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技術 トラフ接続具、トラフシステム及びトラフ接続部の施工方法

出願人 古河電気工業株式会社
発明者 塩田裕志白山雄一
出願日 2007年12月13日 (12年6ヶ月経過) 出願番号 2007-321584
公開日 2009年7月2日 (11年0ヶ月経過) 公開番号 2009-148049
状態 特許登録済
技術分野 電線・ケーブルの屋外への布設
主要キーワード 側壁長 トラフ底 一部透視図 オス側 テーパ形 メス側 接続角度 トラフ内
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図面 (14)

課題

トラフメス部同士の接続可能であり、外部から接続部への雨水や土砂小動物等の浸入を防ぐことができ、トラフ同士の接続部がゆるく接続可能なトラフ接続具等を提供する。

解決手段

接続具13a、13bは、トラフ3a、3bの断面形状と略同様の断面形状を有している。一対の接続具3a、3bは、互いに向き合わせて組み合わせることで、閉じた環状形状となる。接続具13aの両側面には接続具凸部15a、15b及び、接続具凹部17aが設けられ、同様に接続具13bの両側面には、接続具凸部15c、15d及び接続具凹部17bが設けられ、トラフ係合部5a、5bと係合する。

概要

背景

従来、コンクリート製や樹脂製のトラフが使用され、トラフ内に各種のケーブル収納され、長距離に渡って施設される。この際、個々のトラフは所定の長さで製造されるため、各トラフは互いに接合されて使用される。

このようなトラフの接続方法としては、例えば、繊維強化セメント製のトラフ本体の底部に切欠き溝を設けて、接合する一対のトラフ本体のそれぞれの切欠き溝にまたがるように帯状接続金具を設けて、トラフの蓋とともに当該一対のトラフ本体を上方から他の接続金具で締め付けて接合する、トラフ接続装置がある(特許文献1)。

また、トラフ同士が簡単に接続できるように、トラフの一方の端部外面周方向突起及び溝を設け、もう一方の端部の内面周方向に突起及び溝を設け、一のトラフ本体端部の外周面に設けられた突起及び溝が、他のトラフ本体端部の内周面に設けられた突起及び溝と嵌合させることができ、一のトラフを他のトラフの上から嵌めこむように接続し、トラフ同士をゆるく嵌合し、接続することが可能なトラフがある(特許文献2)。

また、トラフの一部から切り出され、溝部を有する接合部材であって、接続する一対のトラフ端部の接続部であるメス部同士を対向させて、トラフのメス部に設けられたそれぞれの突起を、接合部材に設けられた溝部に嵌めることで、トラフのメス部—メス部同士を簡単かつ、ゆるく接続可能なトラフのメスーメスアダプターがある(特許文献3)。
特開平8−49146号公報
特開2004−153937号公報
特開2006−136117号公報

概要

トラフのメス部同士の接続可能であり、外部から接続部への雨水や土砂小動物等の浸入を防ぐことができ、トラフ同士の接続部がゆるく接続可能なトラフ接続具等を提供する。接続具13a、13bは、トラフ3a、3bの断面形状と略同様の断面形状を有している。一対の接続具3a、3bは、互いに向き合わせて組み合わせることで、閉じた環状形状となる。接続具13aの両側面には接続具凸部15a、15b及び、接続具凹部17aが設けられ、同様に接続具13bの両側面には、接続具凸部15c、15d及び接続具凹部17bが設けられ、トラフ係合部5a、5bと係合する。

目的

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、トラフのメス部同士を接続可能であり、外部から接続部への雨水や土砂、小動物等の浸入を防ぐことができ、トラフ同士の接続部がゆるく接続可能なトラフ接続具、トラフシステム及びトラフ接続部の施工方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一対のトラフ同士を接続するトラフ接続具であって、底部と、前記底部を挟んだ両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた前記トラフと係合する係合部と、を具備し、一対の前記トラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となることを特徴とするトラフ接続具。

請求項2

前記係合部は、前記側壁の外面に複数設けられた凹部であることを特徴とする請求項1記載のトラフ接続具。

請求項3

前記一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされる部位に、嵌合手段が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトラフ接続具。

請求項4

前記嵌合手段は、ピン及び前記ピンが挿入される穴か、あるいは互いに嵌合可能な段差であることを特徴とする請求項3記載のトラフ接続具。

請求項5

前記トラフ接続具は、樹脂製であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のトラフ接続具。

請求項6

端部にそれぞれ第1の係合部を有する第1及び第2のトラフと、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第2の係合部と、を有する一対のトラフ接続具と、からなり、一対の前記トラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となり、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、前記トラフ接続具の前記第2の係合部が係合することにより、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続したことを特徴とするトラフ接続構造を有するトラフシステム

請求項7

前記第1の係合部は、凸部を有し、前記第2の係合部は、凹部を有し、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記凸部が前記トラフ接続具の前記凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合し、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続したことを特徴とする請求項6記載のトラフ接続構造を有するトラフシステム。

請求項8

前記第2の係合部は、複数の凹部を有し、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記凸部が前記トラフ接続具のそれぞれの前記凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合し、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続したことを特徴とする請求項7記載のトラフ接続構造を有するトラフシステム。

請求項9

前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合した状態で、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に、クリアランスを有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のトラフ接続構造を有するトラフシステム。

請求項10

端部にそれぞれ第1の係合部を有する第1及び第2のトラフを、前記第1の係合部が向かい合うように設置する工程と、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第2の係合部とを有する第1のトラフ接続具を、第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、トラフ接続具の前記第2の係合部とが係合するように設置する工程と、前記第1及び第2のトラフ及び前記第1のトラフ接続具の上にケーブルを配置する工程と、前記第1のトラフ接続具の上に、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第3の係合部とを有する第2のトラフ接続具を、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、前記第3の係合部とが係合し、前記第1のトラフ接続具と向かい合うように設置する工程と、前記第1及び第2のトラフに蓋を設ける工程と、を具備することを特徴とする、トラフ接続部の施工方法

請求項11

前記第1の係合部は、凸部を有し、前記第2の係合部は、第1の凹部を有し、前記第3の係合部は、第2の凹部を有し、前記第1及び第2のトラフの前記凸部が、前記第1の凹部及び前記第2の凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と、前記第2の係合部及び前記第3の係合部とが係合されることを特徴とする請求項10記載のトラフ接続部の施工方法。

技術分野

0001

本発明は、内部にケーブル等を収納して、線路脇等に配設されるトラフ接続具と、これを用いたトラフシステム及びトラフ接続部の施工方法に関するものである。

背景技術

0002

従来、コンクリート製や樹脂製のトラフが使用され、トラフ内に各種のケーブルが収納され、長距離に渡って施設される。この際、個々のトラフは所定の長さで製造されるため、各トラフは互いに接合されて使用される。

0003

このようなトラフの接続方法としては、例えば、繊維強化セメント製のトラフ本体の底部に切欠き溝を設けて、接合する一対のトラフ本体のそれぞれの切欠き溝にまたがるように帯状接続金具を設けて、トラフの蓋とともに当該一対のトラフ本体を上方から他の接続金具で締め付けて接合する、トラフ接続装置がある(特許文献1)。

0004

また、トラフ同士が簡単に接続できるように、トラフの一方の端部外面周方向突起及び溝を設け、もう一方の端部の内面周方向に突起及び溝を設け、一のトラフ本体端部の外周面に設けられた突起及び溝が、他のトラフ本体端部の内周面に設けられた突起及び溝と嵌合させることができ、一のトラフを他のトラフの上から嵌めこむように接続し、トラフ同士をゆるく嵌合し、接続することが可能なトラフがある(特許文献2)。

0005

また、トラフの一部から切り出され、溝部を有する接合部材であって、接続する一対のトラフ端部の接続部であるメス部同士を対向させて、トラフのメス部に設けられたそれぞれの突起を、接合部材に設けられた溝部に嵌めることで、トラフのメス部—メス部同士を簡単かつ、ゆるく接続可能なトラフのメスーメスアダプターがある(特許文献3)。
特開平8−49146号公報
特開2004−153937号公報
特開2006−136117号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかし、特許文献1に記載のトラフ接続装置では、接続したトラフの横方向のずれは防止できるが、トラフの長手方向のずれは防止することはできないという問題がある。特に樹脂製のトラフに本方法を用いれば、温度変化に伴うトラフの長さ変化によって、トラフの接続が外れたり、蓋が上方にずれたりするという問題がある。更に、トラフ同士の接続部を緩やかに曲げたり、傾斜を持たせたりすることはできないという問題がある。また、接続部すべてにおいて、接続金具を使用して締め付ける必要があるため、作業工数を要し、接続金具のコストがかかるという問題がある。

0007

また、特許文献2に記載のトラフは、トラフを一つのラインに順次接続していく場合には、トラフのオス部にメス部を接続していけばよいため、簡単にトラフの接続が可能であるが、分岐部で使用されるトラフや、コーナー部に使用されるトラフには、常に一方の端部をオス、他の端部をメスとすることができない場合があり、このようなトラフの施工上、例えばトラフのメス同士が合わされ部分においては、トラフの接続ができないという問題がある。

0008

また、特許文献3に記載のメスーメスアダプターは、トラフの施工上でメス部とメス部を接続しなければならない場合に、トラフの接続を行うことができるが、メスーメスアダプターによってトラフを接続した部位には、接続部の上部に蓋がなく、トラフの接続部上方が開放されるため、雨水や土砂小動物等がトラフ接続部よりトラフ内に侵入し、内部のケーブルを損傷する恐れがあるという問題がある。これは、トラフの蓋は本来、オス部とメス部の上方において、トラフ蓋同士がラップ部を有するとともにクリアランスを有するため、熱膨張等の影響によって蓋同士がぶつかり合って盛り上がることも無く、雨水等の浸入も防ぐことができるが、メス部同士のトラフ蓋はラップさせることができず、また、クリアランスを持たせないと、熱膨張によって蓋が盛り上がり、蓋の脱落の恐れがあるためである。

0009

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、トラフのメス部同士を接続可能であり、外部から接続部への雨水や土砂、小動物等の浸入を防ぐことができ、トラフ同士の接続部がゆるく接続可能なトラフ接続具、トラフシステム及びトラフ接続部の施工方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

前述した目的を達成するため、第1の発明は、一対のトラフ同士を接続するトラフ接続具であって、底部と、前記底部を挟んだ両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた前記トラフと係合する係合部と、を具備し、一対の前記トラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となることを特徴とするトラフ接続具である。

0011

前記係合部は、前記側壁の外面に複数設けられた凹部であってもよい。

0012

また、前記一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされる部位に、嵌合手段が設けられ、この場合、前記嵌合手段は、ピン及び前記ピンが挿入される穴であってもよく、または前記嵌合手段は、互いに嵌合可能な段差であってもよい。また、前記トラフ接続具は、樹脂製であってもよい。

0013

第1の発明によれば、トラフ接続具の係合部が、一対のトラフ本体と係合が可能な凹部を有し、係合部によってトラフを接続するため、トラフのメス部同士を接続することができ、また、トラフ接続具は、接続時には一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となることから、接続部からトラフ内部へ雨水、土砂、小動物等が浸入することが無く、一対のトラフ接続具の組み合わせ部に嵌合手段を有すれば、トラフ接続具をより確実に一体化することができ、またトラフ接続具が樹脂製であれば、軽量で耐久性の高いトラフ接続具を得ることができる。

0014

なお、一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされて閉じた環状形状となるとは、トラフ接続具の側壁や底部等によって、中空筒状形状を形成することであり、筒の形状としては、円形矩形、その他多角形などのいずれの形状をも含むものである。

0015

第2の発明は、端部にそれぞれ第1の係合部を有する第1及び第2のトラフと、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第2の係合部と、を有する一対のトラフ接続具と、からなり、一対の前記トラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となり、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、前記トラフ接続具の前記第2の係合部が係合することにより、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続したことを特徴とするトラフ接続構造を有するトラフシステムである。

0016

ここで、トラフシステムとは、複数のトラフが、一又は分岐等を伴う複数の直線または折れ曲がったライン状に接続されて形成される線路を指すものとする。

0017

前記第1の係合部は、凸部を有し、前記第2の係合部は、凹部を有し、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記凸部が前記トラフ接続具の前記凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合し、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続してもよい。この場合、前記第2の係合部は、複数の凹部を有し、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記凸部が前記トラフ接続具のそれぞれの前記凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合し、前記第1及び第2のトラフを前記トラフ接続具で接続してもよい。また、前記第1の係合部と前記第2の係合部が係合した状態で、前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に、クリアランスを有してもよい。

0018

第2の発明によれば、トラフ接続具の係合部が凹部を有し、トラフ本体の係合部がメス部である凸部を有し、一対のトラフのメス部同士であるそれぞれの凸部がトラフ接合具の凹部に嵌るため、トラフのメス部同士を接続することができ、また、トラフ接続具は、接続時には一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となることから、接続部からトラフ内部へ雨水、土砂、小動物等が浸入することが無く、トラフの係合部とトラフ接続具の係合部とが嵌った状態でクリアランスを有するため、トラフの接続部において、トラフの接続角度を設けることができ、またトラフ接続具が樹脂製であれば、軽量で耐久性の高いトラフ接続構造を得ることができる。

0019

第3の発明は、端部にそれぞれ第1の係合部を有する第1及び第2のトラフを、前記第1の係合部が向かい合うように設置する工程と、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第2の係合部とを有する第1のトラフ接続具を、第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、トラフ接続具の前記第2の係合部とが係合するように設置する工程と、前記第1及び第2のトラフ及び前記第1のトラフ接続具の上にケーブルを配置する工程と、前記第1のトラフ接続具の上に、底部と、前記底部の両端に設けられた一対の側壁と、前記側壁に設けられた第3の係合部とを有する第2のトラフ接続具を、前記第1及び第2のトラフのそれぞれの前記第1の係合部と、前記第3の係合部とが係合し、前記第1のトラフ接続具と向かい合うように設置する工程と、前記第1及び第2のトラフに蓋を設ける工程と、を具備することを特徴とする、トラフ接続部の施工方法である。

0020

前記第1の係合部は、凸部を有し、前記第2の係合部は、第1の凹部を有し、前記第3の係合部は、第2の凹部を有し、前記第1及び第2のトラフの前記凸部が、前記第1の凹部及び前記第2の凹部に嵌ることで、前記第1の係合部と、前記第2の係合部及び前記第3の係合部とが係合されてもよい。

0021

第3の発明によれば、トラフ接続具の係合部が凹部を有し、トラフ本体の係合部がメス部である凸部を有し、一対のトラフのメス部同士であるそれぞれの凸部がトラフ接合具の凹部に嵌るため、トラフのメス部同士を接続することができ、ケーブル設置後には、一対のトラフ接続具が向き合うように組み合わされて、閉じた環状形状となることから、トラフ接続具及び蓋によって、接続部に外部からの雨水、土砂、小動物等が浸入することが無く、軽量で耐久性の高いトラフ接続構造を得ることができる。

発明の効果

0022

本発明によれば、トラフのメス部同士を接続可能であり、外部から接続部への雨水や土砂、小動物等の浸入を防ぐことができ、トラフ同士の接続部がゆるく接続可能なトラフ接続具、トラフシステム及びトラフ接続部の施工方法を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0023

以下、本発明の実施の形態にかかるトラフ接続構造1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる接続具13を使用した、トラフ接続構造1を示す分解斜視図である。

0024

トラフ接続構造1は、主に接続されるトラフ3a、3bと、接続具13a、13bと、蓋21a、21b等から構成される。

0025

トラフ3a、3bは、ケーブル等が収納される略コの字状又は略U字状断面を有する部材であり、少なくとも一方の端部には、トラフ係合部5a、5bが設けられる。また、トラフ3a、3bの上面には、ボルト穴19a、19bが設けられる。トラフ係合部5a、5bは、それぞれ、溝状のトラフ凹部7a、7b及びトラフ凸部9a、9bを有する。トラフ係合部5a、5bに該当する、トラフ3a、3bの底部の厚みは、トラフ係合部5a、5b以外の部分の底部厚みよりもが薄くなっており、このため段部11a、11bを有する。トラフ3a、3bの長さは、トラフ3a、3bのサイズにもよるが、例えば50cmから1m程度のものが使用される。

0026

なお、トラフ3a、3bのトラフ係合部5a、5bをメス側として、もう一方の端部であるトラフ端部6a、6bをオス側とすれば、トラフ3a、3bは、接続具等を使用しなくても、接続することもできる。即ち、トラフ3aのオス側のトラフ端部6aを、トラフ3bのメス側のトラフ係合部5bにおけるトラフ凹部7bに上方より挿入し、嵌合させることで、トラフ3a、3b同士を容易に接続することができる。以後の説明においては、使用するトラフの形状や、施工上の問題から、トラフ3a、3bのメス側である係合部5a、5b同士を接続する場合について説明する。

0027

接続具13a、13bは、トラフ3a、3bの断面形状と略同様の断面形状を有している。一対の接続具3a、3bは、互いに向き合わせて組み合わせることで、閉じた環状形状となる。接続具13aの両側面には接続具凸部15a、15b及び、接続具凹部17aが設けられ、同様に接続具13bの両側面には、接続具凸部15c、15d及び接続具凹部17bが設けられる。接続具13a、13bの詳細は後述する。

0028

蓋21a、21bは、トラフ3a、3bを上方から覆う板状部材である。蓋21a、21bにはそれぞれ穴23a、23bが設けられる。また、蓋21a、21bの一方の端部には、ラップ部22a、22bが設けられる。ラップ部22a、22bは、蓋21a、21bのそれぞれの他方の端部と重なることができる。例えば、トラフ3aとトラフ3bとが、前述のようにトラフ端部6aとトラフ係合部5bとで接続された場合には、蓋21bの穴23bが設けられた側の端部の下に、蓋21aのラップ部22aが挿入されることで、蓋21a、21bが切れ目無く接続される。

0029

なお、トラフ3a、3b、接続具13a、13b、蓋21a、21bの材質は、ある程度の強度と耐久性があれば特定しないが、コスト及び軽量化などの施工性を考慮すると樹脂製が望ましく、廃プラスチック及び難燃材からなる再生プラスチック等が使用できる。

0030

図2は、トラフ接続構造1を示す斜視図であり、トラフ3a、3b、接続具13a、13b、蓋21a、21bを組み立てた状態を示す図である。

0031

トラフ3a、3bは係合部5a、5bがそれぞれ向かい合わされた状態で設けられる。トラフ3aのトラフ係合部5aにおけるトラフ凹部7aには、接続具13a、13bの接続具凸部15b、15cが嵌められる。また、トラフ3bのトラフ係合部5bにおけるトラフ凹部7bには、接続具13a、13bの接続具凸部15a、15dが嵌められる。同時に、接続具13a、13bの凹部17a、17bには、トラフ3a、3bのトラフ凸部9a、9bが嵌められる。なお、接続具13a、13bは、トラフ3a、3bに設置された状態では、互いに向き合って組み合わされ、閉じた環状形状を形成する。

0032

更に、トラフ3a、3bの上方から蓋21a、21bが被せられる。蓋21a、21bに設けられた穴23a、23bには、図示を省略したボルトが設けられ、蓋21a、21bを貫通して、トラフ3a、3bのボルト穴19a、19bに固定される。即ち、蓋21a、21bは、トラフ3a、3bにボルトによって固定される。

0033

トラフ3a、3bが接続された状態では、トラフ3a、3bの間に、トラフ隙間27が設けられる。また、蓋21a、21bの間には、蓋隙間25が設けられる。これは、トラフ3a、3b及び蓋21a、21bが、熱膨張等によって長さが変化(膨張)して、これによりトラフ3a、3b同士又は蓋21a、21b同士が付き合わさって盛り上がることで、蓋の脱落等が発生することを防止するためである。

0034

通常、例えばトラフ3aのオス側(トラフ端部6a)とトラフ3bのメス側(トラフ係合部5b)とを接続する場合には、前述の通り、蓋21aのラップ部22aが蓋21bと重なり合うため、蓋21a、21bとの間の蓋隙間27は、ラップ部22aによって覆われる。このため、蓋21a、21bとの間に設けられる蓋隙間27の上方から、雨水や土砂、小動物等の異物が、トラフ3a、3b内部に浸入することはない。

0035

しかし、本実施の形態のように、トラフ係合部5a、5b同士を接続する場合には、蓋隙間27上方にラップ部22a、22bがないため、蓋隙間27からトラフ3a、3b内に異物が浸入するおそれがある。これに対し、接続具13aと接続具13bとが互いに向き合って組み合わされ、閉じた環状形状とすることで、接続部の蓋隙間27、トラフ隙間25から、トラフ3a、3b内への異物の浸入を防ぐことができる。

0036

次に、接続具13について詳細に説明する。図3は、接続具13を示す図で、図3(a)は平面図、図3(b)は正面図である。

0037

接続具13は、主に、底部31、テーパ部33、側壁29、接続具係合部34等から構成される。側壁29、底部31、テーパ部33により形成される接続具13の内面形状は、トラフ3の内面形状と略同様である。なお、トラフ3の内面形状によって、テーパ部33の形状は図3に示したものに限られず、特に、トラフ3の内面形状にテーパがない場合には、テーパ部33は不要である。なお、以後の説明において、テーパ部33は側壁29の一部であるとして説明する。

0038

両側の側壁29の外面には、それぞれ接続具係合部34が設けられる。接続具係合部34は、接続具凸部15a、15bと、その間に設けられる溝状の接続具凹部17とを有する。接続具凸部15a、15bは、接続具13の両端に、底部31と略垂直方向に設けられる。接続具凸部15a、15bの間に形成される接続具凹部17は、底部31と略垂直方向に溝状に設けられる。接続具13の上端面32は、接続具13同士を向かい合わせて組み合わせる際に、互いに合わせられる面である。

0039

次に、トラフ接合構造1の施工方法を説明する。図4から図9はトラフ接合構造1の施工手順を示す図である。

0040

まず、図4に示すように、トラフ3a、3bをそれぞれのトラフ係合部5a、5bが向かい合うように設置する。ここで、図4(a)はトラフ3a、3bを設置した状態を示す平面図、図4(b)は正面図である。トラフ3a、3bを設置する際は、前述の通り、トラフ隙間27が設けられる。

0041

次に、接続具13aをトラフ3aとトラフ3bの間に設ける。図5は接続具13aをトラフ3a、3bの間に設けた状態を示す図で、図5(a)は平面図、図5(b)は正面図(一部透視図)である。接続具13aは、底部31を下側にして、トラフ3a、3bの段部11a、11bの間に設置される。接続具凸部15aはトラフ3aのトラフ凹部7aに嵌り、同時に接続具凸部15bはトラフ3bのトラフ凹部7bに嵌る。また、トラフ3a、3bそれぞれのトラフ凸部7a、7bは接続具凹部17aに嵌る。以上により、接続具13aとトラフ3a、3bとが係合し接続される。

0042

また、トラフ3a、3bの底に設けられた、段部11a、11bの段の高さは、接続具13aの底部31の厚さとほぼ同等である。このため、接続具13aが設置された状態では、接続具13aの底部31とトラフ底部35とがほぼ同じ高さとなる。

0043

図6は、トラフ3a、3bに接続具13aを設置した状態の、トラフ係合部5a、5b及び接続具13a近傍の拡大図であり、図6(a)はトラフ3a、3bをまっすぐに設置した状態を示す図、図6(b)は、トラフ3a、3bの接続部に角度を設けた状態を示す図である。

0044

トラフ3a、3bに接続具13aを設置した状態において、トラフ係合部5a、5bと接続具13aとの間には、クリアランスが設けられる。すなわち、接続具凸部15a、15bとトラフ凹部7a、7bとの間には、クリアランス36aが形成され、またトラフ凸部9a、9bと接続具凹部17aとの間には、クリアランス36bが形成される。

0045

クリアランス36a、36bにより、トラフ3a、3bの設置が容易となり、また、熱膨張等によりトラフ3a、3bの長さ変化等が生じた際に、トラフ3a、3b同士、又は、トラフ3a、3bと接続具13aとの間で、付き合わさることがない。

0046

また、クリアランス36a、36bを有することで、図6(b)に示すように、トラフ3a、3bの接続部に角度を設けることもできる。このため、トラフによるケーブルの設置ラインに自由度を与えることができ、施工性等が向上する。なお、トラフ3a、3bの接続部における角度は、図6(b)に示すように、水平方向の角度に限られず、クリアランス36a、36bに応じて、鉛直方向へも角度を設けることもできる。

0047

次に、ケーブル37を設置する。図7は、トラフ3a、3b上にケーブル37を設けた状態を示す図であり、図7(a)は平面図、図7(b)は正面図(一部透視図)である。

0048

ケーブル37は1本に限られず、必要に応じて数本配置される場合もある。また、ケーブルは通常、樹脂製の絶縁性を有し、可とう性を有する管体に挿入される。

0049

次に、接続具13bを設置する。図8は、接続具13bを設置した状態を示す図で、図8(a)は平面図、図8(b)は正面図(一部透視図)である。

0050

接続具13bは、接続具13aと向かい合わされ、互いの上端面32a、32bが合わせられて組み合わされ、トラフ3a、3bの間に設けられる。接続具凸部15cはトラフ3aのトラフ凹部7aに嵌り、同時に接続具凸部15dはトラフ3bのトラフ凹部7bに嵌る。また、トラフ3a、3bそれぞれのトラフ凸部7a、7bは接続具凹部17bに嵌る。以上により、接続具13aと同様に、接続具13bによってトラフ3a、3bとが係合し接続される。

0051

接続具13aと接続具13bとは、上端面32a、32bとで組み合わされ、閉じた環状形状となる。すなわち、トラフ3a、3bの接続部において、ケーブル37は接続具13a、13bとで囲まれた中空部を貫通する。このため、ケーブル37の周囲は、接続具13a、13bによって囲まれる。なお、図8(b)に示すように、接続具13a、13bが組み合わされた状態において、接続具13bの外面(接続具13bの底部33の外周面)の高さ位置は、トラフ3a、3bの上面とほぼ同じ高さとなる。

0052

次に、蓋21a、21bを設置する。図9は蓋21a、21bをトラフ3a、3bに設置した状態を示す図で、図9(a)は平面図(一部透過図)、図9(b)は正面図(一部透過図)である。

0053

蓋21a、21bは、トラフ3a、3bの上部を覆うように設置される。前述の通り、蓋21aと蓋21bとの間には、蓋隙間25が設けられる。蓋21a、21bは、トラフ3a、3bの上面に設置されるため、トラフ3a、3bと蓋21a、21bとの鉛直方向の隙間はない。一方、接続具13bの上面(接続具13bの底部33の外周面)は、トラフ3a、3bとほぼ同様の高さであるため、接続具13bと蓋21a、21bとの間にも隙間がない。

0054

蓋21a、21bの穴23a、23bと、トラフ3a、3bのボルト穴19a、19bの位置と一致し、図示を省略した穴23a、23bを貫通するボルトで、蓋21a、21bはトラフ3a、3bに固定される。

0055

以上のように、必要に応じて接続具13を使用して、トラフ3同士を接続しながら、トラフが延長され、線路脇等にケーブル37等が配設され、トラフシステムが形成される。このようなトラフ同士を接続して形成されるケーブル(トラフ)ライン(すなわち、トラフシステム)は、線路脇等の地上に設置される場合や、砂利バラスト等に埋設される場合があり、又、凹凸のある地盤上に設置する場合には、トラフ橋の上に設置される場合もある。

0056

このように、本実施の形態にかかる接続具13によれば、トラフ3a、3bの係合部5a、5b同士(メス同士)を容易に接続することができる。接続具13a、13bは別体であり上下に分割しているため、ケーブル37を設置する際には、接続具13aのみを設置しておくことで、ケーブル37をそのまま設置すればよく、ケーブル37の設置の妨げとはならない。すなわち、環状の一体の接続部材を使用したのでは、接続部において、ケーブル37を接続部の横から挿入する必要がある。また、接続具13a、13bを組み合わせることで、閉じた環状形状を形成し、トラフ3a、3bの接続部において、接続具13がケーブル37の周囲を囲む。このため、接続部からトラフ3内部への、雨水、土砂、小動物等の異物の侵入を防ぐことができる。例えば、下方のみにU字状の接続具を設けたのでは、上方からの雨水等の浸入を防ぐことができず、また、上方のみからU字状部材を被せたのみでは、下方からの雨水の跳ね返りや、小動物等の侵入を防ぐことはできない。接続部に環状に組み合わされた接続具13を使用することで、小動物等によるケーブルの損傷や、雨水等によるケーブルの腐食等の恐れがない。

0057

特に、接続具13a、13bを組み合わせ、トラフ3a、3bの間に設置すると、接続具13bの上面(接続具13bの底部33の外周面)とトラフ3a、3bとの高さがほぼ等しくなるため、蓋21a、21bと接続具13bとの間の隙間が無くなり、蓋21a、21bと接続具13との隙間からトラフ3a、3b内部へ異物が侵入することを防ぐことができる。

0058

また、トラフ13の底部31の厚みは、トラフ3の係合部5に設けられた段部11の段差高さとほぼ等しいため、トラフ3に接続具13を設置した際に、トラフ3の底部35内面と接続具13の底部33内面の間には段差がほとんど生じない。このため、ケーブル37等の設置が容易となり、ケーブル37へ接続部の段差等により損傷を与えることがない。

0059

また、接続具13とトラフ3との係合部には、クリアランス36を有するため、トラフ3同士の接続部で角度を設けることができ、また、トラフ3の熱膨張等による長さ変化を吸収するとともに、接続部のクリアランス36よって、設置時におけるトラフ3の長さを微調整することもできる。

0060

次に、第2の実施の形態にかかる接続具40について説明する。以下の実施の形態において、図3に示す接続具13と同一の機能を果たす構成要素には、図3と同一番号を付し、重複した説明を避ける。

0061

図10は、接続具40a、40bを示す図である。接続具40は、接続具13と、上端面32の形状が異なる。接続具40a、40bは、上端面32a、32bに、それぞれピン41a、41b及び穴43a、43bを有する。

0062

ピン41bを有する上端面32bと、穴43aを有する上端面32aとが合わせられ、接続具40aと接続具40bとが組み合わされる。この際、上端面32bに設けられたピン41bは、上端面32aに設けられた穴43aに挿入される。他方の上端面においても同様に、ピン41aが穴43bに挿入される。

0063

なお、ピン41は、上端面32上に複数個設けられても良い。また、ピン41単体の部材を別途用いて、接続具40の上端面32には、両側とも穴43を設けておいても良い。この場合、単体のピン41の両端が、接続具40a、40bにそれぞれ設けられた穴43に挿入されて、接続具40a、40bが組み合わされる。

0064

第2の実施の形態にかかる接続具40によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、上端面32にピン41及び穴43が設けられるため、一対の接続具40a、40bを向かい合わせて組み合わせる際に、より確実に固定することができる。

0065

次に、第3の実施の形態について説明する。図11は、第3の実施の形態にかかる接続具50を示す図である。接続具50は、接続具13と上端面32の形状が異なる。すなわち、接続具50の上端面32には、段差51及び段差53が設けられる。

0066

段差51bを有する上端面32bと、段差53aを有する上端面32aとが合わせられ、接続具50aと接続具50bとが組み合わされる。この際、上端面32bに設けられた段差51bと、上端面32aに設けられた段差53aとが組み合わされる。他方の上端面においても同様に、段差51aと段差53bとが組み合わされる。段差51と段差53の形状は、組み合わされるとちょうど互いに嵌り込み、接続具50a、50bとは閉じた環状形状を形成する。

0067

なお、段差51、段差53の形状は、図11に限られない。段差51と段差53とが組み合わされて互いに嵌りあう形状であれば良い。例えば、段差51、段差53ともに複数の段を有していても良く、また、段差51、段差53がテーパ形状を有していても良い。

0068

第3の実施の形態にかかる接続具50によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、上端面32に段差51及び段差53が設けられるため、一対の接続具50a、50bを向かい合わせて組み合わせる際に、より確実に固定することができる。

0069

また、50a、50bを向かい合わせて組み合わせられた状態で、互いに組み合わされる上端面32の接触する面積が大きくなるため、外部からの異物の浸入をより確実に防止することができる。

0070

次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態にかかる接続具60は、接続具13と側壁29の長さが異なる。すなわち、接続具60の両側の側壁は同一長さではない。

0071

図12は、第4の実施の形態にかかる接続具60を示す図である。接続具60は一方の側壁29を極端に長くし、他方の側壁29を極端に短くしたものである。テーパ部33が側壁29の一部と考えれば、接続具60は、短い側の側壁の長さをテーパ部33の長さまで短くしたものであり、接続具60aの側壁29aと接続具60bのテーパ部33bとが合わせられ、互いに組み合わされる。同様に、接続具60bの側壁29bと接続具60aのテーパ部33aとが合わせられ、組み合わされる。

0072

すなわち、接続具60aは、底部31aと長い側の側壁29a(テーパ部33を含む)と短い側の側壁(テーパ部33a)とで形成され、同様に、接続具60bは底部31bと長い側の側壁29b(テーパ部33を含む)と短い側の側壁(テーパ部33b)とで形成され、接続具60aと接続具60bとが組み合わせられることで、閉じた環状形状を形成することができる。

0073

なお、側壁の長さは、図12に示した接続具60に限られない。すなわち、接続具60の両側の側壁の長さが異なれば、側壁29a、29bを少し短くし、テーパ部33a、33b上に底部31に垂直な短い側壁部を設けても良い。

0074

第4の実施の形態にかかる接続具60によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、側壁長さを変えることで、施工作業や接続具の製造等を考慮して、最も適した形状の接続具を得ることができる。

0075

次に、第5の実施の形態について説明する。図13は、第5の実施の形態にかかる接続具70を使用して、トラフ71a、71bを接続した状態を示す図である。

0076

接続具70aは、両側部に接続具凸部15a、15bを有する。更に接続具凸部15a、15bの間に接続具中央凸部73を有する。すなわち、接続具70aは、接続具凸部15aと接続具中央凸部73との間に接続具凹部17aを有し、接続具凸部15bと接続具中央凸部73との間に接続具凹部17bを有する。従って、接続具70aは、一方の側壁外面に、2本の溝状である接続具凹部17a、17bを有する。

0077

一方、トラフ71a、71bはトラフ係合部5a、5bを向かい合わせて設置される。トラフ係合部5a、5bは、トラフ内面にトラフ凸部9a、9bを有する。トラフ凸部9a、9bのトラフ先端側には、トラフ端凹部75a、75bが設けられる。トラフ凸部9a、9bのトラフ端凹部75a、75bと逆側は、トラフ凹部7a、7bとなる。すなわち、トラフ係合部5a、5bは、トラフ凸部9a、9bとその両側に、それぞれ、トラフ凹部7a、7b及びトラフ端凹部75a、75bを有する。

0078

トラフ71aのトラフ凸部9aは、接続具70aの接続具凹部17aに嵌り込み、トラフ71bのトラフ凸部9bは、接続具70bの接続具凹部17bに嵌り込む。また、接続具70aの接続具凸部15aは、トラフ71aのトラフ凹部7aに嵌り込み、接続具凸部15bは、トラフ71bのトラフ凹部7bに嵌り込む。更に、接続具70aの接続具中央凸部73は、トラフ端凹部75a、75bに嵌り込む。図13は、接続具70bと接続具70aとが向かい合わさるように組み合わされて、トラフ71a、71bが接続された状態を示す図である。

0079

第5の実施の形態にかかる接続具70によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、接続具70の側部には、溝状の接続具凹部17が複数本設けられるため、より確実にトラフ71と接続具70とを係合させることができ、このため、より確実にトラフ71aとトラフ71bとを接続することができる。

0080

以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

0081

例えば、本発明において、トラフと蓋との固定をボルトで行ったが、例えばバックル等を用いるなど、その他の方法で固定することもできる。バックルを用いると、トラフと蓋との固定をボルトの場合より簡単に行なうことができる。
また、接続具40のピン41及び穴43による組み合わせや、接続具50の段差51、53による組み合わせ方法を、接続具60、70に適用することも可能である。

0082

また、第5の実施の形態において、接続具70の側部に設けられた溝状の接続具凹部17は、2本である場合に限られず、更に多くの溝状接続具凹部を設けても良い。この場合、接続するトラフのトラフ係合部にも対応する本数のトラフ凸部を設けておけば、より確実にトラフ同士を接続でき、また、トラフ接続部の長さ調整等を行うことも可能である。

図面の簡単な説明

0083

トラフ接続構造1の構成を示す組み立て斜視図。
トラフ接続構造1を示す斜視図。
接続具3を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
トラフの接続施工工程を示し、一対のトラフ3a、3bを向き合わせて設置した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
トラフの接続施工工程を示し、接続具13aを設置した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
接続具13aを設置した接続部の拡大図で、(a)はトラフ3a、3bが真直ぐに接続された状態を示す平面図、(b)はトラフ3a、3bを曲げて接続した状態を示す図。
トラフの接続施工工程を示し、ケーブル37を設置した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
トラフの接続施工工程を示し、接続具13bを設置した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
トラフの接続施工工程を示し、蓋21a、21bを設置した状態を示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図。
接続具40を示す図。
接続具50を示す図。
接続具60を示す図。
接続具70によりトラフ71a、71bを接続した状態を示す図。

符号の説明

0084

1………トラフ接続構造
3………トラフ
5………トラフ係合部
6………トラフ端部
7………トラフ凹部
9………トラフ凸部
11………段部
13………接続具
15………接続具凸部
17………接続具凹部
19………ボルト穴
21………蓋
22………ラップ部
23………穴
25………蓋隙間
27………トラフ隙間
29………側壁
31………底部
32………上端面
33………テーパ部
34………接続具係合部
35………トラフ底部
36………クリアランス
37………ケーブル
40………接続具
41………ピン
43………穴
50………接続具
51………段差
53………段差
60………接続具
70………接続具
71………トラフ
73………接続具中央凸部
75………トラフ端凹部

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