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技術 レッドバット染料の混合物、それらの製造、及びヒドロキシル含有材料を染色するためのそれらの使用

出願人 ダイスター・カラーズ・ディストリビューション・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
発明者 ウィドラー、グンテルアレンツ、ユドマイエル、ステファンマルシュネル、クラウス
出願日 2006年6月6日 (13年6ヶ月経過) 出願番号 2008-515207
公開日 2008年11月27日 (11年0ヶ月経過) 公開番号 2008-542513
状態 特許登録済
技術分野 染料 染色
主要キーワード 防塵加工 条件調節 オーバーフロー法 織物物品 染色容器 ボーメ度 測色法 色彩特性
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この項目の情報は公開日時点(2008年11月27日)のものです。
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課題・解決手段

本発明は、染料C.I.バットレッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、染料混合物、それらの製造、並びにヒドロキシル含有材料を染色及び捺染するためのそれらの使用、に関する。

概要

背景

市販されているレッドの色調のための建染染料(vat dyes)は、たとえば、ビルドアップ(build-up)性が不十分であること、あるいは、織物−染色設備及び織物仕上げ設備におけるソーピング及び消費者によるソーピングで、色相に多少なりとも顕著な変化が認められることなど、ある種の性能上の欠陥を有している。

概要

本発明は、染料C.I.バット・レッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、染料混合物、それらの製造、並びにヒドロキシル含有材料を染色及び捺染するためのそれらの使用、に関する。

目的

本発明は、染料C.I.バット・レッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、染料混合物を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

染料C.I.バットレッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、染料混合物

請求項2

C.I.バット・レッド13と、C.I.バット・レッド23とを含む、請求項1に記載の染料混合物。

請求項3

5%〜95重量%のC.I.バット・レッド13と、95%〜5重量%のC.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、請求項1に記載の染料混合物。

請求項4

10%〜50重量%のC.I.バット・レッド13と、50%〜90重量%のC.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、請求項1に記載の染料混合物。

請求項5

20%〜30重量%のC.I.バット・レッド13と、80%〜70重量%のC.I.バット・レッド23とを含む、請求項1及び/又は2に記載の染料混合物。

請求項6

前記個々の染料を機械的に混合することにより、請求項1に記載の染料混合物を製造するためのプロセス。

請求項7

請求項1に記載の染料混合物を含む、染料調製物

請求項8

ヒドロキシル含有材料を染色及び捺染するための、請求項1に記載の染料混合物の使用。

技術分野

0001

背景技術

0002

市販されているレッドの色調のための建染染料(vat dyes)は、たとえば、ビルドアップ(build-up)性が不十分であること、あるいは、織物−染色設備及び織物仕上げ設備におけるソーピング及び消費者によるソーピングで、色相に多少なりとも顕著な変化が認められることなど、ある種の性能上の欠陥を有している。

発明が解決しようとする課題

0003

したがって、それらの欠点を克服する、レッドの色調を作成するための新規製品が必要とされている。

課題を解決するための手段

0004

驚くべきことには、C.I.バット・レッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及び/又はレッド32とを含む染料混合物が、ビルドアップ性における予想外相乗作用、すなわち個々の成分の算術平均よりも明らかに高いビルドアップ性を示すだけではなく、ソーピングの後でも色相において優れた安定性を示すことが、今や見出された。

0005

上述の染料は、カラーインデックスからも公知であり、個々の染料として市販されている。それらの染料を使用した各種の染色プロセスも文献に記載されている(たとえば、国際公開第00/32333号パンフレット及び国際公開第03/016614号パンフレットを参照されたい)。

0006

したがって、本発明は、染料C.I.バット・レッド13と、C.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む、染料混合物を提供する。

0007

好適な染料混合物は、C.I.バット・レッド13とC.I.バット・レッド23とを含むものである。

0008

さらに、好適な染料混合物は、5%〜95重量%のC.I.バット・レッド13と、95%〜5重量%のC.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含むものである。

0009

本発明の特に好適な染料混合物には、10%〜50重量%のC.I.バット・レッド13と、50%〜90重量%のC.I.バット・レッド1、C.I.バット・レッド10、C.I.バット・レッド14、C.I.バット・レッド15、C.I.バット・レッド23及びC.I.バット・レッド32からなる群より選択される少なくとも1種の染料とを含む。

0010

極めて特に好適な染料混合物は、20%〜30重量%のC.I.バット・レッド13と、80%〜70重量%のC.I.バット・レッド23とを含む。

0011

本発明の染料混合物は、固体又は液体の形状の調製物とすることができる。固体の形態においては、それらには、助剤(たとえば、分散剤防塵加工剤)及び市販の染料に慣用されているシェーディング染料が、必要な程度で含まれる。液体の形態(捺染糊において慣用されるタイプの増粘剤の存在も含めて)においては、それらには、それらの調製物に長寿命を与える物質、たとえば真菌/細菌の侵入を防止するための添加剤が含まれていてもよい。

0012

固体の形態においては、本発明の染料混合物は典型的には、1種又は複数の上述の助剤の存在下又は非存在下に、粉体又は顆粒物(本明細書においては以下において一般的に調製物と呼ぶ)として存在させる。この調製物には、染料混合物が、その調製物を基準にして、20%〜90重量%含まれているのが好ましい。

0013

本発明の染料混合物が水溶液として存在する場合には、その水溶液における全染料含量は、通常約50重量%まで、たとえば5%〜50重量%の間である。

0014

本発明の染料混合物は、個々の染料を所望の重量比機械的に混合することによって得ることができる。それら個々の染料は、染料粉体若しくは染料溶液、他には、慣用される助剤を含む、たとえば粉体、顆粒物又は液状製品のような、配合された市販の形態で使用される。

0015

それら個々の染料は公知であって、商品として得ることもできるし、あるいは常法に従って調製することもできる。

0016

本発明の染料混合物は、ヒドロキシル含有材料、特にセルロース系材料を染色及び捺染するのに有用である。それらは、セルロース系繊維材料を染色及び捺染するために使用するのが好ましい。

0017

慣例的には建染染料用の、本発明の染料混合物は、染色される基材に適用する前に、還元させておく必要がある。古典的な化学的還元剤、たとえば無機の、たとえばスルフィン還元剤、あるいは有機還元剤、たとえば亜ジチオン酸ナトリウム又はヒドロキシアセトンを使用することができる。しかしながら、所望により、電気化学的手段によって染色目的にそれらを適用することも可能である。

0018

本発明の染料混合物は、建染染料で一般的に使用されるすべての染色プロセス、たとえば吸尽プロセス又はパッドスチームプロセスにおいて有用である。

0019

本発明の染料混合物は、優れたビルドアップ性の面で注目すべきものであって、個々の成分の算術平均よりも明らかに高い(相乗作用)。レッドの色相を得るための従来技術の製品に比較して、本発明の染料混合物によって得られる顕著な改良点はさらに、ソーピングの後での色相の変化が最小限にとどまるということである。この特徴は、本発明の染料混合物を用いて染色した織物を使用するのには、大きな利点となる。

0020

以下の実施例を、本発明を説明するために使用する。

0021

実施例1
適切な容器の中で、いずれも市販の粉体の形態の、25部のC.I.バット・レッド13と75部のC.I.バット・レッド1とを混合して、強力に撹拌する。

0022

実施例2〜11
さらに、実施例1に示した方法と同様にして、それぞれ予め必要な助剤を含んでいる、染料の市販の粉体を以下の表に示した量で混合することにより、本発明による染料混合物を得ることができる。

0023

0024

実施例12
C.I.バット・レッド13及びC.I.バット・レッド23の個々の染料のビルドアップ性を、25重量%のC.I.バット・レッド13と75重量%のC.I.バット・レッド23とを含む本発明の混合物と、以下のようにして比較した。

0025

1.染色物の調製
染色物は、C.I.バット・レッド13及びC.I.バット・レッド23の個々の染料、並びに、25重量%のC.I.バット・レッド13と75重量%のC.I.バット・レッド23とを含む本発明の混合物を、表1に記載の濃度すなわち0.5%〜9%の濃度(すべて染色される綿編物繊維重量が基準)で用いて、以下の一般的なプロセス方法によって調製した。

0026

染色容器(dyeing receptacle)に、記載された量の染料(個々の染料又は混合物)、18mL/L(暗い色調の場合には、最高35mL/Lまで)の38ボーメ度苛性ソーダ、及び6g/L(暗い色調の場合には、最高12gmL/Lまで)の還元剤としての亜ジチオン酸ナトリウムからなる染液、並びに、染色すべき布帛、すなわち綿編物を、室温で、20部の水と1部の布帛の液比となるように充填する。次いでその染色容器を密閉し、2℃/分の速度で60℃まで加熱する。次いで温度60℃で30分間(暗い色調の場合には、45分間)保持する。この時間の間に、染料が還元剤によって溶解されて、繊維に移行する。

0027

次いで冷水を用いてすすぎ洗いしてから、酸化させる。この目的のために、過酸化水素(50%)を2mL/L含む、液比が50:1の処理液を60℃で調製する。これらの条件下では、10分の間に酸化が起きる。その染色の最終的な色相は、それに続くソーピング工程で確定される。1g/Lの市販のソーピング剤と0.5g/Lの炭酸ナトリウムを含む、液比が50:1の処理液を98℃で調製する。この処理は20分間実施する。次いでその布帛を洗い流し、脱水し、乾燥させる。

0028

2.色強度(color strength)の測定
得られたそれぞれの染色物の色濃度は、測色法により求め、クベルカ−ムンク(Kubelka-Munk)の色密度単位(Color Density Unit)(CDU)値で表した(表1参照)。

0029

混合物の場合、それら個々の染料において見出された数値加算して、期待される数値を計算した。実測値計算値とを表1に示す。

0030

0031

表1の数値から、本発明の混合物が、算術的予測されるよりも明らかに良好なビルドアップ性を与えることが判る。本発明の混合物では、驚くべき相乗効果が存在する。

0032

実施例13
実施例12の本発明の染料混合物のソーピング挙動を、個々の染料の場合と比較して、以下の方法により求めた。

0033

第一に、実施例12に示した方法に従って、2%の濃度で染色物を調製した。必要な酸化を含むそれぞれの染色物ができたら、その染色物を、一時に熱水次いで冷水を用い、オーバーフロー法で5分間洗い流した。この目的で使用される水の量は、さほど重要ではない。重要なことはただ一つ、化学薬品がもはや必要ではなく、染料の未固着部分を除去するということだけである。次いでその染色物を3等分する。第一の部分は、乾燥だけをする。第二の部分は、98℃に加熱された、1g/Lの市販の洗剤を含む水浴の中で、1分間処理する。次いで、その第二の部分を、その処理浴から取り出し、オーバーフロー法で熱水及び冷水で再度洗い流してから、乾燥させる。第三の部分は、第二の部分と同様に処理するが、ただし98℃の処理浴に20分間漬けておく。次いで、熱水及び冷水で再度洗い流してから、乾燥させる。条件調節した室内に少なくとも4時間保存してから、それら3種の異なった処理を行った部分を相対的な測色評価にかけて、非処理の染色物と処理浴中に1分間保った染色物との間の色相差、並びに非処理の染色物と処理浴中に20分間保った染色物との間の色相差を測定した。

0034

表2及び3に、本発明の混合物の色彩特性を、個々の成分のソーピング挙動と、98℃における1分及び20分の処理時間の関数として比較したものを示す。その染色は、ドイツ標準規格DIN 6174及びDIN 5033に従って、色座標(color locus)測定により、測色法的に評価した。表の中のdCデータは、清浄度における変化を示し、dHデータは、それらの色相における変化を示す。決定的な改良は、ソーピングの後での色相の変化が最小限となることであり、そのようにして染色された織物のその後の使用に対して顕著な利点を与える特徴を有することである。

0035

表2は、非ソーピングの場合と、98℃での1分間の後ソーピングの場合との間の、ソーピング挙動を示している。

0036

0037

表3は、非ソーピングの場合と、98℃での20分間の後ソーピングの場合との間の、ソーピング挙動を示している。

0038

0039

決定的な改良は、ソーピングの後での色相の変化が最小限となることであり、そのようにして染色された織物物品のその後の使用に対して顕著な利点を与える特徴を有することである。

0040

本発明の混合物によって得られる色相の安定性は、明らかにより高い操作統一性をその使用者に与える。建染染料の場合における色相のシフトは、色相の不可逆的な変化であるので、本発明の染料混合物はさらに、その織物物品の後の使用者に決定的な優位性をもたらす。

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