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技術 嗜好情報生成装置および嗜好情報生成プログラム

出願人 日本放送協会
発明者 佐野雅規
出願日 2007年9月10日 (12年9ヶ月経過) 出願番号 2007-233815
公開日 2009年3月26日 (11年3ヶ月経過) 公開番号 2009-065597
状態 拒絶査定
技術分野 TV送受信機回路 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 対象種別 不等号 優先度算出 入力画 小学生 フィギュア 嗜好情報生成 ワンタッチボタン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年3月26日)のものです。
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図面 (7)

課題

視聴者視聴した放送番組から視聴者の嗜好を正しく反映した嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置を提供する。

解決手段

嗜好情報生成装置50は、視聴者によって選択された選択放送番組と、同一の放送時間帯において選択されなかった非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する番組選択情報生成手段51aと、番組選択情報に基づいて、電子番組ガイドから、選択放送番組および選択放送番組の関連情報を抽出する関連情報抽出手段51bと、選択放送番組および非選択放送番組の関連情報間で視聴者の嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する嗜好関係情報生成手段51cと、嗜好関係情報に基づいて、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して嗜好情報とする優先度算出手段53bと、を備えることを特徴とする。

概要

背景

近年、視聴者視聴した放送番組視聴履歴に基づいて、視聴者が好む放送番組を提示、案内する装置が種々提案されている(特許文献1,2参照)。
例えば、特許文献1に記載された視聴管理装置は、放送局から定期的に送信されるタイトル番組名)、チャンネルジャンル放送時間等の番組管理情報から、視聴者が視聴した放送番組の番組管理情報を視聴履歴として記憶し、その視聴履歴(例えば、放送番組の視聴回数や視聴時間)に基づいて、視聴者に提示する放送番組の優先順位を求めている。また、例えば、特許文献2に記載されたデジタル放送受信装置は、視聴履歴のほか、記録再生手段に記録済みの放送番組、現在記録中の放送番組、記録再生手段から再生のために頭出しを行った放送番組を、視聴者が視聴したい放送番組として推定している。
特開2000−287189号公報(段落0044〜0046、図6)
特許第38698820号公報(段落0024〜0031、図2)

概要

視聴者が視聴した放送番組から視聴者の嗜好を正しく反映した嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置を提供する。嗜好情報生成装置50は、視聴者によって選択された選択放送番組と、同一の放送時間帯において選択されなかった非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する番組選択情報生成手段51aと、番組選択情報に基づいて、電子番組ガイドから、選択放送番組および選択放送番組の関連情報を抽出する関連情報抽出手段51bと、選択放送番組および非選択放送番組の関連情報間で視聴者の嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する嗜好関係情報生成手段51cと、嗜好関係情報に基づいて、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して嗜好情報とする優先度算出手段53bと、を備えることを特徴とする。

目的

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、視聴者が視聴した放送番組から視聴者の嗜好を正しく反映した優先順位を求めることが可能な嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置および嗜好情報生成プログラムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

放送番組と当該放送番組の関連情報記述した電子番組ガイドとを受信して視聴者提示するデジタル放送受信装置に備えられ、前記視聴者が選択した放送番組に基づいて、当該視聴者の嗜好を示す嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置であって、前記電子番組ガイドに基づいて、前記視聴者によって選択された放送番組である選択放送番組と、当該放送番組と同一の放送時間帯において選択されなかった放送番組である非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する番組選択情報生成手段と、この番組選択情報生成手段で生成された番組選択情報に基づいて、前記電子番組ガイドから、前記選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、前記非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出する関連情報抽出手段と、この関連情報抽出手段で抽出された選択関連情報と非選択関連情報とについて、前記選択関連情報が前記非選択関連情報よりも前記視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する嗜好関係情報生成手段と、この嗜好関係情報生成手段で生成された嗜好関係情報に基づいて、前記関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して前記嗜好情報とする優先度算出手段と、を備えることを特徴とする嗜好情報生成装置。

請求項2

前記番組選択情報生成手段は、前記電子番組ガイドにより生成され画面上に提示された番組表に基づいて前記放送番組が選択された場合、その選択された放送番組と同一の放送時間帯のすべての放送番組を前記非選択放送番組として特定することを特徴とする請求項1に記載の嗜好情報生成装置。

請求項3

前記番組選択情報生成手段は、チャンネル切り替えることで前記放送番組が選択された場合、所定時間未満に切り替えられたチャンネルに対応する放送番組を前記非選択放送番組として特定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の嗜好情報生成装置。

請求項4

前記優先度を算出するための対象となる前記関連情報の条件を設定する条件設定手段をさらに備え、前記優先度算出手段が、前記条件設定手段で設定された条件に対応する前記関連情報に基づいて、前記優先度を算出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の嗜好情報生成装置。

請求項5

前記関連情報には、前記放送番組の放送時間を含み、前記条件設定手段は、前記優先度を算出するための対象となる期間を示す時間情報を、前記条件として設定することを特徴とする請求項4に記載の嗜好情報生成装置。

請求項6

前記関連情報には、前記放送番組に関連する複数の種類の種別を含み、前記条件設定手段は、前記優先度を算出するための対象となる関連情報の種別を、前記条件として設定することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の嗜好情報生成装置。

請求項7

放送番組と当該放送番組の関連情報を記述した電子番組ガイドとを受信して視聴者に提示するデジタル放送受信装置において、前記視聴者が選択した放送番組に基づいて、当該視聴者の嗜好を示す嗜好情報を生成するために、コンピュータを、前記電子番組ガイドに基づいて、前記視聴者によって選択された放送番組である選択放送番組と、当該放送番組と同一の放送時間帯において選択されなかった放送番組である非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する番組選択情報生成手段、この番組選択情報生成手段で生成された番組選択情報に基づいて、前記電子番組ガイドから、前記選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、前記非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出する関連情報抽出手段、この関連情報抽出手段で抽出された選択関連情報と非選択関連情報とについて、前記選択関連情報が前記非選択関連情報よりも前記視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する嗜好関係情報生成手段、この嗜好関係情報生成手段で生成された嗜好関係情報に基づいて、前記関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して前記嗜好情報とする優先度算出手段、として機能させることを特徴とする嗜好情報生成プログラム

技術分野

0001

本発明は、放送番組視聴する視聴者の好みを嗜好情報として生成する嗜好情報生成装置および嗜好情報生成プログラムに関する。

背景技術

0002

近年、視聴者が視聴した放送番組の視聴履歴に基づいて、視聴者が好む放送番組を提示、案内する装置が種々提案されている(特許文献1,2参照)。
例えば、特許文献1に記載された視聴管理装置は、放送局から定期的に送信されるタイトル番組名)、チャンネルジャンル放送時間等の番組管理情報から、視聴者が視聴した放送番組の番組管理情報を視聴履歴として記憶し、その視聴履歴(例えば、放送番組の視聴回数や視聴時間)に基づいて、視聴者に提示する放送番組の優先順位を求めている。また、例えば、特許文献2に記載されたデジタル放送受信装置は、視聴履歴のほか、記録再生手段に記録済みの放送番組、現在記録中の放送番組、記録再生手段から再生のために頭出しを行った放送番組を、視聴者が視聴したい放送番組として推定している。
特開2000−287189号公報(段落0044〜0046、図6
特許第38698820号公報(段落0024〜0031、図2

発明が解決しようとする課題

0003

前記した従来の技術は、視聴者が視聴した放送番組の視聴履歴を、視聴者の嗜好を示す嗜好情報(プロファイル)として利用することで、視聴者が好む放送番組を判定(推定)している。しかし、視聴者が選択する放送番組は、放送局側番組編成によって大きく左右される場合がある。例えば、大きな事件が発生した場合、どの放送局もその事件に関連する放送番組(例えば、ジャンルが「ニュース」)を放送する。この場合、視聴者が好まないジャンルの放送番組であっても、視聴者が選択した放送番組は、視聴履歴に累計されることになる。そのため、視聴者が選択した放送番組の視聴履歴からでは、必ずしも視聴者の好みを反映した嗜好情報を生成することができないという問題がある。

0004

また、従来の技術は、視聴者が視聴した放送番組の視聴回数や視聴時間に基づいて、視聴者に提示する放送番組の優先順位を求めているため、例えば、視聴者が毎週視聴している放送番組と、月に一度視聴する放送番組とでは、前者の方が優先順位が高くなってしまう。しかし、視聴者の嗜好は、必ずしも視聴回数や視聴時間に比例するものではない。例えば、毎週放送される放送番組と月に一度放送される放送番組とが同一時間帯に放送され、視聴者が、その同一時間帯においては、月に一度放送される放送番組の方を好んで視聴する場合、従来の技術では、視聴者の嗜好にあった優先順位を正確に求めることができないという問題がある。

0005

本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、視聴者が視聴した放送番組から視聴者の嗜好を正しく反映した優先順位を求めることが可能な嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置および嗜好情報生成プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の嗜好情報生成装置は、放送番組と当該放送番組の関連情報記述した電子番組ガイドとを受信して視聴者に提示するデジタル放送受信装置に備えられ、前記視聴者が選択した放送番組に基づいて、当該視聴者の嗜好を示す嗜好情報を生成する嗜好情報生成装置であって、番組選択情報生成手段と、関連情報抽出手段と、嗜好関係情報生成手段と、優先度算出手段と、を備える構成とした。

0007

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、番組選択情報生成手段によって、電子番組ガイドに基づいて、視聴者によって選択された放送番組である選択放送番組と、当該放送番組と同一の放送時間帯において選択されなかった放送番組である非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する。なお、電子番組ガイドには、時間帯ごとに、複数の放送番組を特定する情報(チャンネル情報等)が記述されているため、視聴者が選択した放送番組や、視聴者が選択しなかった放送番組を特定することができる。

0008

そして、嗜好情報生成装置は、関連情報抽出手段によって、番組選択情報生成手段で生成された番組選択情報に基づいて、電子番組ガイドから、選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出する。この関連情報は、電子番組ガイドに記述されている放送番組に関連する情報であって、タイトル、ジャンル、出演者等である。なお、この関連情報は、視聴者の嗜好を判定するための基準として用いることができる。

0009

そして、嗜好情報生成装置は、嗜好関係情報生成手段によって、選択関連情報が非選択関連情報よりも視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する。これによって、関連情報同士の嗜好関係が特定されることになる。
そして、嗜好情報生成装置は、優先度算出手段によって、嗜好関係情報に基づいて、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して嗜好情報とする。すなわち、優先度算出手段は、嗜好関係情報から、嗜好の度合いが強い関連情報に対して、より高い優先度を与えることで、関連情報ごとの優先度を算出する。これによって、視聴者が選択した放送番組だけでなく、選択しなかった放送番組をも加味して、優先度を算出することができる。

0010

また、請求項2に記載の嗜好情報生成装置は、請求項1に記載の嗜好情報生成装置において、前記番組選択情報生成手段が、前記電子番組ガイドにより生成され画面上に提示された番組表に基づいて前記放送番組が選択された場合、その選択された放送番組と同一の放送時間帯のすべての放送番組を前記非選択放送番組として特定する構成とした。

0011

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、視聴者が番組表によって放送番組を選択した場合、視聴者が選択した放送番組は、同一時間帯の他の放送番組よりも嗜好が高いことを利用し、番組選択情報生成手段が、番組表によって選択されなかった放送番組を、視聴者が選択した放送番組よりも嗜好が低いものとして、積極的に嗜好情報を生成するために用いることとする。

0012

さらに、請求項3に記載の嗜好情報生成装置は、請求項1または請求項2に記載の嗜好情報生成装置において、前記番組選択情報生成手段が、チャンネルを切り替えることで前記放送番組が選択された場合、所定時間未満に切り替えられたチャンネルに対応する放送番組を前記非選択放送番組として特定する構成とした。

0013

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、チャンネルの切り替えを所定時間内に行って最終的に放送番組を選択した場合、視聴者が選択した放送番組は、チャンネルの切り替えを行った他の放送番組よりも嗜好が高いことを利用し、番組選択情報生成手段が、チャンネルの切り替えを所定時間内に行った放送番組を、視聴者が選択した放送番組よりも嗜好が低いものとして、積極的に嗜好情報を生成するために用いることとする。

0014

また、請求項4に記載の嗜好情報生成装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の嗜好情報生成装置において、条件設定手段をさらに備える構成とした。

0015

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、条件設定手段によって、優先度を算出するための対象となる関連情報の条件を設定する。そして、嗜好情報生成装置は、優先度算出手段によって、条件設定手段で設定された条件に対応する関連情報に基づいて、優先度を算出する。

0016

さらに、請求項5に記載の嗜好情報生成装置は、請求項4に記載の嗜好情報生成装置において、前記関連情報には、前記放送番組の放送時間を含み、前記条件設定手段は、前記優先度を算出するための対象となる期間を示す時間情報を、前記条件として設定する構成とした。

0017

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、視聴者が設定した時間情報に対応して記憶されている嗜好関係情報のみに基づいて嗜好情報を生成する。これによって、嗜好情報生成装置は、例えば、直近に視聴した視聴履歴の情報に基づいて、嗜好情報を生成することが可能になる。

0018

また、請求項6に記載の嗜好情報生成装置は、請求項4または請求項5に記載の嗜好情報生成装置において、前記関連情報には、前記放送番組に関連する複数の種類の種別を含み、前記条件設定手段は、前記優先度を算出するための対象となる関連情報の種別を、前記条件として設定する構成とした。

0019

かかる構成において、嗜好情報生成装置は、視聴者が設定した関連情報の種別に特化して嗜好情報を生成する。これによって、嗜好情報生成装置は、例えば、ジャンル、出演者等の種別ごとに嗜好情報を生成することが可能になる。

0020

さらに、請求項7に記載の嗜好情報生成プログラムは、放送番組と当該放送番組の関連情報を記述した電子番組ガイドとを受信して視聴者に提示するデジタル放送受信装置において、前記視聴者が選択した放送番組に基づいて、当該視聴者の嗜好を示す嗜好情報を生成するために、コンピュータを、番組選択情報生成手段、関連情報抽出手段、嗜好関係情報生成手段、優先度算出手段、として機能させる構成とした。

0021

かかる構成において、嗜好情報生成プログラムは、番組選択情報生成手段によって、電子番組ガイドに基づいて、視聴者によって選択された放送番組である選択放送番組と、当該放送番組と同一の放送時間帯において選択されなかった放送番組である非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成する。

0022

そして、嗜好情報生成プログラムは、関連情報抽出手段によって、番組選択情報生成手段で生成された番組選択情報に基づいて、電子番組ガイドから、選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出する。
そして、嗜好情報生成プログラムは、嗜好関係情報生成手段によって、選択関連情報が非選択関連情報よりも視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する。

0023

そして、嗜好情報生成プログラムは、優先度算出手段によって、嗜好関係情報に基づいて、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出して嗜好情報とする。すなわち、優先度算出手段は、嗜好関係情報から、嗜好の度合いが強い関連情報に対して、より高い優先度を与えることで、関連情報ごとの優先度を算出する。

発明の効果

0024

請求項1、請求項7に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置(嗜好情報生成プログラム)は、視聴者が選択した放送番組だけでなく、視聴者がどの放送番組を選択しなかったかという情報を利用することで、放送番組間の嗜好関係を特定することができ、視聴者の好みを正しく反映した嗜好情報を生成することができる。

0025

請求項2に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置は、電子番組ガイドで選択された放送番組と同一の時間帯の放送番組を、視聴者が選択しなかった放送番組として特定することで、放送番組間の嗜好関係を特定することができ、視聴者の好みを正しく反映した嗜好情報を生成することができる。

0026

請求項3に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置は、所定時間内にチャンネル切り替えが行われた放送番組を、視聴者が選択しなかった放送番組として特定することで、放送番組間の嗜好関係を特定することができ、視聴者の好みを正しく反映した嗜好情報を生成することができる。

0027

請求項4に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置は、関連情報の条件を視聴者が設定することができ、視聴者が関連情報を絞り込んで嗜好情報を生成することができる。これによって、嗜好情報生成装置は、視聴者の要求に応じた嗜好情報を生成することができ、視聴者の嗜好に合った放送番組を提示することが可能になる。

0028

請求項5に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置は、優先度を算出するための対象となる期間を示す時間情報を設定することができ、例えば、直近の嗜好関係情報から嗜好情報を生成することができる。これによって、視聴者の嗜好が変化した場合であっても、過去の嗜好関係情報を考慮しないようにすることで、視聴者の好みを正しく反映した嗜好情報を生成することができる。また、逆に、過去のある特定期間の嗜好情報(例えば、小学生好きだった番組)を生成することも可能である。

0029

請求項6に記載の発明によれば、嗜好情報生成装置は、関連情報の種別、例えば、ジャンル、出演者等を、嗜好情報を生成するための条件として設定することができる。これによって、嗜好情報生成装置は、視聴者の要求に応じた嗜好情報を生成することができ、視聴者の嗜好に合った放送番組を提示することが可能になる。

発明を実施するための最良の形態

0030

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[デジタル放送受信装置の構成]
まず、図1を参照して、本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の構成について説明する。図1は、本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。

0031

図1に示すように、デジタル放送受信装置1は、受信手段10と、番組情報記憶手段20と、再生手段30と、番組選択手段40と、嗜好情報生成手段(嗜好情報生成装置)50とを備えている。なお、デジタル放送受信装置1には、外部に液晶ディスプレイスピーカ等の表示装置2が接続され、リモコン装置3によって、チャンネル切り替え等の操作が行われるものとする。また、ここでは、図示を省略した視聴者設定手段等によって、視聴者は予め特定されているものとする。

0032

受信手段10は、放送波を介して配信される放送番組や、電子番組ガイド(EPG:Electric Program Guide)を受信するものである。この受信手段10は、放送波から、番組選択手段40で選択された放送番組を抽出し、再生手段30に出力する。さらに、受信手段10は、放送波に多重化されて配信される電子番組ガイドを分離抽出し、番組情報記憶手段20に書き込む。

0033

この電子番組ガイドは、放送番組の関連情報を記述した情報であって、例えば、放送番組のタイトル、チャンネル、放送日・放送時間、ジャンル、番組内容説明、出演者、番組属性音声モード解説放送、字幕放送データ放送双方向番組等)等が記述されている。
なお、ここでは、受信手段10は、放送波を介して電子番組ガイドを受信することとしたが、ネットワークを介して電子番組ガイドを受信することとしてもよい。

0034

番組情報記憶手段20は、受信手段10で受信された電子番組ガイドを記憶するものであって、ハードディスク等の一般的な記憶装置である。この番組情報記憶手段20に記憶された電子番組ガイドは、後記する番組選択手段40において、放送番組を選択する際の番組表を表示する際、あるいは、嗜好情報生成手段50において、放送番組の関連情報(タイトル等)ごとの嗜好関係を求める際に参照される。

0035

再生手段30は、受信手段10から出力される放送番組の符号化された映像および音声復号し、映像信号および音声信号として再生するものである。この再生手段30によって再生された映像信号および音声信号は、表示装置2に出力される。

0036

番組選択手段40は、リモコン装置3から出力される赤外線等のボタン信号に基づいて、視聴者が視聴する放送番組(編成チャンネル)を選択するものである。ここでは、番組選択手段40は、チャンネル切替選択手段41と、番組表選択手段42とを備えている。

0037

チャンネル切替選択手段41は、リモコン装置3から出力されるボタン信号に基づいて、チャンネルを切り替えることで、放送番組を選択するものである。
例えば、チャンネル切替選択手段41は、視聴者がリモコン装置3のワンタッチボタンを押下することでリモコン装置3から出力されるボタン信号を受信し、当該ボタン信号に予め割り当てられたチャンネルに切り替える。あるいは、チャンネル切替選択手段41は、視聴者がリモコン装置3の複数の数字ボタンを続けて押下することでリモコン装置3から出力されるボタン信号を受信し、当該ボタン信号の信号列に対応するチャンネル(例えば、「1」、「0」、「3」が押下されたときは、103チャンネル)に切り替える。
なお、チャンネル切替選択手段41は、選択された放送番組を特定する情報(例えば、チャンネル、放送日・放送時間等)を受信手段10および嗜好情報生成手段50に出力する。

0038

番組表選択手段42は、番組表を表示装置2に出力し、リモコン装置3から出力される上下左右ボタンや決定ボタン等のボタン信号に基づいて、当該番組表内で放送番組を選択するものである。

0039

この番組表選択手段42は、番組情報記憶手段20に記憶されている電子番組ガイドを参照して、放送番組ごとに、タイトル、チャンネル、放送日・放送時間等を表形式に表した番組表を生成し、表示装置2に出力する。そして、番組表選択手段42は、視聴者がリモコン装置3の上下左右ボタンを押下することでリモコン装置3から出力されるボタン信号を受信し、指定された番組表内の放送番組を強調表示(例えば、カーソル表示)する。そして、番組表選択手段42は、視聴者がリモコン装置3の決定ボタンを押下することでリモコン装置3から出力されるボタン信号を受信し、当該放送番組を選択する。
なお、番組表選択手段42は、選択された放送番組を特定する情報(例えば、チャンネル、放送日・放送時間等)を受信手段10および嗜好情報生成手段50に出力する。

0040

嗜好情報生成手段(嗜好情報生成装置)50は、視聴者が選択した放送番組に基づいて、視聴者の嗜好を示す嗜好情報を生成するものである。なお、ここでは、嗜好情報生成手段50は、生成した嗜好情報に基づいて、視聴者の嗜好性の高い放送番組を提示することとする。また、ここでは、嗜好情報生成手段50は、嗜好関係特定手段51と、嗜好関係情報記憶手段52と、嗜好情報提示手段53とを備えている。

0041

嗜好関係特定手段51は、番組選択手段40で選択された放送番組と、選択されなかった放送番組との嗜好関係を特定するものである。ここでは、嗜好関係特定手段51は、番組選択情報生成手段51aと、関連情報抽出手段51bと、嗜好関係情報生成手段51cとを備えている。

0042

番組選択情報生成手段51aは、電子番組ガイドに基づいて、視聴者によって選択された放送番組である選択放送番組と、当該放送番組と同一の放送時間帯において選択されなかった放送番組である非選択放送番組とを特定する番組選択情報を生成するものである。
なお、番組選択情報は、選択放送番組および非選択放送番組を特定する情報であれば、その内容は問わないが、例えば、チャンネル、放送日・放送時間等である。

0043

一般に、視聴者が頻繁にチャンネルを切り替えている状態(ザッピング)から、一定期間以上チャンネルを切り替えない状態に移行した場合、頻繁にチャンネルを切り替えて視聴した放送番組よりも、その直後に視聴した放送番組の方が、視聴者の嗜好性が高いといえる。
そこで、この番組選択情報生成手段51aは、番組選択手段40のチャンネル切替選択手段41から、放送番組を特定する情報(チャンネル等)が通知された場合、すなわち、視聴者がチャンネルを切り替えることで放送番組を選択した場合、所定時間未満に切り替えられたチャンネルに対応する放送番組を非選択放送番組として特定し、その直後の放送番組を視聴者が選択した放送番組(選択放送番組)として特定する。

0044

ここで、図2を参照して、ザッピングにより選択放送番組と非選択放送番組とを特定する手法について説明する。図2は、ザッピング(チャンネル切替)により、選択放送番組と非選択放送番組とを特定する手法を説明するための説明図である。
この図2では、横軸時間軸をとり、視聴者がC1〜C5の時点において、チャンネルを切り替えた状態を示している。また、T1は、チャンネルを切り替えてから所定時間の幅(例えば、5分)を示している。また、PA、PB、PCは、放送番組(例えば、番組名)を示している。

0045

この図2において、視聴者は、C1時点でチャンネルを切り替えることで放送番組PAを視聴し、C2時点でチャンネルを切り替えることで放送番組PBを視聴している。しかし、視聴者は、所定時間T1内にザッピングを行っていない。この場合、視聴している放送番組と他の放送番組とで、視聴者の好みを比較することはできないため、選択放送番組と非選択放送番組との特定を行わないこととする。

0046

これに対し、C3〜C5時点において、視聴者は、所定時間T1内にザッピングを行っている。この場合、C3時点で視聴者が視聴した放送番組PC、C4時点で視聴者が視聴した放送番組PAよりも、C5時点で視聴者が視聴した放送番組PBの方が、より視聴者の嗜好性が高いといえる。
そこで、この場合、選択放送番組をPB、非選択放送番組をPA、PCとして特定することとする。
図1に戻って、デジタル放送受信装置1の構成について説明を続ける。

0047

番組選択情報生成手段51aは、さらに、番組選択手段40の番組表選択手段42から、放送番組を特定する情報(チャンネル等)が通知された場合、すなわち、視聴者が番組表によって放送番組を選択した場合、選択された放送番組と同一の放送時間帯のすべての放送番組を非選択放送番組として特定する。

0048

ここで、図3を参照して、番組表により選択放送番組と非選択放送番組とを特定する手法について説明する。図3は、視聴者が選択した放送番組の同一時間帯における放送番組の電子番組ガイドの一例を示す図である。なお、図3において、(a)は2007年4月28日、(b)は2007年4月30日、(c)は2007年5月2日、(d)は2007年5月9日に視聴者が視聴した時間帯の放送番組の関連情報を示しており、上段は「タイトル」、中段は「ジャンル」、下段は「出演者」をそれぞれ示している。また、図中、太線で囲まれた放送番組は、視聴者が視聴した放送番組を示している。

0049

図3(a)のように、視聴者が、番組表により「Jリーグ中継」を選択した場合、「Jリーグ中継」が選択放送番組として特定され、同一時間帯の放送番組、ここでは、「ニュースの杜」、「あの街この街」が非選択放送番組として特定されることになる。
同様に、図3(b)〜(d)において、「Jリーグハイライト」、「NHK」、「今時の人」が選択放送番組として特定され、他の同一時間帯の放送番組が非選択放送番組として特定されることになる。
図1に戻って、デジタル放送受信装置1の構成について説明を続ける。

0050

関連情報抽出手段51bは、番組選択情報生成手段51aで生成された番組選択情報に基づいて、電子番組ガイドから、選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出するものである。

0051

ここでは、関連情報抽出手段51bは、番組情報記憶手段20に記憶されている電子番組ガイドを参照し、タイトル、チャンネル、放送日・放送時間、ジャンル、番組内容説明、出演者、番組属性(音声モード、解説放送、字幕放送、データ放送、双方向番組等)等を、選択放送番組の関連情報(選択関連情報)および非選択放送番組の関連情報(非選択関連情報)として抽出する。
なお、関連情報抽出手段51bは、抽出した選択関連情報および非選択関連情報を、嗜好関係情報生成手段51cに出力する。

0052

嗜好関係情報生成手段51cは、関連情報抽出手段51bで抽出された選択関連情報と非選択関連情報とについて、選択関連情報が非選択関連情報よりも視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成するものである。この嗜好関係情報生成手段51cで生成された嗜好関係情報は、嗜好関係情報記憶手段52に記憶される。
なお、ここでは、嗜好関係情報生成手段51cは、放送番組の関連情報(タイトル等)ごとに、嗜好関係情報を生成することとする。

0053

ここで、図4を参照して、嗜好関係情報生成手段51cが生成する嗜好関係情報について具体的に説明する。図4は、嗜好関係情報の一例を示す図である。なお、図4に示した嗜好関係情報は、一例として、図3で説明した選択放送番組から抽出された選択関連情報と、非選択放送番組から抽出された非選択関連情報とに基づいて生成されたものである。
なお、図4において、(a)はタイトルに関して生成された嗜好関係情報、(b)はジャンルに関して生成された嗜好関係情報、(c)は出演者に関して生成された嗜好関係情報をそれぞれ示している。

0054

例えば、図4(a)において、「ニュースの杜」や「あの街この街」よりも「Jリーグ中継」の方が、視聴者の嗜好が強いことを示している。なお、ここでは、嗜好関係情報を嗜好の強さを視覚的に示すため不等号「>」で示しているが、この嗜好関係情報は、例えば、二次元配列X(A,B)で表し、AがBよりも嗜好が強いこととした配列情報とする。
図1に戻って、デジタル放送受信装置1の構成について説明を続ける。

0055

嗜好関係情報記憶手段52は、嗜好関係情報生成手段51cで生成された嗜好関係情報を記憶するものであって、ハードディスク等の一般的な記憶装置である。この嗜好関係情報記憶手段52に記憶された嗜好関係情報は、後記する嗜好情報提示手段53において、嗜好情報を視聴者に提示する際に参照される。
なお、当該デジタル放送受信装置1の視聴者が、図示を省略した視聴者設定手段等によって変更された場合、嗜好関係情報記憶手段52に記憶される嗜好関係情報は、視聴者ごとに記憶されることになる。

0056

嗜好情報提示手段53は、視聴者からの問合せに応じて、嗜好関係情報記憶手段52に記憶されている嗜好関係情報に基づいて、嗜好情報を視覚的に視聴者に提示するものである。ここでは、嗜好情報提示手段53は、条件設定手段53aと、優先度算出手段53bと、嗜好番組提示手段53cとを備えている。

0057

条件設定手段53aは、後記する優先度算出手段53bにおいて、ジャンル等の関連情報の優先度を算出するための条件を設定するものである。この条件設定手段53aは、例えば、表示装置2の表示画面に対象期間対象種別を入力するための入力画面を表示し、視聴者からリモコン装置3を介して、条件を入力する。なお、条件設定手段53aで設定された条件は、優先度算出手段53bに出力される。

0058

ここで対象期間とは、視聴者が放送番組を視聴した期間を示すものであって、優先度を算出する基となる嗜好関係情報を記憶した期間に相当する。例えば、嗜好関係情報記憶手段52に記憶された嗜好関係情報をすべて参照する場合は「全期間」、最近の一週間の視聴者の嗜好を基準にする場合は「一週間」等を設定する。あるいは、「月(4月等)」を設定したり、「何月何日〜何月何日」等の区間を設定したり等、対象期間については特にその形式を問わない。

0059

また、対象種別とは、優先度を算出する基となるジャンル等の放送番組の関連情報の種別を示すものである。例えば、視聴者が、ジャンルに基づいて優先度を算出させたい場合、「ジャンル」を設定する。もちろん、この対象種別は1つに限定されず、複数の種別を設定することとしてもよい。
また、この条件設定手段53aは、予め初期設定時に設定しておくこととしてもよいし、視聴者が、嗜好情報を参照する際に逐次設定することとしてもよい。
また、ここでは、条件として、対象期間や対象種別を一例として説明したが、この条件は、関連情報の番組内容説明に含まれるキーワード、関連情報間の優劣を示す情報であっても構わない。

0060

優先度算出手段53bは、嗜好関係情報記憶手段52に記憶された嗜好関係情報から、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出するものである。なお、優先度は、視聴者が好むジャンル等の放送番組の関連情報を順位付けした情報であって、視聴者の嗜好の度合いを示す嗜好情報となる。ここでは、優先度算出手段53bは、条件設定手段53aで設定された条件に合致する嗜好関係情報から優先度を算出することとする。

0061

ここで、優先度算出手段53bが行う優先度の算出例について、図4で説明した嗜好関係情報を参照して、具体的に説明する。
例えば、条件設定手段53aで、対象種別として、「ジャンル」を指定された場合(対象期間の指定はないものとする)、優先度算出手段53bは、図4(b)の嗜好関係情報に基づいて、ジャンルだけに注目し、最も優先度の高いジャンルを「スポーツフィギュア)」、2番目に優先度の高いジャンルを「スポーツ(サッカー)」または「ドキュメンタリ」、それ以下の優先度を他のジャンルとする。

0062

この場合、優先度算出手段53bは、嗜好関係情報に基づいて、関連情報(ここではジャンル)ごとに、嗜好関係をグループ分けする。例えば、「スポーツ(サッカー)」より視聴者の嗜好が低いジャンルを低嗜好グループ{「ニュース」、「情報番組」、「エンターテンメント」、「料理」}としてグループ分けする。また、「スポーツ(フィギュア)」より視聴者の嗜好が低いジャンルを低嗜好グループ{「スポーツ(サッカー)」、「ドキュメンタリ」}としてグループ分けする。同様に、「情報番組」より視聴者の嗜好が低いジャンルを低嗜好グループ{「ニュース」}とする。

0063

そして、優先度算出手段53bは、あるジャンルが、どの低嗜好グループに含まれているか否かを判定することで、ジャンルごとの優先度を算出する。なお、優先度算出手段53bは、このグループ分けに伴う優先度算出において、矛盾する嗜好関係が存在した場合、多数決あるいはより多く視聴した度数によって、優先度を決定する。あるいは、矛盾が生じているジャンルには、同一の優先度を与えることとしてもよい。

0064

また、例えば、条件設定手段53aで、対象期間を「4月」、対象種別を「出演者」と指定された場合、優先度算出手段53bは、図4(c)の4月分の嗜好関係情報に基づいて、{「Mr.X」、「Mr.Y」、「Ms.U」}>{「Mr.A」}>{「Mr.C」、「Mr.Q」、「Ms.P」、「Ms.H」}となる優先度を与える。
この場合、「Mr.X」および「Mr.Y」には同一の優先度(第1優先度)が与えられ、「Mr.C」、「Mr.Q」、「Ms.P」および「Ms.H」にも第1優先度より低い同一の優先度が与えられるものとする。なお、「Ms.U」は、「Mr.X」および「Mr.Y」と、「Mr.A」との嗜好関係が確立されていない。この場合、例えば、予め高い方の優先度(第1優先度)を与えることとする。

0065

以上、優先度算出手段53bにおける優先度の算出例について説明したが、条件設定手段53aによって、キーワードを設定されることで、優先度算出手段53bは、関連情報の番組内容説明から、キーワードを抽出し、そのキーワード間の優先度を求めることとしてもよい。あるいは、条件設定手段53aによって、関連情報ごとの優劣を設定されることで、優先度算出手段53bは、同一の優先度となった関連情報については、指定された優劣に基づいて優先度に差を設けることとしてもよい。
図1に戻って、デジタル放送受信装置1の構成について説明を続ける。

0066

嗜好番組提示手段53cは、優先度算出手段53bによって算出された優先度(嗜好情報)に基づいて、視聴者に視聴者が好む放送番組を提示するものである。
例えば、嗜好番組提示手段53cは、番組情報記憶手段20に記憶されている電子番組ガイドを参照し、視聴者が好む放送番組を優先度順リスト化した番組選択画面を表示装置2の表示画面に表示する。あるいは、嗜好番組提示手段53cは、視聴者から、視聴者が好む放送番組の録画予約を指示された場合、優先度の最も高い放送番組を録画対象の放送番組として特定することとしてもよい。

0067

例えば、嗜好番組提示手段53cは、図5に示すように、ある期間(図中、「今日のおすすめ番組」、「一週間のおすすめ番組」)を選択させる期間選択画面G1を表示装置2に表示する。そして、嗜好番組提示手段53cは、その期間内(ここでは「一週間」)で、電子番組ガイドを参照し、視聴者が好む放送番組を優先度順にリスト化した番組選択画面G2を表示装置2に表示する。

0068

このように、デジタル放送受信装置1を構成することで、デジタル放送受信装置1は、視聴者が選択した放送番組の視聴履歴からだけではなく、視聴者が選択しなかった放送番組から、嗜好情報を生成するため、当該嗜好情報は、視聴者の嗜好を正しく反映したものとなる。
なお、嗜好情報生成装置50は、一般的なコンピュータを、前記した嗜好情報生成装置50内の各手段として機能させる嗜好情報生成プログラムによって動作させることができる。

0069

[デジタル放送受信装置の動作]
次に、図6を参照(構成については適宜図1参照)して、本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の動作について説明する。図6は、本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
まず、デジタル放送受信装置1は、受信手段10によって、電子番組ガイドを受信し(ステップS1)、番組情報記憶手段20に記憶する(ステップS2)。

0070

そして、デジタル放送受信装置1は、番組選択手段40によって、リモコン装置3から出力される赤外線等のボタン信号に基づいて、視聴者が視聴する放送番組を選択する(ステップS3)。このとき、デジタル放送受信装置1は、番組選択手段40のチャンネル切替選択手段41によって、リモコン装置3から出力されるボタン信号に基づいて、放送番組を選択したり、番組表選択手段42によって、番組表を表示装置2に出力し、リモコン装置3から出力される上下左右ボタンや決定ボタン等のボタン信号に基づいて、放送番組を選択したりする。

0071

その後、デジタル放送受信装置1は、嗜好情報生成装置50において、嗜好関係特定手段51の番組選択情報生成手段51aによって、視聴者がチャンネルを切り替えることで放送番組を選択したか、番組表(電子番組ガイド)を利用して放送番組を選択したかを判定する(ステップS4)。なお、この判定は、番組選択手段40から出力される放送番組を特定する情報が、チャンネル切替選択手段41から出力されたものであるか、番組表選択手段42から出力されたものであるかに基づいて判定することができる。

0072

そして、視聴者がチャンネルを切り替えることで放送番組を選択した場合(ステップS4で「チャンネル切替」)、デジタル放送受信装置1は、番組選択情報生成手段51aによって、所定時間未満に切り替えられたチャンネルに対応する放送番組を非選択放送番組として特定し、その直後の放送番組を視聴者が選択した放送番組(選択放送番組)として特定し(ステップS5)、ステップS7に進む。

0073

一方、視聴者が番組表によって放送番組を選択した場合(ステップS4で「番組表」)、デジタル放送受信装置1は、番組選択情報生成手段51aによって、選択された放送番組を選択放送番組とし、当該選択放送番組と同一の放送時間帯のすべての放送番組を非選択放送番組として特定する(ステップS6)。

0074

その後、デジタル放送受信装置1は、関連情報抽出手段51bによって、電子番組ガイドから、選択放送番組の関連情報である選択関連情報と、非選択放送番組の関連情報である非選択関連情報とを抽出する(ステップS7)。
そして、デジタル放送受信装置1は、嗜好関係情報生成手段51cによって、選択関連情報が非選択関連情報よりも視聴者の嗜好が強い嗜好関係を示す嗜好関係情報を生成する(ステップS8)。これによって、図4に示したような関連情報(タイトル等)ごとに、嗜好関係を示した嗜好関係情報が生成される。そして、嗜好関係情報生成手段51cは、生成した嗜好関係情報を嗜好関係情報記憶手段52に記憶する(ステップS9)。
ここまでの動作によって、デジタル放送受信装置1は、視聴者の放送番組間の嗜好を示す嗜好関係情報を生成し、記憶する。

0075

その後、デジタル放送受信装置1は、嗜好情報提示手段53によって、視聴者からの問合せに応じて、嗜好情報を視覚的に提示する。
すなわち、まず、デジタル放送受信装置1は、条件設定手段53aによって、関連情報の優先度を算出するための条件(対象期間、対象種別等)を設定する(ステップS10)。

0076

そして、デジタル放送受信装置1は、優先度算出手段53bによって、ステップS10で設定された条件に合致する嗜好関係情報から、関連情報ごとの嗜好の度合いを示す優先度を算出する(ステップS11)。
そして、デジタル放送受信装置1は、嗜好番組提示手段53cによって、電子番組ガイドを参照し、視聴者が好む放送番組を優先度順にリスト化した番組選択画面を表示装置2の表示画面に表示する(ステップS12)。

0077

以上の動作によって、デジタル放送受信装置1は、視聴者が選択した放送番組の視聴履歴からだけではなく、視聴者が選択しなかった放送番組から、嗜好関係情報を生成し、視聴者が好む放送番組を提示することができる。

図面の簡単な説明

0078

本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。
ザッピング(チャンネル切替)により、選択放送番組と非選択放送番組とを特定する手法を説明するための説明図である。
視聴者が選択した放送番組の同一時間帯における放送番組の電子番組ガイドの一例を示す図である。
嗜好関係情報の一例を示す図である。
視聴者の好み(嗜好情報)に応じた放送番組の表示例を示す図である。
本発明に係る嗜好情報生成装置を備えたデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートである。

符号の説明

0079

1デジタル放送受信装置
10受信装置
20番組情報記憶手段
30映像再生手段
40番組選択手段
41チャンネル切替選択手段
42番組表選択手段
50嗜好情報生成手段(嗜好情報生成装置)
51嗜好関係特定手段
51a番組選択情報生成手段
51b関連情報抽出手段
51c嗜好関係情報生成手段
52 嗜好関係情報記憶手段
53嗜好情報提示手段
53a条件設定手段
53b優先度算出手段
53c嗜好番組提示手段

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