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技術 改善された防護性のために外方に凸状の長手方向中央チャネルを有する吸収性物品

出願人 ザプロクターアンドギャンブルカンパニー
発明者 宗像陽子大場清恵
出願日 2005年11月30日 (13年9ヶ月経過) 出願番号 2007-543611
公開日 2008年6月19日 (11年3ヶ月経過) 公開番号 2008-520401
状態 特許登録済
技術分野 吸収性物品とその支持具
主要キーワード 閉鎖区域 多角形線 直径区域 ステッチ状 内側区域 遷移区域 横断距離 中央フラップ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年6月19日)のものです。
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図面 (10)

課題・解決手段

本発明の一態様では、本発明は、一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前側末端領域と後側末端領域の間に配置された中央領域を有する吸収性物品に関する。吸収性物品は、液体透過性トップシート液体不透過性バックシートトップシートバックシートの間に配置された吸収性コア、少なくとも中央領域に形成された、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルを含む。外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルの横断距離は、チャネルの両端に向かって減少して、80〜220mmの最大長と、25〜70mmの最大幅を有する中央閉鎖区域画定する。吸収性物品は、後側末端領域において後側閉鎖区域を画定する後側チャネルを更に含む。好ましくは、吸収性コアは、中央領域が中央閉鎖区域の外側のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、中央閉鎖区域内で輪郭付けられている。本発明の吸収性物品は、汚れからの改善された防護性を提供する。本発明はまた、経血及び他の体液が生じる区域において、装着者の身体に、よりぴったりフィットする生理用ナプキンを提供する。

概要

背景

生理用ナプキンパンティライナー、及び失禁パッドなどの吸収性物品は、典型的には下着股領域に装着される。これらのデバイスは、人体からの液体及び他の排泄物を吸収及び保持し、身体及び衣類汚れを防止するように設計される。前述の種類の吸収性物品は、典型的には装着者パンティーなどの衣類内に配置され、身体の生殖器部(又は液体の排泄の源)に隣接して装着者の脚の間に装着される。

現在、日本で販売されている従来の比較的厚い、夜用の、又は特別な保護性のある生理用ナプキン製品は、製品の増加された長さと厚さの組み合わせ(輪郭付けられている又は変化したキャリパー包含してもよい)を利用することにより、ある程度の汚れからの防護性を提供する。しかし、これらの製品は、使用中、特に体液の排泄部分に隣接する部分で、できる限りぴったりと装着者の身体に順応するか又は適合するとは考えられない。それ故に、特にこれらの製品の中央領域、後側領域、及び/又は側縁部のどちらでも、漏れる可能性がある。この問題は、従来の比較的厚い、夜用の、又は特別な保護性のある生理用ナプキン製品のみならず、市場の他の従来の、比較的もっと薄い、より小さい生理用ナプキン製品においても見られる。

概要

本発明の一態様では、本発明は、一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前側末端領域と後側末端領域の間に配置された中央領域を有する吸収性物品に関する。吸収性物品は、液体透過性トップシート液体不透過性バックシートトップシートバックシートの間に配置された吸収性コア、少なくとも中央領域に形成された、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルを含む。外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルの横断距離は、チャネルの両端に向かって減少して、80〜220mmの最大長と、25〜70mmの最大幅を有する中央閉鎖区域画定する。吸収性物品は、後側末端領域において後側閉鎖区域を画定する後側チャネルを更に含む。好ましくは、吸収性コアは、中央領域が中央閉鎖区域の外側のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、中央閉鎖区域内で輪郭付けられている。本発明の吸収性物品は、汚れからの改善された防護性を提供する。本発明はまた、経血及び他の体液が生じる区域において、装着者の身体に、よりぴったりフィットする生理用ナプキンを提供する。

目的

現在、日本で販売されている従来の比較的厚い、夜用の、又は特別な保護性のある生理用ナプキン製品は、製品の増加された長さと厚さの組み合わせ(輪郭付けられている又は変化したキャリパーを包含してもよい)を利用することにより、ある程度の汚れからの防護性を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前記前側末端領域と前記後側末端領域の間に配置された中央領域を有する吸収性物品であって、前記吸収性物品が、液体透過性トップシート液体不透過性バックシート;前記トップシートと前記バックシートの間に配置された吸収性コア;少なくとも前記中央領域に形成された、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルであって、前記外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルの横断距離が、前記チャネルの両端に向かって減少して、80〜220mmの最大長と、25〜70mmの最大幅を有する中央閉鎖区域画定する長手方向中央チャネル;並びに前記後側末端領域において後側閉鎖区域を画定する後側チャネルを含み、前記吸収性コアは、前記中央領域が前記中央閉鎖区域の外側のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、前記中央閉鎖区域内で輪郭付けられている吸収性物品。

請求項2

前記吸収性コアは、前記中央領域が前記中央閉鎖区域の外側のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、前記中央閉鎖区域内で輪郭付けられている、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項3

前記後側閉鎖区域の最大幅が、前記中央閉鎖区域の最大幅のものを超えない、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項4

前記前側末端領域において前側閉鎖区域を画定する前側チャネルを更に含み、前記前側閉鎖区域の最大幅が、前記中央閉鎖区域の最大幅のものを超えない、請求項3に記載の吸収性物品。

請求項5

前記前側末端領域が前記長手方向縁部の間で画定される幅を有し、前記後側末端領域が前記長手方向縁部の間で画定される幅を有し、前記後側末端領域の前記幅の、前記前側末端領域の前記幅に対する比が、1:1〜2.5:1の範囲である、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項6

前記吸収性物品が、装着者大腿部によって横方向に圧縮される時、前記外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルが、前記吸収性物品の前記中央領域がW字型の断面形体をとるのを援助し、それによって前記装着者の生殖器部との改善された接触を可能にする、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項7

前記中央領域において各々が横方向外方に延びる一対の中央サイドフラップを更に含む、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項8

前記外方に凸状の一対の長手方向チャネルが、前記チャネルの前記長手方向に沿って交互に繰り返される、より高い圧縮部分とより低い圧縮部分を有する、請求項1に記載の吸収性物品。

請求項9

一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前記前側末端領域と前記後側末端領域の間に配置された中央領域を有する吸収性物品であって、前記吸収性物品が、液体透過性トップシート;液体不透過性バックシート;前記トップシートと前記バックシートの間に配置された吸収性コア;前記前側末端領域、前記中央領域、及び前記後側末端領域において形成された一対の長手方向チャネル;並びに前記中央領域において各々が横方向外方に延びる一対の中央サイドフラップ;を含み、前記一対の長手方向チャネルが、(1)前記中央領域における外方に凸状のチャネル部分、(2)前記前側末端領域と前記中央領域の間の遷移区域における内方に凹状の前側チャネル部分、及び(3)前記後側末端領域と前記中央領域の間の遷移区域における内方に凹状の後側チャネル部分を有する吸収性物品。

請求項10

前記吸収性コアが、前記中央領域が前記末端領域のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、前記中央領域における前記外方に凸状のチャネル部分で前記一対の長手方向チャネル内で輪郭付けられている、請求項9に記載の吸収性物品。

技術分野

0001

本発明は、生理用ナプキンパンティライナー、及び失禁パッドなど、吸収性物品に関する。より具体的に言えば、本発明は、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルを有する生理用ナプキンに関する。

背景技術

0002

生理用ナプキン、パンティライナー、及び失禁パッドなどの吸収性物品は、典型的には下着股領域に装着される。これらのデバイスは、人体からの液体及び他の排泄物を吸収及び保持し、身体及び衣類汚れを防止するように設計される。前述の種類の吸収性物品は、典型的には装着者パンティーなどの衣類内に配置され、身体の生殖器部(又は液体の排泄の源)に隣接して装着者の脚の間に装着される。

0003

現在、日本で販売されている従来の比較的厚い、夜用の、又は特別な保護性のある生理用ナプキン製品は、製品の増加された長さと厚さの組み合わせ(輪郭付けられている又は変化したキャリパー包含してもよい)を利用することにより、ある程度の汚れからの防護性を提供する。しかし、これらの製品は、使用中、特に体液の排泄部分に隣接する部分で、できる限りぴったりと装着者の身体に順応するか又は適合するとは考えられない。それ故に、特にこれらの製品の中央領域、後側領域、及び/又は側縁部のどちらでも、漏れる可能性がある。この問題は、従来の比較的厚い、夜用の、又は特別な保護性のある生理用ナプキン製品のみならず、市場の他の従来の、比較的もっと薄い、より小さい生理用ナプキン製品においても見られる。

発明が解決しようとする課題

0004

それ故に、汚れからの保護性を改善する吸収性物品の必要がある。経血及び他の体液が生じる区域において装着者の身体によりぴったり適合する生理用ナプキンの別の必要性がある。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一態様では、本発明は、一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前側末端領域と後側末端領域の間に配置された中央領域を有する吸収性物品に関する。吸収性物品は、液体透過性トップシート液体不透過性バックシートトップシートバックシートの間に配置された吸収性コア、少なくとも中央領域に形成された、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルを含む。外方に凸状の一対の長手方向中央チャネルの横断距離は、チャネルの両端に向かって減少して、80〜220mmの最大長と、25〜70mmの最大幅を有する中央閉鎖区域画定する。吸収性物品は、後側末端領域において後側閉鎖区域を画定する後側チャネルを更に含む。好ましくは、吸収性コアは、中央領域が中央閉鎖区域の外側のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、中央閉鎖区域内で輪郭付けられている。

0006

本発明の別の態様において、吸収性物品は、一対の長手方向縁部、前側及び後側横断方向縁部、前側末端領域、後側末端領域、並びに前側末端領域と後側末端領域の間に配置された中央領域を有する。吸収性物品は、液体透過性トップシート、液体不透過性バックシート、トップシートとバックシートの間に配置された吸収性コアを含む。吸収性物品は、前側末端領域、中央領域、及び後側末端領域に形成された一対の長手方向チャネルと、中央領域において各々が横方向外方に延びる一対の中央サイドフラップとを更に含む。一対の長手方向チャネルは、(1)中央領域における外方に凸状のチャネル部分、(2)前側末端領域と中央領域の間の遷移区域における内方に凹状の前側チャネル部分、及び(3)後側末端領域と中央領域の間の遷移部分における内方に凹状の後側チャネル部分を有する。好ましくは、吸収性コアは、中央領域が末端領域のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、中央領域における外方に凸状のチャネル部分で一対の長手方向チャネル内で輪郭付けられている。

0007

前述のことが、汚れからの防護性を改善することができる吸収性物品の必要性に対応している。前述のことはまた、経血及び他の体液が生じる区域において装着者の身体に、よりぴったり適合する(すなわち、吸収性物品と装着者の身体の間の隙間を減少させる)生理用ナプキンの必要性にも対応している。

0008

本発明のこれら及び他の特徴、態様、及び利点は、本開示を読むことにより当業者には明らかとなるであろう。

発明を実施するための最良の形態

0009

本明細書において、「含む」及び「包含する」とは、最終結果に影響を与えない他の要素及び/又は工程を付加できることを意味する。これらの用語はそれぞれ、「から成る」及び「から本質的に成る」という用語を包含する。

0010

本明細書において、「吸収性物品」とは、体液などの身体滲出物又は排泄物を吸収し、封入する物品を指し、生理用ナプキン、パンティライナー、おむつ、及び失禁パッド(並びに衣類の股領域に装着される他の物品)を含むことを意図する。

0011

本明細書において、「使い捨て」とは、一回使用した後に廃棄したり、堆肥にしたり、又はさもなければ環境に適合した方法で処分することを意図する物品を指す。(すなわち、洗濯するか、別の方法で復元するか、又は吸収性物品として再使用することを意図していない。)
本明細書において、「生理用ナプキン」とは、女性外陰部に隣接して装着する物品であって、身体から排泄される種々の滲出物(例えば、血液、経血、及び尿)を吸収し、封入することを意図する物品を指す。しかし、本発明は、パンティライナー、おむつ、及び失禁パッド(並びに衣類の股領域に装着される他の物品)など、他の婦人衛生パッド又は生理用パッドにも適用できることを理解されたい。

0012

本明細書において、「接合される」とは、ある要素を別の要素に直接的に取り付けることによって、前記要素を別の要素に直接的に固定する構成;前記要素を中間部材(1又は複数)に取り付け、次いで、その中間部材を別の要素に取り付けることによって、前記要素を別の要素に間接的に固定する構成、及びある要素が別の要素と一体になる構成、すなわち、ある要素が本質的には別の要素の一部になっている構成を包含する。

0013

本明細書において、「身体面」とは、装着者の身体に面する、吸収性物品及び/又はそれらの構成要素の部材の表面を指し、一方、「衣類面」とは、吸収性物品を装着した時に装着者から離れて面する、吸収性物品及び/又はそれらの構成要素の部材の対向する表面を指す。トップシート、バックシート、吸収性コア、及びそれらの構成要素のあらゆる個々の層を含む吸収性物品及びその構成要素は、身体面と衣類面とを有する。

0014

図1は、本発明の吸収性物品の好ましい実施形態の平面図である。図1〜8に示された好ましい実施形態では、吸収性物品は、比較的厚い、夜間の、特別な保護性の、使い捨て生理用ナプキン20である。

0015

生理用ナプキン20は、2つの表面、液体透過性の身体接触表面又は身体面20Aと、液体不透過性の衣類面20Bとを有する。図2は、図1に示された生理用ナプキン20の側面図である。身体面20Aは、装着者の身体に隣接して装着されることを意図する。生理用ナプキン20の衣類面20Bは、反対側にあり、生理用ナプキン20が装着されるとき、装着者の下着に隣接して配置されることを意図する。

0016

図1に関して、生理用ナプキン20は、2つの中心線長手方向中心線Lと、横断方向中心線Tとを有する。本明細書において、「長手方向」とは、生理用ナプキン20が装着される時、立っている装着者を左半身及び右半身に二分する垂直な平面と概ねそろう(例えば、ほぼ平行な)生理用ナプキン20の平面における線、軸線、又は方向を指す。本明細書において、「横断方向」又は「横方向」とは、長手方向に概ね垂直な生理用ナプキン20の平面内の線、軸、又は方向を指す。

0017

生理用ナプキン20は、2つの離間した長手方向縁部22と、2つの離間した横断方向縁部又は終縁部(又は「末端部」)24とを有しており、これらは、生理用ナプキン20の周囲26を共に形成する。生理用ナプキン20はまた、2つの末端部領域、即ち、前側末端部領域28と、後側末端部領域30とを有する。中央領域32は、末端部領域28と30の間に設けられる。生理用ナプキン20は、中央領域32における一対の中央サイドフラップ52と、後側末端領域30における一対の後部サイドフラップ54を包含する。中央及び後部サイドフラップ52及び54の各々の対は、それぞれ中央領域32及び後側末端部領域30内における本体部分25から横方向外方に延びる。

0018

前側末端部領域28は、生理用ナプキン20が装着されるとき、装着者の身体の前側に配置される区域として画定される。後側末端部領域30は、装着者の身体の後側に配置される区域として画定される。中央領域32は、装着者の会陰の真下に概ね位置し、最大量の経血を収容する区域として画定される。

0019

好ましい実施形態では、各領域は、サイドフラップ52及び54の位置に関して画定され得る。前側末端部領域28は、図1に示されるように、2つの長手方向縁部22の間の横断距離が中央領域32に向って増加し始める、遷移区域で終わる。同様に、後側末端部領域30は、図1に示されるように、2つの長手方向縁部22の間の横断距離が中央領域32に向って増加し始める、遷移区域で終わる。

0020

換言すれば、各領域は、長手方向縁部22の湾曲部に関して画定され得る。前側末端部領域28は、図1に示されるように、長手方向縁部22の湾曲部がその前に比べ高い割合で横方向外方に延び始める、遷移区域で終わる。同様に、後側末端部領域30は、図1に示されるように、長手方向縁部22の湾曲部がその前に比べ高い割合で横方向外方に延び始める、遷移区域で終わる。

0021

図3は、図1切断線3−3に沿って取った生理用ナプキン20の断面図であり、図1に示された生理用ナプキン20の個々の構成要素を示す。図3に示された生理用ナプキン20は、少なくとも3つの主要構成要素、即ち、液体透過性トップシート38、液体不透過性バックシート40、前記トップシート38と前記バックシート40の間に設けられた、長手方向縁部48を有する吸収性コア42を概ね含む。中央サイドフラップ52は、中央領域32内における吸収性コア42の対応する長手方向縁部48から横方向外方に延びる。トップシート38、バックシート40、及び吸収性コア42は、吸収性物品又は生理用ナプキンのそのような構成要素に適したものとして当該技術分野において既知の、あらゆる種類の材料を含むことができる。

0022

トップシート38は、好ましくは柔軟性があって、柔らかい感触で、装着者の皮膚に対して刺激がない。更に、トップシート38は、液体透過性か又は浸透性であり、体液(例えば、経血及び/又は尿)が、その厚さを容易に通過することができる。トップシート38に好適な液体透過性材料は、織布材及び不織布材(例えば、繊維の不織布ウェブ)、孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなどの高分子材料多孔質発泡体網状発泡体、網状熱可組成フィルム、並びに熱可塑性スクリムなどの多種多様な材料から製造されてもよい。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維ポリプロピレン繊維、若しくはポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせから成ることができる。トップシート38が不織布ウェブを含むとき、同ウェブは、多数の既知の技術によって製造されてもよい。例えば、ウェブは、スパンボンドされるか、毛羽立てられるか、湿式載置されるか、メルトブローされるか、水流交絡されるか、上記の組み合わせなどを施されてもよい。

0023

トップシート38に特に好適な材料としては、孔あき成形フィルムが挙げられる。孔あき成形フィルムは体液に対して透過性であり、適切に孔が開けられた場合、液体を逆戻りさせて、装着者の皮膚を再び濡らすという傾向を低減するので、トップシート38として好ましい。それ故に、成形フィルムの身体面(すなわち、生理用ナプキン20の身体面22A)は、乾燥したままであり、それによって身体が汚れるのを低減させ、装着者にもっと快適感を与える。トップシート38の好ましい材料は、巨視的に伸張された三次元成形ポリエチレンフィルムである。トップシート38に好ましい1つの材料は、トレデガーフィルムプロダクツ(Tredegar Film Products)(米国インディアナ州(Indiana))からコード番号:X−27121で入手できる。

0024

バックシート40は、体液に対して不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造されるが、他の可撓性液体不透過性材料を使用してもよい。本明細書において、「可撓性」は、柔軟性があって、人間の身体の一般的な形状及び輪郭に容易に適合する材料を指す。バックシート40は、吸収性コア42に吸収・封入された体液が、ベッドシーツパンツパジャマ、及び下着など、吸収性物品に接触する物品を濡らすのを防ぐ。故に、バックシート40は、織布材料若しくは不織布材料、ポリエチレン若しくはポリプロピレンの熱可塑性フィルムなどのポリマーフィルム、又はフィルムコーティングされた不織布材料などの複合材料を含んでもよい。バックシート40は単層の材料又は二層以上の材料を含むことができる。バックシート40は、好ましくは、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.081mm(3.4ミル)の厚さを有する。好ましい実施形態において、バックシート40は単層のポリエチレンフィルムである。かかる好ましいポリエチレンフィルムは、テドン社(Daedong Co.Ltd.)(韓国のキョンブクド(KyungBuk-Do))からコード番号:DNF−040712VLで入手できる。

0025

バックシート40は、好ましくは、蒸気を吸収性コア42から逃がす(「通気可能なバックシート」と呼ばれることが多い)一方、体液がバックシート40を通過することは防止し得る微小多孔性構造を有する。好ましい微小多孔性ポリエチレンフィルムは、三菱化学株式会社(Mitsubishi Chemical Corporation)(日本、東京(Tokyo))からコード番号:NPP2で入手できる。バックシート40は、布様外観を提供するために、エンボス加工され得る。

0026

吸収性コア42は、排泄された体液を収容、吸収、又は保持することができる。吸収性コア42は、好ましくは圧縮性があって、適合性があり、装着者の皮膚に対して刺激がないものである。吸収性コア42は、単層の材料又は複数層の材料によって形成され得る。吸収性コアは、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプなど、吸収性物品において一般的に用いられる多種多様な液体吸収材料のいずれかを含んでもよい。特に好ましい吸収性コア材料は、ウェアーハウザー社(Weyerhaeuser Company)(米国ワシトン(Washington))からコード番号:NB416で入手可能なエアフェルト材料である。

0027

吸収性コアで使用される他の好適な吸収性材料の例としては、捲縮セルロース塊コフォームを含むメルトブローポリマー化学的剛化されたか、修飾されたか又は架橋されたセルロース繊維けん縮ポリエステル繊維などの合成繊維、ピートモスティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収性発泡体吸収性スポンジ吸収性ゲル材料、又はあらゆる同等の材料若しくはそれら材料の組み合わせ、又はこれらの混合物が挙げられる。

0028

吸収性コア42は、多種多様の寸法及び形で製造されてもよい。吸収性コア42の周囲は、それ故、その平面図においてあらゆる形状をとることができる。コア周囲の好ましい形としては、楕円形矩形砂時計形、及び図1に示されるもののような楕円形と矩形の組み合わせが挙げられる。

0029

比較的厚い、夜間の、特別な保護性の生理用ナプキンに関する好ましい実施形態では、生理用ナプキン20は、約200〜450mmの範囲のコア全長を有する。約200mmよりも短い長さは、典型的には臀部区域内に改善された防護性を提供するために、十分には長く延びない。約400mmより長い長さは、後側端部領域の全てが装着者の臀部に適合するには、臀部の溝を超えて一般的には長く延び過ぎてしまい、不充分な臀部の適合をもたらす。

0030

図4は、図1の線4−4に沿って取った、図1に示された生理用ナプキン20の概略の断面図である。後部サイドフラップ54は、後側末端部領域30内における吸収性コア42の対応する長手方向縁部48から横方向外方に延びる。好ましくは、生理用ナプキン20は、後側端部領域30(の少なくとも一部分)(並びに所望する場合、前側領域28及び中央領域32)において吸収性コア42とバックシート40の間に配置された連続する支持層44を更に包含する。連続的な支持層44は、後側末端部領域30内における後部サイドフラップ54内に横方向に延びる。本明細書において、「連続的な層」とは、この層の中に物理的に分離した(又は離間した)2つ(又はそれより多く)の構成要素材料を含まない、層(又は部材)を意味する。例えば、もし層(又は部材)が、互いに直接的に接合又は連結されていない2つの構成要素材料を含むならば、その層は、連続的な層ではなく、非連続的な層である。連続的な支持層44は、使用中に後部サイドフラップ54と下着の間で発生する応力に起因する傾向のある、後部サイドフラップ54の集束化(即ち、変形又は捩れ)を防ぐために、十分な厚さ、剛性、及び弾力性を有するべきである。

0031

連続的な支持層44は、多種多様の(好ましくは親水性の)材料、好ましくは繊維性材料によって形成され得る。好ましい繊維性材料としては、不織布材が挙げられる。そのような不織布材の繊維及び他の構成成分は、合成若しくは天然、又は部分的に合成及び部分的に天然であってもよい。好適な合成繊維としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロンビスコースレーヨン、又はセルロースアセテート繊維が挙げられる。好適な天然繊維としては、綿、セルロース、又は他の天然繊維が挙げられる。

0032

好ましい一実施形態では、連続する支持層44は、カンナシウン・エンタープライズ社(Kang Na Hsiung Enterprise Co., Ltd.)(台湾、台(taipei))から、コード番号:AL080−BL01−10で入手可能であるエアレイドされた不織布材料である。この不織布材料は、80g/m2の坪量、7E−7g/L(0.07g/cm3)の密度、及び1.16mmの厚さを有する。この不織布材料は、エアスルー法による、化学パルプ(又はセルロース)繊維と、ポリエチレン/ポリプロピレンバイコンポーネント繊維の混合物によって形成される。使用中の状態で後部サイドフラップ54に所望の支持効果を提供するために、連続する支持層44のための不織布材料は、好ましくは30〜180g/m2の坪量、5E−7〜2E−6g/L(0.05〜0.20g/cm3)の密度、及び0.3〜1.5mmの厚さを有することが望ましい。

0033

再び図4に関して、生理用ナプキン20は、後側末端部領域30内における連続的な支持層44とバックシート40の間に設けられた接着剤層(図示せず)を好ましくは含む。好ましくは、接着剤層は、連続する支持層44とバックシート40の間に均一に加えられる。それ故に、均一な接着剤層は、後側端部領域30において、連続する支持層44をバックシート40に均一に固着する。均一な接着剤層は、均一な厚さ、剛性、及び/又は弾力性を後部サイドフラップ54に与えるのに役立つことができ、それが、使用中に後部サイドフラップ54と下着の間に発生する応力に起因することがある後部サイドフラップ54の収束化も防ぐことができるので、好ましい。

0034

トップシート38、バックシート40、吸収性コア42は、当該技術分野において既知の様々な構成で組み立てられてもよい。好ましい構成は、米国特許第4,950,264;第5,009,653号(オズボーン(Osborn)に発行);米国特許第4,425,130号(デマレーズ(DesMarais)に発行);米国特許第4,589,876号及び第4,687,478号(ヴァンティルバーグ(Van Tilburg)に発行)、及び米国特許第5,234,422号(スネラー(Sneller)らに発行)に記載されている。

0035

再び図1に関して、生理用ナプキン20は、少なくとも中央領域32内に形成された、一対の外方に凸状の長手方向中央チャネル62を有する。本明細書において、「チャネル」とは、吸収性物品の少なくとも一部分に形成された、概ね細長くぼみを指す。チャネルは、例えば、チャネル部分における吸収性コアの量を減少させること、及び/又はチャネル部分における吸収性コアを圧縮するか又はエンボス加工することによって形成され得る。

0036

典型的には、チャネルは、圧縮力を、バックシートに向ってトップシートと吸収性コアの両方に加えることによって形成される。チャネル部分のトップシートは、吸収性コア内に押し下げられ、また前記トップシート及び前記吸収性コアの材料は、前記チャネル部分の底部において、また前記チャネル部分の底部の下で、圧縮される。この操作(しばしば「エンボス加工プロセス」と呼ばれる)によって、吸収性物品のチャネル部分は、前記チャネル部分の他の部分(単数又は複数)又は周囲の部分(単数又は複数)よりも比較的高い密度を有する。本発明のチャネルは、当該技術分野において既知のあらゆる構造及びプロセスによって形成され得る。

0037

チャネルは、体液の流れを、前記チャネルが延びる方向に沿って優先的に拡散させるか又は導く傾向がある。したがって、チャネルは、吸収性物品の中の体液の流れを制御し、それによって前記吸収性物品からの体液漏れを防ぐのに有用である。チャネルは、吸収性物品の優先的な曲げ軸線として働く傾向もある。したがって、吸収性物品は、前記吸収性物品の改善されたフィット性を装着者の身体に与えるように、チャネル部分で曲がってもよい。そのような吸収性物品の改善されたフィット性はまた、吸収性物品からの体液漏れ防止の改善に貢献できることに留意されたい。

0038

本発明のチャネルは、連続的又は非連続的のどちらかであり得る。本明細書において、「非連続的」とは、チャネルが非チャネル部分によって分離された2つ以上の細長いチャネル部分を含むように、非チャネル部分(即ち、チャネルが形成されていない部分)によって分離され得ることを意味する。2つの連続したチャネル部分の間の距離(即ち、非チャネル部分の長さ)は、製品設計に応じて変化し得る。好ましくは、非チャネル部分の長さは、0〜20mm、より好ましくは2〜10mm、さらにより好ましくは3〜6mmである。

0039

好ましい一実施形態では、チャネルは、均一な(又は単一レベルの)圧縮力を、バックシートに向ってトップシート及び吸収性コアに加えることによって形成される。あるいは、チャネルは、2つ以上のレベルの圧縮力を、バックシートに向ってトップシート及び吸収性コアに加え、それによって「2段階(又はそれより多く)のチャネル構造」を形成することによって形成され得る。

0040

図1に示された好ましい実施形態では、チャネル62,64,65及び66は、2つのレベルの圧縮力を、バックシート40に向ってトップシート38及び吸収性コア42に加えることによって形成される。2つのレベルの圧縮力(即ち、より高い圧縮とより低い圧縮)を加えることによって、得られるチャネルにおける2段階の深さの部分(即ち、「2段階のチャネル構造」)、即ち、第1部分及び第2部分を生み出す。

0041

図5は、図1に示された生理用ナプキン20に形成された、1つのチャネルの斜視図である。この実施形態では、チャネル62は、2つの側壁(又はチャネル壁)83及び84を有する。第1部分81は、より高い圧縮によって形成される一方、第2部分82は、より低い圧縮によって形成される。吸収性コア42は、より高い圧縮の部分81において、より低い圧縮の部分82よりも多く圧縮される。図5(及び図3も)に示された実施形態では、より高い圧縮の部分81は、チャネル62の最も低い部分を形成する一方、より低い圧縮の部分82は、チャネル62内におけるより高い部分を形成する。より高い圧縮の第1部分81は、圧縮力の差異の結果として、より低い圧縮の部分82よりも高い密度を有する。そのような2段階のチャネル構造は、(差異のない圧縮力を加えることによって形成される)段階の差異を有さないチャネル構造に比べ、使用中により良い快適性を装着者の身体にもたらすことができるので、好ましい。加えて、圧縮力は、より高い圧縮の部分81においてより多く集中するので、2段階のチャネル構造は、部分81におけるトップシート38と吸収性コア42の間の接合強度を増加させることもできる。

0042

より高い圧縮によって形成される第1部分81は、一方のチャネル壁83から延びるが、他方のチャネル壁84には到達しない。図5に示された実施形態では、より高い圧縮によって形成される第1部分81の形状は、ほとんど方形である。しかし、第1部分81の形状は、生理用ナプキン20のチャネル設計に応じて変化し得る。第1部分81の長さ、幅、及び深さもまた、生理用ナプキン20のチャネル設計に応じて変化し得る。同様に、第2部分82の形状、長さ、幅、及び深さもまた、生理用ナプキン20のチャネル設計に応じて変化し得る。

0043

より高い圧縮によって形成される第1部分81は、互いに離間している。2つの隣接した部分81の距離又は間隔は、一貫しているか又は一貫していないかのどちらかであり得る。図5に示された実施形態では、2つの隣接した部分81の距離は、一貫している。

0044

代替実施形態(図示せず)では、第1部分81が、より低い圧縮によって形成されてもよく、また第2部分82が、より高い圧縮によって形成されてもよい。これは、チャネルの反対の地理的形状(geographic shape)を生み出す。

0045

本発明に適用可能な様々な好ましいチャネル構造は、例えば、米国特許第6,563,013号(ムロタ(Murota)、2003年5月13日発行)に開示されている。この公報は、好ましくは本発明の実施形態に適用可能な「2段階のチャネル構造」の例を開示している。

0046

図5に示された実施形態では、より高い圧縮によって形成される第1部分81は、一方のチャネル壁83から延びるが、他方のチャネル壁84には到達しない。このチャネル構造は、「ステッチ状の(stitched)チャネル構造」と呼ばれる。

0047

しかし、これが必ずしも必要であるとは限らない。そのようなステッチ状の(stitched)チャネル構造の代わりに、より高い圧縮によって形成される第1部分81は、一方のチャネル壁83から他方のチャネル壁84まで延びることができる。そのような構造は、チャネル62の長手方向に沿って、より高い圧縮とより低い圧縮を交互に加えることによって生み出され得る。そのようなチャネル構造は、例えば、米国特許第5,795,345号(ミズタニ(Mizutani)ら、1998年8月18日発行)に開示されている。

0048

図6は、図1に示された、外方に凸状の長手方向中央チャネル62の対の平面図である。本明細書において、「外方に凸状の」とは、長手方向チャネルが、長手方向中心線Lから見るとき、外方に延びている(多角形線形状及び曲線形状を包含する)曲線形状を有することを意味する。図1に示された長手方向中央チャネル62は、生理用ナプキン20の長手方向中心線Lから見るとき、外方に湾曲した円弧形状を有する。外方に凸状の長手方向中央チャネル62の対の横断距離TDは、中央チャネル62の両端に向って減少し、中央閉鎖区域72を画定する。

0049

本明細書において、「閉鎖区域」とは、外方に凸状の長手方向チャネルの内側チャネル壁(単数又は複数)の間に設けられた区域である。外方に凸状の長手方向チャネルの内側チャネル壁の間の横断距離が、最大横断距離の60%に到達するとき、閉鎖区域は、少なくともこの位置に画定される。しかし、閉鎖区域は、外方に凸状の長手方向チャネルの内側チャネル壁の中で、それらの末端部が終止するまで(それらが交差する前に)延びることができる。

0050

好ましい一実施形態では、閉鎖区域は、外方に凸状の長手方向チャネルの内側チャネル壁の間の横断距離が、最大横断距離の20%(又は所望する場合5%未満若しくは約0%)に到達する位置に少なくとも画定される。それ故、「閉鎖区域」は、外方に凸状の長手方向チャネルによって物理的に「閉鎖された」区域を必要としないことに留意されたい。閉鎖区域は、最大長(ML)及び最大幅(MW)を有する。最大長は、外方に凸状の長手方向チャネルの両端における、最も外側の壁の間の長手方向距離として画定される。最大幅は、外方に凸状の長手方向チャネルの内側チャネル壁の間の、最大横断距離として画定される。(閉鎖区域のこれらの最大長及び幅ML及びMWは、図6に示されている。)
図6に示された実施形態では、中央閉鎖区域72は、外方に凸状の長手方向中央チャネル62の間の横断距離TDが、最大横断距離の60%に到達する位置Pに少なくとも画定される。しかし、閉鎖区域72は、外方に凸状の長手方向チャネル62の内側チャネル壁の中で、それらの末端部が終止するまで延びる。

0051

閉鎖区域は、好ましくは、周囲の長さの70〜100%が外方に凸状の長手方向チャネルによって包囲される、周囲を有する。換言すれば、周囲の残り(即ち、長さの0〜30%)は、他のチャネル(単数又は複数)によって包囲されてもよい。好ましくは、閉鎖区域の周囲の長さの80〜98%が、外方に凸状の長手方向チャネルによって画定される。

0052

閉鎖区域は、一般に、前記閉鎖区域の下(例えば、吸収性コア)に吸収された体液を維持しようとする。加えて、閉鎖区域はまた、吸収性コアの材料が吸収された体液で濡れた状態になる時、吸収性コアの材料が移動するのを防ぐように働く。

0053

図6に示された中央閉鎖区域72は、2つの中央チャネル62の内側チャネル壁によって画定される周囲70を有する。好ましくは、周囲70の長さの70〜100%は、外方に凸状の長手方向チャネル62によって包囲される。図6に示された実施形態では、閉鎖区域の周囲70の長さの約2%が非チャネル部分63を有するので、閉鎖区域72の周囲70の長さの約98%は、外方に凸状の長手方向チャネル62によって画定される。

0054

外方に凸状の長手方向中央チャネル62の対は、中央閉鎖区域72を画定する、あらゆる形状をとることができる。好ましくは、中央チャネル62は、楕円形のような形状をとる。好ましい楕円形のような形状としては、例えば、数学によって画定される事実上の楕円形状、及び眼の形状(即ち、2つの弧のような線によって形成される形状)、並びに同種のものが挙げられる。図1に示された好ましい実施形態では、中央チャネル62は、2つの弧のような線から成る眼の形状を有しており、その各々は、連続してつながっている5つの円弧によって形成される。そのような楕円形のような形状は、最大長ML及び最大幅MWを有する。図6に示された中央閉鎖区域72は、最大長ML及び最大幅MWを有する。

0055

好ましくは、中央閉鎖区域72は、80〜220mmの最大長ML及び25〜70mmの最大幅MWを有する。より好ましくは、中央閉鎖区域72は、130〜190mmの最大長ML及び35〜55mmの最大幅MWを有する。図1に示された好ましい実施形態では、中央閉鎖区域72は、160mmの最大長ML及び46mmの最大幅MWを有する。

0056

再び図1に関して、生理用ナプキン20は、後側末端部領域30内における後側閉鎖区域74を画定する、後側チャネル64を好ましくは有する。後側閉鎖区域74は、後側末端部領域30のみでなく、中央領域32及び後側末端部領域30の両方又は中央領域32及び/又は後側末端部領域30のいずれかの中に形成され得る。例えば、図1に示された実施形態では、後側閉鎖区域74は、後側末端部領域30の中に形成される。一方で、図9に示された実施形態では(これは後で考察される)、後側閉鎖区域74は、中央領域32及び後側端部領域30の両方の中に形成される。

0057

好ましくは、後側閉鎖区域74の最大幅は、中央閉鎖区域72の最大幅のものを超えない。後側閉鎖区域74の幅を中央閉鎖区域72の最大幅の範囲内に制限することによって、排泄された体液は、後側チャネル64の流体制御機能によって、横断方向よりも長手方向に沿ってより多く導かれる。したがって、この構成は、後側末端部領域30内における生理用ナプキン20の長手方向縁部22からの体液漏れを防ぐのに有用である。図1に示された好ましい実施形態では、後側閉鎖区域74の最大幅は、中央閉鎖区域72の最大幅のものとほとんど同じである。

0058

後側チャネル64は、閉鎖区域を形成するあらゆる形状をとることができる。後側チャネル64は、好ましくは楕円形のような形状又は細長いU字型をとる。好ましい楕円形のような形状としては、例えば、数学によって画定される事実上の楕円形状、及び細長いU字型が挙げられる。好ましい細長いU字型は、図1に示されるように中央閉鎖区域72に向って減少する、細長いU字型の2本のアームの間の横断距離を有する。

0059

好ましい実施形態では、生理用ナプキン20は、図1に示されるように、後側末端部領域30内における後側閉鎖区域74の中に、追加的な(又は二次的な)後側チャネル65をさらに有する。追加的な後側チャネル65は、閉鎖区域を形成する必要がない。追加的な後側チャネル65は、後側末端部領域30における生理用ナプキン20の剛性を制御するために使用される。加えて、追加的な後側チャネル65はまた、吸収された体液をチャネル65の内側区域内に維持するために働くことができる。追加的な後側チャネル65は、あらゆる形状をとることができるが、好ましくは図1に示されるように細長いU字型をとる。

0060

再度図1に関し、生理用ナプキン20は、好ましくは、前側端部領域30において前側閉鎖区域76を形成する前側チャネル66を有する。

0061

前側閉鎖区域76は、前側末端部領域28のみでなく、中央領域32及び前側末端部領域28の両方の中にも形成され得る。例えば、図1に示された実施形態では、前側閉鎖区域76は、前側端部領域30の中に形成されている。一方で図9に示された実施形態では(これは後で考察される)、前側閉鎖区域76は、中央領域32及び前側端部領域30の両方の中に形成されている。

0062

好ましくは、前側閉鎖区域76の最大幅は、中央閉鎖区域72の最大幅のものを超えない。前側閉鎖区域76の幅を中央閉鎖区域72の最大幅の範囲内に制限することによって、排泄された体液は、前側チャネル66の流体制御機能によって、横断方向よりも長手方向に沿ってより多く導かれる。したがって、この構成はまた、前側末端部領域28内における生理用ナプキン20の長手方向縁部22からの体液漏れを防ぐのに有用である。図1に示された好ましい実施形態では、前側閉鎖区域76の最大幅は、中央閉鎖区域72の最大幅のものとほとんど同じである。

0063

前側チャネル66はまた、閉鎖区域を形成するあらゆる形状をとることができる。前側チャネル66は、好ましくはのような形状、楕円形若しくは円形のような形状、又はU字型をとる。好ましい馬蹄のような形状の一例は、図1に示されている。

0064

一実施形態では、吸収性コア42は、中央領域32が中央閉鎖区域72の外側と同じキャリパーを有するように、前記中央閉鎖区域72の中で輪郭付けられていない。好ましくは、吸収性コア42は、図2及び3に示されたように、中央領域32が中央閉鎖区域72の外側(即ち、輪郭付けられていない部分)のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、前記中央閉鎖区域72内で輪郭付けられている。本明細書において、「輪郭付けられた」とは、材料のある特定の部分が、比較される他の部分のものを超えるキャリパーを有することを意味する。本明細書において、キャリパーは、2.5cm(1インチ)の直径区域を有する円形のコンパレータフットを用いて、3.4kPa(0.5psi)の圧力下で測定される。典型的には、輪郭付けられた部分は、他の部分に比べて身体面20Aにおいて膨らんだ形状(又は外観)を示すように、他の隣接した部分よりも吸収性コアの輪郭付けられた部分における材料(単数又は複数)の量を増加させることによって形成される。図1の実施形態では、吸収性コア42は、図2に示されるように生理用ナプキン20が中央閉鎖区域72で輪郭付けられているように、中央閉鎖区域72の外側よりも中央閉鎖区域72の中において増量された材料(単数又は複数)を有する。

0065

好ましくは、前側末端部領域28及び後側末端部領域30は、同じか又は同様のキャリパーを有する一方、中央領域32は、輪郭付けられた構造の結果として、生理用ナプキン20の最大キャリパー部分を含む。輪郭付けられた部分の輪郭付けられていない部分に対するキャリパー比は、好ましくは約1.1:1〜約3:1、及びより好ましくは約2:1〜約2.6:1の範囲である。図1に示された生理用ナプキン20では、輪郭付けられた部分の輪郭付けられていない部分に対するキャリパー比は、約2.2:1である。

0066

生理用ナプキン20は、比較的厚いキャリパーか、比較的薄いキャリパーか、又は非常に薄いキャリパーでさえも包含する、あらゆるキャリパーであり得る。図1に示された生理用ナプキン20の実施形態は、末端部領域28及び30における約5mmのキャリパーと、中央領域32における約14mmのキャリパーとを有する、比較的厚い、夜用の、更なる保護性のある生理用ナプキンの例であることを意図する。しかし、これらの図を見るとき、示された材料の層の数によって、生理用ナプキン20は、特に横断面において実際よりもずっと厚く見える場合があることを理解されたい。

0067

図1に示されるように、生理用ナプキン20は、後側末端部領域30が前側末端部領域28よりも大きいように、非対称的に成形されている。図1に示された好ましい実施形態では、生理用ナプキン20は、後側末端部領域30が前側末端部領域28よりもより大きい幅及びより長い長さの両方を有するように、非対称的に成形されている。前側末端部領域及び後側末端部領域の幅は、生理用ナプキン20の長手方向縁部22の間の横断距離によって画定される。後側末端部領域30の前側末端部領域28に対する幅の比は、好ましくは約1:1〜約2.5:1の範囲である。より好ましくは、後側末端部領域30の前側末端部領域28に対する幅の比は、約1.4:1である。前側末端部領域28の中央領域32に対する長手方向長さの比は、約1:1〜約1:4であり、中央領域32の後側末端部領域30に対する長手方向長さの比は、約1:0.5〜約1:3である。図1に示された好ましい実施形態では、前側末端部領域28の中央領域32及び後側末端部領域30に対する長手方向長さの比は、約1:1.7:2.5である。

0068

トップシート38及びバックシート40は、典型的には吸収性コア42のものよりも概ねより大きい長さ及び幅寸法を有する。トップシート38及びバックシート40は、吸収性コア42の縁部を越えて延び、共に接合されて、一対の中央サイドフラップ52及び一対の後部サイドフラップ54を形成する。これらのトップシート38及びバックシート40は、当該技術分野において既知のあらゆる手段(例えば、接着剤)で接合され得る。

0069

中央サイドフラップ52は、当該技術分野において既知のあらゆる適した構成及び形状であり得る。好適なフラップが、米国特許第5,389,094号(ラバシュ(Lavash)ら、1995年2月14日発行)と、米国特許第5,558,663号(ワインバーガー(Weinberger)ら、1996年9月24日発行)に説明されている。

0070

図1に示された実施形態では、中央サイドフラップ52及び後部サイドフラップ54は、生理用ナプキン20の本体部分25と一体化している(即ち、これらのフラップは、本体部分25からトップシート38及びバックシート40の一体延長部を含む)。あるいは、これらのフラップは、トップシート38及びバックシート40とは別個の材料によって形成されることができ、これらは、あらゆる適した仕方で生理用ナプキン20の本体部分25に接合される。その場合、フラップはそれぞれ、接合部、典型的には長手方向に配向された(又は「長手方向の」)接合部(図示せず)に沿って本体部分25に接合される(又は関連付けられる)。

0071

中央サイドフラップ52及び後部サイドフラップ54は、当該技術分野において既知であるような接着剤締結具によって、生理用ナプキン20を装着者のパンティー又は下着に取り付けるために使用される。締結具は、生理用ナプキン20のバックシート40の衣類面20Bに付着した、接着剤の複数個パッチを含む。

0072

図7は、図1に示された生理用ナプキン20の底面図である。生理用ナプキン20が装着者の下着のクロッチ領域に付着して、生理用ナプキン20を適所に維持できるように、典型的には1つ又は2つ(又は所望する場合、それより多く)の接着剤パッチ(即ち、パンティー固定用接着剤55)が、生理用ナプキン20の本体部分25に配置される。

0073

パンティー固定用接着剤55は、好ましくは吸収性コア42の長さの少なくとも約50%であるが、好ましくは前記コア42の長さの約100%以下である。パンティー固定用接着剤55の好ましい長さは、吸収性コア42の長さの約75%〜約90%である。パンティー固定用接着剤55の幅は、好ましくは前側末端部領域28にある吸収性コア42の部分の幅の少なくとも約25%であるが、前記前側末端部領域28内における前記コア42の部分の幅の約100%よりもより幅広くなるべきではない。パンティー固定用接着剤55の好ましい幅は、第1端部領域コア幅の幅の約70%〜約88%である。

0074

加えて、一対の追加的な接着剤パッチ(即ち、中央フラップ接着剤56)が、生理用ナプキン20の中央サイドフラップ52の衣類面20Bに配置されており、使用中に装着者の下着の下面に付着し、ナプキン20を適所に維持してフィット性を改善する。

0075

好ましくは、別の一対の追加的な接着剤パッチ(即ち、後部フラップ接着剤57)が、生理用ナプキン20の後部サイドフラップ54の衣類面20Bに配置されて、生理用ナプキン20を適所に維持するのに追加的に役立つ。後側フラップ接着剤57は、使用中に装着者の下着の下面に付着し、ナプキン20を適所に維持してフィット性を改善する。後側フラップ接着剤57は、後部サイドフラップ54における連続的な支持層44と連携して働き、生理用ナプキン20の使用中、後部サイドフラップ54の望ましくない集束化を防ぐ。

0076

その上にパンティー締結具を有する中央サイドフラップ52は、装着者の下着の下面に付着する。中央サイドフラップ52は、装着中に生理用ナプキン20を適所に維持する働きをする。生理用ナプキン20を適所に維持することによって、パンティー内におけるナプキン20のゆがみ及び望ましくない集束化を防ぐ。中央サイドフラップ52はまた、中央領域32が所望のW字型を形成すること、及び後側末端部領域30が所望の逆V字型を形成することを支援してもよい。

0077

これらの接着剤パッチは、当該技術分野において既知であるように、好ましくは使用前は剥離ストリップで覆われている。好ましくは、中央サイドフラップ52は、トップシート38の上に折り曲げられ、中央フラップ接着剤56を通じて、単一の(又は一体的な)剥離ストリップによって橋渡しされる。同様に、後部サイドフラップ54もまた、トップシートの上に折り曲げられ、後側フラップ接着剤57を通じて、単一の(又は一体的な)剥離ストリップによって橋渡しされる。特に好ましい実施形態では、中央サイドフラップ52及び後部サイドフラップ54の両方が、単一の(又は一体的な)剥離ストリップによって橋渡しされる。本明細書において、「一体的」とは、剥離ストリップ部材が、単一の材料又は2つ(又はそれより多く)の接合した材料のいずれかによって形成され得ることを意味する。

0078

パンティー固定用接着剤55もまた剥離ストリップで覆われている。所望する場合、パンティー固定用接着剤55は、生理用ナプキン20用の個々の包装材パッケージとしての働きもする、剥離可能な包装材で覆われる。好ましい構造は、米国特許第6,074,376号(ミルズ(Mills)、2000年6月13日発行)に記載されている。

0079

生理用ナプキン20は、後側末端部領域30が装着者の身体の後側に配置され、最良の臀部のフィット性を提供するように、装着者によって装着される。外方に凸状の長手方向中央チャネル62は、ナプキン20が装着者の大腿によって横方向に圧縮される時、生理用ナプキン20の中央領域32がW字型の断面形体をとるのを支援し、それによって装着者の生殖器部との接触を改善する。このW字型は、チャネルによって提供される高密度化領域が折れ線を形成した状態で、上方及び内方に縮む側面と、上方に座屈して凸状の上向きの形体になる中央とによって形成される。

0080

加えて、中央領域32内における輪郭付けられた形体によって、中央閉鎖区域72は、体液の源の区域に更に近づけられ、それによって装着者の身体に対する更により良いフィット性に貢献する。中央閉鎖区域72の輪郭付けられた形体は、W字型の断面形体と協力し、それによって中央閉鎖区域72を装着者の生殖器部に密接にフィットさせる。この共同的機能は、中央領域32における改善された漏れ防護性を可能にする。

0081

中央領域32のW字型は、後側末端部領域30において逆V字型に変わる。逆V字型は、W字型の輪郭付けられた中央部を保持して、臀部のフィット性を改善する。後側末端部領域30は、それ故、末端汚れからの保護性を改善するために、装着者の臀部の間の割れ目(つまり、臀部の溝)に密接にフィットすることもできる。これは、後側末端部領域30が、その大きさ及びパンティー固定用接着剤によって、その区域適用範囲を維持する間に起こる。

0082

結果として、図1に示された実施形態では、生理用ナプキン20の非対称形状、エンボス加工されたチャネル62,64及び66、中央及び後部サイドフラップ52及び54、並びに中央閉鎖区域72内における輪郭つけられた形体の全てが協力的に連携し、それによってフィット性及び漏れ防護性を改善する。

0083

図8は、本発明の吸収性物品の別の好ましい実施形態の平面図である。この実施形態では、この吸収性物品もまた、比較的厚い、夜間の、特別な保護性の、使い捨て生理用ナプキン21である。チャネル配列を除いて、生理用ナプキン21は、先に検討された生理用ナプキン20に類似していることに留意されたい。図8に関して、生理用ナプキン21は、前側末端部領域28、中央領域32、及び後側末端部領域30内に形成された一対の長手方向チャネル90;並びに中央領域32からそれぞれ横方向外方に延びる一対の中央サイドフラップ52を有する。長手方向チャネル90の各々は、外方に凸状の中央チャネル92、外方に凸状の後側チャネル94、及び外方に凸状の前側チャネル96を含む(又はこれらに分割されている)。長手方向チャネル90は、(1)中央領域における外方に凸状のチャネル部分97、(2)前側末端部領域28と中央領域32の間の遷移区域における内方に凹状の前側チャネル部分98、及び(3)後側末端部領域30と中央領域32の間の遷移区域における内方に凹状の後側チャネル部分99を有する。

0084

本明細書において、「内方に凹状の」とは、長手方向チャネルが、長手方向中心線Lから見るとき、内方に湾曲した(多角形線形状及び曲線形状を包含する)曲線形状を有することを意味する。図8に示された長手方向チャネル90は、生理用ナプキン20の長手方向中心線Lから見るとき、部分98及び99において内方に凹状の円弧形状を有する。

0085

一実施形態では、吸収性コア42は、中央閉鎖区域72の中で輪郭付けられないことができる。しかし、図1に示された生理用ナプキン20と同様に、生理用ナプキン21の吸収性コア42は、中央領域32が中央区域93の外側(即ち、輪郭付けられていない部分)のキャリパーよりも大きいキャリパーを有するように、好ましくは内方に凹状の前側チャネル部分98と内方に凹状の後側チャネル部分99の間の中央区域93内で輪郭付けられている。

0086

中央領域32内における輪郭付けられている形体によって、中央区域93は、体液の源の区域に更に近づけられ、それによって装着者の身体に対する更により良いフィット性に貢献する。中央区域93の輪郭付けられている形体は、外方に凸状の中央チャネル92によって形成されるW字型の断面形体と協力し、それによって中央区域93を装着者の生殖器部に密接にフィットさせる。この共同的機能は、中央領域32における改善された漏れ防護性を可能にする。

0087

図9は、本発明の吸収性物品の更に別の好ましい実施形態の平面図である。この好ましい実施形態において吸収性物品は、日中に多量の体液の排泄物のある傾向のユーザのために設計された、厚い使い捨て生理用ナプキン23である。しかし、この生理用ナプキン23は、図1に示された生理用ナプキン20と比べて、比較的より薄く、より小さいことに留意するべきである。

0088

図9に関し、生理用ナプキン23は、2本の中心線、長手方向中心線L及び横断方向中心線Tを有する。生理用ナプキン23は、離間した2つの長手方向縁部22と、離間した2つの横断方向又は終縁部(又は「端部」)24を有し、これらは共に生理用ナプキン23の周囲26を形成する。生理用ナプキン23はまた、2つの端部領域、即ち、前側端部領域28及び後側端部領域30を有する。中央領域32は、末端部領域28と30の間に設けられる。生理用ナプキン23は、中央領域32における一対のサイドフラップ50を包含する。図1の中央サイドフラップ52と同様に、サイドフラップ50もまた、当該技術分野において既知のあらゆる好適な形体又は形状であることができる。

0089

図9に示されるように、後側端部領域30及び前側端部領域28の形状、面積、長さ、及び幅が同じであるように、生理用ナプキン23は対称形である。端部領域28又は30の、中央領域32に対する長さの比は、約1:5〜約1:1、好ましくは約1:4〜約1:3に変化することができる。図9に示された生理用ナプキン23では、この比は、約1:3.4である。

0090

図1に示された生理用ナプキン20と同様に、図9に示された生理用ナプキン23は、液体透過性トップシート38;液体不透過性バックシート40;トップシート38とバックシート40の間に配置された吸収性コア42を概ね含む。トップシート38、バックシート40、及び吸収性コア42は、吸収性物品又は生理用ナプキンのそのような構成要素に適したものとして当該技術分野において既知のあらゆる種類の材料及び構造を含むことができる。

0091

図9に示された生理用ナプキン23は、少なくとも中央領域32に形成された、外方に凸状の一対の長手方向中央チャネル62を有する。外方に凸状の長手方向中央チャネル62の対の横断距離TDは、中央チャネル62の両端に向って減少し、中央閉鎖区域72を画定する。図9に示された実施形態では、中央閉鎖区域72は、外方に凸状の長手方向中央チャネル62の間の横断距離TDが最大横断距離TDの60%に達する位置Pで少なくとも画定される。しかし、閉鎖区域72は、外方に凸状の長手方向チャネル62の内側チャネル壁の中で、それらの末端部が終止するまで延びる。

0092

好ましくは、中央閉鎖区域72は、105〜165mmの最大長MLと、20〜60mmの最大幅MWを有する。より好ましくは、中央閉鎖区域72は、120〜150mmの最大長MLと、30〜50mmの最大幅MWを有する。図9に示された好ましい実施形態では、中央閉鎖区域72は、135mmの最大長MLと、38mmの最大幅MWを有する。

0093

生理用ナプキン23は、好ましくは、後側端部領域30において後側閉鎖区域74を画定する後側チャネル64を有する。後側閉鎖区域74は、中央領域32及び後側端部領域30の中に形成される。生理用ナプキン23は、好ましくは、前側端部領域30において前側閉鎖区域76を形成する前側チャネル66を有する。前側閉鎖区域76は、中央領域32及び前側端部領域28の中に形成される。前側及び後側チャネル66及び64は、閉鎖区域を形成するあらゆる形状をとることができる。前側及び後側チャネル66及び64は、好ましくは馬蹄のような形状、楕円形若しくは円形のような形状、又はU字型をとる。好ましい馬蹄のような形状の一例が、図9に示されている。

0094

一実施形態では、吸収性コア42は、中央閉鎖区域72の中で輪郭付けられないことができる。しかし、吸収性コア42は、中央領域32が、中央閉鎖区域72の外側(即ち、輪郭付けられていない部分)のキャリパーを超えるキャリパーを有するように、好ましくは、中央閉鎖区域72内で輪郭付けられている。好ましくは、前側末端部領域28及び後側末端部領域30は、同じか又は同様のキャリパーを有する一方、中央領域32は、輪郭付けられた構造の結果として、生理用ナプキン20の最大キャリパー部分を含む。輪郭付けられた部分の、輪郭付けられていない部分に対するキャリパー比は、好ましくは約1.1:1〜約3:1、より好ましくは約2:1〜約2.6:1の範囲である。図9に示された生理用ナプキン23では、輪郭付けられた部分の、輪郭付けられていない部分に対するキャリパー比は、約2.4:1である。

0095

図9に示された実施形態では、生理用ナプキン23は、端部領域28及び30の約3.5mmのキャリパーと、中央領域32の約8.5mmのキャリパーを有する。

0096

生理用ナプキン23は、後側端部領域30が装着者の身体の後側に配置されるように、装着者によって装着される。外方に凸状の長手方向中央チャネル62は、生理用ナプキン23が装着者の大腿部によって圧縮される時、ナプキン23の中央領域32がW字型の断面形体をとるのを支援する。このW字型は、チャネルによって提供される高密度化領域が折れ線を形成した状態で、上方及び内方に縮む側面と、上方に座屈して凸状の上向きの形体になる中央とによって形成される。

0097

加えて、中央領域32内の輪郭付けられた形体によって、中央閉鎖区域72は、体液の源の区域又は装着者の生殖器部に更に近づけられ、それによって装着者の身体に更に良くフィットすることに貢献する。中央閉鎖区域72の輪郭付けられた形体は、W字型の断面形体と協力し、それによって中央閉鎖区域72を装着者の生殖器部に密接にフィットさせる。この共同的機能は、中央領域32における改善された漏れ防護性を可能にする。

0098

「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、いずれの文献の引用も、それが本発明に対する先行技術であるとの容認解釈すべきではない。ここに書かれた文書における用語の意味又は定義が参考として組み込まれる文書における用語の意味又は定義と反する程度まで、この書かれた文書における定義にあてはまる意味又は定義が規制される。

0099

本発明の特定の実施形態を例示し記載したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の様々な変更及び修正を実施できることが、当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

0100

本明細書は、本発明を形成すると見なされる主題を特に指摘し、明確に請求している請求項により結論とするが、本発明は、添付図面と共に示す以下の説明により更に理解できるであろうと考えられる。

図面の簡単な説明

0101

本発明の吸収性物品の好ましい実施形態の平面図。
図1に示された吸収性物品の側面図。
図1の線3−3に沿って取った、図1に示された吸収性物品の概略の断面図。
図1の線4−4に沿って取った、図1に示された吸収性物品の概略の断面図。
図1に示された吸収性物品に形成されたエンボスチャネルの斜視図。
図1に示された外方に凸状の長手方向チャネルの対の平面図。
図1に示された吸収性物品の底面図。
本発明の吸収性物品の別の好ましい実施形態の平面図。
本発明の吸収性物品の更に別の好ましい実施形態の平面図。

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