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技術 環境微生物拭き取り検査用具

出願人 株式会社日研生物医学研究所
発明者 青柴孝宏金子常雄宮崎直久
出願日 2007年3月19日 (13年3ヶ月経過) 出願番号 2007-070460
公開日 2008年10月2日 (11年9ヶ月経過) 公開番号 2008-228612
状態 特許登録済
技術分野 微生物・酵素関連装置
主要キーワード 面状フィルム 構成片 検査用具 各仕切り 中央部位置 包装具 凹部内面 スライドファスナ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年10月2日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (13)

課題

環境微生物の拭き取り検査を行う場合において、運搬保管に要するスペースが少なくて済み、検体採取後の綿棒収納検体の整理などの検査作業簡易であり、検査に要するコストも低く抑えられる検査用具を提供する。

解決手段

き裂いて開封可能である包装体に綿棒を1本ずつ個別に密封して収容した複数の拭き取り用個別包装具と、透明または半透明であるフィルム材料により、一辺に開口部26を有する密封可能な平袋状に形成され、開口部を開放および閉塞させるスライドファスナ28が設けられ、袋内部を複数の仕切り部30で仕切って、回収された使用済みの綿棒16を開封済みの包装体18a、18b内へ戻して包装体ごと1つずつ個別に収納する複数の収納部32が形設された持ち帰り用回収袋14とを備えて検査用具を構成した。

概要

背景

食品工場飲食店厨房製薬事業所などにおいては、製造ライン機械器具調理台ドアノブ作業テーブルなどが細菌や真菌類などの環境微生物によって汚染されていないかどうかは重大な関心事である。このため、洗浄薬品消毒といった衛生管理が徹底して行われ、また、洗浄や消毒による効果を定期的にあるいは適宜確認するために、環境微生物の有無を検査することが行われている。この種の検査方法として、スタンプ法や拭き取り検査法などが行われている。このうち、拭き取り検査法は、滅菌した綿棒綿球を被検査面に強く擦り付けて検体を拭き取り、採取した検体を培地接種して細菌等の培養を行い、その培養結果から被検査面における環境微生物の有無を判定する、といった方法である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−45799号公報(第3頁)

概要

環境微生物の拭き取り検査を行う場合において、運搬保管に要するスペースが少なくて済み、検体採取後の綿棒の収納や検体の整理などの検査作業簡易であり、検査に要するコストも低く抑えられる検査用具を提供する。引き裂いて開封可能である包装体に綿棒を1本ずつ個別に密封して収容した複数の拭き取り用個別包装具と、透明または半透明であるフィルム材料により、一辺に開口部26を有する密封可能な平袋状に形成され、開口部を開放および閉塞させるスライドファスナ28が設けられ、袋内部を複数の仕切り部30で仕切って、回収された使用済みの綿棒16を開封済みの包装体18a、18b内へ戻して包装体ごと1つずつ個別に収納する複数の収納部32が形設された持ち帰り用回収袋14とを備えて検査用具を構成した。

目的

この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、環境微生物の拭き取り検査を行う場合において、運搬や保管に要するスペースが少なくて済み、検体採取後の綿棒の収納や検体の整理などの検査作業が簡易であり、検査に要するコストも低く抑えられる環境微生物検査用具を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

綿棒綿球で被検査面を拭き取って被検査面における環境微生物の有無を検査するための環境微生物拭き取り検査用具において、引き裂いて開封可能である包装体に綿棒を1本ずつ個別に密封して収容した複数の拭き取り用個別包装具と、少なくとも片面が透明または半透明であるフィルム材料により、一辺に開口部を有する密封可能な平袋状に形成され、前記開口部を開放および閉塞させる開閉手段が設けられ、袋内部を複数の仕切り部で仕切って、回収された使用済みの綿棒を開封済みの前記包装体内へ戻して包装体ごと1つずつ個別に収納する複数の収納部が形設された持ち帰り用回収袋と、を備えたことを特徴とする環境微生物拭き取り検査用具。

請求項2

前記複数の拭き取り用個別包装具が並列して切り離し可能に連接された請求項1に記載の環境微生物拭き取り検査用具。

請求項3

前記持ち帰り用回収袋の片面に、前記各収納部にそれぞれ対応する検体採取所記入枠が設けられた記入用紙が貼り付けられた請求項1または請求項2に記載の環境微生物拭き取り検査用具。

請求項4

前記拭き取り用個別包装具の包装体は、少なくとも一部が可撓性もしくは柔軟性を有する材料で形成され、前記綿棒を収容する細長形状の収容部を有し、その長手方向における中央部が、長手方向と交差する方向に引き裂き可能であって、二つに分離することができる請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の環境微生物拭き取り検査用具。

技術分野

0001

この発明は、食品工場飲食店厨房製薬事業所などにおいて、製造ライン機械器具調理台ドアノブ作業テーブルなどに環境微生物が付着していないかどうかを検査するときに、現場において検体採取しその検体を持ち帰るために使用される環境微生物検査用具に関する。

背景技術

0002

食品工場、飲食店の厨房、製薬事業所などにおいては、製造ラインの機械や器具、調理台、ドアのノブ、作業テーブルなどが細菌や真菌類などの環境微生物によって汚染されていないかどうかは重大な関心事である。このため、洗浄薬品消毒といった衛生管理が徹底して行われ、また、洗浄や消毒による効果を定期的にあるいは適宜確認するために、環境微生物の有無を検査することが行われている。この種の検査方法として、スタンプ法や拭き取り検査法などが行われている。このうち、拭き取り検査法は、滅菌した綿棒綿球を被検査面に強く擦り付けて検体を拭き取り、採取した検体を培地接種して細菌等の培養を行い、その培養結果から被検査面における環境微生物の有無を判定する、といった方法である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−45799号公報(第3頁)

発明が解決しようとする課題

0003

上記した拭き取り検査は、工場や事業所などの1つの施設において複数の場所で検体の採集を行い、それらの採集した検体を検査施設に持ち帰って細菌等の培養を行う、といった作業により実行される。したがって、綿棒を使用して検体を採取するごとに、その採取場所を明確にしておく必要がある。また、異なる場所で採取した検体間でコンタミネーションを生じたり検体採取後に検体が汚染されたりすることがないようにする必要がある。そこで、綿棒を使用して検体を採取した後に、綿棒を1本ずつ個別の容器や袋に入れて包装し、その包装容器包装袋の外面などに検体採取場所を書き入れておく、といったことが必要となる。このため、検体採集現場と検査施設との間での包装容器等の運搬やその保管に多くのスペースを必要とし、また、検体採取後の綿棒の収納や検体の整理など、検査作業が面倒となり、さらに、検査に要するコストも高くなる、といった問題点がある。

0004

この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、環境微生物の拭き取り検査を行う場合において、運搬や保管に要するスペースが少なくて済み、検体採取後の綿棒の収納や検体の整理などの検査作業が簡易であり、検査に要するコストも低く抑えられる環境微生物検査用具を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0005

請求項1に係る発明は、綿棒の綿球で被検査面を拭き取って被検査面における環境微生物の有無を検査するための環境微生物拭き取り検査用具において、引き裂いて開封可能である包装体に綿棒を1本ずつ個別に密封して収容した複数の拭き取り用個別包装具と、少なくとも片面が透明または半透明であるフィルム材料により、一辺に開口部を有する密封可能な平袋状に形成され、前記開口部を開放および閉塞させる開閉手段が設けられ、袋内部を複数の仕切り部で仕切って、回収された使用済みの綿棒を開封済みの前記包装体内へ戻して包装体ごと1つずつ個別に収納する複数の収納部が形設された持ち帰り用回収袋とを備えたことを特徴とする。

0006

請求項2に係る発明は、請求項1に記載の検査用具において、複数の拭き取り用個別包装具を並列して切り離し可能に連接したことを特徴とする。

0007

請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の検査用具において、持ち帰り用回収袋の片面に、各収納部にそれぞれ対応する検体採取場所記入枠が設けられた記入用紙を貼り付けたことを特徴とする。

0008

請求項4に係る発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の検査用具において、前記拭き取り用個別包装具の包装体が、少なくとも一部が可撓性もしくは柔軟性を有する材料で形成され、綿棒を収容する細長形状の収容部を有し、その長手方向における中央部が、長手方向と交差する方向に引き裂き可能であって、二つに分離することができることを特徴とする。

発明の効果

0009

請求項1に係る発明の環境微生物拭き取り検査用具は、拭き取り用個別包装具の包装体を引き裂いて開封し、その包装体から綿棒を取り出し、その綿棒の綿球を被検査面に擦り付けて検体を拭き取るようにして使用される。検体を採取した後は、綿棒を元の包装体内へ戻し、その包装ごと綿棒を持ち帰り用回収袋の収納部内へ挿入して収納する。そして、複数場所での検体の採集が終わり、検体採取後の綿棒が入った複数の包装体を持ち帰り用回収袋の複数の収納部に収納すると、持ち帰り用回収袋の開口部を開閉手段で閉塞して複数の綿棒を密封し、持ち帰り用回収袋を検査施設に持ち帰って、採集した検体を培養試験に供する。
したがって、請求項1に係る発明の検査用具を使用すると、複数の拭き取り用個別包装具と空の持ち帰り用回収袋とを検体採集現場に持っていき、検体採集後に、検体を採取した綿棒が包装体ごと収納された持ち帰り用回収袋だけを検査施設に持ち帰ればよいので、それらの運搬や保管に要するスペースが少なくて済む。また、検体の採取後には、綿棒を元の包装体内へ戻しその包装体ごと持ち帰り用回収袋の収納部に収納するようにすればよく、また例えば、持ち帰り用回収袋の外面などに、各収納部にそれぞれ対応させて検体採取場所をフェルトペン等で書き入れておくようにすれば検体の整理を行うことができるので、検査作業が簡易になる。そして、検体採取後の綿棒が入った包装体は、持ち帰り用回収袋の、仕切り部によって相互に仕切られた各収納部にそれぞれ1つずつ個別に収納されるので、異なる場所で採取された検体間でコンタミネーションを生じる恐れが無く、また、検体採取後の綿棒が入った包装体が収納された持ち帰り用回収袋は、その開口部が開閉手段で密閉されるので、検体採取後に検体が汚染される心配も無い。さらに、この検査用具は、綿棒を収容した複数の包装体と持ち帰り用回収袋とから構成されるので、環境微生物の拭き取り検査に要するコストを低く抑えることができる。また、持ち帰り用回収袋は、少なくとも片面が透明または半透明であるフィルム材料によって形成されているので、透明または半透明のフィルム面を透して袋内部を見ることができ、検体採取後の綿棒の全てがそれぞれ包装体に収容された状態で持ち帰り用回収袋内に収納されているかどうか確認することができる。このため、綿棒を取り出した後の空の包装体を検体採集現場に置き忘れてくる、といったことを防止することができる。

0010

請求項2に係る発明の検査用具では、現場への拭き取り用個別包装具の運搬およびその保管がより簡便になる。

0011

請求項3に係る発明の検査用具では、現場で採集した検体を整理するのがより便利になる。

0012

請求項4に係る発明の検査用具では、包装体からの綿棒の取り出し操作および開封後の包装体への検体採取後の綿棒の挿入操作がより容易になる。

発明を実施するための最良の形態

0013

以下、この発明の最良の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1ないし図5は、この発明の実施形態の1例を示し、図1は、環境微生物拭き取り検査用具の構成要素の1つである複数の拭き取り用個別包装具を示す平面図であり、図2および図3は、その単一の拭き取り用個別包装具を示す平面図および側面図であり、図4は、環境微生物拭き取り検査用具の構成要素の他の1つである持ち帰り用回収袋を表側から見た平面図であり、図5は、その持ち帰り用回収袋を裏側から見た平面図である。

0014

この環境微生物拭き取り検査用具は、複数の拭き取り用個別包装具10を並列して連接し、かつ、拭き取り用個別包装具10同士を切り離し可能に接続した綿棒ユニット12と、持ち帰り用回収袋14とを備えて構成されている。拭き取り用個別包装具10は、滅菌済みの綿棒16と包装体18とから構成されている。綿棒16は、この実施形態では両端部にそれぞれ滅菌済みの綿球16a、16bが設けられており、必要により綿球16a、16bは滅菌水で湿らされている。包装体18は、綿棒16に沿った細長形状を有し、綿棒16を1本ずつ個別に密封して収容するようになっている。そして、包装体18は、例えば、柔軟性(もしくは可撓性)を有する平面状フィルム20の上面に柔軟性(もしくは可撓性)を有するカバーフィルム22の周縁部を貼着して形成されている。カバーフィルム22には、綿棒16を包囲することができる細長形状の凹部が形成されており、平面状フィルム20の上面とカバーフィルム22の凹部内面とで囲まれる空間に綿棒16が収容される。また、包装体18は、例えば切断線24で示す長手方向における中央部位置において長手方向と交差する方向に引き裂くことができるフィルム材料で形成されており、図6に示すように右側包装体構成片18aと左側包装体構成片18bとの二つの部分に分離することができるようになっている。

0015

持ち帰り用回収袋14は、透明または半透明のフィルム材料により平袋状に形成されており、その上辺が開口して、その開口部26に開閉手段、例えばスライドファスナ28が設けられている。そして、持ち帰り用回収袋14は、スライドファスナ28を閉塞することにより、袋内部を気密に密閉することができるようになっている。なお、持ち帰り用回収袋14の片面だけを透明または半透明のフィルム材料で形成するようにしてもよい。持ち帰り用回収袋14を形成する表・裏のフィルム材同士は、熱接着等により部分的に接着されて、持ち帰り用回収袋14の袋内部が複数の仕切り部30で仕切られている。複数の仕切り部30は、それぞれ袋下辺部からスライドファスナ28の取着部分の手前まで直線状に延びるようにかつ互いに平行に形設されている。そして、仕切り部30とそれに隣り合う仕切り部30と袋下辺部とで囲まれる部分、および、両端に位置する各仕切り部30と各袋側辺と袋下辺部とで囲まれる部分が、それぞれ縦長の小袋状となっていて、その縦長の小袋状部分の1つ1つが、回収された使用済みの綿棒16を開封済みの包装体18ごと1つずつ個別に収納する収納部32を構成する。

0016

また、図5に示すように、持ち帰り用回収袋14の裏面には、各収納部32にそれぞれ対応する検体採取場所記入枠36が設けられた記入用紙34が貼り付けられている。なお、フェルトペン等により持ち帰り用回収袋14のフィルム面に直接に筆記可能であれば、持ち帰り用回収袋14の裏面に特に記入用紙34を貼り付けておかなくても構わない。また、持ち帰り用回収袋14のフィルム面(あるいはフィルム面に貼り付けられた紙)に数字アルファベット等を表示しておき、別に用紙を用意しておいて、その用紙に数字、アルファベット等と対応付けて検体採取場所を記入するようにしてもよい。

0017

上記したように構成された拭き取り検査用具を用いて環境微生物の有無を検査する作業の手順について、図6図12を参照しつつ説明する。
食品工場、飲食店の厨房などの検体採集現場には、図1に示した綿棒ユニット12と、図4および図5に示した持ち帰り用回収袋14と、ボールペン、フェルトペン等の筆記具とを持参する。そして、現場において、綿棒ユニット12から拭き取り用個別包装具10を1つずつ切り離し、図2および図3に示した拭き取り用個別包装具10の包装体18を、切断線24で示す長手方向における中央部位置において長手方向と交差する方向に引き裂いて、図6に平面図を示すように二つの部分に分離する。続いて、右側包装体構成片18aの上から綿棒16を摘んだ状態で、図7に平面図を示すように左側包装体構成片18bを綿棒16から抜き外して、綿棒16の一方の綿球16bを露出させる。そして、図8に斜視図を示すように、手指で右側包装体構成片18aの上から綿棒16を摘んだまま、露出した綿球16bで被検査面(図示例ではドアのノブ38の表面)を拭うことにより、被検査面上の検体を綿球16bに移し取る。

0018

綿球16bへの検体の採取が終わると、図9に平面図を示すように、綿棒16から先に抜き外しておいた左側包装体構成片18bを、綿棒16の綿球16bに被せるようにして綿棒16に外挿し、図10に平面図を示すように、元通りに右側包装体構成片18aおよび左側包装体構成片18b内に綿棒16を収容する。また、この実施形態では、綿棒16の両端部にそれぞれ綿球16a、16bが設けられているので、引き続き同じ綿棒16を用いて別の被検査面の検体を採取するときは、図示していないが、左側包装体構成片18bの上から綿棒16を摘んだ状態で、右側包装体構成片18aを綿棒16から抜き外し、綿棒16の綿球16aを露出させて、上記と同様の操作を行う。

0019

綿棒16による検体の採取が終わると、元通りに右側包装体構成片18aおよび左側包装体構成片18b内に綿棒16を収容した状態で(図10参照)、持ち帰り用回収袋14のスライドファスナ28を開けて、図11に平面図を示すように、使用済みの綿棒16を開封済みの包装体18ごと持ち帰り用回収袋14の収納部32内に1つずつ収納する。そして、綿棒16を持ち帰り用回収袋14の収納部32内に収納すると、持ち帰り用回収袋14の裏面に貼り付けられた記入用紙34の、綿棒16を収納した収納部32に対応する検体採取場所記入枠36に、筆記具を使用して検体を採取した場所を記入する。

0020

以上のような検体採取作業を繰り返して、1つの現場における複数の被検査面の検体の採集を行う。検体採集が終了すると、持ち帰り用回収袋14のスライドファスナ28を閉じて複数の綿棒16を密封する。このように、スライドファスナ28によって持ち帰り用回収袋14の開口部26が気密に閉塞されるので、綿棒16の綿球16a、16bの湿潤状態が保持される。そして、持ち帰り用回収袋14の透明または半透明のフィルム面を透して、全ての綿棒16が元通りに右側包装体構成片18aおよび左側包装体構成片18b内に収容された状態で各収納部32内にそれぞれ収納されているかどうかを確認し、すなわち、綿棒16を取り出した後の空の包装体18a、18bを検体採取場所に置き忘れていないかどうかを確認する。この確認が済むと、図11に示したように複数の綿棒16がそれぞれ包装体18a、18bごと収納された持ち帰り用回収袋14を検体採集現場から検査施設に持ち帰る。

0021

検査施設においては、持ち帰り用回収袋14内から綿棒16を包装体18a、18bごと取り出し、一方の包装体構成片、例えば右側包装体構成片18aの上から綿棒16を摘んだ状態で左側包装体構成片18bを綿棒16から抜き外して、綿棒16の一方の綿球16bを露出させる。そして、検査目的に合った培地を用意しておき、図12に斜視図を示すように、手指で右側包装体構成片18aの上から綿棒16を摘んだまま、露出した綿球16bに採取された検体を、シャーレ40に入った寒天培地42面に塗抹する。この後に、寒天培地42面への塗抹が終わったシャーレ40に蓋を被せ、そのシャーレ40を孵卵器に収容して細菌等を培養する。そして、適当な時間だけ培養を行った後、その培養結果から被検査面における環境微生物の有無を判定する。

0022

なお、上記した実施形態では、綿棒16の綿球16a、16bには特に試薬などが含浸されていないが、綿棒16の綿球16a、16bに検査目的に合った適当な試薬を含浸させるようにしてもよい。また、上記実施形態で説明したように、持ち帰り用回収袋14の収納部32内に使用済みの綿棒16を収納するときに開封済みの包装体18a、18bごと収納すると、綿棒16を取り出した後の空の包装体18a、18bを検体採取場所に置き忘れる、といったことを防止することができるので好ましいが、場合によっては持ち帰り用回収袋14の収納部32内に使用済みの綿棒16をそのまま収納するようにしても差し支えない。

図面の簡単な説明

0023

この発明の実施形態の1例を示し、環境微生物拭き取り検査用具の構成要素の1つである複数の拭き取り用個別包装具を示す平面図である。
図1に示した拭き取り用個別包装具を単一で示す平面図である。
図1に示した拭き取り用個別包装具を単一で示す側面図である。
この発明の実施形態の1例を示し、環境微生物拭き取り検査用具の構成要素の他の1つである持ち帰り用回収袋を表側から見た平面図である。
図4に示した持ち帰り用回収袋を裏側から見た平面図である。
図1ないし図5に示した拭き取り検査用具を用いて環境微生物の有無を検査する作業の手順について説明するための平面図である。
同じく検査作業の手順について説明するための平面図である。
同じく検査作業の手順について説明するための斜視図である。
同じく検査作業の手順について説明するための平面図である。
同じく検査作業の手順について説明するための平面図である。
同じく検査作業の手順について説明するための平面図である。
同じく検査作業の手順について説明するための斜視図である。

符号の説明

0024

10 拭き取り用個別包装具
12綿棒ユニット12
14持ち帰り用回収袋
16 綿棒
16a、16b 綿棒の綿球
18包装体
18a、18b 包装体構成片
24切断線
26 持ち帰り用回収袋の開口部
28スライドファスナ
30仕切り部
32収納部
34記入用紙
36 記入用紙の検体採取場所記入枠
38 被検査面(ドアのノブの表面)
40シャーレ
42 寒天培地

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