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技術 表示灯

出願人 株式会社デジタル
発明者 野林勲
出願日 2007年7月19日 (13年5ヶ月経過) 出願番号 2007-188629
公開日 2009年2月5日 (11年10ヶ月経過) 公開番号 2009-026610
状態 拒絶査定
技術分野 照明サイン;照明広告 非携帯用の照明装置またはそのシステム 信号用非携帯照明装置
主要キーワード 外観デザイン的 材料切れ 配電基板 梱包サイズ 回し状態 開放部位 建設機器 円弧移動
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年2月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害要因となることはなく、設置後は、視認性等の面で適正に機能し得る表示灯を提供することを課題とする。

解決手段

本発明に係る表示灯1は、表示灯本体2〜5と、該表示灯本体2〜5を対象となる機械装置Sに取り付けるための取付具6とを備え、表示灯本体2〜5は、起立姿勢から傾倒可能とすべく、取付具6に対して回転自在に構成され、しかも、取付具6から延出して先端部14b側が表示灯本体2〜5内に挿入されるガイド体14が設けられ、該ガイド体14の先端部14b側は、表示灯本体2〜5の回転中心12と一致ないし略一致する配置となっていると共に、機械装置側と電気的に接続される引込線17〜20が取付具6からガイド体14を通って表示灯本体2〜5内の配電基板22に配線される。

概要

背景

この種の表示灯は、大きく分けて二つのタイプがある。一つは、機械装置天井部分に直接取り付けるタイプであり、もう一つは、機械装置の天井部分や側周囲部分に金属製のポールを介して取り付けるタイプである。後者は、表示部をより高い位置に配置することを目的とするが、それだけではなく、例えば、製造ラインにおける機械装置間に高さ寸法の相違がある場合、それぞれに取り付けた表示灯の高さ位置を揃えることも目的とする。

概要

機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害要因となることはなく、設置後は、視認性等の面で適正に機能し得る表示灯を提供することを課題とする。本発明に係る表示灯1は、表示灯本体2〜5と、該表示灯本体2〜5を対象となる機械装置Sに取り付けるための取付具6とを備え、表示灯本体2〜5は、起立姿勢から傾倒可能とすべく、取付具6に対して回転自在に構成され、しかも、取付具6から延出して先端部14b側が表示灯本体2〜5内に挿入されるガイド体14が設けられ、該ガイド体14の先端部14b側は、表示灯本体2〜5の回転中心12と一致ないし略一致する配置となっていると共に、機械装置側と電気的に接続される引込線17〜20が取付具6からガイド体14を通って表示灯本体2〜5内の配電基板22に配線される。

目的

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害の要因となることはなく、設置後は、視認性等の面で適正に機能し得る表示灯を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
0件

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請求項1

表示灯本体と、該表示灯本体を対象となる機械装置に取り付けるための取付具とを備える表示灯において、表示灯本体は、起立姿勢から傾倒可能とすべく、取付具に対して回転自在に構成され、しかも、取付具から延出して先端部側が表示灯本体内に挿入されるガイド体が設けられ、該ガイド体の先端部側は、表示灯本体の回転中心と一致ないし略一致する配置となっていると共に、機械装置側と電気的に接続される引込線が取付具からガイド体を通って表示灯本体内の配電基板配線されることを特徴とする表示灯。

請求項2

ガイド体の先端部側に、表示灯本体の回転中心と一致ないし略一致する軸心を有する軸部が設けられる一方、表示灯本体は、ガイド体の軸部の外径と同じ曲率で且つ曲率中心が表示灯本体の回転中心と一致する円弧部を有し、該円弧部がガイド体の軸部の周面に摺動可能に当接するよう構成される請求項1に記載の表示灯。

請求項3

表示灯本体は、表示灯本体の回転中心から離れる側の端部に所定の表示部を備えると共に、表示灯本体の回転中心側の端部にも同じ機能を有する表示部を備える請求項1又は2に記載の表示灯。

技術分野

0001

本発明は、信号表示灯警告灯あるいは回転灯といった表示灯に関し、産業機械OA機器建設機器医療機器アミューズメント機器といった機械装置全般に適用される。

背景技術

0002

この種の表示灯は、大きく分けて二つのタイプがある。一つは、機械装置の天井部分に直接取り付けるタイプであり、もう一つは、機械装置の天井部分や側周囲部分に金属製のポールを介して取り付けるタイプである。後者は、表示部をより高い位置に配置することを目的とするが、それだけではなく、例えば、製造ラインにおける機械装置間に高さ寸法の相違がある場合、それぞれに取り付けた表示灯の高さ位置を揃えることも目的とする。

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、表示灯は、一般的には機械装置に対して圧倒的に小体積であるが、上述したとおり、その高さ位置が機械装置の天井部分よりも上にあるため、機械装置の梱包運送、設置時に高さ障害要因になり得てしまう。具体的に言うと、出荷時は、表示灯の出っ張りで接触、衝突等して損傷が発生するのを防止するため、梱包サイズを大きくせざるを得ず、運送時の取り扱い性が悪くなるといった問題があり、設置時は、搬入高さ制限が多くあり、僅かな高さ寸法差で搬入できない搬入口の事例も多く見受けられるため、これらの対策として、表示灯を取り外し、別梱包で納入しなければならないことがあるが、その場合、表示灯の再取り付け時、異なる環境での作業ミス等が誘発されたり、部品紛失等が発生するといった問題がある。

0004

しかしながら、表示灯の高さ位置は、機械装置の特質や機械装置を設置する環境条件によって決められるものであって、機械装置を納入する側の事情、即ち、機械装置の梱包、運送、設置時の事情によって決められるものではない。加えて、最近では、機械装置の外観デザイン面、特に機能美の追求が表示灯にまで及んできているから尚更である。

0005

また、このような問題は、表示灯のうち、高さ寸法が比較的に長尺となる積層表示灯の場合に顕著となる。積層表示灯とは、互いに異なる色の光を発する複数の表示エレメントを備える表示灯であるが、色調の数に応じて表示灯の高さ寸法が長尺となり、表示灯の高さ位置がより高くなる傾向にあるからである。

0006

そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害の要因となることはなく、設置後は、視認性等の面で適正に機能し得る表示灯を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明は、上記課題を解決するためのもので、表示灯本体と、該表示灯本体を対象となる機械装置に取り付けるための取付具とを備える表示灯において、表示灯本体は、起立姿勢から傾倒可能とすべく、取付具に対して回転自在に構成され、しかも、取付具から延出して先端部側が表示灯本体内に挿入されるガイド体が設けられ、該ガイド体の先端部側は、表示灯本体の回転中心と一致ないし略一致する配置となっていると共に、機械装置側と電気的に接続される引込線が取付具からガイド体を通って表示灯本体内の配電基板配線されることを特徴とする。

0008

上記構成からなる表示灯によれば、機械装置に取り付けられた状態で該機械装置が出荷されることを想定した場合、傾倒させておくことで、出荷時は、梱包サイズを小さくすることができ、運送時の取り扱い性を良好にすることができるし、設置時は、搬入高さ制限に引っ掛かる頻度が減るため、取り外して別梱包で納入し、機械装置を現場に設置後、機械装置に再度取り付けるといった煩雑な作業を減らすことができる。

0009

また、引込線は、ガイド体を通ることで、表示灯本体の回転中心ないしその近傍を通るものであるから、表示灯本体の姿勢切り換えたとしても、配線の線路長が大きく変わることはなく、従って、配線に不必要な負荷がかかることはない。また、そのため、表示灯本体の姿勢切り換えに伴って、配線が疲労して損傷を受けたり、あるいは、配線に加わる無理な力に基因して配電基板との接続部が損傷を受けたりするような不具合が生じることはない。

0010

そして、本発明は、ガイド体の先端部側に、表示灯本体の回転中心と一致ないし略一致する軸心を有する軸部が設けられる一方、表示灯本体は、ガイド体の軸部の外径と同じ曲率で且つ曲率中心が表示灯本体の回転中心と一致する円弧部を有し、該円弧部がガイド体の軸部の周面に摺動可能に当接するような構成を採用することができる。

0011

かかる構成からなる表示灯によれば、表示灯本体に設けられた円弧部によって、ガイド体の軸部が表示灯本体の回転中心と一致ないし略一致した状態を常に維持することができる。しかも、円弧部は、ガイド体の軸部の周面に摺動可能に当接するため、ガイド体の軸部と表示灯本体の円弧部とが干渉して表示灯本体の回転が阻害されることはない。

0012

また、本発明は、表示灯本体は、表示灯本体の回転中心から離れる側の端部に所定の表示部を備えると共に、表示灯本体の回転中心側の端部にも同じ機能を有する表示部を備える構成を採用することが好ましい。

0013

かかる構成からなる表示灯によれば、傾倒させて横姿勢にしたり、斜め姿勢にする使用形態を鑑みた場合、一方の表示部が視認しにくい状態にあったとしても、他方の表示部で確実に視認できるようになっているため、表示の見落としといったトラブルの発生を好適に防止することができる。

発明の効果

0014

以上の如く、本発明によれば、機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害の要因となることはなく、設置後は、視認性等の面で適正に機能し得る表示灯を提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0015

以下、本発明に係る表示灯の一実施形態について図面を参酌しつつ説明する。図1に示す如く、本実施形態に係る表示灯1は、表示部として、赤色LEDを備える発光グローブ2、黄色LEDを備える発光グローブ3、緑色LEDを備える発光グローブ4、及びボディー5をその順に直列且つ分割可能に接続した、いわゆる積層式表示灯であり、取り付け側の機械装置からの要求信号に合わせて各色調を発光させ、あるいは、単純に発光する以外に、点滅発光させたり、ブザー等を内蔵して音を信号に合わせて吹鳴したりして、作業者及び機械装置間のインターフェイスを担う(機械装置の稼働、機械装置の異常停止自動運転の終了、材料切れといった機械装置の稼働状況報知する)、いわゆる信号表示灯である。

0016

但し、各発光グローブ2,3,4の構造(例えば、光拡散機能を有する透明な外装部材光反射板の構造、LEDの配置構造)、各発光グローブ2,3,4相互間の接続構造、並びに発光グローブ2,3,4及びボディー5間の接続構造(これらを合わせて「表示灯本体」という)は、何れも周知であるので、ここでは詳細な説明を割愛する。

0017

本実施形態に係る表示灯1としての特徴は、機械装置に取り付けられる取付具6に対し、ボディー5が回転自在となっている点である。詳しくは、取付具6がボルト9やリベット等の結合手段を介して機械装置の天井部分Sに取り付けられた状態にあって、ボディー5(及びこれに取り付けられる各発光グローブ2,3,4、即ち、表示灯本体)は、図1(a)に示すような横姿勢と、同図(b)に示すような縦姿勢(起立姿勢)との間で姿勢変更可能に構成(起立姿勢を基準に見れば、ボディー5が傾倒可能に構成)されている点である。

0018

ここで、ボディー5は、合成樹脂製の成型品であり、また、電力や信号の配電部品収納する部分であり、ボディー5を回転させるための軸心をボルト7で支えることによって、ボルト7の軸心と一致する軸心を回転中心として、約90度の範囲で回転可能である。しかも、ボディー5は、ボルト8によって任意の角度位置で固定することができるようになっている。

0019

詳しくは、図2に示す如く、取付具6は、金属製であり、両端が約90度に屈曲された一対の支持片6a,6aを備え、一方、ボディー5は、両端が約90度に屈曲された一対の支持片10a,10aを備える金属製のシャーシ10を内部に備え、取付具6の各支持片6a及びシャーシ10の各支持片10aがその間にボディー5の外壁部を介在させた状態で対向し、外方から取付具6の支持片6a及びボディー5の外壁部を貫通するボルト7がシャーシ10の支持片10aに形成された雌ネジ10bに螺合されることにより、取付具6に対してシャーシ10が回転自在に取り付けられた状態となり、従って、取付具6に対してボディー5が回転自在となる。

0020

さらに詳しくは、取付具6の支持片6aに形成された、ボルト7のための貫通孔と、ボルト7との間には、回転用ブッシュカラー)11が介装される。換言すれば、ボルト7にブッシュ(カラー)11が外嵌された状態で、該ボルト7が取付具6の支持片6aに形成された貫通孔に挿通され、シャーシ10は、ブッシュ(カラー)11を介して回転自在となる。しかも、ボルト7は、取付具6の一方の支持片6a及びシャーシ10の一方の支持片10aと、取付具6の他方の支持片6a及びシャーシ10の他方の支持片10aとにそれぞれ提供され、且つ、この一対のボルト7,7が同心に配置されるため、両ボルト7,7の共通軸心と一致する軸心12がシャーシ10(ボディー5)の回転中心となる。

0021

一方、ボルト8は、外方から取付具6の支持片6a及びボディー5の外壁部を貫通し、さらには、シャーシ10の支持片10aをも貫通し、該支持片10aの内側に配置された板ナット13に螺合される。そして、ボルト8を締め付けることにより、ボディー5の外壁部を挟んで取付具6の支持片6a及びシャーシ10の支持片10aがボルト8の頭部と板ナット13とにより締め付けられ、取付具6に対する任意の角度位置でシャーシ10(ボディー5)を固定することができる。この点、ボルト8及び板ナット13は、ボディー5の回転固定手段を構成する。尚、板ナット13を介してシャーシ10の支持片10aに取り付けられるボルト8がシャーシ10(ボディー5)の回転に伴って円弧移動する際、取付具6の支持片6aと干渉しないよう、取付具6の支持片6aに形成された、ボルト8のための貫通孔は、円弧形状の長孔6bとなっている。

0022

ところで、取付具6から延出し、先端部側がボディー5内に挿入される部材14は、本実施形態に係る表示灯1としてのもう一つの特徴である、引込線(これについては後述する)のためのガイド体である。このガイド体14は、筒状部材からなり、先端部側がボディー5の回転中心12と一致ないし略一致する配置となっている。

0023

詳しくは、ガイド体14は、取付具6のうち、機械装置の天井部分Sと対向する部位に形成された通孔に連通するが、実際には、該通孔(本実施形態においては、略角孔)に装着された防塵用ゴムブッシュ15の筒部15aに挿着される。さらに詳しくは、ガイド体14は、二つの部位からなり、一つは、取付具6側の部位(ガイド体14の基端側部位としての第1部位14a)、もう一つは、ボディー5側の部位(ガイド体14の先端側部位としての第2部位14b)である。両者とも、筒状に形成されるが、第1部位14aは、防塵用ゴムブッシュ15の筒部15aと同心(即ち、ボディー5の回転面と平行)であり、第2部位14bは、第1部位14aに対して直交(即ち、ボディー5の回転面と直交)である。

0024

従って、ガイド体14は、T字状を呈する。しかし、第2部位14bの周面のうち、第1部位14aが接続される箇所に貫通孔14cが形成されることで、第1部位14a内部と第2部位14b内部とは連通している。また、第2部位14bの周面のうち、当該貫通孔14cと反対側にも貫通孔14cが形成されており、該貫通孔14cと第1部位14aとは同心となっている。尚、第2部位14bの周面上の対向する一対の貫通孔14c,14cは、第1部位14aの内径と同一ないし略同一となっている。

0025

また、ガイド体14は、その第2部位14bの軸心がボディー5の回転中心12と一致する配置となっている。具体的には、図3に示す如く、ボディー5の内部に、リブ5aが形成され、このリブ5aは、ガイド体14の第2部材14bの外径と同じ曲率で且つ曲率中心がボディー5の回転中心12と一致する円弧部5bを有し、該円弧部5bがガイド体14の第2部位14bの周面に摺動可能に当接することで、ガイド体14の第2部材14bの軸心をボディー5の回転中心12に位置合わせすることができる。尚、本実施形態においては、リブ5aは、互いに間隔を有して一対設けられ、ガイド体14の第2部位14bの両端部を支持するようになっている。

0026

さらに、図3及び図4に示す如く、先端部側が内部に挿入されたガイド体14をボディー5から抜き出して、ボディー5と取付具6とを分解可能にすべく、ボディー5の外壁部のうち、内部のリブ5aと対向する部位が開放されているが、リブ5aとは反対側からガイド体14の第2部位14bの周面に摺動可能に当接して、リブ5aと一体的にガイド体14の第2部位14bの周面を挟み込むべく、蓋部材16がボディー5の開放部位着脱自在に取り付けられる。

0027

即ち、蓋部材16は、ガイド体14の第2部材14bの外径と同じ曲率で且つ蓋部材16がボディー5の開放部位に取り付けられた状態で曲率中心がボディー5の回転中心12と一致する円弧部16aを有し、該円弧部16aがガイド体14の第2部位14bの周面であってリブ5aの円弧部5bとは反対側から摺動可能に当接することで、ガイド体14の第2部材14bの軸心をボディー5の回転中心12に位置合わせすることができる。

0028

このように、リブ5a(の円弧部5b)及び蓋部材16(の円弧部16a)は、ガイド体14の先端部側をボディー5の回転中心12と常に一致ないし略一致させておくべく、ガイド体14の先端部側がボディー5の回転中心12から位置ずれするのを防止する規制手段を構成する。但し、ボディー5は、ボルト7に挿通されたブッシュ(カラー)11を介して回転するというだけでなく、ガイド体14の先端部側を中心として回転すると言えるので、この点、ガイド体14を基準に考えると、リブ5a(の円弧部5b)及び蓋部材16(の円弧部16a)は、ガイド体14の固定軸たる先端部側に対する、回転側であるボディー5の軸受手段と見ることができる。

0029

尚、ボディー5が回転する際、蓋部材16とガイド体14とが干渉しないよう、蓋部材16には、ボディー5の回転面に沿った長孔16bが形成され、ガイド体14(の第1部位14a)は、長孔16bに挿通される。また、上述の如く、ボディー5は約90度の範囲で回転するが、それは、長孔16bが約90度の範囲に亘って形成されているからである。即ち、該長孔16bの一端側にガイド体14が当接すると、ボディー5は横姿勢(図1(a)参照)となり、長孔16bの他端側にガイド体14が当接すると、ボディー5は縦姿勢(図1(b)参照)となる。

0030

以上の如く構成される表示灯1は、引込線が配線される。引込線としては、赤色LEDを備える発光グローブ2用の赤色信号線17、黄色LEDを備える発光グローブ3用の黄色信号線18、緑色LEDを備える発光グローブ4用の緑色信号線19、コモン線20の四本からなり、これらを束ね保護チューブ21で保護されており、そして、保護チューブ21の先端から臨出する各配線17〜20が、ボディー5内に配置された電力信号の配電基板22に接続されているが、各配線17〜20は、機械装置から取付具6を介し、ガイド体14内を通ってボディー5内に引き込まれる。

0031

詳しくは、各配線17〜20(を保護する保護チューブ21)がガイド体14の第1部位14a内を通り、第2部位14bを横断し、第2部位14bの周面に形成された貫通孔14cからボディー5内に臨出する形態となっている。

0032

即ち、各配線17〜20(を保護する保護チューブ21)は、ボディー5の回転中心12(ガイド体14の第2部位14bの軸心と一致)ないしその近傍を通るものである。従って、ボディー5を横姿勢(図5(a))と縦姿勢(同図(b))との間で任意の角度位置に切り換えたとしても、配線の線路長が大きく変わることはないから、配線に不必要な負荷がかかることはない。また、そのため、ボディー5の姿勢切り換えに伴って、配線が疲労して損傷を受けたり、あるいは、配線に加わる無理な力に基因して基板22との接続部が損傷を受けたりするような不具合が生じることはない。

0033

しかも、各配線17〜20をボディー5の回転中心12ないしその近傍を通すためのガイド体14は、各配線17〜20を挿通させるために取付具6に形成された通孔を塞ぐ防塵手段としての防塵用ゴムブッシュ15に取り付けられ、該防塵用ゴムブッシュ15が弾性を有するために、ガイド体14は取付具6に固定されておらず、従って、ガイド体14の第2部位14bは浮動し得るが、ボディー5内部に形成されたリブ5a(の円弧部5b)と、ボディー5に着脱自在に取り付けられる蓋部材16(の円弧部16a)とで、ガイド体14の第2部位14b(軸部)をボディー5の回転中心12と常に一致ないし略一致させておくことができる。

0034

また、本実施形態に係る表示灯1によれば、機械装置に取り付けられた状態で該機械装置が出荷されることを想定した場合、表示灯1を横姿勢にしておくことで、出荷時は、梱包サイズを小さくすることができ、運送時の取り扱い性を良好にすることができるし、設置時は、搬入高さ制限に引っ掛かる頻度が減るため、表示灯1を取り外して別梱包で納入し、機械装置を現場に設置後、表示灯1を機械装置に再度取り付けるといった煩雑な作業を減らすことが可能となる。即ち、本実施形態に係る表示灯1によれば、機械装置の出荷時や設置時にあっては、機械装置に取り付けた状態であっても高さ障害の要因となることはなく、設置後は、起立姿勢に切り換えることで、視認性等の面で適正に機能し得る。

0035

しかも、姿勢の切り換え及びその角度位置での固定は、ボルト8を緩め、再度締め付けるだけで済むため、作業性が非常に良くなる。

0036

また、ユーザによっては、機械装置の特質や機械装置を設置する環境条件によって表示灯1を寝かせた状態(横姿勢や斜め姿勢)を要望する場合もあり、本実施形態に係る表示灯1によれば、各種のニーズに合わせて各種の設置状態を提供することができる。

0037

尚、本発明に係る表示灯は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。

0038

例えば、上記実施形態においては、ガイド体14を第1部位14aと第2部位14bとで構成し、第2部位14b(ガイド体14の軸部)が表示灯本体2〜5の回転中心12と同軸となるのを維持すべく、該第2部位14bの浮動を規制する規制手段5b,16aを設けたが、これは必須ではない。即ち、ガイド体14の先端部側が表示灯本体2〜5側の構成要素によって規制・支持されることは必須ではない。

0039

また、上記実施形態においては、各配線17〜20を表示灯本体2〜5の回転中心12ないしその近傍を通すために、取付具6から表示灯本体2〜5の回転中心12に至るまでを筒状に形成し(ガイド体14の第1部位14a)、この中に各配線17〜20を通すようにしているが、これは必須ではない。即ち、取付具6から表示灯本体2〜5の回転中心12に至るまでの各配線17〜20の配線状態は特に問題とはならず、要は、ガイド体14が、各配線17〜20を表示灯本体2〜5の回転中心12ないしその近傍を通すことができる構成であればよいのであって、その点、ガイド体14の第1部位14aが筒状になっていることは必須ではない。

0040

また、上記実施形態においては、表示エレメント(発光グローブ)が三色である表示灯について説明したが、これに限定されず、四色、あるいはそれ以上であってもよいし、逆に、単色や二色であってもよい。また、上記実施形態においては、積層式表示灯について説明したが、これに限定されない。さらに、上記実施形態においては、信号表示灯について説明したが、これに限定されない。また、上記実施形態においては、表示エレメントとして、LEDを用いているが、これに限定されず、ランプ等であってもよい。

0041

また、上記実施形態においては、各発光グローブ2〜4を直列にしてボディー5に積層した、いわゆる積層式表示灯について説明したが、図6に示す如く、これら発光グローブ2〜4以外に、ボディー5にも表示部2Aを備えるようにしてもよい。詳しくは、この表示部2Aは、赤色LEDを備え、赤色の発光グローブ2と同じ機能(緊急的信号の発信)を有するものであり、赤色の発光グローブ2が表示灯本体2〜5の一端側に配置されるのに対し、表示灯本体2〜5の反対側に配置される。また、表示部2Aの構成の一部である、光拡散機能を有する透明な外装部材は、ボディー5の外面に連続するようにして該ボディー5に組み込まれ、外観デザイン的にも優れている。このような表示部2Aは、表示灯本体2〜5のうち、赤色の発光グローブ2とは反対側に位置し、且つ該発光グローブ2と同期的に点灯制御されるようになっているため、表示灯本体2〜5を傾倒して横姿勢にしたり、斜め姿勢にすることで、見る方向によって、赤色の発光グローブ2による表示が見えにくくなるようなことがあったとしても、表示部2Aによって視認性が維持される。即ち、赤色は、緊急性を要する信号として一般的に用いられるため、これの見落としがあるようでは問題があるが、表示灯本体2〜5の両端に同じ赤色の表示部を設けることにより、表示灯本体2〜5を傾倒して横姿勢にしたり、斜め姿勢にして表示灯1を使用する形態であっても、どちらかの表示部2,2Aによって信号を確実に視認することができ、見落としといったトラブルの発生を好適に防止することができるようになる。

0042

また、上記実施形態においては、表示灯本体2〜5の外観部材が合成樹脂製の成型品であるのに対し、取付具6は金属製であり、外観デザイン上、取付具6が露呈しているのが気になるユーザに対しては、図6に示す如く、例えば合成樹脂製の成型品であるカバー23(本例においては、左右に分割可能に構成されている)を提供して、取付具6を覆い隠し、取付具6が見えなくなるようにしてもよい。

図面の簡単な説明

0043

本実施形態に係る表示灯の側面図であって、(a)は、横姿勢、(b)は、縦姿勢(起立姿勢)、を示す。
同表示灯の回転構造部分についての要部拡大図であって、(a)は、側面図、(b)は、(a)のA−A線断面図、(c)は、斜視図、(d)は、(b)の部分拡大図、を示す。
同表示灯の回転構造部分についての要部拡大図であって、(a)は、断面側面図、(b)は、一部品の斜視図、を示す。
同表示灯の要部拡大斜視図であって、(a)は、縦姿勢(起立姿勢)、(b)は、横姿勢、を示す。
同表示灯における配線の取り回し状態を説明するための要部拡大断面側面図であって、(a)は、横姿勢、(b)は、縦姿勢(起立姿勢)、を示す。
他実施形態に係る表示灯であって、(a)は、横姿勢の側面図、(b)は、縦姿勢(起立姿勢)の側面図、(c)は、横姿勢の背面図、を示す。

符号の説明

0044

1…表示灯、2〜5…表示灯本体、2A…第2の表示部、5b…リブの円弧部(規制手段、軸受手段)、6…取付具、8…ボルト(回転固定手段)、12…表示灯本体の回転中心、13…板ナット(回転固定手段)、14…ガイド体、14a…第1部位(基端側部位)、14b…第2部位(先端側部位:軸部)、14c…貫通孔、15…防塵用ゴムブッシュ(防塵手段)、16a…蓋部材の円弧部(規制手段、軸受手段)、17〜20…各種の配線、S…機械装置の天井部分

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  • 广州欧享科技有限公司の「 水晶セード」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明は水晶セードを開示した。【解決手段】天井を含み、前記天井の中に装着ブロックを装着でき、前記装着ブロックの中には下方に開口した第一チャンバが設置され、前記第一チャンバの中には滑り軸受が回転... 詳細

  • 青島欧昇灯具有限公司の「 スポットライト」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】本発明はスポットライトを開示した。【解決手段】本発明はスポットライトを開示し、固定箱を含み、前記固定箱の中には伝動チャンバが設置され、前記伝動チャンバの左右の内壁の間にはウォームが回転できるよ... 詳細

  • 株式会社エフェクトメイジの「 コンバータおよびこれを用いたイルミネーション装置」が 公開されました。( 2020/10/29)

    【課題】並列接続させた複数のワイヤーイルミネーションに対して電力供給可能なコンバータを提供する。【解決手段】イルミネーション装置10において、コンバータ14は、入力側のDC電圧を所定のDC出力電圧に変... 詳細

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