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技術 エレベータの地震時点検運転装置

出願人 三菱電機ビルテクノサービス株式会社
発明者 鈴木修吉岡勝弘亀山裕暢
出願日 2007年2月2日 (14年0ヶ月経過) 出願番号 2007-024648
公開日 2008年8月21日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2008-189426
状態 未査定
技術分野 エレベーターの保守安全及び検査装置
主要キーワード 時点検 地震検出信号 通常速 OFF出力 エレベータモータ 運転休止 専門技術者 平常運転
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年8月21日)のものです。
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図面 (4)

課題

地震管制運転後にエレベータ自動診断運転する際、かご内に乗客がいない時は、通常の運転よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に発見し、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すようにしたエレベータの地震時点検運転装置を得る。

解決手段

地震が発生し地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、戸が閉まって運転休止するエレベータ地震時管制運転を行い、それに続いて自動点検運転を行うようにしたエレベータにおいて、地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出する地震時点検運転手段を備える。

概要

背景

一般にエレベータ地震時管制運転は、特低感知器、低感知器、高感知器等の地震計が設置されている。地震が発生し、特低感知器の地震計が動作すると、かごは最寄階に停止し、一定時間後にエレベータは運転再開する。また、低感知器の地震計が動作すると、かごは最寄階に停止し、一定時間後に戸が閉まり運転を休止する。そして、高感知器の地震計が動作していなければ、かご内に乗客がいないことを確認し、地震発生後自動診断運転を行い、診断運転に異常がなければエレベータは自動復旧する。この自動診断運転では、例えば、微速走行診断低速走行診断、通常速各階停止走行診断、通常速往復運転走行診断等を約20分以上の時間をかけて行っている。なお、高感知器の地震計が動作すると、エレベータにどの程度の被害があったのか、異常の有無を保守点検専門技術者か確認するまではエレベータを停止させる状態となる。

また、従来技術として、地震の影響の判定精度を向上させるとともに、地震後運転方法を効率的に決め、運転再開までの時間を短縮することができるエレベータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

特開2006−225104号公報

概要

地震管制運転後にエレベータを自動診断運転する際、かご内に乗客がいない時は、通常の運転よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に発見し、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すようにしたエレベータの地震時点検運転装置を得る。地震が発生し地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、戸が閉まって運転休止するエレベータ地震時管制運転を行い、それに続いて自動点検運転を行うようにしたエレベータにおいて、地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出する地震時点検運転手段を備える。

目的

この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、地震管制運転後にエレベータを自動診断運転する際、かご内に乗客がいない時は、通常の運転よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に発見し、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すようにしたエレベータの地震時点検運転装置を提供するものである。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

地震が発生し地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、戸が閉まって運転休止するエレベータ地震時管制運転を行い、それに続いて自動点検運転を行うようにしたエレベータにおいて、前記地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出する地震時点検運転手段を備えたことを特徴とするエレベータの地震時点検運転装置

請求項2

地震が発生し地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、戸が閉まって運転休止するエレベータ地震時管制運転を行い、それに続いて自動点検運転を行うようにしたエレベータにおいて、前記地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出するとともに、異常が検出されなかった時は、地震検出信号を無視して正常運転に自動的に戻す地震時点検運転手段を備えたことを特徴とするエレベータの地震時点検運転装置。

請求項3

地震時点検運転手段の過激な運転モードは、エレベータを所定の高速運転走行させ、高速運転の最中に主電源又は安全回路遮断することにより、エレベータを緊急停止させるものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータの地震時点検運転装置。

請求項4

地震時点検運転手段は、地震が小さい時は、初めから過激な運転モードで運転し、地震が大きい時は、各階停止の低速運転を行ってから、過激な運転モードで運転することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のエレベータの地震時点検運転装置。

請求項5

地震時点検運転手段は、緊急停止後に最上階最下階の間を一周運転させて、異常個所を検出することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータの地震時点検運転装置。

請求項6

エレベータを自動点検運転する際、かご内に乗客がいないことを確認してから実施することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のエレベータの地震時点検運転装置。

技術分野

0001

この発明は、エレベータ地震時点検運転装置に関するものである。

背景技術

0002

一般にエレベータの地震時管制運転は、特低感知器、低感知器、高感知器等の地震計が設置されている。地震が発生し、特低感知器の地震計が動作すると、かごは最寄階に停止し、一定時間後にエレベータは運転再開する。また、低感知器の地震計が動作すると、かごは最寄階に停止し、一定時間後に戸が閉まり運転を休止する。そして、高感知器の地震計が動作していなければ、かご内に乗客がいないことを確認し、地震発生後自動診断運転を行い、診断運転に異常がなければエレベータは自動復旧する。この自動診断運転では、例えば、微速走行診断低速走行診断、通常速各階停止走行診断、通常速往復運転走行診断等を約20分以上の時間をかけて行っている。なお、高感知器の地震計が動作すると、エレベータにどの程度の被害があったのか、異常の有無を保守点検専門技術者か確認するまではエレベータを停止させる状態となる。

0003

また、従来技術として、地震の影響の判定精度を向上させるとともに、地震後運転方法を効率的に決め、運転再開までの時間を短縮することができるエレベータ制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。

0004

特開2006−225104号公報

発明が解決しようとする課題

0005

従来の地震発生後の自動診断運転では、決められた通常の診断運転モードでしか運転していないので、より確実な診断ができないとともに、通常の運転方法より弱い運転で点検するので、診断運転に異常に長い時間がかかるという問題があった。

0006

また、特許文献1記載のものでは、エレベータ制御装置に地震判定部を設け、地震判定部は、地震発生中に生じ時間変動する変動情報を所定時間検出して分析することにより、地震によるエレベータへの影響度を判定し、地震後のエレベータの運転方法を選択するものであり、具体的には、地震判定部は、地震後の運転方法として、運転再開、自動点検運転及び運転休止のいずれかを選択するものである。従って、地震後の運転方法として自動点検運転が選択された場合には、異常に長い時間がかかるという点では問題があった。

0007

この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、地震管制運転後にエレベータを自動診断運転する際、かご内に乗客がいない時は、通常の運転よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に発見し、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すようにしたエレベータの地震時点検運転装置を提供するものである。

課題を解決するための手段

0008

この発明に係るエレベータの地震時点検運転装置においては、地震が発生し地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、戸が閉まって運転休止するエレベータ地震時管制運転を行い、それに続いて自動点検運転を行うようにしたエレベータにおいて、地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出する地震時点検運転手段を備えたものである。

0009

また、地震時管制運転を行って最寄階で戸閉待機しているエレベータを自動点検運転する際、エレベータを通常よりも過激な運転モードで運転し、異常個所を早期に自動検出するとともに、異常が検出されなかった時は、地震検出信号を無視して正常運転に自動的に戻す地震時点検運転手段を備えたものである。

0010

また、地震時点検運転手段の過激な運転モードは、エレベータを所定の高速運転走行させ、高速運転の最中に主電源又は安全回路遮断することにより、エレベータを緊急停止させるものである。

0011

また、地震時点検運転手段は、地震が小さい時は、初めから過激な運転モードで運転し、地震が大きい時は、各階停止の低速運転を行ってから、過激な運転モードで運転するものである。

発明の効果

0012

この発明は、通常の運転よりも過激な運転モードで点検運転を行うので、異常個所があるときは早期に発見でき、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すことができる。これにより、地震管制運転後の自動点検運転に異常に長い時間がかかるという従来の問題点を解決することができるという効果がある。

発明を実施するための最良の形態

0013

実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置のシステム構成を示すブロック図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置の動作フローの前半部分を示すフローチャート図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置の動作フローの後半部分を示すフローチャートである。

0014

図1において、1は交流電源、2は交流電源1の主電源である三相電源回路、3は三相電源回路2に主電源を遮断するブレーカー4を介して接続されたエレベータモータ、5は交流電源1の単相電源回路6を介して接続されたエレベータ制御盤である。エレベータ制御盤5は、地震が発生し、低感知器の地震計が動作すると、エレベータを最寄階で停止し、扉が閉まって運転休止する。そして、エレベータ制御盤5は、地震時管制運転後にエレベータを自動診断運転する際、かご内に乗客がいない時は、通常の運転よりも過激な運転モードで運転する地震時点検運転手段を備えている。例えば、過激な運転モードとは、エレベータを所定の高速で運転し、高速運転の最中にエレベータ制御盤5よりブレーカー4に対しブレーカーOFF出力を所定時間出力して、主電源を遮断することによって行うものである。このようにエレベータを通常より加速した状態で運転し、異常個所を早期に発見できるようにするものである。

0015

次に、エレベータの地震時点検運転装置の動作フローについて、図2図3を用いて説明する。
先ず、ステップS1で地震時管制運転は完了し、かごは最寄階で戸閉待機している場合には、ステップS2に進み、地震の大きさが小であるか否かを判断する。ステップS2で地震の大きさが小さければ(弱震の場合)、ステップS3に進み、最後の地震が来てから所定の時間が経過したかを判断する。所定時間が経過していれば、ステップS4に進み、エレベータ制御盤5により最上階最下階のかご呼びを作り、エレベータを高速運転で走行させる。エレベータの速度が最高速に近くなれば(ステップS5)、エレベータ制御盤5はブレーカーOFF出力を所定時間出力し(ステップS6)、エレベータは緊急停止する(ステップS7)。そして、ステップS8でエレベータ停止後、最上階と最下階の間を一周運転させ、異常検知回路(図示せず)が動作したか否かを判断する。ステップS8で異常が検知されなければ、ステップS9に進み、地震検出信号を無視して、エレベータを平常運転に自動的に戻し、早期に正常状態復帰させる。ステップS8で異常が検知されれば、ステップS10に進み、そのまま待機する。すなわち、弱震の場合は、地震時点検運転の初めから全速運転を行って点検する。

0016

次に、ステップS2で地震の大きさが大きければ(強震の場合)、ステップS11に進み、最後の地震が来てから所定の時間が経過したかを判断する。所定時間が経過していれば、ステップS12に進み、エレベータ制御盤5により全階のかご呼びを作り、エレベータを各階運転すなわち低速で走行させる。エレベータの速度が各階停止の最高速に近くなれば(ステップS13)、エレベータ制御盤5はブレーカーOFF出力を所定時間出力し(ステップS14)、エレベータは緊急停止する(ステップS15)。そして、ステップS16でエレベータ停止後、最上階と最下階の間を一周運転させ、異常検知回路(図示せず)が動作したか否かを判断する。ステップS16で異常が検知されなければ、ステップS17に進み、エレベータ制御盤5により上下両端のかご呼びを作り、所定時間後、エレベータを上端下端の両端に向かって全速走行(高速走行)させる。エレベータの速度が全速に近くなれば(ステップS18、)エレベータ制御盤5はブレーカーOFF出力を所定時間出力し(ステップS19)、エレベータは緊急停止する(ステップS20)。そして、ステップS21でエレベータ停止後の所定時間後、最上階と最下階の間を一周運転させ、異常検知回路(図示せず)が動作したか否かを判断する。ステップS21で異常が検知されなければ、ステップS22に進み、地震検出信号を無視して、エレベータを平常運転に自動的に戻し、早期に正常状態に復帰させるる。なお、ステップS16及びステップS21で異常が検知されれば、ステップS23に進み、そのまま待機する。すなわち、強震の場合は、地震時点検運転の始めは低速運転を行って点検し、次に全速運転を行って点検する。

0017

以上説明したようにこの実施の形態1によれば、通常の運転よりも過激な運転モードで点検運転を行うので、異常個所があるときは早期に発見でき、もし異常が見つからないときは早期に正常運転に戻すことができる。これにより、地震管制運転後の自動点検運転に異常に長い時間がかかるという従来の問題点を解決することができる。

0018

実施の形態2.
上記実施の形態1では、エレベータを緊急停止させる方法として、エレベータ制御盤5よりブレーカーOFF出力を所定時間出力して、主電源を遮断することにしたが、急停止させる方法としては、安全回路(図示せず)を動作させても良いことは勿論である。

図面の簡単な説明

0019

この発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置のシステム構成を示すブロック図である。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置の動作フローの前半部分を示すフローチャートである。
この発明の実施の形態1におけるエレベータの地震時点検運転装置の動作フローの後半部分を示すフローチャートである。

符号の説明

0020

1交流電源
2三相電源回路(主電源)
3エレベータモータ
4ブレーカー
5エレベータ制御盤
6 単相電源回路

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