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技術 プロジェクタ

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 大月伸行
出願日 2007年9月28日 (13年3ヶ月経過) 出願番号 2007-254567
公開日 2009年4月23日 (11年8ヶ月経過) 公開番号 2009-086200
状態 未査定
技術分野 投影装置 テレビジョン受像機の構造の細部
主要キーワード 受光用開口 商用交流電流 電磁シールド材 縦断面視 箱状部材 受光方向 リモコン受光窓 投射領域
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年4月23日)のものです。
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図面 (7)

課題

操作信号が斜めからプロジェクタに対して送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができるプロジェクタの提供。

解決手段

プロジェクタは、操作信号を受光する受光装置10と、受光装置10を収納する外装筐体とを備える。外装筐体の正面部233および上面部211が交差する角部には、受光用開口部232が形成されている。受光装置10は、受光用開口部232内に設けられ、受光方向Bは、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向とされている。このような構成によれば、操作信号がプロジェクタの正面上方側から送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。

概要

背景

従来、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光を拡大投射する画像投射装置と、画像投射装置を収納する外装筐体とを備えるプロジェクタが知られている。また、このようなプロジェクタとしては、画像投射装置を操作するための操作信号を受光する受光装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクタでは、フロントケースリモコン受光窓が形成されている。そして、リモコン受光窓の内側には、リモコン受光モジュール(受光装置)が配置されている。

特開2006−301227号公報

概要

操作信号が斜めからプロジェクタに対して送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができるプロジェクタの提供。プロジェクタは、操作信号を受光する受光装置10と、受光装置10を収納する外装筐体とを備える。外装筐体の正面部233および上面部211が交差する角部には、受光用開口部232が形成されている。受光装置10は、受光用開口部232内に設けられ、受光方向Bは、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向とされている。このような構成によれば、操作信号がプロジェクタの正面上方側から送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。

目的

本発明の目的は、操作信号がプロジェクタに対して斜めから送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができるプロジェクタを提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光を拡大投射する画像投射装置と、前記画像投射装置を操作するための操作信号を受光する受光装置と、前記画像投射装置および前記受信装置収納する外装筐体とを備えるプロジェクタであって、前記外装筐体は、互いに交差する複数の面を有し、当該各面が交差する角部には、前記受光装置を収納するための受光用開口部が形成され、前記受光装置は、前記受光用開口部内に設けられ、当該受光装置の受光方向は、当該受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、当該受光用開口部を介して前記外装筐体の外側に向かう方向とされることを特徴とするプロジェクタ。

請求項2

請求項1に記載のプロジェクタにおいて、前記受光用開口部を閉塞するとともに、前記操作信号を当該受光用開口部内に導入させる受光窓を備え、前記受光窓は、前記受光用開口部が形成された各面に沿って設けられる複数の受光部を有することを特徴とするプロジェクタ。

請求項3

請求項1または請求項2に記載のプロジェクタにおいて、前記受光用開口部内には、当該受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、当該受光用開口部を介して前記外装筐体の外側に向かう方向を法線方向とする傾斜面が設けられ、前記受光装置は、前記傾斜面に固定される基板と、前記基板に取り付けられ、前記操作信号を受光する受光素子とを備え、前記受光素子の受光方向は、前記傾斜面の法線方向と略一致することを特徴とするプロジェクタ。

請求項4

請求項2または請求項3に記載のプロジェクタにおいて、前記受光用開口部は、前記外装筐体における2つの面が交差する角部に形成され、前記受光窓は、前記各受光部と交差するとともに、前記受光用開口部内に向かって延出する反射部を有することを特徴とするプロジェクタ。

技術分野

0001

本発明は、プロジェクタに関する。

背景技術

0002

従来、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光を拡大投射する画像投射装置と、画像投射装置を収納する外装筐体とを備えるプロジェクタが知られている。また、このようなプロジェクタとしては、画像投射装置を操作するための操作信号を受光する受光装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のプロジェクタでは、フロントケースリモコン受光窓が形成されている。そして、リモコン受光窓の内側には、リモコン受光モジュール(受光装置)が配置されている。

0003

特開2006−301227号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ここで、上等の設置面にプロジェクタを設置して使用する場合においては、プロジェクタと、プロジェクタの使用者との位置関係により、操作信号はプロジェクタの斜め上方側から送出されることが多くなる。また、プロジェクタを天井から吊り下げて使用する場合には、操作信号は、プロジェクタの斜め下方側から送出されることが多くなる。
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクタでは、受信装置は、フロントケースの略中央部分に形成された開口を、平面状の1つの受光部を有する受光窓にて閉塞し、この受光窓を介して操作信号を受信するので、操作信号が受光窓に対して正面から導入される場合には良好な受光状態を得ることができるものの、操作信号が受光窓に対して斜めから導入される場合には良好な受光状態を得ることができない場合があるという問題がある。

0005

本発明の目的は、操作信号がプロジェクタに対して斜めから送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができるプロジェクタを提供することにある。

課題を解決するための手段

0006

本発明のプロジェクタは、光源から射出された光を、入力される画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光を拡大投射する画像投射装置と、前記画像投射装置を操作するための操作信号を受光する受光装置と、前記画像投射装置および前記受信装置を収納する外装筐体とを備えるプロジェクタであって、前記外装筐体は、互いに交差する複数の面を有し、当該各面が交差する角部には、前記受光装置を収納するための受光用開口部が形成され、前記受光装置は、前記受光用開口部内に設けられ、当該受光装置の受光方向は、当該受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、当該受光用開口部を介して前記外装筐体の外側に向かう方向とされることを特徴とする。

0007

ここで、受光装置は、一般的に指向性を有しており、所定方向(受光方向)を中心として所定角度の範囲(以下、受光範囲とする)内から導入される操作信号を受光することができる。
したがって、このような構成によれば、受光装置の受光方向は、受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、受光用開口部を介して外装筐体の外側に向かう方向とされるので、操作信号がプロジェクタに対して斜めから送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。例えば、略直方体状の外装筐体を備えるプロジェクタにおいて、受光用開口部を、外装筐体の正面および上面が交差する角部に形成し、受光装置を、外装筐体の上面および正面に対して傾斜し、かつ、外装筐体の外側に向かう受光方向となるように受光用開口部内に設けることで、操作信号がプロジェクタの正面上方側から送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。

0008

本発明では、前記受光用開口部を閉塞するとともに、前記操作信号を当該受光用開口部内に導入させる受光窓を備え、前記受光窓は、前記受光用開口部が形成された各面に沿って設けられる複数の受光部を有することが好ましい。

0009

ここで、例えば、前述したように、受光用開口部を、外装筐体の正面および上面が交差する角部に形成した場合において、平面状の1つの受光部を有する受光窓にて受光用開口部を閉塞すると、プロジェクタの正面上方側から送出される操作信号については受光部に導入されるので良好な受光状態を得ることができる。しかしながら、プロジェクタの背面上方側から送出される操作信号については受光部に導入されない場合があるので良好な受光状態を得ることができない。
これに対して、本発明によれば、受光窓は、受光用開口部が形成された各面に沿って設けられる複数の受光部を有しているので、プロジェクタの背面上方側から送出される操作信号は、外装筐体の上面に沿って設けられた受光部を介して受光用開口部内に導入され、外装筐体の正面に沿って設けられた受光部において一部が反射されて受光装置にて受光される。したがって、プロジェクタの背面上方側から送出される操作信号についても良好な受光状態を得ることができ、ひいては、受光装置の受光範囲を拡張することができる。

0010

本発明では、前記受光用開口部内には、当該受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、当該受光用開口部を介して前記外装筐体の外側に向かう方向を法線方向とする傾斜面が設けられ、前記受光装置は、前記傾斜面に固定される基板と、前記基板に取り付けられ、前記操作信号を受光する受光素子とを備え、前記受光素子の受光方向は、前記傾斜面の法線方向と略一致することが好ましい。

0011

このような構成によれば、傾斜面に基板を固定するだけの簡素な構成により、受光装置の受光方向を、受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、受光用開口部を介して外装筐体の外側に向かう方向とすることができ、操作信号がプロジェクタに対して斜めから送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。

0012

本発明では、前記受光用開口部は、前記外装筐体における2つの面が交差する角部に形成され、前記受光窓は、前記各受光部と交差するとともに、前記受光用開口部内に向かって延出する反射部を有することが好ましい。
ここで、反射部は、入射される光の少なくとも一部を反射することができればよい。

0013

このような構成によれば、例えば、前述したように、受光用開口部を、外装筐体の正面および上面が交差する角部に形成した場合において、プロジェクタの側面上方側から送出される操作信号は、外装筐体の正面または上面に沿って設けられた受光部に導入され、各受光部と交差するともに、受光用開口部内に向かって延出する反射部において少なくとも一部が反射されて受光装置にて受光される。したがって、プロジェクタの側面上方側から送出される操作信号についても良好な受光状態を得ることができ、ひいては、受光装置の受光範囲を拡張することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの外観構成
図1は、本実施形態に係るプロジェクタ1を正面側から見た斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、外部機器等から入力する画像情報に応じた画像光を形成し、当該画像光をスクリーン等の投射面上に投影するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、外装筐体2と、当該外装筐体2内に収納される装置本体3(図1では図示省略)とを備えている。

0015

〔外装筐体の構成〕
外装筐体2は、全体略直方体形状を有し、本実施形態では合成樹脂により形成されている。この外装筐体2は、上面を形成するアッパーケース21、下面を形成するロアーケース22、及び、正面(後述する投射レンズ46により画像光を投射する側)を形成するフロントケース23とから構成されている。
このうち、ロアーケース22の底面には、詳しい図示を省略するが、設置面にプロジェクタ1を設置するための脚部が突設されている。

0016

アッパーケース21は、上面部211と、当該上面部211から略垂下する左右の側面部212,213及び背面部214とを有する縦断面視略U字状に形成されている。
上面部211の略中央には、複数の開口2111が形成されており、当該開口2111を介して、プロジェクタ1を操作するための操作パネル上に配設された複数のキー2112が露出する。このようなキー2112として、プロジェクタ1の電源オンオフする電源キーや、台形歪み等の調整並びにメニュー画面項目選択等に用いられる方向キー及び決定キー等が挙げられる。

0017

また、上面部211における正面側(フロントケース23に近接する側)には、開口2113及び膨出部2114が形成されている。この開口2113及び膨出部2114が形成された領域に対応する外装筐体2の内部には投射レンズ46が設けられており、当該開口2113を介して、投射レンズ46に設けられたズーム及びフォーカス調整用のつまみ463が露出する。また、膨出部2114は、投射レンズ46の形状に応じて面外方向に膨出するように形成されている。
更に、上面部211における背面側には、後述する光源装置411を交換するための略矩形の開口2115が形成され、当該開口2115は、カバー2116により覆われている。

0018

側面部212,213のうち、プロジェクタ1を正面側から見た場合の左側(図1における左側)に位置する側面部212には、外装筐体2内部の空気を外部に排気するスリット状の第1の排気口2121と、略矩形状の切欠2122とが形成されている。
このうち、切欠2122には、アッパーケース21とロアーケース22とが組み合わさった際に、ロアーケース22に形成された排気部221が嵌め合わされる。なお、この排気部221にはスリット状の第2の排気口222が形成されており、当該排気口222を介して、内部に設けられたファン63(図2参照)により、外装筐体2内の空気が排出される。
また、側面部212とは反対側に形成された側面部213には、図示を省略したが、外装筐体2外部の空気を内部に導入するための吸気口が形成されている。

0019

フロントケース23には、側面部213側に、投射レンズ46が露出するための略円形状の開口231が形成されている。また、フロントケース23の略中央上側には、アッパーケース21と組み合わさって形成される略矩形の受光用開口部232が形成され、当該受光用開口部232は、受光窓11によって覆われている。この受光用開口部232の内部には、リモコン(図示省略)からの赤外線信号(操作信号)を受光する受光装置10(図4参照)が設けられている。なお、受光装置10および受光窓11については、後に詳述する。

0020

〔装置本体の構成〕
図2は、装置本体3を示す斜視図である。換言すると、図2は、図1の状態からアッパーケース21及びフロントケース23を取り外した状態のプロジェクタ1を示す斜視図である。
装置本体3は、外部機器等から入力した画像情報を処理し、当該画像情報に応じた画像光を形成投射するものであり、ロアーケース22に固定されている。この装置本体3は、図2に示すように、光学装置4、電源装置5、冷却装置6及び制御装置(図示省略)を備えている。
このうち、電源装置5は、正面に沿って配置され、外部から入力した商用交流電流直流変換した後、昇圧及び降圧して、プロジェクタ1を構成する各電子部品電力を供給する。この電源装置5は、周囲を電磁シールド材51により覆われており、これによりEMI(Electro Magnetic Interference、電磁干渉対策が施されている。

0021

冷却装置6は、側面部213の吸気口(図示省略)を介して外装筐体2の外部から導入した空気を用いて光学装置4、電源装置5及び制御装置を冷却し、冷却に供された空気を第1の排気口2121、及び第2の排気口222を介して外部に排出するものである。この冷却装置6は、ダクト61及び複数のファンにより構成されている。
このうち、ダクト61は、側面部213の吸気口(図示省略)に接続され、当該ダクト61の下方に配置されたファン(図示省略)により、外装筐体2外部から導入した冷却空気を、後述する光学装置4の各液晶パネル441等に送風する。
電源装置5近傍に設けられたファン62は、外装筐体2内部の冷却空気の一部を導入し、当該冷却空気を電源装置5に流通させて第1の排気口2121より排出する。
排気部221と接続されたファン63は、装置本体3の冷却に供された空気を吸引し、第2の排気口222を介して外装筐体2の外部に排出する。

0022

制御装置は、プロジェクタ1の動作を制御する。例えば、制御装置は、前述の操作パネルの各キー2112に対する入力操作に応じた処理を実行するほか、入力する画像情報を処理し、当該画像情報に応じた画像信号を光学装置4の後述する液晶パネル441に出力する。この制御装置は、詳しい図示を省略するが、CPU(Central Processing Unit)等が実装された回路基板として構成され、光学装置4の上方に配置される。

0023

〔光学装置の構成〕
図3は、光学装置4の光学系を示す模式図である。
画像投射装置としての光学装置4は、前述の制御装置から入力する画像信号に応じた画像光を形成し、当該画像光を投射面上に投射する。この光学装置4は、外装筐体2の背面(背面部214)に沿って延出するとともに、当該外装筐体2の側面(側面部213)に沿って延出する平面視略L字形状を有している。
このような光学装置4は、図3に示すように、照明光学装置41と、色分離光学装置42と、リレー光学装置43と、電気光学装置44と、これら各装置41〜44を内部に収納配置する光学部品用外装筐体45と、当該光学部品用外装筐体45に取り付けられる投射レンズ46とを備えて構成されている。

0024

照明光学装置41は、光源装置411、第一レンズアレイ412、第二レンズアレイ413、偏光変換素子414及び重畳レンズ415を備えて構成されている。
光源装置411は、放射状の光線を射出する光源ランプ416と、当該光源ランプ416から射出された放射光を反射して所定位置収束させるリフレクタ417と、リフレクタ417にて収束される光束を照明光軸Aに対して平行化する平行化凹レンズ418とを備えている。このような光源ランプ416としては、ハロゲンランプメタルハライドランプ及び高圧水銀ランプ等を利用することができる。また、リフレクタ417としては、回転楕円面を有する楕円面リフレクタで構成することができるほか、回転放物面を有する放物面リフレクタで構成することも可能である。この場合には、平行化凹レンズ418を省略することができる。

0025

第一レンズアレイ412及び第二レンズアレイ413は、それぞれ対応する小レンズマトリクス状に配列された構成を有し、第一レンズアレイ412は、光源装置411から入射した光束を複数の部分光束に分割して、第二レンズアレイ413近傍に結像させる。
第二レンズアレイ413は、光路後段に位置する重畳レンズ415とともに、第一レンズアレイ412の各小レンズから射出された像を、電気光学装置44の後述する液晶パネル441の画像形成領域に結像させる。
偏光変換素子414は、第二レンズアレイ413から入射した各部分光束を、略1種類の直線偏光光に変換する。

0026

色分離光学装置42は、2枚のダイクロイックミラー421,422及び反射ミラー423を備え、照明光学装置41から射出された複数の部分光束を赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の色光に分離する。このような色分離光学装置42により分離された3色の色光のうち、緑色光及び青色光は、集光レンズ419を介して緑色光用及び青色光用入射側偏光板442にそれぞれ入射し、赤色光は、リレー光学装置43及び集光レンズ419を介して赤色光用の入射側偏光板442に入射する。

0027

リレー光学装置43は、色分離光学装置42で分離された赤色光を、後述する赤色光用の液晶パネル441Rまで導くものであり、入射側レンズ431、リレーレンズ433及び反射ミラー432,434を備えている。このようなリレー光学装置43が赤色光の光路上に配置されているのは、赤色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長いので光の拡散等による光の利用効率の低下を防止するためである。なお、リレー光学装置43には、3つの色光のうち赤色光を通す構成としたが、これに限らず、例えば、青色光を通す構成としてもよい。

0028

電気光学装置44は、入射した光束を画像信号に応じて変調してカラー画像に係る画像光を形成する。この電気光学装置44は、3つの液晶パネル441(赤色光側の液晶パネルを441R、緑色光側の液晶パネルを441G、青色光側の液晶パネルを441Bとする)と、各液晶パネル441の光路前段側に配置される3つの入射側偏光板442と、各液晶パネル441の光路後段側に配置される3つの射出側偏光板443と、クロスダイクロイックプリズム444とを備えて構成されている。

0029

3つの入射側偏光板442は、色分離光学装置42で分離された各色光のうち、偏光変換素子414で揃えられた偏光方向と略同一の偏光方向を有する偏光光のみ透過させ、その他の光束を吸収する。
3つの液晶パネル441は、一対の透明なガラス基板電気光学物質である液晶密閉封入された構成を有し、入力される画像情報に応じて液晶の配向状態が制御されることで、入射側偏光板442から射出された偏光光の偏光方向を変調する。
3つの射出側偏光板443は、液晶パネル441を介して射出された光束のうち、一定方向の偏光光(例えば、入射側偏光板442における光束の透過軸と直交する偏光軸を有する光束)を透過し、その他の光を吸収する。

0030

クロスダイクロイックプリズム444は、各射出側偏光板443から射出された変調光を合成してカラー画像を形成する。このクロスダイクロイックプリズム444は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状を有し、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、2つの誘電体多層膜が形成されている。これら誘電体多層膜は、液晶パネル441Gから射出され、かつ、射出側偏光板443を介した色光を透過し、液晶パネル441R,441Bから射出され、かつ、射出側偏光板443を介した各色光を反射する。これにより、赤色光、緑色光及び青色光が合成された画像光が形成される。

0031

光学部品用外装筐体45は、内部に所定の照明光軸Aが設定され、上述した各装置41〜44を照明光軸Aに対する所定位置に配置する合成樹脂製の箱状部材である。
投射レンズ46は、電気光学装置44で形成された画像光を拡大投射する投射光学装置である。この投射レンズ46は、鏡筒462内部に複数のレンズ(例えば、投射方向先端側に位置するフレネルレンズ461等)が収納された組レンズとして構成されており、本実施形態では、従来のプロジェクタに比べて画像光の投射距離が短くても、従来のプロジェクタと同じ投射領域を実現可能に構成されている。短い投射距離で従来と同じ投射領域を実現するため、フレネルレンズ461の直径は鏡筒462の直径より大きくなっている。この投射レンズ46の鏡筒462には、開口2113(図1参照)を介して露出するつまみ463(図1及び図2参照)が設けられており、手動でズーム及びフォーカスを調整することができる。

0032

〔受光装置および受光窓の構成〕
図4は、受光装置10、受光窓11、アッパーケース21、およびフロントケース23の分解斜視図である。図5は、受光装置10および受光窓11を示す断面図である。
フロントケース23は、図4に示すように、前述した開口231が形成される正面部233と、正面部233の端縁から外装筐体2の背面部214側に向かって起立する起立部234と、正面部233の長手方向の略中央位置に、起立部234から正面部233にかけて形成される切欠235と、切欠235の内側に設けられる傾斜面236とを備える。

0033

切欠235には、図5に示すように、上面部211側に向かって突出する突出部235Aが正面部233の長手方向に沿って形成されている。
傾斜面236は、正面部233およびアッパーケース21の上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向を法線方向とするように設けられ、図4に示すように、受光装置10を固定するためのネジ孔236Aが正面部233側から見て右上部分に形成されている。

0034

アッパーケース21は、上面部211の長手方向の略中央位置に形成される切欠215を備える。この切欠215は、アッパーケース21およびフロントケース23が組み合わさった状態において、フロントケース23の切欠235と一体化され、受光用開口部232を形成している。すなわち、本実施形態では、受光用開口部232は、正面部233および上面部211が交差する角部に形成されている。

0035

受光装置10は、図4および図5に示すように、基板101と、基板101に取り付けられ、リモコン(図示省略)からの操作信号を受光する受光素子102とを備える。
基板101は、略矩形板状に形成され、傾斜面236に形成されたネジ孔236Aと対向する位置に孔101Aが形成されている。そして、基板101は、孔101Aを介してネジ101Bがネジ孔236Aに螺合されることで固定されている。
受光素子102は、受光方向Bが基板101の法線方向と略一致するように、基板101の正面部233側から見て左端部分に取り付けられている。したがって、受光装置10の受光方向Bは、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向とされている。

0036

図6は、受光窓11を背面側から見た斜視図である。
受光窓11は、透光性を有する材料を成形したものであり、図4および図6に示すように、受光用開口部232を閉塞するとともに、操作信号を受光用開口部232内に導入させる受光部111,112と、受光部111,112から導入される操作信号の少なくとも一部を反射させる反射部113,114を備える。なお、各受光部111,112および各反射部113,114には、鏡面仕上げが施されている。
受光部111および受光部112は、それぞれ略矩形の板状に成形され、正面部233および上面部211に沿って延出する縦断面視略L字形状を有している。また、受光部112には、外装筐体2の背面部214側に向かって突出する突出部112Aが形成されている。
反射部113および反射部114は、受光部111および受光部112の長手方向の端縁から受光用開口部232内に向かって延出している。すなわち、各反射部113,114は、各受光部111,112と交差するとともに、受光用開口部232内に向かって延出している。そして、各反射部113,114には、受光部111との間に間隙Lを形成する切欠113A,114Aが形成されている。

0037

そして、受光窓11は、図4および図5に示すように、受光部111と、各反射部113,114の切欠113A,114Aとで突出部235Aを挟み込むように切欠235に嵌め込まれるとともに、上面部211にて受光部112の突出部112Aを押さえ込まれるようにして外装筐体2に取り付けられる。

0038

本実施形態に係るプロジェクタ1によれば、次のような効果がある。
(1)受光装置10の受光方向Bは、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向とされるので、操作信号がプロジェクタ1の正面上方側から送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。
(2)各受光部111,112は、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に沿って設けられているので、プロジェクタ1の背面上方側から送出される操作信号は、外装筐体2の上面部211に沿って設けられた受光部112に導入され、外装筐体2の正面部233に沿って設けられた受光部111において一部が反射されて受光装置10にて受光される。したがって、プロジェクタ1の背面上方側から送出される操作信号についても良好な受光状態を得ることができ、ひいては、受光装置10の受光範囲を拡張することができる。

0039

(3)受光用開口部232内には、傾斜面236が設けられているので、傾斜面236に基板101を固定するだけの簡素な構成により、受光装置10の受光方向Bを、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、外装筐体2の外側に向かう方向とすることができ、操作信号が斜めからプロジェクタに対して送出される場合であっても良好な受光状態を得ることができる。
(4)プロジェクタ1の側面上方側から送出される操作信号は、外装筐体2の正面部233または上面部211に沿って設けられた各受光部111,112に導入され、各受光部111,112と交差するともに、受光用開口部232内に向かって延出する反射部113,114において少なくとも一部が反射されて受光装置10にて受光される。したがって、プロジェクタ1の側面上方側から送出される操作信号についても良好な受光状態を得ることができ、ひいては、受光装置10の受光範囲を拡張することができる。

0040

〔実施形態の変形〕
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、受光用開口部232は、外装筐体2の正面部233および上面部211が交差する角部に形成されていたが、例えば、外装筐体2の背面部214および上面部211が交差する角部に形成されていてもよく、さらには、外装筐体2の正面部233、上面部211、および側面部213が交差する角部に形成されていてもよい。要するに、受光用開口部は、外装筐体の複数の面が交差する角部に形成されていればよい。

0041

前記実施形態では、受光窓11は、正面部233および上面部211に沿って延出する縦断面視略L字形状を有する2つの受光部111,112を備えていたが、受光窓は、平面状の1つの受光部を備えていてもよく、さらには、3つ以上の受光部を備えていてもよい。
前記実施形態では、基板101を傾斜面236に固定することで、受光装置10の受光方向Bを、受光用開口部232が形成された正面部233および上面部211に対して傾斜し、かつ、受光用開口部232を介して外装筐体2の外側に向かう方向としていたが、例えば、基板101を正面部233に直接固定してもよい。要するに、受光装置の受光方向を、受光用開口部が形成された各面に対して傾斜し、かつ、受光用開口部を介して外装筐体の外側に向かう方向とすることができればよい。

0042

前記実施形態では、受光窓11は、各受光部111,112と交差するともに、受光用開口部232内に向かって延出する2つの反射部113,114を備えていたが、いずれか1つの反射部のみを備えていてもよく、さらには、このような反射部を備えていなくてもよい。
前記実施形態では、光学装置4は平面視略L字形状を有した構成としたが、これに限らず、例えば、平面視略U字形状を有した構成を採用してもよい。
前記各実施形態では、透過型の液晶パネル441を採用していたが、これに限らず、反射型の液晶パネルを採用してもよく、あるいは、デジタルマイクロミラーデバイスDMD)を採用してもよい。なお、DMDは米国テキサスインスツルメンツ社商標である。

0043

本発明は、プロジェクタに好適に利用することができる。

図面の簡単な説明

0044

本発明に係る一実施形態に係るプロジェクタを正面側から見た斜視図。
前記実施形態における装置本体を示す斜視図。
前記実施形態における光学装置の光学系を示す模式図。
前記実施形態における受光装置、受光窓、アッパーケース、およびフロントケースの分解斜視図。
前記実施形態における受光装置および受光窓を示す断面図。
前記実施形態における受光窓を外装筐体側から見た斜視図。

符号の説明

0045

1…プロジェクタ、2…外装筐体、4…光学装置(画像投射装置)、10…受光装置、11…受光窓、101…基板、102…受光素子、111,112…受光部、113,114…反射部、232…受光用開口部、236…傾斜面、B…受光方向。

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