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技術 転換可能なシャーシ釣りリール

出願人 コレギアインコーポレイテッド
発明者 バーカークレイグエイチ
出願日 2008年2月15日 (12年5ヶ月経過) 出願番号 2008-034316
公開日 2008年7月24日 (12年0ヶ月経過) 公開番号 2008-167762
状態 未査定
技術分野 魚釣り(3)釣用リール
主要キーワード 平坦ヘッド 駆動装置システム 回転トラック 指ぬき 主駆動ギア 接続継ぎ手 牽引面 ベローズ継手
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2008年7月24日)のものです。
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図面 (17)

課題

釣り糸キャスティングおよび釣り糸の回収を円滑に行なう。

解決手段

より効果的なライン・キャスティングおよびライン回収のために許すためのユニークな設計を有する交換可能な釣りリールからなる。これを達成するために、2つの別個部品本体シャーシスプールシャーシを備えている。スプール・シャーシは、本体シャーシの少なくとも1つの支持アーム接合されている。この接合は、スプール・シャーシがスプール・シャーシ内で90°回転することを可能にし、ライン・キャスティング位置にある本体シャーシに垂直になっており、ライン回収位置にある本体シャーシに水平になっている。

概要

背景

2つの基本的なデザインは、今日使用されている釣りリールの全ての範囲を含み、両方ともそれらの利点およびそれらの限界を持っている。伝統的な「スピニング(またはスピンキャスト)」リールは軽量で簡単なキャスティングと取り扱いができるようにするために釣り竿の下に掛かるように設計されており、他方「従来の」リールは釣り竿の上に取り付けられ、のキャスティングが必要でない時に好まれる。

「従来の」リール設計は、スプール(その上には釣り糸が巻かれる)の軸が、リールが取り付けられるロッドに対して直交するように要求する。これは、スプールがライン回収の方向と平行な方向に自由に回転することを可能にする。この特徴は、それがラインねじれを除去し、ラインがスプールに巻かれるとき、ライン上の摩擦力を最小にし、かつ引っかかったがラインをリールから引き離すとき均一抵抗荷重を提供する、なめらか横すべり面を生み出す(この横すべり面はこの後「ドラック(drag)」とし参照される)ので、魅力的である。

米国特許 No. 1,001,195(Gillette)、2,439,298(Horari)、4,564,158(Moosbergら)、5,007,601(Emuraetal)、5,301,899(Sato)、と5,911,378(Plestari)を含む多くの特許は、種々の釣りリールを記述しており、これらは参照されることによってここに盛り込まれる。さらに、ここに言及され若しくは参照され、又は優先の利益が主張された全ての特許、特許出願、仮出願、及び公開されたものは、参照により、それらの全体が本明細書の明示の教示に反しない程度において、ここに盛り込まれるものである。

釣りリールに関しては、以下の従来文献がある。

特開2002−171881号公報
特開平2001−333669号公報
特開平2001−275528号公報

概要

釣り糸のキャスティングおよび釣り糸の回収を円滑に行なう。より効果的なライン・キャスティングおよびライン回収のために許すためのユニークな設計を有する交換可能な釣りリールからなる。これを達成するために、2つの別個部品本体シャーシとスプール・シャーシを備えている。スプール・シャーシは、本体シャーシの少なくとも1つの支持アーム接合されている。この接合は、スプール・シャーシがスプール・シャーシ内で90°回転することを可能にし、ライン・キャスティング位置にある本体シャーシに垂直になっており、ライン回収位置にある本体シャーシに水平になっている。

目的

そこで本発明は、釣り糸のキャスティングおよび釣り糸の回収を円滑に行なうことができる転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

選択的にラインキャスティングおよび回収するための回転可能なスプールシャーシ付きの転換可能なシャーシ釣りリールであって、a)枢軸取付部を備える本体シャーシと、b)該本体シャーシに回転可能に連結されたスプール・シャーシと、を備え、前記スプール・シャーシは、スプールを受けるための車軸を備え、前記車軸は、単一端で前記スプール・シャーシに固定され、前記スプール・シャーシは、前記枢軸取付部に枢動可能に連結され、前記スプール・シャーシは、第1の位置と第2の位置との間を選択的に回転可能であることを特徴とする転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項2

ベルワインド機構を更に備えることを特徴とする請求項1記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項3

牽引を調整する調整可能な牽引部品を更に備えることを特徴とする請求項1記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項4

リール駆動装置を更に備えることを特徴とする請求項1記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項5

前記リール駆動装置は、逆回転防止機構を備えることを特徴とする請求項4記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項6

前記スプール・シャーシの前記車軸は前記第1の位置においてライン回収の方向に平行であり、かつ前記第2の位置において該ライン回収の方向に垂直であることを特徴とする請求項1記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項7

前記リール駆動装置は、チェーンスプロケットギアベルトケーブル、コード、ビーズ・チェーン、ロープ旋回駆動装置ウインチウインチ駆動装置クローラ駆動装置ホイール駆動装置通風装置駆動装置、ポンプ駆動装置水力駆動装置流体駆動装置タービン電気駆動装置電気モータおよびバッテリ駆動装置からなるグループから選択された駆動装置システムによって、前記スプールと伝達することを特徴とする請求項4記載の転換可能なシャーシ釣りリール。

請求項8

本体シャーシと、枢軸取付部を介して前記本体シャーシに枢動可能に連結されたスプール・シャーシと、を備え、前記スプール・シャーシはスプールを受けるための車軸を備え、前記車軸は単一端で前記スプール・シャーシに固定された転換可能なシャーシ釣りリールにおいて、a)前記スプールから送り出されるラインの方向に平行な第1の方向に前記スプール・シャーシの前記車軸を向け、b)前記スプールからラインを送り出し、c)前記スプール上への前記ラインの回収のために、前記スプール・シャーシの前記車軸を前記第1の方向に略垂直な第2の方向に向け、d)前記スプール上に前記ラインを回収するために、前記第2の方向に向けられた前記スプールを回転させることを備えていることを特徴とする選択的なラインのキャスティングおよび回収方法

技術分野

0001

本発明は、釣りリールに係り、特に、スピニング・リールと同様の方式で釣りラインキャストされ、かつ従来のリールと同様の方式で釣りラインが回収される転換可能な釣りリールに関する。

背景技術

0002

2つの基本的なデザインは、今日使用されている釣りリールの全ての範囲を含み、両方ともそれらの利点およびそれらの限界を持っている。伝統的な「スピニング(またはスピン・キャスト)」リールは軽量で簡単なキャスティングと取り扱いができるようにするために釣り竿の下に掛かるように設計されており、他方「従来の」リールは釣り竿の上に取り付けられ、のキャスティングが必要でない時に好まれる。

0003

「従来の」リール設計は、スプール(その上には釣り糸が巻かれる)の軸が、リールが取り付けられるロッドに対して直交するように要求する。これは、スプールがライン回収の方向と平行な方向に自由に回転することを可能にする。この特徴は、それがラインねじれを除去し、ラインがスプールに巻かれるとき、ライン上の摩擦力を最小にし、かつ引っかかったがラインをリールから引き離すとき均一抵抗荷重を提供する、なめらか横すべり面を生み出す(この横すべり面はこの後「ドラック(drag)」とし参照される)ので、魅力的である。

0004

米国特許 No. 1,001,195(Gillette)、2,439,298(Horari)、4,564,158(Moosbergら)、5,007,601(Emuraetal)、5,301,899(Sato)、と5,911,378(Plestari)を含む多くの特許は、種々の釣りリールを記述しており、これらは参照されることによってここに盛り込まれる。さらに、ここに言及され若しくは参照され、又は優先の利益が主張された全ての特許、特許出願、仮出願、及び公開されたものは、参照により、それらの全体が本明細書の明示の教示に反しない程度において、ここに盛り込まれるものである。

0005

釣りリールに関しては、以下の従来文献がある。

0006

特開2002−171881号公報
特開平2001−333669号公報
特開平2001−275528号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、他ならぬこの特徴は、キャストの間にラインを引き出すために、スプールを回転させる必要があるので、その最も大きい欠陥にもなる。この筋書きにおいて、キャスティング効率は、使われている餌の重量および惰性に直接依存する。この矛盾は、一定のライン引出しがキャストの間、保持されるという可能性を減少させる。この結果、キャストの間のラインのどのような緩みであっても、畢竟、その緩んだラインがそれ自体に巻き戻されて、ラインの「」のようなもつれへと帰着する。さらに、従来のリールは、一般に、重量でより重く、釣り竿の上部に取り付けられる。これらの限界は、特に、より軽量の餌を投げようとするときは、従来のタックル(巻き上げ装置)を用いたキャスト釣りをとても厄介なものとする。

0008

「スピニング(回転する)」リールは、従来の巻き上げ装置に固有のキャスティング問題を軽減するのを助けるために開発された。スピニング・リールは、軸が釣り竿と平行である、固定されたオープンエンドのスプールで設計されている。キャストの間、ラインは自由にスプールの開いた端から、ロッド上に取り付けられているライン・ガイドを通って繰り出される。このスプール位置は、キャスティングの際にラインが繰り出されるときの緩みを防ぎ、従来のリールの使用に内在するバックラッシュ問題を効果的に排除する。さらに、スピニング・リールは、一般に、重量において軽量で、ロッドの下に引っ掛けられていて、餌のキャスティングをかなり容易にしている。

0009

残念なことに、この設計特徴は従来の巻き上げ装置のキャスティングと関連する問題を排除したが、新しい問題が生み出された。スピニング・リールの主な欠点は、スピニングリールが、ラインを回収するために、静止したスプールのまわりを接線方向に(しかし、ライン回収の方向に対して垂直に)周回する外側のワイヤーベイルに依存するということである。回収において、ラインは、90度でワイヤー・ベイルを横切って押し付けられ、摩擦による熱でラインの捻れ劣化を引き起こす。

0010

スピニング・リールのもう1つの主な限界は、本質的に貧弱な牽引システムデザインである。牽引機構がスプール・ハウジングの比較的小さいエリアの中に備え付けられているため、牽引座金の直径(したがって表面積)は、従来の巻き上げ装置の牽引座金と比較して激しく制限される。したがって、座金は、例えば、魚と格闘しているときのように、ストレスがかかっている間に熱膨張を受けやすくなる。さらに、牽引面は、ライン回収の方向に対して垂直である。これは、魚が牽引の力に打ち勝つとき、ラインが、極端な伸張の下、ワイヤー・ベイルを90度で横切って引かれることを意味する。結果として生じる摩擦は、熱として消失し、これによってラインの強度を急速に劣化させるだけでなく、「荒く」、釣り人によって好まれる滑らかな牽引とは程遠い牽引となってしまう。

0011

そこで本発明は、釣り糸のキャスティングおよび釣り糸の回収を円滑に行なうことができる転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明は、より効率的なライン・キャスティングおよびライン回収を可能とするユニークなデザインで、転換可能な釣りリールを提供することによって、当該技術分野における上述した問題を解決する。この目的を達成するために、本発明の好ましい実施例は、2つの別個部品である本体シャーシおよびスプール・シャーシを備えている。

0013

スプール・シャーシは、枢動取付部によって本体シャーシに結合されている。枢動取付部は、本体シャーシが取り付けられている釣り竿の方向に対して、スプール・シャーシが枢軸周りを90°回転することを可能とする。枢動取付部は、少なくとも1つの支持アーム、1対の支持アーム、ベル・ハウジング、または、本発明に従って旋回許す他の同様な装置を備えることが可能である。これは、スプール・シャーシが、ライン・キャスティングの釣り竿の方向に直交するように、かつライン回収の釣り竿の方向に平行に配置されることを可能にする。

0014

ライン回収位置からライン・キャスティング位置にフィッシング・リールを変えるために、スプール・シャーシは90°回転され、スプール・シャーシが本体シャーシに対して垂直になるような位置に固定される。通常のキャストの間、ラインがリリースされるとき、ラインは、スピニング・リールで一般的であるように、スプールの開口面の前方からすべり落ちる。

0015

キャストが完了し、駆動装置機構が駆動しているとき、スプール・シャーシは、スプール・シャーシが再び本体シャーシに平行になるように、反対方向に自動的に90°回転する。この位置において、ラインは、従来のリールの方法に類似した方法を利用して回収される。

0016

本発明の目的は、スピニングおよび従来の釣りリールの双方のデザインおよび使用に内在する問題を排除しつつ、両方の長所を単一の構造の中に保持することである。

0017

この発明の2つの実施形態がここに説明され、図示される一方、発明の概念へのさまざまな変更が、発明の精神および範囲から離れることなく、当該技術に熟練した者にとって明白で、かつ明らかであろうという点に対する留意と認識が必要である。

0018

したがって、本発明の目的は、転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することにある。

0019

さらに、本発明の目的は、釣り糸の面に対して垂直な位置と釣り糸の面に対して平行な位置との間で回転している転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することにある。

0020

また、本発明の更なる目的は、少なくとも1本の支持アームに回転可能に取り付けられた転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することにある。

0021

さらに、本発明の更なる目的は、支持アーム上の枢軸点を通して伝搬していく駆動手段を有する少なくとも1本の支持アームに回転可能に取り付けられた転換可能なシャーシを有する釣りリールを提供することにある。
さらに、本発明の目的と利点は、好ましい実施形態および添付の図面に係る以下の記述を参照することによって明白になるであろう。

発明を実施するための最良の形態

0022

上記目的、更なる目的、特徴および本発明の長所が達成されることとなる方法は、同一の参照符号によって同じ要素、構成要素または特徴が参照されている、好ましい実施形態、すなわち実施例、及び添付図面に係る以下の詳細な説明から十分に明らかとなるであろう。

0023

第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態による、ライン回収位置における全てのリール組立部品1を示す図である。本体シャーシ5は、2つの部分(ハウジングおよび表面カバー)から構成されており、耐水性となるように設計されている。本体シャーシ取付部7は、リール1が釣り竿(図示略)に取り付けられる基礎である。クランクハンドル9は、それが容易に釣り人によってアクセスでき、自由に回転させるように、ポイントFで、本体シャーシ5のクランク部品11の部分に接合されている。

0024

本アプリケーションにおいて、本体シャーシの面は、リールの本体シャーシ足によって生成される面に略平行になるように規定され、リール1が釣り竿(図示略)に取り付けられる基礎を形成する。したがって、この面は、リールがマウントされる釣り竿の面に等しい。スプール・シャーシ13の面は、スプール・シャーシの本体駆動軸に略垂直になるように規定され、このスプール・シャーシの本体駆動軸はスプール取付機構(したがってスプール)が回転する中心となる回転軸を形成する。

0025

図1に示すように、スプール・シャーシ13は、接合点HおよびJで、本体シャーシ5の上部駆動支持アーム15および下部駆動装置支持アーム17に接合されている。図7に示すように、本体(複数)は、両構成要素に共通で、これらを横切る垂直ピン87と89によって接合されている。垂直ピン87および89は、釣り人がラインを投げるためにライン回収位置(図1)からライン・キャスティング位置(図2)へ変えたいとき、本体シャーシ5の上部駆動支持アーム15および下部駆動装置支持アーム17内で、スプール・シャーシ13が円弧状に90°回転する中心となる回転軸を形成する。ラバーワッシャ19,21は、通常のフィッシング配置からキャスティング配置に切り替えるときに、釣り人がスプール・シャーシ13の位置を変える際に生じる摩擦力を低下させるために、スプール・シャーシ13および本体シャーシ5の間の点H,Jに配置される。ラバー・ワッシャ19,21は、湿気侵入に対する障壁として機能する。

0026

本発明は、均等巻き機構を含んでもよい。第1実施形態で挙げる均等巻き機構23は、スプール・シャーシ13の拡張部である。そして、スプール・シャーシ13の上部の近くに、位置Lに配置される。図3に示すように、均等巻き機構23は、外側ハウジング49、交差状螺旋状)にスレッドが付けられた内部トラック51、駆動そり53、および駆動そり53に取り付けられている、2つの小ボールベアリング・ライン・ガイド55,57を含む、5つの相互作用部品からなる。

0027

図1に示すように、牽引プリセットノブ25は、スプール・シャーシ13の幾何学的中心に配設され、牽引ロッド59の端部上に設けられている。図7に詳細に示されているように、牽引ロッド59は、スレッドが付された部材からなり、牽引プリセットノブ25、レバ牽引アーム27、スプール・シャーシ13、主駆動装置ギア組立部品62のヘリカル歯車63、スプール・シャーシ13、主駆動装置車軸45およびスプール取付機構35を貫通している。

0028

牽引ロッド59は、レバー・アーム27がスプール・シャーシ13の中央に配置された回転軸の回りを自由に回転するように、レバー牽引アーム27を二分する。牽引ロッド59の水平面は、レバー牽引アーム27の水平面に対して垂直であり、レバー牽引アーム27が、該アームがその動作の全ての範囲で押圧されるように、スプール・シャーシ13から等距離のままであることを確実としている。アーチ形状フランジブラケット29は、スプール・シャーシ13の最上部の近くに配設されている。フランジ・ブラケット29は、レバー牽引アーム27(図2での位置N)の溝の内側に介挿され、スプール・シャーシ13の最上部でレバー牽引アーム27を支持するのを助ける。フランジ・ブラケット29のトップは、レバー牽引アーム27がその動作の全ての範囲を通して調節されるように、「一定方向にだけ動かす」効果を生み出すために、立てられた隆起または歯を所有してもよい。2つの独立した押しボタン31,33は、フランジ・ブラケット29を通してスプール・シャーシ13から突き出ている。各々の押しボタン31,33は、押しボタン31,33が押し下げられたときに、反対方向へ押圧する内部スプリングを収容している。押しボタン31および33は、レバー牽引アーム27の動作の範囲を制限するように配設される。

0029

図7に示すように、牽引ロッド59の外端は、位置Pの平らヘッドで終わる。このヘッドは、スプール・シャーシ13内にスプール取付機構35を固定する。スプール取付機構35は、その上にスプール37が取り付けられるキャリッジである。ベアリング41,43のセットは、スプール取付機構35がスプール・シャーシ13の主駆動軸45の周りを自由に回転することを可能にする。スラストベアリング43は、スプール取付機構35と牽引ロッド59の非回転平坦ヘッドとの間に現れる、いかなる摩擦力も最小にする。小さい、立てられた四角形の隆起(図7の位置Q)は、スプール取付機構35の外表面の中心の周囲に配置される。この隆起は、スプール37の裏面で、四角形のくぼみ係合するように設計されている。

0030

スプール37は、単一体構造である。スプール37の前面は、キャストの間、最小の抵抗力で引き出すことができるように、滑らかになっている。一方、その裏面は、スプール取付機構35の外面上の隆起をすべって行く窪みを含んでいる。スプール取付機構35の周辺部の終わり図7の位置I)で、ネジ山ネジでとめる、スプール・キャップ47で固定されると、スプール37は、スプール取付機構35にロックし、効果的に1つのユニットに組み合わせられる。

0031

スプール取付機構35の外表面が立ち上げられた隆起を備えている一方、内部の表面は滑らかで、工業用フェルト図7の位置S)か類似した品質を有している他の材料によって覆われていてもよい。内部の表面は、スプール取付機構35の内部表面と平滑表面牽引座金61との間の摩擦の相互作用を通して生成される牽引水平面(図7の位置R)の半分を包含する。牽引座金61は、スプール・シャーシの主駆動車軸45の周りを回転するように設計されている。これは、牽引座金61が周囲に堅く固定されている主駆動ギア組立部品62によって達成される。この組立部品の一番奥の正面上には、後述するように、チェーン駆動機構によって駆動される主駆動ギア組立部品62のヘリカル歯車63の歯が配置されている。へこんだノッチは、主駆動ギア組立部品62のヘリカル歯車63の後(図7の位置T)に位置し、スプール取付機構35の半内部38内にある。この半内部38は、本質的に、スプール取付機構35の周辺部(図7の位置U)に沿って、ネジ山にねじ込まれた大きい受け皿の形をした座金である。1つに連結されると、半内部38およびスプール取付機構35は、効果的に牽引座金61を防水空洞に収納する。連続したギア歯トラックが、スプール取付機構35の半内部38の外側の表面の周辺部に沿って存在する(図5の位置LL)。これらのギア歯は、スプール取付機構35の半内部38の外側の表面上のギア歯と、均等巻き組立部品の貫通した内部トラック51の端部との間に位置する、ギア50(図5に示す)によって、均等巻き機構23にパワーを提供する。

0032

リール駆動装置は、トルクをクランク・ハンドルからスプールに伝達させる手段である。主駆動ギア組立部品62は、1組のベアリング65および67の一番上に静止する。ベアリング65,67は、スプール・シャーシ13の境界の中のそれらの相対的な位置によって、なめらかな軸回転を可能にし、主駆動ギア組立部品62の水平移動を排除するという、2つの目的のために機能する。主駆動車軸45のまわりに巻かれるスプリング69は、主駆動ギア組立部品62およびスプール取付機構35の間に位置する。スプリング69は、牽引が減少するように、2つの牽引表面の間に生成される摩擦力に逆らう。このスプリング69は、レバー牽引アーム27が垂直位置に引き寄せられるとき、リール1を自由なスプール・モードに置くのに必要な力を提供する。これは、牽引座金61の表面とスプール取付機構35との間における接触を排除することによって達成される。

0033

主駆動ギア組立部品62の正面に付けられるヘリカル歯車63は、第1のヘリカル歯車63の軸に対して垂直で(および交差していない)90°にオフセットされている軸を有する第2のヘリカル歯車64に噛み合う。第2のヘリカル歯車64は、該ギア64がその軸の周囲を回転するとき、いかなる摩擦力でも最小にするために作動するベアリング66の一番上に静止する。ヘリカルギアの組み合わせが、トルクを主駆動ギア組立部品62に伝達する好ましい方法として本実施形態では説明されているが、トルクのそのような伝達が他のギア配置構成の使用を通して、別途達成され得るという点に留意する必要がある。そのような配置構成は、記述されているようなヘリカルセットよりむしろ標準ベベルセットを含んでいる。これは、ギア63,64が、ベベル・ギアまたはミトラ・ギアセットによって要求されるように、交差軸方位に垂直なシャフト配置構成を生成するために一緒に噛み合う点をオフセットすることによって達成される。

0034

図5に見られるように、チェーンスプロケット68は、第2のヘリカルギア64の後ろに堅く取り付けられており、第2のヘリカルギア64と同調して回転する。スプール・シャーシ・ローラ・チェーン70の連接部は、チェーン・スプロケット68の歯の周りに巻かれている。図7で最もよく観察されるように、スプール・シャーシ・ローラ・チェーン70は、スプール・シャーシ13の内面の上を通り抜け、スプール・シャーシ13の上部の近くから突き出ているポストの周囲を回転する、一対のミニチュアのチェーン・スプロケット72を横切って巻き上がっている。スプール・シャーシ・ローラ・チェーン70の反対側は、下部ミトラ・ギア88の後ろに堅く取り付けられている、下部の枢軸スプロケット40の周囲に巻き付けられており、下部ミトラ・ギア88に同調して回転する。図7に見られるように、下部ミトラ・ギア88は、小ベベル・ギアへの形状と同様で、下部枢軸点ギア86と接続するベベルセット型を形成する。次に、上部枢支点ギア84は、ギア84,86の外径が互いに向き合うように、下部枢支点ギア86上にちょうど配置される。次に、上部枢支点ギア84は、上部ミトラ・ギア44と接続するベベルセット型を形成する。下部ミトラ・ギア88と下部枢軸スプロケット40とが同調するように、スプロケット42は、上部ミトラ・ギア44の後ろに堅く固定され、該上部ミトラ・ギア44と同調して回転する。

0035

上部・下部枢軸支点ギア84,86は、スプール・シャーシ13が本体シャーシ5の上部・下部駆動支持アーム15,17内で回転するための回転軸を形成する垂直ピン87の周りに、堅く取り付けられている。図7で見られるように、垂直ピン87は、一組のベアリング91,93によって所定の位置で支持される。ベアリング91,93は、垂直ピン87、すなわち枢軸支点ギア84,86が、回転している間、最小の抵抗力に耐えることを保証する。最外部ベアリング91は、上部駆動支持アーム15における窪み内に据え付けられており、一方、内部ベアリング93は、スプール・シャーシ13における窪み内に据え付けられている。

0036

図3および8に示すように、洗濯ばさみスプリング99,101は、一般的な洗濯ばさみの頭頂に見られるスプリングのように形成され、それと同様に動作する。スプリング99,101の外側の足は、上部・下部駆動支持アーム15,17に取り付けられている。スプリング99,101の本体は、上部・下部枢軸支点ギア84,86の周辺部の周りに、スプール・シャーシ13に向けて巻き付けられている。スプリング99,101の内側の足は、スプール・シャーシ13内に伸びている(およびスプール・シャーシ13に取り付けられている)。スプリング99,101の一端が駆動支持アーム15,17に取り付けられている一方、反対側がスプール・シャーシ13に取り付けられているので、それらは、釣り人が、通常の釣りをしている状態からキャスティング状態に変える際にスプール・シャーシ13の位置を変えるとき、耐抵抗力を提供する。本実施形態では、コイルばねが説明されているが、耐抵抗力は、本構成が駆動支持アーム15,17と関連してスプール・シャーシ13の回転に対抗するために動作する限り、コイルばね板ねじり力、拡張、圧縮などのスプリング等の他の部品を含む他の機構の使用を通して達成されてもよい。

0037

スプール・シャーシ13は、ライン回収位置(上部・下部駆動支持アーム15,17の水平面に関連する)内に、上部・下部駆動支持アーム15,17内に配置され、
スプール・シャーシ13の外側の面に切削された回転トラック98,100と相互に作用する一組のロック・ベアリング102,104によって固定されている。図5に示されるように、ロック・ベアリング102,104は、細長球体に似ており、本体シャーシ5の上部・下部駆動支持アーム15,17に形成されている空洞内に配置されている。空洞内のベアリング102,104の下に配置される小さなコイルばねは、ベアリング102,104上に軸方向の力を与え、ベアリング102および104をそれらの空洞から、そして、スプール・シャーシ13の回転トラック98,100内に押すために作動する。他のトラック98,100の深さと比較してより深い陥没が、図4に示されるように、(90°に分かれた)回転トラック98,100の各々の端部に配設される。ロック・ベアリング102,104は、リール1がライン回収位置、あるいはキャスティング位置のいずれかにあるとき、これらのより深い陥没内に収容される。

0038

図5に示されるように、主駆動ローラ・チェーン36の輪は、上部枢軸スプロケット42の歯に巻き付けられている。このチェーン36は、上部駆動支持アーム15を通り抜けて、一対のチェーン・ガイド・スプロケット34を横切り、一対の張力付与スプロケット32よって導かれるところの本体シャーシ5の空洞に入る。最終的に、チェーン36は、主スプロケット112の周辺部に配設された歯の周りに巻き付けられる。その名前が意味するように、張力付与スプロケット32は、例えクランク・ハンドル9が断続的、あるいは不安定なやり方で釣り人によって操作されたとしても主スプロケット112によって運転されるとき、チェーン揺れを排除し、主駆動ローラ・チェーン36の上に一定の伸張を保持するように(重力の下でたわむスプリングの自然の傾向に対抗するために)、作用するスプリングである。

0039

主スプロケット112は、本体シャーシ5の幾何学上の中心に配設されている。主スプロケット112は、図1に示す点Fで、本体シャーシ5のクランク部品11を通り、その回転軸から突き出ているクランク・ハンドル拡張部(図3の位置KK)を備えている。リール1の設計は、クランク・ハンドル拡張部が突き出ている主スプロケット112の面を単に切り替えることによって、左利きの釣り人による使用に適応させるために変更が加えられてもよい。

0040

一方向のベアリング117は、主スプロケット112のクランク・ハンドル拡張部の円周の周りに配置されており、クランク・ハンドル拡張部および本体シャーシ5のクランク部品11との間に収容されている。一方向のベアリング117は、主スプロケット112が回転する間、最小の摩擦の抵抗力に耐えることを保証するだけでなく、図2の透視図に示されるように、主スプロケット112の回転を一方向に制限もする。

0041

操作において、主スプロケット112がしっかりとクランク・ハンドル9に取り付けられるので、クランク・ハンドル9が向きを変えられ、一方、図1に示されるように、リール1がその「釣りをしている配置」にあるとき、主スプロケット112は、1:1の比率で回転させられる。主スプロケット112の回転は、主駆動ローラ・チェーン36の同等の伝達を生じる。このように、トルク(クランク・ハンドル9の釣り人の回転に起因する)は、主駆動軸45(図5の透視図に示されるように)の周囲を回転させるために、トルクを生じさせる主駆動ギア部品62のヘリカルギア63に、最終的に伝達される。したがって、主駆動ギア部62の正面に固定されるヘリカルギア63の円周が、主スプロケット112の円周の約5分の1であるので、クランク・ハンドル9の1つの回転は、主駆動ギア部62にしっかりと固定されている、牽引ワッシャ61の約5つの規則正しい回転を引き起こす。さらに、この比率は、これらの部分(112と63)のいずれかの円周を変えることによって容易に調整される。

0042

スプール・キャップ47によってスプール取付機構35に締め付けられているスプール37は、駆動トレインに接続されも、駆動もされない。その代わり、それは主駆動軸45の周りのいずれかの方向に自在に回転する。スプール取付機構35は、レバー牽引アーム27が前に押し倒されるとき、駆動トレインからトルクを受け取るだけである。この動作は、一方(図7で見られるように)に牽引ロッド59を引き寄せることになり、それによってスプール取付機構35を(駆動トレインで駆動される)牽引ワッシャ61の接触内に引き寄せる。スプール37を駆動トレインに同調して回転させるのは、スプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間に生み出される摩擦力である。このように、スプール37は、クランク・ハンドル9が回転されるとき、(図1の透視図から見られるように)回転する。スプール取付機構35(したがって、スプール37も)は、駆動トレインに直接噛み合わないので、しかし、魚によって加えられる力が、スプール取付機構35および牽引座金61との間に現れる摩擦力より大きいとき、それは横すべりし、ライン回収の方向に逆らう。

0043

この牽引部は、しっかりと配置された牽引ワッシャ61の接触内に、スプール取付機構35を引き寄せる設計になっているが、2つの表面との間に摩擦の力は、スプール取付機構35に、または2つの表面との間に摩擦力を生み出す他のいかなる機構を介して、牽引ワッシャ61を実際に強制する(押圧する)ことによって生み出されてもよい。さらに、本発明は、必ずしもレバー牽引あるいは牽引プリセットノブを取り入れる必要があるというわけではない(後述する)。複数の部材との間に摩擦力をそれによって生じる牽引ワッシャ61と共に、スプール取付機構35を引き寄せる(または押圧する)ように作動するならば、いかなる機器構成(例えば「星形(star−type)」ナット)でも十分である。

0044

本実施形態で説明される牽引機構は、スプール取付機構35および牽引ワッシャ61との間の摩擦の相互作用を通して達成されるけれども、本発明の精神または範囲から逸れることなしに、同様の牽引力が、水力学流体タービン空気圧縮磁力、その他を含む多くのどんな代替物機構を通して生成されてもよいことを理解されるべきである。

0045

スプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間の摩擦力、または「牽引」は、容易に調節可能である。この調整は、単に、牽引を増加させるべく、レバー牽引アーム27を前方へ押圧するか、牽引を減少させるべく、後ろに再び引き寄せることによって達成される。レバー牽引アーム27の同心の中心(回転軸)の形状および機器構成は、牽引ロッド59がスプール・シャーシ13内外へ引き出す機構を提供する。スプール・シャーシ13と接触してあるレバー牽引アーム27の同心の中心の表面は、スプール・シャーシ13の本体に対する回転を容易にするために、平らで、かつなめらかであり、一方、他の表面は、「ピーク」および「谷」の四分円配列で設計されている。レバー牽引アーム27が1つの方向に動かされるとき、「ピーク」四分円は、(牽引ロッド59の長さを効果的に境界づける牽引ロッド59の端部上へねじ込まれている)牽引プリセットノブ25に反して作動する。これにより、(図7に示されるように)牽引ロッド59を強制的に一方に引き寄せる。逆に、レバー牽引アーム27が反対方向に動かされるとき、「谷」四分円は、牽引プリセットノブ25(スプリング部材69による)に対する圧力を弛緩させて、牽引ロッド59が(図7に示されるように)右方向に横すべりすることを可能にし、これにより、牽引を減少する。

0046

例えば、レバー牽引アーム27が軸方向(水平から90度方向)の位置にあるとき、スプール取付機構35は、ライン回収の回転の反対方向に回転させるべく、スプ
ル37を自由にする牽引ワッシャ61との接触をやめる。これは、「フリー・スプール(free−spool)」位置と呼ばれ、針が引っかかる前に餌(ライン上に伸張を感じさせることなく)とともに魚を移動させることを釣り人に可能にさせるために重要な特徴である。本発明の実施形態において、リール1が「フリー・スプール」にある間にラインが引き出されることの相対的な容易さは、レバー牽引アーム27の同心の中心の「谷」四分円に刻まれるノッチの深さによって制御される。これらのノッチは、ちょうどリール1をフリー・スプール・モードに入らせることを可能にするのに十分深いが、牽引ワッシャ61との最小の接触を保持している。牽引ワッシャ61との最小の接触は、魚が不意の速度で一気にラインを外へ引き出すときに発生するかもしれないオーバランでラインがもつれ合わないことを保証する。

0047

本発明の他の実施形態において、リール1がフリー・スプール・モードにあるときにラインが引き出されることの相対的な容易さは、フリー・スプール張力調整ノブの追加によって釣り人によって調節可能であることにある。フリー・スプール張力は、(スプール37と協力して回転する)スプール・キャップ47と静的な(非回転)牽引ロッド59の平らな端部との間に小さいが調節可能な抵抗力を出すことによって、完成させることが可能である。この場合、スプール・キャップ47は、その中心に位置するフリー・スプール張力ノブを含むように変更されるであろう。スプール・キャップ47の中心は、フリー・スプール張力ノブを収容するために穿孔されて貫通される。指ぬきの形をしたノブの外側の周辺部は、スプール・キャップ47のスレッドの内外にねじ込むことを可能にするようなねじ山を含む。加えて、牽引ロッド59の平らな端部は、図7に示されるように、位置Pを越えて延ばされ、一点になるようテーパを付ける。巻回されたスプリングは、フリー・スプール張力ノブの境界に挿入され、ベアリングによって追従されている。これらは、ベアリングをスプリングの圧縮力に対してフリー・スプール張力ノブに押圧させる、ワッシャの形をしたキャップでフリー・スプール張力ノブ内に固定される。フリー・スプール張力ノブを含むスプール・キャップ47は、スプール取付機構35の終端上へ、本発明で説明される同一の特性において安全に固定される。フリー・スプール張力ノブがスプール・キャップ47にテーパが付けられた牽引ロッド59の端部に向けてねじ込まれると、圧縮スプリングは、非回転牽引ロッド59のテーパが付けられた端部で制限された抵抗力が生じるようにベアリングに力を加える。(スプール・シャーシ13およびスプール37と協力して回転する)回転しているスプール・キャップ47とスプール・シャーシが周囲を回転する静的な牽引ロッド59との間における最小の摩擦は、ラインがランニングする魚によって(フリー・スプール・モードにおける)リール1から剥ぎ取られるとき、超過およびもつれを排除するのを援助する小さい摩擦力を発揮する。この摩擦の張力は、張力を増加させるために一方向に、かつそれを減らすために反対の方向に、フリー・スプール張力ノブを回転させることによって、釣り人の好みに合わせるために調節されてもよい。

0048

レバー牽引アーム27が一方向に動かされるとき、アーム27が予めセットされた位置、例えば、図1の位置QQの押しボタン31の位置に到達するまで、牽引が増加する。牽引ワッシャ61およびスプール取付機構35との間に存在する牽引力は、位置QQで、使用中の釣り糸の破壊強さに相当するように「標準的に」設定される。レバー牽引アーム27が位置QQに達したときに現れる牽引力が釣り人によって予め設定されるので、単語「標準的」が使われる。牽引力を増加させるか、減少させるために、牽引ロッド59の端部のスレッドにねじ込まれる牽引プリセットノブ25は、釣り人の好みに合うために調節される。

0049

例えば、牽引プリセットノブ25を時計回りに回転させることにより(図1の透視図に見られるように)、牽引ロッド59の貫かれた端部が、牽引プリセットノブ25にねじ込まれ、図7の透視図における左側へ牽引ロッド59の平らな頭部を効果的に引き寄せられることにより、牽引ロッド59の長さが短くなる。この結果、牽引ワッシャ61およびスプール取付機構35との間により大きい摩擦(または牽引)が生じることになる。逆に言えば、牽引プリセットノブ25を反時計回りに回転させると、牽引ロッド59が長くなり、牽引ワッシャ61およびスプール取付機構35との間の牽引が減少することになる。このように、牽引プリセットノブ25を調節することは、レバー牽引アーム27によって与えられる牽引力の範囲を制御することになる。押しボタン31を押し下げることによって、レバー牽引アーム27は、それが最終的に牽引ワッシャ61およびスプール取付機構35が効果的に一緒にロックされる位置に到達するまで、位置QQを越えて押し倒されてもよい。これは、最大の圧力を疲れた魚に加えるために、あるいは意図的にラインを切るために役に立つ。

0050

図1図2との間、または図3図4との間の遷移で述べられているように、餌を投げるために、もし用意されるならば、釣り人の指によって、均等巻き機構23からラインが集められ、そして、スプール・シャーシ13が、上部・下部駆動支持アーム15,17に対して90°回転させられる。スプール・シャーシ13に回転トルク印加されると、ロック・ベアリング102,104は、それらがトラック98,100の端(図4の位置KR,TT)にある陥没に到達するまで回転トラック98,100を横切る。ベアリング102,104がこの位置に到達すると、ベアリング102,104の後にあるスプリングの力によって、ベアリング102,104は陥没に「パチン」と嵌り、効果的にスプール・シャーシ13を、図4に示すように、ライン・キャスティング位置にロックする。ロック・ベアリング102,104は、キャスティング位置かライン回収位置でスプール37の配置を保持する。そのような配置は、スプール・シャーシ13が、キャストの間、キャスティング位置に、およびラインを回収するとき、通常の釣りをしている配置に保持される限り、掛け金クランプ、その他のいかなる機器構成を利用することによって保持されてもよい。

0051

通常のキャスティングの間、ロッドが押し出されて、ラインがリリースされると、ラインは、全てのスピニング(回転)・リール・デザインで一般的であるように、スプール37の開口端の前方を離れて、ロッドの先端の方向に向かってすべり落ちる。

0052

キャスティングが完了した後、ラインは釣り人の指で集められ、クランク・ハンドル9が回される。駆動トレインによって、(本体シャーシ5に対して)スプール・シャーシ13上に発生するトルクは、洗濯ばさみスプリング99,101から補助部に結合すると、ロック・ベアリング102,104のロッキング抵抗力に打ち勝ち、ロック・ベアリング102,104を、再び、陥没(図4の位置RR,TT)から「スナップ」させ、回転トラック98,100に後退させる。したがって、スプール・シャーシ13は、図3の透視図に示されているように、90°回転することによって、通常の釣りをしている(図1および図3の)配置に自動的に戻る。スプール・シャーシ13がこの回転を完了すると、もし用意されるならば、均等巻き機構23は、釣り人の指によって保持されているラインを捕える。一旦、均等巻き機構23がラインを捕えるならば、釣り人がラインをリリースし、通常の釣りをしている操作が再開される。

0053

均等巻き機構23は、駆動トレイン機構によって直接でなく、スプール取付機構35の回転によって動かされる。このデザインは、駆動トレインで動かされるか、魚の引寄せで回転するかどうかに関係なく、ラインが対等の方法において、リール1上へ、あるいはリール1から繰り出されることを保証する。スプール取付機構35の半内部38の外側の周辺部に刻まれるギア歯は(図5の位置LLを参照)、スプール・シャーシ13内にマウントされているギア50と係合される。次に、ギア50は、均等巻き機構23の内部トラック51の端部上の歯に係合される。次に、ギア50は、内部トラック51を組立部品の外側のハウジング49内で回転させるスプール37の回転に同調して回転する。組立部品の外側のハウジング49は、内部トラック51を露出させる、ハウジングの底に沿った切欠け部を含んでいる。内部トラック51の外面には、図3の切欠け部を観察することによって容易に見られる、連続した対称形のヘリカル、あるいはクロスしたパターンの溝が形成されている。このパターンは、均等巻き機構23の駆動そり53の(内周囲に沿って配置されている)タブが存するトラックを形成する。スレッド53は、組立部品の外側のハウジング49の周りにスリーブがつけられており、そのタブは、外側ハウジング49の底に沿って切欠け部を通し、かつ内側トラック51の交差した溝に突出している。このように、駆動そり53は、内部トラック51が外部ハウジング49内で回転するとき、組立部品の外側ハウジング49の長さを横切って滑らかに誘導される。例えば、そり53は、スプール37の全ての幅に均一に渡って、右に、次いで、左に戻ることを繰り返してスライドする。2つの小さいベアリング・ライン・ガイド55,57は、図3で示されるように、
駆動そり49の一方に取り付けられる。ライン・ガイド55は、スプール37により近くに取り付けられ、他のライン・ガイド57より下に(スプール・シャーシ13の底の方に)配設される。ライン・ガイド55,57の相対的なポジショニングは、リール1がその標準位置で利用されている場合に均等巻き機構23がラインを効果的に操り均一に送り出すことを可能にするラインのためのガイドを創出し、さらにはキャストがこれからされようとする場合にラインが釣り人によって均等巻き機構23から容易に集められることを可能にする。均等巻き機構が本発明で説明されている一方、発明の機能、意図および目的は、そのような均等巻き機構の包含の有無にかかわらず完全なままであることを理解しなければならない。

0054

本実施形態で説明されるように、ミトラ・ギアおよびベベル・ギアの組み合わせによって生成された効果は、(上部および下部枢軸支点ギア84,86を置き換えた)垂直ピン87の軸の周りを回転する1つのウォーム、および上部および下部ミトラ・ギア44,88の代わりのウォーム・ギア(それらの後ろに取り付けられた同一のスプロケット40,42とともに)を用いるような他の手段を介して、容易に完成され得ることを留意する必要がある。実際、クランク・ハンドル9を回転することによって生み出されるトルクが主駆動ギア部62を通して広がるのを可能にするいかなる機構でも、特許請求の範囲の中に含まれなければならない。

0055

本発明のこの説明が、上部駆動支持アーム15を通って横切り、主駆動ギア部62のヘリカルギア63を動かす1つの駆動トレインを含むことに注意することは重要である一方、チェーンおよびスプロケットの(また、上部駆動支持アーム15を通して横切る)第2の並列セットが、ここに説明されるいかなる機能を失うことなく、また本発明の範囲から逸脱することなく、取り入れられるようにしてもよいことを理解すべきである。同様に、第2の駆動トレイン(または駆動トレインのセット)が、下部駆動支持アーム17を横切り、同一のヘリカル・ギア63に動力を付与する上部駆動トレインに加えて取り入れられてもよい。そうようなトレインが容易に取り入れられるような例が以下に述べる本発明の第2実施形態で説明されている。さらに、本発明の他の実施例は、釣り人に同じリール内に釣り糸回収の異なる速度の中から選択可能とさせるデュアルまたはマルチスピード駆動トレインのアプリケーションを支持するために容易に変更される。これは、主スプロケット112を、クランク・ハンドル9で同一回転軸の周囲を同様の1:1回転ができる異なる円周の別の(又は多くの)スプロケットを堅く取り付けるように修正することにより容易に達成される。次に、釣り人によって作動されるシフトレバーが加えられることになる。このレバーは、本来の大直径主スプロケット112から新しく取り付けられたより小さいスプロケットに主駆動ローラ・チェーン36を動かすことができる。シフト機構は、一般のマルチ速度自転車変速装置で用いられるものと同様の方法で正確に作動する。この変更が本発明の将来の改良になり、本出願の精神及び範囲並びに添付の特許請求の範囲内に含まれるべきであることが予想される。

0056

第2実施形態
図9を参照すると、この図は、本発明の第2実施形態のライン回収位置にある全リール部1を示している。本体シャーシ5は、2つの部分(ハウジングおよび表面カバー)から構成されており、耐水性になるように設計されている。本体シャーシ取付部7は、リール1を釣り竿に取り付けるための土台である。クランク・ハンドル9は、釣り人によって容易にアクセスでき、かつ自由に回転するように、位置Fで本体シャーシ5のクランク部品11に接合されている。図9および図11に示される構成において、スプール・シャーシ13、したがってまた、スプール37は、通常の「釣りをしている状態」において、ライン回収の方向に平行になるように配設されている。図9に示されるように、スプール・シャーシ13は、接合点H,Jで本体シャーシ5の上部および下部駆動支持アーム15,17に接合されている。図15に見られるように、本体は、双方の構成部品に共通で、これらを横切る垂直ピン87,88によって接合されている。垂直ピン87,89は、釣り人が、ラインを投げるために、ライン回収位置(図9)からライン・キャスティング位置(図10)に切り替えようとすると、スプール・シャーシ13が本体シャーシ5の上部および下部駆動支持アーム15,17内で円弧状に90°回転する中心となる回転軸を形成する。ラバー・ワッシャ19,20は、通常の釣りをする位置からキャスティングの位置に切り替える際、釣り人がスプール・シャーシ13の位置を変えるときに生じる、いかなる摩擦力も低下させるべく、スプール・シャーシ13と本体シャーシ5の間の位置H,Jに配設される。ラバー・ワッシャ19,20は、湿気の侵入に対して障壁として機能する。

0057

本発明は、レベル・ワインディング巻き取り)機構を含むことが可能である。1つの例において、均等巻き機構23は、スプール・シャーシ13の延長であり、スプール・シャーシ13の最上部の近くに配設される。図11に示されるように、均等巻き機構23は、外部ハウジング49、十字型(ヘリカル)貫通内部トラック51、駆動スレッド53、および駆動スレッド53に取り付けられている2つの小球ベアリング・ライン・ガイド55,57を含む5つの内部作動部を備えている。

0058

図9に示されるように、牽引プリセットノブ25は、スプール・シャーシ13の幾何学的な中心に配設されており、牽引ロッド59の端部上に取り付けられている。図15に明確に見られるように、牽引ロッド59は、牽引プリセットノブ25、レバー牽引アーム27、スプール・シャーシ13、スプール・シャーシ13の主駆動軸45、およびスプール取付機構35を横切る貫通部材である。

0059

牽引ロッド59は、レバー・アーム27がスプール・シャーシ13の中心に位置する回転軸の周囲を自由に回転するように、レバー牽引アーム27を2つに分ける。牽引ロッド59の水平面は、レバー牽引アーム27の水平面に対して垂直であり、牽引ロッド59がその動作の全範囲を通して押されるとき、レバー牽引アーム27がスプール・シャーシ13から等距離のままであることを保証する。アーチ状のフランジ・ブラケット29は、スプール・シャーシ13の最上部の近くに設けられている。フランジ・ブラケット29は、レバー牽引アーム27(図10の位置N)内の溝の内部に介挿され、スプール・シャーシ13の最上部でレバー牽引アーム27を支持するのを助ける。フランジ・ブラケット29の最上部は、レバー牽引アーム27がその動作の全範囲を通して調節されるとき、「一定方向にだけ動く:ラッチ」効果を生み出す、立ち上げられた隆起または歯を備えていてもよい。2つの独立した押しボタン31,33は、フランジ・ブラケット29を通ってスプール・シャーシ13から突き出ている。押しボタン31,33は、各々、押しボタン31および33が押下されると、逆の抵抗力を与える内部スプリングを収容する。押しボタン31,33は、レバー牽引アーム27の動作の範囲を限定するような方法で配設されている。

0060

図15に示すように、牽引ロッド59の外端部は、位置Pで平坦頭部で終端している。この頭部は、スプール・シャーシ13の範囲内にスプール取付機構35を固定する。スプール取付機構35は、その上にスプール37が取り付けられるキャリッジである。ベアリング41,43のセットは、スプール取付機構35がスプール・シャーシ13の主駆動軸45の周りに自由に回転することを可能にする。スラストベアリング43は、回転しているスプール取付機構35と牽引ロッド59の非回転平坦頭部との間に存在する、いかなる摩擦力も最小にする。小さく、立ち上げられ、方形状の隆起(図15の位置Q)は、スプール取付機構35の外表面の中心の周囲に配設される。この隆起は、スプール37の裏面で方形状の窪みと連動するように設計されている。

0061

スプール37は、単一体構造を有する。スプール37の前面は、キャスティングの間、釣り糸を最小の抵抗で引き出すことを可能にすべく平滑になっている。一方、裏面は、スプール取付機構35の外面上の隆起を越えてスライドするくぼみを含む。スプール取付機構35(図15の位置I)の周辺端部でねじ山上にねじ込まれるスプール・キャップ47によって固定されるとき、スプール37は、効果的に1つの組み合わされたユニットになるようにスプール取付機構35にロックする。

0062

スプール取付機構35の外表面が立ち上げられた隆起を備えている一方、内部の表面は平滑で工業用のフェルト(図15の位置S)または類似した品質を有する他の材料によって覆われていてもよい。内部の表面は、スプール取付機構35の内面と、牽引ワッシャ61の平滑面との間の摩擦の相互作用を通して生み出される牽引水平面(図15の位置R)の半分からなる。牽引ワッシャ61は、スプール・シャーシの主駆動軸45の周囲で回転するよう設計されている。これは、牽引ワッシャ61が堅く固定される主駆動ギア部品63によって達成される。この組立部品の一番奥の前方には、主駆動ギア63を構成するギア歯が設置される。主駆動ギア63(図15の位置T)の後ろには、スプール取付機構35の半内部38が存する、へこんだノッチが設置される。半内部38は、スプール取付機構35の周辺部(図15の位置U)に沿って存在するねじ山にねじ込まれた、本質的に大きい受け皿の形をしたワッシャである。一緒に結合すると、半内部38およびスプール取付機構35は、効果的に牽引ワッシャ61を防水空洞に入れる。スプール取付機構35(図15の位置LL)の半内部38の外表面の周辺部に沿って連続するギア歯のトラックがある。これらのギア歯は、スプール取付機構35の半内部38の外表面のギア歯と均等巻き部品の貫通内部トラック51の端部との間に配置される(図13に示す)ギア50によって均等巻き機構23に動力を与える。

0063

主駆動ギア部品63は、ベアリング65,67の一組の最上部に静止する。ベアリング65,67は、スプール・シャーシ13の境界の中におけるそれらの相対的な位置に起因し、なめらかな軸の回転を可能にすること、および主駆動ギア部品63の水平移動を排除するという二重目的のために働く。主駆動ギア部品63とスプール取付機構35との間には、主駆動軸45の周囲に巻回されたスプリング69が配設される。スプリング69は、牽引が減少するとき、2つの牽引表面の間に生み出される摩擦力に逆らう。このスプリング69は、レバー牽引アーム27がフリー・スプール位置に置かれると、リール1をフリー・スプール・モードに配置するのに必要な力を与える。これは、牽引ワッシャ61の表面とスプール取付機構35の表面との間の接触を排除することによって達成される。

0064

上部および下部垂直ギア71,73は、主駆動ギア部品63と係合される。下部および上部垂直ギア71,73は、ベアリング75,77の2つのセットによってスプール・シャーシ13内の位置に支持される。ベアリング75,77は、垂直ギア71,73が回転の間に最小の摩擦抵抗を感じることを確実にするために、垂直ギア71,73(図15の位置V,X,Z,AA)の各端部に配設される。

0065

上部および下部垂直ギア71,73は、各々、スプール・シャーシ13のまさしくその上下に配設されている、上部および下部スプレッダ・ギア79,81に係合する。次に、スプレッダ・ギア79,81は、上部および下部の枢軸支点ギア83,85の外径に沿ってそれらに係合される。図14に示されるように、枢軸支点ギア83の各々は、スプール・シャーシ13と本体シャーシ5の上部または下部駆動支持アーム15,17の双方に共通である。枢軸支点ギア83,85は、ベルのように形成されており、周囲にスリーブをつけられ、スプール・シャーシ13が本体シャーシ5の上部および下部駆動支持アーム15,17内で回転する際の回転軸を形成する垂直ピン87,89の周りで回転する。このように、枢軸支点ギア83,85は、駆動トレインが本体シャーシ5からスプール・シャーシ13へ通って広がるのを可能にする。枢軸支点ギア83,85は、ギア歯の2つの組を持つよう設計されている。1つの組は、枢軸支点ギア83,85の外径の周囲に沿って配設されており、一方、第2のセットは、枢軸支点ギア83,85がその外径から内径に狭くなっていくように、水平面に沿って放射状に延設されている。

0066

枢軸支点ギア83,85の各々は、ベアリング91,93,95および97によって所定の位置に支持されている。ベアリング91,93,95および97は、枢軸支点ギア83,85が回転する間、最小の抵抗に耐えることを保証する。最外ベアリング91,97は、上部および下部駆動支持アーム15,17内の窪みの中に据え付けられ、一方、内部ベアリング93,95は、スプール・シャーシ13内の窪みの中に据え付けられている。

0067

図11および図16に示されるように、洗濯ばさみスプリング99,101は、一般的な洗濯ばさみの頭頂に見いだされるスプリングに似せるとともに、同様に作動するように形づくられている。スプリング99,101の外脚部は、上部および下部駆動支持アーム15,17に取り付けられている。スプリング99,101の本体は、スプール・シャーシ13に向けて、上部および下部枢軸支点ギア83,85の周囲に巻回されている。スプリング99,101の内脚部は、スプール・シャーシ13に延びている(かつ取り付けられている)。スプリング99,101の一端が駆動支持アーム15,17に取り付けられている一方、反対側がスプール・シャーシ13に取り付けられるので、スプリング99,101は、通常の釣りをしている位置からキャスティング位置に切り替えるときに、釣り人がスプール・シャーシ13の位置を変えると、反抵抗を与える。コイル・スプリングが本願で記述されているが、反抵抗は、コイル、ばね板、ねじり力、伸長、圧縮、あるいは他のものであるかにかかわらず、構成が駆動支持アーム15,17と関連して、スプール・シャーシ13の回転に対抗して作用する限り、スプリングの他の部品を含む他の機構の使用を通して達成され得る。

0068

スプール・シャーシ13は、上部および下部駆動支持アーム15,17ないに配設され、スプール・シャーシ13の外面に切削されている回転トラック98,100に相互作用するロック・ベアリング102,104のセットによって、上部および下部駆動支持アーム15,17の平面に関連する)ライン回収位置に固定されている。図13に示すように、ロック・ベアリング102,104は、細長い球体に似ており、本体シャーシ5の上部および下部駆動支持アーム15,17に穿孔された空洞内に配置されている。空洞内のベアリング102,104の下方に配置された小コイル・スプリングは、ベアリング102および104に軸方向の力を与え、ベアリング102,104をそれらの空洞からスプール・シャーシ13の回転トラック98,100に押し出すように作用する。(90°に分割された)回転トラック98,100の各端部には、図12に見られるように、他のトラック98,100の深さに比べて深い陥没が配設されている。ロック・ベアリング102,104は、リール1がライン回収またはキャスティング位置のいずれかにあるとき、それらの深い陥没内に収容されている。

0069

上部および下部拡張シャフト103,105の端に位置している拡張ベベル・ギア90,92は、それらがベベル・セット型接続を形成するように、枢軸支点ギア83,85の水平ギア面に係合される。拡張シャフト103,105の反対端は、上部および下部ピニオン・シャフト107,109で形成される標準U継ぎ手接続(点NNおよびPP)の半分で終端している。参考のために、しかしながら、拡張シャフト103,105およびピニオン・シャフト107、109との間の接続は、駆動トルクがこの接続を通して十分に伝播される限り、本実施形態で述べたU継ぎ手接続だけでなく、いかなる他の手段(柔軟な継手ベローズ継手、ヘリカル継手、分割型継手ディスク継手、スプリング継手、ボール継手、柔軟なシャフト、ギア−ギア接続などのような)を通して成就され得る。

0070

図13に示すように、(それらは第2の半U継ぎ手接続を形成する)上部および下部ピニオン・シャフト107,109は、拡張シャフト103,105の終点から、
それらの終端で別のセットのピニオン型ギア94,96を形成するまで伸びている。ピニオン・ギア94,96(拡張シャフト103,105の端部に配設されている)は、バベル・セット側接続内の主ギア111に係合する。上部ピニオン・シャフト107のピニオン・ギア94は、(空気遠近法から見られるように)主ギア111の右側面上のギア歯に係合される一方、下部ピニオン・シャフト109のピニオン・ギア96は、主ギア111の左側面上の反対ギア歯に係合されている。

0071

上部および下部ピニオン・シャフト107,109は、ベアリング113,115のセットによって所定の位置に支持されている。ベアリング113,115は、各ピニオン・シャフト107,109が回転する間最小摩擦抵抗に対抗することを確実にするために、ピニオン・シャフト107,109のそれぞれの端部に戦略的に配置されている。

0072

主ギア111は、本体シャーシ5の幾何学的な中心に配設されている。主ギア111は、図9の点Fで本体シャーシ5のクランク部品11を通して主ギア111の回転軸から突き出ているクランク・ハンドル拡張(図11の位置KK)を備えている。リール1の設計は、クランク・ハンドル拡張が突き出るところを主ギア111の側に単純に切り替えることによって、左利きの釣り人による使用に適応させるために変更されてもよい。

0073

一方向ベアリング117は、主ギア111のクランク・ハンドル拡張の周辺に配設され、クランク・ハンドル拡張と本体シャーシ5のクランク部品11との間に収容されている。一方向ベアリング117は、主ギア111が回転中の最小摩擦抵抗に対抗するのを保証するだけでなく、図2の透視図から見られるように、主ギア111の回転を一方向だけに制限する。

0074

操作において、主ギア111が堅くクランク・ハンドル9に取り付けられるので、リール1が図9に示されるように「釣りをしている位置」にある間に、クランク・ハンドル9が回されると、1対1の比率で回転させられる。主ギア111(図13の透視図に示されるように)の回転は、上部および下部ピニオン・シャフト107、109と同等であるが、反対の回転を生じる。図13に示すことができるように、上部および下部駆動トレインに対する反対方向の回転は、各々のトレインが、最終的に遭遇し、それぞれの位置MM,OOで主駆動ギア部品63上の共通ギア歯の回転に貢献するおよび共通のギア歯の回転に貢献するので優れている。ピニオン・シャフト107,109は、(拡張シャフト103,105の端部上に配設されている)ピニオン・ギア94,96が主ギア111の反対面に係合されるので、反対方向に回転することが可能である。このように、(クランク・ハンドル9の釣り人の回転から生じる)トルクは、主駆動軸45の周りを回転するように、主駆動ギア部品63に最終的に伝播される。本発明が上部および下部駆動トレインの説明を含む一方、(牽引ワッシャ61が堅く固定されている)主駆動ギア部品63への同一のトルクが、本発明の第1実施形態で説明されるケースであるように、単一の駆動トレインによって生成されてもよい点に注意することが重要である。この例は、強度、支持および冗長性のために上部および下部駆動トレインの双方を含む。さらに、説明された発明の本実施形態は、いかなる組み合わせのギア(拍車、ヘリカル、ベベル、ワーム、ミトラなど)、チェーン、ベルトロープ旋回駆動装置ウインチ、あるいはウインチ駆動装置クローラ駆動装置、ホイール駆動装置通風装置駆動装置、ポンプ駆動装置水力駆動装置電気駆動装置などによって代替的に駆動されてもよく、設計および/またはシーケンスは、本発明の範囲からそれることなく異なってもよい。

0075

ピニオン・シャフト107,109の回転は、図13に示されるように、標準U継ぎ手の使用を通して上部(および下部の)拡張シャフト103,105に均一に伝達される。このように、(クランク・ハンドル9の釣り人の回転から生じる)トルクは、拡張シャフト103,105の端部に設置されている拡張ベベル・ギア90,92を介して、上部および下部枢軸支点ギア83,85に最終的に伝播される。

0076

図15に示されるように、枢軸支点ギア83,85は、上部および下部スプレッダ・ギア79,81を順次回転させ、上部および下部垂直ギア71,73上にトルクを
生成する。垂直ギア71,73の同等の(しかし、反対の)回転は、最終的に主駆動車軸45の周りに回転することを主駆動ギア部品63に強いる。したがって、クランク・ハンドル9の一方向の回転は、主駆動ギア部品63に堅く固定されている牽引ワッシャ61の約5つの規則正しい回転を起こす。

0077

スプール・キャップ47によってスプール取付機構35に締め付けられているスプール37は、接合もされておらず、駆動トレインによって駆動もされない。その代わりに、主駆動軸45の周りのいずれかの方向に自由に回転させる。スプール取付機構35は、レバー牽引アーム27が前方へ押されると、駆動トレインから単にトルクを受ける。この作動は、牽引ロッド59を一方に引き寄せ(図15で見られるように)、それによってスプール取付機構35を(駆動トレインで運転される)牽引ワッシャ61の接触内に引き寄せる。スプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間に生じる摩擦力が、スプール37を駆動トレインに同調させて回転させる。このように、スプール37は、クランク・ハンドル9が回されると、回転する。スプール取付機構35(すなわち、スプール37)は、駆動トレインに直接係合されないため、魚によって加えられる力がスプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間に存在する摩擦力より大きくなると、スプール取付機構35が横滑りし、ライン回収方向に逆らう。

0078

この牽引部品の設計は、堅く固定された牽引ワッシャ61の接触範囲内へスプール取付機構35を引き寄せるが、2つの表面の間の摩擦力は、スプール取付機構35上の牽引ワッシャ61を実際に強制(押圧する)することにより、または2つの表面の間に摩擦力を生成するいかなる他の機構を通して生成され得る。さらに、本発明は、必ずしもレバー牽引、あるいは牽引プリセットノブ(下記のように)を取り入れる必要があるというわけではない。部材との間の摩擦力を生み出している牽引ワッシャ61と共に、スプール取付機構35を引き寄せる(または押圧する)いかなる構成(例えば、「星形」ナット)でも十分である。

0079

本実施形態で記述される牽引機構は、スプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間の摩擦の相互作用を通して達成されるけれども、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、水力学、流体タービン、空気圧縮、磁力などを含む、多くのいかなる代替機構を通して生み出されてもよいことを理解しなければならない。

0080

スプール取付機構35と牽引ワッシャ61との間の摩擦力または「牽引」は、容易に調節されてもよい。調整は、単に、牽引を増加させるためにレバー牽引アーム27を前方へ押し倒すか、牽引を減少させるために後ろに再び引き寄せることによって達成される。レバー牽引アーム27の同心の中心(回転軸)の形状および構成は、牽引ロッド59がスプール・シャーシ13の内外に引き寄せる機構を提供する。スプール・シャーシ13と接触している、レバー牽引アーム27の同心の中心の表面は、スプール・シャーシ13の本体に対して容易に回転させるために、平らでかつ滑らかであり、一方、他の表面は、「ピーク」および「谷」の四分円配列を有するように設計されている。レバー牽引アーム27が一方向に動かされるとき、「ピーク」四分円は、(牽引ロッド59の端部上にねじ込まれ、事実上牽引ロッド59の長手を接合している)牽引プリセットノブ25に反して作動し、これにより、牽引ロッド59が(図15で見られるように)一方に引き寄せられることを強いる。反対に、レバー牽引アーム27が反対方向に動かされるとき、「谷」四分円が牽引プリセットノブ25(スプリング部材69に起因する)に対する圧力を弛緩させ、牽引ロッド59を、(図15に見られるように)他方の側へ横滑りさせることを可能にし、それによって牽引を減少させる。

0081

例えば、レバー牽引アーム27が垂直位置(水平から90°)にあるとき、スプール取付機構35は、ライン回収の回転と反対の方向に回転させるために、スプール37を自由にし、牽引ワッシャ61との接触をやめる。これは、「フリー・スプール」位置と呼ばれ、釣り人が(ライン上の張力を感じることなく)魚を釣針に先立って餌で走らせるのを可能にするための重要な特徴である。本発明の本実施形態において、リール1が「フリー・スプール」位置にあるとき、ラインが引き出されている状態での相対的な容易さは、レバー牽引アーム27の同心の中心の「谷」四分円に刻まれているノッチの深さによって制御されることにある。これらのノッチは、リール1をフリー・スプール・モードに入れることを可能にするのにちょうど十分な深さを有するが、依然として牽引ワッシャ61との最小接触を保持している。牽引ワッシャ61との最小接触は、魚が不意に一気の速度でラインを引き出すときに発生するかもしれないオーバランのために、ラインがもつれ合わないことを保証する。

0082

本発明の代替可能な実施形態において、リール1が「フリー・スプール」位置にあるとき、ラインが引き出されている状態での相対的な容易さは、フリー・スプール張力調整ノブの追加によって釣り人によって調節されてもよいことにある。フリー・スプール張力は、(牽引ワッシャ61と協力して回転する)スプール・キャップ47と静的な(非回転)牽引ロッド59の平端部との間の小さいが、調節可能な抵抗力を発揮することによって達成されてもよい。この場合、スプール・キャップ47は、該キャップの中心に位置するフリー・スプール張力ノブを含むように修正される。スプール・キャップ47の中心は、このフリー・スプール張力ノブを収容するために、穿孔されていてもスレッドが付されていてもよい。指ぬきの形をしたノブの外側の周辺部は、フリー・スプール張力ノブがスプール・キャップ47のスレッドの内外にねじ込まれるためにねじ山を含む。さらに、牽引ロッド59の平坦端部は、図15に示されるように、位置Pの向こうに(右の方へ)延設され、一点になるようにテーパが付けられる。巻回されたスプリングは、フリー・スプール張力ノブの境界に挿入され、ベアリングによって追従される。これらは、ベアリングでスプリングの圧縮力に対してフリー・スプール張力ノブに押圧することを可能にする、ワッシャ形状のキャップによってフリー・スプール張力ノブ内に固定される。そして、フリー・スプール張力ノブを含むスプール・キャップ47は、本発明において説明されるのと同様にスプール取付機構35の終端上に確実に固定される。フリー・スプール調整ノブが、テーパが付けられた牽引ロッド59の端部に向けてスプール・キャップ47内にねじ込まれると、圧縮スプリングは、非回転牽引ロッド59のテーパが付けられた端部上に制限された抵抗力を生じせしめることをベアリングに強いる。回転している(スプール・シャーシ13とスプール13に連係して回転する)スプール・キャップ47と、スプール・シャーシ13が周囲を回転している静止牽引ロッド59との間の最小摩擦は、ラインが逃げ回る魚によって(フリー・スプール・モードにある)リール1から剥ぎ取られるとき、オーバランおよびもつれを排除することを援助する小さな摩擦力を発揮する。この摩擦張力は、張力を増加させるために、フリー・スプール張力ノブを一方向に、かつ張力を減少させるために反対方向に回転することによって、釣り人の好みに合わせるために容易に調節される。

0083

レバー牽引アーム27が一方向に動かされるとき、牽引は、アーム27が予めセットされた位置、例えば、図9の位置QQの押しボタン31に到達するまで増加する。
位置QQでは、牽引ワッシャ61とスプール取付機構35との間に存在する牽引の力は、使用中における釣り糸の破壊強さに相当する「標準」に設定される。レバー牽引アーム27が位置QQに達するとき現れた牽引力が、釣り人によって予めセットされるので、単語「標準」が使われる。牽引力を増加、または減少させるには、牽引ロッド59の端部上のねじ山にねじ込む牽引プリセットノブ25は、釣り人の好みに合うように調整される。例えば、牽引プリセットノブ25を一方向に回すことは(図9の透視図に見られるように)、牽引ロッド59のネジ山が切られた端部を、牽引プリセットノブ25にねじ込ませることになり、牽引ロッド59の長さを、牽引ワッシャ61により近い牽引ロッド59(したがって、スプール取付機構35)の平坦頭部を引き寄せて事実上短くすることになる。これは、牽引ワッシャ61とスプール取付機構35との間のより大きい摩擦(または牽引)になる。反対に、牽引プリセットノブ25を他方向に回すことは、牽引ロッド59を長くし、牽引ワッシャ61とスプール取付機構35との間の牽引を減少させる。このように、牽引プリセットノブ25を調節することは、レバー牽引アーム27で与えられる牽引力の範囲を制御する。押しボタン31を押下することによって、レバー牽引アーム27は、牽引ワッシャ61およびスプール取付機構35が一緒に効果的にロックするとき、それが最終的に水平位置に到達するまで位置QQを越えて押されてもよい。これは、疲れた魚に最大の圧力を加えるか、意図的にラインを切るために有効である。

0084

図9および図10、あるいは図11および図12との間の遷移で描かれるように、餌を投げるために、ラインは、もし、用意されるならば、釣り人の指によって均等巻き機構23から集められ、スプール・シャーシ13は、上部および下部駆動支持アーム15,17に対して90°回転させられる。回転トルクがスプール・シャーシ13に加えられるとき、ロック・ベアリング102,104は、それらがトラック98,100(図12の位置RRおよびTT)の端部に設置されている陥没に到達するまで、回転トラック98,100を横切る。ベアリング102,104がこの位置に到達すると、ベアリング102,104の後にあるスプリングの力は、それらを陥没に「スナップ:きちんと嵌らせる」させ、図12に示すように、ライン・キャスティング位置にスプール・シャーシ13を事実上ロックする。ロック・ベアリング102,104は、キャスティング位置かライン回収位置のいずれかにスプール37の位置を保持する。そのような配置も、スプール・シャーシ13が、キャスティングの間はキャスティング位置に、およびラインを回収しているときには通常の釣りをしている位置で保持される限り、ラッチ、クランプなどのいかなる構成を利用することによって保持されてもよい。

0085

通常のキャスティングの間、ロッドが押し進められる際に、ラインがリリースされると、全てのスピニング・リール設計に共通であるように、ラインは、ロッド先端の方向に向けて、スプール37の開口端の前方をすべり落ちる。

0086

キャストが完了した後、ラインは、釣り人の指で集められ、クランク・ハンドル9が回される。駆動トレインによって、スプール・シャーシ13(本体シャーシ5に関連する)の上で発揮されるトルクは、洗濯ばさみスプリング99,101からの補助によって結合されると、ロック・ベアリング102,104のロックしている抵抗力に打ち勝ち、ロック・ベアリング102,104を、再び、陥没(図12の位置RRおよびTT)から立ち直らせ、回転トラック98,100に戻す。したがって、スプール・シャーシ13は、図11の透視図に見られるように、通常の釣りをしている(図9および図11の)位置に90°回転することによって自動的に戻る。スプール・シャーシ13がこの回転を完了するとき、均等巻き機構23は、もし、用意されるならば、釣り人の指によって保持されているラインを捕える。均等巻き機構23が一旦ラインを捕えるならば、釣り人は、ラインをリリースし、通常の釣り操作が再開される。

0087

均等巻き機構23は、駆動トレイン機構によって直接でなく、スプール取付機構35の回転によって動かされる。この設計は、ラインが、同じ方法において、駆動トレインで動かされるか、魚を引き寄せるために回転するかどうかに関係なく、スプール37が回転しているどんな時でも、リール1にまたはリール1から繰り出されることを保証する。スプール取付機構35(図13の位置LLを参照)の半内部38の外側の周辺部に刻まれるギア歯は、スプール・シャーシ13内に設けられているギア50と係合される。次に、ギア50は、均等巻き部品23の内部トラック51の端部上の歯に係合する。次に、ギア50は、内部トラック51を組立部品の外部ハウジング49内で回転させるスプール37の回転に同調して回転する。組立部品の外部ハウジング49は、その底の長さに沿って内部トラック51をさらす切抜き部を含む。内部トラック51の外面には、図11の切抜き部を観察することによって容易に見られる、連続的および対称形のヘリカル、または交差パターンの溝が切削されている。このパターンは、均等巻き機構23の駆動そり53の(内部周辺部に沿って配設される)タブが存するトラックを形成する。そり53は、組立部品の外部ハウジング49の周りにスリーブが付けられており、そのタブは、外部ハウジング49の底に沿って切り取られたものを通し、内部トラック51の交差した溝に突き出る。このように、駆動そり53は、内部トラック51が外部ハウジング49内で回転するとき、滑らかに組立部品の外部ハウジング49の全長を横切って誘導される。例えば、そり53は、スプール37の全ての幅を均一にまたがって、右へ、それから左へ戻るというように繰り返しスライドする。2つの小ベアリング・ライン・ガイド55,57は、図11に見られるように、駆動そり49の一方に取り付けられている。ライン・ガイド55は、スプール37の近くに取り付けられており、他のライン・ガイド57より低く(スプール・シャーシ13の底に向けて)配設されている。ライン・ガイド55および57を相対的に配置することは、キャスティングが行なわれるとき、ラインが均等巻き機構23から釣り人によって容易に集められるのを可能にしているけれども、リール1がその普通の釣りをしている位置で利用されているとき、均等巻き機構23が効果的にラインを管理し、均一に配布することを可能にするラインのために、ガイドを作り出す。均等巻き機構が本発明において説明されている一方、本発明の作用、意図および目的は、そのような均等巻き機構が含まれるか否かにかかわらず完全なままであることが理解されなければならない。

0088

本発明の上述した実施例がギアおよび接続継ぎ手の組み合わせを利用するけれども、ギア(拍車、ヘリカル、ベベル、ウォーム、ミトラなど)、チェーン、ベルト、ロープ、ケーブル、コード、ビーズ・チェーン、旋回駆動装置、ウインチまたはウインチ駆動装置、クローラ駆動装置、ホイール駆動装置、通風装置駆動装置、ポンプ駆動装置、水力駆動装置、電気駆動装置、電気モータバッテリ駆動装置などのいかなる組み合わせを通して、代替的に駆動されてもよく、設計および/またはシーケンスは、本発明の範囲または精神から逸脱することなく異なってもよい。

0089

ここに説明される図は、スプール・シャーシ13が、ライン回収からライン・キャスティング位置に切り替わるとき、(上部および下部駆動支持アーム15,17に対して)「反時計回り」に90°回転する機構を描写しているが、これと同じ作用は、ライン回収位置からキャスティング位置に切り替えるためにスプール・シャーシ13に「時計回りの」回転を要求するように、スプール・シャーシ13(すなわちスプール37)の方向を反転させることによって達成されてもよいことに留意する必要がある。さらに、スプール・シャーシ13が本体シャーシ5の上部および下部駆動支持アーム15,17内で90°回転するときの基礎となる(垂直ピン87,89によって形成されている)回転の垂直軸を、それが回転の水平軸になるように変えることが可能である。この筋書きにおいて、上部および下部駆動支持アーム15,17、および垂直ピン87,89は、スプール・シャーシ13が水平軸の周りに90°回転することができるように、水平形態で配置される。各々のケースにおいて、ここに説明される実施例と同様の効果が達成され、これらの変形例は、本来の発明の範囲から逸脱せず、したがって、添付された特許請求の範囲に含まれなければならない。

0090

前述した開示は、本発明を実施するための最良の形態の出願人の記述である。様々な変更およびバリエーションを取り入れているフィッシング・リールは、フィッシング・リール技術に熟練したものにとって明らかになる。前述した開示は、本発明を実施するために、関連技術に熟練したものを対象とするとはいえ、それによって制限されるように解釈されてはならない。その代わりに、本発明は、いかなる明らかなバリエーションでも含むように解釈されるべきであり、特許請求の範囲の精神および範囲によってのみ制限されなければならない。

図面の簡単な説明

0091

本発明の第1実施形態によるライン回収位置のリールの左側面図である。
本発明の第1実施形態によるキャスティング位置のリールの左側面図である。
本発明の第1実施形態によるライン回収位置のリールの上面図である。
本発明の第1実施形態によるキャスティング位置のリールの上面図である。
本発明の第1実施形態による内部駆動トレインを示すライン回収位置のリールの(切断線V−Vに沿う)左側断面図である。
本発明の第1実施形態による内部駆動トレインを示すキャスティング位置のリールの左側断面図である。
本発明の第1実施形態の後方から前方へ見た場合のレバー牽引および牽引プリセットノブを含むスプール・シャーシの(切断線VII−VIIに沿う)拡大断面側面図である。
本発明の第1実施形態の後方から前方へ見た場合のレバー牽引および牽引プリセットノブを含み、スプールが取り付けられたスプール・シャーシの(切断線VII−VIIに沿う)拡大断面側面図である。
本発明の第2実施形態によるライン回収位置にあるリールの左側面図である。
本発明の第2実施形態によるキャスティング位置にあるリールの左側面図である。
本発明の第2実施形態によるライン回収位置にあるリールの上面図である。
本発明の第2実施形態によるキャスティング位置にあるリールの上面図である。
本発明の第2実施形態による内部駆動トレインを示しているライン回収位置にあるリールの(切断線V−Vに沿う)左側面断面図である。
本発明の第2実施形態による内部駆動トレインを示しているキャスティング位置にあるリールの左側面断面図である。
本発明の第2実施形態の後方から前方へ見た場合のレバー牽引および牽引プリセットノブを含むスプール・シャーシの(切断線VII−VIIに沿う)拡大断面側面図である。
本発明の第2実施形態の後方から前方へ見た場合のレバー牽引および牽引プリセットノブを含み、スプールが取り付けられたスプール・シャーシの(切断線VII−VIIに沿う)拡大断面側面図である。

符号の説明

0092

1 リール
5本体シャーシ
7 本体シャーシ取付部
9クランク・ハンドル
11クランク部品
13スプール・シャーシ
15 上部駆動支持アーム
17 下部駆動支持アーム
23均等巻き機構
25牽引プリセットノブ
27レバー牽引アーム
29フランジ・ブラケット
35スプール取付機構
36主駆動ローラ・チェーン
37 スプール
49ハウジング
59牽引ロッド
69スプリング
102,104 ベアリング

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