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技術 照明調光制御システム

出願人 パナソニック電工株式会社
発明者 七原淳郎村上善宣
出願日 2007年3月22日 (13年3ヶ月経過) 出願番号 2007-073887
公開日 2008年10月2日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2008-235042
状態 未査定
技術分野 光源の回路一般
主要キーワード オンデューティ値 白熱灯照明器具 再開時刻 短絡検出信号 照明器具群 調光制御システム 再開動作 短絡検出回路
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図面 (5)

課題

調光制御装置から調光信号を送信して複数系統照明器具群調光制御する照明調光制御システムにおいて、調光信号線短絡コスト高を招くことなく系統別に正しく検出する。

解決手段

各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに調光信号Sが送信され、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに接続された照明器具群がそれぞれ調光信号Sのオンデューティに応じた光出力発光する。時刻t1において調光信号線Lcに短絡stが発生すると、短絡検出信号Psが出力され、全ての調光信号線への調光信号Sの送信が一旦停止され(t2)、その後調光信号線La、Lb、Lc、Ldの順に再開される。調光制御装置は、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信の再開を行う時刻t3、t4、t5において、短絡検出信号Psの発生の有無を確認し、短絡検出信号Psを確認するときのタイミングによって短絡が発生した調光信号線Lcを特定する。

概要

背景

1つの調光制御装置に対して複数の照明器具調光信号線を介して並列に接続され、調光制御装置から送信する調光信号によってそれら照明器具を調光制御する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置では、各照明器具に、点灯状態監視して点灯状態が不良(不点灯半波放電など)になったときに調光信号線を短絡する回路を備え、調光制御装置に、調光信号線が短絡されたことを検出する短絡検出回路と、短絡検出回路が短絡を検出したときに、異常の発生を報知する表示装置を備え、複数の照明器具のうち1つの照明器具の点灯状態が不良になった場合であっても、当該不良の発生をユーザに確実に報知できるようになっている。

他方、1つの調光制御装置に対して複数の照明器具群が複数の調光信号線を介して系統別に接続され、調光制御装置が系統毎の照明器具群に対して、別々の調光制御を行う調光制御システムが知られている。

以下、上記調光制御システムについて、図4を参照して説明する。調光制御システム100は、照明器具群として、複数の蛍光灯照明器具100Fa1〜100Fa3を有する蛍光灯照明器具群100Fa、同じく複数の蛍光灯照明器具100Fb1〜100Fb3を有する蛍光灯照明器具群100Fb、複数の白熱灯照明器具100R1〜100R3を有する白熱灯照明器具群100R、及び複数のLED照明器具100E1〜100E3を有するLED照明器具群100Eを備え、各照明器具群100Fa、100Fb、100R、100Eは、1つの調光制御装置102に対して別の系統として複数の調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldを介して接続されている。

調光制御装置102は、電源部122によって駆動電力を供給される制御部123と、制御部123によって制御されて各調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldに所定のオンデューティPWM信号(調光信号)を出力する調光信号駆動部101a、101b、101c、101dと、各調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldにそれぞれ接続された短絡検出部102a、102b、102c、102dと、を備えている。制御部123は、赤外線受光部127を介して赤外線リモコン103からの指令信号の入力を受け、その指令信号に基づいて各調光信号駆動部101a、101b、101c、101dを制御して各調光信号駆動部101a、101b、101c、101dが所定のオンデューティのPWM信号を出力する。各照明器具群100Fa、100Fb、100R、100Eは、調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldを介して入力されるPWM信号(調光信号)のオンデューティに応じた光出力発光する。

例えば、調光信号駆動部101aは、蛍光灯照明器具群100Faに対してオンデューティが80%のPWM信号を出力して、各蛍光灯100Fa1〜100Fa3が光出力20%で発光し、調光信号駆動部101cは、白熱灯照明器具群100Rに対してオンデューティが90%のPWM信号を出力して、各白熱灯100R1〜100R3が光出力10%で発光する。そして、各照明器具内に設けられた点灯状態の検知装置が不点灯や半波放電などの異常を検知すると、異常を検知した照明器具が接続された調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldが短絡され、当該調光信号線の短絡検出部102a、102b、102c、102dが短絡を検出する。
特開2004−335109号公報

概要

調光制御装置から調光信号を送信して複数系統の照明器具群を調光制御する照明調光制御システムにおいて、調光信号線の短絡をコスト高を招くことなく系統別に正しく検出する。各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに調光信号Sが送信され、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに接続された照明器具群がそれぞれ調光信号Sのオンデューティに応じた光出力で発光する。時刻t1において調光信号線Lcに短絡stが発生すると、短絡検出信号Psが出力され、全ての調光信号線への調光信号Sの送信が一旦停止され(t2)、その後調光信号線La、Lb、Lc、Ldの順に再開される。調光制御装置は、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信の再開を行う時刻t3、t4、t5において、短絡検出信号Psの発生の有無を確認し、短絡検出信号Psを確認するときのタイミングによって短絡が発生した調光信号線Lcを特定する。

目的

そこで、本発明は、調光制御装置から調光信号線を介して調光信号を送信して複数の照明器具群の照明器具を調光制御する照明調光制御システムにおいて、コスト高を招くことがなく簡単な構成によって、各照明器具群を接続する調光信号線の短絡を系統別に正しく検出することができる照明調光制御システムを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

複数の照明器具群と、前記複数の照明器具群に対して調光信号を送信する調光制御装置と、前記複数の照明器具群と前記調光制御装置とを照明器具群毎に別の系統として接続する複数の調光信号線と、を備えた照明調光制御システムにおいて、前記調光制御装置は、前記調光信号線の一部、又は全部に共通して接続された短絡検出部を有し、前記短絡検出部がいずれかの調光信号線の短絡を検出したとき、当該短絡検出部に接続された調光信号線への調光信号の送信を一旦停止した後、調光信号線への送信を一系統ずつ順に再開して、前記短絡検出部が短絡を検出するタイミングに基づいて短絡の発生した調光信号線を特定することを特徴とする照明調光制御システム。

請求項2

前記調光制御装置は、前記調光信号線への調光信号の送信を停止し、調光信号線への送信を一系統ずつ順に再開するときに、短絡の有無を判断した調光信号線については、再び調光信号の送信を停止することを特徴とする請求項1に記載の照明調光制御システム。

技術分野

0001

本発明は、調光制御装置から調光信号を送信して複数の照明器具群を集中的に調光制御する照明調光制御システムに関する。

背景技術

0002

1つの調光制御装置に対して複数の照明器具調光信号線を介して並列に接続され、調光制御装置から送信する調光信号によってそれら照明器具を調光制御する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の照明装置では、各照明器具に、点灯状態監視して点灯状態が不良(不点灯半波放電など)になったときに調光信号線を短絡する回路を備え、調光制御装置に、調光信号線が短絡されたことを検出する短絡検出回路と、短絡検出回路が短絡を検出したときに、異常の発生を報知する表示装置を備え、複数の照明器具のうち1つの照明器具の点灯状態が不良になった場合であっても、当該不良の発生をユーザに確実に報知できるようになっている。

0003

他方、1つの調光制御装置に対して複数の照明器具群が複数の調光信号線を介して系統別に接続され、調光制御装置が系統毎の照明器具群に対して、別々の調光制御を行う調光制御システムが知られている。

0004

以下、上記調光制御システムについて、図4を参照して説明する。調光制御システム100は、照明器具群として、複数の蛍光灯照明器具100Fa1〜100Fa3を有する蛍光灯照明器具群100Fa、同じく複数の蛍光灯照明器具100Fb1〜100Fb3を有する蛍光灯照明器具群100Fb、複数の白熱灯照明器具100R1〜100R3を有する白熱灯照明器具群100R、及び複数のLED照明器具100E1〜100E3を有するLED照明器具群100Eを備え、各照明器具群100Fa、100Fb、100R、100Eは、1つの調光制御装置102に対して別の系統として複数の調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldを介して接続されている。

0005

調光制御装置102は、電源部122によって駆動電力を供給される制御部123と、制御部123によって制御されて各調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldに所定のオンデューティPWM信号(調光信号)を出力する調光信号駆動部101a、101b、101c、101dと、各調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldにそれぞれ接続された短絡検出部102a、102b、102c、102dと、を備えている。制御部123は、赤外線受光部127を介して赤外線リモコン103からの指令信号の入力を受け、その指令信号に基づいて各調光信号駆動部101a、101b、101c、101dを制御して各調光信号駆動部101a、101b、101c、101dが所定のオンデューティのPWM信号を出力する。各照明器具群100Fa、100Fb、100R、100Eは、調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldを介して入力されるPWM信号(調光信号)のオンデューティに応じた光出力発光する。

0006

例えば、調光信号駆動部101aは、蛍光灯照明器具群100Faに対してオンデューティが80%のPWM信号を出力して、各蛍光灯100Fa1〜100Fa3が光出力20%で発光し、調光信号駆動部101cは、白熱灯照明器具群100Rに対してオンデューティが90%のPWM信号を出力して、各白熱灯100R1〜100R3が光出力10%で発光する。そして、各照明器具内に設けられた点灯状態の検知装置が不点灯や半波放電などの異常を検知すると、異常を検知した照明器具が接続された調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ldが短絡され、当該調光信号線の短絡検出部102a、102b、102c、102dが短絡を検出する。
特開2004−335109号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に記載の照明装置では、1つの調光制御装置に対して調光信号線を介して接続された複数の照明器具の各々が点灯状態検出回路を有し、該点灯状態検出回路が点灯状態の不良を検出すると調光信号線を短絡するので、調光制御装置は、調光信号線に接続された照明器具のうちいずれかの照明器具が不良であることを認識できるが、1つの調光制御装置に対して複数系統の照明器具群が接続される場合については、何も示唆するところがない。

0008

一方、前述の図4に示された調光制御システム100では、各系統の調光信号線100La、100Lb、100Lc、100Ld毎に短絡検出部102a、102b、102c、102dを備えているので、系統毎に照明器具群100Fa、100Fb、100R、100Eに生じた点灯状態の不良を検出できるという長所を有するが、系統の数と同数の短絡検出部102a、102b、102c、102dを備えなければならずコスト高を招くという問題があった。

0009

そこで、本発明は、調光制御装置から調光信号線を介して調光信号を送信して複数の照明器具群の照明器具を調光制御する照明調光制御システムにおいて、コスト高を招くことがなく簡単な構成によって、各照明器具群を接続する調光信号線の短絡を系統別に正しく検出することができる照明調光制御システムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の照明器具群と、前記複数の照明器具群に対して調光信号を送信する調光制御装置と、前記複数の照明器具群と前記調光制御装置とを照明器具群毎に別の系統として接続する複数の調光信号線と、を備えた照明調光制御システムにおいて、前記調光制御装置は、前記調光信号線の一部、又は全部に共通して接続された短絡検出部を有し、前記短絡検出部がいずれかの調光信号線の短絡を検出したとき、当該短絡検出部に接続された調光信号線への調光信号の送信を一旦停止した後、調光信号線への送信を一系統ずつ順に再開して、前記短絡検出部が短絡を検出するタイミングに基づいて短絡の発生した調光信号線を特定することを特徴とする。

0011

請求項2の発明は、請求項1に記載の照明調光制御システムにおいて、前記調光制御装置は、前記調光信号線への調光信号の送信を停止し、調光信号線への送信を一系統ずつ順に再開するときに、短絡の有無を判断した調光信号線については、再び調光信号の送信を停止することを特徴とする。

発明の効果

0012

請求項1の発明によれば、短絡検出部がいずれかの調光信号線の短絡を検出したとき、当該短絡検出部に接続された調光信号線への調光信号の送信を一旦停止した後、一系統ずつ順に再開し、短絡検出部が短絡を検出するタイミングに基づいて短絡の発生した調光信号線を特定するので、短絡検出部は、調光信号線の本数(系統の数)よりも少ない個数で済み、かつ各照明器具群の照明器具の異常状態を系統別に正しく検出することができる。

0013

請求項2の発明によれば、調光信号線への調光信号の送信を停止し、調光信号線への送信を一系統ずつ順に再開するときに、短絡の有無を判断した調光信号線については、再び調光信号の送信を停止するようにしたので、別系統の調光信号線においてほぼ同時に短絡が発生した場合であっても、短絡が発生した調光信号線を正しく検出することができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る照明調光制御システムについて、図1図2を参照して説明する。本実施形態の調光制御システム1は、図1に示されるように、4系統の調光信号線La、Lb、Lc、Ldに対して調光信号Sを送信する調光制御装置2と、ユーザが操作して調光制御装置2に対して操作信号を出力するリモコン3と、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldにそれぞれ接続された蛍光灯照明器具群Fa、Fb、白熱灯照明器具群R、及びLED照明器具群Eとを備える。

0015

蛍光灯照明器具群Faは、3台の蛍光灯照明器具Fa1、Fa2、Fa3を備え、蛍光灯照明器具群Fbは、3台の蛍光灯照明器具Fb1、Fb2、Fb3を備え、白熱灯照明器具群Rは、3台の白熱灯照明器具R1、R2、R3を備え、LED照明器具群Eは、3台のLED照明器具E1、E2、E3を備える。各照明器具群Fa、Fb、R、Eの照明器具Fa1〜Fa3、Fb1〜Fb3、R1〜R3、E1〜E3は、調光信号線La、Lb、Lc、Ldに対して並列に接続される。調光信号Sは、PWM(Pulse Width Modulation)信号である。

0016

蛍光灯照明器具Fa1〜Fa3、Fb1〜Fb3の点灯回路(不図示)は、調光信号線La、Lbを介して入力されるPWM信号(調光信号)に応じて電源電力発振周期を変換して光源である蛍光灯ランプに供給し、蛍光灯ランプは、発振周期に応じた光出力で発光する。白熱灯照明器具R1〜R3とLED照明器具E1〜E3との点灯回路(不図示)は、調光信号線Lc、Ldを介して入力されるPWM信号(調光信号)に応じて電源電力の出力位相角を変換して光源である白熱灯ランプLEDランプに供給し、白熱灯ランプとLEDランプは、位相角に応じた光出力で発光する。本実施形態では、蛍光灯照明器具Fa1〜Fa3、Fb1〜Fb3と白熱灯照明器具R1〜R3は、入力されるPWM信号のオンデューティの増加にほぼ比例して光出力が減少し、LED照明器具E1〜E3は、入力されるPWM信号のオンデューティの増加に対して光出力が指数関数状に増加する。

0017

また、各照明器具Fa1〜Fa3、Fb1〜Fb3、R1〜R3、E1〜E3は、それぞれ点灯状態の異常を検出したときに調光信号線La、Lb、Lc、Ldを短絡する短絡部Fa1s〜Fa3s、Fb1s〜Fb3s、R1s〜R3s、E1s〜E3sを備える。各短絡部Fa1s〜Fa3s、Fb1s〜Fb3s、R1s〜R3s、E1s〜E3sは、例えば、各照明器具の照度を検出する照度センサ(不図示)と、照度センサが照度の低下を検出したときに各調光信号線La、Lb、Lc、Ldを所定時間短絡するトランジスタ(不図示)等を備える。

0018

調光制御装置2は、商用電源21から電源部22を介して所定の動作電圧を供給されるマイクロプロセッサから構成される制御部23と、制御部23からの制御信号によって制御され各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに当該制御信号に応じたオンデューティの調光信号S(PWM信号)を出力する調光信号駆動部A、B、C、Dと、照明器具の種別毎のオンデューティの値に対応する光出力値が記録された情報テーブルを記憶した記憶部26と、赤外線リモコン3から送出される赤外線を受光し赤外線に重畳された指令信号を制御部23へ出力する赤外線受光部27と、制御部23によって検出された各照明器具群Fa、Fb、R、E毎の異常状態を、ユーザが区別できるようにして報知する警報装置29と、調光信号線La、Lb、Lc、Ldに共通して接続された1つの短絡検出部25と、を備える。警報装置29は、系統別に異なった色の光を出力するLED等のランプ、及び音声を出力するスピーカ等によって構成することができる。また、赤外線受光部27は、特定小電力無線その他の電波を受信するものでもよい。

0019

制御部23は、赤外線受光部27を介して赤外線リモコン3から適宜の指令信号(例えば、「蛍光灯照明器具群Faを光出力50%で点灯する」等)を受信したときに、制御対象の照明器具群Faの各蛍光灯照明器具Fa1〜Fa3が指定された光出力(50%)になるオンデューティの値を記憶部26に記憶された情報テーブルの中から検索し、調光信号駆動部Aが、当該オンデューティ値の調光信号S(PWM信号)を出力するように制御し、照明器具群Faの各蛍光灯照明器具Fa1〜Fa3が指定された光出力(50%)で発光する。

0020

次に、白熱灯照明器具群Rに接続された調光信号線Lcにおいて短絡が発生する場合について、調光制御装置2の動作を、図2タイミングチャートを参照して説明する。いま、調光制御装置2の電源が投入されて、調光信号駆動部A、B、C、Dは、それぞれ所定のオンデューティ値の調光信号Sを各調光信号線La、Lb、Lc、Ldを介して各照明器具群Fa、Fb、R、Eへ送信し、各照明器具群Fa、Fb、R、Eの照明器具は、所定の光出力で発光している。図2に示された調光信号線Laに送信される調光信号Sのオンデューティ値は約25%、同じく調光信号線Lbに送信される調光信号Sのオンデューティ値は約83%、同じく調光信号線Lcに送信される調光信号Sのオンデューティ値は約58%、同じく調光信号線Ldに送信される調光信号Sのオンデューティ値は約25%である。

0021

そして、時刻t1において白熱灯照明器具群Rのいずれかの照明器具R1〜R3に異常が発生して調光信号線Lcが短絡stされたとき、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに共通に接続された短絡検出部25が、その短絡stを検出して短絡検出信号Psを制御部23へ出力する。制御部23は、短絡検出部25からの短絡検出信号Psを受けると、各調光信号駆動部A、B、C、Dに対して調光信号Sの送信を停止する制御信号を出力し、各調光信号駆動部A、B、C、Dは、調光信号Sの送信を一旦停止する(時刻t2)。これによって短絡検出部25からの短絡検出信号Psの出力が停止する。

0022

その後、制御部23は、時刻t3において調光信号線Laへの調光信号Sの送信を再開し、時刻t4において調光信号線Lbへの調光信号Sの送信を再開し、・・というように各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信を所定のタイムラグを持たせて順に再開する。そして、制御部23は、上記各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信の再開動作を行いつつ調光信号Sの各再開時刻t1、t2・・において短絡検出部25からの短絡検出信号Psの有無を判断し、再び短絡検出信号Psを受信するタイミングに基づいて、いずれの調光信号線La、Lb、Lc、Ldが短絡したのかを特定し、ひいてはいずれの系統の照明器具群Fa、Fb、R、Eに異常が発生したのかを判断する。

0023

図2に示された例では、時刻t5において調光信号線Lcへの調光信号Sの送信が再開されたときに、短絡検出部25が短絡検出信号Psを出力し、制御部23は、調光信号線Lcへの調光信号Sの送信の再開を行ったタイミング(t5)において、短絡検出信号Psを受信したことから、調光信号線Lcにおいて短絡が発生していることを認識し、白熱灯照明器具群Rのいずれかの照明器具R1〜R3に異常が発生したことを認識する。その後、制御部23は、時刻t6において調光信号線Lc以外の調光信号線La、Lb、Ldへの調光信号Sの送信を再開し(調光信号線La、Lbについては既に再開している)、白熱灯照明器具群Rのいずれかの照明器具R1〜R3に異常が発生したことを警報装置25へ出力する。

0024

警報装置25による警報の態様は、各系統に対応して設けられた4つの色の異なるLEDのうち異常の発生したLEDを点灯させる態様であってもよいし、スピーカから白熱灯照明器具群Rのいずれかの照明器具R1〜R3に異常が発生したことを具体的に表すメッセージ音声出力させる態様であってもよい。

0025

以上のように、本実施形態の照明調光制御システム1では、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信を一旦停止した後、一系統ずつ順に再開し、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに共通に接続された短絡検出部25が短絡stを検出するタイミングに基づいて短絡stの発生した調光信号線La、Lb、Lc、Ldを特定するので、1つの短絡検出部25を備えるだけで、いずれの系統の各照明器具群Fa、Fb、R、Eにおいて異常状態が発生したのかを判断することができる。

0026

なお、本実施形態においては、1つの制御部23に接続される調光信号線La、Lb、Lc、Ldの系統が4つであったが、調光信号線La、Lb、Lc、Ldは、5系統以上のより多い系統であってもよいし、その場合、全ての調光信号線に共通するように1つの短絡検出部25を接続するのではなく、複数系統ずつに分けたグループごとに共通の短絡検出部25を接続するようにしてもよい。例えば、上記の例であれば、調光信号線La、Lbに対して共通に1つの短絡検出部25が接続され、調光信号線Lc、Ldに対して共通に1つの短絡検出部25が接続されてもよい。

0027

(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る照明調光制御システムについて、図3を参照して説明する。第2の実施形態の照明調光制御システム1は、第1の実施形態の照明調光制御システム1と同一のハード構成を備え、ハード構成についての説明は省略する。第2の実施形態の照明調光制御システム1は、第1の実施形態の照明調光制御システム1に対して、短絡検出部25がいずれかの調光信号線La、Lb、Lc、Ldの短絡を検出した後に、制御部23が調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信の再開を行う態様が異なっている。

0028

次に、第2の実施形態の照明調光制御システム1における調光制御装置2の動作を、調光信号線Lbと調光信号線Lcの2系統において同時に短絡stが発生する場合について、図3のタイミングチャートを参照して説明する。短絡stが発生する以前(時刻t1より以前)においては図2に示されたタイミングチャートと同様に、調光信号駆動部A、B、C、Dが、それぞれ所定のオンデューティ値の調光信号Sを各調光信号線La、Lb、Lc、Ldを介して各照明器具群Fa、Fb、R、Eへ送信し、各照明器具群Fa、Fb、R、Eの照明器具は、所定の光出力で発光している。そして、時刻t1において蛍光灯照明器具群Fbと白熱灯照明器具群Rのいずれかの照明器具に同時に異常が発生して、調光信号線Lbと調光信号線Lcが同時に短絡stされたとき、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldに共通に接続された短絡検出部25が、その短絡stを検出して短絡検出信号Psを制御部23へ出力する。制御部23は、短絡検出部25からの短絡検出信号Psを受信すると、各調光信号駆動部A、B、C、Dに対して調光信号Sの送信を停止する制御信号を出力し、各調光信号駆動部A、B、C、Dは、調光信号Sの送信を一旦停止する(時刻t2)。これによって短絡検出部25からの短絡検出信号Psの出力が停止する。

0029

その後、制御部23は、第1の実施形態と同様に、時刻t3において調光信号線Laへの調光信号Sの送信を再開し、時刻t4において調光信号線Lbへの調光信号Sの送信を再開し、・・というように各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信を所定のタイムラグを持たせて順に再開し、各調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信の再開動作を行いつつ調光信号Sの各再開時刻t3、t4・・における短絡検出部25からの短絡検出信号Psの有無に基づいていずれの調光信号線La、Lb、Lc、Ldが短絡しているかを判断するが、この第2の実施形態においては、順に再開する調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信を、制御部23が各再開時刻t3、t4・・における短絡検出信号Psの有無の判断を行った後に、再び停止する。

0030

具体的に説明すると、制御部23は、時刻t3において調光信号線Laへの調光信号Sの送信を再開し、同時に短絡検出信号Psの有無を判断して、短絡検出信号Psが無いことを確認し、時刻t4において調光信号線Laへの調光信号の送信を再び停止し、調光信号線Lbへの調光信号Sの送信を再開する。調光信号線Lbは、短絡されているので短絡検出部25が短絡検出信号Psを出力し、制御部23は、調光信号線Lbについて短絡検出信号Psが有ることを確認する。同様にして、制御部23は、時刻t5において調光信号線Lbへの調光信号Sの送信を再び停止し、調光信号線Lcへの調光信号Sの送信を再開する。調光信号線Lcは、短絡されているので短絡検出部25が短絡検出信号Psを出力し、制御部23は、調光信号線Lcについて短絡検出信号Psが有ることを確認する。さらに、制御部23は、時刻t6において調光信号線Lcへの調光信号Sの送信を再び停止し、調光信号線Ldへの調光信号Sの送信を再開し、調光信号線Ldについて短絡信号Psが無いことを確認する。そして、制御部23は、時刻t7において、短絡検出信号Psがあることを確認した調光信号線Lb、Lc以外の調光信号線La、Ldについて調光信号Sの送信を再開し、蛍光灯照明器具群Fbと白熱灯照明器具群Rにおいて異常が発生したことを警報装置29を介してユーザへ報知する。

0031

以上のように、第2の実施形態の照明調光制御システム1では、調光信号線La、Lb、Lc、Ldへの調光信号Sの送信を一系統ずつ順に再開するときに、短絡stの有無を確認した調光信号線La、Lb、Lc、Ldについては、調光信号Sの送信を再び停止するようにしたので、別系統の調光信号線La、Lb、Lc、Ldにおいてほぼ同時に短絡stが発生した場合であっても、短絡が発生した調光信号線La、Lb、Lc、Ldを正しく検出することができる。

図面の簡単な説明

0032

本発明の第1の実施形態に係る照明調光制御システムの全体構成を示すブロック図。
同照明調光制御システムにおける各調光信号線に送信される調光信号と短絡検出部から出力される短絡検出信号のタイミングチャート。
本発明の第2の実施形態に係る照明調光制御システムにおける各調光信号線に送信される調光信号と短絡検出部から出力される短絡検出信号のタイミングチャート。
従来の調光制御システムの全体構成を示すブロック図。

符号の説明

0033

1照明調光制御システム
2調光制御装置
25短絡検出部
Fa蛍光灯照明器具群(照明器具群)
Fb 蛍光灯照明器具群(照明器具群)
R白熱灯照明器具群(照明器具群)
ELED照明器具群(照明器具群)
La、Lb、Lc、Ld調光信号線
S調光信号
Ps 短絡検出信号

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