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技術 内視鏡洗浄消毒装置

出願人 オリンパスメディカルシステムズ株式会社
発明者 大西秀人鈴木英理野口利昭小林健一小川晶久河内真一郎川瀬貴彦鈴木信太郎冨田雅彦
出願日 2008年1月17日 (12年10ヶ月経過) 出願番号 2008-008410
公開日 2009年7月30日 (11年3ヶ月経過) 公開番号 2009-165708
状態 拒絶査定
技術分野 内視鏡 内視鏡
主要キーワード トレー位置 装着防止機構 各供給ノズル 収容壁 専用チューブ 流体供給ユニット 検知孔 押し込み部材
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年7月30日)のものです。
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図面 (20)

課題

トレーに収容した内視鏡洗浄槽内に精度良く配設して、自動で洗浄消毒工程を実行する内視鏡洗浄消毒装置を提供する。

解決手段

内視鏡洗浄消毒装置1は、挿入部21の形態、又は操作部22の形態が異なる複数種類の内視鏡20と、複数の内視鏡20のうち、1つの内視鏡と対をなす挿入部21及び操作部22が収容される内視鏡収容部を備え、洗浄消毒装置本体2に設けられた洗浄槽4に配設される複数種類のトレー10と、内視鏡20及びトレー10に設けられ、複数種類の内視鏡20の中から使用された内視鏡と、複数種類のトレー10の中から選択されたトレーとの組み合わせが、所定の組み合わせであるか否かを識別するトレーと内視鏡側識別部とを具備する。

概要

背景

内視鏡は、検査治療の目的で体腔内に挿入される。体腔内に挿入された内視鏡は、挿入部の外表面に体液汚物等が付着するだけでなく、挿入部に設けられている処置具チャンネルを兼ねる吸引管路等の内視鏡管路内にも体液、汚物等が付着する。そのため、使用後の内視鏡においては、外表面、及び内視鏡管路を洗浄消毒する必要がある。

一般に、洗浄消毒装置を用いて内視鏡の洗浄、及び消毒を行う場合、まず、ユーザーは、装置本体の洗浄槽使用済みの内視鏡をセットする。次いで、内視鏡管路内を洗浄、消毒するため、内視鏡に備えられている各管路口金と、洗浄槽に設けられた内視鏡管路内へ液体気体等の流体を供給する各種供給用ノズルとをチューブ等を介して接続する。

次に、ユーザーは、洗浄消毒装置に設けられているトップカバーを閉じ、洗浄消毒装置に備えられている処理開始スイッチをON操作して洗浄工程、消毒工程を開始させる。洗浄工程において、洗浄槽内所定水位洗浄液が供給されると、洗浄が開始される。洗浄工程中、洗浄液は循環され、その水流にて内視鏡の外表面が洗浄される。一方、各供給用ノズルから供給される洗浄液によって各内視鏡管路内が洗浄される。

洗浄工程が終了すると、濯ぎ工程が行われ、その後、消毒工程が行われる。この消毒工程においても、洗浄液の場合と同様に、洗浄槽に、所定の濃度に調整された消毒液が所定水位まで供給されて、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内が消毒される。

その後、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内に、エアまたはアルコールが供給され、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内の乾燥を行って一連の工程を終了する。

例えば、特許文献1には内視鏡の設置位置を自動的に認識・確認し、内視鏡の設置位置が予め設定された設置位置から外れた場合にはその状況を報知することができるとともに、内視鏡各部位に合わせた洗滌を自動的に行うことができる内視鏡洗滌装置と洗滌情報付き内視鏡が示されている。この内視鏡洗滌装置では、前述したようにトップカバーが閉じられた後、内視鏡の設置状態チェックを行う。即ち、制御部によって送受信回路及びアンテナを駆動して、図20に示すように内視鏡100に設けられている複数の例えばRFID101の位置情報を取得すると共に、少なくとも1つのRFIDに登録されている情報の読み取りを行う。図20は内視鏡収容部を備えるトレーにRFIDを設けた内視鏡洗浄消毒装置を説明する模式図である。

RFIDに登録されている情報には、内視鏡の型名、蛇管及びライトガイドケーブルの長さ、先端構成部の正しい設置位置、超音波に対する耐性等、その内視鏡に固有の設置に関する設置情報等が記録されている。

制御部は、内視鏡の設置情報と、各アンテナで取得した位置情報とを比較する。そして、比較した結果を元に、内視鏡の設置位置が誤っていた場合には警告表示を行い、内視鏡の設置位置が正しい範囲内であれば、自動で洗浄工程、消毒工程を実行する。そして、超音波洗滌時には、位置情報を元に超音波発振の出力を調整して、内視鏡の各部位に合わせた洗滌を行うことができる。
特開2002−272684号公報

概要

トレーに収容した内視鏡を洗浄槽内に精度良く配設して、自動で洗浄消毒工程を実行する内視鏡洗浄消毒装置を提供する。内視鏡洗浄消毒装置1は、挿入部21の形態、又は操作部22の形態が異なる複数種類の内視鏡20と、複数の内視鏡20のうち、1つの内視鏡と対をなす挿入部21及び操作部22が収容される内視鏡収容部を備え、洗浄消毒装置本体2に設けられた洗浄槽4に配設される複数種類のトレー10と、内視鏡20及びトレー10に設けられ、複数種類の内視鏡20の中から使用された内視鏡と、複数種類のトレー10の中から選択されたトレーとの組み合わせが、所定の組み合わせであるか否かを識別するトレーと内視鏡側識別部とを具備する。

目的

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、トレーに収容した内視鏡を洗浄槽内に精度良く配設して、自動で洗浄消毒工程を実行する内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的にしている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

内視鏡管路を備える挿入部の形態、又は前記内視鏡管路に連通する口金を備える操作部の形態が異なる複数種類内視鏡のうち、1つの内視鏡と対をなす挿入部及び操作部が収容可能な内視鏡収容部と、洗浄消毒装置本体に設けられた洗浄槽に配設される前記内視鏡収容部を有する複数種類のトレーと、前記内視鏡及び前記トレーに設けられ、前記複数種類の内視鏡の中から使用された内視鏡と、前記複数種類のトレーの中から選択されたトレーとの組み合わせが、所定の組み合わせであるか否かを識別する識別手段と、を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置

請求項2

前記識別手段は、前記内視鏡に設けられた内視鏡側識別部及び前記トレーに設けられたトレー側識別部であって、前記トレーの内視鏡収容部と前記内視鏡とが対の組み合わせであるとき、前記内視鏡側識別部と前記トレー側識別部の色が同色であることを特徴とする請求項1に記載に記載の内視鏡洗浄消毒装置。

請求項3

前記識別手段は、前記内視鏡に設けられた内視鏡側識別部及び前記トレーに設けられたトレー側識別部であって、前記トレーの内視鏡収容部と前記内視鏡とが対の組み合わせであるとき、前記内視鏡側識別部と前記トレー側識別部のシンボルマークが一致することを特徴とする請求項1に記載に記載の内視鏡洗浄消毒装置。

請求項4

前記識別手段は、前記内視鏡の操作部に設けられた係止部と前記トレーの操作部収容部に立設された係入凸部とであって、前記トレーの内視鏡収容部と前記内視鏡とが対の組み合わせであるとき、前記係止部に前記係入凸部が係入することを特徴とする請求項1に記載に記載の内視鏡洗浄消毒装置。

請求項5

内視鏡管路を備える挿入部の形態、又は前記内視鏡管路に連通する口金を備える操作部の形態が異なる複数種類の内視鏡のうち、少なくとも何れかの内視鏡が収容される内視鏡収容部を有する複数種類のトレーが配設される洗浄槽を備える洗浄消毒装置本体と、前記洗浄消毒装置本体に設けられ、前記トレーを前記洗浄槽に配設した際、前記トレーに収容されている前記内視鏡が前記洗浄槽に対して正しく配設されたか否かを判定する内視鏡配設位置判定手段と、を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。

請求項6

前記内視鏡配設位置判定手段は、複数の検出装置であって、前記トレーに当接する少なくとも1つの検出装置と、前記トレーに形成された孔を通して前記内視鏡の操作部及び挿入部の先端側に当接する検出装置と、であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡洗浄消毒装置。

請求項7

前記内視鏡配設位置判定手段は、複数の検出装置であって、前記トレーを介して前記内視鏡に設けられた検出部を検出する検出装置であることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡洗浄消毒装置。

技術分野

0001

本発明は、使用後の内視鏡が収容されたトレー洗浄槽に配設して、内視鏡の表面及び内視鏡管路を自動で洗浄、及び消毒する内視鏡洗浄消毒装置に関する。

背景技術

0002

内視鏡は、検査治療の目的で体腔内に挿入される。体腔内に挿入された内視鏡は、挿入部の外表面に体液汚物等が付着するだけでなく、挿入部に設けられている処置具チャンネルを兼ねる吸引管路等の内視鏡管路内にも体液、汚物等が付着する。そのため、使用後の内視鏡においては、外表面、及び内視鏡管路を洗浄、消毒する必要がある。

0003

一般に、洗浄消毒装置を用いて内視鏡の洗浄、及び消毒を行う場合、まず、ユーザーは、装置本体の洗浄槽に使用済みの内視鏡をセットする。次いで、内視鏡管路内を洗浄、消毒するため、内視鏡に備えられている各管路口金と、洗浄槽に設けられた内視鏡管路内へ液体気体等の流体を供給する各種供給用ノズルとをチューブ等を介して接続する。

0004

次に、ユーザーは、洗浄消毒装置に設けられているトップカバーを閉じ、洗浄消毒装置に備えられている処理開始スイッチをON操作して洗浄工程、消毒工程を開始させる。洗浄工程において、洗浄槽内所定水位洗浄液が供給されると、洗浄が開始される。洗浄工程中、洗浄液は循環され、その水流にて内視鏡の外表面が洗浄される。一方、各供給用ノズルから供給される洗浄液によって各内視鏡管路内が洗浄される。

0005

洗浄工程が終了すると、濯ぎ工程が行われ、その後、消毒工程が行われる。この消毒工程においても、洗浄液の場合と同様に、洗浄槽に、所定の濃度に調整された消毒液が所定水位まで供給されて、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内が消毒される。

0006

その後、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内に、エアまたはアルコールが供給され、内視鏡の外表面及び各内視鏡管路内の乾燥を行って一連の工程を終了する。

0007

例えば、特許文献1には内視鏡の設置位置を自動的に認識・確認し、内視鏡の設置位置が予め設定された設置位置から外れた場合にはその状況を報知することができるとともに、内視鏡各部位に合わせた洗滌を自動的に行うことができる内視鏡洗滌装置と洗滌情報付き内視鏡が示されている。この内視鏡洗滌装置では、前述したようにトップカバーが閉じられた後、内視鏡の設置状態チェックを行う。即ち、制御部によって送受信回路及びアンテナを駆動して、図20に示すように内視鏡100に設けられている複数の例えばRFID101の位置情報を取得すると共に、少なくとも1つのRFIDに登録されている情報の読み取りを行う。図20は内視鏡収容部を備えるトレーにRFIDを設けた内視鏡洗浄消毒装置を説明する模式図である。

0008

RFIDに登録されている情報には、内視鏡の型名、蛇管及びライトガイドケーブルの長さ、先端構成部の正しい設置位置、超音波に対する耐性等、その内視鏡に固有の設置に関する設置情報等が記録されている。

0009

制御部は、内視鏡の設置情報と、各アンテナで取得した位置情報とを比較する。そして、比較した結果を元に、内視鏡の設置位置が誤っていた場合には警告表示を行い、内視鏡の設置位置が正しい範囲内であれば、自動で洗浄工程、消毒工程を実行する。そして、超音波洗滌時には、位置情報を元に超音波発振の出力を調整して、内視鏡の各部位に合わせた洗滌を行うことができる。
特開2002−272684号公報

発明が解決しようとする課題

0010

しかしながら、特許文献1の内視鏡洗浄消毒装置では、ユーザーが内視鏡の管路を洗滌消毒する為に洗浄槽内の内視鏡に図示しない専用チューブを繋がなければならず、このチューブ接続作業がユーザにとって煩雑であった。

0011

このチューブ接続に伴うユーザの煩雑さを解消するため、各内視鏡管路の各口金に、流体供給ユニット各供給ノズルを自動的に装着することができる内視鏡洗浄消毒装置も提案されているが、内視鏡を洗浄槽内に位置精度良く確実に配設することが困難であった。

0012

内視鏡を洗浄槽内に位置精度良く配設するために、内視鏡の操作部及び挿入部の外形形状及び長さ寸法に合わせて形作った凹部を備える専用のトレーに内視鏡を収容して洗浄消毒することが考えられる。しかし、専用のトレーを用いる場合、使用される内視鏡の種類が多数ある医療施設では、トレーの種類も多くなり、トレーと内視鏡との組み合わせを誤ることによって、内視鏡を洗浄槽内に位置精度良く配設することができなくなる。

0013

本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、トレーに収容した内視鏡を洗浄槽内に精度良く配設して、自動で洗浄消毒工程を実行する内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的にしている。

課題を解決するための手段

0014

本発明の内視鏡洗浄消毒装置は、内視鏡管路を備える挿入部の形態、又は前記内視鏡管路に連通する口金を備える操作部の形態が異なる複数種類の内視鏡と、前記複数の内視鏡のうち、1つの内視鏡と対をなす挿入部及び操作部が収容される内視鏡収容部を備え、洗浄消毒装置本体に設けられた洗浄槽に配設される複数種類のトレーと、前記内視鏡及び前記トレーに設けられ、前記複数種類の内視鏡の中から使用された内視鏡と、前記複数種類のトレーの中から選択されたトレーとの組み合わせが、所定の組み合わせであるか否かを識別する識別手段とを具備している。

0015

この構成によれば、使用済みの内視鏡をトレーに収容する際、識別手段によって、トレーと内視鏡との組み合わが正しい場合、内視鏡がトレーに収容されるので、その後、内視鏡収容部に内視鏡を収容したトレーを洗浄槽に配設することによって、内視鏡が洗浄槽の所定位置に配置される。

発明の効果

0016

本発明によれば、トレーに収容した内視鏡を洗浄槽内に精度良く配設して、自動で洗浄消毒工程を実行する内視鏡洗浄消毒装置を実現できる。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図5は本発明の第1実施形態に係り図1内視鏡洗浄消毒システムを説明する図、図2は内視鏡と、その内視鏡と対の内視鏡収容部を備えるトレーとの組み合わせを説明する図、図3図2のトレーと図2とは別の内視鏡との組み合わせを説明する図、図4図2に示した内視鏡をトレーに収容した状態を示す図、図5図3に示した内視鏡がトレーへの収容を阻止された状態を示す図である。

0018

図1に示す内視鏡洗浄消毒装置1は、使用済みの内視鏡20等を洗浄、消毒するための装置であり、洗浄消毒装置本体(以下、装置本体と略記する)2とトップカバー3とを備えて構成されている。装置本体2は、内視鏡20を洗浄するための洗浄槽4を備えている。トップカバー3は、例えば図示しない蝶番を介して装置本体2に開閉自在に設けられている。洗浄槽4の開口は、トップカバー3によって閉塞される構成である。装置本体2の洗浄槽4内には内視鏡20を収容したトレー10が着脱自在に配設される。内視鏡洗浄消毒装置1、トレー10、及び内視鏡20で内視鏡洗浄消毒システムが構成される。

0019

図1に示すように、装置本体2の洗浄槽4内の周壁には、内視鏡20が備える各内視鏡管路内に洗浄液、消毒液、すすぎ水、アルコール等の液体またはエア等の気体(以下、流体と称す)を、自動的に供給する流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32が設けられている。

0020

本実施形態において流体供給ユニット31は、内視鏡20が具備する内視鏡管路のうち、送気管路送水管路、及び前方送水管路基端に設けられた口金(図2等の符号29参照)にそれぞれ接続される複数のノズル33を備えている。一方、流体供給ノズル32は、内視鏡管路のうち、吸引管路を兼ねた処置具挿通管路の基端に設けられた処置具用口金(図2等の符号28参照)に接続される。

0021

なお、本実施形態において、流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32は、図示しないアクチュエータによって進退移動される。流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32は、前進されたとき、所定の位置に配置されているそれぞれの口金28、29に接続される。流体供給ユニット31は、前進されたとき、洗浄槽4の周壁から突出してトレー10内に導入されるように構成されている。

0022

内視鏡洗浄消毒装置1で洗浄される内視鏡20は、細長な挿入部21と、挿入部21の基端側に連設された操作部22とにより主要部が構成されている。操作部22の側部には処置具挿通管路用の処置具用口金28が設けられ、操作部22の例えば基端側端部には送気管路、送水管路、及び前方送水管路用の口金29が設けられている。内視鏡検査中においては、送気管路の口金、送水管路の口金、前方送水管路の口金には内視鏡20に空気等の気体、或いは水等の液体を供給する送気チューブ(不図示)、送水チューブ(不図示)がそれぞれ接続され、処置具挿通管路の処置具用口金28には吸引チューブ(不図示)が接続されるようになっている。

0023

内視鏡20は、口腔から挿入されるタイプ、鼻腔から挿入されるタイプ、或いは肛門から挿入されるタイプなど、タイプ毎に、挿入部21の長さ寸法、外形寸法、又は操作部22の外形形状等、形態が異なっている。即ち、内視鏡20は、挿入部の長さの違い、操作部の形状の違いによって複数種類になる。なお、操作部の外形形状は、術者の手の大きさの違い、或いは内視鏡管路の数量等によって変化する。

0024

例えば、図2に示す内視鏡20Aと図3に示す内視鏡20Bとでは挿入部21Aの径寸法と挿入部21Bの径寸法は例えば同寸法であり、長さ寸法が異なっている。また、操作部22A、22Bの外形形状も同形状である。本実施形態においては、内視鏡20Bの挿入部21Bの長さ寸法が内視鏡20Aの挿入部21Aの長さ寸法よりも長い。

0025

内視鏡20Aには識別手段として操作部22Aの例えば処置具用口金28の近傍に例えば緑色に着色された内視鏡側識別部23Aが設けられている。一方、内視鏡20Bには識別手段として操作部22Bの略同位置に例えば赤色に着色された内視鏡側識別部23B(不図示)が設けられている。

0026

また、本実施形態の内視鏡20A、20Bにおいては、操作部22A、22Bに内視鏡側識別部23A、23Bに加えて、位置決め手段と識別手段とを兼ねる係止部として切り欠き孔24A、24Bが設けられている。図3に示すように破線に示す切り欠き孔24Aと実線に示す切り欠き孔24Bとでは、操作部22Bの異なる位置に形成されている。

0027

つまり、切り欠き孔24A、24Bは、挿入部21A、21Bの長さ寸法の違いよってそれぞれ所定の位置に設けられている。本実施形態においては、係止部を切り欠き孔としているが、係止部は切り欠き孔に限定されるものではなく係止部を貫通孔、或いは穴で構成するようにしてもよい。即ち、挿入部の長さ寸法の違いによって、係止部の形状、又は位置が変化する。

0028

なお、内視鏡20は、挿入部の長さ寸法の違い径寸法の違い、或いは操作部の大きさ、形状によって形態が異なる。そのため、内視鏡20は、種類毎に、操作部にそれぞれ例えば図示しない黒色の識別部、青色の識別部、黄色の識別部等を設けて、内視鏡の識別を行えるようになっている。例えば、黒色の識別部を有する内視鏡は、挿入部の径寸法が内視鏡20A、20Bより太径で長さ寸法がL1、青色の識別部を有する内視鏡は、挿入部の径寸法が黒色の識別を備える内視鏡と同径で長さ寸法がL2、黄色の識別部を有する内視鏡は、挿入部の径寸法が内視鏡20A、20Bと径寸法、長さ寸法は同じで、操作部の外形形状が操作部22Aに比べて小型である。

0029

また、内視鏡側識別部は、緑色、赤色、黒色、青色、黄色…等の色に限定されるものではなく、図形、記号等のシンボルマークであってもよい。さらに、内視鏡20C、20D、20E、…の操作部には、位置決め手段と識別手段とを兼ねる係止部として、切り欠き孔、貫通孔、或いは穴が設けられている。

0030

洗浄槽4に配設されるトレー10は、内視鏡20Aを収容するための内視鏡収容部を備えるトレー10A、内視鏡20Bを収容するための内視鏡収容部を備えるトレー10B(不図示)として構成される。即ち、トレー10Aと内視鏡20Aとは対をなし、トレー10Bと内視鏡20Bとは対をなしている。トレー10A、10Bは識別手段を備え、トレー10Aは緑色に着色され、トレー10Bは赤色に着色されている。即ち、本実施形態においてトレー10Aはトレー側識別部を兼ねている。なお、内視鏡20C、20D、20E、…が収容される内視鏡収容部を備えるトレー10C、10D、10E、…は、黒色、青色、黄色…等の色で着色されている。

0031

トレー10A、10B、…は、洗浄槽4に対して所定の位置に配設される。すなわち、トレー10A、10B、…は、種類の違いにかかわらず、全てのトレーの外形形状は洗浄槽4の周壁に倣って形成されている。加えて、トレー10A、10B、…の底面には、トレー10A、10B、…の配置位置を位置決めする図示しない溝が形成されている。トレー10A、10Bに形成されている溝には、洗浄槽4の図示しない底面に突出して設けられた位置決め突起が係入配置されるようになっている。

0032

トレー10A、10B、…は、同形状の底面11と壁面12a、12b、12cとを備えて構成されている。壁面12a、12b、12cは、底面11から所定寸法、立設している。外形壁面12aは、底面11の外側に設けられた外形壁面であり、壁面12bは挿入部収容部13を構成する挿入部収容壁面であり、壁面12cは操作部収容部14を構成する操作部収容壁面である。

0033

操作部収容部14を構成する外形壁面12aの一部にはトレーの種類に関わらず、同位置に同形状のユニット挿通部15及びノズル挿通部16が形成されている。このことによって、トレー10A、10B、…が洗浄槽4内に所定の状態で配設されたとき、流体供給ユニット31はユニット挿通部15を介してトレー10の操作部収容部14内への移動が可能になり、流体供給ノズル32もノズル挿通部16を介してトレー10の操作部収容部14内への移動が可能になる。

0034

トレー10A、10B、…は、収容される内視鏡20と対の内視鏡収容部を備え、その内視鏡収容部は前記挿入部収容部13と前記操作部収容部14とで構成される。挿入部21A、21B、…は、図1に示すように挿入部収容部13に巻回して収容される。挿入部収容部13は、外形壁面12aと挿入部収容壁面12bとによって略円形に形作られている。円形形状は、トレー10A、10B、…の種類に関わらず同一形状である。操作部収容部14は、外形壁面12aと操作部収容壁面12cとによって構成され、トレー10A、10B、…の種類に関わらず同一形状で形作られている。
なお、符号17はその他収容室であり、内視鏡検査で使用されたリユース部品が収容される。また、挿入部収容部13の略中央には、洗浄液、消毒液、すすぎ水、アルコール等の液体が排出される排液口18が設けられている。これらその他収容室17、排液口18もトレー10A、10B、…の種類に関わらず同位置に同形状で設けられている。

0035

図2図3に示すようにトレー10Aは、挿入部収容部13の底面に複数の挿入部位置決め突起5を設け、操作部収容部14の底面11に複数の操作部位置決め突起6及び1つの係入凸部7Aを設けている。係入凸部7Aの少なくとも一部は、隣り合う操作部位置決め突起6同士を結んだ線分によって形成される操作部外形形状の内側に位置している。

0036

そして、トレー10Aと、図示しないトレー10Bとにおいて、挿入部収容部13の底面11に設けられた挿入部位置決め突起5及び操作部収容部14の底面11に設けられた操作部位置決め突起6は、同位置に同形状で形成されている。

0037

挿入部収容部13の底面に設けられている複数の挿入部位置決め突起5は、挿入部21A、21Bの配置位置を位置決めするためのものであり、挿入部21A、21Bの径寸法(例えばφAとする)を考慮して配設されている。そして、径寸法がφAの挿入部であれば長さ寸法に関わらず、トレー10Aの挿入部収容部13に設けられている複数の挿入部位置決め突起5に沿わせて挿入部21A、21Bを巻回して収容することが可能である。このとき、挿入部21Aと挿入部21Bとでは、挿入部収容部13内において、巻回数と、挿入部先端の配置位置とが異なる。

0038

なお、トレー10Aの操作部収容部14の底面11に設けられている複数の操作部位置決め突起6は、操作部22A、22Bの外形形状及び配置位置を考量して配設されている。したがって、万一、トレー10Aに、係入凸部7Aが設けられていない場合、内視鏡20A、20Bの操作部22A、22Bはトレー10Aの操作部収容部14に収容可能である。

0039

操作部収容部14の底面に設けられる係入凸部(以下、凸部と略記する)7は、トレー10Aと図示しないトレー10Bとで、それぞれ異なる位置に設けられる。これは、トレー10Aに設けられている係入凸部7Aが操作部22Aに設けられている切り欠き孔24Aの位置を考慮して形成されているためである。そして、操作部22Aの切り欠き孔24Aに係入凸部7Aを係入させることによって、操作部22Aがトレー10Aの操作部位置決め突起6内に位置決めされた状態で収容される。

0040

一方、トレー10Bに設けられている凸部7B((不図示)は、操作部22Bに設けられた切り欠き孔24Bの位置を考慮して形成されている。操作部22Bの切り欠き孔24Bに凸部7Bを係入させることによって、操作部22Bがトレー10Bの操作部位置決め突起6内に位置決めされて収容されるようになっている。

0041

なお、係入凸部7A、7B、…の先端側は、挿入性を考慮してテーパー形状に形成されている。

0042

例えば、使用済みの内視鏡20Aを何れかのトレーに収容する場合、例えば図2に示すように内視鏡20Aの備える緑色に着色された内視鏡側識別部23Aと同色のトレー10Aを選択した場合、内視鏡20Aの挿入部21Aは、トレー10Aの挿入部位置決め突起5によって位置決めされて挿入部収容部13に所定の巻回状態で収容される。一方、内視鏡20Aの操作部22Aは、図4に示すように係入凸部7Aを操作部22Aの切り欠き孔24Aに係入させた状態で、操作部収容部14に設けられた操作部位置決め突起6内に配置される。このことによって、内視鏡20Aは、所定の状態でトレー内に収容される。ここで、所定の巻回状態とは、予め設定した位置に挿入部21Aの先端が位置することである。

0043

これに対して、赤色に着色された内視鏡側識別部23Bを備える使用済みの内視鏡20Bを何れかのトレーに収容する場合に、例えば図3に示すように誤って緑色に着色された前記トレー10Aを選択した場合、挿入部21Bは挿入部収容部13内に収容されるが、図5に示すように操作部22Bの操作部収容部14への収容は阻止される。これは、操作部収容部14に設けられた操作部位置決め突起6内に操作部22Bは配置させようとした場合、操作部収容部14に設けられた係入凸部7Aが操作部22Bに当接するため、或いは、係入凸部7Aを操作部22Bの切り欠き孔24Bに係入させた状態で、操作部22Bを前記操作部位置決め突起6内に配置させようとしたとき、操作部22Bが操作部収容部14を構成する外形壁面12a、操作部収容壁面12cに当接するためである。

0044

なお、径寸法がφAより小径な挿入部を有する図示しない内視鏡を前記トレー10Aに収容しようとした場合には、上述の内視鏡20Bをトレー10Aに収容しようとした場合と略同様に、径寸法がφAより細径な挿入部の挿入部収容部13内への収容は可能であるが、図示しない操作部を操作部収容部14に収容することが係止部と係入凸部との位置関係によって阻止される。これに対して、径寸法がφAより大径な挿入部を有する図示しない内視鏡を前記トレー10Aに収容しようとした場合には、挿入部位置決め突起5によって大径な挿入部が浮き上がった状態になって挿入部の挿入部収容部13内への収容が困難になると共に、上述と同様に係止部と係入凸部との位置関係によって操作部の操作部収容部14への収容が阻止される。

0045

このように、内視鏡と、内視鏡が収容される内視鏡収容部を備えるトレーとを対に構成し、内視鏡の例えば操作部に設けられる内視鏡側識別部の色と、洗浄槽に配設されるトレーの色とを同色にすることによって、洗浄する内視鏡と、洗浄する内視鏡を収容するトレーとの組み合わせを誤ることを防止することができる。

0046

また、内視鏡と、内視鏡が収容される内視鏡収容部を備えるトレーとを対に構成し、内視鏡の例えば操作部に係止部を設け、洗浄槽に配設されるトレーの操作部収容部に設けられてた操作部位置決め突起が形成する操作部外形保持部の内側に係入凸部を設けることによって、洗浄する内視鏡の操作部を、内視鏡を収容するトレーが備える内視鏡収容部内に一義的に収容することができる。

0047

これら内視鏡及びトレーに、係止部及び係入凸部を設けると共に、色による識別部を設けることによって、使用後の内視鏡を所定のトレーの内視鏡収容部に素早く、且つ確実に収容することができる。

0048

そして、内視鏡収容部に内視鏡を収容した状態のトレーを洗浄槽に配設することによって、内視鏡の操作部に設けられている処置具用口金及び複数の管路用口金を、洗浄槽に設けられている流体供給ノズル及び流体供給ユニットの各ノズルに対して所定の状態に対峙させることができる。このことによって、各ノズルを口金に装着する装着作業を自動で行った後、洗浄消毒工程を自動で実行することが可能な内視鏡洗浄消毒装置を実現することができる。

0049

さらに、本実施形態においては、トレーを構成する挿入部収容部及び操作部収容部に設ける突起は、操作部の外形が同形状で且つ挿入部の径寸法が同径で挿入部の長さ寸法だけが異なる内視鏡において、同形状で同位置に設けられている。そして、トレーに設けられる係入凸部の位置及び形状を、挿入部の長さ寸法の違いによって変化される、操作部に設けられた係止部の位置又は形状に合わせて変化させている。このことによって、挿入部の径寸法が同径で長さ寸法が異なる挿入部を備える内視鏡を収容する内視鏡収容部を対で備えるトレーを、1つの金型で、係入凸部を形成する部品だけを交換して、安価に成形することができる。

0050

図6乃至図9は本発明の第2実施形態に係り、図6は操作部及び径寸法が同径で長さ寸法が異なる挿入部を備える複数種類の内視鏡と、内視鏡が収容されるトレーとを示す図、図7検知用貫通孔を備えるトレーの構成を説明する図、図8は内視鏡収容部に内視鏡が収容されたトレーを洗浄槽に配設した状態を示す図、図9は装置本体の有する洗浄槽の底部に設けたセンサと洗浄槽に配設されたトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図である。

0051

図6に示すように本実施形態のトレー10ABには、径寸法が同径(例えばφA)で長さ寸法が異なる挿入部を備える例えば3種類の内視鏡20A1、20B1、20C1が収容される。このため、トレー10ABは、緑色に着色され、内視鏡20A1、20B1、20C1には緑色に着色された内視鏡側識別部23Aが設けられている。

0052

内視鏡20A1は、前記図2に示した内視鏡20Aと同様の内視鏡である。内視鏡20B1は、前記図3に示した内視鏡20Bの操作部22Bの代わりに内視鏡20A1と同様の操作部22Aを備える内視鏡である。さらに、内視鏡20C1は、内視鏡20B1の挿入部21Bより長い挿入部21Cを有し、内視鏡20A1と同様の操作部22Aを備える内視鏡である。即ち、本実施形態の3種類の内視鏡20A1、20B1、20C1は、操作部22Aを備え、それぞれ長さ寸法が異なる挿入部21A、21B、21Cを備えている。

0053

本実施形態のトレー10ABは、図6図7に示すように挿入部収容部13Aと操作部収容部14Aとを備えている。操作部収容部14Aには、操作部検知用貫通孔(以下、操作部検知孔と記載する)8aが設けられている。挿入部収容部13Aには挿入部先端位置検知用貫通孔8b、8c、8dが設けられている。

0054

第1挿入部先端位置検知用貫通孔(以下、第1挿入部検知孔と略記する)8bは、内視鏡20A1の挿入部21Aが挿入部収容部13Aに所定の巻回状態で収容されたときに、挿入部21Aの先端部が配置される位置近傍に形成されている。第2挿入部先端位置検知用貫通孔(以下、第2挿入部検知孔と略記する)8cは、内視鏡20B1の挿入部21Bが挿入部収容部13Aに所定の巻回状態で収容されたときに、挿入部21Bの先端部が配置される位置近傍に形成されている。第3挿入部先端位置検知用貫通孔(以下、第3挿入部検知孔と略記する)8dは、内視鏡20C1の挿入部21Cが挿入部収容部13Aに所定の巻回状態で収容されたときに、挿入部21Cの先端部が配置される位置近傍に形成されている。その他のトレー10ABの構成は前記第1実施形態のトレー10と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。

0055

ここで、内視鏡20A1、20B1、20C1をトレー10ABに収容したときの状態を説明する。
トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20A1を所定の状態で収容すると、図8に示すように操作部収容部14Aに内視鏡20A1の操作部22Aが収容される。この収容状態において、操作部検知孔8aは、操作部22Aによって塞がれる。一方、挿入部収容部13Aには、挿入部21Aが所定の巻回状態で収容される。この収容状態において、第1挿入部検知孔8bは、挿入部21Aの先端側部分によって塞がれるが、第2挿入部検知孔8c及び第3挿入部検知孔8dは開放状態である。

0056

トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20B1を所定の状態で収容すると、操作部収容部14Aには内視鏡20B1の操作部22Aが収容される。すると、操作部検知孔8aが操作部22Aによって塞がれる。一方、挿入部収容部13Aには、挿入部21Bが所定の巻回状態で収容される。この収容状態においては、第1挿入部検知孔8bが挿入部21Bの中途部によって塞がれ、第2挿入部検知孔8cは挿入部21Bの先端側部分によって塞がれる。しかし、第3挿入部検知孔8bは開放状態である。

0057

トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20C1を所定の状態で収容すると、操作部収容部14Aには内視鏡20C1の操作部22Aが収容される。すると、操作部検知孔8aが操作部22Aによって塞がれる。一方、挿入部収容部13Aには、挿入部21Cが所定の巻回状態で収容される。この収容状態において、第1挿入部検知孔8b及び第2挿入部検知孔8cが挿入部21Cの中途部によって塞がれ、第3挿入部検知孔8dは挿入部21Cの先端側部分によって塞がれる。

0058

図9を参照して装置本体に設けられるセンサについて説明する。
図9に示すように本実施形態の装置本体2Aに備えられている洗浄槽4の底部4aには、例えば複数の超音波振動子4b、4cと、内視鏡配設位置判定手段である例えば複数の光センサ9a〜9e(一部不図示)とが設けられている。本実施形態の光センサ9a〜9eは、センサから出射された光線が、目的部位反射して再びセンサに戻ってくるか否かを検出するセンサである。

0059

操作部位置検知用センサ9aは、洗浄槽4に所定の状態で配設されているトレー10ABの操作部検知孔8aに対向する位置に設けられている。したがって、トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20A1、20B1、20C1の何れか1つが収容されていると、操作部位置検知用センサ9aから出射される検知光は、トレー10ABの操作部検知孔8aに向かう。検知光は、操作部検知孔8aが操作部22Aで塞がれている場合、操作部22Aによって反射され、その反射光を操作部位置検知用センサ9aが検知する。反射光を検知した操作部位置検知用センサ9aは、図示しない制御部に検知信号を出力する。

0060

第1挿入部検知光センサ9bは、洗浄槽4に所定の状態で配設されているトレー10ABの第1挿入部検知孔8bに対向する位置に設けられている。第2挿入部検知光センサ9cは、洗浄槽4に所定の状態で配設されているトレー10ABの第2挿入部検知孔8cに対向する位置に設けられている。第3挿入部検知光センサ9dは、洗浄槽4に所定の状態で配設されているトレー10ABの第3挿入部検知孔8dに対向する位置に設けられている。トレー位置検知センサ9eは、洗浄槽4に所定の状態で配設されているトレー10ABの例えば前記その他収容室17の底面に設けられた反射面(図9の符号10c参照)に対向するように設けられている。

0061

第1挿入部検知光センサ9bから出射される検知光は、トレー10ABの第1挿入部検知孔8bに向かい、第1挿入部検知孔8bが挿入部21A、21B、21Cによって塞がれているとき、挿入部21A、21B、21Cによって反射される。操作部位置検知用センサ9aは、反射光を検知すると、図示しない制御部に検知信号を出力する。

0062

同様に、第2挿入部検知光センサ9cは、検出光をトレー10ABの第2挿入部検知孔8cに向けて出射し、第2挿入部検知孔8cが挿入部21B、21Cによって塞がれているとき、挿入部21B、21Cで反射された反射光を検知して、図示しない制御部に検知信号を出力する。また、第3挿入部検知光センサ9dは、検出光をトレー10ABの第3挿入部検知孔8dに向けて出射し、第3挿入部検知孔8dが挿入部21Cによって塞がれているとき、挿入部21Cで反射された反射光を検知して、図示しない制御部に検知信号を出力する。

0063

トレー位置検知センサ9eは、検出光をトレー10ABのその他収容室17の底面の反射面10cに向けて出射し、その他収容室17の底面がトレー位置検知センサ9eに対向して配置されているとき、即ち、トレー10ABが所定の状態で配設されているとき、その他収容室17の反射面10cで反射された反射光を検知して、図示しない制御部に検知信号を出力する。

0064

上述のように構成した内視鏡洗浄消毒システムの作用を説明する。
トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20A1を収容して内視鏡20A1の洗浄消毒を行う場合について説明する。

0065

まず、ユーザーは、操作部収容部14Aに内視鏡20A1の操作部22Aを収容し、挿入部収容部13Aに内視鏡20A1の挿入部21Aを収容する。
次に、ユーザーは、内視鏡20A1が内視鏡収容部に収容されたトレー10ABを洗浄槽4に配設する。その後、ユーザーは、トップカバー3を閉じ、図示しない処理開始スイッチをON操作する。

0066

すると、制御部は、光センサ9a〜9eから検出光を出射させる。このとき、トレー10ABが洗浄槽4に所定の状態で配設され、且つ内視鏡20A1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されているとき、図9に示すように光センサ9a、9b、9eが反射光を検知して、制御部に検知信号を出力する。それら検知信号を受けた制御部は、流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32を前進される制御を行い、流体供給ユニット31に設けられているノズルが口金29に接続され、且つ流体供給ノズル32が処置具用口金28に接続されたことを確認したなら洗浄工程、消毒工程を開始させる。

0067

一方、光センサ9a、9b、9eの何れかから制御部に検知信号が出力されなかった場合、又はセンサ9c、9dのどちらかから制御部に検知信号が出力された場合、制御部は、図示しない装置本体2Aに設けられているブザーを鳴らして、ユーザーに内視鏡20A1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されていない旨を告知する。

0068

なお、トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20B1を収容して内視鏡20B1の洗浄消毒を行う場合、ユーザーは、操作部収容部14Aに操作部22Aを収容し、挿入部収容部13Aに挿入部21Bを収容し、そのトレー10ABを洗浄槽4に配設して処理開始スイッチをON操作する。

0069

このとき、トレー10ABが洗浄槽4に所定の状態で配設され、且つ内視鏡20B1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されていた場合、光センサ9a、9b、9c、9eから制御部に検知信号が出力され、その検知信号を受けた制御部は、流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32を前進される制御を行い、ノズルと口金28、29との接続を確認した後、洗浄、消毒工程を開始させる。一方、光センサ9a、9b、9c、9eの何れかから制御部に検知信号が出力されなかった場合、又はセンサ9dから制御部に検知信号が出力された場合、制御部は、ブザーを鳴らして、ユーザーに内視鏡20B1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されていない旨を告知する。

0070

また、トレー10ABの内視鏡収容部に内視鏡20C1を収容して内視鏡20C1の洗浄消毒を行う場合、ユーザーは、操作部収容部14Aに操作部22Aを収容し、挿入部収容部13Aに挿入部21Cを収容し、そのトレー10ABを洗浄槽4に配設して処理開始スイッチをON操作する。

0071

このとき、トレー10ABが洗浄槽4に所定の状態で配設され、且つ内視鏡20C1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されていた場合、光センサ9a、9b、9c、9d、9eから制御部に検知信号が出力され、その検知信号を受けた制御部は、流体供給ユニット31及び流体供給ノズル32を前進される制御を行い、ノズルと口金28、29との接続を確認した後、洗浄、消毒工程を開始させる。一方、光センサ9a、9b、9c、9d、9eの何れかから制御部に検知信号が出力されなかった場合、制御部は、ブザーを鳴らして、ユーザーに内視鏡20C1が内視鏡収容部に所定の状態で収容されていない旨を告知する。

0072

このように、挿入部装置本体に内視鏡配設位置判定手段として、内視鏡の操作部が操作部収容部に配設されているか否かを検知する操作部位置検知用センサと、内視鏡の挿入部の少なくとも先端部が挿入部収容部の所定位置に収容されているか否かを確認する少なくとも1つの挿入部検知光センサと、トレーが洗浄槽内に所定の状態で配設されたか否かを検知するトレー位置検知センサとを設ける。このことによって、操作部収容部に操作部を収容し、且つ挿入部収容部に挿入部を収容したトレーを洗浄槽に配設した後、それら複数のセンサから検出光を出射させて、内視鏡収容部に収容されている内視鏡が洗浄槽の所定の位置に配設されているか否かを判定することができる。

0073

また、挿入部検知光センサを洗浄消毒する内視鏡の挿入部の長さに対応させて、複数配設することによって、1つのトレーの挿入部収容部に収容された長さの異なる挿入部の収容状態の確認を行うことができる。このことによって、1つのトレーに複数の内視鏡を収容して洗浄消毒を行えるので、トレーの種類が減らせる。

0074

なお、挿入部検知光センサの数は、3つ以上であっても、3つ以下であってもよい。
また、上述した実施形態においては、洗浄槽4の底部4aに、内視鏡配設位置判定手段として複数の光センサを配設するとしている。しかし、内視鏡配設位置判定手段は複数の光センサに限定されるものではなく、例えば、図10に示すように接触することによって、操作部22A、或いは挿入部21A、21B、21C、或いはトレー10ABの有無を検知する複数の検出ピン41a〜41eであっても同様の作用及び効果を得ることができる。この構成の場合、トレー10ABには検知孔8a〜8dの代わりに検出ピン41a〜41dが通過する挿通孔8a1〜8d1が形成される。図10は装置本体の有する洗浄槽の底部に設けた検出ピンとトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図である。

0075

さらに、洗浄槽4の底部4aに、内視鏡配設位置判定手段として上述した光センサ9a〜9e、検出ピン41a〜41eを設ける代わりに、図11に示す磁気センサ42a〜42eを設けるようにしても同様の作用及び効果を得ることができる。この構成においては、内視鏡20A1、20B1、20C1の操作部22A、挿入部21A、21B、21Cの少なくとも先端部及び中途の所定部に磁石43a〜43eを設ける。また、磁気センサ42a〜42eは、磁石43a〜43eの磁力をトレー越しに検知することが可能であるので、本実施形態においてはトレー10ABの孔8a〜8e及び孔8a1〜8e1が不要になる。なお、内視鏡20A1、20B1、20C1の操作部22A、挿入部21A、21B、21Cの少なくとも先端部、及びトレー10ABの所定部に磁石の代わりにコイルを設けるようにしてもよい。図11は装置本体の有する洗浄槽の底部に設けた磁気センサとトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図である。

0076

さらにまた、上述した光センサ9a〜9e、検出ピン41a〜41e、或いは磁気センサ42a〜42eを洗浄槽4の底部4aに設ける代わりに、トップカバー3の洗浄槽側面に設けるようにしても同様の作用及び効果を得ることができる。

0077

また、図12に示すように前記第1実施形態の例えばトレー10AにRFID44を設け、洗浄槽4の底部4aにRFIDリーダー45を配設する。図12は内視鏡と対の内視鏡収容部を備えるトレーにRFIDを設けた内視鏡洗浄消毒装置を説明する模式図である。

0078

このことによって、内視鏡と対の内視鏡収容部に内視鏡20Aを収容したトレー10Aが洗浄槽4に配設されたとき、トレー10A内に収容されている内視鏡20Aが洗浄槽4に対して所定の位置に配設されているか否かを判定することができる。

0079

ところで、内視鏡洗浄消毒装置で内視鏡の洗浄消毒を行う際、処置具挿通管路を洗浄する洗浄ブラシを内蔵した洗浄ブラシユニットが装置本体に備えられたブラシユニット収容部に配設される。

0080

洗浄ブラシユニットには、細長なブラシ挿入部の先端側にブラシ部を備えた洗浄ブラシが巻回状態で収納されている。洗浄ブラシユニットに収納されている洗浄ブラシのブラシ挿入部の長さは、一般に、最も長い挿入部を有する内視鏡の洗浄消毒を行えるように設定されている。そのため、前記洗浄ブラシユニットで、最も短い挿入部を有する内視鏡の洗浄消毒を行った場合、ブラシ挿入部の一部を使用しただけで、残りの部分が未使用状態のまま廃棄される。この無駄を無くすため、近年、内視鏡を内視鏡洗浄消毒装置で洗浄消毒する場合、挿入部の長さ寸法に対のブラシ挿入部を巻回収納した洗浄ブラシユニットが使用される。

0081

しかしながら、洗浄する内視鏡と対のブラシ挿入部を収納した洗浄ブラシユニットとを用意したつもりでも、何らかの手違いによって、内視鏡と洗浄ブラシユニットとの組み合わせが不適切になるおそれがある。洗浄ブラシユニットのブラシ挿入部の長さが、洗浄する内視鏡の挿入部の長さより長い場合、上述と同様に未使用状態のまま廃棄される不具合が生じる。これに対して、洗浄ブラシユニットのブラシ挿入部の長さが、洗浄する内視鏡の挿入部の長さより短い、或いは同寸法であった場合、内視鏡管路内に洗い残し部分が発生するおそれがある。そのため、内視鏡洗浄消毒装置において、ブラシ挿入部の長さがそれぞれの内視鏡の挿入部の長さ寸法に対応させた洗浄ブラシユニットを使用する場合、洗浄ブラシユニットの誤装着を確実に防止する機構が望まれている。

0082

図13及び図14は洗浄ブラシユニットの装置本体への誤装着を防止する内視鏡洗浄消毒装置に係り、図13は誤装着防止機構及び洗浄槽にトレーを配設したときの誤装着機構の作用を説明する図、図14は洗浄槽に別のトレーを配設したときの誤装着機構の作用を説明する図である。

0083

図13に示すように本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置1の装置本体2の所定位置には誤装着防止機構50を構成する例えば一対のプッシュロッド51、52が設けられている。プッシュロッド51、52は図示しない付勢手段であるコイルスプリングによって流体供給ノズル32を介して洗浄槽4内に所定量、突出するように構成されている。洗浄槽4内に所定量、突出しているとき、プッシュロッド51、52の逆側端部は、ブラシユニット収容部53内に所定量突出している。

0084

本実施形態のトレー10Aは、ノズル挿通部16近傍に誤装着防止機構50を構成するロッド当接部19を備えている。ロッド当接部19は、図に示すようにプッシュロッド51に対して逃げ部19aを備えたタイプ、或いは、プッシュロッド51、52に対して逃げ部を備えたタイプ、或いは、逃げ部を1つも備えていないタイプの例えば3種類を備えている。本実施形態において、ロッド当接部19の端面はプッシュ部である。

0085

例えば、ロッド当接部19に逃げ部19aを備えるトレー10Aが洗浄槽4に配設されると、ロッド当接部19の端面によって第2プッシュロッド52が図示しないスプリング付勢力に抗してブラシユニット収容部53側に移動される。すると、第2プッシュロッド52のブラシユニット収容部端面53aからの突出量が第1プッシュロッド51の突出量よりも大きくなる。

0086

このため、第2プッシュロッド52が突出された状態において、ブラシユニット収容部53内には、第2プッシュロッド52端部を収容する図示しない凹部を備えた洗浄ブラシユニットが配設可能になる。言い換えれば、第2プッシュロッド52端部を収容する凹部を備えていない洗浄ブラシユニットを、ブラシユニット収容部53に収容することは阻止される。

0087

これに対して、例えばプッシュロッドに逃げ部を設けていない図示しないトレーを洗浄槽4に配設した場合、ロッド当接部19の端面によってプッシュロッド51、52が移動されて、図14に示すようにプッシュロッド51、52のブラシユニット収容部端面53aからの突出量が元の突出量よりも大きくなる。このことによって、ブラシユニット収容部53内には、プッシュロッド51、52の端部を収容する図示しない凹部をそれぞれ備えた洗浄ブラシユニットの配設が可能になる。

0088

このように、装置本体に誤装着防止機構として、洗浄槽とブラシユニット収容部に所定量ずつ突出するプッシュロッドを一対設ける一方、洗浄槽に配設されるトレーの所定位置にロッド当接部を設ける。このことによって、ロッド当接部を備えるトレーを洗浄槽に収容したとき、ロッド当接部の作用によって、ブラシユニット収容部内にロッド当接部に対応するプッシュロッドが所定状態に配設される。このことによって、内視鏡の挿入部の長さ寸法に対応するブラシ挿入部を収納した洗浄ブラシユニットを確実に配設することができる。

0089

なお、上述した実施形態において、凹部が形成されていない洗浄ブラシユニット内には最も短いブラシ挿入部が収納され、凹部が2つ形成された洗浄ブラシユニット内には最も長いブラシ挿入部が収納されている。このことによって、万一、内視鏡と対で対応する洗浄ブラシユニットが在庫切れであった場合でも、それより長いブラシ挿入部を有する洗浄ブラシユニットをブラシ収容部に収容させて洗浄作業を行える。

0090

また、上述した実施形態においては、トレーを配設した後、洗浄ブラシユニットを配設する構成である。しかし、プッシュロッド51、52を図示しない付勢手段であるコイルスプリングによって図15に示すようにブラシユニット収容部53側に所定量、突出させる構成にし、図16に示すように洗浄ブラシユニット54にプッシュロッド51、又は52の一方、又は両方を押し込む押し込み部材55を設ける。図15は誤装着防止機構の他の構成を説明する図、図16はプッシュロッドを移動させる押し込み部材を備える洗浄ブラシユニットを説明する図である。

0091

この構成によれば、洗浄ブラシユニット54を予め配設したとき、この洗浄ブラシユニット54が備える押し込み部材55によってプッシュロッド51、52の何れかが、洗浄槽側に押し出された状態になる。このことによって、図示しない逃げ部を備える所定のトレーだけが洗浄槽内に配設可能になる。

0092

ところで、従来の内視鏡保管庫は、単に内視鏡を収納する機能を備えているだけであった。このような内視鏡保管庫では、保管庫内に収容されている内視鏡が、いつ、誰が、どのように洗浄消毒したかを確認することができなかった。そのため、洗浄消毒後の内視鏡が内視鏡保管庫内に長時間放置されてしまうおそれがあった。

0093

このような不具合を防止するため、ユーザーによって、容易に、内視鏡保管庫内に収納されている内視鏡の洗浄消毒履歴を確認することができる内視鏡保管システムが望まれている。

0094

図17及び図18は内視鏡保管システムに係り、図17は内視鏡と、内視鏡を収容するトレーとを説明する図、図18は内視鏡保管庫を説明する図である。

0095

本実施形態の内視鏡保管システムは、図17に示すように内視鏡70と、内視鏡70を収容するトレー80と、トレー80に収容された内視鏡70をトレー毎保管する図18に示す内視鏡保管庫90とで構成されている。
内視鏡70は、例えば操作部71に洗浄日時、洗浄担当者洗浄方法等を記録することが可能な図示しないRFIDを備えている。トレー80は、内視鏡収容部81を備えている。トレー80の備える内視鏡収容部81は、内視鏡70の操作部71を所定位置に配設する操作部収容部82を有している。

0096

内視鏡保管庫90は、トレー80を収納する複数のトレー収納部91を状に備えている。トレー収納部91にはトレー設置部92が備えられており、トレー80を所定状態に配設することができるようになっている。また、トレー収納部91の正面側である保管庫開口側には表示部93、RFIDリーダー部94が設けられている。

0097

内視鏡保管庫90は、開口側に例えば透明部材で形成された図示しない扉を備えている。符号95は操作パネルであり、符号96は保管庫側表示部である。

0098

内視鏡70は、トレー80の内視鏡収容部81に収容された状態で、図示しない内視鏡洗浄消毒装置で洗浄消毒される。

0099

ユーザーが内視鏡70を内視鏡洗浄消毒装置で洗浄消毒を行うことによって、内視鏡洗浄消毒装置側から内視鏡70に備えられているRFIDに洗浄日時、洗浄担当者、洗浄方法等が記録される。

0100

洗浄終了後、ユーザーが、トレー80に収容されている内視鏡70をトレー毎、内視鏡保管庫90に備えられているトレー収納部91のトレー設置部92に配置させる。このとき、トレー収納部91に備えられているRFIDリーダー部94の近傍に内視鏡70の操作部71が配設される。このことによって、RFIDリーダー部94によって、内視鏡70に備えられているRFIDに記録されている洗浄日時、洗浄担当者、洗浄方法等が自動的に読み出される。

0101

そして、RFIDリーダー部94によって読み出された情報は、トレー収納部91に備えられている表示部93の画面上に表示される。表示部93の画面上には、ユーザーが操作パネル95を操作して選択した例えば内視鏡型名と洗浄後経過時間とが表示される。

0102

一方、保管庫表示部96の画面上にはユーザーが操作パネル95を操作して選択した各トレー収納部91に収納されている内視鏡の型名、洗浄消毒終了時間、が表示される。そして、保管庫表示部96の画面においては、洗浄消毒終了時間から予め設定されている時間が経過した内視鏡が保管されていた場合、表示色を緑色から赤色に変化させ、或いは表示を点滅状態切り替えて、ユーザーにその旨を告知するようになっている。

0103

このように、内視鏡保管庫側に内視鏡に内蔵されたRFIDに記録されている内視鏡洗浄消毒に関する情報を自動的に読み出すRFIDリーダー及び読み出した情報を表示する表示部を設けたことによって、内視鏡保管庫に収容されている内視鏡がいつ処理されたか等を容易に確認することができ、効率的な洗浄消毒作業を行える。

0104

また、保管庫表示部に保管されている内視鏡の型名、洗浄消毒終了時間、洗浄消毒終了時間から予め設定されている時間が経過したことが表示されることによって、内視鏡の保管管理及び内視鏡検査計画を効率的に行うことができる。

0105

さらに、ユーザーが内視鏡に登録されている情報を選択的に表示させることによって、洗浄済みの内視鏡の識別管理も容易に行うことができる。

0106

なお、上述した実施形態においては、RFIDリーダー部94をトレー収納部91にそれぞれ設けるとしているが、図19に示すように保管庫の開口側にRFIDアンテナ97を設けるようにしてもよい。図19は内視鏡保管庫の他の構成を説明する図である。

0107

このことによって、内視鏡が内視鏡保管庫内に移動されると同時に内視鏡の備えるRFIDに記録されている情報を自動的に読み取らせることができる。

0108

尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。

図面の簡単な説明

0109

図1乃至図5は本発明の第1実施形態に係り、図1は内視鏡洗浄消毒システムを説明する図
内視鏡と、その内視鏡と対の内視鏡収容部を備えるトレーとの組み合わせを説明する図
図2のトレーと図2とは別の内視鏡との組み合わせを説明する図
図2に示した内視鏡をトレーに収容した状態を示す図
図3に示した内視鏡がトレーへの収容を阻止された状態を示す図
図6乃至図9は本発明の第2実施形態に係り、図6は操作部及び径寸法が同径で長さ寸法が異なる挿入部を備える複数種類の内視鏡と、内視鏡が収容されるトレーとを示す図
検知用貫通孔を備えるトレーの構成を説明する図
内視鏡収容部に内視鏡が収容されたトレーを洗浄槽に配設した状態を示す図
装置本体の有する洗浄槽の底部に設けたセンサと洗浄槽に配設されたトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図
装置本体の有する洗浄槽の底部に設けた検出ピンとトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図
装置本体の有する洗浄槽の底部に設けた磁気センサとトレーに収容された内視鏡との関係を説明する模式図
内視鏡と対の内視鏡収容部を備えるトレーにRFIDを設けた内視鏡洗浄消毒装置を説明する模式図
図13及び図14は洗浄ブラシユニットの装置本体への誤装着を防止する内視鏡洗浄消毒装置に係り、図13は誤装着防止機構及び洗浄槽にトレーを配設したときの誤装着機構の作用を説明する図
洗浄槽に別のトレーを配設したときの誤装着機構の作用を説明する図
誤装着防止機構の他の構成を説明する図
プッシュロッドを移動させる押し込み部材を備える洗浄ブラシユニットを説明する図
図17及び図18は内視鏡保管システムに係り、図17は内視鏡と、内視鏡を収容するトレーとを説明する図内視鏡保管庫を説明する図
内視鏡保管庫を説明する図
内視鏡保管庫の他の構成を説明する図
内視鏡収容部を備えるトレーにRFIDを設けた内視鏡洗浄消毒装置を説明する模式図

符号の説明

0110

1…内視鏡洗浄消毒装置2…装置本体 3…トップカバー4…洗浄槽
5…挿入部位置決め突起6…操作部位置決め突起 7A…係入凸部
10、10A…トレー13…挿入部収容部 14…操作部収容部
15…ユニット挿通部 16…ノズル挿通部 20、20A、20B…内視鏡
21、21A、21B…挿入部 22、22A、22B…操作部
23A、23B…内視鏡側識別部24A、24B…切り欠き孔
28…処置具用口金29…口金 31…流体供給ユニット
32…流体供給ノズル

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