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図面 (18)

課題・解決手段

食品識別が行われる第1および第2のプレートを有しているクッキング装置位置決め機構が第2のプレートを第1のプレートの方に動かす。検出器が第1のプレート上に配置されている食品と第2のプレートが接触したことを検出しかつ信号を供給する。コントローラはこの信号を使用して、第2のプレートの移動距離を測定する。食品の厚さは移動距離の関数である。これは当該食品に対する調理過程を選択するために使用される。それからコントローラは選択された調理過程を実行し、食品が調理されるようにする。検出器はマイクロスイッチ、近接センサタッチセンサ歪みセンサ熱センサ光学式センサソナーセンサまたは負荷変化位置決めセンサを含んでいることができる。

概要

背景

概要

食品識別が行われる第1および第2のプレートを有しているクッキング装置位置決め機構が第2のプレートを第1のプレートの方に動かす。検出器が第1のプレート上に配置されている食品と第2のプレートが接触したことを検出しかつ信号を供給する。コントローラはこの信号を使用して、第2のプレートの移動距離を測定する。食品の厚さは移動距離の関数である。これは当該食品に対する調理過程を選択するために使用される。それからコントローラは選択された調理過程を実行し、食品が調理されるようにする。検出器はマイクロスイッチ、近接センサタッチセンサ歪みセンサ熱センサ光学式センサソナーセンサまたは負荷変化位置決めセンサを含んでいることができる。

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請求項1

第1のプレートおよび第2のプレートと、前記第2のプレートを前記第1のプレートの方向に動かすおよび/または第2のプレートを第1のプレートから離れる方向に動かす位置決め機構と、前記第2のプレートの動きに対する障害物の検出に応答して信号を供給するように配置されている検出器と、前記位置決め機構を制御して、(a)前記第2のプレートを前記第1のプレートの方向に動かしかつ(b)前記信号に応答して前記第2のプレートを停止させるコントローラとを有しているクッキング装置

請求項2

前記障害物は前記第1のプレートでありかつ前記信号は前記第2のプレートが該第1のプレートに接触したときに供給される請求項1記載のクッキング装置。

請求項3

前記コントローラは予熱モードにおいて更にヒータを制御して前記第1のプレートの少なくとも1つのゾーンおよび前記第2のプレートに熱エネルギーが供給されるようにする請求項2記載のクッキング装置。

請求項4

前記コントローラはそれぞれの予熱モードにおいて、前記第1のプレートの前記ゾーンが第1のプリセットされた温度に達しかつ前記第2のプレートが第2のプリセットされた温度に達するまで、前記位置決め機構を制御して、前記第2のプレートが前記第1のプレートに接触された状態にとどまるようにする請求項3記載のクッキング装置。

請求項5

前記コントローラは前記第2のプレートが前記位置決め機構によって停止されたときに達した該第2のプレートのポジションを参照ポジションとして記録し、かつ前記コントローラは続く調理サイクルの期間に該記録された参照ポジションを使用して、前記第1のプレート上に配置されている食品の厚さが認識されるようにする請求項3記載のクッキング装置。

請求項6

前記障害物が前記第2のプレートの非クッキングポジションとクッキングポジションとの間に検出される物体であり、前記コントローラは更に前記信号に応答して前記位置決め機構を制御することによって前記第2のプレートが前記第1のプレートから離れる方向に動かされるようにする請求項1記載のクッキング装置。

請求項7

前記第2のプレートは非クッキングポジションに動かされる請求項6記載のクッキング装置。

請求項8

更に、前記第1のプレートの1つまたは複数のロケーションに1つまたは複数の温度を検出するように配置されている1つまたは複数の温度センサを有しており、前記障害物は前記第1のプレートに配置された食品であり、前記コントローラは調理サイクルにおいて前記検出された温度を使用して、前記第1のプレート上の食品の量が評価されかつ該食品の量に基づいて前記調理サイクルの調理時間が補償されるようにする請求項1記載のクッキング装置。

請求項9

前記コントローラは前記温度の低下を評価することによって前記負荷感度を突き止めかつ前記温度低下および温度回復速度に基づいて前記調理時間を補償する請求項8記載のクッキング装置。

請求項10

更に、前記第1のプレートの1つまたは複数のロケーションに1つまたは複数の温度を検出するように配置されている1つまたは複数の温度センサ、前記第1のプレートの表面上の前記ロケーションに手動で配置可能でありかつ前記コントローラに移動可能に回路接続されている温度プローブを有しており、前記コントローラは温度から受信された温度プローブ信号に基づいて前記第1のプレートの温度を較正する請求項1記載のクッキング装置。

請求項11

前記表面上の前記ロケーションは目で見えマークを着けている請求項10記載のクッキング装置。

請求項12

第1および第2のプレートを有しているクラムグリルを制御するための方法において、該方法は前記第2のプレートを前記第1のプレートの方向に動かし、前記第2のプレートの動きに対して障害物を検出すると信号を生成し、かつ前記信号に応答して前記第2のプレートを停止するステップを有している方法。

請求項13

前記障害物は前記第1のプレートであり前記信号は前記第2のプレートが前記第1のプレートと接触するときに供給される請求項12記載の方法。

請求項14

更に、予熱モードにおいてヒーターを制御して熱エネルギーが前記第1のプレートの少なくとも1つのゾーンおよび前記第2のプレートに供給されるようにするステップを有している請求項13記載の方法。

請求項15

更に、前記第1のプレートの前記ゾーンが第1のプリセット温度に達しかつ前記第2のプレートが第2のプリセット温度に達するまで、前記第2のプレートが前記第1のプレートに接触された状態を維持するステップを有している請求項14記載の方法。

請求項16

更に、それぞれの予熱モードの期間に、前記第2のプレートが停止したときに達した該第2のプレートのポジションを参照ポジションとして記録し、かつ続く調理サイクルの期間に前記記録された参照ポジションを使用して、前記第1のプレートに配置された食品の厚さが認識されるようにするステップを有している請求項14記載の方法。

請求項17

前記障害物は前記第2のプレートの非クッキングポジションとクッキングポジションとの間に検出される妨害物であり、かつ更に、前記第2のプレートが前記信号に応答して前記第1のプレートから離れる方向に動かされるようにするステップを有している請求項12記載の方法。

請求項18

前記第2のプレートは非クッキングポジションに動かされる請求項17記載の方法。

請求項19

更に、前記第1のプレートの1つまたは複数のロケーションにおける1つまたは複数の温度を検出するステップを有しており、前記障害物は前記第1のプレート上に配置されている食品であり、前記検出された温度を使用して、前記第1のプレート上の食品の量が評価されかつ該食品の量に基づいて前記調理サイクルの調理時間が補償されるようにするステップを有している請求項12記載の方法。

請求項20

更に、前記温度の低下を評価することによって前記負荷感度を突き止めかつ前記温度低下および温度回復速度に基づいて前記調理時間を補償するステップを有している請求項19記載の方法。

請求項21

更に、前記第1のプレートの1つまたは複数のロケーションにおける1つまたは複数の温度を検出し、前記第1のプレートの表面上の前記ロケーションに温度プローブを手動で配置し、かつ前記温度プローブから受信された温度プローブ信号に基づいて前記第1のプレートの表面温度を較正するステップを有している請求項12記載の方法。

請求項22

前記表面上の前記ロケーションは目に見えるマークを着けている請求項21記載の方法。

技術分野

0001

本発明はクッキング装置および、2つのプレート相対運動が自動的に制御される方法に関する。

0002

発明の背景
2つの表面を含んでいるクッキング装置は一般に、食品の反対の側に接触することによって調理する。この形式のクッキング装置は多様なスタイル調理器具において使用されている。例えば、クラムグリルはローアープレートと、該ローアープレートに向かっておよびローアープレートから離れる方向に運動可能であるアッパープレートを使用している。クラムグリルの例はUS特許6079321号およびそこに参照されている(ReferencesCited)US特許文献32994号に記載されている。別のスタイルは、1つの表面がプレートでかつ別の表面がコンベアベルトであるトースターである。コンベアベルトおよびプレートは水平方向、垂直方向であってよいが、その間の角度にあってもよい。トースターの例はUS特許6201218号および6281478号に記載されている。

0003

これら公知のクッキング装置は一般に運動機構を含んでいる。それは手動でか自動的でか1つのプレートを別のプレートの方向に動かして食品の反対側がプレートに接触するようにするものである。例えば、US特許6079321号に記載されているクラムグリルはパラメータのセットに基づいて運動を自動的に制御する。ここでパラメータのセットは各種タイプの食品に対するコントローラに入力されているものである。これらパラメータのセットはプリセットされたギャップ距離を含んでいる。これは種々の厚さの食品を考慮した上での2つのプレート間の調理距離である。これらギャップ距離は予め定めたギャップ距離を手動で入力することによりセットされ、こうしてグリル制御がセッティングされかつ該セッティングが調理時間と一緒ユーザインタフェースコントロール上のギャップタン割り当てられることになる。ギャップ距離および調理時間というこれらクッキングパラメータのこのセットはグリル表面に食品を置く前に予め選択されなければならない。

0004

クラムグリル操作員は調理される食品のタイプを入力して、コントローラが該食品に対してセットされたパラメータを使用するようにしなければならない。オペレータが誤って間違ったタイプを入力すると、アッパープレートが食品に接触しないかまたは食品に圧力をかけすぎてしまうことが起こり得る。セットされたパラメータは食品タイプの調理時間も含んでいるので、食品が調理不十分だったり調理されすぎたりすることになる。従って人間が、プリセットされるギャップ距離の入力並びに調理される食品のタイプの選択を誤る可能性がある。

0005

ユーザエラーが回避される仕方で2つのプレートの相対運動を自動的に制御するクッキング装置に対する必要性がある。

0006

発明の概要
本発明のクッキング装置は、第1のプレートおよび第2のプレートと、第2のプレートを第1のプレートの方向に動かすおよび/または第2のプレートを第1のプレートから離れる方向に動かす位置決め機構とを有している。検出器が、第2のプレートの動きに対する障害物の検出に応答して信号を供給するように配置されている。コントローラは、位置決め機構を制御して、(a)第2のプレートを第1のプレートの方向に動かしかつ(b)前記信号に応答して第2のプレートが停止されるようにする。

0007

本発明の1つの実施形態において、障害物は第1のプレートでありかつ前記信号は第2のプレートが該第1のプレートに接触したときに供給される。

0008

本発明の別の実施形態において、コントローラは予熱モードにおいて更にヒータを制御して第1のプレートの少なくとも1つのゾーンおよび第2のプレートに熱エネルギーが供給されるようにする。

0009

本発明の別の実施形態において、コントローラは、第1のプレートの前記ゾーンが第1のプリセットされた温度に達しかつ第2のプレートが第2のプリセットされた温度に達するまで、位置決め機構を制御して、第2のプレートが第1のプレートに接触された状態にとどまるようにする。

0010

本発明の別の実施形態において、コントローラは第2のプレートが位置決め機構によって停止されたときに達した該第2のプレートのポジションを参照ポジションとして記録し、かつコントローラは続く調理サイクルの期間に該記録された参照ポジションを使用して、第1のプレート上に配置されている食品の厚さが認識されるようにする。

0011

本発明の別の実施形態において、障害物は第2のプレートの非クッキングポジションとクッキングポジションとの間に検出される物体である。コントローラは更に前記信号に応答して位置決め機構を制御することによって第2のプレートが第1のプレートから離れて非クッキングポジションに動かされるようにする。

0012

本発明の別の実施形態において、1つまたは複数の温度センサが第1のプレートの1つまたは複数のロケーションに1つまたは複数の温度を検出するように配置されている。障害物は第1のプレートに配置された食品である。コントローラは調理サイクルにおいて検出された温度を使用して、第1のプレート上の食品の量が評価されかつ該食品の量に基づいて調理サイクルの調理時間が補償されるようにする。

0013

本発明の別の実施形態において、コントローラは温度の低下を評価することによって負荷感度を突き止めかつ温度低下および温度回復速度に基づいて調理時間を補償する。

0014

本発明の別の実施形態において、温度プローブが第1のプレートの表面上のロケーションに手動で配置可能でありかつ該温度プローブはコントローラと移動可能に回路接続されており、ここでコントローラは手動で配置された表面温度プローブから受信された温度プローブ信号に基づいて第1のプレートの表面温度を較正する。表面上のロケーションは目で見えマークを着けている。

0015

本発明の方法は、第2のプレートを第1のプレートの方向に動かし、第2のプレートの動きに対して障害物を検出すると信号を生成し、かつ該信号に応答して第2のプレートを停止することによって、第1および第2のプレートを有しているクラムグリルを制御する。

0016

本発明の方法の別の実施形態において、障害物は前記第1のプレートでありかつ前記信号は、第2のプレートが第1のプレートと接触するときに供給される。

0017

本発明の別の実施形態において、予熱モードにおいてヒーターを制御して熱エネルギーが第1のプレートの少なくとも1つのゾーンおよび第2のプレートに供給されるようにする。

0018

本発明の方法の別の実施形態において、第1のプレートの前記ゾーンが第1のプリセット温度に達しかつ第2のプレートが第2のプリセット温度に達するまで、第2のプレートは第1のプレートに接触された状態を維持される。

0019

本発明の方法の別の実施形態において、本発明の方法は、それぞれの予熱モードの期間に、第2のプレートが参照ポジションとして停止したときに該第2のプレートのポジションを記録し、かつ続く調理サイクルの期間に前記記録された参照ポジションを使用して、第1のプレートに配置された食品の厚さが認識されるようにする更なるステップを有している。

0020

本発明の方法の別の実施形態において、障害物は第2のプレートの非クッキングポジションとクッキングポジションとの間に検出される妨害物である。第2のプレートはそれから、前記信号に応答して第1のプレートから離れる方向に動かされる。

0021

本発明の方法の別の実施形態において、第2のプレートは非クッキングポジションに動かされる。

0022

本発明の方法の別の実施形態において、本発明の方法は更に、第1のプレートの1つまたは複数のロケーションにおける1つまたは複数の温度を検出するステップを有している。障害物が第1のプレート上に配置されている食品であるならば、本発明の方法は、前記検出された温度を使用して、第1のプレート上の食品の量が評価されかつ該食品の量に基づいて前記調理サイクルの調理時間が補償されるようにする。

0023

本発明の方法の別の実施形態において、本発明の方法は更に、前記温度の低下を評価することによって前記負荷感度を突き止めかつ前記温度低下および温度回復速度に基づいて前記調理時間を補償するステップを有している。

0024

本発明の方法の別の実施形態において、本発明の方法は更に、第1のプレートの1つまたは複数のロケーションにおける1つまたは複数の温度を検出し、第1のプレートの表面上のロケーションに温度プローブを手動で配置し、かつ該温度プローブから受信された温度プローブ信号に基づいて第1のプレートの表面温度を較正するステップを有している。

0025

本発明の方法の別の実施形態において、表面上のロケーションは目に見えるマークを着けている。

0026

図面の簡単な説明
本発明の別のおよびその他の対象、利点および特徴を、添付図を参照した以下の詳細な実施例の説明において明らかにするが、図中、対応する構成要素には対応する参照符号が付されている。その際:
図1は本発明の2表面型クッキング装置の1つの実施例を斜視にて示し、
図2図1の2表面型クッキング装置を側面から示し、
図3図1の2表面型クッキング装置を背面から示し、
図4図1の2表面型クッキング装置のアッパープレートアッセンブリを上面から見、
図5図4ライン5−5に沿って切断した断面を示し、
図6図5の部分Bの詳細を示し、
図7は本発明の2表面型クッキング装置の検出器の択一的な実施例をブロック線図にて示し、
図8は検出器の別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分を側面から示し、
図9は検出器のさらに別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分を側面から示し、
図10は検出器のさらにまた別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分を側面から示し、
図11は検出器のさらにまた別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分を側面から示し、
図12図1のクッキング装置のコントローラの有利な実施例をブロック線図にて示し、
図13図12のコントローラの食品識別プログラムフローチャートにて示し、
図14図1のクッキング装置により使用することができるプログラムの別の実施例をフローチャートにて示し、
図15図1のクッキング装置により使用することができるセイフティプログラムをフローチャートにて示し、
図16図1のクッキング装置のためにセットアップされたオート式較正を説明し、かつ
図17図1のクッキング装置を用いて使用することができる負荷感度プログラムをフローチャートにて示している。

0027

有利な実施例の説明
本発明は種々のスタイルの2表面型クッキング装置、例えば2面接触式トースティング、クラムグリルおよび類似のものに使用することができるものである。しかし、分かり易くするために例を挙げるものとしてここでは、本発明をクラムグリル実施例について説明するものとする。

0028

図1図3を参照するに、本発明の2表面型クッキング装置は支持構造22を有し、ここにローアー(第1の)クッキングプレート24が水平方向にマウントされている。ローアープレート24はその上側に扁平な調理表面26を有している。ローアープレート24は、加熱エレメント28または等価のガスバーナーを介したガスまたは電気的な手段によりクッキング温度に加熱される。

0029

プレートアッセンブリ30およびプレートアッセンブリ31は、位置決め機構40および位置決め機構41によってそれぞれ、支持機構22の近傍に移動可能にマウントされている。プレートアッセンブリ30およびプレートアッセンブリ31は実質的に同一であるので、プレートアッセンブリ30についてのみ詳細に説明する。プレートアッセンブリ30は上側の(第2の)クッキングプレート32を有している。これは表面34を有している。有利には、表面34は、ケーシング36内にマウントされている加熱エレメント(図示なし)によってクッキング温度まで加熱される。アッパープレート32はローアークキングプレート24より小さいかまたは同じサイズである。ハンドル38がプレートアッセンブリ30を手動操作するためにその前面にマウントされている。クッキング装置20は1つまたは複数のアッパープレートアッセンブリを有していてよい。2つのアッパープレートアッセンブリが示されているが、別の実施例で1つだけまたは2つとは異なった数のアッパープレートを有していてもよい。有利な実施例において、2つまたはそれ以上の別個のアッパープレートアッセンブリはシングルローアープレートにマウントされており、調理およびオペレータに対して一層大きなフレキシビリティが可能になる。ローアープレート24はシングルローとして示されているが、択一的な実施例においてそれは2つまたはそれ以上のプレートであってよい。

0030

クッキング装置20は更にコントローラ62(図2に図示)を含んでいる。これはヒーター28、モータコントローラ64、ユーザインタフェース68および1つまたは2つの操作ボタン60と相互接続されている。コントローラ62はクッキング装置20の調理サイクルを制御しかつそうしながらモータコントローラ64および位置決め機構40を制御してプレートアッセンブリ30が動くようにする。ユーザインタフェース68はディスプレイおよび種々のユーザコントロールを含んでいる。操作ボタン60はプレートアッセンブリ30のユーザコントロールのためにクッキング装置の前面にさらされている。操作ボタン61はプレートアッセンブリ31のユーザコントロールのためにクッキング装置の前面にさらされている。

0031

位置決め機構40および位置決め機構41は実質的に同一であり、位置決め機構40についてだけ詳細に説明する。位置決め機構40は最も高い位置または非クッキングポジション(図3参照)とクッキングポジションとの間でプレートアッセンブリ30の2つの別個の運動を実現する。図1図3において、プレートアッセンブリ30は非クッキングポジションにありかつプレートアッセンブリ31はクッキングポジションにある。この実施例において、位置決め機構40はリニヤ・アクチュエータ42を含んでいる。これはアクチュエータクロスバー結合部46を介して2つの垂直方向往復シャフト44に連結されている。アクチュエータクロスバー結合部46は垂直方向往復シャフト44にクランプされている。シャフトは直線運動軸受48を通って延びている。垂直方向往復シャフト44はアームピポットストップヘッド50に固定されている。片持梁52はアームピポット/ストップヘッド50を介して回転可能なピボット軸受54を通っている。プレートアッセンブリ30が一番高い回転位置にあるとき、リニヤ・アクチュエータ42は最大位置まで延長されており、垂直方向往復シャフト44およびアームピボット/ストップヘッド50は上方向に、片側梁52の後端部を回転可能な軸受54に接触させる位置にまで上がっている。この位置において、プレートアッセンブリ30は水平方向に対して約45°ないし約60°の範囲の予め定めた角度にある。

0032

位置決め機構40は更にドライブモータ56および位置センサスイッチ58(図3)を有している。ドライブモータ56はモータコントローラ64と相互接続されている。パルスエンコーダ66はモータ56に連結されておりかつ、モータ56が駆動されているときコントローラ62にパルストレインに供給する。位置スイッチ58は往復シャフト44にマウントされていて、位置情報をコントローラ62に供給するようになっている。択一的な実施例において、位置スイッチ58は省略されていることができる。

0033

調理サイクルの前に、プレートアッセンブリ30は非クッキングポジションにある。操作ボタン60のユーザ操作に応答して、コントローラ62は次のようにして調理サイクルを開始する:モータコントローラ64を制御してモータ56を駆動して位置決め機構40によりプレートアッセンブリ30が非クッキングポジションからクッキングポジションに運動する。例えば、プレートアッセンブリ31はクッキングポジションにて示されている。

0034

位置決め機構40はプレートアッセンブリ30が垂直方向と、回転可能な軸受54および片持梁52の後部間のコンタクトを維持する、プレートアッセンブリ30の片持の重量によって引き起こされる弧を介してと両方に下げられるようにする。片持梁52およびプレートアッセンブリ30がローアープレート24と平行になると、アームピボット/ストップヘッド50のストップ位置が片持梁52の回転運動をストップし、これによりこの位置からプレートアッセンブリ30は垂直方向にだけ、ローアープレート24の表面26に向かって下方に運動することになる。アッパープレート32が食品72に接触すると、コントローラ62は応答して該アッパープレート32を初期クッキングポジションに持って行きかつ調理過程を開始する。調理過程が実施されている間、アッパープレート32は調理過程の要求に基づいて運動されるようになっていてもよい。例えば、変更された食品厚さ(油分または水分の消失)のためまたは調理過程の間の種々の時間に食品に一層多いまたは一層少ない圧力がかけられるようにアッパープレート32が運動するようにしてもよい。

0035

調理過程が完了すると、コントローラ62がモータコントローラ64を制御してリニヤ・アクチュエータ42がプレートアッセンブリ30をクッキングポジションから非クッキングポジションに垂直方向に上方向に運動するようにする。アッパープレート32の片持の重みが、片持梁52の後部が回転可能なピボット軸受54と接触するまでアームピボット/ストップヘッド50間の接触を維持する。この運動により、プレートアッセンブリ30がアッパープレート移動のこの段階の間にローアープレート24と常に平行であることが保証される。片持梁52が回転可能なピボット軸受54と接触すると、垂直方向運動が回転運動に変わってあるポイントに来るとそこでプレートアッセンブリ30は予め定めた角度を介して非クッキングポジションにまで回転する。コントローラ60は音響信号を発して(例えば約2sec)プレートアッセンブリ30の上方向運動の開始の前に操作員にアッパープレート運動が始まることを警報する。

0036

本発明は、アッパープレート32が食品72に接触するとトリガ信号を生成する検出器を使用している。コントローラ62はこのトリガ信号に応答して制御モータコントローラ64が位置決め機構40を制御してアッパープレート32が初期クッキングポジションに持ってこられるようにする。この時点で、コントローラ62は調理過程を開始する。検出器はいくつかそれぞれの実施例において示されている。

0037

図4図6に関して、検出器70は位置決め機構40の片持梁52に配置されているかまたは取り付けられている。アッパープレート32が食品に接触することで動きを止めると、コントローラ62に入力されているクッキングパラメータに基づいてアッパープレートは動きを止めるか続ける。位置決め機構40は片持梁52をケーシング36に向かって垂直方向に下方に動かし続ける。検出器70は片持梁52とケーシング36との間の距離の僅かな変化を検出してトリガ信号生成し、該トリガ信号によりトリガされて位置決め機構40はアッパープレート32を初期クッキングポジションに持って行く。

0038

図6を参照するに、固定部材74は片持梁52をケーシング36に固定する。固定部材74は片持梁52に、アッパープレート32が食品に接触するとそれが垂直方向に浮動できるような仕方でマウントされている。従って、アッパープレート32が食品に接触すると、アッパープレート32は停止するが、固定部材74の浮動動作のために片持梁52は下方向に動き続ける。

0039

この実施例において、検出器70は有利には近接センサ、例えば Hermetic Switch Inc から市販されているmodelPRX+4400である。検出器70は択一的に、マイクロスイッチ、例えば Eaton/ Cutler Hammer から市販されているmodelE47BM530である。

0040

検出器70は択一的に、誘電検出並びに圧電検出を含んでいるタッチセンサであってよい。例えばタッチセンサは、Piezo Systems, Inc. から市販されているmodelT107−A4E−073であってよい。

0041

検出器70は択一的に、ソナーセンサであってよい。それはアッパープレート32、ローアープレート24または支持構造22に取り付けられていて、食品に接触するアッパープレート32が引き起こす音響変化を検出するようになっている。例えばソナーセンサは、Pamaspnic から市販されているmodelEFR−RTQB40KSであってよい。

0042

検出器70は特定のロケーションで図示されているが、食品72に接触するアッパープレート32の検出を行うことができれば、片持梁52の適当な任意のロケーションに位置決めされていてよい。例えば、この場合のロケーションには、フロントバックもあり、サイド、ミドルなども含まれている。択一的な実施例において、検出器70は種々異なったロケーションに複数個の検出器が位置決めされているものであってもよい。

0043

図7を参照するに、検出器80はドライブモータ56のモータ電流監視する。アッパープレート32が食品72に接触すると、モータ電流は変化する。検出器80はこの電流変化を検出しかつモータコントローラ64に信号報知する。検出器80はモータコントローラ64とは別個であってもよいし、モータコントローラ64に組み込まれていてもよい。組み込まれている場合には、検出器80はモータコントローラ64に信号報知する必要はない。検出器80はモータ電流回路に接続されている電流検出抵抗82(またはその他の電流測定回路)を含んでいる。検出器80は電流変化検出回路84も含んでいる。電流変化検出回路84はアッパープレート32が食品72に接触したことを示している電流変化を検出すると、トリガ信号をモータコントローラ64に送出する。トリガ信号はコントローラ62に供給される。

0044

図8を参照するに、検出器90は応力センサを有している。これは、アッパープレートが水平になった後で、アッパープレート32の重量がそれが食品72に載っかったことで低減されるときに、負荷の変化を検出するロケーションにおいて取り付けられている。検出器90が応力の変化を検出すると、トリガ信号をコントローラ62に送出する。それからコントローラ62はモータコントローラ64を制御して位置決め機構40がアッパープレート32を調理位置に持って行く。検出器80に類似して、検出器90は検出回路(図示なし)を含んでいてもよく、その場合アッパープレート32が食品72に接触していることを示している、監視される応力信号の変化を検出する。

0045

図9を参照するに、検出器100は送光器102および受光器104を含んでいる。これらはそれぞれ、クッキング装置20の後部と前部に位置決めされている。送光器102は光ビーム106を後部から前部に、アッパープレート32が食品72に接触する時点でアッパープレートによって中断されるレベルに送出する。受光器104はビーム106を受光しかつアッパープレート32がビーム106を中断するときトリガ信号を送出する。コントローラ62はトリガ信号に基づいてアッパープレート32をクッキングポジションに持って行く。光ビーム106は可視光線でもいいし、赤外線のような非可視光線でもよい。

0046

図10を参照するに、択一的に、光検出器110は片持梁52にマウントされている。従って、送光器112および受光器114は、送光器112によって放出された光ビームがギャップを横切りかつ受光器114によって受光される程度のギャップを以て相互に離間しているようにマウントされている。シャッタ116がケーシング36にマウントされている。アッパープレート32が食品72に接触していないとき、シャッタ116は送光器112と受光器114との間のギャップの外側にある。アッパープレート32が減速または停止すると、それは食品に接触し、一方片持梁52は、シャッタ116がギャップに廃しかつ光ビームを中断するようにケーシング36に向かって移動し続ける。受光器114はこれに応答してトリガ信号をコントローラ62に送出する。コントローラ62はトリガ信号に基づいてアッパープレート32をクッキングポジションに持って行く。

0047

図11を参照するに、検出器120はアッパープレート32の種々のロケーションに配置されている複数の温度センサ122を有している。温度センサ122は温度信号をコントローラ62に送出する。オペレータが調理サイクルをスタートさせると、コントローラ62は温度センサ信号を監視する。コントローラ62が、温度センサ信号に基づいて所定の時間範囲で所定の温度低下が生じたことを検出すると、コントローラ62はモニタコントローラ64を制御して位置決め機構40がアッパープレート32をクッキングポジションに持って行くようにする。

0048

トリガ信号をノイズと区別するためにいずれのタイプの検出器70,80,90,100,110および120を持った検出回路でも使用することができることは当業者には自明のことである。

0049

図12を参照するに、コントローラ62はバス136を介して入出力(I/O)モジュール132およびメモリ134に相互接続されているプロセッサ130を含んでいる。メモリ134は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、フラッシュまたはその他のタイプのメモリまたはこれらの組み合わせを含んでいるいずれか適当なメモリであってよい。プロセッサ130は、調理過程を含んでいる調理サイクルを実施するプログラムを実行することができるいずれかの適当なプロセッサであってよい。I/Oモジュール132はそれぞれの複数の入出力デバイスに対するインタフェースを含んでいる。これらには、ユーザインタフェース68、パルスエンコーダ66、検出器70,80,90,100,110または120、加熱エレメント28、モータコントローラ64およびクッキング装置に含まれているその他のいずれかの入出力デバイスが含まれている。

0050

メモリ134は調理サイクルプログラム140、品目厚さリスト144、調理過程146のセットおよび距離カウンタ148を含んでいる複数のプログラムおよびパラメータデータを記憶している。調理過程146はクッキング装置20によって使用される調理過程のセットを含んでいる。例えば、調理過程146はベーコンに対する調理過程、ハンバーガーに対する調理過程、チキンパイに対する調理過程等を含んでいる。

0051

調理過程は例えば単に調理時間であることもあるし、調理時間の種々の部分に対する温度、調理時間の種々の部分におけるアッパープレートに対する種々の圧力および/またはギャップ距離であってもよい。

0052

調理サイクルプログラム140はその時点で図1図6のローアープレート24のグリル面26にある食品72を識別する食品識別プログラム142を含んでいる。この識別はアッパープレート32の移動距離に基づいている。つまり、リファレンス点とアッパープレート32が食品72と接触するポジションとの間で測定される。クッキング装置20がまずコールドスタートすると、食品72をローアープレート24に置くことができる前に予熱オードが使用される。この予熱モードにおいて、プレートアッセンブリ30はそれがローアープレート24のストッパに達しかつ検出器70の作動下に来るまで下げられる。ローアープレート24およびアッパープレートに対するヒーターは付けられかつプレート面はそれぞれのプリセット温度まで加熱される。

0053

アッパープレート32が予熱された後、プレートアッセンブリ30は非クッキングポジションに持ち上げられてオペレータが食品72を安全にローアープレート24に置くことができるようにする。プレートアッセンブリ30が上がり始めると、片持梁52は浮動距離端点に達し、検出器70は検出された状態が引き金となってトリガ信号を生成し、コントローラ62はそれをリファレンス点として使用する。リファレンス点はローアープレート24の表面26のリファレンス計数値、例えばを表している。

0054

プレートアッセンブリ30が上がり続けると、エンコーダパルスはリファレンス点から非クッキングポジションまで計数される。コントローラ62はリファレンス点から最高レベルアッパー非クッキングポジションまでの総計数値を記録する。これは予め定めたリファレンス計数値を表している。食品72がローアープレート24に置かれた後で、プレートアッセンブリ30は再び下げられる。アッパープレート32が食品72に接触すると、検出器70はトリガ信号を生成する。ここでコントローラ62はそれに基づいて食品72との接触時点におけるエンコーダパルス計数値を記録する。食品厚さは食品接触時点におけるパルス計数値と予め定めたリファレンス計数値との間の差によって表される。

0055

移動距離を測定するのに他の技術を使用することができることは当業者には明らかである。例えば、移動距離は現在トリガされている計数値とリファレンス点値との間で経過する時間によって測定することができる。経過した時間、例えばクロックのような、タイミング発生源からのパルスを計数することによって測定される。この経過時間またはパルスカウントは距離カウンタ148に記録される。食品識別プログラム142は距離に基づいて食品厚さを識別しかつ識別された食品厚さに基づいて調理過程146から食品厚さに適合している食品調過程を選択する。

0056

ローアープレート24の表面26の零リファレンス値を形成する上で説明してきた過程は、予熱モードが実施される都度、すなわちクッキング装置20のそれぞれのパワーに基づいてセルフキャリブレーション(セルフ較正)を行うものである。このことは、較正がインスタレーションまたはサービスの時にだけ実施されるシステムとは異なっている。このようなシステムでは構成に影響を及ぼす可能性があるドリフトにさらされている。例えば、構成要素の疲労および/またはエージング装備品の誤った使い方および/または温度、気圧および/または湿度の変化が原因で生じるものである。

0057

図13を参照するに、調理サイクルプログラム140はステップ170において調理サイクルをスタートさせることによって始める。ステップ170はオペレータが操作開始ボタン60を操作することに応答して実施される。ステップ172においてクッキング装置20が初期化される。例えば、加熱エレメント28がスイッチオンされかつその他の準備動作(本発明には関連していない)が実施される。クッキング装置20が初期化されると、食品識別プログラム142が実行される。

0058

ステップ174において、距離カウンタ148がリファレンス値、例えば零に初期化される。ステップ176においてモータ56がスタートされる。プロセッサ130はI/Oモジュール132を介して1つまたは複数のコマンド信号をモータコントローラ64に送出して、駆動電流がモータに56に流れるようにする。これにより位置決め機構40が働いてアッパープレート32を非クッキングポジションから下げる。ステップ178において、検出器(70,80,90,100,110または120)からトリガ信号が受信されたかどうかの決定が行われる。ノーならば(N)、ステップ180において、エンコーダパルスが受信されたかどうかが決定される。ノーならば(N)、制御はステップ178に戻る。ステップ180においてエンコーダパルスが受信されたことが決定されると(Y)、ステップ182において、距離カウンタ148がインクリメントされる。距離カウンタ148がリファレンス値からデクリメントされるようにしてもよいことは当業者には当然のことである。それから制御はステップ178に戻りかつステップ178がトリガ信号を検出するまでステップ178、180および182が繰り返される。

0059

ステップ178がトリガパルス到着したことを決定すると(Y)、ステップ184において食品調理過程が、トリガパルスの到着の頻度としての距離カウンタ148の計数値に基づいて調理過程146から選択される。ステップ186において選択された調理プログラムが実施される。ステップ186が終了すると、ステップ188においてアッパープレート32が非クッキングポジションに戻される。ステップ188を実施するために、プロセッサ130が1つまたは複数のコマンド信号をI/Oモジュール132を介してモータコントローラ64に送出して駆動電流がモータ56に流れるようにする。これにより位置決め機構40をクッキングポジションから非クッキングポジションに持ち上げる(Exitへ)。

0060

更に特定すれば、ステップ184は距離カウンタ148のトリガ計数値を食品厚さリスト144に記憶されている食品に対する種々の食品厚さに対する計数値と整合する。すなわち、食品厚さリスト144に記憶されているそれぞれの計数値は相応の調理過程の食品の相応する食品厚さを指示可能である。距離カウンタ148のトリガ計数値が食品厚さリスト144における計数値の2つの間にあるならば、トリガ計数値に近い方の計数値を使用して調理過程146から相応の調理過程が選択される。

0061

択一的な実施例において、食品厚さリスト144はそれぞれの調理過程の食品に対する厚さ領域を記憶しておく。厚さ領域とは許容偏差プラスマイナスした上方計数値と下方計数値とによって定められる。トリガ計数値が入っている厚さ領域を使用して調理過程146から相応の調理過程が選択される。トリガ計数値が2つの厚さ領域の間にあるとき、近い方の厚さ領域が使用される。例えば、予め定めた厚さは0.500±0.060inchである。

0062

プログラミング動作の期間に、食品厚さリスト144および食品調理過程146にはそれぞれの厚さ計数値および食品クッキング装置20によって調理されるべきである食品に対する調理過程が占めている。厚さ計数値および調理過程は例えば、キーボードを介してまたは別の入力装置(図示なし)を介して有線でかまたは無線接続により入力することができる。

0063

図14を参照するに、調理サイクルプログラムの択一的な実施例ではトリガ信号に応答してオペレータによって、例えばユーザインタフェース68から予め選択された調理過程を実施する。調理サイクルプログラム200はステップ202において調理サイクルをスタートさせることによって始まる。ステップ202はオペレータが操作開始ボタン60を操作することに応答して実施される。ステップ204において、クッキング装置20が初期化される。例えば、加熱エレメント28がスイッチオンされかつその他の準備動作(本発明には関係のない)が実施される。

0064

ステップ206において、モータ56がスタートされる。プロセッサ130は1つまたは複数のコマンド信号をI/Oモジュール132を介してモータコントローラ64に送出して駆動電流がモータ56に流れるようにする。これにより位置決め機構40が働いてアッパープレート32を非クッキングポジションから下げる。ステップ208において、検出器(70,80,90,100,110または120)からトリガ信号が受信されたかどうかの決定が行われる。ノーならば(N)、ステップ208が繰り返される。ステップ208が、トリガ信号が受信されたことを決定すると、ステップ208において、予め選択された調理過程が実施される。予め選択された調理過程が終了すると、ステップ212においてアッパープレート32は非クッキングポジションに戻される。プロセッサ130は1つまたは複数のコマンド信号をI/Oモジュール132を介してモータコントローラ64に送出して駆動電流がモータ56に流れるようにする。これにより位置決め機構40がアッパープレート32をクッキングポジションから非クッキングポジションに持ち上げる(Exitへ)。

0065

図15を参照するに、セイフティフィーチャープログラム300は、アッパープレート32が降下しているときに妨害物または邪魔なものが検出されたとしたら、アッパープレート32を非クッキングポジションに戻すために、アッパープレート32を非クッキングポジションプレートからローアープレート24の方向に下げている間に作動する。妨害物は、例えば、腕または手のような操作員のボディー部分、またはポット、皿状の道具またはその他の物体のような、食品72とは別の物理的な物体である可能性が高い。妨害物の存在は検出器70からの入力またはトリガ信号に基づいてコントローラ62によって決定される。

0066

調理過程が始められると、アッパープレート32はローアープレート24に向かって下方に移動する。一番高いところまたは非クッキングポジションと調理表面26から上方の予め定めた距離のところとの間であるとき、コントローラ62が検出器からトリガ信号を受信すると、コントローラ62はアッパープレート32を停止し、アッパープレートの動きの方向を反転しかつアッパープレートを最も高いポジションに戻す。予め定めた距離は調理される食品より大きい。例えば、1つの実施例において予め定めた距離は1.375inchにセットされた。検出器は例えば検出器70,80,90,100のいずれかまたは他の適当な検出器であってよい。以下の説明の目的のために、検出器は検出器70であると仮定する。

0067

セイフティフィーチャープログラム300がコントローラ62によって実行されかつステップ302において調理過程が実施されたかどうかを判定する。ノーであれば、プログラム300は調理過程がスタートするのを待つ。イエスであれば、ステップ304において、コントローラ62は検出器70からトリガ信号が出ているかどうかを判定する。ノーであれば、ステップ304においてトリガ信号が検出されるまで、ステップ302および304が繰り返される。イエスであれば、ステップ306においてコントローラ62は現在の計数値が、調理表面26の上方の予め定めた距離を表している予め定めた値より大きいかどうかを判定する。すなわち、トリガ信号は調理品72の上方で生じかつ、それ故に、妨害物によって生成された。イエスであれば、コントローラ62はステップ308でアッパープレート32の下方への移動を停止しかつそれが最も上のポジションに戻るまでこのアッパープレートを上方向へ動かす。

0068

ステップ306において現在の計数値が予め定めた値より大きくないことが判定されると、コントローラ62はステップ310において調理過程を続行する。ステップ312において、コントローラ62はアッパープレート32を調理過程が終了したときに、その最も上のポジションに戻す。

0069

図16を参照するに、ローアープレート24のあるゾーンはマークXを有している。このマークXは、プレート24の下表面27のプローブ容器に固定されているかまたは挿入されている温度プローブ320のロケーションを示している。温度プローブ320は電気的なコネクション322を介してコントローラ62に接続されている。

0070

本発明の特徴は、要員が手動で温度値を入力することなく、表面24の自動的な温度較正を行えることである。コントローラ62は温度較正モードを備えている。このモードは、例えば、ユーザインタフェース68を使用する操作員によって選択可能である。温度較正モードが選択されると、操作員は温度プローブ326を、温度プローブ320のロケーションに相応しているマークXの近傍または近接ゾーン(例えば上方)に置く。1つの温度プローブ320だけが示されているが、当業者には、ローアープレート24の種々異なったロケーションに1つまたは複数の温度プローブ分散配置することができることは明らかなことである。この種の温度プローブ320はそれぞれ、相応の目に見えるマークXによって識別されるようにするとよい。

0071

操作員は、温度プローブ326に接続されている電気的なコネクション324をコントローラ62に差し込む。コントローラ62は温度プローブ326によって検出された表面26の温度値を温度プローブ320から受信された温度値に対して比較しかつ、ユーザインタフェース68に温度値を手動で入力することなしに、遠隔温度プローブ326からの値を較正温度プローブ320に自動的に整合する。例えば、コントローラ62は温度プローブ326によって検出された温度を相応する温度プローブ320によって検出された温度と比較する。コントローラ62は2つの温度間の差をオフセットとして使用して、温度プローブ320によって実時点で検出された温度に基づいて表面温度を判定する。

0072

本発明は負荷感度(ロード・センシティビティ)の特徴も有していて、コントローラ62が調理サイクルの温度プロフィールを評価し、かつこのプロフィールから、調理された食品72の量を判定し、かつグリル面26での食品72の量に基づいて調理時間を調整することができる。1つの実施例において、負荷感度は3つのカテゴリーに分けられている。すなわち、最小の調理時間を要する軽負荷、規定時間を要する中間負荷、および最大の時間を要する全負荷もしくは重負荷。例として、操作員は1つの食品(例えばハンバーガーパティ)を下のグリル面26に置きかつ相応の操作ボタン60または61を押圧することによって調理サイクルを開始する。アッパープレート32はそれが食品72に接触するまで降下する。食品72が接触するとき、アッパープレート32は停止しかつリフト機構下降し続けてスイッチ(検出器70,80,110または120)を軽くトリップる。このことは、アッパープレート32が食品72上に停止していることを示している。それからコントローラ62は食品厚さを突き止めかつ食品厚さに基づいて調理サイクルタイマー起動する。食品72が調理されると、グリルプレート24の表面26およびアッパープレート32の表面34の温度は、食品が表面26および34より冷たいことに基づいて低下していく。表面温度が低下すると、コントローラ62は調理過程の期間、表面26および/または34の温度降下および時間に関する回復速度リカバリレート)を監視する。調理サイクルの終了直前に、コントローラ62は表面(26および/または34)温度降下の速度および量(大きさ)および回復速度を突き止める。このデータを使用して、コントローラ62はグリル上には軽負荷があることを突き止めかつ調理時間を僅かに短縮するので、食品72が調理されすぎることはない。

0073

操作員がグリル面に最大量の食品72を置きかつ調理サイクルをスタートさせた場合、グリル面の「温度カーブ」は更に降下しかつ比較的緩慢な速度で回復する。調理サイクルの終了近くで、コントローラ62はこのデータを評価し、かつ調理時間を延長して、食品72の全負荷に対して低減されている熱入力が補償されるようにする。

0074

1つよりは多くかつ全負荷よりは少ない数の食品が下のグリル面26に置かれかつ調理サイクルが開始される場合、コントローラ62は温度降下および回復速度に対する「温度カーブ」を監視する。

0075

図17を参照するに、コントローラ62によって負荷感度プログラム350が実行されている。ステップ352において、調理サイクルタイマーが食品の厚さに基づいて認識された食品のデフォルトまたは規定時間に初期設定される。ステップ354で、コントローラ62は当該食品に対する調理過程を実行する。ステップ356において、コントローラ62は現在の調理サイクルタイマー値が予め定めた負荷決定時間に等しいかどうかを判定する。この予め定めた時間は有利にはデフォルト時間の終了近傍である。ノーであれば、ステップ352で現在のサイクルタイマー値が予め定めた負荷決定時間に等しいものと判断されるまで、ステップ354および356が繰り返される。イエスであれば、ステップ358で、コントローラ62は、ローアープレート24およびアッパープレート32の表面26および/または34の温度降下および回復速度に基づいて負荷感度(軽、重またはその間)を判定する。軽であれば、デフォルト時間はステップ360において予め定めた最小時間にリセットされる。重であれば、デフォルト時間はステップ362において予め定めた最大時間にリセットされる。その間であれば、デフォルト時間はステップ364において維持される。予め定めた最小および最大時間は、当該食品に対する調理サイクルを実行しかつ軽、重およびその間の負荷に対する調理サイクル時間を記録することによって求めることができる。

0076

デフォルトまたは規定時間を中間の時間に対応付けることは選択事項でありかつ択一的に、プログラム過程の調整により軽負荷感度か重負荷感度に対応するようにもできることは当業者には自明のことである。また、負荷感度は所望ならば、3つのカテゴリーより多くまたは少なく分けることもできる。

0077

このように本発明を有利な形態を参照して説明してきたが、特許請求の範囲に定められている本発明の精神および本発明の範囲を逸脱しない限り種々の変形および変更が可能であることは勿論のことである。

図面の簡単な説明

0078

本発明の2表面型クッキング装置の1つの実施例の斜視図
図1の2表面型クッキング装置の側面図
図1の2表面型クッキング装置の背面図
図1の2表面型クッキング装置のアッパープレートアッセンブリを上面から見た図
図4のライン5−5に沿って切断して見た断面図
図5の部分Bの詳細図
本発明の2表面型クッキング装置の検出器の択一的な実施例のブロック線図
検出器の別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分の側面図
検出器の別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分の側面図
検出器の別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分の側面図
検出器の別の実施例を表している、図1の2表面型クッキング装置の部分の側面図
図1のクッキング装置のコントローラの有利な実施例のブロック線図
図12のコントローラの食品識別プログラムのフローチャート図
図1のクッキング装置により使用することができるプログラムの別の実施形態のフローチャート図
図1のクッキング装置により使用することができるセイフティプログラムのフローチャート図
図1のクッキング装置のためにセットアップされたオート式較正を説明する図
図1のクッキング装置を用いて使用することができる負荷感度プログラムのフローチャート図

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