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技術 チップ部品供給方法およびチップ部品供給装置

出願人 TDK株式会社
発明者 小林正義
出願日 2008年2月18日 (12年2ヶ月経過) 出願番号 2008-036365
公開日 2009年8月27日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2009-194333
状態 特許登録済
技術分野 特殊移送3 電気部品の供給・取り付け
主要キーワード 分離ピン 凹溝形状 回転接線方向 最上部位 インダクタチップ チップ部品供給装置 排出作業 回転軸周り
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

分離ピンなどの特別な分離機構を用いることなく、フィーダ部から回転テーブルへと噛み込みせずにチップ部品高速で受け渡しすることが可能なチップ部品供給方法およびチップ部品供給装置を提供すること。

解決手段

外周にチップ部品20を着脱自在に保持する保持部22aが形成され、保持部22aに合わせて回転軸周り間欠的に回転する回転テーブル4と、回転テーブル4における回転方向に沿って所定の受渡位置30に位置する保持部22aに向けてチップ部品20を順次供給するフィーダ部8と、を有するチップ部品供給装置である。フィーダ部8から回転テーブル4の保持部22aにチップ部品20を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品20が、回転テーブル4の回転につれて、フィーダ部8の出口28aから進行方向Xに沿って離れる方向に移動する受渡位置30で、チップ部品20を受け渡しする。

概要

背景

たとえば下記の特許文献1に示すように、チップ部品検査などを行うために、回転テーブルの外周に所定間隔で形成された保持部にチップ部品を一つずつ保持し、回転テーブルを間欠的に回転させる装置が知られている。そのような装置では、多数のチップ部品をフィーダ部で一列に整列させて出口方向に送り込み、出口から回転テーブルの保持部へチップ部品を受け渡しする機構が必要となる。

従来の装置では、フィーダ部における一列に整列されたチップ部品の進行方向と、回転テーブルの回転軸とが平行に配置してある。また、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部に供給されるチップ部品には、次に供給されるために一列に並んでいるチップ部品から送り込み力を受けている。

そのために、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部に供給されたチップ部品が回転テーブルの回転と共に回転する際に、そのチップ部品の次に供給されるチップ部品が、先に供給されたチップ部品の回転に引きづられ、いわゆる噛み込み現象が生じる。

噛み込み現象が生じると、回転テーブルが停止し、噛み込まれているチップ部品を自動的に排出することは困難であり、装置を止めて、人手により噛み込んだチップ部品の排出作業を行う必要があり、装置の復旧作業に手間がかかる。

噛み込みを防止するために、フィーダ部の出口から回転テーブルに供給されるチップ部品に対して、フィーダ部で一列に整列させられて次に供給されるチップ部品を、分離ピンなどで一時的に停止させる装置が知られている。

しかしながら、フィーダ部の出口でチップ部品を分離するための分離ピンを駆動する機構では、チップ部品を回転テーブルに高速で供給することが困難になる。また、分離ピンを用いてチップ部品を分離する機構では、チップ部品を分離ピンにより損傷させてしまうおそれもある。
特開2007−153578号公報

概要

分離ピンなどの特別な分離機構を用いることなく、フィーダ部から回転テーブルへと噛み込みせずにチップ部品を高速で受け渡しすることが可能なチップ部品供給方法およびチップ部品供給装置を提供すること。外周にチップ部品20を着脱自在に保持する保持部22aが形成され、保持部22aに合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブル4と、回転テーブル4における回転方向に沿って所定の受渡位置30に位置する保持部22aに向けてチップ部品20を順次供給するフィーダ部8と、を有するチップ部品供給装置である。フィーダ部8から回転テーブル4の保持部22aにチップ部品20を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品20が、回転テーブル4の回転につれて、フィーダ部8の出口28aから進行方向Xに沿って離れる方向に移動する受渡位置30で、チップ部品20を受け渡しする。

目的

本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、分離ピンなどの特別な分離機構を用いることなく、フィーダ部から回転テーブルへと噛み込みせずにチップ部品を高速で受け渡しすることが可能なチップ部品供給方法およびチップ部品供給装置を提供することである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

外周にチップ部品着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周り間欠的に回転する回転テーブルと、前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置を用いて、チップ部品を供給する方法であって、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸を、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜させた状態で、前記回転テーブルを間欠的に回転させる工程と、前記フィーダ部から前記回転テーブルの前記保持部に前記チップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後の前記チップ部品が、前記回転テーブルの回転につれて、前記フィーダ部の出口から前記進行直線に沿って離れる方向に移動する受渡位置で、前記チップ部品を受け渡しする工程とを有するチップ部品供給方法

請求項2

外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、前記フィーダ部は、前記回転テーブルの表面において前記回転軸が上向きに傾斜している表面側に配置され、前記受渡位置が、前記回転テーブルの回転により当該回転テーブルに保持されるチップ部品が鉛直方向の上方に上っていく途中の位置に設定してあることを特徴とするチップ部品供給装置。

請求項3

前記受渡位置における前記フィーダ部の出口は、前記チップ部品の進行方向に開口していると共に、前記回転テーブルの回転方向に向けて接線方向に開口している請求項2に記載のチップ部品供給装置。

請求項4

前記回転テーブルの回転中心と当該回転テーブルの最上部位置とを結んだ線に対して、前記回転テーブルの回転中心と前記受渡位置とを結んだ線の第2所定角度が、45度以内である請求項2または3に記載のチップ部品供給装置。

請求項5

前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が水平方向である請求項2〜4のいずれかに記載のチップ部品供給装置。

請求項6

前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が、前記回転テーブルの回転接線方向に対して第3所定角度で傾斜している請求項2〜5のいずれかに記載のチップ部品供給装置。

請求項7

外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、前記フィーダ部は、前記回転テーブルの表面において前記回転軸が下向きに傾斜している表面側に配置され、前記受渡位置が、前記回転テーブルの回転により当該回転テーブルに保持されるチップ部品が鉛直方向の下方に下っていく途中の位置に設定してあることを特徴とするチップ部品供給装置。

請求項8

外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が、前記回転テーブルの回転接線方向に対して90度よりも大きな第3所定角度で傾斜していることを特徴とするチップ部品供給装置。

技術分野

0001

本発明は、チップ部品供給装置およびチップ部品供給方法係り、さらに詳しくは、フィーダ部から回転テーブルへと噛み込みせずにチップ部品高速で受け渡しすることが可能なチップ部品供給方法およびチップ部品供給装置に関する。

背景技術

0002

たとえば下記の特許文献1に示すように、チップ部品の検査などを行うために、回転テーブルの外周に所定間隔で形成された保持部にチップ部品を一つずつ保持し、回転テーブルを間欠的に回転させる装置が知られている。そのような装置では、多数のチップ部品をフィーダ部で一列に整列させて出口方向に送り込み、出口から回転テーブルの保持部へチップ部品を受け渡しする機構が必要となる。

0003

従来の装置では、フィーダ部における一列に整列されたチップ部品の進行方向と、回転テーブルの回転軸とが平行に配置してある。また、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部に供給されるチップ部品には、次に供給されるために一列に並んでいるチップ部品から送り込み力を受けている。

0004

そのために、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部に供給されたチップ部品が回転テーブルの回転と共に回転する際に、そのチップ部品の次に供給されるチップ部品が、先に供給されたチップ部品の回転に引きづられ、いわゆる噛み込み現象が生じる。

0005

噛み込み現象が生じると、回転テーブルが停止し、噛み込まれているチップ部品を自動的に排出することは困難であり、装置を止めて、人手により噛み込んだチップ部品の排出作業を行う必要があり、装置の復旧作業に手間がかかる。

0006

噛み込みを防止するために、フィーダ部の出口から回転テーブルに供給されるチップ部品に対して、フィーダ部で一列に整列させられて次に供給されるチップ部品を、分離ピンなどで一時的に停止させる装置が知られている。

0007

しかしながら、フィーダ部の出口でチップ部品を分離するための分離ピンを駆動する機構では、チップ部品を回転テーブルに高速で供給することが困難になる。また、分離ピンを用いてチップ部品を分離する機構では、チップ部品を分離ピンにより損傷させてしまうおそれもある。
特開2007−153578号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、このような実状に鑑みてなされ、その目的は、分離ピンなどの特別な分離機構を用いることなく、フィーダ部から回転テーブルへと噛み込みせずにチップ部品を高速で受け渡しすることが可能なチップ部品供給方法およびチップ部品供給装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために、本発明のチップ部品供給方法は、
外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置を用いて、チップ部品を供給する方法であって、
前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸を、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜させた状態で、前記回転テーブルを間欠的に回転させる工程と、
前記フィーダ部から前記回転テーブルの前記保持部に前記チップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後の前記チップ部品が、前記回転テーブルの回転につれて、前記フィーダ部の出口から前記進行直線に沿って離れる方向に移動する受渡位置で、前記チップ部品を受け渡しする工程とを有する。

0010

本発明の方法では、フィーダ部から回転テーブルにチップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品が、回転テーブルの回転につれて、フィーダ部の出口から進行直線に沿って離れる方向に移動する。そのため、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部に供給されたチップ部品が回転テーブルの回転と共に回転しても、そのチップ部品の次に供給されるチップ部品が、先に供給されたチップ部品の回転に引きづられるおそれが少なくなる。そのため、噛み込み現象を防止することができる。

0011

また、回転テーブルの保持部に保持されて回転するチップ部品と、フィーダ部の出口で次に控えているチップ部品との間での摩擦が少なくなり、次に控えているチップ部品を落下させるおそれも少なくなると共に、チップ部品同士が擦れることによる損傷も少なくなる。

0012

本発明の第1のチップ部品供給装置は、
外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、
前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、
前記フィーダ部は、前記回転テーブルの表面において前記回転軸が上向きに傾斜している表面側に配置され、
前記受渡位置が、前記回転テーブルの回転により当該回転テーブルに保持されるチップ部品が鉛直方向の上方に上っていく途中の位置に設定してあることを特徴とする。

0013

本発明の第1のチップ部品供給装置では、フィーダ部から回転テーブルにチップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品が、回転テーブルの回転につれて、フィーダ部の出口から進行直線に沿って離れる方向に移動する。したがって、上述した本発明のチップ部品供給方法の作用効果を奏することができる。

0014

好ましくは、前記受渡位置における前記フィーダ部の出口は、前記チップ部品の進行方向に開口していると共に、前記回転テーブルの回転方向に向けて接線方向に開口している。このような構成によれば、噛み込み現象が生じたとしても、次に控えているチップ部品は、回転テーブルの回転につれて、その回転方向に向けて接線方向に開口している開口部から容易に排出される。

0015

好ましくは、前記回転テーブルの回転中心と当該回転テーブルの最上部位置とを結んだ線に対して、前記回転テーブルの回転中心と前記受渡位置とを結んだ線の第2所定角度が、45度以内である。このような範囲で受渡位置を設定することで、フィーダ部の出口から受け渡された直後のチップ部品の重力方向が、回転テーブルの外周に接触する方向に作用する。そのため、フィーダ部の出口から回転テーブルの保持部への受渡が確実になり、回転テーブルがチップ部品を保持し損ねることを防止することができる。

0016

好ましくは、前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が水平方向である。水平方向であれば、振動などにより、前記チップ部品を整列させて進行させることが容易である。

0017

前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が、前記回転テーブルの回転接線方向に対して垂直でも良いが、第3所定角度で傾斜していてもよい。フィーダ部におけるチップ部品の進行方向を、回転テーブルの回転接線方向に対して第3所定角度で傾斜させることで、回転テーブルの回転につれて、保持部に保持されたチップ部品を、フィーダ部の出口から進行直線に沿って離れる方向に移動させる効果が増大する。

0018

本発明に係る第2のチップ部品供給装置は、
外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、
前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、
前記フィーダ部は、前記回転テーブルの表面において前記回転軸が下向きに傾斜している表面側に配置され、
前記受渡位置が、前記回転テーブルの回転により当該回転テーブルに保持されるチップ部品が鉛直方向の下方に下っていく途中の位置に設定してあることを特徴とする。

0019

本発明の第2のチップ部品供給装置では、上述した第1のチップ部品供給装置と同様に、フィーダ部から回転テーブルにチップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品が、回転テーブルの回転につれて、フィーダ部の出口から進行直線に沿って離れる方向に移動する。したがって、上述した本発明のチップ部品供給方法の作用効果を奏することができる。

0020

本発明に係る第3のチップ部品供給装置は、
外周にチップ部品を着脱自在に保持する保持部が形成され、前記保持部に合わせて回転軸周りに間欠的に回転する回転テーブルと、
前記回転テーブルにおける回転方向に沿って所定の受渡位置に位置する前記保持部に向けて前記チップ部品を順次供給するフィーダ部と、を有するチップ部品供給装置であって、
前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向に平行な進行直線に対して、前記回転軸が、15度以内で0度より大きい第1所定角度で傾斜しており、
前記フィーダ部にて前記チップ部品を進行させる方向が、前記回転テーブルの回転接線方向に対して90度よりも大きな第3所定角度で傾斜していることを特徴とする。

0021

本発明の第3のチップ部品供給装置では、上述した第1のチップ部品供給装置と同様に、フィーダ部から回転テーブルにチップ部品を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品が、回転テーブルの回転につれて、フィーダ部の出口から進行直線に沿って離れる方向に移動する。したがって、上述した本発明のチップ部品供給方法の作用効果を奏することができる。

発明を実施するための最良の形態

0022

以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るチップ部品供給装置を用いたチップ部品検査装置の概略図、
図2図1に示す第1回転テーブルと第2回転テーブルの関係を示す要部断面概略図、
図3図1に示す第1回転テーブルとフィーダ部と関係を示す要部断面概略図、
図4図3の要部を示す断面図、
図5図4に示すV−V線に沿う方向から見たフィーダ部と戻り部と受渡位置との関係を示す概略図、
図6図5の要部拡大図、
図7は本発明の他の実施形態に係るチップ部品供給装置を用いたチップ部品検査装置の概略図である。
第1実施形態

0023

図1に示すように、本発明の一実施形態に係るチップ部品供給装置を用いたチップ部品検査装置2は、第1回転テーブル4と第2回転テーブル6とを有する。第1回転テーブル4は第1駆動機構16により第1回転方向R1に回転され、第2回転テーブル6は第2駆動機構18により第2回転方向R2に回転され、これらの回転軸は、相互に略垂直に配置される。

0024

第1回転テーブル4の外周には、後述するように、フィーダ部8からチップ部品が供給され、その第1回転テーブル4が間欠的に回転することで、第1カメラ12などによりチップ部品の外観検査が可能になっている。第1回転テーブル4の外周に保持されたチップ部品は、第1カメラ12にて外観検査が行われた後に、第1回転テーブル4の回転と共に、テーブル受渡位置26にて、第2回転テーブル6の外周に受け渡される。

0025

その後、第2回転テーブル6の回転と共に、第2カメラ14の位置でチップ部品の外観検査が行われる。第2カメラ14の位置でチップ部品の外観検査が済んだチップ部品は、テーブル受渡位置26まで回転する前に、第2回転テーブル6の保持部から取り除かれる。

0026

テーブル受渡位置26にてチップ部品が第1回転テーブル4から第2回転テーブル6へと受け渡されることで、第1カメラ12と第2カメラとは、チップ部品の異なる側面からチップ部品の外観を観察することができる。なお、第1カメラ12および第2カメラ14以外にも、その他のカメラや検査機器を、第1回転テーブル4および/または第2回転テーブル6の外周位置に配置しても良い。

0027

なお、図1に示すように、フィーダ部8の隣には、戻り部10が略平行に配置してある。戻り部10は、フィーダ部8から第1回転テーブル4へ供給し損なったチップ部品をフィーダ部8の供給源に戻すための部分であり、基本的には、フィーダ部8と同じ機構を有し、チップ部品の進行方向が逆である。

0028

図2に示すように、第1回転テーブル4の外周には、円周方向に所定間隔で保持部22aが形成してある。保持部22aは、チップ部品20を着脱自在に保持する部分であり、この実施形態では、チップ部品20が収まる凹溝状になっている。各保持部22aの底部には、吸着孔24aが形成してあり、吸着孔24aに負圧を発生されることで、保持部22a内からチップ部品20が落下しないように吸着可能になっている。

0029

第1回転テーブル4と第2回転テーブル6とのテーブル受渡位置26にて、吸着孔24aの負圧を解除し、第2回転テーブル6の保持部22bに形成してある吸着孔24bの負圧を発生させることで、保持部22aから保持部22bへのチップ部品20の受渡が可能となる。受渡時には、双方のテーブル4および6の回転を間欠的に停止させる。

0030

なお、図2に示す実施形態では、第1回転テーブル4の保持部22aを凹溝形状成形し、第2回転テーブル6の保持部22bをテーブル6の外周面に面一の円周面で形成してある。この実施形態によれば、特にテーブル受渡位置26でのチップ部品20の受渡がスムーズであると考えられるが、保持部22a,22bの具体的な形状は、特に限定されない。たとえば保持部22aを、保持部22bの形状と同じにしても良く、あるいは、保持部22bの形状を保持部22aと同じにしても良い。

0031

図5に示すように、本実施形態では、第1回転テーブル4における回転方向R1に沿って所定のフィーダ受渡位置30に位置する保持部22aに向けて、図3および図4に示すように、チップ部品20を一列に配列して矢印X方向に進行させるフィーダ溝28がフィーダ部8に形成してある。図4に示すように、フィーダ部8は、第1回転テーブル4には接触しないが、かなり近くまで接近し、そのクリアランスは、チップ部品20の長さよりも小さい。

0032

図4に示すように、フィーダ受渡位置30では、第1回転テーブル4の外周に形成してある保持部22aを外側から覆うストッパ部材32がフィーダ部材8に固定してある。このストッパ部材32は、保持部22aに受け渡されたチップ部品20が進行方向Xおよび半径方向外側に落下することを防止する。

0033

図4図6に示すように、フィーダ受渡位置30では、フィーダ部8におけるフィーダ溝28と、第1回転テーブル4における保持部22aの溝とが一致し、フィーダ溝28の出口28aに位置する最先端のチップ部品20が保持部22aに受け渡される。フィーダ溝28の出口28aでは、図4に示すように、フィーダ溝28が保持部22aに向けて開口してあると共に、図5に示すように、進行方向Xに沿って第1回転テーブル4の回転方向R1に向けて接線方向にも開口しており、チップ部品20を三方から囲むようになっている。

0034

そのため、フィーダ受渡位置30にて保持部22aに受け渡し損ねたチップ部品20は、第1回転テーブル4の回転と共に、その回転方向R1に向けて接線方向にのみ移動し、戻り部10に落下するようになっている。戻り部10に落下したチップ部品20は、フィーダ溝28の進行方向Xと逆方向に移動し、フィーダ部8へのチップ部品供給部に戻される。

0035

図3に示すように、本実施形態では、第1回転テーブル4の回転軸X1は、フィーダ部8のフィーダ溝28におけるチップ部品20の進行方向Xと平行な直線28xに対して、第1所定角度θ1で傾斜している。第1所定角度はθ1は、好ましくは15度以内で0度より大きく、さらに好ましくは5度以上15度以下である。

0036

なお、本実施形態では、チップ部品20の進行方向Xは、水平方向にほぼ一致し、フィーダ溝28内の振動送り機構により、チップ部品20を相互に接触させて進行方向Xに向けて一列に配列して送り込むようになっている。

0037

図3に示すように、フィーダ部8は、第1回転テーブル4における回転軸X1が直線28xに対して上向きに傾斜している表面側に配置される。しかも、図5に示すように、フィーダ受渡位置30は、第1回転テーブル4の回転により当該第1回転テーブル4に保持されるチップ部品が鉛直方向の上方に上っていく途中の位置に設定してある。

0038

特に本実施形態では、図5に示すように、第1回転テーブル4の回転中心X0と当該第1回転テーブル4の最上部位置とを結んだ線L1に対して、第1回転テーブル4の回転中心X0とフィーダ受渡位置30とを結んだ線L2の第2所定角度θ2が、45度以内、好ましくは25〜45度である。

0039

本実施形態では、フィーダ部8から第1回転テーブル4にチップ部品20をフィーダ受渡位置30にて受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品20が、第1回転テーブル4の回転につれて、フィーダ溝28の出口28aから進行方向Xに沿って離れる方向に移動する。これは、第1所定角度θ1と第2所定角度θ2の相互作用のためである。

0040

したがって、フィーダ溝28の出口28aから第1回転テーブル4の保持部22aに供給されたチップ部品20が第1回転テーブル4の回転と共に回転しても、そのチップ部品20の次に供給されるチップ部品20が、先に供給されたチップ部品20の回転に引きづられるおそれが少なくなる。そのため、噛み込み現象を有効に防止することができる。

0041

また、第1回転テーブル4の保持部22aに保持されて回転するチップ部品20と、フィーダ溝28の出口28aで次に控えているチップ部品20との間での摩擦が少なくなり、次に控えているチップ部品20を落下させるおそれも少なくなると共に、チップ部品20同士が擦れることによる損傷も少なくなる。

0042

さらに、フィーダ受渡位置30におけるフィーダ溝28の出口28aでは、フィーダ溝28が第1回転テーブル4の回転方向R1に向けて接線方向に開口している。このような構成によれば、仮に噛み込み現象が生じたとしても、次に控えているチップ部品20は、第1回転テーブル4の回転につれて、その回転方向R1に向けて接線方向に開口している出口28aの開口部から容易に排出される。

0043

さらに本実施形態では、第1回転テーブル4の回転中心X0と当該第1回転テーブル4の最上部位置とを結んだ線L1に対して、第1回転テーブル4の回転中心X0とフィーダ受渡位置30とを結んだ線の第2所定角度θ2が、45度以内である。このような範囲でフィーダ受渡位置30を設定することで、フィーダ溝28の出口28aから受け渡された直後のチップ部品20の重力方向が、第1回転テーブル4の外周に接触する方向(保持部22aの溝内に収まる方向)に作用する。そのため、フィーダ溝28の出口28aから第1回転テーブル4の保持部22aへの受渡が確実になり、第1回転テーブル4がチップ部品20を保持し損ねることを防止することができる。
第2実施形態

0044

本実施形態の部品供給装置は、以下に示す以外は、前述した第1実施形態の部品供給装置と同じ構成を有し、同様な作用効果を有する。

0045

図7に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様に、フィーダ部8にてチップ部品20を進行させる方向Xが、第1回転テーブル4の回転接線方向X2に対して垂直でも良いが、第3所定角度θ3で傾斜していてもよい。第3角度θ3は、90度以上で、好ましくは90〜105度、さらに好ましくは95〜105度である。
フィーダ部8におけるチップ部品20の進行方向Xを、第1回転テーブル4の回転接線方向X2に対して第3所定角度θ3で傾斜させることで、第1回転テーブル4の回転につれて、保持部22aに保持されたチップ部品を、フィーダ溝28の出口28aから進行方向Xに沿って離れる方向に移動させる効果が増大する。
なお、図3に示す第1所定角度θ1が15度以内で0度より大きく、第3角度θ3が、90度より大きければ、図5に示す第2所定角度θ2は、0度または180度であっても良い。たとえば回転軸X1が水平線に対して傾斜することなく、水平な進行直線28xに対して第1所定角度θ1で傾斜しても良く、その場合には、第3角度θ3が、90度より大きければ、図5に示す第2所定角度θ2は、0度または180度であっても良い。

0046

なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。

0047

たとえば、第1実施形態または第2実施形態において、フィーダ部8は、図3に示す第1回転テーブル4の表面において回転軸X1が進行直線28xに対して下向きに傾斜している表面側に配置されてもよい。その場合には、フィーダ受渡位置30が、第1回転テーブル4の回転により当該第1回転テーブル4に保持されるチップ部品20が鉛直方向の下方に下っていく途中の位置に設定してあることが好ましい。

0048

このような構成でも、上述した第1実施形態のチップ部品供給装置と同様に、フィーダ部8から第1回転テーブル4にチップ部品20を受け渡しする際に、受け渡された後のチップ部品20が、第1回転テーブル4の回転につれて、フィーダ溝28の出口28aから進行方向Xに沿って離れる方向に移動する。したがって、上述した第1実施形態のチップ部品供給装置と同様な作用効果を奏することができる。

0049

なお、本発明において、チップ部品としては、特に限定されず、コンデンサチップ部品コイルチップ部品インダクタチップ部品チップ抵抗器LEDなどが例示される。

図面の簡単な説明

0050

図1は本発明の一実施形態に係るチップ部品供給装置を用いたチップ部品検査装置の概略図である。
図2図1に示す第1回転テーブルと第2回転テーブルの関係を示す要部断面概略図である。
図3図1に示す第1回転テーブルとフィーダ部と関係を示す要部断面概略図である。
図4図3の要部を示す断面図である。
図5図4に示すV−V線に沿う方向から見たフィーダ部と戻り部と受渡位置との関係を示す概略図である。
図6図5の要部拡大図である。
図7は本発明の他の実施形態に係るチップ部品供給装置を用いたチップ部品検査装置の概略図である。

符号の説明

0051

2…チップ部品検査装置
4… 第1回転テーブル
6… 第2回転テーブル
8…フィーダ部
10…戻り部
20… チップ部品
22a,22b… 保持部
24a,24b…吸着孔
26… テーブル受渡位置
28… フィーダ溝
28a…出口
30… フィーダ受渡位置

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