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技術 造園設計支援システム及び造園設計支援プログラム

出願人 住友林業株式会社住友林業緑化株式会社
発明者 後藤遵誠
出願日 2008年2月19日 (11年8ヶ月経過) 出願番号 2008-037748
公開日 2009年9月3日 (10年2ヶ月経過) 公開番号 2009-195120
状態 特許登録済
技術分野 植物の栽培 特定用途計算機 CAD
主要キーワード 形状区分 気候区 標準高さ 立地環境 植物データ 住居環境 表示項目情報 プルダウン式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年9月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (11)

課題

施主嗜好を満たすともに、植物の特性を配慮して植物等の造園部材の選択を容易に行う。

解決手段

予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データテーマ毎に記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが記憶された造園部材特性記憶手段と、造園を行う敷地立地環境データを入力する立地データ入力手段と、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択手段と、テーマ選択手段によって選択された庭のテーマの造園実施条件データを造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択手段と、部材選択手段によって選択された造園部材の情報を表示する表示手段とを備えた。

概要

背景

従来から、緑化のもつ様々な機能と植物の生育条件などを組み合わせて、最適な植栽計画を迅速かつ的確に具現化するために、造園植物材料データベースに、植物名、気候区別生育適否芳香の有無、陰陽度、成長性、耐煙性、耐性、乾湿性などの植物の一般的特性の他、鳥類食餌樹種大気浄化能力有毒種などの植物の機能的特性を定義しておき、この植物データベースに基づいて最適な植栽計画のために必要な植物を検索することによって植物の特性に応じた植栽計画を実行することができる緑化検索システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。

このシステムによれば、緑化のもつ様々な機能と植物の生育条件などを組み合わせて、最適な植栽計画を迅速かつ的確に具現化することができ、快適な居住環境創造したり、生態系に配慮した緑化を行うことができる。
特開2003−132139号公報

概要

施主嗜好を満たすともに、植物の特性を配慮して植物等の造園部材の選択を容易に行う。予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データテーマ毎に記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが記憶された造園部材特性記憶手段と、造園を行う敷地立地環境データを入力する立地データ入力手段と、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択手段と、テーマ選択手段によって選択された庭のテーマの造園実施条件データを造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択手段と、部材選択手段によって選択された造園部材の情報を表示する表示手段とを備えた。

目的

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、施主の嗜好を満たすともに、植物の特性を配慮して植物等の造園部材の選択を容易に行うことができる造園設計支援システム及び造園設計支援プログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データテーマ毎に予め記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが予め記憶された造園部材特性記憶手段と、造園を行う敷地立地環境データを入力する立地データ入力手段と、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択手段と、前記テーマ選択手段によって選択された庭のテーマの造園実施条件データを前記造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を前記造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに前記入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択手段と、前記部材選択手段によって選択された造園部材の情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする造園設計支援ステム

請求項2

予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データがテーマ毎に予め記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが予め記憶された造園部材特性記憶手段とを備えた造園設計支援システム上で動作する造園設計支援プログラムであって、造園を行う敷地の立地環境データを入力する立地データ入力ステップと、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択ステップと、前記テーマ選択ステップによって選択された庭のテーマの造園実施条件データを前記造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を前記造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに前記入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択ステップと、前記部材選択ステップによって選択された造園部材の情報を表示する表示ステップとをコンピュータに行わせることを特徴とする造園設計支援プログラム。

技術分野

0001

本発明は、造園設計支援ステム及び造園設計支援プログラムに関する。

背景技術

0002

従来から、緑化のもつ様々な機能と植物の生育条件などを組み合わせて、最適な植栽計画を迅速かつ的確に具現化するために、造園植物材料データベースに、植物名、気候区別生育適否芳香の有無、陰陽度、成長性、耐煙性、耐性、乾湿性などの植物の一般的特性の他、鳥類食餌樹種大気浄化能力有毒種などの植物の機能的特性を定義しておき、この植物データベースに基づいて最適な植栽計画のために必要な植物を検索することによって植物の特性に応じた植栽計画を実行することができる緑化検索システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。

0003

このシステムによれば、緑化のもつ様々な機能と植物の生育条件などを組み合わせて、最適な植栽計画を迅速かつ的確に具現化することができ、快適な居住環境創造したり、生態系に配慮した緑化を行うことができる。
特開2003−132139号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、個人の住宅の敷地内に造園するような場合においては、住居環境や個人の嗜好性植栽条件等の適性を配慮して、造園に用いる植物を選別して施主に対して推奨することが望ましい。

0005

しかしながら、個人の住宅の敷地内に造園する庭は、住宅の所有者の嗜好性に基づく植物の選択が行われ、景観優先した設計となることが多い。そのため、膨大な植物データの中から吟味して選択した植物が、施主の住居適合しない植物を選択してしまったり、造園の敷地の気候に合わない植物を選択してしまうことが発生する。このような条件を満たしながら施主の嗜好に合った植物を膨大な数の植物の中から選択するのは多大な時間を要するという問題がある。

0006

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、施主の嗜好を満たすともに、植物の特性を配慮して植物等の造園部材の選択を容易に行うことができる造園設計支援システム及び造園設計支援プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データテーマ毎に予め記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが予め記憶された造園部材特性記憶手段と、造園を行う敷地の立地環境データを入力する立地データ入力手段と、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択手段と、前記テーマ選択手段によって選択された庭のテーマの造園実施条件データを前記造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を前記造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに前記入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択手段と、前記部材選択手段によって選択された造園部材の情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。

0008

本発明は、予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データがテーマ毎に予め記憶された造園実施条件記憶手段と、造園に用いる造園部材の特性データが予め記憶された造園部材特性記憶手段とを備えた造園設計支援システム上で動作する造園設計支援プログラムであって、造園を行う敷地の立地環境データを入力する立地データ入力ステップと、実現するべき庭のテーマを選択するテーマ選択ステップと、前記テーマ選択ステップによって選択された庭のテーマの造園実施条件データを前記造園実施条件記憶手段から読み出し、該造園実施条件データを満たす造園部材を前記造園部材特性記憶手段を参照して特定し、該特定した造園部材の中から、さらに前記入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を特定することによって造園部材を選択する部材選択ステップと、前記部材選択ステップによって選択された造園部材の情報を表示する表示ステップとをコンピュータに行わせることを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、選択されたテーマの庭を実現するための造園実施条件データを満たす造園部材を絞り込み、この絞り込んだ造園部材の中から、さらに入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を絞りこむようにしたため、施主の嗜好にあった造園を実現するために必要な造園部材を容易に選択することが可能となる。この選択動作によって選択された植物は、施主が所望するテーマの庭を実現するために必須である植物が選択されているともに、選択された植物は、造園する敷地の気候や土質合致した植物のみが選択されているため、適切な造園設計作業を迅速に進行することができるという効果が得られる。

発明を実施するための最良の形態

0010

以下、本発明の一実施形態による造園設計支援システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の構成を示すブロック図である。この図において、符号1は、パソコン等のコンピュータで構成する造園設計支援システムの処理動作を統括して制御する制御部である。符号2は、キーボードマウス等から構成する入力部である。符号3は、液晶ディプレイ装置等から構成する表示部である。符号4は、住宅等の建築物の設計を行う建築物設計部である、符号5は、建築物設計部4において設計された建築物の設計データが記憶される設計データ記憶部である。符号6は、設計データ記憶部5に記憶されている敷地形状のデータや建築物の平面図データを参照して、コンピュータ利用による造園設計の支援を行う造園設計部である。設計データ記憶部5に記憶される設計データには、建築物が建造される敷地の形状データや庭の設計データを含む。符号7は、造園するために必要かつ適切な造園部材(植物)を選択する造園部材選択部である。符号8は、造園を行う敷地の立地環境に関するデータを記憶する立地データ記憶部である。符号9は、造園部材(植物)の特性データが予め記憶された造園部材特性記憶部である。符号10は、造園する庭のテーマに応じた実施条件データが予め記憶された実施条件記憶部である。符号11は、植物の植栽可能地域を特定するための植栽可能地域データが予め記憶された植栽可能地域データ記憶部である。

0011

次に、図3図6を参照して、図1に示す各記憶部に記憶されるデータについて説明する。初めに、図3を参照して、図1に示す立地データ記憶部8に記憶されるデータについて説明する。図3は、図1に示す立地データ記憶部8のテーブル構造を示す図である。図3に示すように、立地データ記憶部8は、造園を行う敷地の「住所」、「日照条件」、「水分条件」、「土壌酸度」、「土質」、「土壌養分」、「積雪」、「乾寒風」及び「潮風」を記憶するフィールドを有している。

0012

日照条件には、「日向」、「半日陰」、「日陰」のいずれかが書き込まれる。水分条件には、「乾燥」、「適湿」、「潤」等のいずれかが書き込まれる。土壌酸度には、「酸性」、「中性」、「アルカリ」等のいずれかが書き込まれる。土質には、「砂土」、「壌土」、「埴土」等のいずれかが書き込まれる。土壌養分には、「肥沃地」、「普通地」、「痩せ地」等のいずれかが書き込まれる。積雪には、「多い」、「普通」、「少ない」等のいずれかが書き込まれる。乾寒風には、「強い」、「普通」、「弱い」等のいずれかが書き込まれる。潮風には、「多い」、「普通」、「少ない」等のいずれかが書き込まれる。これらのデータは、入力部2を操作して、予め用意された選択肢の中から選択することにより特定されて、立地データ記憶部8に書き込まれるデータである。

0013

次に、図4を参照して、図1に示す造園部材特性記憶部9に記憶されるデータについて説明する。図4は、図1に示す造園部材特性記憶部9のテーブル構造を示す図である。図4に示すように、造園部材特性記憶部9には、「植物名称」、「形状区分」、「樹形」、「標準高さ」、「植栽密度」、「植栽可能地域」、「開花時期」、「花色」、「観葉時期」、「葉色」、「観実時期」、「実色」、「日照条件」、「水分条件」、「土壌酸度」、「土質」、「土壌養分」、「積雪耐性」、「乾寒風耐性」、「潮風耐性」、「病害虫」、「植え付け時期」及び「解説」を記憶するフィールドを有している。形状区分は、「大形」、「中形」、「小形」のいずれかが記憶される。樹形は、「円柱形」、「狭円錐形」、「球形」等の植物の外観の形状が記憶される。標準高さは、植物の標準的な樹高が記憶される。植栽密度は、植物を植栽する場合に守るべき密度が記憶される。

0014

植栽可能地域は、植栽に適している地域に情報が記憶される。植栽地域については、後述する。開花時期は、花が咲く時期が記憶される。花色は、咲く花の色が記憶される。観葉時期は、葉の色を楽しむ時期が記憶される。葉色は、葉の色が記憶される。観実時期は、実がなる時期が記憶される。実色は、なる実の色が記憶される。日照条件、水分条件、土壌酸度、土質、土壌養分は、前述した通りである。積雪耐性は、積雪に対する耐性が記憶される。乾寒風耐性は、乾寒風に対する耐性が記憶される。潮風耐性は、潮風に対する耐性が記憶される。病害虫は、発生しやすい病害虫が記憶される。植え付け時期は、植え付けを行うべき時期が記憶される。解説は、植物の短い解説文が記憶される。図4において、空欄のフィールドは、該当するデータがないことを意味している。

0015

次に、図5を参照して、図1に示す実施条件記憶部10に記憶されるデータについて説明する。図5は、図1に示す実施条件記憶部10のテーブル構造を示す図である。図5に示すように、4つの予め用意されている庭のテーマに基づく庭モデルのデータが記憶されており、「形状区分」、「樹形」、「高さ」、「植栽密度」、「開花時期」、「花色」、「観葉時期」、「葉色」、「観実時期」、「実色」及び「数量」を記憶するフィールドを有している。形状区分、樹形、高さ、植栽密度、開花時期、花色、観葉時期、葉色、観実時期、実色については、前述した通りである。数量は、形状区分、樹形、高さ、植栽密度、開花時期、花色、観葉時期、葉色、観実時期及び実色で特定される植物の必要量を意味している。図5において、空欄のフィールドは、特に指定しない(何でもよい)ことを意味している

0016

次に、図6を参照して、図1に示す植栽可能地域データ記憶部11に記憶されるデータについて説明する。図6は、図1に示す植栽可能地域データ記憶部11に記憶されるデータを模式図で示したものである。植栽可能地域は、年間の最低気温の値に基づいて、日本列島を複数の領域(ゾーン)に区分したデータであり、最低気温が低い方からゾーン3からゾーン11bまで17段階に区分される。植栽可能地域データ記憶部11には、住所から緯度経度データに変換するための緯度経度変換テーブルと、日本地図データ上を17段階のゾーンに区分した情報とが記憶されている。住所に対応する植栽可能地域データに変換する場合、まず、緯度経度変換テーブルを参照して、住所から緯度経度情報を取得し、そして、この緯度経度情報に基づいて、日本地図データ上に定義されているゾーン3〜11bを特定する。この特定されたゾーン3〜11bが植栽可能地域データとなる。

0017

次に、図2を参照して、図1に示す造園設計支援システムの動作を説明する。造園設計を行う場合には、建築物設計部4によって建築物の平面図とこの建築物が配置された敷地のデータが設計データ記憶部5に事前に記憶されていることが必要である。作業者が入力部2から造園設計を行う指示の操作を行うと、制御部1は、この操作内容読み取り、造園設計部6へ指示を出す。これを受けて、造園設計部6は、制御部1を介して、表示部3に立地のデータ入力を行う「立地データ入力画面」を表示する。図7に、立地データ入力画面の一例を示す。立地データ入力画面には、立地環境データを入力するためのプルダウン式選択ボックスが入力するべき項目全てについて設けられている。ここで、作業者は、造園を行う敷地の立地環境データを入力する(ステップS1)。

0018

ここで入力するべき立地環境データは、「住所」、「日照条件」、「水分条件」、「土壌酸度」、「土質」、「土壌養分」、「積雪」、「乾寒風」及び「潮風」についてであり、予め選択ボックス内に用意されている選択肢の中から選択することにより入力を行う。例えば、住所であれば、都道府県名区市町村名等が用意されており、その選択肢から選択を行うことにより住所入力を行う。また、日照条件であれば、「日向」、「半日陰」、「日陰」の選択肢の中から選択することにより日照条件を入力する。作業者は、全ての立地環境データの項目について入力が終了した時点で、立地データ入力画面上の「OK」ボタンを押下する。これを受けて、制御部1は、立地データ入力画面において入力された立地環境データを読み取り、読み取った立地環境データのそれぞれを立地データ記憶部8に記憶する。これにより、立地データ記憶部8の「住所」、「日照条件」、「水分条件」、「土壌酸度」、「土質」、「土壌養分」、「積雪」、「乾寒風」及び「潮風」のフィールドには、それぞれのデータが記憶されたことになる。続いて、制御部1は、立地環境データを立地データ記憶部8に記憶する動作が終了したことを造園設計部6に通知する。

0019

次に、造園設計部6は、制御部1を介して、表示部3に造園テーマを選択するための「造園テーマ選択画面」を表示する。図8に造園テーマ選択画面の一例を示す。造園テーマ選択画面には、造園テーマを選択するためのプルダウン式の選択ボックスが選択するべき項目全てについて設けられている。ここで、作業者は、施主の嗜好に基づき、入力部2を操作して、造園テーマを選択する(ステップS2)。造園テーマは、庭を造園する場合の施主の嗜好に合わせた庭造りのテーマであり、洋風和風現代風、古風等のテーマが予め用意されているものである。作業者は、選択肢の中から造園テーマを選択する。そして、開花時期、花色、観葉時期、葉色、観実時期及び実色について、特別に指定したい場合は、それぞれの項目について、選択を行う。造園テーマ以外の項目(開花時期等)には、予め特別に指定しない(「選ばない」)が設定されているため、特に選択する必要がなければ、造園テーマのみの選択だけを行えばよい。

0020

作業者は、全ての造園テーマ選択画面の全ての項目について選択が終了した時点で造園テーマ選択画面上の「OK」ボタンを押下する。これを受けて、制御部1は、造園テーマ選択画面において選択された造園テーマの情報を読み取り、読み取った造園テーマの情報を造園設計部6へ出力する。これを受けて、造園設計部6は、造園テーマの情報を内部に保持する。この造園テーマの情報には、選択された造園テーマと、開花時期、花色、観葉時期、葉色、観実時期及び実色についての選択結果の情報(選ばれなかった場合は、選ばれなかったことを示す情報)が含まれる。

0021

次に、造園設計部6は、制御部1を介して、表示部3に表示項目を選択するための「表示項目選択画面」を表示する。図9に表示項目選択画面の一例を示す。表示項目選択画面には、検索結果を表示するべき項目のそれぞれについてチェックリストが設けられている。ここで、作業者は、入力部2を操作して、所望の表示項目についてチェックを付与することにより表示項目を選択する(ステップS3)。図9においては、「植物名称」、「開花時期」、「日照条件」、「解説」の4つの項目が選択されたことを示している。必要であれば、すべての項目についてチェックを付与するようにしてもよい。

0022

作業者は、所望の表示項目について選択が終了した時点で表示項目選択画面上の「OK」ボタンを押下する。これを受けて、制御部1は、表示項目選択画面において選択された表示項目の情報を読み取り、読み取った表示項目の情報を造園設計部6へ出力する。これを受けて、造園設計部6は、表示項目の情報を内部に保持する。

0023

次に、造園設計部6は、内部に保持している造園テーマ情報と表示項目情報とを含む造園部材選択要求を、造園部材選択部7へ出力する。これを受けて、造園部材選択部7は、造園設計部6から出力される造園部材選択要求に含まれる造園テーマ情報に対応する実施条件データを実施条件記憶部10から読み出すとともに、立地データ記憶部8から立地環境データを読み出す(ステップS4)。そして、造園部材選択部7は、植栽可能地域データ記憶部11から、立地環境データに含まれる住所情報に対応する植栽可能地域データを読み出す。

0024

次に、造園部材選択部7は、造園部材特性記憶部9に記憶されている造園部材特性データを参照して、実施条件を満たすともに、立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材(植物)を検索する(ステップS5)。たとえば、選択された造園テーマが、図5に示す「庭のテーマA」が選択された場合、図5に示す実施条件を満たす造園部材を絞り込む。そして、絞り込んだ造園部材の中からさらに、図3に示す立地環境データを満たす造園部材を絞り込む。この処理動作によって、実施条件を満たすともに、立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材(植物)の検索が行われたことになる。

0025

次に、造園部材選択部7は、検索の結果得られた造園部材の特性データのうち、造園設計部6から出力された表示項目情報に基づいて、該当する表示項目の特性データのみを造園部材特性記憶部9から読み出す。図9に示す例では、「植物名称」、「開花時期」、「日照条件」、「解説」が選択されているため、実施条件を満たすともに、立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材の特性データのうち、植物名称、開花時期、日照条件、解説のフィールドに記憶されているデータのみが読み出されることになる。造園部材選択部7は、読み出したデータが含まれる検索結果画面を制御部1を介して表示部3に表示する(ステップS6)。図10に検索結果画面の一例を示す。

0026

図10に示す検索結果画面には、2件の検索結果(「アケビ」、「アズキナシ」)のみが表示されている例を示したが、検索条件(実施条件と植栽条件)を満たす全ての造園部材(植物)が表示されることになる。検索結果が1画面に収まらない場合は、上下のスクロールバーが自動的に表示され、作業者は、スクロールバーを操作しながら検索結果を参照する。また、選択された表示項目の数が多い場合も左右のスクロールバーが自動的に表示される。作業者は、検索結果を参照しながら、施主の意見を聞きながら造園部材をさらに絞り込んで、各造園部材の配置等を検討しながら造園テーマを満たす造園設計を行う。造園設計の結果のデータは、設計データ記憶部5に書き込まれる。

0027

このように、予め決められたテーマに基づく庭モデルによる庭を実現するための造園実施条件データがテーマ毎に実施条件記憶部10に予め記憶しておくともに、造園に用いる造園部材の特性データを造園部材特性記憶部9に予め記憶しておく。そして、造園を行う敷地の立地環境データを入力するとともに、実現するべき庭のテーマを選択すると、選択された庭のテーマの造園実施条件データを実施条件記憶部10から読み出し、この造園実施条件データを満たす造園部材を造園部材特性記憶部9に記憶されているデータを参照して絞り込み、この絞り込んだ造園部材の中から、さらに入力された立地環境データに基づく植栽条件を満たす造園部材を絞りこむことによって、施主の嗜好にあった造園を実現するために必要な造園部材(植物)を容易に選択することが可能となる。この選択動作によって選択された植物は、施主が所望するテーマの庭を実現するために必須である植物が選択されているともに、選択された植物は、造園する敷地の気候や土質に合致した植物のみが選択されているため、適切な造園設計作業を迅速に進行することができる。また、選択結果を表示する場合に、表示項目を選択可能としたため、詳細な造園設計において、必要な特性データの項目のみを表示することが可能となり、設計作業を速やかに進行させることができるようになる。

0028

なお、図1における処理部の機能を実現するためのプログラムコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより造園設計支援処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。

0029

また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル差分プログラム)であってもよい。

図面の簡単な説明

0030

本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
図1に示す造園設計支援システムの動作を示すフローチャートである。
図1に示す立地データ記憶部8のテーブル構造を示す説明図である。
図1に示す実施条件記憶部10のテーブル構造を示す説明図である。
図1に示す造園部材特性記憶部9のテーブル構造を示す説明図である。
植栽可能地域データ記憶部11に記憶されるデータを示す説明図である。
図1に示す表示部3に表示される立地データ入力画面の一例を示す説明図である。
図1に示す表示部3に表示される造園テーマ選択画面の一例を示す説明図である。
図1に示す表示部3に表示される表示項目選択画面の一例を示す説明図である。
図1に示す表示部3に表示される検索結果画面の一例を示す説明図である。

符号の説明

0031

1・・・制御部、2・・・入力部、3・・・表示部、4・・・建築物設計部、5・・・設計データ記憶部、6・・・造園設計部、7・・・造園部材選択部、8・・・立地データ記憶部、9・・・造園部材特性記憶部、10・・・実施条件記憶部、11・・・植栽可能地域データ記憶部

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