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技術 映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法、プログラム、および記録媒体

出願人 パナソニック株式会社
発明者 田中治渡邊寛如山田豊士荒新伸彦名越方彦
出願日 2006年12月28日 (14年1ヶ月経過) 出願番号 2006-356562
公開日 2008年7月17日 (12年7ヶ月経過) 公開番号 2008-167324
状態 特許登録済
技術分野 CATV、双方向TV等 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 固定映像 警告映像 固定チャンネル 複数台数 ネットワーク接続ユニット ケーブル受 映像受信システム 主契約
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

ケーブルテレビシステムでの不正視聴を防止する従来の方法では、不正な使用者に対して警告映像視聴させようとしてもできなかった。

解決手段

副契約映像受信装置13がネットワーク15によって1台の主契約映像受信装置12に接続する構成とする。そして、副契約映像受信装置13は、ネットワーク15における主契約映像受信装置12との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニット32と、映像信号を受信する映像受信チューナユニット34と、映像受信チューナユニット34が映像信号を受信する際に、ネットワーク接続検出ユニット32が主契約映像受信装置12との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を映像受信チューナユニット34に受信させる映像受信制御ユニット33と、表示用信号を出力する表示信号出力ユニット38とを備えている。

概要

背景

基本的にケーブルテレビ映像受信装置は、1加入契約者あたり1台の映像受信装置契約である。しかし、昨今、加入契約者がケーブルテレビ事業者提供サービスの増加による多チャンネルを受信するため、あるいは複数の部屋での視聴のために複数台数を契約する加入契約者も増えつつあり、その際は、ケーブルテレビ事業者は所望される複数台数の映像受信装置を貸出し提供する。

複数台数の加入契約者は、映像受信装置の台数分の料金を課金されるため、加入契約者にとっては利用料金負担が大きい。ケーブルテレビ事業者によっては、複数台数の要望に対して割高感を解消するために、2台目以降の利用料金を低く抑える契約体系を設定するといった、複数台数の設置を行ないやすい加入仕組みを採用している。

ケーブルテレビ事業者は、加入契約者宅に複数台数の映像受信装置を契約して貸出し、提供する場合に、通常は複数台数の同一構造の映像受信装置を貸出する。

そして、ケーブルテレビ回線上に伝送される放送映像は、CAS(限定受信システム)で保護される受信方式である。

映像受信装置は、ケーブルテレビ回線上の変調された放送映像用の信号から加入契約者の所望する放送番組周波数を選択して該当する放送番組を選局して放送映像を出力する受信チューナ部と、放送映像の暗号化を復号するCAS復号部と、復号された放送映像をデコード処理するための映像デコード処理部とで構成されるものである。

しかし、この同一構造の映像受信装置を、未契約者である隣の家に持って行き、隣の家のケーブルテレビ回線に接続すれば加入契約者宅以外でも放送映像の視聴ができてしまう。以下にその詳細について説明する。

図6は、従来のケーブルテレビ受信システム接続構成図を示している。図6(a)は、正常な使用をしている場合の接続構成図を示している。

加入契約者宅101では、3台分の契約をしており、3台の同一構造の契約映像受信装置103、104、105をレンタル契約している。一方、加入契約者宅101の隣の未加入契約者宅102では、未契約であるが、加入契約者宅101と同一地域であるため、ケーブルテレビ局100からのケーブルテレビ回線107が宅内に引き込まれている。

加入契約者宅101では、1台目の受信装置として、契約映像受信装置103に対しては通常の契約料を払い、契約映像受信装置104および105に対しては、2台目以降の受信装置なので、1台当たり契約映像受信装置103よりも安い契約料を払っている。

一方、未加入契約者宅102では、未契約なので契約映像受信装置を所有しておらず、ケーブルテレビ回線107に接続されるテレビコンセントに普通のテレビ受像機106を接続して使用する。テレビ受像機106は、スクランブルのかかっている放送映像のスクランブル解除ができないので、未加入契約者宅102では、スクランブルのかかっていない放送映像しか視聴することができない。

図6(b)は、未契約者が不当に安い料金で視聴するという不正な使用をする場合の接続構成図を示している。

未加入契約者宅102の住人が、加入契約者宅101が所有している契約映像受信装置105を持ってきて自分の家のテレビコンセントに接続している。この場合、契約映像受信装置105は、ケーブルテレビ回線107で配信されてくるスクランブルのかかった放送映像のスクランブルを解除できるので、未加入契約者宅102で、スクランブルのかかった放送映像を視聴できることになる。

本来であれば、未加入契約者宅102がスクランブルのかかった放送映像を視聴するためには、正式に契約して、1台目の通常の料金を払わなければならないところを、図6(b)のように複数契約している加入契約者宅101から契約映像受信装置105を持ってきて接続した場合には、2台目以降に対する安い料金で視聴できてしまうことになる。つまり、ケーブルテレビ局100にとっては、本来なら、未加入契約者宅102がスクランブルのかかった放送映像を視聴させるのに1台目に対する契約料金徴収できるところ、2台目以降に設定している不当に安い契約料金で視聴されてしまうため、その差額分の損害が発生する。

そこで、複数台を契約した加入契約者宅に貸出す映像受信装置を、主契約映像受信装置および副契約映像受信装置として、放送番組などの不正コピーおよび、許可された映像受信装置以外での視聴を防止することにより、加入契約者宅以外で不当に安い料金で放送映像を視聴するという不正な視聴を防止するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。

すなわち、図7は、特許文献1に開示されている端末間制御システムにおける、副契約映像受信装置での視聴を制限する方法を説明するためのブロック図を示している。

なお、この図は、副契約映像受信装置での視聴の制限方法に関連する部分のみを記載している。主契約映像受信装置112には、放送映像チューナ部や映像デコード処理部を記載していないが、主契約映像受信装置112も、当然これらの機能を備えており、副契約映像受信装置113が接続されていなくても、ケーブルテレビ局110から受信する放送番組の映像を単独で視聴することができる。

ここでは、1加入契約者が2台の映像受信装置を契約して所有しており、主契約映像受信装置112が1台目の映像受信装置であり、副契約映像受信装置113が2台目の映像受信装置である。

ケーブルテレビ局110からのケーブルテレビ回線114は、副契約映像受信装置113には接続されず、主契約映像受信装置112にのみ接続され、副契約映像受信装置113は、ケーブル115で主契約映像受信装置112に接続される。

主契約映像受信装置112の視聴キー作成部120は、ケーブルテレビ局110からの放送番組データと共に送信されてくる番組IDと、主契約ID保持部121に保持されている主契約映像受信装置112固有の主契約装置IDとに基づいて視聴キーを作成する。視聴キーには、主契約装置ID、副契約装置視聴許可ID、番組IDが含まれる。そして、その視聴キーを、混合器122によって放送番組データに重畳し、ケーブル115を介して副契約映像受信装置113に送信する。

副契約映像受信装置113では、視聴可否判定部132が、放送映像チューナ部130で取り出された視聴キーに含まれる副契約装置視聴許可IDと、副契約ID保持部133に保持されている自身の副契約装置IDとを比較し、これらのIDが所定の関係の場合には視聴可能と判定して、映像デコード処理部131に通知する。

ケーブルテレビ回線114で配信されてくる放送番組データは暗号化されているが、視聴可否判定部132で視聴可能と判定された場合には、映像デコード処理部131のデスクランブル機能がアクティブとなり、放送映像の視聴が可能となる。視聴可否判定部132で視聴不可と判定された場合には、映像デコード処理部131のデスクランブル機能がアクティブとならず、その場合には、副契約映像受信装置113では放送映像の視聴ができない。

したがって、副契約映像受信装置113を未加入の隣の家に持っていき、ケーブルテレビ局110から接続されるケーブルテレビ回線114に直接接続したとしても、主契約映像受信装置112に接続されていないために、視聴キーを取得できず、ケーブルテレビ回線114で配信される放送映像を視聴することができない。つまり、この端末間制御システムを用いることにより、加入契約者宅以外で不当に安い料金で放送映像を視聴するという不正な視聴を防止することができる。
特開平10−322676号公報

概要

ケーブルテレビシステムでの不正視聴を防止する従来の方法では、不正な使用者に対して警告映像を視聴させようとしてもできなかった。副契約映像受信装置13がネットワーク15によって1台の主契約映像受信装置12に接続する構成とする。そして、副契約映像受信装置13は、ネットワーク15における主契約映像受信装置12との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニット32と、映像信号を受信する映像受信チューナユニット34と、映像受信チューナユニット34が映像信号を受信する際に、ネットワーク接続検出ユニット32が主契約映像受信装置12との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を映像受信チューナユニット34に受信させる映像受信制御ユニット33と、表示用信号を出力する表示信号出力ユニット38とを備えている。

目的

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、不正な映像受信装置による視聴を制限でき、視聴制限時に特定のチャンネルの映像のみ視聴可能にする映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等を提供することを目的とする。

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

1台の主契約映像受信装置と、少なくとも1台の副契約映像受信装置と、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置を接続するネットワークとを備えた映像受信システムであって、前記副契約映像受信装置は、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニットと、映像信号を受信する映像受信チューナユニットと、前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、映像受信制御ユニットと、前記映像受信チューナユニットが受信した前記映像信号に対応する表示用信号を出力する表示信号出力ユニットとを有する、映像受信システム。

請求項2

前記主契約映像受信装置は、固有の第1の識別情報を予め保持している第1の識別情報保持ユニットと、前記ネットワークを介した前記副契約映像受信装置からの、前記第1の識別情報の送信要求に応じて、前記第1の識別情報を送信する第1の識別情報送信ユニットとを有し、前記副契約映像受信装置は、前記第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の前記送信要求を送信する識別情報要求ユニットと、前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記第1の識別情報を受信する識別情報受信ユニットとを有し、前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、請求項1に記載の映像受信システム。

請求項3

前記主契約映像受信装置は、固有の第1の識別情報を予め保持している第1の識別情報保持ユニットと、前記ネットワークを介して前記副契約映像受信装置から受信した第2の識別情報が、前記第1の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第1の識別情報と一致しているか否かを示す判定情報を、前記副契約映像受信装置に送信する判定情報送信ユニットとを有し、前記副契約映像受信装置は、前記第1の識別情報と同じ値を持つ固有の前記第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する第2の識別情報送信ユニットと、前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記判定情報を受信する判定情報受信ユニットとを有し、前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、請求項1に記載の映像受信システム。

請求項4

前記主契約映像受信装置と前記副契約映像受信装置は、同じ構成の映像受信装置であり、前記主契約映像受信装置は、前記副契約映像受信装置の機能を有し、前記副契約映像受信装置は、前記主契約映像受信装置の機能を有している、請求項1に記載の映像受信システム。

請求項5

前記ネットワークは、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置に接続された前記映像信号を配信するための配線を利用するネットワークである、請求項1に記載の映像受信システム。

請求項6

主契約映像受信装置に、ネットワークを介して接続される副契約映像受信装置であって、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニットと、映像信号を受信する映像受信チューナユニットと、前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、映像受信制御ユニットと、前記映像受信チューナユニットが受信した前記映像信号に対応する表示用信号を出力する表示信号出力ユニットとを備えた、副契約映像受信装置。

請求項7

前記主契約映像受信装置に予め保持されている固有の第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する識別情報要求ユニットと、前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記第1の識別情報を受信する識別情報受信ユニットとを備え、前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、請求項6に記載の副契約映像受信装置。

請求項8

前記主契約映像受信装置に予め保持されている固有の第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する第2の識別情報送信ユニットと、前記主契約映像受信装置が、受信した前記第2の識別情報と、予め保持している前記第1の識別情報とが一致しているか否かを判定して送信してくる判定情報を受信する判定情報受信ユニットとを備え、前記映像制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記判定情報が、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、請求項6に記載の副契約映像受信装置。

請求項9

前記映像受信チューナユニットが受信する前記映像信号は、暗号化されており、前記映像受信チューナユニットは、前記映像信号を映像デコードする映像デコードユニットを有している、請求項6に記載の副契約映像受信装置。

請求項10

前記副契約映像受信装置の電源オンオフ状態を検出する電源状態検出ユニットを備え、前記映像受信制御ユニットは、前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記電源状態検出ユニットが前記電源のオン状態を検出し、かつ前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合に、前記限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、請求項6に記載の副契約映像受信装置。

請求項11

前記限定された所定のチャンネルの映像信号によって表示される映像は、正常な使用を促す警告映像である、請求項6に記載の副契約映像受信装置。

請求項12

1台の主契約映像受信装置と、少なくとも1台の副契約映像受信装置と、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置を接続するネットワークとを備えた映像受信システムを利用した映像受信方法であって、前記副契約映像受信装置が、前記ネットワークを介して前記主契約映像受信装置に対して接続しているかどうかを、前記副契約映像受信装置によって検出するネットワーク接続検出ステップと、前記副契約映像受信装置が、前記映像信号を受信する際に前記ネットワークで前記主契約映像受信装置に対して未接続の場合には、前記副契約映像受信装置によって、限定された所定のチャンネルの映像信号を受信する副契約受信ステップと、前記副契約映像受信装置によって、前記限定された所定のチャンネルの映像信号に対応する表示用信号を出力する副契約出力ステップとを備えた、映像受信方法。

請求項13

請求項6に記載の副契約映像受信装置の、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットとしてコンピュータを機能させるためのプログラム

請求項14

請求項2に記載の映像受信システムの、前記副契約映像受信装置からの前記第1の識別情報の要求に応じて前記第1の識別情報を送信する前記第1の識別情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する前記識別情報要求ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニット、としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

請求項15

請求項3に記載の映像受信システムの、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報とが一致しているか否かを示す判定情報を前記副契約映像受信装置に送信する前記判定情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する前記第2の識別情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニット、としてコンピュータを機能させるためのプログラム。

請求項16

請求項13〜15のいずれかに記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。

技術分野

0001

本発明は、複数契約された放送映像受信機能を持つ映像受信システム副契約映像受信装置映像受信方法等に関する。例えば、ケーブルテレビ局から放送される番組を受信する映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等に関する。

背景技術

0002

基本的にケーブルテレビ映像受信装置は、1加入契約者あたり1台の映像受信装置契約である。しかし、昨今、加入契約者がケーブルテレビ事業者提供サービスの増加による多チャンネルを受信するため、あるいは複数の部屋での視聴のために複数台数を契約する加入契約者も増えつつあり、その際は、ケーブルテレビ事業者は所望される複数台数の映像受信装置を貸出し提供する。

0003

複数台数の加入契約者は、映像受信装置の台数分の料金を課金されるため、加入契約者にとっては利用料金負担が大きい。ケーブルテレビ事業者によっては、複数台数の要望に対して割高感を解消するために、2台目以降の利用料金を低く抑える契約体系を設定するといった、複数台数の設置を行ないやすい加入仕組みを採用している。

0004

ケーブルテレビ事業者は、加入契約者宅に複数台数の映像受信装置を契約して貸出し、提供する場合に、通常は複数台数の同一構造の映像受信装置を貸出する。

0005

そして、ケーブルテレビ回線上に伝送される放送映像は、CAS(限定受信システム)で保護される受信方式である。

0006

映像受信装置は、ケーブルテレビ回線上の変調された放送映像用の信号から加入契約者の所望する放送番組周波数を選択して該当する放送番組を選局して放送映像を出力する受信チューナ部と、放送映像の暗号化を復号するCAS復号部と、復号された放送映像をデコード処理するための映像デコード処理部とで構成されるものである。

0007

しかし、この同一構造の映像受信装置を、未契約者である隣の家に持って行き、隣の家のケーブルテレビ回線に接続すれば加入契約者宅以外でも放送映像の視聴ができてしまう。以下にその詳細について説明する。

0008

図6は、従来のケーブルテレビ受信システム接続構成図を示している。図6(a)は、正常な使用をしている場合の接続構成図を示している。

0009

加入契約者宅101では、3台分の契約をしており、3台の同一構造の契約映像受信装置103、104、105をレンタル契約している。一方、加入契約者宅101の隣の未加入契約者宅102では、未契約であるが、加入契約者宅101と同一地域であるため、ケーブルテレビ局100からのケーブルテレビ回線107が宅内に引き込まれている。

0010

加入契約者宅101では、1台目の受信装置として、契約映像受信装置103に対しては通常の契約料を払い、契約映像受信装置104および105に対しては、2台目以降の受信装置なので、1台当たり契約映像受信装置103よりも安い契約料を払っている。

0011

一方、未加入契約者宅102では、未契約なので契約映像受信装置を所有しておらず、ケーブルテレビ回線107に接続されるテレビコンセントに普通のテレビ受像機106を接続して使用する。テレビ受像機106は、スクランブルのかかっている放送映像のスクランブル解除ができないので、未加入契約者宅102では、スクランブルのかかっていない放送映像しか視聴することができない。

0012

図6(b)は、未契約者が不当に安い料金で視聴するという不正な使用をする場合の接続構成図を示している。

0013

未加入契約者宅102の住人が、加入契約者宅101が所有している契約映像受信装置105を持ってきて自分の家のテレビコンセントに接続している。この場合、契約映像受信装置105は、ケーブルテレビ回線107で配信されてくるスクランブルのかかった放送映像のスクランブルを解除できるので、未加入契約者宅102で、スクランブルのかかった放送映像を視聴できることになる。

0014

本来であれば、未加入契約者宅102がスクランブルのかかった放送映像を視聴するためには、正式に契約して、1台目の通常の料金を払わなければならないところを、図6(b)のように複数契約している加入契約者宅101から契約映像受信装置105を持ってきて接続した場合には、2台目以降に対する安い料金で視聴できてしまうことになる。つまり、ケーブルテレビ局100にとっては、本来なら、未加入契約者宅102がスクランブルのかかった放送映像を視聴させるのに1台目に対する契約料金徴収できるところ、2台目以降に設定している不当に安い契約料金で視聴されてしまうため、その差額分の損害が発生する。

0015

そこで、複数台を契約した加入契約者宅に貸出す映像受信装置を、主契約映像受信装置および副契約映像受信装置として、放送番組などの不正コピーおよび、許可された映像受信装置以外での視聴を防止することにより、加入契約者宅以外で不当に安い料金で放送映像を視聴するという不正な視聴を防止するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。

0016

すなわち、図7は、特許文献1に開示されている端末間制御システムにおける、副契約映像受信装置での視聴を制限する方法を説明するためのブロック図を示している。

0017

なお、この図は、副契約映像受信装置での視聴の制限方法に関連する部分のみを記載している。主契約映像受信装置112には、放送映像チューナ部や映像デコード処理部を記載していないが、主契約映像受信装置112も、当然これらの機能を備えており、副契約映像受信装置113が接続されていなくても、ケーブルテレビ局110から受信する放送番組の映像を単独で視聴することができる。

0018

ここでは、1加入契約者が2台の映像受信装置を契約して所有しており、主契約映像受信装置112が1台目の映像受信装置であり、副契約映像受信装置113が2台目の映像受信装置である。

0019

ケーブルテレビ局110からのケーブルテレビ回線114は、副契約映像受信装置113には接続されず、主契約映像受信装置112にのみ接続され、副契約映像受信装置113は、ケーブル115で主契約映像受信装置112に接続される。

0020

主契約映像受信装置112の視聴キー作成部120は、ケーブルテレビ局110からの放送番組データと共に送信されてくる番組IDと、主契約ID保持部121に保持されている主契約映像受信装置112固有の主契約装置IDとに基づいて視聴キーを作成する。視聴キーには、主契約装置ID、副契約装置視聴許可ID、番組IDが含まれる。そして、その視聴キーを、混合器122によって放送番組データに重畳し、ケーブル115を介して副契約映像受信装置113に送信する。

0021

副契約映像受信装置113では、視聴可否判定部132が、放送映像チューナ部130で取り出された視聴キーに含まれる副契約装置視聴許可IDと、副契約ID保持部133に保持されている自身の副契約装置IDとを比較し、これらのIDが所定の関係の場合には視聴可能と判定して、映像デコード処理部131に通知する。

0022

ケーブルテレビ回線114で配信されてくる放送番組データは暗号化されているが、視聴可否判定部132で視聴可能と判定された場合には、映像デコード処理部131のデスクランブル機能がアクティブとなり、放送映像の視聴が可能となる。視聴可否判定部132で視聴不可と判定された場合には、映像デコード処理部131のデスクランブル機能がアクティブとならず、その場合には、副契約映像受信装置113では放送映像の視聴ができない。

0023

したがって、副契約映像受信装置113を未加入の隣の家に持っていき、ケーブルテレビ局110から接続されるケーブルテレビ回線114に直接接続したとしても、主契約映像受信装置112に接続されていないために、視聴キーを取得できず、ケーブルテレビ回線114で配信される放送映像を視聴することができない。つまり、この端末間制御システムを用いることにより、加入契約者宅以外で不当に安い料金で放送映像を視聴するという不正な視聴を防止することができる。
特開平10−322676号公報

発明が解決しようとする課題

0024

しかしながら、図7に示す従来の端末間制御システムにおける視聴可否制限方法では、未契約者が不当に安い料金で視聴しようとして副契約映像受信装置113を自宅のテレビコンセントに接続したときに、その未契約者に対して正常な使用を促すような警告映像だけを表示させたくても、その警告映像だけを表示させることができなかった。つまり、図7に示す端末間制御システムでは、全ての放送番組を視聴できるようにするか、全ての放送番組を視聴できないようにするかしか制御できなかった。

0025

すなわち、図7に示す端末間制御システムにおける視聴可否制限方法の場合には、副契約映像受信装置113は、主契約映像受信装置112で作成される視聴キーが取得できなければ、スクランブルの有無に関わらず、全ての放送番組を視聴することができない。

0026

したがって、誤った接続をした場合や、不正な接続で視聴しようとした場合に、正常な使用を促すような警告映像などを視聴させようとしてもできなかった。

0027

本発明は、上記従来の課題を解決するもので、不正な映像受信装置による視聴を制限でき、視聴制限時に特定のチャンネルの映像のみ視聴可能にする映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0028

上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
1台の主契約映像受信装置と、少なくとも1台の副契約映像受信装置と、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置を接続するネットワークとを備えた映像受信システムであって、
前記副契約映像受信装置は、
前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニットと、
映像信号を受信する映像受信チューナユニットと、
前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、映像受信制御ユニットと、
前記映像受信チューナユニットが受信した前記映像信号に対応する表示用信号を出力する表示信号出力ユニットとを有する、映像受信システムである。

0029

また、第2の本発明は、
前記主契約映像受信装置は、
固有の第1の識別情報を予め保持している第1の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワークを介した前記副契約映像受信装置からの、前記第1の識別情報の送信要求に応じて、前記第1の識別情報を送信する第1の識別情報送信ユニットとを有し、
前記副契約映像受信装置は、
前記第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の前記送信要求を送信する識別情報要求ユニットと、
前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記第1の識別情報を受信する識別情報受信ユニットとを有し、
前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、第1の本発明の映像受信システムである。

0030

また、第3の本発明は、
前記主契約映像受信装置は、
固有の第1の識別情報を予め保持している第1の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワークを介して前記副契約映像受信装置から受信した第2の識別情報が、前記第1の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第1の識別情報と一致しているか否かを示す判定情報を、前記副契約映像受信装置に送信する判定情報送信ユニットとを有し、
前記副契約映像受信装置は、
前記第1の識別情報と同じ値を持つ固有の前記第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する第2の識別情報送信ユニットと、
前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記判定情報を受信する判定情報受信ユニットとを有し、
前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、第1の本発明の映像受信システムである。

0031

また、第4の本発明は、
前記主契約映像受信装置と前記副契約映像受信装置は、同じ構成の映像受信装置であり、前記主契約映像受信装置は、前記副契約映像受信装置の機能を有し、前記副契約映像受信装置は、前記主契約映像受信装置の機能を有している、第1の本発明の映像受信システムである。

0032

また、第5の本発明は、
前記ネットワークは、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置に接続された前記映像信号を配信するための配線を利用するネットワークである、第1の本発明の映像受信システムである。

0033

また、第6の本発明は、
主契約映像受信装置に、ネットワークを介して接続される副契約映像受信装置であって、
前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続状態を検出するネットワーク接続検出ユニットと、
映像信号を受信する映像受信チューナユニットと、
前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、映像受信制御ユニットと、
前記映像受信チューナユニットが受信した前記映像信号に対応する表示用信号を出力する表示信号出力ユニットとを備えた、副契約映像受信装置である。

0034

また、第7の本発明は、
前記主契約映像受信装置に予め保持されている固有の第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する識別情報要求ユニットと、
前記主契約映像受信装置から送信されてくる前記第1の識別情報を受信する識別情報受信ユニットとを備え、
前記映像受信制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記第1の識別情報と、前記第2の識別情報保持ユニットに予め保持している前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、第6の本発明の副契約映像受信装置である。

0035

また、第8の本発明は、
前記主契約映像受信装置に予め保持されている固有の第1の識別情報と同じ値を持つ固有の第2の識別情報を予め保持している第2の識別情報保持ユニットと、
前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する第2の識別情報送信ユニットと、
前記主契約映像受信装置が、受信した前記第2の識別情報と、予め保持している前記第1の識別情報とが一致しているか否かを判定して送信してくる判定情報を受信する判定情報受信ユニットとを備え、
前記映像制御ユニットは、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記判定情報が、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、第6の本発明の副契約映像受信装置である。

0036

また、第9の本発明は、
前記映像受信チューナユニットが受信する前記映像信号は、暗号化されており、
前記映像受信チューナユニットは、前記映像信号を映像デコードする映像デコードユニットを有している、第6の本発明の副契約映像受信装置である。

0037

また、第10の本発明は、
前記副契約映像受信装置の電源オンオフ状態を検出する電源状態検出ユニットを備え、
前記映像受信制御ユニットは、前記映像受信チューナユニットが前記映像信号を受信する際に、前記電源状態検出ユニットが前記電源のオン状態を検出し、かつ前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合に、前記限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる、第6の本発明の副契約映像受信装置である。

0038

また、第11の本発明は、
前記限定された所定のチャンネルの映像信号によって表示される映像は、正常な使用を促す警告映像である、第6の本発明の副契約映像受信装置である。

0039

また、第12の本発明は、
1台の主契約映像受信装置と、少なくとも1台の副契約映像受信装置と、前記主契約映像受信装置および前記副契約映像受信装置を接続するネットワークとを備えた映像受信システムを利用した映像受信方法であって、
前記副契約映像受信装置が、前記ネットワークを介して前記主契約映像受信装置に対して接続しているかどうかを、前記副契約映像受信装置によって検出するネットワーク接続検出ステップと、
前記副契約映像受信装置が、前記映像信号を受信する際に前記ネットワークで前記主契約映像受信装置に対して未接続の場合には、前記副契約映像受信装置によって、限定された所定のチャンネルの映像信号を受信する副契約受信ステップと、
前記副契約映像受信装置によって、前記限定された所定のチャンネルの映像信号に対応する表示用信号を出力する副契約出力ステップとを備えた、映像受信方法である。

0040

また、第13の本発明は、
第6の本発明の副契約映像受信装置の、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との未接続を検出した場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットとしてコンピュータを機能させるためのプログラムである。

0041

また、第14の本発明は、
第2の本発明の映像受信システムの、前記副契約映像受信装置からの前記第1の識別情報の要求に応じて前記第1の識別情報を送信する前記第1の識別情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する前記識別情報要求ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニット、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。

0042

また、第15の本発明は、
第3の本発明の映像受信システムの、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報とが一致しているか否かを示す判定情報を前記副契約映像受信装置に送信する前記判定情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する前記第2の識別情報送信ユニット、前記ネットワーク接続検出ユニットが前記主契約映像受信装置との接続を検出していても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニット、としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。

0043

また、第16の本発明は、
第13〜第15のいずれかの本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。

発明の効果

0044

本発明により、不正な映像受信装置による視聴を制限でき、視聴制限時に特定のチャンネルの映像のみ視聴可能にする映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等を提供できる。

発明を実施するための最良の形態

0045

以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。

0046

(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1のケーブルテレビ受信システムの接続構成図を示している。

0047

ここでは、3台の映像受信装置を契約して所有している加入者の場合を示している。

0048

ケーブルテレビ局10から、ケーブルテレビ回線14によって、加入契約者宅11に映像が配信される。

0049

加入契約者宅11には、1台目〜3台目の映像受信装置として、それぞれ、主契約映像受信装置12、副契約映像受信装置13、および副契約映像受信装置16が設置されている。主契約映像受信装置12、副契約映像受信装置13、16のそれぞれにケーブルテレビ回線14が接続されている。

0050

また、副契約映像受信装置13および副契約映像受信装置16は、それぞれ、宅内ネットワーク15によって、主契約映像受信装置12に接続されている。

0051

なお、宅内ネットワーク15が、本発明のネットワークの一例にあたる。また、本実施の形態1のケーブルテレビ受信システムの加入契約者宅11内の、主契約映像受信装置12、副契約映像受信装置13、16、および宅内ネットワーク15を含む構成が、本発明の映像受信システムの一例にあたる。

0052

図2は、本実施の形態1のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置12と副契約映像受信装置13との接続を示すブロック図である。図1と同じ構成部分には、同じ符号を用いている。

0053

なお、副契約映像受信装置16の構成も副契約映像受信装置13と同じ構成である。図2には、主契約映像受信装置12と副契約映像受信装置13との接続のみを示しているが、主契約映像受信装置12と副契約映像受信装置16との接続構成も、図2と同様である。

0054

主契約映像受信装置12は、副契約映像受信装置13と宅内ネットワーク15で接続する宅内接続部20を備えている。

0055

また、主契約映像受信装置12は、放送映像チューナ部21、CAS復号部22、映像デコード処理部23、表示データ出力部26、および映像表示部24を備えている。

0056

放送映像チューナ部21は、ケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信する。CAS復号部22は、放送映像チューナ部21で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である「鍵情報」で復号する。映像デコード処理部23は、CAS復号部22で復号された放送映像をデコード処理する。そして、映像デコード処理部23でデコードされた表示用のデータが表示データ出力部26から出力され、映像表示部24でその映像が表示される。

0057

副契約映像受信装置13は、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15で接続する宅内接続部32を備えている。

0058

また、副契約映像受信装置13は、電源スイッチ部30、電源検出部31、および主契約接続検出部33を備えている。

0059

電源スイッチ部30は、副契約映像受信装置13の電源のON/OFFを行なう。電源検出部31は、電源スイッチ部30のON/OFF状態を検出する。そして、主契約接続検出部33は、電源検出部31で電源ONを検出したことと、宅内接続部32で主契約映像受信装置12との未接続/接続を検出したこととを認識する。

0060

なお、電源検出部31が、本発明の電源状態検出ユニットの一例にあたる。また、宅内接続部32が、本発明のネットワーク接続検出ユニットの一例にあたり、主契約接続検出部33が、本発明の映像受信制御ユニットの一例にあたる。

0061

また、副契約映像受信装置13は、放送映像チューナ部34、CAS復号部35、映像デコード処理部36、表示データ出力部38、および映像表示部37を備えている。

0062

放送映像チューナ部34、CAS復号部35、映像デコード処理部36、表示データ出力部38、および映像表示部37は、それぞれ、主契約映像受信装置12の、放送映像チューナ部21、CAS復号部22、映像デコード処理部23、表示データ出力部26、および映像表示部24と同様の機能を有するものである。

0063

なお、放送映像チューナ部34が、本発明の映像受信チューナユニットの一例にあたる。また、CAS復号部35と映像デコード処理部36を合わせた構成が、本発明の映像デコードユニットの一例にあたる。また、表示データ出力部38が、本発明の表示信号出力ユニットの一例にあたる。

0064

次に、本実施の形態1のケーブル受信システムで、ケーブルテレビ局10からの放送映像を主契約映像受信装置12および副契約映像受信装置13で受信する動作について以下に説明する。

0065

まず、主契約映像受信装置12で放送映像を受信する動作について説明する。

0066

主契約映像受信装置12の放送映像チューナ部21は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、視聴するための選曲を行なう。

0067

CAS復号部22は、放送映像チューナ部21で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部23が、CAS復号部22で復号された放送映像のデコード処理をし、映像デコード処理部23でデコードされた表示用データが表示データ出力部26から出力され、映像表示部24でその映像が表示される。

0068

このようにして、主契約映像受信装置12は、ケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し表示する。

0069

次に、副契約映像受信装置13で放送映像を受信する動作について説明する。宅内ネットワーク15によって、主契約映像受信装置12と接続されている場合と接続されていない場合の、それぞれについて説明する。

0070

まず、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15によって接続されている場合の動作について説明する。

0071

副契約映像受信装置13で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15で接続する。

0072

主契約接続検出部33は、電源検出部31が電源ONを検出したことと宅内接続部32が主契約映像受信装置12との接続を検出したこととを認識すると、放送映像チューナ部34に「契約チャンネルを視聴可能」を通知する。

0073

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主契約接続検出部33からの「契約チャンネルを視聴可能」の通知により、暗号化された全ての映像を視聴するための選曲を行なう。

0074

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された映像信号のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0075

次に、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15によって接続されていない場合の動作について説明する。

0076

副契約映像受信装置13で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15で接続する。

0077

主契約接続検出部33は、電源検出部31が電源ONを検出したことと、主契約映像受信装置12とは接続されていないことを宅内接続部32が検出したこととを認識し、放送映像チューナ部34に「契約チャンネルを視聴不可」を通知する。

0078

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主契約接続検出部33からの「契約チャンネルを視聴不可」の通知により、暗号化された固定映像のみを視聴するための選曲を行なう。

0079

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された固定チャンネルの放送映像のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0080

なお、ここでいう「固定チャンネル」とは、未契約でも視聴してもよいチャンネルであり、「固定映像」とは、「固定チャンネル」で放送される映像である。「固定チャンネル」とは、例えば、ケーブルテレビ事業者が提供しているようなチャンネルであり、「固定映像」とは、例えば「主契約映像受信装置に接続してください」というメッセージを表示するような映像である。また、暗号化された固定映像の信号が、本発明の、限定された所定のチャンネルの映像信号の一例にあたる。

0081

つまり、「固定映像」が表示されるのは、誤った接続をした場合や、不正な接続で視聴しようとした場合であり、そのような場合に、正常使用の告知勧誘広告放送映像などの警告映像を表示させることができる。なお、正常使用の告知や勧誘広告放送映像などの警告映像が、本発明の、正常な使用を促す警告映像の一例にあたる。

0082

また、宅内接続部32における「主契約映像受信装置12との接続の検出」とは、主契約映像受信装置12との接続が確認できる方法であればよい。例えば、主契約映像受信装置12との間の物理リンク確立したことや、パスワード交換成立したことや、パケット交換が成立したことなどを、それぞれ「接続を検出した」という判定に用いてもよい。

0083

また、上記で説明した副契約映像受信装置13の各ブロックにおける処理は、ハードウェアで実現するようにしてもよいし、ソフトウェアで実現するようにしてもよい。

0084

例えば、主契約接続検出部33の処理は、全てソフトウェアで実現させることもできる。主契約接続検出部33をCPUによって実行されるプログラムとし、宅内接続部32が検出した宅内ネットワーク15の接続状態を示すフラグ、および、電源検出部31が検出した電源状態を示すフラグを、それぞれメモリ上に格納するようにし、それらのメモリ上のフラグを主契約接続検出部33が読み込む。そして、主契約接続検出部33は、それらのフラグの状態に応じて「契約チャンネルの視聴可否」を判断し、その判断結果を示す「契約チャンネルの視聴可否」フラグをメモリ上に書き込み、放送映像チューナ部34が、その「契約チャンネルの視聴可否」フラグを読み込んで、そのフラグの状態に応じて動作するなどして実現できる。

0085

また、図2では、主契約映像受信装置12と副契約映像受信装置13を異なる構成として説明したが、これらに同じ構成の映像受信装置を用いるようにしてもよい。

0086

図3は、同じ構成の映像受信装置を主契約映像受信装置および副契約映像受信装置として用いる場合の、ケーブルテレビ受信システムの接続を示すブロック図を示している。

0087

図3に示すように、この場合の主契約映像受信装置40と副契約映像受信装置41は、同じ構成の映像受信装置である。

0088

図3の、宅内接続部42、放送映像チューナ部43、CAS復号部44、映像デコード処理部45、表示データ出力部53、映像表示部46、電源スイッチ部47、電源検出部48、および主契約接続検出部49は、それぞれ、図2に示す、宅内接続部32、放送映像チューナ部34、CAS復号部35、映像デコード処理部36、表示データ出力部38、映像表示部37、電源スイッチ部30、電源検出部31、および主契約接続検出部33と同じ機能を有するものである。

0089

主副切り替えSW55は、自身が主契約映像受信装置として動作するか、副契約映像受信装置として動作するかを切り替えるスイッチである。主契約映像受信装置40として動作する映像受信装置の主副切り替えSW55は、主契約映像受信装置側に設定されており、副契約映像受信装置41として動作する映像受信装置の主副切り替えSW55は、副契約映像受信装置側に設定されている。

0090

図3で、塗りつぶしているブロックは、その機能がアクティブでないブロックを示している。この場合、主契約映像受信装置40は、主副切り替えSW55が主契約映像受信装置側に設定されているので、副契約映像受信装置の場合にのみ動作する必要がある、電源スイッチ部47、電源検出部48、主契約接続検出部49の各機能は、非アクティブとなっている。

0091

このような構成とすることにより、図3に示す主契約映像受信装置40および副契約映像受信装置41は、同じ構成の映像受信装置であるが、図2に示す主契約映像受信装置12および副契約映像受信装置13と同様の動作をする。

0092

このように、自身が主契約映像受信装置か副契約映像受信装置か、および宅内ネットワーク15で接続されている相手が主契約映像受信装置か副契約映像受信装置かさえ判別できるようにするだけで、同じ構成の映像受信装置を、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置に共用できる。

0093

主契約映像受信装置と副契約映像受信装置との判別方法は、図3のような切り替えスイッチを用いる方法に限らず、ユーザが容易に書き換えられないような方法であれば、どのような方法であってもよい。例えば、ROM内に主契約映像受信装置と副契約映像受信装置の判別フラグを設けておいて、予め設定しておくその判別フラグの値を映像受信装置によって異ならせるようにしてもよいし、基板上の所定の配線パターン短絡断線によって主契約映像受信装置か副契約映像受信装置かを判別できるようにしてもよい。

0094

図7に示した従来の端末間制御システムの構成では、加入契約者宅における複数台目の映像受信装置(図7の場合の副契約映像受信装置113)は、主契約映像受信装置112を経由しなければ放送映像を利用できなかった。副契約映像受信装置113は、主契約映像受信装置112からの視聴キーを取得しなければ放送番組を受信することができず、主契約映像受信装置112のように単独で受信できる機能を備えていない。つまり、副契約映像受信装置113は、主契約映像受信装置112とは構成の異なる専用の端末であることが必要であった。

0095

これに対して、本実施の形態1のケーブルテレビ受信システムでは、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置を共用化できるので、汎用の端末とすることができる。

0096

本実施の形態1のケーブルテレビ受信システムを用いることにより、加入契約者宅の視聴者は主契約映像受信装置12で全ての映像を受信し、視聴することができる。また、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15で接続されている副契約映像受信装置では、主契約映像受信装置12と同様に、全ての映像を受信し、視聴することができるが、主契約映像受信装置12と宅内ネットワーク15で接続されていない副契約映像受信装置では、ケーブルテレビ回線14上の固定の放送映像しか受信できなく、視聴を制御することができる。

0097

(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置17と副契約映像受信装置18との接続を示すブロック図である。実施の形態1の図2と同じ構成部分には、同じ符号を用いており、それらについては説明を省略する。

0098

本実施の形態2のケーブルテレビ受信システムの接続構成も、図1に示す実施の形態1と同様の構成であり、1台の主契約映像受信装置17が、1台以上の副契約映像受信装置18のそれぞれと宅内ネットワーク15で接続される。そして、主契約映像受信装置17、副契約映像受信装置18のそれぞれにケーブルテレビ回線14が接続される。

0099

図4において、主契約映像受信装置17は、図2に示した主契約映像受信装置12の構成に加えて、主副接続識別情報保持部50、主副接続識別情報要求受信部51、および主副接続識別情報送信部52を備えている。

0100

なお、宅内接続部20が、本発明のネットワーク接続ユニットの一例にあたる。

0101

主副接続識別情報保持部50は、副契約映像受信装置18との固有の主副接続識別情報を保持し、主副接続識別情報要求受信部51は、副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信する。そして、主副接続識別情報送信部52は、副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求に応じて、主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報を副契約映像受信装置18に送信する。

0102

なお、主副接続識別情報保持部50に保持されている固有の主副接続識別情報が、本発明の第1の識別情報の一例にあたり、主副接続識別情報保持部50が、本発明の第1の識別情報保持ユニットの一例にあたる。また、主副接続識別情報送信部52が、本発明の第1の識別情報送信ユニットの一例にあたる。

0103

副契約映像受信装置18は、図2に示した副契約映像受信装置13の構成に加えて、主副接続識別情報保持部60、主副接続識別情報要求部61、主副接続識別情報受信部62、および主副接続識別情報一致検出部63を備えている。

0104

主副接続識別情報保持部60は、主契約映像受信装置17との固有の主副接続識別情報を保持している。つまり、主副接続識別情報保持部60には、主契約映像受信装置17の主副接続識別情報保持部50と同じ値の主副接続識別情報が保持されている。

0105

主副接続識別情報要求部61は、主契約映像受信装置17に対して主副接続識別情報を要求し、主副接続識別情報受信部62は、主契約映像受信装置17からの主副接続識別情報を受信する。そして、主副接続識別情報一致検出部63は、主副接続識別情報受信部62で受信した主副接続識別情報と、主副接続識別情報保持部60に保持している主副接続識別情報との一致を検出する。

0106

なお、主副接続識別情報保持部60に保持されている固有の主副接続識別情報が、本発明の第2の識別情報の一例にあたり、主副接続識別情報保持部60が、本発明の第2の識別情報保持ユニットの一例にあたる。また、主副接続識別情報要求部61が、本発明の識別情報要求ユニットの一例にあたり、主副接続識別情報受信部62が、本発明の識別情報受信ユニットの一例にあたる。また、主副接続識別情報一致検出部63が、本発明の映像受信制御ユニットの一例にあたる。

0107

次に、本実施の形態2のケーブル受信システムで、ケーブルテレビ局10からの放送映像を主契約映像受信装置17および副契約映像受信装置18で受信する動作について説明する。

0108

主契約映像受信装置17で放送映像を受信する動作と、主契約映像受信装置17と宅内ネットワーク15によって接続されていない場合の副契約映像受信装置18で放送映像を受信する動作とは、実施の形態1の動作と同一であり、その説明を省略する。

0109

以下に、宅内ネットワーク15によって、主契約映像受信装置17と接続されている場合の、副契約映像受信装置18で放送映像を受信する動作について説明する。主契約映像受信装置12から受信した主副接続識別情報と副契約映像受信装置13が保持している主副接続識別情報とが一致している場合と、一致していない場合の、それぞれの動作について説明する。

0110

まず、主契約映像受信装置17から受信した主副接続識別情報が、副契約映像受信装置18が保持している主副接続識別情報と一致している場合の、副契約映像受信装置18で放送映像を受信する動作について説明する。

0111

副契約映像受信装置18で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置17と宅内ネットワーク15で接続する。

0112

主契約接続検出部33が、電源検出部31が電源ONを検出したことと宅内接続部32が主契約映像受信装置17との接続を検出したこととを認識すると、主副接続識別情報要求部61は、宅内ネットワーク15を介して、主契約映像受信装置17に主副接続識別情報の送信を要求する。

0113

主契約映像受信装置17の主副接続識別情報要求受信部51は、副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信する。主副接続識別情報要求受信部51が副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信すると、主副接続識別情報送信部52は、主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報を、宅内ネットワーク15を介して副契約映像受信装置18に送信する。

0114

副契約映像受信装置18の主副接続識別情報受信部62が主契約映像受信装置17からの主副接続識別情報を受信すると、主副接続識別情報一致検出部63は、主副接続識別情報受信部62で受信した主副接続識別情報と主副接続識別情報保持部60に保持している主副接続識別情報とを比較し、それらが一致していることを検出し、放送映像チューナ部34に通知する。

0115

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主副接続識別情報一致検出部63からの「主契約映像受信装置17との主副接続識別情報が一致」の通知により、暗号化された全ての映像を視聴するための選曲を行なう。

0116

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された映像信号のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0117

次に、主契約映像受信装置17から受信した主副接続識別情報が、副契約映像受信装置18が保持している主副接続識別情報と一致していない場合の、副契約映像受信装置18で放送映像を受信する動作について説明する。

0118

副契約映像受信装置18で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置17と宅内ネットワーク15で接続する。

0119

主契約接続検出部33が、電源検出部31が電源ONを検出したことと宅内接続部32が主契約映像受信装置17との接続を検出したこととを認識すると、主副接続識別情報要求部61は、宅内ネットワーク15を介して、主契約映像受信装置17に主副接続識別情報の送信を要求する。

0120

主契約映像受信装置17の主副接続識別情報要求受信部51は、副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信する。主副接続識別情報要求受信部51が副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信すると、主副接続識別情報送信部52は、主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報を、宅内ネットワーク15を介して副契約映像受信装置18に送信する。

0121

副契約映像受信装置18の主副接続識別情報受信部62が主契約映像受信装置17からの主副接続識別情報を受信すると、主副接続識別情報一致検出部63は、主副接続識別情報受信部62で受信した主副接続識別情報と主副接続識別情報保持部60に保持している主副接続識別情報とを比較し、それらが一致していないことを検出し、放送映像チューナ部34に通知する。

0122

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主副接続識別情報一致検出部63からの「主契約映像受信装置17との主副接続識別情報が不一致」の通知により、暗号化された固定映像のみを視聴するための選曲を行なう。

0123

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された固定チャンネルの放送映像のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0124

また、上記で説明した主契約映像受信装置17および副契約映像受信装置18の各ブロックにおける処理は、ハードウェアで実現するようにしてもよいし、ソフトウェアで実現するようにしてもよい。

0125

例えば、主副接続識別情報送信部52の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、主副接続識別情報要求受信部51が副契約映像受信装置18からの主副接続識別情報要求を受信した際に、主副接続識別情報送信部52の処理を開始させるようにしておき、主副接続識別情報送信部52が、主副接続識別情報保持部50としてのメモリ上の所定の領域に書き込まれている主副接続識別情報を読み込み、宅内ネットワーク15を介して副契約映像受信装置18に送信するための送信バッファに、その主副接続識別情報を書き込むなどすることにより実現できる。

0126

また例えば、主副接続識別情報要求部61の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、宅内接続部32が検出した宅内ネットワーク15の接続状態を示すフラグ、および、電源検出部31が検出した電源状態を示すフラグを、それぞれメモリ上に格納するようにし、それらのメモリ上のフラグを主副接続識別情報要求部61が読み込む。そして、主副接続識別情報要求部61は、それらのフラグの状態に応じて主契約映像受信装置17への主副接続識別情報の要求が必要と判断した場合には、宅内ネットワーク15を介して主契約映像受信装置17に送信するための送信バッファに、主契約映像受信装置17への主副接続識別情報を要求する伝文を書き込むなどすることにより実現できる。

0127

また例えば、主副接続識別情報一致検出部63の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、主副接続識別情報受信部62が受信した主副接続識別情報をメモリ上の所定の領域に書き込むようにしておき、主副接続識別情報一致検出部63が、そのメモリ上に書き込まれた主副接続識別情報と、主副接続識別情報保持部60としてのメモリ上の別の所定の領域に書き込まれている主副接続識別情報とを読み込む。そして、主副接続識別情報一致検出部63は、それらの読み込んだ2つの主副接続識別情報を比較し、その比較結果を示す「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグをメモリ上に書き込み、放送映像チューナ部34が、その「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグを読み込んで、そのフラグの状態に応じて動作するなどにより実現できる。

0128

本実施の形態2のケーブルテレビ受信システムを用いることにより、加入契約者宅の視聴者は主契約映像受信装置17で全ての映像を受信し、視聴することができる。また、主契約映像受信装置17と宅内ネットワーク15で接続されており、保持する主副接続識別情報が一致している副契約映像受信装置では主契約映像受信装置17と同様に、副契約映像受信装置でも全ての映像を受信し、視聴することができるが、主契約映像受信装置17と宅内ネットワーク15で接続されていないか、宅内ネットワークで接続されてはいるが、保持する主副接続識別情報が一致していない副契約映像受信装置では、ケーブルテレビ回線14上の固定の放送映像しか受信できなく、視聴を制御することができる。

0129

例えば、各契約者毎に、正規に契約された主契約映像受信装置と副契約映像受信装置にのみ、共通の主副接続識別情報を保持させるようにすることにより、その契約者が、さらに契約外で別の映像受信装置を調達してきて正規の契約数を超える映像受信装置での視聴をしようとしても、主副接続識別情報が一致しないので、その契約外の映像受信装置での視聴はできず、契約数を超える映像受信装置による視聴を制限できる。つまり、正規に契約された台数を超える映像受信装置による不正な視聴を制限することができる。

0130

なお、本実施の形態2では、副契約映像受信装置18で電源ONを検出したことと主契約映像受信装置17との接続を検出したこととを認識した際に、主契約映像受信装置17に主副接続識別情報の送信を要求することとしたが、主契約映像受信装置17が副契約映像受信装置18との接続を検出したこととを認識した際に、副契約映像受信装置18からの要求なしに副契約映像受信装置18に主副接続識別情報を送信するようにしても構わない。

0131

(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置19と副契約映像受信装置25との接続を示すブロック図である。図2および図4と同じ構成部分には、同じ符号を用いており、それらについては説明を省略する。

0132

本実施の形態3のケーブルテレビ受信システムの接続構成も、図1に示す実施の形態1と同様の構成であり、1台の主契約映像受信装置19が、1台以上の副契約映像受信装置25のそれぞれと宅内ネットワーク15で接続される。そして、主契約映像受信装置19、副契約映像受信装置25のそれぞれにケーブルテレビ回線14が接続される。

0133

図5において、主契約映像受信装置19は、図2に示した主契約映像受信装置12の構成に加えて、主副接続識別情報保持部50、主副接続識別情報要求部81、主副接続識別情報受信部82、主副接続識別情報一致検出部83、および主副接続識別情報一致情報送信部84を備えている。

0134

主副接続識別情報要求部81は、副契約映像受信装置25に対して主副接続識別情報を要求し、主副接続識別情報受信部82は、副契約映像受信装置25からの主副接続識別情報を受信する。そして、主副接続識別情報一致検出部83は、主副接続識別情報受信部82で受信した主副接続識別情報と、主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報との一致を検出する。主副接続識別情報一致情報送信部84は、主副接続識別情報一致検出部83で検出した一致/不一致を示す主副接続識別情報一致検出情報を副契約映像受信装置25に送信する。

0135

なお、主副接続識別情報一致検出情報が、本発明の判定情報の一例にあたり、主副接続識別情報一致情報送信部84が、本発明の判定情報送信ユニットの一例にあたる。

0136

図5において、副契約映像受信装置25は、図2に示した副契約映像受信装置13の構成に加えて、主副接続識別情報保持部60、主副接続識別情報要求受信部91、主副接続識別情報送信部92、および主副接続識別情報一致検出情報受信部93を備えている。

0137

主副接続識別情報要求受信部91は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信する。そして、主副接続識別情報送信部92は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求に応じて、主副接続識別情報保持部60に保持している主副接続識別情報を主契約映像受信装置19に送信する。そして、主副接続識別情報一致検出情報受信部93は、主契約映像受信装置19から送信されてくる主副接続識別情報一致検出情報を受信する。

0138

なお、主副接続識別情報送信部92が、本発明の第2の識別情報送信ユニットの一例にあたる。また、主副接続識別情報一致検出情報受信部93が、本発明の判定情報受信ユニットおよび映像受信制御ユニットの一例にあたる。

0139

次に、本実施の形態3のケーブル受信システムで、ケーブルテレビ局10からの放送映像を主契約映像受信装置19および副契約映像受信装置25で受信する動作について説明する。

0140

主契約映像受信装置19で放送映像を受信する動作と、主契約映像受信装置19と宅内ネットワーク15によって接続されていない場合の副契約映像受信装置25で放送映像を受信する動作とは、実施の形態1の動作と同一であり、その説明を省略する。

0141

以下に、宅内ネットワーク15によって、主契約映像受信装置19と接続されている場合の、副契約映像受信装置25で放送映像を受信する動作について説明する。主契約映像受信装置19と副契約映像受信装置25のそれぞれが保持している主副接続識別情報が一致している場合と、一致していない場合の、それぞれの動作について説明する。

0142

まず、主契約映像受信装置19と副契約映像受信装置25がそれぞれ保持している主副接続識別情報が一致している場合の、副契約映像受信装置25で放送映像を受信する動作について説明する。

0143

副契約映像受信装置25で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置19と宅内ネットワーク15で接続する。

0144

主契約映像受信装置19の宅内接続部20が、宅内ネットワーク15で副契約映像受信装置25との接続を検出したことを認識すると、主副接続識別情報要求部81は、宅内ネットワーク15を介して、副契約映像受信装置25に主副接続識別情報の送信を要求する。

0145

副契約映像受信装置25の主副接続識別情報要求受信部91は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信する。主副接続識別情報要求受信部91が主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信すると、主副接続識別情報送信部92は、主副接続識別情報保持部60に保持している固有の主副接続識別情報を主契約映像受信装置19に送信する。

0146

主契約映像受信装置19の主副接続識別情報受信部82が副契約映像受信装置25からの主副接続識別情報を受信すると、主副接続識別情報一致検出部83は、主副接続識別情報受信部82で受信した主副接続識別情報と主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報とを比較し、それらが一致していることを検出する。そして、主副接続識別情報一致情報送信部84は、主副接続識別情報一致検出部83が検出した「副契約映像受信装置25との主副接続識別情報が一致」を示す主副接続識別情報一致検出情報を、副契約映像受信装置25に送信する。

0147

副契約映像受信装置25の主副接続識別情報一致検出情報受信部93は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報一致検出情報を受信すると、「主契約映像受信装置19との主副接続識別情報が一致」を、放送映像チューナ部34に通知する。

0148

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主副接続識別情報一致検出情報受信部93からの「主契約映像受信装置19との主副接続識別情報が一致」の通知により、暗号化された全ての映像を視聴するための選曲を行なう。

0149

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された映像信号のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0150

次に、主契約映像受信装置19と副契約映像受信装置25がそれぞれ保持している主副接続識別情報が一致していない場合の、副契約映像受信装置25で放送映像を受信する動作について説明する。

0151

副契約映像受信装置25で映像を受信するために電源スイッチ部30をONすると、電源検出部31は、電源スイッチ部30がON状態になったことを検出する。そして、宅内接続部32は、電源検出部31が電源がONになったことを検出すると、主契約映像受信装置19と宅内ネットワーク15で接続する。

0152

主契約映像受信装置12の宅内接続部20が、宅内ネットワーク15で副契約映像受信装置25との接続を検出したことを認識すると、主副接続識別情報要求部81は、宅内ネットワーク15を介して、副契約映像受信装置25に主副接続識別情報の送信を要求する。

0153

副契約映像受信装置25の主副接続識別情報要求受信部91は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信する。主副接続識別情報要求受信部91が主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信すると、主副接続識別情報送信部92は、主副接続識別情報保持部60に保持している固有の主副接続識別情報を主契約映像受信装置19に送信する。

0154

主契約映像受信装置19の主副接続識別情報受信部82が副契約映像受信装置25からの主副接続識別情報を受信すると、主副接続識別情報一致検出部83は、主副接続識別情報受信部82で受信した主副接続識別情報と主副接続識別情報保持部50に保持している主副接続識別情報とを比較し、それらが一致していないことを検出する。そして、主副接続識別情報一致情報送信部84は、主副接続識別情報一致検出部83が検出した「副契約映像受信装置25との主副接続識別情報が不一致」を示す主副接続識別情報一致検出情報を、副契約映像受信装置25に送信する。

0155

副契約映像受信装置25の主副接続識別情報一致検出情報受信部93は、主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報一致検出情報を受信すると、「主契約映像受信装置19との主副接続識別情報が不一致」を、放送映像チューナ部34に通知する。

0156

放送映像チューナ部34は、ケーブルテレビ回線14によってケーブルテレビ局10から配信される放送映像を受信し、主副接続識別情報一致検出情報受信部93からの「主契約映像受信装置19との主副接続識別情報が不一致」の通知により、暗号化された固定映像を視聴するための選曲を行なう。

0157

CAS復号部35は、放送映像チューナ部34で選局された放送映像を、CAS(限定受信システム)の復号情報である鍵情報を使用して復号する。そして、映像デコード処理部36が、CAS復号部35で復号された固定チャンネルの放送映像のデコード処理をし、映像デコード処理部36でデコードされた表示用データが表示データ出力部38から出力され、映像表示部37でその映像が表示される。

0158

また、上記で説明した主契約映像受信装置19および副契約映像受信装置25の各ブロックにおける処理は、ハードウェアで実現するようにしてもよいし、ソフトウェアで実現するようにしてもよい。

0159

例えば、主副接続識別情報一致情報送信部84の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、主副接続識別情報一致検出部83が主副接続識別情報の比較結果である「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグをメモリ上の所定の領域に書き込むとともに、主副接続識別情報一致情報送信部84の処理を開始させる。そして、主副接続識別情報一致情報送信部84は、メモリ上に書き込まれた「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグを読み込み、宅内ネットワーク15を介して副契約映像受信装置25に送信するための送信バッファに、その「主副接続識別情報の一致/不一致」情報を書き込むなどすることにより実現できる。

0160

また例えば、主副接続識別情報送信部92の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、主副接続識別情報要求受信部91が主契約映像受信装置19からの主副接続識別情報要求を受信した際に、主副接続識別情報送信部92の処理を開始させるようにしておき、主副接続識別情報送信部92が、主副接続識別情報保持部60としてのメモリ上の所定の領域に書き込まれている主副接続識別情報を読み込み、宅内ネットワーク15を介して主契約映像受信装置19に送信するための送信バッファに、その主副接続識別情報を書き込むなどすることにより実現できる。

0161

また例えば、主副接続識別情報一致検出情報受信部93の処理を、CPUによって実行されるプログラムで実現させる場合には、「主副接続識別情報の一致/不一致」情報が受信バッファに格納された際に、主副接続識別情報一致検出情報受信部93の処理を開始させるようにしておく。そして、主副接続識別情報一致検出情報受信部93は、受信バッファに格納された「主副接続識別情報の一致/不一致」情報を読み込み、「主副接続識別情報の一致/不一致」情報に対応する「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグをメモリの所定の領域に書き込み、放送映像チューナ部34が、その「主副接続識別情報の一致/不一致」フラグを読み込んで、そのフラグの状態に応じて動作するなどにより実現できる。

0162

本実施の形態3のケーブルテレビ受信システムを用いることにより、視聴者は主契約映像受信装置19で全ての映像を受信し、視聴することができる。また、主契約映像受信装置19と宅内ネットワーク15で接続されており、保持する主副接続識別情報が一致している副契約映像受信装置では主契約映像受信装置19と同様に、副契約映像受信装置でも全ての映像を受信し、視聴することができるが、主契約映像受信装置19と宅内ネットワーク15で接続されていないか、宅内ネットワーク15で接続されてはいるが、保持する主副接続識別情報が一致していない副契約映像受信装置ではケーブルテレビ回線14上の固定の放送映像しか受信できなく、視聴を制御することができる。

0163

なお、本実施の形態3では、主契約映像受信装置19が副契約映像受信装置25と宅内ネットワーク15での接続を検出した際に、副契約映像受信装置25に主副接続識別情報の送信を要求することとしたが、副契約映像受信装置25が、電源ONを検出したことと主契約映像受信装置19との接続を検出したこととを認識した際に、主契約映像受信装置19からの要求なしに主副接続識別情報送信部92が、主契約映像受信装置19に主副接続識別情報を送信するようにしても構わない。

0164

なお、各実施の形態の主契約映像受信装置および副契約映像受信装置とは、例えば、ケーブルテレビ用のSTBである。

0165

各実施の形態では、各映像受信装置に映像表示部を備える構成で説明したが、映像受信装置内に映像表示部を設けない構成であってもよい。その場合には、例えば、表示データ出力部に接続されるコネクタテレビなどを接続して、デコードした映像を表示させる。

0166

また、各実施の形態では、CAS復号部を各映像受信装置に備える構成で説明したが、CAS復号部も、映像受信装置内に設けない構成であってもよい。その場合、例えば、映像受信装置に挿入するCASカードを利用してCASの復号処理を行う。

0167

また、各副契約映像受信装置がCAS復号部を備えており、CAS復号の機能を有しているので、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置間での暗号化キーの受け渡しを行う必要がない。つまり、各映像受信装置間でCASの暗号化キーを共有する必要が無いので、各実施の形態のケーブルテレビ受信システムは、アナログ放送だけではなく、デジタル放送にも適用できる。

0168

また、各実施の形態では、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置間を接続する宅内ネットワーク15を、ケーブルテレビ回線14とは異なるケーブルで接続するように記載したが、ケーブルテレビ回線14を利用して、この宅内ネットワークを構成するようにしてもよい。この場合には、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置間の通信には、放送番組データ等のケーブルテレビ局からのデータに使用される周波数帯とは異なる周波数帯を使用する。なお、この場合には、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置間の通信は、分配器を介して行われることになる。なお、この場合のケーブルテレビ回線14は、本発明の、映像信号を配信するための配線の一例にあたる。

0169

また、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置間を接続する宅内ネットワークは、有線に限らず、無線で接続するようにしてもよい。

0170

また、図3で説明したように、主契約映像受信装置に必要な機能と副契約映像受信装置に必要な機能を兼ね備えた映像受信装置を用いて、自身が主契約映像受信装置か副契約映像受信装置かを判別できる機能を持たせることにより、実施の形態2および実施の形態3における主契約映像受信装置と副契約映像受信装置も、同じ構成の映像受信装置を用いることができる。

0171

図7に示すような、特許文献1の端末間制御システムの副契約映像受信装置は、主契約映像受信装置と接続しなければ受信ができないため専用の装置としなければならなかったが、本発明の副契約映像受信装置は、単独で放送番組データを受信できる機能を有しているので、このように主契約映像受信装置と共用でき、汎用の装置とすることができる。

0172

なお、本発明のプログラムは、上述した本発明の副契約映像受信装置の、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と未接続の場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。

0173

また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の副契約映像受信装置の、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と未接続の場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。

0174

また、本発明のプログラムは、上述した本発明の映像受信システムの、前記副契約映像受信装置からの前記第1の識別情報の要求に応じて前記第1の識別情報を送信する前記識別情報送信ユニット、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する前記識別情報要求ユニット、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と接続が検出されていても、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。

0175

また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の映像受信システムの、前記副契約映像受信装置からの前記第1の識別情報の要求に応じて前記第1の識別情報を送信する前記識別情報送信ユニット、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第1の識別情報の送信要求を送信する前記識別情報要求ユニット、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と接続が検出されていても、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とが一致しなかった場合には限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。

0176

また、本発明のプログラムは、上述した本発明の映像受信システムの、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報とが一致しているか否かを示す判定情報を前記副契約映像受信装置に送信する前記判定情報送信ユニット、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する前記第2の識別情報送信ユニット、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と接続が検出されていても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムである。

0177

また、本発明の記録媒体は、上述した本発明の映像受信システムの、前記第2の識別情報と前記第1の識別情報とが一致しているか否かを示す判定情報を前記副契約映像受信装置に送信する前記判定情報送信ユニット、前記ネットワークにおける前記主契約映像受信装置との接続を検出した際に、前記主契約映像受信装置に前記第2の識別情報を送信する前記第2の識別情報送信ユニット、前記ネットワークで前記主契約映像受信装置と接続が検出されていても、前記主契約映像受信装置から受信した前記判定情報が前記第2の識別情報と前記第1の識別情報との不一致を示す場合には、限定された所定のチャンネルの映像信号を前記映像受信チューナユニットに受信させる前記映像受信制御ユニットの機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能かつ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協働して利用される記録媒体である。

0178

また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。

0179

また、記録媒体としては、ROM等が含まれる。

0180

また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。

0181

なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。

0182

以上に説明したように、本発明の映像受信システムを用いることにより、複数契約したケーブルテレビの映像受信装置のうち、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置の各映像受信装置が固有情報を保持し、宅内ネットワークにより接続され、副契約映像受信装置の電源ONにした場合に、リンク未確立や固有情報が不一致である場合、受信チューナを自動的に事業者広告番組用のチャネルに選局することで、通常の放送番組チャネルを受信できなくさせ、副契約映像受信装置の不正使用を排除するとともに、正常使用の告知と勧誘広告放送映像を送信することで事業者の加入者拡大を図ることができる。

0183

本発明にかかる映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等は、不正な映像受信装置による視聴を制限でき、視聴制限時に特定のチャンネルの映像のみ視聴可能にする効果を有し、ケーブルテレビ局から放送される番組を受信する映像受信システム、副契約映像受信装置、映像受信方法等として有用である。

図面の簡単な説明

0184

本発明の実施の形態1のケーブルテレビ受信システムの接続構成図
本発明の実施の形態1のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置との接続を示すブロック図
本発明の実施の形態1の、同じ構成の映像受信装置を主契約映像受信装置および副契約映像受信装置として用いる場合のケーブルテレビ受信システムの接続を示すブロック図
本発明の実施の形態2のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置との接続を示すブロック図
本発明の実施の形態3のケーブルテレビ受信システムにおける、主契約映像受信装置と副契約映像受信装置との接続を示すブロック図
(a)従来のケーブルテレビ受信システムで、正常な使用をしている場合の接続構成図、(b)従来のケーブルテレビ受信システムで、未契約者が不当に安い料金で視聴するという不正な使用をする場合の接続構成図
従来の端末間制御システムにおける、副契約映像受信装置での視聴を制限する方法を説明するブロック図

符号の説明

0185

10ケーブルテレビ局
11加入契約者宅
12、17、19、40主契約映像受信装置
13、16、18、25、41副契約映像受信装置
14ケーブルテレビ回線
15宅内ネットワーク
20、32、42 宅内接続部
21、34、43放送映像チューナ部
22、35、44 CAS復号部
23、36、45映像デコード処理部
24、37、46映像表示部
26、38、53 表示データ出力部
30、47電源スイッチ部
31、48 電源検出部
33、49主契約接続検出部
50、60主副接続識別情報保持部
51、91 主副接続識別情報要求受信部
52、92 主副接続識別情報送信部
55 主副切り替えSW
61、81 主副接続識別情報要求部
62、82 主副接続識別情報受信部
63、83 主副接続識別情報一致検出部
84 主副接続識別情報一致情報送信部
93 主副接続識別情報一致検出情報受信部

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