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技術 動物用の非医薬品食品添加物、それを含有する補助食品、および動物の成長改善方法

出願人 アンスティチュレジオナルデマテリオアヴァンセ(イーエールエムアー)アンヴィーヴォエヌエスアー
発明者 アモン,クリスティアンギオンヴァルシュ,アラン
出願日 2006年4月11日 (13年6ヶ月経過) 出願番号 2008-505891
公開日 2008年9月4日 (11年1ヶ月経過) 公開番号 2008-535510
状態 特許登録済
技術分野 飼料(2)(一般)
主要キーワード 変換指数 消費指数 減少係数 微小多孔質 非医薬品 二次方程式 初期コロニー 銅含有率
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課題・解決手段

本発明は下記の一般式(I)の陽イオンCm+と一部または全体が交換された純度99%のゼオライト(すなわち合成ゼオライト)を含有する、動物成長促進剤である非医薬品食品添加物に関するものであって、この式において、xは1を超え、有利には1〜15の間に含まれ、Mn+はアルカリ性またはアルカリ土類の交換可能なイオンを表し、有利にはNa+、K+、Ca2+、またはLi+の中から選ばれ、nは1〜2の間に含まれ、yは交換率であり0.001〜1の間に含まれ、Cm+は銅Cu2+、銀Ag+または亜鉛Zn2+から選ばれた金属陽イオンであり、mは1〜2の間に含まれる。また、本発明は添加物予備混合物およびそれを含有する補助食品および動物の成長改善のための方法にも関するものである。

概要

背景

動物哺乳類鳥類、または魚類)の畜産能力を改善させるために、「成長促進食品添加物がずっと以前から使用されている。これは発酵によって、あるいは化学合成によって、あるいは植物からの抽出によって得られる物質である。

今日まで、抗生物質成長促進剤として広く用いられていた。しかしながら、規制は変化し、かつ、ますます厳しくなり、抗生物質は近い将来動物用食糧においてはおそらく禁止されるだろう。

いくつかの非医薬品成長促進剤がすでに存在している。

成長促進剤の中で、モンモリロナイト薄片粘土)などの銅を含有する粘土が提案された(Xia et al., 2004 Poultry Science 83:1868−1875, Xu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2003. Vol 16, No. 11:1673−1679, Xia et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 12: 1712−1716 et Hu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 11:1575−1581)。しかしながら、成長促進効果に必要な用量はきわめて高い(食品1kgにつき1.5g、すなわち約1500ppm)。

これは、この促進剤またはそれが混入されている食品の輸送費の面の問題を提起する。くわえて、1500ppmの不活性鉱物の導入が一部の微量元素金属イオン封鎖作用を招く恐れがある。さらに、交換されたモンモリロナイトの銅の含有率は2.45%に達し、それによって一日分の食糧中の銅の供給量が36.75ppmになり、大半の種に関する食品におけるCEE規制によって許可された銅の最大含有率(原材料構成銅+供給銅)を超えてしまう。
Xia et al., 2004 Poultry Science 83:1868−1875
Xu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2003. Vol 16, No. 11:1673−1679
Xia et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 12: 1712−1716
Hu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 11:1575−1581

概要

本発明は下記の一般式(I)の陽イオンCm+と一部または全体が交換された純度99%のゼオライト(すなわち合成ゼオライト)を含有する、動物の成長促進剤である非医薬品食品添加物に関するものであって、この式において、xは1を超え、有利には1〜15の間に含まれ、Mn+はアルカリ性またはアルカリ土類の交換可能なイオンを表し、有利にはNa+、K+、Ca2+、またはLi+の中から選ばれ、nは1〜2の間に含まれ、yは交換率であり0.001〜1の間に含まれ、Cm+は銅Cu2+、銀Ag+または亜鉛Zn2+から選ばれた金属陽イオンであり、mは1〜2の間に含まれる。また、本発明は添加物予備混合物およびそれを含有する補助食品および動物の成長改善のための方法にも関するものである。数1

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請求項1

以下の一般式(I)の陽イオンCm+と一部または全体が交換された純度99%のゼオライトを含有する、動物成長促進剤である非医薬品食品添加物であって、一般式(I)この式において、xは1を超え、有利には1〜15の間に含まれ、Mn+はアルカリ性またはアルカリ土類の交換可能なイオン、有利にはNa+、K+、Ca2+、またはLi+を表し、nは1〜2の間に含まれ、yは交換率であり、0.001〜1の間に含まれ、Cm+は銅Cu2+、銀Ag+または亜鉛Zn2+から選ばれる金属陽イオンであり、mは1〜2の間に含まれる。

請求項2

yが0.01〜0.80の間、有利には0.1〜0.80の間に含まれることを特徴とする、請求項1に記載の添加物

請求項3

ゼオライトがA型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、モルダイトフェリエライトベータゼオライト、およびペンタシル型構造物のものの中から選ばれ、有利にはフォージャサイト構造のゼオライトであり、またさらに有利にはY型ゼオライトであることを特徴とする、請求項1または2に記載の添加物。

請求項4

金属陽イオンCm+が銅Cu2+であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の添加物。

請求項5

ゼオライトがY型で、金属陽イオンCm+が銅Cu2+であり、ゼオライトがゼオライトの全重量に対して1〜12.5重量%の間の銅を含有し、有利には3〜9重量%の間、またさらに有利には5〜6重量%の間であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載の添加物。

請求項6

ゼオライトがY型で、金属陽イオンCm+が銀Ag+であり、ゼオライトがゼオライトの全重量に対して1〜33重量%の間の銀を含有し、有利には10〜25重量%の間、より有利には約20重量%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の添加物。

請求項7

金属陽イオンCm+は亜鉛Zn2+であり、ゼオライトがY型で、ゼオライトがゼオライトの全重量に対して1〜13重量%の間の亜鉛を含有し、好適にはゼオライトの全重量に対して3〜8重量%の間の亜鉛を含有し、有利には約5重量%の亜鉛を含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記載の食品添加物。

請求項8

有利にはイノシシ亜目ウシヒツジヤギ家禽ウサギ魚類鳥類の中から選ばれる家畜または愛玩動物食糧のためのものであることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一つに記載の食品添加物。

請求項9

担体上で、および/または、有利には動物成長促進非医薬品添加物および/またはビタミンおよび微量元素の中から選ばれる少なくとももう一つの動物用食品添加物と組み合わせた形で請求項1〜8のいずれか一つに記載の食品添加物を含有することを特徴とする、動物の成長促進非医薬品食品添加物の予備混合物

請求項10

請求項1〜8のいずれか一つに記載の食品添加物または請求項9に記載の予備混合物を含有することを特徴とする、動物のための補助食品

請求項11

ゼオライトが食品の全重量に対して5〜200重量ppmの量、有利には約10重量ppmを呈することを特徴とする、請求項10に記載の動物のための補助食品。

請求項12

前記動物の食物中に請求項1〜8のいずれか一つで定義したゼオライトを有利には食品の全重量に対して5〜200重量ppmの量で混入することを特徴とする、動物の成長改善のための方法。

請求項13

ゼオライトを請求項1〜8のいずれか一つに記載の食品添加物の形で、または請求項9に記載の予備混合物の形で混入することを特徴とする、請求項12に記載の方法。

請求項14

動物がイノシシ亜目、ウシ、ヒツジ、ヤギ、家禽、ウサギ、魚類、および鳥類の中から選ばれることを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。

技術分野

0001

本発明は動物成長促進非医薬品食品添加物、それを含有する補助食品、ならびに動物の成長を改善するための方法に関するものである。

背景技術

0002

動物(哺乳類鳥類、または魚類)の畜産能力を改善させるために、「成長促進」食品添加物がずっと以前から使用されている。これは発酵によって、あるいは化学合成によって、あるいは植物からの抽出によって得られる物質である。

0003

今日まで、抗生物質成長促進剤として広く用いられていた。しかしながら、規制は変化し、かつ、ますます厳しくなり、抗生物質は近い将来動物用食糧においてはおそらく禁止されるだろう。

0004

いくつかの非医薬品成長促進剤がすでに存在している。

0005

成長促進剤の中で、モンモリロナイト薄片粘土)などの銅を含有する粘土が提案された(Xia et al., 2004 Poultry Science 83:1868−1875, Xu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2003. Vol 16, No. 11:1673−1679, Xia et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 12: 1712−1716 et Hu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 11:1575−1581)。しかしながら、成長促進効果に必要な用量はきわめて高い(食品1kgにつき1.5g、すなわち約1500ppm)。

0006

これは、この促進剤またはそれが混入されている食品の輸送費の面の問題を提起する。くわえて、1500ppmの不活性鉱物の導入が一部の微量元素金属イオン封鎖作用を招く恐れがある。さらに、交換されたモンモリロナイトの銅の含有率は2.45%に達し、それによって一日分の食糧中の銅の供給量が36.75ppmになり、大半の種に関する食品におけるCEE規制によって許可された銅の最大含有率(原材料構成銅+供給銅)を超えてしまう。
Xia et al., 2004 Poultry Science 83:1868−1875
Xu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2003. Vol 16, No. 11:1673−1679
Xia et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 12: 1712−1716
Hu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No. 11:1575−1581

発明が解決しようとする課題

0007

したがって、低用量で作用し、故に容易に輸送可能な非医薬品動物成長促進剤の本格的な需要が今日存在する。

課題を解決するための手段

0008

ところが、意外なことに発明者らは、銅交換ゼオライトが1500ppmをはるかに下回る用量で動物における成長促進剤として用いることができることを発見した。

0009

かくして、本発明は以下の一般式Iで表される陽イオンCm+と一部または全体が交換された純度99%のゼオライト(すなわち合成ゼオライト)を含有する、動物の成長促進剤である非医薬品食品添加物に関するものであって、



一般式(I)
この式において、xは1を超え、有利には1〜15の間に含まれ、より有利には1〜10の間であって、
Mn+はアルカリ性またはアルカリ土類の交換可能なイオン、有利にはNa+、K+、Ca2+またはLi+、より有利にはNa+を表しており、
nは1〜2の間に含まれ、
yは交換率であり、0.001〜1の間に含まれ、
Cm+は、銅Cu2+、銀Ag+、または亜鉛Zn2+の中から選ばれる金属陽イオンであり、有利には銅Cu2+および銀Ag+の中から選ばれ、
mは1〜2の間に含まれる。

0010

有利な実施態様において、yは0.001〜0.80の間に含まれ、有利には0.01〜0.80の間、より有利には0.1〜0.80の間、有利には0.1〜0.75の間、より有利には0.1〜0.5の間に含まれる。

0011

合成ゼオライト、すなわち純度約99%のゼオライトは、管路と空洞の大きさが構造によって3〜13Åの間で変動する結晶性微小多孔質珪酸塩である。それは微粉末の形を呈し、結晶の大きさは平均数ミクロンであり、有利には1〜2ミクロンの間に含まれる。

0012

xはSi/Al比である。通常の状態で、ゼオライトの細孔内には水(毛管凝縮)が存在する。温度を上昇させることによって水を除去することができる。四面体構造のために(酸素共有するSiO4とAlO4の四面体の連鎖、それによってそれぞれのアルミニウム(AlO2)に負電荷が生じ、陽イオンMn+によって補われる)、ゼオライトは陽イオンMn+(大抵の場合、合成後はNa+(n=1))を他の陽イオンCm+で置換することのできる陽イオン交換体である。この交換作業とその実現は当業者には周知である。

0013

一般的にはこれらの交換を実現するために、ゼオライトを、交換によってゼオライト内に陽イオンCm+(例えば、硫酸塩(m=2)の形のCu++)を導入しようとしている金属塩水溶液中に撹拌懸濁する。

0014

交換反応質量作用の法則によってなされる。陽イオンC+(m=1)で交換されるナトリウムの形(Mn+=Na+)のゼオライトを考えると、反応は次のように書ける。



S:溶液
Z:ゼオライト

0015

この反応は平衡し、平衡定数Kpは温度だけに依存する。

0016

平衡の概念によれば、交換は大抵の場合全体的ではなく、交換後にゼオライト内にNa+およびC+が同時に残存し、陽イオンの様々な部位に分散する。

0017

二価(例えば、Cm+=Cu++)あるいは三価の陽イオンによってMn+を交換することもできるが、しかしこの場合、1Cu++はMn+=Na+(n=1)およびCm+=Cu++(m=2)であればもちろん2Na+と代わる

0018

交換に影響する、したがって交換後の陽イオンCm+含有率に影響するパラメータは温度、溶液中の金属塩濃度、およびゼオライトの溶液の体積重量比(V/P)になるだろう。平衡に達しないときは時間が関与する。

0019

有利には、本発明によるゼオライトはA型ゼオライト、X型ゼオライト、Y型ゼオライト、モルデナイトフェリエライトベータゼオライト、およびペンタシル型構造のものの中から選ばれる。有利には、A型ゼオライト、X型ゼオライト、およびY型ゼオライトの中から選ばれ、より有利にはフォージャサイト構造のゼオライトであり、またさらに有利にはY型ゼオライトである。

0020

とくにA型ゼオライトについて、x=1である。有利には、A型ゼオライトはゼオライト3A、4A、または5Aからなる群から選ばれる。

0021

有利には、X型ゼオライトについて、xは1.25に等しい。より有利には、Y型ゼオライトについて、xは2.6に等しい。またさらに有利には、モルデナイトについて、xは5.5に等しい。とくにペンタシル型構造のゼオライトについて、xは13.5に等しい。有利には、フェリエライトについて、xは8.8に等しい。

0022

有利には、本発明によるゼオライトの金属陽イオンCm+は銅Cu2+である。

0023

もう一つの有利な実施態様において、本発明によるゼオライトはY型で、金属陽イオンCm+は銅Cu2+であり、ゼオライトはゼオライトの全重量に対して1〜12.5重量%の間の銅を含有し、有利には3〜9重量%の間の、またさらに有利には5〜6重量%の間の銅を含有している。有利にはイオンMn+はNa+である。

0024

有利な実施態様において、本発明によるゼオライトはY型で、金属陽イオンCm+は銀Ag+であり、ゼオライトはゼオライトの全重量に対して1〜33重量%の間の銀を含有し、有利には10〜25重量%の間の、さらに有利には13〜25重量%の間の銀を含有し、さらに有利には約20重量%である。

0025

とくに有利な本発明の実施態様において、本発明によるゼオライトはY型で、金属陽イオンCm+は亜鉛Zn2+であり、ゼオライトはゼオライトの全重量に対して1〜13重量%の間の亜鉛を含有し、好適にはゼオライトの全重量に対して3〜8重量%の間の亜鉛を含有し、有利には約5重量%の亜鉛を含有する。

0026

有利には、本発明による食品添加物は、有利にはイノシシ亜目(とくにブタ)、ウシ類、ヒツジヤギ家禽(とくにニワトリまたは七面鳥)、ウサギ、魚類、鳥類の中から選ばれる家畜または愛玩動物の食糧のためのものである。

0027

大抵の場合、また目的によって、成長促進剤は動物に経口投与される。個別の投与形態を選択することによって、それぞれの種の固有の特性ならびに動物の年齢を考慮に入れなければならない。

0028

くわえて、実施において、それぞれの動物が必要な用量の成長促進剤を投与され、無駄な損失が生じないことを確実にしなければならない。

0029

成長促進剤を含有する食品は、飼育養殖上で知られている通常のあらゆる形状を一様に呈することができる。

0030

したがって、食品は単一または混合、完全または補助(微量元素、酵素酸化剤、香料食欲増進剤、ビタミンなど)とすることができる。

0031

幼い動物が未だその母親によって育てられている場合、成長促進剤は好適には懸濁液または液剤の形での中に直接注入される。

0032

仔牛の場合、成長促進剤は乳懸濁の形で投与することができる。飲料水中に混入することもまた可能である。すでに固形食を摂取している動物の場合、成長促進剤は食物に混入することができる。動物の種によっては、この食物は、穀物粒製品副産物採油種子および果物やその製品と副産物、マメ科植物種子やその製品と副産物、塊茎植物および根菜類やその製品と副産物、その他の種子と果物やその製品と副産物、粗飼い葉を含む秣、その他の植物やその製品と副産物、乳製品陸生動物の製品、魚類およびその他の海生動物やその製品と副産物、鉱物、単体または混合のビタミンの中から選ばれる。

0033

一つの推奨投与形態は、成長促進剤の他に、穀物粒や製品と副産物、採油種子および果物やその製品と副産物、マメ科植物種子やその製品と副産物、塊茎植物および根菜類やその製品と副産物、その他の種子と果物やその製品と副産物、粗飼い葉を含む秣、その他の植物やその製品と副産物、乳製品、陸生動物の製品、魚類およびその他の海生動物やその製品と副産物、鉱物、単体または混合のビタミンの中から選ばれることのできる当該動物の食糧の通常の構成成分を含有するキューブまたは顆粒の形である。

0034

組成物は、常温の水に溶けない直径1〜7mmのカプセルの形で魚類に投与することができる。もう一つの可能性は、成長促進剤が溶けないかほとんど溶けない油を含む食品顆粒の投与である。

0035

成長促進剤の混入用量は、動物の種、年齢、摂取レベルによって変動しえ、また、ある程度は所望の効果によって変動することがあり得る。専門家は、組織的な試験によって用途ごとに最適な用量を決定することができるだろう。有利には、本発明の枠内において、本発明によるゼオライトは食品の全重量に対して5〜200ppmの間、有利には5〜100ppmの間、より有利には5〜80ppmの間、またさらに有利には5〜20ppmの間に含まれ、有利には約10ppmに等しい量を呈する。

0036

有利には、本発明によるゼオライトの投与に関する推奨は、イノシシ亜目については0.8〜1.2mg/生体重量(PV)kg×日数であり、家禽類については0.6〜0.9mg/PVkg×日数である。

0037

このように、本発明による「成長促進」食品添加物は、純粋な形、あるいは各種の担体および/またはその他の許容添加物との混合の形を取ることができる。

0038

有利には、成長促進効果を得るための必要な混入率が低いことから、本発明によるゼオライトはそのまま食品に混入されるのではなく、添加物の予備混合物を介して混入される。

0039

したがって、本発明は動物の成長促進非医薬品食品添加物の予備混合物に関するものであって、該予備混合物は、担体上に、および/または、少なくとももう一つの別の動物用食品添加物と組み合わせた形で、本発明による食品添加物を含むことを特徴とする。このもう一つの食品添加物は非医薬品とすることができ、および/または、成長促進効果を呈することができる(単体または混合物の、酸化剤、植物抽出物、香料、成長因子を挙げることができる)。

0040

したがって、この予備混合物は、
(1)固有、すなわち、例えば、単体または混合物の、穀物副産物、炭酸カルシウムトウモロコシ穂軸、その他の粘土などの適切な担体上の本発明によるゼオライトのみ、
(2)部分的に固有、すなわち、本発明によるゼオライト+例えば、単体または混合物の、穀物副産物、炭酸カルシウム、トウモロコシの穂軸、その他の粘土などの担体上の、その有効用量未満の用量で混入された単体または混合物の、例えば、酸化剤、植物抽出物、香料、成長因子などのゼオライトの効果に匹敵する効果のある一つまたは二つのその他の添加物、
(3)非固有、すなわち、少なくともビタミンおよび微量元素を含有する完全な予混合物に混入された本発明によるゼオライト、
とすることができる。

0041

全ての図面の場合において、予備混合物は、動物に分配される最終食品中に有利には大抵の場合1トンの食品あたり予備混合物500g〜5kgの変動する割合で混入される。

0042

さらに、本発明は本発明による食品添加物または本発明による予備混合物を含有する、動物用補助食品に関するものである。

0043

有利には、本発明による動物用補助食品は、ゼオライトが食品の全重量に対して5〜200重量ppm、有利には5〜100重量ppmの間、より有利には5〜80重量ppmの間、またさらに有利には5〜20重量ppmの間、有利には約10重量ppmに等しい量を呈するものである。

0044

最後に、本発明は動物の成長改善のための方法に関するものであって、該方法は前記動物の食物中に本発明によるゼオライトを、有利には食品の全重量に対して5〜200重量ppm、有利には5〜100重量ppmの間、より有利には5〜80重量ppmの間、またさらに有利には5〜20重量ppmの間、有利には約10重量ppmに等しい量で混入することから成ることを特徴とする。

0045

有利な実施態様において、本発明による方法は、本発明によるゼオライトが本発明による食品添加物の形でまたは予備混合物の形で混入されるものである。

0046

有利には、動物は、家畜または愛玩動物の中から、有利にはイノシシ亜目(とくにブタ)、ウシ、ヒツジ、ヤギ、家禽(とくにニワトリまたは七面鳥)、ウサギ、魚類、鳥類の中から選ばれる。

0047

この食品添加物の好ましい効果は(哺乳類、鳥類、魚類に対して)次のように要約できる。
−動物の成長増進
− および/またはその消費指数(すなわち体重増加一単位に対する必要な食品の量)の低下、また派生的に、その変換指数(すなわち単位食品あたりに可能な体重増加)の増加。

発明を実施するための最良の形態

0048

以下の実施例は、本発明をその範囲を制限することなく説明するものである。

0049

図面の説明
図1は、銅、銀、または亜鉛と交換したまたはしていない様々なゼオライトについて、および、銅で交換したモンモリロナイトに関する大腸菌阻害活性を示している(15分の曝露について1リットルあたり10グラムのゼオライトの用量、または30分の曝露について1リットルあたり20グラムのゼオライトの用量)。

0050

図2は、15分の曝露について1リットルあたり10グラムのゼオライトの用量、または30分の曝露について1リットルあたり20グラムのゼオライトの用量で、銅、銀、または亜鉛と交換したまたはしていない様々なゼオライトに関する、および、銅で交換したモンモリロナイトに関するクロストリジウム属スポロゲネス菌の阻害活性を示している。

0051

実施例1:本発明によるCu2+を5.1重量%含有するY型ゼオライトの調製

0052

使用する開始(交換前)ゼオライトNaYは、2.6の(原子)Si/Al比を有する(x=2.6)。その一般式は、Na AlO2 2.6 SiO2 wH2Oである。ゼオライトの細孔内に吸収された水(毛管凝縮)に代表される水は温度を上昇させることで除去できる。細孔の開口は8〜9Åの間に含まれ、スーパーケージは13Åである。

0053

Cu++によるNa+の交換は次のように行う。
粉末の形のゼオライトNaYを硝酸銅Cu++(硫酸塩などのその他の塩も適合することがある)の水溶液脱塩水)中で撹拌懸濁させる。

0054

この場合、硫酸銅(0.44モル)の水溶液0.5リットル中に200gの、すなわち2.5のV/P比でゼオライトを用い、温度は70℃、交換時間は3時間とする。

0055

つぎに、濾過および濾過漏斗での洗浄によって青みがかった色を呈する交換されたゼオライトを回収し、二リットルの脱塩水でパーコレーションフィルタで洗浄する。つぎにゼオライトを乾燥すると(120℃の乾燥炉で一晩)、inducted conducted plasma ICP(プラズマトーチ発光分光学(400℃で乾式))で測定した銅含有率は5.2%になる。したがって、交換%は40%である。

0056

実施例2〜10:本発明による銅、亜鉛、または銀で交換したY型またはA型ゼオライトの調製

0057

操作条件、したがって、銅含有率を変動させることができる。以下の表1は実施例2〜10の様々な操作条件および得られた金属含有率での本発明によるゼオライトを示している。

0058

これら全ての実施例について、V/P=2.5、交換温度は60℃、交換時間は3時間である。

0059

0060

実施例11:本発明による銅を3.3重量%含有するY型ゼオライトの調製

0061

ゼオライトと金属塩との間で固体の状態で交換を実現することができる。

0062

このようにして、乳鉢内で100gのゼオライトと13gの硫酸銅CuSO4・5H2Oとを十分に混合する。混合物をかくして一晩常温で保存する。

0063

つぎに、非交換の銅を抽出するために濾過漏斗で脱塩水(1リットル)で洗浄する。つぎにゼオライトを120℃で乾燥させる。(ICPで測定した)銅含有率は3.3重量%、交換率は25%である。

0064

(常温の代わりに)60℃で同じ操作を反復する。銅含有率はほぼ同じであり、それはこの場合銅はほぼ全量が交換されるのでこれは当然である。

0065

実施例12:異なる動物における5〜6重量%の間の銅を含有する本発明によるゼオライトNaYのインビボ試験

0066

成長および消費指数のデータ(追加の生体重量1キログラムを得るのに必要な食糧の量としての食糧の効果を表す、−定義上、二つの同等な測定の比なので、消費指数に単位はない)は指数の形で示される。対照の指数を100とし、ゼオライトによる実験ロット成績はこの基準に対する指数で表される。指数が103.2であるときは、対照の成績を3.2%上回ることを意味する。

0067

子ブタ

0068

子ブタ第一試験:生体重量別に区分され、その生理段階に対応する食糧を受け、本発明による銅を6重量%含有するゼオライトNaYを変動量で補足された(0ppm(対照)、3ppm、6ppm、または12ppm)、生後42日〜70日の子ブタ192匹。

0069

平均的成績は以下の表2にまとめた。

0070

本発明によるゼオライトの混入は、生後42〜70日の間の子ブタの成長改善を可能にする。この改善は二次方程式によって数学的にモデル化でき、食品の全重量に対して9〜10ppmの間に含まれる本発明によるゼオライトの混入率について最大値を許容する。

0071

子ブタ第二試験:生体重量別に区分され、その生理段階に対応する食糧を受け、本発明による銅を6重量%含有するゼオライトNaYを変動量で補足された(0ppm(対照)、5ppm、10ppm、または20ppm)、生後21日〜42日(乳児期)の子ブタ56匹。

0072

平均的成績は以下の表3にまとめた。

0073

本発明によるゼオライトの混入は、生後21〜42日の間の子ブタの成長改善を可能にする。この改善は二次方程式によって数学的にモデル化でき、食糧の全重量に対して約12ppmの本発明によるゼオライトの混入率について最大値を許容する。

0074

子ブタ第三試験:生体重量別に区分され、その生理段階に対応する食糧を受け、本発明による銅を6重量%含有するゼオライトNaYを変動量で補足された(2.8ppm(対照)、5ppm、7.2ppm、または11.6ppm)、生後21日〜42日、ついで生後42日〜70日の子ブタ56匹。

0075

平均的成績は以下の表4にまとめた。

0076

本発明によるゼオライトの混入は、生後21〜69日の間の子ブタの成長改善を可能にする。この改善は二次方程式によって数学的にモデル化でき、食糧の全重量に対して9〜10ppmの間に含まれる本発明によるゼオライトの混入率について最大値を許容する。

0077

雛鶏

0078

生体重量別に区分され、その生理段階に対応する食品を受け、本発明による銅を6重量%含有するゼオライトNaYを変動量で補足された(0ppm(対照)、5ppm、10ppm、または20ppm)、生後1日〜28日の雛鶏660匹。

0079

平均的成績は以下の表5にまとめた。

0080

本発明によるゼオライトの混入は、生後1〜28日の間の雛鶏のわずかな成長改善を可能にする。

0081

七面鳥

0082

生体重量別に区分され、その生理段階に対応する食品を受け、本発明による銅を6重量%含有するゼオライトNaYを5ppmまたは0ppm(対照)補足された、生後28日〜55日の七面鳥360匹。

0083

平均的成績は以下の表6にまとめた。

0084

本発明によるゼオライトの混入は、生後28日〜55日の間の七面鳥のきわめて有意性の高い改善を可能にする。

0085

実施例13:様々な微生物に対する本発明によるゼオライトのインビトロ試験

0086

使用した試験方法は、液体媒質での本発明によるゼオライトの殺菌作用の測定に基づくものであり、試験された微生物を問わずほぼ共通である。原理は以下の通りである。
−mlあたり108または109の細菌の懸濁液の調製
−この懸濁液50mlといくらかの量の本発明によるゼオライトとを接触させ、一定時間攪拌する
−処理後に残った細菌のナンバリング

0087

それぞれの用量×時間の対には、それに固有の対照が含まれる。

0088

結果は初期コロニーに対する減少係数で表される(処理後の細菌数に対する対照の細菌数)。

0089

金属イオンの利益と特性、およびゼオライトの特性

0090

平均還元活性は、曝露(用量×時間)の平均値による、平均還元の商として計算し、log10で表す。

0091

様々なゼオライトを試験した。
非交換ゼオライト(NaY)、および、実施例2(NaY−Cu1:交換率18%)にしたがった銅を2.3重量%、実施例3(NaY−Cu2:交換率68%)にしたがった銅を8.7重量%、銅を10重量%(NaY−Cu3:交換率78%)含有する銅交換ゼオライトNaY、および、実施例6(NaY−Ag:交換率37%)にしたがった銀を14.7重量%含有する銀交換ゼオライトNaY、および、亜鉛を5.2重量%(NaY−Zn1:交換率38%)、実施例4(NaY−Zn2:交換率37%)にしたがった亜鉛を5重量%を含有する亜鉛交換ゼオライトNaY、および、銅を8.9重量%含有する銅交換ゼオライトA(A−Cu:交換率41%)、および、実施例10(A−Ag:交換率18%)にしたがった銀を12.5重量%含有する銀交換ゼオライトA、および、亜鉛を8.4重量%(A−Zn1:交換率38%)、亜鉛を8重量%(A−Zn2:交換率36%)含有する亜鉛交換ゼオライトA、ならびに中国の刊行物の対象になっている銅交換モンモリロナイト(Xia et al., 2004 Poultry Science 83:1868−1875, Xu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2003. Vol 16,No.11:1673−1679, Xia et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No.12:1712−1716 et Hu et al., Asian−Aust. J. Anim. Sci. 2004. Vol 17, No.11:1575−1581)。

0092

図1および図2はこれらのゼオライトの平均還元活性を大腸菌およびクロストリジウム属スポロゲネス菌で示している。所見は以下の通りである。
天然ゼオライトに活性がない(NaY vs NaY−Cu)
− NaY−Ag(銀交換)の中間活性
− 銅または銀で交換したゼオライトAの活性
−銅交換モンモリロナイトのきわめてわずかな活性

図面の簡単な説明

0093

銅、銀、または亜鉛と交換した、またはしていない様々なゼオライトについて、および、銅で交換したモンモリロナイトに関する大腸菌の阻害活性
15分の曝露について1リットルあたり10グラムのゼオライトの用量、または30分の曝露について1リットルあたり20グラムのゼオライトの用量で、銅、銀、または亜鉛と交換したまたはしていない様々なゼオライトに関する、および、銅で交換したモンモリロナイトに関するクロストリジウム属スポロゲネス菌の阻害活性

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