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技術 蒸茶葉処理装置

出願人 株式会社寺田製作所
発明者 中村義和
出願日 2008年4月1日 (12年8ヶ月経過) 出願番号 2008-094437
公開日 2009年10月22日 (11年2ヶ月経過) 公開番号 2009-240287
状態 特許登録済
技術分野 茶・コーヒー
主要キーワード 空回り防止用 水平桟 取出コンベヤ 取出口側 回転胴 回転胴内 投入コンベヤ 茶生葉
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

本発明では、構造が簡単で、茶葉練り込む作用が多い蒸茶葉処理装置を提供することを課題としている。

解決手段

本発明の第1の手段は、円筒形横架した回転胴と、回転胴を貫通する回転軸と、回転軸に備えた複数の撹拌羽根とより構成するとともに、該回転胴の内面には蒸茶葉の空回り防止用螺旋状に設け、螺旋の回転方向を蒸茶葉の進行方向と逆に配置する。

概要

背景

茶園で摘採した新鮮茶生葉製茶用蒸機蒸熱処理し、その後、粗揉工程、揉工程、中揉工程、精揉工程、乾燥工程などの工程を経て荒茶に加工する。上記のうち蒸熱処理は、茶生葉を数十秒間蒸すことにより茶葉中酵素活性を抑えるとともに、茶葉軟化させて次の粗揉工程の効果を高めるものである。粗揉工程は、蒸熱処理された蒸茶葉熱風を当てて乾燥しながら十分に揉み込むものであり、この粗揉工程での蒸茶葉の揉み込みが製品品質に著しく影響する。

茶生葉は、初から晩にかけて数回にわたって摘採され、茶生葉を摘採する時期や、茶樹栽培している場所、気候などにより茶生葉の硬さが異なる。茶生葉を摘採する時期が遅いと、茶生葉が大きくなり、硬化する傾向にある。茶生葉が大きく硬いと、粗揉工程での蒸茶葉の揉み込みが不足して、味や香りの高い製品が得られなくなるため、粗揉工程をする前に蒸茶葉を柔軟にする必要がある。そのため、送帯式の製茶用蒸機と粗揉工程との間に蒸茶葉の処理装置(例えば、特許文献1参照)を設け、硬さの残る蒸茶葉を軟化していた。この特許文献1においては、打圧効果を高めるために、回転胴内に蒸茶葉を長く滞留させる必要があり、回転胴取出口側に抑制盤をつけていた。
特開平7−31375号公報

概要

本発明では、構造が簡単で、茶葉を練り込む作用が多い蒸茶葉の処理装置を提供することを課題としている。 本発明の第1の手段は、円筒形横架した回転胴と、回転胴を貫通する回転軸と、回転軸に備えた複数の撹拌羽根とより構成するとともに、該回転胴の内面には蒸茶葉の空回り防止用螺旋状に設け、螺旋の回転方向を蒸茶葉の進行方向と逆に配置する。

目的

本発明では、構造が簡単で、茶葉を練り込む作用が多い蒸茶葉の処理装置を提供することを課題としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

円筒形横架した回転胴と、回転胴を貫通する回転軸と、回転軸に備えた複数の撹拌羽根とより構成するとともに、該回転胴の内面には蒸茶葉空回り防止用螺旋状に設け、螺旋の回転方向を蒸茶葉の進行方向と逆に配置することを特徴とする蒸茶葉処理装置

請求項2

螺旋状の桟は、1本の桟を螺旋状に設けたものであることを特徴とする請求項1記載の蒸茶葉処理装置。

請求項3

螺旋状の桟は、複数の水平の桟を螺旋状に設けたものであることを特徴とする請求項1記載の蒸茶葉処理装置。

技術分野

0001

本発明は、蒸熱処理した茶葉(以下、蒸茶葉とする)を軟化する装置に関するものである。

背景技術

0002

茶園で摘採した新鮮茶生葉製茶用蒸機で蒸熱処理し、その後、粗揉工程、揉工程、中揉工程、精揉工程、乾燥工程などの工程を経て荒茶に加工する。上記のうち蒸熱処理は、茶生葉を数十秒間蒸すことにより茶葉中酵素活性を抑えるとともに、茶葉を軟化させて次の粗揉工程の効果を高めるものである。粗揉工程は、蒸熱処理された蒸茶葉に熱風を当てて乾燥しながら十分に揉み込むものであり、この粗揉工程での蒸茶葉の揉み込みが製品品質に著しく影響する。

0003

茶生葉は、初から晩にかけて数回にわたって摘採され、茶生葉を摘採する時期や、茶樹栽培している場所、気候などにより茶生葉の硬さが異なる。茶生葉を摘採する時期が遅いと、茶生葉が大きくなり、硬化する傾向にある。茶生葉が大きく硬いと、粗揉工程での蒸茶葉の揉み込みが不足して、味や香りの高い製品が得られなくなるため、粗揉工程をする前に蒸茶葉を柔軟にする必要がある。そのため、送帯式の製茶用蒸機と粗揉工程との間に蒸茶葉の処理装置(例えば、特許文献1参照)を設け、硬さの残る蒸茶葉を軟化していた。この特許文献1においては、打圧効果を高めるために、回転胴内に蒸茶葉を長く滞留させる必要があり、回転胴取出口側に抑制盤をつけていた。
特開平7−31375号公報

発明が解決しようとする課題

0004

従来の特許文献1によると、蒸茶葉の投入量によって抑制盤の位置を調整しなければならず、手間がかかった。また、抑制盤の位置が適正でない場合は、十分な打圧効果が得られないという問題点があった。

0005

本発明では、構造が簡単で、茶葉を練り込む作用が多い蒸茶葉の処理装置を提供することを課題としている。

課題を解決するための手段

0006

本発明の第1の手段は、円筒形横架した回転胴と、回転胴を貫通する回転軸と、回転軸に備えた複数の撹拌羽根とより構成するとともに、該回転胴の内面には蒸茶葉の空回り防止用螺旋状に設け、螺旋の回転方向を蒸茶葉の進行方向と逆に配置する。

0007

本発明の第2の手段は、第1の手段の螺旋状の桟は、1本の桟を螺旋状に設けたものである。本発明の第3の手段は、第1の手段の螺旋状の桟は、複数の水平の桟を螺旋状に設けたものである。

発明の効果

0008

本発明により、調整が不要な構造で、なおかつ、蒸茶葉に十分な打圧効果を与えることができる。また、粗揉工程前に蒸茶葉を軟化することで、粗揉工程での揉み込みを十分でき、品質のよい製品を製造することができる。

発明を実施するための最良の形態

0009

図面を参照して説明する。1は円筒形の回転胴であり、横架してあり、モータ(図示しない)により回転する。回転胴1内には空回り防止用の桟(のちに詳細を説明する)を設ける。2は回転軸であり、回転胴1の中心より下を貫通しており、モータ10により回転する。3は撹拌羽根であり、90度ずつ角度を変えながらスパイラル状に回転軸2へ設けてある。12は蒸茶葉を投入口4へ搬送するための投入コンベヤ、13は蒸茶葉を投入口4へ導くための投入シュート、14は取出口5から出てきた蒸茶葉を次の製茶装置へ搬送するための取出コンベヤである。

0010

上記のような装置の投入口4に、製茶用蒸機で蒸熱処理をした蒸茶葉6を投入する。回転胴1が取出口5方向へ傾斜しており、撹拌羽根3も取出口5へ導くように取付けてあるため、蒸茶葉は取出口5へ自然に移動する。回転胴1は約20〜70r.p.m.、撹拌羽根3は約150〜1000r.p.m.で回転しており、撹拌羽根3の方が高速で回転する。このとき、蒸茶葉6は回転胴1の下方で回転胴1と撹拌羽根3の間に挟まれ、擦られながら、練り込み作用と、大きい蒸茶葉を切断する作用を受ける。これにより蒸茶葉6は軟化し、均一に細かくなる。軟化した蒸茶葉6は取出口5から排出され、取出コンベヤ14などにより粗揉工程(他の蒸茶葉処理装置なども含む)へ運ばれる。軟化した蒸茶葉6は粗揉工程でも十分に揉み込まれ、その後の工程でも良好な処理がおこなわれ、品質のよい製品を製造できる。

0011

図2、3を参照して、実施例1を説明する。実施例1では、回転胴1内には1本の桟7が螺旋状に取り付けられている。これは回転胴1の回転方向とあわせると、蒸茶葉の進行を邪魔する方向(進行方向と逆)に配置されている。このようにすると、蒸茶葉を投入し始めたときに、回転胴1内の蒸茶葉の量が少ない状態では、回転胴1が回転しても蒸茶葉は取出口5側には送られず、回転胴1内に滞留することになる。回転胴1内の蒸茶葉の量が多くなってくると、取出口5側に蒸茶葉が押される形になり、十分に打圧された蒸茶葉が排出される。

0012

図4、5、6を参照して実施例2を説明する。実施例1では、回転胴1内には複数の水平桟8が螺旋状に取り付けられている。これは実施例1と同様に、回転胴1の回転方向とあわせると、蒸茶葉の進行を邪魔する方向(進行方向と逆)に配置されている。このようにすると実施例1と同様に、蒸茶葉を投入し始めたときに、回転胴1内の蒸茶葉の量が少ない状態では、回転胴1が回転しても蒸茶葉は取出口5側には送られず、回転胴1内に滞留することになる。回転胴1内の蒸茶葉の量が多くなってくると、取出口5側に蒸茶葉が押される形になり、十分に打圧された蒸茶葉が排出される。

図面の簡単な説明

0013

本発明の蒸茶葉処理装置の正面一部断面図。
実施例1の回転胴の斜視図。
実施例1の回転胴の展開図。
実施例2の回転胴の斜視図。
実施例2の回転胴の展開図。
実施例2の回転胴の側面図。

符号の説明

0014

1回転胴
2回転軸
3撹拌羽根
4投入口
5取出口
6蒸茶葉
7桟
8 桟
8A 桟
8B 桟
8C 桟
10モータ
12投入コンベヤ
13投入シュート
14 取出コンベヤ

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