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図面 (8)

課題

解決手段

バッテリー純正製品バッテリーであるかどうかを確認するためのタグがバッテリー内に設けられており、無線周波数情報の送受信を行うための読取機が携帯デバイス本体内に設けられている。バッテリーを携帯デバイス本体内に取り付けたとき、バッテリーから供給された電力で携帯デバイスが作動し、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを、純正製品バッテリー確認システムが、無線周波数によって確定する。バッテリーが純正製品バッテリーであると確定された場合には、携帯デバイスは、バッテリーから電力を受け入れ続け、これによって携帯デバイスは通常通りに作動する。他方、バッテリーが純正製品バッテリーでないと確定された場合には、携帯デバイスはバッテリーからの電力の受け入れを中断し、これによって、純正製品でないバッテリーを使用することによって生じる問題点を根本的に解決する。

概要

背景

電子産業における最近の重要な傾向は、無線携帯デバイスの増加、及びアナログからデジタルへの変換である。無線電話携帯電話)及びノート型コンピュータの急速な普及、及びアナログカメラからデジタルカメラへの変換が、こうした傾向を示す例である。

上述の傾向に伴って、これらのデバイス用の電源としての二次電池について、多くの研究及び開発が行われてきた。ある二次電池は、リチウム遷移金属酸化物又はリチウム複合酸化物カソード活性材料として使用するリチウム二次電池である。リチウム二次電池は、出力及び容量が重量に比して高く、そのため、リチウム二次電池が注目されているのである。リチウム二次電池は、カソードセパレータアノード構造をなした電極組合せ体を電解質とともに密封ケース封入した構造を持つように形成される。しかしながら、リチウム二次電池には、過充電過放電過電流により火災を起こしたり爆発したりするという問題がある。即ち、リチウム二次電池は安全性が低いのである。

この問題を解決するため、二次電池には様々な安全部材が設けられる。例えば、過充電、過放電、又は過電流時電流の供給を遮断し、バッテリーの安全性を保証する保護回路モジュールPCM)を、バッテリーセル外部入力端子及び外部出力端子との間に連結する。こうした安全部材の使用は、バッテリーの製造費を高くする主要な要因の一つである。

その結果、非純正製品バッテリーが益々使用されてきた。しかしながら、安全部材を備えていないバッテリーの場合、バッテリーの異常作動による発火や爆発の危険が高い。非純正製品バッテリーがデバイスに取り付けられた場合、デバイスの使用中に非純正製品バッテリーが爆発したという報告を受けることが時折ある。従って、純正製品バッテリー、即ちバッテリーの作動及び安全性を保証するのに必要な全ての部材を持つバッテリーを確認するための方法又はシステムが必要とされている。しかしながら、模倣技術の発展のため、純正製品バッテリーと非純正製品バッテリーとを外観で区別するのは益々困難になってきている。

製品の確認に関し、近年、内部にマイクロチップが取り付けられたタグに記憶されたデータを無線周波数を使用して非接触態様で確認する、一種自動確認データ捕捉AIDC)技術である技術が、流通の用途及び物流の用途で広く使用されている。無線周波数の確認(RFID)は、一種のAIDC技術であり、マイクロチップが取り付けられたタグ、カード、又はラベルから、データを、無線周波数を使用して非接触態様で読み取る。RFIDシステムは、タグ半導体チップアンテナ、及び読取機(確認機)を備えた無線周波数システムである。

タグを取り付けた製品の製品情報は、半導体チップに記憶されている。アンテナは、情報を数メートル乃至数十メートルの距離に亘って無線周波数の形態で送信する。読取機は信号を受信し、製品情報を復号し、復号した製品情報をコンピュータ等の所定のシステムに送信する。従って、タグが取り付けられた全ての製品を、いつでもどこでも自動的に確認または追跡できる。

RFIDは、電力供給の有無、周波数帯域、及び通信接続等の分類基準に基づいて正確に分類できる。タグは、電力供給の有無に基づいて、能動的タグ又は受動的タグに分類できる。能動的タグには、完成したバッテリーを使用し、様々な大きさの読取可能/書込可能なメモリーを有し、データ交換範囲が大きい(30m乃至100m)という利点がある。他方、受動的タグには、外部電力の供給を必要としないという利点がある。これにより、受動的タグの構造は比較的簡単であり、製造費が低く、使用寿命が半永久的である。しかしながら、受動的タグのメモリーは固定記憶装置(ROM)であり、高出力の読取機を必要とする。従って、受動的タグは、小型ユニットの用途で使用される。

タグは、周波数帯域に応じて、高周波数タグ又は低周波数タグに分類できる。低周波数タグは、30kHz乃至500kHzの周波数を使用し、そのため、低周波数タグの読み取り可能距離は短い。従って、低周波数タグは、通常は、セキュリティの用途、適正管理の用途、及び純正製品確認の用途で使用される。他方、高周波数タグは、860MHz乃至960MHz、又は2.45GHzの周波数を使用し、そのため、高周波数タグの読み取り可能距離は長く、例えば30m又はそれ以上である。従って、高周波数タグは、通常は、鉄道の用途、物流の用途、及び流通の用途で使用される。

概要

携帯デバイス純正製品バッテリー確認システムを提供する。バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを確認するためのタグがバッテリー内に設けられており、無線周波数情報の送受信を行うための読取機が携帯デバイス本体内に設けられている。バッテリーを携帯デバイス本体内に取り付けたとき、バッテリーから供給された電力で携帯デバイスが作動し、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを、純正製品バッテリー確認システムが、無線周波数によって確定する。バッテリーが純正製品バッテリーであると確定された場合には、携帯デバイスは、バッテリーから電力を受け入れ続け、これによって携帯デバイスは通常通りに作動する。他方、バッテリーが純正製品バッテリーでないと確定された場合には、携帯デバイスはバッテリーからの電力の受け入れを中断し、これによって、純正製品でないバッテリーを使用することによって生じる問題点を根本的に解決する。

目的

従って、本発明は、無線周波数確認(RFID)技術を使用することにより携帯デバイスの純正製品を確認するための確認システムを提供するためになされたものである。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

携帯デバイス純正製品バッテリー確認システムにおいて、無線周波数送受信を行うためのアンテナと、製品情報を記憶するためのデータベースと、前記アンテナと前記データベースとの間の情報の送受信を制御するための制御ユニットとを含むタグを有する、バッテリーと、無線周波数の送受信を行うためのアンテナと、純正製品バッテリー確認情報を記憶するためのデータベースと、前記アンテナと前記データベースとの間の情報の送受信を制御するとともに、前記バッテリーからの電力の供給又は中断を制御するための制御ユニットとを含む読取機を有する携帯デバイス本体と、を備えた、システム

請求項2

請求項1に記載のシステムにおいて、前記携帯デバイス本体は、携帯電話カメラ、PDA、又はノート型コンピュータである、システム。

請求項3

請求項1に記載のシステムにおいて、前記バッテリーはリチウム二次電池である、システム。

請求項4

請求項1に記載のシステムにおいて、前記バッテリーの前記アンテナは、ループ型アンテナである、システム。

請求項5

請求項4に記載のシステムにおいて、前記ループ型アンテナは、インサート射出成形によって、保護回路基板及び接続端子を含む保護回路モジュール一体成形されており、前記ループ型アンテナは、グリーンボディキャップ組合せ体を形成するように保護回路モジュールに電気的に接続されている、システム。

請求項6

請求項4に記載のシステムにおいて、前記ループ型アンテナは、前記保護回路基板にチップの形態で取り付けられているか或いは前記保護回路基板にパターン処理された、システム。

請求項7

請求項1に記載のシステムにおいて、前記タグは、受動的タグ又は能動的タグである、システム。

請求項8

請求項7に記載のシステムにおいて、前記タグは受動的タグであり、前記デバイス本体は、更に、前記タグに電力を伝送するための無線通信ユニットを含む、システム。

請求項9

請求項1に記載のシステムにおいて、前記タグ及び前記読取機は、更に、情報の符号化及び復号を行うエンコードデコードユニットを含む、システム。

請求項10

請求項1に記載の純正製品バッテリー確認システムの作動方法において、バッテリーを前記デバイス本体に取り付けたとき、前記デバイス本体の前記制御ユニットが、前記バッテリーの前記製品情報を確認するように、製品情報を要求するための無線周波数信号を前記アンテナを通して送信する工程と、前記タグの前記アンテナが前記信号を受信し、前記タグの前記制御ユニットが、前記データベースに記憶された製品情報を引き出し、引き出した製品情報を転調し、転調された製品情報を前記アンテナを通して前記デバイス本体に送信する工程と、受信したデータ信号を転調し、前記デバイス本体の前記制御ユニットで演算処理できる信号にし、前記デバイス本体の前記制御ユニットは、前記データベースに記憶された純正製品バッテリーであることを確認するための情報を引き出し、純正製品バッテリー確認を行うため、前記バッテリーから受信した前記製品情報が、前記取り出した情報と対応するかどうかを確認する工程と、前記バッテリーが純正製品バッテリーであると決定された場合には、前記システムは、電力をバッテリーから連続的に供給できるように設定され、前記バッテリーが純正製品バッテリーでないと決定された場合には、前記バッテリーが純正製品バッテリーでないということをビデオ情報又は音響情報の形態で表示し、前記バッテリーからの電力の受け取りを中断する、方法。

技術分野

0001

本発明は、携帯デバイス純正製品バッテリーだけでしか作動できないように形成された純正製品バッテリー確認システムに関し、更に詳細には、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを確認するのに使用されるタグをバッテリー内に設けた純正製品バッテリー確認システムに関する。タグは、好ましくは、バッテリーの保護回路基板に配置された無線周波数確認(RFID)アンテナを有する。タグを確認し、バッテリーが純正製品バッテリーである場合にしか携帯デバイスを作動できないようにする読取機がデバイス本体に設けられている。

背景技術

0002

電子産業における最近の重要な傾向は、無線携帯デバイスの増加、及びアナログからデジタルへの変換である。無線電話携帯電話)及びノート型コンピュータの急速な普及、及びアナログカメラからデジタルカメラへの変換が、こうした傾向を示す例である。

0003

上述の傾向に伴って、これらのデバイス用の電源としての二次電池について、多くの研究及び開発が行われてきた。ある二次電池は、リチウム遷移金属酸化物又はリチウム複合酸化物カソード活性材料として使用するリチウム二次電池である。リチウム二次電池は、出力及び容量が重量に比して高く、そのため、リチウム二次電池が注目されているのである。リチウム二次電池は、カソードセパレータアノード構造をなした電極組合せ体を電解質とともに密封ケース封入した構造を持つように形成される。しかしながら、リチウム二次電池には、過充電過放電過電流により火災を起こしたり爆発したりするという問題がある。即ち、リチウム二次電池は安全性が低いのである。

0004

この問題を解決するため、二次電池には様々な安全部材が設けられる。例えば、過充電、過放電、又は過電流時電流の供給を遮断し、バッテリーの安全性を保証する保護回路モジュールPCM)を、バッテリーセル外部入力端子及び外部出力端子との間に連結する。こうした安全部材の使用は、バッテリーの製造費を高くする主要な要因の一つである。

0005

その結果、非純正製品バッテリーが益々使用されてきた。しかしながら、安全部材を備えていないバッテリーの場合、バッテリーの異常作動による発火や爆発の危険が高い。非純正製品バッテリーがデバイスに取り付けられた場合、デバイスの使用中に非純正製品バッテリーが爆発したという報告を受けることが時折ある。従って、純正製品バッテリー、即ちバッテリーの作動及び安全性を保証するのに必要な全ての部材を持つバッテリーを確認するための方法又はシステムが必要とされている。しかしながら、模倣技術の発展のため、純正製品バッテリーと非純正製品バッテリーとを外観で区別するのは益々困難になってきている。

0006

製品の確認に関し、近年、内部にマイクロチップが取り付けられたタグに記憶されたデータを無線周波数を使用して非接触態様で確認する、一種自動確認データ捕捉AIDC)技術である技術が、流通の用途及び物流の用途で広く使用されている。無線周波数の確認(RFID)は、一種のAIDC技術であり、マイクロチップが取り付けられたタグ、カード、又はラベルから、データを、無線周波数を使用して非接触態様で読み取る。RFIDシステムは、タグ半導体チップ、アンテナ、及び読取機(確認機)を備えた無線周波数システムである。

0007

タグを取り付けた製品の製品情報は、半導体チップに記憶されている。アンテナは、情報を数メートル乃至数十メートルの距離に亘って無線周波数の形態で送信する。読取機は信号を受信し、製品情報を復号し、復号した製品情報をコンピュータ等の所定のシステムに送信する。従って、タグが取り付けられた全ての製品を、いつでもどこでも自動的に確認または追跡できる。

0008

RFIDは、電力供給の有無、周波数帯域、及び通信接続等の分類基準に基づいて正確に分類できる。タグは、電力供給の有無に基づいて、能動的タグ又は受動的タグに分類できる。能動的タグには、完成したバッテリーを使用し、様々な大きさの読取可能/書込可能なメモリーを有し、データ交換範囲が大きい(30m乃至100m)という利点がある。他方、受動的タグには、外部電力の供給を必要としないという利点がある。これにより、受動的タグの構造は比較的簡単であり、製造費が低く、使用寿命が半永久的である。しかしながら、受動的タグのメモリーは固定記憶装置(ROM)であり、高出力の読取機を必要とする。従って、受動的タグは、小型ユニットの用途で使用される。

0009

タグは、周波数帯域に応じて、高周波数タグ又は低周波数タグに分類できる。低周波数タグは、30kHz乃至500kHzの周波数を使用し、そのため、低周波数タグの読み取り可能距離は短い。従って、低周波数タグは、通常は、セキュリティの用途、適正管理の用途、及び純正製品確認の用途で使用される。他方、高周波数タグは、860MHz乃至960MHz、又は2.45GHzの周波数を使用し、そのため、高周波数タグの読み取り可能距離は長く、例えば30m又はそれ以上である。従って、高周波数タグは、通常は、鉄道の用途、物流の用途、及び流通の用途で使用される。

発明が解決しようとする課題

0010

従って、本発明は、無線周波数確認(RFID)技術を使用することにより携帯デバイスの純正製品を確認するための確認システムを提供するためになされたものである。

0011

とりわけ、本発明の目的は、タグが設けられたバッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを、デバイス本体の無線周波数確認により確認し、バッテリーが純正製品バッテリーであることが確認された場合にのみ、バッテリーから供給された電力でデバイスを通常通りに作動できるようにするための純正製品バッテリー確認システムを提供することである。

0012

本発明の別の目的は、バッテリーにタグが設けられている場合にタグの大きな部分を占めるRFIDアンテナが、RFIDアンテナをバッテリーの内部空間に効率的に取り付けることができるように形成された、純正製品バッテリー確認システムを提供することである。

0013

本発明の更に別の目的は、純正製品バッテリー確認システムの作動方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0014

本発明の一の態様によれば、以上の及び他の目的は、携帯デバイス用純正製品バッテリー確認システムにおいて、無線周波数の送受信を行うためのアンテナと、製品情報を記憶するためのデータベースと、アンテナとデータベースとの間の情報の送受信を制御するための制御ユニットとを含むタグを有する、バッテリーと、無線周波数の送受信を行うためのアンテナと、純正製品バッテリー確認情報を記憶するためのデータベースと、アンテナとデータベースとの間の情報の送受信を制御するとともに、バッテリーからの電力の供給又は中断を制御するための制御ユニットとを含む読取機を有する携帯デバイス本体と、を備えた、システムを提供することによって達成できる。

0015

従って、バッテリーを携帯デバイス本体に取り付けたとき、携帯デバイスは、バッテリーから供給された電力で作動し、本発明による純正製品バッテリー確認システムは、無線周波数によって、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを確定する。バッテリーが純正製品バッテリーであると確定された場合には、携帯デバイスは電力をバッテリーから受け取り続け、これによって携帯デバイスは通常通りに作動する。他方、バッテリーが純正製品バッテリーでないと確定された場合には、携帯デバイスは、バッテリーからの電力の受け入れを中断し、これによって、純正製品でないバッテリーを使用することによって生じる問題点を根本的に解決する。

0016

携帯デバイス本体は、バッテリーから供給された電力で作動できる構造である。携帯デバイス本体は、例えば、携帯電話、カメラ、PDA、又はノート型コンピュータであってもよいが、携帯デバイス本体は特に制限されない。

0017

バッテリーは、好ましくは二次電池であり、更に好ましくは、リチウム二次電池である。二次電池は、その形状に関わらず、本発明に適用できる。二次電池は、電解質とともにケース密封状態で取り付けられる、カソード/セパレータ/アノード構造で形成された電極組合せ体を持つバッテリーセルと、バッテリーセルに取り付けられた保護回路モジュール(PCM)とを含む。

0018

バッテリーのアンテナは、無線周波数の送受信を行うためのRFIDアンテナであってもよい。好ましくは、バッテリーのアンテナは、ループ型アンテナである。携帯デバイスの小型化により、軽量で薄く、短く小型のバッテリーが強く求められている。この理由により、ループ型アンテナをバッテリーの限られた内部空間に取り付けるのは困難である。詳細には、ループ型アンテナを配置することにより、バッテリーが大幅に大きくなる。更に、多数の部品コンパクトに取り付けられたバッテリーにループ型アンテナを配置するには、非常に熟練した技術を要する。更に、バッテリーでループ型アンテナの配置を行うための装置は、高精度の構造を備えていなければならない。

0019

従って、本発明の好ましい実施形態では、ループ型アンテナは、インサート射出成形によって、保護回路基板及び接続端子を含む保護回路モジュールと一体成形されるとともに、ループ型アンテナは、グリーンボディキャップ組合せ体を形成するように保護回路モジュールに電気的に接続されていてもよい。この技術は、本特許出願の出願人の名で出願した韓国特許出願第2004−106712号に詳細に開示されている。同特許出願について述べることにより、この特許出願に開示された内容は本明細書中に含まれるものとする。

0020

本発明の別の好ましい実施形態では、ループ型アンテナは、保護回路基板にチップの形態で取り付けられていてもよいし、保護回路基板にパターン処理されていてもよい。

0021

バッテリーのデータベースに記憶された製品情報は、使用されたバッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを確認するためのデータである。製品情報は、バッテリー製造会社が割り当てた製造番号であってもよいし、バッテリー製造会社がデバイス製造会社に秘密ルートで提供した固有の純正製品確認番号であってもよい。製品情報は、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかをこの製品情報に基づいて確認できる限り、特に制限はない。

0022

バッテリーの制御ユニットは、データベースの製品情報を制御し、アンテナから受信した指令信号に応じて、送信可能な信号に転調し、転調された信号をデバイス本体に送信する。

0023

アンテナ、データベース、及び制御ユニットを含む、バッテリーのタグは、受動的タグであってもよいし、能動的タグであってもよい。タグが受動的タグである場合には、電力はデバイスからタグに無線で供給され、これによりタグを作動させることができる。タグが能動的タグである場合には、電力はバッテリーセルからタグに供給され、これによりタグを作動させることができる。タグが受動的タグである場合には、デバイス本体は、更に、タグに電力を伝送するための無線通信ユニットを含む。

0024

デバイス本体は、デバイス自体の作動と関連したシステムに加えて上文中に説明したアンテナ、データベース、及び制御ユニットを含む読取機を有する。

0025

携帯デバイス自体の作動と関連して既に取り付けてある外部アンテナ又は内部アンテナをデバイス本体のアンテナとして使用してもよい。更に、携帯デバイス自体の作動と関連して既に取り付けてあるマイクロチップを、デバイス本体のデータベース及び制御ユニットとして使用してもよい。従って、純正製品の確認を行うための読取機は、携帯デバイス本体の現存ハードウェアソフトウェアとして含まれていてもよく、従って、追加の空間又は装置を必要としない。しかしながら、場合によっては、純正製品の確認を行うための読取機として必要な構成要素を追加的に加えてもよく、従って、本発明の範囲は特定の方法又は特定の構造に限定されない。

0026

場合によっては、バッテリーに取り付けられたタグの偽造を阻止するため、タグと読取機との間で送受信される情報を符号化してもよい。この場合、バッテリーのタグ及びデバイス本体の読取機は、更に、情報の符号化及び復号を行うための符号化−復号ユニットを有する。データの符号化には特に制限はない。例えば、対称キー符号化方法を適用してもよいし、非対称キー符号化方法を適用してもよい。

0027

本発明の別の態様によれば、純正製品バッテリー確認システムの作動方法が提供される。

0028

本発明によれば、純正製品バッテリー確認システムは、以下のように作動する。第1に、バッテリーをデバイス本体に取り付けたとき、デバイス本体の制御ユニットが、バッテリーの製品情報を確認するように、製品情報を要求するための無線周波数信号をアンテナを通して送信する。この作動を行うのに必要な電力は、バッテリーから供給される。バッテリーが純正製品バッテリーでない場合でも、バッテリーの初期作動中、安全性に関連するバッテリーの問題点は生じない。従って、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを確認するためのデバイス本体の作動は、バッテリーから供給された電力で行われる。バッテリーのアンテナが信号を受信し、制御ユニットが、データベースに記憶された製品情報を引き出し、引き出した製品情報を転調し、転調された製品情報をアンテナを通してデバイス本体に送信する。受信したデータ信号を転調し、デバイス本体の制御ユニットで演算処理できる信号にし、制御ユニットは、データベースに記憶された純正製品バッテリーであることを確認するための情報を引き出し、純正製品バッテリー確認を行うため、バッテリーから受信した製品情報が、取り出した情報と対応するかどうかを確認する。純正製品の確認は、様々な方法で行うことができる。バッテリーが純正製品バッテリーであると確定された場合には、システムは、電力をバッテリーから連続的に供給できるように設定できる。他方、バッテリーが純正製品バッテリーでないと確定された場合には、バッテリーが純正製品バッテリーでないという事実をビデオ情報又は音響情報の形態で表示し、バッテリーからの電力の受け取りを中断する。

0029

本発明の以上の及び他の目的、特徴、及びその他の利点は、以下の詳細な説明を、添付図面を参照して読むことにより、更に明瞭に理解されるであろう。

発明を実施するための最良の形態

0030

次に、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。しかしながら、本発明の範囲は、例示の実施形態に限定されないということに留意すべきである。

0031

図1は、本発明による例示的な純正製品バッテリー確認システムを示す典型的なブロック図である。明瞭な理解を容易にするため、デバイス本体の多くの構成要素及びバッテリーは省略してある。

0032

図1を参照すると、携帯デバイス用の純正製品バッテリー確認システム100は、デバイス本体200内に取り付けられ、アンテナ212、データベース214、及び制御ユニット216を含む読取機210と、バッテリー300内に取り付けられ、アンテナ312、データベース314、及び制御ユニット316を含むタグ310とを備えている。

0033

図1に示すように、バッテリー300をデバイス本体200に取り付ける(バッテリー300をデバイス本体200に電気的に接続する)。バッテリー300をデバイス本体200に取り付ける際、デバイス本体200を電力ユニット220によって作動させる。電力ユニット220は、バッテリー300が純正バッテリーであろうとなかろうと、バッテリー300に電気的に接続される。従って、ディスプレーユニット230等のデバイス本体200の他の構成要素は、バッテリー300から供給された電力で作動する。

0034

読取機210は、無線周波数データの送受信を行うアンテナ212と、純正製品バッテリー確認情報を記憶したデータベース214と、無線周波数データの送受信及び電力ユニット220の作動を制御する制御ユニット216とを有している。制御ユニット216は、更に、バッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかについての確認を使用者に対して表示できるディスプレーユニット230の作動を制御する。ビデオ情報及び音響情報等の様々な種類の情報を、ディスプレーユニット230を通して表示できる。読取機210のデータベース214及び制御ユニット216は、マイクロチップの形態でデバイス本体200に別個に取り付けられてもよい。別の態様では、読取機210のデータベース214及び制御ユニット216は、デバイス本体200の現存のハードウェア内にソフトウェアの形態で含まれていてもよい。

0035

デバイス本体200の読取機210に情報を送信するとともにこの読取機210から情報を受信するタグ310は、無線周波数データの送受信を行うアンテナ312と、製品情報を記憶したデータベース314と、無線周波数データの送受信を制御する制御ユニット316とを有している。タグ310が能動的タグである場合には、タグ310は、バッテリーセル320から供給された電力で作動できるように形成されていてもよい(一点鎖線参照)。データベース314及び/又は制御ユニット316は、マイクロチップの形態でバッテリーに含まれていてもよい。別の態様では、データベース314及び/又は制御ユニット316は、保護回路基板上に回路として含まれていてもよい。

0036

本発明による効果が低下しない限り、他の構成要素を追加してもよく、又は上文中に説明した構造を部分的に変更してもよく、このような追加及び変更は、本発明の範囲内に入るものと解釈されるべきである。

0037

図2は、図1に示す純正製品バッテリー確認システムの例示的な動作を示す。

0038

図1に示すようにバッテリーをデバイス本体に取り付けると、バッテリーからデバイス本体に電力が供給され、その結果、デバイス本体が作動される(S100参照)。更に、デバイス本体の読取機が作動され、無線周波数の形態の製品情報要求信号を送信する(S110参照)。バッテリーのアンテナが製品情報要求信号を受信し、バッテリーの制御ユニットが、データベースに記憶された製品情報を無線周波数信号に転調し、この無線周波数信号をアンテナを通して送信する(S120参照)。デバイス本体の読取機が無線周波数信号を受信し、デバイス本体の制御ユニットが、タグから受信した製品情報が正しい(即ち、タグから受信した製品情報が、純正であることを示すような情報である)かどうかを、データベースに記憶された純正製品確認情報に基づいて確認する(S130参照)。確認の結果、バッテリーが純正製品バッテリーであることが確認された場合には、デバイス本体の制御ユニットが電力ユニットに指令送り、電力を連続的に受け入れる(S140参照)。他方、バッテリーが純正製品バッテリーでないことが確認された場合(所定時間が経過したにも関わらず、応答信号がない場合を含む)には、デバイス本体の制御ユニットは、ディスプレーユニットを制御し、バッテリーが純正製品バッテリーでないというメッセージをディスプレーユニットを通して使用者に提供し(S150参照)、電力の受け入れを中断するように電力ユニットに指令し(S160参照)、その結果、現在取り付けられているバッテリーでは、デバイス本体をもはや作動できないようにする。

0039

図3図4、及び図5は、グリーンボディ−キャップ組合せ体の一部を形成するように、本発明の好ましい実施形態により、タグのループ型アンテナを、インサート射出成形によって保護回路モジュールとともに形成した代表的な図を示す。

0040

先ず最初に図3を参照すると、バッテリー300は、カソード、アノード、及びセパレータを含む電極組合せ体(図示せず)が電解質とともに取り付けられたバッテリーセル320と、保護回路基板410、接続端子420及び422、及び正の温度係数PTC)ブロック430を含む保護回路モジュール400と、ループ型無線周波数確認(RFID)アンテナ500とを備えている。ループ型アンテナ500は、このループ型アンテナ500が保護回路モジュール400に電気的に接続されるように、保護回路モジュール400に連結されている。

0041

バッテリーセル320は、このバッテリーセルに密封状態で取り付けられた電極組合せ体の一方の電極(例えばアノード)が、バッテリーセル320の上端の中央に形成された突出端子322に接続され、電極組合せ体の他方の電極(例えばカソード)が、端子として機能する導電性バッテリーケース324に直接接続されるように形成されている。

0042

ループ型アンテナ500、保護回路モジュール400、及びキャップハウジング470は、インサート射出成形によって一体形成され、キャップ組合せ体を形成する。保護回路モジュール400は保護回路基板410を含み、基本的には、この保護回路基板410に保護回路、及び接続端子420及び422が形成される。必要とされる場合には、PTCブロック430及び/又はリード440及び442が保護回路モジュール400に含まれていてもよい。

0043

PTCブロック430及びリード440及び442がグリーンボディ−キャップ組合せ体に含まれない場合には、ループ型アンテナ500、接続端子420及び422、及び保護回路基板410を所定の金型(図示せず)に置き、溶融樹脂を金型に注入し、ループ型アンテナ500、接続端子420及び422、及び保護回路基板410をキャップハウジング470と一体成形する。

0044

図4に示すように、ループ型アンテナ500、及び接続端子420及び422を保護回路基板410に連結し、グリーンボディ−キャップ組合せ体を製造する。ループ型アンテナ500の延長部510は、保護回路基板410に、例えば溶接によって連結されてもよく、接続端子420及び422もまた、保護回路基板410に、例えば溶接によって連結されてもよい。状況によっては、ループ型アンテナ500、及び接続端子420及び422を、適当な連結手段によって互いに一時的に連結してもよい。

0045

ループ型アンテナ500、ならびに接続端子420及び422が連結された保護回路基板410を、インサート射出成形によって、所定の金型で形成することによって、グリーンボディ−キャップ組合せ体600を、図5に示すように製造する。ループ型アンテナ500の延長部510がグリーンボディ−キャップ組合せ体600に一体に連結されているということは、添付図面からわかるであろう。また、添付図面に示していないが、接続端子は、グリーンボディ−キャップ組合せ体600の下端面から部分的に露呈されている。キャップ組合せ体600をバッテリーセルに対して組み立てる工程を、図3を参照して以下に説明する。

0046

図3を再度参照すると、付着に優れたニッケルクラッド部材等の導電性部材326をバッテリーセル320の上端面の一方の側部に取り付け、絶縁部材328をバッテリーセル320の上端面の他方の側部に取り付ける。カソードリード440を導電性部材326に連結する。その後、カソードリード440を保護回路モジュール400のカソード接続端子420に連結する。他方、PTCブロック430は、突出したアノード端子322に連結され、アノードリード442をPTCブロック430の延長部に連結する。その後、アノードリード442を保護回路モジュール400のアノード接続端子422に連結する。好ましくは、導電性部材326とカソードリード440との間の連結、及びPTCブロック430とアノードリード442との間の連結は、スポット溶接によって行われる。リード440及び442が連結されたバッテリーの上端に、グリーンボディ−キャップ組合せ体600が取り付けられる(図5参照)。グリーンボディ−キャップ組合せ体600は、ループ型アンテナ500と、保護回路基板410と、キャップハウジング470とを一体形成することによって形成される。この際、接続端子420及び422は、リード440及び442の下端面から部分的に露呈されている。

0047

グリーンボディ−キャップ組合せ体を上文中に説明したように取り付けた場合には、接続端子422及びリード442は、グリーンボディ−キャップ組合せ体の側部に形成された開口部450を通して溶接することによって互いに連結される。次いで、サイドキャップ460によって開口部450を覆い、これによってバッテリーの上部分を形成する。その後、下キャップ700をバッテリーセル320に連結し、次いでラップ部材800をバッテリーセル320の外面に適用する。その結果、バッテリー300が完成する。

0048

図6及び図7は、本発明の好ましい実施形態による保護回路モジュールの基板上にパターン処理されたタグのループアンテナをそれぞれ示す代表的な図である。

0049

これらの図面を参照すると、プレート状保護回路基板410の上端に外部入出力端子412が形成してある。プレート状保護回路基板410の上端には、過充電、過放電、及び過電流を制御するための保護回路(図示せず)がプリントしてある。更に、プレート状保護回路基板410の上端には、様々な安全部材416が取り付けられている。更に、ループアンテナ501、502は、一部又は全部が保護回路基板410の上端面又は下端面にパターン処理されている。ループアンテナ501、502は、保護回路を保護回路基板410にプリントするのと同時に、保護回路基板410にプリントしてもよいし、保護回路を保護回路基板410にプリントする前に、保護回路基板410にプリントしてもよいし、又は保護回路を保護回路基板410にプリントした後に、保護回路基板410にプリントしてもよい。ループアンテナ501、502が保護回路基板410上にパターン処理されるため、ループアンテナ501、502を取り付けるための追加の空間を必要としない。

0050

図1に示すデータベース314及び制御ユニット316は、保護回路基板410に追加のマイクロチップの形態で取り付けられてもよく、保護回路基板410に回路の形態で取り付けられてもよい。

0051

保護回路基板410は、様々な構造を持つ二次電池用のボディに電気的に取り付けられてもよい。

0052

本発明の好ましい実施形態を例示の目的で開示したが、特許請求の範囲に開示した本発明の範囲及び精神から逸脱することなく、様々な変形、追加、及び代替を行うことができるということは当業者には理解されよう。

0053

以上の説明から明らかなように、本発明による純正製品バッテリー確認システムは、使用されているバッテリーが純正製品バッテリーであるかどうかを無線周波数によって確認する。使用されているバッテリーが純正製品バッテリーである場合には、デバイス本体はバッテリーから電力を連続的に受け入れ、従って、デバイス本体は通常通りに作動する。他方、使用されているバッテリーが純正製品バッテリーでない場合には、バッテリーからデバイス本体への電力の供給は中断される。従って、純正製品でないバッテリーを使用することによる問題を基本的に解決する。更に、RFIDアンテナをチップの形態の保護回路基板に取り付けた場合、又は保護回路基板に回路の形態でパターン処理された場合、バッテリーの容積を増やすことなくタグを形成でき、従って、コンパクトな構造を持つバッテリーを製造できる。

図面の簡単な説明

0054

本発明による例示的な純正製品バッテリー確認システムを示す代表的なブロックダイヤグラムである。
図1に示す純正製品バッテリー確認システムの例示的な動作を示す図である。
本発明の好ましい実施形態によるループ型無線周波数確認(RFID)アンテナを含むバッテリーを示す分解斜視図である。
図3に示す保護回路基板へのループ型アンテナ及び接続端子の連結を示す斜視図である。
インサート射出成形法を使用して、図4に示すループ型アンテナ及び保護回路モジュールを形成することによって製造されるグリーンボディ−キャップ組合せ体を示す斜視図である。
本発明の好ましい実施形態による、保護回路基板(PCB)の一方の側面にパターン処理されたループアンテナを示す斜視図である。
本発明の別の好ましい実施例による、PCBの前面にパターン処理されたループアンテナを示す斜視図である。

符号の説明

0055

100純正製品バッテリー確認システム
200デバイス本体
210 読取機
300バッテリー
310 タグ
400保護回路モジュール
500 RFIDアンテナ

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