気抵抗の少ない風路を形成することにより、エアリークが生じないようにして、空気清浄効率および加湿効率を高く保つことのできる空気調和装置が得られる。

発明の効果

0021

本発明によれば、加湿運転を行うときは、空気清浄風路と加湿風路の両方に分かれて通風されるが、加湿風路の方が通風抵抗が大きいため、両吸込送風機の下吐出口から加湿風路の加湿フィルタの上流側にバイパス風路を接続することにより、バイパス風路を介して空気清浄風路の風量を加湿風路に一部供給することができ、加湿用の送風量を確保して大容量の加湿運転を行なうことができるという効果のある空気調和装置を提供することができる。

0022

また、両吸込送風機に設けた上吐出口と下吐出口を略対象位置に設けることにより、上吐出口および下吐出口からの送風による反作用を相殺し、気流の乱れの少ない安定した運転ができるとともに、さらに下吐出口からの吹き出し気流が、加湿フィルタの表面全体に満遍なく吹き付けられるので、加湿効率を向上させることができる。

0023

また、バイパス風路に配置した風量調整ダンパーの開閉操作により、加湿機能を利用しない大風量での空気清浄運転と、加湿風量を充分に確保できる加湿機能を主体とした空気清浄運転とを使い分けることができる。

0024

また、バイパス風路を通る気流は、逆流防止板により加湿フィルタの表面に沿うように案内されて、逆流することなく加湿風路と合流して加湿フィルタを通過する方向に流れることになり、加湿フィルタに確実に進入することができる。

0025

また、加湿フィルタに近接して逆流防止板があるため、バイパス風路を通る気流の拡散を防いで加湿フィルタ直前まで案内し、さらにバイパス風路を通る加圧された気流と加湿フィルタを通過した加湿風路の吸引される気流とが、途中で混合しないようにして乱流の発生を防ぎ、それぞれ加湿フィルタにスムーズに進入させることができる。

0026

また、フィルタ部の円筒外径より寸法大としたフィルタ枠の円板部の周縁にリーク防止リブを形成することにより、フィルタ部が変形しないように保持することができ、フィルタ部の端面が浮き上がらないように押さえ、さらにフィルタ部の端部からのエアリークを未然に防いで、加湿機能を長期間安定して発揮させることができる。

0027

また、風量調整ダンパーの平板部を水平方向に保持したときは、送風効率を損なうことなく空気清浄運転することができ、平板部を垂直方向に保持したときは、下吐出口を全開してフィルタ部に直接的に空気流を吹き出すことができ、加湿機能を高めて加湿運転することができる。

0028

また、風量調整ダンパーを垂直に回動して、ダンパー収納部に平板部を収納するとともに、ダンパー収納部の段部に平板部の一端が当接することにより、平板部がバイパス風路の壁面に連続する同一面を形成するので、下吐出口からの気流をフィルタ部に円滑に案内して、加湿機能を充分に発揮させることができる。

0029

また、平板部の折曲リブまたは当接端部が、回動位置に応じてダンパー収納部の段部にそれぞれ当接して停止することにより、風量調整ダンパーの水平方向または垂直方向の位置決めを正確に行ない、平板部の寸法バラツキによる隙間を低減して、エアリークの発生を防ぐことができる。

0030

また、加湿フィルタを通過せずに両吸込送風機の第2の吸気口に連通する補助空気清浄風路を設けることにより、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、加湿機能を本体内に備えていても、適用面積の大きな本格的な空気清浄機として使用することができる。

0031

また、空気清浄運転時には補助ダンパーが補助開口部を開放することにより、空気清浄風路と補助空気清浄風路を通して大量に吹き出すことができ、加湿運転時には補助ダンパーが補助開口部を閉鎖することにより、補助空気清浄風路の大部分は加湿風路に切り換わり、加湿機能を発揮することができる。

0032

また、空気清浄運転時には、風量調整ダンパーの平板部が下吐出口を閉じると同時に補助ダンパーが補助開口部を開放し、加湿運転時には、平板部が下吐出口を開くと同時に補助ダンパーが補助開口部を閉鎖することにより、小型モータの回動制御により、簡単に空気清浄運転と加湿運転を切り替えることができる。

発明を実施するための最良の形態

0033

本発明の請求項1記載の空気調和装置は、本体の側面に設けた吸込口と、本体の天面に設けた吹出口と、前記吸込口と吹出口に連通する空気清浄フィルタを備えた空気清浄風路と、この空気清浄風路とは別風路で、かつ前記吸込口と吹出口に連通する加湿フィルタを備えた加湿風路と、前記空気清浄風路と加湿風路を接続するバイパス風路と、前記空気清浄風路、前記加湿風路および前記バイパス風路に送風する両吸込送風機を有し、この両吸込送風機は吸気側に第1吸気口と第2吸気口を備えるとともに吐出側に上吐出口と下吐出口を備え、前記空気清浄風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、両吸込送風機の第1吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記加湿風路は前記吸込口から空気清浄フィルタ、加湿フィルタ、前記両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、前記バイパス風路は前記両吸込送風機の下吐出口から前記加湿風路の加湿フィルタの上流側に接続したものであり、本体の側面に設けた吸込口より吸い込まれた空気は本体内で空気清浄風路と加湿風路に分離され、空気清浄風路を通るものは、空気清浄フィルタに浄化されたあと、両吸込型遠心送風機の第1吸気口から吸気されて上吐出口より吐出され、本体天面の吹出口より清浄空気として室内に吹き出され、また加湿風路を通るものは、空気清浄フィルタに浄化されたあと加湿フィルタを通過し、両吸込型遠心送風機の第2吸気口より吸引され、吹出口より浄化された加湿気流として室内に吹き出されるが、加湿風路には加湿フィルタの通風抵抗が大きいため、送風量は少なくなるので、空気清浄風路の両吸込送風機の下吐出口から加湿風路の加湿フィルタの上流側に接続するバイパス風路を介して、空気清浄風路の風量を加湿風路に一部供給することにより、加湿用の送風量を確保できるので大容量の加湿運転を行なうことができ、空気清浄機能と加湿機能を充分に発揮することができるという作用を有する。

0034

また、両吸込送風機に設けた上吐出口と下吐出口を、送風ファンの中心に対して略対象位置に配置するとともに、加湿フィルタに面する下吐出口の開口面を略水平に設けたものであり、両吸込送風機に設けた上吐出口と下吐出口を略対象位置に設けることにより、上吐出口および下吐出口から送風するときは、送風による反作用を相殺することができ、送風ファンに加わるベクトル方向反動力の影響を少なく抑え、気流の乱れも少なくなるので騒音振動の発生を防ぎ、安定した運転ができるとともに、加湿フィルタに面する下吐出口の開口面を略水平に設けているので、加湿フィルタまでの空間距離を一定に保つことができ、下吐出口からの吹き出し気流が、加湿フィルタの表面全体に満遍なく吹き付けられるので、加湿フィルタを通過する有効面積を大幅に確保することができ、加湿効率を向上させることができるという作用を有する。

0035

また、バイパス風路の下吐出口に風量調整ダンパーを設け、加湿風路への通風量を調整可能としたものであり、バイパス風路に配置した風量調整ダンパーにより、全体の総風量と加湿量の調整が可能となるものであり、風量調整ダンパーを閉じたときは、加湿フィルタを通過する風が減少して加湿量は下がるが、内部の通風抵抗は少なくなり、吹出口から吹き出される総風量は増加するため、空気清浄機能は向上する。それに対して風量調整ダンパーを開いたときは、加湿フィルタを通過する風量が多くなり、加湿量は増加するが、内部の通風抵抗も増加するため、全体の送風量は少なくなり、全送風量に対して相対的に加湿風量が大幅に増加することになる。よって風量調整ダンパーの開閉操作により、加湿機能を使わない大風量での空気清浄運転と、加湿風量を充分に確保できる加湿機能を主体とした空気清浄運転とを使い分けることができるという作用を有する。

0036

また、加湿フィルタの上流側に沿うように逆流防止板をバイパス風路と一体に形成し、前記バイパス風路からの気流が前記逆流防止板に沿うように回り込んで前記加湿フィルタに案内されるものであり、両吸込送風機に設けた下吐出口から吐出されるバイパス風路を通る気流は、加湿フィルタの上流側に加圧されて供給されるため、加湿風路を逆流するように空気清浄フィルタから吸込口へと吹き出す可能性があるが、加湿フィルタの上流側に沿うように逆流防止板をバイパス風路から一体的に湾曲して設けることにより、前述のバイパス風路を通る気流は、逆流防止板により加湿フィルタの表面に沿うように案内されて、最終的に加湿風路と合流して加湿フィルタを通過する方向に流れることになり、逆流防止板によりバイパス風路の逆流を防いで、加湿フィルタに確実に導入することができる。という作用を有する。

0037

また、逆流防止板の先端部を延設して、加湿フィルタの表面に近接させてなるものであり、逆流防止板を加湿フィルタ表面に接近させることにより、バイパス風路を通る気流の無駄な広がりを抑え、加湿フィルタに浸入する風速を維持することができるため、加湿フィルタへの通風量を確保することにより加湿量を安定して維持することができ、また加湿フィルタに近接して逆流防止板があるため、バイパス風路を通る気流と加湿フィルタを通過した加湿風路の気流とが、加湿フィルタに侵入する直前まで混合しないようにして乱流の発生を防ぎ、加圧されたバイパス風路を通る気流と吸引される加湿風路の気流を、それぞれ加湿フィルタにスムーズに進入させることができるという作用を有する。

0038

また、加湿フィルタは円筒形状のフィルタ部と、このフィルタ部の内側で水平軸を中心に回転可能に支持するフィルタ枠と、このフィルタ枠の両端に設けた円板部を有し、この円板部の直径を前記フィルタ部の円筒外径より寸法大とするとともに、前記円板部の周縁には内側に突出するリーク防止リブを形成したものであり、フィルタ枠の両端に設けた円板部の直径をフィルタ部の円筒外径より寸法大として、さらに円板部の周縁には内側に突出するリーク防止リブを形成することにより、円板部だけでなくフィルタ枠全体の強度を保ち、フィルタ部が変形しないように保持することができ、またフィルタ部は円筒形状に加工したとき、中央部分に比べて端部は変形しやすく、フィルタ枠の両端付近で隙間が生じやすいが、円板部の周縁にリーク防止リブを設けることにより、フィルタ部の端面が浮き上がらないように押さえることができ、またフィルタ部の端部からのエアリークを未然に防ぐことができるので、フィルタ部の通風量を確保して、加湿機能を長期間安定して発揮させることができるという作用を有する。

0039

また、下吐出口に設けた風量調整ダンパーは、前記下吐出口を横断して回動可能に設けた水平軸と、この水平軸を回動する小型モータと、この水平軸に固定された平板部からなり、前記小型モータは前記平板部を水平方向に回動して保持することにより前記下吐出口を閉鎖するとともに、前記平板部を垂直方向に回動して保持することにより前記下吐出口を開放してなるものであり、バイパス風路に設けた風量調整ダンパーの平板部を、水平軸を中心に小型モータにより水平方向に回動して保持したときは、開口部分が水平方向にある下吐出口に重なるように閉鎖することができ、両吸込送風機のケーシングの一部を形成する位置に収まるので、空気清浄運転時の送風効率を損なうことなく運転することができるとともに、風量調整ダンパーの平板部を、水平軸を中心に小型モータにより垂直方向に回動して保持したときは、下吐出口を全開してフィルタ部に直接的に空気流を吹き出すことができ、加湿運転時に加湿機能を高めて運転することができるものであり、さらに平板部を回動する小型モータの水平軸を延長または継手を用いることにより、小型モータをバイパス風路または加湿風路の外部に設置することができ、風路の圧力損失を低減し、小型モータの品質を維持することができるという作用を有する。

0040

また、バイパス風路の壁面に風量調整ダンパーの平板部を収納するダンパー収納部を設け、前記平板部を垂直状態にして前記ダンパー収納部に収納するとき、前記ダンパー収納部に設けた段部に前記平板部の一端が当接してなるものであり、風量調整ダンパーを垂直に回動するときは、バイパス風路の壁面に設けたダンパー収納部に平板部が収納されることにより、平板部がバイパス風路の壁面の一部を形成することとなり、さらにダンパー収納部に設けた段部に前記平板部の一端が当接して、バイパス風路の壁面を略同一面とすることができるので、水平方向に開口する下吐出口からの気流を、フィルタ部に抵抗なく円滑に案内することができ、加湿機能を充分に発揮させることができるという作用を有する。

0041

また、風量調整ダンパーの平板部の一端に設けた折曲リブと、他端に設けた当接端部と、ダンパー収納部に設けた段部を有し、前記平板部を水平方向に保持するときは前記折曲リブを前記ダンパー収納部の段部に当接し、前記平板部を垂直方向に保持するときは前記当接端部を前記ダンパー収納部の段部に当接してなるものであり、平板部を水平方向に保持するときは、平板部の折曲リブがダンパー収納部の段部に当接して停止することにより、風量調整ダンパーの水平方向の位置決めを正確に行ない、また平板部を垂直方向に保持するときは、平板部の当接端部がダンパー収納部の段部に当接して停止することにより、風量調整ダンパーの垂直方向の位置決めを正確に行ない、平板部の寸法バラツキによる隙間を低減して、エアリークの発生を防ぐことができるという作用を有する。

0042

また、加湿フィルタの上流側と下流側を仕切る仕切板に補助開口部を設け、この補助開口部を通過する補助空気清浄風路を設け、この補助空気清浄風路は吸込口から空気清浄フィルタ、前記補助開口部、両吸込送風機の第2の吸気口、上吐出口および吹出口の順に通過する風路となし、空気清浄運転時のみ使用可能としたものであり、空気清浄フィルタを通過したあと、加湿フィルタを通過せずに両吸込送風機の第2の吸気口から吹出口に連通する補助空気清浄風路を設け、空気清浄運転時のみ使用可能とすることにより、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、加湿機能を本体内に備えていても、適用面積の大きな本格的な空気清浄機として使用することができるとともに、加湿運転を選択したときは、補助空気清浄風路の大部分を加湿風路に切り替えて使用することにより、両吸込送風機の送風機能を無駄なく利用することができるという作用を有する。

0043

また、空気清浄運転時には補助開口部を開放し、加湿運転時には前記補助開口部を閉鎖する補助ダンパーを設けてなるものであり、空気清浄運転時には補助ダンパーが補助開口部を開放することにより、空気清浄フィルタを通過した清浄空気を、両吸込送風機の第1吸気口を通る空気清浄風路と、第2の吸気口を通る補助空気清浄風路を通して大量に吹き出すことができるので、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、また補助ダンパーが加湿運転時には補助開口部を閉鎖することにより、補助空気清浄風路の大部分は加湿フィルターと第2の吸気口を通る加湿風路に切り換わり、加湿機能を備えた空気清浄運転ができるという作用を有する。

0044

また、風量調整ダンパーの平板部を回動可能に付設した水平軸に、補助ダンパーに設けた補助平板部を、併設してなるものであり、空気清浄運転時には、風量調整ダンパーの平板部が下吐出口を閉じるとともに、補助ダンパーが補助開口部を開放することにより、空気清浄フィルタを通過した清浄空気を大量に吹き出すことができるので、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、また加湿運転時には、風量調整ダンパーの平板部が下吐出口を開くとともに、補助ダンパーが補助開口部を閉鎖することにより、下吐出口から出た気流を加湿風路に流入させることができ、小型モータの回動制御により、簡単に空気清浄運転と加湿運転を切り替えることができるという作用を有する。

0045

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。

0046

(実施の形態1)
図1図6に示すように、本体1の側面に設けた吸込口1aと、本体1の天面に設けた吹出口1bと、吸込口1aと吹出口1bに連通する空気清浄フィルタ5を備えた空気清浄風路3と、この空気清浄風路3とは別風路で、かつ吸込口1aと吹出口1bに連通する加湿フィルタ6を備えた加湿風路4と、空気清浄風路3と加湿風路4を接続するバイパス風路7と、空気清浄風路3、加湿風路4およびバイパス風路7に送風する両吸込送風機8を有し、この両吸込送風機8は吸気側に第1吸気口9と第2吸気口10を備えるとともに吐出側に下吐出口11と上吐出口12を備え、空気清浄風路3は吸込口1aから空気清浄フィルタ5、両吸込送風機8の第1吸気口9、上吐出口12および吹出口1bの順に通過する風路となし、加湿風路4は吸込口1aから空気清浄フィルタ5、加湿フィルタ6、両吸込送風機8の第2吸気口10、下吐出口11および吹出口1bの順に通過する風路となし、バイパス風路7は両吸込送風機8の下吐出口11から加湿風路4の加湿フィルタ6の上流側に接続している。

0047

また、両吸込送風機8に設けた上吐出口12と下吐出口11を、送風ファンの中心に対して略対象位置に配置するとともに、加湿フィルタ6に面する下吐出口11の開口面を略水平に設けている。

0048

また、バイパス風路7の下吐出口11に風量調整ダンパー13を設け、加湿風路4への通風量を調整可能としている。

0049

また、加湿フィルタ6の上流側に沿うように逆流防止板14をバイパス風路7と一体に形成し、バイパス風路7からの気流が逆流防止板14に沿うように回り込んで加湿フィルタ6に案内されるものである。

0050

また、逆流防止板14の先端部を延設して、加湿フィルタ6の表面に近接させている。

0051

また、加湿フィルタ6は円筒形状のフィルタ部6aと、このフィルタ部6aの内側で水平軸を中心に回転可能に支持するフィルタ枠6bと、このフィルタ枠6bの両端に設けた円板部6cを有し、この円板部6cの直径をフィルタ部6aの円筒外径より寸法大とするとともに、円板部6cの周縁には内側に突出するリーク防止リブ6dを形成する構成としている。

0052

上記構成により、本体1の側面に設けた吸込口1aより吸い込まれた空気は本体1内で空気清浄風路3と加湿風路4に分離され、空気清浄風路3を通るものは、空気清浄フィルタ5に浄化されたあと、両吸込型遠心送風機8の第1吸気口9から吸気されて上吐出口12より吐出され、本体1天面の吹出口1bより清浄空気として室内に吹き出される。また加湿風路4を通るものは、空気清浄フィルタ5に浄化されたあと加湿フィルタ6を通過し、両吸込型遠心送風機8の第2吸気口10より吸引され、吹出口1bより浄化された加湿気流として室内に吹き出される。しかし、加湿風路4には加湿フィルタ6の通風抵抗が大きいため、送風量は少なくなるものであるが、空気清浄風路3の両吸込送風機8の下吐出口11から加湿風路4の加湿フィルタ6の上流側に接続するバイパス風路7を介して、空気清浄風路3の風量を加湿風路4に一部供給することにより、加湿用の送風量を確保できるので大容量の加湿運転を行なうことができ、空気清浄機能と加湿機能を充分に発揮することができる。

0053

また、両吸込送風機8に設けた上吐出口12と下吐出口11を略対象位置に設けることにより、上吐出口12および下吐出口11から送風するときは、送風による反作用を相殺することができ、送風ファンに加わるベクトル方向の反動力の影響を少なく抑え、気流の乱れも少なくなるので騒音や振動の発生を防ぎ、安定した運転ができるとともに、加湿フィルタ6に面する下吐出口11の開口面を略水平に設けているので、加湿フィルタ6までの空間距離を一定に保つことができ、下吐出口11からの吹き出し気流が、加湿フィルタ6の表面全体に満遍なく吹き付けられるので、加湿フィルタ6を通過する有効面積を大幅に確保することができ、加湿効率を向上させることができる。

0054

また、バイパス風路7に配置した風量調整ダンパー13により、全体の総風量と加湿量の調整が可能となるものであり、風量調整ダンパー13を閉じたときは、加湿フィルタ6を通過する風が減少して加湿量は下がるが、内部の通風抵抗は少なくなり、吹出口1bから吹き出される総風量は増加するため、空気清浄機能は向上する。それに対して風量調整ダンパー13を開いたときは、加湿フィルタ6を通過する風量が多くなり、加湿量は増加するが、内部の通風抵抗も増加するため、全体の送風量は少なくなり、全送風量に対して相対的に加湿風量が大幅に増加することになる。よって風量調整ダンパー13の開閉操作により、加湿機能を使わない大風量での空気清浄運転と、加湿風量を充分に確保できる加湿機能を主体とした空気清浄運転とを使い分けることができる。

0055

また、両吸込送風機8に設けた下吐出口11から吐出されるバイパス風路7を通る気流は、加湿フィルタ6の上流側に加圧されて供給されるため、加湿風路4を逆流するように空気清浄フィルタ5から吸込口1aへと吹き出す可能性があるが、加湿フィルタ6の上流側に沿うように逆流防止板14をバイパス風路7から一体的に湾曲して設けることにより、前述のバイパス風路7を通る気流は、逆流防止板14により加湿フィルタ6の表面に沿うように案内されて、最終的に加湿風路4と合流して加湿フィルタ6を通過する方向に流れることになり、逆流防止板14によりバイパス風路7の逆流を防いで、加湿フィルタ6に確実に導入することができる。

0056

また、逆流防止板14を加湿フィルタ6の表面に接近させることにより、バイパス風路7を通る気流の無駄な広がりを抑え、加湿フィルタ6に浸入する風速を維持することができるため、加湿フィルタ6への通風量を確保することにより加湿量を安定して維持することができ、また加湿フィルタ6に近接して逆流防止板14があるため、バイパス風路7を通る気流と加湿フィルタ6を通過した加湿風路4の気流とが、加湿フィルタ6に侵入する直前まで混合しないようにして乱流の発生を防ぎ、加圧されたバイパス風路7を通る気流と吸引される加湿風路4の気流を、それぞれ加湿フィルタ6にスムーズに進入させることができる。

0057

また、フィルタ枠6bの両端に設けた円板部6cの直径をフィルタ部6aの円筒外径より寸法大として、さらに円板部6cの周縁には内側に突出するリーク防止リブ6dを形成することにより、円板部6cだけでなくフィルタ枠全体の強度を保ち、フィルタ部6aが変形しないように保持することができる。また、フィルタ部6aは円筒形状に加工したとき、中央部分に比べて端部は変形しやすく、フィルタ枠6bの両端付近で隙間が生じやすいが、円板部6cの周縁にリーク防止リブ6dを設けることにより、フィルタ部6aの端面が浮き上がらないように押さえることができる。また、フィルタ部6aの端部からのエアリークを未然に防ぐことができるので、フィルタ部6aの通風量を確保して、加湿機能を長期間安定して発揮させることができるものである。

0058

(実施の形態2)
図4図6および図7に示すように、下吐出口11に設けた風量調整ダンパー13は、下吐出口11を横断して回動可能に設けた水平軸15と、この水平軸15を回動する小型モータ16と、この水平軸15に固定された平板部18からなり、小型モータ16は平板部18を水平方向に回動して保持することにより下吐出口11を閉鎖するとともに、平板部18を垂直方向に回動して保持することにより下吐出口11を開放するものである。

0059

また、バイパス風路7の壁面に風量調整ダンパー13の平板部18を収納するダンパー収納部17を設け、平板部18を垂直状態にしてダンパー収納部17に収納するとき、ダンパー収納部17に設けた段部21に平板部18の一端が当接するようにしている。

0060

また、風量調整ダンパー13の平板部18の一端に設けた折り曲げリブ19と、他端に設けた当接端部20と、ダンパー収納部17に設けた段部21を有し、平板部18を水平方向に保持するときは折り曲げリブ19をダンパー収納部17の段部21に当接し、平板部18を垂直方向に保持するときは当接端部20をダンパー収納部17の段部21に当接する構成としている。

0061

上記構成により、バイパス風路7に設けた風量調整ダンパー13の平板部18を、水平軸15を中心に小型モータ16により水平方向に回動して保持したときは、開口部分が水平方向にある下吐出口11に重なるように閉鎖することができ、両吸込送風機8のケーシングの一部を形成する位置に収まるので、空気清浄運転時の送風効率を損なうことなく運転することができる。また、風量調整ダンパー13の平板部18を、水平軸15を中心に小型モータ16により垂直方向に回動して保持したときは、下吐出口11を全開してフィルタ部6aに直接的に空気流を吹き出すことができ、加湿運転時に加湿機能を高めて運転することができる。また、平板部18を回動する小型モータ16の水平軸15を延長または継手を用いることにより、小型モータ16をバイパス風路7または加湿風路4の外部に設置することができ、風路の圧力損失を低減し、小型モータ16の品質を維持することができる。

0062

また、風量調整ダンパー13を垂直に回動するときは、バイパス風路7の壁面に設けたダンパー収納部17に平板部18が収納されることにより、平板部18がバイパス風路7の壁面の一部を形成することとなり、さらにダンパー収納部17に設けた段部21に平板部18の一端が当接して、バイパス風路の壁面を略同一面とすることができるので、水平方向に開口する下吐出口11からの気流を、フィルタ部6aに抵抗なく円滑に案内することができ、加湿機能を充分に発揮させることができる。

0063

また、平板部18を水平方向に保持するときは、平板部18の折り曲げリブ19がダンパー収納部17の段部21に当接して停止することにより、風量調整ダンパー13の水平方向の位置決めを正確に行ない、また平板部18を垂直方向に保持するときは、平板部18の当接端部20がダンパー収納部17の段部21に当接して停止することにより、風量調整ダンパー13の垂直方向の位置決めを正確に行ない、平板部18の寸法バラツキによる隙間を低減して、エアリークの発生を防ぐことができるものである。

0064

(実施の形態3)
図8に示すように、加湿フィルタ6の上流側と下流側を仕切る仕切り板22に補助開口部23を設け、この補助開口部23を通過する補助空気清浄風路24を設け、この補助空気清浄風路24は吸込口1aから空気清浄フィルタ5、補助開口部23、両吸込送風機8の第2吸気口10、上吐出口12および吹出口1bの順に通過する風路となし、空気清浄運転時のみ使用可能としている。

0065

また、空気清浄運転時には補助開口部23を開放し、加湿運転時には補助開口部23を閉鎖する補助ダンパー25を設けている。

0066

また、風量調整ダンパー13の平板部18を回動可能に付設した水平軸15に、補助ダンパー25に設けた補助平板部26を、併設してなる構成としている。

0067

上記構成により、空気清浄フィルタ5を通過したあと、加湿フィルタ6を通過せずに両吸込送風機8の第2吸気口10から吹出口1bに連通する補助空気清浄風路24を設け、空気清浄運転時のみ使用可能とすることにより、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、加湿機能を本体1内に備えていても、適用面積の大きな本格的な空気清浄機として使用することができるとともに、加湿運転を選択したときは、補助空気清浄風路24の大部分を加湿風路に切り替えて使用することにより、両吸込送風機8の送風機能を無駄なく利用することができる。

0068

また、空気清浄運転時には補助ダンパー25が補助開口部23を開放することにより、空気清浄フィルタ5を通過した清浄空気を、両吸込送風機8の第1吸気口9を通る空気清浄風路と、第2吸気口10を通る補助空気清浄風路24を通して大量に吹き出すことができるので、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、また補助ダンパー25が加湿運転時には補助開口部23を閉鎖することにより、補助空気清浄風路24の大部分は加湿フィルタ6と第2吸気口10を通る加湿風路に切り換わり、加湿機能を備えた空気清浄運転ができる。

0069

また、空気清浄運転時には、風量調整ダンパー13の平板部18が下吐出口11を閉じるとともに、補助ダンパー25が補助開口部23を開放することにより、空気清浄フィルタ5を通過した清浄空気を大量に吹き出すことができるので、空気清浄運転時の風量を増やすことができ、また、加湿運転時には、風量調整ダンパー13の平板部18が下吐出口11を開くとともに、補助ダンパー25が補助開口部23を閉鎖することにより、下吐出口11から出た気流を加湿風路4に流入させることができ、小型モータ16の回動制御により、簡単に空気清浄運転と加湿運転を切り替えることができるものである。

図面の簡単な説明

0070

本発明の実施の形態1の空気調和装置の外観斜視図
空清風路と加湿風路を示す概略断面図
同前面パネルと空気清浄フィルタを外したときの本体正面
本発明の実施の形態1および2の風量調整ダンパーを開き、補助開口部を閉じた状態を説明する背面透視図
(a)本発明の実施の形態1の加湿フィルタの構成を示す外観斜視図、(b)同加湿フィルタの内部を示す平面断面図
本発明の実施の形態2の風量調整ダンパーを閉じ、補助開口部を開いた状態を説明する背面透視図
(a)同風量調整ダンパー開いたときの状態を示す要部断面図、(b)同風量調整ダンパー閉じたときの状態を示す要部断面図
(a)本発明の実施の形態3の同補助ダンパーを開いたときの状態を示す背面透視図、(b)同補助ダンパーを閉じたときの状態を示す背面透視図
従来の加湿空気清浄機の側面断面図
正面断面

符号の説明

0071

1 本体
1a吸込口
1b吹出口
3空気清浄風路
4加湿風路
5空気清浄フィルタ
6加湿フィルタ
6a円筒形状のフィルタ部
6bフィルタ枠
6c円板部
6d リーク防止リブ
7バイパス風路
8両吸込送風機
9 第1吸気口
10 第2吸気口
11 下吐出口
12上吐出口
13風量調整ダンパー
14逆流防止板
15水平軸
16小型モータ
17ダンパー収納部
18平板部
19 折り曲げリブ
20 当接端部
21 段部
22仕切り板
23補助開口部
24補助空気清浄風路
25補助ダンパー
26補助平板部

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