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技術 画像検索システム及び画像検索方法

出願人 富士フイルム株式会社
発明者 森川秀樹
出願日 2007年3月27日 (12年5ヶ月経過) 出願番号 2007-082009
公開日 2008年10月9日 (10年11ヶ月経過) 公開番号 2008-242777
状態 未査定
技術分野 検索装置 イメージ処理・作成
主要キーワード 重み付け設定 特徴記述子 文字入力デバイス 画像フレーム単位 分類作業 メタデータ項目 資産価値 画像ランク
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年10月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

ユーザにとってのリアルタイムの画像の資産価値に基づいて画像検索を行うことが可能な画像検索システム及び画像検索方法を提供する。

解決手段

メタデータ解析部244は、メタデータ収集部240によって収集されたメタデータを取得し、メタデータの各項目に対応する資産価値パラメータを算出する。検索制御部30は、画像データの検索指示受け付けると、メタデータDB242からメタデータの項目名(Metadata1、Metadata2、…、Metadata_n)を取得し、メタデータの各項目ついて重み付けの設定を受け付けて、各メタデータ項目重み付け設定を資産価値ランキング処理部26に伝達し、資産価値ランキング処理部26に画像データのランク付けの実行を指示する。資産価値ランキング処理部26は、画像データのランク付けを行う。検索制御部30は、画像記録装置20から画像データを読み出して、資産価値ランクが高い順に表示装置に表示させる。

概要

背景

特許文献1には、画像に関連する属性を示す属性情報から生成された属性リストを参照して、属性情報に基づく検索を行うとともに、画像フレーム単位画像特徴量から生成される特徴記述子に基づく検索を行う技術が開示されている。
特開2006−18831号公報

概要

ユーザにとってのリアルタイムの画像の資産価値に基づいて画像検索を行うことが可能な画像検索システム及び画像検索方法を提供する。メタデータ解析部244は、メタデータ収集部240によって収集されたメタデータを取得し、メタデータの各項目に対応する資産価値パラメータを算出する。検索制御部30は、画像データの検索指示受け付けると、メタデータDB242からメタデータの項目名(Metadata1、Metadata2、…、Metadata_n)を取得し、メタデータの各項目ついて重み付けの設定を受け付けて、各メタデータ項目重み付け設定を資産価値ランキング処理部26に伝達し、資産価値ランキング処理部26に画像データのランク付けの実行を指示する。資産価値ランキング処理部26は、画像データのランク付けを行う。検索制御部30は、画像記録装置20から画像データを読み出して、資産価値ランクが高い順に表示装置に表示させる。

目的

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ユーザにとってのリアルタイムの画像の資産価値に基づいて画像検索を行うことが可能な画像検索システム及び画像検索方法を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

画像記録手段に記録された画像データから、該画像データに付加された付加情報収集する付加情報収集手段と、前記付加情報の項目ごとの資産価値定量化して表す資産価値パラメータを算出する資産価値定量化手段と、前記付加情報の各項目の重み付けの設定を受け付ける重み付け手段と、前記重み付けの設定に応じて、前記資産価値パラメータの重み付け演算を行って前記画像データの資産価値を算出する資産価値算出手段と、前記資産価値算出手段によって算出された画像データの資産価値に基づいて前記画像データのランク付けを行う画像ランク付け手段と、前記ランク付けの結果を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像検索システム

請求項2

前記画像データへのアクセス量を収集するアクセス量収集手段を更に備え、前記資産価値算出手段は、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記アクセス量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする請求項1記載の画像検索システム。

請求項3

前記資産価値算出手段は、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記付加情報の量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする請求項1又は2記載の画像検索システム。

請求項4

画像記録手段に記録された画像データから、該画像データに付加された付加情報を収集する付加情報収集工程と、前記付加情報の項目ごとの資産価値を定量化して表す資産価値パラメータを算出する資産価値定量化工程と、前記付加情報の各項目の重み付けの設定を受け付ける重み付け工程と、前記重み付けの設定に応じて、前記資産価値パラメータの重み付け演算を行う演算工程と、前記重み付け演算の結果に基づいて、前記画像データの資産価値を算出する資産価値算出工程と、前記資産価値算出手段において算出された画像データの資産価値に基づいて前記画像データのランク付けを行う画像ランク付け工程と、前記ランク付けの結果を出力する出力工程と、を備えることを特徴とする画像検索方法

請求項5

前記画像データへのアクセス量を収集するアクセス量収集工程を更に備え、前記資産価値算出工程では、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記アクセス量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする請求項4記載の画像検索方法。

請求項6

前記資産価値算出工程では、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記付加情報の量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする請求項4又は5記載の画像検索方法。

技術分野

0001

本発明は画像検索システム及び画像検索方法係り、特にユーザが画像を検索して所望の画像を得るための画像検索システム及び画像検索方法に関する。

背景技術

0002

特許文献1には、画像に関連する属性を示す属性情報から生成された属性リストを参照して、属性情報に基づく検索を行うとともに、画像フレーム単位画像特徴量から生成される特徴記述子に基づく検索を行う技術が開示されている。
特開2006−18831号公報

発明が解決しようとする課題

0003

近年、電子カメラの普及と、画像を電子的に記録するストレージデバイス大容量化が進んでおり、1つのストレージデバイスに大量の画像が記録されている。このため、ストレージデバイス内の画像を検索する場合に、検索の対象となる画像が多すぎて、ユーザは所望の画像(資産価値が高い画像)を探し出すのが困難であった。これは、上記のようなストレージデバイスでは、質的に玉石混淆の画像が無分類に記録されており、また、時間の経過に伴って無分類に記録される画像の数が増加するためである。

0004

また、画像の資産価値に基づいて分類しようとしても、分類作業の負担が大きく、現実には難しかった。これは、画像の資産価値を評価するための一般的な方法がなく、また、ユーザにとっての画像の資産価値が時間の経過に伴って変化するためである。

0005

特許文献1に記載の発明は、画像の検索処理を効率化するためのものであって、ユーザにとってのリアルタイムの画像の資産価値に基づいて画像検索を行えるものではなかった。

0006

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ユーザにとってのリアルタイムの画像の資産価値に基づいて画像検索を行うことが可能な画像検索システム及び画像検索方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本願発明1に係る画像検索システムは、画像記録手段に記録された画像データから、該画像データに付加された付加情報収集する付加情報収集手段と、前記付加情報の項目ごとの資産価値を定量化して表す資産価値パラメータを算出する資産価値定量化手段と、前記付加情報の各項目の重み付けの設定を受け付ける重み付け手段と、前記重み付けの設定に応じて、前記資産価値パラメータの重み付け演算を行って前記画像データの資産価値を算出する資産価値算出手段と、前記資産価値算出手段によって算出された画像データの資産価値に基づいて前記画像データのランク付けを行う画像ランク付け手段と、前記ランク付けの結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。

0008

本願発明1によれば、画像データの検索時に、各画像データに付加された付加情報の項目(例えば、撮影場所位置情報ユーザ入力キーワード等)ごとに重み付け設定を行うことにより、ユーザが付加情報の各項目を重要視する度合を画像データの検索に反映させることができる。これにより、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値に基づいて画像データの検索を行うことができる。

0009

本願発明2は、本願発明1の画像検索システムにおいて、前記画像データへのアクセス量を収集するアクセス量収集手段を更に備え、前記資産価値算出手段は、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記アクセス量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする。

0010

本願発明2によれば、付加情報の項目ごとの重み付け設定に加えて、ユーザによる画像データへのアクセス量を考慮することにより、画像データの検索結果に、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値をより反映させることができる。

0011

本願発明3は、本願発明1又は2の画像検索システムにおいて、前記資産価値算出手段が前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記付加情報の量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする。

0012

本願発明3によれば、メタデータのデータ量を考慮することにより、画像データの検索結果に、ユーザにとっての資産価値をより反映させることができる。

0013

本願発明4に係る画像検索方法は、画像記録手段に記録された画像データから、該画像データに付加された付加情報を収集する付加情報収集工程と、前記付加情報の項目ごとの資産価値を定量化して表す資産価値パラメータを算出する資産価値定量化工程と、前記付加情報の各項目の重み付けの設定を受け付ける重み付け工程と、前記重み付けの設定に応じて、前記資産価値パラメータの重み付け演算を行う演算工程と、前記重み付け演算の結果に基づいて、前記画像データの資産価値を算出する資産価値算出工程と、前記資産価値算出手段において算出された画像データの資産価値に基づいて前記画像データのランク付けを行う画像ランク付け工程と、前記ランク付けの結果を出力する出力工程とを備えることを特徴とする。

0014

本願発明5は、本願発明4の画像検索方法において、前記画像データへのアクセス量を収集するアクセス量収集工程を更に備え、前記資産価値算出工程では、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記アクセス量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする。

0015

本願発明6は、本願発明4又は5の画像検索方法の前記資産価値算出工程において、前記資産価値パラメータの重み付け演算の結果と前記付加情報の量に基づいて前記画像データの資産価値を算出することを特徴とする。

発明の効果

0016

本発明によれば、画像データの検索時に、各画像データに付加された付加情報の項目(例えば、撮影場所の位置情報、ユーザ入力のキーワード等)ごとに重み付け設定を行うことにより、ユーザが付加情報の各項目を重要視する度合を画像データの検索に反映させることができる。これにより、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値に基づいて画像データの検索を行うことができる。

発明を実施するための最良の形態

0017

以下、添付図面に従って本発明に係る画像検索システム及び画像検索方法の好ましい実施の形態について説明する。

0018

[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像検索システムの主要構成を示すブロック図である。本実施形態に係る画像検索システム10は、画像サーバ12、表示装置14及び操作部16を備えている。画像サーバ12と表示装置14及び操作部16とは、有線又は無線により接続されている。

0019

画像サーバ12は、電子カメラ100又は記録メディア102から画像データを読み込んで記録するとともに、操作部16からの操作入力を受け付けて、上記画像データの中から所望の画像データを検索して読み出し、表示装置14に出力する。

0020

表示装置14は、画像サーバ12から出力される画像及び画像の検索のための操作画面(GUI)を表示するための装置であり、例えば、液晶ディスプレイである。

0021

操作部16は、ユーザからの操作入力を受け付けて画像サーバ12に伝達するための装置であり、キーボード及びマウスを含んでいる。なお、操作部16としては、キーボード以外の文字入力デバイス、マウス以外のポインティングデバイスを用いることもできる。

0022

図2は、画像サーバ12の主要構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像サーバ12は、画像記録装置20及び画像検索装置22を備えている。画像検索装置22は、メタデータ評価部24、資産価値ランキング処理部26、資産価値データベース(資産価値DB)28及び検索制御部30を備えている。メタデータ評価部24は、メタデータ収集部240、メタデータデータベース(メタデータDB)242及びメタデータ解析部244を備えている。

0023

画像記録装置20は、電子カメラ100又は記録メディア102から画像データを読み込んで、所定のファイル形式(例えば、JPEG形式MPEG形式)で記録する装置である。

0024

図3は、画像データのデータ構造を模式的に示す図である。図3に示すように、画像データD10は、画像ID D12、メタデータD14及び画素情報D16を含んでいる。画像ID D12は、画像記録装置20に記録された各画像データに固有識別子であり、例えば、画像サーバ12に画像データが取り込まれる際に付与される。なお、画像ID D12としては、例えば、画像ファイルフルパス名を用いてもよい。画素情報D16は、画像データの本体であり、画素ごとの色情報を含んでいる。メタデータD14は、画像データに関する付加情報(例えば、Exifタグ情報)であり、画像ファイルに関する情報(例えば、撮影日時、画像データの更新日時、更新回数撮影に用いられた撮影装置メーカー名、機種名、画素数解像度、ファイル形式に関する情報)、撮影条件に関する情報(例えば、露出時間、F値露出モードISO感度絞り値、測光値測光方式光源フラッシュ発行の有無、レンズ焦点距離)、撮影場所の位置情報(GPS情報)のほか、ユーザコメントを含んでいる。ユーザコメントとは、画像データの取り込み時等にユーザが任意に入力可能な文字情報であり、例えば、「〇△旅行」、「運動会」、「長」、「次男」のようなキーワードである。

0025

メタデータ収集部240は、画像記録装置20に記録された画像データからメタデータを収集する。なお、メタデータ収集部240によるメタデータの収集は、例えば、画像記録装置20に画像データが新たに記録された場合又は画像データが削除された場合に実行される。

0026

メタデータ解析部244は、メタデータ収集部240によって収集されたメタデータを取得し、メタデータの各項目(Metadata1、Metadata2、…、Metadata_n)に対応する資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)を算出する。ここで、資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)は、メタデータの各項目の資産価値を定量化して示す数値である。例えば、Metadata_iが所定のキーワード(例えば、「〇△旅行」)の場合、メタデータに当該キーワードが含まれる画像データの資産価値パラメータk_i(Metadata_i)の値は大きく、メタデータに当該キーワードが含まれない画像データの資産価値パラメータk_i(Metadata_i)の値は小さくなる。メタデータ解析部244は、図4に示すように、画像IDとメタデータの項目名及び資産価値パラメータとを関連付けてメタデータDB242に記録する。

0027

検索制御部30は、操作部16を介して画像データの検索指示を受け付けると、メタデータDB242からメタデータの項目名(Metadata1、Metadata2、…、Metadata_n)を取得し、メタデータの各項目ついて重み付けの設定を受け付ける。検索制御部30は、各メタデータ項目の重み付け設定を資産価値ランキング処理部26に伝達し、資産価値ランキング処理部26に画像データのランク付けの実行を指示する。

0028

資産価値ランキング処理部26は、メタデータDB242から資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)を取得し、メタデータ項目ごとの重み付け設定に基づいて資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)に対して重み付け処理を施す。資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)の値は、重みが大きく設定されたものほど大きくなり、重みが小さく設定されたものほど小さくなるように重み付け処理される。そして、資産価値ランキング処理部26は、下記の式(1)に従って画像記録装置20に記録された画像データの資産価値Valueを算出し、定量化する。なお、k1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)>0とする。

0029

Value = k1(Metadata1) * k2(Metadata2) * … * k_n(Metadata_n) …(1)
次に、資産価値ランキング処理部26は、算出した画像データの資産価値Valueに応じて(値が大きい順に)画像データのランク付けを行い、各画像データのランキングを検索制御部30に出力する。検索制御部30は、画像記録装置20から画像データを読み出して、資産価値ランクが高い順に表示装置14に表示させる。

0030

また、資産価値ランキング処理部26は、算出した画像データのランキングと重み付けの設定とを関連付けて資産価値DB28に記録する。

0031

図5は、ユーザが重み付け設定を行うための重み付け設定画面を示している。図5に示す重み付け設定画面には、メタデータの項目として、「〇△旅行」、「運動会」、「長男」、「次男」のキーワードが表示されており、上記項目ごとにスライドバーB10が設けられている。ユーザは、操作部16を用いてツマミB12を移動させることにより、「〇△旅行」、「運動会」、「長男」、「次男」のキーワードについて個別に重み付けの設定が可能である。

0032

そして、重み付けの設定が終了すると、画像の検索結果が表示装置14に表示される。図6は、画像検索結果表示画面を示している。図6に示す画像検索結果表示画面では、画像データが資産価値の資産価値ランクが高い順に表示される。重み付け設定画面と画像検索結果表示画面は、表示装置14に同時に表示可能になっており、重み付け設定画面において重み付けの設定が変更されると、図6(a)及び図6(b)に示すように、変更された重み付けの設定に従って画像データが並び替えられるようになっている。なお、変更された重み付け設定に基づく画像データの並び替えのタイミングは、例えば、ツマミB12がドラッグされてリリースされたときでもよいし、変更された重み付け設定に基づく画像検索を指示するための操作部材を画面上に設けるか又は所定のキー割り当てるようにしてもよい。

0033

なお、図5の例では、ユーザコメント中のキーワードについて重み付け設定を行う画面が示されているが、上記に列挙した画像ファイルに関する情報、撮影条件に関する情報、撮影場所の位置情報についても同様に重み付け設定を行えるようにしてもよい。また、画像の検索範囲として指定されたフォルダディレクトリ)又は所定の記録メディア内のすべての画像データのメタデータを収集し、重み付け設定画面では収集したメタデータ中のすべてのキーワードについてスライドバーB10による重み付け設定を行えるようにしてもよい。

0034

次に、本発明の第1の実施形態に係る画像の検索処理について、図7フローチャートを参照して説明する。まず、画像の検索範囲のフォルダ等が指定されると(ステップS10)、メタデータDB242から、検索範囲内の画像ファイルのメタデータの項目と、各項目に対応する資産価値パラメータが取得される(ステップS12)。そして、表示装置14に重み付け設定画面が表示されて、上記メタデータの項目ごとの重み付け設定が受け付けられ、資産価値パラメータの重み付け演算が行われる(ステップS14)。

0035

次に、メタデータの項目ごとの重み付け演算が終了すると、上記の式(1)により画像データの資産価値の定量化が行われて、資産価値Valueに基づく画像データのランク付けが行われる(ステップS16)。そして、検索範囲内の画像データが読み出されて画像検索結果表示画面に資産価値ランク順に表示される(ステップS18)。

0036

次に、重み付けの設定が変更された場合には(ステップS20のYes)、画像のランク付け(ステップS16)及び検索結果の表示(ステップS18)が行われる。また、検索範囲が変更された場合には(ステップS22のYes)、変更後の検索範囲内の画像データを対象としてステップS12からS20の工程が繰り返される。そして、操作部16を介して検索終了指示が入力されると(ステップS24のYes)、処理を終了する。

0037

本実施形態によれば、画像データの検索時に、各画像データに付加されたメタデータの項目(例えば、撮影場所の位置情報、ユーザ入力のキーワード等)ごとに重み付け設定を行うことにより、ユーザがメタデータの各項目を重要視する度合を画像データの検索に反映させることができる。これにより、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値に基づいて画像データの検索を行うことができる。

0038

[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下の説明において、上記第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。

0039

図8は、本発明の第2の実施形態に係る画像サーバ12の主要構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施形態に係る画像サーバ12は、メタデータ評価部24に加えて、アクセス量評価部32を備えている。なお、メタデータ評価部24については上記第1の実施形態と同様である。

0040

アクセス量評価部32は、ユーザアクセスログ収集部320、ユーザアクセスログデータベース(ユーザアクセスログDB)322及びユーザアクセスログ処理部324を備えている。

0041

本実施形態では、図9に示すように、画像データD10にアクセス量(画像データD10の閲覧回数)を格納するための領域D18が設けられている。画像記録装置20は、画像データD10が表示されるたびにアクセス量領域D18のアクセス量データを更新する。

0042

ユーザアクセスログ収集部320は、画像記録装置20に記録された画像データからアクセス量を収集する。

0043

ユーザアクセスログ処理部324は、ユーザアクセスログ収集部320によって収集されたアクセス量データに基づいて、アクセス量に対応する資産価値パラメータkA(Access)を算出する。資産価値パラメータkA(Access)の値は、例えば、アクセス量が多い画像データほど大きくなる。ユーザアクセスログ処理部324は、図10に示すように、画像IDと資産価値パラメータkA(Access)とを関連付けてユーザアクセスログDB322に記録する。

0044

検索制御部30は、操作部16を介して画像データの検索指示を受け付けると、上記第1の実施形態と同様に、メタデータDB242からメタデータの項目名(Metadata1、Metadata2、…、Metadata_n)を取得し、メタデータの各項目ついて重み付けの設定を受け付ける。検索制御部30は、各メタデータ項目の重み付け設定を資産価値ランキング処理部26に伝達し、資産価値ランキング処理部26に画像データのランク付けの実行を指示する。

0045

資産価値ランキング処理部26は、メタデータDB242から資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)を取得し、メタデータ項目ごとの重み付け設定に基づいて資産価値パラメータk1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)に対して重み付け処理を施す。そして、資産価値ランキング処理部26は、下記の式(2)に従って画像記録装置20に記録された画像データの資産価値Valueを算出し、定量化する。なお、k1(Metadata1)、k2(Metadata2)、…、k_n(Metadata_n)、kA(Access)>0とする。

0046

Value = k1(Metadata1) * k2(Metadata2) * … * k_n(Metadata_n)
* kA(Access) …(2)
次に、資産価値ランキング処理部26は、算出した画像データの資産価値Valueに応じて(値が大きい順に)画像データのランク付けを行い、各画像データのランキングを検索制御部30に出力する。検索制御部30は、画像記録装置20から画像データを読み出して、資産価値ランクが高い順に表示装置14に表示させる。

0047

次に、本発明の第2の実施形態に係る画像の検索処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。まず、画像の検索範囲のフォルダ等が指定されると(ステップS30)、ユーザアクセスログDB322から、検索範囲内の画像ファイルのアクセス量に基づく資産価値パラメータkA(Access)が取得される(ステップS32)。また、メタデータDB242から、検索範囲内の画像ファイルのメタデータの項目と、各項目に対応する資産価値パラメータが取得される(ステップS34)。そして、表示装置14に重み付け設定画面が表示されて、上記メタデータの項目ごとの重み付け設定が受け付けられ、資産価値パラメータの重み付け演算が行われる(ステップS36)。

0048

次に、メタデータの項目ごとの重み付け演算が終了すると、上記の式(2)により画像データの資産価値の定量化が行われて、資産価値Valueに基づく画像データのランク付けが行われる(ステップS38)。そして、検索範囲内の画像データが読み出されて画像検索結果表示画面に資産価値ランク順に表示される(ステップS40)。

0049

次に、重み付けの設定が変更された場合には(ステップS42のYes)、画像のランク付け(ステップS38)及び検索結果の表示(ステップS40)が行われる。また、検索範囲が変更された場合には(ステップS44のYes)、変更後の検索範囲内の画像データを対象としてステップS32からS42の工程が繰り返される。そして、操作部16を介して検索終了指示が入力されると(ステップS46のYes)、処理を終了する。

0050

本実施形態によれば、メタデータの項目ごとの重み付け設定に加えて、ユーザによる画像データへのアクセス量を考慮することにより、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値を反映した画像データの検索を行うことができる。

0051

なお、上記の第1及び第2の実施形態では、資産価値の算出の際にメタデータのデータ量を考慮するようにしてもよい。

0052

また、上記第1及び第2の実施形態では、重み付けのツマミB12の設定位置の組み合わせ(パターン)を資産価値DB28に保存可能にしてもよい。例えば、ある重み付け設定でユーザにとって最適な画像データのランク付けができた場合に、そのときのツマミB12の位置のパターンを保存しておくことにより、ユーザにとっての資産価値に基づく画像データの検索を容易にすることができる。

0053

[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、画像データの資産価値の算出処理が上記第2の実施形態と異なっている。

0054

メタデータ収集部240は、画像記録装置20に記録された画像データからメタデータのデータ量に関する情報を収集する。メタデータ解析部244は、メタデータ収集部240によって収集されたメタデータのデータ量に基づいて、資産価値パラメータkM(Metadata)を算出する。そして、メタデータ解析部244は、図12(a)に示すように、画像IDと資産価値パラメータkM(Metadata)とを関連付けてメタデータDB242に記録する。

0055

ユーザアクセスログ収集部320は、画像記録装置20に記録された画像データからアクセス量を収集する。ユーザアクセスログ処理部324は、ユーザアクセスログ収集部320によって収集されたアクセス量データに基づいて、アクセス量に対応する資産価値パラメータkA(Access)を算出する。そして、ユーザアクセスログ処理部324は、図12(b)に示すように、画像IDと資産価値パラメータkA(Access)とを関連付けてユーザアクセスログDB322に記録する。

0056

資産価値ランキング処理部26は、メタデータDB242から資産価値パラメータkM(Metadata)を取得し、ユーザアクセスログDB322から資産価値パラメータkA(Access)を取得して、下記の式(3)に従って画像記録装置20に記録された画像データの資産価値Valueを算出し、定量化する。なお、kM(Metadata)、kA(Access)>1とする。また、資産価値パラメータkM(Metadata)及びkA(Access)のうちどちらを重視するか、重み付けを行うことも可能である。

0057

Value = kM(Metadata) * kA(Access) …(3)
次に、資産価値ランキング処理部26は、算出した画像データの資産価値Valueに応じて(値が大きい順に)画像データのランク付けを行い、図12(c)に示すように、各画像データの画像IDと資産価値ランクとを関連付けて資産価値DB28に記録する。

0058

検索制御部30は、操作部16を介して画像データの検索指示を受け付けると、画像記録装置20から画像データを読み出して、資産価値ランクが高い順に表示装置14に表示させる。

0059

本実施形態によれば、メタデータのデータ量及び画像データに対するアクセス量を考慮することにより、ユーザにとってのリアルタイムの資産価値に基づいて画像データの検索を行うことができる。

0060

なお、上記の各実施形態に係る画像検索装置及び画像検索方法は、例えば、キーワード検索のような他の検索方法と組み合わせることにより、より検索効率を高めることができる。

0061

また、上記の各実施形態に係る画像検索装置及び画像検索方法は、例えば、ホームサーバパーソナルコンピュータ(PC)等の画像のストレージ及び画像出力機能を有する装置に適用するアプリケーションプログラムとしても実現可能である。

0062

また、本発明によれば、例えば、ロボット型検索エンジンを用いて、ローカルネットワーク上やインターネット上に公開された画像データからメタデータ及びアクセス量データを取得して、上記に示した資産価値の定量化を行うことにより、ローカルなネットワーク上やインターネット上に公開された画像データを検索するための画像検索システム(例えば、ウェブサーバ)を実現可能である。

図面の簡単な説明

0063

本発明の第1の実施形態に係る画像検索システムの主要構成を示すブロック図
本発明の第1の実施形態に係る画像サーバ12の主要構成を示すブロック図
画像データのデータ構造を模式的に示す図
メタデータDB242における資産価値パラメータの格納形式を示す図
ユーザが重み付け設定を行うための重み付け設定画面
画像検索結果の表示画面
本発明の第1の実施形態に係る画像の検索処理の流れを示すフローチャート
本発明の第2の実施形態に係る画像サーバ12の主要構成を示すブロック図
本発明の第2の実施形態に係る画像データのデータ構造を模式的に示す図
ユーザアクセスログDB322における資産価値パラメータの格納形式を示す図
本発明の第2の実施形態に係る画像の検索処理の流れを示すフローチャート
図12(a)…メタデータDB242における資産価値パラメータの格納形式を示す図、図12(b)…ユーザアクセスログDB322における資産価値パラメータの格納形式を示す図、図12(c)…資産価値DB28における資産価値ランクの格納形式を示す図

符号の説明

0064

10…画像検索システム、12…画像サーバ、14…表示装置、16…操作部、20…画像記録装置、22…画像検索装置、24…メタデータ評価部、240…メタデータ収集部、242…メタデータデータベース、244…メタデータ解析部、26…資産価値ランキング処理部、28…資産価値データベース、30…検索制御部、32…アクセス量評価部、320…ユーザアクセスログ収集部、322…ユーザアクセスログデータベース、324…ユーザアクセスログ処理部

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