図面 (/)

技術 乾燥機およびそのための乾燥制御方法

出願人 エルジーエレクトロニクスインコーポレイテッド
発明者 ヤンゼスクキムサンドゥチョンソンヘ
出願日 2008年5月26日 (11年5ヶ月経過) 出願番号 2008-136178
公開日 2008年10月16日 (11年1ヶ月経過) 公開番号 2008-246219
状態 拒絶査定
技術分野 衣類乾燥機
主要キーワード ブロワーモーター 半導体継電器 開閉程度 出口組立体 感知値 NPNトランジスター 保護構成 整流機
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年10月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

乾燥機およびそのための乾燥制御方法に関するものであり、さらに詳しくは誤動作によるヒーターの駆動を防止し、乾燥動作時に必要な電力量を制御するための乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供する。

解決手段

ドラム44内部の空気を循環させるためのブロワーの動作により前記ドラム44内部に流入する空気を加熱するためのヒーター42、前記ブロワーの回転速度を検出し、その検出結果により前記加熱手段を制御する動作感知部の制御により前記ヒーター42を駆動させるヒーター駆動部を含み、ブロワーが正常に動作するかどうかを感知するための手段を提供する。

概要

背景

図1には従来技術による乾燥機の要部構成が分解斜視図で図示されている。図1によれば、乾燥機の外観を構成するキャビネット(図示せず)の内部にドラム1が設置される。前記ドラム1は円筒状で両端部が開放され、別途駆動源により駆動されるベルト(図示せず)が巻かれるベルト溝2が外周面の中間部にそって形成されている。前記ドラム1の内部には乾燥が進行する乾燥チャンバー5が形成される。前記乾燥チャンバー5内部にはドラム1の回転時に前記乾燥チャンバー5内部にある乾燥対象物をひっくり返すバッフル6が多数形成される。
前記ドラム1の先端と後端に対応するようにそれぞれ前面ヘッド7と後面ヘッド9が設置される。ここで、前記前面ヘッド7と後面ヘッド9は、前記ドラム1の開放された部分をふさぎ、乾燥チャンバー5を形成しドラム1の先端と後端をそれぞれ支持する役割をする。この時、相対的に回転する前記前面ヘッド7とドラム1との間、および前記後面ヘッド9とドラム1との間には漏洩を防ぐためシーリング材10が設置される。もちろん、前記ドラムを支持するための多数個ローラー(図示せず)が、前記ドラム1の先端と後端に対応する位置に設置される。
前記前面ヘッド7には前記乾燥チャンバー5の内部と外部とを連通させる通孔8が形成されている。前記通孔8はドア(図示せず)により選択的に開閉される。
前記後面ヘッド9にはエアー供給ダクト12が設置されるが、前記エアー供給ダクト12は前記乾燥チャンバー5の内部に空気、より正確には熱風を供給する通路の役割をするもので、前記乾燥チャンバー5の内部と連通している。

そして、前記前面ヘッド7の通孔8の下段に該当する前記前面ヘッド7の一方には前記乾燥チャンバー5から空気が抜け出る部分である出口組立体13が備えられる。前記出口組立体13にはリントフィルター14が設置される。前記リントフィルター14は前記乾燥チャンバー5から抜け出る空気に混ざっている異物(たとえば抜糸や埃)を排除する役割をする。
前記出口組立体13と連通するようにリントダクト15が設置されるが、前記リントダクト15の内部にまで前記リントフィルター14が位置するようになる。
前記リントダクト15と連結されるブロワー17が設置され、前記リントダクト15を通して前記乾燥チャンバー5内部の空気を吸い出すようになる。前記ブロワー17はブロワーハウジング18の内部に設置される。前記ブロワーハウジング18は一方が前記リントダクト15と連通しており、他方が排気パイプ19が連結されている。したがって、前記乾燥チャンバー5から抜け出て前記リントダクト15を通過した空気が、前記ブロワー17の力によって前記排気パイプ19を通して外部に排出される。

一方、前記エアー供給ダクト12に連結されるように熱風ダクト20が設置される。前記熱風ダクト20は前記乾燥チャンバー5の内部で乾燥作用をする熱風を供給する役割をする。このため前記熱風ダクト20には空気を加熱するための熱エネルギーを発生する構成が備えられる。
すなわち、前記熱風ダクト20の入口にはガスノズル22が設置される。前記ガスノズル22は供給されたガス噴射させる役割をする。このようなガスノズル22には、ガスの供給を制御するためのバルブ(図示せず)が備えられる。図面符号23はガス管である。
前記ガスノズル22から噴射されたガスと1次空気を混合するための混合管24が、前記熱風ダクト20の入口から内部に延長されるよう設置される。ここで前記混合管24の入口は前記ガスノズル22と対応するよう位置される。前記混合管24の内部では、前記ガスノズル22から噴射されたガスと前記混合管24の入口を通って流入した外部空気、すなわち1次空気が混ざるようになる。前記混合管24の先端にはスパークプラグ26が設置され、点火のためのスパークを発生させる。以下では、前記熱エネルギーを発生させる構成をヒーターとして言及する。

次に前記のような構成からなる乾燥機の制御のための構成について説明する。図2は従来の乾燥機の制御構成図である。
従来の乾燥機は、マイクロコンピューター100の制御下で乾燥動作がなされるように構成されている。前記乾燥機は、乾燥機の内部に電気的制御を受けるように構成された駆動部120と、電気的な信号を検出するセンサー110、前記センサー110により検出された信号が入力され、この入力された信号によって制御信号を生成し、前記駆動部120および前記センサー110に前記制御信号を提供するマイクロコンピューター100を含めて構成される。前記センサー110は、使用者選択による電源供給信号、乾燥動作信号、乾燥条件が入力され、前記マイクロコンピューター100に提供するキー入力部103と、現在の洗濯物乾燥程度を検出するために、電極センサー(図示せず)により検出された信号を、前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する電極センサー信号変換部106と、ドラム1内部に供給される熱風の温度を検出するため第1温度センサー(図示せず)により検出された信号を、前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する第1温度センサー信号変換部109、前記ドラム1から排出される熱風の温度を検出するために、第2温度センサー(図示せず)により検出された信号を 前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する第2温度センサー信号変換部112、そして乾燥動作のうちドアの開きを感知して、この感知結果を前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供するドア感知部115を含めて構成される。
前記駆動部120は、前記ドラム1を回転させるための駆動力を発生させるドラムモーター(図示せず)の駆動のためのドラムモーター駆動部118と、ブロワー17を回転させるための駆動力を発生させるブロワーモーター(図示せず)の駆動のためのブロワーモーター駆動部121と、乾燥作用のための熱源を前記熱風ダクト20を通して供給するヒーター(図示せず)の駆動のためのヒーター駆動部124を含めて構成される。
前記駆動部120の各要素は前述したように、前記マイクロコンピューター100によって制御される。

このような構成による従来の乾燥機の動作は次の通りである。
使用者が前記ドラム1の内部に形成された乾燥チャンバー5に乾燥対象物である洗濯物を投入しドアを閉めた後、キー入力部103に具備された動作ボタンを押す。前記マイクロコンピューター100は使用者が選択した動作モードを認識する。使用者が乾燥動作を選択した場合、前記マイクロコンピューター100は前記ドラムモーター駆動部118を駆動させる。前記ドラムモーター駆動部118が駆動すれば、前記ベルト溝2に巻かれているベルトが別途の駆動源によって駆動されながら、前記ドラム1が回転する。
そして、前記マイクロコンピューター100はブロワーモーターを駆動させる。前記ブロワーモーターが駆動すると、前記ブロワー17が作動する。前記作動したブロワー17は前記乾燥チャンバー5内部の空気を前記リントダクト15を通して放出する。このように前記乾燥チャンバー5の内部空気が放出されれば、前記乾燥チャンバー5の内部には前記エアー供給ダクト12を通して外部の空気が流入する。

一方、前記マイクロコンピューター100は、前記ヒーター駆動部124を駆動させる。前記ヒーター駆動部124は、前記エアー供給ダクト12を通して前記乾燥チャンバー5の内部に流入する空気が前記熱風ダクト20を通過する時、相対的に高い温度になるよう、前記供給される空気を加熱する。前記マイクロコンピューター100は、前記ヒーター駆動部124の制御とともに、ガスノズル22を通して供給されるガスの量を制御するためにバルブを駆動し、スパークプラグ26による点火動作などを制御する。前記マイクロコンピューター100が、前記バルブおよびスパークプラグ26を制御することにより、前記乾燥チャンバー5の内部に流入する空気の温度が実質的に制御される。詳しくは、前記ガスノズル22を通してガスが混合管24の内部に噴射されると、この噴射されたガスは前記スパークプラグ26により点火され燃焼する。前記ガスが燃焼しながら発生する熱エネルギーが前記乾燥チャンバー5の内部に流入される空気を加熱して熱風にする。
前記熱風は前記エアー供給ダクト12を通して前記ドラム1の内部に形成された乾燥チャンバー5の内部に提供される。前記乾燥チャンバー5の内部で前記熱風は洗濯物に含有する水分を吸収した後、前記出口組立体13を通して前記乾燥チャンバー5から抜け出るようになる。前記出口組立体13を通して空気が前記乾燥チャンバー5から抜け出るのは、前記ブロワー17の吸引力による。そして前記出口組立体13を抜け出る空気は前記リントダクト14を通過しながら、埃や抜け糸などの異物を排除される。
このような熱風循環方式で前記ドラム1内部の洗濯物が乾燥される時、前記マイクロコンピューター100は電極センサー信号変換部106の感知値基礎とし、洗濯物の乾燥程度を判断する。また、前記温度センサー1信号変換部109により検出されるドラム1の内部に流入される熱風の温度と、温度センサー2信号変換部112により検出されるドラム1の外部に排出される熱風の温度を基礎とし、洗濯物の乾燥程度を最終的に判断し、乾燥動作を制御する。

しかし、前記のような構成をもった従来の技術には次のような問題点がある。
従来の乾燥機は、前記ブロワー17の駆動による吸引力により、前記ドラム1内部と外部で空気の循環がなされるようにしながら、前記ドラム1内部への熱風供給を制御している。したがって、前記熱エネルギーを発生するヒーターが駆動される状態では、前記ブロワー17が駆動されなければならない。
もしも、前記ブロワー17が正常に動作しなくなれば、前記ヒーターにより発生するエネルギーにより、ドラム1内部の温度は続けて上昇するのに、ドラム1の内部と外部との空気循環はなされないことになる。従って、ドラム1の内部の継続的な温度上昇による熱によって、乾燥中の洗濯物が損傷したり、一部部品火災も発生しうる。また前記ヒーターを構成する部品に含まれたコイル持続的に高い熱を発生させることにより、その寿命が短縮されもする。
一方、従来の乾燥動作モードでヒーターの駆動が必要であると判断される時点で、前記マイクロコンピューター100はヒーター駆動部124を通して前記ヒーターの動作を制御する。前記ヒーターの動作を制御する時点で、前記マイクロコンピューター100がブロワー17が正常に駆動されるかどうかを判断できる保護的な構成を、前記乾燥機は備えていない。従来の乾燥機では単に、前記マイクロコンピューター100がブロワーモーターを駆動させた後、所定時間後に、前記マイクロコンピューター100が前記ヒーターを動作させるように制御されている。
したがって従来の乾燥機は、前記マイクロコンピューター100の誤動作、または前記ブロワー17の誤動作などが発生した時に、前記ヒーターの動作を制止する保護構成がない。結果的に従来の乾燥機は一部部品の誤動作による火災発生の問題点があった。このような問題点は結果的に製品信頼度を低下させるだけでなく、使用者の安全までも脅かすため、製品には致命的な欠陥として指摘されうる。

一方、従来の乾燥機で前記マイクロコンピューター100によるヒーターの駆動制御は図3aと図3bに図示されている形態で制御している。
すなわち、リレーを利用したヒーター制御トライアック(triacs)を利用したヒーター制御をしているが、このような制御は次のような問題点を持っている。
図3aに図示された連結形態は、各リレー(RY1,RY2)と、各ヒーター(H1,H2)が直列連結された構造が並列に連結された形態である。そのため、リレーのオンオフ制御によりヒーターの多段動作を制御はできるが、ヒーターの出力パワー可変的に制御することはできない。
また、別の実施形態で提示された図3bの構成は、トライアック(T1)やシリコン制御整流機(silicon controlled rectifier;SCR)、半導体継電器(solid-state relay;SSR)などのパワー素子を利用する。このような構成でヒーター(H3)の出力パワーを可変的に制御することはできるが、ヒーター容量が大きい場合、前記パワー素子の放熱問題を解消するためにクーリングファンを使用せざるを得ない問題点があった。
すなわち、従来の乾燥機でリレーを利用したヒーター制御では、ヒーターの出力パワーを可変制御することが不可能であり、トライアックを利用したヒーター制御では、放熱問題を解消するための放熱板取付けによる構造的な問題および製造費用の上昇などの問題点があった。

概要

乾燥機およびそのための乾燥制御方法に関するものであり、さらに詳しくは誤動作によるヒーターの駆動を防止し、乾燥動作時に必要な電力量を制御するための乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供する。ドラム44内部の空気を循環させるためのブロワーの動作により前記ドラム44内部に流入する空気を加熱するためのヒーター42、前記ブロワーの回転速度を検出し、その検出結果により前記加熱手段を制御する動作感知部の制御により前記ヒーター42を駆動させるヒーター駆動部を含み、ブロワーが正常に動作するかどうかを感知するための手段を提供する。

目的

本発明の目的は、以上に言及した従来の技術の問題点を解消するために案出されたものであり、ブロワーの駆動状態によってヒーターが動作できるようにし、安全な乾燥動作がなされるようにする乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的はヒーターの出力パワーを制御できる乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供することにある。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラム;前記ドラム内部の空気を循環させるためのブロワー;前記ブロワーの動作により前記ドラム内部に流入する空気を加熱するためのヒーター;前記ブロワーの回転速度を検出し、その検出結果により前記加熱手段を制御する動作感知部;前記動作感知部の制御により前記ヒーターを駆動させるヒーター駆動部;を含む乾燥機

請求項2

前記ヒーター駆動部は、外部制御信号により、前記ヒーターを駆動させるための第1トランジスター;前記動作感知部の制御により前記第1トランジスターと前記ヒーターの電力源スイッチングする第2トランジスター;をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。

請求項3

回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラム;前記ドラム内部に流入する空気を加熱するための加熱手段;前記乾燥対象物により前記加熱手段に供給される電力量を判断し、その判断結果により前記加熱手段を制御する制御部、ここで、前記加熱手段は前記制御部の制御により独立的に発熱する少なくとも二つのヒーターと、前記ヒーターを駆動させるための駆動手段;を含むことを特徴とする請求項1に記載の乾燥機。

請求項4

前記少なくとも二つのヒーターのうち、第1ヒーターは一定の電力量を発熱し、第2ヒーターは可変の電力量を発熱することを特徴とする請求項3に記載の乾燥機。

請求項5

前記駆動手段を前記少なくとも二つのヒーターのうち、第1ヒーターは一定の電力で発熱するように制御する第1スイッチング素子;第2ヒーターは可変の電力で発熱するよう制御する第2スイッチング素子;をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の乾燥機。

請求項6

前記第1スイッチング素子はリレーであることを特徴とする請求項5に記載の乾燥機。

請求項7

前記第2スイッチング素子のうち一つはトライアックであり、他の一つは前記トライアックの開閉を調節するためのフォトトライアックであることを特徴とする請求項5に記載の乾燥機。

請求項8

前記フォトトライアックは前記制御部の制御により前記トライアックの開閉を調節し、前記トライアックは前記フォトトライアックの制御により前記第2ヒーターの電力源と、前記第2ヒーターをスイッチングすることを特徴とする請求項7に記載の乾燥機。

請求項9

回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラムと、前記ドラムに流入する空気を加熱させるための加熱手段を含む乾燥機において、前記乾燥対象物に必要な電力量を判断する段階;前記判断結果により、前記加熱手段が含む複数のヒーターを独立的に制御する段階;を含むことを特徴とする乾燥制御方法

請求項10

前記制御する段階において、前記判断結果により、前記加熱手段が含まれる複数のヒーターが一定および/または可変電力量で、それぞれ発熱するように制御することを特徴とする請求項9に記載の乾燥制御方法。

技術分野

0001

本発明は乾燥機およびそのための乾燥制御方法に関するもので、さらに詳しくは、誤動作によるヒーターの駆動を防止し、乾燥動作時に必要な電力量を制御し得る乾燥機およびその乾燥制御方法に関する。

背景技術

0002

図1には従来技術による乾燥機の要部構成が分解斜視図で図示されている。図1によれば、乾燥機の外観を構成するキャビネット(図示せず)の内部にドラム1が設置される。前記ドラム1は円筒状で両端部が開放され、別途駆動源により駆動されるベルト(図示せず)が巻かれるベルト溝2が外周面の中間部にそって形成されている。前記ドラム1の内部には乾燥が進行する乾燥チャンバー5が形成される。前記乾燥チャンバー5内部にはドラム1の回転時に前記乾燥チャンバー5内部にある乾燥対象物をひっくり返すバッフル6が多数形成される。
前記ドラム1の先端と後端に対応するようにそれぞれ前面ヘッド7と後面ヘッド9が設置される。ここで、前記前面ヘッド7と後面ヘッド9は、前記ドラム1の開放された部分をふさぎ、乾燥チャンバー5を形成しドラム1の先端と後端をそれぞれ支持する役割をする。この時、相対的に回転する前記前面ヘッド7とドラム1との間、および前記後面ヘッド9とドラム1との間には漏洩を防ぐためシーリング材10が設置される。もちろん、前記ドラムを支持するための多数個ローラー(図示せず)が、前記ドラム1の先端と後端に対応する位置に設置される。
前記前面ヘッド7には前記乾燥チャンバー5の内部と外部とを連通させる通孔8が形成されている。前記通孔8はドア(図示せず)により選択的に開閉される。
前記後面ヘッド9にはエアー供給ダクト12が設置されるが、前記エアー供給ダクト12は前記乾燥チャンバー5の内部に空気、より正確には熱風を供給する通路の役割をするもので、前記乾燥チャンバー5の内部と連通している。

0003

そして、前記前面ヘッド7の通孔8の下段に該当する前記前面ヘッド7の一方には前記乾燥チャンバー5から空気が抜け出る部分である出口組立体13が備えられる。前記出口組立体13にはリントフィルター14が設置される。前記リントフィルター14は前記乾燥チャンバー5から抜け出る空気に混ざっている異物(たとえば抜糸や埃)を排除する役割をする。
前記出口組立体13と連通するようにリントダクト15が設置されるが、前記リントダクト15の内部にまで前記リントフィルター14が位置するようになる。
前記リントダクト15と連結されるブロワー17が設置され、前記リントダクト15を通して前記乾燥チャンバー5内部の空気を吸い出すようになる。前記ブロワー17はブロワーハウジング18の内部に設置される。前記ブロワーハウジング18は一方が前記リントダクト15と連通しており、他方が排気パイプ19が連結されている。したがって、前記乾燥チャンバー5から抜け出て前記リントダクト15を通過した空気が、前記ブロワー17の力によって前記排気パイプ19を通して外部に排出される。

0004

一方、前記エアー供給ダクト12に連結されるように熱風ダクト20が設置される。前記熱風ダクト20は前記乾燥チャンバー5の内部で乾燥作用をする熱風を供給する役割をする。このため前記熱風ダクト20には空気を加熱するための熱エネルギーを発生する構成が備えられる。
すなわち、前記熱風ダクト20の入口にはガスノズル22が設置される。前記ガスノズル22は供給されたガス噴射させる役割をする。このようなガスノズル22には、ガスの供給を制御するためのバルブ(図示せず)が備えられる。図面符号23はガス管である。
前記ガスノズル22から噴射されたガスと1次空気を混合するための混合管24が、前記熱風ダクト20の入口から内部に延長されるよう設置される。ここで前記混合管24の入口は前記ガスノズル22と対応するよう位置される。前記混合管24の内部では、前記ガスノズル22から噴射されたガスと前記混合管24の入口を通って流入した外部空気、すなわち1次空気が混ざるようになる。前記混合管24の先端にはスパークプラグ26が設置され、点火のためのスパークを発生させる。以下では、前記熱エネルギーを発生させる構成をヒーターとして言及する。

0005

次に前記のような構成からなる乾燥機の制御のための構成について説明する。図2は従来の乾燥機の制御構成図である。
従来の乾燥機は、マイクロコンピューター100の制御下で乾燥動作がなされるように構成されている。前記乾燥機は、乾燥機の内部に電気的制御を受けるように構成された駆動部120と、電気的な信号を検出するセンサー110、前記センサー110により検出された信号が入力され、この入力された信号によって制御信号を生成し、前記駆動部120および前記センサー110に前記制御信号を提供するマイクロコンピューター100を含めて構成される。前記センサー110は、使用者選択による電源供給信号、乾燥動作信号、乾燥条件が入力され、前記マイクロコンピューター100に提供するキー入力部103と、現在の洗濯物乾燥程度を検出するために、電極センサー(図示せず)により検出された信号を、前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する電極センサー信号変換部106と、ドラム1内部に供給される熱風の温度を検出するため第1温度センサー(図示せず)により検出された信号を、前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する第1温度センサー信号変換部109、前記ドラム1から排出される熱風の温度を検出するために、第2温度センサー(図示せず)により検出された信号を 前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供する第2温度センサー信号変換部112、そして乾燥動作のうちドアの開きを感知して、この感知結果を前記マイクロコンピューター100が認識できる信号に変換し、この変換された信号を前記マイクロコンピューター100に提供するドア感知部115を含めて構成される。
前記駆動部120は、前記ドラム1を回転させるための駆動力を発生させるドラムモーター(図示せず)の駆動のためのドラムモーター駆動部118と、ブロワー17を回転させるための駆動力を発生させるブロワーモーター(図示せず)の駆動のためのブロワーモーター駆動部121と、乾燥作用のための熱源を前記熱風ダクト20を通して供給するヒーター(図示せず)の駆動のためのヒーター駆動部124を含めて構成される。
前記駆動部120の各要素は前述したように、前記マイクロコンピューター100によって制御される。

0006

このような構成による従来の乾燥機の動作は次の通りである。
使用者が前記ドラム1の内部に形成された乾燥チャンバー5に乾燥対象物である洗濯物を投入しドアを閉めた後、キー入力部103に具備された動作ボタンを押す。前記マイクロコンピューター100は使用者が選択した動作モードを認識する。使用者が乾燥動作を選択した場合、前記マイクロコンピューター100は前記ドラムモーター駆動部118を駆動させる。前記ドラムモーター駆動部118が駆動すれば、前記ベルト溝2に巻かれているベルトが別途の駆動源によって駆動されながら、前記ドラム1が回転する。
そして、前記マイクロコンピューター100はブロワーモーターを駆動させる。前記ブロワーモーターが駆動すると、前記ブロワー17が作動する。前記作動したブロワー17は前記乾燥チャンバー5内部の空気を前記リントダクト15を通して放出する。このように前記乾燥チャンバー5の内部空気が放出されれば、前記乾燥チャンバー5の内部には前記エアー供給ダクト12を通して外部の空気が流入する。

0007

一方、前記マイクロコンピューター100は、前記ヒーター駆動部124を駆動させる。前記ヒーター駆動部124は、前記エアー供給ダクト12を通して前記乾燥チャンバー5の内部に流入する空気が前記熱風ダクト20を通過する時、相対的に高い温度になるよう、前記供給される空気を加熱する。前記マイクロコンピューター100は、前記ヒーター駆動部124の制御とともに、ガスノズル22を通して供給されるガスの量を制御するためにバルブを駆動し、スパークプラグ26による点火動作などを制御する。前記マイクロコンピューター100が、前記バルブおよびスパークプラグ26を制御することにより、前記乾燥チャンバー5の内部に流入する空気の温度が実質的に制御される。詳しくは、前記ガスノズル22を通してガスが混合管24の内部に噴射されると、この噴射されたガスは前記スパークプラグ26により点火され燃焼する。前記ガスが燃焼しながら発生する熱エネルギーが前記乾燥チャンバー5の内部に流入される空気を加熱して熱風にする。
前記熱風は前記エアー供給ダクト12を通して前記ドラム1の内部に形成された乾燥チャンバー5の内部に提供される。前記乾燥チャンバー5の内部で前記熱風は洗濯物に含有する水分を吸収した後、前記出口組立体13を通して前記乾燥チャンバー5から抜け出るようになる。前記出口組立体13を通して空気が前記乾燥チャンバー5から抜け出るのは、前記ブロワー17の吸引力による。そして前記出口組立体13を抜け出る空気は前記リントダクト14を通過しながら、埃や抜け糸などの異物を排除される。
このような熱風循環方式で前記ドラム1内部の洗濯物が乾燥される時、前記マイクロコンピューター100は電極センサー信号変換部106の感知値基礎とし、洗濯物の乾燥程度を判断する。また、前記温度センサー1信号変換部109により検出されるドラム1の内部に流入される熱風の温度と、温度センサー2信号変換部112により検出されるドラム1の外部に排出される熱風の温度を基礎とし、洗濯物の乾燥程度を最終的に判断し、乾燥動作を制御する。

0008

しかし、前記のような構成をもった従来の技術には次のような問題点がある。
従来の乾燥機は、前記ブロワー17の駆動による吸引力により、前記ドラム1内部と外部で空気の循環がなされるようにしながら、前記ドラム1内部への熱風供給を制御している。したがって、前記熱エネルギーを発生するヒーターが駆動される状態では、前記ブロワー17が駆動されなければならない。
もしも、前記ブロワー17が正常に動作しなくなれば、前記ヒーターにより発生するエネルギーにより、ドラム1内部の温度は続けて上昇するのに、ドラム1の内部と外部との空気循環はなされないことになる。従って、ドラム1の内部の継続的な温度上昇による熱によって、乾燥中の洗濯物が損傷したり、一部部品火災も発生しうる。また前記ヒーターを構成する部品に含まれたコイル持続的に高い熱を発生させることにより、その寿命が短縮されもする。
一方、従来の乾燥動作モードでヒーターの駆動が必要であると判断される時点で、前記マイクロコンピューター100はヒーター駆動部124を通して前記ヒーターの動作を制御する。前記ヒーターの動作を制御する時点で、前記マイクロコンピューター100がブロワー17が正常に駆動されるかどうかを判断できる保護的な構成を、前記乾燥機は備えていない。従来の乾燥機では単に、前記マイクロコンピューター100がブロワーモーターを駆動させた後、所定時間後に、前記マイクロコンピューター100が前記ヒーターを動作させるように制御されている。
したがって従来の乾燥機は、前記マイクロコンピューター100の誤動作、または前記ブロワー17の誤動作などが発生した時に、前記ヒーターの動作を制止する保護構成がない。結果的に従来の乾燥機は一部部品の誤動作による火災発生の問題点があった。このような問題点は結果的に製品信頼度を低下させるだけでなく、使用者の安全までも脅かすため、製品には致命的な欠陥として指摘されうる。

0009

一方、従来の乾燥機で前記マイクロコンピューター100によるヒーターの駆動制御は図3aと図3bに図示されている形態で制御している。
すなわち、リレーを利用したヒーター制御トライアック(triacs)を利用したヒーター制御をしているが、このような制御は次のような問題点を持っている。
図3aに図示された連結形態は、各リレー(RY1,RY2)と、各ヒーター(H1,H2)が直列連結された構造が並列に連結された形態である。そのため、リレーのオンオフ制御によりヒーターの多段動作を制御はできるが、ヒーターの出力パワー可変的に制御することはできない。
また、別の実施形態で提示された図3bの構成は、トライアック(T1)やシリコン制御整流機(silicon controlled rectifier;SCR)、半導体継電器(solid-state relay;SSR)などのパワー素子を利用する。このような構成でヒーター(H3)の出力パワーを可変的に制御することはできるが、ヒーター容量が大きい場合、前記パワー素子の放熱問題を解消するためにクーリングファンを使用せざるを得ない問題点があった。
すなわち、従来の乾燥機でリレーを利用したヒーター制御では、ヒーターの出力パワーを可変制御することが不可能であり、トライアックを利用したヒーター制御では、放熱問題を解消するための放熱板取付けによる構造的な問題および製造費用の上昇などの問題点があった。

発明が解決しようとする課題

0010

本発明の目的は、以上に言及した従来の技術の問題点を解消するために案出されたものであり、ブロワーの駆動状態によってヒーターが動作できるようにし、安全な乾燥動作がなされるようにする乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的はヒーターの出力パワーを制御できる乾燥機およびそのための乾燥制御方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0011

本発明の第1の特徴によれば、乾燥機は回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラム、前記ドラム内部の空気を循環させるためのブロワー、前記ブロワーの動作により前記ドラム内部に流入する空気を加熱するための加熱手段、前記ブロワーの回転速度を検出し、その検出結果により前記加熱手段を制御する動作感知部を含む。
本発明の第2の特徴によれば、乾燥機は回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラム、前記ドラム内部に流入する空気を加熱するための加熱手段、前記乾燥対象物により前記加熱手段に供給される電力量を判断し、その判断結果により前記加熱手段を制御する制御部、ここで前記加熱手段は前記制御部の制御により独立的に発熱する、少なくとも二つのヒーターと、前記ヒーターを駆動させるための駆動手段を含む。
本発明の第3の特徴によれば、乾燥制御方法は、回転可能に設置され内部に乾燥対象物を収容するドラムと、前記ドラム内部の空気を循環させるためのブロワーを含む乾燥機において、乾燥動作モードにて、前記ブロワーを回転させる段階、前記ブロワーの回転速度を検出する段階、前記検出結果により前記ドラム内部に流入する空気の加熱を制御する段階を含む。
本発明の第4の特徴によれば、乾燥制御方法は回転可能に設置され、内部に乾燥対象物を収容するドラムと、前記ドラムに流入する空気を加熱させるための加熱手段を含む乾燥機において、前記乾燥対象物により必要な電力量を判断する段階、前記判断結果により、前記加熱手段を含む複数のヒーターを独立的に制御する段階を含めてなる。

発明を実施するための最良の形態

0012

以下、添付図面を参照して、本発明による乾燥機について詳しく説明する。
図4図5は本発明による乾燥機の構成図である。
図4ないし図5を参照すれば、乾燥機の外観を外側ケース53が形成する。そして、前記乾燥機の前面を形成するように前面プレート41が前記外側ケース53の先端に連結して設置される。前記外側ケース53の内部には、内部に投入された洗濯物を乾燥させるドラム44が回転可能に設置されている。前記ドラム44はその外面に巻かれているドラム駆動ベルト54により回転する。
前記前面プレート41の内面に該当し、前記ドラム44の内部に向かって開口されるように排気口43が形成される。前記排気口43は前記ドラム44内部の空気をドラム44外部に排気させる役割をするもので、前記排気口43の入口には前記空気に混ざっている異物を除去するためのリントフィルター36が設置される。
前記排気口43の一方には、乾燥動作時に前記ドラム44内部の洗濯物の乾燥度を測定するための電極センサー38を装着されている。前記電極センサー38は洗濯物が触れた時、電極両端印加される電圧の差によって乾燥程度を感知する。そして、感知した信号を電圧信号としてマイクロプロセッサー100に提供する。前記排気口43と連結されるように、前記前面プレート41の内側には、排気流路45が形成されている。前記排気流路45と連通するようにブロワー組立体30が設置される。前記排気流路45は前記ドラム内部から排気される空気の温度を感知する第2温度センサー32を含んでいる。
前記ブロワー組立体30には前記排気流路45を通して排気される空気を乾燥機の外部に排出する排気ダクト34が連結されている。前記ブロワー組立体30にはドラム44内部の空気を循環させて、衣類湿気を排気口43に排出させるためのブロワー31が含まれている。前記ブロワー31は速度可変型を使用する。

0013

一方、前記外側ケース53の内部のうち、前記ドラム44の下部に該当する部分には、前記ドラム44の内部に空気を供給する供給ダクト46が設置される。前記供給ダクト46は前記ドラム44の後方を通して前記ドラム44の内部に空気を供給する。前記供給ダクト46の一部にはヒーター42が設置されている。前記供給ダクト46の別の部分には前記ドラム44から吸入される空気の温度感知のための温度センサー48が設置されている。
前記外側ケース53の内部の一部に、乾燥機の動作を電気的に制御するためのメインボード52が設置されている。前記メインボード52は、本発明の乾燥機の全体的な制御のためのマイクロコンピューター200と、前記乾燥機において電気的な制御を受ける各駆動構成を駆動させるための駆動部220、前記乾燥機の動作状態を把握するため電気的な信号を検出するセンサー210を含む。

0014

前記センサー210は、使用者選択による電源供給信号、乾燥動作信号、乾燥条件を入力され、前記マイクロコンピューター200に提供するキー入力部201と、現在の洗濯物の乾燥程度を検出するために電極センサー38により検出された信号を前記マイクロコンピューター200が認識できる信号に変換し、その変換された信号を前記マイクロコンピューター200に提供する電極センサー信号変換部202と、前記ドラム44内部に供給される熱風の温度を検出するために第1温度センサー48によって検出された信号を、前記マイクロコンピューター200が認識できる信号に変換し、その変換された信号を前記マイクロコンピューター200に提供する第1温度センサー信号変換部203、前記ドラム44から排出される熱風の温度を検出するため、第2温度センサー32により検出された信号を前記マイクロコンピューター200が認識できる信号に変換し、その変換された信号を前記マイクロコンピューター200に提供する第2温度センサー信号変換部204、そして、乾燥動作中にドアの開閉を感知し、その感知結果を前記マイクロコンピューター200が認識できる信号に変換し、その変換された信号を前記マイクロコンピューター200に提供するドア感知部205を含む。

0015

前記駆動部220は、前記ドラム44を回転させるための駆動力を発生させるドラムモーター(図示せず)の駆動のためのドラムモーター駆動部206と、ブロワー31を回転させるための駆動力を発生させるブロワーモーター駆動部207と、乾燥作用のための熱源を前記供給ダクト46を通して供給するヒーター42の駆動のためのヒーター駆動部208、前記ブロワー31の回転速度を検出し、前記ブロワー31が正常に動作しているかどうかを判断し、前記ヒーター42の動作を保護する正常動作感知部230を含む。前記正常動作感知部230は図7に詳しく図示されている。
前記正常動作感知部230は、前記ブロワー31の速度(RPM)を検出するために、前記ブロワー31の速度に対応する周波数信号を発生する速度検出部300、前記速度検出部300の出力である周波数信号に比例する電圧信号を出力する周波数/電圧変換器310と、前記周波数/電圧変換器310の出力である電圧信号と、臨界値を比較して、前記ブロワー31が正常に動作するかどうかについて判断する比較器320を含む。
前記ヒーター駆動部208は、前記比較結果により前記比較器320から出力される値および前記マイクロコンピューター200から提供される制御値により制御される。前記速度検出部300は、一例としてフォトエンコーダーを使用し、前記ブロワー31の回転速度に対応する周波数信号を発生するように構成される。

0016

前記速度検出部300で検出された前記ブロワー31の回転速度に対応する前記周波数信号は前記周波数/電圧変換器310に入力されるように構成される。
前記周波数/電圧変換器310はこの入力された周波数信号に比例する電圧値を出力する。このようにして前記ブロワー31の回転速度に対応する電圧が検出される。
前記比較器320がもつ臨界値は、前記ブロワー31が正常に動作する時に検出される値を利用する。
前記比較器320で前記ブロワー31が正常に動作するかどうかについての判断値が出力されれば、この出力により前記ヒーター駆動部208が制御される。
すなわち、前記ヒーター駆動部208は、図7のように、前記正常動作感知部230の出力値によりスイッチング動作するPNP型トランジスターQ1と、前記マイクロコンピューター200の制御により動作するNPN型トランジスターQ2が直列連結されており、その間に前記ヒーター42の駆動のためのリレー330が連結されている。
前記二つのスイッチング素子Q1、Q2がすべてオン動作されてのみ前記リレー330に電流が供給されて、前記ヒーター42が駆動する。

0017

次に、前記構成をもつ本発明の乾燥機の動作過程について説明する。
図8は乾燥機内のヒーター駆動を安全に駆動させるための動作フローシートである。
図8を参照すると、使用者が前記ドラム44の内部に乾燥のための洗濯物をさきに投入する。前記使用者がドアを閉め、前記キー入力部203上で乾燥動作モードを選択する。前記乾燥動作モードに相応する選択信号が前記マイクロコンピューター200に入力される。前記マイクロコンピューター200は前記選択信号に基づき前記乾燥機の動作モードを認知して、前記ドラムモーター駆動部206にドラム駆動信号を出力し、以後、ドラムモーター(図示せず)が駆動しながらドラム駆動ベルト54が回転し、結果的にドラム44が回転する。
前記マイクロコンピューター200は、ブロワーモーター駆動部207にブロワーモーター駆動信号を出力する。前記ブロワーモーター駆動信号により、前記ブロワー組立体30が動作し、このブロワー組立体30が動作することにより前記ブロワー31が駆動する。前記ブロワー31が動作することにより前記リントフィルター36を通して前記排気ダクト34に前記ドラム44内の空気が排出される。
前記ドラム44内の空気が排出される時点に前後して、前記マイクロコンピューター200は前記ヒーター駆動部208にヒーター駆動信号を出力する。
前記ヒーター駆動信号は、図7に図示されたNPNトランジスターQ2をターンオン状態スイッチングする。この時、前記ヒーター駆動部208内のPNPトランジスターQ1はターン・オフ状態を維持する。したがって、前記マイクロコンピューター200のヒーター駆動信号にもかかわらず、前記ヒーター駆動部208は正常な動作ができない。

0018

一方、前記ブロワー31が駆動を始めれば、前記速度検出部300は前記ブロワー31の回転速度に対応する周波数信号を検出する(S100)。前記速度検出部300により検出された周波数信号は、前記周波数/電圧変換器310により、この周波数信号に対応する電圧信号に変換される(S110)。前記比較器320は前記電圧信号と、臨界値を比較し、前記電圧信号が前記臨界値よりも大きい時(S120)、前記比較器320はロー(low)信号を出力し、前記PNPトランジスターQ1をターン・オン状態にスイッチングする。前記PNPトランジスターQ1がターン・オンされ、前記マイクロコンピューター200からヒーター駆動信号が提供されることで、供給電極Vddから前記トランジスターQ1、Q2、リレー330まで電流通路が形成される。したがって、前記ヒーター42は正常に駆動する。しかし、前記比較器320は前記電圧信号と、前記臨界値を比較して、前記電圧信号が前記臨界値より大きくない場合、ハイ(high)信号を出力し、前記PNPトランジスターQ1をターン・オフ状態に維持させる。したがって、前記ヒーター駆動部208のトランジスターQ2に前記マイクロコンピューター200からヒーター駆動信号が提供されるにもかかわらず、前記供給電源Vddから前記リレー330への電源通路が遮断され、前記ヒーター42が正常に動作しない。すなわち、前記比較器320は、前記ブロワー31の速度が一定速度以上に上昇した時には、前記ヒーター駆動信号を出力するが、一定速度以下ではヒーターの駆動を遮断する信号を出力している。前記供給電源Vddから前記トランジスターQ1、Q2、リレー330まで電流通路が形成されることで、前記ヒーター駆動部208が正常に動作すれば、前記ヒーター42が駆動しながら乾燥動作に必要な熱エネルギーが発生する。

0019

前記ブロワー31により前記ドラム44内部の空気が排出されれば、前記供給ダクト46を通して前記ドラム44内部に外部の吸気が吸入される。前記供給ダクト46の入口にある、前記ヒーター42の発熱作用により、前記外部から吸入される空気が加熱されて、所定の温度になり前記ドラム44の内部に供給される。すなわち、前記ブロワー31の駆動による吸引力で吸入された空気が前記ヒーター42により加熱され前記ドラム44内部に供給されるのである。
前記ドラム44の内部に吸入された空気は洗濯物にある水分を吸水した後、前記排気口43を通して前記排気流路45に流動する。前記水分を吸水した空気の外部排気は前記ブロワー組立体30の駆動により駆動する、前記ブロワー31の吸引力によりなされる。前記排気流路45に流動した空気は前記排気ダクト34を通って外部に排出される。前記排気口43を通して前記空気が前記ドラム44から抜け出るのは、前記ブロワー31の吸引力によるものである。前記排気口43を通過する空気は前記リントフィルター36により浄化され、空気に混ざっている異物(たとえば洗濯物の抜け糸や毛羽)が前記ブロワー組立体30に伝わらないようにする役割をする。

0020

一方、前記マイクロコンピューター200は乾燥物の種類および各乾燥物の乾燥程度により多数のステップ値を設定しておき、前記電極センサー38により検出された値と、前記ステップ値を比較し現在の乾燥物の乾燥程度を認識する。たとえば、前記マイクロコンピューター200は綿織物について1段階から5段階までのステップで分けられ、ステップ間には1度ずつの差を置き、各段階に適切な温度を設定しておく。したがって、前記検出された値が2ステップに該当する値ならば、前記乾燥物の乾燥状態を不十分なものと認識する。
したがって、前記マイクロコンピューター200は前記ヒーター42が持続的に発熱するように制御する。前記供給ダクト46を通して前記ドラム44の内部に吸入される外部の流入吸気は前記供給ダクト46の入口にある前記ヒーター42の発熱作用により所定の温度に加熱され、前記ドラム44の内部に供給される。
前記排気口43の一方には、乾燥動作時に前記ドラム44内部の洗濯物の乾燥度を測定するための電極センサー38を装着している。前記電極センサー38は前記洗濯物が触れた時に、備えられた電極両端に印加される電圧差を感知して電圧信号として出力する。
前記電極センサー38の感知値は前記電極センサー信号変換部202を通して前記マイクロコンピューター200に入力される。前記マイクロコンピューター200は前記電極センサー38で感知される電圧値の変化により前記洗濯物の乾燥がどの程度まですすんだかを判断する。

0021

更に、前記マイクロコンピューター200は、前記第1温度センサー48と、第1温度センサー信号変換部203により検出される信号により、前記ドラム44内部に供給される熱風の温度を感知し、又、前記第2温度センサー32と、前記第2温度センサー信号変換器204から検出される信号によって、前記ドラム44から排出される熱風の温度を感知する。すなわち、前記マイクロコンピューター200は前記電極センサー38で検出された値とともに前記ドラム44内部/外部に流入/排出される熱風の温度を総合的に判断し、前記洗濯物の乾燥程度を判断する。前記総合的に判断される値が一定値に到達した時、前記マイクロコンピューター200は前記ヒーター駆動部208内のNPNトランジスターQ2に供給していた信号を遮断し、前記ヒーター42の駆動を遮断する。
前記ヒーター42の動作を遮断することと連動して、前記マイクロコンピューター200は前記ブロワーモーター駆動部207に提供していたブロワー駆動信号を遮断する。前記ブロワー駆動信号により前記ブロワー31に供給されていた電源が遮断され、前記ブロワー31が停止する。前記ブロワー31の回転速度を検出して前記ヒーター駆動部208に制御信号を印加していた正常動作感知部230の出力信号ハイ信号転換される。前記ハイ信号は前記ヒーター駆動部224内のNPNトランジスターQ1をオフ状態にスイッチングする。
このように、前記ヒーター駆動部208内部の二つのトランジスターQ1、Q2がすべてオフ状態にスイッチングされ、前記ヒーター42の発熱動作は停止する。
要約すれば、本発明は前記ブロワー31の回転RPMを検出して前記ブロワー31が正常に動作するかどうかを感知する。前記ブロワー31が正常に動作するかどかについての判断は、前記マイクロコンピューター200が前記駆動部208を制御することとは無関係になされるようにしている。すなわち、本発明は、前記マイクロコンピューター200が通常前記ヒーター42を制御することと、前記ブロワー31が異常な動作をした時に前記ヒーター42を制御することの二重制御をしている。

0022

図9は本発明の第2実施例による乾燥機の制御構成図をあらわす図面である。
図9を参照すれば、センサー210は前記図6と同一の構成であり、駆動部220は別の構成である。
前記駆動部220は前記ドラム44を回転させるための駆動力を発生させるドラムモーター(図示せず)の駆動のためのドラムモーター駆動部206と、ブロワー31を回転させるための駆動力を発生させるブロワーモーター駆動部207と、乾燥作用のための熱源を前記供給ダクト46を通して供給するヒーター42の駆動のための多数のヒーター駆動部208a、208bを含む。
本発明の第2実施例によるヒーター駆動部208a、208bは、図10に図示されている構成で連結されている。
前記ヒーター駆動部208a、208bは容量が大きな少なくとも二つのリレー400とトライアック410によりそれぞれ制御される。前記リレー400と前記トライアック410のオン/オフ制御は前記マイクロコンピューター200によりなされる。特に、前記トライアック410は位相制御により、その出力が制御され、一方、フォトトライアック420は前記トライアック410と前記マイクロコンピューター200の間の電源分離のために使用されている。

0023

このような構成をもった本発明による乾燥機の動作は次の通りである。
まず、使用者がドラム44の内部に乾燥させる洗濯物を投入する。前記使用者が前記乾燥機のドアを閉め、キー入力部210で乾燥動作モードを選択する。この選択モードに該当する信号がマイクロコンピューター200に入力される。この選択信号が前記マイクロコンピューター200に入力されると、前記マイクロコンピューター200はドラムモーター駆動部206にドラム駆動信号を出力する。前記ドラム駆動信号によりドラムモーターが駆動するとドラムベルト54が回転する。前記ドラムベルト54が回転すると、前記ドラム44が回転する。
前記選択信号が入力される時、一方で前記マイクロコンピューター200はブロワーモーター駆動部207にブロワーモーター駆動信号を出力する。前記ブロワーモーター駆動信号により前記ブロワー組立体30が動作する。前記ブロワー組立体30が駆動するとブロワー31が駆動する。前記ブロワー31が駆動すると、リントフィルター36を通して前記排気ダクト34に前記ドラム44内の空気が排出される。
前記ドラム44内の空気が排出される時点に前後して、前記マイクロコンピューター200は、ヒーター駆動部208a、208bにヒーター駆動信号を出力する。前記マイクロコンピューター200は、前記ヒーター駆動信号を出力する時に必要なヒーター42の出力パワーを判断する。すなわち、前記投入された乾燥物の種類および乾燥程度により前記ヒーター42の出力パワーを可変的に制御する必要があるからである。

0024

したがって、前記マイクロコンピューター200は前記ヒーター42の出力パワー量を判断し、前記少なくとも二つのヒーター208a、208bのうちどちらか一つだけ、または二つとも動作させるように制御する。前記ヒーター208a、208bのうちどちらか一つのヒーター208aは前記リレー400の動作により一定のパワー量を発生する。他の一つのヒーター208bは前記トライアック410の開閉程度により可変的なパワー量を発生する。
すなわち、前記マイクロコンピューター200は、前記フォトトライアック420を通して前記トライアック410の開閉程度を制御する。前記トライアック410の開閉制御で前記ヒーター208bに供給される電源量が調節され、結果的に前記ヒーター208bの出力パワーが調節される。

0025

図11は本発明で二つのヒーター動作状態による出力パワーをあらわす特性図である。
図11を参照すれば、前記少なくとも二つのヒーター208a、208bを同時に動作させる時、発生可能な出力パワーは約6000Wであり、3000W以下では前記トライアック410の位相を制御し必要な熱エネルギーを得ることができる。もしも3000Wないし6000Wの間の出力パワーが必要な場合には、前記トライアック410の位相を制御し、同時に前記リレー400を制御すれば、前記ヒーター42が駆動し、乾燥動作に必要な適当量の熱エネルギーが発生する。
前記のように、その電力量が調節されたヒーター208a、208bにより発生する熱エネルギーにより、前記投入された乾燥対象物が乾燥されている間、前記マイクロコンピューター200は前記電極センサー38で感知される電圧値の変化により前記乾燥対象物の乾燥がどれくらいまですすんだかを判断する。
更に、前記マイクロコンピューター200は前記第1温度センサー48と、前記第1温度センサー信号変換部203により検出される信号により、前記ドラム44内部に供給される熱風の温度を感知し、又、前記第2温度センサー32と、前記第2温度センサー信号変換部204で検出される信号により前記ドラム44から排出される熱風の温度を感知する。すなわち、前記マイクロコンピューター200は前記電極センサー38で感知された値とともに前記ドラム44内部/外部に流入/排出される熱風の温度を総合的に判断し、前記乾燥対象物の乾燥程度を判断する。前記総合的に判断される値が一定値に到達した時、前記マイクロコンピューター200は前記ヒーター208a、208bの駆動を遮断する。
前記ヒーター42の動作を遮断することと連動して、前記マイクロコンピューター200は前記ブロワーモーター駆動部207に提供していたブロワー駆動信号を遮断する。前記ブロワー駆動信号の遮断により前記ブロワー31に供給されていた電源が遮断され、前記ブロワー31が停止する。

0026

本発明はブロワーが一定速度以上で回転している時、ヒーターが動作できるようにし、高いエネルギーを発生させるヒーターの駆動を安全に制御することができる。特に、電子制御装置の制御下に動作するヒーターが誤動作や外部要因などにより誤動作を起こすことを防止することで、製品の破損と洗濯物の損傷を防止することができる利点がある。さらには製品に対する安全な駆動により製品の信頼度を高めることができる効果を得るようになる。
また、本発明は容量が大きなヒーターを少なくとも二つ備え、一つはリレーと同じ素子を利用し、一定のパワーが発生するようにし、他の一つはトライアックと同じパワー素子を利用して前記ヒーターの出力パワーを可変的に制御できるようにする。したがって、高いパワーの熱エネルギーが必要な時は、前記リレーの制御によるヒーターをオンにし、前記トライアックで出力パワーを可変的に制御することで、前記ヒーターの全体出力パワーを全域にかけて可変的に制御できる。
したがって、本発明はヒーターの出力パワーの全域にかけて可変的に制御することを基本的な技術的思想としている。そして、このような本発明の技術的思想の範囲内で、同業者で通常の知識をもった者なら多様な変形が可能である。

図面の簡単な説明

0027

図1は一般的な技術による乾燥機の要部構成をあらわした分解斜視図。
図2は従来の技術による乾燥機の制御構成図。
従来の技術によるヒーターの制御構成図。
従来の技術によるヒーターの制御構成図。
図4は本発明による乾燥機の側断面図。
図5は本発明による乾燥機の平面図。
図6は本発明の一実施例による乾燥機の制御構成図。
図7図6に図示されたブロワーモーターの正常動作感知部の詳細図。
図8は本発明による動作流れ図
図9は本発明の第ニ実施例による乾燥機の制御構成図。
図10は本発明によるヒーターの制御構成図。
図11は本発明によるヒーターの特性図。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ