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技術 豆腐容器

出願人 株式会社山田工作所
発明者 西村和代
出願日 2007年8月6日 (12年10ヶ月経過) 出願番号 2007-204225
公開日 2009年2月26日 (11年4ヶ月経過) 公開番号 2009-040429
状態 特許登録済
技術分野 一体成形容器 環境に敏感な生物、食品又は薬品の包装 包装体 脆弱物品の包装 飼料または食品用豆類
主要キーワード 各小容器 周縁部上端 密閉シート 昇温軟化 密閉フィルム 薄肉形 容器周縁 シール接合
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年2月26日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

調理時にカットする必要のないサイズの豆腐を複数収容する豆腐容器であって、充填豆腐にも利用することができ、しかも従来と同様のシール工程で密閉シールを施すことができると共に、豆腐の重量により容器が撓んだ場合でも容器内の豆腐を崩す可能性を低減した豆腐容器を提供する。

解決手段

シート成形した豆腐容器1であって、該豆腐容器の上端周縁部2から外側に向けて延設され、密閉フィルム12をシール接合するフランジ部3と、該フランジ部3の内側で行列整列した複数の小室6,6と、隣り合う各小室6,6の間に設けた仕切壁5とを備える。仕切壁5は、その中央部5aがフランジ部3よりも高く形成される。

概要

背景

従来、店頭販売される豆腐はサイズ毎に個別に用意された容器に1つずつ収容され販売されている。例えば1丁豆腐の場合には1丁サイズがそのまま収容できる容器に入れられて販売されている。そのため、家庭などで豆腐を調理する際には、容器から取り出した豆腐をナイフ包丁で適当なサイズにカットする必要があり、煩わしい。

例えば1丁豆腐の容器に、固形豆腐を予め小さなサイズにカットした小サイズの豆腐を複数入れて密閉し、販売することも考えられる。しかしこの方法は充填豆腐に適用することができない。充填豆腐は一般に豆乳凝固剤と共に容器に充填して密閉状態とし、これを加熱して凝固させることにより製造される。そのため、充填豆腐が出来上がった時点で既に容器が密閉状態にあり、後にこれを小さくカットすることはできない。

また調理時にカットする必要のない充填豆腐とするために豆腐容器自体を小さいサイズとし、その容器に1食分サイズ或いは1口サイズ当量の豆乳を充填することにより充填豆腐を生成することも考えられる。しかし、この場合は小サイズの充填豆腐を1つずつ個別に収容する容器となるため、容器コストの上昇を招く。

そこで1食分に相当分量の豆腐を小分けにして収容する容器が提案されている(特許文献1)。この容器は小分けした豆腐を個別に収容する小容器を横方向に複数個連接した多連容器であり、各小容器に豆腐を収容した状態で容器周縁フランジ部と各小容器の間の継目フランジ部の双方で密閉フィルム接着しており、継目フランジ部には小容器を1つずつ切り離すためのミシン目が設けられている。

特開2003−54633号公報

概要

調理時にカットする必要のないサイズの豆腐を複数収容する豆腐容器であって、充填豆腐にも利用することができ、しかも従来と同様のシール工程で密閉シールを施すことができると共に、豆腐の重量により容器が撓んだ場合でも容器内の豆腐を崩す可能性を低減した豆腐容器を提供する。シート成形した豆腐容器1であって、該豆腐容器の上端周縁部2から外側に向けて延設され、密閉フィルム12をシール接合するフランジ部3と、該フランジ部3の内側で行列整列した複数の小室6,6と、隣り合う各小室6,6の間に設けた仕切壁5とを備える。仕切壁5は、その中央部5aがフランジ部3よりも高く形成される。

目的

そこで本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたものであり、調理時にカットする必要のないサイズの豆腐を複数収容する豆腐容器であって、充填豆腐にも利用することができ、しかも従来と同様のシール工程で密閉シールを施すことができると共に、豆腐の重量により容器が撓んだ場合でも容器内の豆腐を崩す可能性を低減した豆腐容器を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

シート成形した豆腐容器であって、該豆腐容器の上端周縁部から外側に向けて延設され、密閉フィルムシール接合するフランジ部と、該フランジ部の内側で行列整列した複数の小室と、隣り合う各小室の間に設けた仕切壁とを備え、前記仕切壁は、その中央部が前記フランジ部よりも高く形成されて成ることを特徴とする豆腐容器。

請求項2

前記フランジ部は外周に向けて下向きに傾斜しており、前記密閉フィルムをシール接合した状態で前記フランジ部は略水平になる請求項1記載の豆腐容器。

請求項3

前記複数の小室には充填豆腐が収容される請求項1又は2に記載の豆腐容器。

技術分野

0001

本発明は、百貨店スーパーマーケットコンビニエンスストアなどで店頭販売される豆腐を収容する豆腐容器に関し、特に充填豆腐に適した豆腐容器に関する。

背景技術

0002

従来、店頭販売される豆腐はサイズ毎に個別に用意された容器に1つずつ収容され販売されている。例えば1丁豆腐の場合には1丁サイズがそのまま収容できる容器に入れられて販売されている。そのため、家庭などで豆腐を調理する際には、容器から取り出した豆腐をナイフ包丁で適当なサイズにカットする必要があり、煩わしい。

0003

例えば1丁豆腐の容器に、固形豆腐を予め小さなサイズにカットした小サイズの豆腐を複数入れて密閉し、販売することも考えられる。しかしこの方法は充填豆腐に適用することができない。充填豆腐は一般に豆乳凝固剤と共に容器に充填して密閉状態とし、これを加熱して凝固させることにより製造される。そのため、充填豆腐が出来上がった時点で既に容器が密閉状態にあり、後にこれを小さくカットすることはできない。

0004

また調理時にカットする必要のない充填豆腐とするために豆腐容器自体を小さいサイズとし、その容器に1食分サイズ或いは1口サイズ当量の豆乳を充填することにより充填豆腐を生成することも考えられる。しかし、この場合は小サイズの充填豆腐を1つずつ個別に収容する容器となるため、容器コストの上昇を招く。

0005

そこで1食分に相当分量の豆腐を小分けにして収容する容器が提案されている(特許文献1)。この容器は小分けした豆腐を個別に収容する小容器を横方向に複数個連接した多連容器であり、各小容器に豆腐を収容した状態で容器周縁フランジ部と各小容器の間の継目フランジ部の双方で密閉フィルム接着しており、継目フランジ部には小容器を1つずつ切り離すためのミシン目が設けられている。

0006

特開2003−54633号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、上述の多連容器の場合には、容器周縁のフランジ部だけでなく、連接した小容器の間の継目フランジ部にも密閉フィルムを接着する必要があると共に、継目フランジ部のミシン目は密閉シートを接着した状態で設ける必要があり、従来のように容器周縁のフランジ部分だけを密閉シールするシール工程をそのまま適用することはできない。それ故、多連容器専用のシール工程を設ける必要があり、製造コストの上昇を招く。

0008

また豆腐は脆く崩れやすい食材であるのに対し、これを収容する豆腐容器はシート成形により薄肉形成されたものが多く、豆腐の重量により撓みが生じやすい。そのためフランジ部を掴んで豆腐容器を持ち上げた際、豆腐容器が撓んでも容器内の豆腐を崩さない構造とすることが望まれる。

0009

そこで本発明は、上記課題を解決することを目的としてなされたものであり、調理時にカットする必要のないサイズの豆腐を複数収容する豆腐容器であって、充填豆腐にも利用することができ、しかも従来と同様のシール工程で密閉シールを施すことができると共に、豆腐の重量により容器が撓んだ場合でも容器内の豆腐を崩す可能性を低減した豆腐容器を提供するものである。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明が解決手段として採用したところは、シート成形した豆腐容器であって、該豆腐容器の上端周縁部から外側に向けて延設され、密閉フィルムをシール接合するフランジ部と、該フランジ部の内側で行列整列した複数の小室と、隣り合う各小室の間に設けた仕切壁とを備え、前記仕切壁は、その中央部が前記フランジ部よりも高く形成された点にある。かかる構成により、調理時にカットする必要のない大きさの豆腐を複数収容できる豆腐容器が得られると共に、密閉フィルムとフランジ部をシール接合するためのシール工程については従来と同様のシール工程を適用できる。また仕切壁がフランジ部よりも高く形成されるので、豆腐の重みで豆腐容器が撓んでも仕切壁によって豆腐が崩れることはない。

0011

また上記構成の豆腐容器は、フランジ部を外周(外側)に向けて下向きに傾斜しており、密閉フィルムをフランジ部にシール接合した状態ではフランジ部が略水平になるように構成することが好ましい。シート成形された豆腐容器のフランジ部は密閉シートとシール接合することによって反りが生じるため、シート成形時に予めフランジ部を外周に向けて下向きに傾斜させておくことで、密閉フィルムをシール接合した状態ではフランジ部を略水平にすることができる。このように密閉フィルムをフランジ部にシール接合した状態ではフランジ部が略水平となることで、店舗などで展示する際、体裁が良くなる。

0012

上記構成の豆腐容器は、複数の小室に収容する豆腐の種類については特に限定するものではなく、固形豆腐(カット豆腐)及び充填豆腐のいずれにも適用することができる。特に、複数の小室に収容される豆腐が充填豆腐である場合には、調理時にカットする必要のない大きさの充填豆腐を複数の小室において個別に生成することができる。

発明の効果

0013

本発明に係る豆腐容器は、上端周縁部から外側に向けて延設され、密閉フィルムをシール接合するフランジ部と、該フランジ部の内側で行列に整列した複数の小室と、隣り合う各小室の間に設けた仕切壁とを備えており、各小室の大きさを1食分サイズ或いは1口分サイズといった所定サイズに形成しておくことで調理時にカットする必要のないサイズの豆腐を複数収容することができる。この豆腐容器はフランジ部が密閉フィルムとシール接合するので従来と同様のシール工程で密閉シールを施すことができ、製造コストの上昇を抑えることができる。更に、この豆腐容器は複数の小室を仕切る仕切壁の中央部がフランジ部よりも高く形成されるので、豆腐容器が撓んだ場合でも仕切壁の頂部が豆腐に当たる可能性は低く、豆腐の形崩れを抑制できる構造となっている。

0014

またフランジ部が外周に向けて下向きに傾斜してシート成形され、密閉フィルムをシール接合した状態ではフランジ部が略水平になるように構成した場合では、豆腐容器の体裁が良くなる。

0015

更に複数の小室に充填豆腐が収容される場合には、各小室において生成される充填豆腐が小さなサイズで形成されるので、豆腐容器の内部に調理時にカットする必要のない充填豆腐を複数収容できる。

発明を実施するための最良の形態

0016

下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1は本発明の一実施形態である豆腐容器1を示す斜視図である。図2は豆腐容器1の平面図であり、図3(a)は図2のA−A断面図であり、図3(b)は図2のB−B断面図である。豆腐容器1は、薄肉合成樹脂シート昇温軟化させ、真空成形金型圧空成形金型又は真空圧空成形金型を用いたシート成形によって図示の形態に一体成形される容器であり、豆腐容器1の周縁部上端2から外側に向けて延設されたフランジ部3と、該フランジ部3の内側を下方に凹入形成して設けた豆腐収容部4とを有している。豆腐収容部4には、フランジ部3の内側を横断又は縦断する仕切壁5が形成されており、該仕切壁5によって豆腐収容部4はフランジ部の内側で行列に整列した複数の小室6,6に区画されている。尚、図例では2×1の行列配置で2つの小室6,6が設けられている。各小室6,6は所定サイズの豆腐を個別に収容する凹部として形成されており、隣り合う小室6,6間に設けられた仕切壁5により各小室6,6は互いに独立した収容空間を形成する。各小室6,6の容量は収容する豆腐のサイズを調理時にカットする必要のない大きさとするように形成され、各小室6,6とほぼ同サイズの豆腐が1個ずつ収容される。図1の場合、豆腐収容部4が1丁サイズであるとすると、各小室6,6は約半丁サイズの豆腐を個別に収容するように仕切壁5によって区画される。

0017

仕切壁5は、シート成形により各小室6,6の底部6a,6aから立設し、その頂部でシート山型折曲して形成される。仕切壁5の頂部の中央部5aは底部6aからの高さが容器周縁のフランジ部3の高さを超えて更に高い位置となるように形成される。仕切壁5の頂部両端5b,5bは豆腐容器1の周縁部上端2に接続する。図3(a)及び(b)に示す如く、シート成形時にはフランジ部3は豆腐容器1の周縁部上端2から外側に向かって下向きに傾斜するように成形されており、仕切壁5の中央部5aはその傾斜したフランジ部3の基部、すなわち豆腐容器1の周縁部上端2よりも高い位置に頂部を有するように形成され、図3(a)及び(b)に示すように側面視において仕切壁5の中央部5aが周縁フランジ部3よりも上に突出した形態となっている。これに対して、仕切壁5の頂部両端5b,5bは豆腐容器1の周縁部上端2に向かって緩やかに下降傾斜しており、フランジ部3に対して段差無く接続している。尚、図例では仕切壁5の頂部両端5b,5bの傾斜角をフランジ部3の傾斜角と等しく構成した場合を示しているが、これに限定されるものではない。

0018

また図3(a)に示すように仕切壁5は、頂部上端から下部に向かって互いに対向するシート部材7,8の間隔が次第に広がるように成形された拡幅形状となっている。この拡幅したシート部材7,8の隙間は、空の豆腐容器1を上下に積み重ねたときに下段の仕切壁5を収納する収納空間として機能すると共に、豆腐を充填して密閉した豆腐容器1を積み重ねたときにも下段の仕切壁5の頂部を収納する収納空間として機能する。したがって、豆腐を充填した豆腐容器1を店舗内で上下多段に積み重ねて展示する場合であっても、下段の豆腐容器の上面から突出する仕切壁5の頂部が上段の豆腐容器の底面のシート部材7,8の隙間に吸収されるので、複数の豆腐容器1を安定して積み重ねることができる。

0019

上記構成の豆腐容器1は複数の小室6,6に豆腐が収容された状態で別途合成樹脂などの密閉フィルムで密閉シールされ、店舗などで展示販売される。図4は上記構成の豆腐容器1に豆腐10を充填して密閉シールを施すまでの各工程を示す図である。まず図4(a)に示すように豆腐容器1の各小室6,6に豆腐10を充填する。充填豆腐の場合は、豆乳11を各小室6,6内に充填する。このときの充填量は任意であるが、本実施形態の豆腐容器1の場合は図4(a)の如く容器の周縁部上端2の位置まで充填することができる。豆腐10或いは豆乳11の充填が終了すると、次に豆腐容器1の上部を密閉フィルム12でシールする。このとき図4(b)に示す如く、豆腐容器1の上に密閉フィルム12を配置し、豆腐容器1のフランジ部3の下面側に設けたシール受台13と、フランジ部3の上方に配置された熱盤14とで密閉フィルム12とフランジ部3を挟み込み、熱盤14の加熱作用によって密閉フィルム12とフランジ部3を熱溶着する。これにより密閉フィルム12はフランジ部3の上面に接着され、密閉シールが施される。密閉フィルム12とフランジ部3を熱溶着するとフランジ部3には反りが生じるため、密閉シールが施されると図4(c)に示す如く、下降傾斜していたフランジ部3がほぼ水平状態引き上げられ、体裁が良くなる。それ故、シート成形時におけるフランジ部3の傾斜角度は、密閉シール後にほぼ水平となる角度に設定しておくことが好ましい。尚、密閉フィルム12とフランジ部3の接着は熱溶着に限定するものではなく、他の接着方法を採用しても良い。

0020

図4(c)に示すように豆腐容器1のフランジ部3に密閉フィルム12をシール接合した状態では、豆腐容器1を平坦面に載置すると仕切壁5の上端が密閉フィルム12の内面側に当接する。これにより、複数の小室6,6が互いに隔離されると共に、各小室6,6に充填した豆腐10(若しくは豆乳11)の上に空気が存在する空間を最小限に抑えることができ、品質の低下を抑制できる。

0021

そして充填豆腐の場合には、図4(c)に示すようにフランジ部3に密閉フィルム12をシール接合した状態で加熱処理され、豆乳11を凝固させることにより各小室6,6で独立した豆腐10が製造される。したがって、各小室6,6において形成される充填豆腐は、1食分或いは1口分サイズの豆腐となり、これを調理に使用するときには包丁やナイフでカットする必要がなく、そのまま皿に盛り付けることができるなど利便性が高まる。この豆腐容器1によれば、小サイズの充填豆腐を複数製造できると共に、密閉フィルム12による密閉シールはフランジ部3のみに施されるので従来のシール工程をそのまま適用できるという利点がある。

0022

特に本実施形態の豆腐容器1においては、仕切壁5の中央部5aがフランジ部3よりも高く形成されているため、フランジ部3を掴んで豆腐容器1を持ち上げた際に豆腐容器1が撓んでも各小室6,6の豆腐を崩し難い構造となっている。図5はフランジ部3を持ち上げた状態を示す図である。矢印F1で示すようにフランジ部3を持ち上げると、豆腐10の重量により、矢印F2で示すように豆腐容器1の底部6a,6aが下方に落ち込む。そして矢印F3で示すように仕切壁5の頂部も下降し、図5に示す状態となる。このとき、仕切壁5の頂部は豆腐10,10の上端面10a,10aと同等或いはそれよりも高い位置にある。そのため、豆腐容器1が振動して仕切壁5が上下動した場合でも仕切壁5の頂部が豆腐の角を切断して崩すことはない。

0023

これに対し、豆腐容器1のシート成形時において仕切壁5の頂部をフランジ部3の高さと同等或いはそれよりも低い位置に形成した場合には豆腐容器1の持ち運び時に振動が作用すると、それに伴って仕切壁5が豆腐10,10の上端面10a,10aよりも下の位置まで移動して小室6,6に充填された豆腐10,10の間に埋没し、再び上方に向かって移動するときに仕切壁5の頂部が豆腐10の上部の角を切断して崩すことがある。そのため豆腐を購入して持ち帰り自宅で調理する際には豆腐の上部がぼろぼろに崩れている可能性がある。本実施形態の豆腐容器1はこのような現象、すなわち持ち運び時の振動などによって豆腐がぼろぼろになる現象を防止するために仕切壁5の中央部5aをフランジ部3よりも高い位置まで形成しているのである。

0024

したがって、本実施形態の豆腐容器1は、各小室6,6に比較的小サイズの複数の豆腐を個別に収容できると共に、従来のシール工程によりフランジ部3に密閉フィルム12を接着して密閉シールでき、その結果、調理時にナイフや包丁を使ってカットする必要がない豆腐を安価に提供できるという利点に加え、シート成形により仕切壁5の中央部5aがフランジ部3よりも高い位置に形成されているので、フランジ部3を持ち上げて豆腐容器1が撓んだ場合でも仕切壁5の頂部が豆腐10,10の間に埋没することはなく、持ち運び中に仕切壁5の頂部が豆腐の形を崩すことがないという利点がある。特に、上述の豆腐容器1は調理時にナイフや包丁を必要としない複数の充填豆腐を収容する容器に適している。

0025

尚、上記実施形態においては、豆腐容器のフランジ部3の内側に1つの仕切壁5を設け、豆腐収容部4を2つの小室6,6に区画する形態を例示したが、仕切壁5の数をこれよりも増加させても良い。例えば図6(a)の豆腐容器1aは、フランジ部3の内側の豆腐収容部4において仕切壁5を十字状に設け、仕切壁5によって区画された4つの小室6を備えた構成であり、同サイズの豆腐を4個独立して収容する容器である。また図6(b)の豆腐容器1bは、フランジ部3の内側の豆腐収容部4の2箇所において仕切壁5を十字状にクロスさせ、仕切壁5によって区画された6つの小室6を備えた構成であり、同サイズの豆腐を6個独立して収容する容器である。また更に仕切壁5の数を増やし、同サイズの豆腐を多数独立して収容する容器とすることも可能である。豆腐容器全体の大きさが同じであるとした場合、仕切壁5の数が増加する程、各小室6の豆腐サイズは小さくなるので、調理目的に応じて仕切壁5の数を設定することにより調理時にはナイフや包丁を必要としないサイズの豆腐を複数収容することができる。このように仕切壁5の数を変更することにより、フランジ部3の内側には、m×n(但し、mは2以上の整数、nは1以上の整数)で行列に整列した複数の小室6を形成することができる。

0026

またシート成形に用いる金型の底部に予め「冷や奴」や「湯豆腐」などといった文字刻設しておき、シート成形された豆腐容器1の底部6aにそれらの文字を浮き出させることもできる。

0027

また上述の豆腐容器は各小室6に対して個別に豆腐を収容するので、例えば一の小室6に卵豆腐を入れ、別の小室6にごま豆腐を入れ、更に別の小室6にゆず豆腐を入れるなど、複数品種の豆腐を同一容器に収容して販売することもできる。

図面の簡単な説明

0028

本発明の一実施形態である豆腐容器を示す斜視図である。
豆腐容器の平面図である。
図2の豆腐容器の断面であり、(a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。
豆腐容器に豆腐を充填して密閉シールを施すまでの各工程を示す図である。
豆腐を充填した豆腐容器のフランジ部を持ち上げた状態を示す図である。
図1とは異なる実施形態の豆腐容器を示す斜視図である。

符号の説明

0029

1,1a,1b豆腐容器
2 豆腐容器の周縁部上端
3フランジ部
5仕切壁
6小室
12 密閉フィルム

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