図面 (/)

技術 硬膜外麻酔用穿刺針

出願人 株式会社ユニシス
発明者 大橋光明齋藤英也山崎徹
出願日 2007年6月20日 (13年6ヶ月経過) 出願番号 2007-162615
公開日 2009年1月8日 (11年11ヶ月経過) 公開番号 2009-000206
状態 特許登録済
技術分野 注入、注射、留置装置 治療用噴霧、吸入、呼吸装置 媒体導出入付与装置
主要キーワード タップ法 穿刺抵抗 硬膜外麻酔 穿刺針先端 穿刺術 硬膜外腔 ウォーク ポリウレタンフィルム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2009年1月8日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

針先端が曲がるおそれがなく、直進性にも優れた硬膜外麻酔穿刺針とする。

解決手段

先端部が上向きに屈曲し、先端面が上向きの傾斜面となっている硬膜外麻酔用穿刺針において、前記先端面の上部が第1傾斜面、下部が第2傾斜面となっており、該第2傾斜面の傾きが、前記第1傾斜面の傾きよりも大きい。傾きの大きな第2傾斜面を有するので、針先端の角度を大きくすることができ、傾きの小さな第1傾斜面により直進性にも優れる。

概要

背景

硬膜外麻酔穿刺針は、例えば下記特許文献1に開示されている。従来のこの種の硬膜外麻酔用穿刺針を図3に示す。同図において、硬膜外麻酔用穿刺針11は、筒状の本体12の先端部12aが上向きに屈曲し、その先端面13は上向きの傾斜面となっている。これは、術者が穿刺針からカテーテルを挿入する場合、任意の方向にカテーテルを走行させやすくするためである。先端面13の角度αは通常12〜19°程度である。この穿刺針11を脊椎の間から硬膜外腔穿刺し、その後穿刺針の内部を通してカテーテルを硬膜外腔に挿入し、該カテーテルから麻酔薬注入する。
特開2002−306596号公報

概要

針先端が曲がるおそれがなく、直進性にも優れた硬膜外麻酔用穿刺針とする。先端部が上向きに屈曲し、先端面が上向きの傾斜面となっている硬膜外麻酔用穿刺針において、前記先端面の上部が第1傾斜面、下部が第2傾斜面となっており、該第2傾斜面の傾きが、前記第1傾斜面の傾きよりも大きい。傾きの大きな第2傾斜面を有するので、針先端の角度を大きくすることができ、傾きの小さな第1傾斜面により直進性にも優れる。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

先端部が上向きに屈曲し、先端面が上向きの傾斜面となっている硬膜外麻酔穿刺針において、前記先端面の上部が第1傾斜面、下部が第2傾斜面となっており、該第2傾斜面の傾きが、前記第1傾斜面の傾きよりも大きいことを特徴とする硬膜外麻酔用穿刺針。

請求項2

前記第1傾斜面の傾きが6〜12°、前記第2傾斜面の傾きが20〜30°である請求項1に記載の硬膜外麻酔用穿刺針。

技術分野

0001

本発明は、硬膜外麻酔を行うための穿刺針に関する。

背景技術

0002

硬膜外麻酔用穿刺針は、例えば下記特許文献1に開示されている。従来のこの種の硬膜外麻酔用穿刺針を図3に示す。同図において、硬膜外麻酔用穿刺針11は、筒状の本体12の先端部12aが上向きに屈曲し、その先端面13は上向きの傾斜面となっている。これは、術者が穿刺針からカテーテルを挿入する場合、任意の方向にカテーテルを走行させやすくするためである。先端面13の角度αは通常12〜19°程度である。この穿刺針11を脊椎の間から硬膜外腔穿刺し、その後穿刺針の内部を通してカテーテルを硬膜外腔に挿入し、該カテーテルから麻酔薬注入する。
特開2002−306596号公報

発明が解決しようとする課題

0003

硬膜外腔へ針を穿刺するとき、骨に一度刃先をあて、その後椎間の隙間を探してから硬膜外腔へ針先端を挿入する穿刺方法(ウォークインタップ法)がある。このような場合、針先に5N以上の力が作用し、穿刺に際して何らかの過失があれば30N近い力が作用することが実験により判明した。穿刺針の肉厚は、0.15mm程度なので、上記のような手技を行うと、穿刺針先端が曲がってしまい、組織を傷つけたり、カテーテルの挿入に支障をきたすおそれがあった。

0004

また、図3において、先端面13の角度αを23°程度に大きくすると、先端が曲がりにくくなるが、直進性が悪くなり、実用に耐えるものではない。

0005

本発明は、上記のウォーク・イン・タップ法により針を穿刺しても、針先端が曲がるおそれがなく、また、直進性に優れた硬膜外麻酔用穿刺針を開発することを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、先端部が上向きに屈曲し、先端面が上向きの傾斜面となっている硬膜外麻酔用穿刺針において、前記先端面の上部が第1傾斜面、下部が第2傾斜面となっており、該第2傾斜面の傾きが、前記第1傾斜面の傾きよりも大きいことを特徴とする硬膜外麻酔用穿刺針である。

0007

本発明の硬膜外麻酔用穿刺針において、前記第1傾斜面の傾きは6〜12°、前記第2傾斜面の傾きは20〜30°、さらに好ましくは23〜30°が適当である。第1傾斜面の傾きが6°に満たないと針の強度を確保できないなどの問題が生じる可能性があり、12°を越えると直進性が悪くなるおそれがある。第2傾斜面の角度が20°に満たないと針先の強度が十分でなくなるおそれがあり、30°を越えると穿刺抵抗が大きくなって穿刺術に支障をきたすおそれがある。

発明の効果

0008

本発明の硬膜外麻酔用穿刺針は、先端面下部(先端側)に、傾きの大きな第2傾斜面を有するので、針先端の角度を大きくすることができ、ウォーク・イン・タップ法により針を穿刺し、針先に大きな力が作用しても、針先が曲がるおそれがない。したがって、組織を傷つけたり、カテーテルの挿入に支障をきたす事態を防止できる。また、先端面上部(基端側)が傾きの小さな第1傾斜面となっていて、先端面の長さを十分にとることができるので、直進性に優れる。なお、針の直進性は先端面3の長さl2にほぼ由来し、先端面13の長さが長いほど直進性がよいことが見出された。

0009

(実施例)
図1は実施例の穿刺針1の側面図、図2は同じく平面図である。穿刺針1は、内径1.2mm、外径1.42mm、肉厚0.11mmの筒状本体2を有し、その先端部2aは上向きに屈曲し、先端面3は上向きの傾斜面となっている。先端面3は、上部(基端側)が第1傾斜面4、下部(先端側)が第2傾斜面5となっており、第1傾斜面4の傾き(軸芯との角度)αは9°、第2傾斜面5の傾きβは25°である。また、先端面3の軸芯方向の長さl1は2.81mm、第2傾斜面5の軸芯方向の長さl2は0.67mmで、l1/l2は約0.24である。なお、l1/l2は0.2〜0.35が適当である。針先端の角度γが従来のものよりも大きいので、先端が曲がりにくい。

0010

(比較例)
比較例として、図3に示す従来形状で、内径、外径及び肉厚が前記実施例と同じで、先端面13の角度αが15°の穿刺針を用意した。

0011

上記の実施例及び比較例の穿刺針で厚さ0.05mmのポリウレタンフィルムを穿刺した。このフィルムは、人の黄靱帯と同じ程度の硬さ及び弾力を有するように作られたものである。
先ず、5Nの力で穿刺したところ、実施例、比較例共に先端部の曲がりはなく、直進性も良好であった。
次に30Nの力で穿刺したところ、実施例の先端部は全く曲がらなかった。しかし、比較例は、図4に示すように、先端部が上向きに大きく曲がった。この曲がりは、カテーテルの挿入に支障をきたす程のものである。
この結果、実施例の穿刺針は曲がりにくくてウォーク・イン・タップ法による穿刺に十分耐え、また直進性も良好であることが確認された。

図面の簡単な説明

0012

実施例の硬膜外麻酔用穿刺針1の側面図である。
実施例の硬膜外麻酔用穿刺針1の平面図である。
従来の硬膜外麻酔用穿刺針1の側面図である。
30N穿刺試験後の従来の硬膜外麻酔用穿刺針1の側面図である。

符号の説明

0013

1硬膜外麻酔用穿刺針
2 本体
3 先端面
4 第1斜面
5 第2斜面
11 硬膜外麻酔用穿刺針
12 本体
13 先端面

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ