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技術 車両後部用空調装置

出願人 株式会社ヴァレオジャパン
発明者 長野秀樹
出願日 2007年6月20日 (13年8ヶ月経過) 出願番号 2007-162499
公開日 2009年1月8日 (12年1ヶ月経過) 公開番号 2009-001098
状態 未査定
技術分野 自動車用空気調和 車両の暖房・換気・その他の空気処理 車両用空気調和
主要キーワード 内側エア 空気送出 共用型 図上左側 作動負荷 運転手席側 芳香装置 開口割合
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年1月8日)のものです。
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図面 (5)

課題

車両後部用空調装置後部座席用空調装置との共用化が図られた空調装置において、車室内吹出口座席吹出口のうち一方の吹出風量が他方の吹出風量の増量の影響により不必要に増大するのを安価な構造で防止する。

解決手段

送風機8を稼働させることにより空気導入口15からケース6の空気通路7内に吸引された空気の全部が、冷却用熱交換器9で冷却された後、風量調整用ドア11を有する部位まで至るものとする。そして、この風量調整用ドア11を開口部17と開口部18との境界部に配して、このドア11の開度可変し、風量を増大させたい方の開口部の開口面積を大きくした場合には、これに反比例して、他方の側の開口部の開口面積が小さくなるようにし、車室内吹出口22又は座席吹出口25、26から吹出す風量が不必要に増量するのを防止する。

概要

背景

車両後部側に搭載されて車両後部側空間と後部座席との双方を空調することを可能とし、且つフロント空調装置からのシート空調装置の独立を図ることを目的として、リアクーラリアシート部から吹出す空気の温調制御機能を与えた、又は後席室内側吹出温度調整手段及び後席シート側吹出温度調整手段との双方を有した、共用型の空調装置自体は、例えば特許文献1及び特許文献2に示されるように既に公知である。

また、特許文献2に記載の車両用空調装置では、送風機収納したケースの上面に開口した内気導入口の直下の部位に空気清浄用エアフィルタが配置されている。
実開昭60−51115号公報
特開2004−182157号公報

概要

車両後部用空調装置後部座席用空調装置との共用化がられた空調装置において、車室内吹出口座席吹出口のうち一方の吹出風量が他方の吹出風量の増量の影響により不必要に増大するのを安価な構造で防止する。送風機8を稼働させることにより空気導入口15からケース6の空気通路7内に吸引された空気の全部が、冷却用熱交換器9で冷却された後、風量調整用ドア11を有する部位まで至るものとする。そして、この風量調整用ドア11を開口部17と開口部18との境界部に配して、このドア11の開度可変し、風量を増大させたい方の開口部の開口面積を大きくした場合には、これに反比例して、他方の側の開口部の開口面積が小さくなるようにし、車室内吹出口22又は座席吹出口25、26から吹出す風量が不必要に増量するのを防止する。

目的

そこで、本発明は、車両後部側空間空調用の吹出口からの吹出空気量又は後部座席空調用の吹出口からの吹出空気量のいずれかについて、他方の吹出口からの吹出空気量を増加するために送風機の回転数を上げることにより不必要に増大するのを、相対的に低コストで防止し、しかもケース内で発生した異臭を除去して吹出空気空気質を改善することもできる車両後部用空調装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

ケースの内部に空気通路画成し、前記ケースのうち前記空気通路の最上流側となる部位に空気導入口を形成し、前記ケースのうち前記空気通路の最下流側となる部位に車室内空間吹出用開口部及び後部座席吹出用開口部を形成すると共に、前記空気通路内送風機と、熱交換器と、風量調整用ドアとを少なくとも収納して成り、前記送風機を稼働させることにより前記空気導入口から前記ケースの空気通路内に吸引されて前記熱交換器で熱交換媒体熱交換した空気の全風量に対し、前記風量調整用ドアの開度可変することで、前記車室内空間吹出用開口部を通過する割合と前記後部座席吹出用開口部を通過する割合とを調整することができることを特徴とする車両後部用空調装置

請求項2

前記空気通路のうち前記熱交換器と前記風量調整用ドアとの間に前記空気通路内を流れる空気の質を改善する空気質改善手段が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両後部用空調装置。

請求項3

前記車室内空間吹出用開口部は車両後部側車室内空間に空気を吹き出すための車室内吹出口と第1のダクトを介して接続され、前記後部座席吹出用開口部は後部座席に空気を吹き出すための座席吹出口と第2のダクトを介して接続されていると共に、前記第1のダクト及び前記第2のダクトのいずれか一方又は双方に当該ダクト内を流れる空気の質を改善する空気質改善手段が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両後部用空調装置。

技術分野

0001

この発明は、車両後部側に搭載されて車両後部側空間及び後部座席の双方を空調することが可能な空調装置の構造に関する。

背景技術

0002

車両後部側に搭載されて車両後部側空間と後部座席との双方を空調することを可能とし、且つフロント側空調装置からのシート空調装置の独立を図ることを目的として、リアクーラリアシート部から吹出す空気の温調制御機能を与えた、又は後席室内側吹出温度調整手段及び後席シート側吹出温度調整手段との双方を有した、共用型の空調装置自体は、例えば特許文献1及び特許文献2に示されるように既に公知である。

0003

また、特許文献2に記載の車両用空調装置では、送風機収納したケースの上面に開口した内気導入口の直下の部位に空気清浄用エアフィルタが配置されている。
実開昭60−51115号公報
特開2004−182157号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、特許文献1に記載の車両用空調装置は、シート吹出し冷風温度制御をリアクーラに組み込んだエアミックスドアで行うことを主眼としており、送風機で車室内から吸引された空気は、エバポレータで冷却された後、途中で風量制御されることなく、そのままリアクーラ吹出口より車室内に吹き出される構造となっているので、座席側空調空気の増量のために送風機の回転をMAXにした場合には、車両後部側空間において必要となる空調空気量とは無関係に、リアクーラ吹出口から増量された空調空気が吹き出されることから、搭乗者に強い風が当たり不快感を与えるという不具合を有する。

0005

これに対し、特許文献2に記載の車両用空調装置は、後席室内側吹出温度調整手段と後席シート側吹出温度調整手段とを独立制御するもので、後席シート側エアミックスドアと後席室内側エアミックスドアとを利用して個別に内気吸込口から吸い込まれた空気の吹出量を調整することができるところ、部品点数が増加し、製造コストが増大するため、高級車と称される自動車にしか搭載することができないもので、普及車と称される自動車用に搭載することはコスト的に容易ではない。

0006

また、特許文献2に記載の車両用空調装置のように、エアフィルタ等の空気質改善手段を吸込口の直下に配置したのでは、車室内から相対的に塵芥の少ない内気のみを吸い込む構造であるので必要性に欠け、しかもエバポレータ等のケース内に配置した機器で発生した異臭の除去を図ることができない。

0007

そこで、本発明は、車両後部側空間空調用の吹出口からの吹出空気量又は後部座席空調用の吹出口からの吹出空気量のいずれかについて、他方の吹出口からの吹出空気量を増加するために送風機の回転数を上げることにより不必要に増大するのを、相対的に低コストで防止し、しかもケース内で発生した異臭を除去して吹出空気の空気質を改善することもできる車両後部用空調装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

本発明に係る車両後部用空調装置は、ケースの内部に空気通路画成し、前記ケースのうち前記空気通路の最上流側となる部位に空気導入口を形成し、前記ケースのうち前記空気通路の最下流側となる部位に車室内空間吹出用開口部及び後部座席吹出用開口部を形成すると共に、前記空気通路内に送風機と、熱交換器と、風量調整用ドアとを少なくとも収納して成り、前記送風機を稼働させることにより前記空気導入口から前記ケースの空気通路内に吸引されて前記熱交換器で熱交換媒体熱交換した空気の全風量に対し、前記風量調整用ドアの開度可変することで、前記車室内空間吹出用開口部を通過する割合と前記後部座席吹出用開口部を通過する割合とを調整することができることを特徴とするものである(請求項1)。この空気導入口は、例えば車室内に開口した内気導入口である。また、熱交換器は、例えばエバポレータ等の冷却用熱交換器である。

0009

これによって、熱交換器を通過することにより冷却(又は加熱)された空気は、車室内空間吹出用開口部が開いていれば、この車室内空間吹出用開口部を通って車室内吹出口に至り、車室内吹出口から車両の後部側の空間に吹き出され、後部座席吹出用開口部が開いていれば、この後部座席吹出用開口部を通って座席吹出口に至り、座席吹出口から後部座席の表面に向けて吹き出されるので、この車両後部用空調装置一つで車両後部用空調装置と後部座席用空調装置との共用化が図られる。これに伴い、後部座席用空調装置はフロント側空調装置から独立するため、後部座席用空調装置とフロント側空調装置とを接続する空気送出ダクトが不要となるので、このダクトの分、製造コスト削減、省スペース化を図ることができる。また、フロント側空調装置の作動負荷が相対的に減少するので、フロント側空調装置の低騒音化を図ることができる。

0010

しかも、後部座席吹出用開口部と車室内空間吹出用開口部との境界部位に風量調整用ドアを配置する等してその開度を可変することで、後部座席吹出用開口部の開口面積を相対的に大きくすれば、車室内空間吹出用開口部の開口面積が相対的に小さくなると言うように、車室内空間吹出用開口部の開口率と後部座席吹出用開口部の開口率とは、いずれも0%から100%までの範囲内で且つその和が100%となるように反比例的に変動する。

0011

本発明に係る車両後部用空調装置は、前記空気通路のうち前記熱交換器と前記風量調整用ドアとの間に前記空気通路内を流れる空気の質を改善する空気質改善手段が配置されている(請求項2)。また、本発明に係る車両後部用空調装置は、前記車室内空間吹出用開口部は車両後部側車室内空間に空気を吹き出すための車室内吹出口と第1のダクトを介して接続され、前記後部座席吹出用開口部は後部座席に空気を吹き出すための座席吹出口と第2のダクトを介して接続されていると共に、前記第1のダクト及び前記第2のダクトのいずれか一方又は双方に当該ダクト内を流れる空気の質を改善する空気質改善手段が配置されている(請求項3)。この空気質改善手段は、例えばエアフィルタや、イオン発生装置消臭装置脱臭装置除菌装置芳香剤収納体等が挙げられる。そして、第1のダクトに収納される空気質改善手段と、第2のダクトに収納される空気質改善手段とについて相互に異なる機能のものを配置しても良い。これにより、空気通路を流れてその下流側に達した空気から塵芥等の異物を除去することができ、熱交換器よりも下流側に配置されるので、この熱交換器や排水孔部から発生する雑菌を除去又は減少させることができ、また熱交換器から発生する異臭を消し、或いは認識され難くすることができる。

発明の効果

0012

本発明によれば、風量調整用ドアを可変して、後部座席吹出用開口部又は車室内空間吹出用開口部のうちいずれかの風量を増大する側の開口部の開口面積を大きくすれば、他方の開口部の開口面積は反比例的に小さくなるため、一方の開口部を通過する空気量を増大すべく送風機の回転数を高めることで、空気導入口から導入される空気量が相対的に増大しても、風量調整用ドアの開度を調整するのみで通過空気量の増大を要しない側の開口部を通過する風量、ひいては車室内吹出口から吹き出される風量も同様に増大することを抑止できるので、車両後部用空調装置の製造コスト増を抑えつつ、車両の後部側座席に座る搭乗者の快適性の向上を図ることができる。

0013

また、本発明によれば、空気質改善手段を空気通路のうち熱交換器と風量調整用ドアとの間又は車室内空間吹出用開口部と車室内吹出口とを接続する第1のダクト内若しくは後部座席吹出用開口部と座席吹出口とを接続する第2のダクト内に配置するため、空気通路を流れてその下流側に達した空気から塵芥等の異物を除去することができると共に、熱交換器や排水孔部から発生する雑菌を除去又は減少させ、また熱交換器から発生する異臭を消し、或いは認識され難くすることができるので、この点からも車両の後部側座席に座る搭乗者の快適性の向上を図ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、この発明の実施形態を図面により説明する。

0015

図1から図4において、車両後部用空調装置1の実施形態の一例が示されている。この車両後部用空調装置1は、車両2の当該車両進行方向の後部側における空調を行うもので、空調ユニット3、この空調ユニット3と後述する車両後部側車室内空間に空気を吹き出すための車室内吹出口22とを連通するダクト4、及び空調ユニット3と後述する後部座席の座席吹出口25、26とを連通するダクト5とで基本的に構成されている。ここで、車両2は、座席数が前席と後席との2列である普通乗用車のみならず座席数が3列以上である、例えばボックスカー等の多列型乗用車であっても良い。

0016

車両後部用空調装置1の主要な構成をなす空調ユニット3は、図2及び図3(特に図3)に示されるように、ケース6の内部に空気が流れる空気通路7が画成されている。この空気通路7は、この実施形態では、車両2の左右方向に沿って運転手席側図3上右側)が風上側となるように延びている。そして、この空気通路7内には、その風上側から、送風機8、熱交換器9、空気質改善装置10、並びに、風量調整用ドア11が順次、収納されている。

0017

送風機8は、ファン12とモータ13とより成るシロコ型のもので、ファン12がモータ13よりも車両上下方向の上方に位置するように配置されて、ファン12の空気吸込み口(図示せず)が車両上方に向いて開口している。これに伴い、ケース6の一部がファン12の軸方向に沿って車両上下方向の上方に突出して突出部6aを形成し、この突出部6aに、図1及び図2に示す車室内空間14と連通する空気導入口15が開口したものとなっている。尚、空気導入口15は、この実施形態では、突出部6aの前方側に開口しているが、車室内空間14と連通すれば足りるので必ずしもこれに限定されず、例えば車両の上方側に開口していても良い。

0018

熱交換器9は、この実施形態では、エバポレータ等の冷却用の熱交換器であり、空気通路7の通風面積の全部をカバーするように立設している。そして、この熱交換器9は、図示しないが例えばチューブフィンとを複数段に積層して構成されており、このチューブ内を熱交換媒体たる冷媒流動することで、熱交換器9を通過する空気と冷媒とで熱交換が行われて、当該通過空気が冷却される。この冷媒は既存冷媒でも新冷媒でも良いもので特に限定さることはない。また、この実施形態では、熱交換器9として冷却用の熱交換器が用いられるので、熱交換器9の風下側において、ドレン水車外に排出するための排水孔部16がケース6の車両上下方向のうち下方側に形成されている。

0019

ケース6の最も下流側となる助手席側(図3図上左側)の側面において、ダクト3の一方端が接続される車室内空間吹出用開口部17と、ダクト4の一方端が接続される後部座席吹出用開口部18とが近接して開口している。この実施形態では、車室内空間吹出用開口部17が後部座席吹出用開口部18よりも車両上下方向の上方に位置するように配置されている。

0020

風量調整用ドア11は、上記した車室内空間吹出用開口部17と後部座席吹出用開口部18との境界部位に配置されているもので、この実施形態では、車両進行方向に沿って延びてその両端がケース6に回転可能に取り付けられた回転軸19と、この回転軸19からその径方向に沿って延びた1枚のドア本体20とにより構成されたものである。そして、風量調整用ドア11は、車室内空間吹出用開口部17の開口割合を0%(全閉)とし後部座席吹出用開口部18の開口割合を100%(全開)とする位置から、後部座席吹出用開口部18の開口割合を0%(全閉)とし車室内空間吹出用開口部17の開口割合を100%(全開)とする位置まで回動させることができ、且つその回動範囲内において自在に停止することができる。もっとも、車室内空間吹出用開口部17の開口割合と後部座席吹出用開口部18の開口割合とを上記のように調整することができるのであれば、風量調整用ドア11は図示するものに限定されない。

0021

ダクト4は、車室内空間吹出用開口部17側から、例えば図1及び図2に示されるように、車両2の側部を車両上下方向の上方に延出した後、車両2の天井部内を車両進行方向の前方側に移動し且つ車両2の左右方向に沿って移動して、そのダクト4のうち後部座席21に搭乗する者に対し上方から空気を吹き出すのに適宜な位置に車室内吹出口22が形成されている。

0022

また、ダクト5は、後部座席吹出用開口部18側から、例えば図1及び図2に示されるように、車両左右方向に沿って延出した後、車両の進行方向に沿って後部座席21側に進み、更に後部座席21の背もたれ部23及び座部24の内部を通り、この背もたれ部23の搭乗者と接する側に開口した座席吹出口25又は座部24の搭乗者と接する側に開口した座席吹出口26と連通する。

0023

そして、空気質改善装置10は、熱交換器9と風量調整用ドア11との間の空気通路7において、当該空気通路7の通風面積の全部をカバーするように立設しているもので、この実施形態では、空気通路7を通る空気内の雑菌を減少し、更には滅するためのオゾン発生装置が用いられている。

0024

以上の構成によれば、送風機8を稼働して空気導入口15から空気通路7内に導入された空気の全ては、熱交換器9で冷却され、更に空気質改善装置10で除菌、殺菌されて、空気通路7の風下側に達する。そして、この空気通路7の風下側まで達した空気は、風量調整用ドア11の開度を調整することで、車室内空間吹出用開口部17からダクト4を通って車室内吹出口22より車室内空間14に吹き出す風量と後部座席吹出用開口部18からダクト5を通って座席吹出口25、26から後部座席21に座る者の背中や臀部、脚部に吹き出す風量との分配を行うことができる。

0025

よって、例えば、座席吹出口25、26から吹き出す量を増大させるために送風機8のモータ13の回転数をMAXまで上げた場合には、空気導入口15から空気通路7内に導入される風量が相対的に増加するが、風量調整用ドア11の開度を、後部座席吹出用開口部18の開口割合が70%となり、車室内空間吹出用開口部17の開口割合が30%となる位置に設定すれば、車室内吹出口22から吹き出す風量はさほど増大しないので、後部座席21の搭乗者に不必要に強い風が当たって不快感を与えることを回避することができる。

0026

また、オゾン発生装置たる空気質改善装置10を熱交換器9よりも下流側に配置したことにより、熱交換器9又は排水孔部16で発生した雑菌を効果的に減少させ、更には滅することができるので、空気通路7の下流側近傍まで達した空気の質を改善させることが可能である。尚、空気質改善装置10は、オゾン発生装置の代わりに、ワサビ等を用いた他の殺菌装置、空気通路7内の空気から塵芥を除去するためのエアフィルタ、熱交換器9を通過する際についた悪臭を消す消臭装置、又は好適な香りを付けて脱臭する芳香剤収納体を用いても良い。

0027

更には、空気質改善手段として、熱交換器9と風量調整用ドア11との間に配置される空気質改善装置10の代わりに、図4に示されるように、ダクト4内に空気質改善装置27を配置すると共に、ダクト5内に空気質改善装置28を配置するようにしても良い。空気質改善装置27は、例えば芳香装置やイオン発生装置が用いられ、空気質改善装置28は、例えばイオン発生装置以外の殺菌装置が用いられると言うように、異なる空気質改善機能を有するものが用いられる。但し、空気質改善装置27と空気質改善装置28とで同じ空気質改善機能を有するものとしても良いし、ダクト4内に空気質改善装置27を配置してダクト5内には空気質改善装置28を配置せず、反対に、ダクト5内には空気質改善装置28を配置してダクト4内には空気質改善装置27を配置しないようにしても良い。更には、図3に示す空気質改善装置10を空気通路7内に配置しつつ、空気質改善装置27と空気質改善装置28との双方又はいずれか一方をダクト4、5内に配置するようにしても良い。

0028

このように、ダクト4、5内に空気質改善装置27と空気質改善装置28とを配置することで、空気を車室内吹出口22や座席吹出口25、26から吹き出す直前において消臭、脱臭、塵芥の除去を行うことが可能であるので、空気質改善機能をより有効化させることができる。

図面の簡単な説明

0029

図1は、この発明に係る車両後部用空調装置の空調ユニット及びダクトの配置例を車両側方側から示した説明図である。
図2は、同上の車両後部用空調装置の空調ユニット及びダクトの配置例を車両後方側から示した説明図である。
図3は、同上の車両後部用空調装置の構成及び空気質改善手段の配置例を示した説明図である。
図4は、図3に示される空気質改善手段とは異なる空気質改善手段の配置例を示した説明図である。

符号の説明

0030

1車両後部用空調装置
4ダクト(第1のダクト)
5 ダクト(第2のダクト)
6ケース
7空気通路
8送風機
9熱交換器
10空気質改善装置(空気質改善手段)
11風量調整用ドア
14車室内空間
15空気導入口
17 車室内空間吹出用開口部
18後部座席吹出用開口部
21 後部座席
22車室内吹出口
25座席吹出口
26 座席吹出口
27 空気質改善装置(空気質改善手段)
28 空気質改善装置(空気質改善手段)

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