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技術 携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラム

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 箕輪政寛矢崎正俊
出願日 2007年3月20日 (13年8ヶ月経過) 出願番号 2007-072010
公開日 2008年10月2日 (12年2ヶ月経過) 公開番号 2008-236887
状態 未査定
技術分野 電池等の充放電回路 電話機の構造 二次電池の保守(充放電、状態検知) 電話機の回路等 電磁波による給配電方式 電池の充放電回路 電話機の機能
主要キーワード 円形マーク 電力供給コイル 携帯メモリ 各電力供給 コイル近傍 充電コイル 平コイル 装置仕様
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図面 (9)

課題

携帯装置製造メーカ機種に関わらず汎用的に電力供給することができる携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラムを提供すること。

解決手段

バッテリ14と、充電コイル12と、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置2に対して電磁誘導を利用して充電する携帯装置用充電装置3であって、携帯装置2に電力供給する電力供給コイル22と、携帯装置2の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部39と、充電コイル12および電力供給コイル22を介して携帯装置2と通信し、携帯装置2から装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、充電モード記憶部39を参照し、取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードを設定する充電モード設定手段と、設定された充電モードで携帯装置に充電する充電制御手段33と、を備えた。

概要

背景

従来、この種の携帯装置用充電装置として、携帯装置を装着する装着部と、携帯装置の充電端子に接触可能な給電端子と、給電端子に接続され、充電用アダプタが挿入されるプラグを備えたものが知られている。この携帯装置用充電装置は、プラグにアダプタを挿入し、装着部に携帯装置を装着すると、携帯装置の充電端子と携帯装置用充電装置の給電端子が電気的に接続し、携帯装置に充電が行われる(特許文献1参照)。
特開2004−320843号公報

概要

携帯装置の製造メーカ機種に関わらず汎用的に電力供給することができる携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラムを提供すること。バッテリ14と、充電コイル12と、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置2に対して電磁誘導を利用して充電する携帯装置用充電装置3であって、携帯装置2に電力供給する電力供給コイル22と、携帯装置2の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部39と、充電コイル12および電力供給コイル22を介して携帯装置2と通信し、携帯装置2から装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、充電モード記憶部39を参照し、取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードを設定する充電モード設定手段と、設定された充電モードで携帯装置に充電する充電制御手段33と、を備えた。

目的

そこで、携帯装置の製造メーカや機種に関わらず汎用的に電力供給することができる携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラムを提供することをその課題としている。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
3件

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請求項1

バッテリと、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルと、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置に対して電磁誘導を利用して充電する携帯装置用充電装置であって、前記携帯装置に前記充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、前記携帯装置の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部と、前記充電コイルおよび前記電力供給コイルを介して前記携帯装置との通信する通信手段と、前記通信手段により、前記携帯装置から前記装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、前記充電モード記憶部を参照し、取得した前記装置仕様に基づいて、対応する前記充電モードを設定する充電モード設定手段と、設定された前記充電モードで前記携帯装置に充電する充電制御手段と、を備えたことを特徴とする携帯装置用充電装置。

請求項2

取得した前記装置仕様に対応する前記充電モードが前記充電モード記憶部に記憶されているか否かに基づいて、前記携帯装置が充電対象装置か否かを判定する充電対象判別手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯装置用充電装置。

請求項3

前記充電対象判別手段により充電対象ではないと判定された場合に、エラー報知するエラー報知手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯装置用充電装置。

請求項4

前記装置仕様は、前記バッテリのバッテリ残量を示す残量データをさらに含み、前記充電制御手段は、前記残量データに基づいて、充電時間を決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の携帯装置用充電装置。

請求項5

バッテリと、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルと、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置に対して前記充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、前記携帯装置の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部と、を備えた携帯装置用充電装置の充電制御方法であって、前記携帯装置用充電装置が、前記充電コイルおよび前記電力供給コイルを介して前記携帯装置との通信し、前記携帯装置から前記装置仕様を取得するステップと、前記充電モード記憶部を参照し、取得した前記装置仕様に基づいて、対応する前記充電モードを設定するステップと、設定された前記充電モードで前記携帯装置に充電するステップと、を実行することを特徴とする携帯装置用充電装置の充電制御方法。

請求項6

コンピュータに、請求項5に記載の携帯装置用充電装置の充電制御方法における各ステップを実行させるためのプログラム

技術分野

0001

携帯装置電力供給する携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラムに関するものである。

背景技術

0002

従来、この種の携帯装置用充電装置として、携帯装置を装着する装着部と、携帯装置の充電端子に接触可能な給電端子と、給電端子に接続され、充電用アダプタが挿入されるプラグを備えたものが知られている。この携帯装置用充電装置は、プラグにアダプタを挿入し、装着部に携帯装置を装着すると、携帯装置の充電端子と携帯装置用充電装置の給電端子が電気的に接続し、携帯装置に充電が行われる(特許文献1参照)。
特開2004−320843号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかし、上記の携帯装置用充電装置では、携帯装置の充電端子と携帯装置用充電装置の給電端子との間で接触不良が生じると、携帯装置に電力供給することができないという問題があった。この問題を解決するため、携帯装置の充電端子および携帯装置用充電装置の給電端子による接触式充電方法に代えて電磁誘導方式を利用した非接触式の充電方法が考えられるが、一般に製造メーカ機種毎に携帯装置の充電方式が変わるため、汎用的に携帯装置用充電装置を使用することができなかった。

0004

そこで、携帯装置の製造メーカや機種に関わらず汎用的に電力供給することができる携帯装置用充電装置、携帯装置用充電装置の充電制御方法およびプログラムを提供することをその課題としている。

課題を解決するための手段

0005

本発明の携帯装置用充電装置は、バッテリと、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルと、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置に対して電磁誘導を利用して充電する携帯装置用充電装置であって、携帯装置に充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、携帯装置の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部と、充電コイルおよび電力供給コイルを介して携帯装置との通信する通信手段と、通信手段により、携帯装置から装置仕様を取得する装置仕様取得手段と、充電モード記憶部を参照し、取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードを設定する充電モード設定手段と、設定された充電モードで携帯装置に充電する充電制御手段と、を備えたことを特徴とする。

0006

本発明の携帯装置用充電装置の充電制御方法は、バッテリと、電磁誘導により電力を受けるための充電コイルと、自身の機種コードを含む装置仕様を記憶する装置仕様記憶部と、を備えた携帯装置に対して充電コイルを介して電力供給する電力供給コイルと、携帯装置の機種コード毎に、所定の充電モードを記憶する充電モード記憶部と、を備えた携帯装置用充電装置の充電制御方法であって、携帯装置用充電装置が、充電コイルおよび電力供給コイルを介して携帯装置との通信し、携帯装置から装置仕様を取得するステップと、充電モード記憶部を参照し、取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードを設定するステップと、設定された充電モードで携帯装置に充電するステップと、を実行することを特徴とする。

0007

これらの構成によれば、携帯装置を携帯装置用充電装置に載置させた状態で、電磁誘導を利用して非接触方式で携帯装置に電力供給するため、接触不良が生じることなく、確実に携帯装置に電力供給することができる。また、携帯装置用充電装置は、製造メーカや機種毎の装置仕様に対応した充電モードを記憶しており、携帯装置との通信により取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードで充電することができるため、製造メーカや機種毎に携帯装置の充電方式が異なっていても、汎用的に携帯装置用充電装置を使用することができる。

0008

この場合、取得した装置仕様に対応する充電モードが充電モード記憶部に記憶されているか否かに基づいて、携帯装置が充電対象装置か否かを判定する充電対象判別手段をさらに備えたことが、好ましい。

0009

この構成によれば、充電対象装置ではないと判定された携帯装置にたいして電力供給しないようにすれば、携帯装置の故障を防止することができる。

0010

この場合、充電対象判別手段により充電対象ではないと判定された場合に、エラー報知するエラー報知手段をさらに備えたことが、好ましい。

0011

この構成によれば、携帯装置の所有者に対して、充電することができない旨を知らせることができる。なお、エラー報知は、電子音などの音声報知でもよいし、携帯装置用充電装置にディスプレイを設け、このディスプレイに表示させて報知してもよい。

0012

これらの場合、装置仕様は、バッテリのバッテリ残量を示す残量データをさらに含み、充電制御手段は、残量データに基づいて、充電時間を決定することが、好ましい。

0013

この構成によれば、携帯装置用充電装置は、携帯装置から取得したバッテリ残量に基づいて、適切な充電時間で充電を行うことができる。このため、過充電によりバッテリが劣化することがない。

0014

本発明のプログラムは、コンピュータに、上記の携帯装置用充電装置の充電制御方法における各ステップを実行させることを特徴とする。

0015

この構成によれば、携帯装置の製造メーカや機種に関わらず汎用的に電力供給することができるプログラムを提供することができる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る携帯装置用充電装置について説明する。本発明は、携帯装置用充電装置に電磁誘導を利用した非接触式の充電機能を採用し、携帯装置に設けた2次コイルと携帯装置用充電装置に設けた1次コイルとの位置決め構造を搭載したことにより、携帯装置に対して効率的に電力供給を行うものである。また、携帯装置の製造メーカや機種毎に携帯装置の充電条件が異なっていても、汎用的に携帯装置用充電装置を使用することができるように構成したものである。本実施形態では、携帯装置として携帯電話を例に挙げて説明してゆく。

0017

最初に図1システム構成図を参照して、携帯電話2(携帯装置)の充電システム1のシステム構成について説明する。充電システム1は、通信機能を有する携帯電話2と、携帯電話2を保持した状態で携帯電話2と無線通信を行う充電装置3(携帯装置用充電装置)と、から構成されている。そして、充電装置3は、無線通信により携帯電話2から装置仕様を取得して、携帯電話2に対応する充電条件を充電条件を特定し、当該充電条件に基づいて充電する。このとき、充電装置3は、外部電源4に接続され、外部電源4から取得した電力を、電磁誘導を利用して上面に載置した携帯電話2に供給する。なお、電磁誘導を利用した電力供給とは、1次コイルに流された交流電流により、1次コイル近傍交流磁場を発生させ、2次コイルに交流電圧誘起し、これを整流して2次電池に充電することをいう。すなわち、充電装置3は、1次コイルに相当する電力供給コイル22を有し、携帯電話2は、2次コイルに相当する充電コイル12を有し(図5参照)、充電装置3側で交流磁場を発生することで携帯電話2に電力供給を行う。

0018

また、充電装置3と携帯電話2との間の通信は、上記した電磁誘導を利用して行われる。つまり、充電装置3の電力供給コイル22および携帯電話2の充電コイル12は、通信インターフェースとして兼用することができ、別途無線用の通信インターフェースを設ける構成に比べて、簡易装置構成となっている。

0019

次に図2の斜視図を参照して充電対象物となる携帯電話2について簡単に説明する。携帯電話2は、図2(a)に示すように、薄板長方形状に形成され、正面中央にディスプレイ11を有している。ディスプレイ11は、現在日時、電波状況を示すアンテナマーク、バッテリ残量を示すバッテリマークを表示する。ユーザは、バッテリマークを視認することで、充電のタイミングを図ることができる構成となっている。また、図2(b)に示すように、携帯電話2の内部には、充電コイル12とディスプレイ11を表示させる駆動源となるバッテリ14とが配設されている。充電コイル12は渦巻状の扁平コイルであり、両端が内部回路を介してバッテリ14に接続されている。携帯電話2の背面は、フラットに形成されており、充電コイル12の中心と同軸上に、係合穴13(位置決め凹部)が形成され、充電装置3との位置決めの際に利用される(詳細は後述する)。

0020

充電装置3は、図3に示すように、携帯電話2を載置する装置本体21と、装置本体21の内部に保持され、携帯電話2に電磁誘導を利用して電力供給する2つの電力供給コイル22と、を備えている。2つの電力供給コイル22は、充電コイル12と同様に渦巻状の扁平コイルであり、装置本体21内に横並びに配設されている。そして、装置本体21の表面には、電力供給コイル22の中心と同軸上に、携帯電話2の係合穴13に係合する係合突起23(位置決め凸部)が形成され、さらに、係合突起23を囲うように位置決めマーク24が表記されている。つまり、携帯電話2を充電装置3に位置決めする際には、位置決めマーク24を目安に位置合わせし、充電装置3の係合突起23に携帯電話2の係合穴13を係合させることにより、充電装置3の電力供給コイル22の中心と携帯電話2の充電コイル12の中心とを精度良く位置決する。なお、係合穴13および係合突起23の形状は、図のような円形状の窪みおよび円柱形状に限定されるものではなく、位置ズレしない形状であれば、どのような形状でもよい。

0021

また、装置本体21の内部には、外部電源4に接続され、充電装置3の各部を制御するための電子部品から成る制御部25が収容されており、制御部25は、装置本体21内部に組まれた配線26を介して各電力供給コイル22の両端に電気的に接続されている。すなわち、外部電源4から出力された電流は、制御部25および配線26を介して電力供給コイル22に出力される構成となっている。

0022

位置決めマーク24は、携帯電話2の係合穴13と充電装置3の係合突起23との位置決めする際の目安として利用され、装置本体21の内部に保持された電力供給コイル22に対応して、装置本体21の表面に表記されており、携帯電話2の四隅を位置合わせするための4つのL字マーク27から構成されている。この場合、この携帯電話2の四隅を示す4つのL字マーク27は、一般的な携帯電話2の長辺および短辺の平均長さに対応した間隔をとって、装置本体21に表記され、携帯電話2の機種が異なっていても、係合突起23の位置を特定し易いものにしている。また、各L字マーク27の大きさ(太さ)は、位置決め精度に影響を与えない程度の大きさ且つ作業者が視認できる程度の大きさに表記されている。携帯電話2を充電装置3に載置する際は、携帯電話2の四隅を4つのL字マーク27に位置合わせするようにし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。そして、係合穴13と係合突起23との係合位置を探すようにスライドさせて位置決めを行う。このようにすることで、携帯電話2に内蔵した充電コイル12の中心と充電装置3に保持された電力供給コイル22の中心との位置決めを行うことができる。なお、位置決めマーク24は、2つのL字マーク27を対角に表記して構成してもよい。

0023

また、位置決めマーク24は、図4(a)に示すように、2本の直線を係合突起23の位置で交差するように表記したXマーク28でもよい。2つの直線のなす角度は、一般の携帯電話2の平均寸法に基づいたものである。すなわち、Xマーク28の2本の直線は、携帯電話2の4隅を結ぶ対角線を表したものである。携帯電話2と充電装置3とを位置合わせする際は、携帯電話2の四隅を2本の直線に重なるように位置合わせし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。このように、Xマーク28は、2本の直線の交差点に係合突起23が形成されているので、携帯電話2で係合突起23が隠れた状態でも、係合突起23の位置を特定し易くしている。

0024

また、例えば、図4(b)に示すように、係合突起23を中心として囲うような円形マーク29でもよい。円形マーク29は、一般的な携帯電話2の長辺の平均長さを直径として装置本体21の表面に表記されている。携帯電話2と充電装置3とを位置合わせする際は、円形マーク29内に収まるように位置合わせし、携帯電話2の係合穴13を充電装置3の係合突起23に近づける。このように、円形マーク29とすることで、携帯電話2の向きを、360°どの向きに向けて載置しても位置合わせすることができるようになっている。なお、位置決めマーク24は、携帯電話2の形状に関わらず、携帯電話2と充電装置3との位置合わせをできるようなものであれば、どのような表記のしかたでもよい。

0025

なお、本実施例では、携帯電話2に係合穴13を形成し、充電装置3に係合突起23を構成したが、携帯電話2に係合突起23を形成し、充電装置3に係合穴13を形成してもよい。

0026

続いて、図5制御構成図を参照して充電装置3、携帯電話2の制御構成について説明する。最初に充電装置3の制御構成について説明する。

0027

充電装置3は、AC/DCコンバータ31、安全回路32、充電コントローラ33(充電制御手段)、DC/ACインバータ34、電力供給コイル22、通信コントローラ35(通信手段)および充電装置メモリ36を備えている。そして、AC/DCコンバータ31、安全回路32、充電コントローラ33、DC/ACインバータ34、通信コントローラ35および充電装置メモリ36により、上述した制御部25を構成している。

0028

AC/DCコンバータ31は、外部電源4から出力された交流電流を直流電流に変換し、安全回路32に出力する。

0029

安全回路32は、サーミスタを組み込んで構成されており、サーミスタにより検出された検出温度から、AC/DCコンバータ31から出力された直流電流が過電流か否かを監視する。過電流の場合には、電流の出力を停止する。

0030

充電コントローラ33は、携帯電話2に対する充電を制御するものであり、携帯電話2に対し電力供給・停止を制御するON/OFFスイッチと、電力供給中であることを報知するLEDランプと、を備えている。充電コントローラ33は、携帯電話2に電力供給する場合に、ON/OFFスイッチがONとなり、携帯電話2に電力供給を行う。

0031

DC/ACインバータ34は、直流電流を交流電流に変換して電力供給コイル22に出力する。

0032

電力供給コイル22は、DC/ACインバータ34から出力された交流電流が流れることで、交流磁場を発生させる。

0033

通信コントローラ35は、充電装置3と携帯電話2との通信を制御するものであり、携帯電話2に対し、装置仕様およびバッテリ残量の送信要求を行い、携帯電話2から装置仕様およびバッテリ残量を取得する(装置仕様取得手段)。

0034

充電装置メモリ36は、通信コントローラ35が取得した装置仕様を記憶する装置仕様記憶部37と、通信コントローラ35が取得したバッテリ残量を記憶するバッテリ残量記憶部38と、複数種類携帯端末の機種毎に、充電条件が異なる充電モードを記憶した充電モード記憶部39と、を有している。充電モード記憶部39は、図6に示すように、機種名、機種コード、バッテリ容量充電電圧および充電方式を機種毎に関連付けて記憶している。例えば、機種Aであれば、機種コード「00A」、バッテリ容量「880mAh」、充電電圧「4.2V」、充電方式「定電圧定電流方式」であり、機種Dであれば、機種コード「00D」、バッテリ容量「1200mAh」、充電電圧「4.2V以上」、充電方式「パルス充電方式」である。

0035

そして、充電コントローラ33は、装置仕様記憶部37から通信コントローラ35が携帯電話2から取得した装置仕様を読出し、充電モード記憶部39を参照して、充電対象装置か否かを判定する(充電対象判別手段)。充電モード記憶部39に対応した機種が記憶されていなければ、充電対象装置ではないと判定し、エラーを報知し(エラー報知手段)、ON/OFFスイッチをOFFにする。充電モード記憶部39に対応した機種が記憶されていれば、充電対象装置であると判定し、対応する充電モードに設定する(充電モード設定手段)。このように、充電対象装置と判定された携帯電話2に対してのみ電力供給することで、故障を防止している。

0036

さらに、充電コントローラ33は、バッテリ残量記憶部38から通信コントローラ35が携帯電話2から取得したバッテリ残量を読み出し、このバッテリ残量と充電モード記憶部39に記憶された充電容量とに基づき、充電時間を算出する。そして、充電装置3は、設定された充電モードで充電時間が経過するまで、ON/OFFスイッチをONにして携帯電話2に対して電力供給を開始する。このように、適正な充電時間で電力供給することで、過電流によりバッテリが劣化するのを防止している。

0037

携帯電話2は、充電コイル12、整流回路41、通信処理部42、電圧レギュレータ部43、充電制御部44、バッテリ14、携帯メモリ45およびデバイス制御部46を備えている。

0038

充電コイル12は、電力供給コイル22により発生させられた交流磁場により、交流電流を誘起させる。そして、誘起した交流電流は、整流回路41に出力される。

0039

整流回路41は、充電コイル12で発生した交流電流を直流電流に変換した変換結果に基づき、電荷をバッテリ14に蓄電させる。

0040

バッテリ14は、充電型のバッテリであり、バッテリ14に蓄えられた電荷に基づき携帯電話2の各部に電力を供給する。

0041

電圧レギュレータ部43は、バッテリ14から出力される電流を常に監視し、一定の出力電流が保たれるように制御する。

0042

充電制御部44は、充電電流を検出する抵抗部および放電電流を検出する抵抗部を備えた回路と、両抵抗部で検出した電流値からバッテリ残量を算出する演算部と、から構成されている。充電制御部44は、演算部により算出されたバッテリ残量を定期的に携帯メモリ45に送信する。

0043

携帯メモリ45は、携帯電話2の装置仕様および充電制御部44から送信されたバッテリ残量を記憶する。

0044

デバイス制御部46は、携帯メモリ45に記憶されたバッテリ残量を読み出し、バッテリマークとして、ディスプレイ11に表示する。また、内蔵したタイマーにより現在日時をディスプレイ11に表示し、アンテナにより電波状況をアンテナマークとしてディスプレイ11に表示する。

0045

通信処理部42は、充電装置3と通信を行うものであり、充電装置3からの装置仕様およびバッテリ残量の送信要求に基づき、携帯メモリ45に記憶された装置仕様およびバッテリ残量を充電装置3に送信する。

0046

次に、充電装置3に携帯電話2を固定した場合における充電処理について、図7フローチャートを参照して説明する。

0047

まず、ユーザが充電装置3に携帯電話2を位置決めマーク24を目安にして載置し、充電装置3の係合突起23に携帯電話2の係合穴13を係合させて、電力供給コイル22の中心と充電コイル12の中心との位置決めを行う(S01)。そして、外部電源4から電力供給コイル22に交流電流が出力され、電力供給コイル22の近傍に交流磁場が発生する(S02)。発生した交流磁場により、携帯電話2の充電コイル12に交流電流が誘起され(S03)、充電装置3と携帯電話2との間で通信が確立する(S04)。充電装置3と携帯電話2との間で通信が確立すると、充電装置3は、携帯電話2に対して、装置仕様およびバッテリ残量の送信要求を行う(S05)。充電装置3は、受信した装置仕様から、充電モード記憶部39を参照して、載置した携帯電話2が充電対象装置か否かを判定する(S06)。充電装置3は、当該携帯電話2を充電対象装置ではないと判定すると(S06:No)、エラーを報知する(S07)。一方、当該携帯電話2を充電対象装置であると判定すると(S06;Yes)、充電モード記憶部39を参照して対応する充電モードに設定する(S08)。そして、充電装置3は、受信したバッテリ残量と充電モード記憶部39に記憶した充電容量とに基づいて、充電時間を算出し(S09)、充電時間が経過するまで携帯電話2に電力供給を行う(S10)。このように、携帯電話2との通信により取得した装置仕様に基づいて、対応する充電モードで充電することができるため、製造メーカや機種毎に携帯装置の充電方式が異なっていても、汎用的に充電装置3を使用することができる。

0048

続いて、本発明の変形例に係る充電装置3について説明する。本発明の変形例に係る充電装置3は、先の実施例のように装置本体21の表面から突出して形成された係合突起23に代えて、装置本体21の表面から出没自在なクリックボール51(係合部材)を設けたものである。以下、変形例に係る充電装置3について、先の実施例と異なる部分を中心に説明する。

0049

図8示すように、クリックボール51は、クリックボール51を上方に付勢する付勢バネ52(付勢手段)と共に、クリックボール51の略上半部が装置本体21の表面から突出した状態で収容穴53に収容されている。収容穴53は、先の実施例と同様に、電力供給コイル22の中心と同軸上に形成されている。そして、クリックボール51を押し込みつつ携帯電話2を装置本体21の表面をスライドさせて位置合わせし、携帯電話2の係合穴13とクリックボール51とが係合した位置で位置決めする。このように、クリックボール51は、付勢バネ52により装置本体21の表面から出没自在に構成されているため、携帯電話2の背面を傷つけることなく、位置決めすることができる。

0050

以上の構成によれば、携帯電話2を充電装置3に載置させた状態で、電磁誘導を利用して非接触方式で携帯装置に電力供給するため、接触不良が生じることなく、確実に携帯電話2に電力供給することができる。また、充電装置3の係合突起23と携帯電話2の係合穴13により電力供給コイル22の中心と充電コイル12の中心とが、精度よく位置決めされるため、充電装置3が効率的に携帯電話2を充電することができる。

0051

一方で、上記の例に示した、充電装置3の各機能をソフトウェアプログラムとして提供することも可能である。また、そのプログラムを記録媒体(図示省略)に格納して提供できる。記録媒体としては、CD−ROMフラッシュROM、メモリカードコンパクトフラッシュ登録商標)、スマートメディアメモリースティック等)、光磁気ディスクデジタルバータイルディスクおよびフレキシブルディスク等を利用することができる。

0052

上記に示した実施例によらず、充電装置3の処理工程について、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。

図面の簡単な説明

0053

充電システムのシステム構成図である。
携帯電話の斜視図である。
充電装置の斜視図である。
(a)は位置決めマークとしてXマークを装置本体に表記した模式図であり、(b)は位置決めマークとして円形マークを装置本体に表記した模式図である。
充電システムの制御構成図である。
充電モード記憶部に記憶された充電モードの一例を示す図である。
充電システムにおける充電処理を示すフローチャートである。
変形例に係る充電装置の断面模式図である。

符号の説明

0054

2…携帯電話(携帯装置) 3…充電装置(携帯装置用充電装置) 12…充電コイル14…バッテリ22…電力供給コイル33…充電コントローラ(充電制御手段) 35…通信コントローラ(通信手段) 39…充電モード記憶部

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