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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 片岡章日下貴晶武智和範
出願日 2008年3月10日 (12年3ヶ月経過) 出願番号 2008-059197
公開日 2009年9月24日 (10年9ヶ月経過) 公開番号 2009-218040
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器
主要キーワード オーバル形 加熱開始前 導光筒 加熱キー 所定時間経過前 負荷判定 各加熱コイル 火力調整
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年9月24日)のものです。
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図面 (15)

課題

複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、結合した加熱部の位置を明確に表示する誘導加熱調理器を提供する。

解決手段

誘導加熱調理器は、制御部(11)と、複数の発光部(21〜24等)と、を備える。制御部は、インバータ回路の出力を制御する加熱制御部(11a)と、発光を制御する発光制御部(11b)と、を含む。制御部は、1つの被加熱物を1つの加熱コイルによって加熱を開始する指令が操作部(7)から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が操作部(7)から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点灯させる。

概要

背景

などの被加熱物加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知されて、近年広く普及している。特許文献1には、電源投入されたとき、加熱コイルの外周近傍またはその一部を、表示手段により表示する誘導加熱調理器が開示されている。これにより、使用者は電源が投入されたか否かが分かると共に、被加熱物を載置する場所(加熱部)も明確に認識しやすくなるので、利便性がよい。

特開2001−297863号公報

概要

複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、結合した加熱部の位置を明確に表示する誘導加熱調理器を提供する。誘導加熱調理器は、制御部(11)と、複数の発光部(21〜24等)と、を備える。制御部は、インバータ回路の出力を制御する加熱制御部(11a)と、発光を制御する発光制御部(11b)と、を含む。制御部は、1つの被加熱物を1つの加熱コイルによって加熱を開始する指令が操作部(7)から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が操作部(7)から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点灯させる。

目的

本発明は、前記課題を解決するもので、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

光を透過する材料で形成されたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して、前記トッププレート上に載置された被加熱物誘導加熱する複数の加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する制御部と、被加熱物の加熱制御に関する指令入力操作を行うための操作部と、前記加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、前記制御部は、前記操作部からの入力に基づいて、前記インバータ回路の出力を制御する加熱制御部と、前記発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、前記制御部は、1つの被加熱物を1つの前記加熱コイルによって加熱を開始する前記指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する前記加熱コイルの外周近傍に設けられた前記発光部のみを点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた前記発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された前記発光部を消灯させ、消灯した前記発光部以外の前記発光部を点灯させることを特徴とする誘導加熱調理器

請求項2

前記発光部の各々は、2色の発光素子を含み、前記制御部は、前記操作部から本体の電源投入されたときには、すべての前記発光部を第1の色で点灯させ、1つの被加熱物を1つの加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する前記加熱コイルの外周近傍に設けられた前記発光部を第2の色で点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の前記加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた前記発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された前記発光部を消灯させ、消灯した前記発光部以外の前記発光部を第2の色で点灯させ、前記操作部から本体の電源が切られたときには、すべての前記発光部を消灯させることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

各加熱コイル上に被加熱物が載置されているか否かを判定する負荷判定部をさらに備え、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の前記加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときに、前記負荷判定部が、加熱を開始する加熱コイルのうち1つでも上方に被加熱物が載置されていない前記加熱コイルがあると判定した場合は、前記制御部は、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点滅させると共に、加熱を開始するように指令を受けた前記加熱コイルに通電しないように前記インバータ回路を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

各加熱コイル上に被加熱物が載置されているか否かを判定する負荷判定部をさらに備え、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときに、前記負荷判定部が、加熱を開始する前記加熱コイルのうち1つでも上方に被加熱物が載置されていない前記加熱コイルがあると判定した場合は、前記制御部は、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された前記発光部を消灯させ、消灯した前記発光部以外であって被加熱物が載置されている側の前記発光部を点灯させ、消灯した前記発光部以外であって被加熱物が載置されていない側の前記発光部を点滅させると共に、加熱を開始するように指令を受けた前記加熱コイルであって、被加熱物が載置されていない前記加熱コイルに通電しないように前記インバータ回路を制御することを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項5

光を透過する材料で形成されたトッププレートと、前記トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して、前記トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する複数の加熱コイルと、前記インバータ回路を制御する制御部と、前記加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、被加熱物の加熱制御に関する指令の入力操作を行うための操作部と、前記加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、前記制御部は、前記操作部からの入力に基づいて、前記インバータ回路の出力を制御する加熱制御部と、前記発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、前記発光部の各々は、2色の発光素子を含み、前記制御部は、前記操作部から本体の電源が投入されたときには、すべての前記発光部を第1の色で点灯させ、1つの被加熱物を1つの前記加熱コイルによって加熱を開始する前記指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する前記加熱コイルの外周近傍に設けられた前記発光部のみを第2の色で点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の前記加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた前記発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された前記発光部を第1の色で点灯させ、第1の色で点灯した前記発光部以外の前記発光部を第2の色で点灯させ、前記操作部から本体の電源が切られたときには、すべての発光部を消灯させることを特徴とする誘導加熱調理器。

請求項6

各加熱コイル上に被加熱物が載置されているか否かを判定する負荷判定部をさらに備え、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときに、前記負荷判定部が、加熱を開始する前記加熱コイルのうち1つでも上方に被加熱物が載置されていない前記加熱コイルがあると判定した場合は、前記制御部は、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた前記発光部のうち、加熱を開始する前記加熱コイルの間に配置された前記発光部を第1の色で点灯させ、第1の色で点灯した前記発光部以外の前記発光部を第2の色で点滅させると共に、加熱を開始するように指令を受けた前記加熱コイルに通電しないように前記インバータ回路を制御することを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。

請求項7

各加熱コイル上に被加熱物が載置されているか否かを判定する負荷判定部をさらに備え、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の前記加熱コイルによって加熱する指令が前記操作部から入力されたときに、前記負荷判定部が、加熱を開始する加熱コイルのうち1つでも上方に被加熱物が載置されていない前記加熱コイルがあると判定した場合は、前記制御部は、加熱を開始する前記加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた前記発光部のうち、加熱を開始する加熱コイルの間に配置された前記発光部を第1の色で点灯させ、第1の色で点灯した発光部以外であって被加熱物が載置されている側の発光部を第2の色で点灯させ、第1の色で点灯した発光部以外であって被加熱物が載置されていない側の発光部を第2の色で点滅させると共に、加熱を開始するように指令を受けた前記加熱コイルであって、被加熱物が載置されていない前記加熱コイルに通電しないように前記インバータ回路を制御することを特徴とする請求項5に記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、トッププレート上に被加熱物を載置する位置を表示した誘導加熱調理器に関する。

背景技術

0002

などの被加熱物を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知されて、近年広く普及している。特許文献1には、電源投入されたとき、加熱コイルの外周近傍またはその一部を、表示手段により表示する誘導加熱調理器が開示されている。これにより、使用者は電源が投入されたか否かが分かると共に、被加熱物を載置する場所(加熱部)も明確に認識しやすくなるので、利便性がよい。

0003

特開2001−297863号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1に記載の誘導加熱調理器では、加熱部と加熱コイルを1対1に対応させて、加熱コイルの外周近傍を表示手段により表示させている。このような構成では、2つの加熱部を結合させて使用する場合、例えば1つのオーバル鍋楕円鍋)を2つの加熱コイル上に載置して加熱する場合は、2つの加熱部が別々に表示されてしまう。したがって、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しにくいという問題があった。

0005

本発明は、前記課題を解決するもので、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、加熱部の位置を明確に表示できる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明に係る誘導加熱調理器は、光を透過する材料で形成されたトッププレートと、トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する複数の加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、インバータ回路を制御する制御部と、被加熱物の加熱制御に関する指令入力操作を行うための操作部と、加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、制御部は、操作部からの入力に基づいて、インバータ回路の出力を制御する加熱制御部と、発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、制御部は、1つの被加熱物を1つの加熱コイルによって加熱を開始する指令が操作部から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が操作部から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する加熱コイルの間に配置された発光部を消灯させ、消灯した発光部以外の発光部を点灯させることを特徴とする。

0007

本発明に係る誘導加熱調理器は、光を透過する材料で形成されたトッププレートと、トッププレートの下方に設けられ、交流磁界を発生して、トッププレート上に載置された被加熱物を誘導加熱する複数の加熱コイルと、インバータ回路を制御する制御部と、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路と、被加熱物の加熱制御に関する指令の入力操作を行うための操作部と、加熱コイルの外周近傍に設けられた複数の発光部と、を備え、制御部は、操作部からの入力に基づいて、インバータ回路の出力を制御する加熱制御部と、発光部の発光を制御する発光制御部と、を備え、発光部の各々は、2色の発光素子を含み、制御部は、操作部から本体の電源が投入されたときには、すべての発光部を第1の色で点灯させ、1つの被加熱物を1つの加熱コイルによって加熱を開始する指令が操作部から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを第2の色で点灯させ、1つの被加熱物を中心が異なる位置にありかつ隣り合う2つ以上の加熱コイルによって加熱する指令が操作部から入力されたときには、加熱を開始する加熱コイルそれぞれの外周近傍に設けられた発光部のうち、加熱を開始する加熱コイルの間に配置された発光部を第1の色で点灯させ、第1の色で点灯した発光部以外の発光部を第2の色で点灯させ、操作部から本体の電源が切られたときには、すべての発光部を消灯させることを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明の誘導加熱調理器は、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合に、複数の加熱コイルの間に配置された発光部を点灯させず、複数の加熱コイルを合わせて1つの加熱コイルと考えた場合の1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させる。このため、被加熱物を加熱する際に、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、結合した加熱部が表示されるので、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態において、同じ構成要素については同じ番号を付している。

0010

実施形態1
[誘導加熱調理器の構成]
図1に本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の上面図を示す。本実施形態の誘導加熱調理器の上部に光を透過する結晶セラミック製のトッププレート1を設け、トッププレート1の上面又は下面に、被加熱物を載置し、加熱する、第1の加熱部2、第2の加熱部3、第3の加熱部4、及び第4の加熱部5を設けている。各加熱部の領域は印刷により表示されている。図1においては示していないが、トッププレート1の下方であって、第1〜第4の加熱部2,3,4,5それぞれに対応する位置に加熱コイルを設ける。これらの複数の加熱コイルは中心が異なる位置にある。トッププレート1の手前側(使用者側)に、表示部6及び操作部7を設ける。操作部7は、電源のオンオフ切り換え電源キー7aと、加熱のオン/オフを切り換える加熱キー7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hと、火力調整キー7i,7jとを含む。表示部6は、7つの加熱キー7b〜7hそれぞれに対応する7つの火力表示部を含む。火力表示部は、対応する加熱キーに印刷された加熱部の火力数字で表示する。さらに、加熱部2,3,4,5の外周近傍に、発光部21〜24,31〜34,41〜44,51〜54を設ける。1つの加熱部に対して4つの発光部を設ける。

0011

図2に本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の構成を示す。図1では4つの加熱部2,3,4,5を図示したが、図2では説明の便宜上1つの加熱部2のみを図示する。本実施形態の誘導加熱調理器は、トッププレート1と、トッププレート1の下方に加熱部2に対応する位置に設けられ、誘導加熱により被加熱物8を加熱する加熱コイル9と、加熱コイル9の下方に、加熱コイル9に高周波電流を供給するインバータ回路10と、表示部6と、操作部7と、を備える。さらに、本実施形態の誘導加熱調理器は、加熱コイル9の外周近傍に設けられた発光部21、24(発光部22,23は図示せず)と、誘導加熱調理器全体の制御を行う制御部11と、を備える。制御部11は、操作部7からの入力に基づいて、加熱コイル9に供給する高周波電流を制御するためにインバータ回路10に制御信号を出力する加熱制御部11a、及び操作部7からの入力に基づいて、発光部21〜24を発光させる発光制御部11bを含む。

0012

図3に発光部21の構成を示す。基板12上に1つの発光ダイオード(以下、LEDという。)13を設け、LED13から発光された光は導光筒14内を通って導光筒14上部で発光する。そして、この光はトッププレート1を介して、図1に示すようにトッププレート上に加熱部の外周近傍を表示する。

0013

[誘導加熱調理器の動作]
本実施形態の誘導加熱調理器は、被加熱物を加熱する際に、動作させる加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を点灯させるが、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合には、複数の加熱コイルの間に配置された発光部を点灯させず、複数の加熱コイルを組み合わせてなる1つの加熱コイル(以下、「結合加熱コイル」という)の外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させる。

0014

図4に本発明の実施形態1の誘導加熱調理器による発光部の動作制御フローチャートを示す。電源キー7aがオフ状態のときには、発光制御部11bはすべての発光部を消灯させている。使用者により電源キー7aがオンされ、加熱キーがオンされると(S101でYes)、発光制御部11bは、使用者からの入力に基づいて、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するか否かを判断する(S102)。具体的には、発光制御部11bは、加熱キー7b,7e,7h(図1)のいずれか1つがオンされたときは、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定し、加熱キー7c,7d,7f,7g(図1)のいずれか1つがオンされたときは、1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定する。発光制御部11bが1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S102でNo)、発光制御部11bは加熱を開始する1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S103)。具体例を図5に示す。図5は、加熱キー7fがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。発光している部分を斜線で示す。加熱部2上に被加熱物8が載置され、発光制御部11bは、加熱部2の外周近傍の発光部21〜24を点灯させる。

0015

一方、発光制御部11bが複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S102でYes)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S104)。発光制御部11bは、加熱を開始する複数の加熱コイルの間に配置された発光部を点灯させない。具体例を図6に示す。図6は、加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。発光している部分を斜線で示す。加熱部2,3上にオーバル形の被加熱物8が載置される。発光制御部11bは、結合加熱コイル(加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルを組み合わせてなる加熱コイル)の外周近傍に設けられた発光部21,23,32,34のみを点灯させ、加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルの間に配置された発光部22,24,31,33を点灯させない。

0016

加熱制御部11aは、使用者からの入力に基づいて、加熱コイルに高周波電流を供給するように制御する(S105)。その後、使用者により加熱キーがオフされると(S106でYes)、発光制御部11bは、加熱を終了する加熱コイルの発光部を消灯させる(S107)。加熱制御部11aは、加熱コイルへの高周波電流の供給を停止する(S108)。

0017

本実施形態の誘導加熱調理器は、被加熱物を加熱する際に、動作させる加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を点灯させるが、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合には、複数の加熱コイルの間に配置された発光部を点灯させず、結合加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを点灯させる。これにより、被加熱物を加熱する際に、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、結合した加熱部の外周が表示されるので、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。また、使用者が間違って他の加熱キーをオンしてしまった場合でも、トッププレート上に加熱を開始する加熱部が正確に表示されるので、使用者は間違いに気付きやすい。

0018

[変形例1]
なお、本実施形態においては、図1に示すように、1つの加熱コイルに対してその外周近傍に4つの発光部を設けている。さらに、図7に示すように、加熱コイル2,3の間に発光部61,62と、加熱コイル2,4の間に発光部63,64と、加熱コイル3,5の間に発光部65,66と、を設けてもよい。この場合、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するときは、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた6つの発光部(発光部61〜66のうち2つの発光部を含む。)を点灯させる(図4のステップS105)。具体例を図8に示す。図8は、変形例1において加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。発光している部分を斜線で示す。加熱部2,3上にオーバル形の被加熱物8が載置される。発光制御部11bは、結合加熱コイル(加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルを組み合わせてなる加熱コイル)の外周近傍に設けられた発光部21,23,32,34,61,62を点灯させ、加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルの間に配置された発光部22,24,31,33を点灯させない。これにより、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、使用者はさらに正確に加熱部が認識しやすくなる。

0019

[変形例2]
なお、本実施形態においては、図1に示すように1つの発光部の長さを加熱部の外周近傍の円周の1/8に設定したが、図9(a)に示すように1つの発光部の長さを円周の1/4にしてもよい。これにより、1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部(例えば、発光部21a,22a,23a,24a)をすべて点灯すると、4つの発光部が繋がって見え、円周が表示される。具体例を図9(b)に示す。図9(b)は、変形例2において加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。発光している部分を斜線で示す。加熱部2,3上にオーバル形の被加熱物8が載置される。発光制御部11bは、結合加熱コイル(加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルを組み合わせてなる加熱コイル)の外周近傍に設けられた発光部21a,23a,32a,34aを点灯させ、加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルの間に配置された発光部22a,24a,31a,33aを点灯させない。

0020

実施形態2
[誘導加熱調理器の構成]
本実施形態では、加熱部の位置を2色で表示する誘導加熱調理器について説明する。本実施形態による誘導加熱調理器の構成において、図1及び図2は実施形態1と同じであるため説明を省略する。図10に本発明の実施形態2による誘導加熱調理器の発光部21の構成を示す。基板12上に色の異なる2つの単色LED13a,13bを設け、各LED13a,13bから発光された光は導光筒14内を通って導光筒14上部で発光する。そして、この光はトッププレート1を介して、図1に示すようにトッププレート上に加熱部の外周近傍を表示する。本実施形態では、LED13a,13bの色は白と赤である。

0021

[誘導加熱調理器の動作]
本実施形態の誘導加熱調理器は、電源が投入されるとすべての発光部を白で点灯させ、被加熱物を加熱する際に、動作させる加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を赤で点灯させるが、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合には、複数の加熱コイルの間に配置された発光部を白で点灯させたまま、結合加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを赤で点灯させる。

0022

図11に本発明の実施形態2の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャートを示す。電源キー7aがオフ状態のときには、発光制御部11bはすべての発光部を消灯させている。使用者により電源キー7aがオンされると(S101AでYes)、発光制御部11bはすべての発光部21〜24,31〜34,41〜44,51〜54を白で点灯させる(S111)。その後、使用者により加熱キーがオンされると(S101BでYes)、発光制御部11bは、使用者からの入力に基づいて、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するか否かを判断する(S102)。具体的には、発光制御部11bは、加熱キー7b,7e,7h(図1)のいずれか1つがオンされたときは、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定し、加熱キー7c,7d,7f,7g(図1)のいずれか1つがオンされたときは、1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定する。発光制御部11bが1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S102でNo)、発光制御部11bは加熱を開始する1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を赤で点灯させる(S103A)。具体例を図5に示す。図5は、加熱キー7fがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。赤で発光している部分を斜線で示す。加熱部2上に被加熱物8が載置される。発光制御部11bは、加熱部2の外周近傍の発光部21〜24を赤で点灯させ、他の加熱部3,4,5の外周近傍の発光部31〜34,41〜44,51〜54の白での点灯を継続する。

0023

一方、発光制御部11bが複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S102でYes)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を赤で点灯させる(S104A)。発光制御部11bは、複数の加熱コイルの間に配置された発光部の白での点灯を継続する。具体例を図6に示す。図6は、加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示した図である。赤で発光している部分を斜線で示す。加熱部2,3上にオーバル形の被加熱物8が載置される。発光制御部11bは、結合加熱コイル(加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルを組み合わせてなる加熱コイル)の外周近傍に設けられた発光部21,23,32,34のみを点灯させる。発光制御部11bは、加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルの間に配置された発光部22,24,31,33及び他の加熱部4,5の外周近傍の発光部41〜44,51〜54の白での点灯を継続する。なお、加熱部2に対応する加熱コイルと加熱部3に対応する加熱コイルの間に配置された発光部22,24,31,33は被加熱物8の下に隠れてしまうので、発光制御部11bはこれらの発光部22,24,31,33を消灯させてもよい。

0024

加熱制御部11aは、使用者からの入力に基づいて、加熱コイルに高周波電流を供給するように制御する(S105)。その後、使用者により加熱キーがオフされると(S106でYes)、発光制御部11bは、加熱を終了する加熱コイルの発光部を白で点灯させる(S107A)。加熱制御部11aは、加熱コイルへの高周波電流の供給を停止する(S108)。その後、使用者により電源キー7aがオフされると(S109でYes)、発光制御部11bはすべての発光部を消灯させる(S110)。

0025

本実施形態の誘導加熱調理器は、電源が投入されるとすべての発光部を白で点灯させ、被加熱物を加熱する際に、動作させる加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を赤で点灯させるが、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合には、複数の加熱コイルの間に配置された発光部を白で点灯させたまま、結合加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部のみを赤で点灯させる。これにより、使用者は加熱開始前から被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。また、被加熱物を加熱する際、複数の加熱部を結合させて使用する場合であっても、結合した加熱部の外周が表示されるので、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなる。また、使用者が間違って他の加熱キーをオンしてしまった場合でも、トッププレート上に加熱を開始する加熱部が正確に表示されるので、使用者は間違いに気付きやすい。

0026

なお、本実施形態においては、発光制御部11bは、発光部を白と赤で点灯させているが、他の色で点灯させてもよい。また、発光部を3色以上で点灯させてもよい。

0027

なお、本実施形態においては、発光部は色の異なる2つの単色LED131,132を用いているが、1つの2色LEDを用いてもよい。

0028

なお、本実施形態のおいては、電源キーがオフされた後、ステップS110において発光制御部11bがすべての発光部を消灯させている。これに代えて、ステップS111において発光制御部11bがすべての発光部を白で点灯させてから所定時間経過後、白で点灯している発光部を消灯させてもよい。この場合、所定時間経過前は、図11のステップS107Aにおいて、発光制御部11bは加熱を終了する加熱コイルの発光部を白で点灯させる(ステップ通り行う)。一方、所定時間経過後は、図11のステップS107Aにおいて、発光制御部11bは加熱を終了する加熱コイルの発光部を消灯させる。すなわち、白で点灯させない。これにより、電力を節約でき、且つLEDの経年劣化を抑制し耐久性を向上することができる。

0029

なお、本実施形態においても、実施形態1の変形例1のようにさらに発光部61〜66(図7)を設けてもよい。この場合、電源投入時には、発光制御部11bは発光部21〜24,31〜34,41〜44,51〜54を白で点灯させ、発光部61〜66を点灯させない(図11のステップS111)。また、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するときは、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた6つの発光部(発光部61〜66のうち加熱に使われる2つの加熱コイルの間にある2つの発光部を含む。)を点灯させる(図11のステップS104A)。

0030

なお、本実施形態においても、実施形態1の変形例2のように1つの発光部の長さを円周の1/4にしてもよい(図9参照)。

0031

実施形態3
[誘導加熱調理器の構成]
本実施形態では、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するように入力されたにもかかわらず、対応する加熱部上に被加熱物が載置されていない場合には、結合加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を点滅させて警告し、これらの加熱コイルにより加熱を開始しない誘導加熱調理器について説明する。

0032

本実施形態による誘導加熱調理器の構成において、図1及び図3は実施形態1と同じであるため説明を省略する。図12に本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の構成を示す。図1では4つの加熱部2,3,4,5を図示したが、図12では説明の便宜上1つの加熱部2のみを図示する。インバータ回路10は電源スイッチ15がオンのとき電源16から電力を供給される。本実施形態の誘導加熱調理器は、さらにインバータ回路10への入力電流を検知する入力電流検知部17と、入力電流検知部17によって検知された入力電流及びインバータ回路10から入力された加熱コイルに流れる電流に基づき、被加熱物が載置されているか否かを判定する負荷判定部18と、を備える。本実施形態による誘導加熱調理器の構成は、入力電流検知部17及び負荷判定部18以外は実施形態1のものと同じであるため説明を省略する。

0033

[誘導加熱調理器の動作]
図13に本発明の実施形態3の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャートを示す。電源キー7aがオフ状態のときには、発光制御部11bはすべての発光部を消灯させている。使用者により電源キー7aがオンされ、加熱キーがオンされると(S101でYes)、発光制御部11bは、使用者からの入力に基づいて、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するか否かを判断する(S102)。具体的には、発光制御部11bは、加熱キー7b,7e,7h(図1)のいずれか1つがオンされたときは、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定し、加熱キー7c,7d,7f,7g(図1)のいずれか1つがオンされたときは、1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判定する。

0034

発光制御部11bが1つの加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断すると(S102でNo)、負荷判定部18は被加熱物8が加熱を開始する加熱部に載置されているか否かを判断する(S112)。具体的には、負荷判定部18は、インバータ回路10への入力電流が加熱コイルに流れる電流に対応する値以上の場合は、被加熱物8が加熱を開始する加熱部に載置されていると判断し、インバータ回路10への入力電流が加熱コイルに流れる電流に対応する値未満の場合は、被加熱物8が加熱を開始する加熱部に載置されていないと判断する。なお、入力電流及び加熱コイルの電流を直接測定する必要は無く、例えば、加熱コイル電流の代わりに加熱コイルの電圧スイッチング素子などのインバータ回路10の構成部品の電圧を測定してもよい。すなわち、入力電流及び加熱コイルの電流を間接的に測定しても良い。

0035

負荷判定部18が被加熱物8が加熱を開始する加熱部に載置されていると判断すると(S112でYes)、発光制御部11bは加熱を開始する1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S103)。次に、加熱制御部11aは、使用者からの入力に基づいて、加熱を開始するように指令を受けた加熱コイルに高周波電流を供給するようにインバータ回路10を制御する(S105)。一方、負荷判定部18が被加熱物8が加熱を開始する加熱部に載置されていないと判断すると(S112でNo)、発光制御部11bは加熱を開始する1つの加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点滅させ(S113)、警告表示する。加熱制御部11aは、加熱を開始するように指令を受けた加熱コイルに通電しないようにインバータ回路10を制御する。

0036

一方、発光制御部11bが複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱すると判断した場合も(S102でYes)、負荷判定部18は被加熱物8が加熱を開始する複数の加熱部すべてに載置されているか否かを判断する(S112A)。負荷判定部18が被加熱物8が加熱を開始する複数の加熱部すべてに載置されていると判断すると(S112AでYes)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点灯させる(S104)。次に、加熱制御部11aは、使用者からの入力に基づいて、加熱を開始するように指令を受けた複数の加熱コイルに高周波電流を供給するようにインバータ回路10を制御する(S105A)。一方、負荷判定部18が加熱を開始する複数の加熱部のうち1つでも被加熱物8が載置されていない加熱部があると判断すると(S112AでNo)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点滅させ(S113A)、警告表示する。加熱制御部11aは、加熱を開始するように指令を受けた複数の加熱コイルに通電しないようにインバータ回路10を制御する。以降ステップS106〜ステップS108は実施形態1と同じであるため説明を省略する。

0037

本実施形態の誘導加熱調理器は、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱するように入力されたにもかかわらず、対応する加熱部上に被加熱物が載置されていない場合には、結合加熱コイルの外周近傍に設けられた発光部を点滅させて警告し、これらの加熱コイルによる加熱を開始しない。これにより、使用者が間違って他の位置に被加熱物を載置してしまった場合でも、トッププレート上に結合した加熱部の外周が警告表示されるので、使用者は間違いに気付きやすい。また、使用者が間違って他の加熱キーをオンしてしまった場合でも、トッププレート上に結合した加熱部の外周が警告表示されるので、使用者は間違いに気付きやすい。さらに、被加熱物が載置されていない加熱コイルには通電しないので安全である。

0038

[変形例3]
なお、本実施形態においては、図13において負荷判定部18が加熱を開始する複数の加熱部のうち1つでも被加熱物8が載置されていない加熱部があると判断すると(S112AでNo)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部を点滅させ(S113A)、複数の加熱コイルを結合した部分を警告表示し、加熱を開始するように指令を受けた複数の加熱コイルによる加熱を開始しない。この代わりに、負荷判定部18が加熱を開始する複数の加熱部のうち1つでも被加熱物8が載置されていない加熱部があると判断すると(S112AでNo)、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた4つの発光部のうち被加熱物8が載置されている側の発光部を点灯させ、被加熱物8が載置されていない側の発光部を点滅させ、加熱制御部11aは被加熱物8が載置されている加熱コイルのみ加熱を開始してもよい。具体例を図14に示す。図14は、変形例3において加熱キー7eがオンされたが、加熱部2にしか被加熱物8が載置されなかった場合の発光部の点灯例を示した図である。発光制御部11bは、被加熱物8が載置されている側の発光部21,23を点灯させ、被加熱物8が載置されていない側の発光部32,34を点滅させる。加熱制御部11aは、被加熱物8が載置されている加熱部2に対応する加熱コイルによる加熱を開始し、被加熱物8が載置されていない加熱部3に対応する加熱コイルによる加熱を開始しない。

0039

これにより、使用者が間違って他の位置に被加熱物を載置してしまった場合でも、トッププレート上に結合した加熱部のうち被加熱物が載置されていない側だけが警告表示されるので、使用者は的確に間違いを把握できる。また、使用者が間違って他の加熱キーをオンしてしまった場合でも、トッププレート上に加熱を開始するように指令を受けた加熱部のうち被加熱物が載置されていない加熱部の方だけが警告表示されるので、使用者は的確に間違いを把握できる。さらに、被加熱物が載置されていない加熱コイルには通電しないので安全であり、被加熱物が載置されている加熱コイルには通電されるので、使用者はそのまま調理を開始することができる。

0040

なお、変形例3において、加熱部2および加熱部3を組み合せて使用する操作をした場合において、加熱制御部11aは、被加熱物8が載置されている加熱部2に対応する加熱コイルによる加熱を開始し、被加熱物8が載置されていない加熱部3に対応する加熱コイルによる加熱を開始しないようにしたが、加熱部2および加熱部3ともに加熱を開始しないようにしても良い。このような場合、使用者は1つの加熱部を使って加熱するという意思を持って操作をしたものの、誤操作などにより結果として機器の動作がその意思に反している可能性がある。したがって、加熱部2および加熱部3の加熱をともに停止することで、より安全性を向上させることができ、かつ、使用者には、被加熱物8が載置されている側の発光部21,23を点灯させ、被加熱物8が載置されていない側の発光部32,34を点滅させることで、異常側がどちらにあるかあるいはどのような異常が生じているのかを認識させることができる。

0041

なお、本実施形態においても、実施形態1の変形例1のようにさらに発光部61〜66(図7)を設けてもよい。この場合、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合であって、被加熱物が加熱を開始する複数の加熱部すべてに載置されているときは、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた6つの発光部(発光部61〜66のうち加熱に使われる2つの加熱コイルの間にある2つの発光部を含む。)を点灯させる(図13のステップS104)。また、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合であって、加熱を開始する複数の加熱部のうち1つでも被加熱物8が載置されていない加熱部があるときは、発光制御部11bは加熱を開始する結合加熱コイルの外周近傍に設けられた6つの発光部(発光部61〜66のうち加熱に使われる2つの加熱コイルの間にある2つの発光部を含む。)を点滅させる(図13のステップS113A)。

0042

なお、本実施形態においても、実施形態1の変形例2のように1つの発光部の長さを円周の1/4にしてもよい(図9参照)。

0043

なお、本実施形態においても、実施形態2のように発光部を2色で点灯させてもよい。

0044

また、例えば、鉄板等の大きな被加熱物を、隣り合う4つの加熱部2、3、4、5を組み合せ加熱することを指示する加熱キー及びその動作状態を確認するため必要な表示部を別途設け、その加熱キーの操作に応じて、隣り合う4つの加熱部2、3、4、5を組み合せ加熱する構成としてもよい。その際には、図1の発光部21、32、43、54を点灯させることで、使用者に4つの加熱部2、3、4、5の四隅が点灯し、それらが組み合わされて加熱していることを使用者に正確に認識させることができる。また、コイルの組み合せをする数や組み合せの方法は、上記のものに限定されない。発光部の数や発光部の点灯の組み合せも同様に上記のものに限定されない。

0045

本発明による誘導加熱調理器は、複数の加熱コイルによって1つの被加熱物を加熱する場合であっても、使用者は被加熱物をどこに載置したらよいか認識しやすくなるという効果を有し、一般家庭などで使用される誘導加熱調理器に有用である。

図面の簡単な説明

0046

本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の上面図
本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の構成図
本発明の実施形態1による誘導加熱調理器の発光部の構成図
本発明の実施形態1の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャート
本発明の実施形態1において加熱キー7fがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態1において加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態1の変形例1による誘導加熱調理器の上面図
本発明の実施形態1の変形例1において加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態1の変形例2による誘導加熱調理器の上面図および本発明の実施形態1の変形例2において加熱キー7eがオンされた場合の発光部の点灯例を示す図
本発明の実施形態2による誘導加熱調理器の発光部の構成図
本発明の実施形態2の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャート
本発明の実施形態3による誘導加熱調理器の構成図
本発明の実施形態3の誘導加熱調理器による発光部の動作制御のフローチャート
本発明の実施形態3の変形例3において加熱キー7eがオンされたが、加熱部2にしか被加熱物が載置されなかった場合の発光部の点灯例を示す図

符号の説明

0047

1トッププレート
2〜5 加熱部
6 表示部
7 操作部
8被加熱物
9加熱コイル
10インバータ回路
11 制御部
11a加熱制御部
11b発光制御部
12基板
13,13a,13bLED
14導光筒
15電源スイッチ
16 電源
17入力電流検知部
18負荷判定部
21〜24,21a〜24a,31〜34,31a〜34a,41〜44,41a〜44a,51〜54,51a〜54a,61〜66発光部

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