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技術 CM調査装置、CM調査システム、CM調査利用者端末及びCM調査プログラム

出願人 富士通株式会社
発明者 田村裕宣甲木博靖
出願日 2007年1月22日 (13年11ヶ月経過) 出願番号 2007-011463
公開日 2008年7月31日 (12年5ヶ月経過) 公開番号 2008-176705
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 区分値 USB接続型 送出順番 希望入力 調査装置 営業システム 重複期間 組合せ処理
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年7月31日)のものです。
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図面 (7)

課題

信頼性が高く安定した他局のCMの調査結果を低コストで得られるCM調査装置を提供する。

解決手段

調査対象となる他局CMがCMの識別のために蓄積している他局CMと対比して同一性を判断し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがあれば当該他局CMと識別し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがなければ処理対象の他局CMを識別のために格納しているので、他局CMを正確に分析するための調査結果を得ることができる。

概要

背景

マスメディアの低迷、インターネットの台頭により、放送局広告収入減少傾向にあり、TVCMの広告収入に依存するビジネスモデルが脅かされている。
このように業界全体でのTVCMの広告収入が拡大しない状況下で、広告主を確保することの重要性は高まるばかりである。特に、新たな広告主の確保は重要である。

そのために、東名阪(キー局、準キー局)では高額な委託契約人手によるTVCM調査恒常的に実施し、他局放送されているCMが自局で放送されているかどうかを把握しようとしている。
特開2001−357284号公報
特開平5−183887号公報

概要

信頼性が高く安定した他局のCMの調査結果を低コストで得られるCM調査装置を提供する。調査対象となる他局CMがCMの識別のために蓄積している他局CMと対比して同一性を判断し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがあれば当該他局CMと識別し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがなければ処理対象の他局CMを識別のために格納しているので、他局CMを正確に分析するための調査結果を得ることができる。

目的

ところで、放送局などの媒体社が、相互に広告枠交換するシステムが特許文献1に開示されている。このシステムは、媒体社が主催者無料で提供する宣伝広告枠を入力する広告枠入力部と、入力された広告枠データを記憶する広告枠記憶部と、前記媒体社が広告を出したい他の媒体社を入力する広告希望入力部と、入力された広告希望データを記憶する広告希望記憶部と、前記広告枠データと前記広告希望枠データ突合わせ、前記広告枠データと、前記広告希望データとが一致するときこれらのデータを組合せる組合せ処理部と、前記組合せデータ出力する組合せ出力部とを備えるものである。この特許文献1のシステムによれば、多数の媒体社間で広告宣伝枠の交換を行うことができるものの、他局のTVCM動向を把握することはできず、前記課題を解決することはできない。

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
2件

この技術が所属する分野

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請求項1

調査対象となる他局CMをCM蓄積記憶手段から取得するデータ読込部と、重複することなく他局CMを記憶する他局CM記憶手段に記憶される他局CMと当該データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行うCM照合部と、当該CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一でないと判断された他局CMを前記他局CM記憶手段に格納する他局CM格納部とを備え、前記CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一と判断された場合に、処理対象の他局CMが同一とされた他局CM記憶手段の他局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶するCM調査装置

請求項2

前記CM照合部が、重複することなく自局CMを記憶する自局CM記憶手段に記憶される自局CMと前記データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行い、前記CM照合部により自局CM記憶手段の自局CMと同一と判断された場合に、処理対象の他局CMが同一とされた自局CM記憶手段の自局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶する前記請求項1に記載のCM調査装置。

請求項3

前記CM照合部が、重複することなく自局CMを記憶する自局CM記憶手段に記憶される自局CMと前記データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行い、前記CM照合部により自局CM記憶手段の自局CMと同一と判断された他局CMについて他局CM情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶しない前記請求項1に記載のCM調査装置。

請求項4

自局CMをCM蓄積記憶手段から取得する自局CMデータ読込部と、重複することなく自局CMを記憶する自局CM記憶手段に記憶される自局CMと前記データ読込部が取得した自局CMを対比して自局CMの同一性の判断を行う自局CM照合部と、当該自局CM照合部により自局CM記憶手段の自局CMと同一でないと判断された自局CMを前記自局CM記憶手段に格納する自局CM格納部とを含む自局CM蓄積装置と、前記請求項2または3に記載のCM調査装置からなるCM調査システム

請求項5

前記請求項1ないし4のいずれかのCM調査装置により他局CM情報管理記憶手段に記憶された他局CM情報を調査結果として出力するCM調査結果出力部を含むCM調査利用者端末であって、CM調査結果出力部が、他局CMのうち同一のCMであることを示す情報に基づく他局CM毎の回数が所定回又は所定回以下の他局CMについて調査結果として出力しないCM調査利用者端末。

請求項6

調査対象となる他局CMをCM蓄積記憶手段から取得するデータ読込部と、重複することなく他局CMを記憶する他局CM記憶手段に記憶される他局CMと当該データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行うCM照合部と、当該CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一でないと判断された他局CMを前記他局CM記憶手段に格納する他局CM格納部としてコンピュータを機能させ、前記CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一と判断された場合に、処理対象の他局CMが同一とされた他局CM記憶手段の他局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶するCM調査プログラム

技術分野

0001

本発明は、放送局から放送信号に含まれて番組と共に送信されるCMを調査するCM調査システムに関し、特に、他局のCMを対象とするCM調査を行うCM調査システムに関する。

背景技術

0002

マスメディアの低迷、インターネットの台頭により、放送局の広告収入減少傾向にあり、TVCMの広告収入に依存するビジネスモデルが脅かされている。
このように業界全体でのTVCMの広告収入が拡大しない状況下で、広告主を確保することの重要性は高まるばかりである。特に、新たな広告主の確保は重要である。

0003

そのために、東名阪(キー局、準キー局)では高額な委託契約人手によるTVCM調査を恒常的に実施し、他局で放送されているCMが自局で放送されているかどうかを把握しようとしている。
特開2001−357284号公報
特開平5−183887号公報

発明が解決しようとする課題

0004

前記TVCM調査は、自局と競合する他局が放送する全てのチャネル調査員が見て、調査項目記入している。調査対象のチャネルが増加するに増えて調査員の数も必要となり、その費用莫大となる。また、記入する調査項目は、他局のTVCMについて放送時間、広告主、広告内容であるが、この記入内容を自局のTVCMと照合する必要がある。自局のTVCMのプログラムは明らかになっているものの、自局のTVCMのプログラムと調査項目の記入内容との対比による同一のTVCMか否かを判断するTVCMの照合は記入内容にも依存するためその信頼性は高くはない。また、他局のTVCM内においても、同じTVCMの回数などを集計するためには、同じTVCMか否かを判断する必要があり、同様の課題を有する。さらに、TVCMの調査員と、照合する担当者が異なる場合には、その信頼性はさらに低くなる。つまり、現在の調査方法では調査結果の信頼性が高くなく、人手で行うために安定性もなく(経験の浅い調査員による調査結果と経験の長い調査員による調査結果でバラツキが生じ、また、同じ調査員で長時間に行った調査結果と交代制で行った調査結果でもバラツキが生じる)、コストも過大となるという課題を有する。

0005

ところで、放送局などの媒体社が、相互に広告枠交換するシステムが特許文献1に開示されている。このシステムは、媒体社が主催者無料で提供する宣伝広告枠を入力する広告枠入力部と、入力された広告枠データを記憶する広告枠記憶部と、前記媒体社が広告を出したい他の媒体社を入力する広告希望入力部と、入力された広告希望データを記憶する広告希望記憶部と、前記広告枠データと前記広告希望枠データ突合わせ、前記広告枠データと、前記広告希望データとが一致するときこれらのデータを組合せる組合せ処理部と、前記組合せデータ出力する組合せ出力部とを備えるものである。この特許文献1のシステムによれば、多数の媒体社間で広告宣伝枠の交換を行うことができるものの、他局のTVCM動向を把握することはできず、前記課題を解決することはできない。

0006

また、同じ系列のキー局から配信される放送信号内のTVCMを自局のTVCMに差し替えテレビジョン文字多重放送送出方式が特許文献2に開示されている。このテレビジョン文字多重放送送出方式は、送出装置内にあらかじめ格納されている表示画面データまたは音符データに対する送出順番及び処理を定める編成データを有し、この編成データの指示により番組の情報の指定ページ表示画面データまたは音符データを別に作成してある表示画面データまたは音符データに差し替えるものである。この特許文献2の方式によれば、即効性をもって表示画面データまたは音符データを差し替えることができるものの、他局のTVCM動向を把握することはできず、前記課題を解決することはできない。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、信頼性が高く安定した他局のCMの調査結果を低コストで得られるCM調査装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

(1)他局CMと過去の他局CMの同一性を判断して他局CMを識別する
本発明に係るCM調査装置は、調査対象となる他局CMをCM蓄積記憶手段から取得するデータ読込部と、重複することなく他局CMを記憶する他局CM記憶手段に記憶される他局CMと当該データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行うCM照合部と、当該CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一でないと判断された他局CMを前記他局CM記憶手段に格納する他局CM格納部とを備え、前記CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一と判断された場合に、処理対象の他局CMが同一とされた他局CM記憶手段の他局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶するものである。

0008

このように本発明によれば、調査対象となる他局CMがCMの識別のために蓄積している他局CMと対比して同一性を判断し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがあれば当該他局CMと識別し、処理対象の他局CMに同一の他局CMがなければ処理対象の他局CMを識別のために格納しているので、他局CMを正確に分析するための調査結果を得ることができるという効果を奏する。この同一のCMであることを示す情報を集計することで、その調査期間に放送された他局CM毎の放送回数を把握することができる。

0009

CM蓄積記憶手段は後説する実施形態ではCM蓄積データベースである。CM調査装置がCM蓄積記憶手段を有してもよい。
他局CM記憶手段は後説する実施形態では他局CMデータベースである。CM調査装置が他局CM記憶手段を有してもよい。

0010

処理対象の他局CMが同一とされた他局CM記憶手段の他局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶すると前記したが、より後説する実施形態に従えば、この前記に代わりに、前記CM照合部により他局CM記憶手段の他局CMと同一と判断された他局CMについて他局CM情報を同一のCMであることを示す識別情報を付与して他局CM情報管理記憶手段に記憶する他局CM情報操作部をCM調査装置がさらに含むとすることができる。ここで、同一のCMであることを示す識別情報は後説する実施形態では重複CMIDである。例えば、後説する実施形態のように他局CM毎に重複CMIDを付与する代わりに、同一の他局CMを同じグループとして記憶してグループのメンバ数を同一の他局CMの回数とすることもでき、また、同一の他局CMを同じリストに繋げて記憶して同様に同じリスト内のデータ個数を同一の他局CMの回数とすることもできる。

0011

(2)他局CMと過去の自局CMの同一性を判断して他局CMを識別する
本発明に係るCM調査装置は必要に応じて、前記CM照合部が、重複することなく自局CMを記憶する自局CM記憶手段に記憶される自局CMと前記データ読込部が取得した他局CMを対比して他局CMの同一性の判断を行い、前記CM照合部により自局CM記憶手段の自局CMと同一と判断された場合に、処理対象の他局CMが同一とされた自局CM記憶手段の自局CMと同一であることを示す情報を他局CM情報管理記憶手段に記憶するものである。

0012

このように本発明によれば、処理対象の他局CMを自局CMと対比して同一性を判断して識別しているので、自局CMとの対比において他局CM動向を把握することができるという効果を有する。
自局CM記憶手段は後説する実施形態では自局CMデータベースである。CM調査装置が自局CM記憶手段を有してもよい。

0013

なお、自局CMと同一の他局CMを対象外とする場合には、他局CM動向を把握するうえで自局CMと同一のCMを除いて効率的に把握することができるという効果を有する。自局でも既に広告を依頼している広告主を除外して分析することができる。なお、その自局でも既に広告を依頼している広告主からより多くの広告の依頼を受けるという観点からは自局CMと同一のCMを含めて把握することが望ましい。ここで、調査対象の他局CMがどの広告主のCMであるかは、CM記憶手段に記憶されるCMに対して広告主が判明している場合には、同一のCMは同一の広告主のものであるため、調査対象の他局CMは同一とされているCM記憶手段のCMの広告主と同一となる。

0014

(3)自局CMを自動的に蓄積する
本発明に係るCM調査システムは、自局CMをCM蓄積記憶手段から取得する自局CMデータ読込部と、重複することなく自局CMを記憶する自局CM記憶手段に記憶される自局CMと前記データ読込部が取得した自局CMを対比して自局CMの同一性の判断を行う自局CM照合部と、当該自局CM照合部により自局CM記憶手段の自局CMと同一でないと判断された自局CMを前記自局CM記憶手段に格納する自局CM格納部とを含む自局CM蓄積装置と、前記(2)に記載のCM調査装置からなるものである。
このように本発明によれば、識別するための他局CMだけでなく、自局CMも自動的に格納することができる。

0015

(4)一つしかない他局CMを調査結果として出力しない
本発明に係るCM調査利用者端末は、前記(1)ないし(3)のいずれかのCM調査装置により他局CM情報管理記憶手段に記憶された他局CM情報を調査結果として出力するCM調査結果出力部を含むCM調査利用者端末であって、CM調査結果出力部が、他局CMのうち同一のCMであることを示す情報に基づく他局CM毎の回数が所定回又は所定回以下の他局CMについて調査結果として出力しないものである。

0016

このように本発明によれば、他局CMが所定回又はそれ以下しか放送されない場合にその他局CMを調査結果として出力しないので、CMでない他局CMや重要性の低い他局CMを除外して他局CM動向を把握することができるという効果を有する。CMでない他局CMが読み込まれる一つの原因は、放送信号を番組とCMに誤り無く分離することができないからである。

0017

後説する実施形態では回数が1である他局CMは出力していない。
CM調査装置として把握した本発明は、所謂当業者であれば明らかであるように、プログラムとしても把握することができる。
これら前記の発明の概要は、本発明に必須となる特徴を列挙したものではなく、これら複数の特徴のサブコンビネーションも発明となり得る。

発明を実施するための最良の形態

0018

本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。本発明は多くの異なる形態で実施可能である。したがって、本実施形態の記載内容のみで解釈すべきではない。また、本実施の形態の全体を通して同じ要素には同じ符号を付けている。

0019

本実施の形態では、主にシステムについて説明するが、所謂当業者であれば明らかな通り、本発明はコンピュータ使用可能なプログラム及び方法としても実施できる。また、本発明は、ハードウェアソフトウェア、または、ソフトウェア及びハードウェアの実施形態で実施可能である。プログラムは、ハードディスクCD−ROM、DVD−ROM、光記憶装置または磁気記憶装置等の任意のコンピュータ可読媒体に記録できる。さらに、プログラムはネットワークを介した他のコンピュータに記録することができる。

0020

(本発明の第1の実施形態)
[1.システム構成
[1.1ネットワーク構成
図1は本実施形態に係るCM調査システムのネットワーク構成図の一例である。
本実施形態に係るCM調査システムは、放送信号受信装置10、放送信号データベースサーバ20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40及びCM調査利用者端末50からなる。

0021

図1に示すネットワーク構成はCM調査システムの一例を示すものであり、他例のネットワーク構成を採ることもできる。例えば、放送信号データベースサーバ20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40を一つのコンピュータ上に構築することもでき、さらには、放送信号受信装置10及び/又はCM調査利用者端末50もその一つのコンピュータ上に構築することもできる。

0022

放送信号受信装置10、放送信号データベースサーバ20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40及びCM調査利用者端末50は、同じネットワークシステム上にあり、相互に通信可能となっている。後説するようにこれら構成要素全てが相互に通信するわけではないため、後説する動作が可能となるネットワーク構成を採ることで本実施形態は構築可能である。つまり、図1のネットワーク構成も一例に過ぎない。

0023

[1.2ハードウェア]
図2は本実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の模式図である。
放送信号受信装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、メインメモリ102、マザーボードチップセット103、ビデオカード104、HDD(Hard Disk drive)111、ブリッジ回路112、ネットワークインタフェース113、IEEEインタフェース114、光学ドライブ121、キーボード122及びマウス123からなる。

0024

メインメモリ102は、CPUバス及びマザーボードチップセット103を介してCPU101に接続されている。
ビデオカード104は、AGB(Accelerated Graphics Port)及びマザーボードチップセット103を介してCPU101に接続している。

0025

HDD111は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス及びマザーボードチップセット103を介してCPU101に接続している。同様の接続構成で、ネットワークインタフェース113及びIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineer)インタフェース114も、CPU101に接続している。ネットワークインタフェース113はネットワークケーブルを介してネットワーク装置(ハブなど)と接続している。IEEEインタフェース114は例えばIEEE1394ケーブルを介してTVチューナーボックス12と接続している。

0026

TVチューナーボックス12は、放送信号の電波を受信するアンテナ11とアンテナケーブルを介して接続している。アンテナ11で受信した放送信号の電波が電気信号となってアンテナケーブルを介してTVチューナーボックス12に送られる。TVチューナーボックス12は受け取った電気信号から特定の放送局の放送信号を取り出し、所定データ形式に変換して接続するIEEE1394ケーブルを介して放送信号受信装置10を構築するコンピュータに送る。ここでは、コンピュータと外部接続するTVチューナーボックス12を使用したが、コンピュータとPCIバス接続する内蔵型のTVチューナーを用いることもできる。TVチューナーとアンテナが一体となった機器を用いることもできる。USB接続型のTVチューナーを用いることもできる。

0027

光学ドライブ121は、低速バス、低速バスとPCIバスのブリッジ回路112、PCIバス及びマザーボードチップセット103を介してCPUに接続している。同様の接続構成で、キーボード122及びマウス123も、CPU101に接続している。光学ドライブ121は、光ディスクレーザー光照射してデータを読み込む(又は読み書きする)ドライブであり、例えば、CD−ROMドライブ、DVDドライブなどが該当する。

0028

ここでのハードウェア構成は、放送信号受信装置10を構築しているコンピュータの説示としたが、放送信号データベース20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40、CM調査利用者端末50が構築されるコンピュータも略同様の構成である。なお、IEEEインタフェース114は、放送信号受信装置10が構築されるコンピュータがTVチューナーボックス12と接続するために備えられたものであり、放送信号データベース20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40、CM調査利用者端末50が構築されるコンピュータではアンテナ11及びTVチューナーボックス12と接続しないため備える必要はない。

0029

なお、図2は本実施形態に係る放送信号受信装置10、放送信号データベース20、CM調査装置30、CMデータベースサーバ40、CM調査利用者端末50の構築されるコンピュータのハードウェア構成を模式的に示した一例に過ぎず、本実施形態を適用可能であれば、他の様々な構成を採ることができる。

0030

[1.3システム構成要素
図3は本実施形態に係るCM調査システムの構成要素のモジュール構成図である。
前記放送信号受信装置10は、放送信号の電波を受信するアンテナ(空中線)11と、このアンテナ11で受信した放送信号の中から指定された特定の放送局の放送信号を取り出すTVチューナーボックス12と、このTVチューナーボックス12から出力された特定の放送局の放送信号を番組とCMに分割する番組CM分割部13とを含む。本実施形態においては、この放送信号受信装置10は、調査対象とする放送局分必要となる。例えば、調査対象とする放送局が「○○○局」、「△△△局」、「□□□局」の3つである場合には、3つの放送信号受信装置10が必要となる。ただし、放送信号受信装置10を構築したコンピュータに複数のTVチューナーボックス12を接続することもできるため、その場合には調査対象数の放送信号受信装置10を用意する必要はない。また、本実施形態においては、放送信号受信装置10の構成要素のうち、アンテナ11は共通に使用し、入力信号を複数に分ける分配器を用いる構成とするが、放送信号受信装置10毎にアンテナ11を設けてもよい。

0031

前記アンテナ、TVチューナーは周知・慣用技術であり、詳細な説明は省略する。
番組CM分割部13は、周知・慣用技術のCMと番組を分割する手法も用いる。例えば、放送信号の音声無音部分を検出して、その検出した無音部分をCMの開始又は終了することで、CMと番組を識別することが可能となる。音声信号のCMと番組の境界を特定すると、それに対応する映像信号上のCMと番組の境界も特定することができる。これにより、音声信号及び映像信号ともにCMと番組に分割することができる。本実施形態では、放送信号からCMの音声信号及び映像信号と、番組の音声信号及び映像信号を取得して蓄積しているが、少なくもCMの音声信号及び映像信号を蓄積すればよい。また、CMの音声信号及び映像信号を蓄積しているが、後説のCM照合部32のCM照合で使用する方を蓄積する構成であってもよい。ただし、放送局員がCM調査利用者端末50を用いて調査結果と共にCMを閲覧可能とする場合には、CMの音声信号及び映像信号を出力することが望ましく、両方を蓄積するのがよい。

0032

放送信号データベースサーバ20は、番組のみが蓄積された番組蓄積データベース21と、CMのみが蓄積されたCM蓄積データベース22を管理する機能を有する。詳細には、認証を経た外部からの追加、更新、削除の要求を受けて、該当操作を実行する。前説した通り、本実施形態ではCM蓄積データベース22のみの構成であってもよい。CM蓄積データベース22は、放送局、放送日時、CM秒数及びCMデータからなる。
CM調査装置30は、データ読込部31、CM照合部32、他局CM格納部33及び他局CM情報操作部34からなる。

0033

データ読込部31は、指定された調査期間に含まれるCMをCM蓄積データベース22から取得する機能を有する。詳細には、放送信号データベースサーバ20にアクセスして、認証を経た後に、指定された調査対象期間のCMを取得できるような問い合わせを実行する。問い合わせは、使用するデータベース系で用いられる照会言語に従う。ここで、CM調査装置30がCMを取得した後に、取得したCMについては放送信号データベースサーバ20内から削除してもよい。このように一旦取得して処理CMが放送信号データベースサーバ20内で削除されたとしても、他局CM情報管理データベース43内に他局CM情報は蓄積されているため、調査期間が前回以前の調査期間と重複する場合であっても重複しない調査期間の他局CMを処理して他局CM情報を求め、既に処理されている重複期間の他局CM情報と合わせて調査期間の他局CM情報とすることができる。これは、これまで設定された調査期間を記録している場合には、前説のように放送信号データベースサーバ20内から処理した他局CMを削除しなくとも実現することができる。データ読込部31のデータ読込順序は、調査期間内の他局CMをランダムに読み込んでもよいが、放送局毎に読み込むことが望ましく、時系列順に読み込むことが望ましい。

0034

CM照合部32は、自局CMデータベース41内に蓄積されるCMの映像信号を取得し、データ読込部31により取得されたCMの映像信号と対比し、同一のCMか否かを判断し、自局CMデータベース41の自局CMのいずれとも同一でない場合に他局CMデータベース42内に蓄積されるCMの映像信号を取得して、データ読込部31により取得されたCMの映像信号と対比し、同一のCMか否かを判断する機能を有する。本実施形態においては、CMの同一性判断にあたってCMの映像信号を用いたが、音声信号でもよく、映像信号及び音声信号であってもよい。

0035

ここでの、映像信号の照合技術は、周知・慣用技術、公知技術を用いることができる。第1に、データ読込部31のCM映像信号、CMデータベースサーバ40のCM映像信号それぞれを構成するフレーム同士を画像照合し、所定の類似度を持って同一とみなす照合処理を用いることができる。第2に、前記第1のフレーム同士の画像照合を、所定間隔毎に実行するものを用いることができる。第3に、前記第1又は第2のフレームの画像照合を、直接画像ではなく周波数変換などの特徴データを算出して照合するものを用いることもできる。第4に、映像信号の代わりに音声信号でも同様の処理を行うことができる。第5に、映像信号及び音声信号を共に用いて、どちらか一方が所定の類似度を有している場合、又は、どちらも所定の類似度を有している場合に同一のCMとすることもできる。

0036

本実施形態では、前記第3の方法を用い、CM映像信号の特徴データを求めてそれらの対比によりCMの同一性を求める。したがって、CM照合部32は、データ読込部31により取得されたCMの映像信号の特徴データを算出し、自局CMデータベース41又は他局CMデータベース42内に蓄積されるCMの映像信号の予め求められている特徴データを取得し、それらの特徴量を対比して類似度を求め、所定閾値を超えているか否かにより、CMの同一性を判断する。

0037

CMデータベースサーバ40は、自局CMデータベース41、他局CMデータベース42、他局CM情報管理データベース43を管理する機能を有する。詳細には、認証を経た外部からの追加、更新、削除の要求を受けて、該当操作を実行する。自局CMデータベース41は、CMを一意に識別するCMID、CMデータ、特徴データからなる。他局CMデータベース42も、自局CMデータベース41と同様に、CMID、CMデータ、特徴データからなる。ここで、自局CMデータベース41はCM名、広告主を有することが望ましい。

0038

他局CM情報管理データベース43は、CMID、重複CMID、回数(同一放送局で同一のCM回数)、判定フラグ、CM時間、放送局、放送日時、CM名、広告主及びCM区分からなる。

0039

重複CMIDは処理対象のCMと同一とされた自局又は他局のCMIDである。同一放送局の同一の重複CMIDを集計することで、その調査期間で同じCMが何回放送されたかを把握することができる。利用者が選択している他局CM情報の重複CMIDに基づいて自局CMデータベース41又は他局CMデータベース42からCMデータを読み出し再生することで利用者が選択しているCM内容を見ることができる。

0040

回数は他のCMと同一とされていない場合に初期値の1が付与され、同一のCMとされた時系列の順に従って1インクリメントされる。例えば、あるCMが放送されて処理された場合には回数には初期値の1が付与され、それと同一のCMが以降に放送されて処理された場合には1インクリメントされた2が付与され、以降の放送の度に1インクリメントされた値が付与される。
判定フラグは、回数が初期値の1のとき立ち上がるフラグである。

0041

CM名、広告主は、他局CMデータベース42内のCMと同一とされた場合には、その同一とされたCMに係る他局CM情報のCM名、広告主となる。自局CMデータベース41がCM名、広告主を有している場合には、自局CMデータベース41内のCMと同一とされた場合には、その同一とされたCMのCM名、広告主となる。

0042

CM区分は、「未確認」、「対象外」、「ネットCM」、「調査対象」の値がある。「未確認」はCM区分が確認されていない区分値である。「対象外」はCMと認識した番組であったり、CMと認識した番組PRであったり、CMでなかったものに付与される区分値である。「ネットCM」はキー局で挿入されたCMに付与される区分値である。「調査対象」はCM調査の調査対象となるCMに付与される区分値である。この「調査対象」のCM区分値が付与されているCMのみがCM調査の調査対象となる。初期値は「未確認」であり、自局CMデータベース41又は他局CMデータベース42内のCMと同一とされた場合には「調査対象」が付与される。このCM区分はCM調査利用者端末50を用いて利用者が変更することができる。なお、
他局CM格納部33は、CM照合部32で自局CMデータベース41、他局CMデータベース42のいずれにもCMが蓄積されていない新たなCMを他局CMデータベース42に格納する機能を有する。
他局CM情報操作部34は、一のCMについてのCM照合部32の照合結果に従って他局CM情報管理データベースにその一のCMについてのCM情報を追加する機能を有する。

0043

CM調査利用者端末50は、CM調査設定部51と、CM調査結果出力部52とからなる。CM調査設定部51は、CM調査の設定を利用者から受け付け、受け付けた設定を行う機能を有する。詳細には、CM調査設定部51は、受け付けた設定をCM調査装置30に送り出す。CM調査装置30は、そのCM調査設定を受け取り、CM調査を実行する。CM調査設定の項目は、主に調査期間である。調査期間は調査開始日時と調査終了日時からなる。CM調査結果出力部52は、CM調査装置30により処理されたCM調査結果を取得して出力する機能を有する。詳細には、CM調査結果出力部52は、指定されたCM調査設定に従ってCM調査装置30により処理されたCM調査結果を他局CM情報管理データベース43から読み出して取得する構成となっているが、CM調査装置30が他局CM情報管理データベース43に他局CM情報を追加すると共に一時記憶領域に保有してCM調査利用者端末50に返す構成であってもよい。

0044

CM調査結果出力部52は、判定フラグが立っているCM、つまり、調査期間中の同じ放送局において回数が1回とされるCMは出力対象としない構成である。回数が1回のみであるCMをCM情報管理データベース43から読み出さない。ここで、回数が1回のみであるCMをCM情報管理データベース43から読み出すものの、出力しない構成にすることもできる。

0045

[2.動作]
各放送信号受信装置10で収集され、放送信号データベースサーバ20に番組、CMが蓄積されるまでの処理は明らかであるため、説明は省略する。
[2.1自局CMデータベースのデータ追加]
自局のCMについては、CMバンク装置、各種営業システムから映像信号及び音声信号からなるCMデータを取得することができる。この取得したCMデータの映像信号からCM照合部32の処理と同様に、CMの映像信号の特徴データを算出する。CM毎にCMデータ、算出したCMの特徴データを自局CMデータベースに追加する。

0046

例えば、利用者がネットワーク又は外部記憶媒体を用いてCM調査利用者端末50上に自局のCMデータを取り込み、映像信号からその映像信号の特徴データを算出する特徴データ算出部を用いて取り込んだCMデータの映像信号からCMの映像信号の特徴データを算出し、さらに、算出した特徴データと元となったCMデータを自局CMデータベース41に追加する。これを具体的に実現するために、自局CMデータベース41へ特徴データとCMデータの組合せを追加する自局CMデータベース操作部と、前記特徴データ算出部を備える自局CMインポート機能をCM調査利用者端末50に追加する。勿論、他のコンピュータ上に自局CMインポート機能を実装してもよいし、特徴データ算出部のみを実装し、自局CMデータベース操作部は一般的にデータベースの開発会社が提供する照会言語を用いるデータベースクライアントを使用して追加してもよい。このCMの追加に伴い、各CMにCM名、広告主を追加してもよい。

0047

[2.2 CM調査動作]
図4は本実施形態に係るCM調査システムのCM調査動作のフローチャートである。図5は本実施形態に係るCM調査利用者端末でのGUIの一例である。
CM調査利用者端末50を起動させ認証を経た後に、図示しない図5トップ画面から、図5(a)の「新規調査設定」を押下すると、調査期間及びメモが設定可能に表示される調査設定ウィンドウ(図示しない)が表示される。例えば、利用者はCM調査利用者端末50に対し、調査期間の調査開始日時を「2006/04/01(09:00:00)」、とし、調査終了日時を「2006/04/07(08:59:59)」として入力する。

0048

CM調査利用者端末50のCM調査設定部51が調査期間を受け付ける。受け付けた調査期間は、CM調査装置30に送り出される。
CM調査装置30は、利用者から受け付けた調査期間を取り込み、データ読込部31は取り込んだ調査期間に含まれるCMの映像信号をCM蓄積データベース22から取得する(ステップS200)。なお、ここで既に他局CM情報が求まって他局CM情報管理データベース43に蓄積されている場合には、その求まっている調査期間に関しては以降の処理を実施しない構成とすることもできる。

0049

CM調査照合部32は、データ読込部31により取り込まれた調査期間内のCMの映像信号で以降の処理がなされていないCMの映像信号があるか否かを判断し(ステップS205)、ないと判断した場合には処理を終了する。

0050

前記ステップS205で未処理のCMの映像信号があると判断した場合に、CM照合部32は処理対象のCMの映像信号の特徴データを算出し、自局CMデータベース41から少なくともこの時点までに読み出したCMの映像信号の特徴データと対比し(ステップS210)、その一のCMと同一となる自局CMがあるか否かを判断する(ステップS215)。ここでの対比は自局CMデータベース41の全ての自局CMの映像信号の特徴データが対象となる。

0051

CM照合部32により自局CMと同一であると判断した場合には、他局CM情報操作部34が自局CM情報を取得し(ステップS240)、取得した自局CMのCM名、広告主、CM区分、CMIDを処理対象のCMについてのCM情報(それぞれCM名、広告主、CM区分「調査対象」、重複CMID)として他局CM情報管理データベース43に追加する。他局CM情報管理データ43の他の属性は、CMID、CM時間、放送局、放送日時は処理対象のCMの属性から明らかであり、その値を追加する。また、残りの属性である回数、判定フラグは次のようにして追加される。回数は、同じ放送局で同じ調査期間で同一の重複CMIDを有する他のCMの総数に1を加算した数を追加する。判定フラグは追加する回数の数が2以上であれば0となり、1であれば1となる。前記ステップS240以降の処理対象のCMについての他局CM情報操作部34による他局CM情報管理データベース43への追加処理はステップS235となる。

0052

前記ステップS215で処理対象のCMは自局CMと同一ではないと判断した場合には、算出した処理対象のCMの特徴データを、他局CMデータベースから少なくともこの時点までに読み出したCMの映像信号の特徴データと対比し(ステップS220)、そのCMと同一となる他局CMがあるか否かを判断する(ステップS225)。CM照合部32により他局CMと同一であると判断した場合には、他局CMのCM名、広告主、CM区分、CMIDを処理対象のCMについてのCM情報(それぞれCM名、広告主、CM区分「調査対象」、重複CMID)として他局CM情報管理データベース43に追加する。他局CM情報管理データ43の他の属性は、CMID、CM時間、放送局、放送日時は処理対象のCMの属性から明らかであり、その値を追加する。また、残りの属性である回数、判定フラグは次のようにして追加される。回数は、同じ放送局で同じ調査期間で同一の重複CMIDを有する他のCMの総数に1を加算した数を追加する。判定フラグは追加する回数の数が2以上であれば0となり、1であれば1となる。前記ステップS225以降の処理対象のCMについての他局CM情報操作部34による他局CM情報管理データベース43の追加処理はステップS235となる。

0053

前記ステップS225においてCM照合部32により他局CMと同一でないと判断した場合には、処理対象のCMのCMID、CMデータ及び特徴データを他局CMデータベース42に追加する(ステップS230)。一のCMについてのCM名、広告主、CM区分は新たなCMのため値がないため「NULL」又は「値なし」(CM区分だけは「未確認」とする)として他局CM情報管理データベース43に追加する。CMID、CM時間、放送局、放送日時は処理対象となっている一のCMの属性から明らかであり、その値を追加する、重複CMIDも一のCMのCMIDでよい。また、残りの属性である回数は、「1」であり、判定フラグは1となってフラグが立っている。前記ステップS230以降の処理対象のCMについての他局CM情報操作部34による他局CM情報管理データベース43の追加処理はステップS235となる。
ステップS235の後は、ステップ200に戻る。

0054

処理を終了した後に、利用者がCM利用者端末50の図5(b)の「未確認CMメンテナンス」を押下すると、CM調査結果出力部52は他局CM情報管理データベース43から調査期間の調査結果を取得して出力して、図5に示す通りとなる。
図5ウィンドウ中央部に調査結果の集計を示し、ウィンドウ底部に調査結果の詳細をCM毎にCM区分に従って表示している。

0055

調査結果の集計は、調査期間/メモ、合計CM数、局別CM、担当者、状況のフィールドからなる。メモは調査期間の設定時に必要に応じて設定した利用者が入力したものである。合計CM数は調査期間における対象放送局におけるCMの総数と、CM区分に従った未確認及び確定とからなる。確定はCM区分値が「対象外」、「ネットCM」、「調査対象」のときである。この合計CM数のフィールドの放送局別が局別CMのフィールドである。担当者は調査設定した利用者のことである。状況は「確定」と「未確定」からなり、未確定のCMが一つでもあれば「未確定」となり、全て確定のCMとなったとき「確定」となる。

0056

調査結果の詳細の上部にあるCM区分のリストボックスは、選択されているCM区分に該当するCMの詳細を下部のリストに表示する。画像表示チェックボックスチェックした状態で「再表示」のボタンを押下することで、下部のリスト内のCMのサムネイルがいくつか表示されて再描画される。逆に、画像表示のチェックボックスをチェックしない状態で「再表示」のボタンを押下することで、下部のリスト内のCMのサムネイルがなくなって再描画される。「CM区分変更」のボタンは、リスト内の右端の「CK」フィールドのチェックボックスが有効となっているCMに対して、別ウィンドウで指定可能なCM区分値に一括してCM区分を変更するためのボタンである。下部のリスト内のフィールドのうち、「秒」はCM時間に等しく、「放送日時」は回数が1のCMの放送日時であり(これは同じCMの中から代表して最も古い放送日時を表示しているが、最新の放送日時であってもよい)、「本数」は重複CMIDの最大回数に等しい。「プレビュー」のフィールドの「表示」ボタンを押下すると、該当CMのCMデータが重複CMIDに基づいて自局CMデータベース41、他局CMデータベース42から読み出されて別ウィンドウにてCMデータの映像信号と音声信号が再生される。

0057

ここで、CM調査結果出力部52により、図5のウィンドウが表示されているのであるが、下部のリストには回数1回のCM、判定フラグが立っているCMは表示されない。このように構成することで、CMではないものが除外されたり、CMであっても広告枠が少ないCMを対象外として効率的な他局CM動向の分析を行うことができる。ここで、回数1回のCMではなく、回数1回のCMで且つCM区分が「未確認」のCMに対して判定フラグを立てて出力対象外とする構成が望ましい。

0058

図5のウィンドウの下部リストの各CMのCMIDを押下すると、別ウィンドウが表示され、リスト内のCM名、広告主などを入力することができる。入力された値は他局CM情報管理データベース43上で該当CMについて更新される。

0059

(その他の実施形態)
[自局CMの自動蓄積]
前記第1の実施形態においては自局CMデータベースに蓄積している自局CM、特徴データは利用者が事前に用意するものであると説示したが、新たに自局CM蓄積装置60を設け、また、自局用の放送信号受信装置10を設け、放送信号データベース20を介して自局CMを取り込み、新たな自局CMを自局CMデータベース41に追加する構成を採ることもできる。図6は本実施形態に係るCM調査システムの構成要素のモジュール構成図である。ただし、図示上の便宜のため、自局CM蓄積に係るモジュール構成のみを示している。

0060

自局CM蓄積装置60は、自局CMデータ読込部61、自局CM照合部62及び自局CM格納部63からなる。
自局CMデータ読込部61は放送信号データベースサーバ20のCMデータベース22に格納されているCMのうち読み込んでいない自局CMを読み込む。ここで、自局CMデータ読込部61が自局CMを読み込んだ後に、読み込んだ自局CMについては放送信号データベースサーバ20内から削除してもよい。

0061

自局CM照合部62は、前記第1の実施形態と説示したように、読み込んだCMの映像信号の特徴データを算出し、自局CMデータベース41に格納されているCMの特徴データを少なくともこの時点まで読み出して対比し、類似度に基づいて同一か否かを判断する機能を有する。

0062

自局CM格納部63は、前記自局CM照合部62の照合結果に基づいて同一のCMが既に自局CMデータベース41に格納されている場合には処理対象のCMを追加せず、他方、同一のCMが未だ自局CMデータベース41に格納されていない場合には処理対象のCMを追加する機能を有する。自局CMデータベース41にはCMID、CMデータ、特徴データは自動的に格納されるものの、CM名、広告主、CM区分は自動的に格納されないため、CM調査利用者端末50を用いてこれらCM名、広告主、CM区分を更新する構成とすることもできる。

0063

[自局CMと同一CMの調査非対象]
前記第1の実施形態においては自局CMと同一である他局CMであっても、CM区分を「調査対象」としたが、「対象外」とすることもできる。
さらに、前記第1の実施形態においては自局CMと同一である他局CMであっても、自局CM情報を取得し(ステップS240)、CM割付処理(ステップS235)を実行しているが、他局CMが自局CMと同一であると判断された時点で、ステップS200に移行して次の他局CM処理を行う構成にすることもできる。

0064

このように自局CMと同一である他局CMを扱うことで、他局と共通の広告主に対する余分な分析を回避することができる。しかしながら、同じスポンサーでもより多くの広告枠をとるように営業することもあり、オプション機能として利用者の設定に応じて機能をオンオフする構成であることが望ましい。

0065

以上の前記各実施形態により本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は実施形態に記載の範囲には限定されず、これら各実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能である。そして、かような変更又は改良を加えた実施の形態も本発明の技術的範囲に含まれる。このことは、特許請求の範囲及び課題を解決する手段からも明らかなことである。

図面の簡単な説明

0066

本発明の第1の実施形態に係るCM調査システムのネットワーク構成図の一例である。
本発明の第1の実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の模式図である。
本発明の第1の実施形態に係るCM調査システムの構成要素のモジュール構成図である。
本発明の第1の実施形態に係るCM調査システムのCM調査動作のフローチャートである。
本発明の第1の実施形態に係るCM調査利用者端末でのGUIの一例である。
本発明のその他の実施形態に係るCM調査システムの構成要素のモジュール構成図である。

符号の説明

0067

10放送信号受信装置
11アンテナ
12TVチューナーボックス
13番組CM分割部
20放送信号データベースサーバ
21 番組蓄積データベース
22 CM蓄積データベース
30 CM調査装置
31データ読込部
32 CM照合部
33他局CM格納部
34 他局CM情報操作部
40CMデータベースサーバ
41自局CMデータベース
42 他局CMデータベース
43 他局CM情報管理データベース
50 CM調査利用者端末
51 CM調査設定部
52 CM調査結果出力部
60 自局CM蓄積装置
61 自局CMデータ読込部
62 自局CM照合部
63 自局CM格納部
101 CPU
102メインメモリ
103マザーボードチップセット
104ビデオカード
111 HDD
112ブリッジ回路
113ネットワークインタフェース
114IEEEインタフェース
121光学ドライブ
122キーボード
123 マウス

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