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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 日下貴晶片岡章武智和範
出願日 2008年3月11日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-061319
公開日 2009年9月24日 (10年9ヶ月経過) 公開番号 2009-218106
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器
主要キーワード 加熱エリア 加熱指令 導光筒 電源オフモード 加熱キー デモモード 移行操作 加熱モード
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年9月24日)のものです。
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図面 (12)

課題

2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱することができる誘導加熱調理器において、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供する。

解決手段

誘導加熱調理器は、被加熱物(12,13)を載置して加熱する複数の加熱部(2,3,4,5,6)と、加熱部に対応する位置にある複数の加熱コイル(9,10,11)と、加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部(21〜24等)と、発光部の発光を制御する発光制御部(16b)と、を備える。加熱制御部(16a)は、1つの被加熱物を加熱するために、複数の加熱コイルを連動して動作させることができる。発光制御部(16b)は、操作部(8)から本体の電源投入されたときには、複数の加熱部(2,3,4,5,6)の外周近傍を順次発光させるように、発光部を点灯させる。

概要

背景

などの被加熱物加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知されて、近年広く普及している。特許文献1には、電源投入されたとき、加熱コイルの外周近傍またはその一部を、表示手段により表示する誘導加熱調理器が開示されている。これにより、使用者は電源が投入されたか否かが分かると共に、被加熱物を載置する場所(加熱部)も明確に認識しやすくなるので、利便性がよい。

特開2001−297863号公報

概要

2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱することができる誘導加熱調理器において、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供する。誘導加熱調理器は、被加熱物(12,13)を載置して加熱する複数の加熱部(2,3,4,5,6)と、加熱部に対応する位置にある複数の加熱コイル(9,10,11)と、加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部(21〜24等)と、発光部の発光を制御する発光制御部(16b)と、を備える。加熱制御部(16a)は、1つの被加熱物を加熱するために、複数の加熱コイルを連動して動作させることができる。発光制御部(16b)は、操作部(8)から本体の電源が投入されたときには、複数の加熱部(2,3,4,5,6)の外周近傍を順次発光させるように、発光部を点灯させる。

目的

本発明は、前記課題を解決するもので、2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱することができる誘導加熱調理器において、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
4件

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請求項1

光を透過する材料で形成されたトッププレートと、交流磁界を発生させて、前記トッププレート上に載置された被加熱物誘導加熱する複数の加熱コイルと、前記加熱コイルに流れる電流を制御する制御部と、被加熱物の加熱制御に関する指令入力操作を行うための操作部と、前記加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、前記制御部は、前記操作部からの入力に基づいて、前記加熱コイルに高周波電流を供給する加熱制御部と、前記発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、複数の加熱コイルを連動して動作させることができ、前記操作部により本体の電源投入されたときには、前記複数の加熱コイルの動作を停止したままで、単独で動作させることのできる前記加熱コイルの外周近傍と、連動して動作させる複数の加熱コイルの外周近傍を順次発光させるように、前記発光部を点灯させる加熱エリア次表示モードを有することを特徴とする誘導加熱調理器

請求項2

前記制御部は、前記加熱エリア順次表示モード中に加熱コイルに対する前記指令が前記操作部から入力されたときには、前記指令の対象となる単独の前記加熱コイル又は連動する複数の加熱コイルの外周近傍を発光させるように、前記発光部を点灯させるとともに、前記指令に基づく加熱動作を行う加熱モード移行することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

中心が同心となるように構成された2つ以上の加熱コイルの外周近傍を発光させる場合には、前記制御部は、前記2つ以上の加熱コイルのうち、外側の加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させ、中心が同心でない隣り合う2つ以上の加熱コイルの外周近傍を発光させる場合には、前記制御部は、前記2つ以上の加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、連動する複数の加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点灯させることを特徴とする請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

前記操作部は、デモモード設定部を含み、本体の電源が投入される前に、前記デモモード設定部によりデモモードに設定されていると、前記電源が投入された後に、前記指令が前記操作部から入力された場合でも、前記制御部は、前記加熱コイルに通電しないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、トッププレート上に被加熱物を載置する位置を表示した誘導加熱調理器に関する。

背景技術

0002

などの被加熱物を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知されて、近年広く普及している。特許文献1には、電源投入されたとき、加熱コイルの外周近傍またはその一部を、表示手段により表示する誘導加熱調理器が開示されている。これにより、使用者は電源が投入されたか否かが分かると共に、被加熱物を載置する場所(加熱部)も明確に認識しやすくなるので、利便性がよい。

0003

特開2001−297863号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載の誘導加熱調理器では、加熱部と加熱コイルを1対1に対応させて、加熱コイルの外周近傍を表示手段により表示させている。このような構成では、例えば鍋底径の大きな被加熱物を同心上の2つの加熱コイル上に載置して加熱する場合は、2重に加熱部が表示されてしまう。また、1つの大きなオーバル鍋楕円鍋)を同心上にない隣り合う2つの加熱コイル上に載置して加熱する場合は、2つの加熱部が別々に表示されてしまう。したがって、2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しにくいという問題があった。

0005

本発明は、前記課題を解決するもので、2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱することができる誘導加熱調理器において、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る誘導加熱調理器は、光を透過する材料で形成されたトッププレートと、交流磁界を発生させて、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する複数の加熱コイルと、加熱コイルに流れる電流を制御する制御部と、被加熱物の加熱制御に関する指令入力操作を行うための操作部と、加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、制御部は、操作部からの入力に基づいて、加熱コイルに高周波電流を供給する加熱制御部と、発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、複数の加熱コイルを連動して動作させることができ、操作部により本体の電源が投入されたときには、複数の加熱コイルの動作を停止したままで、単独で動作させることのできる加熱コイルの外周近傍と、連動して動作させる複数の加熱コイルの外周近傍を順次発光させるように、発光部を点灯させる加熱エリア次表示モードを有することを特徴とする。

0007

制御部は、加熱エリア順次表示モード中に加熱コイルに対する指令が操作部から入力されたときには、指令の対象となる単独の加熱コイル又は連動する複数の加熱コイルの外周近傍を発光させるように、発光部を点灯させるとともに、指令に基づく加熱動作を行う加熱モード移行してもよい。

0008

中心が同心となるように構成された2つ以上の加熱コイルの外周近傍を発光させる場合には、制御部は、2つ以上の加熱コイルのうち、外側の加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させ、中心が同心でない隣り合う2つ以上の加熱コイルの外周近傍を発光させる場合には、制御部は、2つ以上の加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、連動する複数の加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点灯させてもよい。

0009

操作部は、デモモード設定部を含み、本体の電源が投入される前に、デモモード設定部によりデモモードに設定されていると、電源が投入された後に、指令が操作部から入力された場合でも、制御部は、加熱コイルに通電しなくてもよい。

発明の効果

0010

本発明の誘導加熱調理器は、2つ以上の加熱コイルによって加熱する加熱部を有し、電源投入後、複数の加熱部の外周近傍を順次発光させる。これにより、使用者は加熱前に加熱部の種類(大きさ及び位置)を認識することができる。また、本発明の誘導加熱調理器は、加熱を開始する指令が入力されると、対応する加熱部の外周近傍を発光させる。これにより、2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合であっても、連動する加熱コイルの外周近傍が発光されるので、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素については同じ番号を付している。

0012

[誘導加熱調理器の構成]
図1に、本発明の実施形態による誘導加熱調理器の上面図を示す。本実施形態の誘導加熱調理器の上部に光を透過する結晶セラミック製のトッププレート1を設け、トッププレート1上に、被加熱物を載置して加熱する、第1の加熱部2、第2の加熱部3、第3の加熱部4、第4の加熱部5、第5の加熱部6を設ける。第1の加熱部2は鍋底径が小さい被加熱物用の加熱部であり、第2の加熱部3は鍋底径が大きい被加熱物用の加熱部である。各加熱部の領域は、トッププレート1の上面又は下面に印刷により表示されている。

0013

図1においては示していないが、トッププレート1の下方であって、第1〜第4の加熱部2,3,4,5それぞれに対応する位置に加熱コイルを設ける。第2の加熱部3に対応する加熱コイルは、第1の加熱コイル2に対応する加熱コイルの外周に設けられる。第2の加熱部3を加熱する場合は、第1の加熱コイル2に対応する加熱コイルと、第2の加熱部3に対応する加熱コイルを共に動作させる。また、第5の加熱部6を加熱する場合は、第3の加熱部4に対応する加熱コイルと、第4の加熱コイル5に対応する加熱コイルを連動して動作させる。第5の加熱部6は、第3の加熱部4に対応する加熱コイルと第4の加熱コイル5に対応する加熱コイルを連動させたときに誘導加熱される領域である。第5の加熱部6は、第3の加熱部4と、第4の加熱部5と、を含む。

0014

トッププレート1の手前側(使用者側)に、表示部7及び操作部8が設けられている。操作部8は、電源のオンオフ切り換え電源キー8aと、加熱のオン/オフを切り換える加熱キー8b,8c,8d,8e,8fと、火力調整キー8g,8hと、を含む。加熱キー8bは、第3の加熱部4に対応する加熱コイルと第4の加熱部5に対応する加熱コイルを連動して動作させるためのキーである。加熱キー8cは、第3の加熱部4に対応する加熱コイルを動作させるためのキーである。加熱キー8dは、第4の加熱部5に対応する加熱コイルを動作させるためのキーである。加熱キー8eは、第1の加熱部2に対応する加熱コイルと第2の加熱部3に対応する加熱コイルを連動して動作させるためのキーである。加熱キー8fは、第1の加熱部2に対応する加熱コイルを動作させるためのキーである。表示部7は、5つの加熱キー8b〜8fそれぞれに対応する5つの火力表示部を含む。火力表示部は、対応する加熱キーに印刷された加熱部の火力数字で表示する。

0015

第1の加熱部2の外周近傍に、第1の発光部21〜24が設けられている。第2の加熱部3の外周近傍に、第2の発光部31〜34が設けられている。第3の加熱部4の外周近傍に、第3の発光部41〜44が設けられている。第4の加熱部5の外周近傍に、第4の発光部51〜54が設けられている。このように、1つの加熱部に対してそれぞれ4つの発光部が設けられている。

0016

第1の発光部21〜24は、第1の加熱部2の外周領域を発光させる。これにより、使用者は第1の加熱部2に対して被加熱物を載置すべき領域を容易に認識することができる。第2の発光部31〜34は、第2の加熱部3の外周領域を発光させる。これにより、使用者は第2の加熱部3に対して被加熱物を載置すべき領域を容易に認識することができる。第3の発光部41〜44は、第3の加熱部4の外周領域を発光させる。これにより、使用者は第3の加熱部4に対して被加熱物を載置すべき領域を容易に認識することができる。第4の発光部51〜54は、第4の加熱部5の外周領域を発光させる。これにより、使用者は第4の加熱部5に対して被加熱物を載置すべき領域を容易に認識することができる。第3の発光部41,44及び第4の発光部52,53は、第5の加熱部6の外周領域を発光させる。これにより、使用者は第5の加熱部6に対して被加熱物を載置すべき領域を容易に認識することができる。

0017

図2に、本発明の実施形態による誘導加熱調理器の構成を示す。図1では5つの加熱部2,3,4,5,6を図示したが、図2では説明の便宜上3つの加熱部2,3,4を図示する。本実施形態の誘導加熱調理器は、トッププレート1と、トッププレート上に表示部7、及び操作部8と、を備える。トッププレート1の下方に、第1の加熱部2に対応する位置に第1の加熱コイル9と、第2の加熱部3に対応する位置に第2の加熱コイル10と、第3の加熱部4に対応する位置に第3の加熱コイル11と、を設ける。第1の加熱コイル9と第2の加熱コイル10は同心上に配置されているが、第3の加熱コイル11と他の加熱コイル9,10とは同心上に配置されていない。第1〜第3の加熱コイル9,10,11は、誘導磁界を発生させて、トッププレート1上に載置された被加熱物12,13を加熱する。

0018

さらに、本実施形態の誘導加熱調理器は、第1及び第2の加熱コイル9,10の下方に、第1及び第2の加熱コイル9,10に高周波電流を供給する第1のインバータ回路14と、第3の加熱コイル11の下方に、第3の加熱コイル11に高周波電流を供給する第2のインバータ回路15と、を備える。第1の加熱コイル9の外周近傍に第1の発光部21、23(発光部22,24は図示せず)と、第2の加熱コイル10の外周近傍に第2の発光部31、33(発光部32,34は図示せず)と、第3の加熱コイル11の外周近傍に第3の発光部41、43(発光部42,44は図示せず)と、を設ける。さらに、本実施形態の誘導加熱調理器は、誘導加熱調理器全体の制御を行う制御部16を備える。制御部16は、操作部8からの入力に基づいて、加熱コイル9,10,11に供給する高周波電流を制御するためにインバータ回路14,15に制御信号を出力する加熱制御部16a、と、操作部8からの入力に基づいて、発光部21〜24,31〜34,41〜44を発光させる発光制御部16bと、を含む。

0019

図3に発光部21の構成を示す。基板17上に1つの発光ダイオード(以下、LEDという。)18を設け、LED18から出射された光は導光筒19内を通って導光筒19上部から出力される。そして、この光はトッププレート1を介して、図1に示すようにトッププレート上に加熱部の外周近傍を発光させる。

0020

[誘導加熱調理器の動作]
本実施形態の誘導加熱調理器は、1つの加熱コイルによって加熱する加熱部と、2つの加熱コイルによって加熱する加熱部と、を有し、2つの加熱コイルによって加熱する加熱部の外周は、電源投入後、複数の加熱部の外周近傍を順次発光させる。また、加熱を開始する指令が入力されると、対応する加熱部の外周近傍を発光させる。

0021

図4に本発明の実施形態の誘導加熱調理器による発光部の動作制御フローチャートを示す。電源キー8aがオフ状態のときには、発光制御部16bはすべての発光部を消灯させている。使用者により電源キー8aがオンされると(S101でYes)、各加熱部2〜6の外周近傍を順次発光させる加熱エリア順次表示モードとなる(S102)。

0022

例えば、図5(第1の発光例)に示すように発光させた後、図6(第2の発光例)に示すように発光させ、最後は図7(第3の発光例)に示すように発光させる。図5図7において、発光している部分を斜線で示す。第1の発光例(図5)は、第1の加熱部2、第3の加熱部4、及び第4の加熱部5にそれぞれ1つの被加熱部が載置されて加熱する場合の発光例である。発光制御部16bは、第1の加熱部2の外周近傍の第1の発光部21〜24、第3の加熱部4の外周近傍の第3の発光部41〜44、第4の加熱部5の外周近傍の第4の発光部51〜54を点灯させる。第2の発光例(図6)は、第1の加熱部2、及び第5の加熱部6にそれぞれ1つの被加熱部が載置されて加熱する場合の発光例である。発光制御部16bは、第1の加熱部2の外周近傍の第1の発光部21〜24、第5の加熱部6の外周近傍の第3の発光部41,44及び第4の発光部52,53を点灯させる。発光制御部16bは、第3の発光部42,43及び第4の発光部51,54を点灯させない。第3の発光例(図7)は、第2の加熱部3、第3の加熱部4、及び第4の加熱部5にそれぞれ1つの被加熱部が載置されて加熱する場合の発光例である。発光制御部16bは、第2の加熱部3の外周近傍の第2の発光部31〜34、第3の加熱部4の外周近傍の第3の発光部41〜44、第4の加熱部5の外周近傍の第4の発光部51〜54を点灯させる。発光制御部16bは、第1の発光部21〜24を点灯させない。

0023

使用者により加熱キー8b〜8fのいずれか1つがオンされると(S103でYes)、加熱モードに移行し、使用者からの入力に基づいて、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するか否かを判断する(S104)。ここでは、加熱キー8b,8e(図1)は2つの加熱コイルを連動させて加熱するためのキーであり、加熱キー8c,8d,8f(図1)は1つの加熱コイルを動作させて加熱するためのキーである。よって、発光制御部16bは、加熱キー8b,8e(図1)のいずれか1つがオンされたときは、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定し、加熱キー8c,8d,8f(図1)のいずれか1つがオンされたときは、1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定する。発光制御部16bが1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S104でNo)、発光制御部16bは加熱を開始する1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S105)。

0024

一方、発光制御部16bが複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S104でYes)、発光制御部16bは加熱を開始する連動して加熱動作をする加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S106)。具体例を図8図9に示す。図8図9において、発光している部分を斜線で示す。

0025

図8は、第2の加熱部3上に配置された1つの被加熱物61を加熱するために、加熱キー8eがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。加熱キー8eがオンされたときに連動して動作させるコイルは、第1の加熱コイル9と第2の加熱コイル10となる。したがって、発光制御部16bは、連動して加熱を開始する加熱コイルの外周近傍の第2の発光部31〜34を点灯させ、第1の発光部21〜24を点灯させない。これにより、第2の加熱部3の外周近傍を発光させる。図9は、第5の加熱部6上に配置された1つの被加熱物62を加熱するために、加熱キー8bがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。加熱キー8bがオンされたときに動作させるコイルは、第3の加熱部4に対応する加熱コイルと第4の加熱部5に対応する加熱コイルとを連動させて加熱する。したがって、発光制御部16bは、連動して加熱を開始する加熱コイルの外周近傍の第3の発光部41,44、第4の発光部52,53を点灯させる。発光制御部16bは、第3の加熱部4に対応する加熱コイルと第4の加熱部5に対応する加熱コイルの間に配置された第3の発光部42,43、第4の発光部51,54を点灯させない。これにより、第5の加熱部6の外周近傍を発光させる。

0026

加熱制御部16aは、使用者からの入力に基づいて、加熱コイルに高周波電流を供給するように制御する(S107)。例えば、加熱キー8eがオンされた場合は、加熱制御部16aは第1の加熱コイル9と第2の加熱コイル10に高周波電流を供給する。また、加熱キー8bがオンされた場合は、加熱制御部16aは第3の加熱部4に対応する加熱コイルと第4の加熱部5に対応する加熱コイルに高周波電流を供給する。その後、使用者により加熱キーがオフされると(S108でYes)、発光制御部16bは、加熱を終了する加熱コイルの発光部を消灯させる(S109)。加熱制御部16aは、加熱コイルへの高周波電流の供給を停止する(S110)。その後、加熱キー8bがオンされるまで待機する(S103)。説明を省略しているが、電源キー8aのオンオフは常に監視されており、電源キー8aがオフ操作されると直ちに電源オフモードに移行し、加熱動作及び全ての発光表示が消え、電源スイッチのオンを待つ(S101)。

0027

本実施形態の誘導加熱調理器は、2つの加熱コイルを連動して動作させて1つの被加熱物を加熱する機能を有し、電源投入後、図5図7に示すように、各加熱部の外周近傍を順次発光させる。これにより、使用者は加熱前に加熱部の種類(大きさや位置)を認識することができる。すなわち、使用者は容易に鍋を載置できる領域を認識することができる。

0028

また、本発明の誘導加熱調理器は、加熱指令が入力されると、対応する加熱部の外周近傍を発光させる。これにより、2つ以上の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合であっても、連動して動作する加熱部の外周近傍を発光させるので、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。また、使用者が間違って他の加熱キーをオンしてしまった場合でも、トッププレート上に加熱を開始する加熱部が正確に表示されるので、使用者は間違いに気付きやすい。

0029

[変形例1]
本実施形態の誘導加熱調理器の操作部8に、図10に示すようにデモ(demo)キー8iを追加してもよい。この場合、使用者により加熱キー8b〜8fのいずれか1つがオンされる(図4のS103)前に、デモキー8iが長時間(例えば10秒)連続してオンされると、図4のステップS107で、加熱制御部16aは、加熱コイルに高周波電流を供給しないように制御するデモモードとなる。デモモードとなると電源がオフされても、再度電源が投入されても記憶素子に記憶されたデータによりデモモードとなる。これにより、店頭等でデモストレションを行うときに、一度電源がオフされて再度オンされ、加熱キー8eが操作されても加熱コイルに高周波電流が流れないので安全である。なお、デモキー8iが押され、デモモードにあるとき、それを表示するデモモード表示部(図示せず)を設けてもよい。また、デモモードに移行させるためのデモモード移行操作部として、デモキー8iを設ける代わりに、見えいところにスイッチを設けても良い。また、デモモード移行操作部として、キー8a〜8fのうち、特定のキーを組み合せて構成し、それらを所定の操作(例えば3つのキーの同時押し)を行うことにより、通常の加熱モードからデモモードに移行させる、あるいはデモモードから通常の加熱モードに移行させるようにしても良い。

0030

[変形例2]
本実施形態において、発光部は、図3に示すように1つの単色LEDを有するが、図11に示すように2つ以上の単色LEDを有してもよいし、1つの2色LEDを有してもよい。2色で点灯させる場合、図4のステップS102で、発光制御部16bは発光部を第1の色で点灯させ、図4のステップS105及びS106で、発光制御部16bは発光部を第2の色で点灯させる。

0031

なお、本実施形態においては、図4のステップS102で、複数の加熱部2〜6を図5図7に示すように順次発光させているが、この順番に限らない。例えば、加熱キー8b〜8fの順に複数の加熱部2〜6を1つずつ発光させてもよい。また、加熱キーがオンされるまで、該発光を繰り返してもよい。

0032

なお、本実施形態において、発光制御部16bは、発光部を点灯させているが、点滅させてもよい。

0033

なお、本実施形態において、複数の発光部が、4分割され、1つの加熱コイルの周囲に、他の発光部と間隔をもうけ全体として離散的に光るように配列されたが、分割数を変えても良く、また、隣り合う発光部間が互いに接するように構成して隣り合う発光部が連続して発光しているように見えるようにしても良い。

0034

本発明による誘導加熱調理器は、複数の加熱コイルによって加熱する加熱部を有している場合であっても、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなるという効果を有し、一般家庭などで使用される誘導加熱調理器に有用である。

図面の簡単な説明

0035

本発明の実施形態による誘導加熱調理器の上面図
本発明の実施形態による誘導加熱調理器の構成図
本発明の実施形態による誘導加熱調理器の発光部の構成図
本発明の実施形態の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャート
本発明の実施形態において複数の加熱部2〜6を順次発光させるときの発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態において複数の加熱部2〜6を順次発光させるときの発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態において複数の加熱部2〜6を順次発光させるときの発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態において加熱キー8eがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態において加熱キー8bがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態の変形例1による誘導加熱調理器の上面図
本発明の実施形態の変形例2による誘導加熱調理器の発光部の構成図

符号の説明

0036

1トッププレート
2〜6 加熱部
7 表示部
8 操作部
8a電源キー
9,10,11加熱コイル
12,13被加熱物
14,15インバータ回路
16 制御部
16a加熱制御部
16b発光制御部
17基板
18,18a,18bLED
19導光筒
21〜24,31〜34,41〜44,51〜54発光部

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