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技術 交換機制御装置の試験装置、方法及びプログラム

出願人 沖通信システム株式会社
発明者 宮本幸雄中野賢司福島健一郎河崎祐治高橋輝久馬場敦
出願日 2007年9月25日 (13年1ヶ月経過) 出願番号 2007-247896
公開日 2009年4月16日 (11年7ヶ月経過) 公開番号 2009-081566
状態 未査定
技術分野 電話通信サービス
主要キーワード 擬似装置 疑似装置 代替設備 擬似動作 実施項目 対向試験 アクション種別 運用作業
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年4月16日)のものです。
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図面 (12)

課題

TCP/IPに対応することができること、異機種交換機への対応作業の作業量を削減することができること、冗長化システム及びファイル転送プロトコルの利用に対応することができること、データ類の作成作業を削減できることを実現できるようにする。

解決手段

交換機制御装置試験装置は、複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験システムにおいて、交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段と、異機種交換機の種類に応じた特有プロトコル制御を異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段と、異機種交換機の種類に拠らない、交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段とを備える。

概要

背景

例えば、電話機携帯電話機などの通信網は、多数かつ多種の交換機組合せて構成されている。そこで、これら交換機の保守運用作業(例えば、状態の把握、設定データの変更、制御ソフトウェアの入替えなど)を行なう必要がある。

この交換機の保守/運用作業は、交換機を制御するために用意されたコマンド文文字列)を用いたコマンドラインインタフェースによって行なえるようになっており、それらの操作を効率的かつ確実に実施するために、例えば、図2に示すように、交換機制御装置1を用いた保守/運用システムによって行なわれている。

図2において、交換機制御装置1は、多種の交換機2−1〜2−3に対応している場合が多く、オペレータ7からコマンド文によるオペレーションを受けて(ステップS1)、各種交換機2−1〜2−3に応じた一連コマンドと応答をやり取りすることにより、それら交換機の保守/運用作業を実現する(ステップS2)。

ところで、通信網、及び、通信網を構成するシステム規模拡大に伴い、その保守/運用システムは、図3のようなネットワークを用いた遠隔からの一括制御が一般的となっており、交換機制御装置1及び各交換機2−1〜2−9とネットワーク5との間は、TCP/IPを用いたLAN6−1〜6−4を介して接続されることが多い。

また、電話機、携帯電話機などの増減に応じて、通信網の構成(例えば、交換機の台数接続構成など)の変更が必要となる。

さらに、新たな通信媒体通信機器の登場に応じて、交換機の種類も増え、それらの保守/運用のため、交換機制御装置に新たな交換機とのインタフェースの追加、または、交換機制御装置自体の新規開発が必要となる。

このような交換機制御装置の変更や交換機制御装置の追加が行なわれる場合には、交換機制御装置の動作を確認するために、制御対象である交換機との対向試験を行なうことが必要となる。

そのため、この交換機制御装置の開発に伴い、交換機制御装置の対向試験設備が必要となる。

しかし、この交換機制御装置の対向試験設備として、実際の交換機を、必要数準備することは、困難である場合が多い。

例えば、新たな交換機と交換機制御装置を並行開発するような場合には、交換機制御装置の対向試験を実施する時点で、交換機が開発途中であり存在していないという場合もある。また、交換機の準備はできても、対向試験での実施を想定している事象シーケンスなど)を、自由に発生させることが困難な場合がある。

これらの状況に対応するため、擬似的な交換機として、交換機制御装置と交換機の間のコマンドと応答のやり取りをシミュレートする対向試験設備を用意し、交換機の代替設備として使用するという方法がとられる。

従来、このような対向試験設備として、特許文献1に記載の「異機種交換機インタフェース疑似装置による保守運用装置検証方式」や、特許文献2に記載の「疑似試験装置」等の技術がある。

特許文献1に記載の保守運用装置検証方式は、複数の異機種交換機と保守運用装置間の監視試験制御情報の検証方式であり、一台の対向試験設備で、複数種類の交換機のインタフェースを擬似するものである。

しかし、この技術は、同時には一台の対向試験設備としてのみ動作するため、多数かつ多種の交換機との対向試験を擬似する場合には、この擬似装置自体を多数用意する必要があり、その点で対向試験設備の準備を困難にする問題がある。

この点を解決する技術として、特許文献2に記載の擬似試験装置がある。この技術は、複数種類の交換機のインタフェースを擬似するだけでなく、それら複数種類の擬似動作を同時に実行するものである。

これによって、多数かつ多種の交換機を制御する交換機制御装置について、インタフェース情報の異なる複数の交換機を制御する場合のソフトウェア検証を、一台の擬似装置で実施することができる。

また、特許文献2の記載の技術は、擬似する交換機のインタフェース情報を、パラメータ、メッセージ、及びシナリオとして用意し、それらのシナリオを実行することにより、交換機のシーケンスを擬似するものである。つまり、交換機制御装置が交換機を制御するためにやり取りするコマンドをメッセージ情報として、また、各コマンドで指定するパラメータをパラメータ情報として分けて定義し、更に、それらのコマンドの流れをシナリオ情報に定義することにより、インタフェース変更時のインタフェース情報の作成作業を削減できるように工夫している。

特開平4−123562号公報
特開平11−046247号公報

概要

TCP/IPに対応することができること、異機種交換機への対応作業の作業量を削減することができること、冗長化システム及びファイル転送プロトコルの利用に対応することができること、データ類の作成作業を削減できることを実現できるようにする。交換機制御装置の試験装置は、複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験システムにおいて、交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段と、異機種交換機の種類に応じた特有プロトコル制御を異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段と、異機種交換機の種類に拠らない、交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段とを備える。

目的

そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、共通の通信プロトコル(TCP/IP)に対応することができること、異機種交換機への対応作業の作業量を削減することができること、冗長化システム及びファイル転送プロトコルの利用に対応することができること、データ類の作成作業を削減できることを実現する交換機制御装置の試験装置、方法及びプログラムを提供する。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験システムにおいて、上記交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段と、上記異機種交換機の種類に応じた特有プロトコル制御を上記異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段と、上記異機種交換機の種類に拠らない、上記交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段とを備えることを特徴とする交換機制御装置の試験システム。

請求項2

上記プロトコル制御手段は、上記異機種交換機の種別毎の制御プロトコルを行なう複数のプロトコル実行部を有し、これら各プロトコル実行部が並列的に動作することを特徴とする請求項1に記載の交換機制御装置の試験システム。

請求項3

上記各プロトコル実行部が、上記交換機制御装置との間の複数のコネクションを1対として通信路冗長化を行なうことを特徴とする請求項2に記載の交換機制御装置の試験システム。

請求項4

上記交換機制御装置からのコマンドに対する動作シナリオとして、予め設定された上記各コマンドに対する応答パターンを保持する複数の応答パターン保持手段を備え、上記シナリオ制御手段が、上記応答パターンを参照して、交換機制御装置から受信したコマンドに対する応答を行なうことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の交換機制御装置の試験システム。

請求項5

上記各応答パターンが、少なくとも、上記交換機制御装置からのコマンド及び当該コマンド受信時の試験装置の状態と当該コマンドに対するシーケンス識別情報と当該シーケンス実施後の状態とが定義されたシナリオファイルと、上記コマンドに応じた実施項目及び実施に必要な設定情報が定義されたシーケンスファイルと、応答データを有するデータファイルと対応させてなるものであることを特徴とする請求項4に記載の交換機制御装置の試験システム。

請求項6

上記交換機制御装置からのコマンドに対する応答がファイル転送である場合に、上記プロトコル制御手段の制御により、当該コマンドに対する応答ファイルを上記交換機制御装置に送信するファイル転送手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の交換機制御装置の試験システム。

請求項7

複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験方法において、試験装置が、ネットワーク接続手段、プロトコル制御手段及びシナリオ制御手段を備え、上記ネットワーク接続手段が、上記交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続工程と、上記プロトコル制御手段が、上記異機種交換機の種類に応じた特有のプロトコル制御を上記異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御工程と、シナリオ制御手段が、上記異機種交換機の種類に拠らない、上記交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御工程とを有することを特徴とする交換機制御装置の試験方法。

請求項8

複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験プログラムにおいて、コンピュータを、上記交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段、上記異機種交換機の種類に応じた特有のプロトコル制御を上記異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段、上記異機種交換機の種類に拠らない、上記交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段として機能させる交換機制御装置の試験プログラム。

技術分野

0001

本発明は、交換機制御装置試験装置、方法及びプログラムに関し、特に、異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を試験する対向試験設備における擬似交換機として動作する試験システム、方法及びプログラムに適用し得るものである。

背景技術

0002

例えば、電話機携帯電話機などの通信網は、多数かつ多種の交換機組合せて構成されている。そこで、これら交換機の保守運用作業(例えば、状態の把握、設定データの変更、制御ソフトウェアの入替えなど)を行なう必要がある。

0003

この交換機の保守/運用作業は、交換機を制御するために用意されたコマンド文文字列)を用いたコマンドラインインタフェースによって行なえるようになっており、それらの操作を効率的かつ確実に実施するために、例えば、図2に示すように、交換機制御装置1を用いた保守/運用システムによって行なわれている。

0004

図2において、交換機制御装置1は、多種の交換機2−1〜2−3に対応している場合が多く、オペレータ7からコマンド文によるオペレーションを受けて(ステップS1)、各種交換機2−1〜2−3に応じた一連コマンドと応答をやり取りすることにより、それら交換機の保守/運用作業を実現する(ステップS2)。

0005

ところで、通信網、及び、通信網を構成するシステム規模拡大に伴い、その保守/運用システムは、図3のようなネットワークを用いた遠隔からの一括制御が一般的となっており、交換機制御装置1及び各交換機2−1〜2−9とネットワーク5との間は、TCP/IPを用いたLAN6−1〜6−4を介して接続されることが多い。

0006

また、電話機、携帯電話機などの増減に応じて、通信網の構成(例えば、交換機の台数接続構成など)の変更が必要となる。

0007

さらに、新たな通信媒体通信機器の登場に応じて、交換機の種類も増え、それらの保守/運用のため、交換機制御装置に新たな交換機とのインタフェースの追加、または、交換機制御装置自体の新規開発が必要となる。

0008

このような交換機制御装置の変更や交換機制御装置の追加が行なわれる場合には、交換機制御装置の動作を確認するために、制御対象である交換機との対向試験を行なうことが必要となる。

0009

そのため、この交換機制御装置の開発に伴い、交換機制御装置の対向試験設備が必要となる。

0010

しかし、この交換機制御装置の対向試験設備として、実際の交換機を、必要数準備することは、困難である場合が多い。

0011

例えば、新たな交換機と交換機制御装置を並行開発するような場合には、交換機制御装置の対向試験を実施する時点で、交換機が開発途中であり存在していないという場合もある。また、交換機の準備はできても、対向試験での実施を想定している事象シーケンスなど)を、自由に発生させることが困難な場合がある。

0012

これらの状況に対応するため、擬似的な交換機として、交換機制御装置と交換機の間のコマンドと応答のやり取りをシミュレートする対向試験設備を用意し、交換機の代替設備として使用するという方法がとられる。

0013

従来、このような対向試験設備として、特許文献1に記載の「異機種交換機インタフェース疑似装置による保守運用装置検証方式」や、特許文献2に記載の「疑似試験装置」等の技術がある。

0014

特許文献1に記載の保守運用装置検証方式は、複数の異機種交換機と保守運用装置間の監視・試験・制御情報の検証方式であり、一台の対向試験設備で、複数種類の交換機のインタフェースを擬似するものである。

0015

しかし、この技術は、同時には一台の対向試験設備としてのみ動作するため、多数かつ多種の交換機との対向試験を擬似する場合には、この擬似装置自体を多数用意する必要があり、その点で対向試験設備の準備を困難にする問題がある。

0016

この点を解決する技術として、特許文献2に記載の擬似試験装置がある。この技術は、複数種類の交換機のインタフェースを擬似するだけでなく、それら複数種類の擬似動作を同時に実行するものである。

0017

これによって、多数かつ多種の交換機を制御する交換機制御装置について、インタフェース情報の異なる複数の交換機を制御する場合のソフトウェア検証を、一台の擬似装置で実施することができる。

0018

また、特許文献2の記載の技術は、擬似する交換機のインタフェース情報を、パラメータ、メッセージ、及びシナリオとして用意し、それらのシナリオを実行することにより、交換機のシーケンスを擬似するものである。つまり、交換機制御装置が交換機を制御するためにやり取りするコマンドをメッセージ情報として、また、各コマンドで指定するパラメータをパラメータ情報として分けて定義し、更に、それらのコマンドの流れをシナリオ情報に定義することにより、インタフェース変更時のインタフェース情報の作成作業を削減できるように工夫している。

0019

特開平4−123562号公報
特開平11−046247号公報

発明が解決しようとする課題

0020

しかしながら、特許文献2に記載の擬似試験装置の物理インタフェースは、RS−232Cインタフェース及びITU−T勧告のX.21インタフェースのみとなっており、交換機制御装置と交換機との間の通信路プロトコルとして、TCP/IPに対応していない。また、特許文献2に記載の擬似試験装置は、交換機制御装置と交換機との間の通信プロトコルを制御する機能モジュールが、プロトコル制御部として1つにまとまっている。

0021

そのため、新たな交換機に対応するには、プロトコル制御部全体を見直す必要がある。

0022

ここで、交換機制御装置と交換機との間のコマンドと応答のやり取りを伝達するために使用する通信路のプロトコル、及び、その階層構造は、交換機の種類によって異なっている。

0023

図4は、交換機の種類に応じた通信路のプロトコル及び階層構造を示す説明図である。図4に示すように、例えば交換機(タイプC)2−3は、TCP/IP層上にOSIセション層を載せ、OSIセション層のコネクションを使用するタイプであり、例えば交換機(タイプB)2−2は、TCP/IP層上にその交換機独自のプロトコルを設けて、そのプロトコルのコネクションを使用するタイプであり、例えば交換機(タイプA)2−1は、TCP/IPコネクションを直接使用するタイプを示す。

0024

図4に例示した各種交換機2−1〜2−3はいずれも、下位層としてTCP/IPを使用している点及び交換機制御のコマンドと応答が最上位層を流れる点は共通しているが、中間層(例えば、OSIセション層、交換機独自のプロトコル層、中間層未使用など)が異なるため、これらの各種交換機2−1〜2−3に対応するためには、共通の下位層であるTCP/IP部分も含めたプロトコル制御部全体を新たに作成し直す必要がある。

0025

また、交換機制御装置が、交換機から取得する情報には、課金情報などの大量の情報があり、そのような情報をまとめて取得するために、FTPファイル転送プロトコル)を併用する場合が多い。この点について、従来の技術では、このようなFTPと連携したシーケンスも実現していない。

0026

さらに、交換機の保守/運用システムの可用性を高めるため、下位層(TCP/IP)を冗長化する場合が多い。例えば、0系・1系のように通信路を2系統用意して、一方の系統使用不可能な状況下でも、他方の系統によって通信路を確保するものである。交換機によっては、この2系統の通信路をコマンド用とFTP用に並行利用する場合もあり、リアルタイム処理用とバッチ処理用のような用途別の利用もある。しかしながら、従来の技術では、このような冗長化への対応も実現していない。

0027

さらにまた、交換機のシーケンスを擬似するために用意するデータ類の作成作業に関しては、各コマンド単位でのデータ作成量は削減されるが、コマンド及び応答のやり取りは全てシナリオに記述する必要がある。交換機の保守/運用作業で実施されるコマンド及び応答のやり取りは、ある一連の操作(設定データの変更など)のみであっても、膨大な量になる場合が多いため、このシナリオ作成作業量も膨大なものになってしまう。

0028

そこで、本発明は、上述した課題に鑑み、共通の通信プロトコル(TCP/IP)に対応することができること、異機種交換機への対応作業の作業量を削減することができること、冗長化システム及びファイル転送プロトコルの利用に対応することができること、データ類の作成作業を削減できることを実現する交換機制御装置の試験装置、方法及びプログラムを提供する。

課題を解決するための手段

0029

かかる課題を解決するために、第1の本発明の交換機制御装置の試験装置は、複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験システムにおいて、(1)交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段と、(2)異機種交換機の種類に応じた特有のプロトコル制御を異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段と、(3)異機種交換機の種類に拠らない、交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段とを備えることを特徴とする。

0030

第2の本発明の交換機制御装置の試験方法は、複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験方法において、試験装置が、ネットワーク接続手段、プロトコル制御手段及びシナリオ制御手段を備え、(1)ネットワーク接続手段が、交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続工程と、(2)プロトコル制御手段が、異機種交換機の種類に応じた特有のプロトコル制御を異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御工程と、(3)シナリオ制御手段が、異機種交換機の種類に拠らない、交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御工程とを有することを特徴とする。

0031

第3の本発明の交換機制御装置の試験プログラムは、複数の異機種交換機を制御する交換機制御装置の動作を擬似交換機として試験する交換機制御装置の試験プログラムにおいて、コンピュータを、(1)交換機制御装置との間で共通の通信プロトコルで接続するネットワーク接続手段、(2)異機種交換機の種類に応じた特有のプロトコル制御を異機種交換機の種類毎に行なうプロトコル制御手段、(3)異機種交換機の種類に拠らない、交換機制御装置からのコマンドに対する応答処理を行なうシナリオ制御手段として機能させるものである。

発明の効果

0032

本発明によれば、共通の通信プロトコルに対応することができること、異機種交換機への対応作業の作業量を削減することができること、冗長化システム及びファイル転送プロトコルの利用に対応することができること、データ類の作成作業を削減できることを実現することができる。

発明を実施するための最良の形態

0033

(A)第1の実施形態
以下では、本発明の交換機制御装置の試験装置、方法及びプログラムの第1の実施形態について図面参照しながら詳細に説明する。

0034

第1の実施形態は、開発した交換機制御装置の動作を確認するための対向試験作業において、擬似的な交換機として機能する擬似交換機に本発明を適用した場合の実施形態を例示して説明する。

0035

(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態において用いる擬似交換機の内部構成を示す構成図である。図1において、第1の実施形態の擬似交換機100は、通信制御部101、タイマ制御部102、FTP制御部103、画面制御部104、データファイル制御部105を有して構成される。

0036

通信制御部101は、対向試験対象の交換機制御装置との間の通信制御を行なうものである。図1に示すように、通信制御部101は、大別して、下位層部分、中間層部分、上位層部分の3階層を有して構成されるものである。

0037

下位層部分は、各種交換機が備える共通の通信プロトコル部分であり、TCP/IP制御部130に対応するものであり、TCP/IP制御部130は通信プロトコルとしてTCP/IPを用いて通信制御するものである。また、TCP/IP制御部130は、交換機として擬似的に動作するプロトコル制御毎に0系及び1系の冗長構成をとりうるものである。

0038

上位層部分は、コマンドと応答のやり取りによるコマンドラインインタフェースで実施するという点で、各種交換機に共通の上位インタフェース部分であり、シナリオ制御部110に対応するものである。

0039

ここで、コマンドとその応答の具体的な内容(コマンド文字など)は交換機種別により異なる。そこで、第1の実施形態では、シミュレーション開始の際に、後述するシナリオファイル20、シーケンスファイル30を設け、これらコマンドと応答を実現する具体的な文字列をシナリオファイル20、シーケンスファイル30に記述しておく。

0040

そして、シナリオ制御部110が、これらシナリオファイル20及びシーケンスファイル30を参照しながら、シナリオ制御及びシーケンス制御を行なうものとする。

0041

このとき、シナリオファイル20及びシーケンスファイル30の記述フォーマット(具体的テキストでの定義ファイルとして作成する場合の文法)は、後述する図5図6に示す構成に従って規定するものとする。シナリオ制御部110は、この規定にのみ従ってシナリオファイル20及びシーケンスファイル30を参照して、シナリオ制御を行なうので、交換機の種別の違いを認識することはない。その違いは、シナリオファイル20、シーケンスファイル30にコマンド文字を記述する作業者が認識する。

0042

また、シナリオファイル20及びシーケンスファイル30を擬似交換機100に設ける方法としては、例えば、擬似交換機100が認識している特定の場所に各種のシナリオファイル20及びシーケンスファイル30を予め配置しておく。シミュレーション開始の際に、オペレータ4から使用するシナリオファイル20のファイル名を選択指定し、そのファイル名を擬似交換機100がシナリオファイル20として読み込むことで設定することができる。

0043

下位層部分と上位層部分に挟まれた中間層部分は、交換機の種類によって異なる部分であり、この中間層部分をプロトコル制御部120−1〜120−nで制御する。プロトコル制御部120−1〜120−nは、各交換機の中間層のプロトコル毎に存在し、複数種類並列して存在するものである。

0044

このように、中間層部分に、交換機種別に応じた複数のプロトコル制御部120−1〜120−nを設けることにより、それぞれの種別に応じたプロトコル処理を並列的に実行させることができる。また、新たに別の交換機種類を追加する場合でも、この中間層部分のプロトコル制御部120のみを入れ替えるだけで、当該種類の擬似交換機として機能させることができるから、新たに下位層部分(例えばTCP/IP制御部130など)を用意する必要がない。

0045

また、プロトコル制御部120−1〜120−nは、2系統のコネクションを1対として制御するものである。すなわち、下位層部分(TCP/IP)が冗長構成として0系及び1系の通信路を備えており、プロトコル制御部120−1〜120−nは、この0系及び1系の通信路を1対として制御することができる。これにより、通信路の冗長化に対応することができる。

0046

画面制御部104は、擬似交換機100のモニタ装置に対して、交換機制御装置1の対向試験に係る画面を映し出すように制御するものである。

0047

タイマ制御部102は、交換機制御装置1からのコマンドに対するアクションが一定時間の待ちである場合、プロトコル制御部120から当該コマンドのアクション情報に示される待ち時間受け取り、この待ち時間を計時するものである。そして、この待ち時間に達したときに、タイマ制御部102は、対応するプロトコル制御部120に待ち時間が経過した旨を通知するものである。

0048

FTP制御部103は、交換機制御装置1からのコマンドに対するアクションが応答ファイルの送信である場合、プロトコル制御部120から当該コマンドに応答する応答ファイル名を受け取り、この応答ファイルを転送ファイルとしてFTP制御を行なうものである。

0049

データファイル制御部105は、交換機制御装置1からのコマンドに対するアクションが応答データの送信である場合、プロトコル制御部120からデータファイル名を受け取り、当該コマンドに対する応答データを送信制御するものである。

0050

次に、第1の実施形態の擬似交換機100が、交換機制御装置1からのコマンドに対してどのように実行するかについて説明する。

0051

第1の実施形態の擬似交換機100は、動作シナリオとして、シナリオファイル20、シーケンスファイル30及びデータファイル40の3階層を定義することで、交換機制御装置1からのコマンドに対する応答を実行させるようにする。

0052

つまり、交換機制御装置1からのコマンドに対する応答パターンは限られている。そこで、第1の実施形態では、シナリオ制御部110が、シナリオファイル20及びシーケンスファイル30を参照して、コマンドに対する応答パターンを判断し、その応答パターンに応じた応答を行なうようにする。

0053

ここで、交換機制御装置1からのコマンドに対する応答パターンとしては、例えば、コマンドに対して応答データを返却する応答データ送信パターン、コマンドで要求されたことに対して例えば課金情報などをファイルで返却する応答ファイル送信パターン、要求されたコマンドに対する交換機での処理に一定の時間を待機する待機パターン等がある。

0054

そこで、これらの応答パターンに、応答データのデータファイルとの対応情報を組合せることにより、シーケンスを構成し、シーケンスファイルとして定義する。シーケンスを構成する要素として、交換機制御装置から受信するコマンド、送信する応答データ、応答として返却する応答ファイル、待ち時間などのアクション情報を指定できるようにし、これらを順番に並べたものを1つのシーケンスとして定義する。

0055

図5は、第1の実施形態のシナリオファイルの構成を示す構成図である。図5に示すように、シナリオファイル20には、複数のシナリオ情報が含まれており、各シナリオ情報201は、交換機制御装置からコマンドを受信した時点の擬似交換機100の状態21、交換機制御装置から受信したコマンド名22、そのコマンドに応じた一連のシーケンスを定義するシーケンスファイル名23、そのシーケンスを実施した後の状態24とを有して構成される。

0056

このように、シナリオファイル20には、状態21を持ち、シーケンス実施後に状態遷移も実施する。受信したコマンド22と状態21との組合せによって、その応答処理を選択するようにする。そして、同じコマンド22を受信した場合でも、その時の状態21によって、応答処理を変える。例外的な処理も、シナリオファイル20内の条件分岐(状態21とコマンド名22の組合せを分岐条件とする)によって、実現可能とする。

0057

図6は、第1の実施形態のシーケンスファイルの構成を示す構成図である。図6に示すように、シーケンスファイル30は、一連のシーケンスを実施するための個々の実施項目(アクション)と使用するパラメタを、実施する順番に定義する。

0058

図6において、各アクション情報301は、アクション種別31と、アクションパラメタ32とを有して構成されるものである。また、アクション種別31は、応答データ送信、応答ファイル送信、一定時間待ち合わせを有し、アクションパラメタ32は、データファイル名、FTPファイル名、待ち時間を有する。

0059

以上のように、シナリオファイル20とシーケンスファイル30には、最上位層でのコマンドと応答のやり取りが定義される。

0060

データファイル40には、個々の応答データがデータファイルとして定義される。データファイル40は、下位層であるTCP/IPのコネクション上に、透過なユーザデータとして送受信される内容を定義する。中間層(OSIセション層など)の実装受持つプロトコル制御部が、シナリオファイル、シーケンスファイルに記述されているコマンドを、データファイルで定義されているプロトコルデータのユーザデータ部に設定し、下位層(TCP/IP)を通信路として、交換機制御装置とのプロトコルデータ送受信を実現する。

0061

(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の擬似交換機の動作について図面を参照しながら説明する。

0062

図7は、第1の実施形態の擬似交換機を用いた交換機制御装置の対向試験作業に係る処理の全体的な流れを示す説明図である。

0063

図7において、オペレータ4から擬似交換機100の起動指示を受けると(ステップS101)、擬似交換機100は起動する。そして、擬似交換機100の画面制御部104は、擬似交換機100のモニタの画面表示の制御を開始する(ステップS102)。これにより、開発担当者等のオペレータ4は、擬似交換機100のモニタを見ながら、交換機制御部1の対向試験作業を行なうことができる。

0064

オペレータ4により指定されたシナリオファイル名が擬似交換機100に与えられる(ステップS103)。

0065

そうすると、擬似交換機100において、シナリオ制御部110はシナリオファイル20を読み込み(ステップS104)、シナリオ制御部110及びプロトコル制御部120との間で当該シナリオと通信路とについて対応付けを行なう(ステップS105)。

0066

そして、擬似交換機100は、交換機制御装置1との間でTCP/IP接続を行ない(ステップS106)、交換機制御装置1からコマンドを受け付け(ステップS107)、コマンドに対する応答処理を行なう(ステップS108)。

0067

このとき、擬似交換機100は、交換機制御装置1からコマンドを受信すると、シナリオファイル20、シーケンスファイル30及びデータファイル40の記述に従って、応答処理を実施する。

0068

次に、擬似交換機100における交換機制御装置1からのコマンドに対する応答の詳細な処理を説明する。

0069

図8及び図9は、擬似交換機100における交換機制御装置1からのコマンドに対する応答の詳細な処理を説明するシーケンスである。

0070

まず、擬似交換機100は、シミュレーション開始時に、シナリオ及び通信路についての関連付けを行ない、その関連付け情報を保持する(ステップS201)。これにより、以後、プロトコル制御部120及びシナリオ制御部110でのシナリオ及び通信路の対応付けをすることができる。

0071

次に、擬似交換機100と交換機制御装置1との間でTCP/IP接続がなされ、交換機制御装置1から擬似交換機100に向けてコマンドが送信される。

0072

交換機制御装置1から送信されたコマンドが擬似交換機100のTCP/IP制御部130により受信されると(ステップS202)、そのコマンドがプロトコル制御部120に与えられる(ステップS203)。

0073

プロトコル制御部120は、交換機制御装置1からのコマンドを受信すると、コマンド開始をシナリオ制御部110に通知し、シナリオ及びシーケンスに従った指示を要求する(ステップS204)。

0074

シナリオ制御部110は、シナリオファイル20を参照して、コマンド22と状態21に対応するシーケンスファイル名23を取得し(ステップS205)、そのシーケンスとの対応付けを行い、シーケンスIDを取得する(ステップS206)。

0075

また、シナリオ制御部110は、取得したシーケンスIDを、コマンド開始に対応するものとして、プロトコル制御部120に返却する(ステップS207)。

0076

ここで、シーケンスIDについて説明する。シーケンスIDは、シーケンスファイル30を特定するための識別情報であり、シナリオ制御部110が割り当てるものである。1つのシーケンスファイル30の実施が開始されてから、そのシーケンスファイル30に定義されているアクションが全て実行されるまで、プロトコル制御部120とシナリオ制御部110との間で、実施中のシーケンスファイル30を指定して情報をやり取りする必要がある。このやり取りを簡単にするために、シーケンス開始時にシーケンスIDを割当て、シーケンスが終了するまで、そのシーケンスIDによって、シーケンスファイル30を特定できるようにする。

0077

シナリオ制御部110からシーケンスIDがプロトコル制御部120に与えられると、プロトコル制御部120は、シナリオ制御部110に対して、シーケンスIDを指定してアクション情報を要求する(ステップS208及びS209)。

0078

シナリオ制御部110は、指定されたシーケンスIDに対応するシーケンスファイル30から、次に実行すべきアクション情報を取得し(ステップS210)、そのアクション情報を、プロトコル制御部に返却する(ステップS211)。

0079

プロトコル制御部120は、シナリオ制御部110から返却されたアクション情報に従った処理を実施する(ステップS212)。

0080

例えば、図8の場合、プロトコル制御部120が実施するアクションが応答データ送信の場合を示す。この場合、プロトコル制御部120からアクション情報で示されたデータファイル名をデータファイル制御部105に与えると、データファイル制御部105は、データファイル名に対応するデータファイル40の内容をプロトコル制御部120に返却する(ステップS213)。

0081

そして、プロトコル制御部120は応答データをTCP/IP制御部130に与えて(ステップS214)、TCP/IP制御部130が交換機制御装置1に向けて応答データを送信する(ステップS215)。

0082

ここで、プロトコル制御部120は、返却されたアクションの種類に応じた応答処理を行なう。例えば、図9では、アクションが応答データを交換機制御装置1に送信する場合の応答処理を例示したが、その他に種々の応答処理を実施することができる。

0083

例えば、アクションが応答ファイルの送信の場合は、プロトコル制御部120は、アクション情報で示されたファイル名をFTP制御部103に与える。そして、FTP制御部103によりファイル転送処理がなされ、そのアクション情報に対応する応答ファイルがFTP制御部103を介して交換機制御装置1に送信される。

0084

また例えば、アクションが一定時間の待ちである場合は、プロトコル制御部120は、アクション情報で示された待ち時間をタイマ制御部102に与えて、タイマ制御部102により待ち時間の経過の通知を受ける。

0085

次に、プロトコル制御部120は、実施したアクションが完了すると、再度、シーケンスIDを指定してシナリオ制御部110に対してアクセス情報を要求する(ステップS216及びS217)。

0086

なお、アクションが応答データ送信の場合は、応答データ送信完了時点でアクションの完了とする。また、アクションが応答ファイル送信の場合は、応答ファイル送信完了時点でアクションの完了とする。さらに、アクションが一定時間の待ちである場合は、タイマ制御部からの待ち時間の経過の通知を受けた時点でアクションの完了とする。

0087

シナリオ制御部110は、シーケンスファイル30を参照して、シーケンスIDに基づいて、次に実施すべきアクションとして定義されているアクションについて、アクション情報の内容を取得し(ステップS218)、取得したアクション情報をプロトコル制御部120に返却する(ステップS219)。

0088

そして、プロトコル制御部120は、シナリオ制御部110からのアクション情報に従ってアクションを実施する(ステップS220)。

0089

プロトコル制御部120からのアクション情報取得に対して、シナリオ制御部110は、シーケンスに定義されているアクションを順番に返却するが(ステップS221及びS222)、全てのアクションが実行されて、次に実行すべきアクション情報が無い場合には、アクション情報が無いということを、プロトコル制御部120に返却する(ステップS223及びS224)。プロトコル制御部120は、その返却を受けて、シーケンスの終了を認識する(ステップS226)。

0090

シナリオ制御部110は、シーケンスの終了を認識して、シナリオの状態を遷移する(ステップS225)。

0091

(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。

0092

(A−3−1)TCP/IPに対応した交換機制御装置の対向試験環境構築
多数かつ多種の交換機を制御対象とする交換機制御装置の、TCP/IPに対応した対向試験を実施することが、可能となる。

0093

実際の交換機を使用した対向試験環境を構築する場合には、図10のように多数かつ多種の実際の交換機を準備する必要がある。第1の実施形態の擬似交換機を使用すれば、図11のように、1台の擬似交換機装置のみを準備することによって、同等の対向試験を実施することが可能となる。

0094

(A−3−2)異機種交換機への対応作業の作業量削減
中間層のみを入れ替えることにより、異機種交換機の擬似装置として動作することが可能となる。

0095

これによって、交換機制御装置が制御する交換機として、新たな交換機種別が追加される場合でも、それに対応するための新たなプログラム作成は、その交換機種別に対応したプロトコル制御部(TCP/IP部分を含めない)のみとなり、共通の下位層であるTCP/IP部分は新たに用意する必要がない。このプロトコル制御部のプログラムさえ用意すれば、その他に必要なものは、シナリオファイル、シーケンスファイル、データファイルというテキストでの定義ファイル類のみであり、プログラム作成の技術・環境がなくても、交換機制御装置の対向試験として、いろいろなコマンドシーケンスの実現が可能となる。

0096

(A−3−3)冗長化及びFTP利用に対応した対向試験環境構築
中間層部分を制御するプロトコル制御部が、下位層の0系・1系の2系統の通信路を1対として制御することにより、通信路の冗長化への対応が可能となる。更に、シーケンスファイルへの実施項目(アクション)の定義として、応答ファイル送信(FTP)を用意し、そのFTPファイル送信処理を実施する制御部として、FTP制御部を設けることにより、FTPと連携したシーケンスへの対応も可能となる。

0097

(A−3−4)データ類の作成作業の削減
シナリオファイル、シーケンスファイル、データファイルの3階層としたことにより、対向試験で実施する動作を新たに追加する場合、それに対応するためのデータ類の作成作業を削減できる。

0098

応答パターンの数だけシーケンスファイルを用意すれば、後は、コマンドと、その応答パターンとしてのシーケンスファイルの組合せで、シナリオファイルを定義できる。これによって、同一の応答パターンを、それぞれのシナリオファイルに直接記述しなくても良くなるため、記述量を削減できる。

0099

また、各応答データの通信プロトコル上のデータフォーマットは、データファイルとしてシナリオ、シーケンスとは別に定義している。そのため、プロトコルデータのフォーマットに変更が発生した場合には、データファイルのみを変更すれば良くなるため、記述量を削減できる。

0100

(B)他の実施形態
第1の実施形態では、交換機制御装置(のソフトウェア)の開発時に、その試験工程、特に、対向試験で使用されるものとして、その使用者も開発担当者を想定して説明した。しかし、この場合に限らず、障害発生時の解析作業などでも、交換機制御装置と交換機との間のコマンドシーケンスの再現による検証などに使用することが可能であり、シナリオなどが用意されていれば、開発担当者だけでなく、システムの運用/保守担当者が使用することもできる。

0101

第1の実施形態では、交換機制御装置の対向試験のための、擬似交換機として説明したが、上位層がコマンド文字列の送受信を行い、下位層がTCP/IPプロトコルで接続される装置であれば、そのような装置のシミュレータとしても適用可能である。

0102

第1の実施形態では、1個の交換機制御装置を試験する場合を説明したが、複数個の交換機制御装置を同時に試験するようにしてもよい。

0103

第1の実施形態で説明した擬似交換機の各種機能はソフトウェア処理により実現されるものである。例えば、擬似交換機のハードウェア構成として、CPUが、ROM等に格納される処理プログラム読み出し、処理に必要なデータを用いて処理プログラムを実行することにより第1の実施形態で説明した機能を実現することができる。

図面の簡単な説明

0104

第1の実施形態の擬似交換機の内部構成を示す内部構成図である。
従来の保守・運用システムの全体構成を示す全体構成図である。
従来の遠隔システムの全体構成を示す全体構成図である。
従来の各交換機でのコマンドを伝達する通信路を説明する説明図である。
第1の実施形態のシナリオファイルの構成を示す構成図である。
第1の実施形態のシーケンスファイルの構成を示す構成図である。
第1の実施形態の擬似交換機を用いた対向試験の流れを示す図である。
第1の実施形態の擬似交換機における処理を説明するシーケンスである(その1)。
第1の実施形態の擬似交換機における処理を説明するシーケンスである(その2)。
従来の対向試験のシステム構成を示す構成図である。
第1の実施形態の対向試験のシステム構成を示す構成図である。

符号の説明

0105

100…擬似交換機、101…通信制御部、102…タイマ制御部、103…FTP制御部、104…画面制御部、105…データファイル制御部、110…シナリオ制御部、120−1〜120−n…プロトコル制御部、130…TCP/IP制御部。

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