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技術 凝集剤

出願人 株式会社テックコーポレーション
発明者 中本義範野村正人
出願日 2008年1月28日 (12年5ヶ月経過) 出願番号 2008-016666
公開日 2009年8月6日 (10年10ヶ月経過) 公開番号 2009-172555
状態 特許登録済
技術分野 凝集又は沈殿
主要キーワード 天然有機酸 汚泥排水 硫酸アンモニウムアルミニウム 片栗粉 環境規制 上澄み水 硫酸ナトリウムアルミニウム 乳酸鉄
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年8月6日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

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課題

この発明は、凝集剤の使用量が市販品よりも少なく、しかも凝集後の沈殿物生ゴミ処理可能な化学物質であることを特徴し、処理後の排水についても環境基準BODならびにCOD)に沿った凝集剤を開発することにある。

解決手段

天然有機酸が1〜3重量パーセント硫酸アンモニウムアルミニウムが40〜55重量パーセント、硫酸ナトリウムアルミニウムが7〜10重量パーセント、平均分子量が900万〜1000万のアクリルアミドポリマーが8〜15重量パーセント、炭酸ナトリウムが20〜25重量パーセント(pH調整値として、6.5〜7.5付近に設定)を含むことを特徴とする凝集剤であり、天然有機酸が、クエン酸乳酸乳酸鉄から選ばれたものである。

概要

背景

従来、工事現場からの排水、食品素材を使用した工場家庭からの生活排水の処理については、環境規制法があるにも係わらず、下水などに放流公共機関での処理に頼っているのが現状である。

特に、工事現場からは土壌汚泥を含む排水、食品素材を使用した生活排水としては、素麺工場等の工場からの排水、家庭からの米のとぎ片栗粉を含む排水等が存在する。

そのため、いろいろな凝集剤が市販されているが、排水の種類によってはその効果が十分に活用されず問題が残っている。例えば、特許文献1のように。
特開2005−118675号公報

概要

この発明は、凝集剤の使用量が市販品よりも少なく、しかも凝集後の沈殿物生ゴミ処理可能な化学物質であることを特徴し、処理後の排水についても環境基準BODならびにCOD)に沿った凝集剤を開発することにある。天然有機酸が1〜3重量パーセント硫酸アンモニウムアルミニウムが40〜55重量パーセント、硫酸ナトリウムアルミニウムが7〜10重量パーセント、平均分子量が900万〜1000万のアクリルアミドポリマーが8〜15重量パーセント、炭酸ナトリウムが20〜25重量パーセント(pH調整値として、6.5〜7.5付近に設定)を含むことを特徴とする凝集剤であり、天然有機酸が、クエン酸乳酸乳酸鉄から選ばれたものである。 なし

目的

そこでこの発明は、凝集剤の使用量が市販品よりも少なく、しかも凝集後の沈殿物が生ゴミ処理可能な化学物質であり、処理後の排水については環境基準に沿った地球環境の保護が企図できる凝集剤を開発することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

天然有機酸が1〜3重量パーセント硫酸アンモニウムアルミニウムが40〜55重量パーセント、硫酸ナトリウムアルミニウムが7〜10重量パーセント、平均分子量が900万〜1000万のアクリルアミドポリマーが8〜15重量パーセント、炭酸ナトリウムが20〜25重量パーセント(pH調整値として、6.5〜7.5付近に設定)を含むことを特徴とする凝集剤

請求項2

天然有機酸が、クエン酸乳酸乳酸鉄から選ばれたものであることを特徴とする請求項1記載の凝集剤。

技術分野

0001

この発明は、工事現場からの排水、食品素材を使用した工場家庭からの生活排水物質を少量で凝集沈殿生起し、処理後の排水についても環境基準BODならびにCOD)に沿った凝集剤に関する。

背景技術

0002

従来、工事現場からの排水、食品素材を使用した工場や家庭からの生活排水の処理については、環境規制法があるにも係わらず、下水などに放流公共機関での処理に頼っているのが現状である。

0003

特に、工事現場からは土壌汚泥を含む排水、食品素材を使用した生活排水としては、素麺工場等の工場からの排水、家庭からの米のとぎ片栗粉を含む排水等が存在する。

0004

そのため、いろいろな凝集剤が市販されているが、排水の種類によってはその効果が十分に活用されず問題が残っている。例えば、特許文献1のように。
特開2005−118675号公報

発明が解決しようとする課題

0005

そこでこの発明は、凝集剤の使用量が市販品よりも少なく、しかも凝集後の沈殿物生ゴミ処理可能な化学物質であり、処理後の排水については環境基準に沿った地球環境の保護が企図できる凝集剤を開発することにある。

課題を解決するための手段

0006

この発明、上記の目的を達成するために、以下の手段を採るものである。
この発明の凝集剤は、天然有機酸が1〜3重量パーセント硫酸アンモニウムアルミニウムが40〜55重量パーセント、硫酸ナトリウムアルミニウムが7〜10重量パーセント、平均分子量が900万〜1000万のアクリルアミドポリマーが8〜15重量パーセント、炭酸ナトリウムが20〜25重量パーセント(pH調整値として、6.5〜7.5付近に設定)を含むことを特徴とするものである。

0007

そして、この発明に使用する天然有機酸は、クエン酸乳酸乳酸鉄から選ばれたものである。

発明の効果

0008

この発明の凝集剤によると、多方面にわたっての排水について使用したところ、凝集剤の使用料が従来品よりも少なく、凝集後の沈殿物が生ゴミ処理可能な化学物質であり、処理後の排水についても環境基準(BODならびにCOD)に沿ったものである等のすぐれた効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0009

以下、この発明の好適な実施の形態について詳細に説明すると、天然有機酸が1〜3重量パーセント、硫酸アンモニウムアルミニウムが40〜55重量パーセント、硫酸ナトリウムアルミニウムが7〜10重量パーセント、平均分子量が900万〜1000万のアクリルアミド・ポリマーが8〜15重量パーセント、炭酸ナトリウムが20〜25重量パーセント(pH調整値として、6.5〜7.5付近に設定)を含むことを特徴とする凝集剤から構成されるものである。

0010

次に、この発明の一実施例(凝集剤A)について詳述すると、
乳酸鉄2.27
硫酸アンモニウムアルミニウム52.27
硫酸ナトリウムアルミニウム9.09
アクリルアミド・ポリマー13.64
炭酸ナトリウム22.73
から構成されるものである。〔単位は、重量パーセント〕

0011

さらに、この発明の他の実施例(凝集剤B)について詳述すると、
クエン酸2.27
硫酸アンモニウムアルミニウム52.27
硫酸ナトリウムアルミニウム9.09
アクリルアミド・ポリマー13.64
炭酸ナトリウム22.73
から構成されるものである。〔単位は、重量パーセント〕

0012

次に、土壌汚泥処理についての結果を説明すると、
擬似の土壌汚泥排水200ミリリットル(以下、ml)に、本発明の凝集剤(A)、本発明の凝集剤(B)、そして、市販品を用いてその効果を比較検討した。
その結果、市販品では、800mgを必要としたが、本発明の凝集剤(A)では200mg、本発明の凝集剤(B)では300mg程度投入して攪拌すれば、凝集沈殿が生起するが、上澄み水溶液透過度は本発明の凝集剤(A)の方が良好な透過結果が得られた。

0013

次に、片栗粉を含む排水処理についての結果を説明すると、
擬似処理剤である本発明の凝集剤(A)の効力試験として、片栗粉10g/lおよび2
0g/lの排水を試作し、それぞれ200mlに対して本発明の凝集剤(A)200mg
および300mgを添加し凝集状態を観察した。
その結果、いづれの条件下においても良好な凝集沈殿が認められた。
そこで、本発明の凝集剤(A)の能力試験として、片栗粉排水10g/lに対する添加
量を求めたところ、最小添加量として40mgであることが分かった。

0014

次に、米のとぎ汁排水処理についての結果を説明すると、
米4合に対して通常のとぎ方を行い、最初は二度目に洗った排水を合わせたものを200ml用いた。
凝集剤としては、本発明の凝集剤(A)と市販品を添加してその効力を比較した。
その結果、本発明の凝集剤(A)では170mgを添加した時点で凝集が始まり、250mgでほぼ凝集が完結することがわかった。
最終的には500mgが必要と思われる。また、フロックの凝集は時間の経過とともに上部に集合することが観察された。
一方、市販品では800mgを添加しても、まったく凝集は生起せず、白色懸濁状態であった。

0015

さらに、うどんの湯汁排水処理についての結果を説明すると、
市販のうどん20個を3lのお湯(90°C以上)の中で解した湯汁を実験に使用した
。湯汁を8倍希釈、4倍希釈および2倍希釈した200mlの溶液に凝集剤として、本発
明の凝集剤(A)を用いて、8倍希釈では135mg、4倍希釈では195mg、2倍希釈では350mgを添加した。生起したフロックはデンプンを凝集していることから、溶液中に浮遊した状態になって凝集する様子が観察された。

0016

そして、この発明の凝集剤(A)と凝集剤(B)を用いて、土壌汚泥、片栗粉、牛乳をそれぞれ溶解した排水および米のとぎ汁などを処理した排水についてのpHを、下記の表1に示す。

0017

0018

この表1からもわかるように、この発明の凝集剤(A)、凝集剤(B)ともに、中性域にあることで、好ましい排水基準クリアしていることがわかる。従って、従来品の凝集剤と比べても遜色がないことが判明した。

0019

次に、市販品の牛乳の排水処理についての結果を説明すると、
牛乳10mlに20倍量〜100倍量の水を加えて希釈したのち、この発明の凝集剤(
A)140mg〜660mgを添加し、凝集状態を観察した。その結果、良好な牛乳排水処理条件としては、30倍量〜70倍量の水を加えて希釈したのち、この発明の凝集剤(A)240mg〜600mgを添加することにより、フロックの凝集が認められた。その中でも、最も良好な処理条件としては、50倍量の水で希釈し、凝集剤(A)240mgを添加した条件であり、フロックの凝集は時間の経過とともに進み、溶液中に浮遊したのち、フロックの成長が進み沈殿となることが観察された。〔表2参照〕

0020

0021

この表2からもわかるように、この発明の凝集剤(A)は、いずれの凝集剤を添加した場合も、中性域にあることで、好ましい排水基準をクリアしていることがわかる。従って、従来品の凝集剤と比べても遜色がないことが判明した。

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