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技術 廃棄処理装置および廃棄処理情報管理システム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 浜砂俊輔白石隆一
出願日 2007年1月24日 (13年5ヶ月経過) 出願番号 2007-013280
公開日 2008年8月7日 (11年10ヶ月経過) 公開番号 2008-178777
状態 特許登録済
技術分野 総合的工場管理 固体廃棄物の処理
主要キーワード 情報取得器 廃棄媒体 再使用不能 廃棄処理情報 廃棄処理装置 OFFシーケンス モニター結果 廃棄対象
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

廃棄処理すべき記録媒体を確実に廃棄処理できるようにする。

解決手段

廃棄処理装置3は、記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段4と、記録媒体を廃棄処理手段4まで導く通路となる搬送路と、記録媒体の存在の有無を検知する第1および第2の記録媒体検知手段(7、8)と、第1および第2の記録媒体検知手段(7、8)のON/OFFシーケンスの検知結果によって記録媒体が廃棄処理手段4によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段11とを備える。

概要

背景

機密書類書類記載情報を取得して記憶した後に、機密書類を切断して破棄することにより、機密書類を管理する機密書類管理システムが知られている(特許文献1参照)。

特開2003−62476号公報

概要

廃棄処理すべき記録媒体を確実に廃棄処理できるようにする。廃棄処理装置3は、記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段4と、記録媒体を廃棄処理手段4まで導く通路となる搬送路と、記録媒体の存在の有無を検知する第1および第2の記録媒体検知手段(7、8)と、第1および第2の記録媒体検知手段(7、8)のON/OFFシーケンスの検知結果によって記録媒体が廃棄処理手段4によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段11とを備える。

目的

そこで、本発明は、廃棄処理すべき記録媒体を確実に廃棄処理することができる廃棄処理装置を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

記録媒体廃棄を行う廃棄処理手段と、前記記録媒体を前記廃棄処理手段まで導く通路となる搬送路と、前記記録媒体の存在の有無を検知し、前記搬送路に沿って上流から下流に配置される複数の記録媒体検知手段と、前記複数の記録媒体検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段と、を有することを特徴とする廃棄処理装置

請求項2

前記廃棄完了判定手段は、前記複数の記録媒体検知手段が出力する各状態遷移順序によって、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の廃棄処理装置。

請求項3

前記廃棄完了判定手段は、前記複数の記録媒体検知手段が出力する各状態遷移の順序と前記複数の記録媒体検知手段が出力する各出力状態によって、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の廃棄処理装置。

請求項4

前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されなかったと前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されなかったことと当該管理情報を関連付けてネットワーク上に接続される外部の情報管理装置通知する通信手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の廃棄処理装置。

請求項5

前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたと前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されたことと当該管理情報を関連付けてネットワーク上に接続される外部の情報管理装置に通知する通信手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の廃棄処理装置。

請求項6

記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段と、前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体を前記廃棄処理手段まで導く通路となる搬送路と、前記記録媒体の存在の有無を検知し、前記搬送路に沿って上流から下流に配置される複数の記録媒体検知手段と、前記複数の記録媒体検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段と、を有する廃棄処理装置と、前記記録媒体の管理情報を管理する情報管理装置とをネットワークで接続してなる廃棄処理情報管理システムであって、前記廃棄処理装置は、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されたか否かを当該管理情報を関連付けて前記ネットワーク上に接続される前記情報管理装置に通知する通信手段を有することを特徴とする廃棄処理情報管理システム。

技術分野

0001

本発明は、記録媒体廃棄する廃棄処理装置および廃棄処理情報管理システムに関する。

背景技術

0002

機密書類書類記載情報を取得して記憶した後に、機密書類を切断して破棄することにより、機密書類を管理する機密書類管理システムが知られている(特許文献1参照)。

0003

特開2003−62476号公報

発明が解決しようとする課題

0004

しかしながら、上記従来例においては、書類の切断前に書類記載情報取得手段を介して書類記載情報を取得し、その書類記載情報を機密書類管理システムに受け渡しを行っているが、書類の書類記載情報を取得した後、切断完了までの間に、書類を切断装置から引き抜き、廃棄完了を不正に機密書類管理システムに通知を行うことができるという問題があった。この結果、文書に記載された情報が流出するという問題が生じる可能性があった。

0005

そこで、本発明は、廃棄処理すべき記録媒体を確実に廃棄処理することができる廃棄処理装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0006

請求項1に記載の発明は、記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段と、前記記録媒体を前記廃棄処理手段まで導く通路となる搬送路と、前記記録媒体の存在の有無を検知し、搬送路に沿って上流から下流に配置される複数の記録媒体検知手段と、前記複数の記録媒体検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段と、を有することを特徴とする廃棄処理装置である。

0007

請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の廃棄処理装置において、前記廃棄完了判定手段は、前記複数の記録媒体検知手段が出力する各状態遷移順序によって、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定することを特徴とするものである。

0008

請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の廃棄処理装置において、前記廃棄完了判定手段は、前記複数の記録媒体検知手段が出力する各状態遷移の順序と前記複数の記録媒体検知手段が出力する各出力状態によって、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定することを特徴とするものである。

0009

請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の廃棄処理装置において、前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されなかったと前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されなかったことと当該管理情報を関連付けてネットワーク上に接続される外部の情報管理装置に通知する通信手段と、を有することを特徴とするものである。

0010

請求項5に記載の発明は、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の廃棄処理装置において、前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたと前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されたことと当該管理情報を関連付けてネットワーク上に接続される外部の情報管理装置に通知する通信手段と、を有することを特徴とするものである。

0011

請求項6に記載の発明は、記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段と、前記記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段と、前記記録媒体を前記廃棄処理手段まで導く通路となる搬送路と、前記記録媒体の存在の有無を検知し、搬送路に沿って上流から下流に配置される複数の記録媒体検知手段と、前記複数の記録媒体検知手段の検知結果に基づいて、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを判定する廃棄完了判定手段と、を有する廃棄処理装置と、前記記録媒体の管理情報を管理する情報管理装置とをネットワークで接続してなる廃棄処理情報管理システムであって、前記廃棄処理装置は、前記記録媒体が前記廃棄処理手段によって廃棄されたか否かを前記廃棄完了判定手段が判定した場合に、当該記録媒体が廃棄されたか否かを当該管理情報を関連付けて前記ネットワーク上に接続される前記情報管理装置に通知する通信手段を有することを特徴とする廃棄処理情報管理システムである。

発明の効果

0012

請求項1乃至3に記載の発明によれば、廃棄処理すべき記録媒体を確実に廃棄処理することができる。特に記録媒体を搬送中に記録媒体が抜き取られるなどの異常処理があった場合でも確実に異常を知ることができる。

0013

請求項4乃至6に記載の発明によれば、廃棄処理すべき記録媒体が廃棄された、あるいは廃棄されなかったことを外部の情報管理装置に通知できるため、一度に大量の記録媒体を廃棄したときなどに、廃棄できなかった記録媒体があったかどうか、また、どの記録媒体を廃棄できなかったのかを即座に知ることができる。

発明を実施するための最良の形態

0014

以下、本発明の具体的な実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。

0015

図1は本発明の実施形態に係る廃棄処理情報管理システムのブロック図である。図示した廃棄処理情報管理システムにおいて、ネットワーク1には情報管理装置2と廃棄処理装置3が接続されている。情報管理装置2は、記録媒体の管理情報を管理するものである。廃棄処理装置3は、記録媒体の廃棄を実施するものである。

0016

廃棄処理装置3は、記録媒体に付された管理情報を取得する取得手段9と、媒体積載部上の廃棄媒体の有無を検知する第1の記録媒体検知手段7と、記録媒体の廃棄を行う廃棄処理手段4と、記録媒体が廃棄処理手段4に到達する前段に記録媒体の通過を検知する第2の記録媒体検知手段8と、廃棄処理手段4に向けて記録媒体を搬送することを規制する搬送規制手段6と、第1の記録媒体検知手段7および第2の記録媒体検知手段8からの検知情報に応じて記録媒体が廃棄処理手段4によって正常に廃棄されたか、あるいは廃棄処理に異常が発生したかを判定する廃棄完了判定手段11と、取得手段9が取得した管理情報を取り込んで廃棄処理手段4に廃棄処理の実行を指示等する制御手段5と、制御手段5からの情報をネットワーク1を通して外部の情報管理装置2に伝えるとともに、ネットワーク1を通して外部の情報管理装置2からの情報を制御手段5に伝える通信手段10と、制御手段5からの情報を受け取りユーザーにその内容を表示する表示手段12とを備える。

0017

記録媒体は、例えば電子情報を記録したDVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disc)、フロッピー登録商標ディスクハードディスク等の書き込み読み取り可能なディスク状の記録媒体、またはインクトナー等で印字情報を載せた紙媒体等の記録媒体である。本実施形態では、記録媒体としてインク、トナー等で印字情報を記録した紙媒体を例として挙げる。

0018

記録媒体上に付された管理情報とは、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)等の無線チップにより記憶させたり、紙媒体等の上に印刷されたQR(Quick Response)コード等のように2次元コード化させたりした管理情報である。管理情報とは具体的には、紙媒体の情報が作成された日時や作成者、紙媒体が印字された日時や印字を実行した実行者、印字された紙媒体が廃棄された日時や廃棄を実施した実施者、廃棄処理の実施を許可する時期、廃棄処理の実施を許可しない時期、廃棄処理の実施を許可された者、記録媒体が紙媒体の場合には全ページが何ページで構成されているものなのか等の情報である。本実施形態では、管理情報として紙媒体上にQRコードによって印刷された管理情報を例として挙げる。

0019

取得手段9は、管理情報が無線チップによって記録されていた場合は、電波電磁波で交信する情報取得器であり、また管理情報が紙媒体等の上に印刷されたQRコードにコード化された場合は2次元CCD(Charge Coupled Devices)等のイメージセンサである。本実施形態では、取得手段9として2次元CCDを例として挙げる。

0020

廃棄処理手段4は、記録媒体が再使用不能となるように処理を施すものである。具体的にはカッターモーターによって回転させることにより記録媒体を切断したり、破砕粉砕したりするものである。本実施形態ではモーターを駆動源として構成され、図2に示すように回転運動により記録媒体を切断する廃棄処理手段4を挙げる。

0021

図2は本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の構成図である。なお図1のブロック図と図2の構成図との対応を容易に理解できるようにするため、共通の要素には同じ参照番号を付して示す。本実施形態として挙げる取得手段9としての2次元CCDは、2次元光電変換部9aとレンズ9bとから構成されている。廃棄の対象となる紙媒体13は、図示しないトレイユーザーによって置かれ、図示しないローラー等の引き込み手段によって1枚ずつトレイ部19に搬送される。紙媒体13はトレイ部19上で第1の記録媒体検知手段7によって検知される。

0022

本実施形態では第1の記録媒体検知手段7としてフォトインタラプタを用いる。フォトインタラプタはそれ自体が発光する光をフォトインタラプタ自体が受光する構成になっている。紙媒体13がトレイ部19上にあるときは紙媒体13が光を遮り、フォトインタラプタが光を受光できない状態となる。また、紙媒体13がトレイ部19上にないときは、紙媒体13が光を遮らないためフォトインタラプタが光を受光できる状態となる。フォトインタラプタは、それぞれの光の受光状態によって紙媒体13の有無を示す検知信号を、紙媒体13の検知結果として制御手段5および廃棄完了判定手段11に出力する。ここでは一例として、フォトインタラプタの光が紙媒体13によって遮られている状態、つまりフォトインタラプタの検知位置に紙媒体13が有りの状態でフォトインタラプタの検知信号がON状態になり、フォトインタラプタの光が紙媒体13によって遮られていない状態、つまりフォトインタラプタの検知位置に紙媒体13が無しの状態でフォトインタラプタの検知信号がOFF状態になるものとする。フォトインタラプタからの検知信号を廃棄完了判定手段11が受信した際の処理については後述する。

0023

上記検知信号をトリガーとして、紙媒体13上に印字されたQRコード14としてコード化された記録媒体の管理情報は、2次元CCDからなる取得手段9によって読み取られる。取得手段9によって読み取られた管理情報は制御手段5に送信される。廃棄処理装置3は取得手段9で取得した管理情報を通信手段10を介して図1に示した情報管理装置2に送信する。情報管理装置2は送信データ管理情報データベースの内容を照合し、廃棄可否の情報を廃棄処理装置3に送信する。取得手段9によって読み取られた管理情報により廃棄可否が判断できる情報が予め廃棄処理装置3内に記憶されていれば、情報管理装置2にアクセスする必要はない。紙媒体13が廃棄可能な場合、制御手段5は紙媒体13を廃棄処理手段4に向けて搬送することを規制していた搬送規制手段6となるゲートを開くとともに記録媒体搬送手段15(15a,15b)を駆動させ、廃棄対象の記録媒体となる紙媒体13を廃棄処理手段4へ搬送する。

0024

取得手段9によってQRコード14を読み取られた紙媒体13は、図示しないモーターで駆動される搬送ローラー15aおよび15bによって、廃棄処理手段4まで搬送される。ここで、搬送ローラー15aには当該搬送ローラー15aに対して向かい合うように搬送補助手段21aが設けられ、搬送ローラー15bには当該搬送ローラー15bに対して向かい合うように搬送補助手段21bが設けられている。搬送補助手段21aおよび21bは、本実施形態では駆動力は備わらないローラーで、望ましくは摩擦係数が高い材質ローラー表面が覆われているように構成されている。搬送ローラー15aおよび15bが回転することで搬送補助手段21aおよび21bは、搬送ローラー15aと搬送補助手段21a、搬送ローラー15bと搬送補助手段21bが接触している面の摩擦により回転される。

0025

次に、第2の記録媒体検知手段8は、紙媒体13が搬送路16を通過することを検知する。第2の記録媒体検知手段8の検知信号は制御手段5および廃棄完了判定手段11に出力される。第2の記録媒体検知手段8からの検知信号を廃棄完了判定手段11が受信した際の処理については後述する。本実施形態では第2の記録媒体検知手段8としてフォトインタラプタを用いる。フォトインタラプタの構成及び動作原理については、上述した第1の記録媒体検知手段7の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。紙媒体13は、第2の記録媒体検知手段8の検知位置を通過した後に廃棄処理手段4に到達し、この廃棄処理手段4で紙媒体13が再使用不能となるように切断等の廃棄処理を施す。

0026

次に、本発明の実施形態の廃棄完了判定手段11の廃棄完了判定について、本廃棄処理装置3での廃棄シーケンス図3および図4を用いて説明する。

0027

図3は廃棄処理装置3で紙媒体13が正常に廃棄された場合のシーケンスを示す図である。図3において、第1の記録媒体検知手段7の検知信号(ON/OFF)および第2の記録媒体検知手段8の検知信号(ON/OFF)のうち、ONは、それぞれの検知位置で紙媒体13の存在を検知していることを示し、OFFは、それぞれの検知位置で紙媒体13の存在を検知していないことを示している。

0028

まず、トレイ部19上に紙媒体13が置かれると、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がOFFからONに切り替わる(図3A)。次に、取得手段9が管理情報の読み取りを行い、この読み取り結果から紙媒体13を廃棄処理手段4へ送ることをゲート等で規制していた搬送規制手段6を開き、廃棄処理手段4へ送ることの規制を解除する(図3B)。次に紙媒体13は廃棄処理手段4の方向へ搬送され、この搬送途中で紙媒体13が第2の記録媒体検知手段8によって検知される。この段階で第2の記録媒体検知手段8の検知信号はOFFからONに切り替わる(図3C)。このとき、紙媒体13の後端は、まだ第1の記録媒体検知手段7の検知位置を通過していないため、第1の記録媒体検知手段7の検知信号はON状態を維持している。

0029

その後、紙媒体13は廃棄処理手段4に到達し、そこで廃棄処理される。正常に廃棄している場合、紙媒体13は廃棄処理手段4の方向に搬送される。このため、各々の記録媒体検知手段7,8の検知信号は、紙媒体13の移動に伴って、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がOFFした後、第2の記録媒体検知手段8の検知信号がOFFとなる(図3DおよびE)。廃棄完了判定手段11は第1の記録媒体検知手段7または第2の記録媒体検知手段8が出力する検知信号が、図3に示すA,C,D,Eの各時点のように状態遷移した際に、残りの記録媒体検知手段の検知信号が図3の表中に示す状態であるか、図3に示すA,C,D,Eのような順序で遷移しているかを確認し、図3の表中に示す期待値であれば紙媒体13は正常に廃棄されたと判定し、その判定結果(以下、「正常廃棄処理判定結果」と記す)を制御手段5に送信する。

0030

廃棄完了判定手段11が制御手段5に判定結果を送信するタイミングとしては、例えば、第2の記録媒体検知手段8の検知信号がONからOFFに切り替わった時点、または、その時点から一定時間経た後などが考えられる。また、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がONからOFFに切り替わった時点で搬送規制手段6を再び閉じ、廃棄処理手段4へ紙媒体13を搬送することの規制をする。

0031

廃棄完了判定手段11が制御手段5に正常廃棄処理判定結果を送信した場合は、制御手段5は、紙媒体13が正常に廃棄された旨を、紙媒体13から読み取ったQRコードの情報に付されている管理情報とともに、廃棄処理完了情報として、通信手段10を介して、ネットワーク1に接続された情報管理装置2に送信する。

0032

図4は廃棄処理装置3で紙媒体13の廃棄処理に異常が発生した場合のシーケンスを示す図である。ここでは異常廃棄処理の例として、第2の記録媒体検知手段8が紙媒体13の存在を検知した直後に、紙媒体13が故意に引き抜かれた場合を想定している。

0033

まず、トレイ部19上に紙媒体13が置かれると、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がOFFからONに切り替わる。次に、紙媒体13は廃棄処理手段4の方向へ搬送され、紙媒体13が第2の記録媒体検知手段8によって検知されるまでは正常廃棄時と同じである(図4A乃至C)。

0034

第2の記録媒体検知手段8が紙媒体13の存在を検知した段階で故意に紙媒体13が引き抜かれた場合、各々の記録媒体検知手段7,8のON/OFFシーケンスは正常廃棄時とは異なるものとなる。即ち、第2の記録媒体検知手段8の検知信号がONからOFFに切り替わった後に、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がONからOFFに切り替わる。このON/OFFシーケンスは、図3の表中に示す期待値と相違する。廃棄完了判定手段11は各々の記録媒体検知手段7,8からの検知結果を受けて、期待値との相違により廃棄処理の異常を感知して紙媒体13が正常に廃棄されなかったと判定し、その判定結果(以下、「異常廃棄処理判定結果」と記す)を制御手段5に送信する。廃棄完了判定手段11が制御手段5に判定結果を送信するタイミングとしては、例えば、第2の記録媒体検知手段8の検知信号がONからOFFに切り替わった時点、または、その時点から一定時間経た後などが考えられる。また、第1の記録媒体検知手段7の検知信号がONからOFFに切り替わった時点で搬送規制手段6を再び閉じ、廃棄処理手段4へ紙媒体13を搬送することの規制をする。

0035

廃棄完了判定手段11が制御手段5に異常廃棄処理判定結果を送信した場合は、制御手段5は、異常の発生によって紙媒体13が正常に廃棄されなかった旨を、紙媒体13から読み取ったQRコードの情報に付されている管理情報とともに、廃棄処理完了情報として、通信手段10を介して、ネットワーク1に接続された情報管理装置2に送信する。

0036

図5は本発明の実施形態に係る廃棄処理装置3の概略動作を示すフローチャートである。まず、廃棄処理装置3の電源がユーザーによって投入される(S501)。廃棄される紙媒体13は廃棄処理装置3のトレイ部19上に置かれる。トレイ部19上の紙媒体13はシャッターやゲート等の搬送規制手段6によって廃棄処理手段4への搬送が一時的にできない状態となる(S502)。この状態にて紙媒体13は第1の記録媒体検知手段7によって検知され(S503)、この検知信号をトリガーとして取得手段9による紙媒体13上にQRコード等によりコード化された管理情報の取得開始と(S504)、廃棄完了判定手段11の動作が開始される。

0037

次に、管理情報の読み取りに成功したかどうかを制御手段5で判定する(ステップS505)。管理情報の読み取りに成功した場合、制御手段5は、取得手段9が取得した管理情報を通信手段10を介して情報管理装置2に送信する。このとき、情報管理装置2は受信した管理情報と管理情報データベースの内容を照合し、廃棄可否の情報を廃棄処理装置3に送信するため、当該廃棄可否の情報に基づいて廃棄処理装置3は廃棄可能な紙媒体であるかどうかを判断する(S506)。

0038

紙媒体13が廃棄可能な場合、制御手段5は、シャッター、ゲート等からなる搬送規制手段6を開放し、紙媒体13の搬送規制を解除する(S507)。さらに制御手段5は廃棄完了判定手段11へ廃棄可能情報を送信する。この情報を受けて廃棄完了判定手段11は各々の記録媒体検知手段7,8のON/OFFシーケンスのモニターを開始する。廃棄完了判定手段11は、廃棄処理手段4の方向に搬送される紙媒体13の通過を第2の記録媒体検知手段8が検知した後、即ち第2の記録媒体検知手段8の状態遷移がON→OFFとなった時(S508)、各々の記録媒体検知手段7,8のON/OFFシーケンスのモニター結果から紙媒体13が廃棄処理手段4にて正常に廃棄されたか否かを判定し(S509)、その判定結果を制御手段5に送信する(S510)。制御手段5はこの判定結果を受けて搬送規制手段6を閉じ状態として(S511)、次の紙媒体13が廃棄処理手段4へ搬送されないようにする。次に、制御手段5は廃棄処理手段4の駆動を停止する(S512)。

0039

一方、上記ステップS505において、管理情報の読み取りに失敗、または管理情報を認識できなかった場合(紙媒体13に予めQRコードが印字されていなかった場合なども含む)、制御手段5は、コード情報を認識できなかった旨を表示手段12に表示する(S513)。また、上記ステップS506において、紙媒体13が廃棄不可の場合、制御手段5は、紙媒体13が廃棄不可である旨を表示手段4に表示する(S514)。

0040

本発明の実施形態では図3に示したように、第1の記録媒体検知手段7および第2の記録媒体検知手段8のON時間が重なるような期待値を設定したが、紙媒体13の用紙サイズによっては、各録媒体検知手段のON/OFFシーケンスが変化する場合がある。即ち、紙媒体13の用紙サイズによって、廃棄処理手段4に搬送される方向の長さが違う場合がある。

0041

そのような場合は、紙媒体13が図示しないトレイにユーザーによって置かれてからトレイ部19に1枚ずつ送り込まれる間に紙媒体13の搬送方向長さを媒体通過検知手段20で検知してもよい。この媒体通過検知手段20を備えた場合は、次のように紙媒体13の送り方向の長さを検知することができる。

0042

媒体通過検知手段20を備えた場合は、当該媒体通過検知手段20として上記第1の記録媒体検知手段7および第2の記録媒体検知手段8と同様のフォトインタラプタを用いて、紙媒体13の先端通過から後端通過までの通過所要時間を検知する。図示しないトレイからトレイ部19に紙媒体13が搬送される搬送速度を一定に設定すれば、媒体通過検知手段20を用いて検知した通過所要時間と紙媒体13の搬送速度から、紙媒体13の搬送方向長さが導出される。紙媒体13の搬送方向長さを導出する計算は、制御手段5等で行なってもよい。媒体通過検知手段20を加えた場合のブロック図を図7に示す。

0043

予め紙媒体13の搬送方向長さを検知すれば、第1の記録媒体検知手段7と第2の記録媒体検知手段8との配置間隔よりON/OFFシーケンスが導出できる。紙媒体13の搬送方向長さと、第1の記録媒体検知手段7と第2の記録媒体検知手段8との配置間隔によっては例えば図6に示すようなON/OFFシーケンスが期待値として導出できる。

0044

第1の記録媒体検知手段7と第2の記録媒体検知手段8との配置間隔は予め設定されていることから、ON/OFFシーケンス期待値は、紙媒体13の搬送方向長さごとに廃棄処理装置3内に記憶してもよいし、検出された紙媒体13の搬送方向長さからそれに適合するON/OFFシーケンス期待値を導出してもよい。

0045

また、第2の記録媒体検知手段8を配置する位置は、搬送路16中の廃棄処理手段4にできるだけ近い位置としたほうが、紙媒体13が廃棄処理された事実をより確実に判定することができることは言うまでもない。

0046

本実施形態では、第1の記録媒体検知手段7をトレイ部19の位置に配置したが、廃棄処理装置3の搬送路16上に配置しても本発明の効果が現れることは言うまでもない。また、本実施形態では記録媒体検知手段を2つ備えてそれらのON/OFFシーケンスを確認することで廃棄処理が正常に行われたか否かを判定しているが、2つ以上の記録媒体検知手段を備えて廃棄処理が正常に行われたか否かを判定してもよい。

図面の簡単な説明

0047

本発明の実施形態に係る廃棄処理情報管理システムのブロック図である。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の構成図である。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の正常廃棄時のシーケンスを示す図である。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の異常廃棄時のシーケンスを示す図である。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の概略動作を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置の正常廃棄時のシーケンスを示す図である。
本発明の実施形態に係る廃棄処理装置のブロック図である。

符号の説明

0048

1…ネットワーク、2…情報管理装置、3…廃棄処理装置、4…廃棄処理手段、5…制御手段、6…搬送規制手段、7…第1の記録媒体検知手段、8…第2の記録媒体検知手段、9(9a,9b)…取得手段、10…通信手段、11…廃棄完了判定手段、12…表示手段、13…紙媒体、14…QRコード、15(15a,15b)…搬送手段、16…搬送路、19…トレイ部、20…媒体通過検知手段、21(21a,21b)…搬送補助手段

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