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技術 視野スキャン装置、視野スキャンプログラム、視野スキャン方法、及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体。動的視野スキャン装置。静的視野スキャン装置。視野観測装置、視野観測プログラム、視野観測方法、及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体。全視野網膜機能スキャンプログラム。検査範囲を能動的に限定し、視野欠損、盲点などの形状を詳しくディスプレイに図示するプログラム。コンピュータ設定の移動を行う動的視標を、視感度変化が認識された時点で能動的に移動させ、視感度変化位置を正確に確定し、視野視機能状態を高速度に輪郭抽出、結果をディスプレイに図示するプログラム。空間分離能度数分布グラフ表示視野計、視野欠損度計量表現視野計並びに、視野網膜視機能変化領野輪郭高速抽出視野計。視野欠損の文字認識への影響レベルを%により正確に計量表示するプログラム。視野盲点位置、盲点の大きさ高速度検出ディスプレイ表示プログラム。盲点直径左右比率計算結果ディスプレイ表示プログラム。盲点位置、盲点直径の時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示プログラム。被験者が自らの視野欠損をディスプレイに見ながら、検査範囲を限定することができ、検査時間を短縮しながら視野スキャンの解像度を増大させるプログラム。視野2次元に対する垂直軸方向として視野視覚機能レベルを、高低差によりディスプレイに立体的に図示、それを回転並びに平行移動させ、あらゆる方向からその立体構造を観察するプログラム。詳細な視野検査を実施するために検査範囲を限局する際、被験者の視野をディスプレイ色欠損として被験者に認識させ、被験者はそれを見ながら、関心のある形状を示すディスプレイ色欠損部分を検査範囲として設定、被験者の応答逐次に一定間隔移動するよう設定された静的視標利用により、網膜構造を反映する程の視野検査を短時間に行う、その際、視標認識応答error減少、検査時間短縮を実現するために静的視標の周辺に4本の線分からなるguideを用いるプログラム。正常眼圧緑内障あるいは緑内障初段階に特徴的な視覚機能が僅かに低下した視野領域を、一般のコンピュータにより検出可能にするプログラム制御静的視標、並びにディスプレイにその視覚機能低下領域の形状を詳しく表示する視野計プログラム

出願人 蔦知博
発明者 蔦知博
出願日 2008年4月28日 (11年2ヶ月経過) 出願番号 2008-117888
公開日 2009年6月25日 (10年0ヶ月経過) 公開番号 2009-136663
状態 未査定
技術分野 眼の診断装置
主要キーワード 間隔減少 時間間隔調整 位置調整指示 角度インクリメント 単峰形状 単一設定 本線分 変遷状態
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年6月25日)のものです。
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図面 (20)

課題

従来の視野計検査結果は、被験者暗点盲点の形状を忠実に反映していない。従来視野計では緑内障性暗点を検出できない場合がある。また、視野検査単調検査時間が長いため、被験者の誤り反応が生じうる。

解決手段

コンピュータをすぐに視野計、網膜視機能検査計にすることを可能にした。検査結果が逐次二次元濃淡表示の奇麗なスキャン図になり検査中からディスプレイに表示され、視野検査の単調性を軽減する。検査方法は、二点の視標を交互に利用するため、中心外視力では動的に検査速度を増大させる一方、黄斑では静的に検査の詳しさを増大させる。横縦方向の検査を蓄積的に利用することによりスキャン図を生成。従来視野計より客観的且つ詳しい検査が可能であるため、従来視野計では検出できない緑内障性暗点を検出可能にする。視機能低下領野の視機能程度も直観的にわかりやすい状態でスキャン表示される。

概要

背景

従来の視野計には次のような物がある(例えば、参考文献1参照。)。

Goldmann perimeter、510型(1945年)、940型(1967年)、Tubinger perimeter(1957年)、Octopus perimeter(1976年)。

従来の視野計を説明する。Goldmann perimeterは最初の明度視野計、手動同時記録式であり、視標輝度は4から60種、視標視角は6種、視角視野背景輝度の調整が可能。欠点は5°以内の中心部測定が不可能であること。Tubinger perimeter(1957年)は最初の実用的静視野計である。動的視野、色視野フリッカー視野など測定できる。手動同時記録式。視標輝度80種、固視標輝度100種、色5種、背景輝度6種。中心視力中心外視力測定。欠点は視標移動の操作が難しいこと、視標、固視標、背景照明灯の調整が難しいこと。Octopus perimeter(1976年)は世界最初の全自動静視野計。
〔参考文献1〕最新医学辞典(1987、1990年)、医歯薬出版株式会社。

概要

従来の視野計の検査結果は、被験者暗点盲点の形状を忠実に反映していない。従来視野計では緑内障性暗点を検出できない場合がある。また、視野検査単調検査時間が長いため、被験者の誤り反応が生じうる。コンピュータをすぐに視野計、網膜視機能検査計にすることを可能にした。検査結果が逐次二次元濃淡表示の奇麗なスキャンになり検査中からディスプレイに表示され、視野検査の単調性を軽減する。検査方法は、二点の視標を交互に利用するため、中心外視力では動的に検査速度を増大させる一方、黄斑では静的に検査の詳しさを増大させる。横縦方向の検査を蓄積的に利用することによりスキャンを生成。従来視野計より客観的且つ詳しい検査が可能であるため、従来視野計では検出できない緑内障性暗点を検出可能にする。視機能低下領野の視機能程度も直観的にわかりやすい状態でスキャン表示される。

目的

また、対側視野の空間分離能度数分布グラフの表示は検査側視野空間離能度数分布グラフに対して、視野機能状態検討のための対照分布を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

請求項2

全視野測定の場合、動的視標、静的視標の二点を交互利用することにより水平方向視検査を精密に高速化した。動的視標、静的視標の垂直方向の位置はディスプレイ中心部分に固定した状態で、固視標を垂直下方向に逐次移動させることにより検査結果を逐次最下行からスキャン図(図1参照。)を生成する請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項3

記録者、検査の方法、検査結果のスキャン出力方式をプログラムによりコンピュータ制御化した請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項4

検査方法は、二点の視標を交互に利用するため、中心外視力では動的に検査速度を増大させる一方、黄斑では静的に検査の詳しさを増大させる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項5

中心視力空間分離能は高く(図1、中心視力14。)、中心外視力の空間分離能は低い(図1の中心外視力6参照。)。中心から離れた視野ほど錐体細胞が減少するため、空間分離能が低下する。空間分離能の低い領野(図1、中心外視力6参照。)では、動的視標により検査が高速化される。しかし、動的視標は水平方向に一定速度で移動するため、検査精度均質的である。中心視力機能、中心外視力機能を均質に検査できる。被験者視野状態に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を行うことができる。動的視標、静的視標を空間的に間隔をあけず交互に連続させることにより(図5、7参照。)、動的視標により検出された空間分離能の程度の情報を静的視標として検査記録蓄積することができる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。検査結果の図は網膜機能二次元スキャンになる。

請求項6

検査結果が逐次二次元濃淡表示の奇麗なスキャン図になり検査中からディスプレイに表示され、視野検査単調性を軽減する請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項7

全視野検査の二点視標方式(図3、図4、図5、図6参照。)。視野検査を行わない側の目は遮っておく。まず被験者は視野検査を行う側の目でディスプレイ上の高速点滅固視点視標を凝視する。ディスプレイから動的視標Aが水平右方向に移動しつつ出現する(図3の3参照。)、被験者は視野に動的視標Aの動きを認識できるとボタンスペースキーを押す。動的視標Aはその位置で静的視標Aダッシュになる(図5の22参照。)。静的視標Aダッシュが表示されつづけた状態で、静的視標Aダッシュの位置から形や大きさが等しい動的視標Bが右水平方向に同じ速度で移動を開始しはじめる(図4の12参照。)。空間分離能視力により、被験者が静的視標Aダッシュ、動的視標Bの二点を認識した段階、あるいは動的視標Bの動きを視野に認識できた段階でボタン、スペースキーを押す。静的視標Aダッシュは表示から消え動的視標Bはボタンが押された位置で静的視標Bダッシュになる。静的視標Bダッシュが表示された状態で、静的視標Bダッシュの位置から動的視標Cが現れ同じように右へ同速度で水平方向移動を始める。被験者の空間分離能により静的視標Bダッシュに対する動的視標Cの出現を認識した段階、あるいは動的視標Cの動きを視野に認識した段階で、ボタン、スペースキーを押す。同様な処理を繰り返すことにより網膜の視機能をスキャンできる。動的視標が右端まで移動し、その行の視野検査が終了し、ボタン、スペースキーを押すと、視標は一段下の行の左端から出現し、視野スキャンが続行される。繰り返しにより片目全視野をスキャンできる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項8

視野の欠損状態他人に説明が困難、しかし本発明により直観的に説明可能な状態になる。

請求項9

視野の中心部分、黄斑部分は空間分離能が高いため、ボタン、スペースキーを押す時点での静的視標、動的視標間の距離が短くなる。中心窩部分では静的視標、動的視標間の距離が最短になる(図1の5参照。)。ディスプレイでは静的視標、動的視標間の距離の程度が、色の濃淡に変換されて濃淡二次元スキャン図として表示される。静的視標、動的視標の二点の間の距離が長い場合は明るい色、静的視標、動的視標の二点の間の距離が短い場合は暗い色などのスケール分け表示を行う。本発明では、片目の全視野有効視細胞密度など空間分離能10分以下程度の精度で測定することができる、しかし検査精度に比べ検査時間が短い請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項10

人間は視神経、脳で視覚を得るため、検眼鏡では、網膜より高位視力機能状態がわからない。被験者でないと暗点の状態などがわからない。被験者でも固視点、視野中心部分以外の視野周辺における暗点の形状、大きさなどは全く認識できない(図1の暗点と盲点がつながっている部分4参照。)。本発明は網膜視細胞から視覚野伝送されうる暗点、盲点形状を忠実にディスプレイに再現することを可能にする。目の中の網膜、視神経の有効に機能しない領野(図1の暗点1参照。)、視機能低下領野(図1の錐体細胞あるいは視神経軸索が僅かに障害されている領野15参照。)を地図のようにディスプレイに再現できはっきりわかる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項11

動的視標を水平方向に一定速度で移動させるため、被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を行うことができ、検査結果の記録者に対する客観性が保たれる。従来型動的視野計では動的視標がランダムな方向に移動し、検査結果に空間分解能が表れなかったが、本発明、請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラムでは動的視標を水平方向に移動させることにより、検査結果に水平方向空間分解能に関する情報を蓄積し、二次元スキャン表示を可能にした。

請求項12

固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的にわかる。測定の結果、詳しく視野の解像度の違いが二次元スキャンとして表現され、視野欠損部分の形状(図1の1参照。)、盲点の形状がコンピュータ画面に表示された。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態(図1の2参照。)などを表示できる。視野欠損、暗点部分の他に、僅かに錐体細胞などが障害を受けている領野、錐体密度の低下、あるいは錐体機能低下の程度などを濃淡スケールにより二次元スキャンとしてディスプレイに表示できる(図1の15参照。)請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項13

本発明は10分程度以下の空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、数°以内の視野欠損を検出できない欠点を有する従来型視野計では見出されない暗点の緑内障特性などを検出できる(図1の4参照。)。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点などBjerrum領域暗点と盲点の関係などを検出表示可能である請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項14

中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の形状を高速検出表示できる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項15

静的視標、動的視標の二点を交互に連続的に利用することにより、中心外視野は被験者による動的視標認識が中心的作業となり、検査時間を短縮する。一方、視覚における重要部分である黄斑領野ほど、静的視標認識が中心的作業になり、詳しくゆっくり視機能の程度を検査することができる。空間分離能が低い部分は高速処理により高速検査可能、空間分解能が高い部分は低速処理により精密検査を行うことができる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項16

静的視標に対する動的視標利用により検査を高速化できる。動く物体に対して人間は高速応答できる。動的視標は静的視標に比べ視覚的慣れ残像の影響を受けにくく、視標の出現に対する被験者の確認判断時間を減少させることにより、検査時間を短縮することができる。人間の静的視標に対する動的視標の感度の高さにより、暗点など、相当空間分離能力が低い領野をある程度経た後であっても、動的視標の再出現に対して被験者は高速度応答が可能(図1の16参照。)。動的視標の、ある程度の距離を有する水平方向移動、その速度などが従来型視野計の単調さを相当軽減する請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項17

固視点固視標は高速二色交互点滅を行うことにより、被験者の固視点凝視度を高める(図3の25参照。)請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。従来型視野計のような点滅しない固視標では、視覚の慣れ残像などにより凝視が困難である。

請求項18

被験者は高速点滅固視点固視標凝視を行っているため、動的視標がディスプレイ右端に至っても認識できない場合がある(図6の27参照。)。そのような場合には、動的視標がディスプレイの右端に至り、その行の検査が終了状態にあり、一段下の行の検査への待ち状態にあることを示す印(図6の26参照。)を高速点滅固視点部分に固視標に並べて表示している。被験者は固視点固視標部分にその印を認識した後、ボタン、スペースキーを押すことにより一つ下の行の検査を開始できる。あるいは少し休憩した後、検査を再度開始することもできる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項19

視機能低下領野の視機能程度も直観的にわかりやすい状態でスキャン表示される請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項20

視野一行検査が終了後、そのことを示す上記の印が表示され、一つ下の行の検査を開始するためボタン、スペースキーを押す度に、その時点までの視野視機能二次元スキャンの結果が最下行から検査済み領野のみ瞬間的に表示される。被験者は固視標凝視のためスキャンの結果がどのような状態であるかはほとんど認識できないが、暗点、盲点領野付近では非常に明るいディスプレイ表示を認識することができるため、被験者の飽きる程度を非常に減少する効果を有し、慣れ残像による視感度の低下を防ぐことができる(図2参照。)。変化をもたらすことにより被験者の集中力を維持することができる。被験者は検査の進み具合を、周辺視力により、おおよそ認識することができる。プログラムにより、検査中に逐次的にスキャン結果をディスプレイに表示しないように調整することも可能である。プログラムのため視標の形状大きさなど多様に調整可能。プログラムにより視標移動速度、移動方向は様々に調整可能であるため検査時間は調整可能。プログラムにより、ディスプレイ表示、全視野空間分離能スキャンの濃淡、色調などは多様に調整可能である請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項21

本発明は検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。また検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる請求項1記載の全視野網膜機能スキャンプログラム。

請求項22

濃淡スキャン図示が困難である、冪乗関数的な変動を複数の直線的関数の垂直和により濃度差表現する(図8、図9参照。)プログラム。

請求項23

検査範囲をあらかじめ能動的に選ぶ方式により、非常に詳しい視野視機能検査を行え、その結果をわかりやすくディスプレイに奇麗に表示することを可能にするプログラムA。検査範囲は、平成19年6月18日提出の全視野網膜機能スキャン、あるいは請求項27に記載の高速検査方式において視野視機能に障害を検出した部分、あるいは特に観察したい範囲(盲点など)を選ぶことができる。範囲を限定して視野検査を行う方法により非常に詳しい空間分離能を有する検査結果を短時間に得ることができるプログラム。

請求項24

従来型視野計では検出不可能な緑内障や黄斑neovascularizationに特徴的と言われる暗点から盲点への接続部分領野の形状をディスプレイに詳しく直観的に図示できる請求項23記載のプログラムA。盲点直径の拡大の程度なども詳しく図示することができる。視機能低下領野なども図示可能である。

請求項25

暗点の形状、盲点の形状、暗点の固視点周辺の形状、暗点盲点のつながり方の形状など、検査範囲を限定すれば高速度にそれらの形状を詳しくディスプレイに図示することができる請求項23記載のプログラムA。

請求項26

被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を可能にし、検査結果図の記録者に対する客観性を保つ、請求項23記載のプログラムA。

請求項27

従来型視野計では検査空間離能が粗く、検査結果の暗点盲点の形状が非常に大雑把でわかりにくく、且つ検査時間が非常に長い。本発明は、被験者の暗点盲点の形状を正確にディスプレイに表示することを可能にし、輪郭抽出方式であるため検査時間を非常に短縮できる特長を有する、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示することを可能にする視野検査方式並びに、そのためのプログラムB。

請求項28

請求項27に記載のプログラムBにおいて利用される視野検査方式(視野検査結果は図10参照。)。被験者が認識したことを確認する度に水平右方向に静的視標を逐次移動させるような視野検査では、視野に障害のない領野、あるいは暗点盲点領野内において、被験者は同様なボタン押し応答を続けることになる。しかし被験者は、同様なボタン押し応答を学習、記憶し、後の応答過程でその記憶を利用するため、視標が見えないことを被験者が認識した場合であっても、認識より記憶利用の方が早く、視標が見えたかのようなボタン応答を誤って行いがちである。視標認識に関する誤った応答を行わないよう慎重に被験者がボタンを押そうとする場合であっても、数度繰り返し同じボタン応答を行った直後では、誤った応答を行う傾向は非常に高く、粗い視野検査の場合では、その間違いによる誤差は大きい。また、誤ったボタン応答を避けようとする被験者の慎重さは検査時間の増大につながる。そこで本発明プログラムB利用による視野検査方式では、このような課題を解決するために、視野における視感度に変化が認識されない限り、被験者はボタンを押し続けることにより視標をあらかじめコンピュータに設定した速度で動的に移動させ、視感度に変化を認識した時のみそのボタンを離し、動的視標を静的視標にし、被験者が能動的にその視標を少し逆方向に移動させたり、また順方向に移動させたりするなどして、位置調整し、視感度変化点をスペースキーを押すなどして確定する方式を採る。視感度に変化のない領野では、被験者はその変化のなさを確認する度に逐一ボタンを押すなどして応答したりせず、多少は暗点あるいは盲点領野内部まで動的視標を移動させてしまうことを前提にして視標右方向移動ボタンを押し続け視野検査の高速化を図る方式である。その時点で多少の位置確定の誤差を許容しているため、動的視標の移動速度はある程度高速に設定できる。暗点あるいは盲点部分に動的視標が入ったが動的視標がまだ見えつづけているような誤った応答を行ったと被験者が認識した段階で、視標右方向移動ボタンを被験者が一旦離すと、動的視標は静的視標になる。暗点あるいは盲点領野に至り、視感度が変化した瞬間に被験者に応答を要求することは、人間の刺激に対する応答時間、特に繰り返し同一の刺激がなされた直後の、それらとは異なる刺激に対する人間の応答は、それまでに数度繰り返された応答の学習記憶効果が強く表れ、誤った応答になりがちであるので、相当に無理がある。しかし、数度繰り返された同一刺激の後の異なる刺激に誤り応答を行ったことを被験者が、誤り応答直後に認識することは容易である。その後、暗点あるいは盲点領野のため視感度が変化する位置を被験者が能動的に視標を左右に僅かに移動させ、修正しながら確定する方式であるため、抽出される輪郭の形状は非常に正確であり、被験者の暗点、盲点など、視野視機能状態を忠実に反映している。検査結果は、ディスプレイに図示され、直観的にわかりやすい(図10参照。)。被験者に要求されるのは、視感度変化輪郭のみに応答することのみなので視標の大きさ、視標移動速度を調整することにより、片側視野に対する検査時間5分以下の高速検査が可能である。従来型視野計では実現不可能である高速検査でありながら、検査結果は、輪郭のみであれば、平成19年6月18日提出の全視野網膜機能スキャン視野検査結果の図(図11、−1−を参照。)並びに、請求項23に記載した、検査範囲を能動的に設定する非常に詳しい視野検査の結果の図(図9参照。)と同等な正確さを達成している。本発明の方式では、全視野検査高速化のため、動的視標をあらかじめコンピュータに設定した移動速度で利用し、水平右方向への一行検査が終了すると、次の行の検査を左端からコンピュータ制御で被験者は受動的に行うが、暗点、盲点など視野視機能変化位置を正確に輪郭抽出するため、視感度変化部分周辺では、動的視標を静的視標にして、視感度変化輪郭を正確に抽出するため、被験者が能動的に視標位置を調整する方式である。プログラムであるためコンピュータ制御の動的視標の大きさ、移動速度の調整により、検査結果図の詳細化、あるいは検査速度の高速化が実現可能である。

請求項29

視標を大きくしたり、視標を被験者がコンピュータに入力するなどして、盲点周辺では、動的に通過する視標の幾何学形状がゆがむようすなどを観察することができる。また視標はコンピュータ入力できるため、文字などを視標にすると、視野における文字認識の程度などを観察することができる。視野視機能に関する様々な観察を行うことが可能であり、観察結果、視感度変化位置に関する輪郭の高速抽出が可能であり、それをディスプレイに直観的に図示できる請求項27に記載のプログラムB。

請求項30

請求項27に記載のプログラムBによる視野検査方式は、被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を可能にし、検査結果図の記録者に対する客観性が保たれている。

請求項31

被験者は水平右方向に移動する動的視標に対し、その視感度に変化を認識した時のみ応答することが要求される方式を採ることにより視野検査の高速化を図る。被験者が、水平右方向に移動する動的視標に、その視感度の不連続位置出現を認識する事は容易である。人間の不連続性開始点に対する感度が鋭敏である特性を利用した方式である、請求項27に記載のプログラムBを利用する際に用いる視野検査方式。視感度に変化を認識しない限り、被験者は右方向移動ボタン→を押し続ける方式で、逐一応答を行わないため、検査時間を短縮できる。被験者は視感度変化位置より少し右方向に行過ぎたことを容易に認識できる。そのような認識の後被験者は、左方向移動ボタン←や右方向移動ボタン→などで能動的に視感度不連続位置周辺で視標を動かし確かめながら視感度不連続位置を正確に確定、スペースキーを押しその位置の記録ができる。

請求項32

請求項27に記載のプログラムBを利用する視野検査方式では、被験者の視標認識確認躊躇時間が被験者による能動的位置調整時間に変換され、視標認識を正確にしようと期するために生じる被験者による判断躊躇時間を0にする方式であり、結果、視野検査処理は高速化され、同時に輪郭抽出の正確さが達成される。右方向などへ視標を移動させすぎたことを認識してから、被験者が後戻りするなどして位置調整しながら検査することが可能な方式であるため、被験者による輪郭抽出の際の時間的応答遅れなどによる記録位置の誤差を0にできる。請求項27に記載のプログラムBに対する請求項32に記載の視野検査に対する被験者の応答方式は、視野に限らず、広範囲から関心対象である特徴を高速度に抽出しようとする検索一般に適用できる。

請求項33

請求項27に記載のプログラムBに請求項32記載の視野検査方式を用いた視野検査結果の図は、特徴輪郭抽出型であるため分かりやすく、面白い(図10参照。)。視標の大きさ、移動速度などを適切に設定することにより、片目全視野検査時間5分以下を実現可能にする。

請求項34

視野検査の結果は、請求項23、請求項27記載のプログラムにより詳しくディスプレイに図示され、視野欠損部分の形状(図9の1、図10の1参照。)、盲点の形状(図9の2、図10の2参照。)がコンピュータ画面に表示された。固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的に分かる(図9の14、図10の14参照。)。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態など、詳しく表示できる。

請求項35

視野の欠損状態は他人に説明が困難、しかし請求項23記載のプログラムA、請求項27記載のプログラムB並びに請求項32に記載の視野検査方式を利用することにより、非常に短時間で直観的に説明可能な状態になる(図9、図10参照。)。

請求項36

本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示する請求項23記載のプログラムAは、非常に細かい空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、従来型視野計精度では検出が不可能である、数分程度の緑内障特性(図9の4参照。)などを検出できる。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点など、Bjerrum領域暗点と盲点の関係などを非常に詳しく検出表示することができる。

請求項37

本発明、請求項23記載のプログラムAによる視野検査結果図は暗点領野の曲がり具合(図9の1参照。)を詳細に表示しており、暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。

請求項38

本発明、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示する請求項27記載のプログラムB並びに、請求項32記載の視野検査方式は、視標の大きさ、移動速度を適切に設定することにより、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、従来型視野計精度では検出が不可能である、数分程度の緑内障特性の輪郭を検出できる(図10の4参照。)。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点など、Bjerrum領域暗点と盲点の関係などの高速検査を可能にし、非常に高速度に詳しく輪郭表示することができる。

請求項39

本発明、請求項27記載のプログラムB並びに請求項32記載の視野検査方式は暗点領野の曲がり具合の輪郭を詳細に、高速抽出、ディスプレイに表示することを可能にする(図10の1参照。)。暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。

請求項40

本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示する請求項23記載のプログラムAは、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の非常に詳しい形状を検出、ディスプレイ表示できる。

請求項41

本発明、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示する請求項27記載のプログラムB並びに請求項32記載の視野検査方式は、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野形状の輪郭を非常に高速度に検出ディスプレイ表示することを可能にする。

請求項42

請求項23記載のプログラムAは検査範囲を能動的に選ぶことにより検査時間を短縮できる。一方輪郭高速抽出型請求項27記載プログラムB並びに請求項32記載の視野検査方式では網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がない領野は、高速度動的視標利用により受動的高速視野検査が可能、網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がある領野は、動的視標を静的視標に変換、低速度に能動視野検査が可能である。被験者は輪郭部分のみに応答するため検査時間が非常に短縮される。

請求項43

請求項27記載のプログラムBにより、幾何学的記号を動的視標にすると、盲点周辺でその幾何学的形状が妙にゆがむ様子などが観察できます。幾何学的図形が盲点に吸い込まれるかのような様子を中心外視力で観察することができます。固視標より上側で動的視標を水平移動させるなどすると、動的視標が螺旋状に動く様子が観察され、二点程度の視細胞集合が一神経節収斂している状態を知ることができます。文字を動的視標にすると、黄斑部分における文字認識の程度を知ることができます。

請求項44

広範囲検索対象から関心のある特徴を高速度に抽出する方法、あるいは広範囲対象を逐次理解あるいは認識する必要がある場合その作業の推進力を低下させないための一般的方法。検索あるいは理解対象に応じて検索速度あるいは理解、認識速度を相当能動的に変化させる方法で、検索間違い、理解あるいは認識の誤りが大幅に減少され得る方式。検索であれば関心から乖離する対象、伝統から推測し得る対象は相当な高速処理を行う。理解であれば、記憶から推測可能である対象の理解は相当高速処理を行う。しかし、検索であれば関心のある対象、伝統に乖離する対象には相当低速処理、理解であれば、記憶から推測可能ではない対象に関しては、十分な時間をとりながら低速処理によりかなりの程度の、理解あるいは認識の達成を試みる方法である。理解、認識において人間は、あまり理解、認識のための記憶照合検索時間を、対象に応じて柔軟に能動的に可変させることができない特性により、記憶に反する対象の理解において人間は理解するために必要な反応時間をとらないために、理解あるいは認識に誤りを生じる。対象の理解において、記憶から推測される部分は高速理解できるが、記憶から推測できない部分は全く理解できずに、しかし表面的処理を続行し、処理に定義の不確実性が蓄積し、作業推進力が低下する場合が多い現象に由来する。

請求項45

発明請求項23記載のプログラムA、請求項27記載のプログラムB並びに請求項32記載の視野検査方式は検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。請求項27記載のプログラムBでは網膜視機能、盲点の様々な特徴を観察することができる。また、プログラムA、プログラムBのいずれの場合も、検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる。

請求項46

コンピュータをすぐに視野計、網膜視機能検査計にすることを可能にする、並びに視野空間分離能に対する度数分布グラフ表示を可能にする請求項47記載の全視野網膜視機能スキャン、プログラム1。全視野測定の場合、動的視標、静的視標の二点を交互利用することにより水平方向視野検査を精密に高速化した。水平方向に移動する動的視標、静的視標の垂直方向の位置はディスプレイ中心部分に固定した状態で、固視標を垂直下方向に逐次移動させることにより検査結果を逐次最下行からスキャン図を生成する。(図16参照。)。検査方法は、二点の視標を交互に利用するため、中心外視力では動的に検査速度を増大させる一方、黄斑では静的に検査の詳しさを増大させる全視野網膜機能スキャン、プログラム1。中心視力の空間分離能は高く、中心外視力の空間分離能は低い。中心から離れた視野ほど錐体細胞が減少するため、空間分離能が低下する。空間分離能の低い領野では、動的視標により検査が高速化される。しかし、動的視標は水平方向に一定速度で移動するため、検査精度は均質的である。中心視力機能、中心外視力機能を均質に検査できる。被験者視野状態に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を行うことができる。動的視標、静的視標を空間的に間隔をあけず交互に連続させることにより、動的視標により検出された空間分離能の程度の情報を静的視標として検査記録に蓄積することができる。検査結果の図は網膜機能二次元スキャンになる。(図16など参照。)。

請求項47

視野網膜視機能スキャン、プログラム1を実行した後、空間分離能を階級とする度数分布をディスプレイに柱状グラフ表示できる(図18など参照。)。度数分布グラフは空間分離能が大である順に表示される。本発明プログラム1の場合。空間分離能度数分布グラフは、全視野網膜機能スキャン結果図では二次元方向に空間的に序列され表現される視機能程度分布(図16など参照。)を、一次元方向に空間分離能の観点から序列し直そうとするものである(図18など参照。)。異なる二つの観点から同一分布観測することにより、一方(例えば、全視野網膜機能スキャン結果図)の分布生成過程が尤もらしい、適切なものであったかどうかを推測することができた。空間分離能度数分布グラフから中心視力は視覚情報処理容量の制約を受け(図18の1参照。)、中心外視力は網膜面積の制約を受けていることがわかる(図18の2参照。)。視覚情報処理容量制約、並びに網膜面積に対する空間分離能最大化の最適化均衡などにより、度数分布グラフの両側は、左側は増大型指数関数、右側は減少型指数関数特性を有する、全体として視野空間分離能度数分布グラフは単峰形状を示す。特に中心視力において、空間分離能が大である階級の度数が著しく減少しており、度数は視覚情報処理容量の制約を強く受けている状態が柱状グラフに表される。対側の度数分布グラフを背景として、その上に検査側視野度数分布グラフを重ねて表示すると、検査側視野における視機能が低下あるいは視野が欠損している空間分離能階級を推測することができる。暗点など視野欠損領野を構成する空間分離能階級が、空間分離能の低い階級などに度数として表れる(図18の5参照。)。また、対側視野の空間分離能度数分布グラフは検査側視野に対して、およそ視野状態検討のための対照的background分布を提供する場合がある(図14参照。)。

請求項48

本発明プログラム1の場合。検査結果が逐次二次元濃淡表示の奇麗なスキャン図になり検査中からディスプレイに表示され、視野検査の単調性を軽減する空間分離能度数分布グラフを表示できる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項49

本発明プログラム1の場合。全視野検査の二点視標方式。視野検査を行わない側の目は遮っておく。まず被験者は視野検査を行う側の目でディスプレイ上の高速点滅固視点視標を凝視する。ディスプレイ左端の垂直方向に対する中心部分から動的視標Aが水平右方向に移動しつつ出現する、被験者は視野に動的視標Aの動きを認識できるとボタン、スペースキーを押す。動的視標Aはその位置で静的視標Aダッシュになる。静的視標Aダッシュが表示されつづけた状態で、静的視標Aダッシュの位置から形や大きさが等しい動的視標Bが右水平方向に同じ速度で移動を開始しはじめる。空間分離能視力により、被験者が静的視標Aダッシュ、動的視標Bの二点を認識した段階、あるいは動的視標Bの動きを視野に認識できた段階でボタン、スペースキーを押す。静的視標Aダッシュは表示から消え動的視標Bはボタンが押された位置で静的視標Bダッシュになる。静的視標Bダッシュが表示された状態で、静的視標Bダッシュの位置から動的視標Cが現れ同じように右へ同速度で水平方向移動を始める。被験者の空間分離能により静的視標Bダッシュに対する動的視標Cの出現を認識した段階、あるいは動的視標Cの動きを視野に認識した段階で、ボタン、スペースキーを押す。同様な処理を繰り返すことにより網膜の視機能をスキャンできる。動的視標が右端まで移動し、その行の視野検査が終了し、ボタン、スペースキーを押すと、動的視標は同一段の左端から出現、しかし固視標は一つ下の段に移動する方式で視野スキャンが続行される。繰り返しにより片目全視野をスキャンできる。視野の中心部分、黄斑部分は空間分離能が高いため、ボタン、スペースキーを押す時点での静的視標、動的視標間の距離が短くなる。中心窩部分では静的視標、動的視標間の距離が最短になる。ディスプレイでは静的視標、動的視標間の距離の程度が、色の濃淡に変換されて濃淡二次元スキャン図として表示される。静的視標、動的視標二点の間の距離が長い場合は明るい色、静的視標、動的視標二点の間の距離が短い場合は暗い色などのスケール分け表示を行う。本発明請求項47記載プログラム1では、片目の全視野有効視細胞密度など空間分離能2分以下程度の精度で測定することができる、しかし検査の高精度にかかわらず検査時間が短い。人間は視神経、脳で視覚を得るため、検眼鏡では、網膜より高位視力機能状態がわからない。被験者でないと暗点の状態などがわからない。被験者でも固視点、視野中心部分以外の視野周辺における暗点の形状、大きさなどは全く認識できない。本発明請求項47記載プログラム1は網膜視細胞から視覚野に伝送されうる暗点盲点形状を忠実にディスプレイに再現することを可能にする。目の中の網膜、視神経の有効に機能しない領野、視機能低下領野(図16の25参照。)を、地図のようにディスプレイに再現できはっきりわかる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的にわかる。測定の結果、詳しく視野の解像度の違いが二次元スキャンとして表現され、視野欠損部分の形状、盲点の形状がコンピュータ画面に表示された。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態などを表示できる。視野欠損、暗点部分の他に、僅かに錐体細胞などが障害を受けている領野、錐体密度の低下、あるいは錐体機能低下の程度などを濃淡スケールにより二次元スキャンとしてディスプレイに表示できる(図16の25など参照。)請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。本発明は2分程度以下の空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、数°以内の視野欠損を検出できない欠点を有する従来型視野計では見出されない暗点の緑内障特性(図16の26参照。)などを検出できる。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点などBjerrum領域暗点と盲点の関係などを検出表示可能である。中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の形状を高速検出表示できる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項50

本発明プログラム1の場合。静的視標、動的視標の二点を交互に連続的に利用することにより、中心外視野は被験者による動的視標認識が中心的作業となり、検査時間を短縮する。一般に、中心外視力の視標認識、特に2視標認識は、それらを認識するために用いる時間の長さにより、認識の容易さが相当に変動するため、静的視標を用いては簡単且客観的に検査を行うことは難しい。しかし、本発明プログラム1の場合。中心外視力での動的視標の利用、並びに視野に視標の動きを認識した場合に応答する方式により、中心外視力において視標認識が可能になるまでに要する時間の変動が、検出される空間分離能の程度に影響する現象を相当低減させることが可能である。本発明プログラム1の場合。視覚における重要部分である黄斑領野では、静的視標認識が中心的作業になり、詳しくゆっくり視機能の程度を検査することができる。中心視力の視標認識の程度は、認識までの時間の長さからほとんど影響を受けないためである。空間分離能が低い部分は高速処理により高速検査可能、空間分解能が高い部分は低速処理により精密検査を行うことができる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項51

静的視標に対する動的視標利用により検査を高速化できる。動く物体に対して人間は高速応答できる。動的視標は静的視標に比べ視覚的慣れ残像の影響を受けにくく、視標の出現に対する被験者の確認判断時間を減少させることにより、検査時間を短縮することができる。人間の静的視標に対する動的視標の感度の高さにより、暗点など、相当空間分離能力が低い領野をある程度経た後であっても、動的視標の再出現に対して被験者は高速度応答が可能である。動的視標の、ある程度の距離を有する水平方向移動、その速度などが従来型視野計の単調さを相当軽減する請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項52

固視点固視標は高速二色交互点滅を行うことにより、被験者の固視点凝視度を高める請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。従来型視野計のような点滅しない固視標では、視覚の慣れ残像などにより精密な凝視が困難である。

請求項53

被験者は高速点滅固視点固視標凝視を行っているため、動的視標がディスプレイ右端に至っても認識できない場合がある。そのような場合には、動的視標がディスプレイの右端に至り、その行の検査が終了状態にあり、一段下の行の検査への待ち状態にあることを示す印を高速点滅固視点部分に固視標に並べて表示している。被験者は固視点固視標部分にその印を認識した後、ボタン、スペースキーを押すことにより一つ下の行の検査を開始できる。あるいは少し休憩した後、検査を再度開始することもできる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項54

視機能低下領野の視機能程度も直観的にわかりやすい状態でスキャン表示される請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項55

視野一行検査が終了後、そのことを示す上記の印が表示され、一つ下の行の検査を開始するためボタン、スペースキーを押す度に、その時点までの視野視機能二次元スキャンの結果が最下行から検査済み領野のみ瞬間的に表示される。被験者は固視標凝視のためスキャンの結果がどのような状態であるかはほとんど認識できないが、暗点、盲点領野付近では明るいディスプレイ表示を認識することができるため、被験者の飽きる程度を非常に減少する効果を有し、慣れ残像による視感度の低下を防ぐことができる。変化をもたらすことにより被験者の集中力を維持することができる。被験者は検査の進み具合を、周辺視力により、おおよそ認識することができる。プログラムにより、検査中に逐次的にスキャン結果をディスプレイに表示しないように調整することも可能である。プログラムのため視標の形状大きさなど多様に調整可能。プログラムにより視標移動速度、移動方向は様々に調整可能であるため検査時間は調整可能。プログラムにより、ディスプレイ表示、全視野空間分離能スキャンの濃淡、色調などは多様に調整可能である請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項56

本発明は検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。また検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる請求項47記載の全視野網膜機能スキャンプログラム1。

請求項57

検査範囲をあらかじめ能動的に選ぶ方式により、非常に詳しい視野視機能検査を行え、その結果をわかりやすくディスプレイに奇麗に表示することを可能にする(図20参照。)。検査範囲は、請求項47記載のプログラム1、あるいは請求項65に記載の高速検査方式(プログラム3、参照。)において視野視機能に障害を検出した部分、あるいは特に観察したい範囲(盲点など)を選ぶことができる。範囲を限定して視野検査を行う方法により非常に詳しい空間分離能を有する検査結果を短時間に得ることができる請求項60記載のプログラム2。(図20の200、202参照。)。

請求項58

従来型視野計では検出不可能な緑内障や黄斑neovascularizationに特徴的と言われる暗点から盲点への接続部分領野の形状をディスプレイに詳しく直観的に図示できる(図20の205参照。)請求項60記載のプログラム2。盲点直径の拡大の程度なども詳しく図示することができる。視機能低下領野なども図示可能である(図20の205参照。)。被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を可能にし、検査結果図の記録者に対する客観性を保つ、請求項60記載のプログラム2。

請求項59

従来型視野計では検査空間分離能が粗く、検査結果の暗点盲点の形状が非常に大雑把でわかりにくく、且つ検査時間が非常に長い。本発明は、被験者の暗点盲点の形状を正確にディスプレイに表示することを可能にし、輪郭抽出方式であるため検査時間を非常に短縮できる特長を有する、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示することを可能にする視野検査方式並びに、そのための請求項65記載のプログラム3。

請求項60

プログラム2の場合。視野検査範囲面積に対する視野欠損領野面積の割合を%表示できる。(図20参照。)。視野欠損部分面積を視野検査範囲に対して計量的に評価することは、従来型視野計ではできなかった。文字認識に重要な固視標を中心とする局限的視野を検査範囲として選ぶ方式により、文章読解認識に対する視野欠損の障害程度を%表示で計量的に評価できる。(図20の200、202参照。)。文章読解認識に重要な錐体細胞密度の大である網膜領野は中心窩部分であり、視野検査範囲を非常に局限することが可能であるため、計量評価は検査時間2分程度の短時間で達成される。(図20の200、202参照。)。馴染み深い%表示のため、視野欠損の状態が直観的に理解される。文章読解認識に限らず、暗点から盲点など、予め能動的に視野検査範囲を選び、その検査面積に対する視野欠損面積の程度を計量的に客観的に評価できる。(図20の205参照。)。固視点、中心窩に対する暗点領野の位置上の深刻度が%により計量表示され、直観的に説明可能になる。プログラム2の場合。文章読解認識に対する視野欠損の障害程度を%単位で計量表示するにおいて相応する視野検査範囲の選び方に関して、例えば、黄英など空間分離能的に字形が似ている文字順列を試みの視標として、被験者がそれを能動的に動的に左右上下方向に移動させ、被験者が黄と英を見分けられる範囲を検査範囲として確定する方式などが考えられます。中心窩の観点からの検査範囲の選び方です。あるいは試みの視標は横書きの場合は左右に、縦書きの場合は上下に動的に移動させることによりそれぞれ水平方向検査範囲、垂直方向検査範囲を選ぶ方式も考えられます。その場合のそれぞれ垂直方向検査範囲、水平方向検査範囲はその視標のフォントの大きさにより決定します。本方式では文章読解認識に対する視野欠損の障害程度が、横書き文章の読解認識の場合と縦書き文章の読解認識の場合とでは、相当異なる数字で表現されるものと考えられます。視神経軸索などの走行が水平方向指向性を有しているためです。(図20の200、202参照。)。また横書き文章、縦書き文章に対する検査範囲の、それぞれ水平方向、垂直方向に関しての読解認識上の重要性は、人間の読解における記憶保持の特性的観点からして、それぞれ左右対称均質、上下対称均質ではないと考えられます。(図20の202参照。)。

請求項61

請求項65に記載のプログラム3において利用される視野検査方式。被験者が認識したことを確認する度に水平右方向に静的視標を逐次移動させるような視野検査では、視野に障害のない領野、あるいは暗点盲点領野内において、被験者は同様なボタン押し応答を続けることになる。しかし被験者は、同様なボタン押し応答を学習、記憶し、後の応答過程でその記憶を利用するため、視標が見えないことを被験者が認識した場合であっても、認識より記憶利用の方が早く、視標が見えたかのようなボタン応答を誤って行いがちである。視標認識に関する誤った応答を行わないよう慎重に被験者がボタンを押そうとする場合であっても、数度繰り返し同じボタン応答を行った直後では、誤った応答を行う傾向は非常に高く、粗い視野検査の場合では、その間違いによる誤差は大きい。また、誤ったボタン応答を避けようとする被験者の慎重さは検査時間の増大につながる。そこで本発明請求項65記載のプログラム3利用による視野検査方式では、このような課題を解決するために、視野における視感度に変化が認識されない限り、被験者は入力ボタンを押し続けることにより視標をあらかじめコンピュータに設定した速度で動的に移動させ、視感度に変化を認識した時のみそのボタンを離し、動的視標を静的視標にし、被験者が能動的にその視標を少し逆方向に移動させたり、また順方向に移動させたりするなどして、位置調整し、視感度変化点を、スペースキーを押すなどして確定する方式を採る。視感度に変化のない領野では、被験者はその変化のなさを確認する度に逐一ボタンを押すなどして応答したりせず、多少は暗点あるいは盲点領野内部まで動的視標を移動させてしまうことを前提にして入力ボタンを押し続け視野検査の高速化を図る方式である。その時点で多少の位置確定の誤差を許容しているため、動的視標の移動速度は高速に設定できる。暗点あるいは盲点部分に動的視標が入ったが動的視標がまだ見えつづけているような誤った応答を行ったと被験者が認識した段階で、入力ボタンを被験者が一旦離すと、高速度に移動している動的視標は静的視標になる。暗点あるいは盲点領野に至り、視感度が変化した瞬間に被験者に応答を要求することは、人間の刺激に対する応答時間、特に繰り返し同一の刺激がなされた直後の、それらとは異なる刺激に対する人間の応答は、それまでに数度繰り返された応答の学習記憶効果が強く表れ、誤った応答になりがちであるので、相当に無理がある。しかし、数度繰り返された同一刺激の後の異なる刺激に誤り応答を行ったことを被験者が、誤り応答直後に認識することは容易である。その後、暗点あるいは盲点領野のため視感度が変化する位置を被験者が能動的に視標を左右に低速度に移動させ、修正しながら確定する方式であるため、抽出される輪郭の形状は非常に正確であり、被験者の暗点、盲点など、視野視機能状態を忠実に反映している。検査結果は、ディスプレイに図示され、直観的にわかりやすい。被験者に要求されるのは、視感度変化輪郭のみに応答することのみなので視標の大きさ、視標移動速度を調整することにより、片側視野に対する検査時間5分以下の高速検査が可能である。従来型視野計では実現不可能である高速検査でありながら、検査結果は、輪郭のみであれば、全視野網膜機能スキャンプログラム1視野検査結果の図(図16など参照。)、並びに、請求項60に記載した、検査範囲を能動的に設定する非常に詳しい視野検査プログラム2による結果の図(図20の205参照。)と同等な正確さを達成している。本発明の方式では、全視野検査高速化のため、視標をあらかじめコンピュータに設定した速度で高速度に移動させ、動的に利用し、水平右方向への一行検査が終了すると、次の行の検査を左端からコンピュータ制御で被験者は受動的に行うが、暗点、盲点など視野視機能変化位置を正確に輪郭抽出するため、視感度変化部分周辺では、動的視標を静的視標、並びに低速度で移動する動的視標にすることにより、視感度変化輪郭を正確に抽出するため、被験者が能動的に視標位置を調整する方式である。プログラムであるためコンピュータ制御の動的視標の大きさ、移動速度の調整により、検査結果図の詳細化、あるいは検査速度の高速化が実現可能である。(図15、図17など参照。)。

請求項62

請求項65に記載のプログラム3による視野検査方式は、被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を可能にし、検査結果図の記録者に対する客観性が保たれている。

請求項63

本発明プログラム3の場合。被験者は水平右方向に移動する動的視標に対し、その視感度に変化を認識した時のみ応答することが要求される方式を採ることにより視野検査の高速化を図る。被験者が、水平右方向に移動する動的視標に、その視感度の不連続位置出現を認識する事は容易である。人間の不連続性開始点に対する感度が鋭敏である特性を利用した方式である、請求項65に記載のプログラムを利用する際に用いる視野検査方式。視感度に変化を認識しない限り、被験者は入力ボタンを押し続け動的視標を高速度に移動させつづける方式で、逐一応答を行わないため、検査時間を短縮できる。被験者は視感度変化位置より少し右方向に行過ぎたことを容易に認識できる。そのような認識の後被験者は、左方向移動ボタン←や右方向移動ボタン→などで能動的に視感度不連続位置周辺で低速度に視標を動かし確かめながら視感度不連続位置を正確に確定、スペースキーを押しその位置の記録ができる。

請求項64

請求項65に記載のプログラム3を利用する視野検査方式では、被験者の視標認識確認躊躇時間が被験者による能動的位置調整時間に変換され、視標認識を正確にしようと期するために生じる被験者による判断躊躇時間を0にする方式であり、結果、視野検査処理は高速化され、同時に輪郭抽出の正確さが達成される。右方向などへ視標を移動させすぎたことを認識してから、被験者が後戻りするなどして位置調整しながら検査することが可能な方式であるため、被験者による輪郭抽出の際の時間的応答遅れなどによる記録位置の誤差を0にできる。

請求項65

本発明プログラム3の場合。本発明の視野検査に対する被験者の応答方式は、視野に限らず、広範囲から関心対象である特徴を高速度に抽出しようとする検索一般に適用できる。視野検査結果の図は、特徴輪郭抽出型であるため分かりやすく、面白い(図17、図15参照。)。視標の大きさ、移動速度などを適切に設定することにより、片目全視野検査時間5分以下を実現可能にする(図17など参照。)。本発明プログラムは、ディスプレイ中心を固視点にしながら、ディスプレイ左上端から水平右方向に視標を動的に移動させながら、視標に対する視感度変化位置を行単位で確定、同様な処理を下方向に繰り返すことにより視感度変化領野の垂直方向輪郭をスキャン抽出した後、ディスプレイ左下端から垂直上方向に視標を動的に移動させながら、視感度変化位置を列単位で確定、同様な処理を右方向に繰り返すことにより視感度変化領野の水平方向輪郭をスキャン抽出する方式である。ディスプレイへの出力は、垂直方向輪郭と水平方向輪郭を合成する方式であり、結果、視感度変化領野の輪郭が、視標を水平右方向に動的に移動させることにより垂直方向輪郭のみをスキャン抽出する場合(図15並びに図17参照。)より、明確になる(図21参照。)。プログラム3は、利用している視標がある程度の大きさを有しているため、被験者は、視標が視覚上どの程度、暗点、盲点などのために、欠けた場合に、その位置を視感度変化位置に決定するかを、予め決めておくようにすると、視標認識において視感度変化位置決定のための判断躊躇時間を非常に相当削減することができると考えられる。例えば、図21、図15、図17などは、視野欠損領野のために視標が視覚上、およそ50%欠けた段階を、視感度変化位置にするよう予め被験者が決めていた場合の検査結果の図である。視標が小さいプログラム1、プログラム2では、視感度変化位置決定に際して、視標欠損度に関する判断躊躇時間はほとんど0であったため、そのような考慮を行う必要がなかった。しかし視野検査には、検査の頻度により蓄積され、検査の正確さに対して有効である、暗点、盲点の形状などに関する学習効果が生じ得、視機能の色々な特徴を抽出することができるような視標欠損度など、被験者が選ぶことができるようになる。また、視感度変化位置にする視標欠損度を予め明確に決めておく場合、図21の視野検査結果などから知られるように、動的視標に対する視感度変化位置が、水平、垂直スキャンにおいて、等しくならない部分があることから(図21の62、66を参照。)、視野検査時間増大により盲点位置など周辺視野が逐次移動している現象を正確に観察することができる。本発明プログラム3の場合。視野検査において被験者が視感度に変化を認識した位置にのみ応答する方式については、視野に限らず、広範囲から関心対象である特徴を高速度に抽出しようとする検索一般に適用できる方式である。本質的な部分は低速度に情報処理、本質的ではない部分は高速度に情報処理を行うなどして、情報処理速度を対象の特性に適合的に能動的に変化させようとする方式の一環である。(図20、図21、図15、図17、参照。)。本方式の重要性は、人間が自らの情報処理速度を対象に合わせて柔軟に変換することが、それほど容易ではない現象に由来する。

請求項66

視野検査の結果は、請求項47、請求項60並びに請求項65記載のプログラム1、プログラム2、並びにプログラム3により詳しくディスプレイに図示され、視野欠損部分の形状、盲点の形状がコンピュータ画面に表示された。固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的に分かる。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態など、詳しく表示できる。視野の欠損状態は他人に説明が困難、しかし請求項47記載のプログラム、請求項60並びに請求項65記載のプログラム1、プログラム2、並びにプログラム3を利用することにより、非常に短時間で直観的に説明可能な状態になる。本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示する請求項65記載のプログラム3は、相当に細かい空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、従来型視野計精度では検出が不可能である、数分程度の緑内障特性など(図21の62参照。)を輪郭抽出型であるため数分程度の高速度に検出できる。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点など、Bjerrum領域暗点と盲点の関係などを横縦方向輪郭抽出スキャン方式により非常に詳しく検出表示することができる。本発明、請求項60記載のプログラム2による視野検査結果図は暗点領野の曲がり具合(図20の205参照。)を詳細に表示しており、暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。本発明、請求項65記載のプログラム3並びに視野検査方式は暗点領野の曲がり具合の輪郭を詳細に、高速抽出、ディスプレイに表示することを可能にする(図21の60。図15、図17を参照。)。暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示する請求項60並びに請求項47記載のプログラム2並びにプログラム1は、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の非常に詳しい形状を検出、ディスプレイ表示できる。本発明、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示する請求項65記載のプログラム3並びに視野検査方式は、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野形状の輪郭を非常に高速度に検出ディスプレイ表示することを可能にする。

請求項67

請求項60記載のプログラム2は検査範囲を能動的に選ぶことにより検査時間を短縮できる。一方輪郭高速抽出型請求項65記載プログラム3並びに視野検査方式では網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がない領野は、高速度動的視標利用により受動的高速視野検査が可能、網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がある領野は、動的視標を静的視標に変換、低速度に能動視野検査が可能である。被験者は輪郭部分のみに応答するため検査時間が非常に短縮される。請求項65記載のプログラム3の視野検査方式とは、被験者が視感度に不連続を認識した時点で、高速度に移動している動的視標を一旦、静的視標に変換。位置調整を行うため、その静的視標を低速度で移動する動的視標に変換。視感度変化認識位置を低速度動的視標により前後調整する方式のため、位置確定は正確である。位置確定後、低速度動的視標を高速度動的視標に変換する。視感度変化を認識する位置の他は、暗点、盲点などの領野内部に視標があっても、被験者に、逐一応答を要求しない方式であるため、全視野を対象にしながら検査時間が非常に短縮化される。視感度不変部分は高速度動的視標を利用するため、視標認識時間の観点からも検査時間が短縮化される。

請求項68

広範囲検索対象から関心のある特徴を高速度に抽出する方法、あるいは広範囲対象を逐次理解あるいは認識する必要がある場合その作業の推進力を低下させないための一般的方法。検索あるいは理解対象に応じて検索速度あるいは理解、認識速度を相当能動的に変化させる方法で、検索間違い、理解あるいは認識の誤りが大幅に減少され得る方式。検索であれば関心から乖離する対象、伝統から推測し得る対象は相当な高速処理を行う。理解であれば、記憶から推測可能である対象の理解は相当高速処理を行う。しかし、検索であれば関心のある対象、伝統に乖離する対象には相当低速処理、理解であれば、記憶から推測可能ではない対象に関しては、十分な時間をとりながら低速処理によりかなりの程度の、理解あるいは認識の達成を試みる方法である。理解、認識において人間は、あまり理解、認識のための記憶照合検索時間を、対象に応じて柔軟に能動的に可変させることができない特性により、記憶に反する対象の理解において人間は理解するために必要な反応時間をとらないために、理解あるいは認識に誤りを生じる。対象の理解において、記憶から推測される部分は高速理解できるが、記憶から推測できない部分は全く理解できずに、しかし表面的処理を続行し、処理に定義の不確実性が蓄積し、作業推進力が低下する場合が多い現象に由来する。本発明プログラムはいずれも検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化並びに計量化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。また、いずれのプログラムの場合も、検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる。

請求項69

文字認識可能な程度の空間分離能を有する視野面積を高速度検出でき、それに対する暗点など視野欠損部分面積の割合を、文字認識上の視覚機能障害ベルとして%によりコンピュータディスプレイに直観的に数字表示できるプログラム。凝視を容易にするため2色交互にまたたいている固視標を中心に、文字、記号などからなる視標を動的にゆっくり円軌道周回させる方式により、視野検査範囲を決定する。まず文字視標は固視点周辺にある。文字視標の周回軌道動径を被験者が増減させる。視標を被験者が解像度上、明確に文字として認識できないようになる動径を、視野検査範囲の半径として設定する方式。選ばれた円形視野検査範囲は被験者の文字認識に非常に重要な視野である。その範囲に対する詳しい視野検査を行う。検査範囲が文字認識の観点から限局されているため、検査は非常に短時間に、しかし詳しく行うことができる。また、視標が直線移動しか行わない場合、暗点の位置が障害になり、文字認識の観点からの検査範囲上限あるいは下限などの設定が被験者にとり相当難しい場合がある。しかし動的文字視標の周回軌道動径を可変させる方式であれば、非常に短時間に容易に検査範囲を決定できる。結果は非常に一定した値である。解像度をある程度低下する場合検査時間5分を達成できる、しかしその解像度は十分実用的である。周回軌道を行う動的文字視標により設定した視野検査範囲に対する視野欠損面積の割合を直観的な%により数字表示できる。文字認識に対する暗点など視野欠損による障害程度をディスプレイに数量表示できる。数度検査の整合性により正確度を確認できる。文字認識上の視野欠損レベルを表示できるプログラムの文字認識の観点からの視野検査範囲設定方式。

請求項70

視標の大きさを低下させることにより非常に詳しい検査も可能である。視野欠損状態をディスプレイに表示できるためわかりやすい。文字認識の観点から検査範囲を選び、高速度に視野検査を行い、視野欠損レベル並びに視野欠損状態をディスプレイに奇麗に詳しく表示できるプログラム。被験者にとっての視野欠損の深刻度を文字認識の観点から%表示できる請求項69に記載のプログラム。

請求項71

両目視野における盲点位置、並びに盲点の大きさを高速度に検出、ディスプレイに表示可能である本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムD。両視野の盲点位置、並びに円軌道により輪郭抽出された盲点の大きさをディスプレイに左右並列表示可能である(図27参照。)本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムD。盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.06倍であるなどと言うように、直観的な形で計算、ディスプレイに表示できる(図27の2参照。)本発明プログラムA、プログラムB。盲点に関する左右視野の状態をディスプレイにおいて、近似的輪郭図(図27の30、40参照。)や数字(図27の2参照。)により直観的に比較することを可能にする本発明プログラムA、プログラムB。盲点位置、盲点直径いずれにおいても、左右非対称、左右乖離の程度は(図27参照。)、網膜stress、緑内障などに関係する情報である。検出された盲点の位置、盲点の直径規模の検査時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示することに成功した(図26参照。)本発明プログラムD。

請求項72

請求項71に記載の本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムD。本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDの盲点検査方式。盲点位置検出には*印視標(図29の25参照。)並びに、*印を中心とする内側外側二つの円軌道を行う動的視標(図29の14、22参照。)を利用する。盲点直径検出は、*印視標を中心とする内側外側二つの円軌道視標(図29の14、22参照。)を、その軌道動径を変化調整しながら行う方式である。例えば、右目視野の盲点から検査検出を行う場合。左目視野は遮り、右目により中心固視標を固視する。固視標付近にある緑色*印を矢印キーにより被験者が右方向などに移動。緑色*印が見えなくなる位置でenterキーを押す。およそ右目盲点の位置を決定する。緑色の*印は消える。固視標は表示され続ける。被験者は固視標(図29の6参照。)を凝視し続ける。次に紫色*印(図29の25参照。)を中心に内側外側二つの円軌道が現れる(図29の14、22参照。)。紫色*印は、およそ先の緑色*印により検出された盲点中心位置に現れる。内側円軌道(図29の22参照。)は動的に円軌道を行う緑色視標からなる。外側円軌道(図29の14参照。)は動的に円軌道を行う赤色視標からなる。より正確な検査を行おうとする場合。より正確に盲点位置を検出するためには、紫色*印(図29の25参照。)は、先の緑色*印からわずかに離れた位置に現れるように設定する。紫色*印を周辺視野に認識できる場合、被験者は矢印キーを用いて紫色*印を盲点内まで移動させる。紫色*印を移動させる場合、本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDでは、紫色*印(図29の25参照。)を中心とする内側外側2つの円軌道も共に同距離同方向移動する(図29の14、22参照。)方式である。二つの円軌道(図29の14、22参照。)は、盲点の近似的直径検出(図27の30、40参照。)を簡単に高速化する機能を有する。一つの円軌道を用いる場合に比べ、盲点直径の検出誤差を制限できる。内側外側2つの円軌道の動径距離差程度以内に、盲点輪郭半径検出誤差を制限することができる。例えば内側緑色円軌道のみを利用する場合。緑色円軌道を盲点面積以内に調節する際、Bキーの押しすぎにより緑色円軌道動径距離を短くしすぎても、その程度を被験者は認識できない。緑色円軌道はすでに盲点面積内にあるためである。しかし、本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDのように、緑色円軌道(図29の22参照。)から、ある程度離れた外側に、同じ紫色*印を中心とする赤色円軌道(図29の14参照。)がある場合、動径を短くしすぎるとその外側赤色円軌道(図29の14参照。)が盲点面積内に入ってくる。その時、被験者は視野に、赤色円軌道の欠損を認識することができるため、被験者は、動径を減少させすぎたことを認識できる。動径を増大させるよう被験者はHキーにより調整できる。本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDの盲点検査方式はまず、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が盲点面積内に入り見えなくなる程度まで、Bキーを押すことにより軌道動径を減少させる。しかし外側赤色円軌道(図29の14参照。)は盲点面積周辺に見えるように被験者がBキーあるいはHキーを押すことにより位置調整、動径調整を行う。BキーあるいはHキーは内側外側双円軌道(図29の14、22参照。)の動径を、同距離減少、増大させる機能を有する。内側緑色軌道(図29の22参照。)は盲点面積内に、外側赤色軌道(図29の14参照。)は盲点面積外になるように被験者が調整する方式である。外側円軌道、内側円軌道の動径距離差程度にまで、盲点半径検出誤差を制限することができる。より詳しい検査、より精度の高い盲点位置、盲点直径近似のためには、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が盲点部分の周辺にわずかに残る程度に軌道動径をBキーあるいはHキーにより調整。盲点周辺にわずかに緑色動的視標を被験者が認識できる程度に調整する。盲点周辺に認識される緑色分布に、方向による偏りがあれば、なるべく偏りのない緑色分布になるように被験者が矢印キーなどで調整する方式である。盲点周辺に見える円軌道動的視標による緑色分布(図29の22参照。)を均質に、盲点円周に対するコロナ状緑色の分布を平均的にバランスさせる方式により、盲点中心位置をより正確に検出可能である。後、緑色(図29の22参照。)が盲点のため見えなくなる程度まで軌道動径をより縮小調節する。外側赤色円軌道(図29の14参照。)は盲点周辺に見えている。なるべく盲点周辺にコロナ状赤色円軌道が均質分布になるように、矢印キーにより位置調整を行う。BキーあるいはHキーにより軌道動径調整を行う。盲点直径を正確に検出することができる方式である。検査結果は、左右の盲点状態をディスプレイに固視標中心に左右に並列表示できる。盲点の位置の左右差、盲点直径規模の左右差を直観的にディスプレイ表示(図27参照。)する。円軌道を行う視標の大きさを変える場合(図27の30、40参照。)、視標の大きさの検出盲点面積増減への影響を見ることができる。本発明プログラムA、プログラムBは左右盲点近似的輪郭(図27参照。)の直径比を算出できる。左右盲点の大きさのちがいを数字で評価できる(図27の2参照。)。例えば、右目盲点の方が大きい場合であれば、本発明プログラムは、右側盲点直径/左側盲点直径を計算している。結果が、1.06であれば、右側盲点の直径が左側盲点の直径の1.06倍と言うことである。右側盲点が左側盲点より6%大きいと言うことである。盲点直径の左右差を数字により直観的に分かりやすく表現できる(図27の2参照。)。左右盲点比較では、相対的緑内障程度が把握される。左右盲点比較は、眼圧眼軸長さの影響、網膜へのstress、視覚機能への悪影響を表す(図27の2参照。)。本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDは、盲点面積輪郭を円軌道により近似しようとしている。高速度に盲点直径を検出することを可能にするためである。盲点を内側から緑色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で内側から近似した場合の盲点最小面積が抽出される。盲点を外側から赤色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で外側から近似した場合の盲点最大面積が抽出される。本発明プログラムBでは、そのような方式の盲点検査の結果、検出された内側緑色円軌道、外側赤色円軌道をディスプレイに一括表示できる(図28参照。)。双円軌道の乖離は、盲点面積の円軌道からの乖離程度を表す。盲点面積の円軌道からの乖離程度を検査するには、まず内側緑色円軌道を完全に盲点面積内まで移動する。正確には、盲点周辺に見えるコロナ状緑色分布を円周均質にするように矢印キー、BキーあるいはHキーなどで調整する。後、赤色円軌道が完全に盲点面積外になるようBキーあるいはHキーを用いて軌道動径調整を被験者が行う。しかし盲点周辺では、視覚認識にゆがみを生じる。その現象は網膜の凹凸などゆがみを表している可能性がある。緑内障的特性を表す場合がある。盲点周辺のゆがみのある範囲を表す、盲点周辺にゆがみがある面積をディスプレイに示すプログラムB。そのためには、まず内側緑色円軌道を完全に盲点面積内に入るよう移動する。正確には、盲点周辺に見えるコロナ状緑色分布を均質にしながら、位置調整する。後、赤色円軌道が完全に盲点面積外に位置するよう軌道動径調整を被験者が行う。しかし、その赤色円軌道を、被験者が完全な円軌道として認識できる程度(図28の36参照。)にまで、軌道動径をHキーにより増大させる。被験者が完全な円軌道を認識できるのは、盲点周辺では、視覚認識にゆがみが生じるため、盲点のすぐ周辺では、赤色円軌道は円軌道として認識されず、軌道がゆがんだり、軌道欠損を生じる領域(図28の62参照。)があるためである。固視標凝視で視野検査を続ける場合、盲点の位置が常に少しずつ移動している(図26の5参照。)。盲点の大きさも常に少しずつ変化している(図26の15参照。)。その移動、変化状態をディスプレイに表示できる本発明プログラムD。盲点位置の時間的移動、盲点直径規模の時間的変化をディスプレイ表示に反映するため、検査速度を増大する。ある程度盲点検出を簡略に行う。しかし内側外側二つの円軌道を利用するため正確である。簡単に盲点位置直径を検出する。例えば右目の視野検査時間に対する盲点変化程度の検出を行う場合。被験者は左目視野を遮り、右目により中心固視標を凝視する。中心固視標にある緑色*印視標を矢印キーにより右側などに移動させることにより被験者の盲点面積内にまで移動。緑色*印が視野に見えない位置でenterを押す。緑色*印は消える。固視標は表示され続ける(図29の6参照。)。被験者は固視標を凝視し続ける。紫色*印視標(図29の25参照。)、並びにそれを中心とする内側外側二つの円軌道視標(図29の14、22参照。)が現れる。盲点位置変動を正確に検出しようとする場合は、本発明プログラムC。紫色*印(図29の25参照。)は固視標(図29の6参照。)付近に現れるように設定される。被験者は検査の度に、紫色*印(図29の25参照。)を固視標(図29の6参照。)付近から盲点内にまで移動させる必要がある。その方式では被験者により検出される盲点中心位置が、それまでの盲点位置に関する検査結果の影響を受けない。しかし盲点の時間変化に着目する場合は、本発明プログラムDを利用する。検査時間を減少させる観点から、紫色*印(図29の25参照。)は、それまでの検査結果により検出された盲点位置におよそ現れ、被験者による位置調整時間を減少する方式である。しかし内側外側円軌道(図29の14、22参照。)は検査の度、ある程度動径を増大させて表示される方式である。被験者が内側緑色円軌道、外側赤色円軌道を認識できる程度に動径が増大されるので、検査の度、被験者は内側緑色円軌道(図29の22参照。)が完全に盲点面積内に位置するように軌道動径の調整を行う。Bキーにより軌道動径減少時、盲点周辺にコロナ状緑色分布が均質になるように位置調整しながら動径減少並びに位置調整する方式であり、盲点周辺の緑色分布のコロナバランスに注目する。例えば、盲点が検査時間と共に、耳側に移動する傾向がある場合は、Bキーによる軌道動径減少時、緑色円軌道が盲点に入り見えなくなる直前に、盲点部分円周上緑色視標コロナ状分布が側に偏って認識されるなどする。その場合は、矢印キーなどにより、緑色円軌道を耳側に移動させる。盲点周辺の緑色コロナバランスを平均化させる。盲点周辺に被験者が認識する緑色のコロナ状分布をなるべく円周に均質になるように移動調整する方式である。盲点の円周に対して均質な、緑色軌道によるコロナを生じさせるよう調節する方式。内側緑色円軌道が盲点のため見えなくなる程度に、しかし、外側赤色円軌道は盲点周辺に均質に見える程度に、軌道動径を調節する方式である。BキーあるいはHキーを用いて、盲点位置、盲点半径を決定。enterキーを押す。同様な検査を繰り返す方式により、本発明プログラムDは、盲点位置、盲点直径の時間推移をディスプレイに図示できた(図26の5、15参照。)。視野における盲点位置、盲点直径の繰り返し検査の結果をディスプレイに重ね書きするため、盲点位置の時間的変遷状態がよくわかる(図26の5参照。)。時間と共に盲点輪郭の表示色を変化させたりしている(図26の5、15参照。)。盲点位置は例えば検査時間の長さに比例して水平耳側方向などに移動したりする(図26の5、15参照。)。しかし移動方向にゆらぎが生じる場合もある(図26の5、15参照。)。検出される盲点直径も検査時間の長さによりゆらぎを生じる場合がある(図26の5、15参照。)。しかし重ね書きではディスプレイに重複記述された以前の盲点位置運動が把握されない。盲点位置がある方向のみでなく逆方向にもゆらぐ運動を行う場合、そのゆらぎがディスプレイに反映されない状態を改善するため、盲点位置、盲点半径の時間に対する変化を直観的にグラフ表示した。時間を座標軸とするグラフ表示である。盲点位置、盲点半径に関する情報は時間座標軸に垂直方向に一括表示を行うグラフ(図26の15参照。)。検出される盲点位置が時間に相当比例して逐次水平移動している状態が観察されている(図26の5、15参照。)。しかし盲点位置が時間に対して比例的に移動しない、柔軟ではない場合がある。盲点直径は時間に対して増大する場合がある(図26の5、15参照。)。時間に対する盲点位置移動柔軟性の程度、盲点直径規模変化の程度など、本発明プログラムDによりディスプレイに表示されている現象(図26の5、15参照。)は、何らかの眼底に対するstressあるいは視覚機能の特徴を表している可能性がある。本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDは、内側外側円軌道の動径距離差を変化させることにより検出盲点直径誤差程度を選ぶことができる。プログラムのため視標を適当な大きさに選ぶことができる。

請求項73

被験者が自らの視野欠損並びに視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を選ぶことを可能にする本発明プログラム。本発明プログラムは、被験者に自らの視野欠損並びに視覚機能低下状態を認識させるために、ディスプレイを適当な時間間隔で二色交互させる方式である。本発明プログラムの方式は、特に被験者が、緑内障特徴を有する場合、網膜に錐体細胞密度低下部分を有する場合、強度近視である等のため盲点直径が増大している場合等に有効である。そのような状態にある被験者に視野欠損状態を認識させるためには、赤橙色、黒色の交互ディスプレイ表示が特に有効である。本発明プログラムの方式により、被験者は視野視覚機能低下部分の有無、視野欠損部分がある場合は、その形状、固視点との位置関係などをディスプレイ色の欠損から認識することができる。適当な時間間隔でディスプレイ色の二色交互表示を行った場合、暗点、盲点直径拡大部分等、視覚機能低下領域が、ディスプレイ色の変化に時間的に追従できず、残像として残り、結果、暗点、盲点直径拡大部分等がディスプレイ上の色欠損として被験者に認識される。視覚的に追従が難しい赤橙色黒色を利用すると、被験者は暗点盲点など視覚機能低下領域の形状をディスプレイ上に周辺視野を含めて相当詳しく見ることができる。関心のある視野が明確になり、非常に簡単に視野視覚機能スキャン検査範囲を選ぶことができるようになる。本発明プログラムは固視標を移動させることができ、被験者は関心のある視野をディスプレイ中心付近に移動させることが可能である。関心のある視野がディスプレイ端に認識される場合等に有用である。被験者にはディスプレイ上の色欠損として視覚的に認識されている被験者の視野状態を、再現可能な形で高解像度にコンピュータに記録するため、静的動的二視標利用の視野視覚機能スキャンを利用する。本発明プログラムでは、被験者はディスプレイ上に自らの視野欠損状態を見ながら固視標を移動させることができ、検査対象視野をディスプレイ中心に移動させることが可能であるため、盲点耳側部分等、検査対象がディスプレイに入りきらない場合等に有用である。被験者がディスプレイ上に自らの視野欠損状態を見ながら検査範囲を限定することができるため、検査時間を短縮しながら視野視覚機能スキャンの解像度を増大させることができる。そのため、暗点盲点の形状、暗点盲点の接続部分の形状等がディスプレイ上に非常に詳しく奇麗に再現記録される。視野視覚機能スキャンが動的視標を利用していることも視野検査を高速化している。狭い範囲を詳しく検査する場合は、視標移動速度を低下させる、広い範囲を検査する場合は視標移動速度を増大させるなど、検査時間短縮の観点から視標移動速度を選ぶことができる。本発明プログラムでは、検査範囲を限局することにより短時間に得られた高解像度視野視覚機能スキャン結果図を蓄積的に利用できる。複数回に分けて行われた短時間検査結果の図をディスプレイに合成表示可能である。短時間視野検査は被験者への負担が少ない。被験者はディスプレイに表示されている前回検査までの結果の合成図と、被験者に視覚的に認識される暗点盲点の大きさ位置関係等を整合させることにより、ディスプレイから被験者までの距離合わせなどが可能であり、視野視覚機能スキャン図のその後の検査からの合成ずれを低下させ得る。水平方向に間断なく視野視覚機能スキャンを行いながら、文字認識程度の空間分離能を検出、検査結果に反映させるために、被験者の視標認識に対する反応力成立する程度の間、静的視標が静的動的二視標になるまでに待ち時間を設定してある。

請求項74

検査範囲面積、検査範囲が中心視野であるか周辺視野であるか等に応じ、視標移動速度をプログラムにより調整できる請求項73記載の本発明プログラム。検査範囲面積、検査範囲が中心視野であるか周辺視野であるか等に応じ、視標の大きさをプログラムにより調整することができる請求項73記載の本発明プログラム。例えば、視標を大きくすると、盲点より耳側等周辺視野視覚機能に対する検出能力が高まる。視標の大きさを減少させると、中心視野視覚機能に対する検出能力が高まる。検査範囲が中心視野であるか周辺視野であるか等に応じ、視野視覚機能抽出能力を増大させるために被験者に異なる視標認識反応要請できる請求項73記載の本発明プログラム。例えば、中心視野の視覚機能抽出のためには静的視標動的視標の二視標を視野に認識時、被験者にスペースキーを押すなどの反応を要請する。周辺視野の視覚機能抽出のためには視野に視標の動き認識時、被験者にスペースキーを押すなどの反応を要請することができる。被験者がディスプレイ上に抽出しようと考える視野視覚機能低下の程度に応じて二色交互のディスプレイ色、交互表示の時間間隔などはプログラムにより調整可能である請求項73記載の本発明プログラム。視野視覚機能スキャンは検査範囲が矩形である。検査範囲矩形の左端において静的視標を、被験者が視標認識可能な程度の時間、例えば0.5s程度の間、表示させた後、その静的視標を表示し続け、その位置から動的視標を右方向にスキャン移動させるようにプログラムすることも可能である請求項73記載の本発明プログラム。検査結果保存機能を持たせ、今回検査結果を前回までの検査結果に対して合成を行い局所的視野視覚機能スキャンを全視野的視覚機能スキャンに近づけることができるようにプログラムすることも可能である請求項73記載の本発明プログラム。

請求項75

視野検査を開始する前に、検査対象視野範囲が、なるべくディスプレイに入りきるように、固視標を水平方向に調整移動できるようにした本発明プログラムA。検査対象視野がディスプレイ中心部分に位置する程度に迄、固視標を左右矢印キー等で水平方向移動させた後、enterキーを押すことにより、その固視標の水平方向の位置が決定される。その水平方向の位置は、視野検査が終わる迄、保持される。

請求項76

視野2次元に対する垂直軸方向として、視野視覚機能レベルを、高低差により、ディスプレイに立体的に図示、それを回転並びに平行移動させることによりあらゆる方向からその立体構造を観察することを可能にするプログラムB。

請求項77

固視標が、検査前に設定された水平方向の位置において、視野検査を続行するために、垂直下方向に逐次移動する請求項75記載の本発明プログラムA。提示視標として、静的視標より単調性の少ない動的視標を用いている請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項78

被験者に要求する応答基準は、被験者が、視標の動きを視野に認識できた時点でスペースキーを押すと言う、非常に簡単な基準である請求項75記載の本発明プログラムA。動的視標のみを用いて水平方向空間分離能を測定しているが、中心視野空間分離能をより詳しく測定するためには、静的視標、動的視標の2視標を交互に用いて水平方向空間分離能を測定するようにプログラムを設定することも可能である請求項75記載の本発明プログラムA。その場合に被験者に要求される応答基準は、視野に視標の動き、あるいは視野に2視標を認識できた段階でスペースキーを押すというものである。

請求項79

中心視野外側、周辺視野において、大きさの小さい静的視標を利用する場合、時間的に視標に対する視覚に慣れが生じる。視覚機能レベルが低下した視野においても同様な現象が生じるものと考えられる。空間分離能測定の際、動的視標を利用する請求項75記載の本発明プログラムA。ある程度以上の速度を有する動的視標の動きの認識であれば視標の大きさが非常に小さい場合であっても、被験者は視覚に慣れの影響をあまり受けることなく、従って、視標認識の際、躊躇なく応答を行うことができる。

請求項80

従来型視野計では得られないような詳しい視野検査結果を、比較的短時間に得るために、動的視標を利用する請求項75記載の本発明プログラムA。視野欠損部分、盲点の検出のみでなく、錐体細胞密度低下等による視覚機能低下部分をも検出できるようにするため、空間分離能測定を行う。視神経軸索走行、vascularity等、網膜構造を強く示唆するような視野検査結果をディスプレイに表示することができる請求項75記載の本発明プログラムA。空間分離能の測定は、一定速度で移動する動的視標により、水平方向に間断なく行われるので、網膜構造横断等による視覚感度の不連続性の検出可能性が増大する請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項81

視標特性並びに固視標の垂直下方向移動間隔を調整設定することにより、視野検査結果図の解像度、視野検査で検出しようとする視覚機能低下レベル等を調整することができる請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項82

本発明プログラムAにより得られた視野視覚機能レベルを視野2次元に対する垂直軸方向として、高低差によりディスプレイに立体的に図示、それを回転させることによりあらゆる方向からその立体構造を観察可能にする請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項83

矢印キーで立体構造を回転させている時その構造がディスプレイの外に出て行きそうであれば、adwx等のキーを押すことにより、立体構造をディスプレイの中心に迄、非常に簡単に平行移動させることができる請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項84

adwxキーにより立体構造を移動させている時に、矢印キーを離すとその立体構造を斜め等色々な方向に展開することができるため面白い立体表示が可能である請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項85

視野検査を開始する前に、検査対象視野範囲が、なるべくディスプレイに入りきるように、固視標を水平方向に調整移動できるようにした。結果、視野検査が可能となる視野の範囲が増大した請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項86

視野2次元に対する空間分離能情報は、視標を水平方向に動的に移動させ、一行の空間分離能を逐次測定後、固視標を垂直下方向に移動させ、しかし、動的視標の垂直方向位置は変化させることなく、その動的視標を水平方向に移動させながら、次の行の測定を開始する方法、あるいは固視標の位置は固定して、水平方向に移動する動的視標により一行に対する空間分離能を測定後、その動的視標が垂直下方向に移動、次の一行に対する測定を左端から水平方向に開始する方法、のいずれからも得られる。行単位の測定が終わり次第、固視標を逐次垂直下方向に移動させる方法により、固視点移動により単調性、並びに視覚の慣れ残像が低減する場合があり、凝視、concentrationが容易になる可能性がある請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項87

固視標が、認識可能な程度に2色交互点滅を行う請求項75記載の本発明プログラムA。動的視標を、ランダムではない一定の経路に沿って利用する方法であるため、静的視標をランダムな位置に提示する場合等に比べ単調性が少ない請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項88

ディスプレイ水平方向の空間分離能を、空間的に間断なく右方向に測定、一行の測定を終えると次の行の測定を行う。被験者はほとんど時間的間断なくディスプレイ表示の変化に追従的に視覚認識により、応答することになり、被験者の主観があまり入らない視野検査の可能性が増大する請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項89

被験者に要求する応答基準は、被験者が視標の動きを視野に認識できた時点でスペースキーを押すと言う、非常に簡単な基準である請求項75記載の本発明プログラムA。動的視標のみを用いて水平方向空間分離能を測定しているが、中心視野空間分離能をより詳しく測定するためには、静的視標、動的視標の2視標を交互に用いて水平方向空間分離能を測定するようにプログラムを設定することも可能である請求項75記載の本発明プログラムA。その場合に被験者に要求される応答基準は、視野に視標の動き、あるいは視野に2視標を認識できた段階でスペースキーを押すというものである。その方法では、中心視野空間分離能測定においては2視標識別が、周辺視野空間分離能測定では、視標の動きを認識することが中心になる。視野の空間分離能測定に、2視標を利用する方法とは、視野に視標の動きを認識した段階で、被験者によりなされるスペースキー押しにより、その水平方向に移動する動的視標は静的視標に変換され、その静的視標を表示した状態で、その位置から同様な動的視標が水平方向に移動を開始、被験者が、視野に視標の動きを認識した段階あるいは静的動的2視標を識別可能になった時点で、スペースキーを押すことにより、静的視標位置からその時点での動的視標位置迄の距離が、空間分離能として、コンピュータに記録され、表示されていた静的視標はディスプレイから消え、スペースキーを押した位置において、動的視標が静的視標になり、その静的視標が表示された状態で、その位置から同様な動的視標が水平方向に移動を開始する、以上のような処理を繰り返すことにより視野2次元に対する空間分離能情報を蓄積していく方法である。そのように測定される、静的視標動的視標の間の距離は、その網膜上の位置における、空間分離能、錐体細胞密度あるいは視覚野機能等を反映するものと考えられる。上述の方法において、静的視標を表示しないように設定した場合が、請求項75記載の本発明プログラムAである。視標移動の認識可能性、並びに2視標識別可能性は、有効錐体細胞密度が基本であるとの観点では、およそ同等の現象と考えられる。しかし周辺視野では2視標識別可能性に関して、視覚における時間的慣れの影響が生じる場合がある。

請求項90

動的視標を利用するため、従来型視野計では得られないような詳しい視野検査結果図を短時間に得ることができる請求項75記載の本発明プログラムA。空間分離能測定により、視野欠損部分、盲点のみでなく、錐体細胞密度低下等による視覚機能低下部分をも検出可能である。視神経軸索走行、vascularity等、網膜構造を強く示唆するような視野検査結果図を得ることができる請求項75記載の本発明プログラムA。空間分離能の測定は水平方向に間断なく行われるので、網膜構造横断等による視覚感度の不連続性検出の可能性が増大するためである。

請求項91

視標特性並びに固視標の垂直下方向移動間隔を調整設定することにより、視野検査結果図の解像度、視野検査で検出しようとする視覚機能低下レベル等を調整することができる。視標の大きさを小さくする、固視標垂直下方向移動間隔を短くする等調整することにより、視神経軸索走行に沿った錐体機能低下領域をディスプレイに表示可能になる等、緑内障特性の観察に有効である請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項92

検査結果図が高解像度であるため、初段階にある緑内障性の視野特徴、retinal neovascularization視野特徴等を、ディスプレイに綺麗に直観的な形で表示することが可能である請求項75記載の本発明プログラムA並びに本発明プログラムB。視神経軸索走行並びにvascularityと、暗点形状の関係に関して、かなり精密な情報が得られる請求項75記載の本発明プログラムA並びに本発明プログラムB。暗点とoptic disc接続部分に関する情報も得られる請求項75記載の本発明プログラムA、本発明プログラムB。

請求項93

請求項75記載の本発明プログラムAにより検出、ディスプレイにその状態を直観的に表示可能である視野現象としては次に示すようなものが考えられる。プログラムBにより、それらの検査結果は立体的に観察することが可能である。網膜機能、空間分離能の観点からの視覚機能レベルの網膜位置上における分布、有効錐体密度、有効錐体密度低下の程度、盲点の大きさ位置、並びに形状、暗点の大きさ位置、並びに形状、視神経軸索の機能レベル脱髄の程度、解像度の低い従来型視野計では検出が難しい初段階緑内障性視野特徴、従来型視野計では検出が難しい高度近視等による正常眼圧緑内障視野特徴、retinal neovascularization視野特徴、視覚野機能レベル等。

請求項94

視野の空間分離能を空間的間断なく逐次測定する方法により、視野の視覚機能レベル並びに暗点盲点の大きさ形状等を、ディスプレイに綺麗に表示することができる請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項95

本発明プログラムAにより得られた視野視覚機能レベルを視野2次元に対する垂直軸方向として、高低差によりディスプレイに立体的に図示、それを回転させることによりあらゆる方向からその立体構造を観察可能にする請求項76記載の本発明プログラムB。矢印キーを押すことにより、立体化された視野の空間分離能構造を回転させることができるため、色々な方向から空間分離能構造を眺めることができる請求項76記載の本発明プログラムB。空間分離能構造を斜め上から見る、上下逆にして見る、左右逆にして見る、斜め裏側から眺める等、あらゆる方向からその立体構造を確かめることができる。

請求項96

プログラムにより、視野空間分離能が大である部分を凸表示することも、あるいは凹表示することも可能である請求項76記載の本発明プログラムB。視野の空間分離能が大である網膜2次元の領域は地上高層構造群的に、空間分離能が低い領域は地下構造群的に表示することも可能である。

請求項97

しかし立体的構造を、座標軸を中心とする回転により色々な方向から観察しようとする場合、立体構造がディスプレイ中心から外れ、ディスプレイの外に出ることが多い。観察対象をディスプレイ中心に位置させる方法が必要になる。矢印キーを用いて、立体構造を回転させている時に、その構造がディスプレイの外に出て行きそうであれば、adwx等のキーを押すことにより、立体構造をディスプレイの中心に迄、非常に簡単に平行移動させることができる請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項98

adwxキーにより立体構造を移動させている時に、矢印キーを離すとその立体構造を斜め等色々な方向に展開することができるためディスプレイにおいて、面白い立体表示が可能になる請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項99

視標の移動速度を変化させる、視標の大きさ色、輝度を変化させる、固視標の垂直下方向移動間隔を短くする等の設定により、検出対象である視野視覚機能レベルを変化させることができる請求項75記載の本発明プログラムA。例えば、視標の大きさを大きくする場合、周辺視野特性の検出能力が増大する請求項75記載の本発明プログラムA。視標の大きさを小さくする場合は、中心視野特性を詳しく検出する能力が増大する請求項75記載の本発明プログラムA。空間分離能の測定を一行終えると、←印を固視標付近に表示することにより被験者に、次に左端から現れる視標に対する認識の準備を直観的に促す請求項75記載の本発明プログラムA。

請求項100

立体表示の際、表の透過度を裏に対して弱める等すると、より直観的になる可能性がある請求項76記載の本発明プログラムB。

請求項101

詳細な視野検査を実施するために検査範囲を限局する際、被験者の視野をディスプレイ色欠損として被験者に認識可能な状態にし、被験者はそれを見ながら検査対象視野をディスプレイ中心に移動させる等して、関心のある形状を示すディスプレイ色欠損部分を検査範囲として設定、被験者の応答逐次に一定間隔移動するよう設定された静的視標を利用することにより、網膜構造を反映する程に詳細な視野検査を短時間に行うことができる、その際、視標認識応答errorの減少、並びに検査時間の短縮を実現するために静的視標の周辺に4本の線分からなるguideを用いることもできる本発明視野検査プログラム

請求項102

視神経軸索走行、並びにvascularity等網膜構造を反映する程に詳しい視野検査を実現するために、検査時間の観点から、検査範囲限局を図る請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項103

被験者の視野状態を、ディスプレイ色欠損として、被験者に認識可能な状態にする方法により、検査範囲限局を合目的且容易にすることを図る請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項104

被験者がディスプレイ色欠損表示を参照して検査範囲を限局した後、被験者の応答により一定間隔移動するよう設定された静的視標を用いて、視神経軸索走行、vascularity等網膜構造を示唆する程度に詳細な、被験者の視野状態を、ディスプレイに綺麗に表示することを図る請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項105

静的視標を視覚に認識できた時に被験者が行う応答において、被験者の視覚認識に変化があり、それに応じて応答を変化すべき時であっても、それ迄の繰り返し応答の記憶が、その迅速な変化を妨げ、視標認識に関する応答errorを生じる場合が多い。視標認識応答において、記憶が認識速度を上回る現象である。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、逐次移動静的視標の周辺に同様に逐次平行移動する4本の線分からなるguideを表示する方法により、繰り返し応答記憶をguide線分欠損の認識により迂回、結果、検査時間を非常に短縮しながら、検査の正確さを非常に増大させることを図る。

請求項106

静的視標移動間隔を大きく設定することも可能であり、そのような場合、非常に短時間に、全視野の視覚機能状態をディスプレイに表示できるようにすることを図る請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項107

視野状態を最も認識できるのは被験者であるが、被験者が視野に視覚認識している程に詳細な視野状態を、正確且高速度にディスプレイに視野検査結果として表示できる請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項108

視神経軸索走行、vascularity等が視野検査結果図から示唆される程に詳細な視野検査を、短時間の検査で実現する目的から、視野検査範囲を限局設定しようとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項109

合目的に視野検査範囲を選ぶことを可能にする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項110

視野検査結果図の中でも、暗点、盲点接続部分等は、高度近視由来の正常眼圧緑内障特性、あるいは初段階緑内障特性を検出する上で重要であると考えられるが、暗点、盲点接続部分は、固視標から離れているため、それらの部分を内包する検査範囲を正確且高速度に設定することは、被験者にとって難しい。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、暗点、盲点接続部分を詳細な視野検査の対象として、検査範囲に、正確に設定することを容易にする。

請求項111

正確且高速度に視野検査範囲を選ぶことが可能であるためには、その範囲設定の際、被験者が自らの視野視覚機能低下状態をディスプレイに参照できる必要がある。固視標付近に限らず、虚性暗点を含めた視野欠損領域、視覚機能が低下した領域を、ディスプレイ色欠損として、被験者にかなり詳しく認識させることのできる請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項112

網膜構造等に由来すると考えられる視野欠損領域の走行並びに形状を視野検査の前に、予め被験者に、ディスプレイ色欠損により認識させようとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。自らの視野視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、特に関心のある形状を示す部分を詳しく視野検査できるよう検査範囲を設定できる請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項113

検査対象視野がディスプレイの端あるいは外に位置している場合に、検査可能視野範囲をなるべく増大させようとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項114

被験者による視標認識応答逐次、一定間隔、水平方向等に移動するよう設定された静的視標を用いる方法により、被験者の視標認識可能性を確認、結果、被験者の視野欠損並びに視覚機能低下状態を、詳細且綺麗にディスプレイ表示できる、請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項115

視野検査を非常に詳細に行うことにより、その結果得られた暗点等、視野欠損領域の位置形状から、視神経軸索走行、vascularity等網膜構造を思い起こさせ、被験者の視覚認識に視野欠損を生じている原因は何か、等について推測することを促す請求項101記載の本発明視野検査プログラム。被験者の視野欠損状態を伝達可能な状態にするだけでなく、その視野欠損の原因を推測可能にする程に詳しく視野検査を行おうとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項116

特に非常に詳しく視野検査を行おうとする場合、被験者はある程度の検査範囲において同じ応答を繰り返し行わねばならない場合が多い。そのような場合、視標に対する被験者の視覚認識に変化があり、それに応じて視標認識応答を変化せねばならない時に、それ迄の繰り返し応答の記憶が、被験者による迅速な応答の変化を妨げる。記憶性応答速度が認識性応答速度を上回り、errorを増大させる現象は、視野検査を高速度に行おうとする程、顕現する。そのような応答errorを回避しようとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項117

誤りの全くない綺麗な視野検査結果図を生成しようとして、被験者が、視標認識応答に全くerrorのない視野検査を行おうとすると、応答逐次、常に、逆方向の視覚認識変化を考慮している必要があり、検査速度が非常に低下する。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、4本の線分からなるguideを静的視標の周辺に表示する方法により、視野検査時間を非常に短縮しながら、検査結果の正確さを非常に増大させようとする。

請求項118

全視野の視覚機能検査を、非常に短時間に実施するために、水平方向等一定方向に移動する静的視標の移動間隔を大きくすることもできる請求項101記載の本発明視野検査プログラム。

請求項119

高度近視由来の正常眼圧緑内障特性の検出、あるいは初段階にある緑内障特性の検出、に重要であると考えられる、視神経軸索走行、vascularityに沿った視野欠損領域を、詳細な検査対象視野として範囲設定しようとしても、そのような部分は固視標からある程度離れている、あるいは、そのような部分の視覚機能低下は低レベルである場合がある等の理由から、被験者が正確に範囲設定することは簡単なことではない。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、視神経軸索走行、vascularity等に沿う視覚機能が僅かに低下した領域も、ディスプレイ色欠損として観察可能な状態になる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、ディスプレイ色を二色交互表示することにより被験者の視野検査範囲設定を容易にする。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、被験者は、自らの視野視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、特に関心のある部分を詳しく視野検査できるよう検査範囲を設定することが可能である。

請求項120

応答逐次一定間隔移動する静的視標により、非常に詳しい視野検査を行う場合、被験者は、ある程度の検査範囲において、同じような応答を、繰り返し行わねばならない場合が多い。非常に詳しい視野検査の場合、被験者の静的視標に対する視覚認識は、ある程度の範囲において一定しているためである。そのような場合、被験者は、静的視標の視覚認識に変化があり、それに応じて、視標認識応答を変化すべき時に、それ迄の同様な繰り返し応答が記憶化されているため、その記憶が認識より応答に影響する現象が生じる。被験者が応答速度を増大させ、視野検査時間を短縮しようとする程、記憶性応答が認識性応答を上回り、結果、応答errorの増大につながる。被験者による応答速度増大時、数回応答errorにより視覚認識が記憶化され応答に利用可能な状態になるため、記憶性応答が認識性応答と同等になり、error回数は限られる。しかし視標認識に対する応答がerrorであったとの認識、視野欠損部分輪郭において、認識と記憶性応答が乖離したとの被験者による認識は、視野検査に対する被験者の推進力に影響する。検査結果図も視野欠損領域の輪郭等に僅かの誤差を生じる。記憶性応答速度が認識性応答速度を上回り、errorを増大させる現象は、視野検査を高速度に行おうとする程、顕現する。そのような応答errorを回避しようとする請求項101記載の本発明視野検査プログラム。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、4本の線分からなるguideを静的視標の周辺に表示する方法により、視野検査時間を非常に短縮しながら、検査結果の正確さを非常に増大させようとする。

請求項121

視野欠損領域を生じている原因は何か、等について推測するためには、視野欠損領域の位置形状を、網膜構造等との関係から考える必要があり、そのためには、かなり詳細な視野検査を行う必要がある。非常に詳しい視野検査を行うのであれば、検査範囲を限局するのが検査時間の観点からも実用的である。しかし、被験者が自らの視野欠損領域の位置形状を、検査範囲設定時に、認識できないようでは、合目的に視野検査範囲を限局することが不可能である。視野検査すべき視野範囲を正確に選ぶためには、その範囲を設定する前に被験者が予め、ある程度詳しく自らの視野視覚機能状態をディスプレイに参照できる必要がある。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、被験者が、自らの視野欠損状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を設定することを可能にする方法である。

請求項122

請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、ディスプレイ背景色を、予め設定された短時間間隔で赤橙色、黒色に二色交互表示する方法により、被験者がディスプレイ色欠損領域から特に関心のある部分を、視野検査範囲として選ぶことを可能にする。

請求項123

請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、固視標から遠い視野欠損領域をも含めて、被験者の視覚機能低下領域を、ディスプレイ色欠損として被験者が把握することを可能にする。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、被験者は自らの視野の視覚機能低下領域を、ディスプレイに色欠損として見ることができる。高度近視に由来する正常眼圧緑内障特性として、あるいは初段階にある緑内障特性として、その検出が重要であると考えられる、視神経軸索走行、vascularity等に沿う視覚機能が僅かに低下した領域も、請求項101記載の本発明視野検査プログラムによりディスプレイ色欠損として観察可能な状態になる。

請求項124

検査可能視野範囲を増大させるため、請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、視野検査範囲設定前に固視標を移動させることができる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、被験者が自らの視野における視覚機能低下領域の位置形状をディスプレイに見ながら、特に関心のある部分がなるべくディスプレイの中心にくるように固視標を移動させることができる。検査対象視野をなるべくディスプレイ中心に移動させることができる。

請求項125

請求項101記載の本発明視野検査プログラムは被験者の視野欠損並びに視覚機能低下状態をディスプレイに記録、表示するために、被験者の視標認識応答により、一定間隔ずつ逐次移動するように設定された静的視標を用いる。

請求項126

まず被験者は片側視野を遮った上で、他方の視野により固視標を凝視する。請求項101記載の本発明視野検査プログラムはディスプレイに表示する静的視標に対して、被験者から認識可能あるいは認識不可能であったとの応答がなされる都度、その静的視標を逐次水平方向等に、予め設定された一定間隔移動させ、その一行の検査を終えると、次の行の検査を同様に開始する方法である。

請求項127

視野検査の高速度化、被験者による視標認識応答errorを減少させる等の目的から請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、被験者による応答逐次移動する静的視標の周辺に、同様に逐次平行移動するguideを表示することもできる。

請求項128

請求項101記載の本発明視野検査プログラムでの、guideは、静的視標を中心とした上下左右方向4本の線分からなる。4本のある程度短いguide線分は、その中心にある静的視標と視覚認識上分離するため、静的視標からある程度距離をとり配置している。静的視標と4本のguide線分を視覚認識上分離するため、静的視標を、例えば緑色表示にする場合、4本のguide線分は赤橙色表示にしている。視標認識に関する被験者の応答逐次移動するguide赤橙色表示は、視覚機能低下領域にsensitiveである可能性がある。

請求項129

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合。guide線分により視野検査の高速度化並びに正確さの増大が達成される。guide線分は、逐次移動静的視標の周辺の視野状態を、被験者に認識させることができる。

請求項130

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合。例えば、中心視野にある暗点領域付近を、4本のguide線分を有する逐次移動静的視標により検査している場合、緑色表示の逐次移動静的視標は見えるが、4本のguide線分のいずれかが部分的に赤橙色欠損している状態を被験者は予め認識可能である。そのため、緑色表示の逐次移動静的視標を認識しながら、その近くに、視野欠損領域があることを被験者は認識可能である。

請求項131

請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、被験者に静的視標周辺の視野状態を予測させ、それに応じて、被験者が、視標認識応答速度を変化させることを可能にする。

請求項132

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合。4本のguide線分により、視野欠損領域の輪郭部分を、被験者が予め認識することが可能になる。その輪郭部分のみにおいて、被験者が、視標認識に対する応答速度を僅かに低下させるだけで、被験者による応答errorが非常に低下する。被験者による応答errorはその大部分が視野欠損輪郭部分のみに生じるためである。4本のguide線分により、視野欠損輪郭抽出の正確さ並びに容易さが非常に増大する。あるいは視野欠損領域の位置を4本のguide線分により予め予想できるため、応答速度の低下なしに応答errorを減少できる。

請求項133

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる方法の場合。視標認識の視覚的変化に対する被験者の応答はそれ迄の繰り返し応答の記憶の影響を受けにくい。それ迄の繰り返し応答の記憶をguide線分欠損の認識が上回る現象である。guide線分欠損の認識がある程度記憶化されるためと考えられる。請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合、被験者は非常に高速度に、非常に詳細且正確な自らの視野状態をディスプレイに綺麗に表示することができる。

請求項134

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合、被験者が静的視標を4本のguide線分に対して明確に認識できるか否かを検査することもできる。中心視野では、4本のguide線分の中心に静的視標を明確に認識することができる。しかし周辺視野に逐次移動していくと、4本のguide線分に対する静的視標の認識が、不明確になる範囲を検出することもできる。

請求項135

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。非常に短時間に全視野の視覚機能を把握するためには、静的視標の逐次移動間隔を大にする。静的視標の逐次移動間隔が大であっても、その静的視標の大きさを非常に小さくすれば、非常に短時間に、視覚機能の僅かな低下をも検出できる視野検査を行うことが可能である。

請求項136

被験者の正確且詳細な視野視覚機能は伝達不可能な状態にある。しかし、被験者の視野状態は被験者が最も認識可能である。被験者は、中心視野にある、固視標に近い暗点であればおよその位置形状を認識することができる。しかし虚性暗点の場合、その位置がよほど固視点に近くない限り、被験者であっても暗点の位置形状、いずれも正確に認識することができない。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、ディスプレイ背景色を適当な短い時間間隔を置いて、赤橙色、黒色等、二色交互表示を行う。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、被験者は、自らの視野に、視覚的に機能低下を生じている領域を、ディスプレイの色欠損として見ることができる。視覚機能低下領域では、ディスプレイの色変化に視覚的追従が遅れることによる現象と考えられる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより虚性暗点を含めた視野欠損領域、視覚機能が低下した領域を被験者はかなり詳しくディスプレイ色欠損として見ることができる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、被験者は、網膜構造等に由来すると考えられる視野欠損領域の走行並びに形状を、視野検査の前に予めディスプレイに見ることができる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、被験者が、ディスプレイに見ることのできるディスプレイ色欠損領域の形状は非常にcontinuousであり、視野欠損領域が網膜構造等によっていることが示唆される。従来型視野計検査結果の図に比べ、非常にcontinuousなディスプレイ色欠損の形状を観察することが可能になる。

請求項137

被験者は請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより自らの視野欠損領域の位置形状を中心視野だけでなく周辺視野に対しても認識可能になる。被験者は自らの視野の視覚機能低下領域を、ディスプレイに色欠損として見ることができる。高度近視に由来する正常眼圧緑内障特性、あるいは初段階にある緑内障特性として、その検出が重要であると考えられる、視神経軸索走行、vascularity等に沿う、視覚機能が僅かに低下した領域も、請求項101記載の本発明視野検査プログラムによりディスプレイ色欠損として観察可能な状態になる。

請求項138

検査対象視野がディスプレイの端の方にある場合、請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、固視標を移動させることにより、視野検査可能範囲を増大させようとする。請求項101記載の本発明視野検査プログラムでは、被験者が自らの視覚機能低下領域の位置をディスプレイに見ながら、それがなるべく中心視野にくるように固視標を移動させることができる。

請求項139

ディスプレイ色二色交互表示を行わない場合、暗点、盲点接続部分は、固視標から離れているため、被験者にはその位置の状態を詳しく認識できず、正確に検査範囲を設定することが難しい。請求項101記載の本発明視野検査プログラムでは、ディスプレイ色二色交互表示により、暗点、盲点接続部分を検査範囲として選ぶことも非常に容易である。

請求項140

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。ディスプレイ色欠損部分から関心のある形状を示す部分を、視野検査範囲として設定することが非常に容易である。

請求項141

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。視野検査範囲を狭くすれば、非常に詳しい視野検査であっても非常に短時間に行われる。

請求項142

非常に詳しい視野検査結果図は、網膜構造等を反映する。錐体等視覚細胞単位あるいは神経節単位程に非常に詳しい視野検査結果を、ディスプレイに表示することにより、被験者の視野欠損状態と被験者の視神経軸索走行、vascularityとの関係も詳しく推測可能になる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムは、被験者の視野欠損状態を伝達可能な状態にするだけでなく、その視野欠損の原因を推測可能にする。

請求項143

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を利用する場合、応答errorが非常に低下、視野欠損輪郭抽出の正確さが非常に増大する。それ迄の繰り返し応答の記憶をguide線分欠損の認識が上回る現象である。guide線分欠損の認識がある程度記憶化されるためと考えられる。

請求項144

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合被験者は、静的視標が暗点部分に近づいてきたことを認識可能である。静的視標が暗点から遠い場合はそれ迄の応答記憶を利用して高速度に応答、静的視標が暗点に近づくと、4本のguide線分欠損を被験者は予め認識できるため、それ迄の繰り返し応答記憶を迂回可能、僅かに低速度に、視標認識判断時間を僅かに長くして、詳しく応答すること等、応答速度を選ぶことが被験者に可能になり、ほとんど全くerrorのない暗点、視野欠損領域の輪郭確定が可能になる。視野欠損領域輪郭位置確定のための被験者による位置調整なしに、非常に正確な視野欠損領域輪郭結果を得ることができる。あるいは4本のguide線分により、被験者は静的視標周辺の暗点位置を予想できるようになるため、応答速度を低下させることなしにerrorが減少する場合もある結果、検査時間を短縮しながら、検査結果の正確さが増大する。

請求項145

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合、非常に高速度に被験者の視野状態をディスプレイに表示可能になる。4本のguide線分により、被験者は、非常に正確に自らの視野特性を検出できていることを視野検査時に確認できる。

請求項146

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合。4本のguide線分は、特に中心視野に視野欠損領域の位置形状を詳細に検出しようとする場合に有効である。

請求項147

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合。静的視標が、周囲にある4本のguide線分の中心部分に、明確に認識できるか否かを検出することもできる。空間分離能等に関係すると考えられる。中心視野、固視標付近では、4本のguide線分の中心部分に静的視標を明確に認識可能である。しかし静的視標が周辺視野に逐次移動していくと、4本のguide線分に対する静的視標が不明確になる範囲がある。その範囲を抽出可能である。あるいは4本のguide線分を太くする、中心の視標の大きさを大きくする等調節して、他のレベルにある視覚機能を抽出する視野検査を行うことも可能である。

請求項148

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。静的視標の逐次移動間隔を増大すると、視野全体の検査を非常に短時間に実現可能である。視野全体像の把握が可能になる。

請求項149

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。静的視標の逐次移動間隔が大であっても、静的視標の大きさを非常に小さくすれば、相当低レベルに視覚機能が低下している領域も高速度検査でありながら検出可能である。

請求項150

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。静的視標の逐次移動間隔を少し増大するだけで、視野検査時間は相当に短縮される。

請求項151

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。ディスプレイ背景色二色交互表示時間間隔を変更すると検出可能な視覚機能低下レベルを変更できる。錐体細胞密度低下等による視覚機能低下の程度により、ディスプレイ背景色変化に対する視覚的色追従の速度が変化するためであると考えられる。請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより、赤橙色何ミリ秒、黒色何ミリ秒とディスプレイ背景色表示時間を設定可能である。請求項101記載の本発明視野検査プログラムによりディスプレイ背景色二色の組み合わせを他の組み合わせに変更可能である。

請求項152

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。視標の大きさ、色輝度変更により、その他のレベルにある視覚機能低下領域を被験者視野から抽出、ディスプレイ表示可能である。

請求項153

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。例えば、視標を非常に小さくする場合、中心視野に位置するような視野欠損領域を非常に詳細に検出できる。視覚機能が僅かに低下しているような領域の検出可能性も高まる。視標を大きくする場合は全視野に対する暗点、盲点等の位置形状抽出、盲点以遠の周辺視野における大幅な視覚機能の変化を検出可能である。

請求項154

請求項101記載の本発明視野検査プログラム、4本のguide線分を用いる場合、請求項101記載の本発明視野検査プログラムにより静的視標の大きさ、並びにその周辺の、4本のguide線分の太さ等、調整可能である。guideとしては、4本のguide線分の他、静的視標を中心とする円表示等も考えられる。

請求項155

請求項101記載の本発明視野検査プログラムの場合。視標移動間隔を大にすると、視野全体の検査であっても非常に短時間に実現可能である。視野全体像の把握が可能になる。視標移動間隔が大であっても、静的視標の大きさを非常に小さくすれば、相当低レベルの視覚機能低下領域も高速度検査でありながら検出可能になる。視標移動間隔を少し増大すると、検査時間が相当短縮される。請求項101記載の本発明視野検査プログラムによりディスプレイに表示される検査結果図は、コンピュータに保存可能であり、時系列比較も可能である。

請求項156

高度近視由来の正常眼圧緑内障、あるいは緑内障初段階に特徴的であると考えられる、視覚機能が僅かに低下した視野領域を、一般のコンピュータにより検出することを可能にする本発明静的視標。

請求項157

請求項156記載の本発明静的視標を用いて、ディスプレイに視覚機能低下領域の形状を詳しく表示することを可能にする本発明視野計プログラム。

請求項158

従来型視野計は検査結果が低解像度であるため、高度近視由来正常眼圧緑内障あるいは緑内障の初段階特徴であると考えられる、視神経軸索走行等に沿う形で視覚機能が僅かに低下する視野領域を詳しく検出することに失敗する。従来型視野計は、視覚機能が僅かに低下した視野領域の位置形状を詳しく検出できないため、高度近視正常眼圧緑内障に特有な視野特性を、視神経軸索走行等、網膜構造に照合できる程に、検出できていない可能性がある。従来型視野計は、視覚機能が僅かに低下した視野領域の位置形状を詳しく検出できないため、初段階にある緑内障視野特性の検出に失敗している可能性がある。従来型視野計は、検査が低解像度であり、その検査に用いている視標は、視覚機能の僅かに低下したような領域をsensitiveに検出する能力を持たないため、高度近視由来の正常眼圧緑内障、あるいは緑内障の初段階特徴であると考えられる、視覚機能が僅かに低下した視野領域の位置形状を詳しく検出することができない。従来型視野計では、相当初段階にある緑内障特性を検出できない。請求項156記載の本発明静的視標並びに視野計プログラムを用いると、視覚機能が僅かに低下している領域を、被験者視野に検出することが可能になり、その位置形状を、ディスプレイに詳しく表示することが可能になる。被験者による視標認識応答の都度請求項156記載本発明の静的視標を水平方向に逐次一定間隔移動させる本発明の視野計プログラムを用いると、暗点盲点のみでなく、普通の視標によっては検出することのできない視覚機能が僅かに低下している領域をもディスプレイに直観的に詳しく表示することが可能になる。実際、被験者視野の視覚機能低下領域内では、請求項156記載の本発明静的視標が認識されないと言う現象、あるいは、請求項156記載の本発明静的視標から視覚的に認識される動きが、視覚機能低下領域内では、認識されず、静的に認識されると言う現象を生じた。請求項156記載の本発明静的視標は、相当初段階にある緑内障特性を検出可能である。本発明視野計プログラムは、相当初段階にある緑内障視野特性を、視神経軸索走行を思い起こさせる程に詳しくディスプレイに表示することを可能にする。

請求項159

本発明静的視標並びに請求項157記載の視野計プログラムは、ディスプレイ描画処理速度が遅い一般のコンピュータを、視覚機能が僅かに低下した領域をも検出可能な程度に、高感度な視野計にしようとする。

請求項160

請求項156記載の本発明は、視野検査プログラムで用いる静的視標に、視覚機能の僅かな低下に対する検出能力を持たせるため、例えば、紙等を見ながら高速度且高頻度瞬目を行うと、視覚機能に低下を生じている視野部分が、他の視野に対して、暗い、luminosityの低い領域として認識される現象を利用しようとする。視覚機能が僅かに低下した領域を視野に有する被験者が、高速度且高頻度に瞬目する際、そのような領域を、視野の他の部分に対して明らかに、暗く認識できると言う現象を応用すると、高速度且高頻度瞬目程度に、例えば、赤橙色表示の静的視標を、背景色が黒色のディスプレイに点滅させることができれば、視覚機能低下視野領域では、その赤橙色を相当暗く視覚に認識することができる現象の生じる可能性が考えられる。赤橙色静的視標のluminosityあるいはluminosity密度を低下させる等、調節すると、視覚機能が低下している視野領域内において、高速度且高頻度瞬目程度に点滅する赤橙色静的視標が、視覚的luminosityの減少から視覚認識されない、あるいは、視覚認識することが難しくなる現象の生じる可能性が考えられる。そのような観点から本発明は、黒色ディスプレイ背景色の下、視標を提示するべき位置を中心とする、非常に短い、しかし表示されない、動径の先端位置に、非常に小さい赤橙色視標1個を配置、動径の長さがその倍の位置に同様な赤橙色視標1個を配置、それら2個の赤橙色視標を、視標を提示するべき位置を中心として、量子的高速度に円軌道させる方法により、一般のコンピュータであっても利用可能な、視覚機能低下領域を検出するための静的視標とする。

請求項161

請求項156記載の本発明は、黒色ディスプレイ背景色の下、視標を提示するべき位置を中心とする、非常に短い、しかし表示されない、動径の先端位置に、非常に小さい赤橙色視標1個を配置、動径の長さがその倍の位置に同様な赤橙色視標1個を配置、それら2個の赤橙色視標を、視標を提示するべき位置を中心として、量子的高速度に円軌道させる方法により、一般のコンピュータであっても利用可能な、視覚機能低下領域を検出するための静的視標とする。

請求項162

量子的高速度とは、一般コンピュータのディスプレイ描画処理速度では、赤橙色視標に実現できる円運動が遅すぎるため、赤橙色視標の円軌道座標決定の際に角速度を26.6°に設定する等、相当discontinuousに中心角を増大させる方法である。請求項156記載の本発明静的視標の場合、例えば、degreez=.degreez+26.6等に設定。その円軌道の直径は、静的視標の大きさに相当する。円軌道上のあらゆる位置における赤橙色視標の時間に対する提示密度が、およそ高速度且高頻度瞬目を近似する時、請求項156記載の本発明静的視標の認識が、視覚機能に僅かな低下を生じている領域では、その他の視野に比べ、難しくなる現象が生じると考えられる。

請求項163

本発明は、請求項157記載の本発明視野検査プログラムで用いる静的視標に、視覚機能の僅かな低下に対する検出能力を持たせるため、例えば、紙等を見ながら高速度且高頻度に瞬目を行うと、視覚機能に低下を生じている視野部分が、他の視野に対して、暗い、luminosityの低い領域として認識される現象を利用しようとする。視覚機能が僅かに低下した領域を視野に有する被験者が、高速度且高頻度に瞬目する際、そのような領域を、視野の他の部分に対して明らかに、暗く認識できると言う現象を応用すると、高速度且高頻度瞬目程度に、例えば、赤橙色表示の静的視標を、背景色が黒色のディスプレイに点滅させることができれば、視覚機能低下視野領域では、その赤橙色を相当暗く視覚に認識することができる現象の生じる可能性が考えられる。赤橙色静的視標のluminosityあるいはluminosity密度を低下させる等、調節すると、視覚機能が低下している視野領域内において、高速度且高頻度瞬目程度に点滅する赤橙色静的視標が、視覚的luminosityの減少から視覚認識されない、あるいは、視覚認識することが難しくなる現象の生じる可能性が考えられる。本発明静的視標は、相当初段階にある緑内障特性を検出可能である。請求項157記載の本発明視野計プログラムは、相当初段階にある緑内障視野特性を、視神経軸索走行を思い起こさせる程に詳しくディスプレイに表示することを可能にする。

請求項164

請求項156記載の本発明静的視標の場合。その円軌道の直径は、静的視標の大きさに相当する。円軌道上のあらゆる位置における赤橙色視標の時間に対する提示密度が、およそ高速度且高頻度瞬目を近似する時、本発明静的視標の認識が、視覚機能に僅かな低下を生じている領域では、その他の視野に比べ、難しくなる現象が生じると考えられる。

請求項165

本発明静的視標並びに請求項157記載の本発明視野計プログラムを用いると、視覚機能が僅かに低下している領域を、被験者視野に検出することが可能になり、その位置形状を、ディスプレイに詳しく表示することが可能になる。

請求項166

被験者による視標認識応答の都度、本発明の静的視標を水平方向に逐次一定間隔移動させる請求項157記載本発明視野計プログラムを用いると、暗点盲点のみでなく、普通の視標によっては検出することのできない視覚機能が僅かに低下している領域をもディスプレイに直観的に詳しく表示することが可能になる。

請求項167

実際、被験者視野の視覚機能低下領域内では、本発明静的視標が認識されないと言う現象、あるいは、本発明静的視標から視覚的に認識される動きが、視覚機能低下領域内では、認識されず、静的に認識されると言う現象を生じた請求項156記載の本発明静的視標。

請求項168

請求項156記載の本発明静的視標は、相当初段階にある緑内障特性を検出可能である。本発明視野計プログラムは、相当初段階にある緑内障視野特性を、視神経軸索走行を思い起こさせる程に詳しくディスプレイに表示することを可能にする。

請求項169

請求項156記載の本発明静的視標は、相当初段階にある緑内障特性を検出可能である。本発明視野計プログラムは、相当初段階にある緑内障視野特性を、視神経軸索走行を思い起こさせる程に詳しくディスプレイに表示することを可能にする。請求項156記載の本発明静的視標並びに本発明視野計プログラムは将来被験者にとり暗点になる視野領域の詳しい位置形状をディスプレイに明確に示すことができる可能性がある。

請求項170

本発明静的視標は、相当初段階にある緑内障特性を検出可能である。請求項157記載の本発明視野計プログラムは、相当初段階にある緑内障視野特性を、視神経軸索走行を思い起こさせる程に詳しくディスプレイに表示することを可能にする。本発明静的視標並びに請求項157記載の本発明視野計プログラムは将来被験者にとり暗点になる視野領域の詳しい位置形状をディスプレイに明確に示すことができる可能性がある。

請求項171

請求項156記載の本発明静的視標は、その視覚に生じる動的特性が分りやすく、提示された直後から常に双翅目のように動いて認識されるため、被験者は静的視標提示直後からいつであっても迅速にその視覚認識を確認次第、ボタン押しにより応答を行うことができる。結果、非常に高速度に視野検査を行うことができる。

請求項172

請求項156記載の本発明静的視標提示時、被験者に要求される応答基準は、例えば、視野の静的視標に双翅目のような動きを被験者が認識できた場合、右方向矢印キーを押す。視野の静的視標が双翅目のような動きを行っておらず静的であると被験者が認識する場合、あるいは静的視標を視野に認識できない場合、左方向矢印キーを押す。ディスプレイに提示される請求項156記載の本発明静的視標が、視覚認識において、双翅目のような動きを行っているか否かの認識判断は被験者にとり簡単である。

請求項173

静的視標認識に関して被験者に要求される応答判断を一層簡単にするためには、視覚機能が僅かに低下している領域では、請求項156記載の本発明静的視標が視覚に認識できない程度に、静的視標のluminosity密度、色等を調整設定する。

請求項174

視野網膜機能をスキャンする視野網膜機能スキャン装置であって、視野網膜機能を測定するための画面である測定用画面出力装置に生成する測定用画面生成手段と、前記測定用画面生成手段により生成された測定用画面における視野網膜機能測定の結果を記録するための記録用画面を出力装置に生成する記録用画面生成手段と、前記測定用画面における固視標の表示を制御する固視標表示制御手段と、視標の動き認識に関する情報の、入力装置からの入力を受け付け入力受付手段と、視標の前記測定用画面における表示を制御する、すなわち、前記入力受付手段により、視標の動き認識に関する入力が受け付けられた時点で、動的視標(以下、第一の動的視標と呼ぶ。)は、色、大きさ、形などの特性を変えず静的視標(以下、第二の静的視標と呼ぶ。)になり、前記第二の静的視標を表示した状態で、所定の一瞬の時間を経た後に、前記視標の動き認識に関する入力が受け付けられた時点より時間的に前から、既に前記測定用画面に表示されていた静的視標(以下、第一の静的視標と呼ぶ。)の表示を消去し、第二の静的視標表示の位置から、第一の動的視標と色、大きさ、形などの特性が同じであり、且つ第一の動的視標と同じ動的特性を有する、動的視標(以下、第二の動的視標と呼ぶ。)をもう一つ別に生じる視標表示制御手段と、前記記録用画面生成手段により生成された記録用の画面に、前記測定用画面における視野網膜機能測定から得られた結果をスキャン図として記録するスキャン図生成手段とを備えることを特徴とする。

請求項175

請求項174に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、前記測定用画面生成手段は、視野網膜機能測定中は前記測定用画面を、前記記録用画面に対して、前記出力装置において、表の画面として生成することを特徴とする。

請求項176

請求項174又は175に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記視標表示制御手段によって、視標が前記測定用画面の端に至り、前記視標の経た経路に、前記固視標表示制御手段により表示制御された固視標との相対的位置関係上、対応する視野の測定を終えた時には、測定を一時中断できるようにする測定一時中断手段と、該測定一時中断手段により、測定が一時中断された後に、入力装置から測定再開指示を受け付ける測定再開指示受付手段とを備え、前記固視標表示制御手段は、前記測定再開指示受付手段により、測定再開の指示が受け付けられると、前記測定用画面において、既に表示されていた前記固視標を消去し、該固視標が表示されていた位置から、前記経路に対して垂直方向に、所定の向きに所定の距離離れた位置に、前記固視標を表示し、その後、前記視標表示制御手段は、前記測定一時中断手段により測定が一時中断される直前に前記視標が移動を行っていたのと同一の経路の、前記端に対して、前記測定用画面における反対側端の位置に前記第一の静的視標を表示し、その位置から、前記第一の動的視標を表示することを特徴とする。

請求項177

請求項176に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記入力受付手段により、視標の動き認識に関する入力が受け付けられた時点で、前記第一の静的視標の表示位置から前記第二の静的視標の表示位置までの距離を演算装置が算出する静的視標間距離算出手段と、該静的視標間距離算出手段により算出された値を記憶装置に記憶する静的視標間距離記憶手段と、前記第一の静的視標の表示位置、及び前記第二の静的視標の表示位置を、記憶装置に記憶する静的視標位置記憶手段と、前記固視標表示制御手段は、前記測定再開指示受付手段により、測定再開の指示が受け付けられると、前記測定用画面において、既に表示されていた前記固視標を消去し、該固視標が表示されていた位置から、前記経路に対して垂直方向に、所定の向きに所定の距離離れた位置に、前記固視標を表示するが、前記所定の距離を記憶装置に記憶する固視標再表示間隔記憶手段と、を備え、前記スキャン図生成手段は、前記静的視標間距離記憶手段により記憶されていた値である前記第一の静的視標の表示位置から前記第二の静的視標の表示位置までの距離、及び、前記静的視標位置記憶手段により記憶されていた前記第一の静的視標の表示位置、及び、前記第二の静的視標の表示位置、及び、前記固視標再表示間隔記憶手段によって記憶装置に保持された前記所定の距離を読み出し、前記記録用画面に前記スキャン図を構成するための矩形を生成し、前記固視標再表示間隔記憶手段によって記憶装置に保持された前記所定の距離を読み出し、演算装置の演算により、前記測定用画面における前記固視標の表示位置に視野網膜機能測定上対応する、前記記録用画面における前記固視標の位置を、前記記録用画面における所定の位置に不変になるようにして、前記矩形を配置し、前記静的視標間距離記憶手段により記憶されていた値である前記第一の静的視標の表示位置から前記第二の静的視標の表示位置までの距離を読み出し、その値を演算装置の演算により色の濃淡に変換し、該色の濃淡により前記矩形を塗りつぶすことで、前記記録用画面に、前記測定用画面における視野網膜機能測定から得られた結果をスキャン図として記録することを特徴とする。

請求項178

請求項177に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記視標表示制御手段により前記測定用画面において動的移動を行う視標が有する、前記動的特性を指定する視標動的特性指定手段、及び、前記固視標表示制御手段は、前記測定再開指示受付手段により、測定再開の指示が受け付けられると、前記測定用画面において、既に表示されていた前記固視標を消去し、該固視標が表示されていた位置から、前記経路に対して垂直方向に、所定の向きに所定の距離離れた位置に、前記固視標を表示するが、前記所定の距離を指定する固視標再表示間隔指定手段とを備え、前記視標動的特性指定手段により視標の動的特性を、また前記固視標再表示間隔指定手段により固視標の移動間隔を、組み合わせとして多様に指定することにより、前記スキャン図生成手段により前記記録用画面に生成される視野網膜機能スキャン図の解像度を多様に変化させることができ、また、視野網膜機能測定に要する時間も多様に変化させることができることを特徴とする。

請求項179

請求項178に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記視標表示制御手段により前記測定用画面において表示される視標の大きさを指定する視標の大きさ指定手段を備えることを特徴とする。

請求項180

請求項178又は179に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記視標表示制御手段が前記測定用画面に表示する視標の色を指定する視標色指定手段と、前記視標に対する測定用画面の背景色を指定する背景色指定手段とを備えることを特徴とする。

請求項181

請求項176〜180のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記測定用画面において視野網膜機能の測定を実施中に、前記測定再開指示受付手段により、入力装置から測定開始の指示が受け付けられる都度、その時点までに、前記スキャン図生成手段により、前記記録用画面に生成され記録されたスキャン図を、前記測定用画面に所定の一瞬の間表示する手段を備えたことを特徴とする。

請求項182

請求項176〜181のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記視標表示制御手段によって、視標が前記測定用画面の端に至り、前記視標の経た経路に、前記固視標表示制御手段により表示制御された固視標との相対的位置関係上、対応する視野の測定を終え、前記測定一時中断手段により測定が一時中断された後、前記視標の経た経路に、前記固視標表示制御手段により表示制御された固視標との相対的位置関係上、対応する視野の測定を終えたこと、及び、測定再開の指示を待っている状態にあることを示す印を、前記固視標の近くに表示する、測定再開指示待ち印表示手段、を備えたことを特徴とする。

請求項183

請求項182に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに前記測定一時中断手段により測定が一時中断され、測定再開の指示を待っている状態にある際に、入力装置から、前記測定再開指示受付手段により、測定再開指示が受け付けられると、前記測定再開指示待ち印表示手段により表示されていた測定再開指示を待っていることを示す印の表示を前記測定用画面から消去する測定再開指示待ち印消去手段、を備えたことを特徴とする。

請求項184

請求項174〜183のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記測定用画面において視野網膜機能の測定を実施中に、前記入力受付手段により、視標の動き認識に関する入力を入力装置から受け付ける都度、その時点までに、前記スキャン図生成手段により、前記記録用画面に生成され記録されたスキャン図を、前記測定用画面に所定の一瞬の間表示する手段を備えたことを特徴とする。

請求項185

請求項174〜184のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、前記固視標表示制御手段は前記測定用画面における前記固視標の表示位置の初期値を設定することを特徴とする。

請求項186

請求項174〜185のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、前記固視標表示制御手段は、前記測定用画面における固視標の色として、所定の二色から、視覚認識において高速度である程度に高速度に、交互に一色を選び表示することにより固視標の色を高速度に変化させることを特徴とする。

請求項187

請求項174〜186のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記入力受付手段により入力装置から、視標の動き認識に関する情報の入力が受け付けられる都度、そのことを確認する印を、前記測定用画面に表示されている前記固視標の近くに所定の一瞬の間表示し、その後その表示を消去する、入力受付確認印表示及び消去手段を備えたことを特徴とする。

請求項188

請求項174〜187に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、前記入力受付手段が入力装置から受け付ける視標の動きの認識と言う場合の視標の動きとは、さらに、前記視標表示制御手段により前記測定用画面に表示される視標に由来して生じる被験者の視野における二視標に基づく何らかの動きであることを特徴とする。

請求項189

請求項174〜188のいずれか一項に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、前記入力受付手段が入力装置から受け付ける視標の動きの認識と言う場合の視標の動きとは、前記視標表示制御手段により前記測定用画面に表示される視標に由来して生じる被験者の視野における何らかの動きであることを特徴とする。

請求項190

請求項189に記載の視野網膜機能スキャン装置であって、さらに、前記静的であった視標及び前記静的になった視標は、前記視標表示制御手段による視標位置演算処理上存在するが、前記静的であった視標及び前記静的になった視標を、前記測定用画面において表示上非表示にする静的視標非表示手段を備えたことを特徴とする。

請求項191

コンピュータを、請求項174〜190のいずれか一項に記載の手段として機能させることを特徴とするプログラム。

請求項192

コンピュータに読み取り可能な記録媒体であって、請求項191の発明のプログラムを記録したことを特徴とする。

請求項193

視野網膜機能スキャン装置を、請求項174〜190のいずれか一項に記載の手段として作動させるための視野網膜機能スキャン装置作動方法

請求項194

コンピュータを、観測用画面生成手段と、固視標を初期位置に位置させる固視標表示手段と、視標を所定の一瞬静的に表示した後、その視標を動的視標にして動的に移動させ、その移動認識の入力が受け付けられると、その動的視標を静的な静的視標にするための視標表示制御手段と、その動的視標は所定の位置に設定された1本の水平方向走査線に沿って設定された所定の速度で動的な移動を行う手段と、その動的視標表示の初期位置、例えばディスプレイ中央付近、設定手段と、動的視標の動き認識成立が受け付けられると、動的視標の表示位置を前記設定手段により設定された初期位置に戻す手段と、(動的視標は、固視標がディスプレイ左側半分にある時は、左方向に移動、固視標がディスプレイ右側半分にある時には、動的視標を右方向に移動させるなどと設定してもよい。)所定の一瞬静的視標になっていた視標が動的視標になってからその動的視標の動き認識成立を受け付ける手段と凝視されるための固視標を表示する固視標表示制御手段と、固視標が沿って移動する水平方向走査線を観測用画面に所定の線密度複数設定する手段と、動的視標の動き認識の応答が受け付けられた時に、固視標がディスプレイ右端以上右側に演算装置が位置算出を行った場合には、固視標近傍にその水平方向走査線に対する走査が終わったことを示す印を所定の一瞬表示し、その印の表示を画面から消した後、(走査線換えて)固視標が次の固視標のための水平方向走査線に沿って走査を開始する手段と、その固視標表示制御手段は動的視標の動き認識に関する入力応答が受け付けられる都度、固視標をその時点で検出された動的視標の動いた距離だけ、固視標走査線に沿って移動させる手段その検出された距離を、検出時の観測用画面の座標位置とともに記憶装置に記憶する手段と、その記憶された距離を演算装置が色の濃淡に変換し、その色の濃淡を前記記憶された座標位置情報を参照して、記録用画面に矩形状をなして塗りつぶすことによりスキャン図を生成する手段、として機能させるための2点認識最小距離dzcolordプログラム。

請求項195

所望の視覚感度を有する視野領域を抽出あるいは強調表示した視野観測結果図を生成するための視標調整手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。コンピュータを、視標に、所望の視覚感度を有する視野領域を抽出するための調整を付すための視標状態調整用画面と、前記視標状態調整用画面に視野欠損領域をディスプレイ色の異なる領域として観察されるようにするために前記視標状態調整用画面の背景色を所定の時間間隔で変化させる(例えば赤橙色、黒色の2色で交互させる)手段と、前記視標状態調整用画面に片方の目で凝視されるための固視標を表示し、前記の観察されるディスプレイ色の異なる領域などに照らして、関心のある視野をディスプレイ中心など観測しやすいディスプレイ位置まで移動させる入力を受け付け、その入力に応じて固視標を移動表示させるための固視標表示制御手段と、前記関心のある視野がディスプレイの中心など観測しやすい位置に達すると、その位置に固視標表示位置を決定するための固視標表示位置決定手段と、前記固視標表示位置決定手段により固視標表示位置が決定されると、(例えばその固視標とは色や大きさの異なる)視標状態調整のための静的視標を前記固視標近傍に表示させる視標状態調整視標表示手段と、前記視標状態調整用画面の背景色を所定の時間間隔で変化させる(例えば赤橙色、黒色の2色で交互させる)手段により視標状態調整用画面の背景色を所定の時間間隔で変化させながら(例えば赤橙色、黒色の2色で交互させながら)、前記固視標を前記片方の目で凝視しつつ、前記視標状態調整のための静的視標を前記ディスプレイ色の異なる領域を参照しながら、特に抽出したい程度の視野機能を有する(例えば視覚機能が僅かに低下している領域が視野にあるが、視標状態に調整の無い視標による視野観測では、観測結果の図にその領域が反映されないような部分)部分まで前記視標状態調整のための静的視標を移動させる入力を受け付けるための手段と、その入力に応じて前記視標状態調整のための静的視標を移動表示する手段と、視野観測の結果生成される結果図に強調表示されるべき視野の部分まで前記視標状態調整のための静的視標を移動させた後、前記視標状態調整のための静的視標の前記視標状態調整用画面における表示位置の決定を受け付ける手段と、その手段により受け付けられると、前記視標状態調整用画面における表示位置をその位置に決定する手段と、その手段により前記視標状態調整用画面における視標状態調整のための静的視標の表示位置が決定されると、前記視標状態調整用画面の背景色を所定の時間間隔で変化させる(例えば赤橙色、黒色の2色で交互させる)手段は、その背景色を所定の時間間隔で変化させる処理を終わり、背景色を1色に固定する(例えば黒色)手段と、その後にも、前記固視標表示位置に前記片側の目により凝視されるための固視標は表示され続け、前記視標状態調整のための静的視標表示位置に視標状態調整のための静的視標を、(例えば背景色と同じ色により)表示し、その視標状態調整のための静的視標の輝度などの演算装置による調整(例えば固視標を凝視しながらその静的視標に対する視覚認識が不成立になるような輝度、あるいは固視標を凝視しながらその静的視標に対する視覚認識が成立になるような輝度まで輝度を増減調整する入力を受け付けるための)を受け付けるための手段と、その手段により指定された視標の輝度などを記憶装置に記憶する手段と、その記憶された値を読み出し、ディスプレイにその値を色のRGB値で表示する手段と、その色RGB値を有する動的静的あるいは静的視標を生成し、動的静的視野スキャン、あるいは、静的視野観測を行う手段として機能させるためのプログラム。

技術分野

0001

本発明は、被験者視野視機能状態を、動的視標、静的視標の二点を交互変換しつつ連続的に利用、水平方向、垂直方向視野検査情報を蓄積することにより視野検査をスキャン化、その結果をディスプレイ直観的に濃淡図示化、また同時に、空間分離能10分以下の検査精度を有しながら全視野検査高速化を図った視野視機能機能検査方法からなるコンピュータプログラムに関する。

背景技術

0002

従来の視野計には次のような物がある(例えば、参考文献1参照。)。

0003

Goldmann perimeter、510型(1945年)、940型(1967年)、Tubinger perimeter(1957年)、Octopus perimeter(1976年)。

0004

従来の視野計を説明する。Goldmann perimeterは最初の明度視野計、手動同時記録式であり、視標輝度は4から60種、視標視角は6種、視角視野、背景輝度の調整が可能。欠点は5°以内の中心部測定が不可能であること。Tubinger perimeter(1957年)は最初の実用的静視野計である。動的視野、色視野フリッカー視野など測定できる。手動同時記録式。視標輝度80種、固視標輝度100種、色5種、背景輝度6種。中心視力中心外視力測定。欠点は視標移動の操作が難しいこと、視標、固視標、背景照明灯の調整が難しいこと。Octopus perimeter(1976年)は世界最初の全自動静視野計。
〔参考文献1〕最新医学辞典(1987、1990年)、医歯薬出版株式会社。

発明が解決しようとする課題

0005

現在の視野計の問題点、現在利用されている基本的視野計は、40年前の開発時から改良されていない。
現在の視野検査で用いられている視野計は、手動同時記録式、手動動的視野検査であるため、検査の精密度視野全体で一定していない。また検査結果が、記録者の視標の移動方法の影響を受け、検査結果記録が被験者の暗点盲点の形状、相互位置関係忠実に反映したものとなっていない。記録者が被験者から視野障害状態を聞いた場合、検査結果がその影響を受けている。全視野を均質に検査できていない。中心視力として重要な黄斑領野に対する暗点の視力障害度が検査結果に直観的に反映されていない。僅かに錐体細胞などが障害を受けている領野などが検査結果に表示されない。検査時間が長い。検査が一定周期単調であるため、被験者の周期的慣れによる視標に対する誤応答が発生しうる。手動記録のため検出される暗点や盲点の形状は非常に大雑把であり、検査結果の図は被験者にとっての暗点や盲点の実際の形状から相当かけはなれている。

0006

現在の視野検査で用いられている全自動静的視野検査では、全視野検査時間短縮のため、数°以下の空間分離能視力について検査できていない。現在の視野検査で用いられている視野計は、全視野を測定する検査時間を短縮するため、手動静的視野検査、全自動静的視野検査、手動動的視野検査のいずれであっても、数°以下の視機能低下領野に対する検出能力を有していない。

0007

しかし緑内障暗点や黄斑neovascularization暗点などに特徴的と言われる暗点から盲点への接続部分領野は数°以下である場合があり(図1緑内障性あるいはneovascularization暗点4参照。)、従来の視野計では検出されない。

0008

現在の全自動動的視野計の場合、動的視標の移動方向がランダムであるため、検査結果に視野空間離能検査情報蓄積的に反映されていない。検査結果が、被験者の暗点盲点いずれの形状も反映していない。しかし検査時間は非常に長い。検査が非常に単調であり、一定周期の繰り返しであるため、刺激出現周期性学習効果、慣れなどにより被験者が誤り応答を行う可能性が高い。

課題を解決するための手段

0009

記録者、検査の方法、検査結果のスキャン出力方式プログラムによりコンピュータ制御化した。
全視野測定の場合、動的視標、静的視標の二点を交互利用することにより水平方向視野検査を精密に高速化した。動的視標、静的視標の垂直方向の位置はディスプレイ中心部分に固定した状態で、固視標を垂直下方向に逐次移動させることにより検査結果を逐次最下行からスキャン図(図1参照。)を生成する。

0010

中心視力の空間分離能は高く(図1、中心視力14。)、中心外視力の空間分離能は低い(図1の中心外視力6参照。)。中心から離れた視野ほど錐体細胞が減少するため、空間分離能が低下する。空間分離能の低い領野(図1、中心外視力6参照。)では、動的視標により検査が高速化される。しかし、動的視標は水平方向に一定速度で移動するため、検査精度は均質的である。中心視力機能、中心外視力機能を均質に検査できる。被験者視野状態に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を行うことができる。動的視標、静的視標を空間的に間隔をあけず交互に連続させることにより(図5、7参照。)、動的視標により検出された空間分離能の程度の情報を静的視標として検査記録に蓄積することができる。検査結果の図は網膜機能二次元スキャンになる。

0011

動く物体に対して人間は高速応答できる。動的視標は静的視標に比べ視覚的慣れ残像の影響を受けにくく、視標の出現に対する被験者の確認判断時間を減少させることにより、検査時間を短縮することができる。

0012

全視野検査の二点視標方式を以下に示す(図3図4図5図6参照。)。視野検査を行わない側の目は遮っておく。まず被験者は視野検査を行う側の目でディスプレイ上の高速点滅固視点視標を凝視する。ディスプレイから動的視標Aが水平右方向に移動しつつ出現する(図3の3参照。)、被験者は視野に動的視標Aの動きを認識できるとボタンスペースキーを押す。動的視標Aはその位置で静的視標Aダッシュになる(図5の22参照。)。静的視標Aダッシュが表示されつづけた状態で、静的視標Aダッシュの位置から形や大きさが等しい動的視標Bが右水平方向に同じ速度で移動を開始しはじめる(図4の12参照。)。空間分離能視力により、被験者が静的視標Aダッシュ、動的視標Bの二点を認識した段階、あるいは動的視標Bの動きを視野に認識できた段階でボタン、スペースキーを押す。静的視標Aダッシュは表示から消え動的視標Bはボタンが押された位置で静的視標Bダッシュになる。静的視標Bダッシュが表示された状態で、静的視標Bダッシュの位置から動的視標Cが現れ同じように右へ同速度で水平方向移動を始める。被験者の空間分離能により静的視標Bダッシュに対する動的視標Cの出現を認識した段階、あるいは動的視標Cの動きを視野に認識した段階で、ボタン、スペースキーを押す。

0013

同様な処理を繰り返すことにより網膜の視機能をスキャンできる。動的視標が右端まで移動し、その行の視野検査が終了し、ボタン、スペースキーを押すと、視標は一段下の行の左端から出現し、視野スキャンが続行される。繰り返しにより片目全視野をスキャンできる。

0014

視野の中心部分、黄斑部分は空間分離能が高いため、ボタン、スペースキーを押す時点での静的視標、動的視標間の距離が短くなる。中心窩部分では静的視標、動的視標間の距離が最短になる(図1の5参照。)。ディスプレイでは静的視標、動的視標間の距離の程度が、色の濃淡に変換されて濃淡二次元スキャン図として表示される。静的視標、動的視標の二点の間の距離が長い場合は明るい色、静的視標、動的視標の二点の間の距離が短い場合は暗い色などのスケール分け表示を行う。本発明では、片目の全視野有効視細胞密度など空間分離能10分以下程度の精度で測定することができる、しかし検査精度に比べ検査時間が短い。

発明の効果

0015

人間は視神経、脳で視覚を得るため、検眼鏡では、網膜より高位視力機能状態がわからない。被験者でないと暗点の状態などがわからない。被験者でも固視点、視野中心部分以外の視野周辺における暗点の形状、大きさなどは全く認識できない(図1の暗点と盲点がつながっている部分4参照。)。本発明は網膜視細胞から視覚野伝送されうる暗点、盲点形状を忠実にディスプレイに再現することを可能にする。目の中の網膜、視神経の有効に機能しない領野(図1の暗点1参照。)、視機能低下領野(図1の錐体細胞あるいは視神経軸索が僅かに障害されている領野15参照。)を地図のようにディスプレイに再現できはっきりわかる。

0016

動的視標を水平方向に一定速度で移動させるため、被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を行うことができ、検査結果の記録者に対する客観性が保たれる。従来型動的視野計では動的視標がランダムな方向に移動し、検査結果に空間分解能が表れなかったが、本発明では動的視標を水平方向に移動させることにより、検査結果に水平方向空間分解能に関する情報を蓄積し、二次元スキャン表示を可能にした。

0017

固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的にわかる。測定の結果、詳しく視野の解像度の違いが二次元スキャンとして表現され、視野欠損部分の形状(図1の1参照。)、盲点の形状がコンピュータ画面に表示された。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態図1の2参照。)などを表示できる。視野欠損、暗点部分の他に、僅かに錐体細胞などが障害を受けている領野、錐体密度の低下、あるいは錐体機能低下の程度などを濃淡スケールにより二次元スキャンとしてディスプレイに表示できる(図1の15参照。)。

0018

視野の欠損状態他人に説明が困難、しかし本発明により直観的に説明可能な状態になる。

0019

本発明は10分程度以下の空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、数°以内の視野欠損を検出できない欠点を有する従来型視野計では見出されない暗点の緑内障特性などを検出できる(図1の4参照。)。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点などBjerrum領域暗点と盲点の関係などを検出表示可能。

0020

中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の形状を検出表示できる。

0021

静的視標に対する動的視標利用により検査を高速化できる。動く物体に対して人間は高速応答できる。動的視標は静的視標に比べ視覚的慣れ残像の影響を受けにくく、視標の出現に対する被験者の確認判断時間を減少させることにより、検査時間を短縮することができる。人間の静的視標に対する動的視標の感度の高さにより、暗点など、相当空間分離能力が低い領野をある程度経た後であっても、動的視標の再出現に対して被験者は高速度応答が可能(図1の16参照。)。動的視標の、ある程度の距離を有する水平方向移動、その速度などが従来型視野計の単調さを相当軽減する。

0022

静的視標、動的視標の二点を交互に連続的に利用することにより、中心外視野は被験者による動的視標認識が中心的作業となり、検査時間を短縮する。一方、視覚における重要部分である黄斑領野ほど、静的視標認識が中心的作業になり、詳しくゆっくり視機能の程度を検査することができる。空間分離能が低い部分は高速処理により高速検査可能、空間分解能が高い部分は低速処理により精密検査を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0023

静的視標に対する動的視標の二点を認識できた時点、あるいは動的視標の動きを視野に認識時ボタン、スペースキーを押すと、固視標部分にボタン、スペースキーを押したことを表す印が表示される。ボタンを押したことを被験者自体が高速度に追認できるため検査処理効率が増大する。その確認の印を固視標に部分的に重ね表示し、固視標を部分的に欠損させることで被験者の固視標への凝視精度を高める(図5の17参照。)。スキャン精度を高める。

0024

固視点固視標は高速二色交互点滅を行うことにより、被験者の固視点凝視度を高める(図3の25参照。)。従来型視野計のような点滅しない固視標では、視覚の慣れ残像などにより凝視が困難である。

0025

被験者は高速点滅固視点固視標凝視を行っているため、動的視標がディスプレイ右端に至っても認識できない場合がある(図6の27参照。)。そのような場合には、動的視標がディスプレイの右端に至り、その行の検査が終了状態にあり、一段下の行の検査への待ち状態にあることを示す印(図6の26参照。)を高速点滅固視点部分に固視標に並べて表示している。被験者は固視点固視標部分にその印を認識した後、ボタン、スペースキーを押すことにより一つ下の行の検査を開始できる。あるいは少し休憩した後、検査を再度開始することもできる。

0026

視野一行検査が終了後、そのことを示す上記の印が表示され、一つ下の行の検査を開始するためボタン、スペースキーを押す度に、その時点までの視野視機能二次元スキャンの結果が最下行から検査済み領野のみ瞬間的に表示される。被験者は固視標凝視のためスキャンの結果がどのような状態であるかはほとんど認識できないが、暗点、盲点領野付近では非常に明るいディスプレイ表示を認識することができるため、被験者の飽きる程度を非常に減少する効果を有し、慣れ残像による視感度の低下を防ぐことができる(図2参照。)。変化をもたらすことにより被験者の集中力を維持することができる。被験者は検査の進み具合を、周辺視力により、おおよそ認識することができる。プログラムにより、検査中に逐次的にスキャン結果をディスプレイに表示しないように調整することも可能である。プログラムのため視標の形状大きさなど多様に調整可能。プログラムにより視標移動速度、移動方向は様々に調整可能。プログラムによりディスプレイ表示、全視野空間分離能スキャンの濃淡、色調などは多様に調整可能(図8図9参照。)。

0027

本発明は検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。また検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる。

0028

Hsp言語によりプログラムを作成しています。
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pos 300-2,20+counbv
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0029

Hsp言語によりプログラムを作成しています。
#include "HspPlus4Include.as"
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firstz=400
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color 100,220,60
pset firstz,200+50
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color 160,250,10
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font "MS 明朝",5
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if spacez=0:continue 0
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int adjust14002zd
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if colorz>=255:colorz=255
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;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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gsel 15,1
firstz=secondz
gsel 15,1
;;if secondz>620:deonz=1
;;gosub *groupz
;;on deonz goto
if secondz>=800:{firstz=0
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color 0,0,0
;;pos 300-2,190+30
pos 400-2-5,20-5+counbv
;;pos 800-14-2-5,20-5+counbv
font "MS 明朝",5
mes "■"
counsidez+
}
vzdx=1
if counbv=0:vzdx=2
if counsidez=vzdx:{
gsel 15,1
counsidez=0
color 0,0,0
pos 400-2-2-5,20+counbv-10
;;pos 800-14-2-5,20+counbv-10
font "MS 明朝",20
mes "■"
counb+
;;await 2
counbv=20*counb
}
goto *zb
stop
*ed
end
stop

0030

検査する範囲を能動的に選び限定する方式により、視野欠損領野、盲点などの形状を非常に詳しくディスプレイに図示するプログラムA(プログラムAによる視野検査結果は図9参照。)。並びに、コンピュータ設定により移動する動的視標を、視感度の変化を被験者が認識した時点で能動的に移動させ、視感度変化の位置を正確に確定する方式により視野視機能状態を高速度に輪郭抽出することが可能であり、検査結果をディスプレイに図示することができるプログラムB(プログラムBによる視野検査結果は図10参照。)。

0031

本発明は、従来の視野計検査では実現不可能な程度に詳細な視野視機能状態をディスプレイに図示することを図る視野計に関する、並びに、視野視機能状態の輪郭のみを抽出する方式により、従来の視野計では実現不可能な程度に高速度で、暗点盲点の輪郭などをディスプレイに図示することを図る視野計に関する。

0032

従来の視野計には次のような物がある(例えば、参考文献1参照。)。

0033

Goldmann perimeter、510型(1945年)、940型(1967年)、Tubinger perimeter(1957年)、Octopus perimeter(1976年)。

0034

従来の視野計を説明する。Goldmann perimeterは最初の明度視野計、手動同時記録式であり、視標輝度は4から60種、視標視角は6種、視角視野、背景輝度の調整が可能。欠点は5°以内の中心部測定が不可能であること。Tubinger perimeter(1957年)は最初の実用的静視野計である。動的視野、色視野、フリッカー視野など測定できる。手動同時記録式。視標輝度80種、固視標輝度100種、色5種、背景輝度6種。中心視力、中心外視力測定。欠点は視標移動の操作が難しいこと、視標、固視標、背景照明灯の調整が難しいこと。Octopus perimeter(1976年)は世界最初の全自動静視野計。
〔参考文献1〕最新医学大辞典(1987、1990年)、医歯薬出版株式会社。

0035

現在実用されている基本的視野計は、40年頃前の開発時から改良されていない。現在の視野検査で用いられている視野計は、手動同時記録式、手動動的視野検査であるため、検査の精密度が視野全体で一定していない。また検査結果が、記録者の視標移動方法の影響を受け、検査結果記録が被験者の暗点、盲点の形状、相互位置関係を忠実に反映したものとなっていない。記録者が被験者から視野障害状態を聞いた場合、検査結果がその影響を受けている。全視野を均質に検査できていない。中心視力として重要な黄斑領野に対する暗点の視力障害度が検査結果に直観的に反映されていない。僅かに錐体細胞などが障害を受けている領野などが検査結果に表示されない。検査時間が長い。検査が一定周期で単調であるため、被験者の周期的慣れによる視標に対する誤応答が発生しうる。手動記録のため検出される暗点や盲点の形状は非常に大雑把であり、検査結果の図は被験者にとっての暗点や盲点の実際の形状から相当かけはなれている。

0036

現在の視野検査で用いられている全自動静的視野検査では、全視野検査時間短縮のため、数°以下の空間分離能視力について検査できていない。現在の視野検査で用いられている視野計は、全視野を測定する検査時間を短縮するため、手動静的視野検査、全自動静的視野検査、手動動的視野検査のいずれであっても、数分以下の視機能低下領野に対する検出能力を有していない。

0037

しかし緑内障暗点や黄斑neovascularization暗点などに特徴的と言われる暗点から
点への接続部分領野は2分程度である場合があり(図9の4参照。)、数°程度以下の空間分離能を有しない従来型視野計では検出されない。

0038

現在の全自動動的視野計の場合、検査結果が、被験者の暗点盲点いずれの形状も反映していない。しかし検査時間は非常に長い。検査が非常に単調であり、一定周期の繰り返しであるため、刺激出現の周期性学習効果、慣れなどにより被験者が誤り応答を行う可能性が高い。

0039

視機能視野検査を全視野に対し非常に詳しく行うことは、被験者が人間であることから検査時間の長さによる疲労、残像による凝視不可能性などが被験者に生じ、従来型視野計では非現実的である。そこで非常に詳しい視野検査でありながら高速度で検査が可能な視野検査方法、検査結果の出力方式をプログラムによりコンピュータ制御化した。

0040

本発明、詳細に検査を行う視野領野を選び限定する方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示することができるプログラムA。プログラムAでは詳しく視野検査を行いたい領野を能動的にあらかじめ選ぶことができる。視野の部分的領野であれば非常に詳しく検査が行え、また部分的であるので検査時間を短縮可能である。視野検査を詳しく行う範囲を選ぶ際には、輪郭抽出型高速視野検査プログラムBによる視野検査結果の図(図10参照。)、あるいは、平成19年6月18日提出、全視野網膜機能スキャンプログラムによる検査結果の図(図11参照)などを参照することができる。

0041

プログラムAは、あらかじめ能動的に選んだ視野検査範囲に、静的視標をコンピュータ制御により表し、視標に関する被験者の応答を得次第、逐次水平右方向視標を移動させることにより、空間分離能5分以下程度の非常に詳しい視野網膜の視機能状態を、ディスプレイに奇麗な図で表示することができる(図9参照。)。

0042

一方、輪郭抽出型高速視野検査を実現するプログラムBの場合、あらかじめコンピュータ設定した速度で移動する動的視標を高速処理のため被験者は受動的に利用する。被験者は水平右方向に移動する動的視標に対し、その視感度に変化を認識した時のみ応答することが要求される方式を採ることにより視野検査の高速化を図る。被験者が、水平右方向に移動する動的視標に、その視感度の不連続位置出現を認識する事は容易である。

0043

プログラムBではまず被験者は片目により点滅固視点固視標凝視を行う。被験者が視標右方向移動ボタン→を押し続けると、あらかじめコンピュータに設定した速度で動的視標がディスプレイ左端から表れ、右方向にある程度の高速度で移動する。被験者は視感度に不連続を認識した時のみ能動的に応答する方式である。人間の不連続性に対する感度は鋭敏である。より正確に暗点盲点などの形状輪郭を抽出するためには、被験者は視標を認識できない位置を特に能動的に探索するよう求められる。

0044

視感度に変化を認識しない限り、被験者は右方向移動ボタン→を押し続ける方式で、逐一応答を行わないため、検査時間を短縮できる。しかし動的視標は比較的高速度で移動しているため、被験者が視標に対する視感度に不連続性を認識してから、右方向移動ボタン→を離す応答を行うまでに少し時間を要し、動的視標は視感度変化位置より少し右方向に行過ぎた後静的視標に変換される。被験者は視感度変化位置より少し右方向に行過ぎたことを容易に認識できる。そのような認識の後被験者は、左方向移動ボタン←や右方向移動ボタン→などで能動的に視感度不連続位置周辺で視標を動かし確かめながら視感度不連続位置を正確に確定、スペースキーを押しその位置の記録ができる。

0045

被験者の視標認識確認躊躇時間が被験者による能動的位置調整時間に変換され、視標認識を正確にしようと期するために生じる被験者による判断躊躇時間を0にする方式であり、結果、視野検査処理は高速化され、同時に輪郭抽出の正確さが達成される。右方向などへ視標を移動させすぎたことを認識してから、被験者が後戻りするなどして位置調整しながら検査することが可能な方式であるため、被験者による輪郭抽出の際の応答遅れなどによる記録位置の誤差を0にできる。

0046

視感度変化位置を確定、記録した後、被験者は暗点盲点領野内部などで、ボタンを押し、逐一その視野状態を記録したりしないので検査時間は非常に短縮される。そのような視感度不変領野では、被験者は次に視感度に変化を認識できる位置まで、右方向移動ボタン→を押し続けるだけである。動的視標がディスプレイ右端を超えるなど、一行の検査が終了すると、コンピュータ制御により、動的視標が一つ下の行のディスプレイ左端から表れ、その行の視野検査が続行される。同様な処理を繰り返す方式で、プログラムBは視野視感度変化領野の輪郭を非常に高速度に抽出することを可能にする。

0047

プログラムBに対する本発明の方式は、視野に限らず、広範囲から関心対象である特徴を高速度に抽出しようとする検索一般に適用できる。

0048

視野検査結果の図は、特徴輪郭抽出型であるため分かりやすく、面白い(図10参照。)。視標の大きさ、移動速度などを適切に設定することにより、片目全視野検査時間5分以下を実現可能にする。

0049

逆方向に訂正可能で正確に反応できる。高速検査、受動的高速視標移動、能動調整的視標移動混合型であるため全く疲労しない。単調反応誤りを生じない。検査結果は暗点の緑内障的特徴を検出できている(図10の4参照。)。

0050

輪郭のみであれば、高速視野検査プログラムBの視野検査結果図(図10参照。)は、プログラムAによる非常に詳しい視野検査結果図(図9参照。)、平成19年6月18日提出の全視野網膜機能スキャンプログラムによる視野検査結果図(図11参照。)と正確さにおいて同等である。

0051

その他、プログラムBでは、盲点周辺を通過する幾何学的視標の形状がゆがむ状態などを観察することができる。盲点直径、盲点陥凹などを観察可能文字を視標にするなどして、暗点の読書に対する影響の程度をディスプレイに図示可能。中心窩の機能程度の輪郭をディスプレイに高速抽出図示可能。視標を調節することにより錐体細胞機能密度低下領野の輪郭抽出が可能。

0052

プログラムB方式では、網膜機能に何らかの特徴を認識する領野の輪郭を抽出できる。

0053

人間は視神経、脳で視覚を得るため、被験者でないと暗点の状態などがわからない。被験者でも固視点、視野中心部分以外の視野周辺における暗点の形状、大きさなどは全く認識できない(図9の4、図10の4の部分。)。本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示するプログラムA、並びに、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出、ディスプレイに図示するプログラムBはいずれも、網膜視細胞から視覚野に伝送されうる暗点、盲点形状を忠実にディスプレイに再現することを可能にする。本発明プログラムはいずれも、目の中の網膜、視神経の有効に機能しない領野(図9の暗点1、盲点2、図10の暗点1、盲点2参照。)、を地図のようにディスプレイに再現することができはっきりわかる。

0054

検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示するプログラムAは、視機能低下領野を検出できる(図9の15参照。)。視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示するプログラムBでは視標の色調、フリッカー度などを選ぶことにより、視機能低下領野を検出できる。

0055

本発明プログラムはいずれも、被験者の暗点領野に対する記録者の判断、先入観の影響を受けない検査を可能にし、検査結果図の記録者に対する客観性が保たれている。

0056

視野検査の結果は、プログラムにより詳しくディスプレイに図示され、視野欠損部分の形状(図9の1、図10の1参照。)、盲点の形状(図9の2、図10の2参照。)がコンピュータ画面に表示された。固視点、黄斑部分に対する暗点領野の位置上の深刻度が直観的にわかる(図9の14、図10の14参照。)。視神経陥凹などによる盲点直径拡大状態など、詳しく表示できる。

0057

視野の欠損状態は他人に説明が困難、しかし本発明により直観的に説明可能な状態になる(図9図10参照。)。

0058

本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示するプログラムAは、非常に細かい空間分解能を検出できるため、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、従来型視野計精度では検出が不可能である、数分程度の緑内障特性(図9の4参照。)などを検出できる。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点など、Bjerrum領域暗点と盲点の関係などを非常に詳しく検出表示することができる。

0059

本発明、プログラムAの視野検査結果図は暗点領野の曲がり具合(図9の1参照。)を詳細に表示しており、暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。

0060

本発明、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示するプログラムBは、視標の大きさ、移動速度を適切に設定することにより、暗点から盲点への接続部分が次第に細くなるような、従来型視野計精度では検出が不可能である、数分程度の緑内障特性の輪郭を検出できる(図10の4参照。)。緑内障性視野欠損、馬蹄形暗点など、Bjerrum領域暗点と盲点の関係などの高速検査を可能にし、非常に高速度に詳しく輪郭表示することができる。

0061

本発明、プログラムB方式は暗点領野の曲がり具合の輪郭を詳細に、高速抽出、ディスプレイに表示することを可能にする(図10の1参照。)。暗点の由来を推測する際、非常に参考になる。従来型基本的視野計の検査結果図には暗点領野の曲がり具合は表示されていない。

0062

本発明、検査する領野を能動的に選ぶ方式により、視野視機能状態を非常に詳しくディスプレイに図示するプログラムAは、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野の非常に詳しい形状を検出、ディスプレイ表示できる。

0063

本発明、視標を受動能動的に移動調整することにより視野視機能状態を高速輪郭抽出し、ディスプレイに図示するプログラムBは、中心窩から離れた領野でのレーザー網膜性などの視野欠損領野形状の輪郭を非常に高速度に検出ディスプレイ表示できる。

0064

プログラムAは検査範囲を能動的に選ぶことにより検査時間を短縮できる。一方輪郭高速抽出型プログラムBでは網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がない領野は、高速度動的視標利用により受動的高速視野検査が可能、網膜視機能に障害、あるいは観察しようとする特徴に不連続がある領野は、動的視標を静的視標に変換、低速度に能動視野検査が可能である。被験者は輪郭部分のみに応答するため検査時間が非常に短縮される。

0065

プログラムAによる視野検査の実施の場合。プログラムAを実行します。検査範囲を選ぶためのボタンが表れます。ボタンを押すと固視点凝視のための固視標がディスプレイに表れます。固視標位置を見ながら、視野視機能検査の範囲を選べる状態にあります。視野検査を実施したい範囲左上の隅の位置までカーソルを移動し、マウス左ボタンを押し、その状態でカーソルを移動、検査を行おうとする範囲右下の隅の位置に達するとマウスの左ボタンを離すことで、視野検査の範囲が決定されます。決定された視野検査の範囲が一瞬表示されます。

0066

その後、固視標(図9の14)は、検査時間中の凝視を容易にするため、二色交互高速点滅を開始します。被験者は他方の目を遮り片方の目で二色交互高速点滅固視標を凝視します。

0067

被験者が認識すべき静的視標が視野検査範囲の左上から表れます。視野に静的視標が認識できた場合、被験者は右方向矢印→ボタンを押します。視野に静的視標が認識できない場合、被験者は左方向矢印←ボタンを押します。いずれのボタンを押した場合でも、プログラムAはコンピュータ制御により水平右方向に僅かに静的視標を移動させます。視野に静的視標が認識できた場合、被験者は右方向矢印→ボタンを押します。視野に静的視標が認識できない場合、被験者は左方向矢印←ボタンを押します。被験者は同様の処理を続けます。

0068

静的視標が検査範囲の右端に至ると、コンピュータ制御により静的視標は一つ下の行の左端に表れ、その行の視野検査が続けられます。視野検査中、被験者が左方向矢印←を押す度に被験者が認識できなかった静的視標のディスプレイ上の位置記録が蓄積されていきます。

0069

選んだ範囲全体の検査が終了すると、被験者が視野に認識できなかった静的視標のディスプレイ上の位置がすべて表示されます。その背景には固視標、視野検査を実施した範囲が表示されており、中心窩に対する暗点などの位置上の深刻度などが良く分かります。

0070

検査結果の暗点、盲点などの図は非常に詳細であるため奇麗であり、視野視細胞、視神経機能状態を推測したりできるため有効です。盲点形状の拡大、ゆがみなどもはっきり分かります(図9参照。)。

0071

一方、プログラムBは様々な視野視機能を観察することができる多機能プログラムです。プログラムBを実行すると、長時間観察を可能にするため固視標は二色交互高速点滅を行い、他に静的視標が表れています。

0072

マウスの右ボタンを押すと、静的視標を移動させる速度、静的視標の大きさ、静的視標の色、静的視標点滅の程度、背景色などを多様に設定できます。静的視標は、上下左右矢印ボタンを押し続けることにより、それらの方向に設定された移動速度で動的視標として移動します。

0073

固視標を凝視しながら、被験者は動的視標で視野欠損状態、盲点位置などを認識できます。マウス右ボタンにより視標の記号を多様に入力できます。

0074

幾何学的記号を動的視標にすると、盲点周辺でその幾何学的形状が妙にゆがむ様子などが観察できます。幾何学的図形が盲点に吸い込まれるかのような様子を中心外視力で観察することができます。固視標より上側で動的視標を水平移動させるなどすると、動的視標が螺旋状に動く様子が観察され、二点程度の視細胞集合が一神経節収斂している状態を知ることができます。文字を動的視標にすると、黄斑部分における文字認識の程度を知ることができます。

0075

プログラム2の視野検査としての特長は、マウス右ボタンによる設定項目最下段のボタンです(図10の50参照。)。補色ボタンの下のボタンを押すと、二色交互高速点滅固視標、静的視標が表れます。カーソルをディスプレイ左上まで移動し、マウス左ボタンを押すと、その位置に静的視標が移動し、表れます。

0076

片目全視野視機能状態を高速検査しようとします。被験者は固視標を凝視します。

0077

右方向矢印ボタンを押しつづけると、静的視標は設定された移動速度で動的に移動を始めます。被験者は視標に対する視感度に変化を認識した時点で、右方向矢印ボタンを離し、左右方向矢印ボタンを利用して、被験者が能動的に調整しながら視感度変化位置を確定し、後スペースキーを一度だけ押します。視感度変化位置は正確に決定できます。次に視感度に変化が生じるまでスペースキーは押しません。

0078

視感度に変化の生じる位置に至るまでは、再度右方向矢印ボタンを押しつづけ動的視標利用により検査速度を高速化します。一行の検査が終了すると、コンピュータ制御でその下の行の検査が開始されます。

0079

繰り返しにより、視感度変化領野の輪郭を高速抽出できます。

0080

全視野の検査が終了すると、検査結果はディスプレイに点滅表示されます。

0081

視標の大きさ、移動速度を適切に設定すると、片目全視野、暗点盲点の形状、輪郭抽出を検査時間5分以下で実現できます。

0082

視野視感度に変化のない部分ではコンピュータ設定動的視標利用により被験者は受動的に高速処理を行い、視感度に変化を認識した場合は、被験者は少し後戻りするなどして、能動的に視感度変化位置を正確に再確認、スペースキーを押すことでその位置を記録。視感度に変化を認識した後、同様な反応にはスペースキーを押すなどの応答を行わず、右方向矢印ボタンを押し、視標を動的に利用し、検査を高速化。視標に対する視感度の変化を認識した場合、被験者は少し後戻りするなどして、能動的に視感度変化位置を正確に再確認、スペースキーを押すことでその位置を記録する方式です。輪郭抽出の結果は非常に正確です。

0083

プログラムはWindows95で作成、確認したため、動的視標の移動速度などはWindows95程度の処理速度による場合、調整が必要な場合があります。

0084

固視点固視標は二色交互高速点滅を行うことにより、被験者の固視点凝視度を高める(図9の14、図10の14参照。)。従来型視野計のような点滅しない固視標では、視覚の慣れ残像などにより凝視が困難である。

0085

本発明は検査方法が簡単であるため、家庭でも容易に視野検査、盲点の観察などを体験することができる。家庭で被験者の視野状態をスキャン可視化することにより、被験者の視野状態の説明を容易にすることができる。プログラムBでは網膜視機能、盲点の様々な特徴を観察することができる。また、プログラムA、プログラムBのいずれの場合も、検査出力結果が奇麗であるため、一定時間視野検査を行い、その結果出力を眺めることにより、くつろぐことができる。

0086

Hsp言語によりプログラムを作成しています。
処理速度などはWindows95環境になっています。
width 260,60,100,26
color 200,0,200
boxf 0,0,260,60
screen 6,660+150,546-10,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
gsel 6,-1
screen 2,660+150,546-10,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
objmode 2
font "MS 明朝",15
objsize 90,20
;;color 0,200,250
pos 416,260
button "観測範囲",*observation
stop
*obserb
stcounxv=stx
stcounyv=sty
*repeatb
space=0
*repeated
gsel 2,1
counvb+
coux+
stick space,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,stcounyv+counyv-2
boxf 0,0,stcounxv+counxv,stcounyv+counyv+10
color 100,200,200
font "MS 明朝",6
if coux<=2:{color 0,250,0
}
if (coux>2)&(coux<6):{color 0,0,250
}
if coux>=6:coux=0
pos 400,260
mes "■"
font "MS 明朝",2
;;if counvb<=4:{color 0,250,0
;;}
color 0,250,0
;;if (counvb>4)&(counvb<10):{color 0,0,0
;;}
;;if counvb>=10:counvb=0
pos stcounxv+counxv,stcounyv+counyv
;;pos 100,100
mes "■"
;;counxv=counx*5
;;counyv=couny*5
;;if space&16:{goto *fowardz
if space&4:{goto *fowardz
stop}
if space&1:{goto *failed
stop
}
await 2
goto *repeated
stop
*fowardz
gsel 2,1
counx+
counxv=counx*5
stcounxvz=stcounxv+counxv
if stcounxvz>=edx:{
counxv=0
counx=0
couny+}
counyv=couny*5
stcounyvz=stcounyv+counyv
if stcounyvz>edy:{
gsel 6,1
color 0,0,0
boxf stx,sty,stx+2,edy
color 100,200,250
font "MS 明朝",6
pos 400,260
mes "■"
stop}
goto *repeatb
stop
*failed
gsel 6,1
font "MS 明朝",2
color 0,100,250
pos stcounxv+counxv,stcounyv+counyv
mes "■"
;;gsel 6,-1
gsel 2,1
;;counx+
;;if counx>=160:{
;;counx=0
;;couny+}
counx+
counxv=counx*5
if stcounxv+counxv>=edx:{
counxv=0
counx=0
couny+}
counyv=couny*5
if stcounyv+counyv>edy:{
gsel 6,1
color 0,0,0
boxf stx,sty,stx+2,edy
color 100,250,200
font "MS 明朝",6
pos 400,260
mes "■"
stop}
goto *repeatb
stop
*observation
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
color 0,250,200
pos 400,260
mes "■"
repeat 1
getkey vz,1
await 2
if vz=0:continue 0
loop
stx=mousex
sty=mousey
repeat 1
getkey vzb,1
await 2
if vzb=1:continue 0
loop
edx=mousex
edy=mousey
gsel 6,1
color 0,0,66
boxf stx,sty,edx,edy+2
if edxgsel 2,1
color 0,0,66
boxf stx,sty,edx,edy+2
await 1500
cls 4
goto *obserb
stop
コンピュータを
記録用画面生成
観測用画面生成)
観測範囲選択開始を受け付ける手段
(観測範囲選択のための)(範囲選択基準としての固視標を提示する手段)
観測範囲選択手段(従来型視野計では実現できない程度の)
(詳しい検査の検査時間短縮)
(選ばれた観測範囲において見落とす暗点はほとんどない)
((実施の形態では、マウスによりディスプレイ上のカーソルを移動させカー
ソルに対する視覚認識可能性などを参考にして観測範囲が決定される))
((マウスによる選択を可能にする手段))
((実施の形態では矩形で選択))
((矩形左上の選択範囲始点ではマウス左ボタン押下を受け付ける))
((矩形右下の選択範囲終点までクリックされた状態でドラッグされ、))
((その終点でマウス左ボタンの押下の解除を受け付ける手段))
押下解除により範囲選択が終了される手段。
範囲選択終了すると
視野観測開始
前記固視標表示位置
(凝視されるための)固視標を表示手段
(実施の形態では、高速度に近似する2色を交互に呈する)
(実施の形態では例えば水色系統である)
(被験者の固視標への集中力増大、
及び被験者の視標認識に対する高速度交互による応答速度の増大のため)
(視野観測単調性の低減。)
(実施の形態では、該固視標の観測用画面における表示位置は不変である)
選ばれた観測範囲に対する視野網膜機能観測の間、被験者は該固視標を凝視し
続ける。
(所定の色、形、大きさの)
(観測用画面に)
静的視標表示手段
(実施の形態では、網膜構造あるいは視野構造を反映する程に
詳しい観測のためには小さい視標を利用。)
(実施の形態では、例えば緑色系統である)
静的視標表示制御手段(静的視標を観測用画面において移動させる)
(該移動がスキャン的。)
(前記静的視標は、被験者からの前記静的視標認識に関する応答が
受け付けられる都度、スキャン的に移動し、次の観測点における視野網膜機能
の観測を続行する。)
(静的視標は、前記選択された観測範囲内を、視野網膜機能を観測する観点か
走査する)
スキャン経路記憶装置に記憶された設定に基づき
演算装置において演算され決定される。
(実施の形態では、走査線は水平方向で、水平右方向、
1つの走査線上の走査点群に対する走査が終了すると、その下の走査線に沿っ
た走査点群に対する視野網膜機能観測を左端から右端方向へ行っていくが、走
査線は垂直方向などであってもよく、1つの走査線上の走査方向も両方向のい
ずれであってもよい。)
静的視標がスキャン経路を移動逐次
ある走査点における該静的視標に対する視覚認識の可あるいは不可を(入力装
置から)
受け付ける手段
視標認識可能性に関する応答受付手段、
(実施の形態では、認識可能の時には右矢印キーにより受付。
認識不可能の時には左矢印キーによりその応答が受け付けられる)
(実施の形態では、固視標表示位置近くなどに受付確認印を表示するようにしてもよい)
(実施の形態では、スピーカから受付確認音を発するようにしてもよい)
該受け付けられた結果(静的視標に対する視覚認識の可不可、及び該静的視標
表示位置座標)を記憶装置に記憶し、
該記憶された結果に基づいて前記記録用画面に記録する手段
(実施の形態では、視覚認識不可であるディスプレイ上の走査点の位置を記憶
装置に記憶、記憶されたその座標値を記録用画面に点として記録)
(実施の形態では、選択された範囲に対する観測が終了すると)
(前記記録用画面に記録された視野網膜機能観測結果をディスプレイ
前面に表示)
(実施の形態では、選ばれた観測範囲には所定の背景色が付される)
(視野におけるどの範囲を観測したかがわかる)
(観測結果の記録用画面にも固視標位置を表示)
(観測範囲や、
暗点、盲点に対する固視標の相対的位置を認識可能にするためである。)
(詳しい視野網膜機能観測を行うことができるため、観測結果図の視野欠損領野など形状の輪郭には連続性が見られる)
(検査結果図は、ディスプレイに出力したり、プリンターにより印刷したりすることができる)
として機能させるためのプログラム。

0087

Hsp言語によりプログラムを作成しています。
処理速度などはWindows95環境になっています。
width 260,60,160,50
screen 2,260,260,0,100,150
screen 20,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
screen 15,800,600,0,10,0
xcoordinate=400+66
ycoordinate=260-50
xcoordinate202z=0
numeralz=5
d600=15
rvald=0
gvald=220
bvald=0
rvald2=0
gvald2=0
bvald2=0
structurez="◆"
*adjust20
*adjustd
gsel 2,-1
gsel 15,2
stick spacez,31
if (xcoordinate202z=202)&(spacez=16):{
goto *revz66
spacez=0
stop}
if spacez=512:{goto *adjust
spacez=0
stop}
color rvald2,gvald2,bvald2
boxf 0,0,800,600
if spacez=256:{xcoordinate=mousex
ycoordinate=mousey
spacez=0}
if spacez=1:xcoordinate-numeralz
if spacez=4:xcoordinate+numeralz
if (xcoordinate202z!202)&(spacez=2):ycoordinate-numeralz
if (xcoordinate202z!202)&(spacez=8):ycoordinate+numeralz
if (xcoordinate202z!202)&(xcoordinate>800):xcoordinate=-1000
if xcoordinate<-1000:xcoordinate=800
if (xcoordinate202z=202)&(xcoordinate>=800):{
ycoordinate+numeralz
xcoordinate=0}
if (xcoordinate202z=202)&(ycoordinate>=520):{
xcoordinate=0
gsel 20,2}
if ycoordinate<-1000:ycoordinate=600
if ycoordinate>600:ycoordinate=-1000
coun+
if periodz<=coun:d20=20
if periodz>coun:d20=22
if coun>20:coun=0
if d20=20:color rvald,gvald,bvald
if d20=22:color rvald2,gvald2,bvald2
font "MS 明朝",d600
pos xcoordinate,ycoordinate
mes structurez
counz+
if 4<=counz:d205=20
if 4>counz:d205=22
if counz>=5:counz=0
if d205=20:color 220,0,200
if d205=22:color 0,220,200
font "MS 明朝",5
pos 400-10,210+50
mes "■"
await 2
goto *adjustd
stop
*adjust
gsel 2,2
cls 0
color 255,255,255
boxf 0,0,260,260
pos 0,0
color 0,0,20
mes "記号"
input structurez,100,20
mes "方向"
input numeralz,100,20
mes "粗密"
input d600,100,20
objsize 66,26
button "共鳴",*complement
pos 0,150
objsize 150,40
button "設定",*setz
pos 0,166+40
input periodz,66,20
pos 0,166+62
objsize 66,26
button "補色",*complementz
button "",*revz
stop
*complement
dialog "",33
goto *complementd
stop
*complementd
rvald=rval
gvald=gval
bvald=bval
goto *setz
stop
*complementz
dialog "",33
goto *complementzd
stop
*complementzd
rvald2=rval
gvald2=gval
bvald2=bval
goto *setz
stop
*setz
gsel 2,-1
goto *adjust20
stop
*revz
xcoordinate202z=202
structurez="●"
goto *adjust20
stop
*revz66
gsel 20,1
if ycoordinate<520:color rvald,gvald,bvald
if ycoordinate>=520:color rvald2,gvald2,bvald2
font "MS 明朝",d600
pos xcoordinate,ycoordinate
mes structurez
gsel 15,1
goto *adjust20
stop

0088

1暗点
2盲点
4 暗点と盲点がつながっている部分、緑内障性あるいはneovascularization暗点
14中心窩、あるいは高速二色交互点滅を行う固視標
15錐体細胞あるいは視神経軸索が僅かに障害されている領野
50輪郭抽出型高速視野検査用プログラム

0089

従来の視野検査では、検査結果図の暗点盲点の形状が非常に大雑把であるため緑内障的特徴などの検出に失敗する場合があり、且つ検査時間が非常に長い。

0090

プログラムAは、検査範囲をあらかじめ能動的に選び限定する方式により、非常に詳しい視野視機能検査を比較的短時間に行え、その結果、暗点盲点の形状をわかりやすくディスプレイに奇麗に表示することを可能にする。プログラムAは、従来型視野計では検出できなかった暗点の盲点に対する緑内障特性などを明確に検出、ディスプレイに直観的に図示できる。一方、プログラムBは、被験者に水平右方向に移動する動的視標の視感度に変化を認識する時のみ能動的に応答するよう要求する方式により、被験者視野の暗点盲点などの形状の輪郭を高速度に抽出することができ、結果、暗点盲点の形状抽出、暗点の盲点に対する緑内障特性の検査時間10分程度の高速度検出に成功した。

0091

空間分離能度数分布グラフを表示する視野計、視野欠損程度を直観的に計量表現する視野計並びに、視野網膜視機能変化領野の輪郭を二次元的に高速抽出する視野計

0092

本発明は、空間分離能に関する度数分布グラフを表示しようとする視野計(プログラム1参照。図18参照。)、視野欠損程度を%表示で直観的に計量表現しようとする視野計(プログラム2参照。図20参照。)並びに、視野網膜視機能変化領野の輪郭を高速抽出、且、二次元方向のスキャンを合成する方式により、抽出される輪郭の形状の精密度、分かりやすさを増大させようとする視野計(プログラム3参照。図21参照。)に関する。

0093

従来型視野計は、暗点、盲点などの検査結果図が非常に大雑把であり、直観的に分かりにくく、緑内障的特徴の検出に失敗する場合がある。しかし検査に要する時間は非常に長い。また、視野欠損の程度を直観的に計量表現できていない。

0094

従来型視野計は、暗点、盲点などの検査結果図が非常に大雑把であり、直観的に分かりにくく、緑内障的特徴の検出に失敗する場合がある。しかし検査に要する時間は非常に長い。また、視野欠損の程度を直観的に計量表現できていない。

0095

本発明プログラム2は、視野検査範囲面積に対する視野欠損領野の割合を%表示する方式であるため、文章認識の際の視野欠損による障害程度計量的に評価できる。

0096

文章読解に重要な網膜領野は中心窩部分であるため、検査範囲を非常に局限する方式である。そのため、検査時間2分程度の短時間計量評価が達成される。(図20参照。)。

0097

本発明プログラム3は、ディスプレイ中心を固視点にしながら、ディスプレイ左上端から水平右方向に視標を動的に移動させ、視標に対する視感度変化位置を行単位で確定、同様な処理を下方向に繰り返すことにより視感度変化領野の垂直方向輪郭をスキャン抽出した後、ディスプレイ左下端から垂直上方向に視標を動的に移動させ、視感度変化位置を列単位で確定、同様な処理を右方向に繰り返すことにより視感度変化領野の水平方向輪郭をスキャン抽出する方式である(図21参照。)。

0098

本発明プログラム3の場合。
ディスプレイへの出力は、垂直方向輪郭と水平方向輪郭を合成する方式であり、結果、視感度変化領野の輪郭が、視標を水平右方向に動的に移動させることにより垂直方向輪郭のみをスキャン抽出する場合(図15並びに図17参照。)より、明確になる(図21参照。)。

0099

本発明プログラム3の場合。
視標の水平方向移動により視感度変化領野の垂直方向輪郭をスキャン抽出、後、視標の垂直方向移動により視感度変化領野の水平方向輪郭をスキャン抽出、双方の結果を合成する方式であるため、暗点、盲点などの輪郭が非常に明確に、10分と言う高速度で抽出可能。(図21参照。)

0100

本発明プログラム1における空間分離能度数分布グラフは、全視野網膜機能スキャン結果図では二次元方向に空間的に序列され表現される視機能程度分布図19参照。)を、一次元方向に空間分離能の観点から序列し直そうとするものである(図18の1、2参照。)。異なる二つの観点から同一分布を観測することにより、一方(例えば、全視野網膜機能スキャン結果図)の分布生成過程が尤もらしい、適切なものであったかどうかを推測することができる。また、対側視野の空間分離能度数分布グラフの表示は検査側視野空間分離能度数分布グラフに対して、視野機能状態検討のための対照分布を提供する場合がある(図14参照。)。

0101

本発明プログラム2は、検査範囲をあらかじめ能動的に選び限定する方式(図20の200参照。)により、非常に詳しい視野視機能検査を比較的短時間に行え、その結果、暗点盲点の形状をわかりやすくディスプレイに奇麗に表示することを可能にする(図20の205参照。)。本発明プログラムは、従来型視野計では検出できなかった暗点の盲点に対する緑内障特性など(図16の26参照。)を明確に検出、ディスプレイに直観的に図示できる。

0102

本発明プログラム2は、視野検査範囲面積に対する視野欠損領野の割合を%表示する方式であるため、文章認識の際の視野欠損による障害程度を計量的に評価できた。(図20の200、202参照。)。

0103

本発明プログラム2の場合。
馴染み深い%表示のため、視野欠損の状態を直観的に面積として理解できる。
図20参照。)。

0104

本発明プログラム2の場合。
文章読解に重要な網膜領野は中心窩部分であるため、検査範囲を非常に局限する方式である。そのため、検査時間2分程度の短時間計量評価が達成された。
図20の200、202参照。)。

0105

本発明プログラム2の場合。
固視点、中心窩に対する暗点領野の位置上の深刻度が%により計量表示され、直観的に説明可能になる。(図20の200、202参照。)

0106

本発明プログラム2の場合。
文章読解認識に限らず、暗点から盲点など、予め能動的に視野検査範囲を選び、その検査面積に対する視野欠損面積の程度を計量的に客観的に評価できる。
図20の205参照。)

0107

視野欠損部分面積を視野検査範囲に対して計量的に評価することは、従来型視野計ではできなかったことである。(本発明プログラム2参照。図20参照。)。

0108

本発明プログラム3は、被験者に、水平右方向、後には垂直上方向、に移動する動的視標の視感度に対する変化を認識する時のみ能動的に応答するよう要求する方式により、被験者視野の暗点盲点などの形状の輪郭を高速度に抽出することができ、結果、暗点盲点の形状抽出(図21の60、66)、暗点の盲点に対する緑内障特性(図21の62参照。)の検査時間10分程度の高速度検出に成功した。

0109

本発明プログラム3の場合の、視野検査において被験者が視感度に変化を認識した位置にのみ応答する方式については、視野に限らず、広範囲から関心対象である特徴を高速度に抽出しようとする検索一般に適用できる方式である。本質的な部分は低速度に情報処理、本質的ではない部分は高速度に情報処理を行うなどして、情報処理速度を対象の特性に適合的に能動的に変化させようとする方式の一環である。(図20図21図15図17、参照。)。本方式の重要性は、人間が自らの情報処理速度を対象に合わせて柔軟に変換することが、それほど容易ではない現象に由来する。

0110

本発明プログラム3の場合。
視野検査結果の図は、特徴輪郭抽出型の場合、人間の認識特性に分かりやすく、面白い(図17図15参照。)。視標の大きさ、移動速度などを適切に設定することにより、片目全視野検査時間5分以下を実現可能にする(図17など参照。)。

0111

本発明プログラム3の場合。
視標の水平方向移動により視感度変化領野の垂直方向輪郭をスキャン抽出、後、視標の垂直方向移動により視感度変化領野の水平方向輪郭をスキャン抽出、双方の結果を合成する方式であるため、暗点、盲点などの輪郭を非常に明確に、10分と言う高速度で抽出することが可能となった。(図21参照。)。

0112

本発明プログラム1の場合。
コンピュータをすぐに視野計、網膜視機能検査計にすることを可能にした。検査結果が逐次二次元濃淡表示の奇麗なスキャン図になり検査中からディスプレイに表示され、視野検査の単調性を軽減する。検査方法は、二点の視標を交互に利用するため、中心外視力では動的に検査速度を増大させる一方、黄斑では静的に検査の詳しさを増大させる。横縦方向の検査を蓄積的に利用することによりスキャン図を生成。従来視野計より客観的且つ詳しい検査が可能であるため、従来視野計では検出できない緑内障性暗点を検出可能にする(図16の26参照。)。視機能低下領野の視機能程度も直観的にわかりやすい状態でスキャン表示される(図16の25など参照。)。

0113

本発明プログラム1の場合。
視野網膜視機能スキャンプログラムを実行した後、空間分離能を階級とする度数分布をディスプレイに柱状グラフ表示できる。度数分布グラフは空間分離能が大である順に表示される。グラフから中心視力は視覚情報処理容量の制約を受け(図18の1参照。)、中心外視力は網膜面積の制約を受けている(図18の2参照。)ことがわかる。視覚情報処理容量制約、並びに網膜面積に対する空間分離能最大化の最適化均衡などにより、度数分布グラフの両側は、左側は増大型指数関数、右側は減少型指数関数特性を有する、全体として視野空間分離能度数分布グラフは単峰形状を示すことが分かる。特に中心視力において、空間分離能が大である階級の度数が著しく減少しており、度数は視覚情報処理容量の制約を強く受けている状態が柱状グラフに表される。

0114

本発明プログラム1の場合。
対側の度数分布グラフを背景として、その上に検査側視野度数分布グラフを重ねて表示すると、検査側視野における視機能が低下あるいは視野が欠損している空間分離能階級を推測することができる。(図14参照。)。暗点など視野欠損領野を構成する空間分離能階級が、空間分離能の低い階級などに度数として表れる(図18の5など参照。)。
本発明プログラム1の場合。
空間分離能度数分布グラフは、全視野網膜機能スキャン結果図では二次元方向に空間的に序列され表現される視機能程度分布を、一次元方向に空間分離能の観点から序列し直そうとするものである。異なる二つの観点から同一分布を観測することにより、一方(例えば、全視野網膜機能スキャン結果図)の分布生成過程が尤もらしい、適切なものであったかどうかを推測することができた。また、対側視野の空間分離能度数分布グラフの表示は検査側視野空間分離能度数分布グラフに対して、視野機能状態検討のための対照分布を提供する場合があった。

0115

プログラム1、プログラム2並びにプログラム3はいずれもWindows95において記述、確認されているため、処理速度の異なる、他の環境においては、視標移動速度、あるいは固視標点滅速度など適当に調整する必要があると考えられます。
プログラム2の場合。
文章読解認識に対する視野欠損の障害程度を%単位で計量表示するにおいて相応する視野検査範囲の選び方に関して、例えば、黄英など空間分離能的に字形が似ている文字順列を試みの視標として、被験者がそれを能動的に動的に左右上下方向に移動させ、被験者が黄と英を見分けられる範囲を検査範囲として確定する方式などが考えられます。中心窩の観点からの検査範囲の選び方です。
あるいは試みの視標は横書きの場合は左右に、縦書きの場合は上下に動的に移動させることによりそれぞれ水平方向検査範囲、垂直方向検査範囲を選ぶ方式も考えられます。その場合のそれぞれ垂直方向検査範囲、水平方向検査範囲はその視標のフォントの大きさにより決定します。本方式では文章読解認識に対する視野欠損の障害程度が、横書き文章の読解認識の場合と縦書き文章の読解認識の場合とでは、相当異なる数字で表現されるものと考えられます。視神経軸索などの走行が水平方向指向性を有しているためです。(図20の200、202参照。)。
また横書き文章、縦書き文章に対する検査範囲の、それぞれ水平方向、垂直方向に関しての読解認識上の重要性は、人間の読解における記憶保持の特性的観点からして、それぞれ左右対称均質、上下対称均質ではないと考えられます。(図20の202参照。)。
プログラム3は、利用している視標がある程度の大きさを有しているため、被験者は、視標が視覚上どの程度、暗点、盲点などのために、欠けた場合に、その位置を視感度変化位置に決定するかを、予め決めておくようにすると、視標認識において視感度変化位置決定のための判断躊躇時間を非常に相当削減することができると考えられる。
例えば、図21図15図17などは、視野欠損領野のために視標が視覚上、およそ50%欠けた段階を、視感度変化位置にするよう予め被験者が決めていた場合の検査結果の図である。
視標が小さいプログラム1、プログラム2では、視感度変化位置決定に際して、視標欠損度に関する判断躊躇時間はほとんど0であったため、そのような考慮を行う必要がなかった。
しかし視野検査には、検査の頻度により蓄積され、検査の正確さに対して有効である、暗点、盲点の形状などに関する学習効果が生じ得、視機能の色々な特徴を抽出することができるような視標欠損度など、被験者が選ぶことができるようになる。
また、視感度変化位置にする視標欠損度を予め明確に決めておく場合、図21などで検出されるように、動的視標に対する視感度変化位置が、水平、垂直スキャンにおいて、等しくならない部分があることから(図21の62、66を参照。)、視野検査時間増大により盲点位置など周辺視野が逐次移動している現象を正確に観察することができる。

0116

プログラム1
空間分離能に関する度数分布グラフを表示しようとする視野計プログラム1
width 600,460,-650,5
screen 6,800,600,0,10,0
button "",*ed
screen 25,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
screen 2,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
gsel 2,-1
gsel 25,1
color 50,50,160
pos 400-2,20+counbv
font "MS 明朝",5
mes "■"
firstz=400
*zb
color 100,220,60
pset firstz,300-25
xcoordinatez=0
spacez=0
color202dz=0
repeat 1
stick spacez,
await 2
color202dz+
if color202dz<=1:{color202d=0
color20z=160
color205dz=220}
if color202dz>1:{
color202d=220
color20z=10
color205dz=10
}
if color202dz>=2:color202dz=0
color color202d,66+color20z,20+color205dz
pos 400-2,20+counbv
font "MS 明朝",5
mes "■"
color 100,220,60
pset firstz+xcoordinatez,300-25
secondz=firstz+xcoordinatez
if secondz>=800:{
color 250,50,220
pos 400-2-5,20-5+counbv
font "MS 明朝",5
mes "■"
}
if counbv<=520:xcoordinatez+
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 100,220,60
pset firstz,300-25
if spacez!16:continue 0
loop
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
await 5
color 25,50,250
pos 400-2+2,20+counbv-5-2
font "MS 明朝",10
mes "●"
await 16
color 0,0,0
pos 400-2+2,20+counbv-5-2
font "MS 明朝",10
mes "●"
colorz=5*xcoordinatez
if colorz>=255:colorz=255
color 0,colorz,6
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
gsel 2,1
colorvbz=0
if xcoordinatez<=6:colorvbz=220
color 0,colorz,6+colorvbz
pos 0,0
boxf firstz,520-counbv-20-20,secondz,520-counbv-20
second22=secondz-firstz
str second22
notesel rodzgraph
noteadd second22,-1,
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
if counbv>500:{notesel rodzgraph
notesave "rodz.txt"
gsel 2,1
await 1500
screen 22,200,100,0,100,50
objsize 150,25
button "容量面積graph",*capacity20
stop
}
await 2
gsel 25,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
firstz=secondz
if secondz>=800:{firstz=0
xcoordinatez=0
counsidez+
}
vzdx=1
if counbv=0:vzdx=2
if counsidez=vzdx:{
gsel 25,1
counsidez=0
counb+
await 2
counbv=20*counb
}
goto *zb
stop
*ed
end
stop
*capacity22d
*capacity20
coun5500+
if coun5500>=2:stop
notesel rodz66
noteload "rodz.txt"
notemax z
dim tallzd,500
repeat z
noteget tallz,coun
int tallz
if (tallz>=0)&(tallz<5):tallzd.5+
if (tallz>=5)&(tallz<10):tallzd.10+
if (tallz>=10)&(tallz<15):tallzd.15+
if (tallz>=15)&(tallz<20):tallzd.20+
if (tallz>=20)&(tallz<25):tallzd.25+
if (tallz>=25)&(tallz<30):tallzd.30+
if (tallz>=30)&(tallz<35):tallzd.35+
if (tallz>=35)&(tallz<40):tallzd.40+
if (tallz>=40)&(tallz<45):tallzd.45+
if (tallz>=45)&(tallz<50):tallzd.50+
if (tallz>=50)&(tallz<55):tallzd.55+
if (tallz>=55)&(tallz<60):tallzd.60+
if (tallz>=60)&(tallz<65):tallzd.65+
if (tallz>=65)&(tallz<70):tallzd.70+
if (tallz>=70)&(tallz<75):tallzd.75+
if (tallz>=75)&(tallz<80):tallzd.80+
if (tallz>=80)&(tallz<85):tallzd.85+
if (tallz>=85)&(tallz<90):tallzd.90+
if (tallz>=90)&(tallz<95):tallzd.95+
if (tallz>=95)&(tallz<100):tallzd.100+
if (tallz>=100)&(tallz<105):tallzd.105+
if (tallz>=105)&(tallz<110):tallzd.110+
if (tallz>=110)&(tallz<115):tallzd.115+
if (tallz>=115)&(tallz<120):tallzd.120+
if (tallz>=120)&(tallz<125):tallzd.125+
if (tallz>=125)&(tallz<130):tallzd.130+
if (tallz>=130)&(tallz<135):tallzd.135+
if (tallz>=135)&(tallz<140):tallzd.140+
if (tallz>=140)&(tallz<145):tallzd.145+
if (tallz>=145)&(tallz<150):tallzd.150+
if (tallz>=150)&(tallz<155):tallzd.155+
if (tallz>=155)&(tallz<160):tallzd.160+
if (tallz>=160)&(tallz<165):tallzd.165+
if (tallz>=165)&(tallz<170):tallzd.170+
if (tallz>=170)&(tallz<175):tallzd.175+
if (tallz>=175)&(tallz<180):tallzd.180+
if (tallz>=180)&(tallz<185):tallzd.185+
if (tallz>=185)&(tallz<190):tallzd.190+
if (tallz>=190)&(tallz<195):tallzd.195+
if (tallz>=195)&(tallz<200):tallzd.200+
if (tallz>=200)&(tallz<205):tallzd.205+
if (tallz>=205)&(tallz<210):tallzd.210+
if (tallz>=210)&(tallz<215):tallzd.215+
if (tallz>=215)&(tallz<220):tallzd.220+
if (tallz>=220)&(tallz<225):tallzd.225+
if (tallz>=225)&(tallz<230):tallzd.230+
if (tallz>=230)&(tallz<235):tallzd.235+
if (tallz>=235)&(tallz<240):tallzd.240+
if (tallz>=240)&(tallz<245):tallzd.245+
if (tallz>=245)&(tallz<250):tallzd.250+
if tallz>=250:tallzd.255+
coun+
await 2
loop
screen 16,600,450,0,100,100
coun6602=5
repeat 60
color 0,250,250
boxf 10+coun600,400-tallzd.coun6602,20+coun600,400
coun600+10
coun6602+5
loop
color 0,0,200
boxf 10,450-50,600-10,450-40
repeat 60
color 0,200,0
pos 20+coun220,450-50
mes "|"
coun220+10
loop
if capacity660=20:{gmode 0,600,450
gsel 2,1
gcopy 16,0,0,600,450
}
stop
*capacity200
capacity660=20
await 2
goto *capacity22d
stop

0117

プログラム2
視野欠損程度を%表示で直観的に計量表現しようとする視野計プログラム2
#include "HspPlus4Include.as"
width 260,60,100,50
divisionz22=""
str divisionz22
mesbox divisionz22,200,60
gsel 0,2
color 20,220,20
boxf 0,0,260,60
screen 6,660+150,546-10,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
gsel 6,-1
screen 2,660+150,546-10,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
objmode 2
font "MS 明朝",15
objsize 90,20
pos 416,260
button "観測範囲",*observation
stop
*obserb
stcounxv=stx
stcounyv=sty
*repeatb
space=0
*repeated
gsel 2,1
counvb+
coux+
stick space,0
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,stcounyv+counyv-2
boxf 0,0,stcounxv+counxv,stcounyv+counyv+10
color 100,200,200
font "MS 明朝",6
if coux<=2:{color 0,250,0
}
if (coux>2)&(coux<6):{color 0,0,250
}
if coux>=6:coux=0
pos 400,260
mes "■"
font "MS 明朝",2
color 0,250,0
pos stcounxv+counxv,stcounyv+counyv
mes "■"
if space&4:{goto *fowardz
stop}
if space&1:{goto *failed
stop
}
await 2
goto *repeated
stop
*fowardz
divisionfowardz+
divisiontotal=divisionfowardz+divisionfailed
division66=.divisionfailed./divisiontotal.
division66z100=.100.*division66
division66d=.form1"%10.5f",division66z100
division66d2=""+"観測範囲の"+division66d+"%"
gsel 0,2
objprm 0,division66d2
gsel 2,1
counx+
counxv=counx*5
stcounxvz=stcounxv+counxv
if stcounxvz>=edx:{
counxv=0
counx=0
couny+}
counyv=couny*5
stcounyvz=stcounyv+counyv
if stcounyvz>edy:{
gsel 6,1
color 0,0,0
boxf stx,sty,stx+2,edy
color 100,200,250
font "MS 明朝",6
pos 400,260
mes "■"
stop}
goto *repeatb
stop
*failed
divisionfailed+
divisiontotald22=divisionfowardz+divisionfailed
divisiond500=.divisionfailed./divisiontotald22.
divisiond500z100=.100.*divisiond500
divisiond500z=.form1"%10.5f",divisiond500z100
division500d2=""+"観測範囲の"+divisiond500z+"%"
gsel 0
objprm 0,division500d2
gsel 6,1
font "MS 明朝",2
color 0,100,250
pos stcounxv+counxv,stcounyv+counyv
mes "■"
gsel 2,1
counx+
counxv=counx*5
if stcounxv+counxv>=edx:{
counxv=0
counx=0
couny+}
counyv=couny*5
if stcounyv+counyv>edy:{
gsel 6,1
color 0,0,0
boxf stx,sty,stx+2,edy
color 100,250,200
font "MS 明朝",6
pos 400,260
mes "■"
stop}
goto *repeatb
stop
*observation
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,660+150,546-10
color 0,250,200
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
font "MS 明朝",6
pos 400-2,260-2
mes "■"
repeat 1
getkey vz,1
await 2
if vz=0:continue 0
loop
stx=mousex
sty=mousey
repeat 1
getkey vzb,1
await 2
if vzb=1:continue 0
loop
edx=mousex
edy=mousey
gsel 6,1
color 0,0,66
boxf stx,sty,edx,edy+2
if edxgsel 2,1
color 0,0,66
boxf stx,sty,edx,edy+2
await 1500
cls 4
goto *obserb
stop

0118

プログラム3
視野網膜視機能変化領野の輪郭を高速抽出、且、二次元方向のスキャンを合成する方式により、抽出される輪郭の形状の精密さを増大させようとする視野計、プログラム。
width 260,100,166,100
screen 15,800,600,0,2,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
screen 2,800,600,0,2,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
coun22=0
ycoordinate=15
*contour
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
colord+
if colord>=1:{colorz=250
colorz15=60}
if colord>=2:{colorz=20
colorz15=250
colord=0}
color colorz,160,colorz15
pos 400,250
font "MS 明朝",10
mes "■"
stick spacez,32
if spacez=16:{
gsel 15,1
if coun22=0:color220d=200
if coun22=1:color220d=250
color 10,color220d,10
pos xcoordinate,ycoordinate
mes "●"
gsel 2,1
}
if (coun22=0)&(spacez=32):xcoordinate+15
if (coun22=1)&(spacez=32):ycoordinate-10
if (coun22=0)&(spacez=1):xcoordinate-5
if (coun22=0)&(spacez=4):xcoordinate+5
if (coun22=1)&(spacez=2):ycoordinate-5
if (coun22=1)&(spacez=8):ycoordinate+5
if (coun22=0)&(xcoordinate>=800):{
xcoordinate=0
ycoordinate+15
}
if (coun22=1)&(ycoordinate<=0):{
ycoordinate=500
xcoordinate+15
}
if (coun22=0)&(ycoordinate>=500):{
coun22=1
xcoordinate=0
ycoordinate=500
}
if (coun22=1)&(xcoordinate>=800):{
gsel 15,1
await 10
}
gsel 2,1
color 10,220,10
pos xcoordinate,ycoordinate
mes "●"
await 2
goto *contour
stop
本発明プログラムは、Hsp言語により記述してあります。

0119

1中心視力空間分離能度数
2中心外視力空間分離能度数
5暗点、盲点などの度数
6視野に2視標認識方式の場合
10 視野に視標の動きを認識する方式の場合
15 視野に視標の動きを認識する方式による左側視野状態
16 視野に視標の動きを認識する方式による右側視野状態
20左右視野、空間分離能度数分布グラフの重ね合わせ
22文章読解認識程度の空間分離能を有する領野
25 暗点の曲がり具合を表現
26従来型視野計では検出できない暗点、盲点接続部分
50 視標を動的に高速度で受動的に移動させながら、
正確な位置調整は視標を静的に低速度で被験者が能動的に移動させる方式。
視感度変化視野の垂直方向輪郭を抽出
52 視標移動度、視標の大きさなどを調整することにより輪郭抽出型視野検査が
非常に高速化されている状態
55水平スキャン垂直スキャン合成による高速輪郭抽出型視野検査、左側視野
56 水平スキャン垂直スキャン合成による高速輪郭抽出型視野検査、右側視野
200固視標、中心窩周辺およそ等距離を文章読解認識用視野範囲にした場合、
視野欠損面積はその検査範囲の25%であったことを示す
202視神経軸索などに平行に走行する暗点の文章読解認識への障害程度は、
横書き文章に対する視野欠損程度の
計量的評価が15.9%であるのに対して、
縦書き文章に対する視野欠損程度の計量的評価は25.5%と算出されている
そのような形状の暗点は、横書き文章より縦書き文章の認識に
障害影響を及ぼすと解釈できる
205 視野の色々な領野を検査範囲として選ぶことができ、
その検査範囲面積に対する視野欠損の程度を
直観的な%単位で、計量的に計算、
結果をディスプレイに表示できる

0120

従来型視野計は、検査結果図が非常に大雑把であるため緑内障的特徴などの検出に失敗する場合があり、検査時間が非常に長い。また、視野欠損の程度を直観的に計量表現できない。

0121

視野検査範囲面積に対する視野欠損領野の割合を%表示できるため、文章認識の際の視野欠損による障害程度を計量的に評価できる。文章読解に重要な網膜領野は中心窩部分であり、検査範囲を非常に局限できるため、検査時間2分程度の短時間計量評価が達成される。視標の水平方向移動により視感度変化領野の垂直方向輪郭をスキャン抽出、後、視標の垂直方向移動により視感度変化領野の水平方向輪郭をスキャン抽出、双方の結果を合成する方式であるため、暗点、盲点などの輪郭が非常に明確に、10分と言う高速度で抽出可能。対側視野の空間分離能度数分布グラフの表示は検査側視野に対して、視野機能状態検討のための対照分布を提供する。

0122

視野欠損の文字認識への影響レベルを%により正確に計量表示できるプログラム

0123

本発明は、文字認識上の視野視覚機能障害ベルコンピュータディスプレイに%により直観的に表示することを図った視野計プログラムに関する。

0124

従来型視野計は被験者の視野欠損レベルを、数字を用いて直観的に評価できていない。

0125

また、従来型視野計は、視野欠損の被験者にとっての深刻度、視野欠損の被験者の文字認識に及ぼす影響、などを計量検出しようとしていない。

0126

被験者の視野欠損レベルを計量的に表示することは、検査視野範囲をどのように設定するかと言う点で難しさがある。
検査範囲面積に対する視野欠損面積比を算出しようとする場合、暗点面積は視野欠損面積に算入するが、個体差のある盲点面積は算入したくない場合などがある。
暗点の位置、盲点面積の影響を受けるため、複数の被験者において比較可能な程度に安定した視野欠損レベルを表す数字を得ることが難しい。
検査範囲の選び方により、検査範囲面積に対する暗点など視野欠損面積の比率が変化するためである。

0127

本発明は、視標が有する空間分離能以上の空間分離能を有する視野を検査範囲とする方式である。
複数の被験者において比較可能な程度に安定した視野欠損レベルを表す数字を得ることが可能である。
視標が有する空間分離能以上の空間分離能を有する検査範囲面積に対する暗点など視野欠損部分の面積の比率をディスプレイに表示する。
実際、固視点から動径方向に、視野空間分離能は同心円状に低下しているため、視野に、ある空間分離能範囲を検出するため、文字視標を円軌道で固視点を周回させる方式は適当である。

0128

本発明プログラムでは視野に空間分離能を検出するため文字を利用しているが、適当な空間分離能を有する記号の利用も可能である。
簡単かつ高速度に視野における文字認識範囲を検出する方式であり、簡単かつ高速度にある空間分離能以上の視野を検出する方式である。

0129

凝視を容易にするため2色交互にまたたいている固視標を中心に、文字、記号などからなる視標を動的にゆっくり円軌道で周回させる方式により、視野検査範囲を決定する。
まず文字視標は固視点周辺にある。
文字視標の周回軌道動径を被験者が増減させる。視標を被験者が解像度上、明確に文字として認識できないようになる動径を、視野検査範囲の半径として設定する方式である。
選ばれた円形視野検査範囲は被験者の文字認識に非常に重要な視野である。
その範囲に対する詳しい視野検査を行う。
視野検査は、ドット状の視標の視感度を確認記録、逐次視標を僅かに移動させ検査範囲を網羅する方式である。視標移動速度をある程度低下させると、被験者の視標確認の際の誤り反応を低下させることができる。
検査範囲が文字認識の観点から限局されているため、検査は非常に短時間に、しかし詳しく行うことができる。
また、検査範囲設定のための視標が直線移動しか行わない場合、暗点の位置がその視標認識の妨げになり、文字認識の観点からの検査範囲上限あるいは下限などの設定が被験者にとり相当難しい場合がある。
しかし動的文字視標の周回軌道動径を可変させる方式であれば、非常に短時間に容易に検査範囲を決定できる。

0130

被験者にとっての視野欠損の文字認識への影響レベルを正確に%表示できる。

0131

本発明プログラムは、文字認識可能な程度に空間分離能を有する視野範囲を高速度検出でき、それに対する暗点など視野欠損部分面積の割合を、文字認識上の視覚機能障害レベルとして%により、コンピュータディスプレイに直観的に数字表示できる。

0132

本プログラムの方式により選ばれた検査範囲面積に対する視野欠損部分面積の比率は、
非常に一貫した値である。
周回軌道を行う動的文字視標により設定した視野検査範囲に対する視野欠損面積の割合を直観的な%により数字表示できる。

0133

文字認識に対する暗点など視野欠損による障害程度をディスプレイに数字表示できる。
数度検査の整合性により検査の正確度を確認できる。

0134

視野欠損状態をディスプレイに図的に表示できるためわかりやすい。

0135

文字認識の観点から検査範囲を選び、高速度に視野検査を行い、視野欠損度並びに視野欠損状態をディスプレイに奇麗に詳しく表示できるプログラムである。

0136

解像度をある程度低下する場合、検査時間5分を達成できる、しかしその解像度は十分実用的である。
視標の大きさを低下させることにより非常に詳しい検査も可能である。
視標を空間分離能の観点から変化させることにより、検査視野範囲を、暗点可能性視野範囲を網羅する程度に拡大できる。

0137

読解上重要な視野を検出するための視標がたどる円軌道の動径が変化しても、その視標の角速度が一定になるようにCPUが演算処理を行い視標表示制御するようにしてもよい。

0138

文字認識可能な程度の空間分離能を有する視野面積を高速度検出でき、それに対する暗点など視野欠損部分面積の割合を、文字認識上の視覚機能障害レベルとして%によりコンピュータディスプレイに直観的に数字表示できるプログラム。
凝視を容易にするため2色交互にまたたいている固視標を中心に、文字、記号などからなる視標を動的にゆっくり円軌道で周回させる方式により、視野検査範囲を決定する。
まず文字視標は固視点周辺にある。
文字視標の周回軌道動径を被験者が増減させる。視標を被験者が解像度上、明確に文字として認識できないようになる動径を、視野検査範囲の半径として設定する方式。
選ばれた円形視野検査範囲は被験者の文字認識に非常に重要な視野である。
その範囲に対する詳しい視野検査を行う。
検査範囲が文字認識の観点から限局されているため、検査は非常に短時間に、しかし詳しく行うことができる。
また、視標が直線移動しか行わない場合、暗点の位置が障害になり、文字認識の観点からの検査範囲上限あるいは下限などの設定が被験者にとり相当難しい場合がある。
しかし動的文字視標の周回軌道動径を可変させる方式であれば、非常に短時間に容易に検査範囲を決定できる。
結果は非常に一定した値である。
解像度をある程度低下する場合検査時間5分を達成できる、しかしその解像度は十分実用的である。
周回軌道を行う動的文字視標により設定した視野検査範囲に対する視野欠損面積の割合を直観的な%により数字表示できる。
文字認識に対する暗点など視野欠損による障害程度をディスプレイに数量表示できる。
数度検査の整合性により正確度を確認できる。
請求項2記載、文字認識上の視野欠損レベルを表示できるプログラムの文字認識の観点からの視野検査範囲設定方式。

0139

視標の大きさを低下させることにより非常に詳しい検査も可能である。
視野欠損状態をディスプレイに表示できるためわかりやすい。
文字認識の観点から検査範囲を選び、高速度に視野検査を行い、視野欠損レベル並びに視野欠損状態をディスプレイに奇麗に詳しく表示できるプログラム。
被験者にとっての視野欠損の深刻度を文字認識の観点から%表示できるプログラム。

0140

文字認識の観点から検査範囲を選ぶ際に利用する視標について、
視標記号を空間分離能の観点から他の記号に変えてもよい。

0141

色彩認識の観点から検査範囲を選ぶとしてもよい。
視標を色に対する視感度によるものとしてもよい。
視標の色が判定できる範囲を視野検査の対象視野としてもよい。

0142

周回軌道にある視標の動径を増大させることにより、
検査範囲を暗点を網羅する程度に拡大してもよい。

0143

従来型視野計は、簡単かつ高速度に文字認識範囲を設定する方式を有していない。
従来型視野計は視野欠損度に関して割合表示を行わない。
視野欠損度が数量的に直観的ではない。

0144

#include "HspPlus4Include.as"
alloc ranged2,1000
width 260,100,200,66
alloc rangedalteration2,1000
alloc ranged2alteration,1000
screen 15,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
pos 400,260
font "MS 明朝",5
mes "■"
screen 2,800,600,0,10,0
angularz=.0.
*observationd
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
getkey spacedenter,13
;;flicker固視
counflicker+
if counflicker<=2 :color 0,100,200
if counflicker>2:color 200,100,0
if counflicker>=5:{
counflicker=0}
pos 400,260
font "MS 明朝",5
mes "■"
;;color 0,66,200
;;mes "観測範囲右端設定"
getkey spacez,38
getkey spacezd,40
await 2
if spacez=1:{
ranged+5
spacez=0}
if spacezd=1:{
ranged-5
spacez=0}
if ranged<=0:ranged=0
if spacedenter=1:{
goto *observe600
spacedenter=0
stop}
angularz=.angularz+2.2
xcoordinate=.cosD angularz
ycoordinate=.sinD angularz
xcoordinate2=.ranged.*xcoordinate
ycoordinate2=.ranged.*ycoordinate
rangexcoordinate=.form1 "%10.0f",xcoordinate2
rangeycoordinate=.form1 "%10.0f",ycoordinate2
int rangexcoordinate
int rangeycoordinate
pos 400+rangexcoordinate-7,260+rangeycoordinate-7
font "MS 明朝",16
mes "黄英"
;;await 2
goto *observationd
stop
*observe200
*observe600
counobserve+
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
counflicker+
if counflicker<=2 :color 0,100,200
if counflicker>2:color 200,100,0
if counflicker>=5:{
counflicker=0}
pos 400,260
font "MS 明朝",5
mes "■"
if counobserve=1:{
goto *d60
stop
}
await 2
goto *observe200
stop
*d60
regionx=220
ranged2=ranged*ranged
*iterationz
coun60+
if coun60=1:rangedalteration=ranged
if coun60!1:rangedalteration=rangedalteration
rangedalteration2=rangedalteration*rangedalteration
ranged2alteration=ranged2-rangedalteration2
if ranged2alteration<0:ranged2alteration=0
heightd=.sqrt ranged2alteration.
heightd102=.form1 "%10.0f",heightd
int heightd102
counycoordinated=260
repeat 1
;;counx=counx+differencex
;;rangedalteration=ranged
color 0,66,250
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
pos 400+rangedalteration,counycoordinated
z260counycoordinated=260-counycoordinated
await 2
;;counycoordinated-2
counycoordinated-5
;;rangedalteration-2
if z260counycoordinated<=heightd102:continue 0
loop
;;rangedalteration-2
rangedalteration-5
d402ranged=-ranged
if rangedalterationawait 2
goto *hanbun
stop}
goto *iterationz
stop
*hanbun
*hanbuniterationz
hanbuncoun60+
if hanbuncoun60=1:hanbunrangedalteration=ranged
if hanbuncoun60!1:hanbunrangedalteration=hanbunrangedalteration
hanbunrangedalteration2=hanbunrangedalteration*hanbunrangedalteration
hanbunranged2alteration=ranged2-hanbunrangedalteration2
if hanbunranged2alteration<0:hanbunranged2alteration=0
hanbunheightd=.sqrt hanbunranged2alteration.
hanbunheightd102=.form1 "%10.0f",hanbunheightd
int hanbunheightd102
;;hanbuncounycoordinated=260+2
hanbuncounycoordinated=260+5
repeat 1
;;counx=counx+differencex
;;rangedalteration=ranged
color 0,0,250
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
pos 400-hanbunrangedalteration,hanbuncounycoordinated
hanbunz260counycoordinated=hanbuncounycoordinated-260
await 2
;;hanbuncounycoordinated+2
hanbuncounycoordinated+5
;;rangedalteration-2
if hanbunz260counycoordinated<=hanbunheightd102:continue 0
loop
;;hanbunrangedalteration-2
hanbunrangedalteration-5
hanbunzd402ranged=-ranged
if hanbunrangedalterationawait 2
goto *groupd
stop}
goto *hanbuniterationz
stop
*groupd
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
counflicker+
if counflicker<=2 :color 0,100,200
if counflicker>2:color 200,100,0
if counflicker>=5:{
counflicker=0}
pos 400,260
;;font "MS 明朝",5
font "MS 明朝",5
mes "■"
ranged2=ranged*ranged
coun60=0
rangedalteration=0
*groupiterationz
coun60+
if coun60=1:rangedalteration=ranged
if coun60!1:rangedalteration=rangedalteration
rangedalteration2=rangedalteration*rangedalteration
ranged2alteration=ranged2-rangedalteration2
if ranged2alteration<0:ranged2alteration=0
heightd=.sqrt ranged2alteration.
heightd102=.form1 "%10.0f",heightd
int heightd102
counycoordinated=260
repeat 1
await 2
stick spacez500,
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
counflicker+
if counflicker<=2 :color 0,100,200
if counflicker>2:color 200,100,0
if counflicker>=5:{
counflicker=0}
pos 400,260
;;font "MS 明朝",5
font "MS 明朝",5
mes "■"
;;counx=counx+differencex
;;rangedalteration=ranged
color 0,66,250
pos 400+rangedalteration,counycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
if (spacez500!4)and(spacez500!1):continue 0
if spacez500=4:{
gsel 15,1
color 66,0,66
pos 400+rangedalteration,counycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
gsel 2,1
}
if spacez500=1:{
gsel 15,1
color 0,66,250
pos 400+rangedalteration,counycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
gsel 2,1
coundefect+
}
countotal+
z260counycoordinated=260-counycoordinated
;;await 2
;;counycoordinated-2
counycoordinated-5
;;rangedalteration-2
if z260counycoordinated<=heightd102:continue 0
loop
;;rangedalteration-2
rangedalteration-5
d402ranged=-ranged
if rangedalterationawait 2
goto *grouphanbun
stop}
goto *groupiterationz
stop
*grouphanbun
hanbunrangedalteration=0
*grouphanbuniterationz
grouphanbuncoun60+
if grouphanbuncoun60=1:hanbunrangedalteration=ranged
if grouphanbuncoun60!1:hanbunrangedalteration=hanbunrangedalteration
hanbunrangedalteration2=hanbunrangedalteration*hanbunrangedalteration
hanbunranged2alteration=ranged2-hanbunrangedalteration2
if hanbunranged2alteration<0:hanbunranged2alteration=0
hanbunheightd=.sqrt hanbunranged2alteration.
hanbunheightd102=.form1 "%10.0f",hanbunheightd
int hanbunheightd102
;;hanbuncounycoordinated=260+2
hanbuncounycoordinated=260+5
repeat 1
await 2
stick spacez502,
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
counflicker+
if counflicker<=2 :color 0,100,200
if counflicker>2:color 200,100,0
if counflicker>=5:{
counflicker=0}
pos 400,260
font "MS 明朝",5
mes "■"
;;counx=counx+differencex
;;rangedalteration=ranged
color 0,66,250
pos 400-hanbunrangedalteration,hanbuncounycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
if (spacez502!4)and(spacez502!1):continue 0
if spacez502=4:{
gsel 15,1
color 66,0,66
pos 400-hanbunrangedalteration,hanbuncounycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
gsel 2,1
}
if spacez502=1:{
gsel 15,1
color 0,66,250
pos 400-hanbunrangedalteration,hanbuncounycoordinated
;;font "MS 明朝",2
font "MS 明朝",5
mes "■"
gsel 2,1
coundefect+
}
countotal+
hanbunz260counycoordinated=hanbuncounycoordinated-260
;;hanbuncounycoordinated+2
hanbuncounycoordinated+5
;;rangedalteration-2
if hanbunz260counycoordinated<=hanbunheightd102:continue 0
loop
;;hanbunrangedalteration-2
hanbunrangedalteration-5
hanbunzd402ranged=-ranged
if hanbunrangedalterationawait 2
gsel 15,1
defectrate=.coundefect./countotal.
defectrate100=.defectrate*100.
defectrated=.form1 "%10.5f",defectrate100
;;int defectrated
screen 22,266,66,0,266,360
font "MS 明朝",14,16
mes "visual defect in the significant area"
pos 0,26
color 66,0,250
font "MS 明朝",22,17
mes ""+defectrated+"%"
stop}
goto *grouphanbuniterationz
stop
本発明プログラムはHsp言語により作成しています。
Windows95においてプログラム記述を行っています。
周回軌道を行う視標の角速度については、Windows95程度の処理速度において調整されました。

0145

従来型視野計は、視野欠損の被験者にとっての深刻度、視野欠損の文字認識に及ぼす影響などを検出しようとしていない。また、被験者の視野欠損レベルを%などにより数的に評価できていない。

0146

固視標を中心とした周回軌道にある動的文字視標の動径を可変させる方式により、視野検査範囲を決定する。その範囲に対する視野欠損面積の割合を直観的な%により数字表示できる。被験者にとっての視野欠損の文字認識に対する深刻度である。検査範囲が文字認識の観点から限局されているため、検査時間5分を達成できる。文字認識の観点から検査範囲を選び、高速度に視野検査を行い、視野欠損度並びに視野欠損状態をディスプレイに奇麗に詳しく表示できるプログラム。

0147

両目視野における盲点位置、並びに盲点の大きさを高速度に検出、ディスプレイに表示可能である本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムD。
盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.06倍であるなどと言うように、直観的な形で計算、ディスプレイに表示できる(図27の2参照。)本発明プログラムA、プログラムB。
検出された盲点の位置、盲点の直径規模の検査時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示できる(図26参照。)本発明プログラムD。

0148

本発明は、両目視野における盲点位置、並びに盲点の大きさを高速度に検出、ディスプレイに表示、盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.06倍であるなどと言うように、直観的な形で計算、ディスプレイに表示すること(図27の2参照。)を可能にする、並びに、検出された盲点の位置、盲点の直径規模の検査時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示すること(図26参照。)を図るoptic disc特性高速度検出プログラムに関する。

0149

従来型視野計は盲点特性高速度検出に特化しておらず、盲点直径左右差などを計量表示できる機能を有していない。
また従来型視野計は、視野検査時間内における盲点位置盲点直径の変動を記録できる機能を有していない。

0150

従来型視野計は盲点特性高速度検出に特化しておらず、盲点直径左右差などを計量表示できる機能を有していない。
また従来型視野計は、視野検査時間内における盲点位置盲点直径の変動を記録できる機能を有していない。
本発明optic disc特性高速度検出プログラムの場合。
本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDでは、両視野の盲点位置、並びに円軌道により高速度に検出された被験者の盲点の大きさをディスプレイに左右並列表示しようとする(図27参照。)。
本発明プログラムA、プログラムBでは、盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.06倍であるなどと言うように、直観的な形で計算、ディスプレイに表示しようとする(図27の2参照。)。
本発明プログラムA、プログラムBは、盲点に関する左右視野の状態をディスプレイにおいて、近似的輪郭図(図27の30、40参照。)や数字(図27の2参照。)により直観的に比較する。
盲点位置、盲点直径いずれにおいても、左右非対称、左右乖離の程度は(図27参照。)、網膜stress、緑内障などに関係する情報である。
本発明プログラムDでは、検出された盲点の位置、盲点の直径規模の検査時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示することを目的にする(図26参照。)。

0151

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDの盲点検査方式
盲点位置検出には*印視標(図29の25参照。)並びに、*印を中心とする内側外側二つの円軌道を行う動的視標(図29の14、22参照。)を利用する。
盲点直径検出は、*印視標を中心とする内側外側二つの円軌道視標(図29の14、22参照。)を、その軌道動径を変化調整しながら行う方式である。

0152

例えば、右目視野の盲点から検査検出を行う場合。
左目視野は遮り、右目により中心固視標を固視する。
固視標付近にある緑色*印を矢印キーにより被験者が右方向などに移動。
緑色*印が見えなくなる位置で被験者はenterキーを押す。
およそ右目盲点の位置を決定する。緑色の*印は消える。
固視標は表示され続ける。
被験者は固視標(図29の6参照。)を凝視し続ける。
次に紫色*印(図29の25参照。)を中心に内側外側二つの円軌道が現れる(図29の14、22参照。)。
紫色*印は、およそ先の緑色*印により検出された盲点中心位置に現れる。
内側円軌道(図29の22参照。)は動的に円軌道を行う緑色視標からなる。
外側円軌道(図29の14参照。)は動的に円軌道を行う赤色視標からなる。

0153

より正確な検査を行おうとする場合。
より正確に盲点位置を検出するためには、紫色*印(図29の25参照。)は、先の緑色*印からわずかに離れた位置に現れるように設定する。
紫色*印を被験者が周辺視野に認識できる場合は矢印キーを用いて紫色*印を盲点内まで移動させる。

0154

紫色*印を移動させる場合、本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDでは、紫色*印(図29の25参照。)を中心とする内側外側2つの円軌道も共に同距離同方向移動する(図29の14、22参照。)方式である。

0155

二つの円軌道(図29の14、22参照。)は、盲点の近似的直径検出(図27の30、40参照。)を簡単に高速化する機能を有する。
一つの円軌道を用いる場合に比べ、盲点直径の検出誤差を制限できる。
内側外側2つの円軌道の動径距離差程度以内に、盲点輪郭半径検出誤差を制限することができる。
例えば内側緑色円軌道のみを利用する場合。
緑色円軌道を盲点面積以内に調節する際、Bキーの押しすぎにより緑色円軌道動径距離を短くしすぎても、その程度を被験者は認識できない。
緑色円軌道はすでに盲点面積内にあるためである。
しかし、本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDのように、緑色円軌道(図29の22参照。)から、ある程度離れた外側に、同じ紫色*印を中心とする赤色円軌道(図29の14参照。)がある場合、動径を短くしすぎるとその外側赤色円軌道(図29の14参照。)が盲点面積内に入ってくる。その時、被験者は視野に、赤色円軌道の欠損を認識することができるため、被験者は、動径を減少させすぎたことを認識できる。
動径を増大させるよう被験者はHキーにより調整できる。

0156

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDの盲点検査方式は、まず、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が盲点面積内に入り見えなくなる程度まで、Bキーを押すことにより軌道動径を減少させる。
しかし外側赤色円軌道(図29の14参照。)は盲点面積周辺に見えるように被験者がBキーあるいはHキーを押すことにより位置調整、動径調整を行う。
BキーあるいはHキーは内側外側双円軌道(図29の14、22参照。)の動径を、同距離減少、増大させる機能を有する。

0157

内側緑色軌道(図29の22参照。)は盲点面積内に、外側赤色軌道(図29の14参照。)は盲点面積外になるように被験者が調整する方式である。
外側円軌道、内側円軌道の動径距離差程度にまで、盲点半径検出誤差を制限することができる。

0158

より詳しい検査、より精度の高い盲点位置、盲点直径近似のためには、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が盲点部分の周辺にわずかに残る程度に軌道動径をBキーあるいはHキーにより調整。盲点周辺にわずかに緑色動的視標を被験者が認識できる程度に調整する。

0159

盲点周辺に認識される緑色分布に、方向による偏りがあれば、なるべく偏りのない緑色分布になるように矢印キーなどで調整する方式である。

0160

盲点周辺に見える円軌道動的視標による緑色分布(図29の22参照。)を均質に、盲点円周に対するコロナ状緑色の分布を平均的にバランスさせる方式により、盲点中心位置をより正確に検出可能である。
後、緑色(図29の22参照。)が見えなくなる程度まで、軌道動径をより縮小調節する。
外側赤色円軌道(図29の14参照。)は盲点周辺に見えている。
なるべく盲点周辺にコロナ状赤色円軌道が均質分布になるように、矢印キーにより位置調整を行う。
BキーあるいはHキーにより軌道動径調整を行う。
盲点直径を正確に検出することができる方式である。

0161

検査結果は、左右の盲点状態をディスプレイに固視標中心に左右に並列表示できる。
盲点の位置の左右差、盲点直径規模の左右差を直観的にディスプレイ表示(図27参照。)する。

0162

円軌道を行う視標の大きさを変える場合(図27の30、40参照。)、視標の大きさの検出盲点面積増減への影響を見ることができる。

0163

本発明プログラムA、プログラムBは左右盲点近似的輪郭(図27参照。)の直径比を算出できる。
左右盲点の大きさのちがいを数字で評価できる(図27の2参照。)。
例えば、右目盲点の方が大きい場合であれば、本発明プログラムは、右側盲点直径/左側盲点直径を計算している。
結果が、1.06であれば、右側盲点の直径が左側盲点の直径の1.06倍と言うことである。
右側盲点が左側盲点より6%大きいと言うことである。
盲点直径の左右差を数字により直観表現できる(図27の2参照。)。
左右盲点比較では、相対的緑内障的異常が把握される。
左右盲点比較は、眼圧眼軸長さの影響、網膜へのstress、視覚機能への悪影響を表す(図27の2参照。)。

0164

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDは、盲点面積輪郭を円軌道により近似しようとしている。
高速度に盲点直径を検出することを可能にするためである。
盲点を内側から緑色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で内側から近似した場合の盲点最小面積が抽出される。
盲点を外側から赤色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で外側から近似した場合の盲点最大面積が抽出される。
本発明プログラムBでは、そのような方式の盲点検査の結果、検出された内側緑色円軌道、外側赤色円軌道をディスプレイに一括表示できる(図28参照。)。

0165

双円軌道の乖離は、盲点面積の円軌道からの乖離程度を表す。

0166

盲点面積の円軌道からの乖離程度を検査するには、まず内側緑色円軌道を完全に盲点面積内まで移動する。正確には、盲点周辺に見えるコロナ状緑色分布を円周均質にするように矢印キー、BキーあるいはHキーなどで調整する。
後、赤色円軌道が完全に盲点面積外になるようBキーあるいはHキーを用いて軌道動径調整を被験者が行う。

0167

しかし盲点周辺では、視覚認識にゆがみを生じる。
その現象は網膜の凹凸などゆがみを表している可能性がある。
緑内障的特性を表す場合がある。
盲点周辺のゆがみのある範囲を表す、盲点周辺にゆがみがある面積をディスプレイに示すプログラムB。
そのためには、まず内側緑色円軌道を完全に盲点面積内に入るよう移動する。
正確には、盲点周辺に見えるコロナ状緑色分布を均質にしながら、位置調整する。
後、赤色円軌道が完全に盲点面積外に位置するよう軌道動径調整を被験者が行う。
しかし、その赤色円軌道を、被験者が完全な円軌道として認識できる程度(図28の36参照。)にまで、軌道動径をHキーにより増大させる。
被験者が完全な円軌道を認識できるのは、盲点周辺では、視覚認識にゆがみが生じるため、盲点のすぐ周辺では、赤色円軌道は円軌道として認識されず、軌道がゆがんだり、軌道欠損を生じる領域(図28の62参照。)があるためである。

0168

固視標凝視で視野検査を続ける場合、盲点の位置が常に少しずつ移動している(図26の5参照。)。
盲点の大きさも常に少しずつ変化している(図26の15参照。)。
その移動、変化状態をディスプレイに表示できる本発明プログラムD。
盲点位置の時間的移動、盲点直径規模の時間的変化をディスプレイ表示に反映するため、検査速度を増大する。ある程度盲点検査を簡略に行う。
しかし内側外側二つの円軌道を利用するため正確である。
簡単に盲点位置直径を検出する。

0169

例えば右目の視野検査時間に対する盲点変化程度の検出を行う場合。
被験者は左目視野を遮り、右目により中心固視標を凝視する。
中心固視標にある緑色*印視標を矢印キーにより右側などに移動させることにより被験者の盲点面積内にまで移動。
緑色*印が視野に見えない位置でenterを押す。緑色*印は消える。
固視標は表示され続ける(図29の6参照。)。
被験者は固視標を凝視し続ける。
紫色*印視標(図29の25参照。)、並びにそれを中心とする内側外側二つの円軌道視標(図29の14、22参照。)が現れる。

0170

盲点位置変動を正確に検出しようとする場合は、本発明プログラムC
紫色*印(図29の25参照。)は固視標(図29の6参照。)付近に現れるように設定される。
被験者は検査の度に、紫色*印(図29の25参照。)を固視標(図29の6参照。)付近から盲点内にまで移動させる必要がある。
その方式では被験者により検出される盲点中心位置が、それまでの盲点位置に関する検査結果の影響を受けない。

0171

しかし盲点の時間変化に着目する場合は、本発明プログラムDを利用する。
検査時間を減少させる観点から、紫色*印(図29の25参照。)は、それまでの検査結果により検出された盲点位置におよそ現れ、被験者による位置調整時間を減少する方式である。
しかし内側外側円軌道(図29の14、22参照。)は検査の度、ある程度動径を増大させて表示される方式である。
被験者が内側緑色円軌道、外側赤色円軌道を認識できる程度に動径が増大されるので、検査の度、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が完全に盲点面積内に位置するように軌道動径の調整を行う。
Bキーにより軌道動径減少時、盲点周辺にコロナ状緑色分布が均質になるように位置調整しながら動径減少並びに位置調整する方式であり、盲点周辺の緑色分布のコロナバランスに注目する。

0172

例えば、盲点が検査時間と共に、耳側に移動する傾向がある場合は、Bキーによる軌道動径減少時、緑色円軌道が盲点に入り見えなくなる直前に、盲点部分円周上の、緑色視標コロナ状分布が側に偏って認識されるなどする。
その場合は、矢印キーなどにより、円軌道を耳側に移動させる。
盲点周辺の緑色コロナバランスを平均化させる。
盲点周辺に被験者が認識する緑色のコロナ状分布をなるべく円周に均質になるように移動調整する方式である。
盲点の円周に対して均質な、緑色軌道によるコロナを生じさせるよう調節する方式。
内側緑色円軌道が盲点のため見えなくなる程度に、しかし、外側赤色円軌道は盲点周辺に均質に見える程度に、軌道動径を調節する方式である。
BキーあるいはHキーを用いて、被験者が盲点位置、盲点半径を決定。
enterキーを押す。
同様な検査を繰り返す方式により、本発明プログラムDは、盲点位置、盲点直径の時間推移をディスプレイに図示できた(図26の5、15参照。)。
視野における盲点位置、盲点直径の繰り返し検査の結果をディスプレイに重ね書きするため、盲点位置の時間的変遷状態がよくわかる(図26の5参照。)。
時間と共に盲点輪郭の表示色を変化させたりしている(図26の5、15参照。)。
盲点位置は例えば検査時間の長さに比例して水平耳側方向などに移動したりする(図26の5、15参照。)。
しかし移動方向にゆらぎが生じる場合もある(図26の5、15参照。)。
検出される盲点直径も検査時間の長さによりゆらぎを生じる場合がある(図26の5、15参照。)。
しかし重ね書きではディスプレイに重複記述された以前の盲点位置運動が把握されない。盲点位置がある方向のみでなく逆方向にもゆらぐ運動を行う場合、そのゆらぎがディスプレイに反映されない状態を改善するため、盲点位置、盲点半径の時間に対する変化を直観的にグラフ表示した。
時間を座標軸とするグラフ表示である。
盲点位置、盲点半径は時間座標軸に垂直方向に一括表示を行うグラフ(図26の15参照。)。
検出される盲点位置が時間に相当比例して逐次水平移動している状態が観察されている(図26の5、15参照。)。
しかし盲点位置が時間に対して比例的に移動しない、柔軟ではない場合がある。
盲点直径は時間に対して増大する場合がある(図26の5、15参照。)。
時間に対する盲点位置移動柔軟性の程度、盲点規模変化の程度など、本発明プログラムDにより、ディスプレイに表示されている現象(図26の5、15参照。)は、何らかの眼底に対するstress、あるいは視覚機能の特徴を表している可能性がある。

0173

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDでは、両視野の盲点位置、並びに円軌道により高速度に検出された被験者の盲点の大きさをディスプレイに、左右並列表示できた(図27参照。)。

0174

本発明プログラムA、プログラムBでは、盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.06倍であるなどと言うように、直観的な形で計算、ディスプレイに表示できた(図27の2参照。)。

0175

本発明プログラムA、プログラムBは、盲点に関する左右視野の状態をディスプレイにおいて、近似的輪郭図(図27の30、40参照。)や数字(図27の2参照。)により直観的に比較できる。
盲点位置、盲点直径いずれにおいても、左右非対称、左右乖離の程度は(図27参照。)、網膜stress、緑内障などに関係する情報である。

0176

本発明プログラムDでは、検出された盲点の位置、盲点の直径規模の検査時間に対する変化の推移をディスプレイに逐次表示することができた(図26参照。)。

0177

二つの円軌道(図29の14、22参照。)は、盲点の近似的直径検出(図27の30、40参照。)を簡単に高速化する機能を有する。
一つの円軌道を用いる場合に比べ、盲点直径の検出誤差を制限できる。
内側外側2つの円軌道の動径距離差程度以内に、盲点輪郭半径検出誤差を制限することができる。

0178

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDのように、緑色円軌道(図29の22参照。)から、ある程度離れた外側に、同じ紫色*印を中心とする赤色円軌道(図29の14参照。)がある場合、動径を短くしすぎるとその外側赤色円軌道(図29の14参照。)が盲点面積内に入ってくる。その時、被験者は視野に、赤色円軌道の欠損を認識することができるため、被験者は、動径を減少させすぎたことを認識できる。
動径を増大させるよう被験者はHキーにより調整できる。

0179

内側緑色軌道(図29の22参照。)は盲点面積内に、外側赤色軌道(図29の14参照。)は盲点面積外になるように被験者が調整する方式である。

0180

外側円軌道、内側円軌道の動径距離差程度にまで、盲点半径検出誤差を制限することができる。

0181

より詳しい検査、より精度の高い盲点位置、盲点直径近似のためには、内側緑色円軌道(図29の22参照。)が盲点部分の周辺にわずかに残る程度に軌道動径をBキーあるいはHキーにより調整。盲点周辺にわずかに緑色動的視標を被験者が認識できる程度に調整する。
盲点周辺に認識される緑色分布に、方向による偏りがあれば、なるべく偏りのない緑色分布になるように矢印キーなどで調整する方式である。

0182

盲点周辺に見える円軌道動的視標による緑色分布(図29の22参照。)を均質に、盲点円周に対するコロナ状緑色の分布を平均的にバランスさせる方式により、盲点中心位置をより正確に検出可能である。
後、緑色(図29の22参照。)が見えなくなる程度まで、軌道動径をより縮小調節する。
外側赤色円軌道(図29の14参照。)は盲点周辺に見えている。
なるべく盲点周辺にコロナ状赤色円軌道が均質分布になるように、矢印キーにより位置調整を行う。
BキーあるいはHキーにより軌道動径調整を行う。
盲点直径を正確に検出することができる方式である。

0183

円軌道を行う視標の大きさを変える場合(図27の30、40参照。)、視標の大きさの検出盲点面積増減への影響を見ることができる。

0184

本発明プログラムA、プログラムBは左右盲点近似的輪郭(図27参照。)の直径比を算出できる。
左右盲点の大きさのちがいを数字で評価できる(図27の2参照。)。
例えば、右目盲点の方が大きい場合であれば、本発明プログラムは、右側盲点直径/左側盲点直径を計算している。
結果が、1.06であれば、右側盲点の直径が左側盲点の直径の1.06倍と言うことである。
右側盲点が左側盲点より6%大きいと言うことである。
盲点直径の左右差を数字により直観表現できる(図27の2参照。)。
左右盲点比較では、相対的緑内障的異常が把握される。
盲点を内側から緑色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で内側から近似した場合の盲点最小面積が抽出される。
盲点を外側から赤色円軌道により近似する場合、完全な円形ではない盲点を円軌道で外側から近似した場合の盲点最大面積が抽出される。
本発明プログラムBでは、そのような方式の盲点検査の結果、検出された内側緑色円軌道、外側赤色円軌道をディスプレイに一括表示できる(図28参照。)。
固視標凝視で視野検査を続ける場合、盲点の位置が常に少しずつ移動している(図26の5参照。)。
盲点の大きさも常に少しずつ変化している(図26の15参照。)。
その移動、変化状態をディスプレイに表示できる本発明プログラムD。
盲点周辺に被験者が認識する緑色のコロナ状分布をなるべく円周に均質になるように移動調整する方式である。
盲点の円周に対して均質な、緑色軌道によるコロナを生じさせるよう調節する方式。
内側緑色円軌道が盲点のため見えなくなる程度に、しかし、外側赤色円軌道は盲点周辺に均質に見える程度に、軌道動径を調節する方式である。
本発明プログラムDは、盲点位置、盲点直径の時間推移をディスプレイに図示できた(図26の5、15参照。)。
検出される盲点位置が時間に相当比例して逐次水平移動している状態が観察されている(図26の5、15参照。)。
時間に対する盲点位置移動柔軟性の程度、盲点規模変化の程度など、本発明プログラムDにより、ディスプレイに表示されている現象(図26の5、15参照。)は何らかの眼底に対するstress、あるいは視覚機能の特徴を表している可能性がある。

0185

本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDは、内側外側円軌道の動径距離差を変化させることにより検出盲点直径誤差程度を選ぶことができる。
プログラムのため視標を適当な大きさに選ぶことができる。
本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムD。
右目からディスプレイまでの距離、左目からディスプレイまでの距離をなるべく同等にして盲点検査を行うのが左右盲点比較上、最良である。
本発明プログラムA、プログラムB、プログラムC、プログラムDはWindows95程度の情報処理速度において作成されています。

0186

発明の見本
プログラムA
二つの円軌道視標などにより盲点輪郭を高速度抽出、左右の盲点直径比を計算表示
#include "HspPlus4Include.as"
alloc comparingradialz,1000
alloc comparingradialz66,1000
width 260,100,200,66
screen 15,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
screen 2,800,600,0,10,0
*compared
angularz=.0.
radialz=100
xst=400
yst=250
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
stick spacez,15
if spacez=1:{
xst-25
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+25
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-25
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+25
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,250,100
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
await 2
if spacez!32:continue 0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
loop
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
contourradialz=radialz+50
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-2
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+2
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-2
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+2
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate-30,yst+ycoordinate-30
color 0,220,0
font "MS 明朝",60
mes "●"
pos xst+xcoordinatecontour-6,yst+ycoordinatecontour-6
color 220,0,0
font "MS 明朝",15
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
if comparecoun=0:{
comparingradialz=radialz+30}
if comparecoun=1:{
comparingradialz66=radialz+30}
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinate-30,yst+ycoordinate-30
color 0,220,0
font "MS 明朝",60
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
await 1500
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
gsel 2,1
spacez=0
angularz=.0.
radialz=100
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-2
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+2
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-2
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+2
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate,yst+ycoordinate
color 0,220,0
font "MS 明朝",2
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinate,yst+ycoordinate
color 0,166,66
font "MS 明朝",2
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
await 5000
comparecoun+
if comparecoun>=2:{goto *diameterz
stop}
gsel 2,1
goto *compared
stop
*diameterz
if comparingradialz>comparingradialz66:{
nicompareradialz=2*comparingradialz
nicompareradialz66=2*comparingradialz66
if nicompareradialz66=0:nicompareradialz66=2
nicomparedivisionz=.nicompareradialz./nicompareradialz66.
nidivisionz=.form1 "%10.2f",nicomparedivisionz
screen 25,260,100,0,200,50
color 255,255,255
boxf 0,0,260,100
pos 10,10
font "MS 明朝",16,1+16
color 10,10,220
mes "right optic disc "
mes ""+nidivisionz+" 倍"
}
if comparingradialz<=comparingradialz66:{
nicompareradialz=2*comparingradialz
nicompareradialz66=2*comparingradialz66
if nicompareradialz=0:nicompareradialz=2
nicomparedivisionz=.nicompareradialz66./nicompareradialz.
nidivisionz=.form1 "%10.2f",nicomparedivisionz
screen 25,260,100,0,200,50
color 255,255,255
boxf 0,0,260,100
pos 10,10
font "MS 明朝",16,1+16
color 10,10,220
mes "left optic disc "
mes ""+nidivisionz+" 倍"
}
stop
プログラムB
内側緑色円軌道により盲点最小面積輪郭を抽出
外側赤色円軌道により盲点最大面積輪郭を抽出、表示
#include "HspPlus4Include.as"
alloc comparingradialz,1000
alloc comparingradialz66,1000
width 260,100,200,66
screen 15,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
screen 2,800,600,0,10,0
*compared
angularz=.0.
radialz=100
xst=400
yst=250
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
stick spacez,15
if spacez=1:{
xst-25
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+25
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-25
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+25
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,250,100
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
await 2
if spacez!32:continue 0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
loop
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
contourradialz=radialz+50
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-2
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+2
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-2
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+2
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate-30,yst+ycoordinate-30
color 0,220,0
font "MS 明朝",60
mes "●"
pos xst+xcoordinatecontour-6,yst+ycoordinatecontour-6
color 220,0,0
font "MS 明朝",15
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
if comparecoun=0:{
comparingradialz=radialz+30}
if comparecoun=1:{
comparingradialz66=radialz+30}
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinate-30,yst+ycoordinate-30
color 0,220,0
font "MS 明朝",60
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
await 1500
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
gsel 2,1
spacez=0
angularz=.0.
radialz=100
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
contourradialz=radialz+50
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-2
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+2
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-2
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+2
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate-30,yst+ycoordinate-30
color 0,220,0
font "MS 明朝",60
mes "●"
pos xst+xcoordinatecontour-6,yst+ycoordinatecontour-6
color 220,0,0
font "MS 明朝",15
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinatecontour-6,yst+ycoordinatecontour-6
color 220,0,0
font "MS 明朝",15
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
await 1500
comparecoun+
if comparecoun>=2:{goto *diameterz
stop}
gsel 2,1
goto *compared
stop
*diameterz
if comparingradialz>comparingradialz66:{
nicompareradialz=2*comparingradialz
nicompareradialz66=2*comparingradialz66
if nicompareradialz66=0:nicompareradialz66=2
nicomparedivisionz=.nicompareradialz./nicompareradialz66.
nidivisionz=.form1 "%10.2f",nicomparedivisionz
;;nicomparepercent=.nicomparedivisionz-1
;;nicomparepercent100=.nicomparepercent*100
;;nicomparepercentd=.form1 "%10.0f",nicomparepercent100
screen 25,260,100,0,200,50
color 255,255,255
boxf 0,0,260,100
pos 10,10
font "MS 明朝",16,1+16
color 10,10,220
mes "right optic disc "
mes ""+nidivisionz+" 倍"
}
if comparingradialz<=comparingradialz66:{
nicompareradialz=2*comparingradialz
nicompareradialz66=2*comparingradialz66
if nicompareradialz=0:nicompareradialz=2
nicomparedivisionz=.nicompareradialz66./nicompareradialz.
nidivisionz=.form1 "%10.2f",nicomparedivisionz
screen 25,260,100,0,200,50
color 255,255,255
boxf 0,0,260,100
pos 10,10
font "MS 明朝",16,1+16
color 10,10,220
mes "left optic disc "
mes ""+nidivisionz+" 倍"
}
stop
プログラムC
検査の度盲点の位置を検出する場合
#include "HspPlus4Include.as"
width 260,100,200,66
screen 15,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
screen 2,800,600,0,10,0
xst=400
yst=250
radialz=100
angularz=.0.
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
stick spacez,15
if spacez=1:{
xst-25
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+25
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-25
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+25
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,250,100
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
await 2
if spacez!32:continue 0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
loop
*compared
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
radialz=radialz+25
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
contourradialz=radialz+26
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-5
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+5
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-5
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+5
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate-10,yst+ycoordinate-10
color 0,220,0
font "MS 明朝",20
mes "●"
pos xst+xcoordinatecontour-10,yst+ycoordinatecontour-10
color 220,0,0
font "MS 明朝",20
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinate-10,yst+ycoordinate-10
color colorz160,100+colord,66+colorz
font "MS 明朝",10
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
boxf xst-radialz,coun260,xst+radialz,coun260+5
coun260+6
await 1500
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
comparecoun+
if (colord150!150)and(colord100!2):colord+10
if colord>150:{
colord150=150
colord=0
}
if colord150=150:colorz+10
if colorz>=150:{
colord100=2
colorz=0
colord150=660
}
if colord100=2:colorz160+10
gsel 2,1
xst=400
yst=266
goto *compared
stop
プログラムD
検査時間と共に盲点位置、盲点直径が変動する状態をディスプレイに表示可能にする
#include "HspPlus4Include.as"
width 260,100,200,66
screen 15,800,600,0,10,0
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
screen 2,800,600,0,10,0
xst=400
yst=250
radialz=100
angularz=.0.
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
repeat 1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
stick spacez,15
if spacez=1:{
xst-25
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+25
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-25
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+25
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,250,100
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
await 2
if spacez!32:continue 0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
loop
*compared
gsel 2,1
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
radialz=radialz+25
repeat 1
angularzcompare=.form1 "%10.0f",angularz
int angularzcompare
if angularzcompare>=400:{
color 0,0,0
boxf 0,0,800,600
angularz=.0.
}
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.angularz+10.5
stick spacez,
getkey spacez72,72
getkey spacez66,66
if spacez72=1:{
radialz+
spacez72=0}
if spacez66=1:{
radialz-
if radialz<=0:radialz=0
spacez66=0
}
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
contourradialz=radialz+26
x66countour=.x66*contourradialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
xcoordinatecontour=.form1 "%10.0f",x66countour
int xcoordinatecontour
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
y66countour=.y66*contourradialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
ycoordinatecontour=.form1 "%10.0f",y66countour
int ycoordinatecontour
int xcoordinate
int ycoordinate
if spacez=1:{
xst-5
spacez=0
}
if spacez=4:{
xst+5
spacez=0
}
if spacez=2:{
yst-5
spacez=0}
if spacez=8:{
yst+5
spacez=0
}
pos xst-30,yst-30
color 100,50,200
font "MS 明朝",60,1+16
mes "*"
pos xst+xcoordinate-10,yst+ycoordinate-10
color 0,220,0
font "MS 明朝",20
mes "●"
pos xst+xcoordinatecontour-10,yst+ycoordinatecontour-10
color 220,0,0
font "MS 明朝",20
mes "●"
await 2
if spacez!32:continue 0
loop
gsel 15,1
color 0,0,220
font "MS 明朝",10
pos 400,266
mes "■"
angularz=.0.
repeat 1
angularz=.angularz+1.5
x66=.cosD angularz
x66radialz=.x66*radialz.
xcoordinate=.form1 "%10.0f",x66radialz
y66=.sinD angularz
y66radialz=.y66*radialz.
ycoordinate=.form1 "%10.0f",y66radialz
int xcoordinate
int ycoordinate
angularz600=.form1 "%10.0f",angularz
int angularz600
pos xst+xcoordinate-10,yst+ycoordinate-10
color colorz160,100+colord,66+colorz
font "MS 明朝",10
mes "●"
await 2
if angularz600<=400:continue 0
loop
boxf xst-radialz,coun260,xst+radialz,coun260+5
coun260+6
await 2
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
comparecoun+
if (colord150!150)and(colord100!2):colord+10
if colord>150:{
colord150=150
colord=160
}
if colord150=150:colorz+10
if colorz>=150:{
colord100=2
colorz=0
colord=0
colord150=660
}
if colord100=2:colorz160+10
gsel 2,1
goto *compared
stop
プログラム記述にはHsp言語を用いています。
Windows95程度の情報処理速度において作成されました。

0187

2 左右盲点直径比を計算表示
5検査時間増大と共に生じる、視覚認識における盲点位置移動並びに盲点直径変動
6被験者が凝視する固視標
14最大面積盲点輪郭を抽出する赤色円軌道
15垂直方向座標軸は時間、水平方向座標軸は盲点位置盲点直径を表す
垂直上方向は時間的に先
22最小面積盲点輪郭を抽出する緑色円軌道
25 盲点位置を検出する*印
30視標が小さい場合に抽出された盲点輪郭
36視野にゆがみのない円軌道
40 視標が大きい場合に抽出された盲点輪郭
62 視覚認識にゆがみを生じる盲点周辺領域

0188

従来型視野計は盲点特性の高速度検出に特化しておらず、盲点直径左右差などを計量表示できる機能を有していない。また、従来型視野計は視野検査時間内における盲点位置直径の変動を記録できる機能を有していない。

0189

本発明プログラムABCDは、間隙のある二つの円軌道視標を利用する方式により、盲点特性の数分以内の高速度検出を可能にする。盲点周辺に被験者が認識できる円軌道緑色視標からなるコロナ状分布をなるべく円周に均質に分布するよう円軌道位置、動径を被験者が調整する方式により結果は正確である。本発明プログラムABでは盲点直径の左右差を、例えば右目の盲点の大きさは左目の1.50倍であるなどと言うように、直観的な形でディスプレイに表示でき、緑内障検出などの観点から有用である。また、本発明プログラムDは、盲点の位置、直径規模が検査時間の増大と共に常に推移変動している状態をディスプレイに表示することに成功した。

0190

被験者が自らの視野欠損状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を限定的に選ぶことができ、検査時間を短縮しながら視野スキャンの解像度を増大させることを可能にする本発明プログラム

0191

本発明は、被験者が自らの視野欠損並びに視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を限定的に選び、検査時間を短縮しながら視野視覚機能スキャンの解像度を増大させること、並びに、検査範囲限局により短時間に得られた高解像度視野視覚機能スキャン結果図を蓄積的に合成利用することを図ったプログラムに関する。

0192

従来型視野計は視野検査範囲を被験者が選ぶ方式ではない。
従来型視野計による視野検査時間は非常に長く且非常に単調である。
従来型視野計検査の結果図は相当大雑把であり、被験者が視覚的に認識する暗点盲点の形状を忠実に反映しておらず、被験者の緑内障的特性の検出に失敗する場合がある。

0193

従来型視野計は視野検査範囲を被験者が選ぶ方式ではない。
従来型視野計は、検査範囲を限定しないため、検査結果図に十分な解像度が得られない。

0194

被験者は視野中心部分の他、自らの暗点盲点等の位置を視覚的にほとんど認識できないため、被験者は関心のある視野部分等の観点から目的を持って検査範囲を選ぶことが難しかった。
迅速且正確に検査範囲を選ぶことが簡単ではなかった。

0195

本発明は、被験者が自らの視野欠損状態並びに視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を限定的に選び、検査時間を短縮しながら視野視覚機能スキャンの解像度を増大させること、並びに、検査範囲限局により短時間検査により得られ、複数回の検査により蓄積された高解像度視野視覚機能スキャン結果図を合成利用することを目的としたプログラム。

0196

本発明プログラムは、まず被験者に自らの視野欠損並びに視覚機能低下状態を認識させるために、ディスプレイを適当な時間間隔で二色交互させる方式である。
適当な時間間隔でディスプレイ色の二色交互表示を行った場合、暗点、盲点の直径拡大部分等、視覚機能低下領域が、ディスプレイ色の変化に時間的に追従できず、残像として残り、結果、暗点、盲点の直径拡大部分等がディスプレイ上の色欠損として被験者に認識される現象を利用することにした。
視覚的に追従が難しい赤橙色黒色を利用すると、被験者は暗点盲点など視覚機能低下領域の形状をディスプレイ上に周辺視野を含めて相当詳しく見ることができる。

0197

本発明プログラムは固視標を移動させることができ、被験者は関心のある視野をディスプレイ中心付近に移動させることが可能である。関心のある視野がディスプレイ端に認識
される場合等に有用である。

0198

被験者にはディスプレイ上の色欠損として視覚的に認識されている被験者の視野状態を、再現可能な形で高解像度にコンピュータに記録するため、静的動的二視標利用の視野視覚機能スキャンを利用する。

0199

本発明プログラムでは、被験者はディスプレイ上に自らの視野欠損状態を見ながら固視標を移動させることができ、検査対象視野をディスプレイ中心に移動させることが可能であるため、盲点耳側部分等、検査対象がディスプレイに入りきらない場合等に有用である。
視野視覚機能スキャンのための検査範囲は、被験者が二色に交互するディスプレイ上に被験者の視野欠損を表すディスプレイ色欠損を見ながら、そのディスプレイ色欠損の中から関心のある例えば、暗点並びに暗点から盲点への接続部分などを直観的に分かりやすい「」印により囲むことにより選ぶ。
検査範囲は矩形であり、被験者はその左上端点を「印により決定。
次に検査範囲右下端点を」印により決定する。

0200

本発明プログラム視野視覚機能スキャンでは、被験者は検査側の目で固視標を凝視する。
固視標は固定型であり、静的動的二視標が水平方向に視野視覚機能のスキャンを行う。
一行スキャンを終えると次の行のスキャンが開始される。
行スキャンの逐次繰り返しにより、被験者が選んだ検査範囲の視覚機能程度、空間分離能程度を本発明プログラムはディスプレイ上に図示できる。
被験者がディスプレイ上に二視標を空間的に分離認識できる視標の間の距離をコンピュータが濃淡換算を行い、結果をディスプレイに表示できる。
例えば、空間分離能が大である場合は明るく、空間分離能が低い場合は暗くディスプレイに表示したりする。
視標の動きを視野に認識できた時、被験者はスペースキーを押す。
あるいは、二視標を視野に分離認識時に、被験者がスペースキーを押す方式により視野の視覚機能が逐次スキャンされる。
水平方向に間断なく視野視覚機能スキャンを行いながら、文字認識程度の空間分離能を検出、検査結果に反映させるために、被験者の視標認識に対する反応力成立する程度の
間、静的視標が静的視標動的視標の二視標になるまでに0.5s程度の待ち時間を設定してある。

0201

被験者が自らの視野欠損並びに視覚機能低下状態をディスプレイに見ながら、視野検査範囲を選ぶことを可能にする本発明プログラム。
適当な時間間隔でディスプレイ色の二色交互表示を行った場合、暗点、盲点直径拡大部分等、視覚機能低下領域が、ディスプレイ色の変化に時間的に追従できず、前の色が残像として残り、結果、暗点、盲点直径拡大部分等がディスプレイ上の色欠損として被験者に認識される。
本発明プログラムの方式は、特に被験者が、緑内障特徴を有する場合、網膜に錐体細胞密度低下部分を有する場合、強度近視である等のため盲点直径が増大している場合に有効である。
そのような状態にある被験者に視野欠損状態を認識させるためには、赤橙色、黒色の交互ディスプレイ表示が特に有効である。

0202

本発明プログラムの方式により、被験者は視野視覚機能低下部分の有無、視野欠損部分がある場合は、その形状、固視点との位置関係などをディスプレイ色の欠損から認識することができる。
視覚的に追従が難しい赤橙色黒色を利用すると、被験者は暗点盲点など視野欠損並びに視覚機能低下領域の形状をディスプレイ上に周辺視野を含めて相当詳しく見ることができる。
関心のある視野が明確になり、非常に簡単に視野視覚機能スキャン検査範囲を選ぶことができるようになる。

0203

被験者がディスプレイ上に自らの視野欠損状態を見ながら検査範囲を限定することができるため、検査時間を短縮しながら視野視覚機能スキャンの解像度を増大させることができる。
そのため、暗点盲点の形状、暗点盲点の接続部分の形状等がディスプレイ上に非常に詳
しく奇麗に再現記録される。
視野視覚機能能スキャンが動的視標を利用していることも視野検査を高速化している。

0204

本発明プログラムでは、検査範囲を限局することにより短時間に得られた高解像度視野視覚機能スキャン結果図を蓄積的に利用できる。
複数回に分けて行われた短時間検査結果の図をディスプレイに合成表示可能である。
短時間視野検査は被験者への負担が少ない。
被験者はディスプレイに表示されている前回検査までの結果の合成図と、被験者に視覚的に認識される暗点盲点の大きさ位置関係等を整合させることにより、ディスプレイから被験者までの距離合わせなどが可能であり、視野視覚機能スキャン図に対するその後の検査による合成ずれを低下させ得る。

0205

被験者は、検査側に反対側の視野は遮っておく。
まず本発明プログラムを実行すると、ディスプレイが赤橙色黒色二色交互表示を開始する。
被験者は、検査側の目により固視標を凝視する。
被験者は、自らの視野欠損並びに視覚機能低下部分をディスプレイ色欠損、ディスプレイ色退色として認識可能になる。
被験者がディスプレイ上に抽出しようと考える視野視覚機能低下の程度に応じて二色交互のディスプレイ色、交互表示の時間間隔をプログラム設定調整可能である。
本発明プログラムは固視標を移動させることができる。
被験者は、凝視している固視標を色々な位置に動かしてみることにより、視野に、他に視野欠損等、視覚機能低下部分がないかどうか簡単に確認検査することができる。
およそ検査対象視野がディスプレイの中心になるように固視標を移動した後、被験者はenterキーを押し、視野視覚機能スキャンを行うための固視標の位置を決定する。
次に、ディスプレイ固視標付近に「印が現れる。
被験者は固視標を凝視し続ける。
次に、被験者は視野視覚機能スキャン検査範囲を決定する。
検査範囲は矩形である。
被験者は、検査対象視野の左上端に「印を移動させる。
視野視覚機能スキャン始端の決定である。
enterキーを押すと、ディスプレイ上に」印が現れる。
被験者は検査対象視野の右下端に」印を移動させる。
enterキーを押すと、視野視覚機能スキャン終端の決定である。
例えば、被験者が暗点部分並びに暗点から盲点への接続部分を検査対象にしようとする場合、被験者は、二色交互ディスプレイに色欠損として認識できる暗点部分並びに暗点から盲点への接続部分を「」で囲むように選ぶことにより検査範囲が決定される。
次にディスプレイには高速度スキャンか低速度スキャンかを選ばせる表示が現れている。
広範囲視野検査には高速度スキャンを利用する。
動的視標移動速度が低速度スキャンの2倍に設定されている。
しかし局所的視野検査、視野欠損部分あるいは視覚機能低下部分の詳しい空間分離能構造を知りたい場合は、低速度スキャンを選ぶ。
視野視覚機能スキャンは静的視標動的視標の双方を利用するものである。
動的視標は水平右方向に一定速度で移動する。
被験者が、視野に視標の動きを認識することが可能になった時か、あるいは、視野に二視標を認識することが可能になった時、スペースキーを押すことにより、被験者の視野から空間分離能を抽出する方式である。
被験者がスペースキーを押すことにより、動的視標は静的視標になり視野のその位置での空間分離能を記録する。
視標の変化に対する被験者の反応が可能な0.5s程度の時間間隔の後、静的視標は表示され続けた状態で、その位置から動的視標が右水平方向に一定速度で移動を開始する。
視野視覚機能スキャンは検査範囲が矩形である。
検査範囲矩形の左端において静的視標を被験者が視標認識可能な程度の時間表示させた後、その静的視標は表示し続け、その位置から動的視標を右方向にスキャン移動させるようにプログラムすることも可能である。
動的視標の動き、あるいは静的視標、動的視標の二視標を視野に認識可能になった時に被験者がスペースキーを押すことにより、それまでの静的視標はディスプレイから消え、静的視標動的視標の間の距離を視野のその位置での空間分離能としてディスプレイ上に記録を行い、動的視標はスペースキーが押された位置で静的視標になり、被験者が視標の変化を認識可能になる0.5s程度の一定時間後にその位置から動的視標が右方向に移動スキャンを再開する方式である。
被験者が選んだ検査範囲に対する視野視覚機能スキャンを終え、検査結果の視野視覚機能濃淡図をディスプレイに表示した後、プログラムは再度視野検査を行うかどうかに関する表示をディスプレイに行う。被験者は、続けて視野検査を行うことが可能である。被験者は、視野の異なる範囲を検査対象として選ぶこともできる。
その視野視覚機能スキャン結果図を、それまでのスキャン結果図の上に合成することができる。
被験者に負担の少ない短時間検査で得られる局所的視野視覚機能スキャン濃淡図から全視野的視覚機能スキャン濃淡図を合成できる。
前回までの視野検査結果を保存、今回の検査結果をそれに対して合成するようにプログラムすることも可能である。

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