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技術 スロットルバルブとその製造方法

出願人 木森俊之藤井孝雄
発明者 木森俊之藤井孝雄
出願日 2007年10月11日 (13年1ヶ月経過) 出願番号 2007-265048
公開日 2009年4月30日 (11年7ヶ月経過) 公開番号 2009-092024
状態 特許登録済
技術分野 絞り弁の制御および操作手段との関連機構等 板の接続 スナップ・バヨネット・止めピン・止め輪
主要キーワード 差込み位置 止着溝 略半円柱形状 円柱側面 スナップピン 丸棒形状 止着孔 割りピン
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (19)

課題

スロットルボディ吸気通路内におけるスロットルシャフトバルブプレートとの固定作業を容易に行い得るスロットルバルブとその製造方法を提供すること。

解決手段

互いに対向する複数の段差部が形成されたバルブプレート3をスロットルボディ1の吸気通路11内に挿入し、次に、割り溝が形成されたスロットルシャフト2を差し通すことによって、バルブプレート3を複数の段差部間においてスロットルシャフト2の割り溝内に挿入し、次に、スロットルシャフト2の先端部側の割り溝内にスペーサ4を挿入し、そして、止め輪5によってスロットルシャフト2とスペーサ4とを固定するようにした。

概要

背景

内燃機関気化器等に使用されるスロットルバルブは、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、このスロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、吸気通路を横切るスロットルシャフトと、このスロットルシャフトに固定され、スロットルシャフトの回動動作に応じて吸気通路を開閉するバルブプレートと、から構成されている。

したがって、従来のスロットルバルブは、その製造工程において、スロットルボディの吸気通路内のスロットルシャフトにバルブプレートを固定しなければならず、固定作業に手間がかかる難点があった。なお、現在までに、バルブプレートの固定作業を容易化するスロットルバルブとして、下記の特許文献1に記載のものが知られている。
実開昭64−15736号公報

概要

スロットルボディの吸気通路内におけるスロットルシャフトとバルブプレートとの固定作業を容易に行い得るスロットルバルブとその製造方法を提供すること。互いに対向する複数の段差部が形成されたバルブプレート3をスロットルボディ1の吸気通路11内に挿入し、次に、割り溝が形成されたスロットルシャフト2を差し通すことによって、バルブプレート3を複数の段差部間においてスロットルシャフト2の割り溝内に挿入し、次に、スロットルシャフト2の先端部側の割り溝内にスペーサ4を挿入し、そして、止め輪5によってスロットルシャフト2とスペーサ4とを固定するようにした。

目的

本発明は、従来のスロットルバルブに上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、スロットルボディの吸気通路内におけるスロットルシャフトとバルブプレートとの固定作業を頗る容易に行い得るスロットルバルブとその製造方法を提供することを技術的課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブであって、前記スロットルシャフトの軸方向の中程部から先端部にかけて割り溝が形成され、前記バルブプレートの片面又は両面に、互いに対向する複数の段差部が形成され、当該バルブプレートが前記複数の段差部間において、前記スロットルシャフトの中程部の割り溝内に挿入されており、前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝内に、該割り溝の隙間間隔と同じ大きさの厚みを有し、かつ、その厚み面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成するスペーサが挿入され、当該スペーサが前記スロットルシャフトの割り溝内に挿入された状態で、該スロットルシャフトの先端部側が前記スロットルボディの一方の軸受孔に軸受けされていることを特徴としたスロットルバルブ。

請求項2

吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブであって、前記スロットルシャフトの軸方向の中程部から先端部にかけて挿嵌部が形成され、前記バルブプレートに挿嵌孔が開設され、前記スロットルシャフトの中程部の挿嵌部が前記バルブプレートの挿嵌孔に挿嵌されており、前記スロットルシャフトの先端部側の挿嵌部に、外周面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成するスペーサが配設され、当該スペーサが前記スロットルシャフトの挿嵌部に配設された状態で、該スロットルシャフトの先端部側が前記スロットルボディの一方の軸受孔に軸受けされていることを特徴としたスロットルバルブ。

請求項3

前記スロットルシャフトの先端部側の外周面に止着溝が形成され、前記スペーサに止着凹部が形成され、該止着溝と該止着凹部とに止め輪が嵌合されることによって前記スロットルシャフトの先端部側に前記スペーサが固定されていることを特徴とした請求項1または請求項2記載のスロットルバルブ。

請求項4

吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブの製造方法であって、互いに対向する複数の段差部が片面又は両面に形成された前記バルブプレートを、前記スロットルボディの吸気通路内に挿入し、次いで、軸方向の中程部から先端部にかけて割り溝が形成された前記スロットルシャフトを前記スロットルボディの軸受孔に差し通すことによって、前記バルブプレートを前記複数の段差部間において前記スロットルシャフトの中程部の割り溝内に挿入し、次いで、前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝の隙間間隔と同じ大きさの厚みを有し、かつ、その厚み面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成し得るスペーサを、前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝内に挿入し、そして、前記スロットルシャフトの先端部側において、前記スロットルシャフトと前記スペーサとを固定することを特徴としたスロットルバルブの製造方法。

請求項5

吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブの製造方法であって、挿嵌孔が開設された前記バルブプレートを、前記スロットルボディの吸気通路内に挿入し、次いで、軸方向の中程部から先端部にかけて挿嵌部が形成された前記スロットルシャフトを前記スロットルボディの軸受孔に差し通すことによって、該スロットルシャフトの中程部の挿嵌部を前記バルブプレートの挿嵌孔に挿嵌し、次いで、外周面が前記スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成し得るスペーサを、前記スロットルシャフトの先端部側の挿嵌部に配設し、そして、前記スロットルシャフトの先端部側において、前記スロットルシャフトと前記スペーサとを固定することを特徴としたスロットルバルブの製造方法。

請求項6

前記スロットルシャフトの先端部側の外周面に形成された止着溝と、前記スペーサに形成された止着凹部とに止め輪を嵌合することによって、前記スロットルシャフトの先端部側に前記スペーサを固定することを特徴とした請求項4または請求項5記載のスロットルバルブの製造方法。

技術分野

0001

本発明は、例えば内燃機関気化器等に使用されるスロットルバルブとその製造方法に関する。

背景技術

0002

内燃機関の気化器等に使用されるスロットルバルブは、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、このスロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、吸気通路を横切るスロットルシャフトと、このスロットルシャフトに固定され、スロットルシャフトの回動動作に応じて吸気通路を開閉するバルブプレートと、から構成されている。

0003

したがって、従来のスロットルバルブは、その製造工程において、スロットルボディの吸気通路内のスロットルシャフトにバルブプレートを固定しなければならず、固定作業に手間がかかる難点があった。なお、現在までに、バルブプレートの固定作業を容易化するスロットルバルブとして、下記の特許文献1に記載のものが知られている。
実開昭64−15736号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、従来のスロットルバルブに上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、スロットルボディの吸気通路内におけるスロットルシャフトとバルブプレートとの固定作業を頗る容易に行い得るスロットルバルブとその製造方法を提供することを技術的課題とする。

課題を解決するための手段

0005

本発明は、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブであって、
前記スロットルシャフトの軸方向の中程部から先端部にかけて割り溝が形成され、前記バルブプレートの片面又は両面に、互いに対向する複数の段差部が形成され、当該バルブプレートが前記複数の段差部間において、前記スロットルシャフトの中程部の割り溝内に挿入されており、
前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝内に、該割り溝の隙間間隔と同じ大きさの厚みを有し、かつ、その厚み面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成するスペーサが挿入され、当該スペーサが前記スロットルシャフトの割り溝内に挿入された状態で、該スロットルシャフトの先端部側が前記スロットルボディの一方の軸受孔に軸受けされていることを特徴としている。

0006

また、本発明は、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブであって、
前記スロットルシャフトの軸方向の中程部から先端部にかけて挿嵌部が形成され、前記バルブプレートに挿嵌孔が開設され、前記スロットルシャフトの中程部の挿嵌部が前記バルブプレートの挿嵌孔に挿嵌されており、
前記スロットルシャフトの先端部側の挿嵌部に、外周面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成するスペーサが配設され、当該スペーサが前記スロットルシャフトの挿嵌部に配設された状態で、該スロットルシャフトの先端部側が前記スロットルボディの一方の軸受孔に軸受けされていることを特徴としている。

0007

更にまた、本発明は、前記スロットルシャフトの先端部側の外周面に止着溝が形成され、前記スペーサに止着凹部が形成され、該止着溝と該止着凹部とに止め輪が嵌合されることによって前記スロットルシャフトの先端部側に前記スペーサが固定されていることを特徴としている。

0008

更にまた、本発明は、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブの製造方法であって、
互いに対向する複数の段差部が片面又は両面に形成された前記バルブプレートを、前記スロットルボディの吸気通路内に挿入し、次いで、軸方向の中程部から先端部にかけて割り溝が形成された前記スロットルシャフトを前記スロットルボディの軸受孔に差し通すことによって、前記バルブプレートを前記複数の段差部間において前記スロットルシャフトの中程部の割り溝内に挿入し、次いで、前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝の隙間間隔と同じ大きさの厚みを有し、かつ、その厚み面が該スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成し得るスペーサを、前記スロットルシャフトの先端部側の割り溝内に挿入し、そして、前記スロットルシャフトの先端部側において、前記スロットルシャフトと前記スペーサとを固定することを特徴としている。

0009

更にまた、本発明は、吸気通路および軸受孔を有するスロットルボディと、該スロットルボディの軸受孔に回動可能に軸受けされ、前記吸気通路を横切るスロットルシャフトと、該スロットルシャフトに固定され、該スロットルシャフトの回動動作に応じて前記吸気通路を開閉するバルブプレートと、を備えたスロットルバルブの製造方法であって、
挿嵌孔が開設された前記バルブプレートを前記スロットルボディの吸気通路内に挿入し、次いで、軸方向の中程部から先端部にかけて挿嵌部が形成された前記スロットルシャフトを前記スロットルボディの軸受孔に差し通すことによって、該スロットルシャフトの中程部の挿嵌部を前記バルブプレートの挿嵌孔に挿嵌し、次いで、外周面が前記スロットルシャフトの外周面とともに一つの円柱側面形状を形成し得るスペーサを、前記スロットルシャフトの先端部側の挿嵌部に配設し、そして、前記スロットルシャフトの先端部側において、前記スロットルシャフトと前記スペーサとを固定することを特徴としている。

0010

更にまた、本発明は、前記スロットルシャフトの先端部側の外周面に形成された止着溝と、前記スペーサに形成された止着凹部とに止め輪を嵌合することによって、前記スロットルシャフトの先端部側に前記スペーサを固定することを特徴としている。

発明の効果

0011

本発明に係るスロットルバルブによれば、スロットルシャフトを差し通す際に、複数の段差部によって、或いは、挿嵌孔によって、バルブプレートの位置決めを容易に行うことができるので、吸気通路内におけるスロットルシャフトとバルブプレートとの固定作業を頗る容易に行うことができる。

0012

しかも、スペーサが、スロットルシャフトの先端部側の割り溝内に隙間なく挿入された状態で、或いは、スロットルシャフトの先端部側の挿嵌部に隙間なく配設された状態で、スロットルシャフトの先端部側がスロットルボディの軸受孔に軸受けされるので、スロットルシャフトの先端部側において強度を維持することができると同時に軸受部気密性を確保することができる。

0013

また、スロットルシャフトに形成された止着溝と、スペーサに形成された止着凹部とに止め輪を嵌合すれば、部品点数の増加を伴うことなく極めて簡素な構成でスロットルシャフトの先端部側にスペーサを固定することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本実施形態のスロットルバルブ100とその製造方法について、図1図8を参照しながら詳しく説明する。

0015

図1図4に示すように、本実施形態のスロットルバルブ100は主として、吸気通路11及び軸受孔12を有するスロットルボディ1と、このスロットルボディ1の軸受孔12に回動可能に軸受けされ、吸気通路11を横切るスロットルシャフト2と、このスロットルシャフト2の軸方向の中程部に固定されたバルブプレート3と、スロットルシャフト2の軸方向の先端部側に固定されたスペーサ4と、止め輪5と、止めネジ6と、から構成されている。

0016

スロットルボディ1は、図5に示すように、一の吸気通路11を有する略円筒形状を成しており、その筒壁部に、吸気通路11に対して軸線同士が直交する一対の軸受孔12・12が形成されている。

0017

スロットルシャフト2は、図6に示すように、軸受孔12に挿通可能な略丸棒形状を成しており、軸方向の中程部から先端部にかけて、一定の隙間間隔Sを有する割り溝21が形成されている。そして、スロットルシャフト2の先端部側の外周面には、止め輪5が嵌合される止着溝22が周方向に形成されており、スロットルシャフト2の中程部の側部には、一対の平面部23a、23bが形成されている。図3に示すように、スロットルシャフト2の一方の平面部23aには、止めネジ6が挿通される通孔24が開設されており、他方の平面部23bには、止めネジ6が螺合されるネジ孔25が開設されている。

0018

バルブプレート3は、図5に示すように、略楕円板形状を成しており、その両面には、プレート中央部を挟んで互いに対向する一対の段差部31・31が形成されている。一対の段差部31間のプレート中央部におけるバルブプレート3の厚みTは、上記スロットルシャフト2の割り溝21の隙間間隔Sと同じ大きさに形成されている。本実施形態では、バルブプレート3の両面の中央部にそれぞれ、溝部32が形成されており、この溝部32の両側の溝壁部によって一対の段差部31が形成されている。また、これら一対の段差部31・31間には、止めネジ6が挿通される通孔33が開設されている。

0019

スペーサ4は、図7に示すように、略平板形状を成しており、上記スロットルシャフト2の割り溝21の隙間間隔Sと同じ大きさの厚みUを有し、かつ、その厚み面41はスロットルシャフト2の外周面と同じ曲率の円柱側面形状を成している。したがって、このスペーサ4をスロットルシャフト2の先端部側の割り溝21内に挿入したときには、図4に示すように、スロットルシャフト2の外周面とスペーサ4の上下の厚み面41・41とによって一つの円柱側面形状が形成される。

0020

また、スペーサ4の各厚み面41の端部には、止め輪5が嵌合される止着凹部42が形成されている。この止着凹部42の断面形状は、スロットルシャフト2の止着溝22の断面形状と同じ形状に形成されており、スペーサ4をスロットルシャフト2の先端部側の割り溝21内に挿入したときには、スロットルシャフト2の止着溝22とスペーサ4の上下の止着凹部42・42とによって一つの環状溝が形成される。

0021

以下、本実施形態のスロットルバルブ100の製造方法について、図5図8を参照しながら説明する。

0022

まず、図5に示すように、スロットルボディ1の吸気通路11内にバルブプレート3を挿入する。そして、スロットルボディ1の軸受孔12とバルブプレート3の一対の段差部31間の中央部との位置を合わせる。

0023

次いで、図6に示すように、スロットルシャフト2をスロットルボディ1の一対の軸受孔12に差し通すことによって、バルブプレート3を一対の段差部31間において、スロットルシャフト2の中程部の割り溝21内に相対的に挿入する。そして、スロットルシャフト2の先端部側を一方の軸受孔12からスロットルボディ1の外側へ突出させる。

0024

次いで、図7に示すように、スペーサ4をスロットルシャフト2の先端部側の割り溝21内に挿入する。そして、スロットルボディ1の外側において、スロットルシャフト2の止着溝22とスペーサ4の止着凹部42との位置を合わせる。

0025

そして、図8に示すように、E形止め輪5を、位置合せした止着溝22と止着凹部42とに同時に嵌合させる。このことで、スロットルシャフト2の割り溝21内にスペーサ4を固定するとともに、スロットルシャフト2の先端部側をスロットルボディ1の一方の軸受孔12の外縁に係止する。こうして、スペーサ4がスロットルシャフト2の割り溝21内に挿入された状態で、スロットルシャフト2の先端部側がスロットルボディ1の一方の軸受孔12に回動可能に軸受けされる。

0026

その後、スロットルシャフト2を回動させてバルブプレート3で吸気通路11を閉じた状態で、止めネジ6をスロットルシャフト2の通孔24及びバルブプレート3の通孔33に挿通し、ネジ孔25に螺合してネジ止めする。こうして、図1図4に示す本実施形態のスロットルバルブ100が製造される。

0027

このように本実施形態のスロットルバルブ100にあっては、一対の段差部31が形成されたバルブプレート3を、先にスロットルボディ1の吸気通路11内に挿入しておき、その後、割り溝21が形成されたスロットルシャフト2を差し通すことによって、一対の段差部31間においてバルブプレート3を割り溝21内に挿入するようにしているので、スロットルシャフト2を差し通す際、これら一対の段差部31によってバルブプレート3の上下方向や円周方向の位置決めを容易に行うことができ、吸気通路11内におけるスロットルシャフト2とバルブプレート3との固定作業を頗る容易に行うことができる。

0028

しかも、本実施形態のスロットルバルブ100にあっては、スペーサ4がスロットルシャフト2の先端部側の割り溝21内に隙間なく挿入された状態で、スロットルシャフト2の先端部側がスロットルボディ1の一方の軸受孔12に軸受けされるので、スロットルシャフト2の先端部側において、その強度を維持することができると同時に軸受部の気密性を確保することができる。

0029

さらに、本実施形態のスロットルバルブ100にあっては、スロットルシャフト2の止着溝22に嵌合させることによってスロットルシャフト2の先端部側をスロットルボディ1の一方の軸受孔12の外縁部に係止させるための止め輪5を同時に、スペーサ4の止着凹部42にも嵌合させるようにしているので、部品点数の増加を伴うことなく極めて簡素な構成でスロットルシャフト2の割り溝21内にスペーサ4を固定することができる。

0030

なお、本実施形態のスロットルバルブ100においては、スロットルシャフト2及びスペーサ4だけでバルブプレート3を固定することができるので、必ずしも、止めネジ6でスロットルシャフト2とバルブプレート3とをネジ止めする必要はない。このように止めネジ6を省くことによって、スロットルバルブの更なる簡素化を図ることができる。

0031

以上、本実施形態のスロットルバルブ100について説明したが、本発明はその他の形態でも実施することができる。

0032

例えば、上記実施形態では、バルブプレート3の両面にそれぞれ、互いに対向する一対の段差部31を形成しているが、本発明は勿論これに限定されるものではなく、バルブプレート3の片面にのみ互いに対向する複数の段差部31を形成するようにしても良い。

0033

また、図9に示すバルブプレート7のように、プレートの両面にそれぞれ、中央部を挟むように一対の突起部72・72を設け、これら突起部72の対向壁部によって、互いに対向する一対の段差部71を形成しても良い。また、この突起部72は、必ずしもバルブプレートの全幅に亘って連続している必要はなく、幅方向の一部に突起部を形成することによって、幅方向の一部に、互いに対向する複数の段差部を形成しても良い。

0034

更にまた、図10に示すバルブプレート8のように、プレートの両面の中央部にそれぞれ、溝部82を設け、この溝部82の両側の溝壁部によって一対の段差部81を形成し、そして、プレートの厚みがプレートの周縁部に近づくほど小さくなるように形成しても良い。本発明に係るバルブプレートは、スロットルシャフトの差込み位置規制するための互いに対向する複数の段差部がプレートの片面又は両面に形成されていれば足り、バルブプレートの全体形状については種々の設計変更が可能である。

0035

更にまた、上記実施形態では、スロットルシャフト2の止着溝22と、スペーサ4の止着凹部42とに止め輪5を嵌合することによって両者を固定しているが、例えば、スロットルシャフト及びスペーサにそれぞれ止着孔を設け、これら止着孔にスナップピンRピン)や割りピンを嵌合することによって両者を固定するようにしても良い。次述する実施変形例においても同様である。

0036

また、本発明は、図11図14に示すスロットルバルブ200のように構成しても良い。スロットルバルブ200は主として、一の吸気通路11及び一対の軸受孔12を有するスロットルボディ1と、このスロットルボディ1の一対の軸受孔12に回動可能に軸受けされ、吸気通路11を横切るスロットルシャフト220と、このスロットルシャフト220の軸方向の中程部に固定されたバルブプレート230と、スロットルシャフト220の軸方向の先端部側に固定されたスペーサ240と、止め輪5と、から構成されている。

0037

スロットルシャフト220は、図12に示すように、スロットルボディ1の軸受孔12に挿通可能な略丸棒形状を成しており、軸方向の中程部から先端部にかけて、一定の厚みを有する平板形状の挿嵌部221が形成されている。そして、スロットルシャフト220の先端部側の外周面(即ち、挿嵌部221の上下面)には、止め輪5が嵌合される止着溝222が形成されている。

0038

バルブプレート230は、図12に示すように、略楕円板形状を成しており、その直径方向に挿嵌孔231が開設されている。挿嵌孔231は、上記スロットルシャフト220の挿嵌部221を隙間無く挿嵌できるように略同じ形状、大きさに形成されている。

0039

スペーサ240は、図13に示すように、略半円柱形状を成しており、その外周面241は、スロットルシャフト220の外周面と同じ曲率の円柱側面形状を成している。したがって、このスペーサ240を、スロットルシャフト220の先端部側の挿嵌部221の両側面にそれぞれ配設したときには、スロットルシャフト220の挿嵌部221の外周面と二つのスペーサ240の外周面241とによって一つの円柱側面形状が形成される。

0040

また、スペーサ240の外周面241の端部には、止め輪5が嵌合される止着凹部242が形成されている。この止着凹部242の断面形状は、スロットルシャフト220の止着溝222の断面形状と同じ形状に形成されており、二つのスペーサ240をスロットルシャフト220の先端部側の挿嵌部221の両側面に配設したときには、スロットルシャフト220の止着溝222と二つのスペーサ240の止着凹部242とによって一つの環状溝が形成される。

0041

この実施変形例のスロットルバルブ200を製造する場合、まず、図12に示すように、スロットルボディ1の吸気通路11内にバルブプレート230を挿入し、スロットルボディ1の軸受孔12とバルブプレート230の挿嵌孔231との位置を合わせる。

0042

次いで、図12に示すように、スロットルシャフト220をスロットルボディ1の一対の軸受孔12に差し通すことによって、スロットルシャフト220の中程部の挿嵌部221をバルブプレート230の挿嵌孔231に挿嵌する。そして、スロットルシャフト220の先端部側を一方の軸受孔12からスロットルボディ1の外側へ突出させる。

0043

次いで、図13に示すように、二つのスペーサ240を一方の軸受孔12内に挿入しながらスロットルシャフト220の先端部側の挿嵌部221の両側面に配設する。そして、スロットルボディ1の外側において、スロットルシャフト220の止着溝222と各スペーサ240の止着凹部242との位置を合わせる。

0044

そして、図14に示すように、E形止め輪5を、位置合せした止着溝222と止着凹部242とに同時に嵌合させる。このことで、スロットルシャフト220の先端部側の挿嵌部221にスペーサ240を固定するとともに、スロットルシャフト220の先端部側をスロットルボディ1の一方の軸受孔12の外縁に係止する。こうして、スペーサ240がスロットルシャフト220の挿嵌部221に配設された状態で、スロットルシャフト220の先端部側がスロットルボディ1の一方の軸受孔12に回動可能に軸受けされ、図11に示す変形例のスロットルバルブ200が製造される。

0045

このように実施変形例のスロットルバルブ200にあっても、スロットルシャフト220を差し通す際に、挿嵌孔231によってバルブプレート230の上下方向や円周方向の位置決めを容易に行うことができるので、吸気通路11内におけるスロットルシャフト220とバルブプレート230との固定作業を頗る容易に行うことができる。

0046

そして、スペーサ240がスロットルシャフト220の先端部側の挿嵌部221に隙間なく配設された状態で、スロットルシャフト220の先端部側がスロットルボディ1の軸受孔12に軸受けされるので、スロットルシャフト220の先端部側において、その強度を維持することができると同時に軸受部の気密性を確保することができる。

0047

そして、この実施変形例のスロットルバルブ200にあっても、止め輪5をスロットルシャフト220の止着溝222とスペーサ240の止着凹部242とに同時に嵌合させているので、部品点数の増加を伴うことなく極めて簡素な構成でスロットルシャフト220の先端部側にスペーサ240を固定することができる。

0048

また、実施変形例のスロットルバルブ200にあっては、スロットルシャフト220の挿嵌部221をバルブプレート230の挿嵌孔231に挿嵌して両者を固定しているので、バルブプレート230の外表面を凹凸なく滑らかにすることができ、スロットルバルブの吸気抵抗をより小さくすることができる。

0049

更にまた、本発明は、図15図18に示すスロットルバルブ300のように構成しても良い。スロットルバルブ300は、図15に示すように、スロットルシャフト320の先端部側の形状と、このスロットルシャフト320の先端部側に配設されるスペーサ340の形状に特徴があり、他の構成は上述したスロットルバルブ200と同様である。

0050

即ち、スロットルバルブ300のスロットルシャフト320は、図16に示すように、スロットルボディ1の軸受孔12に挿通可能な略丸棒形状を成しており、軸方向の中程部から先端部にかけて、一定の厚みを有する略平板形状の挿嵌部321が形成され、更にこの挿嵌部321の先端側に、高さ寸法が半分になった先細部322が形成されている。そして、スロットルシャフト320の先端部側の外周面(即ち、先細部322の上面)には、止め輪5が嵌合される止着溝323が形成されている。

0051

一方、スペーサ340は、図17に示すように、略円柱形状を成しており、その外周面341は、スロットルシャフト320の外周面と同じ曲率の円柱側面形状を成している。そして、この外周面341には、上記スロットルシャフト320の先細部322を隙間無く受入れ可能な溝部342が円柱軸方向に沿って形成されている。したがって、このスペーサ340を、スロットルシャフト320の先端部側の挿嵌部321の先細部322に配設したときには、スロットルシャフト320の挿嵌部321の外周面とスペーサ340の外周面341とによって一つの円柱側面形状が形成される。

0052

また、スペーサ340の外周面341の端部には、止め輪5が嵌合される止着凹部343が形成されている。この止着凹部343の断面形状は、スロットルシャフト320の止着溝323の断面形状と同じ形状に形成されており、スペーサ340をスロットルシャフト320の先端部側の挿嵌部321の先細部322に配設したときには、スロットルシャフト320の止着溝323とスペーサ340の止着凹部343とによって一つの環状溝が形成される。

0053

この実施変形例のスロットルバルブ300を製造する場合、まず、図16に示すように、スロットルボディ1の吸気通路11内にバルブプレート230を挿入し、スロットルボディ1の軸受孔12とバルブプレート230の挿嵌孔231との位置を合わせる。

0054

次いで、図16に示すように、スロットルシャフト320をスロットルボディ1の一対の軸受孔12に差し通すことによって、スロットルシャフト320の中程部の挿嵌部321をバルブプレート230の挿嵌孔231に挿嵌する。そして、スロットルシャフト320の先端部側を一方の軸受孔12からスロットルボディ1の外側へ突出させる。

0055

次いで、図17に示すように、スペーサ340を一方の軸受孔12内へ挿入しながら、スロットルシャフト320の先端部側の先細部322に配設する。そして、スロットルボディ1の外側において、スロットルシャフト320の止着溝323とスペーサ340の止着凹部343との位置を合わせる。

0056

そして、図18に示すように、E形止め輪5を、位置合せした止着溝323と止着凹部343とに同時に嵌合させる。このことで、スロットルシャフト320の先端部側の挿嵌部321の先細部322にスペーサ340を固定するとともに、スロットルシャフト320の先端部側をスロットルボディ1の一方の軸受孔12の外縁に係止する。こうして、スペーサ340がスロットルシャフト320の挿嵌部321に配設された状態で、スロットルシャフト320の先端部側がスロットルボディ1の一方の軸受孔12に回動可能に軸受けされ、図15に示す変形例のスロットルバルブ300が製造される。

0057

このように実施変形例のスロットルバルブ300にあっても、スロットルシャフト320を差し通す際に、挿嵌孔231によってバルブプレート230の上下方向や円周方向の位置決めを容易に行うことができるので、吸気通路11内におけるスロットルシャフト320とバルブプレート230との固定作業を頗る容易に行うことができる。

0058

そして、スペーサ340がスロットルシャフト320の先端部側の挿嵌部321に隙間なく配設された状態で、スロットルシャフト320の先端部側がスロットルボディ1の軸受孔12に軸受けされるので、スロットルシャフト320の先端部側において、その強度を維持することができると同時に軸受部の気密性を確保することができる。

0059

そして、この実施変形例のスロットルバルブ300にあっても、止め輪5をスロットルシャフト320の止着溝323とスペーサ340の止着凹部343とに同時に嵌合させているので、部品点数の増加を伴うことなく極めて簡素な構成でスロットルシャフト320の先端部側にスペーサ340を固定することができる。また、スロットルバルブ300によれば、一つのスペーサ340によって、スロットルシャフト320の先端部側をスロットルボディ1の軸受孔12に軸受けすることができるので、上記スロットルバルブ200に比べ部品点数をより少なくすることができる。

0060

本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。例えば、上記実施例はいずれも、一の吸気通路11を有するスロットルボディ1に、一のスロットルシャフトと一のバルブプレートとを組み込む例について説明しているが、本発明は勿論これに限定されるものではなく、複数の吸気通路を有するいわゆる多連スロットルボディに、一のスロットルシャフトと複数のバルブプレートとを組み込むことも可能である。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施しても良い。

図面の簡単な説明

0061

本実施形態のスロットルバルブの全体斜視図である。
本実施形態のスロットルバルブの縦断面図である。
図2中のA−A線拡大断面図である。
図2中のB−B線拡大断面図である。
本実施形態のスロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
本実施形態のスロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
本実施形態のスロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
本実施形態のスロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
本発明に係る実施変形例のスロットルバルブのバルブプレートの縦断面図である。
本発明に係る他の実施変形例のスロットルバルブのバルブプレートの縦断面図である。
本発明に係る更に他の変形例のスロットルバルブの全体斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
本発明に係る更に他の変形例のスロットルバルブの全体斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。
同スロットルバルブの製造工程を示す斜視図である。

符号の説明

0062

100、200、300スロットルバルブ
1スロットルボディ
11給気通路
12軸受孔
2、220、320スロットルシャフト
21割り溝
S (割り溝の)隙間間隔
22、222、323止着溝
221、321 挿嵌部
3、7、8、230バルブプレート
31、71、81段差部
U(段差部間におけるバルブプレートの)厚み
231 挿嵌孔
4、240、340スペーサ
T(スペーサの)厚み
41 厚み面
241、341外周面
42、242、343止着凹部
5止め輪
6 止めネジ

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