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図面 (14)

課題

サンプルプレートを順次サンプル分析の地点送達するために必要とされる時間が最小にされる、分析装置にサンプルプレートを送達するための装置およびプロセスを提供する。

解決手段

サンプルプレートを分析装置に移送するための装置およびプロセスが提供され、ここで、1つのサンプルプレートは、分析装置への入口通路上で、サンプルプレート上に送達され、そして別のサンプルプレートは、この分析装置から同時に取り外される。分析装置内に配置された第1のサンプルプレート上のサンプルの分析が完了すると、第1のサンプルプレートは、出口通路においてこの分析装置から移動され、この出口通路は、分析装置への入口通路から垂直方向に間隔を空けている。

概要

背景

本発明より前に、サンプルプレート(通常、複数の液体サンプルまたは乾燥サンプルを含む)は、このプレート支持体上に配置し、次いでこのプレートを分析地点に移動させることによって、分析装置内へ、プレート上のサンプルの分析の地点へと移送されている。サンプル分析が完了した後に、このサンプルプレートは、このサンプルプレートを露出させるためにこの分析装置から取り外され、次いで、このサンプルプレートは、支持体から持ち上げられる。ついで、新たなサンプルプレートがこの支持体上に配置され、そして移送サイクルが繰り返される。従って、分析されたサンプルプレートを分析装置から取り外すための位置は、このサンプルプレートの出発位置と同じ位置である。

サンプルプレートを移送するこの様式は、特定の適用においては望ましくない。なぜなら、分析装置は、この装置中でサンプルプレートを新たなサンプルプレートと交換するために必要とされる時間の間、利用されないからである。従って、次に、分析装置の潜在的な分析能力の低下を生じる。現在利用可能な分析装置は高価であり、そして多くの適用が、迅速またはハイスループットの分析を必要とするので、この結果、サンプルごとの基礎でサンプルを分析するための費用が増加する。

概要

サンプルプレートを順次サンプル分析の地点に送達するために必要とされる時間が最小にされる、分析装置にサンプルプレートを送達するための装置およびプロセスを提供する。サンプルプレートを分析装置に移送するための装置およびプロセスが提供され、ここで、1つのサンプルプレートは、分析装置への入口通路上で、サンプルプレート上に送達され、そして別のサンプルプレートは、この分析装置から同時に取り外される。分析装置内に配置された第1のサンプルプレート上のサンプルの分析が完了すると、第1のサンプルプレートは、出口通路においてこの分析装置から移動され、この出口通路は、分析装置への入口通路から垂直方向に間隔を空けている。

目的

従って、サンプルプレートを順次サンプル分析の地点に送達するために必要とされる時間が最小にされる、分析装置にサンプルプレートを送達するための装置およびプロセスを提供することが望ましい。このようなプロセスおよび装置は、分析の速度を上げ、従って、サンプルプレート上のサンプルを分析する費用を減少させる。

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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この技術が所属する分野

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請求項1

明細書に記載の発明。

技術分野

0001

(発明の背景
本発明は、サンプルプレート上のサンプルの分析を可能にするために、サンプルプレートを、移動位置へおよび移動位置から移送するための、装置およびプロセスに関する。より具体的には、本発明は、1つのサンプルプレートをサンプル分析の地点から、そして別のサンプルプレートをサンプル分析の位置へと、同時に移送するための、このような装置および方法を提供する。

背景技術

0002

本発明より前に、サンプルプレート(通常、複数の液体サンプルまたは乾燥サンプルを含む)は、このプレート支持体上に配置し、次いでこのプレートを分析の地点に移動させることによって、分析装置内へ、プレート上のサンプルの分析の地点へと移送されている。サンプル分析が完了した後に、このサンプルプレートは、このサンプルプレートを露出させるためにこの分析装置から取り外され、次いで、このサンプルプレートは、支持体から持ち上げられる。ついで、新たなサンプルプレートがこの支持体上に配置され、そして移送サイクルが繰り返される。従って、分析されたサンプルプレートを分析装置から取り外すための位置は、このサンプルプレートの出発位置と同じ位置である。

0003

サンプルプレートを移送するこの様式は、特定の適用においては望ましくない。なぜなら、分析装置は、この装置中でサンプルプレートを新たなサンプルプレートと交換するために必要とされる時間の間、利用されないからである。従って、次に、分析装置の潜在的な分析能力の低下を生じる。現在利用可能な分析装置は高価であり、そして多くの適用が、迅速またはハイスループットの分析を必要とするので、この結果、サンプルごとの基礎でサンプルを分析するための費用が増加する。

発明が解決しようとする課題

0004

従って、サンプルプレートを順次サンプル分析の地点に送達するために必要とされる時間が最小にされる、分析装置にサンプルプレートを送達するための装置およびプロセスを提供することが望ましい。このようなプロセスおよび装置は、分析の速度を上げ、従って、サンプルプレート上のサンプルを分析する費用を減少させる。

課題を解決するための手段

0005

(発明の要旨)
本発明に従って、サンプルプレートを分析装置に移送するための装置およびプロセスが提供され、ここで、1つのサンプルプレートは、分析装置への入口通路上で、サンプルプレート上に送達され、そして別のサンプルプレートは、この分析装置から同時に取り外される。分析装置内に配置された第1のサンプルプレート上のサンプルの分析が完了すると、第1のサンプルプレートは、出口通路においてこの分析装置から移動され、この出口通路は、分析装置への入口通路から垂直方向に間隔を空けている。すなわち、出口通路は、入口通路の上または下に位置し得る。第1のサンプルプレートの、分析装置からの移動と同時に、第2のサンプルプレートが、第1のサンプルプレートの出口通路の上または下に位置する入口通路において、分析装置内に移動される。代表的な適切な分析装置としては、レーザー励起蛍光検出器キャピラリー電気泳動装置、蛍光検出器、化学発光検出器マトリックス支援レーザー脱離イオン化(MALDI)質量分析計などが挙げられる。分析装置内へ、または分析装置からの、サンプルプレートの同時の移動に関する、本明細書中の任意の言及は、分析装置に関連する中間の移動地点へ、およびこの移動地点からの移動、ならびに測定の検出点へ、およびこの検出点からの移動を、本発明の範囲内に含むことが意図されることが、意図される。

0006

サンプルプレートは、サンプルプレートからサンプルがこぼれることを防止する様式で、移動される。第1のサンプルプレートは、プレート支持体から取り外され、そしてこの支持体上の第3のサンプルプレートによって置き換えられる。次いで、サンプルプレートのこの移送サイクルが、繰り返される。

0007

本発明の装置を用いて、サンプルプレートは、ベルトおよびローラまたは歯車、あるいは分析装置内への入口通路に対する空気圧によってと同様に、サンプルプレートを押すかまたは引く、可動サンプルプレートガイド部材によって、分析装置に移送される。分析装置内に配置された第2のサンプルプレートは、類似の様式で、入口通路から垂直方向に間隔を空けた出口通路において、第1のサンプルプレートの移動と同時に、この装置から外される。第1のサンプルプレートおよび第2のサンプルプレートに対する両方の移送機構移動通路は、逆にされ、その結果、両方の移送機構は、引き続くサンプルプレートを、第1および第2のサンプルプレートの移動と同じ様式で移動させるために、再配置される。

0008

適切な止めが提供されて、サンプルプレートが分析装置内で、または分析装置に入るために適切に配置されることを保証する。センサがまた提供されて、サンプルプレートを移動させるための移送機構の反転が適切に開始および停止され得、これによって、引き続くサンプルプレートの移動が適切に開始および終了されることを可能にするように、サンプルプレートガイド部材の位置を感知する。したがって、本発明は、以下を提供する。
(1) 第1のサンプルプレートを分析装置中に配置するため、および第2のサンプルプレートを該分析装置から取り出すためのプロセスであって、該プロセスは、以下:
(a)該第1のサンプルプレートを、入口通路に沿って該分析装置中まで動かす工程;および
(b)工程(a)と同時に、該第2のサンプルプレートを、出口通路に沿って該分析装置から動かす工程であって、該出口通路の少なくとも一部が、該入口通路から垂直方向に間隔をあけられ、これにより、該第1のサンプルプレートと該第2のサンプルプレートとの衝突を防ぐ、工程、
包含する、プロセス。
(2) 第1のサンプルプレートを分析装置中に配置するため、および第2のサンプルプレートを該分析装置から取り出すための装置であって、該装置は、以下:
(a)該第1のサンプルプレートを、入口通路に沿って該分析装置中まで動かすための手段;および
(b)該第1のサンプルプレートを、出口通路に沿って該分析装置から動かすと同時に、該第2のサンプルプレートを動かすための手段であって、該出口通路の少なくとも一部が、該第1のサンプルプレートと該第2のサンプルプレートとの衝突を回避しつつ、該入口通路から垂直方向に間隔をあけた位置に配置される、手段、
を備える、装置。
(3) 前記入口通路の一部が、前記出口通路の下に配置される、項目1に記載のプロセス。
(4) 前記入口通路の一部が、前記出口通路の上に配置される、項目1に記載のプロセス。
(5) 前記入口通路の一部が、前記出口通路の下に配置される、項目2に記載の装置。
(6) 前記入口通路の一部が、前記出口通路の上に配置される、項目2に記載の装置。
(7) 項目2に記載の装置であって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、装置。
(8) 項目5に記載の装置であって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、装置。
(9) 項目6に記載の装置であって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、装置。
(10) 項目1に記載のプロセスであって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、プロセス。
(11) 項目3に記載のプロセスであって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、プロセス。
(12) 項目4に記載のプロセスであって、前記第1のサンプルプレートを動かすための第1の方向および前記第2のサンプルプレートを動かすための第2の方向が、工程(a)による該第1のサンプルプレートの移動および工程(b)による該第2のプレートの移動が完了した後に、逆転する、プロセス。
(13) 前記分析装置が、MALDI−TOF質量分光計を備える、項目2に記載の装置。
(14) 前記分析装置が、MALDI−TOF質量分光計を備える、項目1に記載のプロセス。

0009

(特定の実施形態の説明)
本発明は、垂直方向に間隔を空ける通路において、2つのサンプルプレートの移動を生じる装置を参照して、具体的に記載され、ここで、サンプルプレート出口通路は、サンプルプレート入口通路の上に位置する。しかし、サンプルプレート出口通路はまた、分析装置からおよび分析装置への、サンプルプレート入口通路の下に位置し得ることが、理解されるべきである。プレート出口通路を入口通路の上または下のいずれかに配置するために必要とされる全てのことは、所望の入口通路または出口通路を提供するために配置され得る、サンプルプレートガイドレールおよび旋回可能に取り付けられたスライドである。

0010

図1および2を参照すると、本発明の移動装置10は、スロット14を有する支持プレート12を備える。ローダーアーム16は、スロット14の内部に配置される。アーム16は、シャフト17に取り付けられ、そしてベルトプレート18に付着され、このベルトプレートは、次に、ベルト20を捕捉する。ベルト20は、下部ロール22(例えば、ばね付勢遊びロールおよび駆動ロール24)の周りに巻かれる。駆動ロール24は、次に、駆動シャフト26に固定され、この駆動シャフトは、次に、可撓性結合器29によって、モータ27に接続される。駆動シャフト26はまた、ベルト30を駆動する駆動ロール28に固定される。ベルト30はまた、駆動シャフト34に取り付けられた駆動ロール36の周りに巻かれる。駆動ロール28は、アンローダーアーム42が位置48aから位置48bへと移動する距離と、ローダーアーム16が移動する距離との差異(存在する場合)を可能にするような比率にされる。駆動シャフト34はまた、駆動ベルト38を支持する駆動ロール32に固定される。駆動ベルト38は、遊びロール40(例えば、ばね付勢遊びロール)の周りに巻かれる。駆動ベルト38は、ベルトプレート49によって捕捉され、そしてアンローダーアーム支持体46に接続され、そしてこの支持体を移動させる。アンローダー42は、スライド48に載る支持体46に接続される。スライド48は、位置48aから位置48bの方向に移動する場合に、支持体46が上方に、そして支持プレート12から離れるように移動するように、配置される。ベルト30は、所望であれば、歯車と交換され得る。

0011

一対のガイド51および52、ならびにサンプル止めピン53および54は、サンプルプレートをスロット14の上に適切に配置するように提供される。止めピン57は、サンプルプレートを分析装置内に配置するために提供される。明瞭にするために、分析装置は、図1〜6には示されていない。しかし、装置10に対して示される想像線は、分析装置内に収容された装置10の位置を示す。旋回可能に取り付けられたスライド61および62は、サンプルプレートを支持体12の上に、次いで支持体12の上に位置するガイド51および52の上にガイドするために提供される。スライド61および62は、シャフト63に旋回可能に取り付けられる。1つの連続したシャフトが示されるが、スロット14の上の領域を開いて維持することが望ましい場合、一対の半分のシャフトが使用され得る。

0012

以下にさらに詳細に記載されるように、アーム16は、サンプルプレートを分析装置内に移動させるために提供され、そしてアンローダーアーム42は、サンプルプレートを、支持体12の上に位置する出口通路において、分析装置から取り外すために提供される。

0013

図3を参照すると、輸送装置10は、2つのサンプルプレート70および72を支持することが示され、このプレートの各々は、複数のサンプルウェルを有し得る。このサンプルプレート72は、分析装置内に位置決めされるが、サンプルプレート70は、分析装置の外側に位置決めされ、その結果、プレート72上のサンプルを分析した後に、このサンプルプレート70は、この分析装置に挿入され得る。ベルト20に取り付けられたローダーアーム16は、プレート70の後に位置決めされ、その結果、このアームは、示されるように、プレート72によって以前に占められていた位置に、プレート70を押し込み得る。

0014

ローダーアーム42は、アーム支持体46上に装着され、このアーム支持体は、次に、スライド48上に装着され、そしてベルト38に取り付けられる。このドライブシャフトが、モーター27によって回転される場合、ローダーアーム16は、支持体12上のサンプルプレート70をプレート72の方に押し込む。プレート70の移動と同時に、プレート72は、アンローダーアーム42によってプレート70の方に押し込まれ、そして旋回によりスライド61および62に装着される。スライド48は、支持体12から上側に離れる方向に角度をつけられ、その結果、アーム支持体46は、上側方向にアーム42を移動させる。プレート72のリーディングエッジ72bは、スライド61および62と接触し、プレート70の上側方向にプレート72を移動させる。

0015

図4に示されるように、プレート72は、スライド61および62によって導入され、そしてプレート70の上にあるアンローダーアーム42によって移動され、次いで、分析装置の方に移動される。

0016

図5を参照すると、プレート72は、ガイド51および52上およびローダーアーム16の上にあるサイド部材55および56によって位置決めされる。アーム16は、プレート72の下の表面75に向かって移動され、第3のプレート(示さず)を押し込むために位置決めされ、これにより、プレート72を置換し、上述と同様に、プレート移動サイクルを用いて分析装置中で分析する。

0017

図6に示されるように、第3のプレート80は、プレート70を分析装置に移動させる上記と同様の様式で、ローダーアーム16によって分析装置に押し込むように位置決めされる。同様に、プレート70は、分析装置の外側のプレート72について上述したのと同一の様式で、移動される。アーム42は、プレート70のトレーリングエッジ70aから離れるように位置決めされ得、分析装置内における、プレート70の垂直方向の移動を可能にする。

0018

本発明の装置の一般的な操作が、図3〜6を参照して記載され、ここで、図3は、サンプルプレート輸送サイクルの開始時にある装置の位置を示す。図3に示されるように、アンローダーアーム42は、サンプルプレート72のトレーリングエッジ72aの近位に位置決めされるが、ローダーアーム16は、サンプルプレート70のリーディングエッジ70bと接触するように位置決めされる。サンプルプレート72は、分析装置内(例えば、リーディングステーション)に位置決めされるが、サンプルプレート70は、分析装置外(例えば、ローディングステーション)に位置決めされる。

0019

サンプルプレート72のサンプルウェル73中のサンプルの分析を完了する場合、モーター27(ステッピングモーターDCモーターサーボモーターなどであり得る)は、ベルト30、38および20を時計回りで回転させる、シャフト26を回転させるように作動される。ベルト30および38の回転は、アンローダーアーム42の移動をもたらし、旋回により装着されたスライド61および62の方向へのプレート72の移動をもたらす。プレート72と接触スライド61および62との接触により、プレート72を、プレート70および72の衝突を防止する様式で、スライト61および62上およびプレート70の上で移動させる(図4)。プレート72の移動と同時に、ローダーアーム16は、リーディングステーションでの置換のために、分析装置内にプレート70を位置決めするように、プレート70をプレート72の下に押し込む(図5を参照のこと)。一対のセンサ83および84(これらの各々は、光学検出器コンタクトスイッチなどであり得る)は、ローダーアーム16の位置を感知し、そしてプレート70および72を適切に位置決めするために所望の進路末端で、その運動を止める。予め決められた時間に、センサは、シャフト26の回転方向を逆にするためにモーター27を逆に作動させ、図3に示される位置に、アンローダーアーム42およびローダーアーム16を再配置する。ここで、ローディングステーションに配置されるサンプルプレート72は、次いで、サンプルプレート80によって、手動またはロボットのいずれかによって置換され(図6)、そしてサンプルプレート輸送サイクルが、繰り返される。スプリング装填アーム42は、キャップされたポスト74上に位置決めされた回転可能なカラー71と、ベルト38によって駆動されたアームとの接触によって、図5に示される位置に移動される。このアンローダーアーム42は、ポスト77上に位置決めされた回転可能なカラー76と、アーム42の面取りされた表面42aとの接触によって、図5に示される位置から図6に示される位置まで移動され、スプリング装填アーム42が、図6に示される位置に向けてパタンと閉まる。回転可能なカラーが、磨耗を最小にするために使用される。

0020

一つの実施形態において、本発明の輸送装置10は、このシステムスループットを増強するために、MALDI飛行時間(TOF)質量分光分析システムと組み合わせて使用される。代表的な質量分光分析システムは、米国特許第5,498,545号に記載されている(この開示は、本明細書中で参考として援用されている)。図7Aは、図1〜6に関して記載される装置に対する全ての具体的な局面において、設計および操作が類似する輸送装置700を示し、この装置は、MALDI−TOF質量分光分析器のサンプル保持チャンバ710に連結されている。この保持チャンバは、中程度の真空状態下で維持され、そして分析チャンバ714に輸送されるような位置(図7Bを参照のこと)、あるいは、質量分光分析器から取り出されるような位置にサンプルプレート712を有して示される。この分析チャンバは、上記の米国特許第5,498,545号にさらに記載されるような慣習様式で、ポンプおよびバルブ(示さず)によって低い真空状態で保持される。グリッパー718(図7Bを参照のこと)は、サンプルプレート712を把持するために、および分析チャンバ714中のサンプルのレーザー脱離および引き続くイオン化のための位置にこのサンプルプレート712を配置するために、使用される。ホルダー722および723上に静止している第2のサンプルプレート720は、質量分光分析器の外側に位置決めされる。空気式アクチュエータ726によって駆動されるローダーアーム724は、サンプルプレート720をプレート712に向けて移動させるように作動し、そしてプレート712は、プレートの交換が所望される時に、アクチュエータ750によって駆動される。ロードロックとして機能するサンプル保持チャンバ710は、大気に対して通気され、そしてフラップドア727は、プレート712および720の交換を可能にするために開口される。一対の旋回により装着されたスライド728および729を、図1〜6に示される実施形態に関して記載されているように使用して、プレート712が、サンプルプレート720のための入口経路上に位置決めされた出口経路に沿って前進させ、サンプルプレートの同時交換を可能にする。

0021

図7Bは、MALDIサンプルプレートが、分析サイクル間に占有する種々の位置を示す。分析チャンバ714内の領域1は、サンプルプレートがレーザー(示さず)による照射のために位置決めされる、分析位置である。サンプル保持チャンバ710内の領域2は、第2のサンプルプレートが、分析チャンバ714への導入または装置システムからの取り出しのいずれかを待ち受ける、中間位置または輸送位置である。この装置の外側の領域3は、第3のサンプルプレートが、質量分光分析器への導入を待ち受ける交換位置を表す。領域2および3は、上記のような、輸送装置700の使用によって、同時プレート交換関与する。アクチュエータ752は、米国特許第5,498,545号の教示に従って、領域1と領域2との間でサンプルプレートを移動する。領域3でのプレートの交換は、手動またはロボットシステムの使用を介してのいずれかで達成され得る。

0022

図8は、本発明の輸送装置の所望のプレート移動をもたらす制御回路ブロック線図を示す。プレート交換輸送装置10を制御する制御回路800は、コンピュータ810からの始動停止入力を別として、介在なしで、完全なプレートサイクルを制御する能力を有し、そして新たなプレートが充填される場合、自動的にモーターを逆回りさせる。

0023

制御回路800は、センサ83および84からの入力を受信する。これらのセンサは、プレートが、輸送装置の両方の端部の所望位置に達した場合に検出する。一方のセンサは、充填ステーションに位置決めされ、そして他方のセンサは、読取りステーションに位置決めされる。センサ双安定回路素子820は、プレートが移動する間、センサの状態を「記憶する」。この素子のみが、状態を変化させ、一旦、プレートがセンサを起動すると、プレートが所望の位置に達したことを示す。デコーダ回路素子830は、センサの状態を比較し、そしてプレートの位置が、センサ間に存在するか、またはそれらの移動の末端にあるか否かをコンピュータ810に知らせるシグナルを発生させる。方向制御回路素子840は、センサ双安定回路820に格納された場合、プレートの既知最終位置に基づいて、モーターが移動すべき方向を決定する。モーター制御回路素子850は、モーター27に電力を与え、輸送装置を作動させる。以下により詳細に説明されるように、回転方向および移動持続期間は、方向制御840およびモーター制御回路素子850によってそれぞれ決定される。

0024

以下は、制御回路800の回路素子の全てが、どのようにして、1回の完全なプレート交換サイクルを正しく実行するために一緒に作動するのかを記載する。この記載の目的のために、モーター27の「前方」運動は、充填ステーションから読取りステーションに向かう、新しいプレートの移動をいう。また、この実施形態において使用されるセンサ83および84は、フラグによって起動/停止される、光学センサである(図1〜6において参照されていない)。

0025

1.前記サイクルの終了時に、読取りステーションから充填ステーションへのプレートの到着により、センサ双安定素子820を「前方」位置にセットし、そしてモーター27を停止させる。

0026

2.ロボットアーム(またはいくつかの他の手段)により、「読取り」プレートを取り出し、そして充填ステーションに新しいプレートを配置する。センサ83および84を起動させるフラグが、輸送装置10に装着され、このプレートに装着されないので、プレートの取り出しおよび再配置は、センサ双安定素子820の状態に影響を与えない。

0027

3.一旦、新しいプレートが充填されると、コンピュータ810は、開始/停止入力を介して、モーター制御回路素子850にパルスを送る。このモーター制御回路は、モータードライバー860を通じて、モーター27に電力を与え、そして方向制御回路素子840は、極性が、モーターが前方向に移動するような極性であることを確実にする。
4.新しいプレートが充填ステーションを出ると、センサ84は、停止状態になる。センサ双安定素子820は、いずれかの停止状態にあるいずれかのセンサ上の状態を変更せず、従って、その方向は、前向きに設定されたままである。両方のセンサが停止状態にある場合、デコーダー回路素子830は、プレートがそれぞれのセンサの限界の間にあるという記録を出力する。モーター制御回路素子850は、このシグナルを使用して、開始/停止入力からの次のパルスの影響を決定する。両方のセンサが停止されるが、コンピューター810からのパルスは、このモーター27を停止させる。いずれかのセンサが、活性である場合、コンピューターからのパルスは、モーターを開始する。このように、このコンピューターは、パルスを伝達する前に、移動装置の状態を決定する必要はなく、そしてこのパルスは、常に同じ型であり得る。このモーター制御回路素子850は、パルスが到達する場合、正確な応答を自動的に選択する。

0028

5.新たなプレートは、読み取りステーションに向かって移動するが、古いプレートは、この読み取りステーションを出て、充填ステーションに向かって移動する。移動装置10の設計および構成は、2つのプレートが互いに入れ違いになり、そして新たなプレートがその目的場所に最初に到達することを保証する。

0029

6.新たなプレートが、読み取りステーションに到達する場合、センサ83が活性化され、そしてこれは、センサ双安定回路素子820を、「逆」方向に設定する。この素子の出力により、方向制御回路素子840は、モーター27に付与される電力の極性を逆にし得る。デコーダー回路素子830はまた、プレートがその目的場所に到達したことを記録し、そしてその出力は、モーター制御回路素子850に通される。この様式において、このモーター制御回路素子850は、電力をモーターに付与したままにする。従って、このモーター27は、方向を逆転し、そして移動装置10が、「後方に」動き始める。

0030

7.移動装置10が方向を逆転する場合、新しいプレートは、読み取ステーションの後ろにあるままであり、そして古いプレートは、まだ充填ステーションに到達していない。センサ83は、停止状態のままであるが、上述のように、これは、センサ双安定回路素子820に対する影響を有さず、これは移動装置の後ろ向き状態を維持する。ここで、デコーダー回路素子830の出力は、プレートがセンサ83および84の限界の間にあることを記録する。戻ってきている移動装置は、古いプレートを「拾い上げ」、そしてこれを充填ステーションに運搬し戻す。

0031

8.古いプレートが、充填ステーションに到達する場合、センサ84が活性化され、そしてこれは、センサ双安定回路素子820を、「前」方向に設定する。この素子の出力によって、方向制御回路素子840は、モーター27に付与される電力の極性を逆転させ得る。デコーダー回路素子830はまた、プレートがその目的場所に到達したことを記録し、そしてその出力は、モーター制御回路素子850まで通過する。この様式で、このモーター制御回路は、モーターへの電力を切る。従って、このモーターは、止まり、そしてこのプレート交換が、完了する。このシステムは、工程1と同じ状態のままであり、古いプレートは取り出される準備が出来ている。

0032

上記のように、センサ作動フラッグは、プレートではなく移動装置に取り付けられているので、このサイクルは、実行の開始時(古いプレートが読み取りステーションにない場合)および実行の終了時(最後の古いプレートが取り出される場合)に、正確に作動する。

0033

図9A、9B、10Aおよび10Bを参照すると、本発明の代替の装置が示される。アーム90は、アーム42と交換されて、支持プレート12に平行なサンプルプレート72をスライド61および62の方に押し出す。このアーム90は、ロッド92の周りで旋回可能であり、このロッド92は、アーム90の長さだけ延びる。このアーム90は、フランジ94および96を備える。このアーム90がプレート72と接触する場合、このアーム90は、ロッド92の周りで旋回し、その結果、フランジ96は、プレート72を持ち上げ、一方、フランジ94は、トレーリング縁部95と接触して、移動の間にプレートの早すぎる旋回を防止しつつ、分析装置からこのトレーリング縁部95を押し出す。

0034

サンプルプレートをある位置に押すことによってサンプルプレートを移動するためのアームが、サンプルプレートの適切な縁部を把持する駆動ベルト上の配置グリッパーにより置き換えられ得ることが、理解されるべきである。

図面の簡単な説明

0035

図1は、本発明の装置の上面斜視図である。
図2は、図1の装置の底面斜視図である。
図3は、2つのサンプルプレートを支持している、図1の装置の上面斜視図である。
図4は、図1の装置を用いる2つのサンプルプレートの同時の移動を、斜視図で示す。
図5は、図1の装置を用いる2つのサンプルプレートのほぼ完了した移動を、斜視図で示す。
図6は、図1の装置を用いる第3のサンプルプレートでの第1のサンプルプレートの交換を、斜視図で示す。
図7Aは、本発明の装置の使用によるサンプルプレートの移動を示す、MALDI質量分析計の減圧サンプル保持/分析チャンバの、側面図での概略表現である。
図7Bは、本発明に従うサンプルプレート交換のサイクルの間の、MALDIサンプルプレートの種々の位置を示す、図7Aの装置の、上面図での概略表現である。
図8は、図1の装置におけるベルトの動きを制御するための、電気回路の作動を表すブロック図である。
図9Aは、サンプルプレートを移動させるためのアームについての開始位置における、本発明の代替の装置を示す。
図9Bは、サンプルプレートを移動させるためのアームについての開始位置における、本発明の代替の装置を示す。
図10Aは、図9Aおよび9Bのアームおよびサンプルプレートの移動を示す。
図10Bは、図9Aおよび9Bのアームおよびサンプルプレートの移動を示す。

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