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技術 表示制御装置、表示制御プログラム、及びポインティングデバイス

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 横田龍太郎
出願日 2007年1月23日 (12年5ヶ月経過) 出願番号 2007-013044
公開日 2008年8月7日 (10年11ヶ月経過) 公開番号 2008-181247
状態 未査定
技術分野 表示による位置入力
主要キーワード 移動操作信号 継続指令 表示状態変更処理 表示開始指令 移動検知センサ C言語 ファイル管理ソフトウェア スクロール釦
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年8月7日)のものです。
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図面 (20)

課題

ドラッグ操作時における操作性を向上させる。

解決手段

マウスカーソル位置座標が一致するオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦2aの押圧操作の有無と、移動検知センサ2cの出力の有無とに基づいてドラッグ操作がなされている場合に第2の押し釦2bの押圧操作がなされているか否かを判定し、オブジェクトの移動後のマウスカーソルと位置座標が一致する他のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたかを判定するドラッグ操作判定部1f1と、第2の押し釦2bの押圧操作がなされている場合、2つの押し釦の押圧操作の解除後に、マウス2の移動に応じてオブジェクトを移動させ、第1の押し釦2aのクリック操作がなされた場合、オブジェクトを他のオブジェクト内に移動させて表示させる表示制御部1hとを備える。

概要

背景

従来、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSと称する。)を用いて、このOSの保有するファイルプログラムや、メールの探索、及びドラッグ操作を行うユーザー支援する手法としては、これらのファイルやプログラムを管理するファイル管理ソフトウェアを用いてファイルを表示ウインドウ内に階層ごとに表示させる手法が知られている(特許文献1参照)。

特開平11−305914号公報

概要

ドラッグ操作時における操作性を向上させる。マウスカーソル位置座標が一致するオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦2aの押圧操作の有無と、移動検知センサ2cの出力の有無とに基づいてドラッグ操作がなされている場合に第2の押し釦2bの押圧操作がなされているか否かを判定し、オブジェクトの移動後のマウスカーソルと位置座標が一致する他のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたかを判定するドラッグ操作判定部1f1と、第2の押し釦2bの押圧操作がなされている場合、2つの押し釦の押圧操作の解除後に、マウス2の移動に応じてオブジェクトを移動させ、第1の押し釦2aのクリック操作がなされた場合、オブジェクトを他のオブジェクト内に移動させて表示させる表示制御部1hとを備える。

目的

そこで、本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、ドラッグ操作時に、押し釦を押し続けることなく、ドラッグ操作を行うことを可能とする表示制御装置表示制御プログラム、及びポインティングデバイスを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスドラッグ操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを前記表示画面上に表示させて前記ユーザーを支援する表示制御装置であって、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作の有無と、前記移動検知センサの出力の有無とに基づいて、前記ユーザーによりドラッグ操作がなされているか否かを判定するドラッグ操作判定手段と、前記ドラッグ操作判定手段によりドラッグ操作がなされていると判定された場合、前記第2の押し釦の押圧操作がなされているか否かを判定する押圧操作判定手段と、前記押圧操作判定手段により前記第2の押し釦の押圧操作がなされていると判定した場合、前記第1の押し釦及び前記第2の押し釦の押圧操作の解除後に、前記平面上における前記ポインティングデバイスの移動に応じて前記第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動手段とを備えた表示制御装置。

請求項2

前記第1のオブジェクト移動手段による第1のオブジェクトの移動後、前記移動後のカーソルの表示画面上における第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたか否かを判定するクリック操作判定手段と、前記クリック操作判定手段により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定された場合、前記第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて、前記表示画面上に表示させる第2のオブジェクト移動手段とを更に備えた請求項1に記載の表示制御装置。

請求項3

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスの操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを前記表示画面上に表示させて前記ユーザーを支援する表示制御装置であって、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第1の操作判定手段と、前記第1の操作判定手段により前記第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、前記第2の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第2の操作判定手段と、前記第2の操作判定手段により前記第2の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、前記第1の押し釦がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、前記第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第3の操作判定手段と、前記第3の操作判定手段により前記第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、前記第2の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、前記第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第4の操作判定手段と、前記第4の操作判定手段により前記第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、前記ポインティングデバイスの操作に応じて前記第1のオブジェクトを移動させて表示させる第1のオブジェクト表示手段とを備える表示制御装置。

請求項4

前記第1のオブジェクト表示手段による前記オブジェクトの移動後、当該移動後のカーソルの第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたかを判定する第5の操作判定手段と、前記第5の操作判定手段により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定されたとき、前記第1のオブジェクトを前記第2のオブジェクト内に移動させて表示させる第2のオブジェクト表示手段とを更に備える請求項3に記載の表示制御装置。

請求項5

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを前記表示画面上に表示させて前記ユーザーを支援する表示制御装置であって、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作の有無を判定する押圧操作判定手段と、前記押圧操作判定手段により前記第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定された場合、前記移動検知センサの出力の有無に基づいて、前記ポインティングデバイスが静止状態にあるか否かを判定する静止判定手段と、前記静止判定手段により前記ポインティングデバイスが静止状態にあると判定された場合、前記静止状態の継続時間カウントする静止時間カウント手段と、前記静止時間カウント手段によりカウントされた前記静止状態の継続時間が所定時間以上となったか否かを判定する継続時間判定手段と、前記継続時間判定手段によりカウントされた前記静止状態の継続時間が所定時間以上となったと判定された場合、前記平面上における前記ポインティングデバイスの移動に応じて前記第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動手段とを備えた表示制御装置。

請求項6

前記第1のオブジェクト移動手段による第1のオブジェクトの移動後、前記移動後のカーソルの表示画面上における第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたか否かを判定するクリック操作判定手段と、前記クリック操作判定手段により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定された場合、前記第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて、前記表示画面上に表示させる第2のオブジェクト移動手段とを備えた請求項5に記載の表示制御装置。

請求項7

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータインストールされ、前記ユーザーによる前記ドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、前記表示制御装置のコンピュータに、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作の有無と、前記移動検知センサの出力の有無とに基づいて、前記ユーザーによりドラッグ操作がなされているか否かを判定するドラッグ操作判定機能、前記ドラッグ操作判定機能によりドラッグ操作がなされていると判定された場合、前記第2の押し釦の押圧操作がなされているか否かを判定する押圧操作判定機能、前記押圧操作判定機能により前記第2の押し釦の押圧操作がなされていると判定した場合、前記第1の押し釦及び前記第2の押し釦の押圧操作の解除後に、前記平面上における前記ポインティングデバイスの移動に応じて前記第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動機能を実現させるための表示制御プログラム。

請求項8

前記コンピュータに、前記第1のオブジェクト移動機能による第1のオブジェクトの移動後、前記移動後のカーソルの表示画面上における第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたか否かを判定するクリック操作判定機能、前記クリック操作判定機能により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定された場合、前記第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて、前記表示画面上に表示させる第2のオブジェクト移動機能を更に実現させるための請求項7に記載の表示制御プログラム。

請求項9

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータにインストールされ、前記ユーザーによる前記ドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、前記表示制御装置のコンピュータに、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第1の操作判定機能、前記第1の操作判定機能により前記第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、前記第2の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第2の操作判定機能、前記第2の操作判定機能により前記第2の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、前記第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、前記第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第3の操作判定機能、前記第3の操作判定機能により前記第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、前記第2の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、前記第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第4の操作判定機能、前記第4の操作判定機能により前記第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、前記ポインティングデバイスの操作に応じて前記第1のオブジェクトを移動させて表示させる第1のオブジェクト表示機能を実現させるための表示制御プログラム。

請求項10

前記コンピュータに、前記第1のオブジェクト表示機能による前記オブジェクトの移動後、当該移動後のカーソルの第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたかを判定する第5の操作判定機能、前記第5の操作判定機能により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定されたとき、前記第1のオブジェクトを前記第2のオブジェクト内に移動させて表示させる第2のオブジェクト表示機能を更に実現させるための請求項9に記載の表示制御プログラム。

請求項11

第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、前記ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する前記平面上における前記ポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータにインストールされ、前記ユーザーによる前記ドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、前記表示制御装置のコンピュータに、前記表示画面上における前記カーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦の押圧操作の有無を判定する押圧操作判定機能、前記押圧操作判定機能により前記第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定された場合、前記移動検知センサの出力の有無に基づいて、前記ポインティングデバイスが静止状態にあるか否かを判定する静止判定機能、前記静止判定機能により前記ポインティングデバイスが静止状態にあると判定された場合、前記静止状態の継続時間をカウントする静止時間カウント機能、前記静止時間カウント機能によりカウントされた前記静止状態の継続時間が所定時間以上となったか否かを判定する継続時間判定機能、前記継続時間判定機能によりカウントされた前記静止状態の継続時間が所定時間以上となったと判定された場合、前記平面上における前記ポインティングデバイスの移動に応じて前記第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動機能を実現させるための表示制御プログラム。

請求項12

前記コンピュータに、前記第1のオブジェクト移動機能による第1のオブジェクトの移動後、前記移動後のカーソルの表示画面上における第2の位置座標と位置座標が一致する第2のオブジェクトが存在するとき、前記第1の押し釦のクリック操作がなされたか否かを判定するクリック操作判定機能、前記クリック操作判定機能により前記第1の押し釦のクリック操作がなされたと判定された場合、前記第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて、前記表示画面上に表示させる第2のオブジェクト移動機能を更に実現させるための請求項11に記載の表示制御プログラム。

請求項13

第1の押し釦と、第2の押し釦と、水平方向の移動を検出して移動検出信号を出力する移動検出手段と、前記第1の押し釦の押圧操作がなされた状態で前記第2の押し釦の押圧操作がなされた後、前記第1の押し釦及び前記第2の押し釦の押圧操作が解除された場合に、前記第1の押し釦の押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号及び前記移動検出信号を継続的に出力する第1の信号出力手段とを備えたポインティングデバイス。

請求項14

前記第1の信号出力手段による第1の操作信号及び移動検出信号の出力中に、前記第2の押し釦のクリック操作がなされた場合、前記第1の操作信号、前記第2の押し釦のクリック操作がなされたことを示す第2の操作信号、及び前記移動検出信号を出力する第2の信号出力手段を更に備える請求項13に記載のポインティングデバイス。

請求項15

第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号を検出する信号検出手段と、水平方向における移動を検出する移動検出手段と、前記信号検出手段による第1の操作信号の検出後、前記移動検出手段による前記水平方向における移動の検出の有無により静止状態にあるかを判定する静止状態判定手段と、前記静止状態判定手段により静止状態にあると判定された場合、前記静止状態が継続する継続時間をカウントする継続時間カウント手段と、前記継続時間カウント手段によりカウントされた継続時間が所定時間以上になった場合に、前記第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号と、前記静止状態の終了後に前記移動検出手段により移動が検知されたことを示す移動検出信号とを継続的に出力する第1の信号出力手段とを備えるポインティングデバイス。

請求項16

前記第1の信号出力手段による第1の操作信号及び移動検出信号の出力中に、第2の押し釦のクリック操作がなされた場合、前記第1の操作信号、前記第2の押し釦のクリック操作がなされたことを示す第2の操作信号、及び前記移動検出信号を出力する第2の信号出力手段を更に備える請求項15に記載のポインティングデバイス。

技術分野

0001

本発明は、ユーザーによってなされたドラッグ操作支援する表示制御装置表示制御プログラム、及びポインティングデバイスに関する。

背景技術

0002

従来、Windows(登録商標)等のオペレーティングシステム(以下、OSと称する。)を用いて、このOSの保有するファイルプログラムや、メールの探索、及びドラッグ操作を行うユーザーを支援する手法としては、これらのファイルやプログラムを管理するファイル管理ソフトウェアを用いてファイルを表示ウインドウ内に階層ごとに表示させる手法が知られている(特許文献1参照)。

0003

特開平11−305914号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、かかる手法では、ドラッグ操作を行う場合、ドラッグ操作を行っている間、マウス等のポインティングデバイスの押し釦をずっと継続して押し続けていなければならないので、操作性に向上の余地が残されていた。

0005

本発明者のドラッグ操作に関する考察によれば、ドラッグ操作時に、マウス等のポインティングデバイスの押し釦を押し続けることなく、ドラッグ操作を行うことを可能とする表示制御装置、表示制御プログラム、及びポインティングデバイスに対する要望が高まっている。

0006

そこで、本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、ドラッグ操作時に、押し釦を押し続けることなく、ドラッグ操作を行うことを可能とする表示制御装置、表示制御プログラム、及びポインティングデバイスを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明の骨子は、「押し釦を押圧操作することなくドラッグ操作を行うことを可能にする」構成により、ドラッグ時における操作性を向上させるという特有の効果を達成することにある。

0008

さて、以上のような本発明の骨子は、具体的には以下のような手段を講じることにより実現される。

0009

第1の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを表示画面上に表示させてユーザーを支援する表示制御装置であって、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作の有無と、移動検知センサの出力の有無とに基づいて、ユーザーによりドラッグ操作がなされているか否かを判定するドラッグ操作判定手段と、ドラッグ操作判定手段によりドラッグ操作がなされていると判定された場合、第2の押し釦の押圧操作がなされているか否かを判定する押圧操作判定手段と、押圧操作判定手段により第2の押し釦の押圧操作がなされていると判定した場合、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、平面上におけるポインティングデバイスの移動に応じて第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動手段とを備えた表示制御装置である。

0010

なお、本明細書内で「ポインティングデバイス」とは、ユーザーの操作により表示画面上における位置座標を入力することが可能な装置を意味し、例えば「マウス」、「トラックボール」、「タッチパネル」、「トラックパッド」、「アキュポイント(登録商標)」、「トラックポイント」、及び「デジタイザ」等を包含する。

0011

また、本明細書内で「押圧操作」とは、「ポインティングデバイスの有する第1の押し釦及び第2の押し釦のうちすくなくとも一方を押し続ける操作」のことを意味する。

0012

なお、本明細書内で「ドラッグ操作」とは、「移動する対象のオブジェクトの表示画面上における位置座標にカーソルの表示画面上における位置座標を一致させた状態で、ポインティングデバイスの有する第1の押し釦又は第2の押し釦を押し続けたまま、ポインティングデバイスが載置された平面上で当該ポインティングデバイスを移動させる操作」のことを意味する。

0013

なお、本明細書内で「クリック操作」とは、「ポインティングデバイスの有する第1の押し釦又は第2の押し釦を、押圧操作よりも短い時間、1回だけ押す操作」のことを意味する。

0014

また、クリック操作は、シングルクリックと呼んでもよい。

0015

なお、「カーソル」は、「ポインタ」と呼んでもよい。

0016

また、本明細書内で「オブジェクト」とは、「フォルダ」、「ファイル」、「データ」、「プログラム」、及び「アイコン」を包含する。

0017

なお、本明細書内で「解除」とは、「ポインティングデバイスの有する第1の押し釦及び第2の押し釦のうち少なくとも一方の押圧操作がなされなくなること」を意味する。

0018

これにより、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、ポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0019

第2の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスの操作に応じて変化する平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを表示画面上に表示させてユーザーを支援する表示制御装置であって、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第1の操作判定手段と、第1の操作判定手段により第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、第2の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第2の操作判定手段と、第2の操作判定手段により第2の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、第1の押し釦がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第3の操作判定手段と、第3の操作判定手段により前記第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、第2の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第4の操作判定手段と、第4の操作判定手段により第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、ポインティングデバイスの操作に応じて第1のオブジェクトを移動させて表示させる第1のオブジェクト表示手段とを備える表示制御装置である。

0020

これにより、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、ポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0021

第3の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルと、ユーザーにより選択された複数のオブジェクトを含むウインドウとを表示画面上に表示させてユーザーを支援する表示制御装置であって、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作の有無を判定する押圧操作判定手段と、押圧操作判定手段により第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定された場合、移動検知センサの出力の有無に基づいて、ポインティングデバイスが静止状態にあるか否かを判定する静止判定手段と、静止判定手段によりポインティングデバイスが静止状態にあると判定された場合、静止状態の継続時間カウントする静止時間カウント手段と、静止時間カウント手段によりカウントされた静止状態の継続時間が所定時間以上となったか否かを判定する継続時間判定手段と、継続時間判定手段によりカウントされた静止状態の継続時間が所定時間以上となったと判定された場合、平面上における前記ポインティングデバイスの移動に応じて第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動手段とを備えた表示制御装置である。

0022

これにより、ドラッグ操作前に、マウスカーソルの位置座標とオブジェクトの位置座標とを一致させた状態で、第1の押し釦の押圧操作を所定時間以上継続することによって、継続的に第1の押し釦の押圧操作を行うことなくポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0023

第4の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータインストールされ、ユーザーによるドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、表示制御装置のコンピュータに、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作の有無と、移動検知センサの出力の有無とに基づいて、ユーザーによりドラッグ操作がなされているか否かを判定するドラッグ操作判定機能、ドラッグ操作判定機能によりドラッグ操作がなされていると判定された場合、第2の押し釦の押圧操作がなされているか否かを判定する押圧操作判定機能、押圧操作判定機能により第2の押し釦の押圧操作がなされていると判定した場合、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、平面上におけるポインティングデバイスの移動に応じて第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動機能を実現させるための表示制御プログラムである。

0024

これにより、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、ポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0025

第5の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータにインストールされ、ユーザーによるドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、表示制御装置のコンピュータに、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第1の操作判定機能、第1の操作判定機能により第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、第2の押し釦の押圧操作がなされたかを判定する第2の操作判定機能、第2の操作判定機能により第2の押し釦の押圧操作がなされたと判定されたとき、第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第3の操作判定機能、第3の操作判定機能により第1の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、第2の押し釦の押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶した場合に、第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定する第4の操作判定機能、第4の操作判定機能により第2の押し釦の押圧操作が解除されたと判定されたとき、ポインティングデバイスの操作に応じて第1のオブジェクトを移動させて表示させる第1のオブジェクト表示機能を実現させるための表示制御プログラムである。

0026

これにより、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、ポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0027

第6の発明は、第1の押し釦、第2の押し釦、及び載置された平面上における水平方向の移動を検知する移動検知センサを含むポインティングデバイスと、ポインティングデバイスのドラッグ操作に応じて変化する前記平面上におけるポインティングデバイスの位置座標に対応する表示画面上の位置座標を示すカーソルを表示する表示装置とが接続された表示制御装置のコンピュータにインストールされ、ユーザーによるドラッグ操作を支援する表示制御プログラムであって、表示制御装置のコンピュータに、表示画面上におけるカーソルの第1の位置座標と位置座標が一致する第1のオブジェクトが存在するとき、第1の押し釦の押圧操作の有無を判定する押圧操作判定機能、押圧操作判定機能により第1の押し釦の押圧操作がなされたと判定された場合、移動検知センサの出力の有無に基づいて、ポインティングデバイスが静止状態にあるか否かを判定する静止判定機能、静止判定機能によりポインティングデバイスが静止状態にあると判定された場合、静止状態の継続時間をカウントする静止時間カウント機能、静止時間カウント機能によりカウントされた静止状態の継続時間が所定時間以上となったか否かを判定する継続時間判定機能、継続時間判定機能によりカウントされた静止状態の継続時間が所定時間以上となったと判定された場合、平面上におけるポインティングデバイスの移動に応じて第1のオブジェクトを移動させる第1のオブジェクト移動機能を実現させるための表示制御プログラムである。

0028

これにより、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作の解除後に、ポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0029

第7の発明は、第1の押し釦と、第2の押し釦と、水平方向の移動を検出して移動検出信号を出力する移動検出手段と、第1の押し釦の押圧操作がなされた状態で第2の押し釦の押圧操作がなされた後、第1の押し釦及び第2の押し釦の押圧操作が解除された場合に、第1の押し釦の押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号及び移動検出信号を継続的に出力する第1の信号出力手段とを備えたポインティングデバイスである。

0030

これにより、ドラッグ操作前に、カーソルの位置座標とオブジェクトの位置座標とを一致させた状態で、第1の押し釦の押圧操作及び第2の押圧操作を行った後、第1の押し釦の押圧操作を解除することによって、第1の押し釦の押圧操作を解除した状態であっても、第1の押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号が外部に出力されるので、継続的に第1の押し釦の押圧操作を行うことなくポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが可能となり、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが出来る。

0031

第8の発明は、第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号を検出する第1の信号検出手段と、水平方向における移動を検出する移動検出手段と、第1の信号検出手段による第1の操作信号の検出後、移動検出手段による水平方向における移動の検出の有無により静止状態にあるかを判定する静止状態判定手段と、静止状態判定手段により静止状態にあると判定された場合、静止状態が継続する継続時間をカウントする継続時間カウント手段と、継続時間カウント手段によりカウントされた継続時間が所定時間以上になった場合に、第1の押し釦の押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号と、静止状態の終了後に移動検出手段により移動が検知されたことを示す移動検出信号とを継続的に出力する第1の信号出力手段とを備えるポインティングデバイスである。

0032

これにより、ドラッグ操作前に、カーソルの位置座標とオブジェクトの位置座標とを一致させた状態で、第1の押し釦の押圧操作を所定時間以上継続することによって、第1の押し釦の押圧操作を解除した状態であっても、第1の押圧操作がなされていることを示す操作信号が外部に出力されるので、継続的に第1の押し釦の押圧操作を行うことなくポインティングデバイスの移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが可能となり、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが出来る。

0033

なお、ここでは、説明の簡略化を図る観点から、本発明のうち「表示制御装置」、「表示制御プログラム」、及び「ポインティングデバイス」として表現された発明のみに関して説明を行ったが、これに限らず、本発明の要旨を変更しない範囲内で「表示制御方法」及び「記録媒体」等の任意のカテゴリーとして表現してもよいことは言うまでもない。

0034

また、上記発明を「方法」として表現する場合には、上記「装置」の発明の説明中における「手段」という文言を「工程」又は「ステップ」と言う文言に読み替えるものとする。

0035

更に、上記発明を「記録媒体」として表現する場合には、上記「プログラム」の発明の説明中の「プログラム」という文言を「プログラムを記録した記録媒体」という文言にそれぞれ読み替えるものとする。

発明の効果

0036

本発明によれば、ドラッグ操作時に、マウス等の押し釦を押し続けることなく、ドラッグ操作を行うことが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能になる。

発明を実施するための最良の形態

0037

以下、本発明の最良の形態に関し、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に関してポインティングデバイスとしてはマウスを例として説明するが、これに限らず、ポインティングデバイスはマウスに限定されないことは言うまでもない。

0038

[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aを適用した表示制御システムの全体構成の一例を示すブロック図である。

0039

本実施の形態に係る表示制御システムは、表示制御装置1Aと、この表示制御装置1Aに接続されたポインティングデバイスであるマウス2と、表示制御装置1Aに接続された表示装置3とから構成されている。

0040

マウス2は、第1の押し釦2a、第2の押し釦2b、及び移動検知センサ2cを備えている。

0041

このマウス2は、ユーザーによって第1の押し釦2a、又は第2の押し釦2bの押圧操作がなされると、マウス2の第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号の少なくとも一方が本実施の形態に係る表示制御装置1Aに入力されるように構成されている。

0042

また、マウス2は、ユーザーによって載置された平面上で水平方向の移動操作がなされると、移動検知センサ2cが水平方向の移動を検出したことを示す移動検出信号が本実施の形態に係る表示制御装置1Aに入力されるように構成されている。

0043

なお、説明の便宜上、本実施の形態では、マウス2が押し釦を2個有する場合に関して説明するが、Unix(登録商標)用のマウスのように3個であってもよいことはいうまでもない。

0044

また、本実施の形態に係るマウス2の第1の押し釦2a及び第2の押し釦2bに割り当てた操作は、当該マウス2の有する図示しない他の釦、例えばスクロール釦等に割り当ててもよいことはいうまでもない。

0045

表示装置3は、ユーザーのマウス2の操作によって表示画面上で選択された表示内容、例えば階層化されたフォルダの一覧や、階層化されたファイル及びプログラムの一覧等を表示内容として含むウインドウを表示する図示しない表示画面を有している。

0046

本実施の形態に係る表示制御装置1Aは、操作パターン記憶メモリ1a、オブジェクト記憶部1b、オブジェクトデータ記憶メモリ1c、データ構造記憶メモリ1d、入力制御部1e、ドラッグ操作判定部1f1、オブジェクト表示状態変更部1g、及び表示制御部1hを備えている。

0047

なお、本発明の実施の形態に係る表示制御装置1Aは、記録媒体又は通信ネットワークを介して表示制御プログラムがインストールされた周知のコンピュータによって実現される。

0048

本実施の形態に係る表示制御装置1Aを構成する各部は、ソフトウェア又はハードウェアもしくはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせの何れから構成されていてもよい。

0049

操作パターン記憶メモリ1aは、第1の押し釦2aの操作の有無、第2の押し釦2bの操作の有無、及びマウス2の移動操作の有無の組み合わせを含むマウス2の操作パターンが記憶された操作パターン記憶テーブル1a1を有している。

0050

図2は、本実施の形態に係る操作パターン記憶テーブル1a1の一例を示す模式図である。

0051

本実施の形態に係る操作パターン記憶テーブル1a1には、第1の押し釦2aのクリック操作の有無(a)と、第1の押し釦2aのダブルクリック操作の有無(b)と、第1の押し釦2aの押圧操作の有無(c)と、第2の押し釦2bのクリック操作の有無(d)と、第2の押し釦2bのダブルクリック操作の有無(e)と、第2の押し釦2bの押圧操作の有無(f)と、マウス2の移動操作の有無(g)と、マウス2の操作状態(h)とが対応して記憶されている。

0052

オブジェクト記憶部1bには、表示装置3の表示画面に表示する後述のファイル検索ウインドウWのファイル及びユーザーにより選択可能なコンテンツ、ファイル、プログラム等の他のオブジェクトのファイルが少なくとも記憶されている。

0053

オブジェクトデータ記憶メモリ1cは、少なくとも、オブジェクトの属する階層、オブジェクトの属性情報、及び表示画面上の位置座標が対応して記憶されたオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を有している。

0054

図3は、本実施の形態に係るオブジェクトデータ記憶テーブル1c1の一例を示す模式図である。

0055

本実施の形態に係るオブジェクトデータ記憶テーブル1c1には、オブジェクトの属性情報(j)、オブジェクトの属する階層(k)、及び表示画面上の位置座標(l)が対応して記憶されている。ここで、オブジェクトの属性情報とは、「オブジェクトの有する性質に関するデータ一般を指し、具体的にはオブジェクトの名称、オブジェクトの形式データ長ボリューム識別番号、用途、オブジェクトの作成日作成者名等の情報」を意味する。

0056

なお、本実施の形態に係るオブジェクトデータ記憶テーブル1c1には、更に他のデータを記憶させていてもよいし、属性情報のうちいくつかの項目が除外されたものであってもよいことはいうまでもない。

0057

データ構造記憶メモリ1dは、オブジェクトの属する階層、上位階層に属するオブジェクトの属性情報、オブジェクトの属性情報、オブジェクトの表示画面上の位置座標、及びオブジェクトの表示状態が少なくとも対応して記憶されたデータ構造記憶テーブル1d1を有している。

0058

図4は、本実施の形態に係るデータ構造記憶テーブル1d1の一例を示す模式図である。

0059

本実施の形態に係るデータ構造記憶テーブル1d1には、上位階層に属するオブジェクトの属性情報(p)、オブジェクトの属する階層(q)、オブジェクトの属性情報(r)、オブジェクトの表示画面上の位置座標(s)、及びオブジェクトの表示状態(t)が対応して記憶されている。

0060

ここで、上位階層に属するオブジェクトとは、階層化構造を有するオブジェクトに関し、検索対象に該当するオブジェクトの一階層だけ上の階層に属し、当該オブジェクトと1対1対応の関係で対応付けられたオブジェクトのことを意味する。

0061

また、オブジェクトの属性情報とは、オブジェクトの有する性質に関するデータ一般を指し、具体的には「オブジェクトの名称、オブジェクトの形式、データ長、ボリューム識別番号、用途、オブジェクトの作成日、作成者名等の情報」を意味する。

0062

なお、本実施の形態に係るデータ構造記憶テーブル1d1には、更に他のデータを記憶させていてもよいし、属性情報のうちいくつかの項目が除外されたものであってもよいことはいうまでもない。

0063

入力制御部1eは、マウス2の第1の押し釦2aの操作により出力される操作信号、マウス2の第2の押し釦2bの操作により出力される操作信号、及び移動検知センサ2cから出力される移動検出信号を受け取り、受け取った操作信号及び移動検出信号をドラッグ操作判定部1f1に出力する。

0064

ドラッグ操作判定部1f1は、第1の位置座標算出機能、第1のオブジェクト有無判定機能、ドラッグ操作判定機能、ドラッグ操作開始指令出力機能、押圧操作判定機能、第1の押圧操作解除判定機能、第2の押圧操作解除判定機能、プッシュレス表示開始指令出力機能、第3の押圧操作解除判定機能、ドラッグ継続指令出力機能、第2の位置座標算出機能、第2のオブジェクト有無判定機能、第1のクリック操作判定機能、オブジェクト移動指令出力機能、第2のクリック操作判定機能、及び表示判定指令出力機能を有する。

0065

第1の位置座標算出機能は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換してマウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する機能である。

0066

第1のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第1の位置座標算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かを判定する機能である。

0067

ドラッグ操作判定機能は、前述したオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号と、マウス2の移動操作がなされたことを示す移動検出信号とを受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーによりドラッグ操作がなされたか否かを判定する機能である。

0068

ドラッグ操作開始指令出力機能は、前述したドラッグ操作判定機能によりドラッグ操作がなされたと判定された場合、マウス2のドラッグ操作に応じてオブジェクトを移動して表示させるドラッグ操作開始指令及びマウスカーソルの位置座標を表示制御部1hに出力する機能である。

0069

押圧操作判定機能は、前述したドラッグ操作開始指令出力機能によるドラッグ操作開始指令及びマウスカーソルの位置座標の表示制御部1hへの出力後、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされたかを判定する機能である。

0070

第1の押圧操作解除判定機能は、前述した押圧操作判定機能により第2の押し釦2bの操作がなされたと判定された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す操作信号の入力が途絶したか否かにより第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたか否かを判定する機能である。

0071

第2の押圧操作解除判定機能は、前述した第1の押圧操作解除判定機能により第1の押し釦2aの操作が解除されたと判定された後、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号の入力が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する機能である。

0072

プッシュレス表示開始指令出力機能は、前述した第2の押圧操作解除判定機能により第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたと判定された場合、マウス2の押し釦を押圧することなく、マウス2の移動に応じてドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0073

第3の押圧操作解除判定機能は、前述した第1の押圧操作解除判定機能により第1の押し釦2aの押圧操作がなされたままであると判定された場合、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの操作が解除されたか否かを判定する機能である。

0074

ドラッグ継続指令出力機能は、前述した第3の押圧操作解除判定機能により第2の押し釦2bの操作が解除されたと判定された場合、ドラッグ操作を継続するドラッグ継続指令と算出したカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0075

第2の位置座標算出機能は、前述したプッシュレス表示開始指令出力機能によるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標との表示制御部1hへの出力後、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるドラッグ操作後におけるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるドラッグ操作後のマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する機能である。

0076

第2のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第2の位置座標算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かを判定する機能である。

0077

第1のクリック操作判定機能は、前述した第2のオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0078

オブジェクト移動指令出力機能は、前述した第1のクリック操作判定機能により第1の押し釦2aがクリックされたと判定された場合、第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて表示させるオブジェクト移動指令とマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0079

第2のクリック操作判定機能は、前述した第1のクリック操作判定機能により第1の押し釦2aがクリック操作されていないと判定された場合、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0080

表示判定指令出力機能は、前述した第2のクリック操作判定機能により第2の押し釦2bがクリック操作されたと判定された場合、表示判定指令とマウスカーソルの位置座標とをオブジェクト表示状態変更部1gに出力する機能である。

0081

なお、本実施の形態に係るドラッグ操作判定部1f1が算出した平面上におけるマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換する手法としては、周知の線形変換、例えばアフィン変換による手法があげられる。

0082

オブジェクト表示状態変更部1gは、階層データ読出し機能、下位層データ抽出機能、表示状態判定機能、第1のデータコピー生成機能、第2のデータコピー生成機能、データ更新機能、及び表示状態変更指令出力機能である。

0083

階層データ読出し機能は、ドラッグ操作判定部1f1から出力された表示判定指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から、ドラッグ操作判定部1f1から受け取ったマウスカーソルの位置座標に対応するオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及び当該オブジェクト(第2のオブジェクト)の属する階層のデータを読み出す機能である。

0084

下位層データ抽出機能は、前述した階層データ読出し機能によるオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及びオブジェクトの属する階層のデータの読み出し後、当該読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報をキーとしてデータ構造記憶テーブル1d1を検索し、検索の結果、前述したオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)を上位階層のオブジェクトとして有する全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータを抽出する機能である。

0085

表示状態判定機能は、前述した下位層データ抽出機能により抽出された全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)に関してオブジェクトの表示状態が当該オブジェクトが表示画面上に表示されていることを示す表示であるか否かを判定する機能である。

0086

第1のデータコピー生成機能は、前述した表示状態判定機能によりオブジェクトの表示状態が表示されていることを示す表示であると判定された場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示画面に表示されていないことを示す非表示に変更してデータコピーを生成する機能である。

0087

第2のデータコピー生成機能は、前述した表示状態判定機能によりオブジェクトの表示状態が表示画面に表示されていないことを示す非表示であると判定された場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示画面に表示されていることを示す表示に変更してデータコピーを生成する機能である。

0088

データ更新機能は、前述した第1のデータコピー生成機能及び第2のデータコピー生成機能により表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータをデータ構造記憶テーブル1d1に上書きしてデータ構造記憶テーブル1d1のデータを更新する機能である。

0089

表示状態変更指令出力機能は、前述した第1のデータコピー生成機能及び第2のデータコピー生成機能により表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータコピーと、表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)の表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを表示制御部1hに出力する機能である。

0090

表示制御部1hは、ドラッグ表示制御機能、第1のオブジェクト移動機能、オブジェクト表示継続機能、第1の表示切替制御機能、第2の表示切替制御機能、及び第2のオブジェクト移動表示機能を有する。

0091

ドラッグ表示制御機能は、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたドラッグ操作開始指令とカーソルの位置座標とを受け取ると、ファイル検索ウインドウWのデータをオブジェクト記憶部1bから読み出し、読み出した後述のファイル検索ウインドウW内でドラッグ対象のオブジェクトの位置座標をドラッグ操作判定部1f1から出力されたマウスカーソルの位置座標に応じて変化させて表示装置3の表示画面に表示させる機能である。

0092

第1のオブジェクト移動機能は、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたプッシュレス表示開始指令とマウスカーソルの位置座標とを受け取ると、ファイル検索ウインドウWのデータをオブジェクト記憶部1bから読み出し、読み出した後述のファイル検索ウインドウW内でドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)の位置座標をマウスの操作に応じてドラッグ操作判定部1f1から出力されたマウスカーソルの位置座標に応じて変化させて表示装置3の表示画面に表示させる機能である。

0093

オブジェクト表示継続機能は、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたドラッグ継続指令とマウスカーソルの位置座標とを受け取ると、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたマウスカーソルの位置座標に応じてドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を移動させて表示装置3の表示画面に継続して表示させるドラッグ表示処理を実行する機能である。

0094

第1の表示切替制御機能は、オブジェクト表示状態変更部1gから出力された表示状態のデータを変更した全ての下位の階層に属するオブジェクトのデータコピーと、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクトの表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が表示であるオブジェクトに関しては、オブジェクトを表示画面に表示させた後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0095

第2の表示切替制御機能は、オブジェクト表示状態変更部1gから出力された表示状態のデータを変更した全ての下位の階層に属するオブジェクトのデータコピーと、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクトの表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が非表示であるオブジェクトに関しては、表示中のオブジェクトを表示させない後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0096

第2のオブジェクト移動表示機能は、ドラッグ操作判定部1f1からオブジェクト移動指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、ドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)を、移動先のオブジェクト(第2のオブジェクト)内に移動させた状態のファイル検索ウインドウW、換言すればドラッグ対象のオブジェクトを移動先のオブジェクト内にドロップ処理した状態で表示するファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0097

次に、以上のように構成された表示制御装置1Aの実行するユーザー支援処理に関し、図面を参照して説明する。

0098

図5A及び図5Bは、本実施の形態に係る表示制御装置1Aが実行するユーザー支援処理の一例を説明するためのフローチャートである。

0099

なお、以下の説明では、便宜上、マウス2の第1の押し釦2aが先に押圧操作され、この第1の押し釦2aを用いてドラッグ操作がなされた後で第2の押し釦2bがクリック操作された場合に関して説明するが、マウス2の第2の押し釦2bが先に押圧操作され、この第2の押し釦2bを用いてドラッグ操作がなされた後で第1の押し釦2aがクリック操作された場合に同様の動作を行わせてもよいことはいうまでもない。

0100

本実施の形態に係る表示制御装置1Aにインストールされた表示制御プログラムは、後述のファイル検索ウインドウWが表示されると自動的に起動するようになっている。

0101

以下、本実施の形態に係る表示制御装置1Aで後述のファイル検索ウインドウWが表示されるまでの処理の概要に関し簡単に説明する。

0102

始めに、Windows(登録商標)系のOSの起動後、表示装置3の表示画面の左下に表示される図示しない[スタートタン]がユーザーによるマウス2の第1の押し釦2aのクリック操作によって選択されると、図示しない[プログラム]の項目が表示装置3の表示画面上に表示される。

0103

次に、この[プログラム]の項目がマウス2の移動操作によって選択されると、図示しない[アクセサリー]の項目が表示装置3の表示画面上に表示される。

0104

次に、[アクセサリー]の項目から図示しない[エクスプローラ]がユーザーによるマウス2の第1の押し釦2aのクリック操作で選択されると、例えば図6に示すような階層構造を有するフォルダの一覧を表示内容として含み、移動可能領域の上端Hと下端Lとの間を移動可能に設けられたスクロールバーSBを右端に有するファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面DS上に表示される。

0105

このファイル検索ウインドウW内に表示された階層構造では、最上位の階層に「□Aフォルダ」というオブジェクトが属しており、「□Aフォルダ」の下の同一階層に「□Bフォルダ」と「□Cフォルダ」というオブジェクトが属しており、「□Bフォルダ」の下位の同一階層には、「○1ファイル」と、「○2ファイル」というオブジェクトが属している。また「□Cフォルダ」の下位の同一階層には、「□1フォルダ」と、表示されていない「□2フォルダ」というオブジェクトが属している。

0106

このファイル検索ウインドウWでは、例えばマウスカーソルMCの位置座標が「○1ファイル」の位置座標に一致するように配置された状態でマウス2の第1の押し釦2aが押圧操作され、更にマウス2の移動操作がなされると、本実施の形態に係るドラック操作判定部1f1がユーザーによりドラッグ操作がなされたと判定することになる。

0107

なお、階層構造は、木構造又はツリー構造と呼んでもよい。

0108

また、フォルダはディレクトリと呼んでもよい。

0109

なお、ファイル検索ウインドウWは、階層構造を有しているフォルダ、ファイル、及びプログラム等のオブジェクトの何れかが少なくとも2つ含まれていればよく、本実施の形態に係るファイル検索ウインドウWに限定されるものではないことは言うまでもない。

0110

このファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面DSに表示されると、本実施の形態に係る表示制御装置1Aにインストールされた表示制御プログラムが起動して以下のユーザー支援処理を実行する。

0111

始めに、工程ST1では、ドラッグ操作判定部1f1は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する。

0112

工程ST2では、ドラッグ操作判定部1f1は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第1のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0113

ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST2で位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定した場合(ST2:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号と、マウス2の移動操作がなされたことを示す移動検出信号とを受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーによりドラッグ操作がなされたか否かを判定する(ST3:ドラッグ操作判定手段)。

0114

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST2で位置座標が一致するオブジェクトが存在しないと判定した場合(ST2:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0115

工程ST4では、表示制御部1hは、前述した工程ST3でユーザーによりドラッグ操作がなされたと判定した場合(ST3:Yes)、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたドラッグ操作開始指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクト記憶部1bから前述したファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルの位置座標とを合成して、マウス2の操作に応じてドラッグ対象のオブジェクトの位置座標をファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させる。

0116

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST3でドラッグ操作がなされていないと判定した場合(ST3:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0117

工程ST5では、ドラッグ操作判定部1f1は、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号と、マウス2の移動操作がなされたことを示す移動検出信号とを受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされたか否かを判定する。

0118

工程ST6では、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST5でユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされたと判定された場合(ST5:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作が行われていることを示す操作信号が途絶したか否かにより第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたか否かを判定する。

0119

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST5でユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされていないと判定された場合(ST5:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0120

工程ST7では、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST6で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたと判定した場合(ST6:Yes)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する。

0121

一方、表示制御部1hは、前述した工程ST6で第1の押し釦2aの押圧操作がなされていると判定された場合(ST6:No)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する(ST8)。

0122

表示制御部1hは、前述した工程ST7で第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたと判定した場合(ST7:Yes)、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f1から受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させる(ST9)。

0123

なお、本実施の形態に係る表示制御装置では、表示制御部1hが、第1の押し釦2aの押圧操作がなされ、この第1の押し釦2aを用いてドラッグ操作がなされた後、第2の押し釦2bの押圧操作を実行したままの状態で第1の押し釦2aの押圧操作を解除した場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f1から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させていたが、これに限らず、表示制御部1hが、第1の押し釦2aの押圧操作がなされ、この第1の押し釦2aを用いてドラッグ操作がなされた後、表示画面上のオブジェクトの存在しない位置で第2の押し釦2bの押圧操作を行った場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f1から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させてもよい。

0124

また、本実施の形態に係る表示制御装置では、表示制御部1hが、第1の押し釦2aの押圧操作がなされ、この第1の押し釦2aを用いてドラッグ操作がなされた後、表示画面上のオブジェクトの存在しない位置で第2の押し釦2bのクリック操作を行った場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f1から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0125

一方、表示制御部1hは、前述した工程ST8で第2の押し釦2bの押圧操作が解除された、換言すれば第1の押し釦2aのみが押圧操作されていると判定された場合(ST8:Yes)、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたドラッグ操作継続指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させた後(ST10)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0126

工程ST11では、ドラッグ操作判定部1f1は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるオブジェクト移動後のマウス2の位置座標を算出し、算出したオブジェクト移動後のマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する。

0127

工程ST12では、ドラッグ操作判定部1f1は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0128

工程ST13では、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST12で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在すると判定した場合、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する。

0129

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST12で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在しないと判定した場合(ST12:No)、前述した工程ST11におけるマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0130

表示制御部1hは、前述した工程ST13で第1の押し釦2aのクリック操作がなされたと判定された場合(ST13:Yes)、ドラッグ操作判定部1f1から出力されたオブジェクト移動指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、ドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)を、移動先のオブジェクト(第2のオブジェクト)内に移動させた状態のファイル検索ウインドウW、換言すればドラッグ対象のオブジェクトを移動先のオブジェクト内にドロップ処理した状態で表示するファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させた後(ST14:第2のオブジェクト移動手段)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0131

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST13で第1の押し釦2aのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST13:No)、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する(ST15)。

0132

工程ST16では、オブジェクト表示状態変更部1gは、前述した工程ST15で第2の押し釦2bのクリック操作がなされたと判定した場合(ST15:Yes)、ドラッグ操作判定部1f1から出力された表示判定指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から、ドラッグ操作判定部1f1から受け取ったマウスカーソルの位置座標に対応するオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及び当該オブジェクト(第2のオブジェクト)の属する階層のデータを読み出した後、当該読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報をキーとしてデータ構造記憶テーブル1d1を検索し、検索の結果、前述したオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)を上位階層のオブジェクトとして有する全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータを抽出し、抽出した全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)に関してオブジェクトの表示状態が当該オブジェクトが表示されていることを示す表示であるか否かを判定し、当該判定の結果、オブジェクトの表示状態が表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていないことを示す非表示に変更してデータコピーを生成し、オブジェクトの表示状態が表示されていないことを示す非表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていることを示す表示に変更してデータコピーを生成した後、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータをデータ構造記憶テーブル1d1に上書きしてデータ構造記憶テーブル1d1のデータを更新するオブジェクトの表示状態変更処理を実行する。

0133

一方、ドラッグ操作判定部1f1は、前述した工程ST15で第2の押し釦2bのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST15:No)、前述したユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かに関する判定処理を実行する。

0134

工程ST17では、表示制御部1hは、オブジェクト表示状態変更部1gから出力されたオブジェクトのデータコピーと、表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り換える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が表示であるオブジェクトに関しては、オブジェクトを表示画面に表示させたファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させると共に、オブジェクトの表示状態が非表示であるオブジェクトに関しては、表示中のオブジェクトを表示させない後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。換言すれば、表示制御部1hは、オブジェクトの表示状態を切り換えたファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。

0135

以上のような一連の処理により、本実施の形態に係る表示制御装置1Aは、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0136

上述したように、本実施の形態に係る表示制御装置1Aによれば、押し釦の押圧操作を行うことなくドラッグ操作を行うことが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能になる。

0137

[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る表示制御装置1Bを適用した表示制御システムの全体構成の一例を示すブロック図である。

0138

なお、説明の効率化を図る観点から、前述した図面と同一部分に関しては、同一符号を付してその詳細な説明を省略し、ここでは主として異なる部分に関して説明する。以下の各実施の形態に関しても同様とする。

0139

本実施の形態に係る表示制御装置1Bは、更なる操作性の向上を図る観点から、ドラッグ操作を行う前に、マウスカーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標に一致させた状態で押し釦の操作を行うことによりドラッグ操作時には、押し釦の押圧操作を何ら行うことなくドラッグ操作を行うことを可能としたものである。

0140

具体的には、本実施の形態に係る表示制御装置1Bは、第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aのドラッグ操作判定部1f1を、ドラッグ操作判定部1f2に置換した構成となっている。

0141

本実施の形態に係るドラッグ操作判定部1f2は、第1の位置座標算出機能、第1のオブジェクト有無判定機能、第1の操作判定機能、第2の操作判定機能、第3の操作判定機能、第4の操作判定機能、移動操作判定機能、プッシュレス表示開始指令出力機能、解除操作判定機能、ドラッグ継続指令出力機能、第2の位置座標算出機能、第2のオブジェクト有無判定機能、第5の操作判定機能、オブジェクト移動指令出力機能、クリック操作判定機能、及び表示判定指令出力機能を有する。

0142

第1の位置座標算出機能は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換してマウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する機能である。

0143

第1のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第1の位置座標算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かを判定する機能である。

0144

第1の操作判定機能は、前述した第1のオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aの押圧操作がなされたか否かを判定する機能である。

0145

第2の操作判定機能は、前述した第1の操作判定機能により第1の押し釦2aの押圧操作がなされたと判定された場合、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされたかを判定する機能である。

0146

第3の操作判定機能は、前述した第2の操作判定機能により第2の押し釦2bの操作がなされたと判定された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す操作信号の入力が途絶したか否かにより第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたか否かを判定する機能である。

0147

第4の操作判定機能は、前述した第3の操作判定機能により第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたと判定された後、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号の入力が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する機能である。

0148

移動操作判定機能は、前述した第4の操作判定機能により第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたと判定された場合、マウス2から出力された移動検出信号の有無によりマウス2が載置された平面上を移動しているか否かを判定する機能である。

0149

プッシュレス表示開始指令出力機能は、前述した移動操作判定機能によりマウス2が移動していると判定された場合、マウス2の押し釦を押圧することなく、マウス2の移動に応じてドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0150

解除操作判定機能は、前述した第1の操作判定機能により第1の押し釦2aの押圧操作がなされていると判定された場合、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したか否かにより第2の押し釦2bの操作が解除されたかを判定する機能である。

0151

ドラッグ継続指令出力機能は、前述した解除操作判定機能により第2の押し釦2bの操作が解除されたと判定した場合、ドラッグ操作を継続するドラッグ継続指令と算出したカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0152

第2の位置座標算出機能は、前述したプッシュレス表示開始指令出力機能によるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標との表示制御部1hへの出力後、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるドラッグ操作後におけるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるドラッグ操作後のマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する機能である。

0153

第2のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第2の位置座標算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在するか否かを判定する機能である。

0154

第5の操作判定機能は、前述した第2のオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0155

オブジェクト移動指令出力機能は、前述した第5の操作判定機能により第1の押し釦2aがクリックされたと判定された場合、第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて表示させるオブジェクト移動指令とマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0156

クリック操作判定機能は、前述した第5の操作判定機能により第1の押し釦2aがクリック操作されていないと判定された場合、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0157

表示判定指令出力機能は、前述したクリック操作判定機能により第2の押し釦2bのクリック操作がなされたと判定された場合、表示判定指令とマウスカーソルの位置座標とをオブジェクト表示状態変更部1gに出力する機能とを有する。

0158

なお、本実施の形態に係る表示制御装置1Bの他の構成に関しては、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aと同様であるので、ここでは、その説明を省略する。

0159

次に、以上のように構成された本実施の形態に係る表示制御装置1Bの実行するユーザー支援処理に関し、図面を参照して説明する。

0160

図8A及び図8Bは、本実施の形態に係る表示制御装置1Bの実行するユーザー支援処理の一例を説明するフローチャートである。

0161

本実施の形態に係る表示制御装置1Bでは、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aと同様に、ユーザーによるマウス2の操作により前述したファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面上に表示されると、表示制御装置1Bのコンピュータにインストールされた表示制御プログラムが起動して、以下のユーザー支援処理を実行するように構成されている。

0162

始めに、工程ST21では、ドラッグ操作判定部1f2は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する。

0163

工程ST22では、ドラッグ操作判定部1f2は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第1のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0164

工程ST23では、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST22で位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定した場合(ST22:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aの押圧操作がなされたか否かを判定する(第1の操作判定手段)。

0165

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST22で位置座標が一致するオブジェクト(第1のオブジェクト)が存在しないと判定された場合(ST22:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0166

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST23で第1の押し釦2aの押圧操作がなされていないと判定された場合(ST23:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0167

工程ST24では、ドラッグ操作判定部1f2は、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bの押圧操作がなされたか否かを判定する(第2の操作判定手段)。

0168

工程ST25では、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST24で第2の押し釦2bの押圧操作がなされたと判定された場合(ST24:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶したか否かにより、第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたか否かを判定する(第3の操作判定手段)。

0169

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST24で第2の押し釦2bの押圧操作がなされていないと判定された場合(ST24:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0170

工程ST26では、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST25で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたと判定された場合(ST25:Yes)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶したか否かにより、第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する(第4の操作判定手段)。

0171

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST25で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されていない、換言すれば、第1の押し釦2aの押圧操作が継続していると判定された場合(ST25:No)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶したか否かにより、第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたか否かを判定する(ST27)。

0172

工程ST28では、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST26で第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたと判定した場合(ST26:Yes)、マウス2の水平方向の移動を検出する移動検知センサ2cから出力された移動検出信号を受け取ったか否かにより、マウス2が載置された平面上を移動しているか否かを判定する。

0173

表示制御部1hは、前述した工程ST27で第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたと判定された場合(ST27:Yes)、ドラッグ操作判定部1f2から出力されたドラッグ操作継続指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させた後(ST29)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0174

一方、表示制御部1hは、前述した工程ST28でマウス2が移動していると判定された場合(ST28:Yes)、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f2から受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させる(ST30:第1のオブジェクト移動手段)。

0175

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST28でマウス2が移動していないと判定された場合(ST28:No)、この判定処理を繰り返す。

0176

工程ST31では、ドラッグ操作判定部1f2は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるオブジェクト移動後のマウス2の位置座標を算出し、算出したオブジェクト移動後のマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する。

0177

工程ST32では、ドラッグ操作判定部1f2は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0178

工程ST33では、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST32で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在すると判定した場合、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する(第5の操作判定手段)。

0179

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST32で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在しないと判定した場合(ST32:No)、前述した工程ST31におけるマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0180

表示制御部1hは、前述した工程ST33で第1の押し釦2aのクリック操作がなされたと判定された場合(ST33:Yes)、ドラッグ操作判定部1f2から出力されたオブジェクト移動指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、ドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)を、移動先のオブジェクト(第2のオブジェクト)内に移動させた状態のファイル検索ウインドウW、換言すればドラッグ対象のオブジェクトを移動先のオブジェクト内にドロップ処理した状態で表示するファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させた後(ST34:第2のオブジェクト移動手段)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0181

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST33で第1の押し釦2aのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST33:No)、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する(ST35)。

0182

工程ST36では、オブジェクト表示状態変更部1gは、前述した工程ST35で第2の押し釦2bのクリック操作がなされたと判定した場合(ST35:Yes)、ドラッグ操作判定部1f2から出力された表示判定指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から、ドラッグ操作判定部1f2から受け取ったマウスカーソルの位置座標に対応するオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及び当該オブジェクト(第2のオブジェクト)の属する階層のデータを読み出した後、当該読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報をキーとしてデータ構造記憶テーブル1d1を検索し、検索の結果、前述したオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)を上位階層のオブジェクトとして有する全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータを抽出し、抽出した全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)に関してオブジェクトの表示状態が当該オブジェクトが表示されていることを示す表示であるか否かを判定し、当該判定の結果、オブジェクトの表示状態が表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていないことを示す非表示に変更してデータコピーを生成し、オブジェクトの表示状態が表示されていないことを示す非表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていることを示す表示に変更してデータコピーを生成した後、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータをデータ構造記憶テーブル1d1に上書きしてデータ構造記憶テーブル1d1のデータを更新するオブジェクトの表示状態変更処理を実行する。

0183

一方、ドラッグ操作判定部1f2は、前述した工程ST35で第2の押し釦2bのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST35:No)、前述したユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かに関する判定処理を実行する。

0184

工程ST37では、表示制御部1hは、オブジェクト表示状態変更部1gから出力されたオブジェクトのデータコピーと、表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り換える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が表示であるオブジェクトに関しては、オブジェクトを表示画面に表示させたファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させると共に、オブジェクトの表示状態が非表示であるオブジェクトに関しては、表示中のオブジェクトを表示させない後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。換言すれば、表示制御部1hは、オブジェクトの表示状態を切り換えたファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。

0185

以上のような一連の処理により、本実施の形態に係る表示制御装置1Bは、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0186

上述したように、本実施の形態に係る表示制御装置1Bによれば、ドラッグ操作開始前に、マウスカーソルの位置座標をドラッグ対象のオブジェクトの位置座標に一致させた状態で第1の押し釦2a、及び第2の押し釦2bの押圧操作を行った後、第1の押し釦2a、及び第2の押し釦2bの押圧操作を解除することにより、押し釦の押圧操作を行うことなくドラッグ操作を行うことが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能になる。

0187

[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態に係る表示制御装置1Cを適用した表示制御システムの全体構成の一例を示すブロック図である。

0188

本実施の形態に係る表示制御装置1Cは、更なる操作性の向上を図る観点から、マウスカーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標に一致させた状態で第1の押し釦2aの押圧操作を所定時間以上行った場合に、ドラッグ対象のオブジェクトを移動する際、押し釦の押圧操作を何ら行うことなくドラッグ操作を行うことを可能としたものである。

0189

具体的には、本実施の形態に係る表示制御装置1Cは、第1の実施の形態に係る表示制御装置のドラッグ操作判定部1f1を、ドラッグ操作判定部1f3に置換した構成となっている。

0190

本実施の形態に係るドラッグ操作判定部1f3は、第1の位置座標算出機能、第1のオブジェクト有無判定機能、押圧操作判定機能、静止判定機能、静止時間カウント機能、静止時間判定機能、プッシュレス表示開始指令出力機能、第2の位置座標算出機能、第2のオブジェクト有無判定機能、第1のクリック操作判定機能、オブジェクト移動指令出力機能、第2のクリック操作判定機能、及び表示判定指令出力機能を有する。

0191

第1の位置座標算出機能は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換してマウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する機能である。

0192

第1のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第1の位置座標算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かを判定する機能である。

0193

押圧操作判定機能は、前述した第1のオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aの押圧操作がなされたか否かを判定する機能である。

0194

静止判定機能は、前述した押圧操作判定機能により第1の押し釦2aの押圧操作がなされたと判定された場合、マウス2の移動検知センサ2cから出力された移動検出信号の有無によりマウス2が静止状態にあるか否かを判定する機能である。

0195

静止時間カウント機能は、前述した静止判定機能によりマウス2が静止状態にあると判定された場合、静止状態の継続時間をカウントする機能である。

0196

静止時間判定機能は、前述した静止時間カウント機能によりカウントされた静止状態の継続時間が所定時間以上となったか否かを判定する機能である。

0197

プッシュレス表示開始指令出力機能は、前述した静止時間判定機能により静止状態の継続時間が所定時間以上であると判定された場合、マウス2の押し釦を押圧することなく、マウス2の移動に応じてドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0198

第2の位置座標算出機能は、前述したプッシュレス表示開始指令出力機能によるプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標との表示制御部1hへの出力後、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるドラッグ操作後におけるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるドラッグ操作後のマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する機能である。

0199

第2のオブジェクト有無判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第2の位置算出機能により算出されたマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在するか否かを判定する機能である。

0200

第1のクリック操作判定機能は、前述した第2のオブジェクト有無判定機能によりマウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定された場合、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0201

オブジェクト移動指令出力機能は、前述したクリック操作判定機能により第1の押し釦2aがクリックされたと判定された場合、第1のオブジェクトを第2のオブジェクト内に移動させて表示させるオブジェクト移動指令とマウスカーソルの位置座標とを表示制御部1hに出力する機能である。

0202

第2のクリック操作判定機能は、前述したクリック操作判定機能により第1の押し釦2aがクリック操作されていないと判定された場合、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する機能である。

0203

表示判定指令出力機能は、前述した第2のクリック操作判定機能により第2の押し釦2bがクリック操作されたと判定された場合、表示判定指令とマウスカーソルの位置座標とをオブジェクト表示状態変更部1gに出力する機能である。

0204

なお、本実施の形態に係る表示制御装置1Cの他の構成に関しては、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aと同様であるので、ここでは、その説明を省略する。

0205

図10A及び図10Bは、本実施の形態に係る表示制御装置1Cが実行するユーザー支援処理の一例を説明するためのフローチャートである。

0206

本実施の形態に係る表示制御装置1Cでも、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aと同様に、ユーザーによるマウス2の操作により前述したファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面上に表示されると、本実施の形態に係る表示制御装置1Cのコンピュータにインストールされた表示制御プログラムが起動して、以下のユーザー支援処理を実行するように構成されている。

0207

始めに、工程ST41では、ドラッグ操作判定部1f3は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第1の位置座標)を算出する。

0208

工程ST42では、ドラッグ操作判定部1f3は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第1の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第1のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0209

工程ST43では、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST42で位置座標が一致するオブジェクトが存在すると判定した場合(ST42:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aの押圧操作がなされたか否かを判定する(押圧操作判定手段)。

0210

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST42で位置座標が一致するオブジェクト(第1のオブジェクト)が存在しないと判定した場合(ST42:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0211

工程ST44では、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST43で第1の押し釦2aの押圧操作がなされたと判定した場合(ST43:Yes)、マウス2の水平方向の移動を検出する移動検知センサ2cから出力された移動検出信号を受け取ったか否かにより、マウス2が載置された平面上で静止状態にあるか否かを判定する(静止判定手段)。

0212

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST43で第1の押し釦2aの押圧操作がなされていないと判定した場合(ST43:No)、前述したマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0213

工程ST45では、ドラッグ操作判定部1f3は、工程ST44でマウス2が載置された平面上で静止状態にあると判定された場合(ST44:Yes)、静止状態の継続時間をカウントする(継続時間カウント手段)。

0214

一方、表示制御部1hは、前述した工程ST44でマウス2が載置された平面上で静止状態にないと判定された場合(ST44:No)、ドラッグ操作判定部1f3から出力されたドラッグ操作継続指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じてドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させた後(ST46)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0215

工程ST47では、ドラッグ操作判定部1f3は、静止状態の継続時間が所定時間以上であるか否かを判定する(静止時間判定手段)。

0216

なお、本実施の形態に係るドラッグ操作判定部1f3が判定を行う継続時間のスレショルド閾値)は、例えば3秒としてもよい。

0217

表示制御部1hは、前述した工程ST47で静止状態の継続時間が所定時間以上であると判定した場合(ST47:Yes)、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取ると、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示させる(ST48:第1のオブジェクト移動手段)。

0218

なお、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態で第1の押し釦2aの押圧操作がなされた後、静止状態が所定時間継続した場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させていたが、これに限らず、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態のままで第1の押し釦2aの押圧操作又はクリック操作がなされた後、第2の押し釦2bの押圧操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0219

また、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態のままで第1の押し釦2aの押圧操作又はクリック操作がなされた後、第2の押し釦2bのクリック操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0220

更に、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態、又はカーソルの位置座標を表示画面上のオブジェクトの存在しない領域に配置した状態で、第2の押し釦2bの押圧操作がなされた後、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態で第1の押し釦2aの押圧操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0221

また、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態、又はカーソルの位置座標を表示画面上のオブジェクトの存在しない領域に配置した状態で、第2の押し釦2bの押圧操作がなされた後、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態で第1の押し釦2aのクリック操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0222

更に、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態、又はカーソルの位置座標を表示画面上のオブジェクトの存在しない領域に配置した状態で、第2の押し釦2bのクリック操作がなされた後、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態で、第1の押し釦2aの押圧操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0223

また、本実施の形態に係る表示制御装置1Cでは、表示制御部1hが、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態、又はカーソルの位置座標を表示画面上のオブジェクトの存在しない領域に配置した状態で、第2の押し釦2bのクリック操作がなされた後、カーソルの位置座標をオブジェクトの位置座標と一致させた状態で、第1の押し釦2aのクリック操作がなされた場合に、押し釦の操作を行うことなくドラッグ操作を行わせるプッシュレス表示開始指令及びマウスカーソルの位置座標をドラッグ操作判定部1f3から受け取って、オブジェクト記憶部1bからファイル検索ウインドウWのデータを読み出し、読み出したファイル検索ウインドウWのデータとマウスカーソルのデータとを合成して、マウス2の動きに応じて、ドラッグ対象のオブジェクトの位置座標を前述したファイル検索ウインドウW内で移動させて表示画面上に表示させてもよい。

0224

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST47で静止状態の継続時間が所定時間未満であると判定した場合(ST47:No)、前述したマウス2の静止状態の継続時間をカウントする静止時間カウント処理を継続する。

0225

工程ST49では、ドラッグ操作判定部1f3は、前述したプッシュレス表示開始指令と算出したマウスカーソルの位置座標との表示制御部1hへの出力後、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるマウス2の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるドラッグ操作後におけるマウス2の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるドラッグ操作後のマウス2の位置座標を算出し、算出したマウス2の位置座標を表示画面上のマウスカーソルの位置座標に変換して、マウスカーソルの表示画面上における位置座標(第2の位置座標)を算出する。

0226

工程ST50では、ドラッグ操作判定部1f3は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、マウスカーソルの位置座標(第2の位置座標)と位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在するか否かを判定する。

0227

工程ST51では、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST50で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在すると判定された場合(ST50:Yes)、第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かを判定する(クリック操作判定手段)。

0228

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST50で位置座標が一致するオブジェクト(第2のオブジェクト)が存在しないと判定された場合(ST50:No)、前述した工程ST49におけるマウスカーソルの表示画面上における位置座標の算出処理を実行する。

0229

表示制御部1hは、前述した工程ST51で第1の押し釦2aのクリック操作がなされたと判定された場合(ST51:Yes)、ドラッグ操作判定部1f3から出力されたオブジェクト移動指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、ドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)を、移動先のオブジェクト(第2のオブジェクト)内に移動させた状態のファイル検索ウインドウW、換言すればドラッグ対象のオブジェクトを移動先のオブジェクト内にドロップ処理した状態で表示するファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させた後(ST52:第2のオブジェクト移動手段)、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0230

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST51で第1の押し釦2aのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST51:No)、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を受け取って、操作パターン記憶メモリ1a内の操作パターン記憶テーブル1a1を参照し、この参照結果からユーザーにより第2の押し釦2bのクリック操作がなされたか否かを判定する(ST53)。

0231

工程ST54では、オブジェクト表示状態変更部1gは、前述した工程ST53で第2の押し釦2bのクリック操作がなされたと判定した場合(ST53:Yes)、ドラッグ操作判定部1f3から出力された表示判定指令及びマウスカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から、ドラッグ操作判定部1f3から受け取ったマウスカーソルの位置座標に対応するオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及び当該オブジェクト(第2のオブジェクト)の属する階層のデータを読み出した後、当該読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報をキーとしてデータ構造記憶テーブル1d1を検索し、検索の結果、前述したオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)を上位階層のオブジェクトとして有する全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータを抽出し、抽出した全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)に関してオブジェクトの表示状態が、当該オブジェクトが表示されていることを示す表示であるか否かを判定し、当該判定の結果、オブジェクトの表示状態が表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていないことを示す非表示に変更してデータコピーを生成し、オブジェクトの表示状態が表示されていないことを示す非表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示されていることを示す表示に変更してデータコピーを生成した後、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータをデータ構造記憶テーブル1d1に上書きしてデータ構造記憶テーブル1d1のデータを更新するオブジェクトの表示状態変更処理を実行する。

0232

一方、ドラッグ操作判定部1f3は、前述した工程ST53で第2の押し釦2bのクリック操作がなされていないと判定した場合(ST53:No)、前述したユーザーにより第1の押し釦2aのクリック操作がなされたか否かに関する判定処理を実行する。

0233

工程ST55では、表示制御部1hは、オブジェクト表示状態変更部1gから出力されたオブジェクトのデータコピーと、表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り換える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が表示であるオブジェクトに関しては、オブジェクトを表示画面に表示させたファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させると共に、オブジェクトの表示状態が非表示であるオブジェクトに関しては、表示中のオブジェクトを表示させない後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。換言すれば、表示制御部1hは、オブジェクトの表示状態を切り換えたファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる。

0234

以上のような一連の処理により、本実施の形態に係る表示制御装置1Cは、実行中のユーザー支援処理を終了する。

0235

本実施の形態によれば、ドラッグ操作前に、マウスカーソルの位置座標とオブジェクトの位置座標とを一致させた状態で、第1の押し釦2aの押圧操作を所定時間以上継続することによって、継続的に第1の押し釦2aの押圧操作を行うことなくマウス2の移動に応じてドラッグ対象のオブジェクトを移動させることが出来るので、ドラッグ操作時における操作性を向上させることが可能となる。

0236

[第4の実施の形態]
図11は、本発明の第4の実施の形態に係るポインティングデバイス2´を適用した表示制御システムの全体構成の一例を示す機能ブロック図である。

0237

本実施の形態に係る表示制御システムは、ポインティングデバイス2´と、表示制御装置1Dと、表示装置3とを備えている。

0238

本実施の形態に係るポインティングデバイス2´は、例えばUSB2.0(Universal Serial Bus2.0)規格準拠したマウス等であり、図示しないUSBポートを介して本実施の形態に係る表示制御装置1Dを構成するコンピュータに接続されている。

0239

本実施の形態に係る表示制御システムは、ポインティングデバイス2´と表示制御装置1Dとが接続された状態で、本実施の形態に係る表示制御装置1Dを構成するコンピュータの電源投入されると、このコンピュータから図示しないUSBケーブルを通じて本実施の形態に係るポインティングデバイス2´に電力が供給されるように構成されている。

0240

本実施の形態に係る表示制御装置1Dを構成するコンピュータからUSBケーブルを通じて本実施の形態に係るポインティングデバイス2´に電力が供給されると、図示しないプログラムメモリに記録されたプログラムが起動して本実施の形態に係るドラッグ操作支援処理を含む種々の処理を実行する。

0241

なお、本実施の形態に係るポインティングデバイス2´と表示制御装置1Dを構成するコンピュータとは、ポインティングデバイス2´から出力され、ポインティングデバイス2´の位置座標に関する情報を含む操作信号及び移動検出信号を伝達可能に接続されていればよく、ポインティングデバイス2´と表示制御装置1Dとを接続する手法は、電気的、磁気的、光学的、電波及び赤外線を含む無線方式の何れの手法によってもよい。なお、光学的、電波及び赤外線を含む無線方式により、本実施の形態に係るポインティングデバイス2´と表示制御装置1Dとを接続する場合には、別途電池等の外部電源から本実施のポインティングデバイス2´に電力が供給されるものとする。

0242

本実施の形態に係るポインティングデバイス2´は、第1の押し釦2a、第2の押し釦2b、移動検知センサ2c、及び操作判定部2dを備えている。

0243

第1の押し釦2aは、ユーザーの押圧操作により、この第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作情報及びポインティングデバイス2´が載置された平面上における初期位置(x0,y0)に関する情報を含む操作信号を操作判定部2dに出力する機能と、ユーザーのクリック操作により、この第1の押し釦2aのクリック操作がなされたことを示す操作情報及びポインティングデバイス2´が載置された平面上における初期位置(x0,y0)に関する情報を含む操作信号を操作判定部2dに出力する機能とを有する。

0244

第2の押し釦2bは、ユーザーの押圧操作により、ユーザーによってこの第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号を操作判定部2dに出力する機能と、ユーザーのクリック操作により、ユーザーによってこの第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す操作信号を操作判定部2dに出力する機能とを有する。

0245

移動検知センサ2cは、載置された平面上における水平方向の移動を検出したことを示す操作情報及びポインティングデバイス2´の載置された平面上における初期位置(x0、y0)からのx軸方向の移動距離Δx、y軸方向の移動距離Δy、又はドラッグ操作によるオブジェクトの移動後におけるポインティングデバイス2´の初期位置(x0、y0)からのx軸方向の移動距離Δx´、y軸方向の移動距離Δy´を含む移動検出信号を操作判定部2dに出力する。

0246

操作判定部2dは、通常ドラッグ機能、通常ドロップ機能、プッシュレスドラッグ機能、プッシュレスドロップ機能、通常ドラッグ切替機能、及び表示状態切替機能を有する。

0247

通常ドラッグ機能は、第1の押し釦2aの押圧操作がなされた状態で水平方向の移動を検出したことを示す移動検出信号を検出した場合、動作モードを通常モードに設定して第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号及び水平方向の移動を検出したことを示す移動検出信号を表示制御装置1Dに出力する機能である。

0248

通常ドロップ機能は、通常モードで第1の操作信号及び移動検出信号の表示制御装置1Dへの出力中に、第1の押し釦2aの押圧操作がなされなくなった場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号を途絶させて第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号を表示制御装置1Dに出力する機能である。

0249

プッシュレスドラッグ機能は、第1の押し釦2aの押圧操作がなされた状態で第2の押し釦2bの押圧操作がなされた後、第1の押し釦2a及び第2の押し釦2bの押圧操作が解除された場合に、通常モードからプッシュレスモードに動作モードを切り替えて第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す操作信号及び移動検出信号を継続的に表示制御装置1Dに出力する機能である。

0250

プッシュレスドロップ機能は、プッシュレスモード時に、第1の押し釦2aがクリック操作された場合、プッシュレスモードから通常モードに動作モードを切り替えて第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を途絶させて第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号を表示制御装置1Dに出力する機能である。

0251

通常ドラッグ切替機能は、プッシュレスモード時に、第1の押し釦2aの押圧操作がなされた状態で第2の押し釦2bがクリック操作された場合、プッシュレスモードから通常モードに動作モードを切り替えて第1の押し釦2aの押圧操作がなされている間だけ第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号及び水平方向の移動を検出したことを示す移動検出信号を表示制御装置1Dに出力する機能である。

0252

表示状態切替機能は、プッシュレスモード時に、第2の押し釦2bがクリック操作された場合、第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す第1の操作信号、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す第2の操作信号、及び水平方向の移動を検出したことを示す移動検出信号を表示制御装置1Dに出力する機能である。

0253

本実施の形態に係る表示制御装置1Dは、オブジェクト記憶部1b、オブジェクトデータ記憶メモリ1c、データ構造記憶メモリ1d、入力制御部1e、ドラッグ操作判定部1f4、オブジェクト表示状態変更部1g、及び表示制御部1hを備えている。

0254

オブジェクト記憶部1bには、前述した第1の実施の形態と同様に、表示装置3の表示画面に表示する後述のファイル検索ウインドウWのファイル及びユーザーにより選択可能なコンテンツ、ファイル、プログラム等の他のオブジェクトのファイルが少なくとも記憶されている。

0255

オブジェクトデータ記憶メモリ1cは、少なくとも、オブジェクトの属する階層、オブジェクトの属性情報、及び表示画面上の位置座標が対応して記憶された前述した第1の実施の形態と同様のデータ項目が記憶されたオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を有している。

0256

データ構造記憶メモリ1dは、オブジェクトの属する階層、上位階層に属するオブジェクトの属性情報、オブジェクトの属性情報、オブジェクトの表示画面上の位置座標、及びオブジェクトの表示状態が少なくとも対応して記憶された前述した第1の実施の形態と同様のデータ項目が記憶されたデータ構造記憶テーブル1d1を有している。

0257

入力制御部1eは、第1の押し釦2aの操作によりポインティングデバイス2´から出力される操作信号、第2の押し釦2bの操作によりポインティングデバイス2´から出力される操作信号、及び移動操作に応じてポインティングデバイス2´から出力される移動検出信号、及びドロップ操作によりポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号を受け取り、受け取った操作信号及び移動検出信号をドラッグ操作判定部1f4に出力する。

0258

ドラッグ操作判定部1f4は、第1のカーソル位置算出機能、第1の有効性判定機能、第1のドラッグ操作開始指令出力機能、第2のカーソル位置算出機能、第2の有効性判定機能、信号判定機能、オブジェクト移動指令出力機能、第2のドラッグ操作開始指令出力機能、及び表示判定指令出力機能を有する。

0259

第1のカーソル位置算出機能は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるポインティングデバイス2´の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、移動操作信号に含まれるポインティングデバイス2´の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δyとを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx及びy軸方向の移動距離Δyを初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるポインティングデバイス2´の位置座標を算出し、算出したポインティングデバイス2´の位置座標を表示画面上のカーソルの位置座標に変換してカーソルの表示画面上における位置座標を算出する機能である。

0260

第1の有効性判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第1のカーソル位置算出機能により算出されたカーソルの位置座標と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かによりポインティングデバイス2´から出力された操作信号の有効/無効を判定する機能である。

0261

第1のドラッグ操作開始指令出力機能は、前述した第1の有効性判定機能により算出したカーソルの位置座標と位置座標が一致するオブジェクトが存在する、換言すればポインティングデバイス2´から出力された操作信号が有効であると判定した場合、押し釦を押圧することなくドラッグ操作を行うことを可能としたプッシュレスドラッグ時にポインティングデバイス2´から出力される第1の操作信号及び移動検出信号を受け取り、ドラッグ操作に応じて対象となるオブジェクトを移動して表示させるドラッグ操作開始指令と算出したカーソルの位置座標とを表示制御部に出力する機能である。

0262

第2のカーソル位置算出機能は、入力制御部1eから出力された操作信号に含まれるポインティングデバイス2´の平面上における初期位置の位置座標(x0,y0)と、ドラッグ操作によるオブジェクトの移動後の移動操作信号に含まれるポインティングデバイス2´の初期位置からのx軸方向の移動距離Δx´及び初期位置からのy軸方向の移動距離Δy´とを受け取り、受け取ったx軸方向の移動距離Δx´及びy軸方向の移動距離Δy´を初期位置の位置座標(x0,y0)に加算して平面上におけるポインティングデバイス2´の位置座標を算出し、算出したポインティングデバイス2´の位置座標を表示画面上のカーソルの位置座標に変換してドラッグ操作によるオブジェクトの移動後のカーソルの表示画面上における位置座標を算出する機能である。

0263

第2の有効性判定機能は、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1を参照して、前述した第2のカーソル位置算出機能により算出されたカーソルの位置座標と表示画面上における位置座標が一致するオブジェクトが存在するか否かによりポインティングデバイス2´から出力された操作信号の有効/無効を判定する機能である。

0264

信号判定機能は、前述した第2の有効性判定機能によりポインティングデバイス2´から出力された操作信号が有効であると判定された場合に、受け取った操作信号がドロップ処理を行う場合にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号であるか、ドラッグ操作時にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号とポインティングデバイス2´の移動を検出したことを示す移動検出信号との組であるか、又はプッシュレスドラッグ時に第2の押し釦2bのクリック操作がなされた場合にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号と、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す第2の操作信号と、ポインティングデバイス2´の移動を検出したことを示す移動検出信号との組であるかを判定する機能である。

0265

オブジェクト移動指令出力機能は、前述した信号判定機能により操作信号がドロップ処理を行う場合にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号であると判定された場合、オブジェクトを移動先のオブジェクトの内部に移動させて表示させるオブジェクト移動指令とカーソルの位置座標とを表示制御部に出力する機能である。

0266

第2のドラッグ操作開始指令出力機能は、前述した信号判定機能により操作信号がドラッグ操作時にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号とポインティングデバイス2´の移動を検出したことを示す移動検出信号との組であると判定された場合、ドラッグ操作に応じて対象となるオブジェクトを移動して表示させるドラッグ操作開始指令と算出したカーソルの位置座標とを表示制御部に出力する機能である。

0267

表示判定指令出力機能は、前述した信号判定機能により操作信号がプッシュレスドラッグ時に第2の押し釦2bのクリック操作がなされた場合にポインティングデバイス2´から出力される第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す第1の操作信号と、第2の押し釦2bのクリック操作がなされたことを示す第2の操作信号と、ポインティングデバイス2´の移動を検出したことを示す移動検出信号との組であると判定された場合、移動先のオブジェクトの下位の階層に属するオブジェクトの表示状態を判定する表示判定指令とカーソルの位置座標とをオブジェクト表示状態変更部1gに出力する機能である。

0268

オブジェクト表示状態変更部1gは、階層データ読出し機能、下位層データ抽出機能、表示状態判定機能、第1のデータコピー生成機能、第2のデータコピー生成機能、データ更新機能、及び表示状態変更指令出力機能を有する。

0269

階層データ読出し機能は、ドラッグ操作判定部1f4から出力された表示判定指令及びカーソルの位置座標を受け取ると、オブジェクトデータ記憶メモリ1c内のオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から、ドラッグ操作判定部1f4から受け取ったカーソルの位置座標に対応するオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及び当該オブジェクト(第2のオブジェクト)の属する階層のデータを読み出す機能である。

0270

下位層データ抽出機能は、前述した階層データ読出し機能によるオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報及びオブジェクトの属する階層のデータの読み出し後、当該読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)の属性情報をキーとしてデータ構造記憶テーブル1d1を検索し、検索の結果、前述したオブジェクトデータ記憶テーブル1c1から読み出したオブジェクト(第2のオブジェクト)を上位階層のオブジェクトとして有する全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータを抽出する機能である。

0271

表示状態判定機能は、前述した下位層データ抽出機能抽出した全ての下位の階層に属するオブジェクト(第3のオブジェクト)に関してオブジェクトの表示状態が、当該オブジェクトが表示画面上に表示されていることを示す表示であるか否かを判定する機能である。

0272

第1のデータコピー生成機能は、前述した表示状態判定機能によりオブジェクトの表示状態が表示画面に表示されていることを示す表示であると判定された場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示画面に表示されていないことを示す非表示に変更してデータコピーを生成する機能である。

0273

第2のデータコピー生成機能は、前述した表示状態判定機能によりオブジェクトの表示状態が表示画面に表示されていないことを示す非表示であると判定した場合には、オブジェクトの表示状態のデータを、オブジェクトが表示画面に表示されていることを示す表示に変更してデータコピーを生成する機能である。

0274

データ更新機能は、前述した第1のデータコピー生成機能及び第2のデータコピー生成機能により表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータをデータ構造記憶テーブル1d1に上書きしてデータ構造記憶テーブル1d1のデータを更新する機能である。

0275

表示状態変更指令出力機能は、前述した第1のデータコピー生成機能及び第2のデータコピー生成機能により表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)のデータコピーと、表示状態のデータが変更された全てのオブジェクト(第3のオブジェクト)の表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを表示制御部1hに出力する機能である。

0276

表示制御部1hは、通常ドラッグ表示制御機能、プッシュレスドラッグ表示制御機能、第1の表示状態変更制御機能、第2の表示状態変更制御機能、及びドロップ表示制御機能
を有する。

0277

通常ドラッグ表示制御機能は、ドラッグ操作判定部1f4から出力されたドラッグ操作開始指令とカーソルの位置座標とを受け取ると、ファイル検索ウインドウWのデータをオブジェクト記憶部1bから読み出し、読み出した後述のファイル検索ウインドウW内でドラッグ対象のオブジェクトの位置座標をドラッグ操作判定部1f4から出力されたカーソルの位置座標に応じて変化させて表示装置3の表示画面に表示させる機能である。

0278

プッシュレスドラッグ表示制御機能は、ドラッグ操作判定部1f4から出力されたプッシュレス表示開始指令とカーソルの位置座標とを受け取ると、ファイル検索ウインドウWのデータをオブジェクト記憶部1bから読み出し、読み出した後述のファイル検索ウインドウW内でドラッグ対象のオブジェクトの位置座標をドラッグ操作判定部1f4から出力されたカーソルの位置座標に応じて変化させて表示装置3の表示画面に表示させる機能である。

0279

第1の表示状態変更制御機能は、オブジェクト表示状態変更部1gから出力された表示状態のデータを変更した全ての下位の階層に属するオブジェクトのデータコピーと、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクトの表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が表示であるオブジェクトに関しては、オブジェクトを表示画面に表示させた後述のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0280

第2の表示状態変更制御機能は、オブジェクト表示状態変更部1gから出力された表示状態のデータを変更した全ての下位の階層に属するオブジェクトのデータコピーと、表示状態のデータを変更した全てのオブジェクトの表示状態を変更して表示画面上におけるオブジェクトの表示/非表示を切り替える表示状態変更指令とを受け取ると、オブジェクト記憶部1bから該当するオブジェクトのデータを読み出し、オブジェクトの表示状態が非表示であるオブジェクトに関しては、表示中のオブジェクトの表示状態を切り替えて、このオブジェクトを表示させない状態のファイル検索ウインドウWのデータを生成して、生成したファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0281

ドロップ表示制御機能は、ドラッグ操作判定部1f4からオブジェクト移動指令及びカーソルの位置座標を受け取ると、ドラッグ対象のオブジェクト(第1のオブジェクト)を、移動先のオブジェクト(第2のオブジェクト)内に移動させた状態のファイル検索ウインドウW、換言すればドラッグ対象のオブジェクトを移動先のオブジェクト内にドロップ処理した状態で表示するファイル検索ウインドウWを表示画面に表示させる機能である。

0282

次に、以上のように構成された表示制御システムの実行処理の一例を図面を参照して説明する。

0283

図12A図12B、及び図12Cは、本実施の形態に係る表示制御システムに適用したポインティングデバイス2´の実行するドラッグ操作支援処理の一例を説明するためのフローチャートである。

0284

本実施の形態に係る表示制御システムでは、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aの場合と同様に、ユーザーによるポインティングデバイス2´の操作により前述したファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面上に表示されると、ポインティングデバイス2´の図示しないプログラムメモリに記憶されたドラッグ操作支援プログラムが起動して、以下のドラッグ操作支援処理を実行するように構成されている。

0285

また、本実施の形態に係る表示制御システムでは、前述した第1の実施の形態に係る表示制御装置1Aの場合と同様に、ユーザーによるポインティングデバイス2´の操作により前述したファイル検索ウインドウWが表示装置3の表示画面上に表示されると、表示制御装置1Dにインストールされた表示制御プログラムが起動して、以下のユーザー支援処理を実行するように構成されている。
〈ポインティングデバイス2´側の実行するドラッグ操作支援処理〉
工程ST61では、操作判定部2dは、第1の押し釦2aから出力された第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取ったかにより第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを検出する(ST61)。

0286

工程ST62では、操作判定部2dは、前述した工程ST61で第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを検出した場合(ST61:Yes)、移動検知センサ(移動検出手段)2cから出力された移動検出信号を受け取ったかにより水平方向におけるポインティングデバイス2´の移動操作がなされたことを検出する。

0287

一方、操作判定部2dは、前述した工程ST61で第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことが検出されない場合(ST61:No)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことが検出されるまで待機する。

0288

工程ST63では、操作判定部2dは、前述した工程ST62で水平方向におけるポインティングデバイス2´の移動操作がなされたことが検出された場合(ST62:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号と移動検出信号とを表示制御装置1Dに出力する。

0289

一方、操作判定部2dは、前述した工程ST62で水平方向におけるポインティングデバイス2´の移動操作がなされたことが検出されない場合(ST62:No)、水平方向におけるポインティングデバイス2´の移動操作がなされたことが検出されるまで待機する。

0290

工程ST64では、操作判定部2dは、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを示す操作信号を受け取ったかにより、第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことを検出する。

0291

工程ST65では、操作判定部2dは、前述した工程ST64で第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことが検出された場合(ST64:Yes)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したかにより、第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたことを検出する。

0292

工程ST66では、操作判定部2dは、前述した工程ST64で第2の押し釦2bの押圧操作がなされたことが検出されない場合(ST64:No)、第1の押し釦2aの押圧操作がなされたことを示す操作信号が途絶したかにより、第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたことを検出する。

0293

工程ST67では、操作判定部2dは、前述した工程ST65で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたことが検出された場合(ST65:Yes)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したかにより、第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたことを検出する。

0294

工程ST68では、操作判定部2dは、前述した工程ST65で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたことが検出されない場合(ST65:No)、第2の押し釦2bの押圧操作がなされていることを示す操作信号が途絶したかにより、第2の押し釦2bの押圧操作が解除されたことを検出する。

0295

操作判定部2dは、前述した工程ST66で第1の押し釦2aの押圧操作が解除されたことが検出された場合(ST66:Yes)、第1の押し釦2aが解放されたことを示す操作信号を表示制御装置1Dに出力した後(ST69)、実行中のドラッグ操作支援処理を終了する。

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