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技術 ダイバシティ受信システム

出願人 日本放送協会
発明者 木村智田丸修実荒木秀隆
出願日 2008年1月22日 (12年11ヶ月経過) 出願番号 2008-011981
公開日 2009年8月6日 (11年4ヶ月経過) 公開番号 2009-177364
状態 特許登録済
技術分野 TV送受信機回路 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等) 無線伝送方式一般(ダイバーシチ方式等)
主要キーワード 変調エラー 後続回路 ミッドバンド 季節変動 ダイバシティ受信機 スーパーハイバンド チャンネルメモリ ダイバシティ合成
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (10)

課題

本発明は、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性改善効果を得ることができるダイバシティ受信システムを提供することを目的とする。

解決手段

放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号周波数多重して伝送路送出する多重手段と、伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネル同調して受信する受信手段と、受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する復調手段と、受信手段に多重信号に含まれる複数の物理チャンネルスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、受信手段又は復調手段で得られる受信状態を基に、複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号のうち最も受信状態が良好な受信信号の多重信号における物理チャンネルを放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有する。

概要

背景

例えば地上デジタル放送等のデジタル信号受信特性を改善する技術してダイバシティ受信技術がある。これは、複数の受信アンテナで受信した地上デジタル放送信号を選択又は合成する技術である。

地上デジタル放送の受信可能なエリアであっても、季節変動等の時間的な変動により安定した受信が困難となる地域がある。このような地域に対しては、アンテナを複数用いるダイバシティ受信が有効である。

複数のアンテナで受信した地上デジタル放送信号を合成する方法としては、複数のアンテナで受信した高周波信号それぞれの位相調整を行った後に単純合成する方法がある。また、より改善効果の高い方法として、各アンテナにおける受信状態に応じて複数の受信信号適応的に選択又は合成を行う方法がある(例えば特許文献1参照。)。
特許3377361号公報

概要

本発明は、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができるダイバシティ受信システムを提供することを目的とする。放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路送出する多重手段と、伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネル同調して受信する受信手段と、受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する復調手段と、受信手段に多重信号に含まれる複数の物理チャンネルスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、受信手段又は復調手段で得られる受信状態を基に、複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号のうち最も受信状態が良好な受信信号の多重信号における物理チャンネルを放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有する。

目的

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができるダイバシティ受信システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号周波数多重して伝送路送出する多重手段と、前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネル同調して受信する受信手段と、前記受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する復調手段と、前記受信手段に前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記受信手段又は前記復調手段で得られる受信状態を基に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号のうち最も受信状態が良好な受信信号の前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有し、所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における物理チャンネルを読み出して前記受信手段に受信させることを特徴とするダイバシティ受信システム

請求項2

放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、前記複数の受信手段で受信されたチャンネルの信号のうちいずれか一つを選択する信号選択手段と、前記信号選択手段で選択したチャンネルの信号を復調する復調手段と、前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段と、前記複数の受信手段で得られる受信状態を比較して最も受信状態が良好な受信手段で受信されたチャンネルの信号を前記信号選択手段に選択させる比較手段とを有し、所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることを特徴とするダイバシティ受信システム。

請求項3

放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、前記複数の受信手段それぞれで受信されたチャンネルの信号を合成するダイバシティ合成手段と、前記ダイバシティ合成手段で合成したチャンネルの信号を復調する復調手段と、前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有し、所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることを特徴とするダイバシティ受信システム。

請求項4

放送信号を受信する複数のアンテナと、各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、前記複数の受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する複数の復調手段と、前記複数の復調手段で復調された信号のうちいずれか一つを選択する信号選択手段と、前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段と、前記複数の復調手段で得られる受信状態を比較して最も受信状態が良好な受信手段で受信されたチャンネルの信号を前記信号選択手段に選択させる比較手段とを有し、所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることを特徴とするダイバシティ受信システム。

技術分野

0001

本発明は、ダイバシティ受信システムに関し、特に、放送信号を受信するダイバシティ受信システムに関する。

背景技術

0002

例えば地上デジタル放送等のデジタル信号受信特性を改善する技術してダイバシティ受信技術がある。これは、複数の受信アンテナで受信した地上デジタル放送信号を選択又は合成する技術である。

0003

地上デジタル放送の受信可能なエリアであっても、季節変動等の時間的な変動により安定した受信が困難となる地域がある。このような地域に対しては、アンテナを複数用いるダイバシティ受信が有効である。

0004

複数のアンテナで受信した地上デジタル放送信号を合成する方法としては、複数のアンテナで受信した高周波信号それぞれの位相調整を行った後に単純合成する方法がある。また、より改善効果の高い方法として、各アンテナにおける受信状態に応じて複数の受信信号適応的に選択又は合成を行う方法がある(例えば特許文献1参照。)。
特許3377361号公報

発明が解決しようとする課題

0005

高周波信号で位相調整を行った後に単純合成する方法では、各受信信号それぞれに含まれる複数チャンネルを同時に合成すると、チャンネル数が増えるにしたがってチャンネルによっては位相がずれた状態となり、受信特性の改善効果が低くなるという問題があった。

0006

また、受信状態に応じて複数の受信信号を適応的に選択又は合成を行う方法は、各受信アンテナから地上デジタル放送受信機までアンテナ本数分のケーブル敷設が必要となり、コストアップするという問題があった。

0007

本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができるダイバシティ受信システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明の一実施態様では、放送信号を受信する複数のアンテナと、
各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路送出する多重手段と、
前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する受信手段と、
前記受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する復調手段と、
前記受信手段に前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、
前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記受信手段又は前記復調手段で得られる受信状態を基に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号のうち最も受信状態が良好な受信信号の前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有し、
所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における物理チャンネルを読み出して前記受信手段に受信させることにより、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができる。

0009

また、本発明の一実施態様では、放送信号を受信する複数のアンテナと、
各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、
前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、
前記複数の受信手段で受信されたチャンネルの信号のうちいずれか一つを選択する信号選択手段と、
前記信号選択手段で選択したチャンネルの信号を復調する復調手段と、
前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、
前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段と、
前記複数の受信手段で得られる受信状態を比較して最も受信状態が良好な受信手段で受信されたチャンネルの信号を前記信号選択手段に選択させる比較手段とを有し、
所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることにより、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができる。

0010

また、本発明の一実施態様では、放送信号を受信する複数のアンテナと、
各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、
前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、
前記複数の受信手段それぞれで受信されたチャンネルの信号を合成するダイバシティ合成手段と、
前記ダイバシティ合成手段で合成したチャンネルの信号を復調する復調手段と、
前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、
前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段とを有し、
所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることにより、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができる。

0011

また、本発明の一実施態様では、放送信号を受信する複数のアンテナと、
各アンテナの受信信号を周波数多重して伝送路に送出する多重手段と、
前記伝送路にて伝送された多重信号を供給され任意のチャンネルに同調して受信する複数の受信手段と、
前記複数の受信手段で受信したチャンネルの信号を復調する複数の復調手段と、
前記複数の復調手段で復調された信号のうちいずれか一つを選択する信号選択手段と、
前記複数の受信手段のいずれかに前記多重信号に含まれる複数の物理チャンネルをスキャンさせるチャンネルスキャン手段と、
前記チャンネルスキャン手段によるスキャン時に、前記複数のアンテナで受信された同一放送チャンネルの受信信号それぞれの前記多重信号における物理チャンネルを前記放送チャンネルと共に記憶する記憶手段と、
前記複数の復調手段で得られる受信状態を比較して最も受信状態が良好な受信手段で受信されたチャンネルの信号を前記信号選択手段に選択させる比較手段とを有し、
所望の放送チャンネルを指定されたとき前記記憶手段から該当する前記多重信号における複数の物理チャンネルを読み出して前記複数の受信手段に受信させることにより、複数の受信アンテナから地上デジタル放送受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、複数の受信アンテナから受信機までを1本のケーブルで接続でき、高い受信特性の改善効果を得ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。

0014

図1は、本発明のダイバシティ受信システムの一実施形態の構成図を示す。同図中、屋外に設置した2本の受信アンテナ11,12によりUHF帯の地上デジタル放送を受信する。

0015

受信アンテナ11で受信したUHF帯の信号は、合成部13に供給される。受信アンテナ12で受信したUHF帯の信号は周波数変換部14に供給され、例えばSHB(VHFスーパーハイバンド)帯に周波数変換されて合成部13に供給される。

0016

合成部13は上記UHF帯の信号とSHB帯の信号とを加算合成して周波数多重を行い、多重信号をケーブル15に送出する。これにより、多重信号はケーブル15から屋内配線16を通してダイバシティ受信機17まで伝送される。

0017

ここで、地上デジタル放送がUHF帯の20ch〜27ch(放送波信号チャンネル番号を表す)の場合、周波数変換部14は受信アンテナ12で受信したUHF帯の20ch〜27chを例えばSHB(VHFスーパーハイバンド)帯のC23ch〜C30ch(Cはケーブルテレビジョンのチャンネル番号を表す)、又はSHB帯のC50ch〜C57chに周波数変換する。

0018

なお、地上デジタル放送がUHF帯で分散したチャンネルに割当てられている場合には、個別のチャンネル毎に周波数変換する。周波数変換先の帯域としてはSHB帯に限らず、MID(VHFミッドバンド)帯を用いても良く、UHF帯の空きチャンネルを用いても良い。

0019

<第1実施形態>
図2は、ダイバシティ受信機の第1実施形態の構成図を示す。同図中、端子21には屋内配線16から多重信号が入力されてチューナ部22に供給される。チューナ部22で同調され受信されたチャンネルのFFT出力は復調部23においてTS(Transport Stream)信号に復調され、デコード部24でデコードされて図示しない後続回路に出力される。

0020

図3にチューナ部22及び復調部23の構成例を示す。同図中、多重信号はチューナ部22の周波数変換部31に供給され、ここで局部発振器32から供給される局部発振信号と混合されてIF(中間周波)信号とされる。この後、IF信号AD変換部33でデジタル化されてFFT部34に供給され、FFT演算によって周波数領域の信号に変換される。

0021

FFT部34の出力する周波数領域の信号は復調部23のデマッピング部35でデマッピングされたのち、誤り訂正復号部36において誤り訂正を行いつつ復号されてTS信号とされ出力される。

0022

ここで、地上デジタル放送の受信状態は、例えば周波数変換部31へ入力するRF信号レベルである受信レベルで知ることができる。また、例えばデマッピング部35から出力されるMER変調エラー率)で知ることができ、誤り訂正復号部36から出力されるBERビットエラー率)で知ることができる。

0023

図2に示すチャンネルスキャン部25は、受信機の電源オフ直後の待機状態時又は予め設定された時刻又は一定時間毎に多重信号に対する自動チャンネルスキャンを行う。自動チャンネルスキャンは、チャンネルスキャン部25からチューナ部22の局部発振器32に対して選局制御信号を供給し、チューナ部22から受信レベル又はMER又はBERを測定しつつ実行する。

0024

チャンネルスキャン部25は、局部発振信号の周波数を例えば最低周波数から順次増加させ、放送波を検出した際に、復調部23の出力するTS信号に含まれるTS−IDを、放送チャンネルを特定するための放送局情報として得ると共に、チューナ部22又は復調部23の出力する受信状態(受信レベル又はMER又はBER)を得る。

0025

なお、例えば多重信号のSHB帯のC23ch〜C30chとUHF帯の20ch〜27chに放送チャンネルが存在することが予め分かっている場合には、TS−IDが得られなくとも、SHB帯のC23chとUHF帯の20chを同一の放送チャンネル(例えば「第1放送チャンネル」)として特定することができる。

0026

そして、放送波を検出したチャンネルの放送局情報(TS−ID)を指定のリモコンキー番号に割当て、検出した物理チャンネル(局部発振信号の周波数)及び受信状態を図4に示すチャンネルメモリ26に書き込んで記憶する。なお、受信状態はチャンネルメモリ26とは別のメモリに一時的に書き込んで保持する構成としても良い。なお、チャンネルメモリ26は不揮発性メモリとする。

0027

このため、受信アンテナ12で受信したSHB帯の各放送チャンネルが先にチャンネルメモリ26に書き込まれる。次に、受信アンテナ11で受信したUHF帯の各放送チャンネルを受信する際に、受信した放送波の放送局情報(TS−ID)がチャンネルメモリ26に書き込まれている放送局情報(TS−ID)と一致すると、受信した放送波の受信状態とチャンネルメモリ26に書き込まれている当該チャンネルの受信状態とを比較し、受信した放送波の受信状態が良好な(受信レベルが高い又はMERが高い又はBERが低い)場合にだけ、受信した放送波の物理チャンネルをチャンネルメモリ26の当該チャンネルの物理チャンネルに書き込んで更新する。

0028

これによって、チャンネルメモリ26には、受信アンテナ11,12のうち受信状態の良好な方のアンテナの物理チャンネルが放送局情報及びリモコンキー番号と対応して記憶される。

0029

上記のチャンネルメモリ26の設定後、ユーザが図示しないリモコンキーを操作して所望のチャンネルの選局を指定すると、リモコンキー番号がチューナ部22内の図示しない選局制御部に入力され、選局制御部はこのリモコンキー番号でチャンネルメモリ26を検索して物理チャンネル(局部発振信号の周波数)を得て、この物理チャンネルを局部発振器32に設定することで、受信アンテナ11,12のうち受信状態の良好な方を受信することができる。

0030

また、受信機の電源オフ後の予め設定された時刻又は一定時間毎に多重信号に対する自動チャンネルスキャンを行うことで、受信状態が変化した場合にも対応でき、受信状態の良好な方のアンテナの物理チャンネルが放送局情報及びリモコンキー番号をチャンネルメモリ26に記憶することができる。

0031

<第2実施形態>
図5は、ダイバシティ受信機の第2実施形態の構成図を示す。同図中、図2と同一部分には同一符号を付す。図5において、端子21には屋内配線16から多重信号が入力されてチューナ部22A,22Bに供給される。チューナ部22A,22Bはチューナ部22と同一構成である。

0032

チューナ部22A,22Bそれぞれで同調され受信されたチャンネルのFFT出力は信号選択部40に供給されて、いずれか一方が選択される。選択されたFFT出力は復調部23においてTS信号に復調され、デコード部24でデコードされて図示しない後続回路に出力される。

0033

チャンネルスキャン部41は、受信機の電源オフ直後の待機状態時又は予め設定された時刻又は一定時間毎に、多重信号に対する自動チャンネルスキャンを行う。自動チャンネルスキャンは、チャンネルスキャン部41からチューナ部22A,22Bのいずれか一方、例えばチューナ部22Aの局部発振器32Aに対して選局制御信号を供給して実行する。なお、自動チャンネルスキャン時には信号選択部40はチューナ部22Aの出力を選択する。

0034

チャンネルスキャン部41は、局部発振信号の周波数を例えば最低周波数から順次増加させ、放送波を受信した際に、復調部23の出力するTS信号に含まれるTS−IDを、放送チャンネルを特定するための放送局情報として得ると共に、チューナ部22A又は復調部23の出力する受信状態(受信レベル又はMER又はBER)を得る。

0035

そして、放送波を検出したチャンネルの放送局情報(TS−ID)を指定のリモコンキー番号に割当て、検出した物理チャンネル(局部発振信号の周波数)を図6に示すチャンネルメモリ42の第1物理チャンネル又は第2物理チャンネルに書き込んで記憶する。

0036

この場合、同一TS−IDのチャンネルが2回検出されるが、そのときの受信状態をチャンネルメモリ42とは別のメモリ(又はチャンネルメモリ42内の空き領域)に一時的に書き込んで保持する。その際に、受信状態が良好な方の物理チャンネルを第1物理チャンネルに記憶し、他方の物理チャンネルを第2物理チャンネルに記憶するよう記憶内容入れ替えを行う。なお、チャンネルメモリ42は不揮発性メモリとする。

0037

このため、チャンネルメモリ42には受信アンテナ11,12それぞれで受信する第1及び第2物理チャンネルがリモコンキー番号と対応して記憶される。

0038

比較部43は、信号選択部40に初期状態ではチューナ部22Aの出力を選択させる。その後、比較部43は、チューナ部22Aの出力する受信状態(受信レベル)とチューナ部22Bの出力する受信状態(受信レベル)を比較して、比較結果に応じて信号選択部40の切替え制御を行う。

0039

すなわち、比較部43は、チューナ部22Aの受信状態が所定の閾値より悪化し、かつ、チューナ部22Bの受信状態がチューナ部22Aの受信状態より良ければチューナ部22Bの出力を選択するように信号選択部40の切替え制御を行う。更に、この状態で、チューナ部22Bの受信状態が所定の閾値より悪化し、かつ、チューナ部22Aの受信状態がチューナ部22Bの受信状態より良ければチューナ部22Bの出力を選択するように信号選択部40の切替え制御を行う。

0040

上記のチャンネルメモリ42の設定後、ユーザが図示しないリモコンキーを操作して所望のチャンネルの選局を指定すると、リモコンキー番号がチューナ部22A,22B内の図示しない選局制御部に入力され、チューナ部22A,22Bそれぞれの選局制御部はこのリモコンキー番号でチャンネルメモリ42を検索して第1,第2物理チャンネル(局部発振信号の周波数)を得る。

0041

そして、チューナ部22Aは第1物理チャンネルを局部発振器32Aに設定して受信を行い、チューナ部22Bは第2物理チャンネルを局部発振器32Bに設定して受信を行う。比較部43は、前述のように、チューナ部22Aの出力する受信状態(受信レベル)とチューナ部22Bの出力する受信状態(受信レベル)を比較し、比較結果から受信状態が良好な(受信レベルが高い)方のチューナ出力を選択するように、信号選択部40の制御を行うことで、受信状態の良好な方のFFT出力が復調部23で復調され、デコーダ部24でデコードされて出力される。

0042

この実施形態では、テレビ視聴中にチューナ部22A,22Bのうち信号選択部40で選択している一方の受信状態が他方の受信状態より悪化した場合、信号選択部40は受信状態の良好な方に切替えを行うことで、所望のチャンネルの受信状態をリアルタイムに改善することができる。

0043

なお、受信状態として受信レベル以外の例えばMER又はBERを用いる場合には、チューナ部22A,22Bの後段にそれぞれ復調部(23A,23B)を配置して、それぞれの復調部(23A,23B)出力するTS信号を信号選択部40に供給し、比較部43は復調部(23A,23B)から供給されるMER又はBERを比較して信号選択部40の選択制御を行い、信号選択部40で選択したTS信号をデコーダ部24に供給する構成とする。

0044

<第3実施形態>
図7は、ダイバシティ受信機の第3実施形態の構成図を示す。同図中、図5と同一部分には同一符号を付す。図7において、端子21には屋内配線16から多重信号が入力されてチューナ部22A,22Bに供給される。チューナ部22A,22Bはチューナ部22と同一構成である。

0045

チューナ部22A,22Bそれぞれで同調され受信されたチャンネルのFFT出力はダイバシティ合成部50に供給されて合成される。合成されたFFT出力は復調部23においてTS信号に復調され、デコード部24でデコードされて図示しない後続回路に出力される。

0046

図8にダイバシティ合成部50の構成例を示す。同図中、端子51,52にはチューナ部22A,22Bそれぞれの出力する周波数領域の信号が供給され、合成部53及び伝送路推定部54に供給される。

0047

伝送路推定部54は端子51,52からの周波数領域の信号を基に伝送路推定を行う。地上デジタル放送ではOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号を用いている。伝送路推定部54は端子51,52からの周波数領域の信号から、OFDM信号等化用に挿入されているパイロットキャリアを抽出し、抽出したパイロットキャリアを基準パイロット信号(内蔵する基準パイロットキャリア発生部で発生する)で複素除算して、伝搬路で受けた振幅、位相の変動である伝搬路特性を得る。そして、パイロットキャリアの伝搬路特性から、パイロットキャリア間にある各データキャリアの伝搬路特性を内挿補間することで推定して重み付け部55に供給する。

0048

重み付け部55は、端子51,52からの周波数領域の信号それぞれで推定したOFDMキャリア(パイロットキャリア及びデータキャリア)レベルを基に、OFDMキャリアレベルが大なるほど大きな重み付け係数となるように、端子51,52からの周波数領域の信号それぞれに対する合成の重み付け係数をOFDMキャリア毎に算出して合成部53に供給する。

0049

合成部53は、端子51,52からの周波数領域の信号それぞれにOFDMキャリア毎に重み付け係数を乗算したのち加算することでダイバシティ合成を行って、端子56から出力する。

0050

チャンネルスキャン部41は、受信機の電源オフ直後の待機状態時又は予め設定された時刻又は一定時間毎に、多重信号に対する自動チャンネルスキャンを行う。自動チャンネルスキャンは、チャンネルスキャン部41からチューナ部22A,22Bのいずれか一方、例えばチューナ部22Aの局部発振器32Aに対して選局制御信号を供給して実行する。

0051

チャンネルスキャン部41は、局部発振信号の周波数を例えば最低周波数から順次増加させ、放送波を受信した際に、復調部23の出力するTS信号に含まれるTS−IDを、放送チャンネルを特定するための放送局情報として得ると共に、チューナ部22A又は復調部23の出力する受信状態(受信レベル又はMER又はBER)を得る。

0052

そして、放送波を検出したチャンネルの放送局情報(TS−ID)を指定のリモコンキー番号に割当て、検出した物理チャンネル(局部発振信号の周波数)を図9に示すチャンネルメモリ42の第1物理チャンネル又は第2物理チャンネルに書き込んで記憶する。

0053

この場合、同一TS−IDのチャンネルが2回検出されるが、そのときの受信状態をチャンネルメモリ42とは別のメモリ(又はチャンネルメモリ42内の空き領域)に一時的に書き込んで保持する。その際に、受信状態が良好な方の物理チャンネルを第1物理チャンネルに記憶し、他方の物理チャンネルを第2物理チャンネルに記憶するよう記憶内容の入れ替えを行う。

0054

このため、チャンネルメモリ42には受信アンテナ11,12それぞれで受信する第1及び第2物理チャンネルがリモコンキー番号と対応して記憶される。

0055

上記のチャンネルメモリ42の設定後、ユーザが図示しないリモコンキーを操作して所望のチャンネルの選局を指定すると、リモコンキー番号がチューナ部22A,22B内の図示しない選局制御部に入力され、チューナ部22A,22Bそれぞれの選局制御部はこのリモコンキー番号でチャンネルメモリ42を検索して第1,第2物理チャンネル(局部発振信号の周波数)を得る。

0056

そして、チューナ部22Aは第1物理チャンネルを局部発振器32Aに設定して受信を行い、チューナ部22Bは第2物理チャンネルを局部発振器32Bに設定して受信を行う。ダイバシティ合成部50は、チューナ部22A,22Bそれぞれで得られたFFT出力を合成する。合成されたFFT出力は復調部23においてTS信号に復調され、デコード部24でデコードされて図示しない後続回路に出力される。

0057

この実施形態では、チューナ部22A,22BのFFT出力を合成して復調することにより、所望のチャンネルを常時最適な状態で受信することができる。

0058

なお、上記実施形態では、受信アンテナを2本としているが、3本以上の受信アンテナを用いても良い。例えば受信アンテナが3本の場合、第1アンテナで受信したUHF帯の20ch〜27chはそのままの周波数とし、第2アンテナで受信したUHF帯の20ch〜27chを例えばSHB帯のC23ch〜C30chに周波数変換し、第3アンテナで受信したUHF帯の20ch〜27chを例えばSHB帯のC50ch〜C57chに周波数変換する。そして、第2、第3実施形態ではチューナ部をアンテナ本数分だけ設ければよい。

0059

なお、上記実施形態では、多重手段の一例として合成部13,周波数変換部14を用い、受信手段の一例としてチューナ部22,22A,22Bを用い、信号選択手段の一例として信号選択部40を用い、復調手段の一例として復調部23を用い、チャンネルスキャン手段の一例としてチャンネルスキャン部25,41を用い、記憶手段の一例としてチャンネルメモリ26,42を用い、比較手段の一例として比較部43を用い、ダイバシティ合成手段の一例としてダイバシティ合成部50を用いている。

図面の簡単な説明

0060

本発明のダイバシティ受信システムの一実施形態の構成図である。
ダイバシティ受信機の第1実施形態の構成図である。
チューナ部及び復調部の構成例を示す図である。
チャンネルメモリの記憶内容を示す図である。
本発明のダイバシティ受信システムの一実施形態のブロック図である。
チャンネルメモリの記憶内容を示す図である。
ダイバシティ受信機の第3実施形態の構成図である。
ダイバシティ合成部の構成例を示す図である。
チャンネルメモリの記憶内容を示す図である。

符号の説明

0061

11,12受信アンテナ
13 合成部
14周波数変換部
15ケーブル
16屋内配線
17ダイバシティ受信機
22,22A,22Bチューナ部
23復調部
24デコーダ部
25,41チャンネルスキャン部
26,42チャンネルメモリ
31 周波数変換部
32局部発振器
33AD変換部
34FFT部
35デマッピング部
36誤り訂正復号部
40信号選択部
43比較部
50ダイバシティ合成部
53 合成部
54伝送路推定部
55重み付け部

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