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技術 携帯型記憶装置、および、携帯型記憶装置に記憶されるコンピュータプログラム

出願人 大日本印刷株式会社
発明者 花田一郎石田朋大
出願日 2007年9月28日 (13年1ヶ月経過) 出願番号 2007-253841
公開日 2009年4月23日 (11年6ヶ月経過) 公開番号 2009-086868
状態 未査定
技術分野 記憶装置の機密保護 デジタルマーク記録担体
主要キーワード ドライバーモジュール 制限時間情報 利用時間情報 携帯型記憶装置 ドライバモジュール USBストレージ 時間条件 削除条件
関連する未来課題
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図面 (7)

課題

フラッシュメモリに記憶されたデータファイルを自動的に削除できるUSBストレージを提供する。

解決手段

USBストレージ10のフラッシュメモリ13には、データファイル16に加え、AUTORUNファイル14によってPC2上で動作するファイル管理プログラム15が記憶されている。ファイル管理プログラム15は、PC2上で起動すると、USBストレージ10の時計モジュール18の日付と、データファイル16に設定された有効期限情報を比較し、有効期限の切れたデータファイル16をフラッシュメモリ13から自動的に消去する。

概要

背景

半導体の価格や磁気ディスクの価格の下落により、比較的低価格で大容量の記憶容量を備え、容易に持ち運び可能な、USBストレージUSB接続ハードディスクなどの携帯型記憶装置が普及している。このような携帯型記憶装置を利用すれば、ユーザは大量のファイルを容易に持ち運び可能になる。

しかし、個人情報営業情報などのデータファイルを携帯型記憶装置に記憶させた場合、紛失盗難によって、携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルの内容が漏洩し、個人或いは企業が損害被る可能性があるため、携帯型記憶装置には、データファイルの漏洩を防止する対策が必要になる。

携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルの漏洩を防止する対策としては、携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルを暗号化する手法が一般的にとられる。例えば、特許文献1では、データファイルの暗号化および復号化における操作を簡単化するために、携帯型記憶装置がコンピュータから取り外しされる要求を受けたときに、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを自動的に暗号化する発明が開示されている。
特開2004−295358号公報

概要

フラッシュメモリに記憶されたデータファイルを自動的に削除できるUSBストレージを提供する。USBストレージ10のフラッシュメモリ13には、データファイル16に加え、AUTORUNファイル14によってPC2上で動作するファイル管理プログラム15が記憶されている。ファイル管理プログラム15は、PC2上で起動すると、USBストレージ10の時計モジュール18の日付と、データファイル16に設定された有効期限情報を比較し、有効期限の切れたデータファイル16をフラッシュメモリ13から自動的に消去する。

目的

そこで、本発明は、USBストレージやUSB接続ハードディスクなどの携帯型記憶装置において、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを自動的に削除する携帯型記憶装置、および、この携帯型記憶装置に実装されるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

コンピュータに接続して利用される携帯型記憶装置であって、前記携帯型記憶装置は、データファイルが記憶される記憶手段と、前記携帯型記憶装置が接続された前記コンピュータによって読み取られ、前記コンピュータ上で動作するファイル管理手段と、前記携帯型記憶装置がコンピュータに接続されたとき、前記コンピュータで前記ファイル管理手段を自動的に動作させる起動手段と、を備え、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したときに、前記記憶手段の一部の領域で、前記ファイル管理手段が管理する管理領域内に記憶された前記データファイル毎に設けられ、時間に係わる削除条件である時間条件を参照し、前記時間条件が成立している前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする携帯型記憶装置。

請求項2

請求項1に記載の携帯型記憶装置であって、前記時間条件は、前記データファイルの有効期限であって、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したきの日時を取得し、取得した日時が前記データファイルの有効期限を超えている前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする携帯型記憶装置。

請求項3

請求項2に記載の携帯型記憶装置であって、前記携帯型記憶装置は時計を備え、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したきの日時を前記時計から取得することを特徴とする携帯型記憶装置。

請求項4

請求項1に記載の携帯型記憶装置であって、前記時間条件は、前記データファイルを利用できる時間である利用制限時間であって、前記ファイル管理手段は、前記データファイルが利用された利用時間総計を前記データファイルに関連付けて記憶させ、前記コンピュータ上で起動したき、前記データファイルの利用時間の総計が前記利用制限時間を超えている前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする携帯型記憶装置。

請求項5

コンピュータに接続して利用される携帯型記憶装置に実装され、前記携帯型記憶装置が接続された前記コンピュータによって読み取られ、前記コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ上で起動したときに、前記携帯型記憶装置のメモリに記憶された前記データファイル毎に設けられ、時間に係わる削除条件である時間条件を参照し、前記時間条件が成立している前記データファイルを前記メモリから削除することを特徴とするファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。

請求項6

請求項5に記載のコンピュータプログラムであって、前記時間条件は、前記データファイルの有効期限であって、前記コンピュータ上で起動したきの日時を取得し、取得した日時が前記データファイルの有効期限を超えている前記データファイルを前記メモリから削除する前記ファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。

請求項7

請求項5に記載のコンピュータプログラムであって、前記時間条件は、前記データファイルを利用できる時間である利用制限時間であって、前記データファイルが利用された利用時間の総計を前記データファイルに関連付けて記憶させ、前記コンピュータ上で起動したき、前記データファイルの利用時間の総計が前記利用制限時間を超えている前記データファイルを前記メモリから削除する前記ファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。

技術分野

0001

本発明は、USBストレージUSB接続ハードディスクなどに代表され、携帯可能で大容量の記憶容量を有する携帯型記憶装置に関する。

背景技術

0002

半導体の価格や磁気ディスクの価格の下落により、比較的低価格で大容量の記憶容量を備え、容易に持ち運び可能な、USBストレージやUSB接続ハードディスクなどの携帯型記憶装置が普及している。このような携帯型記憶装置を利用すれば、ユーザは大量のファイルを容易に持ち運び可能になる。

0003

しかし、個人情報営業情報などのデータファイルを携帯型記憶装置に記憶させた場合、紛失盗難によって、携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルの内容が漏洩し、個人或いは企業が損害被る可能性があるため、携帯型記憶装置には、データファイルの漏洩を防止する対策が必要になる。

0004

携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルの漏洩を防止する対策としては、携帯型記憶装置に記憶させたデータファイルを暗号化する手法が一般的にとられる。例えば、特許文献1では、データファイルの暗号化および復号化における操作を簡単化するために、携帯型記憶装置がコンピュータから取り外しされる要求を受けたときに、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを自動的に暗号化する発明が開示されている。
特開2004−295358号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを暗号化したとしても、データファイルの暗号化にはパスフレーズが利用されることが多く、パスフレーズさえわかれば復号可能なため、不必要なデータファイルは速やかに携帯型記憶装置から削除されることが望ましいが、従来の携帯型記憶装置には、自動的にデータファイルを削除する機能は備えられていなかった。

0006

そこで、本発明は、USBストレージやUSB接続ハードディスクなどの携帯型記憶装置において、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを自動的に削除する携帯型記憶装置、および、この携帯型記憶装置に実装されるコンピュータプログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上述した課題を解決する第1の発明は、コンピュータに接続して利用される携帯型記憶装置であって、前記携帯型記憶装置は、データファイルが記憶される記憶手段と、前記携帯型記憶装置が接続された前記コンピュータによって読み取られ、前記コンピュータ上で動作するファイル管理手段と、前記携帯型記憶装置がコンピュータに接続されたとき、前記コンピュータで前記ファイル管理手段を自動的に動作させる起動手段と、を備え、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したときに、前記記憶手段の一部の領域で、前記ファイル管理手段が管理する管理領域内に記憶された前記データファイル毎に設けられ、時間に係わる削除条件である時間条件を参照し、前記時間条件が成立している前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする。

0008

上述した第1の発明によれば、前記時間条件が成立している前記データファイルを前記記憶手段から削除することで、前記携帯型記憶装置に記憶された前記データファイルを自動的に削除することができ、前記携帯型記憶装置のユーザが前記データファイルを手動で削除する手間を省くことができる。

0009

ここで前記携帯型記憶装置とは、USBストレージやUSB接続ハードディスクに代表され、携帯可能な大容量の記憶装置を意味する。

0010

更に、第2の発明は、第1の発明に記載の携帯型記憶装置であって、前記時間条件は、前記データファイルの有効期限であって、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したきの日時を取得し、取得した日時が前記データファイルの有効期限を超えている前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする。

0011

更に、第3の発明は、第2の発明に記載の携帯型記憶装置であって、前記携帯型記憶装置は時計を備え、前記ファイル管理手段は、前記コンピュータ上で起動したきの日時を前記時計から取得することを特徴とする。

0012

更に、第4の発明は、第1の発明に記載の携帯型記憶装置であって、前記時間条件は、前記データファイルを利用できる時間である利用制限時間であって、前記ファイル管理手段は、前記データファイルが利用された利用時間総計を前記データファイルに関連付けて記憶させ、前記コンピュータ上で起動したき、前記データファイルの利用時間の総計が前記利用制限時間を超えている前記データファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする。

0013

第2の発明および第3の発明によれば、前記データファイルが前記携帯型記憶装置に記憶されてからの一定の時間が経過すると、前記データファイルを前記携帯型記憶装置から自動的に削除することができるようになる。

0014

また、第4の発明によれば、前記データファイルが前記携帯型記憶装置に記憶されてからの利用制限時間を超えると、前記データファイルを前記携帯型記憶装置から自動的に削除することができるようになる。

0015

更に、第5の発明は、コンピュータに接続して利用される携帯型記憶装置に実装され、前記携帯型記憶装置が接続された前記コンピュータによって読み取られ、前記コンピュータで実行可能なコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ上で起動したときに、前記携帯型記憶装置のメモリに記憶された前記データファイル毎に設けられ、時間に係わる削除条件である時間条件を参照し、前記時間条件が成立している前記データファイルを前記メモリから削除することを特徴とするファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。

0016

更に、第6の発明は、第5の発明に記載のコンピュータプログラムであって、前記時間条件は、前記データファイルの有効期限であって、前記コンピュータ上で起動したきの日時を取得し、取得した日時が前記データファイルの有効期限を超えている前記データファイルを前記メモリから削除する前記ファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。

0017

更に、第7の発明は、第5の発明に記載のコンピュータプログラムであって、前記時間条件は、前記データファイルを利用できる時間である利用制限時間であって、前記データファイルが利用された利用時間の総計を前記データファイルに関連付けて記憶させ、前記コンピュータ上で起動したき、前記データファイルの利用時間の総計が前記利用制限時間を超えている前記データファイルを前記メモリから削除する前記ファイル管理手段として、前記コンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムである。

0018

第5の発明から第7の発明によれば、上述した第1の発明、第2の発明および第4の発明と同様の効果が得られる。

発明の効果

0019

上述した本発明によれば、USBストレージやUSB接続ハードディスクなどの携帯型記憶装置において、携帯型記憶装置に記憶されたデータファイルを自動的に削除する携帯型記憶装置、および、この携帯型記憶装置に実装されるコンピュータプログラムを提供できる。

発明を実施するための最良の形態

0020

ここから、本発明に係わる携帯型記憶装置をUSBストレージとしたときの実施形態について、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係わるUSBストレージ1の利用形態を説明する図である。

0021

本実施の形態に係わるUSBストレージ1は、パーソナルコンピュータ2(以下、PC)のUSBインターフェース2aに接続され利用され、プラグアンドプレイに対応した記憶装置で、USBストレージ1のメモリには、データファイル1bと、データファイル1bを管理する手段であるファイル管理プログラム1aとが記憶されている。

0022

本実施の形態において、USBストレージ1に備えられたファイル管理プログラム1aは、USBストレージ1内で動作するコンピュータプログラムでなく、USBストレージ1がPC2に接続されたとき、ファイル管理プログラム1aはPC2によって自動的に読み取られ、PC2内で自動的に実行されるコンピュータプログラムである。

0023

USBストレージ1のメモリにはファイル管理プログラム1aによって管理される管理領域が設けられている。ファイル管理プログラム1aによって管理されるデータファイル1bは管理領域に記憶され、管理領域に記憶されたデータファイル1bへは、ファイル管理プログラム1aを介してのみアクセス可能である。

0024

USBストレージ1は、ファイル管理プログラム1aを自動的にPC2上で起動させる機能を備え、ファイル管理プログラム1aは、USBストレージ1がPC2に接続されたとき、PC2によって自動的に読み取られ、PC2上で自動的に起動し、USBストレージ1のメモリの管理領域内に記憶されているデータファイル1bの一覧をPC2上に表示させるときに、データファイル1bのファイル情報に設定されている時間情報を確認し、時間情報に基づいてデータファイル1bを自動的にUSBストレージ1のメモリから削除する。

0025

USBストレージ1のメモリに記憶されるデータファイル1bに時間情報を設定し、時間情報に基づいてデータファイル1bを自動的に削除することで、ユーザがデータファイル1bの削除を忘れていても、データファイル1bは自動的にUSBストレージ1のメモリから削除され、USBストレージ1に記憶されたデータファイル1bを手動で削除する手間を省くことができる。

0026

なお、ここで、データファイル1bのファイル情報に設定される時間情報とは、データファイル1bをメモリから削除するときの条件を示す情報で、データファイル1bが利用可能な有効期限や、データファイル1bへのアクセス時間を意味している。

0027

(実施例1)
まず、データファイルを削除するときに利用する時間情報をデータファイルの有効期限としたときの実施例について説明する。図2は、データファイルに有効期限を利用してデータファイルを削除する実施例1のUSBストレージ10のブロック図である。

0028

図2に図示したように、実施例1のUSBストレージ10には、USBの規格準拠したデータ通信を実現する回路であるUSBコントローラ11と、ファームウェアやCPUなどを有するドライバモジュール12と、記憶手段としてフラッシュメモリ13と、時刻を計る手段である時計モジュール18と、時計モジュール18に電力を供給するための電池19を備えている。

0029

USBストレージ10に備えられた時計モジュール18は、データファイル16の有効期限を確認するために利用される。PC2が有する時計を利用して、データファイル16の有効期限を確認してもよいが、PC2の時計の時刻は容易に変更可能であるため、セキュリティ的に、USBストレージ10は時計モジュール18を備えていることが好適である。

0030

ドライバモジュール12は、USBコントローラ11を介してPC2から送信されたコマンドを解釈し、PC2に接続された記憶装置のように返信する機能を備え、このドライバーモジュール12によって、フラッシュメモリ13には仮想CD−ROM領域13aと、ファイル管理プログラム15によって管理される管理領域13bとが設けられる。

0031

PC2からの読み出し許可されるが、書込みが許可されない仮想CD−ROM領域13aには、上述しているファイル管理プログラム15と、ファイル管理プログラム15を自動的にPC2上で起動させる仕組みであるAUTORUNファイル14が記憶されている。

0032

媒体であるCD−ROMに記憶されたコンピュータプログラムを自動で起動させるための一般的な手法であるAUTORUNファイル14には、少なくともファイル管理プログラム15のプログラム名が記述されている。

0033

PC2にUSBストレージ10が接続されると、PC2は、AUTORUNファイル14に記述されたプログラム名で特定されるコンピュータプログラム(ここでは、ファイル管理プログラム15)を読み取り、読み取ったコンピュータプログラム(ここでは、ファイル管理プログラム15)を実行することで、AUTORUNファイル14で特定されるコンピュータプログラム(ここでは、ファイル管理プログラム15)がPC2上で自動的に起動する。

0034

AUTORUNファイル14によって起動するファイル管理プログラム15は、管理領域13b内に記憶されたデータファイル16を管理するコンピュータプログラムで、フラッシュメモリ13に記憶されたデータファイル16の中から、有効期限の過ぎたデータファイル16を自動的に削除する機能を有する。

0035

有効期限の過ぎたデータファイル16を自動的に削除するために、ファイル管理プログラム15は、データファイル16を管理領域13bに記憶するとき、データファイル16の有効期限を示す有効期限情報17をデータファイル16のファイル情報に含ませる。

0036

そして、ファイル管理プログラム15は、PC2上で起動し、フラッシュメモリ13の管理領域13bに記憶されたデータファイル16の一覧をPC2上に表示させるときに、各々のデータファイル16の有効期限情報17と時計モジュール18の日付を比較し、有効期限が過ぎたデータファイル16を自動的に削除する。

0037

ここから、USBストレージ10が、フラッシュメモリ13に記憶されたデータファイル16を自動的に削除する手順について説明する。図3は、実施例1のUSBストレージ10が、データファイル16を自動的に削除する手順を示したフロー図である。

0038

USBストレージ10をユーザが利用するとき、ユーザはPC2のUSBポート2aにUSBストレージ10を挿入し、USBストレージ10をPC2に接続させる(ステップS1)。なお、実施例1では携帯型記憶装置をUSBストレージ10としているが、携帯型記憶装置がIEEE-1394のインターフェースとして備えているときは、PC2と携帯型記憶装置とはIEEE-1394で接続される。

0039

USBストレージ10がPC2に接続されると、USBストレージ10の仮想CD−ROM領域13aに記憶されたAUTORUNファイル14の機能によって、仮想CD−ROM領域13aに記憶されたファイル管理プログラム15がPC2上で起動し(ステップS2)、ファイル管理プログラム15が起動すると、ファイル管理プログラム15は、USBストレージ10に備えられた時計モジュール18からこのときの日付を取得する(ステップS3)。

0040

次に実行される処理は、ループL1からループL2間で定義されるループ処理で、このループ処理は、管理領域13bに記憶された各々のデータファイル16に対して実行される。

0041

このループ処理の最初で、ファイル管理プログラム15は、データファイル16のファイル情報に設定されている有効期限情報を取得し、時計モジュールから取得した日付とデータファイル16に設定された有効期限情報とを比較することで、データファイル16の有効期限が過ぎていないか確認する(ステップS4)。データファイル16に設定された有効期限が過ぎているときは、そのデータファイル16をフラッシュメモリ13から削除し(ステップS5)、データファイル16に設定された有効期限が過ぎていないときは、そのデータファイル16を管理領域13bから削除しない。

0042

ループL1からループL2間で定義されるループ処理が実行されることで、データファイル16に設定された有効期限が過ぎているデータファイル16が管理領域13bからすべて削除される。

0043

図4は、実施例1のUSBストレージ10にデータファイル16を記憶する手順を示したフロー図である。USBストレージ10とPC2が接続され、データファイル16がフラッシュメモリ13の管理領域13bに記憶されるとき、USBストレージ10のユーザによって、フラッシュメモリ133の管理領域13bに記憶されるデータファイル16が指定される(ステップS10)。

0044

例えば、ファイル管理プログラム15がPC2上に表示させる画面へ、データファイル16をドラックドロップすることで、フラッシュメモリ13の管理領域13bに記憶されるデータファイル16が指定される。

0045

指定されたデータファイル16を管理領域13bに記憶するとき、ファイル管理プログラム15は、管理領域13bに記憶するデータファイル16のファイル情報に記憶する有効期限情報17を決定する(ステップS11)。

0046

ファイル管理プログラム15は、管理領域13bに記憶するデータファイル16のファイル情報に記憶する有効期限情報17を決定すると、指定されたデータファイル16と有効期限情報17をUSBストレージ10へ送信し、データファイル16を管理領域13bに記憶し(ステップS12)、この手順は終了する。

0047

図4で図示した手順が実行されることで、データファイル16のファイル情報に記憶される有効期限情報17を決定するときは、データファイル16を管理領域13bに記憶するときの時計モジュール18の日付に、予め設定された期間を加算することで決定するとよい。

0048

例えば、データファイル16を管理領域13bに記憶するときの時計モジュール18の日付が2007/09/01で、ファイル管理プログラム15に予め設定された期間が1ヶ月ならば、ファイル情報に記憶される有効期限情報17は、2007/9/30を示す情報になり、2007/9/30が過ぎてから、USBストレージ10がPC2に接続されると、このデータファイル16はフラッシュメモリ13から削除される。

0049

また、データファイル16を管理領域13bに記憶するときの時計モジュール18の日付に加算される期間は、ファイル管理プログラム15に予め設定されていなくてもよく、ユーザにこの期間を設定させるようにしてもよい。

0050

(実施例2)
次に、データファイルを削除するときに利用する時間情報を、データファイルの利用時間としたときの実施例について説明する。

0051

図5は、利用時間を利用してデータファイルを削除するUSBストレージ100のブロック図である。なお、図5において、図2で説明した内容と変更ない構成要素については、図2と同じ符号を付与している。

0052

図5に図示したように、USBストレージ100には、USBインターフェースを利用して、USBの規格に準拠したデータ通信を実現する回路であるUSBコントローラ11と、ファームウェアやCPUなどを備えたドライバモジュール12と、データファイル16などが記憶されるフラッシュメモリ13を備えている。

0053

ドライバモジュール12は、USBコントローラ11を介してPC2から送信されたコマンドを解釈し、PC2に接続された記憶装置のように返信する機能を備え、このドライバーモジュール12によって、フラッシュメモリ13には仮想CD−ROM領域13aと、ファイル管理プログラム105によって管理される管理領域13bとが設けられる。

0054

仮想CD−ROM領域13aには、ファイル管理プログラム105と、ファイル管理プログラム105を自動的に起動させる仕組みであるAUTORUNファイル14が記憶され、AUTORUNファイル14によって、USBストレージ100がPC2と接続したときファイル管理プログラム105は自動的にPC2上で起動する。

0055

AUTORUNファイル14によって起動するファイル管理プログラム105は、管理領域13b内に記憶されたデータファイル16を管理するコンピュータプログラムで、データファイル16の利用時間の総計が制限時間を超えたデータファイル16を管理領域13bから自動的に削除する機能を備えている。

0056

利用時間の総計が制限時間を超えたデータファイル16を管理領域13bから自動的に削除するために、管理領域13bに記憶されるデータファイル16のファイル情報には、利用時間の総計を示す総利用時間情報107が少なくとも記憶され、ファイル管理プログラム105は、制限時間を示す制限時間情報108を保持している。総利用時間情報107は、データファイル16が利用されるごとに更新されるが、制限時間情報108は固定である。

0057

ファイル管理プログラム105は、AUTORUNファイル14によって起動すると、フラッシュメモリ13の管理領域13bに記憶されたデータファイル16のファイル情報に含まれる総利用時間情報107と制限時間情報108とを比較し、総利用時間情報107で示される時間が削除時間情報108で示される時間を越えているデータファイル16をすべて削除する。

0058

実施例2に係わるUSBストレージ100は、実施例1に係わるUSBストレージ10とは異なり、時間を計るための時計モジュール18及び電池19を備えておらず、ファイル管理プログラム105は、PC2上で起動すると、PC2が有する時計を利用して、データファイル16の利用時間を計測する。

0059

ファイル管理プログラム105は、管理領域13bに記憶されたデータファイル16を開く操作および閉じる操作が実施されたとき、PC2の時計から日時を取得し、閉じる操作が実施された日時と開く操作が実施された日時の差から、データファイル16が利用された利用時間を計測し、データファイル16を閉じる操作が実行されたときに、データファイル16のファイル情報に含まれる総利用時間情報107に利用時間を加算することで、データファイル16のファイル情報に含まれる総利用時間情報107を更新する。

0060

そして、ファイル管理プログラム105は起動すると、フラッシュメモリ13の管理領域13bに記憶されたデータファイル16のファイル情報に含まれる総利用時間情報107と制限時間情報108とを比較し、総利用時間情報107で示される時間が削除時間情報108で示される時間を越えているデータファイル16をすべて削除する。

0061

ここから、USBストレージ100が、データファイル16の利用時間を利用してデータファイル16を削除する手順について説明する。図6は、実施例2のUSBストレージ100が、利用時間を利用してデータファイル16を削除する手順を示したフロー図である。

0062

USBストレージ100をユーザが利用するとき、ユーザはPC2のUSBポート2aにUSBストレージ100を挿入し、PC2とUSBストレージ100を接続させると(ステップS20)、フラッシュメモリ13の仮想CD−ROM領域13aに記憶されたAUTORUNファイル14の機能によって、仮想CD−ROM領域13aに記憶されたファイル管理プログラム105がPC2上で起動する(ステップS21)。

0063

次に実行される処理は、ループL10からループL11間で定義されるループ処理で、このループ処理は、管理領域13bに記憶された各々のデータファイル16に対して実行される。

0064

このループ処理の最初で、ファイル管理プログラム105はデータファイル16のファイル情報に含まれる総利用時間情報107を取得し、ファイル管理プログラム105が保持している制限時間情報108と比較する(ステップS22)。

0065

そして、総利用時間情報107で示される時間が制限時間情報108で示される時間を超えているとき、そのデータファイル16をフラッシュメモリ13の管理領域13bから削除し(ステップS23)、総利用時間情報107で示される時間が制限時間情報108で示される時間を超えていないときは、そのデータファイル16をフラッシュメモリ13の管理領域13bから削除しない。

0066

ループL10からループL11間で定義されるループ処理が実行されることで、総利用時間情報107で示される時間が制限時間情報108で示される時間を越えたデータファイル16すべてが管理領域13bから削除される。

0067

なお、上述した内容においては、制限時間情報108はファイル管理プログラム105に保持され、すべてのデータファイル16で共通であったが、データファイル16毎に制限時間情報108を設けることもできる。

0068

データファイル16毎に制限時間情報108を設けるときは、データファイル16を管理領域13bに記憶させるときに制限時間情報108をユーザに入力させ、データファイル16のファイル情報にユーザが入力した制限時間情報108を含ませる。

0069

そして、データファイル16のファイル情報から制限時間情報108および総利用時間情報107を取得して比較し、データファイル16の利用時間の総計が制限時間を超えたデータファイル16を管理領域13bから自動的に削除する。

0070

なお、本発明は、これまで説明した実施の形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能である。

0071

例えば、本発明に係わる携帯型記憶装置をUSBストレージとして説明したが、本発明に係わる携帯型記憶装置はUSBストレージに限定されるものではない。例えば、USBインターフェースを備えたハードディスクも携帯型記憶装置として利用することができる。

0072

USBインターフェースを備えたハードディスクを携帯型記憶装置とするとき、USBストレージに備えられたフラッシュメモリを磁気ディスクとして考えればよい。

図面の簡単な説明

0073

本実施の形態に係わるUSBストレージの利用形態を説明する図。
実施例1のUSBストレージのブロック図。
実施例1において、データファイルを削除する手順を示したフロー図。
USBストレージにデータファイルを記憶する手順を示したフロー図。
実施例2のUSBストレージのブロック図。
実施例2において、データファイルを削除する手順を示したフロー図。

符号の説明

0074

1USBストレージ
10 実施例1のUSBストレージ
13フラッシュメモリ
13a仮想CD−ROM領域
13b 管理領域
14 AUTORUNファイル
15ファイル管理プログラム
16データファイル
17有効期限情報
18時計モジュール
100 実施例2のUSBストレージ
105 ファイル管理プログラム
107 総利用時間情報
108 制限時間情報

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