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技術 成形ワイヤハーネスの製造方法

出願人 矢崎総業株式会社
発明者 眞野和輝牛島均
出願日 2007年2月8日 (14年0ヶ月経過) 出願番号 2007-028644
公開日 2008年8月21日 (12年6ヶ月経過) 公開番号 2008-188958
状態 未査定
技術分野 プラスチック等の成形用の型 プラスチック等の注型成形、圧縮成形 電線ケーブルの製造(1)
主要キーワード 二次成形金型 一次成形金型 二次成形品 一次成形品 引用符号 一次成形 二次成形 金型内面
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この項目の情報は公開日時点(2008年8月21日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

外装部材肉厚を略均一化する成形ワイヤハーネスの製造方法を提供する。

解決手段

一次成形金型8を用いる第一工程においては、一次成形金型8の内部にセットした電線束3の外側に一次成形凸部10を設ける樹脂成形を行う。電線束3の外側には、一次成形凸部10を含む一次成形部4が樹脂成形され一次成形品6が得られる。そして、一次成形金型8での一次成形品6の樹脂成形が完了した後には、一次成形金型8から一次成形品6を取り出して二次成形金型9の内部への移し替えを行う。二次成形金型9を用いる第二工程においては、一次成形凸部10の存在により二次成形金型9の内部での位置決めがなされた一次成形品6の外側に二次成形部5を設ける樹脂成形を行う。これにより成形ワイヤハーネス1となる二次成形品が得られ、二次成形金型9から取り出すと一連の製造工程が完了する。

概要

背景

成形金型の内部に電線束布線した後、樹脂成形を行って外装部材を電線束の外側に成形し、これによって成形ワイヤハーネスを製造する方法については、例えば下記特許文献1に開示されている。
特開2004−6129号公報

概要

外装部材の肉厚を略均一化する成形ワイヤハーネスの製造方法を提供する。一次成形金型8を用いる第一工程においては、一次成形金型8の内部にセットした電線束3の外側に一次成形凸部10を設ける樹脂成形を行う。電線束3の外側には、一次成形凸部10を含む一次成形部4が樹脂成形され一次成形品6が得られる。そして、一次成形金型8での一次成形品6の樹脂成形が完了した後には、一次成形金型8から一次成形品6を取り出して二次成形金型9の内部への移し替えを行う。二次成形金型9を用いる第二工程においては、一次成形凸部10の存在により二次成形金型9の内部での位置決めがなされた一次成形品6の外側に二次成形部5を設ける樹脂成形を行う。これにより成形ワイヤハーネス1となる二次成形品が得られ、二次成形金型9から取り出すと一連の製造工程が完了する。

目的

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、外装部材の肉厚を略均一化することを可能とする成形ワイヤハーネスの製造方法を提供することを課題とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

一次成形金型二次成形金型とを用いる少なくとも二つの工程を含み、前記一次成形金型を用いる第一工程においては、金型内部にセットした一又は複数の電線からなる電線束の外側に一次成形凸部を設ける樹脂成形を行い、前記一次成形金型での一次成形品の樹脂成形が完了した後には、前記一次成形金型から前記一次成形品を取り出して前記二次成形金型内部への移し替えを行い、前記二次成形金型を用いる第二工程においては、前記一次成形凸部の存在により金型内の位置決めがなされた前記一次成形品の外側に二次成形部を設ける樹脂成形を行うことで成形ワイヤハーネスとなる二次成形品を得ることを特徴とする成形ワイヤハーネスの製造方法。

請求項2

請求項1に記載の成形ワイヤハーネスの製造方法において、前記一次成形凸部は、電線長手方向に複数設ける突起、又は前記電線長手方向に伸びる複数の突条となるよう成形することを特徴とする成形ワイヤハーネスの製造方法。

技術分野

0001

本発明は、一又は複数の電線束の外側に樹脂成形を施してなる成形ワイヤハーネスの製造方法に関する。

背景技術

0002

成形金型の内部に電線束を布線した後、樹脂成形を行って外装部材を電線束の外側に成形し、これによって成形ワイヤハーネスを製造する方法については、例えば下記特許文献1に開示されている。
特開2004−6129号公報

発明が解決しようとする課題

0003

上記特許文献1の開示技術に限るものではないが、成形金型内部に電線束を布線した状態で単に樹脂成形を行うと、図3に示す如く、電線束51の偏りが外装部材52において部分的に生じた成形ワイヤハーネス53が製造されることがある。例えば図3の場合、電線束51の位置が中央にないことから、外装部材52の肉厚が部分的に異なっていることが分かる。薄肉の部分においては、例えば耐摩耗性などの性能を確保することができないという問題点を有している。

0004

本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、外装部材の肉厚を略均一化することを可能とする成形ワイヤハーネスの製造方法を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0005

上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の成形ワイヤハーネスの製造方法は、一次成形金型二次成形金型とを用いる少なくとも二つの工程を含み、前記一次成形金型を用いる第一工程においては、金型内部にセットした一又は複数の電線からなる電線束の外側に一次成形凸部を設ける樹脂成形を行い、前記一次成形金型での一次成形品の樹脂成形が完了した後には、前記一次成形金型から前記一次成形品を取り出して前記二次成形金型内部への移し替えを行い、前記二次成形金型を用いる第二工程においては、前記一次成形凸部の存在により金型内の位置決めがなされた前記一次成形品の外側に二次成形部を設ける樹脂成形を行うことで成形ワイヤハーネスとなる二次成形品を得ることを特徴としている。

0006

このような特徴を有する本発明によれば、成形を二度に分けることによって電線束が中心に位置するようになる。すなわち、一次成形金型を用いて一次成形凸部を有する一次成形品を樹脂成形し、この後、二次成形金型の内部において一次成形凸部が金型に接触すると、二次成形金型内での一次成形品の位置が決まるようになる。そして、この位置決めされた状態で二次成形を行い二次成形部を設ければ、外装部材の肉厚が略均一化した成形ワイヤハーネスが得られる。

0007

請求項2記載の本発明の成形ワイヤハーネスの製造方法は、請求項1に記載の成形ワイヤハーネスの製造方法において、前記一次成形凸部は、電線長手方向に複数設ける突起、又は前記電線長手方向に伸びる複数の突条となるよう成形することを特徴としている。

0008

このような特徴を有する本発明によれば、二次成形金型に接触する一次成形凸部のより良い形状として突起や突条が一例として挙げられる。一次成形凸部は、電線束の外側全体にある必要性がなく、一次成形品の成形後に電線束が見えていても支障はない。成形ワイヤハーネスの外観は二次成形部できまることから、一次成形凸部は、二次成形金型内の電線束の位置決めをすることができる形状であれば、つまり外装部材の肉厚を略均一化させる形状であれば良い。

発明の効果

0009

請求項1に記載された本発明によれば、外装部材の肉厚を略均一化することができるという効果を奏する。これにより耐摩耗性などの性能を十分に確保することができるという効果を奏する。本発明によれば、より良い成形ワイヤハーネスの製造方法を提供することができるという効果を奏する。

0010

請求項2に記載された本発明によれば、一次成形凸部のより良い形状を提供することができるという効果を奏する。

発明を実施するための最良の形態

0011

以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明の成形ワイヤハーネスの製造方法の一実施の形態を示す図であり、(a)は第一工程の説明図、(b)は一次成形品の断面図、(c)は第二工程の説明図、(d)は成形ワイヤハーネスの断面図である。また、図2は一次成形凸部の他の例を示す図であり、(a)は他の例の一次成形凸部の斜視図、(b)は他の例の一次成形凸部の断面図である。

0012

図1において、引用符号1は本発明の成形ワイヤハーネスを示している。成形ワイヤハーネス1は、樹脂成形を行って複数の電線2からなる電線束3の外側に一次成形部4を設け、そして、この外側にさらに樹脂成形を行い二次成形部5を設けることによって製造されるようになっている。成形ワイヤハーネス1は、後に説明するが、電線束3の外側に一次成形部4を設けた状態で一次成形品6となり、二回目の樹脂成形によって製造が完了するようになっている。

0013

成形ワイヤハーネス1は、例えば自動車等の車両に配索されるワイヤハーネス一種であって、一次成形部4及び二次成形部5からなる外装部材7の肉厚が略均一化された状態に製造されている。成形ワイヤハーネス1は、外装部材7を一次成形部4及び二次成形部5で構成することによって外装部材7の肉厚が略均一化され、耐摩耗性などの性能が十分に確保されるようになっている。

0014

外装部材7を一次成形部4及び二次成形部5で構成するためには、樹脂成形を二度に分けて行う方法が採用されている。本発明では樹脂成形を二度に分けて行うために、一次成形金型8と二次成形金型9とを製造に用いるようになっている。

0015

外装部材7に関して重要なのは、単に一次成形部4及び二次成形部5で構成すれば良いものでなく、一次成形部4に一次成形凸部10を設けることが重要になってくる。一次成形凸部10は、電線長手方向に伸びる複数の突条、又は電線長手方向に複数設ける突起(図2の引用符号10′参照)となるように形成されている。また、一次成形凸部10は、電線束3を中心に配置した状態で突出先端が二次成形金型9の内面に接触するような形状に形成されている。本形態の一次成形凸部10は、断面視において、等ピッチで六つ形成されている(一例であるものとする)。

0016

一次成形凸部10は、電線束3の位置決めに重要な部分となっている。これに対して二次成形部5は、外装部材7の肉厚のコントロールに寄与する部分となっている。

0017

一次成形金型8は、この内部に電線束3を布線することができるように二つ割り金型構造になっている。また、一次成形金型8は、電線束3を中心に配置した状態で電線束3の外側に一次成形凸部10を設けることができるような構造になっている。一次成形金型8の内面には、一次成形凸部10を設けるための複数の凹部11が形成されている。尚、樹脂注入するためのゲートは、本形態において、所定位置の凹部11に設定されているがこの限りでないものとする。

0018

一次成形金型8において、凹部11以外の金型内面の部分は、電線束3のバラツキを抑えることができるような大きさに形成されている。金型の断面で見た場合、所定の直径の円内に電線束3が収まるように一次成形金型8は形成されている。

0019

二次成形金型9は、この内部に一次成形品6をセットすることができるように二つ割りの金型構造になっている。また、二次成形金型9は、成形ワイヤハーネス1として必要な外径、外観を確保することができるような二次成形部5を設けるための構造になっている。二次成形金型9の内面には、図において少なくとも下側の一次成形凸部10が接触するようになっている(本形態では、上側の一次成形凸部10が接触せずに若干隙間が空くようになっている。これは樹脂が注入(材料注入)された時に一次成形品6が若干浮き上がり、下側の一次成形凸部10と金型内面との間に樹脂が入り込むことを考慮しているからである)。

0020

次に、上記構成に基づきながら成形ワイヤハーネス1の製造について説明する。

0021

成形ワイヤハーネス1は、一次成形金型8と二次成形金型9とを用いる少なくとも二つの工程を含んで製造される。

0022

一次成形金型8を用いる第一工程においては、一次成形金型8の内部にセット(布線)した電線束3の外側に一次成形凸部10を設ける樹脂成形を行う。電線束3の外側には、一次成形凸部10を含む一次成形部4が樹脂成形され一次成形品6が得られる。そして、一次成形金型8での一次成形品6の樹脂成形が完了した後には、一次成形金型8から一次成形品6を取り出して二次成形金型9の内部への移し替えを行う。

0023

二次成形金型9を用いる第二工程においては、一次成形凸部10の存在により二次成形金型9の内部での位置決めがなされた一次成形品6の外側に二次成形部5を設ける樹脂成形を行う。これにより成形ワイヤハーネス1となる二次成形品が得られ、二次成形金型9から取り出すと一連の製造工程が完了する。

0024

以上、本発明によれば、外装部材7の肉厚を略均一化することができる。これにより耐摩耗性などの性能を十分に確保することができる。

0025

その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。

図面の簡単な説明

0026

本発明の成形ワイヤハーネスの製造方法の一実施の形態を示す図であり、(a)は第一工程の説明図、(b)は一次成形品の断面図、(c)は第二工程の説明図、(d)は成形ワイヤハーネスの断面図である。
一次成形凸部の他の例を示す図であり、(a)は他の例の一次成形凸部の斜視図、(b)は他の例の一次成形凸部の断面図である。
従来例の成形ワイヤハーネスの断面図である。

符号の説明

0027

1成形ワイヤハーネス
2電線
3電線束
4一次成形部
5二次成形部
6一次成形品
7外装部材
8一次成形金型
9二次成形金型
10、10′ 一次成形凸部
11 凹部

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