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技術 誘導加熱調理器

出願人 パナソニック株式会社
発明者 横野政廣阪本敦岡田和一日下貴晶勝部浩幸
出願日 2007年6月20日 (13年0ヶ月経過) 出願番号 2007-162080
公開日 2009年1月8日 (11年5ヶ月経過) 公開番号 2009-004143
状態 特許登録済
技術分野 誘導加熱調理器
主要キーワード 説明順序 補助吸気口 トップフレーム ビニルクロス 吸気口カバー 略格子状 ファンケース内 組込型
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年1月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

調理の際に発生する蒸気油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性を高くすること。

解決手段

冷却ファン9の吸気を本体1外から取り込む吸気口部11の開口12を、本体1の下面に形成し、吸気口部11に略格子状吸気口カバー13を嵌着するとともに、本体1吸気口部11と吸気口カバー13の格子部15の上面との間に空間14形成し、且つ格子部15下面に複数の突起16を形成することにより、調理の際に発生する蒸気や油煙を吸気口から吸い込むことが少なく、また略格子状で下面に複数の突起を形成した吸気口カバーを、その上面と本体の吸気口部との間に空間を形成した状態で嵌着することにより、吸気口にシート状のものが吸い付いた場合でも、空気の流れ即ち本体内部の冷却用の吸気を確保できるのである。

概要

背景

従来この種の誘導加熱調理器は、誘導加熱コイル電源回路等の発熱部を冷却するために冷却用ファンを備え、本体外より吸気してこのファンにより発熱部に送風しており、その際の本体外からの吸気口及び本体外への排気口は、各々本体天面後方に設けられているものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−110331号公報

概要

調理の際に発生する蒸気油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性を高くすること。冷却ファン9の吸気を本体1外から取り込む吸気口部11の開口12を、本体1の下面に形成し、吸気口部11に略格子状吸気口カバー13を嵌着するとともに、本体1吸気口部11と吸気口カバー13の格子部15の上面との間に空間14形成し、且つ格子部15下面に複数の突起16を形成することにより、調理の際に発生する蒸気や油煙を吸気口から吸い込むことが少なく、また略格子状で下面に複数の突起を形成した吸気口カバーを、その上面と本体の吸気口部との間に空間を形成した状態で嵌着することにより、吸気口にシート状のものが吸い付いた場合でも、空気の流れ即ち本体内部の冷却用の吸気を確保できるのである。

目的

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理の際に発生する蒸気や油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
8件

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請求項1

本体と、前記本体の上方に配設された被加熱調理器具を載置する天板と、前記天板の下方に設けられた少なくとも1つ以上の誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、前記誘導加熱コイル及び前記電源回路等を冷却する冷却ファンとを備え、前記冷却ファンを前記本体の前後の中心よりも前方に配設し、前記冷却ファンの吸気を本体外から取り込む吸気口部の開口を、前記本体の下面に形成し、前記吸気口部に略格子状吸気口カバーを嵌着するとともに、前記本体の吸気口部と前記吸気口カバーの格子部の上面との間に空間を形成し、且つ前記格子部下面に複数の突起を形成した誘導加熱調理器

請求項2

冷却ファンの羽根車収納するファンケース吸込み口を略前方に向け、その開口面が略鉛直面を成すように配設した請求項1に記載の誘導加熱調理器。

請求項3

下面を吸気口カバーに覆われた吸気口部以外に本体下面に開口を形成して、前記吸気口部の開口が閉塞された場合に、冷却ファンの吸気を前記本体外から取り込む補助吸気口とした請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。

請求項4

本体と、前記本体の上方に配設された被加熱調理器具を載置する天板と、前記天板の下方に設けられた少なくとも1つ以上の誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、前記誘導加熱コイル及び前記電源回路等を冷却する冷却ファンとを備え、前記冷却ファンを本体の前後の中心よりも前方に配設し、前記冷却ファンの吸気を本体外から取り込む吸気口部の開口を、本体前面を覆う前パネルに形成した誘導加熱調理器。

請求項5

前パネルの前面下部を、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、前記傾斜面に吸気口部の開口を形成した請求項4に記載の誘導加熱調理器。

技術分野

0001

本発明は、一般家庭台所や業務用の厨房等で使用される、据え置き型或いは組込型誘導加熱調理器に関するものである。

背景技術

0002

従来この種の誘導加熱調理器は、誘導加熱コイル電源回路等の発熱部を冷却するために冷却用ファンを備え、本体外より吸気してこのファンにより発熱部に送風しており、その際の本体外からの吸気口及び本体外への排気口は、各々本体天面後方に設けられているものが一般的であった(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−110331号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、前記従来の構成では、調理の際に発生する蒸気油煙が本体の天面近傍に少なからず滞留するため、これらを吸気口から吸い込んで、本体内部に配された電源回路等の発熱部品の表面に付着し、放熱効果が低下してその結果その温度が通常以上に上昇し、その結果、部品故障を防止する保護機能の作動による加熱コイルへの電力供給の制限や運転停止となって使い勝手が悪くなり、また甚だしい場合故障に至る場合があるという課題を有していた。

0004

また吸気口から取り入れ冷却風は本体からの排気が混じって暖められ易く冷却効率が悪くなって同様の支障をきたす場合もあるという課題も有していた。

0005

本発明は、前記従来の課題を解決するもので、調理の際に発生する蒸気や油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、本体と、前記本体の上方に配設された被加熱調理器具を載置する天板と、前記天板の下方に設けられた少なくとも1つ以上の誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、前記誘導加熱コイル及び前記電源回路等を冷却する冷却ファンとを備え、前記冷却ファンを本体の前後の中心よりも前方に配設し、前記冷却ファンの吸気を本体外から取り込む吸気口部の開口を、前記本体の下面に形成し、前記吸気口部に略格子状吸気口カバーを嵌着するとともに、前記本体の吸気口部と前記吸気口カバーの格子部の上面との間に空間を形成し、且つ前記格子部下面に複数の突起を形成たものである。

0007

この構成により、吸気口部の開口を本体下面に形成することで、調理の際に発生する蒸気や油煙を吸気口から吸い込むことが少なく、また略格子状で下面に複数の突起を形成した吸気口カバーを、その上面と本体の吸気口部との間に空間を形成した状態で嵌着することにより、吸気口にシート状のものが吸い付いた場合でも、空気の流れ即ち本体内部の冷却用の吸気を確保できるのである。

発明の効果

0008

本発明の誘導加熱調理器によれば、調理の際に発生する蒸気や油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することができるのである。

発明を実施するための最良の形態

0009

第1の発明は、本体と、本体の上方に配設された被加熱調理器具を載置する天板と、天板の下方に設けられた少なくとも1つ以上の誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、誘導加熱コイル及び電源回路等を冷却する冷却ファンとを備え、冷却ファンを本体の前後の中心よりも前方に配設し、冷却ファンの吸気を本体外から取り込む吸気口部の開口を、本体の下面に形成し、吸気口部に略格子状の吸気口カバーを嵌着するとともに、本体の吸気口部と吸気口カバーの格子部の上面との間に空間を形成し、且つ格子部下面に複数の突起を形成したものである。

0010

この構成により、吸気口部の開口を本体下面に形成することで、調理の際に発生する蒸気や油煙を吸気口から吸い込むことが少なく、また略格子状で下面に複数の突起を形成した吸気口カバーを、その上面と本体の吸気口部との間に空間を形成した状態で嵌着することにより、吸気口にシート状のものが吸い付いた場合でも、空気の流れ即ち本体内部の冷却用の吸気を確保できるのである。

0011

第2の発明は、特に、第1の発明において、冷却ファンの羽根車収納するファンケース吸込み口を略前方に向け、その開口面が略鉛直面を成すように配設したものである。

0012

これにより、水滴が付着したシート等が吸気口部に吸い付いた場合でも、その水滴がファンケース内に吸い込まれにくい為、本体内、特にファンによる冷却風を送る電源回路等に飛散させる可能性が激減し、故障等を防止できるのである。

0013

第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、下面を吸気口カバーに覆われた吸気口部以外に本体下面に開口を形成して、吸気口部の開口が閉塞された場合に、冷却ファンの吸気を本体外から取り込む補助吸気口としたものである。

0014

これにより、本来の吸気口が塞がれた場合にも性能を低下させることがなく、使い勝手や信頼性が更に高まる。

0015

第4の発明は、本体と、本体の上方に配設された被加熱調理器具を載置する天板と、天板の下方に設けられた少なくとも1つ以上の誘導加熱コイルと、誘導加熱コイルに高周波電力を供給する電源回路と、誘導加熱コイル及び電源回路等を冷却する冷却ファンとを備え、冷却ファンを本体の前後の中心よりも前方に配設し、冷却ファンの吸気を本体外から取り込む吸気口部の開口を、本体前面を覆う前パネルに形成したものである。

0016

この構成により、本体の下にビニルクロス等を敷いて使用した場合等に吸気口にそのビニルクロス等が吸い付く可能性が更に減り、また前面に吸気口がある為、何らかの要因で吸気口が塞がれても一見して判るのである。

0017

第5の発明は、特に、第4の発明において、前パネルの前面下部を、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気口部の開口を形成したものである。

0018

これにより本体上部等に水をこぼした場合でも、吸気口近辺に到達する可能性を減らすことができ、うっかり使用時の信頼性が高まるのである。

0019

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。尚、実施の形態の説明順序は上記に記載の発明の順序とは異なる場合がある。

0020

(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の外観を示すものである。以下、図面を用いて説明する。

0021

本体1の天面には、天面の外郭を成すトップフレーム2に嵌着され、被加熱調理器具を載置する天板3が配されている。天板3は高耐熱ガラス等の、電磁誘導によって加熱されない材質で構成されている。トップフレーム2の前部には、機器を人為的に操作して運転を制御し、また運転状態を表示するための操作・表示部4が配されている。

0022

トップフレーム2に形成された操作部4の内部には、後述する操作部ユニット等が配設されている。

0023

図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の主要構成部品を示す分解斜視図である。但し、実施の形態の説明に不要な構成部分については主要構成であっても省略している。

0024

図2において、天板2の下方には誘導加熱コイル5が近接して設けられている。誘導加熱コイル5はコイルケース6に収納され、本体1内の所定の位置に保持されている。誘導加熱コイル5には電源回路7によって高周波電力が供給される。

0025

ここで誘導加熱コイル5は被加熱調理器具を電磁誘導により加熱する際、そのコイルを流れる電流により自己発熱し、また電源回路も回路を流れる電流等により回路を構成する部品が自己発熱する。更には被加熱調理器具が発する熱によっても加熱される。

0026

また、抵抗式のヒーター等を組み込んだグリル8の運転によっても加熱され、機器を正常に運転させ続けるためには、冷却ファン9の送風による強制冷却が必要となる。

0027

ここで冷却ファン9周辺の構成についてもう少し具体的に述べると、冷却ファン9は本体1の前後の中心よりも前方に配設されている。本体1の下面の外郭を成す底板10には冷却ファン9の吸気を本体1外から取り込む為の吸気口部11の開口12が形成されている。吸気口部11には略格子状の吸気口カバー13が嵌着されており、吸気口部11と吸気口カバー13との間には空間14が形成されている。また、吸気口カバー13の格子部15の下面には複数の突起16が形成されている。

0028

この構成により、吸気口部11の開口12を本体1の下面に形成することで、調理の際に発生する蒸気や油煙を吸気口部11から吸い込むことが少なく、また略格子状で下面に複数の突起16を形成した吸気口カバー13を、その上面と本体1の吸気口部11との間に空間14を形成した状態で嵌着することにより、吸気口にシート状のものが吸い付いた場合でも、空気の流れ即ち本体内部の冷却用の吸気を確保できるのである。

0029

また、冷却ファン9の羽根車17を収納するファンケース18の吸込み口19は本体1の略前方に向いており、その開口面20は略鉛直面を成すようになっており、したがって、ファンケースの吸い込み口19に流入する冷却風の流速は、水平方向には速いものの鉛直方向には速くないため、水滴が付着したシート等が吸気口部11に吸い付いた場合でも、その水滴がファンケース18内に吸い込まれにくい為、本体内、特に冷却ファンによる冷却風を送る電源回路等に飛散させる可能性が激減し、故障等を防止できるのである。

0030

また、底板10には吸気口部11以外に補助吸気口21が形成してある。これにより、本来の吸気口部11の開口12が塞がれた場合にも性能を低下させることがなく、使い勝手や信頼性が更に高まる。

0031

また、本体1の前面を覆う前パネル22には吸気用の開口部23が形成されており、これにより本体1の下にビニルクロス等を敷いて使用した場合等に吸気口にそのビニルクロス等が吸い付く可能性が更に減り、また前面に吸気口がある為、何らかの要因で吸気口が塞がれても一見して判るのである。

0032

また、前パネル22の前面下部を、下に移動するのに従い後方へ向かう傾斜面を形成し、傾斜面に吸気用の開口部23が形成されている為、本体1上部等に水をこぼした場合でも、吸気口近辺に到達する可能性を減らすことができ、うっかり使用時の信頼性が高まるものである。

0033

以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、調理の際に発生する蒸気や油煙あるいは温められた排気等の影響をなくし、使い勝手が良く、信頼性を高めることができるので設置形態にとらわれず、更には加熱方式を問わず加熱調理機器全般等の用途にも適用できる。

図面の簡単な説明

0034

本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の外観を示す斜視図
同主要構成部品を示す分解斜視図

符号の説明

0035

1 本体
2トップフレーム
3天板
5誘導加熱コイル
7電源回路
9冷却ファン
10底板
11吸気口部
12 (吸気口部の)開口
13吸気口カバー
14 空間
15 (吸気口カバーの)格子部
16突起
17 冷却ファンの羽根車
18ファンケース
19 (ファンケースの)吸込み口
20 (ファンケースの)開口面
21補助吸気口
22 前パネル
23 (前パネルの)吸気用の開口部(開口)

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