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技術 計器に対する取付構造および取付方法

出願人 株式会社デンソー
発明者 角屋実
出願日 2008年3月25日 (11年11ヶ月経過) 出願番号 2008-078707
公開日 2009年10月8日 (10年5ヶ月経過) 公開番号 2009-227252
状態 未査定
技術分野 計器板
主要キーワード 各切れ目 固定ステップ 部品メーカ 目視側 車両メーカ 粘着剤付き 破線状 取付手順
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年10月8日)のものです。
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図面 (10)

課題

計器筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器において、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物侵入することを防止可能な取付構造を提供する。

解決手段

計器に対する取付構造は、計器の筐体22に形成された係止穴221に筐体22の外側から係止部51を係止させる計器に対する取付構造において、係止部51を係止穴221に係止する以前に、筐体22に固定されて係止穴221を覆うシート部材3を備え、シート部材3が、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって破れる。これにより、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止できる。

概要

背景

従来より、インストルメントパネルにおいて運転席の前方に、計器取付用の開口が設けられ、インストルメントパネルと計器の間に配置されると共に計器を枠状に囲むクラスタが、ネジなどによりインストルメントパネルに取り付けられている(特許文献1を参照)。

クラスタは、計器の周囲の開口を隠蔽して、美感を向上させるためのものであり、特許文献1では、クラスタの取付構造が開示されている。

また、インストルメントパネルにおいて、計器の上部にも開口を設けて、この開口にクラスタを取り付けるものがある。このクラスタでは、クラスタに形成された係止部を、計器の筐体の上面に形成された係止穴に筐体の外側から係止させる取付構造を採っている。
特開平8−156651号公報

概要

計器の筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器において、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物侵入することを防止可能な取付構造を提供する。計器に対する取付構造は、計器の筐体22に形成された係止穴221に筐体22の外側から係止部51を係止させる計器に対する取付構造において、係止部51を係止穴221に係止する以前に、筐体22に固定されて係止穴221を覆うシート部材3を備え、シート部材3が、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって破れる。これにより、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止できる。

目的

本発明は、計器の筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器において、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止可能な
取付構造および取付方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

計器筐体に形成された係止穴に前記筐体の外側から係止部を係止させる計器に対する取付構造において、前記係止部を前記係止穴に係止する以前に、前記筐体に固定されて前記係止穴を覆うシート部材を備え、前記シート部材は、前記係止穴に前記係止部を係止させることを妨げないように前記係止部によって破れることを特徴とする計器に対する取付構造。

請求項2

前記係止部によって破れる部位を特定するための切れ目を、前記シート部材に形成しておくことを特徴とする請求項1に記載の計器に対する取付構造。

請求項3

前記切れ目は、互いに並行する2本の線状の第1切れ目と、前記第1切れ目と交差する方向に配置された第2切れ目とを備えて、略「H」の字状に形成され、前記切れ目を、前記第1切れ目と前記第2切れ目の間に形成していないことを特徴とする請求項2に記載の計器に対する取付構造。

請求項4

前記切れ目は、前記シート部材において前記係止穴の中央に相当する中央側から線状に伸びる複数の第3切れ目を備えて、放射状に形成され、前記切れ目を、前記中央側において前記第3切れ目の間に形成していないことを特徴とする請求項2に記載の計器に対する取付構造。

請求項5

計器の筐体に形成された係止穴に前記筐体の外側から係止部を係止させる計器に対する取付方法であって、前記係止穴に前記係止部を係止させることを妨げないように前記係止部によって破れるシート部材を、前記筐体に固定させて、前記シート部材により前記係止穴を覆う固定ステップと、前記固定ステップの後に、前記係止部によって前記シート部材を破りつつ前記係止穴に前記係止部を係止させる係止ステップと、を備えることを特徴とする計器に対する取付方法。

請求項6

前記固定ステップの前に、前記係止部によって破れる部位を特定するための切れ目を、前記シート部材に形成する形成ステップを備えることを特徴とする請求項5に記載の計器に対する取付方法。

技術分野

0001

本発明は、計器に対する取付構造および取付方法に関するもので、計器に対するクラスタ係止に用いて好適である。

背景技術

0002

従来より、インストルメントパネルにおいて運転席の前方に、計器の取付用の開口が設けられ、インストルメントパネルと計器の間に配置されると共に計器を枠状に囲むクラスタが、ネジなどによりインストルメントパネルに取り付けられている(特許文献1を参照)。

0003

クラスタは、計器の周囲の開口を隠蔽して、美感を向上させるためのものであり、特許文献1では、クラスタの取付構造が開示されている。

0004

また、インストルメントパネルにおいて、計器の上部にも開口を設けて、この開口にクラスタを取り付けるものがある。このクラスタでは、クラスタに形成された係止部を、計器の筐体の上面に形成された係止穴に筐体の外側から係止させる取付構造を採っている。
特開平8−156651号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかし、筐体の上面にクラスタを係止させる取付構造において、クラスタを係止させる以前では、筐体の係止穴から異物侵入するおそれがある。例えば、部品メーカで製造された計器の係止穴に係止部を係止するまでの間に、即ち、車両メーカで車両に計器を組みつけるまでの間に、筐体の係止穴から異物が侵入するおそれがある。

0006

特に、文字盤指針などの表示面より目視側に係止穴が配置されている取付構造では、係止穴から侵入した異物が、文字盤や指針等に到達して、計器の見映えを低下させるおそれがある。

0007

本発明は、計器の筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器において、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止可能な
取付構造および取付方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明は上記目的を達成する為、以下の技術的手段を採用する。

0009

請求項1に記載の計器に対する取付構造は、計器の筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器に対する取付構造において、係止部を係止穴に係止する以前に、筐体に固定されて係止穴を覆うシート部材を備え、シート部材が、係止穴に係止部を係止させることを妨げないように係止部によって破れることを特徴とする。

0010

請求項1に記載の発明によれば、係止部を係止穴に係止する以前に、シート部材が、筐体に固定されて、係止穴を覆っている。このため、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止できる。また、シート部材が、係止穴に係止部を係止させることを妨げないように係止部によって破れるため、係止穴に係止部を係止させる取付構造の機能を確保できる。したがって、筐体に形成された係止穴に筐体の外側から係止部を係止させる計器に対する取付構造において、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止できる。

0011

請求項2に記載の発明によれば、係止部によって破れる部位を特定するための切れ目を、シート部材に形成しておくため、係止穴に係止部を係止させる際に係止部によって破れるシート部材の部位を、あらかじめ設定しておくことが可能となる。したがって、シート部材が破れることによる不具合が、発生しないようにすることが可能となる。

0012

請求項3に記載の発明によれば、切れ目は、互いに並行する2本の線状の第1切れ目と、第1切れ目と交差する方向に配置された第2切れ目とを備えて、略「H」の字状に形成されている。このため、係止部によって破れるシート部材の部位が、第2切れ目の片側において「コ」の字状となり、第2切れ目の反対側において「C」の字状となり、「コ」の字状および「C」の字状に破れた各部分は、シート部材から分離しない。即ち、「ロ」の字状に破れた部分がシート部材から分離して、計器の内部に進入することによる不具合が、発生しない。

0013

また、第1切れ目と第2切れ目の間に切れ目を形成していないため、係止部によって破れる以前では、「コ」の字状の切れ目が形成されないで、シート部材による係止穴を覆う機能を確保できる。即ち、係止部によって破れる以前に、「コ」の字状の切れ目が形成されてシート部材に開口が生じることがない。これにより、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止する機能を確保できる。

0014

請求項4に記載の発明によれば、切れ目は、シート部材において係止穴の中央に相当する中央側から線状に伸びる複数の第3切れ目を備えて、放射状に形成されている。このため、係止部によって破れるシート部材の部位が、互いに隣接する第3切れ目により「V」の字状となり、これにより、「V」の字状に破れた部分は、シート部材から分離しない。即ち、3角形状に破れた部分がシート部材から分離して、計器の内部に進入することによる不具合が、発生しない。

0015

また、中央側において第3切れ目の間に切れ目を形成していないため、係止部によって破れる以前では、「V」の字状の切れ目が形成されないで、シート部材による係止穴を覆う機能を確保できる。即ち、係止部によって破れる以前に、「V」の字状の切れ目が形成されてシート部材に開口が生じることがない。これにより、係止部を係止穴に係止する以前に係止穴から異物が侵入することを防止する機能を確保できる。

0016

請求項5および6においても同様の効果を奏することができる。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図中の互いに同一若しくは均等である部分に、同一符号を付している。

0018

図1図2に示すコンビネーションメータ1は、車室内運転席前方のインストルメントパネル6内に配置される。コンビネーションメータ1は、自車両の車速を表示するスピードメータ10を備え、スピードメータ10は、文字盤11と、文字盤11の前面に沿って回転する指針12と、文字盤11を透過照明する発光ダイオード14と、指針12を発光表示させる発光ダイオード15と、発光ダイオード14,15が実装されるプリント基板16を備える。文字盤11と、指針12と、発光ダイオード14,15が実装されたプリント基板16等は、透明カバー21と見返し板22とケース23とを備えた筐体2に収容固定される。

0019

コンビネーションメータ1は、請求項に記載の計器に相当する。

0020

コンビネーションメータ1を取り付けるための開口61が、インストルメントパネル6に設けられ、インストルメントパネル6とコンビネーションメータ1の間に、コンビネーションメータ1を枠状に囲むクラスタ4,5が設けられる。クラスタ4,5は、コンビネーションメータ1の周囲の開口61を隠蔽して、美感を向上させるためのものであり、クラスタ4は、コンビネーションメータ1の目視側(図2において左側)に配置され、クラスタ5は、コンビネーションメータ1の上部に配置される。

0021

クラスタ5には、係止部51が形成され、筐体2の上面20において見返し板22には、係止穴221が形成され、筐体2の外側(図2において上側)から係止穴221に係止部51を係止することによって、クラスタ5は、コンビネーションメータ1に取り付けられる。係止穴221は、文字盤11や指針12からなる表示部分より目視側に配置されている。

0022

係止部51は、図3図4に示すように、係止爪511と支持部512,513を備え、2個の支持部512と、図4に示すように2個の支持部512に連結された支持部513は、クラスタ5に一体的に樹脂成形によって形成される。係止爪511は、クラスタ5と別体で樹脂から形成され、図3に示すように、支持部513に係止される。なお、図3は、図2中のVI部の拡大断面図において、クラスタ5がコンビネーションメータ1に取り付けられる以前の状態を示す拡大断面図であり、図4は、図3において、後述するシート部材3が見返し板22(筐体2)に固定される以前の状態を示す斜視図である。

0023

シート部材3は、係止部51を係止穴221に係止する以前に、両面テープ34によって筐体2(見返し板22)に固定されて係止穴221を覆う。シート部材3によって係止穴221が覆われた後に、係止部51が、シート部材3および両面テープ34を破りつつ係止穴221に挿入されて、係止穴221に係止される。

0024

シート部材3は、例えば、羊毛などに蒸気・熱・圧力を加えて縮絨させて布状にしたフェルト等から形成され、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって破れるように形成される。具体的に、係止部51によって破れる部位を特定するための切れ目30を、予め、シート部材31に形成しておく。

0025

切れ目30は、図4図5に示すように、互いに並行する2本の線状の第1切れ目31と、第1切れ目31と交差する方向に配置された第2切れ目32とを備えて、略「H」の字状に形成される。第1切れ目31と第2切れ目32の間には、切れ目30を形成していない、即ち、第2切れ目32は、第1切れ目31に繋げられていない。図3〜5において、切れ目30を見易くするために、幅を有する開口として示したが、幅のない線状で略「H」の字状に形成された切れ目とすることも可能である。

0026

シート部材3によって覆われている係止穴221に係止部51が挿入されると、シート部材3において第1切れ目31と第2切れ目32の間の繋げていない部分が、係止部51によって破れる。具体的に、シート部材3は、図5に一点差線で示した破断線300に沿って破れ、破れた部位が、第2切れ目32の片側(図5において左側)において「コ」の字状となり、第2切れ目32の反対側(図5において右側)において「C」の字状となる。

0027

「コ」の字状および「C」の字状に破れた各部位(シート部材3および両面テープ34の各部位)は、図6に示すように、係止穴221に係止され係止部51と見返し板22(係止穴221の部位)に挟まれた状態になる。また、シート部材3と両面テープ34が、クラスタ5の平面52と見返し板2の平面222の間に挟まれた状態となっている。

0028

以上、係止穴221に係止部51を係止させるコンビネーションメータ1に対する取付構造について説明したが、次に、係止穴221に係止部51を係止させるコンビネーションメータ1に対する取付手順について説明する。

0029

図7(a)に示すように、両面テープ34が裏面に貼られたシート部材3に切れ目30を形成した後、図7(b)に示すように、切れ目30が形成されたシート部材3を、両面テープ34によって見返し板22に固定させて、シート部材3により係止穴221を覆う。図7(c)に示すように、係止部51によってシート部材3および両面テープ34を破りつつ係止穴221に係止部51を係止させる。

0030

図7(a)において切れ目30をシート部材3に形成するステップは、請求項に記載の形成ステップに相当し、図7(b)においてシート部材3によって係止穴221を覆うステップは、請求項に記載の固定ステップに相当し、図7(c)において係止穴221に係止部51を係止させるステップは、請求項に記載の係止ステップに相当する。

0031

図7(a)においては、切れ目30を、シート部材3と両面テープ34の両方に形成したが、シート部材3のみに形成することも可能である。この場合、図7(a)において、両面テープ34が裏面に貼られていないシート部材3に切れ目30を形成する。図7(b)において、切れ目30が形成されていない両面テープ34によって、切れ目30が形成されているシート部材3を見返し板22に固定させて、シート部材3により係止穴221を覆う。

0032

図7(a)に示す形成ステップと、図7(b)に示す固定ステップは、コンビネーションメータ1を製造する部品メーカで行われ、図7(c)に示す係止ステップは、車両メーカで行われる。即ち、車両メーカにおいて、シート部材3により係止穴221が覆われたコンビネーションメータ1にクラスタ5を組み付ける、つまり、車両メーカにおいて、シート部材3に覆われた係止穴221に係止部51を係止する。

0033

以上のように、本実施形態によれば、係止部51を係止穴221に係止する以前に、シート部材3が、筐体2(見返し板22)に固定されて、係止穴221を覆っている。このため、係止部51を係止穴221に係止する以前に係止穴221から異物が侵入することを防止できる。即ち、部品メーカにおいてシート部材3によって係止穴221が覆われたコンビネーションメータ1が、車両メーカにおいて係止穴221に係止部51を係止するまでの間に、係止穴221から異物が侵入することを防止できる。特に、図2に示した例では、係止穴221が、文字盤11や指針12等からなる表示部分より目視側に配置されているため、係止穴221から侵入した異物が、文字盤11や指針12等に到達して、コンビネーションメータ1の見映えを低下させることを防止できる。

0034

上述したように、シート部材3が、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって破れるため、コンビネーションメータ1にクラスタ5を取り付ける取付構造の機能、即ち、係止穴221に係止部51を係止させる取付構造の機能を確保できる。係止部51によって破れる部位を特定するための切れ目30を、シート部材3に形成しておくため、係止穴221に係止部51を係止させる際に係止部51によって破れるシート部材3の部位を、あらかじめ設定しておくことが可能となる。したがって、シート部材3が破れることによる不具合が、発生しないようにすることが可能となる。

0035

切れ目30は、互いに並行する2本の線状の第1切れ目31と、第1切れ目31と交差する方向に配置された第2切れ目32とを備えて、略「H」の字状に形成されている。このため、係止部51によって破れるシート部材3の部位が、第2切れ目32の片側において「コ」の字状となり、第2切れ目32の反対側において「C」の字状となり、「コ」の字状および「C」の字状に破れた各部分は、シート部材3から分離しない。即ち、「ロ」の字状に破れた部分がシート部材3から分離して、コンビネーションメータ1の内部に進入することによる不具合が、発生しない。

0036

第1切れ目31と第2切れ目32の間に切れ目30を形成していない、即ち、第2切れ目32が、第1切れ目31と繋がっていない。このため、係止部51によって破れる以前では、「コ」の字状および「C」の字状の各切れ目が形成されないで、シート部材3による係止穴221を覆う機能を確保できる。即ち、係止部51によって破れる以前に、「コ」の字状および「C」の字状の各切れ目が形成されてシート部材に開口が生じることがない。これにより、係止部51を係止穴221に係止する以前に係止穴221から異物が侵入することを防止する機能を確保できる。

0037

上述したように、「コ」の字状および「C」の字状に破れた各部位は、図6に示すように、係止穴221に係止され係止部51と見返し板22(係止穴221の部位)に挟まれた状態になる。このため、この挟まれたシート部材3と両面テープ34によって、係止穴221に対する係止部51のガタツキを防止できて、係止穴221に対する係止部51の係止が強固なものとなる。

0038

(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。

0039

具体的には、図8に示す変形例のように、シート部材3Aにおいて、切れ目30Aとすることも可能である。切れ目30Aは、シート部材3Aにおいて係止穴221の中央に相当する中央側から線状に伸びる4本の第3切れ目33を備えて、放射状に形成される。この中央側において4本の第3切れ目33の間には、切れ目30Aを形成していない、即ち、4本の第3切れ目33を、中央側で互いに繋げていない。

0040

切れ目30Aが放射状に形成されているため、シート部材3Aによって覆われている係止穴221に係止部51が挿入されると、シート部材3Aにおいて中央側で互いに繋げていない部分が、係止部51によって破れる。具体的に、シート部材3Aは、図8に一点差線で示した破断線300Aに沿って破れ、破れた部位が、互いに隣接する第3切れ目33により「V」の字状となり、これにより、「V」の字状に破れた部分は、シート部材から分離しない。即ち、3角形状に破れた部分がシート部材から分離して、コンビネーションメータ1の内部に進入することによる不具合が、発生しない。

0041

また、中央側において4本の第3切れ目33の間に切れ目30Aを形成していない、即ち、4本の第3切れ目33を、中央側で互いに繋げていない。このため、係止部51によって破れる以前では、「V」の字状の切れ目が形成されないで、シート部材3Aによる係止穴221を覆う機能を確保できる。即ち、係止部51によって破れる以前に、「V」の字状の切れ目が形成されてシート部材3Aに開口が生じることがない。これにより、係止部51を係止穴221に係止する以前に係止穴221から異物が侵入することを防止する機能を確保できる。

0042

図9に示す変形例のように、シート部材3Bにおいて、切れ目30Bとすることも可能である。切れ目30Bは、互いに並行する2本の線状の第1切れ目31と、シート部材3Bにおいて係止穴221の中央に相当する中央側から線状に伸びる4本の第3切れ目33Aを備える。中央側において4本の第3切れ目33Aの間に切れ目30Bを形成しないで、且つ、第1切れ目31と第3切れ目33Aの間に切れ目30Bを形成しない。即ち、4本の第3切れ目33Aを、中央側で互いに繋げないで、且つ、第1切れ目31と繋げていない。

0043

シート部材3Bによって覆われている係止穴221に係止部51が挿入されると、シート部材3において、第1切れ目31と第3切れ目33Aの間の繋げていない部分と、シート部材3Bにおいて中央側で互いに繋げていない部分が、係止部51によって破れる。具体的に、シート部材3Bは、図9に一点差線で示した破断線300Bに沿って破れ、破れた部位が、第3切れ目33Aの片側(図9において左側)において2個の「コ」の字状となり、第3切れ目33Aの反対側(図9において右側)において2個の「C」の字状となり、「コ」の字状および「C」の字状に破れた各部分は、シート部材3から分離しない。即ち、「ロ」の字状に破れた部分がシート部材3から分離して、コンビネーションメータ1の内部に進入することによる不具合が、発生しない。

0044

また、中央側において4本の第3切れ目33Aの間に切れ目30Bを形成しないで、且つ、第1切れ目31と第3切れ目33Aの間に切れ目30Bを形成しない。即ち、4本の第3切れ目33Aを、中央側で互いに繋げないで、且つ、第1切れ目31と繋げていない。このため、係止部51によって破れる以前では、「コ」の字状および「C」の字状の切れ目が形成されないで、シート部材3Bによる係止穴221を覆う機能を確保できる。即ち、係止部51によって破れる以前に、「コ」の字状および「C」の切れ目が形成されてシート部材3Bに開口が生じることがない。これにより、係止部51を係止穴221に係止する以前に係止穴221から異物が侵入することを防止する機能を確保できる。

0045

また、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって切れ目30,30A,30Bが破れる限りにおいて、切れ目31、32,33,33Aを、それぞれ、破線状の切れ目とすることが可能である。

0046

シート部材は、係止穴221に係止部51を係止させることを妨げないように係止部51によって破れる限りにおいて、フェルト以外の材料から、例えば樹脂材から形成した樹脂シートや、紙とすることも可能である。

0047

両面テープ34の代わりに、例えば、接着剤によって、シート部材3,3A,3Bを、筐体2(見返し板22)に固定させることが可能である。

0048

シート部材は、粘着剤付きの各種シート材テープとすることも可能である。

図面の簡単な説明

0049

本発明の一実施形態によるコンビネーションメータの正面図である。
図1中のII−II線断面図である。
図2中のVI部において係止前の拡大断面図である。
図3に対応する斜視図である。
シート部材の正面図である。
図2中のVI部の拡大断面図である。
係止穴に係止部を係止させるコンビネーションメータに対する取付手順の説明図である。
図5の第1変形例を示す正面図である。
図5の第2変形例を示す正面図である。

符号の説明

0050

1コンビネーションメータ(計器)、10スピードメータ、11文字盤
12指針、13ムーブメント、14、15発光ダイオード、16プリント基板
2筐体、20 上面、21 透明カバー、22見返し板、221係止穴
222 平面、23ケース、3,3A,3Bシート部材、30,30A切れ目
300,300A,300B破断線、31 第1切れ目、32 第2切れ目
33,33A 第3切れ目、34両面テープ、4,5クラスタ、51係止部
511係止爪、512,513 支持部、52 平面、6インストルメントパネル
61 開口

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  • 浜松ホトニクス株式会社の「 走査型表示装置及び走査型表示システム」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】表示されたイメージに輝度むらが生じるのを抑制することができる走査型表示装置及び走査型表示システムを提供する。【解決手段】走査型表示装置1は、投影表示用のレーザ光L1を出射する光源2と、光源2か... 詳細

  • トヨタ自動車株式会社の「 車室前部構造」が 公開されました。( 2019/09/12)

    【課題】運転席が車両幅方向中央部に設けられた車室前部構造において、運転席の格納時における意匠性を向上させることができる車室前部構造を得る。【解決手段】車室前部構造は、車室内の前部に設けられ、平面視で車... 詳細

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