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技術 自動車の乗客装置

出願人 株式会社H&NDESIGN
発明者 永山孝明
出願日 2007年4月6日 (13年10ヶ月経過) 出願番号 2007-100872
公開日 2008年10月23日 (12年3ヶ月経過) 公開番号 2008-254662
状態 未査定
技術分野 車両用座席 乗客設備 階段・物品収容
主要キーワード 昇降パイプ 可動棒 蟻溝形状 両案内レール 各支持棒 各案内レール 固定パイプ ロック具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年10月23日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (7)

課題

車室において、テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できるようにし、かつ、これが簡単な構成で達成されると共に、重量の増加を防止しつつ達成されるようにする。

解決手段

自動車乗客装置は、車室フロア4上に設けられるシート14,15と、車室フロア4に沿って延びる案内レール25とを備える。シート14,15が案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにする。車室フロア4上にテーブル16を設け、このテーブル16が案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにする。

概要

背景

上記自動車乗客装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、自動車の車室において、インスツルメントパネルにテーブルが支持されている。また、自動車の車室の車室フロア上には、通常、シートが設けられる。
特開平9−309367号公報

概要

車室において、テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できるようにし、かつ、これが簡単な構成で達成されると共に、重量の増加を防止しつつ達成されるようにする。自動車の乗客装置は、車室フロア4上に設けられるシート14,15と、車室フロア4に沿って延びる案内レール25とを備える。シート14,15が案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにする。車室フロア4上にテーブル16を設け、このテーブル16が案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにする。

目的

本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車室において、テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できるようにし、かつ、これが簡単な構成で達成されると共に、重量の増加を防止しつつ達成されるようにすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車室フロア上に設けられるシートと、上記車室フロアに沿って延びる案内レールとを備え、上記シートが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにした自動車乗客装置において、上記車室フロア上にテーブルを設け、このテーブルが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにしたことを特徴とする自動車の乗客装置。

請求項2

上記テーブルが、上記車室フロア上を移動可能とされる台車と、この台車から上方に向かって突設される支柱と、この支柱の突出端部に支持されるテーブル板と、上記台車に取り付けられ、上記案内レールの長手方向の所望部位に対し係脱可能に係止される係止具とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の乗客装置。

請求項3

上記案内レールの幅方向で、上記テーブルの台車に対する上記係止具の位置を調整可能としたことを特徴とする請求項2に記載の自動車の乗客装置。

請求項4

上記案内レールに、その長手方向の各部断面が上方に向かって開口する蟻溝形状であるレール溝を形成し、上記係止具が、昇降可能となるよう上記台車に支持され、その下端部が上記レール溝内に位置して上記昇降により上記レール溝の開口縁部に係脱可能とされる係合体と、この係合体を上記レール溝の開口縁部に係合させるよう付勢するばねとを備えたことを特徴とする請求項2、もしくは3に記載の自動車の乗客装置。

請求項5

上記テーブルの高さを調整可能としたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1つに記載の自動車の乗客装置。

請求項6

平方向で、上記台車に対する上記テーブル板の位置を調整可能としたことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1つに記載の自動車の乗客装置。

技術分野

0001

本発明は、車室において、シートを案内して移動させる案内レールを設け、この案内レールによりテーブルも案内させるようにした自動車乗客装置に関するものである。

背景技術

0002

上記自動車の乗客装置には、従来、下記特許文献1に示されるものがある。この公報のものによれば、自動車の車室において、インスツルメントパネルにテーブルが支持されている。また、自動車の車室の車室フロア上には、通常、シートが設けられる。
特開平9−309367号公報

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、上記自動車がキャンピングカーのように車室が広い場合には、上記車室フロア上におけるテーブルの設置位置を乗客の好みに応じて大きく変更させたい場合がある。

0004

そこで、上記車室フロアに沿って延びる案内レールを設け、上記テーブルが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにすることが考えられる。

0005

しかし、上記のように単に案内レールを設けると、この乗客装置の部品点数が多くなって、構成が複雑になり、かつ、重量が過大になるおそれがある。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、本発明の目的は、車室において、テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できるようにし、かつ、これが簡単な構成で達成されると共に、重量の増加を防止しつつ達成されるようにすることである。

0007

また、本発明の他の目的は、上記テーブルの利用についての自由度を、より向上させるようにすることである。

0008

請求項1の発明は、車室フロア4上に設けられるシート14,15と、上記車室フロア4に沿って延びる案内レール25とを備え、上記シート14,15が上記案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにした自動車の乗客装置において、
上記車室フロア4上にテーブル16を設け、このテーブル16が上記案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにしたことを特徴とする自動車の乗客装置である。

0009

請求項2の発明は、上記テーブル16が、上記車室フロア4上を移動可能とされる台車30と、この台車30から上方に向かって突設される支柱31と、この支柱31の突出端部に支持されるテーブル板33と、上記台車30に取り付けられ、上記案内レール25の長手方向の所望部位に対し係脱可能に係止される係止具34とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の乗客装置である。

0010

請求項3の発明は、上記案内レール25の幅方向で、上記テーブル16の台車30に対する上記係止具34の位置を調整可能としたことを特徴とする請求項2に記載の自動車の乗客装置である。

0011

請求項4の発明は、上記案内レール25に、その長手方向の各部断面が上方に向かって開口する蟻溝形状であるレール溝26を形成し、上記係止具34が、昇降可能となるよう上記台車30に支持され、その下端部が上記レール溝26内に位置して上記昇降により上記レール溝26の開口縁部27に係脱可能とされる係合体55と、この係合体55を上記レール溝26の開口縁部27に係合させるよう付勢するばね56とを備えたことを特徴とする請求項2、もしくは3に記載の自動車の乗客装置である。

0012

請求項5の発明は、上記テーブル16の高さを調整可能としたことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1つに記載の自動車の乗客装置である。

0013

請求項6の発明は、水平方向で、上記台車30に対する上記テーブル板33の位置を調整可能としたことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1つに記載の自動車の乗客装置である。

0014

なお、この項において、上記各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「実施例」の項や図面の内容に限定解釈するものではない。

発明の効果

0015

本発明による効果は、次の如くである。

0016

請求項1の発明は、車室フロア上に設けられるシートと、上記車室フロアに沿って延びる案内レールとを備え、上記シートが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにした自動車の乗客装置において、
上記車室フロア上にテーブルを設け、このテーブルが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにしている。

0017

このため、自動車の車室において、上記テーブルを案内レールの長手方向に向かって移動させることにより、上記テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できる。そして、上記案内レールは、シートを案内するためのものが利用されたことから、上記したテーブルの設置位置の変更は、乗客装置の部品点数の増加を抑制して、簡単な構成で達成され、かつ、重量の増加を防止しつつ達成される。

0018

請求項2の発明は、上記テーブルが、上記車室フロア上を移動可能とされる台車と、この台車から上方に向かって突設される支柱と、この支柱の突出端部に支持されるテーブル板と、上記台車に取り付けられ、上記案内レールの長手方向の所望部位に対し係脱可能に係止される係止具とを備えている。

0019

このため、上記テーブルを移動させるときには、上記係止具を操作して上記案内レールへの係止を解除すればよい。そして、上記テーブルが車室フロア上の所望位置にまで移動したとき、上記係止具を操作して上記案内レールに係止させればよく、これにより、上記テーブルは車室フロア上の所望位置に固定される。よって、上記テーブルを所望位置に設置するための操作は容易にできる。

0020

請求項3の発明は、上記案内レールの幅方向で、上記テーブルの台車に対する上記係止具の位置を調整可能としている。

0021

このため、上記車室フロア上にシートとテーブルとを設けると共に、上記車室フロアに沿うように案内レールを設ける場合において、この案内レールの幅方向で、上記シートとテーブルとの相対位置、およびシートと案内レールとの相対位置をそれぞれ一義的に所望状態に定め、その一方、上記台車に対する上記係止具の位置を調整すれば、この係止具を上記案内レールに合致させて、この案内レールに係止させることができる。よって、上記シート、テーブル、および案内レールを、互いに好ましい相対位置となるよう設置することが、互いに何ら支障なく、かつ、容易にできる。

0022

請求項4の発明は、上記案内レールに、その長手方向の各部断面が上方に向かって開口する蟻溝形状であるレール溝を形成し、上記係止具が、昇降可能となるよう上記台車に支持され、その下端部が上記レール溝内に位置して上記昇降により上記レール溝の開口縁部に係脱可能とされる係合体と、この係合体を上記レール溝の開口縁部に係合させるよう付勢するばねとを備えている。

0023

このため、上記テーブルをレール溝の所望位置に係止させるための係止具は簡単な構成であることから、上記したテーブルの設置位置の変更は、より簡単な構成で達成される。

0024

請求項5の発明は、上記テーブルの高さを調整可能としている。

0025

このため、上記テーブルの高さを調整することにより、上記シートと協同して面積の広いベッドを形成できるなど、上記テーブルの利用についての自由度が向上して便利である。

0026

請求項6の発明は、水平方向で、上記台車に対する上記テーブル板の位置を調整可能としている。

0027

このため、上記テーブルは上記案内レールにより、その長手方向に向かって案内されるものではあるが、上記テーブルのテーブル板の位置を上記したように調整可能としたことにより、上記テーブルの実質的な設置位置は上記案内レールの幅方向にも延長される。よって、上記テーブルの利用についての自由度が更に向上して便利である。

発明を実施するための最良の形態

0028

本発明の自動車の乗客装置に関し、車室において、テーブルの設置位置を乗客の好みに応じて変更できるようにし、かつ、これが簡単な構成で達成されると共に、重量の増加を防止しつつ達成されるようにする、という目的を実現するため、本発明を実施するための最良の形態は、次の如くである。

0029

即ち、自動車の乗客装置は、車室フロア上に設けられるシートと、上記車室フロアに沿って延びる案内レールとを備え、上記シートが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられる。上記車室フロア上にテーブルが設けられ、このテーブルが上記案内レールに案内され、その長手方向に向かって移動させられる。

0030

本発明をより詳細に説明するために、その実施例を添付の図に従って説明する。

0031

図において、符号1はワンボックスタイプのキャンピングカーで例示される自動車である。また、矢印Frは、この自動車1の進行方向の前方を示している。また、下記する左右とは、この自動車1の車体2の幅方向をいうものとする。

0032

上記車体2の内部が車室3とされている。上記車体2は、上記車室3の下面を形成する車室フロア4と、車室3の側面を形成する左右一対側壁5,5と、車室3の天井面を形成する不図示のルーフパネルと、車体2の前面に形成されるフロントウィンド6と、車体2の後面に形成されるドア開口7を開閉可能に閉じるバックドア8とを備えている。

0033

上記車室3の前端部には、運転シート11と助手シート12とが左右に並設されている。これらシート11,12の後方における車室3の後部側に乗客装置13が設けられている。この乗客装置13は、車体2の前後方向で互いに対面するよう設けられる前、後シート14,15と、これら前、後シート14,15の間に配置されるテーブル16と、これら前、後シート14,15およびテーブル16の側方に配置されるサイドシート17とを備えている。

0034

上記前、後シート14,15は、それぞれ上記車室フロア4上に支持されるシートクッション20と、このシートクッション20の前端もしくは後端から上方に向けて突設されるシートバック21とを備えている。これらシートバック21はそれぞれ傾動可能となるよう上記シートクッション20に不図示のリクライニング装置により枢支されている。

0035

上記各シートクッション20はそれぞれ車輪22によって上記車室フロア4上に支持され、この車室フロア4上を移動可能とされている。上記車室フロア4に沿って前後方向に延びる左右一対の案内レール25,25が設けられ、これら案内レール25は上記車室フロア4に固定されている。これら各案内レール25に、その長手方向の各部断面が上方に向かって開口する蟻溝形状であるレール溝26が形成され、このレール溝26の左右開口縁部27,27はそれぞれ下方に向かって突出している。そして、上記前、後シート14,15は、その一部が上記各案内レール25に係合してこれら案内レール25に案内され、その長手方向(前後方向)に向かって個別に移動可能とされている。

0036

上記テーブル16は、上記車室フロア4上を上記前、後シート14,15とは個別に移動可能とされる台車30と、この台車30から上方に向かって突設される支柱31と、この支柱31の突出端部に支持具32により支持される平面視で長方形状のテーブル板33と、上記台車30に取り付けられ、上記案内レール25の長手方向の所望部位に係脱可能に係止される係止具34とを備えている。

0037

上記台車30は、車体2の幅方向に延びる複数(4本)の角パイプ主構成された車台37と、車体2の幅方向に延び上記車台37に対し上記幅方向にそれぞれ個別に摺動可能となるよう嵌入される支持棒38と、上記車台37からの上記各支持棒38の突出端部に車体2の幅方向に延びる軸心回りに回転可能となるよう支持される複数(4つ)の車輪39と、上記車台37に上記支持棒38を解除可能にロックするロック具40とを備えている。このため、上記台車30の車台37に対する各支持棒38のそれぞれの摺動により、上記案内レール25の幅方向で、上記車台37に対する上記車輪39の位置が調整可能とされている。これにより、左右の車輪39,39の幅寸法を調整したり、これら各車輪39を上記各案内レール25に対する所望の相対位置に設置したりすることができる。

0038

上記支柱31は、縦向きの軸心43上で、上記車台37から上方に向かって突設される固定パイプ44と、この固定パイプ44に軸方向に摺動可能、かつ、軸心43回りに回動A可能に嵌入される昇降パイプ45と、この昇降パイプ45を上記固定パイプ44に解除可能にロックするロック具46とを備えている。つまり、上記固定パイプ44に対し上記昇降パイプ45を軸方向に摺動させることにより、上記テーブル16のテーブル板33の高さが調整可能とされている。また、上記固定パイプ44に対し昇降パイプ45を回動Aさせることにより、上記テーブル板33の向きが可変とされている。

0039

例えば、上記前、後シート14,15の各シートバック21を横向き姿勢にまで傾動させてその上面を上記各シートクッション20と面一にさせ、かつ、上記テーブル板33を上記各シートクッション20の高さに合致させれば(図1中、一点鎖線)、上記前、後シート14,15とテーブル16とによって、面積の大きいベッドが得られる。

0040

上記支持具32は上記支柱31の昇降パイプ45の上端部に固着されて水平方向に延びるパイプ材49と、このパイプ材49に軸方向(水平方向)に摺動可能に嵌入される可動棒50と、この可動棒50の各端部に上記テーブル板33を固定させる固定具51と、上記パイプ材49に上記可動棒50を解除可能にロックするロック具52とを備えている。つまり、上記パイプ材49に対し可動棒50を摺動させることにより、上記台車30および支柱31に対するテーブル板33の位置が調整可能とされている。

0041

上記係止具34は、昇降可能となるよう上記台車30の支持棒38に支持され、その下端部が上記案内レール25のレール溝26内に位置して上記昇降により上記レール溝26の開口縁部27に係脱可能とされる係合体55と、この係合体55を上記レール溝26の開口縁部27に係合させるよう付勢するばね56とを備えている。ここで、前記したように、台車30の車台37に対する各支持棒38のそれぞれの摺動により、上記案内レール25の幅方向で、上記テーブル16の台車30に対する上記係止具34の位置が調整可能とされている。

0042

より具体的には、上記係合体55は、縦向きの軸心57を有して上記台車30の支持棒38の突出端部を軸方向に摺動可能(昇降可能)、かつ、上記軸心57回りに回動B可能に貫通する係合軸58と、この係合軸58の下端部に取り付けられ、上記レール溝26内に位置してその開口縁部27に上記ばね56の付勢力により圧接して係合可能とされる係合フック59と、上記係合軸58の上端部に取り付けられる操作部60とを備えている。上記台車30の支持棒38と操作部60との間に上記ばね56が介設され、上記係合体55は上記ばね56を介して上記台車30の支持棒38に支持されている。

0043

そして、上記レール溝26の開口縁部27への係合体55の係合により、上記テーブル16は案内レール25に係止されて、その位置に固定され、これにより、上記テーブル16は車室フロア4側に強固に支持される(各図中、実線)。

0044

上記したテーブル16の案内レール25への係止状態から、上記係合体55の操作部60に下方に向かう外力を与え、上記ばね56の付勢力に対抗して上記係合体55を下方に押動すれば(図6中、二点鎖線)、上記レール溝26の開口縁部27に対する係合フック59の係合が解除される。次に、上記軸心57回りに上記係合体55を回動Bさせれば(図6中、一点鎖線)、上下方向で上記レール溝26に係合フック59が対向する。次に、上記係合体55に対する外力を解除すれば、上記ばね56の付勢力により、上記係合体55が上昇させられ(図6中、三点鎖線)、上記係合フック59は上記レール溝26を通って外部に離脱可能とされる。

0045

上記係合体55がばね56の付勢力や外力を受けない自由状態(図6中、三点鎖線)で、上記係合体55の係合軸58の下端部と係合フック59とは、上記レール溝26に嵌入された状態が維持され、このレール溝26の内面に対し、摺動可能とされる。このため、上記車室フロア4上でテーブル16が移動するとき、上記係合軸58は上記レール溝26の内面をこのレール溝26の長手方向に向かうよう摺動し、これにより、上記テーブル16は、上記案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられる。

0046

なお、上記係止具34と同構成のものが、上記前、後シート14,15にも設けられている。

0047

上記構成によれば、車室フロア4上にテーブル16を設け、このテーブル16が上記案内レール25に案内され、その長手方向に向かって移動させられるようにしている。

0048

このため、自動車1の車室3において、上記テーブル16を案内レール25の長手方向に向かって移動させることにより、上記テーブル16の設置位置を乗客の好みに応じて変更できる。そして、上記案内レール25は、シート14,15を案内するためのものが利用されたことから、上記したテーブル16の設置位置の変更は、乗客装置13の部品点数の増加を抑制して、簡単な構成で達成され、かつ、重量の増加を防止しつつ達成される。

0049

また、前記したように、テーブル16が、上記車室フロア4上を移動可能とされる台車30と、この台車30から上方に向かって突設される支柱31と、この支柱31の突出端部に支持されるテーブル板33と、上記台車30に取り付けられ、上記案内レール25の長手方向の所望部位に対し係脱可能に係止される係止具34とを備えている。

0050

このため、上記テーブル16を移動させるときには、上記係止具34を操作して上記案内レール25への係止を解除すればよい。そして、上記テーブル16が車室フロア4上の所望位置にまで移動したとき、上記係止具34を操作して上記案内レール25に係止させればよく、これにより、上記テーブル16は車室フロア4上の所望位置に固定される。よって、上記テーブル16を所望位置に設置するための操作は容易にできる。

0051

また、前記したように、案内レール25の幅方向で、上記テーブル16の台車30に対する上記係止具34の位置を調整可能としている。

0052

このため、上記車室フロア4上にシート14,15とテーブル16とを設けると共に、上記車室フロア4に沿うように案内レール25を設ける場合において、この案内レール25の幅方向で、上記シート14,15とテーブル16との相対位置、およびシート14,15と案内レール25との相対位置をそれぞれ一義的に所望状態に定め、その一方、上記台車30に対する上記係止具34の位置を調整すれば、この係止具34を上記案内レール25に合致させて、この案内レール25に係止させることができる。よって、上記シート14,15、テーブル16、および案内レール25を、互いに好ましい相対位置となるよう設置することが、互いに何ら支障なく、かつ、容易にできる。

0053

また、前記したように、案内レール25に、その長手方向の各部断面が上方に向かって開口する蟻溝形状であるレール溝26を形成し、上記係止具34が、昇降可能となるよう上記台車30に支持され、その下端部が上記レール溝26内に位置して上記昇降により上記レール溝26の開口縁部27に係脱可能とされる係合体55と、この係合体55を上記レール溝26の開口縁部27に係合させるよう付勢するばね56とを備えている。

0054

このため、上記テーブル16をレール溝26の所望位置に係止させるための係止具34は簡単な構成であることから、上記したテーブル16の設置位置の変更は、より簡単な構成で達成される。

0055

また、前記したように、テーブル16の高さを調整可能としている。

0056

このため、上記テーブル16の高さを調整することにより、上記シート14,15と協同して面積の広いベッドを形成できるなど、上記テーブル16の利用についての自由度が向上して便利である。

0057

また、前記したように、水平方向で、上記台車30に対する上記テーブル板33の位置を調整可能としている。

0058

このため、上記テーブル16は上記案内レール25により、その長手方向に向かって案内されるものではあるが、上記テーブル16のテーブル板33の位置を上記したように調整可能としたことにより、上記テーブル16の実質的な設置位置は上記案内レール25の幅方向にも延長される。よって、上記テーブル16の利用についての自由度が更に向上して便利である。

0059

なお、以上は図示の例によるが、上記前、後シート14,15やテーブル16は、その各車輪22,39が上記各案内レール25上を転動するようにし、つまり、上記各案内レール25に直接支持されるようにしてもよい。また、上記各車輪22,39はキャスターであってもよい。また、上記テーブル16の各構成部品30,31,32,33,34は、互いに分解可能や折り畳み可能として、収納時の占有空間を小さくできるようにしてもよい。

0060

また、上記テーブル16の案内用として、上記両案内レール25のうちの一本のみを利用してもよい。また、このように一本のみを利用し、かつ、上記サイドシート17側の側壁5および/もしくは他の側壁5に設けた他の案内レールに、上記テーブル16の支持具32やテーブル板33を支持させ、このテーブル16を案内させるようにしてもよく、この場合、上記サイドシート17は設けなくてもよい。

0061

また、上記レール溝26は上方に向かって開口する単なるチャンネル形状であってもよく、つまり、上記レール溝26の各開口縁部27は下方に向かって突出していなくてもよい。

図面の簡単な説明

0062

図2のI−I線矢視図である。
自動車の全体平面簡略図である。
図1で示したものの正面図である。
図1で示したものの平面図である。
図1のV−V線矢視図である。
図3部分拡大分断面図である。

符号の説明

0063

1自動車
2 車体
3 車室
4車室フロア
5側壁
13乗客装置
14シート
15 シート
16 テーブル
17サイドシート
25案内レール
26レール溝
27開口縁部
30台車
31支柱
32支持具
33テーブル板
34係止具
55係合体
56 ばね
57軸心
58係合軸
59係合フック
60 操作部
A回動
B 回動

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