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技術 耳飾りと耳飾りの交換方法

出願人 株式会社サンクリエイト
発明者 上野博陸
出願日 2008年4月8日 (12年0ヶ月経過) 出願番号 2008-100423
公開日 2009年10月29日 (10年6ヶ月経過) 公開番号 2009-247680
状態 未査定
技術分野 他の締め具または止め具 装身具
主要キーワード 軸着構造 取外し交換 環状基材 台座壁 挿通ピン 装飾部位 略薄板状 ブリッジ形状
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年10月29日)のものです。
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図面 (8)

課題

ばね特性を有効に発揮させて使用者安心感を与えるようにして使用価値を高め、また、耳飾りイヤリング仕様ピアス仕様に容易に交換可能とすること。

解決手段

一方の環状基材軸着側先端に、両側に軸着ピン6を有する突部5を突設形成し、他方の環状基材の軸着側先端に予め拡げて形成した二股挟持部9を設け、この二股挟持部の内周に形成した軸着溝11に軸着ピン6を挿入しながら二股挟持部9を内方へかしめて軸着溝11に軸着ピン6を軸着可能に設け、二股挟持部9を有する環状基材の内周側に押圧係合部を介して装着した板ばね17の先端を一対の環状基材を軸着部位を介して開いた状態のとき、突部の先端面7に弾発付勢させて係合させ、かつ、板ばねの後端側を環状基材の内周側に形成した係止機構12に係止させ、一対の環状基材を軸着部位を介して閉じた状態のとき、板ばね17の先端を突部の内周側の押圧部に弾発付勢させた耳飾りである。

概要

背景

通常、この種の耳飾りには、一対の装飾部材軸着し、耳たぶを挟持させて取付ける一般のイヤリング又はクリップ式イヤリング或は、耳たぶに挿通して取付ける挿通ピンを有するピアス等が知られている。

また、この耳飾りは、一対の装飾部材の軸着部位に、板ばね等のバネ機構を装着して一対の装飾部位弾発付勢させて保持させたり、軸着部位をかしめ等の手段により一対の装飾部材を環状形態に保持させるようにしている。

このような、従来の耳飾りを具体的に例示すると、特許文献1や特許分献2を挙げることができる。そのうち特許文献1は、主装飾部と副装飾部とを軸着したイヤリングであって、主装飾部の端部にあけた貫通孔ピンを挿通し、ワッシャを介してかしめて軸着可能に取付けたものである。

また、特許文献2は一方の装飾部の端部に形成した貫通孔にピンを挿通して一対の装飾部を軸着し、板ばねの後端曲げて一方の装飾部の内周面に取付けてばね特性を効果的に生じさせたイヤリングである。

特開平10−276810号公報
特開2004−283437号公報

概要

ばね特性を有効に発揮させて使用者安心感を与えるようにして使用価値を高め、また、耳飾りをイヤリング仕様とピアス仕様に容易に交換可能とすること。 一方の環状基材の軸着側先端に、両側に軸着ピン6を有する突部5を突設形成し、他方の環状基材の軸着側先端に予め拡げて形成した二股挟持部9を設け、この二股挟持部の内周に形成した軸着溝11に軸着ピン6を挿入しながら二股挟持部9を内方へかしめて軸着溝11に軸着ピン6を軸着可能に設け、二股挟持部9を有する環状基材の内周側に押圧係合部を介して装着した板ばね17の先端を一対の環状基材を軸着部位を介して開いた状態のとき、突部の先端面7に弾発付勢させて係合させ、かつ、板ばねの後端側を環状基材の内周側に形成した係止機構12に係止させ、一対の環状基材を軸着部位を介して閉じた状態のとき、板ばね17の先端を突部の内周側の押圧部に弾発付勢させた耳飾りである。

目的

本発明は、上述の従来の欠点に鑑み、鋭意検討の結果、開発に至ったものであり。その目的とするところは、ばね特性を有効に発揮させて使用者に安心感を与えるようにして使用価値を高め、また、耳飾りをイヤリング仕様とピアス仕様に容易に交換可能とし、更には、ばねの着脱を容易に行い得られるようにし、ばね等の修理や交換を簡便に行うことができ、部品組立て分解の作業性を著しく向上させることにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

一対の環状基材の端部同士を開閉自在に軸着した耳飾りにおいて、一方の環状基材の軸着側先端に、両側に軸着ピンを有する突部を突設形成し、他方の環状基材の軸着側先端に予め拡げて形成した二股挟持部を設け、この二股挟持部の内周に形成した軸着溝に前記軸着ピンを挿入しながら前記二股挟持部を内方へかしめて前記軸着溝に前記軸着ピンを軸着可能に設けると共に、前記二股挟持部を有する環状基材の内周側に押圧係合部を介して装着した板ばねの先端を一対の環状基材を軸着部位を介して開いた状態のとき、前記突部の先端面に弾発付勢させて係合させ、かつ、前記板ばねの後端側を前記環状基材の内周側に形成した係止機構係止させ、更に、一対の環状基材を軸着部位を介して閉じた状態のとき、前記板ばねの先端を前記突部の内周側の押圧部に弾発付勢させてたことを特徴とする耳飾り。

請求項2

前記係止機構は、前記環状基材の内周側に、前記板ばねが奥側に移動するのを防止するための係止壁と、板ばねが軸着部側に移動するのを防止するための台座壁とからなる請求項1に記載の耳飾り。

請求項3

前記板ばねの後端を前記係止壁に係合させると共に、板ばねの後端に形成した曲折部を前記台座部に係止させた請求項2に記載の耳飾り。

請求項4

前記係止機構は、前記環状基材の内周側に前記板ばねの移動を防止するための断面逆L字形の係止部を形成した請求項1に記載の耳飾り。

請求項5

前記係止機構に板ばねの後端を係合させ、かつ板ばねの後端近傍に形成した突部を係止させた請求項4に記載の耳飾り。

請求項6

請求項1に記載の耳飾りにおいて、前記二股挟持部を押し拡げて前記軸着部から前記軸着ピン取り外して一対の環状基材の軸着部を分離させ、次いで、何れか一方の環状基材をピアス用又はイヤリング用の環状基材に交換し、当該ピアス用又はイヤリング用の環状基材の二股挟持部を内方へかしめて前記軸着部に前記軸着ピンを軸着してピアス又はイヤリングの何れかに交換可能にした耳飾りの交換方法

請求項7

一対の環状基材の何れかの自由端部内にピアスピンろう付けにより植設してピアス用とした請求項6に記載の耳飾りの交換方法。

請求項8

一対の環状基材の何れかの自由端部内にねじ部材を設けてイヤリング用とした請求項6に記載の耳飾りの交換方法。

技術分野

0001

本発明は、一対の環状基材弾発付勢状態で開閉することにより適宜の環状形態を呈するイヤリング又はピアス等に好適な耳飾りと耳飾りの交換方法に関する。

背景技術

0002

通常、この種の耳飾りには、一対の装飾部材軸着し、耳たぶを挟持させて取付ける一般のイヤリング又はクリップ式イヤリング或は、耳たぶに挿通して取付ける挿通ピンを有するピアス等が知られている。

0003

また、この耳飾りは、一対の装飾部材の軸着部位に、板ばね等のバネ機構を装着して一対の装飾部位を弾発付勢させて保持させたり、軸着部位をかしめ等の手段により一対の装飾部材を環状形態に保持させるようにしている。

0004

このような、従来の耳飾りを具体的に例示すると、特許文献1や特許分献2を挙げることができる。そのうち特許文献1は、主装飾部と副装飾部とを軸着したイヤリングであって、主装飾部の端部にあけた貫通孔ピンを挿通し、ワッシャを介してかしめて軸着可能に取付けたものである。

0005

また、特許文献2は一方の装飾部の端部に形成した貫通孔にピンを挿通して一対の装飾部を軸着し、板ばねの後端曲げて一方の装飾部の内周面に取付けてばね特性を効果的に生じさせたイヤリングである。

0006

特開平10−276810号公報
特開2004−283437号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、特許文献1は、イヤリングを繰り返し使用していると、軸着部位が摩擦等の要因で緩みを生じ、結果的には、耳たぶを挟持する力を失い、使用に供せられないばかりか、軸着部位の分解を困難にしているため、軸着部位を取外してイヤリングからピアス仕様交換するのは不可能であった。

0008

また、特許文献2は、一対の装飾部に一方側に貫通孔をあけ、この貫通孔にピンを挿通して軸着しているので、軸着部分の分解を困難にしており、装飾部やばねのメンテナンスの必要性が生じても修理することは極めて難しい作業を強いられていた。

0009

本発明は、上述の従来の欠点に鑑み、鋭意検討の結果、開発に至ったものであり。その目的とするところは、ばね特性を有効に発揮させて使用者安心感を与えるようにして使用価値を高め、また、耳飾りをイヤリング仕様とピアス仕様に容易に交換可能とし、更には、ばねの着脱を容易に行い得られるようにし、ばね等の修理や交換を簡便に行うことができ、部品組立て分解の作業性を著しく向上させることにある。

課題を解決するための手段

0010

上記の目的を達成するため、請求項1に係る発明は、一対の環状基材の端部同士を開閉自在に軸着した耳飾りにおいて、一方の環状基材の軸着側先端に、両側に軸着ピンを有する突部を突設形成し、他方の環状基材の軸着側先端に予め拡げて形成した二股挟持部を設け、この二股挟持部の内周に形成した軸着溝に前記軸着ピンを挿入しながら前記二股挟持部を内方へかしめて前記軸着溝に前記軸軸着ピンを軸着可能に設けると共に、前記二股挟持部を有する環状基材の内周側に押圧係合部を介して装着した板ばねの先端を一対の環状基材を軸着部位を介して開いた状態のとき、前記突部の先端面に弾発付勢させて係合させ、かつ、前記板ばねの後端側を前記環状基材の内周側に形成した係止機構係止させ、更に、一対の環状基材を軸着部位を介して閉じた状態のとき、前記板ばねの先端を前記突部の内周側の押圧部に弾発付勢させた耳飾りである。

0011

請求項2に係る発明は、係止機構は、前記環状基材の内周側に、前記板ばねが奥側に移動するのを防止するための係止壁と、板ばねが軸着部側に移動するのを防止するための台座壁とからなる耳飾りである。

0012

請求項3に係る発明は、板ばねの後端を前記係止壁に係合させると共に、板ばねの後端に形成した曲折部を前記台座部に係止させた耳飾りである。

0013

請求項4に係る発明は、係止機構は、前記環状基材の内周側に前記板ばねの移動を防止するための断面逆L字形の係止部を形成した耳飾りである。

0014

請求項5に係る発明は、係止機構に板ばねの後端を係合させ、かつ板ばねの後端近傍に形成した突部を係止させた耳飾りである。

0015

請求項6に係る発明は、二股挟持部を押し拡げて前記軸着部から前記軸着ピン取り外して一対の環状基材の軸着部を分離させ、次いで、何れか一方の環状基材をピアス用又はイヤリング用の環状基材に交換し、当該ピアス用又はイヤリング用の環状基材の二股挟持部を内方へかしめて前記軸着部に前記軸着ピンを軸着してピアス又はイヤリングの何れかに交換可能にした耳飾りの交換方法である。

0016

請求項7に係る発明は、一対の環状基材の何れかの自由端部内にピアスピンロウ付けにより植設してピアス用とした耳飾りの交換方法である。

0017

請求項8に係る発明は、一対の環状基材の何れかの自由端部内にねじ部材を設けてイヤリング用とした耳飾りの交換方法である。

発明の効果

0018

請求項1に係る発明によると、一対の環状基材の軸着部位を工具を用いて簡単にかつ確実に着脱できるため、イヤリング仕様とピアス仕様の何れにも簡単に交換でき、使用者の好みに応じた耳飾りに変更でき、耳飾りとしての使用価値を著しく高めることができる。また、板ばねのばね特性を有効に発揮させて使用者に安心感を与えると共に、一対の環状基材の開閉状態を確実にかつ安定感をもって保持することが可能となった。

0019

請求項2に係る発明によると、環状基材の内周側に、係止機構を設けることにより、板ばねのばね機能を発揮させる際に、板ばねが環状基材の前後にみだりに移動することがなく、耳飾りとして長期に亘って使用に耐え得ることができる。

0020

請求項3に係る発明によると、板ばねの後端をやや曲げることによって、板ばねが前後に移動する事態を確実に防止できる。

0021

請求項4に係る発明によると、断面逆L字形の係止部によって、板ばねの移動を防止でき、請求項5の係る発明によると、板ばねの後端に形成した突部によって板ばねが軸着側に動くことを防止でき、ばね特性を保持することが可能となる。

0022

請求項6に係る発明によると、本願における耳飾りをイヤリング又はピアスの何れにも製作することが可能なり、しかも、使用者の好みの変化によってイヤリング又はピアスに簡単に交換することも可能となる。また、本願発明によると、耳飾りの組立て、分解作業が容易になると共に、板ばねのメンテナンスの際にも、板ばねの着脱作業が容易であり、その使用価値は極めて高い。

0023

請求項7又は8に係る発明によると、イヤリングを一方側の環状基材を交換することによって、所望の耳飾りに変更することが可能となり、また、何れか一方側の環状基材の自由端部に、ピアスピンを植設することにより、ピアス用として利用でき、一方、環状基材の自由端部に、ねじ部材を取付けることにより、イヤリング用として利用でき、もって、耳飾りとしての利用価値を高めている。

発明を実施するための最良の形態

0024

本発明における耳飾りと耳飾りの交換方法の好ましい実施形態を図面に基づいて詳説する。
図1は本発明の耳飾りを開いた状態を示す一部切欠断面図であり、図2は本発明の耳飾りを閉じた状態を示す一部切欠断面図である。図3は、一方の環状基材の突部を他方の環状基材の二股挟持部に挿入しようとしている拡大部分斜視図であり、図4は、本発明の軸着部を示す断面図である。

0025

本発明の耳飾り1は、図1及び図2に示すように一対の環状基材3、4からなる。一対の環状基材3、4は、本例のように円形を呈する形態の他に四角形五角形などの多角形その他の形態を採用できる。
一方の環状基材3の軸着側先端には、図4に示すように、環状基材3の胴部よりも、細幅の突部5を突設形成している。この突部5は、環状基材3の外周面と水平方向両側に軸着ピン6を一体に設けるとともに、先端部には先端面7を形成しており、先端面7の内周側端部には押圧部8を設けている。前記突部5は、前記押圧部8から軸着ピン6方向に向けたテーパ面5a形成した略直方体の形状を成しており、テーパ面5aと先端面7がなす角は鋭角をなしており、その頂点部分に押圧部8が形成されている。

0026

他方の環状基材4の軸着側先端には、予め拡げて成形された二股挟持部9が設けられ、この二股挟持部9の側壁16、16の内側には、前記軸着ピン6と軸着可能な軸着溝11、11が形成されている。環状基材4の内周側10には、係止機構12が一体にまたは別体に設けらており、この係止機構12近傍の側壁16、16には押圧係合部15が形成されている。本例における押圧係合部15は、図7(a)、(b)に示すように、環状基材4の内周面に形成した内周溝4a内周縁部に掛け渡すようにブリッジ形状に一体に形成されている。なお、一対の係止部33a、33aとしても良い。

0027

図1及び図2において、前記係止機構12は、係止壁13と台座壁14により構成されている。この係止壁13は、本例では内周側10から略垂直に立設しており、内周側10の内部に収まる高さに設けられている。前記台座壁14は、図1及び図2に示すように、係止壁13より軸着部2側に設けられている。前記押圧係合部15は、環状基材4の側壁16、16の上部に設けられ、本例では、上述のように、図3に示すように両側壁16、16に亘って設けられている。

0028

前記係止機構12は、板ばね17が軸着部2から外れるのを防止することを可能にしている。すなわち、板ばね17の後端19を係止壁13に係合させ、板ばね17の後端19に形成した曲折部30を台座部14に係止させている。これは、耳飾り1の開閉動作をする際に、図1に示すように、耳飾り1を開いた時には板ばね17には、当接している環状基材3の突部5との摩擦により環状基材3側に力が加わり、反対に図2に示すように、閉じる動作をすると環状基材4方向に押される力が加わる。この動作を繰り返していると、板ばね17が軸着部2から外れてしまうので、それを防止するものである。本例においては、係止機構12の係止壁13は台座壁14より高く設けられており、板ばね17が環状基材4側である奥側に飛び出すのを防止している。また、台座壁14に板ばね17を、押圧係合部15を介して係止しすることにより、板ばね17が押圧係合部15側に持ち上がり板ばね17が外れることを防止しつつ、後端19に設けた曲折部30が台座壁14にやや係止して、板ばね17が環状基材3側にずれることを防止している。この場合、図6(b)、(c)に示すように、突起31を板ばね17の何れか一側に形成して、曲折部30の代替構造にしても良い。何れにしても、曲折部30や突起31は、板ばね17を仮固定してみだりに移動しないようにしたものである。

0029

板ばね17は、図6(a)に示すように、略薄板状金属板であり、先端18を図1に示すように、耳飾り1を開いた状態では環状基材3の突部5に形成された先端面7を押圧しており、図2に示すように耳飾り1を閉じた状態では突部5の押圧部8を押圧している。この板ばね17の後端19形成した曲折部30は、図1及び図2に示すように、係止機構12の台座壁14に係止している。

0030

本例のかしめ構造について説明する。本例のかしめ構造は、図3及び図4に示すように環状基材4の端部に設けた予め拡げて形成した二股挟持部9の軸着溝11に、環状基材3の端部に設けた突部5の両側面に設けた軸着ピン6を挿入し、工具を用いてかしめることにより行う。詳しく説明すると、図4に示すように、二股挟持部9は予め突部5と軸着ピン6の幅よりやや大きく拡げられており、二股挟持部9の内側に設けられた軸着溝11は軸着ピン6を軸着可能に形成されている。この軸着溝11に軸着ピン6の何れか一方を挿入し、他方の軸着溝11と軸着ピン6を合わせつつ、工具等をもちいて側壁16を両側から内側方向にかしめていくと、突部5が二股挟持部9に回動自在に軸着されることとなる。その際、軸着ピン6や軸着溝11の位置、突部5の大きさや二股挟持部9の内周面10の位置等は環状基材3、4同士が回動自在に軸着できる位置に設定されている。

0031

次に、本発明の動作について説明する。一対の環状基材3、4は、図3及び図4に示すように環状基材3の軸着側先端に突設形成された突部5の両側面に設けられた軸着ピン6を、環状基材4の軸着側先端に設けられた二股挟持部9に形成された軸着溝11に回動自在に軸着して耳飾り1の開閉を行う。
その際、板ばね17は図1に示しように、環状基材3に設けられた押圧係合部15と台座壁14の間に挿入され、後端19を台座壁14に係止させ、先端18を軸着した環状基材3の突部5に当接させている。

0032

更に詳しく説明すると、図1に示した耳飾り1は開いた状態では、後端19の曲折部30を押圧係合部15を介して台座壁14に係止することより、板ばね17に弾発力が生じ、先端18と当接している突部5の先端面7を板ばね17の先端18が押圧することとなる。
また図2に示した耳飾り1を閉じた状態では、上述した弾発力が突部5の押圧部8と当接しているので、板ばね17に生じた弾発力が、押圧部8を押圧することとなる。
これにより、耳飾り1は開いた状態及び閉じた状態を板ばね17の押圧力により保持することが可能となると共に、装着者が安心して装着作業を行うことが可能となる。更に、本発明の耳飾り1をピアスとした場合には、ピアスピンが環状基材の一部と弾発力をもって勢いよく当接するので、「パチン」と音がして装着者にピアスが閉じたことを確実に知られせることができ、耳飾りをしようする者は、安心感を持って耳たぶに装着でき使用に供せられる。

0033

次に、本発明の耳飾りの交換方法について説明する。なお、同一部分は同一符号を用いてその説明を省略した。図5(a)本発明の交換方法により交換するイヤリングを示した正面図であり、図5(b)は、ピアスピンを装飾部を有する環状基材に取付けた図であり、図5(c)は、本発明の交換方法によりイヤリングより交換したピアスを示した正面図である。図6(a)は、後端に折曲部を設けた板ばねを示した斜視図であり、図6(b)は、後端に突起を設けた板ばねの斜視図であり、図6(c)は、(b)に示す板ばねを裏返した状態を示す斜視図である。図7(a)は、本発明の他の実施例の一部切欠説明断面図であり、図7(b)は、本発明の他の実施例の係止機構と係止部を示した平面説明図であり、図7(c)は、他の実施例の係止機構を示した一部省略断面図である。

0034

図7(a)に示すイヤリング20を、例えば図5(c)に示すピアス21に交換する方法について説明する。
図5(a)に示すイヤリング20の軸着部28は、図3と同じように環状基材23の端部に設けられた突部5が、他方の環状基材22に設けられた予め拡げられた二股挟持部9に挟持され、軸着ピン6が軸着溝11に回動自在に軸着可能な状態で、工具等により二股挟持部9がかしめられることにより軸着されている。さらに詳しく説明すると、図4に示すように、突部5の両側に設けられた軸着ピン6と、二股挟持部9に設けられた軸着溝11は、耳飾りが軸着された場合に開閉可能な位置であるとともに、突部5が板ばね17と当接可能な位置に形成されることにより、簡単に着脱ができ、しかも確実にかしめることができることとなる。

0035

環状基材を交換する場合に、まず図5(a)に示された軸着されたイヤリング20を開き、工具等を環状基材22の二股挟持部9の近傍に差し込んで、二股挟持部9を幅方向に拡げる。

0036

二股挟持部9が拡げられると、環状基材23との軸着部分に隙間ができ、軸着ピン6は軸着溝11から外れ、環状基材23を取外すことが可能となる。

0037

環状基材23を取外すと、いままで環状基材23の突部5の押圧部8を押圧していた板ばね17の先端14は、外周側に移動可能となるので押圧係合部15を介して生じていた板ばね17の弾発力が軽減若しくは無くなり、板ばね17を簡単に取外すことができる。

0038

環状基材23を取り外した状態を図5(b)に示す。同図において25は装飾部を示す。環状基材23が取外されると、次にピアスへの交換であるので、環状基材23の自由端部24にピアスピン28を、例えばろう付けにより取付ける。これにより耳たぶを挿通するピアスピン28が環状基材22に取付けられることになる。

0039

次に、板ばね17を環状基材22の内側に押圧係合部15を介して挿入し、係止機構12に係止させる。そしてピアス用の環状基材23aに設けられている突部5の先端面若しくは押圧部8を、板ばね17の下面18aに当接させて、板ばね17に弾発力が生じるようにしつつ、突部5に設けられている軸着ピン6を環状基材22に設けられている軸着溝11のどちらか一方の溝に係止させる。そして、工具等を用いて二股挟持部9を内側にかしめれば、図5(c)に示すように環状基材22と環状基材23aは板ばね17による弾発力を有しつつ軸着されることとなり、イヤリング20がピアス21に又はピアスをイヤリングに交換できる。

0040

上記方法により交換される耳飾りは、上記例に限ったものではなく、ピアスからイヤリングへと相互に交換可能であり、その場合には、ピアス21の環状基材23aの二股挟持部9を工具等により拡げて、環状基材23aを取外し、板ばね17を交換する場合には板ばね17を取外して、ピアスピン28を取外し交換するねじ部材27を有するイヤリング20を取付けて、二股挟持部9をかしめれば交換できる。
また装飾部25を他の装飾品を設けた装飾部と交換することも可能である。さらに、板ばね17に不具合が生じた場合にも板ばね17のみ交換することも可能である。
このように、上記方法を用いることにより、簡単で短時間に耳飾りを交換、修理等が可能となり、耳飾りとしての使用価値を著しく高めることができる

0041

次に、本発明の他の実施例について説明する。
本発明の係止機構12は、図1に示したものに限られず図7(a)、(b)に示すように断面逆L字形をした逆L字形係止部32であってもよい。この逆L字形係止部32は、軸着部方向に向いて開口しており、板ばね17の後端19をその内部に係合させることにより、L字形の壁部分が板ばね17の奥側への移動を規制している。
この逆L字形係止部32を用いて、板ばね17の軸着部側への移動を規制するために、板ばね17の後端19に、図5(b)、(c)にも示すように突起31aを形成している。さらに、逆L字形係止部32をかしめて板ばね17の突起31aを係止するようにしている。この突起31aは板ばね17の軸着部側への移動を規制することを確実なものとし、板ばね17は逆L字形係止部32内に挟持された状態となり、軸着部側への移動を規制をされることになる。

0042

次に、押圧係合部15は、前記実施例においては環状基材の両側壁16、16に亘り形成されているがこれに限ったものではなく、図7(b)の点線で示すように、側壁16、16に一対の係止部33a、33bを設けてもよく、板ばね17が環状基材4の内周部分から外れることがないようにして、弾発付勢させることができればよい。
図示しないが、ねじ部材を有する略U字形基材の途中に、本願における軸着構造を設けることによって、U字形に基材を耳たぶに装着する際に開閉する構造に適用しても良い。

0043

本発明の上記実施例においては、イヤリングやピアスの装飾部を有する環状基材の二股挟持部9を設けた例について説明してきたが、当然これに限ったものではなく、装飾部を有さない方の環状基材に二股挟持部9を設け、装飾部を有する環状基材に突部5を形成してもよい。

0044

本発明の耳飾りは、上述のようにピアスやイヤリングに好適であり、また、本発明により簡単に軸着部分を着脱することができるので、簡単にピアスからイヤリングまたその反対にも耳飾りを取り替えることが可能であり、更に装飾部分デザインを変更する場合にも装飾部分を簡単に取り替えることが可能となる。

図面の簡単な説明

0045

本発明の耳飾りを開いた状態を示す一部切欠断面図である。
本発明の耳飾りを閉じた状態を示す一部切欠断面図である。
一方の環状基材の突部を他方の環状基材の二股挟持部に挿入しようとしている拡大部分斜視図である。
本発明の軸着部を示す断面図である。
(a)本発明の交換方法により交換するイヤリングを示した正面図である。(b)ピアスピンを装飾部を有する環状基材に取付けた図である。(c)本発明の交換方法によりイヤリングより交換したピアスを示した正面図である。
(a)後端に折曲部を設けた板ばねを示した斜視図である。(b)後端に突起を設けた板ばねの斜視図である。(c)(b)に示す板ばねを裏返した状態を示す斜視図である。
(a)本発明の他の実施例の一部切欠説明断面図である。(b)本発明の他の実施例の係止機構と係止部を示した平面説明図である。(c)他の実施例の係止機構を一部省略断面図である。

符号の説明

0046

1耳飾り
2軸着部
3、4環状基材
5 突部
6 軸着ピン
9二股挟持部
11 軸着溝
12係止機構
13係止壁
14台座壁
15押圧係合部
17板ばね
19後端
20イヤリング
21ピアス
24 自由端部
28ピアスピン
30曲折部
32 逆L字形係止部

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