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技術 接着テープ用収納ケース

出願人 李相ちょる
発明者 李相ちょる
出願日 2008年9月30日 (11年9ヶ月経過) 出願番号 2008-254894
公開日 2009年2月5日 (11年4ヶ月経過) 公開番号 2009-023845
状態 拒絶査定
技術分野 粘着テープ繰り出し装置
主要キーワード 垂下突起 垂直突起 水平突起 円弧板 ギヤ形状 収納部位 軸突起 残余量
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年2月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

接着テープ用収納ケースの使用上の不具合を解消する。すなわち、付着物等による接着力の低下を防ぎ、接着テープ切断箇所をきれいに保つ。

解決手段

ロール状の接着テープTが円筒部101に回転可能に装着され、着脱可能な蓋110を有する略拳銃形状のケース本体100と;ケース本体100の引き金部位に設けられ、ケース本体100に形成された長孔102を通して外部に突出する引き金220を引くことにより、これに応動して回転するドラム250により接着テープTを引出し口120を通して外部に引き出す引出し手段と;ケース本体100の銃身部位に設けられ、ケース本体100の銃身の上面に摺動可能に設けられている操作摘み310を後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタ340により、引出し手段により引き出された接着テープTを切断するカッティング手段とからなる構成とする。

概要

背景

接着テープは、紙やその他の物品等を貼り付けるために用いられるロール状に巻取られた多用途テープの1種である。この接着テープを収納する収納ケースは、通常、アクリル等の透明な材質からなっているため、その内部に挿着された接着テープの残余量を容易に確認することができる。

この収納ケースは、ロール状の接着テープを容易に着脱することができるように、一側面が開口された略6字形有底筒状をなし、その収納部の略中央部位には、ロール状の接着テープが回転可能に装着される筒状部が形成されており、収納ケースの開口面は、通常、紙からなる蓋により覆われている。

また、収納ケースには、収納部内の接着テープを外部に容易に引き出せるように、その外周面から張り出した張出部が形成されており、この張出部の先端には、引き出される接着テープの所定箇所を人為的に貼り付けることができるようにした仮安着部と、この仮安着部の真ん前に多数の鋸目が一例に突設された切断部とが形成されている。

概要

接着テープ用収納ケースの使用上の不具合を解消する。すなわち、付着物等による接着力の低下を防ぎ、接着テープの切断箇所をきれいに保つ。ロール状の接着テープTが円筒部101に回転可能に装着され、着脱可能な蓋110を有する略拳銃形状のケース本体100と;ケース本体100の引き金部位に設けられ、ケース本体100に形成された長孔102を通して外部に突出する引き金220を引くことにより、これに応動して回転するドラム250により接着テープTを引出し口120を通して外部に引き出す引出し手段と;ケース本体100の銃身部位に設けられ、ケース本体100の銃身の上面に摺動可能に設けられている操作摘み310を後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタ340により、引出し手段により引き出された接着テープTを切断するカッティング手段とからなる構成とする。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ロール状の接着テープ円筒部に回転可能に装着され、着脱可能な蓋を有する略拳銃形状のケース本体と、上記ケース本体の引き金部位に設けられ、上記ケース本体に形成された長孔を通して外部に突出する引き金を引くと、これに応動して回転するドラムにより上記接着テープを引出し口を通って外部に引き出す引出し手段と、上記ケース本体の銃身部位に設けられ、上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられた操作摘み後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタにより、上記引出し手段により引き出された接着テープを切断するカッティング手段とにより構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース

請求項2

請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記引出し手段は、上記ケース本体の両側面に軸支される第1回転軸と、上記第1回転軸に回動可能に軸設される円筒状端部が一体に形成されるとともに、略中央部位ピン結合され、且つ第1トーションスプリングにより下向けに付勢されるプッシュを有する引き金と、上記引き金の円筒状端部の一端に装着されて上記引き金を所定位置に付勢する第2トーションスプリングと、上記引き金の円筒状端部の他端が軸支される軸支孔が形成された円弧板と、この円弧板と一体に形成されるとともに両端部に上記ケース本体に形成された1対の凹溝係止される係止片が各々形成された保持板とからなり、さらに上記円弧板に設けられたピンに回転可能に軸設される引出しローラと、上記保持板の略中央部位にピン結合され、第3トーションスプリングにより上向けに付勢される逆止鎹とを有する保持部と、上記第1回転軸の両端部に各々軸設され、内周面には上記プッシュ鎹と逆止鎹とが各々係合されるラチェットが形成され、外周面にはベルト巻装されるベルト溝が形成された有底筒状の1対のドラムと、上記ベルトにより上記ドラムと連結される第2回転軸と、この第2回転軸と上記ドラムとの間の間隙を維持する1対の間隙維持板と、上記第2回転軸に軸設される複数の補助ローラとからなり、上記複数の補助ローラが上記第2回転軸と共に回転して上記接着テープを上記引出し口へ案内する案内部と、で構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。

請求項3

請求項2に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記保持板の後方の端部には、接着テープの引出し時、上記接着テープの接着面が上記保持板の後方の端部に付かないように鋸歯状の突起を一体に形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。

請求項4

請求項2に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記補助ローラは、上記接着テープの接着面との接触面積を最小化するために、その外周面をギヤ形状に形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。

請求項5

請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記カッティング手段は、上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられ、裏面に1対の垂下突起が形成された操作摘みと、上記ケース本体の側壁に設けられたピンに回動可能に軸設され、上記操作摘みの摺動に応動して上記ピンを支点にして回動するカムと、先端に1対の突起が設けられ、長手方向に沿って第4トーションスプリングが装着されるスリットと長孔とが形成され、両側面に1対の軸突起が設けられ、基端部が第5トーションスプリングにより下方に付勢され、上記カムの回動に応動して上記1対の軸突起を支点にして回動するレバーと、上端部に上記レバーの1対の突起が貫通する1対の貫通穴と上記第5トーションスプリングが通過するV溝とが形成され、上記レバーの先端に固定されて昇降するカッタと、一側面に上記レバーの1対の突起を案内する1対の案内溝と上記第5トーションスプリングの先端が係止される係止穴とが形成され、上記カッタと共に下降して、引き出された接着テープを押圧して挟持する押圧板と、で構成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。

請求項6

請求項1に記載の接着テープ用収納ケースにおいて、上記ケース本体の銃身の先端には、上記カッティング手段により切断された接着テープを押圧して被接着面に貼り付けるための断面半円状の押圧部を形成したことを特徴とする接着テープ用収納ケース。

請求項7

ロール状の接着テープを回転可能に収納するとともにテープ引出し口を有するケース本体と、前記接着テープに沿うように配した回転ドラムと、この回転ドラムを回転させる引き金と、引き出される接着テープに対して接近する方向と離反する方向とに往復移動が可能なカッタと、このカッタを移動させる操作部材とからなり、引き金を引いて回転ドラムを回転させることにより接着テープをテープ引出し口から引出し、引出した接着テープを操作部材を介してカッタを移動させることにより切断することを特徴とする接着テープ用収納ケース。

技術分野

0001

本発明は、文房具として広く用いられる接着テープ用収納ケースに関する。

背景技術

0002

接着テープは、紙やその他の物品等を貼り付けるために用いられるロール状に巻取られた多用途テープの1種である。この接着テープを収納する収納ケースは、通常、アクリル等の透明な材質からなっているため、その内部に挿着された接着テープの残余量を容易に確認することができる。

0003

この収納ケースは、ロール状の接着テープを容易に着脱することができるように、一側面が開口された略6字形有底筒状をなし、その収納部の略中央部位には、ロール状の接着テープが回転可能に装着される筒状部が形成されており、収納ケースの開口面は、通常、紙からなる蓋により覆われている。

0004

また、収納ケースには、収納部内の接着テープを外部に容易に引き出せるように、その外周面から張り出した張出部が形成されており、この張出部の先端には、引き出される接着テープの所定箇所を人為的に貼り付けることができるようにした仮安着部と、この仮安着部の真ん前に多数の鋸目が一例に突設された切断部とが形成されている。

発明が解決しようとする課題

0005

ところが、上記のような従来の接着テープ用収納ケースは、接着テープを使用する毎に、仮安着部に貼り付けられている接着テープの先端を手で取り外さなければならないし、また、接着テープを切り取る時には、引き出された接着テープ切断箇所を仮安着部に貼り付けながら切断部に当てて下方に引っ張ることにより切断しなければならないものであった。このため、全ての過程手作業だけによるため、使用上の不具合があった。

0006

また、接着テープの取外し時及び切取り時には、接着テープの接着面に指紋や塵等の異物が付くので、接着力が低下する問題点があり、特に、接着テープの切断箇所が切断部により鋸目状に切断されるので、外観がきれいにならない問題点もあった。

0007

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ケース本体内引出し手段とカッティング手段とを設け、接着テープの使用時、ケース本体内に収納されているロール状の接着テープをケース本体から自動的に所望の長さだけ引き出せることができると共に、引き出された接着テープを自動的に切り取ることができるようにすることにより、使用の勝手を向上させた接着テープ用収納ケースの提供にある。

課題を解決するための手段

0008

本発明の接着テープ用収納ケースは、上記の目的を達成するために、ロール状の接着テープが円筒部に回転可能に装着され、着脱可能な蓋を有する略拳銃形状のケース本体と;上記ケース本体の引き金部位に設けられ、上記ケース本体に形成された長孔を通して外部に突出する引き金を引くと、これに応動して回転するドラムにより上記接着テープを引出し口を通って外部に引き出す引出し手段と;上記ケース本体の銃身部位に設けられ、上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられた操作摘み後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタにより、上記引出し手段により引き出された接着テープを切断するカッティング手段とにより構成したことを特徴とする。

0009

そして、上記ケース本体の銃身の先端には、カッティング手段により切断された接着テープを押圧して被接着面に貼り付けるための断面半円状の押圧部を形成するのが好ましい。

0010

また、本発明によれば、上記引出し手段は、上記ケース本体の両側面に軸支される第1回転軸と;上記第1回転軸に回動可能に軸設される円筒状端部が一体に形成されるとともに、略中央部位にピン結合され、且つ1トーションスプリングにより下向けに付勢されるプッシュを有する引き金と;上記引き金の円筒状端部の一端に装着されて上記引き金を所定位置に付勢する第2トーションスプリングと;上記引き金の円筒状端部の他端が軸支される軸支孔が形成された円弧板と、この円弧板と一体に形成されるとともに、両端部に、上記ケース本体に形成された1対の凹溝係止される係止片が各々形成された保持板とからなり、さらに、上記円弧板に設けられたピンに回転可能に軸設される引出しローラと、上記保持板の略中央部位にピン結合され、第3トーションスプリングにより上向けに付勢される逆止鎹とを有する保持部と;上記第1回転軸の両端部に各々軸設され、内周面には上記プッシュ鎹と逆止鎹とが各々係合されるラチェットが形成され、外周面にはベルト巻装されるベルト溝が形成された有底筒状の1対のドラムと;上記ベルトにより上記ドラムと連結される第2回転軸と、この第2回転軸と上記ドラムとの間の間隙を維持する1対の間隙維持板と、上記第2回転軸に軸設される複数の補助ローラとからなり、上記複数の補助ローラが上記第2回転軸と共に回転して上記接着テープを上記引出し口へ案内する案内部と;で構成したことを特徴とする。

0011

そして、上記保持板の後方の端部には、接着テープの引出し時、上記接着テープの接着面が上記保持板の後方の端部に付かないように鋸歯状の突起を一体に形成するのが好ましい。且つ、上記補助ローラは、上記接着テープの接着面との接触面積を最小化するために、その外周面をギヤ形状に形成するのが好ましい。

0012

また、本発明によれば、上記カッティング手段は、上記ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられ、裏面に1対の垂下突起が形成された操作摘みと;上記ケース本体の側壁に設けられたピンに回動可能に軸設され、上記操作摘みの摺動に応動して上記ピンを支点にして回動するカムと;先端に1対の突起が設けられ、長手方向に沿って第4トーションスプリングが装着されるスリットと長孔とが形成され、両側面に1対の軸突起が設けられ、基端部が第5トーションスプリングにより下方に付勢され、上記カムの回動に応動して上記1対の軸突起を支点にして回動するレバーと;上端部に上記レバーの1対の突起が貫通する1対の貫通穴と上記第5トーションスプリングが通過するV溝とが形成され、上記レバーの先端に固定されて昇降するカッタと;一側面に上記レバーの1対の突起を案内する1対の案内溝と上記第5トーションスプリングの先端が係止される係止穴とが形成され、上記カッタと共に下降して、引き出された接着テープを押圧して挟持する押圧板と;で構成したことを特徴とする。

0013

また、本発明においては、ロール状の接着テープを回転可能に収納するとともにテープ引出し口を有するケース本体と、前記接着テープに沿うように配した回転ドラムと、この回転ドラムを回転させる引き金と、引き出される接着テープに対して接近する方向と離反する方向とに往復移動が可能なカッタと、このカッタを移動させる操作部材とからなり、引き金を引いて回転ドラムを回転させることにより接着テープをテープ引出し口から引出し、引出した接着テープを操作部材を介してカッタを移動させることにより切断するようにしてもよい。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。

0015

図1は、本発明の一実施形態の接着テープ用収納ケースを示す全体斜視図であり、図2は、この接着テープ用収納ケース内に引出し手段とカッティング手段とが設けられた状態を示す要部横断面図である。

0016

図3は、上記引出し手段の作動状態を示す要部構成図であり、図4は、この引出し手段の分解斜視図であり、図5は、この引出し手段の組み立て状態を示す斜視図である。

0017

図6は、上記接着テープ用収納ケースからカッティング手段を分離した状態を示す斜視図であり、図7は、このカッティング手段の分解斜視図である。

0018

図8は、上記カッティング手段により接着テープが切断される直前動作状態を示す作動説明図であり、図9は、このカッティング手段により接着テープが切断される動作状態を示す作動説明図である。

0019

本発明の接着テープ用収納ケースは、図1及び図2に示すように、大別して、着脱可能な蓋110を有する略拳銃形状のケース本体100と;このケース本体100の引き金部位に設けられ、ケース本体の引き金部位に形成された長孔102を通して外部に突出されている引き金220を引くと、これに応動して回転するドラム250により接着テープTを外部に引き出せる引出し手段と;上記ケース本体100の銃身部位に設けられ、ケース本体の銃身の上面に摺動可能に設けられている操作摘み310を後方に移動させることにより、これに応動して昇降するカッタ340により上記引出し手段により引き出された接着テープTを切断するカッティング手段と;で構成されている。

0020

上記ケース本体100は、図2に示すように、ロール状の接着テープTが挿着される収納部位と、引出し手段が設けられる引き金部位と、カッティング手段が設けられる銃身部位とで構成される。

0021

上記収納部位の略中央部には、ロール状の接着テープTが回転可能に装着される円筒部101が形成されている。また、上記引出し手段が設けられる引き金部位には、引き金220が突出する長孔102と接着テープTが外部に引き出される引出し口120が形成されている。また、上記カッティング手段が設けられる銃身部位の先端には、上記カッティング手段により切断された接着テープTを押圧して被接着面に貼り付けるための断面半円状の押圧部130が形成されている。

0022

上記引出し手段は、図3図5に示すように、大別して、第1回転軸210と、引き金220と、保持部240と、1対のドラム250と、案内部270とで構成されている。

0023

上記第1回転軸210は、上記ケース本体100の両側面に形成された図示しない軸受けに回転可能に軸支されている。

0024

上記引き金220には、上記第1回転軸210に回動可能に軸設される円筒状端部221が一体に形成されており、この引き金220の略中央部位には、第1トーションスプリング222により下向けに付勢されるとともに後述するドラム250のラチェット251に係合するプッシュ鎹223がピン結合されている。

0025

そして、上記引き金220は、その円筒状端部221の一端に装着される第2トーションスプリング230により、常に前方の所定位置に付勢されている。

0026

上記保持部240は、図3及び図4に示すように、上記引き金220の円筒状端部221の他端が軸支される軸支孔241aと外周面近傍に設けられたピン241bとを有する円弧板241と、この円弧板241に一体に形成され、上記ケース本体100に形成された1対の凹溝103に係止されるT字形の係止片242aが両端部に各々形成された保持板242とで構成されている。また、上記保持板242の後方の端部には、接着テープTが引き出される際に、この接着テープの接着面が保持板242の後方の端部に付かないように鋸歯状の突起242bが一体に形成されている。

0027

そして、上記円弧板241のピン241bには、接着テープTが円滑に引き出されるように導く引出しローラ243が回転可能に軸設されている。且つ、上記保持板242の略中央部位には、第3トーションスプリング244により上向けに付勢されるとともに後述するドラム250のラチェット251に係合する逆止鎹245がピン結合されている。

0028

上記1対のドラム250は有底筒状をなし、上記第1回転軸210の両端部に各々軸設され、その内周面には、上記引き金220にピン結合されたプッシュ鎹223と上記保持板242にピン結合された逆止鎹245とが各々係合するラチェット251が形成され、外周面には、ドラム250の回転力を後述する案内部270の第2回転軸271に伝達するためのベルト260が巻装されるベルト溝252が形成されている。

0029

上記案内部270は、上記ベルト260が巻装され、ケース本体100の両側面に形成された図示しない軸受けに回転可能に軸支される第2回転軸271と、この第2回転軸271と上記ドラム250との間の間隙を維持する1対の略三角形状の間隙維持板272と、上記第2回転軸271に軸設される複数の補助ローラ273とからなり、上記複数の補助ローラ273が第2回転軸271と共に回転して引き出される接着テープTを引出し口120へ案内する。

0030

そして、上記補助ローラ273は、上記接着テープTの接着面との接触面積を最小化するために、その外周面をギヤ形状に形成するのが好ましい。

0031

このように構成された引出し手段は、図5に示すように、組み立てられた状態で上記ケース本体100の引き金部位に装着される。

0032

上記カッティング手段は、図6乃至図9に示すように、大別して、操作摘み310と、カム320と、レバー330と、カッタ340と、押圧板350とで構成されている。

0033

上記操作摘み310は、上記ケース本体100の銃身の上面に摺動可能に設けられ、その裏面には、後述するカム320の垂直突起と係合する1対の垂下突起311が形成されている。

0034

上記カム320は、略逆F字形をなし、上記ケース本体100の側壁に設けられたピン105に回動可能に軸設されている。

0035

上記レバー330は略へ字形をなし、先端には、後述するカッタ340を固設するための1対の突起331が形成され、この1対の突起331の間には、このレバー330の長手方向に沿って第4トーションスプリング332を装着するためのスリット333と長孔334とが形成され、上記レバー330の両側端面には、上記ケース本体100の両側面に形成された図示しない軸受けに回転可能に軸支される1対の軸突起335が設けられている。そして、上記レバー330は、その基端部が第5トーションスプリング336により下方に付勢されている。

0036

上記カッタ340は、上記レバー330の1対の突起331が貫通する1対の貫通穴341と上記第5トーションスプリング332が通過するV溝342とを有し、上記レバー330の先端に固定されて昇降する。

0037

上記押圧板350には、一側面に上記レバー330の1対の突起331を案内する1対の案内溝351と上記第5トーションスプリング332の先端が係止される係止穴352とが形成され、この押圧板350は上記カッタ340と共に下降して、引き出された接着テープTを押圧してケース本体100の前壁との間で挟持するようになっている。

0038

このように構成されたカッティング手段は、図6に示すように、組み立てられた状態で上記ケース本体100の銃身部位に装着される。

0039

次に、ケース本体100内にロール状の接着テープTを挿着する挿着過程、引出し手段により接着テープTが引き出される引出し過程、及びカッティング手段により接着テープTが切断される切断過程について説明する。

0040

(接着テープの挿着過程)
ロール状の接着テープTをケース本体100の収納部位に挿着する際には、先ず、ケース本体100から蓋110を取り外した後、ロール状の接着テープTの先端を少し引き剥がした状態で、図1及び図2に示すように、このロール状の接着テープTをケース本体100の収納部位の円筒部101に嵌合する。このとき、引き剥がした接着テープTの先端部分は、次のように挿入される。すなわち、ガイド棒105を経て、ドラム250と引出しローラ243と複数の補助ローラ273との外周面にその接着面が各々接着された状態であり、先端が引出し口120の外部に突出するように挿入する。

0041

その後、ケース本体100の開口面を蓋110で覆うことにより、ロール状の接着テープTの挿着過程が完了する。

0042

(接着テープTの引出し過程)
接着テープTを引き出す際には、図3に示すように、ケース本体100の長孔102を通って外部に突出する引き金220を人差し指で引くと、引き金220は、第2トーションスプリング230の弾力に抗して、第1回転軸210を中点にして反時計方向に回動する。このとき、この引き金220にピン結合されているプッシュ鎹223が上記ドラム250のラチェット251に係合しているため、上記引き金220の回動に応動して上記ドラム250が反時計方向に回転する。

0043

このように、上記ドラム250が反時計方向に回転すると、このドラム250の外周面に接着されている接着テープTがドラム250と共に回転する。このとき、1対のドラム250の間に位置した引出しローラ243が、上記ドラム250の外周面に接着されている接着テープTを押し上げて引き剥がすので、接着テープTは引出し口120に向けて円滑に前進する。

0044

そして、この接着テープTは、ベルト260により連結されて上記ドラム250と共に回転する複数の補助ローラ273により、引出し口120を通るように案内されて、外部に引き出される。

0045

一方、上記引き金220の回動に応動して回転するドラム250は、図3に示すように、このドラム250のラチェット251に係合されている逆止鎹245により時計方向への逆回転が防止される。従って、引かれた引き金220を解除すると、上記引き金220は、上記第2トーションスプリング230により元の所定位置に迅速に戻され、上記プッシュ鎹223は、第1トーションスプリング222の弾力に抗してラチェット251の歯を乗り越えて次のラチェット251の歯に係合されることになる。

0046

上述の引出し過程を数回繰り返すことにより、即ち、引き金220を数回引くことにより、接着テープTを所望の長さだけ外部に引き出すことができる。

0047

(接着テープの切断過程)
上記引出し手段により所望の長さだけ引き出された接着テープTを切断する際には、図8及び図9に示すように、親指でケース本体100の銃身の上面に設けられている操作摘み310を後方に移動させる。この操作摘み310の1対の垂下突起311の間にカム320の垂直突起が係合されているため、上記カム320がピン105を中点にして時計方向に回動する。これにより、上記カム320の1対の水平突起が第4トーションスプリング336の弾力に抗してレバー330の基端部を押し上げることになり、これにより、レバー330が軸突起335を中点にして反時計方向に回動し、これに伴いレバー330の先端に固定されたカッタ340が下降する。このとき、上記レバー330の長孔334内に装着された第5トーションスプリング332により押圧板350が上記カッタ340と共に下降する。

0048

ここで、図8に示すように、上記押圧板350は、上記カッタ340が接着テープTを切断する直前に、引出し口120の下縁上に置かれている接着テープTを押圧して挟持する。

0049

このように、上記引出し手段により引き出された接着テープTが上記押圧板350の下端と引出し口120の下縁とにより堅固に挟持され、この状態において、上記カッタ340は上記押圧板350の案内溝351に沿って更に下降する。したがって、上記接着テープTを容易に且つきれいに切断することができる。

0050

そして、上記のように接着テープTを切断した後に、上記操作摘み310の後方への移動を解除すると、上記第4トーションスプリング336により上記レバー330の基端部が下降することにより、上記レバー330の先端に固定された上記カッタ340及び上記押圧板350が上昇して元の所定位置に戻されると共に、上記レバー330の基端部が上記カム320の1対の水平突起を押し付けて上記カム320を反時計方向に回動させるため、上記操作摘み310は、上記カム320の垂直突起により元の所定位置に戻される。

0051

カッティング手段により切断された接着テープTは、そのまま指で摘んで被接着面に貼り付けてもよいが、そうすると、接着テープTの接着面に指紋等の異物が付いて接着力が低下するおそれがある。ところが、カッティング手段により切断された接着テープTは、図9に示すように、その未端が引出し口120の下縁に接着されているため、この引出し口120の下縁に接着された状態のままで接着テープTを被接着面上に置いて上記押圧部130によりこれを押圧すると、上記のような接着テープTの指紋等の異物による接着力の低下を防止することができる。

0052

以上、詳細に説明したように、本発明の接着テープ用収納ケースによれば、引出し手段によりケース本体内に収納されているロール状の接着テープを自動的に所望の長さだけ引き出せることができると共に、カッタにより上記引出し手段により引き出された接着テープを自動的に且つきれいに切り取ることができるため、使用の勝手が向上される効果がある。

0053

さらに、接着テープの接着力をより良好に維持することができると共に、被接着面に接着された接着テープの外観をよくすることができる。

図面の簡単な説明

0054

本発明の一実施形態の接着テープ用収納ケースを示す斜視図。
図1の接着テープ用収納ケース内に引出し手段とカッティング手段とが設けられた状態を示す要部横断面図。
上記引出し手段の作動状態を示す要部構成図。
上記引出し手段の分解斜視図。
上記引出し手段の組み立て状態を示す斜視図。
図1の接着テープ用収納ケースからカッティング手段を分離した状態を示す斜視図。
上記カッティング手段の分解斜視図。
上記カッティング手段により接着テープが切断される直前の動作状態を示す作動説明図。
上記カッティング手段により接着テープが切断された直後の動作状態を示す作動説明図。

符号の説明

0055

T…接着テープ
100…ケース本体
110…蓋
120…引出し口
130…押圧部
210…第1回転軸
220…引き金
221…円筒状端部
222…第1トーションスプリング
223…プッシュ鎹
230…第2トーションスプリング
240…保持部
241…円弧板
242…保持板
243…引出しローラ
244…第3トーションスプリング
245…逆止鎹
250…ドラム
251…ラチェット
252…ベルト溝
260…ベルト
270…案内部
271…第2回転軸
272…間隙維持板
273…補助ローラ
310…操作摘み
320…カム
330…レバー
332…第4トーションスプリング
336…第5トーションスプリング
340…カッタ
350…押圧板

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