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技術 丸剤容器の中栓

出願人 伸晃化学株式会社
発明者 早川政希
出願日 2007年12月4日 (12年2ヶ月経過) 出願番号 2007-312963
公開日 2009年6月25日 (10年8ヶ月経過) 公開番号 2009-137594
状態 特許登録済
技術分野 棒形物品・小物品分配用容器・包装体 容器の蓋
主要キーワード 弾性揺動 保持室内 有効断面 取出し容器 各断面形状 てのひら 外キャップ 保持室
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年6月25日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

体構造操作方法の双方を簡素化することができる丸剤容器中栓を提供する。

解決手段

スカート部11の上端フランジ部12の上面に排出部13、操作部14を立設し、排出部13は中間部の切欠き13a、偏心位置の排出孔13b、軸孔13cを形成し、操作部14は規制部14b、保持室14cを形成し、この操作部14を排出部13に向けて押し操作して保持室14cを軸孔13c上から排出孔13b側にシフトさせる。

概要

背景

球状の薬剤、すなわち丸剤を定量ずつ取り出して服用するために、専用の取出し容器が提案されている(特許文献1)。

このものは、角形容器本体の上部にスライダを組み込み、全体を倒立させて容器本体内の丸剤の所定量をスライダの保持室内に落とし込んで貯留させ、スライダをスライドさせることにより、保持室内の丸剤だけを外部に排出させることができる。てのひらなどに丸剤を排出し、余分を容器内に戻したりすると、容器内部を汚損させたり、湿らせたりするおそれがあるが、このものは、そのような不具合を有効に排除することができ、衛生的にも優れている。
実開昭61−164174号公報

概要

体構造操作方法の双方を簡素化することができる丸剤容器中栓を提供する。スカート部11の上端フランジ部12の上面に排出部13、操作部14を立設し、排出部13は中間部の切欠き13a、偏心位置の排出孔13b、軸孔13cを形成し、操作部14は規制部14b、保持室14cを形成し、この操作部14を排出部13に向けて押し操作して保持室14cを軸孔13c上から排出孔13b側にシフトさせる。

目的

そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、偏心位置に排出孔を有する排出部と、保持室を有する操作部とを対向させてフランジ部上に立設することによって、全体構造、操作方法の双方を著るしく簡素化することができる丸剤容器の中栓を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

容器の口部に挿着するスカート部と、該スカート部の上端フランジ部の上面に相対向して立設する排出部、操作部とを一体成形してなり、前記排出部は、前記操作部に向けて開口する中間部の切欠きと、該切欠きの上方の偏心位置に開口する軸方向の排出孔と、容器の内部から連通し、前記切欠きに開口する丸剤用の軸孔とを形成し、前記操作部は、前記切欠きに向けて突出する規制部と、該規制部を軸方向に貫通し、前記軸孔からの丸剤を収納する保持室とを形成し、前記排出部に向けて押し操作して前記規制部を前記切欠き内に前進させることにより、前記保持室を前記軸孔上から前記排出孔側にシフトさせることを特徴とする丸剤容器中栓

請求項2

前記軸孔は、複数の軸方向のガイドリブを介して丸剤を整列させることを特徴とする請求項1記載の丸剤容器の中栓。

請求項3

前記操作部は、弾性片を介して前記フランジ部の上面に立設することを特徴とする請求項1または請求項2記載の丸剤容器の中栓。

請求項4

前記操作部は、滑り止めを施した操作面を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の丸剤容器の中栓。

技術分野

0001

この発明は、容器から定量の丸剤を容易に取り出すことができる丸剤容器中栓に関する。

背景技術

0002

球状の薬剤、すなわち丸剤を定量ずつ取り出して服用するために、専用の取出し容器が提案されている(特許文献1)。

0003

このものは、角形の容器本体の上部にスライダを組み込み、全体を倒立させて容器本体内の丸剤の所定量をスライダの保持室内に落とし込んで貯留させ、スライダをスライドさせることにより、保持室内の丸剤だけを外部に排出させることができる。てのひらなどに丸剤を排出し、余分を容器内に戻したりすると、容器内部を汚損させたり、湿らせたりするおそれがあるが、このものは、そのような不具合を有効に排除することができ、衛生的にも優れている。
実開昭61−164174号公報

発明が解決しようとする課題

0004

かかる従来技術によるときは、容器本体は、保持室付きのスライダを上部に組み込むので、全体の部品点数が多くなる上、保持室からの丸剤を外部に排出させるために排出孔を別に設ける必要があり、排出孔を閉じる外キャップが必要となって全体構造が一層複雑になり、操作方法も煩雑になりがちであるという問題があった。

0005

そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、偏心位置に排出孔を有する排出部と、保持室を有する操作部とを対向させてフランジ部上に立設することによって、全体構造、操作方法の双方を著るしく簡素化することができる丸剤容器の中栓を提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、容器の口部に挿着するスカート部と、スカート部の上端のフランジ部の上面に相対向して立設する排出部、操作部とを一体成形してなり、排出部は、操作部に向けて開口する中間部の切欠きと、切欠きの上方の偏心位置に開口する軸方向の排出孔と、容器の内部から連通し、切欠きに開口する丸剤用の軸孔とを形成し、操作部は、切欠きに向けて突出する規制部と、規制部を軸方向に貫通し、軸孔からの丸剤を収納する保持室とを形成し、排出部に向けて押し操作して規制部を切欠き内に前進させることにより、保持室を軸孔上から排出孔側にシフトさせることをその要旨とする。

0007

なお、軸孔は、複数の軸方向のガイドリブを介して丸剤を整列させることができる。

0008

また、操作部は、弾性片を介してフランジ部の上面に立設してもよく、滑り止めを施した操作面を有してもよい。

発明の効果

0009

かかる発明の構成によるときは、操作部の規制部に形成する軸方向の保持室には、軸孔を介して容器内の丸剤の所定量を収納することができる。なお、操作部を操作しない自然状態において、保持室は、軸孔の位置に対応しており、軸孔からの丸剤を収納できるが、排出部の排出孔に正しく対応していないため、保持室内の丸剤が排出孔に流出することがない。そこで、保持室内に所定量の丸剤が収納された後、操作部を押し操作して規制部を排出部の切欠き内に前進させると、保持室が排出孔に対応するため、排出孔を介して保持室内の所定量の丸剤を外部に排出することができる。また、このとき、保持室は、軸孔から位置ずれするため、軸孔からの丸剤が保持室内に追加して流出することがない。操作部に加える操作用押圧力を除去すれば、操作部は、元の姿勢弾性復帰するから、軸孔からの丸剤を保持室内に新たに流出させ、以後、同様の操作を繰り返すことができる。ただし、保持室内には、軸孔からの1個または2個以上の所定量の丸剤を収納するものとする。

0010

軸孔は、容器の内部から連通して切欠きに開口し、容器内の丸剤を切欠き内の規制部の保持室に導く。そこで、複数の軸方向のガイドリブを介して丸剤を整列させることにより、丸剤の有害な詰りやブリッジの発生を有効に防止することができる。なお、各ガイドリブは、容器に近い下部側から上方の切欠きに向けて軸孔の径方向の高さをテーパ状に増大させ、丸剤を軸孔の軸心上に正しくガイドすることが好ましい。また、軸孔は、丸剤の径相当の最小有効径として切欠きに開口させ、同径の保持室に対応させることが好ましい。

0011

弾性片を介して立設する操作部は、排出部に向けて押し操作し、操作用の押圧力を除去すると、弾性片の弾性により元の直立姿勢に自動的に復帰するから、格別な復帰操作を必要とせずに、そのまま押し操作を円滑に繰り返すことができる。なお、操作部は、操作面に滑り止めを施すことにより、たとえば手指により安定に押し操作することができる。滑り止めは、たとえば表面を適切な粗面にすることにより、手指との摩擦力を大きくすることが好ましい。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、図面を以って発明の実施の形態を説明する。

0013

丸剤容器の中栓は、スカート部11の上端のフランジ部12の上面に相対向して立設する排出部13、操作部14を備えてなる(図1図2)。ただし、図2(A)〜(C)は、それぞれ全体側面図、上面図、下面図である。なお、丸剤容器の中栓は、たとえばポリエチレンポリプロピレンポリメチルペンテンなどの適度の弾性を有するプラスチック材料により一体成形されている。

0014

スカート部11は、下端部の外径を下向きのテーパ状に絞り、フランジ部12の下面によって位置決めするようにして容器20の口部21に圧入して挿着することができる。なお、容器20は、図示しない丸剤を収納する丸剤容器であり、口部21の外周には、ねじ式のキャップ22の雌ねじ22aに適合する雄ねじ21aが形成されている。キャップ22は、雄ねじ21a、雌ねじ22aを介して口部21に装着し、フランジ部12上の各部材とともに容器20を密封することができる。

0015

排出部13の中間部には、操作部14に向けて開口する横向きの切欠き13aが形成されている。また、排出部13の上端部には、切欠き13aの上方に開口する軸方向の排出孔13bが形成されている。排出孔13bは、容器20の口部21の軸心C、すなわちスカート部11、フランジ部12の軸心Cに対し、偏心量dだけ操作部14から遠去かる方向に偏心している。排出孔13bの内径は、中間部から上端部にかけて滑らかに拡幅されている。

0016

操作部14は、弾性片14aを介してフランジ部12の上面に直立している。操作部14は、排出部13の切欠き13aに向けて突出する規制部14bを有し、規制部14bには、軸方向の保持室14cが軸心C上に上下に貫通して形成されている。また、操作部14の外面側には、滑り止めを施した操作面14dが形成されている。

0017

排出部13には、切欠き13aに開口する軸心C上の軸孔13cが形成されている(図1図2(C))。なお、軸孔13cは、スカート部11内の大径の空洞部11aを介して容器20の内部に連通しており、空洞部11aは、スカート部11の下端から、フランジ部12の上方の切欠き13aの直下にまで延長されている。

0018

空洞部11aの内面には、軸方向のガイドリブ11b、11b…、11c、11cが形成されており、各ガイドリブ11bは、軸心Cに対向し、ガイドリブ11c、11cは、軸心Cを外れて互いに対向している。各ガイドリブ11bは、スカート部11の長さ範囲において、空洞部11aの径方向の高さを下から上に向けてテーパ状に増大させ、フランジ部12から切欠き13aまでの範囲において、軸心Cに対向する側端面を軸孔13cの内周面に一致させている(図2(C)、図3(B))。一方、ガイドリブ11c、11cは、フランジ部12の上方において、軸孔13cの操作部14側に位置する上下方向のスリット13dを介して相対向させた上(図2(C)、図3(C))、フランジ部12の下部から上方の軸心C側の角部を円弧状に切除することにより、他のガイドリブ11b、11b…とともに軸孔13cの内周面を形成している。ただし、図3(A)〜(C)は、それぞれ図2(A)のX−X線矢視相当断面図、図2(B)のY−Y線、Z−Z線矢視相当断面図である。

0019

操作部14は、何も押し操作しない自然状態において、弾性片14aを介してフランジ部12上に直立し(図1)、保持室14cを軸心C上に位置させて軸孔13cに対応させることができる。そこで、容器20内に丸剤W、W…を収納し、キャップ22を外して、操作部14側を上にして容器20を斜め下向きに傾けると(図4(A))、容器20内の丸剤W、W…は、軸孔13cを経て保持室14cに1個だけが収納され、排出孔13bから流出することがない。ただし、軸孔13c、保持室14cの各内径は、丸剤Wの径に適合させるものとし、保持室14cは、1個の丸剤Wを収納するように設定されている。また、このとき、空洞部11a内の丸剤W、W…は、ガイドリブ11b、11b…、11c、11cを介して整列され、軸孔13cから保持室14cに円滑に導くことができる。

0020

つづいて、手指で操作部14の操作面14dに操作用の押圧力を加えて押し操作すると(図4(B)の矢印P方向)、操作部14は、弾性片14aを介して排出部13に向って弾性揺動する。したがって、規制部14bは、切欠き13a内に前進し、規制部14b上の保持室14cを軸孔13c上から排出孔13b側にシフトさせ、排出孔13bを介して保持室14c内の丸剤Wを1個だけ外部に排出させることができる。なお、このとき、保持室14cは、軸孔13cと正しく対応しないため、軸孔13cからの丸剤Wが保持室14cに新たに流出することがない。そこで、さらに丸剤Wを追加排出させるときは、操作部14に対する操作用の押圧力を除去し、操作部14を一旦元の直立姿勢に弾性復帰させて軸孔13cからの丸剤Wを保持室14cに流出させた上(図4(A))、操作部14を押し操作して保持室14c内の丸剤Wを外部に排出させればよい(図4(B))。

0021

以上の説明において、排出部13の先端の排出孔13bを介して外部に丸剤Wを排出させるとき、操作部14を押し操作して規制部14bを切欠き13a内に前進させる(図4(B)、図5(B))。このとき、操作部14の揺動限は、規制部14bの先端を切欠き13aの奥壁に当接させ、または、操作部14の先端部内面を排出孔13bの外周に当接させて規制すれば十分である。

0022

また、操作部14の保持室14cは、軸孔13cからの2個の丸剤W、Wを収納するように設定してもよい(図5)。操作部14を1度押し操作するごとに、排出孔13bを介して丸剤Wを2個ずつ外部に排出することができる(同図(B))。

0023

なお、この発明は、操作部14を押し操作することにより、軸孔13cからの丸剤Wの流出を阻止しながら保持室14c内の丸剤Wの所定量を排出孔13bから外部に排出し、操作部14を元の姿勢に弾性復帰させることにより、軸孔13cからの丸剤Wを保持室14cに流出させるとともに、保持室14cからの丸剤Wの排出を阻止するものである。そこで、保持室14cによる丸剤Wの収納個数を1個または2個以上の所定量に設定することにより、操作部14の1回の押し操作当りの丸剤Wの排出量を任意に設定することができる。

0024

また、この発明は、切欠き13aに開口する軸孔13cと、それに後続する保持室14c、排出孔13bの各断面形状と、ガイドリブ11b、11b…、11c、11cによる空洞部11a内のテーパ状の整列径路の最終有効断面形状とをたとえば適切な長方形形状に設定することにより、丸剤Wに代えて、タブレット状などの錠剤の排出にも十分適用可能である。ただし、このときの錠剤は、図4図5において、空洞部11a、軸孔13c、保持室14c、排出孔13b内を上下に転動するようにガイドして進行させることが好ましい。

図面の簡単な説明

0025

使用状態を示す縦断面図
全体構成説明図
要部断面説明図
動作説明図
他の実施の形態を示す図4相当図

符号の説明

0026

W…丸剤
11…スカート部
11b、11c…ガイドリブ
12…フランジ部
13…排出部
13a…切欠き
13b…排出孔
13c…軸孔
14…操作部
14a…弾性片
14b…規制部
14c…保持室
14d…操作面

特許出願人 伸晃化学株式会社
代理人弁理士田 忠 秋

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