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技術 環状燃焼室を備えたターボ機械

出願人 サフラン・エアクラフト・エンジンズ
発明者 パトリス・アンドレ・コマレマリオ・ドウ・スサデイデイエ・エルナンデス
出願日 2008年8月28日 (11年10ヶ月経過) 出願番号 2008-219010
公開日 2009年3月19日 (11年3ヶ月経過) 公開番号 2009-057971
状態 特許登録済
技術分野 ガスタービン、高圧・高速燃焼室
主要キーワード 他方脚 閉鎖輪郭 ネジ山付きロッド 振動限界 予備圧力 回転壁 取り付け用フランジ 半径方向外側縁
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年3月19日)のものです。
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図面 (12)

課題

環状燃焼室取り付け方法に伴う欠点を、簡単、効果的、かつ経済的な方法で防止するターボ機械を提供すること。

解決手段

上流端部で環状燃焼室底部(28)を備え、下流端部で環状フランジ(24、26)によって半径方向内側ケーシング(14)と半径方向外側ケーシング(18)とに取り付けられた環状燃焼室(46)を備えたターボ機械であって、燃焼室(46)の上流端部は、可変剛性弾性的に変形可能な手段(48、49)によって内側ケーシング(14)または外側ケーシング(18)に接続されている、ターボ機械。

概要

背景

ターボ機械環状燃焼室は、その上流端部に剛性の環状燃焼室底壁を備え、その下流端部に内側ケーシング外側ケーシングとに取り付けるためのフランジを備える。燃焼室底部に環状の上流整流板が取り付けられ、燃焼室の中またはまわりに到来する空気流を導くことが可能になる。この燃焼室底壁および整流板は、空気が燃焼室内に進入するための、また燃料噴射装置を挿入するための開口部を備える。内側の取り付け用フランジと外側の取り付け用フランジとはそれらの中に、燃焼室の下流端部で穴を有して、空気が通過して燃焼室のまわりを移動できるようにしており、したがって一定の可撓性を有している。

概要

環状燃焼室の取り付け方法に伴う欠点を、簡単、効果的、かつ経済的な方法で防止するターボ機械を提供すること。上流端部で環状燃焼室底部(28)を備え、下流端部で環状フランジ(24、26)によって半径方向内側ケーシング(14)と半径方向外側ケーシング(18)とに取り付けられた環状燃焼室(46)を備えたターボ機械であって、燃焼室(46)の上流端部は、可変剛性弾性的に変形可能な手段(48、49)によって内側ケーシング(14)または外側ケーシング(18)に接続されている、ターボ機械。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

上流端部で、燃料噴射手段によって横断された環状燃焼室底部を備え、下流端部で、可撓性の環状フランジによって半径方向内側ケーシングと半径方外側ケーシングとに取り付けられた環状燃焼室を備えたターボ機械であって、前記燃焼室の上流端部は、円周方向に延在した、前記燃焼室のまわりに分配された湾曲されたリーフスプリングからそれぞれが形成された弾性的に変形可能なブリッジによって、前記内側ケーシングと前記外側ケーシングとの少なくとも一方に接続され、これらのブリッジは、ボルト締めによって前記内側ケーシングと前記外側ケーシングとの一方に取り付けられ、前記燃焼室底部上に半径方向に載置され、またはその逆に取り付けられ、載置されている、ターボ機械。

請求項2

前記内側ケーシングと前記外側ケーシングの少なくとも一方が、前記燃焼室に向かって突き出て前記ブリッジが半径方向に載置されるようにした隆起部を備える、請求項1に記載のターボ機械。

請求項3

一部の前記ブリッジが閉鎖された輪郭を有し、前記燃焼室底部またはケーシング上に半径方向に載置される実質的に平坦ブランチと、この第1ブランチの方向に中央部分が湾曲された対向したブランチとを有し、これらの2つのブランチはU字形状に曲がった端部によって接続されている、請求項1に記載のターボ機械。

請求項4

前記湾曲された中央部分の前記端部が、前記内側ケーシングまたは前記外側ケーシングへの、または燃焼室への取り付けのためのオリフィスを備える、請求項3に記載のターボ機械。

請求項5

一部のブリッジが開放された輪郭を有し、U字形状またはC字形状曲げられた端部を備えた前記ブリッジの内側に向けて湾曲された中央部分を備える、請求項1に記載のターボ機械。

請求項6

前記リーフスプリングの前記湾曲された中央部分の前記端部が、前記内側ケーシングまたは前記外側ケーシングに、あるいは前記燃焼室に取り付けるためのオリフィスを備える、請求項5に記載のターボ機械。

請求項7

前記ブリッジの前記端部がそれぞれ、少なくとも2つの実質的に平行な、円周方向に配向された脚部を、ケーシングまたは環状燃焼室の円筒状表面にあてて備える、請求項5に記載のターボ機械。

請求項8

ブリッジの前記端脚部が互いに向かって延在している、請求項7に記載のターボ機械。

請求項9

前記端脚部が軸方向に湾曲されている、請求項7に記載のターボ機械。

請求項10

一部の前記端脚部がブリッジの内側に向かって延在し、他の脚部は前記ブリッジの外側に向かって延在している、請求項7に記載のターボ機械。

請求項11

ブリッジの外側に向かって延在した前記端脚部が、隣接したブリッジの外側に向かって延在した前記端脚部と入れ子にされている、請求項10に記載のターボ機械。

請求項12

ブリッジの前記曲げられた端部が隣接したブリッジの前記曲げられた端部と接触している、請求項3に記載のターボ機械。

請求項13

接触し合った前記曲げられた端部が、互いに係合された、一致し合った起伏部を備える、請求項12に記載のターボ機械。

請求項14

前記ブリッジが、初期予備圧力を加えて前記内側ケーシングおよび前記外側ケーシングの少なくとも一方と前記燃焼室底部との間に取り付けられている、請求項1に記載のターボ機械。

請求項15

取り付け用オリフィスが形成された、開放輪郭または閉鎖輪郭を備えた湾曲されたリーフスプリングから形成された、請求項1に記載のターボ機械の環状燃焼室に支持をもたらすブリッジ。

請求項16

前記リーフスプリングがニッケルコバルト合金製作されている、請求項15に記載のブリッジ。

技術分野

0001

本発明は、環状燃焼室を備えたターボ機械に関する。

背景技術

0002

ターボ機械の環状燃焼室は、その上流端部に剛性の環状燃焼室底壁を備え、その下流端部に内側ケーシング外側ケーシングとに取り付けるためのフランジを備える。燃焼室底部に環状の上流整流板が取り付けられ、燃焼室の中またはまわりに到来する空気流を導くことが可能になる。この燃焼室底壁および整流板は、空気が燃焼室内に進入するための、また燃料噴射装置を挿入するための開口部を備える。内側の取り付け用フランジと外側の取り付け用フランジとはそれらの中に、燃焼室の下流端部で穴を有して、空気が通過して燃焼室のまわりを移動できるようにしており、したがって一定の可撓性を有している。

発明が解決しようとする課題

0003

このような燃焼室は、その取り付け方法のためにいくつかの欠点を有している。

0004

具体的には、その下流での単独の取り付けによって、燃焼室は張り出した形で取り付けられることになる。ターボ機械の動作中に発生する振動によって、燃焼室の上流部分が振動を起こし、これによって噴射装置と燃焼室との位置合わせ不良が生じ、噴射された燃料理想的な燃焼を生成することができなくなる。こうした振動は、燃焼室の耐用年数を制限する一因ともなる。

0005

したがって、取り付け用フランジが燃焼室の振動を制限するのに充分に剛性であることが、価値あることとなろう。しかし、ターボ機械の動作中、ケーシング間エンクロージャとこのエンクロージャの外側との間の圧力変化、ならびに温度変化が、内側ケーシングと外側ケーシングとの相対的な移動、ならびに燃焼室壁同士の相対的な移動を引き起こす。このことによって下流フランジを可撓性にすることが必要になる。

0006

ケーシングと燃焼室壁との材料の特性が極めて異なった一部の構成では、あるいはフランジの形状が複雑である場合には、フランジは、燃焼室の振動限界に従うために必要な、それらの機械的設計および空気力学的設計と両立不可能な軟度が必要となる。

0007

本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を、簡単、効果的、かつ経済的な方法で防止するターボ機械である。

課題を解決するための手段

0008

したがって、本発明は、上流端部で、燃料噴射手段によって横断された環状燃焼室底部を備え、下流端部で、可撓性の環状フランジによって半径方向内側ケーシングと半径方向外側ケーシングとに取り付けられた環状燃焼室を備えたターボ機械であって、燃焼室の上流端部は、円周方向に延在した、燃焼室のまわりに分配された湾曲されたリーフスプリングからそれぞれが形成された弾性的に変形可能なブリッジによって、内側ケーシングと外側ケーシングとの少なくとも一方に接続され、これらのブリッジは、ボルト締めによって内側ケーシングと外側ケーシングとの一方に取り付けられ、燃焼室底部上に半径方向に載置されており、またはその逆に取り付けられ、載置されている、ターボ機械を提案する。

0009

燃焼室の上流端部を支持または懸吊するための弾性的に変形可能なブリッジは、動作中のターボ機械によって生じる振動を吸収し、緩和することを可能にする。したがって、燃焼室を取り付けるための下流のフランジを可撓性にして、ケーシングおよび燃焼室壁に必要な相対的な移動を許容することが可能となり、これによって燃焼室の耐用年数が増大する。

0010

燃焼室を内側ケーシングまたは外側ケーシングに接続するための手段は、燃焼室の他の部分よりも冷たい燃焼室の底部に配置され、これによって、燃焼室が動作中に昇温した際にこれらの接続手段の変形を制限することが可能になる。

0011

燃焼室の上流部分の振動を制限するために、少なくとも3つのブリッジを燃焼室のまわりに分配して使用することが好ましい。これらのブリッジは、噴射装置と燃焼室の上流部分との機械的環境に完全に適合し、燃焼室のまわりを移動する空気流れを妨害しない。ブリッジのボルト締めによる組み立ておよび取り外しは、迅速かつ簡単に実施することができ、これは維持管理作業単純化する。

0012

有利に、内側ケーシングまたは外側ケーシング上での各ブリッジの半径方向の支承は、燃焼室に向かって突き出た内側ケーシングまたは外側ケーシングの隆起部上で達成される。

0013

これらのうち一部のブリッジは閉鎖された輪郭を有し、燃焼室底部またはケーシング上に半径方向に載置される実質的に平坦ブランチと、この第1ブランチの方向に中央部分が湾曲された対向したブランチとを有し、これらの2つのブランチはU字形状に曲がった端部によって接続されている。

0014

本発明の他の特徴によると、これらのうち一部のブリッジは開放された輪郭を有し、またU字形状またはC字形状曲げられた端部を有し、それらのリーフスプリングもブリッジの内側に向けて湾曲された中央部分を備える。

0015

内側ケーシングまたは外側ケーシングに、あるいは燃焼室に取り付けるためのオリフィスが有利に、リーフスプリングの湾曲された中央部分の端部に形成されている。

0016

本発明の他の特徴によると、ブリッジの端部はそれぞれ、少なくとも2つの実質的に平行な、円周方向に配向された脚部を、ケーシングまたは環状燃焼室の円筒状表面にあてて備える。

0017

ブリッジの端脚部は互いに向かって延在してよい。一部の脚部はブリッジの内側に向かって延在し、他の脚部は外側に向かって延在してもよい。

0018

本発明の他の特徴によると、端脚部は軸方向に湾曲され、これによって動作中、燃焼室の位置および形状に関わらず、ブリッジと燃焼室またはケーシングの一方との恒久的な線形接触が保証される。

0019

ブリッジの外側に向かって延在した端脚部は、隣接したブリッジの外側に向かって延在した端脚部と入れ子にしてよく、これによってブリッジを一緒に軸方向に保つことが可能になる。

0020

本発明のさらに他の特徴によると、ブリッジの曲げられた端部は隣接したブリッジの曲げられた端部と接触し、これによってブリッジが圧縮された際に隣接し合ったブリッジの剛性を変化させることが可能になる。接触し合った曲げられた部分は、互いに係合された、一致し合った起伏部を備えてもよい。

0021

これらのブリッジは、初期予備圧力を加えて内側ケーシングおよび外側ケーシングの少なくとも一方と燃焼室底部との間に取り付けてよく、これによって動作中に、ブリッジの、内側ケーシングまたは外側ケーシングと燃焼室壁とに対する恒久的な弾性戻りを保証することが可能になる。

0022

本発明は、上述のターボ機械の環状燃焼室に対して支持をもたらすブリッジであって、開放または閉鎖された輪郭を備えた湾曲されたリーフスプリングから形成され、取り付け用オリフィスが中に形成されたブリッジにも関する。

0023

ブリッジのリーフスプリングはニッケルコバルト合金製作することができる。

0024

非制限的な実施例として行った以下の記述を、ここに添付した図面を参照して読むことによって、本発明がより充分に理解され、本発明の他の詳細、利点、および特色が明らかとなろう。

発明を実施するための最良の形態

0025

最初に図1を参照すると、図1は、従来技術による環状燃焼室10を表しており、この図では、ここに示していない高圧コンプレッサ出口に取り付けられた遠心拡散器12が、共軸の2つのケーシングによって、即ち一方のターボ機械の軸線16に対して半径方向に内側であるケーシング14と、他方の半径方向に外側であるケーシング18とによって画定され、燃焼室10を含む、環状の空間13に空気を送り込む。この燃焼室10は、外側ケーシング22によって取り囲まれたタービンセクション20の上流に取り付けられ、2つの回転壁部、即ち実質的に円筒状かつ共軸の、1つの内側壁24および1つの外側壁26と、上流に延在する環状整流板30が取り付けられた上流環状燃焼室底壁28とを備える。壁部24、26の下流端部は、それぞれ環状フランジ32および34によってケーシング14および18に接続されている。半径方向内側回転壁24と半径方向外側回転壁26との上流端部はそれぞれ、ボルト36によって、整流板30の燃焼室底壁28の半径方向内側縁部と半径方向外側縁部とに取り付けられている。

0026

燃焼室底壁28は噴射器ノズル38を支持する。噴射器ノズル38は燃焼室10の中に入り、この燃焼室10の軸線40に沿って配向されている。各噴射器38は整流板30のオリフィスを通って延び、曲げられた部分を備える。この曲げられた部分は、整流板30の上流の外側縁部のまわりを廻っており、外側ケーシング18によって支持された燃料供給手段42に接続されている。

0027

動作中、高圧コンプレッサによって供給されて遠心拡散器12から出る空気流は、整流板30によって導かれ、燃焼室10に供給するための、整流板30の空気入口オリフィスと燃焼室底部28のこれに一致したオリフィス44とを通過する部分A、ならびに燃焼室10のまわりを廻った2つの部分Bに分割される。

0028

従来技術では、燃焼室10は、その下流フランジ32、34のみによって外側ケーシング18、22と内側ケーシング14とに取り付けられ、したがって、燃焼室10の上流部分は張り出している。したがって燃焼室10の全重量が、燃焼室10の上流部分の振動を防止するのに充分に剛性であるべき内側フランジ32と外側フランジ34とによって支持される。振動は、噴射器38の燃焼室の軸線40に対する位置合わせ不良を起こす場合があり、また燃焼室底部28の壁によって支持された噴射器ノズル38を損傷する場合がある。

0029

しかし、圧力変化および温度上昇があることから、下流フランジ32、34は、燃焼室10とケーシング14、18との相対的な移動を許容するように充分可撓性であることも必要となる。

0030

したがって、内側フランジ32と外側フランジ34との製作は、軟度と剛性の間の妥協の結果であり、これは必ずしも容易に達成されることではない。

0031

燃焼室10の上流の取り付けを、下流の取り付けで使用されるものと同様のフランジによって達成することはできない。実際、この取り付けをする場合、燃焼室10を迂回するための区域にフランジを有するとすると、それによって空気流を妨害することになる。また、このフランジを、噴射器38を取り付けるための区域に取り付けるとすると、それは利用可能な空間が少ししかないことから達成が困難である。

0032

本発明によると、これらの欠点および上述のことが、図2に示した通りの、燃焼室46がその上流端部で内側ケーシング14と外側ケーシング18とに、弾性的に変形可能である可変剛性を有した手段によって接続されるという事実によって防止される。

0033

これらの弾性的に変形可能な手段は、内側ケーシング14および外側ケーシング18を、燃焼室46の内側壁24と外側壁26との上流端部に半径方向に接続する、湾曲されたリーフスプリングから形成されたブリッジ48を備える。ブリッジ48を使用することによって、燃焼室46の上流部分を保持し、したがって燃焼室46の振動の一部を吸収することが可能になる。このようにして下流の内側フランジ32と外側フランジ34とをより可撓性にすることが可能となる。これによって燃焼室46の耐用年数が増大する。

0034

燃焼室46は、内側ケーシング14または外側ケーシング18に、燃焼室のまわりに分配された少なくとも3つのブリッジによって接続されて、動作中の燃焼室46の充分な安定化を可能にし、かつ、燃焼室46を最初に内側ケーシング14と外側ケーシング18との間で張り出した形で取り付けたことの影響に対して補償を行う。

0035

図2に示した実施形態では、燃焼室46は内側ブリッジ49と外側ブリッジ48とによって上流で保持され、内側ブリッジ49は外側ブリッジ48の上流に配置されている。各外側ブリッジ48は、ボルト締めによって外側ケーシング18に取り付けられ、外側壁26と燃焼室底部28の半径方向外側縁部とに半径方向に載置されている。各内側ブリッジ49はボルト締めによって内側壁24と燃焼室底部28の半径方向内側縁部とに取り付けられ、内側ケーシング14上に半径方向に載置されている。各内側ブリッジ49の半径方向載置は、燃焼室46に向かって延在した内側ケーシング14の隆起部50上で行われる。

0036

ブリッジ48および49を実質的に半径方向に配向することによって、動作中の燃焼室46の上流部分の半径方向の振動を吸収し、緩和することが可能になる。

0037

図3に示した通り、ブリッジは、開放された輪郭を備えた、端部54、56がC字状に曲げられたリーフスプリング52によって形成されてよい。リーフスプリング52は、ブリッジの内側に向けて湾曲された中央部分62の両側にオリフィス58を備える。長手方向のオリフィスを備えたポスト64がオリフィス58に取り付けられ、ネジ山付きロッド66がブリッジのポスト64の中へ、オリフィス58の中に挿入され、外側ケーシング18上にネジ込まれる。この実施形態では、ブリッジ52は外側ケーシングに取り付けられ、燃焼室46の外側壁26上に半径方向に載置されている。

0038

ターボ機械が動作しているとき、内側ケーシング14および外側ケーシング18と、燃焼室46の内側壁24および外側壁26とは、燃焼によって生成された熱の影響下で半径方向に膨張する。ブリッジも、円周方向に細長いそれらの湾曲された中央部分62によって、変形してこの膨張を補償するように変形することができる。

0039

本発明の一変形例では(図4)、リーフスプリング71の端部68、70はU字形状に湾曲され、それぞれが脚部72、74を備える。脚部72、74はブリッジと、燃焼室あるいは内側ケーシング14または外側ケーシング18の一方との間の線形接触が行われるように軸方向に湾曲されてよく、ブリッジの2つの脚部72、74は、円周方向に一方が他方に向かうように配向されている。

0040

燃焼室の円周上に分配されたブリッジは、動作中のターボ機械の振動をより充分に吸収するように様々な剛性を有してよい。ブリッジを燃焼室のまわりに特定のやり方で組み込むことによってブリッジの剛性を変化させることも可能である。例えば、ターボ機械の休止中にブリッジ間に空間が保持されるように、2つの隣接したブリッジを燃焼室の内側に取り付けてよい(図4)。ターボ機械の動作中、燃焼室46とケーシング14、18とが変形すると、リーフスプリング71の曲げられた端部68、70が接触する(図5)。これによって2つのリーフスプリング71から形成されたアセンブリの剛性が変更され、内側ケーシング14または外側ケーシング18と燃焼室46との間の接続が堅固になる。

0041

隣接したブリッジの間で異なった接触表面を作り出すことが可能である。図6および7は、ブリッジ76、84であって、それらの湾曲された端部78、80が半径方向の起伏部を、これに一致する、隣接したブリッジの湾曲された端部82に形成された起伏部に係合させて備えたブリッジ76、84を表している。

0042

図7に表したブリッジ84は、リーフスプリング84の端部に取り付け用オリフィス58が形成されていること、またリーフスプリング84が湾曲された中央部分を有していないことを除いて、先に述べたリーフスプリングと同様の形状を有している。このようなブリッジは、湾曲された中央部分を備えたブリッジの剛性とは異なった剛性をここでも有している。

0043

図8で示した本発明の一変形例では、リーフスプリング90の湾曲された端部86、88はそれぞれ、2つの実質的に平行な脚部92、93と94、95を備える。湾曲された端部86、88それぞれの脚部は、円周方向に一方が他方に向かって延在している。これらの脚部は内側ケーシング14または外側ケーシング18上に、あるいは燃焼室46の回転壁の一方、即ち内側壁24または外側壁26上に押圧されるように設計され、動作中の燃焼室46の軸方向の振動を減衰させることを可能にする。

0044

図9に示した本発明の他の変形例では、ブリッジのリーフスプリングの一方端部の2つの脚部92、93は、一方脚部93がリーフスプリングの内側に向かって配向され、他方脚部92が外側に向かって配向されるようなものである。リーフスプリング90の他方端部の脚部94、95のそれぞれは、それが円周方向に位置合わせされた脚部と同じやり方で配向されている。このような構成によって、リーフスプリングの脚部92を隣接したリーフスプリングの脚部95と軸方向に位置合わせすることが可能になり、隣接した2つのブリッジのリーフスプリング90を軸方向に固定して維持することが可能になる。

0045

図10で示した例示的な実施形態では、湾曲された端部86、88のそれぞれが、円周方向に延びた3つの脚部96、97、98と、99、100、101とを備える。湾曲された端部86の中央脚部97は、リーフスプリングの外側に向けて配向され、他の2つの脚部96、98は内側に向けて配向されている。湾曲された端部88の中央脚部100は、リーフスプリングの内側に向けて配向され、他の2つの脚部99、101は外側に向けて配向されている。先の実施形態と同様のやり方で、外側に向けて配向された端脚部99、101は軸方向に交互に配置され、隣接したブリッジの外側97に向けて配向された脚部と入れ子にされている。

0046

図11に示した本発明の一変形例では、ブリッジ102は閉鎖された輪郭を有し、実質的に平坦な第1ブランチ104と、中央部分108が第1ブランチ104の方向に湾曲された、第1ブランチ104と対向した第2ブランチ106とを備える。2つのブランチ104、106はそれらの端部で、U字状に曲げられた部分110、112によって接続されている。湾曲された中央部分108の両側にオリフィス58も形成されている。湾曲された中央部分108も、それが取り付けられた部品が膨張または変形した場合に、先に述べたリーフスプリングと同様のやり方で長くなることができる。このようなブリッジは、開放された輪郭を備えたリーフスプリングの剛性とは異なる剛性を有している。

0047

本発明の可能な変形例によれば、内側ケーシング14と燃焼室46の内側壁24との間にだけ、または外側ケーシング18と燃焼室46の外側壁26との間にだけブリッジを配置することが可能である。内側と外側の両方にブリッジを配置することも同等に可能である。内側ブリッジの全体または一部が内側壁24上に半径方向に載置され、内側ケーシング14にボルト締めされ、あるいは内側ケーシング14上に半径方向に載置され、内側壁24にボルト締めされていてよい。同様に外側ブリッジの全体または一部が外側壁26上に半径方向に載置され、外側ケーシング18にボルト締めされ、あるいは外側ケーシング18上に半径方向に載置され、外側壁26にボルト締めされていてよい。外側ケーシング18は、ブリッジが半径方向に載置されるように、図2で示した内側ケーシング14の隆起部50と同様のやり方で燃焼室46に向かって延びた隆起部を備えてよい。

0048

ブリッジは、内側壁24または外側壁26を燃焼室底部28にボルト締めするための要素を使用することによって、ボルト締めで燃焼室底部28に取り付けてよく、これによって追加のドリル穴を付けることと、ボルト締め部品の追加によってターボ機械に重量を加えることとが防止される。

0049

ブリッジの他の構成も、本発明の内容から逸脱せずに構想することができる。特に、内側ケーシング14または外側ケーシング18と燃焼室との間の接続に特定の剛性を得るために、異なった形状のブリッジ同士、例えば図7を参照して述べたリーフスプリングを図8で述べたブリッジに結合することを構想することも可能である。閉鎖された輪郭のブリッジ102を開放された輪郭のタイプのブリッジと組み合わせることも可能である。

0050

図面で分かる通り、ブリッジは全体に円周方向に湾曲された形状を有している。この形状は、ブリッジを内側ケーシング14および外側ケーシング18と燃焼室壁との間に配置し易くする。さらに、それらの形状は、燃焼室46のまわりを移動する空気に対して僅かな抵抗しかもたらさない(図3)。

0051

本発明の一実施形態では、ブリッジは内側ケーシング14と燃焼室46の内側壁24との間にのみ取り付けられることが好ましい。これは、動作中、内側ケーシング14は、外側ケーシング18によって耐えられる圧力差よりも小さな圧力差にしか耐えないことによる。したがって内部に配置されたブリッジは変形しにくい。

0052

ブリッジは有利に、内側ケーシング14または外側ケーシング18と燃焼室46の壁との間の恒久的な弾性戻りを保証するために、予備圧力を掛けられた状態で内部または外部に取り付けられてよい。

0053

ブリッジの組み込みは、燃焼室46の最も冷たい区域に相当する燃焼室46の上流端部で実施され、これによって高燃焼温度のブリッジに対する影響が制限される。

0054

ブリッジを製作するのに使用される材料は、接触し合った表面間の過度摩擦を防止するように、ケーシングおよび燃焼室の材料と適合可能でなければならない。この材料は、ブリッジの区域の温度に相当する600℃よりも高い温度にも耐えなければならない。したがってブリッジはニッケルとコバルトの合金で製作されてよい。

図面の簡単な説明

0055

従来技術によるターボ機械の燃焼室の軸方向断面の概略半図である。
本発明によるターボ機械の燃焼室の軸方向断面の概略半図である。
図2の燃焼室の上流部分の線A〜Aに沿った拡大部分断面図である。
接触していない隣接した2つのブリッジの部分的概略斜視図である。
湾曲された端部が接触している隣接した2つのブリッジの部分的概略斜視図である。
湾曲された端部が接触し合い、一致し合った起伏部を備える、隣接した2つのブリッジの概略斜視図である。
湾曲された端部が接触し合い、一致し合った起伏部を備える、隣接した2つのブリッジの概略斜視図である。
2つの端脚部を備えたリーフスプリングの斜視図である。
端脚部が互いに入れ子となっている2つのリーフスプリングの部分的概略斜視図である。
端脚部が互いに入れ子となっている2つのリーフスプリングの部分的概略斜視図である。
本発明の閉鎖された輪郭を備えたブリッジの概略斜視図である。

符号の説明

0056

10、46環状燃焼室
12遠心拡散器
13 環状の空間
14内側ケーシング
16ターボ機械の軸線
20タービンセクション
18、22外側ケーシング
24燃焼室内側
26燃焼室外側
28燃焼室底壁
30環状整流板
32内側フランジ
34外側フランジ
36ボルト
38噴射器、噴射器ノズル
40 燃焼室10の軸線
42燃料供給手段
44、58取り付け用オリフィス
48外側ブリッジ
49内側ブリッジ
50隆起部
52、71、76、84、90、102リーフスプリング、ブリッジ
54、56 リーフスプリング52の端部
62 中央部分
64ポスト
66ネジ山付きロッド
68、70 リーフスプリング71の端部
72、74 端部68、70の脚部
78、80 リーフスプリング76、84の端部
86、88 リーフスプリング90の端部
92、93、94、95、96、97、98、99、100、101 端部86、88の脚部
104 ブリッジ102の第1ブランチ
106 ブリッジ102の第2ブランチ
108 ブリッジ102の中央部分
110、112 ブリッジ102の曲げられた部分

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