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技術 車両用ピンスライド型ディスクブレーキ

出願人 日信工業株式会社
発明者 駒津宏憲増田千尋芦田克彦
出願日 2007年11月20日 (12年8ヶ月経過) 出願番号 2007-299993
公開日 2009年6月11日 (11年1ヶ月経過) 公開番号 2009-127646
状態 未査定
技術分野 自転車用制動装置 ブレーキ装置
主要キーワード 外径減少 けた座面 ボルト孔周囲 取付腕 ホームベース状 連結腕 断面楕円形状 ディスク回
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年6月11日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

簡単な構造で制動時に制動トルクによってキャリパボディが変形することがあっても、キャリパボディの摺動性を確保することのできる車両用ピンスライド型ディスクブレーキを提供する。

解決手段

キャリパブラケット3にスライドピン4の取付腕5bを設け、取付腕5bに取付ボルト6によってスライドピン4を突設する。キャリパボディ5にスライドピン4を移動可能に収容するガイド孔3bを備えたキャリパ支持腕3aを設ける。取付腕5bに平面視ホームベース状五角形のスライドピン4の取付座4aの嵌入部5gを設ける。前記取付座4aを嵌入部5gよりも僅かに小さい五角形状に形成し、嵌入部5gの最も長い辺5h(凸部)と、取付座4aの長辺部4d(凹部)で位置決め部を構成する。スライドピン4を取付腕5bに装着した状態で、車両前進時におけるディスク回出側面と、ディスク回入側面とに外径減少部となる面取り部4e,4fを形成する。

概要

背景

車両用ピンスライド型ディスクブレーキでは、キャリパボディスライドピン突設し、キャリパブラケットにこのスライドピンを移動可能に収容する袋状のガイド孔を備えたキャリパ支持腕を設け、スライドピンの案内によりキャリパボディをディスク軸方向へ移動可能に設けている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−257164号公報

概要

簡単な構造で制動時に制動トルクによってキャリパボディが変形することがあっても、キャリパボディの摺動性を確保することのできる車両用ピンスライド型ディスクブレーキを提供する。キャリパブラケット3にスライドピン4の取付腕5bを設け、取付腕5bに取付ボルト6によってスライドピン4を突設する。キャリパボディ5にスライドピン4を移動可能に収容するガイド孔3bを備えたキャリパ支持腕3aを設ける。取付腕5bに平面視ホームベース状五角形のスライドピン4の取付座4aの嵌入部5gを設ける。前記取付座4aを嵌入部5gよりも僅かに小さい五角形状に形成し、嵌入部5gの最も長い辺5h(凸部)と、取付座4aの長辺部4d(凹部)で位置決め部を構成する。スライドピン4を取付腕5bに装着した状態で、車両前進時におけるディスク回出側面と、ディスク回入側面とに外径減少部となる面取り部4e,4fを形成する。

目的

そこで本発明は、簡単な構造で制動時に制動トルクによってキャリパブラケットが変形し、ガイド孔に対してスライドピンが傾いた状態となっても、キャリパボディの摺動性を確保することのできる車両用ピンスライド型ディスクブレーキを提供することを目的としている。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ディスクロータの外側を跨いで配設されるキャリパボディに一対のスライドピン取付腕を設け、該取付腕に取付ボルトによって前記スライドピンを突設し、ディスクロータの一側部で車体に固設されるキャリパブラケットに、前記スライドピンを移動可能に収容するガイド孔を備えたキャリパ支持腕を設け、前記キャリパボディを前記スライドピンの案内によってディスク軸方向へ移動可能に支持する車両用ピンスライド型ディスクブレーキにおいて、前記スライドピン基端側のボルト孔周囲と前記取付腕のボルト挿通孔周囲とに、スライドピンの周方向位置決めを行う位置決め部をそれぞれ形成するとともに、スライドピンのガイド孔内を摺動する摺動軸部には、前記スライドピンを取付腕に装着した状態で、少なくとも、車両前進時におけるディスク回出側面と、ディスク回入側先端面とに外径減少部を備え、該外径減少部と前記ガイド孔との間に隙間を設けたことを特徴とする車両用ピンスライド型ディスクブレーキ。

請求項2

前記外径減少部は、前記スライドピンを取付腕に装着した状態で、前記摺動軸部の車両前進時におけるディスク回出側とディスク回入側とをディスク半径方向に面取りして形成されることを特徴とする請求項1記載の車両用ピンスライド型ディスクブレーキ。

請求項3

前記スライドピンの基端に取付座を、前記取付腕に前記取付座を嵌入させる嵌入部をそれぞれ設け、前記位置決め部は、前記取付座の外周部に形成した凹部と、前記嵌入部に形成した凸部との組み合わせで構成され、前記位置決め部は、前記取付座と前記嵌入部の少なくともディスク回出側とディスク回入側の何れか一方に対応して設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用ピンスライド型ディスクブレーキ。

技術分野

0001

本発明は、自動車や自動二・三輪車等の車両に搭載されるピンスライド型車両用ディスクブレーキ係り、詳しくはキャリパボディディスク軸方向へ案内するスライドピンの構造に関する。

背景技術

0002

車両用ピンスライド型ディスクブレーキでは、キャリパボディにスライドピンを突設し、キャリパブラケットにこのスライドピンを移動可能に収容する袋状のガイド孔を備えたキャリパ支持腕を設け、スライドピンの案内によりキャリパボディをディスク軸方向へ移動可能に設けている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−257164号公報

発明が解決しようとする課題

0003

上述の特許文献1のようなピンスライド型ディスクブレーキでは、摩擦パッドからの制動トルクをキャリパブラケットに設けたキャリパ支持腕で受けることから、大きな制動トルクによりキャリパ支持腕がディスク回出側に変形し、車体取付側となるキャリパ支持腕の基端側に比べて、反車体取付側となるキャリパ支持腕の先端側がディスク回出側に変形することから、ガイド孔に対してスライドピンが傾いた状態となり、ガイド孔とスライドピンとが強く点接触した状態で摺動し、キャリパボディの摺動性が低下する虞があった。

0004

そこで本発明は、簡単な構造で制動時に制動トルクによってキャリパブラケットが変形し、ガイド孔に対してスライドピンが傾いた状態となっても、キャリパボディの摺動性を確保することのできる車両用ピンスライド型ディスクブレーキを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0005

上記目的を達成するため第1の発明は、ディスクロータの外側を跨いで配設されるキャリパボディに一対のスライドピンの取付腕を設け、該取付腕に取付ボルトによって前記スライドピンを突設し、ディスクロータの一側部で車体に固設されるキャリパブラケットに、前記スライドピンを移動可能に収容するガイド孔を備えたキャリパ支持腕を設け、前記キャリパボディを前記スライドピンの案内によってディスク軸方向へ移動可能に支持する車両用ピンスライド型ディスクブレーキにおいて、前記スライドピン基端側のボルト孔周囲と前記取付腕のボルト挿通孔周囲とに、スライドピンの周方向位置決めを行う位置決め部をそれぞれ形成するとともに、スライドピンのガイド孔内を摺動する摺動軸部には、前記スライドピンを取付腕に装着した状態で、少なくとも、車両前進時におけるディスク回出側面と、ディスク回入側先端面とに外径減少部を備え、該外径減少部と前記ガイド孔との間に隙間を設けたことを特徴としている。

0006

第2の発明では、前記外径減少部は、前記スライドピンを取付腕に装着した状態で、前記摺動軸部の車両前進時におけるディスク回出側とディスク回入側とをディスク半径方向に面取りして形成されることを特徴としている。

0007

第3の発明では、前記スライドピンの基端に取付座を、前記取付腕に前記取付座を嵌入させる嵌入部をそれぞれ設け、前記位置決め部は、前記取付座の外周部に形成した凹部と、前記嵌入部に形成した凸部との組み合わせで構成され、前記位置決め部は、前記取付座と前記嵌入部の少なくともディスク回出側とディスク回入側の何れか一方に対応して設けられることを特徴としている。

発明の効果

0008

本発明の車両用ピンスライド型ディスクブレーキによれば、スライドピン基端側のボルト孔周囲と取付腕のボルト挿通孔周囲とに、スライドピンの位置決め部を形成していることから、スライドピンがガイド孔に挿入される方向が決まる。さらに、車両前進時において、少なくともスライドピンのディスク回出側面及びディスク回入側先端面と、ガイド孔との間に隙間が形成されることから、制動時にキャリパ支持腕が大きな制動トルクを受け、車体反取付け側のキャリパ支持腕の先端側がディスク回出方向に変形し、ガイド孔に対してスライドピンが傾いた状態となっても、ガイド孔とスライドピンが強く点接触した状態で摺動することを防止でき、キャリパボディの摺動性を確保することができる。また、車両後退時における制動時には、車両前進時ほどキャリパブラケットに大きな制動トルクが掛からないことから、少なくともスライドピンのディスク回出側面とディスク回入側先端面とに外径減少部を備えていればよい。

0009

さらに、外径減少部を摺動軸部のディスク回出側とディスク回入側とを面取りして形成することにより、外径減少部を簡単に形成することができるとともに、ディスク半径方向に形成することから、外径減少部がディスク回転方向に直交し、より効果的にキャリパボディの摺動性を確保することができる。

0010

また、位置決め部をスライドピンの取付座外周部に形成した凹部と、取付腕に設けた座面の嵌入部に形成した凸部との組み合わせとし、少なくともディスク回出側面とディスク回入側面の何れか一方に設けることにより、簡単な構造でスライドピンを良好に組み付けることができる。

発明を実施するための最良の形態

0011

図1乃至図6は本発明の車両用ピンスライド型ディスクブレーキの第1形態例を示すもので、図1は摩擦パッド新品時における非制動状態ディスクブレーキの要部断面平面図、図2はディスクブレーキの要部拡大断面図、図3図2のIII-III断面図、図4図2のIV-IV断面図、図5図1のV-V断面図、図6図5のVI−VI断面図である。なお、図中の矢印Aは、車両前進走行時のディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスクブレーキ回入側回出側とは、車両前進走行時の場合とする。

0012

ピンスライド型のディスクブレーキ1は、ディスクロータ2の一側部で車体に固設されるキャリパブラケット3に、ディスクロータ2の外周をディスク軸方向へ延びる一対のキャリパ支持腕3a,3aを延設し、両キャリパ支持腕3a,3aに、一対のスライドピン4,4を介して、キャリパボディ5をディスク軸方向へ移動可能に支持するもので、各スライドピン4は、キャリパボディ5の作用部5aの両側へ突出する取付腕5b,5bに、それぞれ取付ボルト6によって突設され、また、各キャリパ支持腕3aには、このスライドピン4をスライド可能に収容する袋状のガイド孔3bがそれぞれ形成されている。

0013

キャリパブラケット3は、ディスクロータ2の一側部で車体取付部3c,3cに挿通される固定ボルトを、車体(何れも図示せず)にねじ止めして固着されており、キャリパブラケット3の両端には、ディスクロータ2の外側を跨いでキャリパボディ5のブリッジ部5cのディスクロータ回入側と回出側とを挟みながら、作用部5a方向へ突出する前記一対のキャリパ支持腕3a,3aが延設されている。また、キャリパ支持腕3a,3aの対向面には、制動トルクを受けるトルク受段部3d,3dが形成されるとともに、キャリパ支持腕3a,3aの車体反取付け側は、連結腕3eで連結されている。

0014

キャリパボディ5は、ディスクロータ2の両側に対向配置される作用部5a及び反作用部5dと、キャリパ支持腕3a,3aの間でディスクロータ2の外周を跨いでこれらを連結するブリッジ部5cとからなっている。作用部5aには、上述の取付腕5b,5bと、ピストン7が収容されるシリンダ孔8と、該シリンダ孔8の底部に画成される液圧室9が設けられ、また、反作用部5dには、反力爪5e,5eが設けられている。ピストン7と反力爪5eとの間には、一対の摩擦パッド10,10が、ディスクロータ2を挟んで対向配置されている。

0015

摩擦パッド10は、ディスクロータ2の側面と摺接するライニング11と、キャリパ支持腕3a,3aに形成される金属製の裏板12とからなっている。裏板12の両側部には、耳片12a,12aが突設されており、各摩擦パッド10は、耳片12a,12aをキャリパ支持腕3a,3aのトルク受段部3d,3dに係止して、トルク受段部3d,3d上をディスク軸方向へスライド可能に吊持されている。

0016

各取付腕5bの先端にはボルト孔5fがディスク軸方向に貫通形成され、ボルト孔5fの周囲には、スライドピン4の取付座4aの嵌入部5gが形成されている。嵌入部5gは、平面視ホームベース状五角形状に形成され、ディスク回出側の嵌入部5gでは、ディスク回入側に最も長い辺5h(本発明の凸部)が形成され、ディスク回入側の嵌入部5gでは、ディスク回出側の最も長い辺5hが形成される。

0017

各スライドピン4は、ガイド孔3b内を摺動する先端側の摺動軸部4bと、該摺動軸部4bよりも大径の固定軸部4cとをそれぞれ備え、固定軸部4cの基端側には、前記取付腕5bへの取付座4aが形成されている。取付座4aは、前記嵌入部5gと同一形状で、嵌入部5gよりも僅かに小さい五角形状に形成され、摺動軸部4bには、取付座4aの最も長い長辺部4d(本発明の凹部)と同一軸線上に、軸方向の第1面取り部4eが、該第1面取り部4eと対向する面に、第2面取り部4fがそれぞれ形成されている。また、固定軸部4cには、取付座4aの基端面に開口する雌ねじ孔4gが形成されている。本形態例では、取付座4aの最も長い長辺部4dと、嵌入部5gの最も長い辺5hとで位置決め部が構成される。

0018

ディスク回出側のスライドピン4は、長辺部4dをディスク回入側に向けて、取付座4aをディスク回出側の取付腕5bの嵌入部5gに嵌入し、長辺部4dを嵌入部5gの最も長い辺5hに当接させ、取付ボルト6を取付腕5bのボルト孔5fに反ディスクロータ側から差し込み、スライドピン4の雌ねじ孔4gに螺着させることにより、ディスク回出側の取付腕5bに突設される。また、ディスク回入側のスライドピン4は、長辺部4dをディスク回出側に向けて、取付座4aをディスク回入側の取付腕5bの嵌入部5gに嵌入し、取付ボルト6を取付腕5bのボルト孔5fに反ディスクロータ側から差し込み、スライドピン4の雌ねじ孔4gに螺着させることにより、ディスク回入側の取付腕5bに突設される。

0019

キャリパボディ5に取り付けられたスライドピン4,4は、キャリパブラケット3のガイド孔3bにそれぞれ挿通され、各ガイド孔3b,3bの開口部近傍と、スライドピン4,4の固定軸部4c,4cの外周部との間に、蛇腹状のダストブーツ13,13がそれぞれ装着される。

0020

このようなスライドピン4,4の取り付けにより、各スライドピン4の第1面取り部4eと第2面取り部4fとが、ディスク中心とキャリパボディ中心とを通る中心線L1に対して平行方向に配置され、これに伴って、各ガイド孔3bの内周面と、各スライドピン4の第1面取り部4eと第2面取り部4fとの間に、ディスク軸方向の隙間Eが形成される。

0021

このように形成されたディスクブレーキ1では、図示しない周知の液圧マスタシリンダで発生した液圧が、液圧室9に供給されると、ピストン7がシリンダ孔8をディスクロータ方向へ前進して、一方の摩擦パッド10をディスクロータ2の一側面へ押圧する。次に、この反作用によって、キャリパボディ5がスライドピン4,4に案内されながら、作用部5a方向へ移動していき、反作用部5dの反力爪5eが、他方の摩擦パッド10をディスクロータ2の他側面へ押圧して制動作用が行われる。

0022

制動時の摩擦パッド10,10は、ディスクロータ2とライニング11との摺接によってディスク回出方向へ引き摺られ、各裏板12のディスク回出側の側端面が、トルク受段部3d,3dと当接して、摩擦パッド10,10に発生した制動トルクT1がディスク回出側のキャリパ支持腕3aに伝達されていく。

0023

大きな制動トルクT1によって、キャリパ支持腕3aの、車体取付部3c,3cから遠い位置にある車体反取付け側が、ディスク回出方向へ傾き、ガイド孔3b,3b内でスライドピン4,4が傾くことがあったとしても、図2に示されるように、スライドピン4の第1面取り部4e及び第2面取り部4fと、ガイド孔3bの内周面との間にディスク軸方向の隙間Eがそれぞれ形成されていることから、ディスク回入側の先端部P1とガイド孔3bとが強く点接触することがない。

0024

また、スライドピン4のディスク回出側では、ガイド孔3bのディスク回出側角部P2の位置に、第2面取り部4fが配置され、制動時に摺動軸部4bがガイド孔3bの開口側に摺動しても、ディスク回出側角部P2と摺動軸部4bのディスク回出側とが強く点接触することがない。さらに、前記第2面取り部4fと固定軸部4cとの間に形成される段部P3の位置が、常にダストブーツ13の内周側に位置し、ガイド孔3b内に進入することがないことから、ダストブーツ13が段部P3に伴ってガイド孔3b内に押し込まれる虞がなく、いわゆる喰われの発生を防止できる。

0025

これにより、キャリパボディ5の摺動性を確保することができ、常に良好な制動力を得ることができる。また、ディスク回出側と回入側の外周面を同じように面取りして第1面取り部4eと第2面取り部4fとを形成することから、ディスク回入側のスライドピン4とディスク回出側のスライドピン4とを同一形状にすることができ、各スライドピン4は、回出側、回入側のどちらの取付腕5bに装着しても差し支えなく組み付け性の向上を図ることができる。

0026

図7は本発明の第2形態例を示すディスクブレーキの要部断面図で、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。

0027

本形態例では、スライドピン4は、スライドピン4を取付腕5bに装着した状態で、ディスク回出側とディスク回入側とをディスク半径方向に面取りして、第1面取り部4hと第2面取り部4iとが形成されている。これにより、ガイド孔3bと第1面取り部4hと第2面取り部4iとの間に、ディスク回転方向と直交する方向の隙間Eがそれぞれ形成され、より有効にキャリパボディの摺動性を確保することができる。

0028

図8及び図9は本発明の第3形態例を示すもので、図8はディスクブレーキの要部拡大断面図、図9図8のIX-IX断面図で、第1形態例と同様の構成要素を示すものには、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。

0029

本形態例では、キャリパボディ5の各取付腕5bに、ボルト孔5fよりもシリンダ孔8側に、ディスク軸方向の凸部5iが、各スライドピン4の取付座4aには、該取付座4aの一部を切り欠いて凹部4jがそれぞれ形成され、該凹部4jと前記凸部5iとで位置決め部が構成されている。スライドピン4の摺動軸部4bには、前記凹部4jと同一軸線上に、軸方向の第1面取り部4eが、該第1面取り部4eと対向する面に、第2面取り部4fがそれぞれ形成されている。このように形成することにより、簡単な構造で凹部4jと凸部5iとを形成することができ、コストを低減させることができる。

0030

なお、本発明は上述の各形態例のように、ディスク回出側及びディスク回入側に配設される外径減少部を、それぞれ軸方向の面取り部とするものに限らず、ディスク回出側の外径減少部を軸方向に形成し、ディスク回入側の外径減少部を摺動軸の先端部のみに形成するものでも差し支えない。また、外径減少部は、断面円形状のスライドピンの摺動軸部を面取りして形成されるものに限らず、摺動軸部を断面楕円形状に形成して、外径減少部を形成するものでもよい。さらに本発明は、多ポットのピンスライド型ディスクブレーキにも適用することができる。

図面の簡単な説明

0031

本発明の第1形態例を示す摩擦パッド新品時における非制動状態のディスクブレーキの要部断面平面図である。
同じくディスクブレーキの要部拡大断面図である。
図2のIII-III断面図である。
図2のIV-IV断面図である。
図1のV-V断面図である。
図5のVI−VI断面図である。
本発明の第2形態例を示すディスクブレーキの要部断面図である。
本発明の第3形態例を示すディスクブレーキの要部拡大断面図である。
図8のIX-IX断面図である。

符号の説明

0032

1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3b…ガイド孔、3c…車体取付部、3d…トルク受段部、3e…連結腕、4…スライドピン、4a…取付座、4b…摺動軸部、4c…固定軸部、4d…長辺部、4e…第1面取り部、4f…第2面取り部、4g…雌ねじ孔、4h…第1面取り部、4i…第2面取り部、4j…凹部、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…取付腕、5c…ブリッジ部、5d…反作用部、5e…反力爪、5f…ボルト孔、5g…嵌入部、5h…最も長い辺、5i…凸部、6…取付ボルト、7…ピストン、8…シリンダ孔、9…液圧室、10…摩擦パッド、11…ライニング、11…裏板、12a…耳片、13…ダストブーツ、L1…ディスク中心とキャリパボディ中心とを通る中心線

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