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技術 車載緊急通報装置

出願人 本田技研工業株式会社
発明者 鈴木健之
出願日 2007年3月16日 (13年9ヶ月経過) 出願番号 2007-068766
公開日 2008年10月2日 (12年2ヶ月経過) 公開番号 2008-230282
状態 特許登録済
技術分野 乗員・歩行者の保護 車両外部の荷台、物品保持装置 警報システム 交通制御システム 交通制御システム
主要キーワード 瞬時画像 トリガー入力 取り込みステップ シャッター速 事故検知 軌跡画像 事故発生後 SRSユニット
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年10月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

静止画を用いて被写体の移動を把握するのに十分な情報を得ることができる車載緊急通報装置を提供する。

解決手段

車両に事故が発生したことを検知する事故検知手段と、車両の内部を撮像するカメラと、カメラを制御するカメラコントロール部と、カメラにより得られた撮像結果を外部に送信する送信部と、を備えた車載緊急通報装置において、カメラコントロール部は、シャッター速度がそれぞれ異なる、被写体の瞬時画像を撮像する瞬時画像用シャッター速度と、被写体の軌跡を撮像する軌跡画像用シャッター速度とを交互に切り換えて撮像を行うようにカメラの制御を行うことを特徴とする。

概要

背景

従来、自動車などが事故を起こした場合に、これを検知して自動的に緊急連絡先通報する車載緊急通報装置が知られている。そして、この種の車載緊急通報装置においては、緊急連絡先において車内および車外の状態を把握できるように、車両が衝撃などを受けた場合、上記事故が発生した旨の通報とともに車内カメラ映像および車外カメラの映像を緊急連絡先に送信するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−265572号公報

概要

静止画を用いて被写体の移動を把握するのに十分な情報を得ることができる車載緊急通報装置を提供する。車両に事故が発生したことを検知する事故検知手段と、車両の内部を撮像するカメラと、カメラを制御するカメラコントロール部と、カメラにより得られた撮像結果を外部に送信する送信部と、を備えた車載緊急通報装置において、カメラコントロール部は、シャッター速度がそれぞれ異なる、被写体の瞬時画像を撮像する瞬時画像用シャッター速度と、被写体の軌跡を撮像する軌跡画像用シャッター速度とを交互に切り換えて撮像を行うようにカメラの制御を行うことを特徴とする。

目的

そこで、この発明は、静止画を用いて被写体の移動を把握するのに十分な情報を得ることができる車載緊急通報装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両に事故が発生したことを検知する事故検知手段と、車両の内部を撮像する撮像手段と、前記撮像手段を制御する撮像制御手段と、前記撮像手段により得られた撮像結果を外部に送信する送信手段と、を備えた車載緊急通報装置において、前記撮像制御手段は、シャッター速度がそれぞれ異なる、被写体の瞬時画像を撮像する瞬時画像用シャッター速度と、被写体の軌跡画像を撮像する軌跡画像用シャッター速度とを交互に切り換えて撮像を行うように前記撮像手段の制御を行うことを特徴とする車載緊急通報装置。

請求項2

前記撮像手段にて撮像された前記瞬時画像と前記軌跡画像とを重ね合わせる画像重ね合わせ手段を備え、前記送信手段は前記画像重ね合わせ手段によって重ね合わせた画像を送信することを特徴とする請求項1に記載の車載緊急通報装置。

技術分野

0001

この発明は、車載緊急通報装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、自動車などが事故を起こした場合に、これを検知して自動的に緊急連絡先通報する車載緊急通報装置が知られている。そして、この種の車載緊急通報装置においては、緊急連絡先において車内および車外の状態を把握できるように、車両が衝撃などを受けた場合、上記事故が発生した旨の通報とともに車内カメラ映像および車外カメラの映像を緊急連絡先に送信するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−265572号公報

発明が解決しようとする課題

0003

ところで、上述の車載緊急通報装置においては、緊急連絡先への通信手段として携帯電話などの携帯通信端末を利用するようになっているが、この携帯通信端末の回線は通信速度が十分なものではないため、ファイルサイズが大きい動画を送信するのには時間がかかり適さない。

0004

そこで、この発明は、静止画を用いて被写体の移動を把握するのに十分な情報を得ることができる車載緊急通報装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0005

上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両に事故が発生したことを検知する事故検知手段(例えば、実施の形態におけるSRSユニット7)と、車両の内部を撮像する撮像手段(例えば、実施の形態におけるカメラ4)と、前記撮像手段を制御する撮像制御手段(例えば、実施の形態におけるカメラコントロール部5)と、前記撮像手段により得られた撮像結果を外部に送信する送信手段(例えば、実施の形態における送信部9)と、を備えた車載緊急通報装置において、前記撮像制御手段は、シャッター速度がそれぞれ異なる、被写体の瞬時画像を撮像する瞬時画像用シャッター速度と、被写体の軌跡を撮像する軌跡画像用シャッター速度とを交互に切り換えて撮像を行うように前記撮像手段の制御を行うことを特徴とする。

0006

請求項2に記載した発明は、前記撮像手段にて撮像された前記瞬時画像と前記軌跡画像とを重ね合わせる画像重ね合わせ手段(例えば、実施の形態におけるステップS06)を備え、前記送信手段は前記画像重ね合わせ手段によって重ね合わせた画像を送信することを特徴とする。

発明の効果

0007

請求項1に記載した発明によれば、撮像手段により瞬時画像用シャッター速度(例えば、実施の形態における速いシャッター速度)と軌跡画像用シャッター速度(例えば、実施の形態における遅いシャッター速度)とを交互に切り換えて撮像することで、瞬時画像用シャッター速度で撮像された瞬時画像により移動する被写体の撮像時の位置が把握でき、さらに、軌跡画像用シャッター速度で撮像された軌跡画像で、瞬時画像の間の被写体の移動軌跡を把握することができるため、動画よりもファイルサイズの小さい静止画に基づいて被写体の移動状況を把握するのに十分な情報を得ることができる効果がある。
また、動画を送信する場合よりもファイルサイズを低減することができるため、例えば、撮像した画像ファイルを外部に送信する場合に、情報送信時間を短縮することができる効果がある。

0008

請求項2に記載した発明によれば、瞬時画像と軌跡画像とを重ね合わせて一枚の画像として送信することができるので、撮像した画像を順次送信する場合よりも、送信する画像データの総量を低減し、通信回線混雑して通信容量が低下しているような場合であっても迅速な通報を行うことができる効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0009

次に、この発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、符号1はこの実施の形態の緊急通報装置1を示している。この緊急通報装置1は、自動車等の車両に搭載され、事故などが発生した場合に図示しないGPS装置で検出された車両の位置情報などを外部の緊急通報センター10に通報するように構成されたものである。

0010

この緊急通報装置1には、事故発生による車内の状況を把握するため、着座した乗員3を撮像するカメラ4がシート2の上方の天井部分に配置されている。このカメラ4で撮像された画像が車両の位置情報とともに緊急通報センター10に送信されるようになっている。カメラ4は、例えば、CCDカメラCMOSカメラであって、カメラコントロール部5の制御信号に基づいて撮像を行うようになっている。なお、カメラ4の配置は乗員の移動が把握できる位置であれば乗員の上方に限られるものではない。また、乗員の移動量をまかなえるようにレンズ広角レンズを用いている。

0011

カメラコントロール部5は、シート2に乗員が着座してイグニッションONが検出されると、所定の時間ごとにカメラ4によって乗員を撮像するように設定され、このカメラ4で撮像された画像がメモリ6にデータとして記憶される。より具体的には、カメラコントロール部5は、カメラ4を、速いシャッター速度と遅いシャッター速度とで交互に切り換えて撮像制御を行うように設定され、それぞれシャッター速度が異なる速いシャッター速度で撮像した瞬時画像と遅いシャッター速度で撮像した軌跡画像とが交互にメモリ6に記憶されることとなる。

0012

ここで、速いシャッター速度で撮像される瞬時画像とは、乗員が移動しても画像上の乗員のブレがほぼ認識されない(図2の画像f1,f2参照)程度のシャッター速度(例えば、1/100〜1/300秒程度)で撮像された静止画像あり、また、遅いシャッター速度で撮像される軌跡画像とは、乗員が移動した場合に、画像上に乗員のブレによる移動軌跡が現れる(図2の画像s参照)シャッター速度(例えば、1/30〜1/60秒程度)で撮像された静止画像である。このように遅いシャッター速度の場合には、カメラ4のシャッター開放している間の乗員の移動軌跡が画像上に現れるので、シャッターの開放時間を調整することで移動軌跡の時間を調整することができる。また、メモリ6はいわゆるリングバッファとして機能するものであり、画像データの記憶によりメモリ6の空き容量が少なくなった場合に古いデータから順に上書きして消去するようになっている。

0013

一方、緊急通報装置1は、車両に事故が発生した場合に作動するSRSユニット7を備えている。このSRSユニット7は、衝突時の衝撃を感知するセンサ(図示せず)を備え、センサによって衝撃が感知された場合には、事故が発生したと判定して処理部8に対して事故が発生した旨の信号を出力する。

0014

処理部8は、上記SRSユニット7の出力信号に基づいて事故が発生したと判定された場合に、事故が発生した旨の情報とともに、メモリ6に記憶されている画像のうち事故発生の直前・直後に撮像された画像を抽出して送信部9に送信する。

0015

より具体的には、処理部8は、図2に示すように、少なくとも事故直前に速いシャッター速度で撮像され乗員がシート2に着座している画像f1(以下、瞬時画像f1という)および速いシャッター速度で撮像され事故直後に乗員が前方に移動している場合の画像f2(以下、瞬時画像f2という)と、これら瞬時画像f1,f2の撮像の間に遅いシャッター速度で撮像された画像s(以下、軌跡画像sという)とをメモリ6に記憶されている複数の画像から抽出する。そして、処理部8は、瞬時画像f1,f2と軌跡画像sとを重ね合わせて1つの画像にして、この重ね合わせた画像を送信部9に送信する。なお、図2に示す各画像は、乗員を側方から撮像した場合の一例を示している。また、図示都合上3枚の画像を重ね合わせる場合について説明したが、重ね合わせる画像の枚数は3枚に限られるものではなく、所望の時間に撮影された画像を全て重ね合わせてもよい。

0016

ここで、瞬時画像f1,f2と軌跡画像sとを重ね合わせる方法としては様々な方法があり、例えば、瞬時画像f1,f2と軌跡画像sとのそれぞれの透過率を高くして重ね合わせたり、瞬時画像f1,f2の差分を求めて移動している乗員のみを切り出し、これを軌跡画像sに重ね合わせるようにしてもよい。

0017

また、送信部9は、処理部8から送信されてきた瞬時画像f1,f2と軌跡画像sとを重ね合わせて一枚の画像としたものを、緊急通報センター10に送信する。ここで、送信部9は、携帯電話などの携帯通信端末を用いることができ、これら携帯通信端末によるパケット通信などで画像データが送信される。

0018

次に、図3フローチャートに基づいて上述した実施の形態の車載緊急通報装置1における送信画像生成処理を説明する。
まず、ステップS01において、カメラコントロール部5により、速いシャッター速度、遅いシャッター速度を交互に切り換える。ここで、シャッター速度を交互に切り換えるとは、ステップS01の処理を行う度にシャッター速度を変更することであり、例えば、初めにステップS01の処理において速いシャッター速度に設定する処理を行った場合には、次回ステップS01の処理に戻ったときには遅いシャッター速度に設定される。

0019

次に、ステップS02ではステップS01で設定したシャッター速度でカメラ4による撮像を行う。
ステップS3においては、カメラ4にて撮像された画像をメモリ6に保存する。そして、上述したようにメモリ6に一定量書き込まれたら古い画像データから順に上書きして保存を行う。

0020

ステップS04においては、トリガーがあるか否かを判定する。ここで、このステップS04の処理では、上述したSRSユニットから事故が発生した旨の信号が出力されこの信号を処理部8が受信したことをトリガーとしている。ステップS04の判定結果が「YES」(トリガーあり)である場合はステップS05に進み、判定結果が「NO」(トリガーなし)である場合はステップS01に戻りシャッター速度を変更して上述の処理を繰り返す。

0021

ステップS05においては、トリガー入力後、数秒間画像を取り込みステップS06に進む。ここで、このステップS05の処理では、トリガー入力後つまり事故発生後も、上述したステップS01〜ステップS03の処理と同様に速いシャッター速度と遅いシャッター速度とを交互に切り換えて撮像を行い、この撮像された画像を所定時間(例えば、数秒程度)分だけメモリ6から抽出し続ける。

0022

ステップS06においては、処理部8でメモリ6に記憶されている画像のうちトリガー入力の直前・直後の所定枚数の画像を抽出してこれらの画像を上述した方法で重ね合わせて一枚の画像Pにし、この画像Pを、送信部9を介して緊急通報センター9に送信する。

0023

すなわち、カメラコントロール部5は、速いシャッター速度と遅いシャッター速度とで交互に撮像を行うようにカメラ4を制御し、処理部8は、SRSユニット7によりトリガーが入力されると、メモリ6に保存されているトリガー入力直前からトリガー入力直後の所定の時間分までの画像を抽出し、これらを重ね合わせた画像を緊急通報センター9に送信するようになっている。

0024

したがって、上述した実施の形態によれば、カメラ4により速いシャッター速度と遅いシャッター速度とを交互に切り換えて撮像することで、速いシャッター速度で撮像された瞬時画像により移動する被写体の撮像時の位置が把握でき、さらに、遅いシャッター速度で撮像された軌跡画像で、瞬時画像の間の被写体の移動軌跡を把握することができるため、動画よりもファイルサイズの小さい静止画に基づいて被写体の移動状況を把握するのに十分な情報を得ることができる。

0025

また、静止画像を送信することで、動画を送信する場合よりも画像のファイルサイズを低減することができるため、撮像した画像を緊急通報センター10に送信する場合に、情報送信時間を短縮することができる。

0026

さらに、カメラ4で撮像された複数枚の瞬時画像と軌跡画像とを重ね合わせて一枚の静止画像として送信するので、撮像した画像を順次送信する場合よりも、送信する画像の総量を低減し、通信回線が混雑して通信容量が低下しているような場合であっても迅速な通報を行うことができる。

0027

なお、この発明は上述した各実施の形態に限られるものではなく、携帯電話以外の無線通信回線を利用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、イグニッションONによりカメラ4の撮像を開始する場合について説明したが、例えば、車両のドア開閉や、シートベルトバックルタングが挿入されたのを検知した場合などにカメラ4による撮像を開始するようにしてもよい。

0028

さらに、上述の実施の形態では、処理部8において瞬時画像と軌跡画像とを重ね合わせる場合について説明したが、瞬時画像と軌跡画像とを個別に緊急通報センター10に送信して、緊急通報センター10でこれら瞬時画像と軌跡画像とを重ね合わせるようにしてもよい。

図面の簡単な説明

0029

本発明の実施の形態における緊急通報装置のブロック図である。
本発明の実施の形態における瞬時画像と軌跡画像との重ね合わせの説明図である。
本発明の実施の形態における送信画像生成処理のフローチャートである。

符号の説明

0030

7SRSユニット(事故検知手段)
4カメラ(撮像手段)
5 カメラコントロール部(撮像制御手段)
9 送信部(送信手段)
ステップS06 画像重ね合わせ手段

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