図面 (/)

技術 画像生成装置、画像生成方法およびプログラム

出願人 セイコーエプソン株式会社
発明者 ロイユーケン
出願日 2007年2月1日 (14年7ヶ月経過) 出願番号 2007-023560
公開日 2008年8月21日 (13年0ヶ月経過) 公開番号 2008-193268
状態 拒絶査定
技術分野 イメージ入力 FAXの走査装置 FAX画像信号回路
主要キーワード 差分出力値 理想出力値 基準出力値 一定比 生成モード 線形補完 工場出荷 基準領域
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年8月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

中間値に応じて異なる非線形読み取り誤差を適正に補正する。

解決手段

発光素子受光素子と備え受光素子から出力される出力値に基づいて原稿の画像を生成する画像生成装置であって、発光制御値を発光素子に出力する発光制御部と、理想出力値発光制御値毎に格納する理想出力値格納部と、基準領域出力値を発光制御部から出力された発光制御値毎に取得する出力値取得部と、基準領域出力値と理想出力値格納部に格納された理想出力値とを比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力部とを備える。

概要

背景

欠陥のある受光素子の影響による出力画質の低下を制御する画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の画像読取装置は、読み取り前に、予め装置内に設けた白基準撮像することにより欠陥画素補正する。
特開2000−278498号公報

概要

中間値に応じて異なる非線形読み取り誤差を適正に補正する。発光素子と受光素子と備え受光素子から出力される出力値に基づいて原稿の画像を生成する画像生成装置であって、発光制御値を発光素子に出力する発光制御部と、理想出力値発光制御値毎に格納する理想出力値格納部と、基準領域出力値を発光制御部から出力された発光制御値毎に取得する出力値取得部と、基準領域出力値と理想出力値格納部に格納された理想出力値とを比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力部とを備える。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

照射光原稿照射する発光素子と、照射光を照射された前記原稿の反射光または透過光受光する受光素子を含む受光部とを備え、前記受光部から出力される出力値に基づいて前記原稿の画像を生成する画像生成装置であって、前記発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、前記発光素子に出力することにより前記発光素子から照射光を照射させる発光制御部と、前記出力値の基準値を測定する基準領域に、前記発光制御部から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、前記発光制御値毎に格納する理想出力値格納部と、前記基準領域に、前記発光制御部から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、前記発光制御部から出力された前記発光制御値毎に取得する出力値取得部と、前記出力値取得部により前記発光制御値毎に前記基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて前記出力値取得部により取得された前記基準領域出力値と前記理想出力値格納部に格納された前記理想出力値とを比較することにより、前記基準領域出力値と前記理想出力値との差である差分出力値を、前記基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力部とを備える画像生成装置。

請求項2

前記発光制御部は、前記原稿の画像を生成する旨の要求を受け付けた場合に、前記画像の生成に先立って、異なる複数の発光制御値を前記発光素子に出力することにより、前記基準領域に、前記発光素子から異なる複数の強さの照射光を照射させる請求項1に記載の画像生成装置。

請求項3

前記発光制御部は、前記発光素子から照射される照射光が弱いほど、前記複数の発光制御値間のピッチが狭い発光制御値を出力し、前記理想出力値格納部は、前記発光制御部により出力される前記発光制御値毎に、前記理想出力値を格納する請求項1または2のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項4

前記発光制御部は、前記発光素子から照射される照射光が強い発光制御値から、照射光を一定比で弱めた複数の発光制御値を順次、出力し、前記理想出力値格納部は、前記発光制御部により出力される前記発光制御値毎に、前記理想出力値を格納する請求項3に記載の画像生成装置。

請求項5

前記発光制御部は、前記発光素子から照射される照射光が所定の強さより弱い範囲において、前記複数の発光制御値間のピッチがより狭い発光制御値を出力し、前記理想出力値格納部は、前記発光素子から照射される照射光が所定の強さより弱い範囲において、前記発光制御値間のピッチがより狭い前記発光制御値毎に前記理想出力値を格納する請求項1または2のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項6

発光素子は、異なる複数のデューティ発光するLEDであって、前記発光制御部は、LEDを異なる複数のデューティで発光させる前記発光制御値を出力することにより、LEDから異なる複数の強さの照射光を照射させる請求項1から5のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項7

前記出力値取得部は、前記発光制御部から最大の発光制御値が出力されたときに取得した前記基準領域出力値および当該最大の発光制御値と、基準領域に前記発光素子から照射光が照射されていないときに取得した前記基準領域出力値および照射光が照射されていない旨を示す前記発光制御値とを含む、前記発光制御値および前記出力値を変数とする一次関数を算出し、前記理想出力値格納部は、前記出力値取得部により前記一次関数が算出された場合に、前記一次関数を満たす前記発光制御値と前記理想出力値との組を格納する請求項1から6のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項8

前記発光制御部は、前記原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる前記発光制御値を出力し、前記理想出力値格納部は、前記原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる前記理想出力値を前記発光制御値毎に格納し、前記出力値取得部は、前記原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる前記基準領域出力値を前記発光制御値毎に取得する請求項1から7のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項9

前記画像生成装置は、前記原稿の反射光または透過光を受光した前記受光部から出力される出力値である実測値を、前記差分出力値出力部により出力された前記差分出力値に基づいて補正した補正値を出力する出力値補正部をさらに備える請求項1から8のいずれかに記載の画像生成装置。

請求項10

照射光を原稿に照射する発光素子と、照射光を照射された前記原稿の反射光または透過光を受光する受光素子を含む受光部とを備え、受光部から出力される出力値に基づいて前記原稿の画像を生成する画像生成方法であって、前記発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、前記発光素子に出力することにより前記発光素子から照射光を照射させる発光制御手順と、前記出力値の基準値を測定する基準領域に、前記発光制御手順から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、前記発光制御値毎に格納する理想出力値格納手順と、前記基準領域に、前記発光制御手順から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、前記発光制御手順から出力された前記発光制御値毎に取得する出力値取得手順と、前記出力値取得手順により前記発光制御値毎に前記基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて前記出力値取得手順により取得された前記基準領域出力値と前記理想出力値格納手順により格納された前記理想出力値とを比較することにより、前記基準領域出力値と前記理想出力値との差である差分出力値を、前記基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力手順とを備える画像生成装置。

請求項11

照射光を原稿に照射する発光素子と、照射光を照射された前記原稿の反射光または透過光を受光する受光素子を含む受光部と備え、受光素子から出力される出力値に基づいて前記原稿の画像を生成する画像生成装置を制御するプログラムであって、前記画像生成装置に、前記発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、前記発光素子に出力することにより前記発光素子から照射光を照射させる発光制御手順、前記出力値の基準値を測定する基準領域に、前記発光制御手順から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、前記発光制御値毎に格納する理想出力値格納手順、前記基準領域に、前記発光制御手順から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、前記基準領域の反射光または透過光を受光した前記受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、前記発光制御手順から出力された前記発光制御値毎に取得する出力値取得手順、および、前記出力値取得手順により前記発光制御値毎に前記基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて前記出力値取得手順により取得された前記基準領域出力値と前記理想出力値格納手順により格納された前記理想出力値とを比較することにより、前記基準領域出力値と前記理想出力値との差である差分出力値を、前記基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力手順とを実行させるプログラム。

技術分野

0001

本発明は、画像生成装置画像生成方法およびプログラムに関する。特に、本発明は、基準領域出力値理想出力値との差である差分出力値を出力する画像生成装置、画像生成方法およびプログラムに関する。

背景技術

0002

欠陥のある受光素子の影響による出力画質の低下を制御する画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の画像読取装置は、読み取り前に、予め装置内に設けた白基準撮像することにより欠陥画素補正する。
特開2000−278498号公報

発明が解決しようとする課題

0003

しかしながら、特許文献1に記載の画像読取装置は、白基準の読み取り値に応じて一律に一定幅の補正を行うので、読み取り素子において濃淡中間値に応じて異なる非線形読み取り誤差を適正に補正することができないという課題がある。

課題を解決するための手段

0004

上記課題を解決するために、本発明の第1の形態においては、照射光原稿照射する発光素子と、照射光を照射された原稿の反射光または透過光受光する受光素子を含む受光部とを備え、受光部から出力される出力値に基づいて原稿の画像を生成する画像生成装置であって、発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、発光素子に出力することにより発光素子から照射光を照射させる発光制御部と、出力値の基準値を測定する基準領域に、発光制御部から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、発光制御値毎に格納する理想出力値格納部と、基準領域に、発光制御部から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、発光制御部から出力された発光制御値毎に取得する出力値取得部と、出力値取得部により発光制御値毎に基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて出力値取得部により取得された基準領域出力値と理想出力値格納部に格納された理想出力値とを比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力部とを備える。これにより、受光部において濃淡の中間値に応じて異なる非線形の読み取り誤差を適正に補正することができる。

0005

発光制御部は、原稿の画像を生成する旨の要求を受け付けた場合に、画像の生成に先立って、異なる複数の発光制御値を発光素子に出力することにより、基準領域に、発光素子から異なる複数の強さの照射光を照射させてもよい。これにより、画像の生成に先立って、基準領域出力値毎の差分出力値を生成できるので、高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。

0006

発光制御部は、発光素子から照射される照射光が弱いほど、複数の発光制御値間のピッチが狭い発光制御値を出力し、理想出力値格納部は、発光制御部により出力される発光制御値毎に、理想出力値を格納してもよい。これにより、受光素子からの出力値に誤差が生じやすい、輝度が小さい部分において、より高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。

0007

発光制御部は、発光素子から照射される照射光が強い発光制御値から、照射光を一定比で弱めた複数の発光制御値を順次、出力し、理想出力値格納部は、発光制御部により出力される発光制御値毎に、理想出力値を格納してもよい。これにより、簡便な内部処理で照射光を順次、弱めることができる。

0008

発光制御部は、発光素子から照射される照射光が所定の強さより弱い範囲において、複数の発光制御値間のピッチがより狭い発光制御値を出力し、理想出力値格納部は、発光素子から照射される照射光が所定の強さより弱い範囲において、発光制御値間のピッチがより狭い発光制御値毎に理想出力値を格納してもよい。これにより、受光素子からの出力値に誤差が生じやすい、輝度が小さい部分において、より高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。

0009

発光素子は、異なる複数のデューティ発光するLEDであって、発光制御部は、LEDを異なる複数のデューティで発光させる発光制御値を出力することにより、LEDから異なる複数の強さの照射光を照射させてもよい。これにより、発光制御値に比例した強さで照射光を照射することができる。

0010

出力値取得部は、発光制御部から最大の発光制御値が出力されたときに取得した基準領域出力値および当該最大の発光制御値と、基準領域に発光素子から照射光が照射されていないときに取得した基準領域出力値、および、照射光が照射されていない旨を示す発光制御値とを含む、発光制御値および出力値を変数とする一次関数を算出し、理想出力値格納部は、出力値取得部により一次関数が算出された場合に、一次関数を満たす発光制御値と理想出力値との組を格納してもよい。これにより、簡便に、動的に、理想出力値および差分出力値を取得することができる。

0011

発光制御部は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる発光制御値を出力し、理想出力値格納部は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる理想出力値を発光制御値毎に格納し、出力値取得部は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる基準領域出力値を発光制御値毎に取得してもよい。これにより、生成モードに応じて異なる差分出力値を取得するので、生成モードに応じた適切な補正をすることができる。なお、生成モードの一例は、写真モードなどの解像度の別である。

0012

画像生成装置は、原稿の反射光または透過光を受光した受光部から出力される出力値である実測値を、差分出力値出力部により出力された差分出力値に基づいて補正した補正値を出力する出力値補正部をさらに備えてもよい。これにより、画像生成装置において原稿の画像を補正することができる。

0013

上記課題を解決するために、本発明の第2の形態においては、照射光を原稿に照射する発光素子と、照射光を照射された原稿の反射光または透過光を受光する受光素子を含む受光部とを備え、受光部から出力される出力値に基づいて原稿の画像を生成する画像生成方法であって、発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、発光素子に出力することにより発光素子から照射光を照射させる発光制御手順と、出力値の基準値を測定する基準領域に、発光制御手順から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、発光制御値毎に格納する理想出力値格納手順と、基準領域に、発光制御手順から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、発光制御手順から出力された発光制御値毎に取得する出力値取得手順と、出力値取得手順により発光制御値毎に基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて出力値取得手順により取得された基準領域出力値と理想出力値格納手順により格納された理想出力値とを比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力手順とを備える。これにより、第1の形態と同一の効果を得ることができる。

0014

上記課題を解決するために、本発明の第3の形態においては、照射光を原稿に照射する発光素子と、照射光を照射された原稿の反射光または透過光を受光する受光素子を含む受光部とを備え、受光部から出力される出力値に基づいて原稿の画像を生成する画像生成装置を制御するプログラムであって、画像生成装置に、発光素子から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を、発光素子に出力することにより発光素子から照射光を照射させる発光制御手順、出力値の基準値を測定する基準領域に、発光制御手順から出力される異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から出力されるべき理想的な出力値である理想出力値を、発光制御値毎に格納する理想出力値格納手順、基準領域に、発光制御手順から出力された異なる複数の発光制御値により発光素子から異なる複数の強さの照射光が照射された場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部から実際に出力された出力値である基準領域出力値を、発光制御手順から出力された発光制御値毎に取得する出力値取得手順、および、出力値取得手順により発光制御値毎に基準領域出力値が取得された場合に、同一の発光制御値に対応付けて出力値取得手順により取得された基準領域出力値と理想出力値格納手順により格納された理想出力値とを比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する差分出力値出力手順とを実行させる。これにより、第1の形態と同一の効果を得ることができる。

0015

なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群サブコンビネーションもまた、発明となりうる。

発明を実施するための最良の形態

0016

以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。

0017

図1は、スキャナ20の一例を示す。スキャナ20は、画像生成装置の一例であって、本体22と、ユーザに対して本体22からの出力に基づく表示をするディスプレイ24と、ユーザから本体22に対する入力手段の一例としての操作パネル26とを供える。スキャナ20は、ネットワークを介してパーソナルコンピュータ10と接続する。パーソナルコンピュータ10は、本体12と、ユーザに対して本体12からの出力に基づく表示をするディスプレイ14と、ユーザから本体12に対する入力手段の一例としてのキーボード16及びマウス18とを備える。

0018

図2は、スキャナ20のブロック図の一例を示す。スキャナ20は、発光制御部100、発光部102、受光部104、出力値取得部110、理想出力値格納部120、差分出力値出力部130、出力値補正部150、画像形成部160および画像記憶部170を備える。受光部104は、光電効果によって、受光した反射光または透過光に応じた所定の出力値を出力する。

0019

発光部102は、発光制御部100からの制御に基づいて、照射光を原稿に照射する複数の発光素子を有する。また、受光部104は照射光を照射された原稿の反射光または透過光を受光する複数の受光素子と、受光素子からの電圧等のアナログ値デジタル画素値に変換するADコンバータとを含む。受光素子の例はフォトダイオード、CCD、CMOS等である。この場合に、受光部104は例えば16ビットの画素値を出力する。また、受光部104は、ADコンバータの画素値についてシェーディング補正をしてから出力してもよい。

0020

発光制御部100は、発光部102から照射させる照射光の強さに応じた発光制御値を発光部102に出力する。発光制御部100は、原稿の画像を生成する旨の外部からの要求を受け付けた場合に、画像の生成に先立って、異なる複数の発光制御値を発光部102に出力することにより、受光部104からの出力値の基準値を測定する基準領域に、発光部102から異なる複数の強さの照射光を照射させてもよい。これにより、画像の生成に先立って、基準領域出力値毎の差分出力値を生成できるので、高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。この場合に、発光制御部100は、発光部102に含まれる複数の発光素子を同じ強さの照射光を照射するように制御する。なお、基準領域は、白などの反射率が高い領域であって、原稿台の外側の領域、例えば、原稿台と発光部102のホームポジションとの間に配される。当該基準領域については、上記特許文献等の記載から当業者であれば自明なので、詳細な説明を省略する。

0021

また、発光部102が有する発光素子の一例は、LEDである。この場合、発光制御部100は、LEDを異なる複数のデューティで発光させる発光制御値を発光部102に出力することにより、LEDから異なる複数の強さの照射光を照射させる。例えば、発光制御部100は、受光部104が一ライン走査するクロック信号に同期して発光制御値を発生し、このクロック信号間においてLEDへの駆動電流を供給する時間を長くする発光制御値により高いデューティでLEDを発光させ、逆に、駆動電流を供給する時間を短くする発光制御値により低いデューティでLEDを発光させる。ここで、LEDの発光期間は、受光部104の画像取り込み期間と重なり、デューティの変化が受光部104により受けとられる光の強度に反映される。また、他の例として、発光制御部100は、上記クロック信号よりも高い繰り返し周波数の発光制御値を発生し、このクロック信号間において高い繰り返し周波数の発光制御値により高いデューティでLEDを発光させ、逆に、低い繰り返し周波数の発光制御値により低いデューティでLEDを発光させてもよい。

0022

また、発光制御部100は、発光部102から照射される照射光が弱いほど、複数の発光制御値間のピッチが狭い発光制御値を出力する。例えば、デューティを用いる場合において、発光制御部100は、発光部102から照射される照射光が弱いほど、デューティ変化が互いに小さい発光制御値を出力する。この場合に、発光制御部100は、どのようなデューティで発光部102を発光するかを記憶しておいてもよい。これにより、受光素子からの出力値に誤差が生じやすい、輝度が小さい部分において、より高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。なお、発光制御部100は、原稿台に配された原稿を読み取る場合には、読み取りの条件に基づいて設定されたデューティで発光部102を発光させる。なお、デューティの変化の詳細については、後述する。

0023

理想出力値格納部120は、基準領域に、発光制御部100から出力される異なる複数の発光制御値により発光部102から異なる複数の強さの照射光が照射される場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部104から出力されるべき理想的な出力値(以下、「理想出力値」という。)を発光制御値毎に格納する。この場合、理想出力値格納部120は、発光制御部100から出力される発光制御値に対応して、発光部102から照射される照射光が強い範囲よりも弱い範囲において、発光制御値のピッチがより狭い発光制御値毎に理想出力値を格納する。

0024

出力値取得部110は、基準領域に、発光制御部100から出力された所定の発光制御値により発光部102から所定の強さの照射光が照射された場合に、基準領域の反射光または透過光を受光した受光部104から実際に出力された出力値(以下、「基準領域出力値」という。)を取得する。さらに出力値取得部110は、取得した出力値を、発光制御部100から出力された発光制御値に対応付けて、基準領域出力を理想出力値格納部120に格納する。この場合に、出力値取得部110は、発光制御部100から出力された異なる複数の発光制御値毎に上記基準領域出力値を取得して、理想出力値格納部120に格納する。

0025

差分出力値出力部130は、出力値取得部110により基準領域出力値が取得された場合に、これを、同一の発光制御値に対応付けて理想出力値格納部120に格納された理想出力値と比較することにより、基準領域出力値と理想出力値との差である出力値(以下、「差分出力値」という。)を出力する。この場合に、差分出力値出力部130は、出力値取得部110により発光制御値毎に基準領域出力値を取得し、当該基準領域出力値を、この発光制御値と同一の発光制御値に対応付けて理想出力値格納部120に格納された理想出力値とを比較することにより、差分出力値を、基準領域出力値毎に出力する。

0026

出力値補正部150は、原稿の反射光または透過光を受光した受光部104から出力される出力値である実測値を、差分出力値出力部130により出力された差分出力値に基づいて補正した補正値を出力する。この場合に、出力値補正部150は、実測値に差分出力値を加えた補正値を出力してもよい。また、出力値補正部150は、理想出力値格納部120に一旦、記憶された差分出力値を読み出して、これに基づいて出力値を補正してもよい。また、この場合に、画像形成部160は、ガンマ処理の機能を有してもよく、その場合に、当該ガンマ補正と上記補正とを重畳した処理による画素値を出力してもよい。

0027

画像形成部160は、原稿の反射光または透過光を受光した受光部104から出力される実測値、または、出力値補正部150により補正された補正値に基づいて原稿の画像を形成する。画像記憶部170は、画像形成部160により形成された原稿の画像を記憶する。これにより、画像生成装置において原稿の画像を補正することができる。

0028

また、出力値取得部110は、発光制御部100から最大の発光制御値が出力されたときに取得した基準領域出力値および当該最大の発光制御値と、基準領域に発光部102から照射光が照射されていないときに取得した基準領域出力値、および、照射光が照射されていない旨を示す発光制御値とを含む、発光制御値および出力値を変数とする一次関数を算出してもよい。理想出力値格納部120は、出力値取得部110により一次関数が算出された場合に、一次関数を満たす発光制御値と理想出力値との組を格納してもよい。これにより、簡便に、動的に、理想出力値および差分出力値を取得することができる。

0029

また、発光制御部100は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる発光制御値を出力してもよい。この場合、理想出力値格納部120は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる理想出力値を発光制御値毎に格納し、出力値取得部110は、原稿の画像を生成する異なる複数の生成モードに応じて異なる基準領域出力値を発光制御値毎に取得してもよい。これにより、生成モードに応じて異なる差分出力値を取得するので、生成モードに応じた適切な補正をすることができる。例えば、異なる複数の生成モードは、紙等の不透明な媒体に光を照射してその反射光を受ける反射原稿読み取りモードと、銀塩フイルム等の透明または半透明の媒体に光を照射してその透過光を受け取る透過原稿の読み取りモードとを含む。この例において、発光制御部100は、発光部102から照射される照射光が弱い範囲において、反射原稿を読み取るモードにおける複数の発光制御値間のピッチよりも、透過原稿を読み取るモードにおける複数の発光制御値間のピッチを狭くしてもよい。

0030

スキャナ20は、発光制御部100、発光部102、受光部104、出力値取得部110、理想出力値格納部120、差分出力値出力部130、出力値補正部150、画像形成部160および画像記憶部170の動作を行わせるプログラムを不図示のROMに格納している。

0031

図3は、スキャナ20の動作の一例を示すフローチャートである。図4は、理想出力値格納部120に格納される情報の一例を示す。図5は、実測値および補正値の一例を示す。図3に示すフローチャートは、操作パネル26を介して原稿台の上に乗せた原稿を読み取る旨の入力を受け付けることにより開始する。なお、受光部104は、複数の並んだ受光素子を有し、受光素子の並び方向(以下、「主走査方向」という。)に原稿の反射光を読み取る撮像動作と、主走査方向に対して交差する方向(以下、「副走査方向」という。)に相対的に移動する移動動作とが交互に繰り返されることにより、撮像動作毎に、複数の並んだ受光素子からそれぞれの出力値を出力値取得部110に出力するものとする。なお、以下、発光素子から投射された投射光が原稿で反射された反射光を、受光素子が受光する例で説明するが、これに限られず、発光素子から投射された投射光が原稿を透過した透過光を、受光素子が受光してもよい。

0032

入力を受け付けた発光制御部100は、基準領域に発光部102から照射光が照射されていないときの基準領域出力値、つまりこの例においてLEDのデューティが0%であるときの基準領域出力値を取得すべき旨を出力値取得部110に通知する(S100)。通知を受けた出力値取得部110は、基準領域に発光部102から照射光が照射されていないときの基準領域出力値を受光部104から取得する(S110)。この場合に、出力値取得部110は、複数の受光素子からの出力値の算術平均を取って、基準領域出力値とする。なお、ステップS110に先立って、受光部104は、シェーディング補正を行っておき、当該シェーディング補正後の画素値を出力してもよい。さらに、出力値取得部110は、照射光が照射されていない旨を示す発光制御値「0」に対応付けて基準領域出力を理想出力値格納部120に格納する(同ステップ)。図4(a)に示す例において出力値取得部110は、発光制御値「0」に対応付けて基準領域出力値「0」を理想出力値格納部120に格納している。

0033

次に、発光制御部100は、基準領域に発光部102から照射光が最大で照射されたときの基準領域出力値、つまりこの例においてLEDのデューティが100%であるときの基準領域出力値を取得すべき旨を出力値取得部110に通知する(S120)。通知を受けた出力値取得部110は、基準領域に最大で照射光を照射したときの基準領域出力値を受光部104から取得する(S140)。この場合に、出力値取得部110は、複数の受光素子からの出力値の算術平均を取って、基準領域出力値とする。さらに、出力値取得部110は、照射光が照射されていない旨を示す発光制御値「100」に対応付けて基準領域出力を理想出力値格納部120に格納する(同ステップ)。図4(a)に示す例において出力値取得部110は、発光制御値「100」に対応付けて基準領域出力値「65535」を理想出力値格納部120に格納している。

0034

さらに、発光制御部100は、発光制御値が所定の最低値より小さくなったか否か、すなわちこの例においてLEDのデューティが0.1%未満になったか否かを判断する(S142)。このステップS142において、発光制御部100は、発光制御値が所定の最低値より小さくなっていないと判断した場合に(S142:No)、発光制御値を一定比で弱める(S144)。この例において、発光制御部100は、LEDのデューティを直前のデューティの9割に減じた発光制御値を出力して、ステップS140を実行する。そしてステップS142において、発光制御部100が、最後に発光部102に出力した発光制御値はLEDを0.1%未満のデューティで発光させる発光制御値であると判断するまで(S142:Yes)、ステップS140、S142、S144を繰り返す。

0035

ステップS142において、発光制御部100が最後に発光部102に出力したLEDのデューティを0.1%未満と判断した場合に(S142:Yes)、出力値取得部110は、理想出力値を算出する(S150)。この場合に、出力値取得部110は、発光制御部100から最大の発光制御値が出力されたときに取得した基準領域出力値および当該最大の発光制御値と、基準領域に発光部102から照射光が照射されていないときに取得した基準領域出力値、および、照射光が照射されていない旨を示す発光制御値とに基づいて、発光制御値および出力値を変数とする一次関数を算出する。図4(a)に示す例において出力値取得部110は、理想出力値格納部120に格納している、基準領域出力値「65535」および発光制御値「100」と、基準領域出力値「0」および発光制御値「0」とを含む、一次関数を算出する。図(b)に示す実線は、発光部102のLEDのデューティに対する理想出力値を当該一次関数で引いた直線を示す。

0036

出力値取得部110は、算出した一次関数を満たす発光制御値と理想出力値との組を理想出力値格納部120に格納する(S160)。図4(a)に示す例において出力値取得部110は、発光制御値「0」、「100」に加えて、例えば、発光制御値「90」、「81」に対応付けて理想出力値「58982」、「53083」等を理想出力値格納部120に格納している。出力値取得部110は、算出した一次関数を満たす発光制御値と理想出力値との組を理想出力値格納部120に格納した旨を差分出力値出力部130に通知する。

0037

通知を受けた差分出力値出力部130は、一の同一の発光制御値に対応付けて理想出力値格納部120に格納された基準領域出力値と理想出力値とを比較することにより、理想出力値から基準領域出力値を引いた差分出力値を算出し、基準領域出力値に対応付けて理想出力値格納部120に格納する(S170)。図4(a)に示す例において差分出力値出力部130は、基準領域出力値「0」、「90」に対応付けて差分出力値「0」、「643」等を理想出力値格納部120に格納している。なお、図4(b)の点線は発光部102のLEDのデューティに対する基準領域出力値を示し、破線は同デューティに対する差分出力値を示す。また、図4(c)は、同じLEDのデューティに対応付けられた基準領域出力値および理想出力値をそれぞれ実測値および補正値としたグラフである。ここで同図に示すように、上記ステップS100からS150までにおいて得られた点間は既知補完方法、例えば線形補完により補完される。差分出力値出力部130は、基準領域出力値に対応付けて差分出力値を理想出力値格納部120に格納した旨を発光制御部100に通知する。

0038

通知を受けた発光制御部100は、原稿を読み取るための所定のデューティ、例えば100%のデューティで発光させる発光制御値を発光部102に出力するとともに、LEDが発光したときの原稿の反射光の実測値を取得すべき旨を出力値取得部110に通知する。出力値取得部110は、一の撮像動作によって受光部104の複数の受光素子から出力された実測値を取得する(S180)。例えば、図5(a)に示す例において出力値取得部110は、実測値「51914」「58339」等を取得している。出力値取得部110は、一の撮像動作によって出力された主走査方向の複数の受光素子からの実測値を取得した旨を出力値補正部150に通知する。

0039

通知を受けた出力値補正部150は、ステップS180において取得された複数の受光素子からの実測値のそれぞれを、理想出力値格納部120に記憶された差分出力値に基づいて補正した補正値を出力する(S190)。例えば、図4(a)および図5(b)に示す例において、図4(c)に示すように、出力値補正部150は、実測値「51914」に対して、当該実測値と同じ値の基準出力値に対応付けて理想出力値格納部120に記憶されている差分出力値「1169」を、加算することにより、補正値「53083」を算出する。

0040

出力値取得部110は、原稿の全体を撮像したか否かを判断する(S200)。出力値取得部110は、例えば、所定のタイミングの時間内に次の複数の出力値を取得しなかった場合に、原稿の全体を撮像したと判断する。ステップS200において、出力値取得部110は原稿の全体を撮像していないと判断した場合には(S200:No)、ステップS180に戻り、ステップS180からステップS200を繰り返す。

0041

一方、ステップS200において、出力値取得部110は原稿の全体を撮像したと判断した場合には(S200:Yes)、画像形成部160は、受光部104から出力される出力値、または、出力値補正部150により補正された補正後の出力値に基づいて原稿の画像を形成する。そして画像形成部160は、形成した原稿の画像を画像記憶部170に記憶する(S210)。そして本フローチャートは終了する。

0042

以上、本フローチャートによれば、読み取り素子において濃淡の中間値に応じて異なる非線形の読み取り誤差を適正に補正することができる。また、理想出力値格納部120は、発光部102から照射される照射光が強い範囲よりも弱い範囲において、発光制御値のピッチがより狭い発光制御値毎に理想出力値を格納するので、受光素子からの出力値に誤差が生じやすい、輝度が小さい部分において、より高精度に読み取り原稿の画像を補正することができる。なお、上記フローチャートにおいて、デューティの最低値としての0.1%および一定比としての9割は一例であり、他の値であってもよい。

0043

なお、ステップS100、S140において出力値取得部110は、複数の受光素子からの出力値を算術平均しているが、特定の受光素子からの出力値を用いてもよい。さらに、受光部104がR、G、Bの各チャンネルに、複数の受光素子を有する場合に、チャンネル毎に平均値を取得してもよいし、三つのチャンネルに含まれる複数の受光素子の出力値の平均値を取得してもよい。

0044

また、本実施例は、スキャナ20が発光制御部100、発光部102、受光部104、出力値取得部110、理想出力値格納部120、差分出力値出力部130、出力値補正部150、画像形成部160および画像記憶部170を備える形態であったが、他の形態であってもよい。一例として、スキャナ20が発光制御部100、発光部102、受光部104、出力値取得部110、理想出力値格納部120、差分出力値出力部130、画像形成部160および画像記憶部170を備え、パーソナルコンピュータ10が、理想出力値格納部、出力値補正部および画像記憶部を備える形態であってもよい。例えば、パーソナルコンピュータ10の理想出力値格納部および画像記憶部は、スキャナ20の理想出力値格納部120および画像記憶部170からそれぞれの情報を取得し、パーソナルコンピュータ10の出力値補正部は、パーソナルコンピュータ10の理想出力値格納部120に記憶された画素値である差分出力値に基づいて、パーソナルコンピュータ10の画像記憶部に記憶された画像の画素値を補正してもよい。

0045

また、本実施例のステップS144において、発光制御部100は、LEDのデューティを直前のデューティの9割に減じた発光制御値を出力するが、デューティを減じる方法はこれに限られない。他の方法として、発光制御部100は、LEDのデューティを初期値から一定量、例えば、100%に対して10%づつ、90%、80%、70%というように減じてもよい。さらにこの場合に、発光制御部100は、発光部102から照射される照射光が所定の強さより弱い範囲において、複数の発光制御値のピッチ間がより狭い複数の発光制御値を出力してもよい。例えば、発光制御部100は、発光部102の照射光の強さをデューティで制御する場合に、デューティの大きい範囲で設定するピッチに対して、デューティの大きい範囲で設定するピッチを半分にしてもよい。一例として、発光制御部100は、発光部102のデューティが100%から30%までの範囲において、100%、90%、80%等、10%のピッチで発光させ、30%から0%までの範囲において、30%、25%、20%等、上記10%の半分の5%のピッチで発光させてもよい。

0046

また、本実施例において、発行制御部100は、デューティを変えた発光制御値を出力することにより発光部102から照射される照射光の強さを変えるが、照射光の大きさを変える手段は、これに限られない。別例として、発光制御部100は、駆動電流の大きさを変える発光制御値を出することにより、発光部102から照射される照射光の強さを変えてもよい。

0047

また、本実施例の図3におけるステップS100からS170までの動作は、工場出荷時に実行して、差分出力値をスキャナ20の不図示のEEPROMに書き込んでもよい。これに代えて、または、これに加えて、ステップS100からS170までの動作は、ユーザの指示があった場合、または、原稿の読み取りに先立って、毎回、実行してもよい。

0048

以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。

図面の簡単な説明

0049

スキャナ20の一例を示す。
スキャナ20のブロック図の一例を示す。
スキャナ20の動作の一例を示すフローチャートである。
理想出力値格納部120に格納される情報の一例を示す。
補正前の出力値および補正後の出力値の一例を示す。

符号の説明

0050

10パーソナルコンピュータ、12 本体、14ディスプレイ、16キーボード、18マウス、20スキャナ、22 本体、24 ディスプレイ、26操作パネル、70記憶媒体、100発光制御部、102発光部、104受光部、110出力値取得部、120理想出力値格納部、130差分出力値出力部、150 出力値補正部、160画像形成部、170画像記憶部

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 維沃移動通信有限公司の「 指紋走査方法及び移動端末」が 公開されました。( 2021/07/08)

    【課題・解決手段】本開示は、指紋走査方法及び移動端末を提供する。移動端末は、第1指紋走査モジュール及び第2指紋走査モジュールを含む。方法において、第1指紋走査モジュールの走査領域に対して行われた操作を... 詳細

  • エルジーディスプレイカンパニーリミテッドの「 電界発光表示装置」が 公開されました。( 2021/07/08)

    【課題】本発明はホログラフィック光学素子を用いた指紋センサー一体型表示装置に関するものである。また、本発明はホログラフィック光学素子の記録及び再生方法に関するものである。【解決手段】本発明は指紋センサ... 詳細

  • キヤノン株式会社の「 画像読取装置」が 公開されました。( 2021/07/08)

    【課題】読取可能範囲から原稿がはみ出していることを検知すること。【解決手段】押圧板104は原稿台ガラス102に対して原稿101を押圧する。読取部106は筐体100の内部に配置され、原稿台ガラス102に... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

関連する公募課題一覧

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ