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技術 画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラム

出願人 ブラザー工業株式会社
発明者 中村国貴
出願日 2008年3月31日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-093305
公開日 2009年10月22日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2009-246834
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 表示装置の制御、回路
主要キーワード 記録メディアスロット 消去対象データ 変更画面表示 登録承認 画像表示処理装置 表示終了操作 保護操作 表示用データ生成
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年10月22日)のものです。
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図面 (13)

課題

画像を表示可能な画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関し、特に、キャッシュメモリを有効活用し、ユーザ所望画像表示高速化し得る画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムを提供する。

解決手段

多機能周辺装置1は、記録メディア35内の画像データをLCD18に表示する際、画像データに基づき生成された表示用データをユーザキャッシュ13Aから取得し、当該表示用データに基づく画像を表示する(S9)。表示対象である画像の表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在する場合、多機能周辺装置1は、当該表示用データにより画像を表示する。高速表示設定操作が行われると(S21:YES)、多機能周辺装置1は、表示中の画像に係る表示用データに対応付けて、保護情報をユーザキャッシュ13Aに格納する。保護情報が対応付けられた表示用データは、消去されることなく、ユーザキャッシュ13Aに存在する。

概要

背景

従来、画像表示装置は、画像データに基づいて表示用データを生成し、生成した表示用データをディスプレイ等に表示することで、当該画像データに係る画像を表示している。即ち、画像データに基づく画像を表示する場合、画像表示装置は、当該画像データを取得し、当該画像データに基づく表示用データを生成する必要があった。

ここで、表示用データを生成する際、画像データの種類や内容によっては、処理に多くの時間が必要となる場合がある。例えば、高解像度の画像データに基づく画像を表示する場合には、表示用データの生成に非常に多くの時間が必要となる。つまり、従来の画像表示装置では、ユーザが画像の表示を指示した時点から、実際にユーザ所望の画像が表示されるまでに、多くの時間が必要となる場合があった。この場合、ユーザは、所望の画像の表示が行われるまで、無駄な時間を過ごす結果となる。

この問題を解決すべくなされた発明として、特許文献1記載の発明が知られている。この特許文献1記載のデータ処理装置は、キャッシュメモリを有効活用することにより、データ処理高速化を実現している。具体的には、特許文献1記載のデータ処理装置は、データ処理を行う際に、当該キャッシュメモリの利用の有無による処理速度の相違や、処理対象となるデータのデータサイズに基づいて、キャッシュメモリを利用したデータ処理を行うか否かを決定する。つまり、特許文献1記載のデータ処理装置は、画像データを表示する際に、キャッシュメモリを活用することで、画像データの表示処理を高速化することができる。例えば、一度、画像データに基づいて生成した表示用データがキャッシュメモリに格納されている場合、当該データ処理装置は、当該画像データの表示を行う際に、キャッシュメモリ内の当該表示用データを用いることで、画像表示の高速化を実現し得る。
特開平08−292914号公報

概要

画像を表示可能な画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関し、特に、キャッシュメモリを有効活用し、ユーザ所望の画像表示を高速化し得る画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムを提供する。多機能周辺装置1は、記録メディア35内の画像データをLCD18に表示する際、画像データに基づき生成された表示用データをユーザキャッシュ13Aから取得し、当該表示用データに基づく画像を表示する(S9)。表示対象である画像の表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在する場合、多機能周辺装置1は、当該表示用データにより画像を表示する。高速表示設定操作が行われると(S21:YES)、多機能周辺装置1は、表示中の画像に係る表示用データに対応付けて、保護情報をユーザキャッシュ13Aに格納する。保護情報が対応付けられた表示用データは、消去されることなく、ユーザキャッシュ13Aに存在する。

目的

本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関し、特に、表示用データを記憶する記憶手段を有効活用し、ユーザ所望の画像の表示を高速化し得る画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムを提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

種々の画像を表示可能な表示手段と、ユーザによる操作が行われる操作手段と、種々のデータが格納される外部メモリが接続される接続手段と、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データを取得し、当該画像データに基づいて、当該画像データに係る画像を示す表示用データを生成する表示用データ生成手段と、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データが記憶される記憶手段と、前記外部メモリに格納されている画像データに係る画像の表示が指示された場合、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段により当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていないことが確認された場合、前記表示用データ生成手段を制御することにより、当該画像データに基づく表示用データを生成し、生成した表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する表示制御手段と、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データを前記記憶手段に記憶すると共に、前記表示制御手段により、表示用データに基づく画像が前記表示手段に表示されている場合に、前記操作手段における所定の保護操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに対して、前記記憶手段からの消去に対する保護を示す保護情報対応付けて記憶する記憶制御手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置

請求項2

請求項1記載の画像表示装置において、前記接続手段に接続された外部メモリに記憶されている画像データに係る表示用データが前記表示手段に表示され、且つ、前記操作手段における所定の保護操作が行われた場合、当該表示用データに前記保護情報が対応付けられたことを示す識別情報を、当該表示用データに対応する画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込む書込手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置。

請求項3

請求項1又は請求項2記載の画像表示装置において、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データから、前記識別情報が対応付けられている画像データを特定するデータ特定手段と、を備え、前記確認手段は、前記データ特定手段により特定された画像データに対応する表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認し、前記表示制御手段は、前記確認手段により、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記記憶手段に記憶されている当該表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、前記確認手段により、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認されなかった場合、当該画像データに基づく表示用データを生成するように前記表示用データ生成手段を制御し、生成された表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示すること、を特徴とする画像表示装置。

請求項4

請求項3記載の画像表示処理装置において、前記表示制御手段は、前記外部メモリに格納されている画像データの内、前記識別情報が対応付けられている画像データに基づく画像から前記表示手段に表示するように、前記外部メモリに格納されている画像データに対する表示順を設定する表示順設定手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置。

請求項5

請求項1乃至請求項4記載の画像表示装置において、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データを前記記憶手段に記憶する際に、前記記憶手段の記憶容量に基づいて、当該表示用データを前記記憶手段に記憶可能であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記記憶制御手段は、前記判定手段により、当該表示用データを前記記憶手段に記憶不能であると判定された場合、前記記憶手段から前記保護情報が対応付けられていない表示用データを消去し、当該表示用データを前記記憶手段に記憶すること、を特徴とする画像表示装置。

請求項6

請求項1乃至請求項5記載の画像表示装置において、前記画像データを構成する画素の色調、明度彩度を変更する各種の画像補正処理を行う補正手段と、を備え、前記補正手段により、画像データに対する画像補正処理が行われた場合、前記表示用データ生成手段は、前記画像補正処理が行われた画像データに基づいて、当該画像補正処理が行われた画像を示す表示用データを生成し、前記記憶制御手段は、前記画像補正処理が行われた画像を示す表示用データを前記記憶手段に記憶すること、を特徴とする画像表示装置。

請求項7

請求項6記載の画像表示装置において、前記書込手段は、前記補正手段による画像補正処理が行われた画像データが前記外部メモリに存在する場合、当該画像データに対して行われた画像補正処理の内容を示す補正内容情報を、画像補正処理が行われた画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込むこと、を特徴とする画像表示装置。

請求項8

請求項1乃至請求項7記載の画像表示装置において、前記表示制御手段は、前記保護情報が対応付けられた表示用データに係る画像を前記表示手段に表示する場合に、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに前記保護情報が対応付けられていることを示す保護対象表示を行い、前記記憶制御手段は、前記操作手段による所定の解除操作に基づいて、当該表示用データに対する前記保護情報の対応付けを解除すること、を特徴とする画像表示装置。

請求項9

種々の画像を表示可能な表示手段と、ユーザによる操作が行われる操作手段と、種々のデータが格納される外部メモリが接続される接続手段と、種々のデータが記憶される記憶手段と、を備える画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データを取得し、当該画像データに基づいて、当該画像データに係る画像を示す表示用データを生成する表示用データ生成ステップと、生成された表示用データを前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記外部メモリに格納されている画像データに係る画像の表示が指示された場合、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する確認ステップと、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていないことが確認された場合、前記表示用データ生成手段を制御することにより、当該画像データに基づく表示用データを生成し、生成した表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する表示制御ステップと、前記表示用データに基づく画像が前記表示手段に表示されている場合に、前記操作手段における所定の保護操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに対して、前記記憶手段からの消去に対する保護を示す保護情報を対応付けて記憶する記憶制御ステップと、を備えることを特徴とする画像表示装置の制御プログラム。

請求項10

請求項9記載の画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに記憶されている画像データに係る表示用データが前記表示手段に表示され、且つ、前記操作手段における所定の保護操作が行われた場合、当該表示用データに前記保護情報が対応付けられたことを示す識別情報を、当該表示用データに対応する画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込む書込ステップと、を備えることを特徴とする画像表示装置の制御プログラム。

請求項11

請求項9又は請求項10記載の画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データから、前記識別情報が対応付けられている画像データを特定するデータ特定ステップと、を備え、前記確認ステップは、特定された画像データに対応する表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する第1確認ステップと、を有し、前記表示制御ステップは、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記記憶手段に記憶されている当該表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する第1表示制御ステップと、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認されなかった場合、当該画像データに基づく表示用データを生成するように前記表示用データ生成手段を制御し、生成された表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する第2表示制御ステップと、を有すること、を特徴とする画像表示装置の制御プログラム。

技術分野

0001

本発明は、画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関し、特に、当該画像データに基づく画像を迅速に表示し得る画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関する。

背景技術

0002

従来、画像表示装置は、画像データに基づいて表示用データを生成し、生成した表示用データをディスプレイ等に表示することで、当該画像データに係る画像を表示している。即ち、画像データに基づく画像を表示する場合、画像表示装置は、当該画像データを取得し、当該画像データに基づく表示用データを生成する必要があった。

0003

ここで、表示用データを生成する際、画像データの種類や内容によっては、処理に多くの時間が必要となる場合がある。例えば、高解像度の画像データに基づく画像を表示する場合には、表示用データの生成に非常に多くの時間が必要となる。つまり、従来の画像表示装置では、ユーザが画像の表示を指示した時点から、実際にユーザ所望の画像が表示されるまでに、多くの時間が必要となる場合があった。この場合、ユーザは、所望の画像の表示が行われるまで、無駄な時間を過ごす結果となる。

0004

この問題を解決すべくなされた発明として、特許文献1記載の発明が知られている。この特許文献1記載のデータ処理装置は、キャッシュメモリを有効活用することにより、データ処理高速化を実現している。具体的には、特許文献1記載のデータ処理装置は、データ処理を行う際に、当該キャッシュメモリの利用の有無による処理速度の相違や、処理対象となるデータのデータサイズに基づいて、キャッシュメモリを利用したデータ処理を行うか否かを決定する。つまり、特許文献1記載のデータ処理装置は、画像データを表示する際に、キャッシュメモリを活用することで、画像データの表示処理を高速化することができる。例えば、一度、画像データに基づいて生成した表示用データがキャッシュメモリに格納されている場合、当該データ処理装置は、当該画像データの表示を行う際に、キャッシュメモリ内の当該表示用データを用いることで、画像表示の高速化を実現し得る。
特開平08−292914号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、キャッシュメモリは、或る画像データの表示処理を行う場合のみ、活用されるものではない。即ち、当該キャッシュメモリは、別の画像データの表示処理にも活用される。更に、キャッシュメモリは、その他様々な処理を行う際にも活用される。そして、キャッシュメモリは、記憶容量に制限があるため、多様な処理を実行すると、その記憶内容更新される。即ち、一度キャッシュメモリに表示用データが記憶されたとしても、ユーザの意思とは関係なく、他のデータを記憶するために消去されてしまうことになる。

0006

そうすると、上記特許文献1記載のデータ処理装置であっても、キャッシュメモリに、ユーザ所望の画像データに基づく表示用データが存在しない場合が生じ得る。この場合、当該データ処理装置は、ユーザ所望の画像データに基づいて、再度表示用データを生成しなければならない。その結果、特許文献1記載のデータ処理装置は、ユーザ所望の画像の表示に際し、ユーザに表示待ち時間強制することになる。

0007

又、近年、画像データは、記録メディアに格納されている場合も多い。このような記録メディアに格納されている画像データを表示する場合、画像表示装置は、当該記録メディアから画像データを読み取る読取装置(即ち、メディアリーダ)を介して、画像データを取得しなければならない。この場合、当該読取装置におけるデータ転送処理が介在するため、画像データの表示は更に遅延するという問題が生じる。

0008

本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、画像データに基づく画像を表示可能な画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムに関し、特に、表示用データを記憶する記憶手段を有効活用し、ユーザ所望の画像の表示を高速化し得る画像表示装置及び画像表示装置の制御プログラムを提供する。

課題を解決するための手段

0009

前記課題を解決するために成された請求項1に係る画像表示装置は、種々の画像を表示可能な表示手段と、ユーザによる操作が行われる操作手段と、種々のデータが格納される外部メモリが接続される接続手段と、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データを取得し、当該画像データに基づいて、当該画像データに係る画像を示す表示用データを生成する表示用データ生成手段と、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データが記憶される記憶手段と、前記外部メモリに格納されている画像データに係る画像の表示が指示された場合、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する確認手段と、前記確認手段により当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていないことが確認された場合、前記表示用データ生成手段を制御することにより、当該画像データに基づく表示用データを生成し、生成した表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する表示制御手段と、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データを前記記憶手段に記憶すると共に、前記表示制御手段により、表示用データに基づく画像が前記表示手段に表示されている場合に、前記操作手段における所定の保護操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに対して、前記記憶手段からの消去に対する保護を示す保護情報対応付けて記憶する記憶制御手段と、を備えることを特徴とする。

0010

そして、請求項2記載の画像表示装置は、請求項1記載の画像表示装置において、前記接続手段に接続された外部メモリに記憶されている画像データに係る表示用データが前記表示手段に表示され、且つ、前記操作手段における所定の保護操作が行われた場合、当該表示用データに前記保護情報が対応付けられたことを示す識別情報を、当該表示用データに対応する画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込む書込手段と、を備えることを特徴とする。

0011

又、請求項3記載の画像表示装置は、請求項1又は請求項2記載の画像表示装置において、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データから、前記識別情報が対応付けられている画像データを特定するデータ特定手段と、を備え、前記確認手段は、前記データ特定手段により特定された画像データに対応する表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認し、前記表示制御手段は、前記確認手段により、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記記憶手段に記憶されている当該表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、前記確認手段により、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認されなかった場合、当該画像データに基づく表示用データを生成するように前記表示用データ生成手段を制御し、生成された表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示すること、を特徴とする。

0012

そして、請求項4記載の画像表示装置は、請求項3記載の画像表示処理装置において、前記表示制御手段は、前記外部メモリに格納されている画像データの内、前記識別情報が対応付けられている画像データに基づく画像から前記表示手段に表示するように、前記外部メモリに格納されている画像データに対する表示順を設定する表示順設定手段と、を備えることを特徴とする。

0013

又、請求項5記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項4記載の画像表示装置において、前記表示用データ生成手段により生成された表示用データを前記記憶手段に記憶する際に、前記記憶手段の記憶容量に基づいて、当該表示用データを前記記憶手段に記憶可能であるか否かを判定する判定手段と、を備え、前記記憶制御手段は、前記判定手段により、当該表示用データを前記記憶手段に記憶不能であると判定された場合、前記記憶手段から前記保護情報が対応付けられていない表示用データを消去し、当該表示用データを前記記憶手段に記憶すること、を特徴とする。

0014

そして、請求項6記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項5記載の画像表示装置において、前記画像データを構成する画素の色調、明度彩度を変更する各種の画像補正処理を行う補正手段と、を備え、前記補正手段により、画像データに対する画像補正処理が行われた場合、前記表示用データ生成手段は、前記画像補正処理が行われた画像データに基づいて、当該画像補正処理が行われた画像を示す表示用データを生成し、前記記憶制御手段は、前記画像補正処理が行われた画像を示す表示用データを前記記憶手段に記憶すること、を特徴とする。

0015

又、請求項7記載の画像表示装置は、請求項6記載の画像表示装置において、前記書込手段は、前記補正手段による画像補正処理が行われた画像データが前記外部メモリに存在する場合、当該画像データに対して行われた画像補正処理の内容を示す補正内容情報を、画像補正処理が行われた画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込むこと、を特徴とする。

0016

そして、請求項8記載の画像表示装置は、請求項1乃至請求項7記載の画像表示装置において、前記表示制御手段は、前記保護情報が対応付けられた表示用データに係る画像を前記表示手段に表示する場合に、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに前記保護情報が対応付けられていることを示す保護対象表示を行い、前記記憶制御手段は、前記操作手段による所定の解除操作に基づいて、当該表示用データに対する前記保護情報の対応付けを解除すること、を特徴とする。

0017

又、請求項9記載の画像表示装置の制御プログラムは、種々の画像を表示可能な表示手段と、ユーザによる操作が行われる操作手段と、種々のデータが格納される外部メモリが接続される接続手段と、種々のデータが記憶される記憶手段と、を備える画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データを取得し、当該画像データに基づいて、当該画像データに係る画像を示す表示用データを生成する表示用データ生成ステップと、生成された表示用データを前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記外部メモリに格納されている画像データに係る画像の表示が指示された場合、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する確認ステップと、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示し、当該画像データに基づく表示用データが前記記憶手段に記憶されていないことが確認された場合、前記表示用データ生成手段を制御することにより、当該画像データに基づく表示用データを生成し、生成した表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する表示制御ステップと、前記表示用データに基づく画像が前記表示手段に表示されている場合に、前記操作手段における所定の保護操作に基づいて、前記表示手段に表示されている画像に係る表示用データに対して、前記記憶手段からの消去に対する保護を示す保護情報を対応付けて記憶する記憶制御ステップと、を備えることを特徴とする。

0018

そして、請求項10記載の画像表示装置の制御プログラムは、請求項9記載の画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに記憶されている画像データに係る表示用データが前記表示手段に表示され、且つ、前記操作手段における所定の保護操作が行われた場合、当該表示用データに前記保護情報が対応付けられたことを示す識別情報を、当該表示用データに対応する画像データに対応付けて、前記外部メモリに書き込む書込ステップと、を備えることを特徴とする。

0019

又、請求項11記載の画像表示装置の制御プログラムは、請求項9又は請求項10記載の画像表示装置の制御プログラムにおいて、前記接続手段に接続された外部メモリに格納されている画像データから、前記識別情報が対応付けられている画像データを特定するデータ特定ステップと、を備え、前記確認ステップは、特定された画像データに対応する表示用データが前記記憶手段に記憶されているか否かを確認する第1確認ステップと、を有し、前記表示制御ステップは、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認された場合、前記記憶手段に記憶されている当該表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する第1表示制御ステップと、前記識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが前記記憶手段に記憶されていることが確認されなかった場合、当該画像データに基づく表示用データを生成するように前記表示用データ生成手段を制御し、生成された表示用データに基づく画像を前記表示手段に表示する第2表示制御ステップと、を有すること、を特徴とする。

発明の効果

0020

請求項1記載の画像表示装置は、表示用データ生成手段により、接続手段に接続された外部メモリ内の画像データに基づく表示用データを生成し得る。そして、当該画像表示装置は、表示用データ生成手段により生成された表示用データを、表示手段に表示する。従って、当該画像表示装置は、外部メモリに格納されている画像データの内容を表示手段に表示し得る。
当該画像表示装置は、確認手段により外部メモリに格納されている画像データに係る表示用データが記憶手段に記憶されていることが確認された場合、記憶手段内の当該表示用データを用いて、表示手段に画像を表示する。つまり表示用データ生成手段による表示用データの生成処理が省略されるので、当該画像表示装置は、外部メモリに格納されているユーザ所望の画像を、ユーザに待ち時間課すことなく、迅速に表示し得る。又、確認手段により当該画像データに係る表示用データが記憶手段に記憶されていることが確認されなかった場合、当該画像表示装置は、表示用データ生成手段により当該画像データに基づく表示用データを生成し、生成された表示用データを表示手段に表示する。つまり、当該画像表示装置は、外部メモリに格納されている画像データを全て表示手段に表示し得る。
更に、当該画像表示装置は、表示用データ生成手段により生成された表示用データを記憶手段に記憶する。そして、表示用データに基づく画像が表示手段に表示されている場合に、ユーザによる保護操作が行われると、表示手段に表示されている表示用データに保護情報を対応付けて記憶する。この保護情報は、記憶手段からの消去に対する保護を示す。従って、当該保護情報が対応付けられた表示用データは、記憶手段から消去されることはない。つまり、一度生成された表示用データが記憶手段に記憶されている場合、当該表示用データは、ユーザが保護操作を行うことにより、記憶手段から消去されずに保持される。そのため、ユーザが外部メモリに格納されている所望の画像データの表示を指示した場合に、画像表示装置は、保護情報が対応付けられた画像データであれば、迅速にその内容を表示し得る。

0021

請求項2記載の画像表示装置は、接続手段に接続された外部メモリに記憶されている画像データに係る表示用データが表示手段に表示され、且つ、操作手段における所定の保護操作が行われた場合、書込手段により、保護情報が対応付けられた表示用データに係る画像データに対して、識別情報を対応付けて、外部メモリに書き込む。即ち、当該画像表示装置は、外部メモリの識別情報に基づいて、記憶手段内の保護情報が対応付けられた表示用データを特定し得る。これにより、外部メモリが接続手段から取り外された場合であっても、当該画像表示装置は、ユーザが迅速な表示を望む外部メモリ内の画像データと、記憶手段内の表示用データとの対応関係を容易に特定し得る。

0022

請求項3記載の画像表示装置は、識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが記憶手段に記憶されていることが確認手段により確認された場合、記憶手段に記憶されている当該表示用データに基づく画像を表示手段に表示する。即ち、この場合、当該画像表示装置は、当該画像データに係る画像を迅速に表示し得る。
又、識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが記憶手段に記憶されていることが確認手段により確認されなかった場合、当該画像表示装置は、当該画像データに基づく表示用データを生成するように表示用データ生成手段を制御し、生成された表示用データに基づく画像を表示手段に表示する。つまり、当該画像表示装置は、識別情報が対応付けられた画像データに係る表示用データが記憶手段にない場合、自動的に、当該画像データに基づく表示用データを生成する。従って、当該画像表示装置は、ユーザ所望の画像を迅速に表示し得る。更に、この場合に表示用データを生成するので、当該画像表示装置は、同一の画像データに基づく表示用データを複数生成し、記憶手段に記憶する状態を防止し得る。

0023

請求項4記載の画像表示装置は、表示順設定手段により、外部メモリに格納されている画像データに対する表示順を、外部メモリに格納されている画像データの内、識別情報が対応付けられている画像データに基づく画像から表示手段に表示する順に設定し得る。ここで、ユーザは画像表示を希望する可能性のある画像データに識別情報を対応つけておくと考えられる。この結果、当該画像表示装置は、識別情報が対応付けられている画像データから表示が行われることで、外部メモリ内の画像データに含まれるユーザ所望の画像を、より迅速に表示し得る。

0024

請求項5記載の画像表示装置は、表示用データ生成手段により生成された表示用データを記憶手段に記憶する際に、記憶手段の記憶容量に基づいて、判定手段により当該表示用データを記憶手段に記憶不能であると判定された場合、保護情報が対応付けられていない表示用データを記憶手段から消去して、当該表示用データを記憶手段に記憶する。従って、当該画像表示装置は、ユーザにとって必要性の低い表示用データが記憶手段を占有している場合であっても、新たに、ユーザ所望の表示用データを格納し得る。又、この場合においても、保護情報が対応付けられている表示用データは、記憶手段に存在している。そして、通常、ユーザは、画像を再表示する可能性の高い画像データに対して保護情報を付与する操作を行うと考えられる。この場合、当該画像表示装置は、ユーザ所望の画像データに対応する表示用データが記憶手段に存在している可能性が高い状態にある。従って、当該画像表示装置は、ユーザ所望の画像を迅速に表示し得る。

0025

請求項6記載の画像表示装置は、補正手段により、画像データを構成する画素の色調、明度、彩度を変更する各種の画像補正処理を行い得る。そして、画像データに対する画像補正処理が行われた場合、当該画像表示装置は、表示用データ生成手段により、画像補正処理が行われた画像データに基づく表示用データを生成する。そして、当該画像表示装置は、画像補正処理が行われた画像を示す表示用データを記憶手段に記憶する。従って、当該画像表示装置は、画像補正処理の内容を反映した画像を、表示手段に表示し得る。又、当該表示用データが記憶手段に記憶されるので、画像補正処理が行われた状態で表示用データが記憶されていることになる。そして、当該画像表示装置は、画像補正処理が行われた画像データの再表示がユーザにより指示された場合、当該表示用データを用いて、画像補正処理の内容を反映した画像を、表示手段に表示する。これにより、ユーザは、再度画像補正処理を行うことなく、画像補正処理を反映した画像を迅速に表示させ得る。この結果、当該画像表示装置は、画像補正処理に関するユーザの作業負担を軽減し得る。

0026

請求項7記載の画像表示装置は、補正手段による画像補正処理が行われた画像データが外部メモリに存在する場合、書込手段により、当該画像補正処理が行われた画像データに対応付けて、補正内容情報を外部メモリに書き込む。この補正内容情報は、当該画像データに対して行われた画像補正処理の内容を示す。従って、当該画像表示装置は、外部メモリの補正内容情報に基づいて、当該画像データに対して行われた画像補正処理の内容を再現し得る。この結果、当該画像表示装置は、画像補正処理を反映した表示用データが記憶手段に存在しない場合であっても、画像補正処理の内容を反映した表示用データを生成し、これを表示手段に表示し得る。

0027

請求項8記載の画像表示装置は、保護情報が対応付けられた表示用データに係る画像を表示手段に表示する場合、保護対象表示を行う。これにより、ユーザは、表示手段に表示されている画像に係る表示用データに保護情報が対応付けられていることを把握し得る。この時、ユーザは、所定の解除操作を行うことで、当該表示用データに対する保護情報の対応付けを解除し得る。この結果、当該画像表示装置は、表示用データの保護の必要性が低下した場合等の様々な状況に応じて、表示用データの保護態様を変更し得る。

0028

請求項9記載の画像表示装置の制御プログラムは、表示手段と、操作手段と、接続手段と、記憶手段と、を備える画像表示装置で実行されることで、請求項1記載の画像表示装置と同様の効果を奏する。

0029

請求項10記載の画像表示装置の制御プログラムは、表示手段と、操作手段と、接続手段と、記憶手段と、を備える画像表示装置で実行されることで、請求項2記載の画像表示装置と同様の効果を奏する。

0030

請求項11記載の画像表示装置の制御プログラムは、表示手段と、操作手段と、接続手段と、記憶手段と、を備える画像表示装置で実行されることで、請求項3記載の画像表示装置と同様の効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0031

以下、本発明に係る画像表示装置を、多機能周辺装置(「MFP(Multi Function Peripheral)若しくは(Multi Function Printer)」ともいう)に具体化した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る多機能周辺装置1の外観斜視図である。

0032

多機能周辺装置1は、所謂、複合機であり、コピー機能ファクシミリ機能プリンタ機能、及び電話機能等を備えている。図1に示すように、多機能周辺装置1は、自動原稿送り装置2と、給紙トレイ部5とを有する。又、多機能周辺装置1は、スキャナ装置22と、プリンタ30を内蔵している(図2参照)。

0033

自動原稿送り装置2は、複数枚原稿ページ原稿単位でスキャナ装置22に搬送する。当該自動原稿送り装置2は、多機能周辺装置1の上部に回動可能に軸支されている。自動原稿送り装置2の構成については、既に公知であるため、その詳細な説明は省略する。

0034

給紙トレイ部5は、印刷媒体である記録用紙積層状態収納している。記録用紙は、当該給紙トレイ部5から搬送され、プリンタ30による印刷に用いられる。

0035

スキャナ装置22は、自動原稿送り装置2により送られる原稿から画像データを読み取り、RAM13に、当該画像データを原稿データとして格納する。このスキャナ装置22の構成については、既に公知であるため、その詳細な説明は省略する。

0036

プリンタ30は、給紙トレイ部5から搬送された記録用紙に対して、データに基づく画像を形成する。本実施形態に係るプリンタ30は、インクジェットプリンタにより構成される。このプリンタ30の構成については、既に公知であるため、その詳細な説明を省略する。そして、プリンタ30により画像が形成された記録用紙は、所定の排紙トレイへ排紙される。

0037

又、多機能周辺装置1は、操作パネル17を備えている。操作パネル17は、多機能周辺装置1に対するユーザの操作に用いられる。図1に示すように、操作パネル17は、複数の操作キーと、LCD18を含んでいる。LCD18は、公知の液晶ディスプレイにより構成される。

0038

そして、LCD18の前面には、公知のタッチパネル23が配設されている。このタッチパネル23は、ユーザが指等で押圧した部分の座標等を検出し、当該検出結果に応じた操作信号を出力する。即ち、当該タッチパネル23は、ユーザによる多機能周辺装置1に対する操作に用いられる。

0039

操作パネル17の下方には、記録メディアスロット16が配設されている。この記録メディアスロット16は、記録メディア35(例えば、メモリカードUSBメモリ等)を装着可能に構成されている。

0040

次に、本実施形態に係る多機能周辺装置1の制御系構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図2は、多機能周辺装置1の制御系構成を示すブロック図である。
多機能周辺装置1は、CPU11、ROM12、RAM13、フラッシュメモリ14を備えている。そして、これらは、ネットワークコントロールユニット(以下、「NCU19」という)等の各種周辺装置と共に、相互にバスライン25を介して接続されている。

0041

CPU11は、上述した各機能(例えば、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能)を実現するための制御プログラムを実行する中央演算処理装置である。例えば、CPU11は、回線制御を行うNCU19を介して送受信される各種信号に従って、バスライン25により接続された装置各部を制御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行する。又、CPU11は、高速画像表示処理プログラム図5参照)、ユーザ指定内容実行処理プログラム図8参照)、高速表示設定処理プログラム図9参照)を実行する。これらのプログラムの詳細については、後に図面を参照しつつ説明する。

0042

ROM12は、この多機能周辺装置1で実行される制御プログラムを格納した書換不能なメモリである。当該ROM12は、後述する高速画像表示処理プログラム(図5参照)、ユーザ指定内容実行処理プログラム(図8参照)、高速表示設定処理プログラム(図9参照)等の各種制御プログラムを格納している。

0043

RAM13は、多機能周辺装置1の各動作の実行時に、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。例えば、RAM13は、CPU11が各種制御プログラムを実行した場合に、CPU11による演算結果を一時的に格納する。又、RAM13は、スキャナ装置22で読み取られた画像データを格納する。この画像データは、ファクシミリ機能により、通信相手先に送信される。そして、当該画像データは、プリンタ30により、記録用紙に印字出力される。又、RAM13は、ファクシミリ通信により、相手側装置から受信した原稿データを一時的に格納する。

0044

又、RAM13は、ユーザキャッシュ13Aを有している。このユーザキャッシュ13Aは、ユーザに使用される頻度の高いデータや最近使用したデータを一定量(即ち、ユーザキャッシュ13Aの記憶容量分)記憶する。このユーザキャッシュ13Aには、後述する表示用データ、保護情報等の各種データが記憶される。ユーザキャッシュの記憶内容については、後に詳細に説明する。

0045

フラッシュメモリ14は、書換可能な不揮発性のメモリである。そして、フラッシュメモリ14は、電話帳データ記憶エリア14A、を有している。
電話帳データ記憶エリア14Aは、相手先識別可能相手先データ(即ち、電話番号、ファクシミリ番号等)を記憶する。この電話帳データ記憶エリア14Aは、各相手先データ単位で、相手先名称等の詳細な情報を関連付けて格納し得る。そして、この電話帳データ記憶エリア14Aの記憶内容は、多機能周辺装置1の電話機能やファクシミリ機能に基づく処理(例えば、ファクシミリ送信処理等)を行う際に参照され得る。

0046

そして、図2に示すように、多機能周辺装置1は、周辺装置として、記録メディアスロット16、NCU19、モデム20、バッファ21、スキャナ装置22、プリンタ30、操作パネル17、LCD18、アンプ27を備えている。尚、これらの周辺装置も、バスライン25を介して相互に接続されている。

0047

記録メディアスロット16は、図2に示すように、記録メディア35を装着可能に構成されている。記録メディアスロット16は、記録メディア35が装着されているか否かを検出し得る。従って、CPU11は、記録メディアスロット16における記録メディア35の有無を検出し得る。そして、記録メディアスロット16は、メモリカードリーダ機能及びメモリカードライタ機能を有している。従って、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、記録メディアスロット16に装着されている記録メディア35内のデータ(例えば、画像データ等)を読み出し得る。更に、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、当該記録メディアスロット16に装着されている記録メディア35に、データ(例えば、後述する識別情報や補正内容情報等)を書き込み得る。

0048

そして、NCU19は、電話回線網Tに対する電話回線の接続・切断等の通信制御処理を行う。モデム20は、原稿データの符号化、復号化を行う。そして、モデム20は、原稿データを変調復調して伝送する。又、モデム20は、伝送制御用の各種手順信号を送受信する。バッファ21は、相手側多機能周辺装置との間でファクシミリ通信を行う際に、符号化された原稿データを含むデータを一時的に格納する記憶装置である。従って、多機能周辺装置1は、電話回線網Tを介して、相手先装置との間で原稿データのファクシミリ通信を行い得る。

0049

スキャナ装置22は、自動原稿送り装置2からページ単位で送られる原稿を読み取り、ページ単位の画像データを生成する。スキャナ装置22により読み取られた画像データは、原稿データを構成する。そして、スキャナ装置22で読み取られた画像データは、RAM13に格納される。尚、ファクシミリ機能に基づくファクシミリ送信を行う場合、スキャナ装置22により生成された画像データがファクシミリ送信される。

0050

プリンタ30は、上述したように、給紙トレイ部5に格納された記録用紙に対して、画像データ等を印刷する印刷装置である。尚、ファクシミリ機能に基づいて原稿データを受信した場合、プリンタ30は、復号化された画像データ(即ち、受信した原稿データ)を印刷する。

0051

操作パネル17は、複数のキーを備える操作部である。この操作パネル17を構成する各キーの操作が行われると、操作信号がCPU11に送信される。又、操作パネル17は、タッチパネル23を備えている。従って、タッチパネル23に対する操作が行われた場合も、当該操作に応じた操作信号がCPU11に送信される。そして、キーの操作又はタッチパネル23の操作に基づく操作信号に応じて、CPU11は、多機能周辺装置1に対する各種制御を行う。

0052

LCD18は、液晶ディスプレイで構成された表示装置である。当該LCD18には、CPU11による制御に基づいて、多機能周辺装置1に関する種々の表示が行われる。例えば、LCD18は、タッチパネル23等の操作に基づいて、後述する表示順変更画面図6参照)、画像内容表示画面(図7参照)、高速表示確認画面(図10参照)、容量不足画面(図11参照)、インデックス画面図12参照)を表示する。そして、ユーザは、当該タッチパネル23を用いて、表示されている画面内容(例えば、後述する表示順変更画面等)に応じた各種操作を行い得る。
又、アンプ27には、スピーカ28が接続され、呼出音などをこのスピーカ28から出力する。

0053

続いて、多機能周辺装置1のユーザキャッシュ13Aについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図3は、ユーザキャッシュの記憶内容の一例を模式的に示す説明図である。
上述したように、ユーザキャッシュ13Aは、ユーザに使用される頻度の高いデータや最近使用したデータを一定量(即ち、ユーザキャッシュ13Aの記憶容量分)記憶する。従って、このユーザキャッシュ13Aに格納されているデータを用いることで、CPU11は、一度行った処理を再度行う場合、当該処理を高速処理し得る。

0054

図3に示すように、ユーザキャッシュ13Aには、例えば、表示用データが格納される。この表示用データは、画像データをLCD18に表示される際に生成される(S4、S28)。具体的に、図3に示す「表示用データ(1)」は、「画像データ(1)」に基づいて生成された表示用データである。尚、「表示用データ(1)」は、「画像データ(1)」と同一内容の画像を示す。そして、表示用データが生成されると、当該表示用データは、LCD18における表示に用いられる(S9)。又、生成された表示用データは、ユーザキャッシュ13Aに格納される。

0055

そして、ユーザキャッシュ13Aは、一の表示用データに対応付けられた保護情報を格納し得る。この保護情報は、当該表示用データのユーザキャッシュ13Aからの消去に対する保護を示す。即ち、保護情報が対応付けられている表示用データは、ユーザキャッシュ13Aから消去されることはない。そして、当該保護情報は、後述する高速表示設定操作に基づいて、高速表示設定実行処理(S45)によりユーザキャッシュ13Aに格納される。

0056

尚、図3においては、ユーザキャッシュ13A内における表示用データ、保護情報のみを図示しているが、ユーザキャッシュ13Aは、その他多様な種類のデータも格納する。例えば、ユーザキャッシュ13Aは、多機能周辺装置1で実現可能な各機能(例えば、ファクシミリ機能等)に基づく処理を行う際に、使用頻度の高いデータを格納し得る。

0057

次に、記録メディアスロット16に装着される記録メディア35について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図4は、記録メディアの記憶内容の一例を示す説明図である。
記録メディア35は、フラッシュメモリ等の半導体メモリを用いてデータを記録する小型の補助記憶装置(例えば、メモリカード等)である。従って、当該記録メディア35は、画像データ等、種々のデータ(例えば、文書データ音楽データ等)を格納し得る。

0058

本実施形態においては、記録メディア35は、少なくとも画像データを格納しているものとする。この画像データは、当該画像データの内容を表示する際に、上述した表示用データの生成に用いられる。
そして、図4に示すように、記録メディア35は、識別情報、補正内容情報、印刷設定情報を格納し得る。識別情報は、或る画像データに基づく表示用データに保護情報が対応付けられた場合に、記録メディア35に書き込まれる。当該識別情報は、保護情報が対応付けられた表示用データに基づいて、当該表示用データに対応する画像データに関連付けられる。従って、識別情報に基づいて、CPU11は、ユーザキャッシュ13A内において、表示用データが保護されている画像データを特定し得る。

0059

そして、補正内容情報は、或る画像データに対して、画像補正処理(S30)が行われた場合、記録メディア35に格納される。当該補正内容情報は、画像補正処理(S30)により画像補正が施された画像データに対応付けられる。そして、補正内容情報は、画像補正処理で行われた画像補正の内容を示す。従って、当該補正内容情報に基づいて、CPU11は、或る画像データに対して施された画像補正処理(S30)の補正内容を特定し得る。

0060

又、印刷設定情報は、或る画像データに対する印刷処理(S32)において、当該画像データの印刷態様(例えば、画質設定出力用紙サイズ、出力(カラーモノクロ)の種類等)が設定された場合に、記録メディア35に格納される。つまり、当該印刷設定情報は、当該画像データに対して設定された印刷態様の内容を示す。そして、印刷設定情報は、印刷態様の設定がなされた画像データに対応付けられる。従って、印刷設定情報に基づいて、CPU11は、或る画像データに対するユーザ所望の印刷態様の設定を特定し得る。

0061

尚、記録メディア35は、メモリカードに限定されるものではない。即ち、多機能周辺装置1と接続可能であり、データの読出及びデータの書込が可能な記憶装置であれば、本発明を適用し得る。即ち、USBメモリを記録メディア35として用いることも可能である。更に、リムーバブルハードディスクドライブを記録メディア35として採用することも可能である。

0062

次に、本実施形態に係る多機能周辺装置1で実行される画像高速表示処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図5は、画像高速表示処理プログラムのフローチャートである。
尚、この画像高速表示処理プログラムは、操作パネル17に対するユーザの操作に基づいて実行される。具体的には、記録メディア35内の画像データを表示する「画像表示モード」が、ユーザによって選択された場合、当該高速画像表示処理プログラムは、CPU11によって実行される。

0063

図5に示すように、画像高速表示処理プログラムの実行を開始すると、CPU11は、先ず、記録メディア装着状態であるか否かを判断する(S1)。即ち、CPU11は、記録メディアスロット16に記録メディア35が装着されているか否かを判断する。具体的には、CPU11は、記録メディアスロット16における記録メディア35の検出結果に基づいて、S1の判断を行う。記録メディア装着状態である場合(S1:YES)、CPU11は、S2に処理を移行する。一方、記録メディア装着状態でない場合(S1:NO)、CPU11は、記録メディア35が記録メディアスロット16に装着されるまで処理を待機する。

0064

S2においては、CPU11は、識別情報が対応付けられた画像データが記録メディア35内に存在するか否かを判断する。尚、以下の説明において、識別情報が対応付けられた画像データを「高速表示対象画像データ」という。具体的には、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、記録メディア35の記憶内容を参照することで、S2の判断を行う。高速表示対象画像データが存在する場合(S2:YES)、CPU11は、S3に処理を移行する。つまり、CPU11は、記録メディア35内に、高速表示対象画像データが一つでも格納されていれば(S2:YES)、S3に処理を移行する。一方、高速表示対象画像データが存在していない場合(S2:NO)、CPU11は、S4に処理を移行する。例えば、識別情報が対応付けられていない画像データ(以下、通常画像データという)のみが記録メディア35に格納されている場合、CPU11は、S9に処理を移行する。

0065

S3では、CPU11は、記録メディア35に格納されている高速表示対象画像データについて、それぞれに対応する表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在するか否かを判断する。以下、高速表示対象画像データに対応する表示用データを「対応表示用データ」という。そして、対応表示用データは、当該高速表示対象画像データに基づいて生成された表示用データを示し、夫々、保護情報と対応付けられている(図3参照)。
このS3の判断処理では、記録メディア35の識別情報及びユーザキャッシュ13A内の保護情報に基づいて、高速表示対象画像データに係る対応表示用データを特定する。従って、CPU11は、高速表示対象画像データに係る対応表示用データを迅速に特定し、S3の判断処理を行い得る。

0066

記録メディア35における全ての高速表示対象画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13A内に存在する場合(S3:YES)、CPU11は、表示用データ生成処理(S4)を経ることなく、S5に処理を移行する。つまり、この場合、高速表示対象画像データに係る画像は、既にユーザキャッシュ13Aに存在する対応表示用データに基づいて表示される。一方、記録メディア35内における全ての高速表示対象画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在していない場合(S3:NO)、CPU11は、S4に処理を移行する。

0067

S4に移行すると、CPU11は、表示用データ生成処理を実行する。この表示用データ生成処理(S4)では、CPU11は、記録メディア35内の画像データの内、ユーザキャッシュ13A内に対応表示用データが存在しない画像データについて、当該画像データに基づいて対応表示用データを生成する。具体的には、CPU11は、先ず、記録メディア35の記憶内容(例えば、識別情報等)と、ユーザキャッシュ13Aの記憶内容(例えば、保護情報)に基づいて、対応表示用データが存在しない画像データを特定する。そして、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、当該画像データを取得し、当該画像データに基づく対応表示用データを生成する。その後、CPU11は、生成した対応表示用データを、ユーザキャッシュ13Aに格納する。表示用データ生成処理(S4)を終了すると、CPU11は、S5に処理を移行する。又、この表示用データ生成処理(S4)は、バックグラウンド処理として実行される。

0068

尚、表示用データの生成対象である記録メディア35内の画像データに対して、補正内容情報が対応付けられている場合、CPU11は、表示用データ生成処理(S4)において、当該補正内容情報に基づく画像補正処理を反映した表示用データを生成する。例えば、CPU11は、生成対象である画像データに対して、当該補正内容情報に基づく画像補正処理を行い、補正内容情報に基づく画像補正が反映された画像データに基づいて、表示用データを生成する。

0069

S5においては、CPU11は、表示順変更画面表示処理を実行する。この表示順画面表示処理(S5)においては、CPU11は、表示順変更画面(図6参照)をLCD18に表示する。表示順変更画面をLCD18に表示すると、CPU11は、S6に処理を移行する。

0070

ここで、表示順変更画面について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図6は、表示順変更画面の一表示例を示す説明図である。
図6に示すように、表示順変更画面では、記録メディア35に存在する画像データの表示順の設定に関する質問メッセージが表示される。当該質問メッセージは、「ユーザキャッシュ登録画像を検出しました。画像の表示順をユーザキャッシュ優先に変更しますか?」というメッセージである(図6参照)。尚、ユーザキャッシュ登録画像は、高速表示対象画像データを意味する。

0071

そして、表示順変更画面には、第1表示順設定操作部41、第2表示順設定操作部42が表示される(図6参照)。第1表示順設定操作部41は、記録メディア35内の画像データに基づく画像の表示順を「ユーザキャッシュ優先表示順」に設定する際に操作される。「ユーザキャッシュ優先表示順」は、記録メディア35内の高速表示対象画像データに基づく画像データを、記録メディア35内の通常画像データよりも先に表示する表示順である。そして、第2表示順設定操作部42は、記録メディア35内の画像データに基づく画像の表示順を「初期表示順」に設定する際に操作される。「初期表示順」は、記録メディア35内に存在する画像データを、初期設定に係る所定の規則性(例えば、各画像データに係る日付順や各画像データのデータファイル名に基づくアルファベット順等)に基づいて表示する表示順である。
上述したように、LCD18前面には、タッチパネル23が配設されているので、CPU11は、ユーザによる第1表示順設定操作部41、第2表示順設定操作部42に対する操作を検出し得る。

0072

表示順変更画面表示処理(S5)の後、S6に移行すると、CPU11は、「ユーザキャッシュ優先表示順」に対する選択操作が行われたか否かを判断する。CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S6の判断を行う。第1表示順設定操作部41に対する操作が行われた場合(S6:YES)、CPU11は、S7に処理を移行する。一方、第2表示順設定操作部42に対する操作が行われた場合(S6:NO)、CPU11は、S8に処理を移行する。

0073

S7に移行すると、CPU11は、優先表示順設定処理を実行する。優先表示順設定処理(S7)では、CPU11は、記録メディア35内の画像データに対する表示順を「ユーザキャッシュ優先表示順」に設定する。即ち、CPU11は、高速表示対象画像データに係る対応表示用データの表示順を、通常画像データに係る対応表示用データの表示順よりも先に設定する。優先表示順設定処理(S7)を終了すると、CPU11は、S9に処理を移行する。

0074

一方、S8においては、CPU11は、初期表示順設定処理を実行する。初期表示順設定処理(S8)では、CPU11は、記録メディア35内の画像データに対する表示順を「初期表示順」に設定する。即ち、CPU11は、高速表示対象画像データ、通常画像データの種類にかかわらず、記録メディア35内の画像データに係る対応表示用データの表示順を、初期設定に係る所定の規則性に基づく表示順に設定する。初期表示順設定処理(S8)を終了すると、CPU11は、S9に処理を移行する。

0075

S9に移行すると、CPU11は、画像内容表示処理を実行する。画像内容表示処理(S9)においては、CPU11は、S7又はS8で設定された表示順に従って特定される一の画像データに基づく画像を、LCD18に表示する。具体的には、CPU11は、画像内容表示画面(図7参照)をLCD18に表示する。この時、CPU11は、表示順に従って特定される画像データに係る対応表示用データを、ユーザキャッシュ13Aから読み出し、当該対応表示用データにより、当該画像データに係る画像をLCD18に表示する。

0076

ここで、画像内容表示処理(S9)で表示される画像内容表示画面について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図7は、画像内容表示画面の一表示例を示す説明図である。
図7に示すように、画像内容表示画面は、画像表示エリア51を有している。この画像表示エリア51は、表示順に従って特定される画像データの内容を表示する。即ち、CPU11は、この画像表示エリア51に、表示順に従って特定される画像データに係る対応表示用データに基づく画像を表示する。従って、ユーザは、この画像表示エリア51の表示内容を把握することで、画像データに係る画像の内容を確認し得る。

0077

更に、画像内容表示画面は、保護対象表示52、表示画像変更操作部53、画像補正操作部54、印刷操作部55、高速表示設定操作部56、高速表示解除操作部57、画像表示終了操作部58を有している。
保護対象表示52は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に係る表示用データに対して、保護情報が対応付けられている場合に表示される。つまり、保護対象表示52は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に対して、高速表示設定されていることを示す。ユーザは、この保護対象表示52を確認することで、現在表示中の画像に対する高速表示設定の有無を確認し得る。

0078

表示画像変更操作部53は、ユーザによる表示画像変更操作に用いられる。表示画像変更操作は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像を、設定されている表示順に従って、別の画像に変更する操作である。この表示画像変更操作部53を操作することにより、ユーザは、設定されている表示順において、現在表示中の画像の直前にあたる画像又は現在表示中の画像の次順にあたる画像を、画像表示エリア51に表示し得る(S28、S9)。

0079

画像補正操作部54は、ユーザによる画像補正操作に用いられる。画像補正操作は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に対する画像補正処理(S30)の実行に関する操作である。画像補正処理(S30)の内容については、後述する。

0080

印刷操作部55は、ユーザによる印刷操作に用いられる。印刷操作は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像の記録用紙への印刷処理(S32)に関する操作である。印刷処理(S32)の内容については後述する。

0081

高速表示設定操作部56は、ユーザによる高速表示設定操作に用いられる。高速表示設定操作は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像を高速表示設定に設定する操作である。つまり、この高速表示設定操作部56の操作により、CPU11は、高速表示設定処理(S22)を行う。つまり、CPU11は、画像表示エリア51に表示されている画像に係る表示用データに保護情報を対応付け、ユーザキャッシュ13Aに記憶する。これと同時に、CPU11は、当該表示用データに対応する画像データに識別情報を対応付けて、記録メディア35に書き込む。高速表示設定処理(S22)の内容については、後に詳細に説明する。

0082

高速表示解除操作部57は、ユーザによる高速表示解除操作に用いられる。高速表示解除操作は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に対する高速表示設定を解除する操作である。つまり、高速表示解除操作部57の操作により、CPU11は、高速表示解除処理(S24)を実行する。高速表示解除処理(S24)の内容については後述する。

0083

画像表示終了操作部58は、ユーザによる表示終了操作に用いられる。表示終了操作は、記録メディア35内の画像データに基づく画像を表示する「画像表示モード」を終了する操作である。この画像表示終了操作部58に対する操作により、CPU11は、高速画像表示処理プログラムを終了する(図5参照)。
の表示を終了する。

0084

画像内容表示処理(S9)の後、CPU11は、画像内容表示画面(図7参照)における表示画像変更操作部53〜画像表示終了操作部58に対するユーザの操作が行われたか否かを判断する(S10)。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S10の判断を行う。ユーザの操作が行われた場合(S10:YES)、CPU11は、S11に処理を移行する。一方、ユーザの操作が行われていない場合(S10:NO)、CPU11は、画像内容表示処理(S9)に処理を戻す。この場合、LCD18には、画像内容表示画面が継続して表示される(図7参照)。

0085

S11に移行すると、CPU11は、表示終了操作が行われたか否かを判断する。即ち、CPU11は、画像表示終了操作部58に対応する部分のタッチパネル23に対して、ユーザによる操作が行われたか否かを判断する。即ち、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S11の判断処理を行う。表示終了操作が行われた場合(S11:YES)、CPU11は、高速画像表示処理プログラムを終了する。一方、表示終了操作が行われていない場合(S11:NO)、CPU11は、S12に処理を移行する。

0086

S12においては、CPU11は、ユーザ指定内容実行処理を実行する。ユーザ指定内容実行処理(S12)では、CPU11は、ユーザ指定内容実行処理プログラムを実行する(図8参照)。そして、ユーザ指定内容実行処理(S12)において、CPU11は、ユーザによる表示画像変更操作部53〜高速表示解除操作部57に対する操作に対応する処理を行う。このユーザ指定内容実行処理の内容については後述する。ユーザ指定内容実行処理(S12)を終了すると、CPU11は、画像内容表示処理(S9)に処理を戻し、画像内容表示画面(図7参照)を、LCD18に表示する。

0087

続いて、S12で実行されるユーザ指定内容実行処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図8は、ユーザ指定内容実行処理プログラムのフローチャートである。
S12に移行すると、CPU11は、先ず、画像内容表示画面において行われた操作が高速表示設定操作であるか否かを判断する(S21)。つまり、CPU11は、高速表示設定操作部56に対する操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S21の判断を行う。高速表示設定操作が行われた場合(S21:YES)、CPU11は、高速表示設定処理(S22)に処理を移行する。一方、高速表示設定操作が行われていない場合(S21:NO)、CPU11は、S23に処理を移行する。

0088

S22では、CPU11は、ユーザの高速表示設定操作に基づいて、高速表示設定処理を実行する。この高速表示設定処理(S22)では、CPU11は、後述する高速表示設定処理プログラム(図9)を実行する。そして、高速表示設定処理(S22)では、CPU11は、画像表示エリア51に表示されている画像に係る表示用データに保護情報を対応付け、ユーザキャッシュ13Aに記憶する。これと同時に、CPU11は、当該表示用データに対応する画像データに識別情報を対応付けて、記録メディア35に書き込む。高速表示設定処理(S22)の内容については、後に詳細に説明する。高速表示設定処理(S22)を終了すると、CPU11は、ユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。

0089

S23においては、CPU11は、画像内容表示画面において行われた操作が高速表示解除操作であるか否かを判断する。つまり、CPU11は、高速表示解除操作部57に対する操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S23の判断を行う。高速表示解除操作が行われた場合(S23:YES)、CPU11は、高速表示解除処理(S24)に処理を移行する。一方、高速表示解除操作が行われていない場合(S23:NO)、CPU11は、S25に処理を移行する。

0090

S24に移行すると、CPU11は、高速表示解除処理を実行する。この高速表示解除処理(S24)では、CPU11は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に設定されている高速表示設定を解除する。具体的には、CPU11は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に係る表示用データに対応付けられている保護情報を、ユーザキャッシュ13Aから消去する。これにより、当該表示用データは、保護情報の対応付けられていない表示用データとなり、後述する消去画像選択処理(S49)における消去の対象となる。
これと同時に、CPU11は、画像表示エリア51に表示されている画像に係る画像データに対応付けられている識別情報を、記録メディアスロット16を介して、記録メディア35から消去する。従って、当該画像データは、高速表示対象画像データから、通常画像データに変更される。更に、当該画像データに補正内容情報、印刷設定情報が対応付けられていた場合、CPU11は、当該補正内容情報及び印刷設定情報を、記録メディアスロット16を介して、記録メディア35から消去する。高速表示解除処理(S35)を終了すると、CPU11は、ユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。

0091

S25においては、CPU11は、画像内容表示画面において行われた操作が表示画像変更操作であるか否かを判断する。つまり、CPU11は、表示画像変更操作部53に対する操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S25の判断を行う。表示画像変更操作が行われた場合(S25:YES)、CPU11は、S26に処理を移行する。一方、表示画像変更操作が行われていない場合(S25:NO)、CPU11は、S29に処理を移行する。

0092

S26では、CPU11は、変更画像特定処理を実行する。この変更画像特定処理(S26)では、CPU11は、現在設定されている表示順と、現在画像表示エリア51に表示されている画像の表示順における順序と、表示画像変更操作部53に対する操作内容に基づいて、次に画像表示エリア51に表示する画像(即ち、変更画像)を特定する。変更画像特定処理(S26)を終了すると、CPU11は、S27に処理を移行する。

0093

S27に移行すると、CPU11は、S26で特定された変更画像に係る画像データに対応する対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在するか否かを判断する。具体的には、CPU11は、記録メディア35に格納されている変更画像に係る画像データと、ユーザキャッシュ13Aの記憶内容に基づいて、S27の判断を行う。変更画像に係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在する場合(S27:YES)、CPU11は、そのままユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。この場合、ユーザ指定内容実行処理(S12)の後に移行する画像内容表示処理(S9)において、CPU11は、変更画像に係る対応表示用データに基づく画像を、画像表示エリア51に表示する。一方、変更画像に係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合(S27:NO)、CPU11は、S28に処理を移行する。

0094

S28においては、CPU11は、変更表示データ生成処理を実行する。この変更表示用データ生成処理(S28)では、CPU11は、変更画像に係る画像データに基づいて、当該変更画像に係る対応表示用データを生成する。具体的には、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、記録メディア35に格納されている変更画像に係る画像データを取得する。そして、CPU11は、取得した変更画像に係る画像データに基づいて対応表示用データを生成し、ユーザキャッシュ13Aに格納する。変更表示用データ生成処理(S28)を終了すると、CPU11は、そのままユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。この場合、ユーザ指定内容実行処理(S12)の後に移行する画像内容表示処理(S9)において、CPU11は、変更表示用データ生成処理(S28)で生成した変更画像に係る対応表示用データに基づいて、変更画像に係る画像内容を、画像表示エリア51に表示する。

0095

S29では、CPU11は、画像内容表示画面において行われた操作が画像補正操作であるか否かを判断する。つまり、CPU11は、画像補正操作部54に対する操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S29の判断を行う。画像補正操作が行われた場合(S29:YES)、CPU11は、画像補正処理(S30)に処理を移行する。一方、画像補正操作が行われていない場合(S29:NO)、CPU11は、S31に処理を移行する。

0096

S30に移行すると、CPU11は、画像補正処理を実行する。この画像補正処理(S30)では、CPU11は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像に係る画像データに対して、ユーザ所望の画像補正を行う。即ち、CPU11は、ユーザの操作に基づいて、記録メディア35に記憶されている当該画像データを構成する画素の色調、明度、彩度を変更する。画像補正処理(S30)における処理内容には、赤目補正逆光補正が含まれる。これら各種画像補正の内容については、既に公知であるため、その詳細な説明を省略する。そして、画像補正処理(S30)を終了すると、CPU11は、ユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。この場合、ユーザ指定内容実行処理(S12)の後に移行する画像内容表示処理(S9)において、CPU11は、画像補正処理(S30)で生成した補正画像に係る対応表示用データに基づく画像(即ち、補正画像に係る画像内容)を画像表示エリア51に表示する。

0097

尚、この画像補正処理(S30)を終了する際、CPU11は、画像補正処理(S30)終了時における画像補正の内容を示す補正内容情報を生成する。そして、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、生成した補正内容情報を記録メディア35に書き込む。この時、当該補正内容情報は、画像補正処理(S30)の対象である画像データと対応付けられる。

0098

S31においては、CPU11は、画像内容表示画面において行われた操作が印刷操作であるか否かを判断する。つまり、CPU11は、印刷操作部55に対する操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S31の判断を行う。印刷操作が行われた場合(S31:YES)、CPU11は、印刷処理(S32)に処理を移行する。一方、印刷操作が行われていない場合(S31:NO)、CPU11は、そのままユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。

0099

S32では、CPU11は、印刷処理を実行する。この印刷処理(S30)では、CPU11は、現在、画像表示エリア51に表示されている画像(以下、印刷対象画像という)の印刷設定受け付ける。この時、ユーザは、操作パネル17を用いて、当該画像の印刷に係る詳細な設定(例えば、画質設定、出力用紙サイズ、出力(カラー、モノクロ)の種類等)を設定し得る。尚、この印刷設定は、ユーザが任意に行う。つまり、ユーザは、当該印刷対象画像に対する印刷設定を行わなくともよい。

0100

当該画像に対する印刷設定が行われた場合、CPU11は、当該印刷設定の内容を示す印刷設定情報を生成する。そして、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、生成した印刷設定情報を記録メディア35に書き込む。この時、当該印刷設定情報は、印刷対象画像に係る画像データと対応付けられる。

0101

その後、CPU11は、操作パネル17に対するユーザの操作に基づいて、印刷対象画像に係る画像データを、記録メディア35から読み出す。そして、CPU11は、印刷対象画像に係る画像データに基づいて、プリンタ30により記録用紙に出力する。この時、当該印刷対象画像に係る画像データに印刷設定情報が対応付けられている場合、CPU11は、当該印刷設定情報が示す印刷設定の内容に従って、印刷対象画像に係る画像データを記録用紙に出力する。印刷処理(S32)を終了すると、CPU11は、そのままユーザ指定内容実行処理プログラムを終了する。

0102

次に、S22で実行される高速表示設定処理プログラムについて、図面を参照しつつ詳細に説明する。図9は、高速表示設定処理プログラムのフローチャートである。
S22に移行すると、CPU11は、先ず、高速表示確認画面表示処理を実行する(S41)。この高速表示確認画面表示処理(S41)では、CPU11は、高速表示確認画面(図10参照)を、LCD18に表示する。高速表示確認画面表示処理(S41)を終了すると、CPU11は、S42に処理を移行する。

0103

ここで、高速表示確認画面について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図10は、高速表示確認画面の一表示例を示す説明図である。
図10に示すように、高速表示確認画面には、画像表示エリア51に表示されている画像(以下、設定対象画像という)に対して高速表示設定を行うか否かを確認する確認メッセージが表示される。図10の場合、「この画像をユーザキャッシュに登録しますか?」というメッセージが確認メッセージにあたる。

0104

そして、高速表示確認画面は、登録承認操作部61、登録中止操作部62を備えている。登録承認操作部61、登録中止操作部62は、当該確認メッセージに対するユーザの操作に用いられる。登録承認操作部61は、ユーザによる登録承認操作に用いられる。この登録承認操作は、設定対象画像に対して高速表示設定を行うことを承認する操作である。そして、登録中止操作部62は、ユーザによる登録中止操作に用いられる。この登録中止操作は、設定対象画像に対する高速表示設定の実行を中止する操作である。

0105

高速表示確認画面表示処理(S41)を終了すると、S42において、CPU11は、登録承認操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S42の判断を行う。登録承認操作が行われた場合(S42:YES)、CPU11は、S43に処理を移行する。一方、登録中止操作が行われた場合(S43:NO)、CPU11は、そのまま高速表示設定処理プログラムを終了する。従って、この場合、設定対象画像に係る表示用データに、保護情報が対応付けられることはない。又、設定対象画像に係る画像データに、識別情報が対応付けられることもない。

0106

S43では、CPU11は、記憶容量確認処理を実行する。この記憶容量確認処理(S43)においては、CPU11は、ユーザキャッシュ13Aの空き容量を確認する。具体的には、CPU11は、先ず、ユーザキャッシュ13Aの記憶容量と、ユーザキャッシュ13A内のデータ量に基づいて、ユーザキャッシュ13Aの空き容量を算出する。記憶容量確認処理(S43)を終了すると、CPU11は、S44に処理を移行する。

0107

S44に移行すると、CPU11は、記憶容量確認処理(S43)の処理結果に基づいて、設定対象画像に対する高速表示設定が可能であるか否かを判断する。即ち、CPU11は、記憶容量確認処理(S43)で算出したユーザキャッシュ13Aの空き容量と、設定対象画像に対する高速表示設定に要するデータ量に基づいて、設定対象画像に対する高速表示設定が可能であるか否かを判断する。設定対象画像に対する高速表示設定が可能である場合(S44:YES)、CPU11は、S45に処理を移行する。一方、ユーザキャッシュ13Aの空き容量が不足し、設定対象画像に対する高速表示設定が不能である場合(S44:NO)、CPU11は、S46に処理を移行する。

0108

S45においては、CPU11は、高速表示設定実行処理を実行する。この高速表示設定実行処理(S45)では、CPU11は、ユーザキャッシュ13A内の設定対象画像に係る表示用データに対して、保護情報を対応付けて格納する。この時、CPU11は、記録メディアスロット16を介して、記録メディア35内の設定対象画像に係る画像データに対して、識別情報を対応付けて書き込む。高速表示設定実行処理(S45)を終了すると、CPU11は、高速表示設定処理プログラムを終了する。

0109

設定対象画像に対する高速表示設定が不能な場合(S44:NO)に移行するS46では、CPU11は、容量不足画面表示処理を実行する。この容量不足画面表示処理(S46)では、CPU11は、容量不足画面(図11参照)をLCD18に表示する。容量不足画面表示処理(S46)を終了すると、CPU11は、S47に処理を移行する。

0110

ここで、容量不足画面について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図11は、容量不足画面の一表示例を示す説明図である。
図11に示すように、容量不足画面には、容量不足通知メッセージと、消去確認メッセージが表示される。容量不足通知メッセージは、設定対象画像に対する高速表示設定がユーザキャッシュ13Aの空き容量の不足によりできない旨のメッセージである。図11の場合、「容量不足のため、ユーザキャッシュに登録できません」というメッセージが容量不足通知メッセージにあたる。そして、消去確認メッセージは、ユーザキャッシュ13Aに格納されている表示用データを消去して、設定対象画像に対する高速設定表示を行うか否かを問うメッセージである。図11の場合、「ユーザキャッシュ内の画像を消去しますか?」というメッセージが消去確認メッセージにあたる。

0111

そして、容量不足画面は、消去承認操作部71、消去中止操作部72を備えている。消去承認操作部71、消去中止操作部72は、当該消去確認メッセージに対するユーザの操作に用いられる。消去承認操作部71は、ユーザによる消去承認操作に用いられる。この消去承認操作は、ユーザキャッシュ13A内の表示用データを消去することを承認する操作である。そして、消去中止操作部72は、ユーザによる消去中止操作に用いられる。この消去中止操作は、ユーザキャッシュ13A内の表示用データの消去を中止し、設定対象画像に対する高速表示設定の実行を中止する操作である。

0112

容量不足画面表示処理(S46)の後に移行するS47では、CPU11は、消去承認操作が行われたか否かを判断する。具体的には、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、S47の判断を行う。消去承認操作が行われた場合(S47:YES)、CPU11は、S48に処理を移行する。一方、消去中止操作が行われた場合(S47:NO)、CPU11は、そのまま高速表示設定処理プログラムを終了する。従って、この場合も、設定対象画像に係る表示用データに、保護情報が対応付けられることはない。又、設定対象画像に係る画像データに、識別情報が対応付けられることもない。

0113

S48に移行すると、CPU11は、インデックス画面表示処理を実行する。このインデックス画面表示処理(S48)では、CPU11は、インデックス画面(図12参照)を、LCD18に表示する。インデックス画面表示処理(S48)を終了すると、CPU11は、S49に処理を移行する。

0114

ここで、インデックス画面について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図12は、インデックス画面の一表示例を示す説明図である。
図12に示すように、インデックス画面には、ユーザキャッシュ13Aから消去する表示用データを選択し、消去実行操作を行う旨のメッセージが表示される。又、インデックス画面には、対象サムネイル画像81と、チェックボックス82と、消去実行操作部83、全選択解除操作部84、選択操作部85が表示される。

0115

対象サムネイル画像81は、ユーザキャッシュ13Aに格納されている表示用データに基づく画像を縮小した画像である。この対象サムネイル画像81は、ユーザキャッシュ13Aから消去され得る表示用データ(つまり、保護情報が対応付けられていない表示用データ)に基づく画像の内容を示す。又、対象サムネイル画像81は、ユーザキャッシュ13Aから消去され得る表示用データ毎に表示される。

0116

チェックボックス82は、対象サムネイル画像81毎に、夫々対象サムネイル画像81の下方に配置される。チェックボックス82は、当該チェックボックス82内のチェックの有無により、上方に位置する対象サムネイル画像81に係る表示用データがユーザキャッシュ13Aから消去される対象に選択されているか否かを示す。尚、ユーザキャッシュ13Aから消去される対象に選択されている表示用データを消去対象データという。

0117

消去実行操作部83は、ユーザによる消去実行操作に用いられる。この消去実行操作は、現在選択されている消去対象データを確定し、当該消去対象データに係る表示用データのユーザキャッシュ13Aからの消去を実行する操作である。

0118

全選択解除操作部84は、ユーザによる全選択解除操作に用いられる。この全選択解除操作は、現在選択されている全ての消去対象データの選択を解除する操作である。従って、この選択解除操作が行われた場合、CPU11は、消去対象データに選択されている全ての表示用データに対する選択を解除する。

0119

選択操作部85は、対象サムネイル画像81から、消去対象データを選択する際に用いられる。例えば、選択操作部85は、対象サムネイル画像81として表示されている表示用データを変更する際に、ユーザによって操作される。この場合に、選択操作部85の操作が行われると、CPU11は、現在表示されている対象サムネイル画像81と異なるユーザキャッシュ13A内の表示用データに基づいて、新たな対象サムネイル画像81を表示する。

0120

この点、消去対象データの選択操作は、対象サムネイル画像81又はチェックボックス82に対応する部分のタッチパネル23を押圧操作することにより行われる。又、各消去対象データの選択解除操作も、同様に対象サムネイル画像81又はチェックボックス82に対応する部分のタッチパネル23を押圧操作することで行われる。

0121

S49に移行すると、CPU11は、消去画像選択処理を実行する。この消去画像選択処理(S49)では、CPU11は、消去対象データの選択操作、各消去対象データの選択解除操作、消去実行操作、全選択解除操作、選択操作部85に対する操作を受け付ける。即ち、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、ユーザの操作に応じた処理を行う。消去画像選択処理(S49)を終了すると、CPU11は、S50に処理を移行する。

0122

S50においては、CPU11は、消去実行操作が行われたか否かを判断する。即ち、CPU11は、タッチパネル23からの操作信号に基づいて、消去実行操作部83に対応する部分のタッチパネル23が押圧操作されたか否かを判断する。消去実行操作が行われた場合(S50:YES)、CPU11は、S51に処理を移行する。一方、消去実行操作が行われていない場合(S50:NO)、CPU11は、消去画像選択処理(S49)に処理を戻す。この場合、ユーザは、消去対象データの追加や選択解除等を行い得る。

0123

S51に移行すると、CPU11は、選択画像消去処理を実行する。この選択画像消去処理(S51)では、CPU11は、消去実行操作に基づいて、現在、消去対象データに選択されている表示用データを、ユーザキャッシュ13Aから消去する。選択画像消去処理(S51)を終了すると、CPU11は、記憶容量確認処理(S43)に処理を戻す。

0124

従って、選択画像消去処理(S51)により、ユーザキャッシュ13Aに、設定対象画像に対する高速表示設定に十分な空き容量が確保された場合(S44:YES)、CPU11は、設定対象画像に対する高速表示設定を行う(S45)。一方、選択画像消去処理(S51)によっても、ユーザキャッシュ13Aに、設定対象画像に対する高速表示設定に十分な空き容量が確保されていない場合(S44:NO)、CPU11は、S46〜S51の処理を行う。

0125

以上、説明したように、本実施形態に係る多機能周辺装置1は、記録メディアスロット16に装着された記録メディア35に格納されている画像データの画像表示を行う際、当該画像データに基づいて生成された表示用データを用いて、当該画像データの内容をLCD18に表示する(S9)。この時、当該多機能周辺装置1は、画像表示が指示された画像データに係る表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在するか否かを確認する(S3、S27)。画像表示が指示された画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在する場合(S3:YES、S27:YES)、多機能周辺装置1は、当該対応表示用データをユーザキャッシュ13Aから読み出して、指示された画像データの内容をLCD18に表示する(S9)。これにより、対応表示用データの生成(S4、S28)が省略されるので、当該多機能周辺装置1は、ユーザ所望の画像を迅速にLCD18に表示し得る。

0126

又、指示された画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合(S3:NO、S27:NO)、多機能周辺装置1は、指示された画像データに基づいて、対応表示用データを生成し、ユーザキャッシュ13Aに格納する(S4、S28)。そして、多機能周辺装置1は、生成した対応表示用データを用いて、指示された画像の内容をLCD18に表示する(S9)。つまり、多機能周辺装置1は、ユーザキャッシュ13Aに対応表示用データが存在しない場合でも、ユーザ所望の画像をLCD18に表示し得る。即ち、多機能周辺装置1は、ユーザキャッシュ13Aに対応表示用データがあれば、その表示用データを用い、ユーザキャッシュ13Aに対応表示用データがなければ、新規に表示用データを生成する、というように、適宜処理を行う。これにより、当該多機能周辺装置1は、画像データの表示処理全体としての所要時間(ユーザの待ち時間)を短縮することができる。

0127

更に、多機能周辺装置1は、ユーザ所望の画像が表示されている場合(図7参照)に、高速表示設定操作を行うことにより、表示中の画像に係る表示用データに対応付けて、保護情報をユーザキャッシュ13Aに記憶する(S22、S45)。これにより、保護情報が対応付けられた対応表示用データは、ユーザキャッシュ13Aから消去されることなく存在する。つまり、多機能周辺装置1は、上記ユーザ所望の画像を再度表示する場合、ユーザキャッシュ13Aに確実に存在する対応表示用データを用いて、画像の内容をLCD18に表示する。即ち、多機能周辺装置1によれば、ユーザは、高速表示設定操作を行うことで、ユーザ所望の画像を再度表示する場合における待ち時間を短縮し得る。この結果、多機能周辺装置1は、ユーザ所望の画像を再表示する際の快適性を、ユーザに提供し得る。

0128

又、ユーザ所望の画像が表示されている場合(図7参照)に、高速表示設定操作を行うと、多機能周辺装置1は、表示中の画像に係る画像データに対応付けて、識別情報を記録メディア35に書き込む(S22、S45)。つまり、多機能周辺装置1は、当該画像データを、高速表示対象画像データに設定する。そして、多機能周辺装置1は、記録メディア35の識別情報に基づいて、高速表示対象画像データに係る対応表示用データを特定し得る。これにより、記録メディア35が記録メディアスロット16から取り外された場合であっても、多機能周辺装置1は、記録メディア35内の高速表示対象画像データと、ユーザキャッシュ13A内の高速表示設定の対象である表示用データの対応関係を、容易且つ迅速に特定し得る。この結果、多機能周辺装置1は、記録メディア35が記録メディアスロット16から取り外された場合であっても、記録メディア35が再度装着された際には、高速表示設定されている画像の表示を迅速に行い得る。

0129

そして、多機能周辺装置1は、高速表示対象画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在するか否かを確認する(S3)。高速表示対象画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在する場合(S3:YES)、多機能周辺装置1は、ユーザキャッシュ13A内の当該対応表示用データを用いて、画像をLCD18に表示する(S9)。従って、この場合、多機能周辺装置1は、高速表示対象画像データに係る画像を、迅速にLCD18に表示し得る。
一方、高速表示対象画像データに係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合(S3:NO)、多機能周辺装置1は、当該画像データに基づく対応表示用データを生成し(S4)、生成した対応表示用データにより画像をLCD18に表示する(S9)。即ち、多機能周辺装置1は、高速表示設定の対象である表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合、ユーザの操作等を介することなく、自動的に当該対応表示用データを生成する。この結果、多機能周辺装置1は、当該画像データの表示が指示された場合に、当該画像の表示を迅速に行い得る。又、高速表示設定に係る対応表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合(S3:NO)に当該対応表示用データを生成するので、多機能周辺装置1は、当該対応表示用データ(つまり、同一内容の対応表示用データ)を複数生成することはなく、もって、ユーザキャッシュ13Aの記憶容量を有効活用し得る。

0130

又、多機能周辺装置1は、ユーザの操作に基づいて、記録メディア35内の画像データに対する表示順を、高速表示対象画像データを通常画像データよりも先に表示する「ユーザキャッシュ優先表示順」で設定することができる。従って、「ユーザキャッシュ優先表示順」を設定した場合、当該多機能周辺装置1は、記録メディア35に記憶されている画像データの内、ユーザ所望の画像(即ち、高速表示対象画像データに係る画像)を、より迅速に表示し得る。

0131

更に、多機能周辺装置1は、画像内容表示画面に表示されている画像に対して、高速表示設定を行う場合、ユーザキャッシュ13Aの空き容量を確認し(S43)、高速表示設定が可能であるか否かを判断する(S44)。ユーザキャッシュ13Aの空き容量により、高速表示設定が不能となっている場合(S44)、多機能周辺装置1は、高速表示設定が設定されていない表示用データを、ユーザキャッシュ13Aから消去し(S48〜S51)、ユーザ所望の画像に対する高速表示設定を行う(S45)。従って、当該多機能周辺装置1は、ユーザにとって必要性の低い表示用データがユーザキャッシュ13Aを占有している場合であっても、新たに、ユーザ所望の画像に対する高速表示設定を行い得る。又、この場合においても、高速表示設定画像データに係る表示用データは、ユーザキャッシュ13Aに存在する。これにより、当該多機能周辺装置1は、ユーザ所望の画像を迅速に表示し得る。更に、多機能周辺装置1は、ユーザキャッシュ13Aから表示用データを消去する際に、インデックス画面(図12参照)を表示し、ユーザによる消去対象画像の選択を受け付ける。従って、ユーザは、確実に、必要性の低い画像に係る表示用データをユーザキャッシュ13Aから消去し、必要性の高い画像に係る表示用データをユーザキャッシュ13Aに残すことができる。

0132

そして、多機能周辺装置1は、記録メディア35内の画像データに対して、画像補正処理を行い得る(S30)。画像補正処理(S30)が行われた場合、多機能周辺装置1は、画像補正処理(S30)により画像補正の内容を反映した表示用データを生成し、ユーザキャッシュ13Aに格納する。そして、多機能周辺装置1は、当該表示用データによって画像を表示する(S9)。従って、当該多機能周辺装置1は、画像補正処理(S30)の内容を反映した画像を、迅速にLCD18に表示し得る。又、当該表示用データがユーザキャッシュ13Aに格納されるので、ユーザは、再度画像補正処理(S30)を行うことなく、画像補正処理を反映した画像を表示させ得る。この結果、当該多機能周辺装置1は、画像補正処理(S30)に関するユーザの作業負担を軽減し得る。

0133

又、画像補正処理(S30)が行われた場合、多機能周辺装置1は、記録メディア35に格納されている画像補正処理が行われた画像データに対応付けて、補正内容情報を、記録メディア35に書き込む(図4参照)。従って、当該多機能周辺装置1は、記録メディア35の補正内容情報に基づいて、当該画像データに対して行われた画像補正処理(S30)の内容を再現し得る。この結果、当該多機能周辺装置1は、画像補正処理(S30)を反映した表示用データがユーザキャッシュ13Aに存在しない場合であっても、画像補正処理(S30)の内容を反映した表示用データを生成し、これをLCD18に表示し得る。

0134

更に、多機能周辺装置1は、高速表示対象画像データに係る画像をLCD18に表示する場合、保護対象表示52をLCD18に表示する(図7参照)。これにより、ユーザは、画像内容表示画面(図7参照)の画像表示エリア51に表示されている画像に対して高速表示設定が行われていることを把握し得る。そして、この場合に、多機能周辺装置1は、ユーザによる高速表示解除操作に基づいて、高速表示解除処理(S24)を実行する。これにより、当該画像に係る画像データは、高速表示対象画像データから通常画像データとなる。又、当該画像データに係る表示用データは、保護情報との対応付けを解除される。つまり、当該画像データに係る表示用データは、ユーザキャッシュ13Aから消去され得る状態となる。即ち、多機能周辺装置1は、表示用データの保護の必要性が低下した場合等の様々な状況に応じて、表示用データの保護態様を変更し得る。

0135

更に、本実施形態に係る高速画像表示処理プログラム(図5参照)、ユーザ指定内容実行処理プログラム(図8参照)、高速表示設定処理プログラム(図9参照)は、画像表示装置で実行されることにより、上述した本実施形態に係る多機能周辺装置1と同様の効果を奏する。当該画像表示装置は、種々の画像を表示可能な表示装置(例えば、LCD18)と、ユーザによる操作が行われる操作装置(例えば、LCD18)と、外部メモリ(例えば、記録メディア35)が接続される接続装置(例えば、記録メディアスロット16)と、記憶装置(例えば、ユーザキャッシュ13A)と、種々の処理を行い得る制御装置(例えば、CPU11、ROM12、RAM13)を備えることが必要である。

0136

以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
例えば、本発明を多機能周辺装置に適用した実施形態に基づいて、本発明を説明したが、この態様に限定されるものではない。即ち、本発明は、記録メディア35内の画像データを、表示用データを介して表示可能であり、キャッシュメモリを有する装置であれば、種々の装置に適用し得る。
又、保護情報に有効期限を設定し、所定期間を経過した場合には、保護情報が削除されるように構成してもよい。これにより、所定期間に一度も使用されていない表示用データについては消去可能になるため、キャッシュメモリ13Aをより効率よく使用することができる。ここで、保護情報が削除されることで、記録メディア35に記憶された画像データの識別情報との対応関係がとれなくなる。この点については、記録メディア35の方にも識別情報の有効期限を設定しておき、記録メディア35が記録メディアスロット16に装着された時に、所定期間が経過した識別情報については無効とするように制御すればよい。

図面の簡単な説明

0137

多機能周辺装置の外観斜視図である。
多機能周辺装置の制御系構成を示すブロック図である。
ユーザキャッシュの記憶内容の一例を模式的に示す説明図である。
記録メディアの記憶内容の一例を模式的に示す説明図である。
高速画像表示処理プログラムのフローチャートである。
表示順変更画面の表示例を示す説明図である。
画像内容表示画面の表示例を示す説明図である。
ユーザ指定内容実行処理プログラムのフローチャートである。
高速表示設定処理プログラムのフローチャートである。
高速表示確認画面の表示例を示す説明図である。
容量不足画面の表示例を示す説明図である。
インデックス画面の表示例を示す説明図である。

符号の説明

0138

1多機能周辺装置
11 CPU
12 ROM
13 RAM
13Aユーザキャッシュ
14フラッシュメモリ
16記録メディアスロット
17操作パネル
18 LCD
23タッチパネル
35 記録メディア

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